JPH10288369A - レンジフードファン - Google Patents

レンジフードファン

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JPH10288369A
JPH10288369A JP9099092A JP9909297A JPH10288369A JP H10288369 A JPH10288369 A JP H10288369A JP 9099092 A JP9099092 A JP 9099092A JP 9909297 A JP9909297 A JP 9909297A JP H10288369 A JPH10288369 A JP H10288369A
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JP
Japan
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hood
cover
flat
oil
umbrella
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JP9099092A
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English (en)
Inventor
Takashi Shinohara
傑 篠原
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FUJI KOGYO CORP
Original Assignee
FUJI KOGYO CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カバー手段を平型フード体内で支持する簡単
構造の支持手段が油受け手段を兼用するようにして、製
作コストを低減する。 【解決手段】 下端を平型フード体1の下面開口縁に周
設した起立フランジ51回りの内面部分に当接させて傘状
のフードカバー5を支持する。傘状のフードカバー5の
頂面15に設けたフィルター8で油脂分等を吸着除去した
廃ガスを吸気孔21、送風機2を経て屋外に排気し、傘状
のフードカバー5に付着する油脂分等をそのフードカバ
ー5の表面を伝って同フードカバー5の下端と起立フラ
ンジ51との間で確保されたオイルパック6に回収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は平型レンジフードフ
ァン、更に詳しくは平型フード体の天井部に送風機を取
り付けた平型レンジフードファンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、平型フード体の天井部に吸気孔を
設け、その平型フード体の上部に吸気孔の真上に位置さ
せて送風機を取り付けたレンジフードファンが実開昭5
9−65329号公報等で知られている。この種のレン
ジフードファンは送風機を内蔵した平型レンジフードフ
ァンのように送風機の内側、外側が油脂分等で汚れず付
着箇所が平型フード体内に限られることから、清掃が簡
単である。送風機を狭い内部空間ではなくフード体上方
の広いオープンスペースを利用して簡単に取付けでき、
取付作業性が良好。平型フード本体の幅を小さくするこ
とが可能になり、ダクト接続スペースを拡張させて工事
性を良くする。等の利点を達成することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、平面で構成
されていると言えども平型フード体内への油脂分等の付
着を防止できれば清掃作業を更に簡単に行うことができ
る。それを可能にするためには、例えば平型フード体を
フッ素塗装、シリコン塗装処理したプレコート鋼板で製
作することが提案できる。プレコート鋼板の場合、汚れ
の拭き取りが容易になる反面、スポット溶接できないの
で、リベット、ネジによる固定のみに組み立て方法が制
限されてしまい、製作性に自由度を持たせることができ
ず、コストアップになる。そこで、平型フード体内に下
方から拭き取り可能なカバー体を内設することが提案で
きる。カバー体を使用すると、清掃面積がカバー体に縮
小することも相俟って清掃性を大幅に向上することがで
きる。その場合、平型フード体またはカバー体にカバー
体を支持する支持手段を設けて対処することがなるが、
支持手段が構造複雑なものになってしまっては製作コス
トのアップ要因になるし、カバー体を伝って流下する油
脂分等の油受けについても特別な構造を取り入れて対処
しては製作コストの高騰を招くことになり、工夫を要す
る。
【0004】本発明は、従来事情に鑑みてなされたもの
