JPH10290001A - ゲートターンオフサイリスタ - Google Patents

ゲートターンオフサイリスタ

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JPH10290001A
JPH10290001A JP9554797A JP9554797A JPH10290001A JP H10290001 A JPH10290001 A JP H10290001A JP 9554797 A JP9554797 A JP 9554797A JP 9554797 A JP9554797 A JP 9554797A JP H10290001 A JPH10290001 A JP H10290001A
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JP
Japan
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electrode
ring
semiconductor region
main surface
segment
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JP9554797A
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Tetsuro Mizoguchi
哲朗 溝口
Arata Kimura
新 木村
Tsutomu Yao
勉 八尾
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】素子を加圧したとき、電極部品の面の平行度に
加工誤差があっても、ターンオフ失敗しにくいGTOを
得る。 【解決手段】最外周リング8でpエミッタ層11を設け
ない。 【効果】最外周リングでのリング内部の加圧不均一が大
きいが、最外周リングのターンオフ時の電流分担は小さ
くなり、電流集中度が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲートターンオフ
サイリスタ(以下GTOと略記する)、特に大容量の用
途に適したGTOに関する。
【0002】
【従来の技術】交通,産業,電力等の分野において、キ
ーデバイスであるGTOに対して、大容量化,高周波化
の要求が強い。このうち、動作の高周波化は、素子のス
イッチング時に発生する熱により厳しい制限を受ける。
この問題を解決して高周波動作を可能にしたGTOが特
開平7−22609号公報に記載されている。
【0003】一般にGTOは円板形状であり、円の中心
部に円形パターンのゲート電極が配置されている。そし
て、負荷電流を通電する単位ユニットであるセグメント
が素子と中心を共有する複数個の同心円上に配列され
る。一つの同心円上の多数のセグメントの集合を以下リ
ングと呼ぶ。セグメントは片側の面にカソード電極を、
また反対側の面にアノード電極を持つ。負荷電流通電の
ため、素子は各電極に接触するカソード電極板及びアノ
ード電極板に挟まれ、更に素子と電極板は一対の外部電
極ブロックに挟まれ、加圧接触状態に支持される。先に
挙げた特願平7−22609 号公報の中で、ブロック状外部
電極は加圧時に半導体基体に応力集中を生じさせないた
めに各電極板より小さい径にされていることが記載され
ている。ブロック状外部電極の径が各電極板より大きい
と、最外周のリングにブロック状外部電極周辺部からの
圧が集中し最外周の接触圧が強くなるが、この方法によ
ると、ブロック状外部電極周辺部の圧が電極板周囲に分
散され応力集中の問題は無くなる。しかしながらブロッ
ク電極の径が小さいため素子周辺部で放熱効果が低くな
る。この従来技術の特徴として、pエミッタ層の外径が
nエミッタ層の外径よりも小さくされていて、素子周辺
部での電流密度が内周部より小さくされる。こうして、
素子周辺部での発熱が抑えられ、高周波化しても周辺部
でのターンオフ失敗が無くなった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術を使って素子
を大容量化即ち大面積化すると、従来技術に関して述べ
たものとは別の要因による応力集中が支配的になること
が明らかになった。この点を以下説明する。
【0005】素子の電極に接触する電極板の加圧を受け
る表裏二つの面は、加工誤差の影響で完全な平行とはな
らない。この平行度の誤差のため、電極板の厚さが各位
置で異なるようになり、電極板の周辺部の或る位置で厚
さが最大に、また周辺部の別の位置で厚さが最小にな
る。素子を加圧したとき、電極板の位置が厚い部分で応
力が大きくなり、薄い部分で応力が大きくなる。従っ
て、素子を加圧したとき、電極板の最外周部を介して加
圧される最外周のリング内のセグメントで圧力の差が大
