JPH10290145A - ヒステリシス回路 - Google Patents
ヒステリシス回路Info
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- JPH10290145A JPH10290145A JP11194097A JP11194097A JPH10290145A JP H10290145 A JPH10290145 A JP H10290145A JP 11194097 A JP11194097 A JP 11194097A JP 11194097 A JP11194097 A JP 11194097A JP H10290145 A JPH10290145 A JP H10290145A
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- level
- signal
- circuit
- power supply
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Abstract
(57)【要約】
【課題】信号伝達が遅延せず、消費電流が小さいヒステ
リシス回路を提供する。 【解決手段】直列接続された信号伝達回路11、12の
第1のノード(接続中点)Aにクランプ回路13を設け、
接続中点Aの信号レベルをクランプし、入出力信号I
N、OUTの特性にヒステリシスを持たせる。このクラ
ンプ回路13は、入出力信号IN、OUTが所定条件に
なり、クランプが解除された後、正帰還動作に移行し、
接続中点の信号レベルと出力信号OUTのレベル変化を
加速するので、応答性がよく、また、正帰還動作を行っ
ている期間だけクランプ回路13が電流を消費するの
で、低消費電流である。
リシス回路を提供する。 【解決手段】直列接続された信号伝達回路11、12の
第1のノード(接続中点)Aにクランプ回路13を設け、
接続中点Aの信号レベルをクランプし、入出力信号I
N、OUTの特性にヒステリシスを持たせる。このクラ
ンプ回路13は、入出力信号IN、OUTが所定条件に
なり、クランプが解除された後、正帰還動作に移行し、
接続中点の信号レベルと出力信号OUTのレベル変化を
加速するので、応答性がよく、また、正帰還動作を行っ
ている期間だけクランプ回路13が電流を消費するの
で、低消費電流である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路の技術分
野にかかり、特に、半導体デバイス内に設けられるヒス
テリシス回路に関する。
野にかかり、特に、半導体デバイス内に設けられるヒス
テリシス回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体デバイス内の信号伝送
ラインや電源ラインにノイズが侵入し、内部回路が誤動
作することが知られており、内部の信号伝送経路中にヒ
ステリシス回路を挿入することで対策が図られている。
ラインや電源ラインにノイズが侵入し、内部回路が誤動
作することが知られており、内部の信号伝送経路中にヒ
ステリシス回路を挿入することで対策が図られている。
【0003】ヒステリシス回路は、一般に、出力信号が
ローレベルからハイレベルに切り換えられる入力信号レ
ベルをスレッショルド電圧VT+とし、ハイレベルからロ
ーレベルに切り換えられる入力信号レベルをスレッショ
ルド電圧VT-とした場合、スレッショルド電圧VT+、V
T-間には、
ローレベルからハイレベルに切り換えられる入力信号レ
ベルをスレッショルド電圧VT+とし、ハイレベルからロ
ーレベルに切り換えられる入力信号レベルをスレッショ
ルド電圧VT-とした場合、スレッショルド電圧VT+、V
T-間には、
【0004】VT-<VT+ の大小関係が成立するように設定されており、入力信号
の変化が一旦スレッショルド電圧を超え、出力信号レベ
ルが切り替えられた後は、ノイズ等によって入力信号レ
ベルが変動した場合でも、出力信号が元の信号レベルに
戻らないように構成されている。
の変化が一旦スレッショルド電圧を超え、出力信号レベ
ルが切り替えられた後は、ノイズ等によって入力信号レ
ベルが変動した場合でも、出力信号が元の信号レベルに
戻らないように構成されている。
【0005】図7の符号101に示すものは、DRAM
内部のヒステリシス回路であり、2個のインバータ11
0、120が直列接続されている。前段のインバータ1
10への入力信号INは、接続中点Bに反転出力された
後、後段のインバータ120に入力されており、定常状
態では、後段インバータ120からの出力信号OUTと
入力信号INとは、同極性になるように構成されてい
る。
内部のヒステリシス回路であり、2個のインバータ11
0、120が直列接続されている。前段のインバータ1
10への入力信号INは、接続中点Bに反転出力された
後、後段のインバータ120に入力されており、定常状
態では、後段インバータ120からの出力信号OUTと
入力信号INとは、同極性になるように構成されてい
る。
【0006】前段インバータ110は後段インバータ1
20の入力容量を充放電させるため、pチャネルMOS
FET1101とnチャネルMOSFET1102とが直
列接続された回路によって構成されており、そのため、
入力信号INがローレベルとハイレベルの間の中間レベ
ルになった場合には、各MOSFET1101、1102
が共に半導通状態になり、前段インバータ110内に貫
通電流が流れる結果、接続中点Bも中間レベルになって
しまう。
20の入力容量を充放電させるため、pチャネルMOS
FET1101とnチャネルMOSFET1102とが直
列接続された回路によって構成されており、そのため、
入力信号INがローレベルとハイレベルの間の中間レベ
ルになった場合には、各MOSFET1101、1102
が共に半導通状態になり、前段インバータ110内に貫
通電流が流れる結果、接続中点Bも中間レベルになって
しまう。
【0007】このヒステリシス回路101は、電源電圧
VDDと接続中点Bの間に、pチャネルMOSFET13
0から成る電流供給回路が設けられており、そのpチャ
ネルMOSFET130のゲート端子には出力信号OU
Tが入力され、出力信号OUTが低下してpチャネルM
OSFET130が導通した場合に、電源電圧VDDから
接続中点Bに電流を供給できるように構成されている。
出力信号OUTがハイレベルにあり、pチャネルMOS
FET130が遮断状態にある場合には、接続中点Bに
は電流は供給されない。
VDDと接続中点Bの間に、pチャネルMOSFET13
0から成る電流供給回路が設けられており、そのpチャ
ネルMOSFET130のゲート端子には出力信号OU
Tが入力され、出力信号OUTが低下してpチャネルM
OSFET130が導通した場合に、電源電圧VDDから
接続中点Bに電流を供給できるように構成されている。
出力信号OUTがハイレベルにあり、pチャネルMOS
