JPH10288531A - 車両用ナビゲーション装置 - Google Patents

車両用ナビゲーション装置

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JPH10288531A
JPH10288531A JP9609197A JP9609197A JPH10288531A JP H10288531 A JPH10288531 A JP H10288531A JP 9609197 A JP9609197 A JP 9609197A JP 9609197 A JP9609197 A JP 9609197A JP H10288531 A JPH10288531 A JP H10288531A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者用と他の同乗者用としてディスプレイ
を複数備え、走行案内のための音声出力機能を有するナ
ビゲーション装置において、音声の出力状態を適切に制
御することができるようにする。 【解決手段】 車両の運転席と後部座席とに、夫々、表
示部12,22と操作部14,24とからなる表示装置
10,20を設け、各表示装置10,20の表示部1
2,22に、夫々、ナビゲーション画像と他の情報画像
とを選択的に表示できるようにしたナビゲーション装置
において、運転席の表示部12にナビゲーション画像を
表示していないときには、音声信号出力部48から走行
案内及び操作案内用の音声信号が出力されるのを禁止す
る。この結果、運転者が表示部12にナビゲーション画
像を表示させていないにも拘わらず、ナビゲーション用
の音声が出力されて、運転者が運転に集中できなくなる
のを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転者用のディス
プレイと運転者以外の同乗者用のディスプレイとを備え
た車両用ナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用ナビゲーション装置で
は、運転席近傍に設けたディスプレイに、道路地図や走
行予定経路等のナビゲーション画像を表示し、且つ、そ
の表示画像を車両の移動に伴い変化させることにより、
運転者に対して走行案内を行うようにされている。
【0003】また、車両用ナビゲーション装置には、デ
ィスプレイにナビゲーション画像を表示するだけでな
く、その画像変化に対応して(換言すれば車両の移動に
対応して)、交差点での進路等の走行案内を音声で行っ
たり、或いは、使用者が目的地や経路設定のための操作
を行う際の操作案内を音声で行うようにしたものもあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年では、
こうしたナビゲーション装置又はナビゲーション用のデ
ィスプレイを、車両の運転席とは別の座席(助手席,後
部座席等)にも設けて、運転者だけでなく、他の乗員も
ナビゲーション装置を利用できるようにすることが要望
されている。そして、この要望に応えるには、車両に複
数のナビゲーション装置を搭載するか、或いは、ナビゲ
ーション装置を、複数のディスプレイと複数の操作入力
装置を接続できるように構成すればよい。
【0005】しかし、このように車両に複数のディスプ
レイを設けた場合、経路案内や操作案内のための音声を
出力するナビゲーション装置では、運転者用のディスプ
レイにナビゲーション画像を表示していない場合であっ
ても、同乗者用のディスプレイにナビゲーション画像を
表示しているときや、同乗者が操作入力装置を操作して
いるときに、案内音声が出力されることになる。
【0006】そして、このように音声が出力されると、
運転者は、その音声が運転者用ディスプレイの表示画面
に関係するものと誤認識してしまい、車両の運転に集中
できなくなることが考えられる。本発明は、こうした問
題に鑑みなされたものであり、運転者用と他の同乗者用
として複数のディスプレイを備え、走行案内或いは操作
案内のための音声出力機能を有するナビゲーション装置
において、音声の出力状態を適切に制御することができ
るナビゲーション装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた請求項1に記載の車両用ナビゲーション装
置においては、走行案内用のナビゲーション画像を表示
するための表示手段として、運転者用と同乗者用との複
数の表示手段を備える。そして、ナビゲーション制御手
段が、これら各表示手段の近傍に配置された操作入力手