で、その技術的課題はカバー手段を平型フード体内で支
持する簡単構造の支持手段が油受け手段を兼用するよう
にして、製作コストを低減することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた技術的手段は、請求項1は平型フード体の天井
部に吸気孔を設け、その平型フード体の上部に吸気孔の
真上に位置させて送風機を取り付けたレンジフードファ
ンにおいて、前記平型フード体内に、前記吸気孔に連絡
するフィルター係脱部を頂面に備えた傘状のフードカバ
ーを設けると共に、前記平型フード体の下面開口縁に起
立フランジを周設してなり、前記傘状のフードカバーは
その下端を前記起立フランジに対して所望の間隔をおい
た前記平型フード体の内面に当接させて同下端部と起立
フランジとの間にオイルパックを形成していることを要
旨とする。請求項2は請求項1記載のオイルパック用と
して確保されるスペースの断面形状が不燃性の油吸着マ
ットの断面形状に一致もしくはほぼ一致する形状にして
あることを要旨とする。請求項3は請求項1または2記
載の傘状のフードカバーの頂面を傾斜状にしていること
を要旨とする。請求項4は請求項1乃至3いずれか1項
記載の傘状のフードカバーが平型フード体の開閉可能な
前面から抜き差し可能に構成してあることを要旨とす
る。請求項5は請求項1乃至4いずれか1項記載の平型
フード体内において、奥側に傘状のフードカバーの進入
を阻害せずにフードカバーを下方に弾撥する板バネを設
け、手前側にフードカバーを前記平型フード体の下方に
押圧する回動可能なつっかい部を設けていることを要旨
とする。請求項6は請求項1乃至5いずれか1項記載の
フィルター係脱部回りに、吸気孔回りの平型フード体内
面部分に上端が当接してフィルター、吸気孔との連絡空
間とフードカバーの背後空間とを隔絶する高さ調整可能
な筒状の隔絶手段を取付けたこと要旨とする。
【0006】上記技術的手段によれば下記の作用を奏す
る。 (請求項1)本レンジフードファンは、下端を平型フー
ド体の下面開口縁に周設した起立フランジ回りの内面
(下面)部分に当接させて傘状のフードカバーを支持す
る。そして、その傘状のフードカバーの頂面に設けたフ
ィルターで油脂分等を吸着除去した廃ガスを吸気孔、送
風機を経て屋外に排気し、傘状のフードカバーに付着す
る油脂分等をそのフードカバーの表面を伝って同フード
カバーの下端と起立フランジとの間で確保されたオイル
パックに回収する。 (請求項2)本レンジフードファンはオイルパック用と
して確保されるスペースに不燃性の油吸着マットを嵌合
状に装填し、清掃を油吸着マットの交換で対処させる。 (請求項3)本レンジフードファンはフィルターで保持
しきれなくなった油脂分等を滴下させることなく、フー
ドカバーに付着した油脂分等と共に傾斜状の頂面及び傾
斜面からなるスカート面を経てオイルパックまたは油吸
着マットにガイドする。 (請求項4)本レンジフードファンは平型フード体の前
面からのフードカバーの抜き差しを可能にし、フードカ
バー自体の清掃時、メンテナンス時にフードカバーの取
り外しに費やす作業を軽減する。 (請求項5)本レンジフードファンは傘状のフードカバ
ーが平型フード体の前面からの差し入れによってセット
されるが、板バネは差し入れられるフードカバーの奥側
部分で弾性変形されてフードカバーの差し入れを阻害す
ることなくそのフードカバーを所定位置まで移動させ
て、所定位置のフードカバーに弾性変形による弾撥力で
フードカバーを平型フード体の内面(下面)に弾設さ
せ、回動可能なつっかい部は先端を回動によってフード
カバーの上面に圧接させることでフードカバーを平型フ
ード体の内面(下側)に固定する。差し入れ時には前記
つっかい部はフードカバーの差し入れを阻害しないよう
に上方に回動させておく、抜き取り時には板バネの弾撥
力に抗して人為的に抜き取り力を加えれば良く、抜き差
し作業を煩雑にすることなくフードカバーを安定的に固
定する。 (請求項6)本レンジフードファンは差し入れた後、筒
状の隔絶手段を高さ調整してその上端を吸気孔回りの平
型フード体の内面(上面)部分に当接させることでフィ
ルター、吸気孔との連絡空間とフードカバーの背後空間
とを完全に隔絶する。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1乃至図8は本発明レンジフー
ドファンの実施の形態を示し、符号Aはレンジフードフ
ァンである。
【0008】このレンジフードファンAは図1に示すよ
うに平型フード体1の天井部11に吸気孔21を設け、その
平型フード体1の上部に吸気孔21の真上に位置させて送