FET130が遮断状態にある場合には、接続中点Bに
は電流は供給されない。
【0008】このヒステリシス回路101の動作を説明
する。入力信号INがハイレベルからローレベルに徐々
に移行する場合、初期状態では接続中点Bはローレベル
にあるが、その状態から入力信号INが低下すると、前
段インバータ110は半導通状態になり、その結果、接
続中点Bの信号レベルは上昇し、ハイレベルとローレベ
ルの間の中間レベルになる。
する。入力信号INがハイレベルからローレベルに徐々
に移行する場合、初期状態では接続中点Bはローレベル
にあるが、その状態から入力信号INが低下すると、前
段インバータ110は半導通状態になり、その結果、接
続中点Bの信号レベルは上昇し、ハイレベルとローレベ
ルの間の中間レベルになる。
【0009】このとき、後段のインバータ120の出力
信号OUTはハイレベルを維持しており、pチャネルM
OSFET130は遮断しているものとすると、更に入
力信号INが低下し、スレッショルド電圧VT-よりも小
さくなったところで、接続中点Bがハイレベルになり、
それに伴い、出力信号OUTはローレベルになって安定
する。
信号OUTはハイレベルを維持しており、pチャネルM
OSFET130は遮断しているものとすると、更に入
力信号INが低下し、スレッショルド電圧VT-よりも小
さくなったところで、接続中点Bがハイレベルになり、
それに伴い、出力信号OUTはローレベルになって安定
する。
【0010】以上の動作では、pチャネルMOSFET
130は導通しないので、ヒステリシス回路101全体
としては、電流供給回路が設けられていない場合と同様
の動作特性を示す。
130は導通しないので、ヒステリシス回路101全体
としては、電流供給回路が設けられていない場合と同様
の動作特性を示す。
【0011】逆に、入力信号INがローレベルからハイ
レベルに徐々に移行する場合、初期状態では接続中点B
はハイレベルにあり、pチャネルMOSFET130の
ゲート端子はローレベルにあるため、pチャネルMOS
FET130は導通状態にあるが、接続中点Bはハイレ
ベルであるため、電流は流れない。
レベルに徐々に移行する場合、初期状態では接続中点B
はハイレベルにあり、pチャネルMOSFET130の
ゲート端子はローレベルにあるため、pチャネルMOS
FET130は導通状態にあるが、接続中点Bはハイレ
ベルであるため、電流は流れない。
【0012】その状態から入力信号INが上昇し、前段
インバータ110が半導通状態になると、nチャネルM
OSFET1101が、接続中点Bの信号レベルを低下
させようとするが、pチャネルMOSFET130は接
続中点Bに電流を供給し、接続中点Bの信号レベル変化
を抑制する。従って、接続中点Bはハイレベルを維持す
る。
インバータ110が半導通状態になると、nチャネルM
OSFET1101が、接続中点Bの信号レベルを低下
させようとするが、pチャネルMOSFET130は接
続中点Bに電流を供給し、接続中点Bの信号レベル変化
を抑制する。従って、接続中点Bはハイレベルを維持す
る。
【0013】それよりも更に入力信号INが上昇し、前
段インバータ110内のnチャネルMOSFET110
2の電流吸込能力が高くなると、接続中点Bの信号レベ
ルは低下し始める。その状態ではpチャネルMOSFE
T130が接続中点Bに電流を供給し続けているが、入
力信号レベルINがスレッショルド電圧VT+を超え、n
チャネルMOSFET1102の電流吸込能力が高まる
結果、接続中点Bの信号レベルが低下すると、出力信号
OUTが上昇し始める。
段インバータ110内のnチャネルMOSFET110
2の電流吸込能力が高くなると、接続中点Bの信号レベ
ルは低下し始める。その状態ではpチャネルMOSFE
T130が接続中点Bに電流を供給し続けているが、入
力信号レベルINがスレッショルド電圧VT+を超え、n
チャネルMOSFET1102の電流吸込能力が高まる
結果、接続中点Bの信号レベルが低下すると、出力信号
OUTが上昇し始める。
【0014】すると、pチャネルMOSFET130の
電流供給能力が低下するため、接続中点Bに供給される
電流は減少し、その結果、接続中点Bの信号レベルが一
層低下する。この状態は、出力信号OUTの上昇と接続
中点Bの低下とが正帰還の関係にあり、正帰還ループが
形成されることにより、接続中点の信号レベル変化と出
力信号OUTのレベル変化とが加速される。そのため、
一旦正帰還ループが形成されると、接続中点Bはローレ
ベル、出力信号OUTはハイレベルに急速に移行し、入
力信号INは遅れてハイレベルに到達する。
電流供給能力が低下するため、接続中点Bに供給される
電流は減少し、その結果、接続中点Bの信号レベルが一
層低下する。この状態は、出力信号OUTの上昇と接続
中点Bの低下とが正帰還の関係にあり、正帰還ループが
形成されることにより、接続中点の信号レベル変化と出
力信号OUTのレベル変化とが加速される。そのため、
一旦正帰還ループが形成されると、接続中点Bはローレ
ベル、出力信号OUTはハイレベルに急速に移行し、入
力信号INは遅れてハイレベルに到達する。
【0015】以上の動作について、入力信号INを直線
的に変化させた場合の出力信号OUTの変化と、接続中
点Bの信号レベルVnodeの変化とを図8のグラフに示
す。このヒステリシス回路101のスレッショルド電圧
VT-、VT+は、約1.35Vと約1.55Vであり、入
力信号INのヒステリシス幅VHは約0.2Vとなって
いる。
的に変化させた場合の出力信号OUTの変化と、接続中
点Bの信号レベルVnodeの変化とを図8のグラフに示
す。このヒステリシス回路101のスレッショルド電圧
VT-、VT+は、約1.35Vと約1.55Vであり、入
力信号INのヒステリシス幅VHは約0.2Vとなって
いる。
【0016】上述したように、上記ヒステリシス回路1
01では、pチャネルMOSFET130が接続中点B
に電流を供給し、接続中点Bのハイレベルからローレベ
ルへの変化を遅らせることでステリシス特性を生成する
ものであるが、正帰還ループが形成されるまでは、pチ
ャネルMOSFET130から接続中点Bに電流が供給
され続けるため、ヒステリシス回路101の消費電流量
は、図9に示すように大きい。
01では、pチャネルMOSFET130が接続中点B
に電流を供給し、接続中点Bのハイレベルからローレベ
ルへの変化を遅らせることでステリシス特性を生成する
ものであるが、正帰還ループが形成されるまでは、pチ
ャネルMOSFET130から接続中点Bに電流が供給
され続けるため、ヒステリシス回路101の消費電流量
は、図9に示すように大きい。
【0017】1個のヒステリシス回路101では、その
消費電流が問題とならない場合でも、一つの半導体デバ
イス内に多数のヒステリシス回路101が設けられてい
るため、半導体デバイス全体では、ヒステリシス回路1
01が動作する度に大電流を消費し、温度上昇やノイズ