段からの指令に応じて、ナビゲーション画像を各表示手
段に表示すると共に、そのナビゲーション画像に対応し
た走行案内用の音声信号を出力する。このため、本発明
の車両用ナビゲーション装置によれば、運転者だけでな
く、同乗者も、ナビゲーション装置を利用することがで
きる。
【0008】また、本発明では、判定手段が、運転者用
表示手段にナビゲーション画像が表示されているか否か
を判定し、音声出力制御手段が、その判定結果に従い、
運転者用表示手段にナビゲーション画像が表示されてい
れば、ナビゲーション制御手段からの走行案内用の音声
信号の出力を許可し、運転者用表示手段にナビゲーショ
ン画像が表示されていなければ、ナビゲーション制御手
段からの音声信号の出力を禁止する。
【0009】従って、本発明の車両用ナビゲーション装
置によれば、運転者用表示手段にナビゲーション画像と
は関係のない画像が表示されるか、或いは運転者用表示
手段への画像表示がなされていないときに、ナビゲーシ
ョン制御手段から走行案内用の音声信号が出力されるこ
とはなく、運転者が、走行案内用音声を誤認識するのを
防止できる。よって、本発明によれば、運転者は、車両
の運転に集中することができる。
【0010】尚、ナビゲーション制御手段としては、各
表示手段に対応して複数設け、その表示手段近傍に配置
した操作入力手段からの指令に従い、対応する表示手段
にナビゲーション画像を表示するようにしてもよく、1
つのナビゲーション制御手段にて、各表示手段に同じナ
ビゲーション画像を表示するようにしてもよい。
【0011】次に、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の車両用ナビゲーション装置に対して、更に、各
操作入力手段が操作されたときに操作案内用の音声信号
を出力する操作案内音声出力手段を設けたものである。
そして、この発明では、音声出力制御手段が、操作案内
音声出力手段からの音声信号出力に対しても、判定手段
の判定結果に従い制限をかける。つまり、運転者用表示
手段にナビゲーション画像が表示されている場合に限っ
て、操作案内音声出力手段からの音声信号出力許可し、
運転者用表示手段にナビゲーション画像が表示されてい
ない場合には、操作案内音声出力手段からの音声信号出
力を禁止する。
【0012】従って、本発明の車両用ナビゲーション装
置によれば、運転者用表示手段にナビゲーション画像と
は関係のない画像が表示されるか、或いは運転者用表示
手段への画像表示がなされていないときに、運転者が、
操作案内用音声を誤認識してしまうのも防止できる。
【0013】一方、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は請求項2に記載の車両用ナビゲーション装置に対し
て、更に、操作入力手段からの指令に従い、音声出力制
御手段の動作を禁止する音声出力制御禁止手段を設けた
ものである。従って、本発明の車両用ナビゲーション装
置によれば、車両乗員の判断によって、案内音声の出力
に制限をかけるか否かを設定することができ、装置の使
い勝手を向上できる。
【0014】つまり、運転者が走行案内や操作案内の音
声を誤認識してしまうのは、案内音声が出力されること
を予期していないときであり、案内音声が出力されるこ
とを知っていれば、その音声を誤認識することはない。
従って、本発明のように、音声出力に制限をかけるか否
かを外部操作によって設定できるようにしておけば、そ
の制限を解除してもその旨を運転者自身に認識させるこ
とができ、車両走行に関係の薄い音声出力が発声される
のを的確に防止できる。そして、このようにすれば、必
要に応じて音声出力の制限を解除することにより、同乗
者もナビゲーション装置を有効に利用できることにな
る。
【0015】尚、本発明(請求項1〜3)において、音
声出力制御手段が音声出力に制限をかける条件として、
車両の走行状態を設定し、車両の走行中にのみ、音声出
力制御手段が、運転者用表示手段にナビゲーション画像
が表示されていないときに音声出力を禁止するようにし
てもよい。
【0016】以上、請求項1〜3にかかる発明によれ
ば、音声の出力状態を適切に制御できるものとなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図面と
共に説明する。まず図1は、本発明が適用された実施例
の車両用ナビゲーション装置全体の構成を表すブロック
図である。
【0018】図1に示す如く、本実施例のナビゲーショ