風機2を取り付け、その送風機2に排気ダクト3を接続
すると共に天井部11の先端部から幕板4を立設してな
り、平型フード体1の内部に平型フード体1内面に油脂
分等が付着するのを防止するフードカバー5及びオイル
パック6を設けている。
【0009】平型フード体1は天井部11に吸気孔21を、
その吸気孔21と相対する下側部分に開口31を設けた内部
中空な偏平ボックス状を呈してなり、前面を開閉可能な
箱状の蓋41で構成し、前記下側開口縁に起立フランジ51
を周設している。
【0010】前記フードカバー5は図1乃至図3に示す
ように平面からなる頂面15とその頂面15周縁から下向き
拡開状に傾斜するスカート面25とを備えた傘状を呈して
なり、スカート面25の下端が前記平型フード体1の下側
開口縁の起立フランジ51よりも一回り外側の内面(下
面)部分と取り合う面積をもって形成されており、前記
頂面15にフィルター(グリスフィルター)8の係脱部35
を設けると共に、前記スカート面25下端と前記起立フラ
ンジ51とでオイルパック6を形成している。符号7はス
カート面25に設けた凹状部25aに表面をスカート面25と
面一状にして取り外し可能に設けたランプ投光用カバー
である。
【0011】係脱部35は頂面15に形成した開口35aとそ
の回りに突設したL型の環状枠35bとで構成され、その
環状枠35bで囲繞されるスペース内にフィルター8を載
置して、フィルター8を上方及び下方から係脱できるよ
うにしてある。
【0012】前記オイルパック6は図3に示すようにス
カート面25下端から垂設した垂直面部16と、その垂直面
部16の先端から外側に水平に折曲され平型フード体1の
内面(下面)に載置される水平フランジ26と、前記起立
フランジ51とで、その垂直面部16、起立フランジ51間の
平型フード体1内面(下側)部分上に環状溝形状をもっ
て確保されている。
【0013】斯様に構成されたレンジフードファンAは
調理器具から上昇する廃ガスに含まれる油脂分等をフィ
ルター(グリスフィルター)で吸着除去し送風機2から
排気ダクト3を介して屋外に排気する。その際、廃ガス
は傘状のフードカバー5におけるスカート面25の案内作
用でそのスカート面25に沿って上昇するため、フードカ
バー5に油脂分等が付着する。フードカバー5の表面に
付着する油脂分等はスカート面25の傾斜によるガイド作
用で前記オイルパック6に速やかに回収されるため、フ
ードカバー5は清潔に保持される。
【0014】また、長期の使用でフードカバー5自体を
清掃する時やレンジフードファンAをメンテナンスする
時には前記する蓋41を外して室内にフードカバー5を引
き出せば良い。
【0015】尚、ランプ100 は平型フード体1が薄幅で
あって、フードカバー5の抜き差しの邪魔になる場合に
は図示するように前記箱状の蓋41に取り付ける。また前
記水平フランジ26下面にシール材(図示せず)を固着し
ておいて、オイルパック6に回収される油脂分等が平型
フード体1内に溢出しないようにするのが好ましいもの
である。
【0016】次に図4を説明すると、この実施の形態は
オイルパック6を、不燃性の油吸着マット6’用の収容
スペース6”として利用した場合を示している。
【0017】このオイルパック用として確保される収容
スペース6”はフードカバー5の下端から外側に向けて
水平に折曲した前記水平フランジ26の基端から垂直に立
ち上げ形成してスカート面25下端に連続する逆L形面部
36と、前記起立フランジ51との間の平型フード体1内面
(下面)部分上に不燃性の油吸着マット6’の断面形状
に一致もしくはほぼ一致する断面形状をもって環状に形
成されている。
【0018】この収容スペース6”には図示するように
断面矩形な油吸着マット6’が嵌合状に装填される。
【0019】このレンジフードファンAではフードカバ
ー5の表面に付着する油脂分等がそのスカート面25のガ
イド作用で油吸着マット6’に回収保水されることか
ら、油脂分等の廃棄を油吸着マット6’の交換だけで済
ませることができる。
【0020】図5、図6は廃ガスに含まれる油脂分等を
吸着除去するフィルター8の捕捉機能以上に油脂分等が
吸着されて滴下するような事態が生じてもその油脂分等
を回収する場合の実施の形態を示している。
【0021】この実施の形態は前記するフィルター8の
係脱部35を備えた前記フードカバー5の頂面15を下向き
傾斜状とし、その傾斜状の頂面15に連設するスカート面
25に数条のオイルライン25b…を表面側から凹設して対
処している。
【0022】前記する傾斜状の頂面15はフィルター8の
捕捉機能以上に吸着除去された油脂分等を滴下させずに
スカート面25にガイドする案内作用を果たし、数条のオ
