JPH10290114A - 宇宙用アンテナ反射鏡 - Google Patents

宇宙用アンテナ反射鏡

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Publication number
JPH10290114A
JPH10290114A JP9688597A JP9688597A JPH10290114A JP H10290114 A JPH10290114 A JP H10290114A JP 9688597 A JP9688597 A JP 9688597A JP 9688597 A JP9688597 A JP 9688597A JP H10290114 A JPH10290114 A JP H10290114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
mirror surface
antenna reflector
mirror
reflector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9688597A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichirou Hayasawa
賢一郎 早澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9688597A priority Critical patent/JPH10290114A/ja
Publication of JPH10290114A publication Critical patent/JPH10290114A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い鏡面精度が要求され、なおかつ製造時の
初期変形が極めて小さく、かつ軌道上の熱変形に対して
も高い寸法安定性を有するアンテナ反射鏡を得ること
が、複雑な補強構造のバックストラクチャーを必要とす
ることなく、更に部品点数が少なく、製作コストが安価
で達成できる。 【解決手段】 複合材料を表皮材とするハニカムサンド
イッチ構造を有し、その一方の表面の形状が回転放物面
の一部となっているアンテナ反射鏡において、上記表皮
材を厚くし、固定点を回転放物面の背面側の一箇所に集
中させたことを特徴とする、宇宙用アンテナ反射鏡。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人工衛星等の宇
宙機に搭載される宇宙用アンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】宇宙用アンテナ反射鏡は軽量、高剛性で
あると同時に運用軌道上における温度変化に対して所要
の反射鏡面形状を維持する性能が要求される。図5は従
来のアンテナ反射鏡の一部を示すものであり、図におい
て1は反射鏡面を構成するハニカムサンドイッチ板で構
成されるアンテナ鏡面、2は固定部、13は背面からア
ンテナ鏡面1を支持し、高剛性化し、かつ初期変形量を
小さくするためのハニカムサンドイッチ板で構成される
バックストラクチャー、14は上記アンテナ鏡面1とバ
ックストラクチャー11を結合する結合部材である。上
記アンテナ鏡面1及びバックストラクチャー13は運用
軌道上での熱変形を最小限に抑え、かつ軽量化を達成す
るため、熱変形量の小さい材料である炭素繊維強化プラ
スチックを表皮とするハニカムサンドイッチ板により構
成されている。固定部2は通常上記バックストラクチャ
ー13上の数箇所に設けられる。アンテナ反射鏡は軌道
上においては約−180℃〜約+100℃までの広範な
温度範囲の条件下にさらされる。特に日陰時には低温側
は常温からの温度差で−200℃まで達し、また、低温
状態から太陽光がアンテナ反射鏡面側から急激に照射さ
れ始める日陰明け過度状態ではアンテナ反射鏡内部のア
ンテナ鏡面とバックストラクチャーの温度差も100℃
以上に達する。これに対し、従来のアンテナ反射鏡にお
いても、鏡面形状を変化させる熱変形を抑えるべく、以
下の方策が採られている。すなわち、アンテナ鏡面及び
バックストラクチャーを同一構成のハニカムサンドイッ
チ板とすることでアンテナ反射鏡全体の熱膨張係数を揃
え、その表皮材に炭素繊維強化プラスチックあるいはア
ラミド繊維強化プラスチックなどの低膨張材料を用い、
またハニカムコア材に薄膜アルミニウムあるいはノーメ
ックスを使用するなど、アンテナ鏡面及びバックストラ
クチャーの熱膨張係数の絶対値を可能な限り小さくする
ことで、軌道上の温度環境に対して、アンテナ反射鏡の
変形を抑える方策である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような方策をとったとしても、Ka帯など高い周波数を
利用するアンテナではこのような軌道上でのアンテナ反
射鏡の反り変形により性能が低下することになる。
【0004】また、従来の宇宙用アンテナ反射鏡は、製