の原因となってしまう。
消費電流が問題とならない場合でも、一つの半導体デバ
イス内に多数のヒステリシス回路101が設けられてい
るため、半導体デバイス全体では、ヒステリシス回路1
01が動作する度に大電流を消費し、温度上昇やノイズ
の原因となってしまう。
【0018】この場合、前段インバータ110内のMO
SFET1101、1102や電流供給回路となるpチャ
ネルMOSFET130のサイズを小さくすれば消費電
流量を低下させることができるが、前段インバータ11
0の電流駆動能力が低下するため、後段インバータ12
0の入力容量や、配線の浮遊容量を充放電させるための
時間が長くなり、信号伝達が遅延してしまうという問題
がある。
SFET1101、1102や電流供給回路となるpチャ
ネルMOSFET130のサイズを小さくすれば消費電
流量を低下させることができるが、前段インバータ11
0の電流駆動能力が低下するため、後段インバータ12
0の入力容量や、配線の浮遊容量を充放電させるための
時間が長くなり、信号伝達が遅延してしまうという問題
がある。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の不都合を解決するために創作されたものであり、その
目的は、信号伝達が遅延せず、消費電流が小さいヒステ
リシス回路を提供することにある。
の不都合を解決するために創作されたものであり、その
目的は、信号伝達が遅延せず、消費電流が小さいヒステ
リシス回路を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載のヒステリシス回路は、第1及び第
2の電源電圧供給ラインと、上記第1及び第2の電源電
圧供給ラインに電気的に接続されており、第1の電源電
圧と第2の電源電圧との間において変化する入力信号を
第1のノードに供給するための第1の信号伝達回路と、
上記第1及び第2の電源電圧供給ラインに電気的に接続
されており、上記第1のノードの信号を出力信号として
供給するための第2の信号伝達回路と、上記だい1のノ
ードと上記第1及び第2の電源電圧供給ラインの一方と
の間に直列に電気的に接続されている第1及び第2のM
OSトランジスタとを有し、上記第1及び第2のMOS
トランジスタの一方のゲートには上記入力信号が供給さ
れ、上記第1及び第2のMOSトランジスタの他方のゲ
ートには上記出力信号が供給されることを特徴とする。
に、請求項1に記載のヒステリシス回路は、第1及び第
2の電源電圧供給ラインと、上記第1及び第2の電源電
圧供給ラインに電気的に接続されており、第1の電源電
圧と第2の電源電圧との間において変化する入力信号を
第1のノードに供給するための第1の信号伝達回路と、
上記第1及び第2の電源電圧供給ラインに電気的に接続
されており、上記第1のノードの信号を出力信号として
供給するための第2の信号伝達回路と、上記だい1のノ
ードと上記第1及び第2の電源電圧供給ラインの一方と
の間に直列に電気的に接続されている第1及び第2のM
OSトランジスタとを有し、上記第1及び第2のMOS
トランジスタの一方のゲートには上記入力信号が供給さ
れ、上記第1及び第2のMOSトランジスタの他方のゲ
ートには上記出力信号が供給されることを特徴とする。
【0021】この場合、請求項2に記載の発明のよう
に、上記第1及び第2のMOSトランジスタはpチャネ
ルMOSトランジスタであり、上記第1のノードと高電
源電圧供給ラインとの間に直列に接続される構成とする
ことができる。
に、上記第1及び第2のMOSトランジスタはpチャネ
ルMOSトランジスタであり、上記第1のノードと高電
源電圧供給ラインとの間に直列に接続される構成とする
ことができる。
【0022】また、請求項3に記載の発明のように、上
記第1及び第2のMOSトランジスタはnチャネルMO
Sトランジスタであり、上記第1のノードと低電源電圧
供給ラインとの間に直列に接続される構成とすることが
できる。
記第1及び第2のMOSトランジスタはnチャネルMO
Sトランジスタであり、上記第1のノードと低電源電圧
供給ラインとの間に直列に接続される構成とすることが
できる。
【0023】更には、請求項4に記載の発明のように、
上記第1のノードと上記第1及び第2の電源電圧供給ラ
インの他方との間に直列に電気的に接続されている第3
及び第4のMOSトランジスタを有し、上記第3及び第
4のMOSトランジスタの一方のゲートには上記入力信
号が供給され、上記第3及び第4のMOSトランジスタ
の他方のゲートには上記出力信号が供給される構成とす
ることができる。
上記第1のノードと上記第1及び第2の電源電圧供給ラ
インの他方との間に直列に電気的に接続されている第3
及び第4のMOSトランジスタを有し、上記第3及び第
4のMOSトランジスタの一方のゲートには上記入力信
号が供給され、上記第3及び第4のMOSトランジスタ
の他方のゲートには上記出力信号が供給される構成とす
ることができる。
【0024】また、このヒステリシス回路は、請求項5
に記載の発明のように、上記第1及び第2のMOSトラ
ンジスタはpチャネルMOSトランジスタであり、上記
第1のノードと高電源電圧(VDD)供給ラインとの間に直
列に接続されており、上記第3及び第4のMOSトラン
ジスタはnチャネルMOSトランジスタであり、上記第
1のノードと低電源電圧(VSS)供給ラインとの間に直列
に接続されている構成とすることができる。
に記載の発明のように、上記第1及び第2のMOSトラ
ンジスタはpチャネルMOSトランジスタであり、上記
第1のノードと高電源電圧(VDD)供給ラインとの間に直
列に接続されており、上記第3及び第4のMOSトラン
ジスタはnチャネルMOSトランジスタであり、上記第
1のノードと低電源電圧(VSS)供給ラインとの間に直列
に接続されている構成とすることができる。
【0025】本発明のヒステリシス回路は、第1及び第
2の信号伝達回路が直列に接続され、前後段の信号伝達
回路の接続中点(第1のノード)に2つのMOSトランジ
スタでなるクランプ回路が設けられており、入出力信号
レベルと、接続中点の信号レベルとが、第1の電源電圧
のレベルと第2の電源電圧のレベルとの間で変化するよ
うに構成されている。
2の信号伝達回路が直列に接続され、前後段の信号伝達
回路の接続中点(第1のノード)に2つのMOSトランジ
スタでなるクランプ回路が設けられており、入出力信号
レベルと、接続中点の信号レベルとが、第1の電源電圧
のレベルと第2の電源電圧のレベルとの間で変化するよ
うに構成されている。
【0026】例えば、第1の電源電圧(VDD)レベルをハ
イレベルとし、第2電源電圧(VSS)レベルをローレベル
とし、また、入力信号のレベル変化によって接続中点の
信号レベルがローレベルからハイレベル又はハイレベル
からローレベルに移行する際には、上記クランプ回路が
接続中点の信号レベル変化を抑制し、ローレベル又はハ