イルライン25b…は前記オイルパック6や油吸着マット
6’に向かって流れる道筋を凹状に形成して、油脂分等
を広範囲に拡散させることなくスムースにオイルパック
6や油吸着マット6’に導く。
【0023】従って、このレンジフードファンAではフ
ードカバー5の頂面15を傾斜状とし、スカート面25にオ
イルライン25b…を設けた簡素な構造でもってフィルタ
ー8の捕捉機能以上に吸着除去された油脂分等を滴下さ
せずにオイルパック6や油吸着マット6’に流下させる
ことができ、無用にスカート面25を広範囲に亘って汚さ
ず、フードカバー5の清潔な状態をより長く維持するこ
とを可能にする。
【0024】図7は前記のように平型フード体1の前面
から抜き差しするフードカバー5を安定的に固定する場
合の実施の形態を示し、この固定手段9を板バネ19と回
動可能なつっかい部29とで構成している。
【0025】板バネ19は図示するように平型フード体1
内の奥側内面(上面)に上端を固着して垂設されてお
り、下端部の円弧状の押圧部19aと中途部の湾曲状の弾
性折曲部19bとを一体に有している。
【0026】つっかい部29は平型フード体1内の手前側
内面(上面)に上端を軸着して前後方向回動方向に取り
付けてなり、鉛直状に回動させた時、載置されるフード
カバー5の頂面15端部部分裏面を押圧する程度の長さに
設定してあり、また下端にはつっかいを安定させるため
に頂面15と取り合う押圧平面29aを折曲形成している。
【0027】前記固定手段9は、図7(イ)の状態から
傘状のフードカバー5を平型フード体1の前面開放部か
ら差し入れると、その板バネ19がフードカバー5の奥側
のスカート面25裏面で弾性変形されてフードカバー5の
差し入れを阻害せず、所定位置まで至った前記スカート
面25裏面に弾性変形による弾撥力を付与してフードカバ
ー5を平型フード体1の内面(下面)に弾設し(図7
(ロ))、回動可能なつっかい部29を回動することによ
ってフードカバー5の裏面に圧接してフードカバー5を
平型フード体の内面(下面)に押圧する(図7
(ハ))。差し入れ時には前記つっかい部29はフードカ
バー5の差し入れを阻害しないように上方に回動させて
おく、抜き取り時には板バネ29の弾撥力に抗してフード
カバー5を人為的に抜き取れば良く、抜き差し作業を煩
雑にすることなくフードカバー5を安定的に固定する
(図7(イ)(ロ)参照)。
【0028】このレンジフードファンAでは平型フード
体1の前面開放部からの差し入れによってフードカバー
5の奥側を板バネ19による弾撥力で位置決めした後、つ
っかい部29を回動してフードカバー5に押圧力を付与す
る簡単な作業でフードカバー5を安定でき、抜き取りも
つっかい部29を上方に回動させて人為的にフードカバー
5を引き抜けば良いものである。
【0029】図8はフィルター8と吸気孔21との間にフ
ードカバー5の背後空間45に連絡する空間が存在するレ
イアウトであってもフードカバー5の背後空間45に廃ガ
スを進入させない場合の実施の形態を示してなり、前記
係脱部35回りに吸気孔21回りの平型フード体1内面(上
面)部分に上端が当接する高さ調整可能な隔絶手段10を
取付けて対処している。
【0030】この隔絶手段10は図示するようにフードカ
バー5における前記係脱部35回りの頂面15に突設状に固
着した環状の取付枠10aと、その取付枠10a内面に摺動
可能に内嵌し上端に外向きフランジ10cを周設したアダ
プター10bと、前記取付枠10aとアダプター10bとの取
付部10dと、前記外向きフランジ10cに固定した弾性シ
ール材10eとから構成されている。
【0031】前記取付部10dは取付枠10aにエンボス加
工等で形成した掛止凹部10d’とアダプター10bに螺着
したネジ10d”とで構成されている。
【0032】このレンジフードファンAはフードカバー
5を平型フード体1に前方開放部から差し入れて自重や
前記固定手段9で固定した後、図8(イ)の状態からア
ダプター10bを上昇させて弾性シール部10eを吸気孔21
回りの平型フード体1内面(上面)、言い換えれば天井
部11の内面部分に圧接した状態でネジ10d”を掛止凹部
10d’に掛合する簡単に作業で、フィルター8と吸気孔
21との間にフードカバー5の背後空間45に連絡する空間
が存在するレイアウトになっても、フードカバー5の裏
面、平型フード体1の内面等を廃ガスで汚すことがなく
なる(図8(ロ))。前記アダプター10bの持ち上げ作
業及びネジ10d”の掛止凹部10d’への掛合作業はフィ
ルター8を下側から外して開放される開口35aを利用し
て行う。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したから下記