ン装置は、人工衛星からの送信電波を受けて車両の現在
地や走行速度等を検出するGPS受信機2、道路地図や
施設情報等が記憶された複数のCD−ROMから地図デ
ータや施設情報を選択的読み出すCD−ROMチェンジ
ャ4、FM文字多重放送を受信して、その放送信号に重
畳された文字情報をデコードするFM多重レシーバ6、
公衆電話回線を使って各種情報端末から道路状況等を読
み出すための無線電話端末装置(以下、電話端末とい
う)8、及び、走行案内用のナビゲーション画像をはじ
めとする各種情報を表示するための2つの表示装置1
0,20を備える。
【0019】この2つの表示装置10,20の内、一方
の表示装置10は、車両の運転席に配置されて、運転者
に対して各種情報を案内(表示)する運転者用表示手段
としての前席表示装置であり、他方の表示装置20は、
車両の後部座席に配置されて、後部座席に座った同乗者
に対して各種情報を案内(表示)する同乗者用表示手段
としての後席表示装置である。そして、これら各表示装
置10,20は、CRT,LCD等からなる表示部1
2,22に加え、操作入力手段としての操作部14,2
4を備える。
【0020】次に、GPS受信機2及びCD−ROMチ
ェンジャ4は、制御装置30内のナビゲーション制御部
32に接続され、FM多重レシーバ6及び電話端末8
は、制御装置30内の情報表示制御部34に接続され、
前席及び後席の操作部14,24は、制御装置30内の
出力制御部50に接続されている。尚、制御装置30内
の各制御部32,34,50は、夫々、専用のマイクロ
コンピュータにて構成されている。
【0021】ここで、ナビゲーション制御部32は、G
PS受信機2で検出された現在地等の車両の走行情報
や、CD−ROMチェンジャ4を介してCD−ROMか
ら読み出した地図データを用いて、走行案内用の画像デ
ータ(ナビ用画像データ)DNAV を生成すると共に、必
要に応じて、走行案内用の音声データやナビゲーション
制御に関連した操作案内用の音声データANAV を生成す
るためのものである。
【0022】そして、ナビゲーション制御部32は、ナ
ビ用画像データDNAV を生成すると、これをビデオRA
M(VRAM)36に格納し、更に、映像信号出力部4
0に同期信号SYNCを供給することにより、映像信号出力
部40から、VRAM36に格納したナビ用画像データ
DNAV をナビ用映像信号VNAV に変換して出力させる。
また、走行案内及び操作案内のための音声データ(ナビ
用音声データ)ANAVを生成すると、これを音声信号出
力部48に出力する。
【0023】一方、情報表示制御部34は、FM多重レ
シーバ6又は電話端末8を介して得た情報から、その情
報を表示するための画像データ(情報表示用画像デー
タ)DINF を生成すると共に、必要に応じて情報表示に
関連した操作案内用の音声データ(情報表示用音声デー
タ)AINF を生成するためのものである。
【0024】そして、情報表示制御部34は、情報表示
用画像データDINF を生成すると、これをVRAM38
に格納し、更に、映像信号出力部42に同期信号SYNCを
供給することにより、映像信号出力部42から、VRA
M38に格納した情報表示用画像データDINF を情報表
示用映像信号VINF に変換して出力させる。また情報表
示用音声データAINF を生成すると、これを音声信号出
力部48に出力する。
【0025】尚、音声信号出力部48は、ナビゲーショ
ン制御部32或いは情報表示制御部34から音声データ
ANAV ,AINF が入力されると、これをアナログの音声
信号に変換して、車両に別途搭載されたアンプ,スピー
カ等からなるオーディオ機器に出力することにより、走
行案内或いは操作案内のための音声を発生させる。
【0026】また次に、出力制御部50は、操作部14
又は24から指令を受けると、その入力指令は、表示地
図の縮尺変更,目的地の変更,GPS受信機2で検出さ
れる現在地の修正といったナビゲーション制御のための
指令であるか、FM多重レシーバ6の受信チャンネルの
変更,電話端末8から呼び出す情報端末の電話番号入
力,表示情報の変更といった情報表示制御のための指令
であるか、或いは、表示部12,22の表示画像をナビ
ゲーション画像から情報表示画像へ又はその逆へと切り
替える画像切替用の指令であるか、を判定する。
【0027】そして、入力指令がナビゲーション制御用
の指令である場合には、ナビゲーション制御部32にそ
の指令内容に対応した制御信号(ナビ制御信号)CNAV
を出力し、入力指令が情報表示制御用の指令である場合