イレベルの状態を維持しようとするので、出力信号特性
がヒステリシスを有するようになる。
イレベルとし、第2電源電圧(VSS)レベルをローレベル
とし、また、入力信号のレベル変化によって接続中点の
信号レベルがローレベルからハイレベル又はハイレベル
からローレベルに移行する際には、上記クランプ回路が
接続中点の信号レベル変化を抑制し、ローレベル又はハ
イレベルの状態を維持しようとするので、出力信号特性
がヒステリシスを有するようになる。
【0027】上記クランプ回路には入力信号と出力信号
とが入力されており、レベル変化によって入出力信号が
所定の条件を満たしたときに、接続中点の信号レベル変
化を加速させるように構成されている。
とが入力されており、レベル変化によって入出力信号が
所定の条件を満たしたときに、接続中点の信号レベル変
化を加速させるように構成されている。
【0028】このように、接続中点の信号レベル変化を
抑制し、また、加速させることにより、接続中点がハイ
レベルとローレベルの間の中間レベルとなる期間を短縮
させるので、信号伝達が速く、また、クランプ回路の電
流消費を抑制することが可能となる。
抑制し、また、加速させることにより、接続中点がハイ
レベルとローレベルの間の中間レベルとなる期間を短縮
させるので、信号伝達が速く、また、クランプ回路の電
流消費を抑制することが可能となる。
【0029】また、上記接続中点の信号レベルがローレ
ベルからハイレベルへ移行する場合と、ハイレベルから
ローレベルに移行する場合の双方について、先ず、接続
中点の信号レベル変化を抑制し、次いで、入力信号と出
力信号とが所定条件を満足したときに、接続中点の信号
レベル変化を加速するように構成しておくと、接続中点
がハイレベルとローレベルの間の中間レベルにある期間
が一層短くなるので、動作が速くなり、クランプ回路の
電流消費も一層減少する。
ベルからハイレベルへ移行する場合と、ハイレベルから
ローレベルに移行する場合の双方について、先ず、接続
中点の信号レベル変化を抑制し、次いで、入力信号と出
力信号とが所定条件を満足したときに、接続中点の信号
レベル変化を加速するように構成しておくと、接続中点
がハイレベルとローレベルの間の中間レベルにある期間
が一層短くなるので、動作が速くなり、クランプ回路の
電流消費も一層減少する。
【0030】このように、接続中点の信号レベル変化を
加速させる場合は、クランプ回路が出力信号変化と接続
中点の信号レベル変化とを正帰還させ、出力信号レベル
変化も加速させると、ヒステリシス回路動作を一層速く
することができる。
加速させる場合は、クランプ回路が出力信号変化と接続
中点の信号レベル変化とを正帰還させ、出力信号レベル
変化も加速させると、ヒステリシス回路動作を一層速く
することができる。
【0031】尚、集積回路(半導体デバイス)の内部で
は、インバータが最も簡単な信号伝達回路であるので、
本発明のヒステリシス回路の信号伝達回路にはインバー
タを用い簡単な回路構成とすることが好ましい。
は、インバータが最も簡単な信号伝達回路であるので、
本発明のヒステリシス回路の信号伝達回路にはインバー
タを用い簡単な回路構成とすることが好ましい。
【0032】
【発明の実施の形態】図1(a)の符号1は、本発明の第
1の実施形態のヒステリシス回路であり、直列接続され
た2個の信号伝達回路を有している。
1の実施形態のヒステリシス回路であり、直列接続され
た2個の信号伝達回路を有している。
【0033】その2個の信号伝達回路は、それぞれイン
バータ11、12で構成されており、前段インバータ1
1の出力端子と後段インバータ12の入力端子は互いに
接続され、符号Aで示す接続中点が構成されている。
バータ11、12で構成されており、前段インバータ1
1の出力端子と後段インバータ12の入力端子は互いに
接続され、符号Aで示す接続中点が構成されている。
【0034】前段インバータ11には、入力信号INが
入力されており、接続中点Aにはその入力信号INが反
転出力されており、後段インバータ12は接続中点Aの
信号レベルを再度反転し、定常状態では、入力信号IN
と同極性の出力信号OUTを出力するように構成されて
いる。
入力されており、接続中点Aにはその入力信号INが反
転出力されており、後段インバータ12は接続中点Aの
信号レベルを再度反転し、定常状態では、入力信号IN
と同極性の出力信号OUTを出力するように構成されて
いる。
【0035】前後段のインバータ11、12は、両方
共、電流供給動作と電流吸込動作ができるように構成さ
れている。後段インバータ12は、前段インバータ11
の内部回路構成と同じであり、この図1(a)(及び後述
する図1(b)〜(d))では、前段インバータ11の内部
回路のみを示し、後段インバータ12の内部回路の図示
と説明は省略する。
共、電流供給動作と電流吸込動作ができるように構成さ
れている。後段インバータ12は、前段インバータ11
の内部回路構成と同じであり、この図1(a)(及び後述
する図1(b)〜(d))では、前段インバータ11の内部
回路のみを示し、後段インバータ12の内部回路の図示
と説明は省略する。
【0036】前段インバータ11は、ドレイン端子同士
が接続され、ゲート端子が短絡されたpチャネルMOS
FET111とnチャネルMOSFET112を有してお
り、pチャネルMOSFET111のソース端子は電源
電圧VDDのラインに接続され、nチャネルMOSFET
112のソース端子はグラウンド電圧VSSのラインに接
続されている。
が接続され、ゲート端子が短絡されたpチャネルMOS
FET111とnチャネルMOSFET112を有してお
り、pチャネルMOSFET111のソース端子は電源
電圧VDDのラインに接続され、nチャネルMOSFET
112のソース端子はグラウンド電圧VSSのラインに接
続されている。
【0037】互いに接続されたドレイン端子は接続中点
Aであり、その接続中点Aにはクランプ回路13が設け
られている。
Aであり、その接続中点Aにはクランプ回路13が設け
られている。
【0038】クランプ回路13内には、ハイレベル側ク
ランプ回路14とローレベル側クランプ回路15とが設
けられており、ハイレベル側クランプ回路14は、2個
のpチャネルMOSFET141、142が直列接続され
て構成されている。他方、ローレベル側クランプ回路1
5は、2個のnチャネルMOSFET151、152が直
列接続されて構成されており、両レベル側クランプ回路
14、15には、入力信号INと出力信号OUTがそれ
ぞれ入力されている。
ランプ回路14とローレベル側クランプ回路15とが設
けられており、ハイレベル側クランプ回路14は、2個
のpチャネルMOSFET141、142が直列接続され
て構成されている。他方、ローレベル側クランプ回路1
5は、2個のnチャネルMOSFET151、152が直
列接続されて構成されており、両レベル側クランプ回路
14、15には、入力信号INと出力信号OUTがそれ