きくなる傾向がある。また、最外周のリング内のセグメ
ントで圧力が最大となる傾向がある。実際にはこのよう
な応力の不均一は、電極板のみならず、外部電極,素子
等の加圧面の平行度の誤差が合成して生じるが、この電
極板の平行度の誤差のみを考慮した場合と考え方は同じ
である。
【0006】素子の通電状態において、圧力の小さいセ
グメントでは素子内部のキャリア量が少なくターンオフ
が速いが、逆に圧力の大きいセグメントでは素子内部の
キャリア量が多くターンオフが遅い。最外周のリングは
ゲートから最も遠いため、ターンオフ時にオフゲート電
流が流れにくく最もターンオフが遅れる、即ち電流集中
を起こしやすいが、その最外周のリング内でもターンオ
フ時間に差が大きいと、ターンオフの遅いセグメントで
電流集中が起きターンオフ失敗が起きる。この電流集中
が素子全体の遮断耐量を制限していた。素子が大面積に
なる程、加圧面の平行度の誤差により生じる面の最外周
部での厚さの差は大きくなり、最外周リング内部の圧力
差も大きくなる。電極板および外部電極ブロックの平行
度の精度を上げれば素子の遮断耐量を更に向上できる
が、これにより加工コストが上がる。
【0007】本発明の目的は、加圧面の平行度のより大
きな誤差を許容し加工コストを抑えながら、遮断耐量の
大きい大容量素子を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、最外周リングのセグメントにおいて、カソード電極
に接するnエミッタ領域をアノード面上に投影した領域
がアノード電極と接するpエミッタ領域と重ならないよ
うにする。
【0009】また、特にリング状のゲート電極を有する
中間リングゲート素子では、最内周リングのセグメント
において、上記のnエミッタ領域とpエミッタ領域の位
置関係を適用しても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例を示しなが
ら詳細に説明する。図1は本発明の第一の実施例を示
す。6kV,6kA級素子である。(a),(b),(c)
は各々素子全体の平面図,最外周リング付近の断面図及
び平面図,素子をパッケージに組み込んだ状態の断面図
を示す。1が素子であり、2がゲート電極である。素子
の中心にゲート電極2を有するセンタゲート型の素子で
ある。3が多数のセグメントが放射状に並べられて構成
されたリングであり、この素子は10個のリングを持
つ。以下中心に近いリングから第1リング,第2リング
…第10リングと呼ぶ。
【0011】これらのリング内のセグメントを並列動作
させ6kAという大電流を通電する。49が第9リング
のセグメントであり410が第10リングのセグメント
である。セグメントの寸法は、長手方向が3mm程度、長
手方向に垂直な方向が0.2mm程度である。5がカソー
ド電極、6がアノード電極であり、7がゲート配線層で
ありセグメントを取り囲む形で設けていて素子中心部の
ゲート電極に繋がっている。図では省略したが、ゲート
配線層7にオーミックコンタクトを与えるp+層がゲー
ト配線層7に接して設けられている。8が電子を注入す
るnエミッタ層、9及び10がアノード電圧を阻止する
ためのpベース層及びnベース層、11がホールを注入
するためのpエミッタ層、12がアノード短絡構造を得
るための高濃度n型層である。13が端面の耐圧を得る
ためのRTV樹脂である。
【0012】14がカソード電極5に接触するカソード
電極板、15がカソード外部電極であり、16がアノー
ド電極6に接触するアノード電極板、17がアノード外
部電極であり、20がカソード外部電極15とアノード
外部電極17を絶縁するための円筒状絶縁リングであ
る。18がゲート電極2に接触するゲート電極板であ
り、19がゲートリードである。
【0013】(b)により、本発明の特徴である構造に
ついて説明する。第9リングのセグメント49は、nエ
ミッタ層8をアノード面に投影した領域に重なるように
pエミッタ層11を有し、第10リング以外ではこの第
9リングと同じ構造となっている。一方、第10リング
のセグメント410では、nエミッタ層8をアノード面
に投影した領域にpエミッタ層は無く代わりにn+ 層1
2が設けられている。この素子では、第10リングのセ
グメント410でpエミッタ層を無くすと共に第10リ
ングをサイリスタ動作させぬようにしている。なお、G
TOとしての大電流通電機能を失なわないためには、最
外周に位置するセグメントの総面積(本数)は、最外周
よりも内側に位置するセグメントの総面積(本数)の1
/2以下とするのが好ましい。
【0014】ここで、従来構造素子で生じた課題につい
て説明する。
【0015】図8(a)は特開平7−22609号公報の従来
例の構造を示す。素子全体の平面図、素子をパッケージ
に組み込んだ状態の断面図は図1の場合と同様なので省