作時に発生する初期変形量を極力小さいものとするため
に、鏡面を歪みにくいものとすることが必要となり、鏡
面背面に複雑な形状のバックストラクチャーを設けなけ
ればならなかった。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、きわめて高い鏡面精度を要求
される宇宙用アンテナ反射鏡で、製造時の初期変形が極
めて小さく、かつ軌道上の熱変形に対しても高い寸法を
有するアンテナを得ること及び複雑な補強構造のバック
ストラクチャーを有することなく、更に部品点数が少な
く、製作コストの安価なアンテナ反射鏡を得ることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る宇宙用ア
ンテナ反射鏡は、反射鏡面の裏側の補強構造のバックス
トラクチャーを省略し、反射鏡面の背面の表皮を厚く
し、かつ背面に直接1箇所に集中するように固定インサ
ートを設けたものである。
【0007】この発明に係る宇宙用アンテナ反射鏡は、
ヒータを使用することにより、アンテナ鏡面に生ずる温
度差を一定の範囲内に制御するようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1、図2はこの発明の実施の形態1を
示す図であり、図において1は回転放物面の一部の形状
を成すハニカムサンドイッチ構造のアンテナ鏡面、2は
アンテナ鏡面1の反対面(裏面)上に直接取り付けられ
た固定部である。固定部2はチタン合金あるいはアルミ
合金でできており、アンテナ鏡面1に接着により鏡面背
面側の中心付近あるいは中心から少し端に寄った位置に
三角形状に間隔を詰めて取り付けられている。この発明
ではバックストラクチャーを省略した構造となってお
り、部品点数が大幅に削減されるため、製造コスト及び
製造期間が削減可能となる。また、バックストラクチャ
ーを省略することにより、バックストラクチャーとアン
テナ鏡面部との温度差によるアンテナ鏡面1の熱変形が
なくなり、且つ固定用インサート9を鏡面背面側の中心
付近あるいは中心から少しオフセットした位置に三角形
状に間隔を詰めて設けることにより、固定による熱応力
が鏡面の一部分のみにかかるためアンテナ鏡面1全体の
熱変形を最小限に抑えられる。また、3箇所の固定用イ
ンサート9の間隔を広く設けるより、一箇所に間隔を詰
めると変形モードが局所的となり、全体的な変形より電
気性能上の影響が少ないため、有利となる。バックスト
ラクチャーを省略すると、打ち上げ時の振動荷重による
強度が低下するが、アンテナ鏡面1の表皮を厚くするこ
とにより、固定部周囲及びアンテナ鏡面1全体の強度を
増すことができる。
【0009】図2は固定部2の構成を示す図であり、9
はアンテナ鏡面に埋め込まれ周囲の接着により固定され
ている固定用インサート、10はねじが切られているア
ンテナ全体とのインターフェース部となるインターフェ
ース用プレート、11はインターフェース用プレート1
0に固定されている内部プレート、12はインターフェ
ース用プレート10と内部プレート11の間隔を調整す
るためのスペーサである。11はインターフェース用プ
レート10はスペーサ12を介して内部プレート10に
固定されているが、隙間を設けているため面内方向には
変位可能な構造となっている。アンテナ固定部は通常ね
じにより固定されるが、相手側の固定部はアンテナ鏡面
とは異なる材料を使用していると固定用インサート9に
かかる荷重により反り変形を生ずる。この発明ではイン
ターフェース用プレート10は面内方向の荷重に対して
は、荷重が生じても面内方向変位により吸収されるため
鏡面の反りを生じにくくなっている。また、あらかじめ
解析により変位する方向を予測しておけば、固定用イン
サート9の穴を長穴にする等の処置をすれば、外力によ
り変位しない構造にすることが可能である。
【0010】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2を示す図であり、実施の形態1によるアンテナ反射
鏡において、反射面側の表皮3に理想曲面に沿うように
機械加工を施したものである。バックストラクチャーを
省略した場合、鏡面の型成型時に鏡面全体の反りを押さ
えるものがないため、製造時初期鏡面精度が悪くなる。
高周波数帯の電波を用いるアンテナでは、高い鏡面精度
が要求され、バックストラクチャーなしでは製造時に必
要な鏡面精度が達成されない場合がある。この場合、反
射面側の表皮3に機械加工を施すことにより、製造時初
期鏡面精度を小さくすることが可能となる。
【0011】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3を示す図であり、図において3は反射面側の表皮、
4は背面側の表皮、5はハニカムコア、6はヒータ、7
は温度センサ、8はヒータ6と温度センサ7に接続され
るワイヤである。反射面側の表皮3及び背面側の表皮5
にはヒータ6及び温度センサ7が貼られている。運用軌