ぞれ入力されている。
【0039】ハイレベル側クランプ回路14は、電源電
圧VDDと接続中点Aの間に挿入され、ローレベル側クラ
ンプ回路15は、接続中点Aとグラウンド電圧VSSの間
に挿入されており、ハイレベル側クランプ回路14内で
は、一方のpチャネルMOSFET141のソース端子
が電源電圧VDDに接続され、他方のpチャネルMOSF
ET142のドレイン端子が接続中点Aに接続されてい
る。また、ローレベル側クランプ回路15内では、一方
のnチャネルMOSFET151のドレイン端子が接続
中点Aに接続され、他方のnチャネルMOSFET15
2のソース端子がグラウンド電圧VSSに接続されてい
る。
圧VDDと接続中点Aの間に挿入され、ローレベル側クラ
ンプ回路15は、接続中点Aとグラウンド電圧VSSの間
に挿入されており、ハイレベル側クランプ回路14内で
は、一方のpチャネルMOSFET141のソース端子
が電源電圧VDDに接続され、他方のpチャネルMOSF
ET142のドレイン端子が接続中点Aに接続されてい
る。また、ローレベル側クランプ回路15内では、一方
のnチャネルMOSFET151のドレイン端子が接続
中点Aに接続され、他方のnチャネルMOSFET15
2のソース端子がグラウンド電圧VSSに接続されてい
る。
【0040】ハイレベル側クランプ回路14内では、入
力信号INは、電源電圧VDD側のpチャネルMOSFE
T141に入力され、出力信号OUTは、接続中点A側
のpチャネルMOSFET142に入力されている。ま
た、ローレベル側クランプ回路15内では、入力信号I
Nは、グラウンド電圧VSS側のnチャネルMOSFET
152に入力され、出力信号OUTは、接続中点A側の
nチャネルMOSFET151に入力されている。
力信号INは、電源電圧VDD側のpチャネルMOSFE
T141に入力され、出力信号OUTは、接続中点A側
のpチャネルMOSFET142に入力されている。ま
た、ローレベル側クランプ回路15内では、入力信号I
Nは、グラウンド電圧VSS側のnチャネルMOSFET
152に入力され、出力信号OUTは、接続中点A側の
nチャネルMOSFET151に入力されている。
【0041】このようなクランプ回路13内の構成によ
り、ハイレベル側クランプ回路14が導通し、ローレベ
ル側クランプ回路15が遮断した場合には、接続中点A
は電源電圧VDDにクランプされ、他方、ハイレベル側ク
ランプ回路14が遮断し、ローレベル側クランプ回路1
5が導通した場合には、接続中点Aはグラウンド電圧V
SSにクランプされることになる。
り、ハイレベル側クランプ回路14が導通し、ローレベ
ル側クランプ回路15が遮断した場合には、接続中点A
は電源電圧VDDにクランプされ、他方、ハイレベル側ク
ランプ回路14が遮断し、ローレベル側クランプ回路1
5が導通した場合には、接続中点Aはグラウンド電圧V
SSにクランプされることになる。
【0042】入力信号INが直線的に変化した場合の、
このヒステリシス回路1の動作を説明する。
このヒステリシス回路1の動作を説明する。
【0043】<初期状態>図2のタイミングチャートを
参照し、いま、初期状態(ゼロsec)では入力信号INと
出力信号OUTがハイレベルで安定しているものとす
る。この状態では、インバータ12以外の各MOSFE
Tのゲート端子はハイレベルにあるため、前段インバー
タ11内のnチャネルMOSFET112とローレベル
側クランプ回路15とが導通状態にあり、接続中点Bは
ローレベル(グラウンド電圧VSS)にクランプされてい
る。このとき、前段インバータ11内のpチャネルMO
SFET111とハイレベル側クランプ回路14は遮断
状態にあるため、ヒステリシス回路1には貫通電流は流
れない。
参照し、いま、初期状態(ゼロsec)では入力信号INと
出力信号OUTがハイレベルで安定しているものとす
る。この状態では、インバータ12以外の各MOSFE
Tのゲート端子はハイレベルにあるため、前段インバー
タ11内のnチャネルMOSFET112とローレベル
側クランプ回路15とが導通状態にあり、接続中点Bは
ローレベル(グラウンド電圧VSS)にクランプされてい
る。このとき、前段インバータ11内のpチャネルMO
SFET111とハイレベル側クランプ回路14は遮断
状態にあるため、ヒステリシス回路1には貫通電流は流
れない。
【0044】その状態から入力信号INの信号レベルが
低下し始めると、入力信号INが低下しても、前段イン
バータ11が半導通状態にならなければ、ヒステリシス
回路1には貫通電流は流れない。
低下し始めると、入力信号INが低下しても、前段イン
バータ11が半導通状態にならなければ、ヒステリシス
回路1には貫通電流は流れない。
【0045】図3に、ヒステリシス回路1に流れる電流
をグラフにして示す。前段インバータ11が半導通状態
になるまでは、接続中点Aの信号レベルや出力信号OU
Tは変化しない(0〜120msec)。
をグラフにして示す。前段インバータ11が半導通状態
になるまでは、接続中点Aの信号レベルや出力信号OU
Tは変化しない(0〜120msec)。
【0046】<接続中点の信号レベルの変化開始>入力
信号INの信号レベルが低下すると、前段インバータ1
1内のpチャネルMOSFET111が半導通状態にな
る。このとき、前段インバータ11内のnチャネルMO
SFET112とローレベル側クランプ回路15とは導
通状態にあるため、インバータ11は半導通状態にな
る。
信号INの信号レベルが低下すると、前段インバータ1
1内のpチャネルMOSFET111が半導通状態にな
る。このとき、前段インバータ11内のnチャネルMO
SFET112とローレベル側クランプ回路15とは導
通状態にあるため、インバータ11は半導通状態にな
る。
【0047】この状態では、出力信号OUTは未だハイ
レベルにあるので、pチャネルMOSFET142は導
通状態にはならず、ハイレベル側クランプ回路14は遮
断しているため、pチャネルMOSFET111に流れ
る電流がヒステリシス回路1全体に流れる貫通電流量を
決定する(120msec〜約210msec)。図4
に、ヒステリシス回路1内の各部分に流れる電流を示
す。
レベルにあるので、pチャネルMOSFET142は導
通状態にはならず、ハイレベル側クランプ回路14は遮
断しているため、pチャネルMOSFET111に流れ
る電流がヒステリシス回路1全体に流れる貫通電流量を
決定する(120msec〜約210msec)。図4
に、ヒステリシス回路1内の各部分に流れる電流を示
す。
【0048】入力信号INが低下しても、pチャネルM
OSFETが半導通状態になる程度であれば、ローレベ
ル側クランプ回路15が導通しているため、pチャネル
MOSFET111から供給される電流はローレベル側
クランプ回路15によって吸い込まれ、接続中点Aはロ
ーレベルにクランプされた状態にあるので、その信号レ
ベルの上昇は僅かである。