略する。第9リングのセグメント49の構造は、図1
(b)と同じであるが、第10のセグメント410にお
いて、nエミッタ層8をアノード面に投影した領域に重
なるようにpエミッタ層11を有している点、図1
(b)と違っている。pエミッタ層11があるため、セ
グメント410もサイリスタ動作をする。
【0016】(b)は従来素子を加圧したときのリング
内での圧力の分布を示す。横軸は円周方向の位置を角度
で示す。第10リングでは、第9リングに比べて圧力の
大小差が大きい。このような分布が生じる理由を以下説
明する。素子の電極に接触する電極板の加圧を受ける表
裏二つの面は、加工誤差の影響で完全な平行とはならな
い。この平行度の誤差のため、電極板の厚さが各位置で
異なるようになり、電極板の周辺部の或る位置で厚さが
最大に、また周辺部の別の位置で厚さが最小になる。素
子を加圧したとき、電極板の位置が厚い部分で応力が大
きくなり、薄い部分で応力が大きくなる。従って、素子
を加圧したとき、電極板の最外周部を介して加圧される
最外周のリング内のセグメントで圧力の差が大きくなる
傾向がある。また、最外周のリング内のセグメントで圧
力が最大となる傾向がある。実際にはこのような圧力の
不均一は、電極板のみならず、外部電極,素子等の加圧
面の平行度の誤差が合成して生じるが、この電極板の平
行度の誤差のみを考慮した場合と考え方は同じである。
【0017】(c)は、従来のセグメントの電流ターン
オフ波形を示す。第10リングについては、(b)にお
いて圧力が最大となったセグメントについて示す。この
第10リングのセグメントでは圧力が大きいため導通状
態に大きな電流が流れていて、注入されたキャリアの量
が多いためターンオフが他の第10リングのセグメント
からも遅れ、ピーク電流Ipが大きい、即ち電流集中度
が大きい。
【0018】(d)は、このセグメントのターンオフ時の
電圧電流軌跡を示す。このセグメントが破壊せずに動作
できる電圧電流領域即ち安全動作領域を併せて示す。ピ
ーク電流Ipが大きいため、アノード電圧の急激な跳ね
上り即ちスパイク電圧Vdsp発生時に動作軌跡は安全動
作領域を超え破壊しやすい。このため、大きなスパイク
電圧Vdsp が発生する回路条件では使えない。この電流
集中を緩和するためには、電極板,外部電極等の加圧面
の平行度の精度を上げれば良いが、加工コストが上が
る。より低コストで大きなスパイク電圧Vdsp に耐えら
れる素子が望ましい。
【0019】次に再び図1に戻り本発明の効果を説明す
る。この素子では、第10リングのセグメント410を
サイリスタ動作させぬようにしているため、リング内で
圧力の大小差が大きくとも第10リングで電流集中は起
きない。そして、ターンオフ時に第9リングのセグメン
ト49で電流集中が起きるが、第9リングではリング内
で大小差が小さいため、電流集中度は小さくなり大きな
スパイク電圧Vdsp が発生しても動作軌跡は安全動作領
域内にとどまり素子は破壊しない。しかも、従来例と比
べ、このような遮断耐量の向上のために電極板,外部電
極等の加圧面の平行度の精度を上げる必要も無い。結果
として、従来構造に比べ数百V高いスパイク電圧Vdsp
に耐えられる素子を低コストで達成できる。
【0020】以下、本発明の他の実施例を説明してい
く。第一の実施例と共通点が多いので、第一の実施例と
異なる点を中心に説明する。
【0021】図2は、本発明の第二の実施例を示す。
【0022】(a)は最外周リング付近の断面図及び平
面図を示す。第9リングのセグメント49では、nエミ
ッタ層8をアノード面に投影した領域に重なるようにp
エミッタ層11を有し、第10リング以外ではこの第9
リングと同じ構造となっている。一方、第10リングの
セグメント410では、nエミッタ層8をアノード面に
投影した領域にpエミッタ層は無く代わりにn+ 層12
が設けられている。第一の実施例と異なる点は、導通状
態に第9リングのセグメント49と第10リングのセグ
メント410の間の距離L他を調節して、図中点線矢印
の経路でセグメント49のpエミッタ層11からセグメ
ント410のnエミッタまでホールを注入しサイリスタ
動作をさせていることである。このとき、pエミッタと
nエミッタが遠いのでキャリア注入量は小さく、セグメ
ント410に流れる電流は小さい。(b)はセグメント
の電流ターンオフ波形を示す。第10リングについて
は、圧力が最大となったセグメントについて示す。この
第10リングのセグメントでは圧力が大きいが導通時の
電流は小さく抑えられていて、注入されたキャリアの量
が少ないため、他のセグメントからのターンオフの遅れ
は小さく、ピーク電流Ipは小さく抑えられる、即ち電
流集中度が小さい。
【0023】(c)は、このセグメントのターンオフ時
の電圧電流軌跡を示す。このセグメントの安全動作領域