には、情報表示制御部34にその指令内容に対応した制
御信号(情報表示制御信号)CINF を出力する。
【0028】また、入力指令が画像切替用の指令である
場合には、その指令内容に対応して、前席映像切替スイ
ッチ44又は後席映像切替スイッチ46を切り替えるこ
とにより、前席又は後席の表示部12,22に出力する
映像信号を、ナビ映像信号VNAV 又は情報表示用映像信
号VINF に切り替える。
【0029】つまり、ナビ映像信号VNAV を出力する映
像信号出力部40、及び、情報表示用映像信号VINF を
出力する映像信号出力部42は、夫々、前席映像切替ス
イッチ44及び後席映像切替スイッチ46の両方に接続
されており、これら各映像切替スイッチ44,46は、
夫々、対応する表示部12,22に対して、2つの映像
信号VNAV ,VINF の内の一方を選択的に出力できるよ
うに構成されていることから、出力制御部50は、各映
像切替スイッチ44,46から各表示部12,22に選
択的に出力される映像信号を、前席及び後席の操作部1
4,24からの映像切替指令に従って切り替えるのであ
る。
【0030】従って、本実施例のナビゲーション装置に
よれば、運転者と後部座席に座った同乗者とが、夫々、
表示部12,22に表示される画像を、ナビゲーション
画像と情報表示画像とどちらか一方に任意に選択できる
ことになり、例えば、運転者がFM多重レシーバ6等で
得られた情報表示画像を表示部12に表示させていると
きに、後席の同乗者が表示部22にナビゲーション画像
を表示させて、目的地等の設定を行う、といったことが
できる。
【0031】しかし、このように、運転者が表示部12
に情報表示画像を表示させているときに、後席の表示部
22へのナビゲーション画像の表示に連動して、ナビゲ
ーション制御部32から走行案内用の音声データが出力
されたり、或いは、後席の操作部24が操作されてナビ
ゲーション制御部32又は情報表示制御部34から操作
案内用の音声データが出力されると、音声信号出力部4
8からオーディオ機器に音声信号が出力されて、車内に
案内用の音声が流れてしまう。そして、このとき、運転
者が案内用の音声が流れることを承知していなければ、
運転者は、その音声が表示部12の表示画面に関係する
ものと誤認識して、車両の運転に集中できなくなること
が考えられる。
【0032】そこで、本実施例のナビゲーション装置で
は、当該装置の動作モードを、運転者側の表示部12に
ナビゲーション画像が表示されていないときには、音声
信号出力部48からの音声信号の出力を禁止する、音声
出力禁止モードに設定できるようにされている。
【0033】以下、この動作モードの設定のために実行
される音声出力設定処理、及び、音声出力禁止モードが
設定されているときに実際に音声出力を禁止するために
実行される音声出力禁止処理、について、図2,図3に
示すフローチャートに沿って説明する。
【0034】図2に示す音声出力設定処理は、操作部1
4又は24から音声出力の設定指令が入力されたとき
に、出力制御部50において実行される処理であり、処
理が開始されると、まずS110(Sはステップを表
す)にて、音声出力設定用メッセージを、音声出力の設
定指令を入力してきた操作部14又は24側の表示部1
2又は22に表示させる。例えば、音声出力の設定指令
を入力してきた座席の表示部12又は22に表示してい
る画像の種別を識別し、その画像を出力している制御部
(ナビゲーション制御部32又は情報表示制御部34)
に対して、音声設定用メッセージを含む画像データを生
成させることにより、音声出力の設定指令を入力してき
た操作部側の表示部に、そのメッセージを表示させる。
【0035】そして、続くS120にて、運転者又は同
乗者が表示したメッセージ画面に従って音声出力の禁止
又は解除の設定指令を入力してくるのを待ち、設定指令
が入力されると、S130にて、音声出力の禁止が設定
されたか否かを判断する。そして、音声出力の禁止が設
定された場合には、S140にて、音声出力禁止フラグ
F1をセットすることにより、音声出力禁止モードを設
定し、逆に音声出力の禁止が解除された場合には、S1
50にて、音声出力禁止フラグをリセットすることによ
り、音声出力禁止モードを解除する。そして、最後に、
S160において、S110で表示した音声出力設定用
メッセージを消去し、当該処理を終了する。
【0036】次に、図3に示す音声出力禁止処理は、前
席の操作部14から、表示部12の映像の切替指令が入
力されたときに、前席映像切替スイッチ44を切り替え