OSFETが半導通状態になる程度であれば、ローレベ
ル側クランプ回路15が導通しているため、pチャネル
MOSFET111から供給される電流はローレベル側
クランプ回路15によって吸い込まれ、接続中点Aはロ
ーレベルにクランプされた状態にあるので、その信号レ
ベルの上昇は僅かである。
【0049】<出力信号の切り替わり時>入力信号IN
が更に低下すると、前段インバータ11のpチャネルM
OSFET111の電流供給能力は大きくなり、接続中
点Aに供給される電流量は増加するようになる。他方、
nチャネルMOSFET112やローレベル側クランプ
回路15の電流吸込能力は低下するため、入力信号IN
の低下に伴って接続中点Aの信号レベルが上昇するよう
になる。
が更に低下すると、前段インバータ11のpチャネルM
OSFET111の電流供給能力は大きくなり、接続中
点Aに供給される電流量は増加するようになる。他方、
nチャネルMOSFET112やローレベル側クランプ
回路15の電流吸込能力は低下するため、入力信号IN
の低下に伴って接続中点Aの信号レベルが上昇するよう
になる。
【0050】入力信号INが十分低下し、前段インバー
タ11内のnチャネルMOSFET112とローレベル
側クランプ回路15とが遮断し始めると、接続中点Aの
ローレベルへのクランプが解除される。
タ11内のnチャネルMOSFET112とローレベル
側クランプ回路15とが遮断し始めると、接続中点Aの
ローレベルへのクランプが解除される。
【0051】このとき、接続中点Aの信号レベルが急に
上昇し、その影響で出力信号OUTが低下すると、既に
入力信号INは十分低下しているので、入力信号INと
出力信号OUTとがハイレベル側クランプ回路14を導
通させる条件が整い、ハイレベル側クランプ回路14に
よって接続中点Aに電流が供給され始める。
上昇し、その影響で出力信号OUTが低下すると、既に
入力信号INは十分低下しているので、入力信号INと
出力信号OUTとがハイレベル側クランプ回路14を導
通させる条件が整い、ハイレベル側クランプ回路14に
よって接続中点Aに電流が供給され始める。
【0052】すると、ハイレベル側クランプ回路14か
ら供給される電流によって接続中点Aの信号レベルは更
に上昇し、それにより出力信号OUTは更に低下する。
その結果、接続中点Aに供給される電流は一層増加する
ため、接続中点Aの信号レベルは一層上昇し、出力信号
OUTを一層低下させる。このような接続中点Aの信号
レベルの上昇と出力信号OUTの低下とが正帰還ループ
を形成し、接続中点Aはハイレベルに、出力信号OUT
はローレベルに急速に変化し、高電圧側クランプ回路1
4を導通状態に、低電圧側クランプ回路15を遮断状態
にする(約210msecの時点)。
ら供給される電流によって接続中点Aの信号レベルは更
に上昇し、それにより出力信号OUTは更に低下する。
その結果、接続中点Aに供給される電流は一層増加する
ため、接続中点Aの信号レベルは一層上昇し、出力信号
OUTを一層低下させる。このような接続中点Aの信号
レベルの上昇と出力信号OUTの低下とが正帰還ループ
を形成し、接続中点Aはハイレベルに、出力信号OUT
はローレベルに急速に変化し、高電圧側クランプ回路1
4を導通状態に、低電圧側クランプ回路15を遮断状態
にする(約210msecの時点)。
【0053】この正帰還動作をしている間、両レベル側
クランプ回路14、15にピーク的な電流が流れる。
クランプ回路14、15にピーク的な電流が流れる。
【0054】<切り替わりの終了時>正帰還動作によ
り、出力信号OUTがローレベルになると、ローレベル
側クランプ回路15は遮断する。このとき、入力信号I
Nが十分低下しているため、前段インバータ11内のn
チャネルMOSFET112は遮断しているため、前段
インバータ11内のpチャネルMOSFET111やハ
イレベル側クランプ回路14が導通状態になっていて
も、ヒステリシス回路1には貫通電流は流れない。
り、出力信号OUTがローレベルになると、ローレベル
側クランプ回路15は遮断する。このとき、入力信号I
Nが十分低下しているため、前段インバータ11内のn
チャネルMOSFET112は遮断しているため、前段
インバータ11内のpチャネルMOSFET111やハ
イレベル側クランプ回路14が導通状態になっていて
も、ヒステリシス回路1には貫通電流は流れない。
【0055】その状態で、入力信号INは徐々に低下
し、遅れてローレベルに到達する(約210msec〜
300msec)。
し、遅れてローレベルに到達する(約210msec〜
300msec)。
【0056】<逆方向に変化するとき>入力信号INが
ローレベルからハイレベルに移行する場合(300ms
ec以後)は、入力信号INの上昇により、先ず、上述
の場合とは逆に、前段インバータ11内のpチャネルM
OSFET111とハイレベル側クランプ回路14とが
導通している状態で、nチャネルMOSFET112が
半導通状態になり、そのnチャネルMOSFET112
に微小電流が流れる。
ローレベルからハイレベルに移行する場合(300ms
ec以後)は、入力信号INの上昇により、先ず、上述
の場合とは逆に、前段インバータ11内のpチャネルM
OSFET111とハイレベル側クランプ回路14とが
導通している状態で、nチャネルMOSFET112が
半導通状態になり、そのnチャネルMOSFET112
に微小電流が流れる。
【0057】この場合、nチャネルMOSFET112
の電流吸込能力は、pチャネルMOSFET111の電
流供給能力よりも高いので、入力信号INがハイレベル
からローレベルに移行する場合よりも電流消費量は大き
いが、従来技術のヒステリシス回路101に比べると小
さい(390msec〜約460msec)。
の電流吸込能力は、pチャネルMOSFET111の電
流供給能力よりも高いので、入力信号INがハイレベル
からローレベルに移行する場合よりも電流消費量は大き
いが、従来技術のヒステリシス回路101に比べると小
さい(390msec〜約460msec)。
【0058】図5に、従来技術のヒステリシス回路10
1の各回路部分の電流波形のタイミングチャートを示し
ておく。
1の各回路部分の電流波形のタイミングチャートを示し
ておく。
【0059】接続中点Aの信号レベルがハイレベルから
ローレベルに変化する場合、その信号レベルは、ハイレ
ベル側クランプ回路14によってハイレベルにクランプ
されているが、入力信号INの上昇によりクランプが解
除され、接続中点Aの信号レベルが低下し、出力信号O
UTが上昇すると、ローレベル側クランプ回路15が導
通し、その結果、接続中点Aの信号レベルを更に低下さ
せるような正帰還ループが形成されるので、出力信号O
UTはハイレベルに、接続中点Aの信号レベルはローレ
ベルに急速に移行する。
ローレベルに変化する場合、その信号レベルは、ハイレ
ベル側クランプ回路14によってハイレベルにクランプ
されているが、入力信号INの上昇によりクランプが解