を併せて示す。セグメント410ではpエミッタ層11
までの距離が遠くホール注入量が小さいため、ターンオ
フ時に電流集中してもサイリスタの再点弧が起きにく
い、即ち安全動作領域が図8(c)の従来例の場合より
も広くなっている。また、ピーク電流Ipが小さい。こ
れらの効果により、図8(c)と同じ回路条件の動作で
も、動作軌跡は大きなマージンを持って安全動作領域内
にある。第一の実施例と比べると、第9リングと第10
リング共同でターンオフ時の集中電流を流すため、より
遮断耐量が大きい。従来構造に比べ1kV程度高いスパ
イク電圧Vdsp に耐えられる素子を低コストで達成でき
た。尚、セグメント410に流れる電流は小さいので素
子周辺における温度上昇の問題は無い。
【0024】図3は、本発明の第三の実施例を示す。最
外周リング付近の断面図及び平面図を示す。図2の第二
の実施例の場合と同じく第10リングのセグメント41
0を適度にサイリスタ動作させる。第二の実施例と違う
点は、素子の周辺部にpエミッタ11′を設け、ここか
らもサイリスタ電流を流している点である。第二の実施
例と比べ、ターンオフ時の第10リングの集中電流の分
担が増え、遮断耐量は更に高かった。この例では、周辺
部のpエミッタ11′は円環状に設けたが、他にも断続
状に設けるなど種々の方法が有る。セグメント410に
流れる電流は小さいので素子周辺における温度上昇の問
題は無い。
【0025】図4は、本発明の第四の実施例の素子の平
面図を示す。図1の第一の実施例と違い、円環状のゲー
トがリングに挟まれた形で設けてある、いわゆる中間リ
ングゲート型の素子である。この方式の素子では、最内
周の第1リングの電流集中も問題となる。理由は、第1
リングがゲート電極2から遠いこと、第1リングはセグ
メント数が少ないこと、外部ブロック電極の構造の関係
上第1リングへの応力集中が避けられないことである。
これらの問題を回避するため、この素子では、第1リン
グのセグメントに、本発明の特徴である構造即ちnエミ
ッタ層をアノード面に投影した領域にpエミッタ層が無
い構造を適用してある。中間リングゲート型の素子は、
素子内のゲート配線が短いため高遮断耐量が期待できる
構造であり、本発明の適用により、従来構造の素子より
1kV以上高いスパイク電圧Vdspに耐えられる素子が得
られた。セグメント数が少ない第1リングでpエミッタ
を削除したため、本発明の適用に伴うオン電圧の増大は
小さかった。中間リングゲート型の素子でも最外周の第
10リングの電流集中が問題になる場合は第10リング
で本発明を適用すれば良い。或いは、第1リング,第1
0リング両方に本発明を適用しても良い。
【0026】図5は、本発明の第五の実施例の素子の最
外周リング付近の構造を示す。センタゲート型の素子の
場合である。図1の第一の実施例における第10リング
のセグメントを二つに分けリング数を11個とし、第1
1リングのセグメント411で、nエミッタ層8をアノ
ード面に投影した領域にpエミッタ層は無く代わりにn
+ 層12が設けられている。第10リングのセグメント
410の長手方向の長さを約2mm、第11リングのセグ
メント411の長手方向の長さを約1mmとしている。p
エミッタ層を削除した面積が小さいので、本発明の適用
に伴うオン電圧の増大は小さかった。特に電極板の反り
の影響他でセグメント中の外周部近傍の狭い部分のみに
応力集中が起きるとき、この方法は有効である。
【0027】図6は、本発明の第六の実施例の素子の最
外周リング付近の断面図を示す。いわゆるパンチスルー
構造の素子であり、nベース層10より不純物濃度が高
いnバッファ層21を使い耐圧を維持しつつ、nベース
層10の不純物濃度を下げ厚さを薄くすることで、低損
失化を実現している。第10リングのセグメント410
で、nエミッタ層8をアノード面に投影した領域にpエ
ミッタ層は無く代わりにn+ 層12が設けられている。
【0028】図7は、第一の実施例の素子(SW11,S
12,SW21,SW22,SW31,SW32)をスイッチン
グ素子として使って構成した電動機駆動インバータの一
例を示す。2個のスイッチング素子(例えばSW11とS
12)が直列に接続されて一相分のインバータ単位が構
成されている。また、各々のスイッチング素子にフリー
ホイールダイオードFDが逆並列に接続されている。更
に各々のスイッチング素子には、スイッチング素子を急
峻な電圧の上昇から保護するために、いわゆるスナバ回
路Sが並列に接続される。このスナバ回路は、ダイオー
ドSDと抵抗SRの並列回路にコンデンサSCを直列に
接続したものである。各相における2個のスイッチング
素子の直列接続点は、それぞれ、交流端子T3,T4,T
5 に接続される。各交流端子に3相誘導電動機が接続さ
れる。上アーム側のスイッチング素子のアノードは、3
個とも共通であり、直列端子T1 において直流電圧源の