る処理と共に、出力制御部50において実行される処理
であり、処理が開始されると、まずS210にて、映像
切替によって、前席の表示部12にはナビゲーション画
像が表示されることになったか否か(前席はナビ映像
か)を判断する。そして、前席はナビ映像でない場合に
は、続くS220に移行して、音声出力禁止フラグFは
セットされているか否かを判断し、音声出力禁止フラグ
がセットされていれば、S230に移行して、音声信号
出力部48に対して、音声信号の出力を停止させる音声
出力禁止信号SAUD を出力し、当該処理を終了する。こ
の結果、音声信号出力部48からの音声信号の出力が停
止される。
【0037】一方、S210にて、前席はナビゲーショ
ン映像であると判断されるか、S220にて音声出力禁
止フラグFがリセットされていると判断された場合に
は、音声出力を禁止する必要はないので、S240に
て、音声信号出力部48への音声出力禁止信号SAUD の
出力を停止し、当該処理を終了する。この結果、その
後、ナビゲーション制御部32又は情報表示制御部34
から出力される音声データは、音声信号出力部48に
て、音声信号に変換されて、オーディオ機器に出力さ
れ、車室内に案内音声が出力されることになる。
【0038】以上のように、本実施例のナビゲーション
装置では、操作部14,24の操作によって、音声出力
禁止モードを設定しておけば、前席の表示部12の画像
がナビゲーション画像ではないとき(つまり情報表示画
像であるとき)、音声信号出力部48からの音声信号の
出力が禁止され、車室内で、走行案内及び操作案内のた
めの音声が発生することはない。従って、運転者が、表
示部12に表示された画像とは関係のない音声を誤認識
してしまうことはなく、運転者は、車両の運転に集中す
ることができ、安全性を向上できる。また、本実施例に
よれば、操作部12,22の操作によって、音声出力禁
止モードを解除すれば、表示部12に表示される画像に
関係なく、常に、案内音声を発生することができるの
で、使い勝手を向上できる。
【0039】ここで、上記実施例では、前席表示装置1
0と後席表示装置20とを一つの制御装置30にて制御
する場合について説明したが、本発明は、図4に示すよ
うに、GPS受信機62,CD−ROMプレーヤ64,
操作入力装置66,表示装置68,音声出力装置69,
及びナビゲーション制御装置70からなるナビゲーショ
ン装置60を前席用とし、同じく、GPS受信機82,
CD−ROMプレーヤ84,操作入力装置86,表示装
置88,音声出力装置89,及びナビゲーション制御装
置90からなるナビゲーション装置80を後席用とした
ナビゲーションシステムであっても、ナビゲーション制
御装置70,90間を通信線92で接続することによ
り、本発明を容易に実現できる。
【0040】つまり、図4に示すように、表示装置と操
作入力装置とを1つずつ備えた一般的なナビゲーション
装置60,80を、そのまま車両に搭載した場合、各ナ
ビゲーション装置60,80が完全に独立して動作する
ことになるので、各装置60,80においてナビゲーシ
ョン制御を実行するナビゲーション制御装置70,90
に通信機能を持たせ、各ナビゲーション装置60,80
間で、ナビゲーション用のデータを共用させ、その動作
を連動させる。
【0041】そして、後席のナビゲーション制御装置9
0が音声出力装置89から走行案内或いは操作案内のた
めの音声を出力する際には、例えば図5に示す通信手順
で、前席のナビゲーション制御装置70との間で通信を
行い、ナビゲーション制御装置70側から音声出力の許
可を得るようにする。
【0042】以下、この通信手順について説明する。図
5に示す如く、後席のナビゲーション制御装置90は、
案内音声を出力する際、音声出力処理を起動し、前席の
ナビゲーション制御装置70に対して、音声出力の許可
要求を送信する(S310)。前席のナビゲーション制
御装置70は、この許可要求を受信すると、許可信号出
力処理を起動して、現在表示装置68にナビゲーション
画像を表示しているか否か(ナビ映像出力中か否か)を
判定する(S410)。そして、ナビ映像出力中であれ
ば、後席のナビゲーション制御装置90に対して、音声
出力許可を送信し(S420)、逆に、ナビ映像出力中
で無ければ、音声出力不許可を送信し(S430)、許
可信号出力処理を終了する。
【0043】一方、後席のナビゲーション制御装置90
側では、音声出力の許可要求送信後、前席のナビゲーシ
ョン制御装置70から音声出力許可又は不許可の応答信