除され、接続中点Aの信号レベルが低下し、出力信号O
UTが上昇すると、ローレベル側クランプ回路15が導
通し、その結果、接続中点Aの信号レベルを更に低下さ
せるような正帰還ループが形成されるので、出力信号O
UTはハイレベルに、接続中点Aの信号レベルはローレ
ベルに急速に移行する。
【0060】この正帰還ループが形成される短時間だ
け、両レベル側クランプ回路14、15に、ピーク的な
電流が流れる(約460msec)。
け、両レベル側クランプ回路14、15に、ピーク的な
電流が流れる(約460msec)。
【0061】出力信号OUTがハイレベルになるとロー
レベル側クランプ回路15は遮断し、ヒステリシス回路
1には電流は流れなくなる。この状態で、入力信号の変
化は続行され、遅れてハイレベルに到達する。
レベル側クランプ回路15は遮断し、ヒステリシス回路
1には電流は流れなくなる。この状態で、入力信号の変
化は続行され、遅れてハイレベルに到達する。
【0062】以上説明したように、本発明のヒステリシ
ス回路1では、接続中点Aの信号レベルは、変化当初は
クランプされており、そのクランプが解除された後、正
帰還動作が行われるので応答速度は早い。また、正帰還
動作を行う期間は短く、その間だけクランプ回路13に
電流が流れため、消費電流量は小さい。
ス回路1では、接続中点Aの信号レベルは、変化当初は
クランプされており、そのクランプが解除された後、正
帰還動作が行われるので応答速度は早い。また、正帰還
動作を行う期間は短く、その間だけクランプ回路13に
電流が流れため、消費電流量は小さい。
【0063】なお、各MOSFET111、112、14
1、142、151、152のサイズを小さくすれば、より
消費電流を小さくできるが、その場合は、図6に示すよ
うに、電流駆動能力が低下する結果、接続中点Aの信号
レベルがローレベルとハイレベルの間の中間レベルにあ
る時間が長くなり、応答速度が低下する。
1、142、151、152のサイズを小さくすれば、より
消費電流を小さくできるが、その場合は、図6に示すよ
うに、電流駆動能力が低下する結果、接続中点Aの信号
レベルがローレベルとハイレベルの間の中間レベルにあ
る時間が長くなり、応答速度が低下する。
【0064】<スレッショルド電圧>図2のグラフか
ら、スレッショルド電圧VT-、VT+は約0.9Vと約
1.55Vと読みとれる。図7に示したヒステリシス回
路101に比べると、電流シンク型クランプ回路13が
追加されている分だけ、ハイレベルからローレベルに転
じる際のスレッショルド電圧VT-が低下しており、その
結果、ヒステリシス幅VHは約0.65Vと大きくなっ
ている。
ら、スレッショルド電圧VT-、VT+は約0.9Vと約
1.55Vと読みとれる。図7に示したヒステリシス回
路101に比べると、電流シンク型クランプ回路13が
追加されている分だけ、ハイレベルからローレベルに転
じる際のスレッショルド電圧VT-が低下しており、その
結果、ヒステリシス幅VHは約0.65Vと大きくなっ
ている。
【0065】尚、図2、図3、図4、図5及び図6に示
した特性は、本発明の一例を示したものであり、本発明
のヒステリシス回路はこれらによって限定されるもので
はない。
した特性は、本発明の一例を示したものであり、本発明
のヒステリシス回路はこれらによって限定されるもので
はない。
【0066】
【実施例】図1(b)の符号2は、本発明の第2の実施形
態のヒステリシス回路である。そのヒステリシス回路2
が有するクランプ回路23は、図1(a)に示したハイレ
ベル側クランプ回路14内の2個のpチャネルMOSF
ET141、142の位置を交換し、また、ローレベル側
クランプ回路15内の2個のnチャネルMOSFET1
51、152の位置を交換したものである。このヒステリ
シス回路2も、上述のヒステリシス回路1と同様に、低
消費電流で高速動作ができる。
態のヒステリシス回路である。そのヒステリシス回路2
が有するクランプ回路23は、図1(a)に示したハイレ
ベル側クランプ回路14内の2個のpチャネルMOSF
ET141、142の位置を交換し、また、ローレベル側
クランプ回路15内の2個のnチャネルMOSFET1
51、152の位置を交換したものである。このヒステリ
シス回路2も、上述のヒステリシス回路1と同様に、低
消費電流で高速動作ができる。
【0067】
【実施例】図1(c)の符号3は、本発明の第3の実施形
態のヒステリシス回路である。そのヒステリシス回路3
が有するクランプ回路33は、ハイレベル側クランプ回
路によって構成されており、ローレベル側クランプ回路
が省略されている。このヒステリシス回路3も、低消費
電流で高速動作ができるが、入力信号INがハイレベル
からローレベルに移行する際のスレッショルド電圧VT-
が大きくなるため、ヒステリシス幅VHは、図7の従来
技術のヒステリシス回路101と同程度である。
態のヒステリシス回路である。そのヒステリシス回路3
が有するクランプ回路33は、ハイレベル側クランプ回
路によって構成されており、ローレベル側クランプ回路
が省略されている。このヒステリシス回路3も、低消費
電流で高速動作ができるが、入力信号INがハイレベル
からローレベルに移行する際のスレッショルド電圧VT-
が大きくなるため、ヒステリシス幅VHは、図7の従来
技術のヒステリシス回路101と同程度である。
【0068】
【実施例】図1(d)の符号4は、本発明の第4の実施形
態のヒステリシス回路である。そのヒステリシス回路4
が有するクランプ回路43は、ローレベル側クランプ回
路によって構成されている。このヒステリシス回路4も
低消費電流で高速動作ができるが、図1(c)に示したヒ
ステリシス回路3とは逆に、入力信号INがローレベル
からハイレベルに移行する際のスレッショルド電圧VT+
が小さくなるため、ヒステリシス幅VHは、図7のヒス
テリシス回路101と同程度になる。
態のヒステリシス回路である。そのヒステリシス回路4
が有するクランプ回路43は、ローレベル側クランプ回
路によって構成されている。このヒステリシス回路4も
低消費電流で高速動作ができるが、図1(c)に示したヒ
ステリシス回路3とは逆に、入力信号INがローレベル
からハイレベルに移行する際のスレッショルド電圧VT+
が小さくなるため、ヒステリシス幅VHは、図7のヒス
テリシス回路101と同程度になる。
【0069】
【実施例】以上説明したヒステリシス回路1〜4は、信
号伝達回路としてインバータを用いたが、本発明のヒス
テリシス回路はそれに限定されるものではない。接続中
点をクランプしてヒステリシスを持たせる一方、接続中
点がローレベルとハイレベルの中間のレベルにある期間
を短縮するように、正帰還動作により、ローレベル又は
ハイレベルに急速に移行させるものであれば本発明に含
まれる。
号伝達回路としてインバータを用いたが、本発明のヒス
テリシス回路はそれに限定されるものではない。接続中