高電位側と接続されている。下アーム側のスイッチング
素子のカソードは、3個とも共通であり、直列端子T2
において直流電圧源の低電位側と接続されている。この
ような構成の装置において、各スイッチング動作により
直流を交流に変換し、3相誘導電動機を駆動する。上下
アームの各スイッチング素子のゲートとカソード間に
は、スイッチング動作を制御のゲート回路が接続され
る。本発明により、高遮断耐量を持つ素子が実現できた
ため、スナバ回路のコンデンサSCの容量を大幅に低減
できた。その結果従来を上回る装置の低損失化,高周波
化,小型化,簡略化が実現できた。しかも、これらは低
コストで実現できた。
【0029】
【発明の効果】以上、本発明によると、ゲートから遠い
リングにおけるリング内の加圧の不均一に起因する電流
集中を抑制できるため、主に大容量素子での高遮断耐量
を実現できる。即ち、許容スパイク電圧を1kV程度高
めることができる。しかもこのことは、電極用部品の加
工精度を高めずに、即ち低コストで実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す。
【図2】本発明の第二の実施例を示す。
【図3】本発明の第三の実施例を示す。
【図4】本発明の第四の実施例を示す。
【図5】本発明の第五の実施例を示す。
【図6】本発明の第六の実施例を示す。
【図7】本発明の素子を使った電動機駆動インバータの
回路図。
【図8】従来技術による素子を示す。
【符号の説明】
11…pエミッタ層、49…内周リング(第1〜9リン
グ)のセグメント、410…最外周リング(第10リン
グ)のセグメント。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円板状の半導体を基体とし、第一の主表面
    及び第二の主表面を有し、第二の主表面が突部を有し、
    第一の主表面上の第一の電極,第二の主表面突部上の第
    二の電極,第二の主表面上の第三の電極,第一の電極に
    隣接する第一導電型の第一の半導体領域,第一の半導体
    領域に隣接する第二導電型の第二の半導体領域,第二の
    電極に隣接する第二導電型の第三の半導体領域,第三の
    電極に隣接する第一導電型の第四の半導体領域,第二の
    半導体領域,第三の半導体領域及び第四の半導体領域に
    隣接する第一導電型の第五の半導体領域を構成要素と
    し、第二の電極と隣接する突部が半導体基体と中心を共
    有する複数の同心円上に配列されているゲートターンオ
    フサイリスタにおいて、最外周部の同心円上の突部にお
    いて、第三の半導体領域を第一の主表面上に投影した領
    域と第一の半導体領域が重ならないことを特徴とするゲ
    ートターンオフサイリスタ。
  2. 【請求項2】円板状の半導体を基体とし、第一の主表面
    及び第二の主表面を有し、第二の主表面が突部を有し、
    第一の主表面上の第一の電極,第二の主表面突部上の第
    二の電極,第二の主表面上の第三の電極,第一の電極に
    隣接する第一導電型の第一の半導体領域,第一の半導体
    領域に隣接する第二導電型の第二の半導体領域,第二の
    電極に隣接する第二導電型の第三の半導体領域,第三の
    電極に隣接する第一導電型の第四の半導体領域,第二の
    半導体領域,第三の半導体領域及び第四の半導体領域に
    隣接する第一導電型の第五の半導体領域を構成要素と
    し、第三の電極が半導体基体の円と中心を共有する同心
    円環状であり、第二の電極と隣接する突部が半導体基体
    の円と中心を共有する複数の同心円上に配列されている
    ゲートターンオフサイリスタにおいて、最内周部の同心
    円上の突部において、第三の半導体領域を第一の主表面
    上に投影した領域と第一の半導体領域が重ならないこと
    を特徴とするゲートターンオフサイリスタ。
JP9554797A 1997-04-14 1997-04-14 ゲートターンオフサイリスタ Pending JPH10290001A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001284575A (ja) * 2000-04-04 2001-10-12 Mitsubishi Electric Corp 圧接型半導体装置およびそれを用いた半導体スタック装置
DE10350770B4 (de) * 2003-02-25 2011-02-17 Mitsubishi Denki K.K. Druckkontakt-Halbleiterbauelement mit Blindsegment

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