の利点がある。 (請求項1)傘状のフードカバーを、その下端が平型フ
ード体の下面開口縁に周設した起立フランジ回りの同平
型フード体の内面(下面)部分に当接するように載置す
るだけで平型フード体内へのフードカバーの支持(セッ
ト)と、そのフードカバーに付着する油脂分等を回収す
るオイルパックの形成とが同時に行える平型のレンジフ
ードファンであるから、単なる傘状を呈するフードカバ
ーと、下面開口縁に起立フランシを起設する平型フード
体だけの格別の支持構造を使用しない簡単な構造をもっ
て平型フード本体内面への油脂分等の付着を防止した上
で油溜まりをも形成でき、製作コストを大幅に低減する
ことができる。しかも、下方からはそのフードカバーと
フィルターとが視認されるだけで油溜まりを構成する手
段、機構が露呈しないことから、外観的にもシンプルで
内装性を損なわず、またフィルターの下方に送風機に吸
気される廃ガスの流路抵抗となる邪魔板部分も存在せ
ず、排気効率も高効率となる。その上、オイルパックは
平型フード体の下面開口縁回りに周設されるので、調理
の際、調理器具のどの熱源を使用しようともフードカバ
ーに付着して流下する油脂分等を滴下させずにオイルパ
ックに案内することが可能になり、調理熱源の使用が習
慣等で左右され、それによってある部分だけに油脂分等
が集中して付着することがあっても確実にオイルパック
で回収する万能性を持たせることができる。 (請求項2)しかも、そのオイルパックに不燃性の油吸
着マットを嵌合状に装填していることから、清掃はその
油吸着マットの交換だけで良く、例えば溜まった油を抜
き取るためのドレン構造を付設し、それが内装性の低下
の要因になったりコスト高騰の原因になることもない。 (請求項3)また、フィルター係脱部を有する頂面を傾
斜状にしているので、廃ガスに含まれる油脂分等を吸着
除去するフィルターの捕捉機能以上に油脂分等が吸着さ
れて滴下するような事態が生じてもその頂面及びそれに
連設する傾斜状のスカート面で油脂分等を確実にオイル
パックまたは油吸着マットにガイドできる。しかも、そ
の対処も傾斜という単純な態様で達成しており、別部材
を付設して対処する場合や複雑な形状に工夫したものの
ように製作コストの高騰を招くことなく、それを実現で
きる。 (請求項4)しかも、フードカバーを平型フード体の前
面から抜き差しする方式にしていることから、平型フー
ド体の下面開口よりも一回り大きな面積を有するフード
カバーであっても抜き差しが可能になり、フードカバー
自体を清掃する時やメンテナンス時に室内側から簡単に
抜き取り、諸作業が終了後に差し入れて簡単にセットす
ることができる。 (請求項5)また、平型フード体の奥側に設けられ、傘
状のフードカバーの進入を阻害せずに平型フード体の下
面(下側)に弾撥する板バネと、平型フード体の手前側
に設けられ、傘状のフードカバーを平型フード体の内面
(下面)に押圧する回動可能なつっかい部とでフードカ
バーの固定手段を構成した場合には抜き差し作業を煩雑
にすることなくフードカバーを安定的且つ定位置に固定
することができる。しかも、その構造も板バネと、回動
可能なつっかい部とからなる単純なもので良く、構造簡
単である。 (請求項6)更に、フードカバーは上端を吸気孔回りの
平型フード体の内面(上面)部分に当接させる高さ調整
可能な筒状の隔絶手段を備えているため、フィルターと
吸気孔との間にフードカバーの背後空間に連絡する空間
が存在するレイアウトになったとしても、フードカバー
の裏面等を汚すことなく吸気孔に直接導くことが可能と
なり、平型フード体の内面は勿論のことフードカバーの
裏面を清潔に保持し、平型フード体、フードカバーの清
掃を一層楽なものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レンジフードファンの使用状態を示す側面図で
一部切欠して示す。
【図2】傘状のフードカバーの縦断面図で拡大して示
す。
【図3】オイルパック部分の拡大断面図。
【図4】オイルパックに油吸着マットを収容した状態の
側面図で一部切欠して示す。
【図5】頂面を傾斜状にした傘状のフードカバーを組み
付けたレンジフードファンの使用状態を示す側面図で一
部切欠して示す。
【図6】同レンジフードファンの下方向からの斜視図で
概略的に示す。
【図7】傘状のフードカバーを固定する状態を示す断面
図で、(イ)はフードカバーを差し入れる前、(ロ)は
フードカバーを差し入れて板バネを弾性変形させている
状態を示す。(ハ)はつっかい部を回動させてフードカ
バーを固定している状態を示す。
【図8】隔絶手段の拡大断面図であり、(イ)は隔絶手