号が送信されてくるのを待ち(S320)、その応答信
号を受信すると、応答信号は音声出力を許可する信号で
あったか否かを判断する(S330)。そして、応答信
号が音声出力を許可する信号であれば、音声出力装置8
9に対して、音声信号を出力して(S340)、音声出
力処理を終了し、そうでなければ、音声信号を出力する
ことなく、そのまま音声出力処理を終了する。
【0044】この結果、後席用ナビゲーション装置80
では、前席用ナビゲーション装置60が表示装置68に
ナビゲーション画像を表示している場合に限って、案内
用の音声を出力することになり、その音声が運転者の運
転の妨げになるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のナビゲーション装置全体の構成を表
すブロック図である。
【図2】 図1の出力制御部で実行される音声出力設定
処理を表すフローチャートである。
【図3】 図1の出力制御部で実行される音声出力禁止
処理を表すフローチャートである。
【図4】 2台のナビゲーション装置を前席(運転席)
と後席(後部座席)とに配置したナビゲーションシステ
ムの構成を表すブロック図である。
【図5】 図4のシステムにおいて本発明を実現するた
めに各ナビゲーション装置間で実行される通信手順を説
明するフローチャートである。
【符号の説明】
10…前席表示装置 20…後席表示装置 12,
22…表示部 14,24…操作部 30…制御装置 32…ナビ
ゲーション制御部 34…情報表示制御部 36,38…VRAM 40,42…映像信号出力部 44…前席映像切替ス
イッチ 46…後席映像切替スイッチ 48…音声信号出力部
50…出力制御部 60…前席用ナビゲーション装置 80…後席用ナビ
ゲーション装置 66,86…操作入力装置 68,88…表示装置 69,89…音声出力装置 70,90…ナビゲーシ
ョン制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の運転席近傍に配置された運転者用
    表示手段と、 運転席以外の座席近傍に配置された1又は複数の同乗者
    用表示手段と、 前記各表示手段近傍に配置され、外部操作によって各種
    指令を入力するための複数の操作入力手段と、 該各操作入力手段からの指令に応じて、走行案内用のナ
    ビゲーション画像を前記各表示手段に表示すると共に、
    該ナビゲーション画像に対応した走行案内用の音声信号
    を出力する1又は複数のナビゲーション制御手段と、 前記運転者用表示手段に前記ナビゲーション画像が表示
    されているか否かを判定する判定手段と、 該判定手段の判定結果に従い、前記運転者用表示手段に
    前記ナビゲーション画像が表示されていれば、前記ナビ
    ゲーション制御手段からの前記音声信号の出力を許可
    し、前記運転者用表示手段に前記ナビゲーション画像が
    表示されていなければ、前記ナビゲーション制御手段か
    らの前記音声信号の出力を禁止する音声出力制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする車両用ナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 前記各操作入力手段が操作されると、操
    作案内用の音声信号を出力する操作案内音声出力手段を
    備え、 前記音声出力制御手段は、該操作案内音声出力手段から
    の音声信号出力に関しても、前記判定手段の判定結果に
    従い、前記運転者用表示手段に前記ナビゲーション画像
    が表示されている場合に限って許可し、前記運転者用表
    示手段に前記ナビゲーション画像が表示されていなけれ
    ば、該操作案内音声出力手段からの音声信号出力を禁止
    することを特徴とする請求項1に記載の車両用ナビゲー
    ション装置。
  3. 【請求項3】 前記操作入力手段からの指令に従い前記
    音声出力制御手段の動作を禁止する音声出力制御禁止手
    段を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載の車両用ナビゲーション装置。
JP9609197A 1997-04-14 1997-04-14 車両用ナビゲーション装置 Expired - Fee Related JP3666178B2 (ja)

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