道上において、両面に貼られている温度センサ7によっ
て検知される温度が一定の温度差以上に広がった場合、
一定の温度差内に入るまで温度の低い面のヒータ6の電
源をONにし、一定の温度差以内に入った時点で電源を
OFFにする。このヒータ6の電源のON/OFFを続
けることにより、反射面側と背面側の温度差は一定の範
囲内に保たれ、鏡面の表裏に生じる温度差による熱変形
を防ぐことができる。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、高い鏡面精度が要求
され、軌道上の熱変形に対して高い寸法安定性を有する
アンテナ反射鏡を得ることが、複雑な補強構造のバック
ストラクチャーを必要とすることなく、更に部品点数が
少なく、製作コストが安価で達成できる。
【0013】また、この発明によれば、アンテナ鏡面に
生ずる温度差による熱変形を押さえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る宇宙用アンテ
ナ反射鏡の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の固定部を示す構成
図である。
【図3】 この発明の実施の形態2に係る宇宙用アンテ
ナ反射鏡の構成を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態3に係る宇宙用アンテ
ナ反射鏡の構成を示す図である。
【図5】 従来のアンテナ反射鏡の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 アンテナ鏡面、2 固定部、3 反射面側の表皮、
4 背面側の表皮、5ハニカムコア、6 ヒータ、7
温度センサ、8 ワイヤ、9 固定用インサート、10
インターフェース用プレート、11 内部プレート、
12 スペーサ、13 バックストラクチャー、14
結合部材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複合材料を表皮材とするハニカムサンド
    イッチ構造を有し、その一方の表面の形状が回転放物面
    の一部となるアンテナ反射鏡において、表皮材を厚く
    し、少なくとも3つの固定インサートを反射鏡面の背面
    側の一箇所に集中させて設けたことを特徴とする、宇宙
    用アンテナ反射鏡。
  2. 【請求項2】 複合材料を表皮材とするハニカムサンド
    イッチ構造を有し、その一方の表面の形状が回転放物面
    の一部となるアンテナ反射鏡において、アンテナ鏡面の
    表裏に設けられたヒータと温度センサと、上記温度セン
    サをモニターしながらヒータ電源をON/OFFしてア
    ンテナ鏡面の表裏の温度差を一定範囲内に収まるように
    制御する手段とを設けたことを特徴とする宇宙用アンテ
    ナ反射鏡。
JP9688597A 1997-04-15 1997-04-15 宇宙用アンテナ反射鏡 Pending JPH10290114A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9688597A JPH10290114A (ja) 1997-04-15 1997-04-15 宇宙用アンテナ反射鏡

Applications Claiming Priority (1)

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JP9688597A JPH10290114A (ja) 1997-04-15 1997-04-15 宇宙用アンテナ反射鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10290114A true JPH10290114A (ja) 1998-10-27

Family

ID=14176863

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9688597A Pending JPH10290114A (ja) 1997-04-15 1997-04-15 宇宙用アンテナ反射鏡

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JP (1) JPH10290114A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009517699A (ja) * 2005-11-28 2009-04-30 テールズ ミラーが設置されている入口空洞を含む光学機器
JP2011118042A (ja) * 2009-12-01 2011-06-16 Mitsubishi Electric Corp 光学反射鏡

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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