段を低くしている状態を示し、(ロ)は隔絶手段を高く
してその上端を吸気孔回りの平型フード体内面部分に当
接させた状態を示す。
【符号の説明】
A :レンジフードファン 1 :平型フー
ド体 11 :天井部 21 :吸気孔 2 :送風機 35 :フィルタ
ーの係脱部 5 :フードカバー 15 :頂面 6 :オイルパック 51 :起立フラ
ンジ 6’:油吸着マット 19 :板バネ 29 :つっかい部 10 :隔絶手段 9 :固定手段 45 :背後空間
【手続補正書】
【提出日】平成9年4月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた技術的手段は、請求項1は平型フード体の天井
部に吸気孔を設け、その平型フード体の上部に吸気孔の
真上に位置させて送風機を取り付けたレンジフードファ
ンにおいて、前記平型フード体内に、前記吸気孔に連絡
するフィルター係脱部を頂面に備えた傘状のフードカバ
ーを設けると共に、前記平型フード体の下面開口縁に起
立フランジを周設してなり、前記傘状のフードカバーは
その下端を前記起立フランジに対して所望の間隔をおい
た前記平型フード体の内面に当接させて同下端部と起立
フランジとの間にオイルパックを形成していることを要
旨とする。請求項2は請求項1記載のオイルパック用と
して確保されるスペースの断面形状が不燃性の油吸着マ
ットの断面形状に一致もしくはほぼ一致する形状にして
あることを要旨とする。請求項3は請求項1または2記
載の傘状のフードカバーの頂面を傾斜状にしていること
を要旨とする。請求項4は請求項1乃至3いずれか1項
記載の傘状のフードカバーが平型フード体の開閉可能な
前面から抜き差し可能に構成してあることを要旨とす
る。請求項5は請求項4項記載の平型フード体内におい
て、奥側に傘状のフードカバーの進入を阻害せずにフー
ドカバーを下方に弾撥する板バネを設け、手前側にフー
ドカバーを前記平型フード体の下方に押圧する回動可能
なつっかい部を設けていることを要旨とする。請求項6
請求項5記載のフィルター係脱部回りに、吸気孔回り
の平型フード体内面部分に上端が当接してフィルター、
吸気孔との連絡空間とフードカバーの背後空間とを隔絶
する高さ調整可能な筒状の隔絶手段を取付けたこと要旨
とする。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平型フード体の天井部に吸気孔を設け、
    その平型フード体の上部に吸気孔の真上に位置させて送
    風機を取り付けたレンジフードファンにおいて、前記平
    型フード体内に、前記吸気孔に連絡するフィルター係脱
    部を頂面に備えた傘状のフードカバーを設けると共に、
    前記平型フード体の下面開口縁に起立フランジを周設し
    てなり、前記傘状のフードカバーはその下端を前記起立
    フランジに対して所望の間隔をおいた前記平型フード体
    の内面に当接させて同下端部と起立フランジとの間にオ
    イルパックを形成していることを特徴とするレンジフー
    ドファン。
  2. 【請求項2】 前記オイルパック用として確保されるス
    ペースの断面形状が不燃性の油吸着マットの断面形状に
    一致もしくはほぼ一致する形状にしてあることを特徴と
    する請求項1記載のレンジフードファン。
  3. 【請求項3】 前記傘状のフードカバーの頂面を傾斜状
    にしていることを特徴とする請求項1または2記載のレ
    ンジフードファン。
  4. 【請求項4】 前記傘状のフードカバーが平型フード体
    の開閉可能な前面から抜き差し可能に構成してあること
    を特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載のレンジ
    フードファン。
  5. 【請求項5】 前記平型フード体内において、奥側に傘
    状のフードカバーの進入を阻害せずにフードカバーを下
    方に弾撥する板バネを設け、手前側にフードカバーを前
    記平型フード体の下方に押圧する回動可能なつっかい部
    を設けていることを特徴とする請求項1乃至4いずれか
    1項記載のレンジフードファン。
  6. 【請求項6】 前記フィルター係脱部回りに、吸気孔回
    りの平型フード体内面部分に上端が当接してフィルタ
    ー、吸気孔との連絡空間とフードカバーの背後空間とを
    隔絶する高さ調整可能な筒状の隔絶手段を取付けたこと
    を特徴とする請求項1乃至5いずれか1項記載のレンジ
    フードファン。
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