点をクランプしてヒステリシスを持たせる一方、接続中
点がローレベルとハイレベルの中間のレベルにある期間
を短縮するように、正帰還動作により、ローレベル又は
ハイレベルに急速に移行させるものであれば本発明に含
まれる。
【0070】
【発明の効果】応答速度が早く、信号伝達が遅延しな
い。クランプ回路が正帰還動作を行う期間だけ電流を消
費するので、消費電流が少なくて済む。
い。クランプ回路が正帰還動作を行う期間だけ電流を消
費するので、消費電流が少なくて済む。
【図1】(a)〜(d):本発明のクランプ回路の第1〜第
4の実施形態を示す回路図
4の実施形態を示す回路図
【図2】その第1の実施形態のヒステリシス回路の入力
信号INと出力信号OUT及び接続中点Aの信号レベル
変化を説明するためのグラフ
信号INと出力信号OUT及び接続中点Aの信号レベル
変化を説明するためのグラフ
【図3】第1の実施形態のヒステリシス回路に流れる電
流を説明するためのグラフ
流を説明するためのグラフ
【図4】第1の実施形態のヒステリシス回路の内部に流
れる電流を説明するためのグラフ
れる電流を説明するためのグラフ
【図5】従来技術のヒステリシス回路の内部に流れる電
流を説明するためのグラフ
流を説明するためのグラフ
【図6】本発明のヒステリシス回路内のMOSFETが
最適な電流駆動能力である場合と、電流駆動能力が低い
場合との動作特性の相違を説明するためのグラフ
最適な電流駆動能力である場合と、電流駆動能力が低い
場合との動作特性の相違を説明するためのグラフ
【図7】従来技術のヒステリシス回路の例
【図8】そのヒステリシス回路の出力信号OUTと接続
中点Bの信号レベルVnodeの変化を示すグラフ
中点Bの信号レベルVnodeの変化を示すグラフ
【図9】そのヒステリシス回路の消費電流量を示すグラ
フ
フ
1〜4……ヒステリシス回路 11、12……インバ
ータ(信号伝達回路) 13、14、15……クランプ回路 A……接続中点(第1のノード) IN……入力信号
OUT……出力信号
ータ(信号伝達回路) 13、14、15……クランプ回路 A……接続中点(第1のノード) IN……入力信号
OUT……出力信号
Claims (6)
- 【請求項1】 第1及び第2の電源電圧供給ラインと、 上記第1及び第2の電源電圧供給ラインに電気的に接続
されており、第1の電源電圧と第2の電源電圧との間に
おいて変化する入力信号を第1のノードに供給するため
の第1の信号伝達回路と、 上記第1及び第2の電源電圧供給ラインに電気的に接続
されており、上記第1のノードの信号を出力信号として
供給するための第2の信号伝達回路と、 上記第1のノードと上記第1及び第2の電源電圧供給ラ
インの一方との間に、直列に電気的に接続されている第
1及び第2のMOSトランジスタと、 を有し、上記第1及び第2のMOSトランジスタの一方
のゲートには上記入力信号が供給され、上記第1及び第
2のMOSトランジスタの他方のゲートには上記出力信
号が供給されることを特徴とするヒステリシス回路。 - 【請求項2】 上記第1及び第2のMOSトランジスタ
はpチャネルMOSトランジスタであり、上記第1のノ
ードと高電源電圧供給ラインとの間に直列に接続されて
いることを特徴とする請求項1に記載のヒステリシス回
路。 - 【請求項3】 上記第1及び第2のMOSトランジスタ
はnチャネルMOSトランジスタであり、上記第1のノ
ードと低電源電圧供給ラインとの間に直列に接続されて
いることを特徴とする請求項1に記載のヒステリシス回
路。 - 【請求項4】 上記第1のノードと上記第1及び第2の
電源電圧供給ラインの他方との間に直列に電気的に接続
されている第3及び第4のMOSトランジスタを有し、
上記第3及び第4のMOSトランジスタの一方のゲート
には上記入力信号が供給され、上記第3及び第4のMO
Sトランジスタの他方のゲートには上記出力信号が供給
されることを特徴とする請求項1の記載のヒステリシス
回路。 - 【請求項5】 上記第1及び第2のMOSトランジスタ
はpチャネルMOSトランジスタであり、上記第1のノ
ードと高電源電圧供給ラインとの間に直列に接続されて
おり、上記第3及び第4のMOSトランジスタはnチャ
ネルMOSトランジスタであり、上記第1のノードと低
電源電圧供給ラインとの間に直列に接続されている請求
項4に記載のヒステリシス回路。 - 【請求項6】 上記第1及び第2の信号伝達回路はイン
バータであることを特徴とする請求項1、2、3、4又
は5に記載のヒステリシス回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11194097A JPH10290145A (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | ヒステリシス回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11194097A JPH10290145A (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | ヒステリシス回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10290145A true JPH10290145A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14573964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11194097A Pending JPH10290145A (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | ヒステリシス回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10290145A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6999394B2 (en) | 2001-07-18 | 2006-02-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical disc playback apparatus |
| CN102064694A (zh) * | 2009-11-11 | 2011-05-18 | 精工电子有限公司 | 输入电路 |
-
1997
- 1997-04-14 JP JP11194097A patent/JPH10290145A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6999394B2 (en) | 2001-07-18 | 2006-02-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical disc playback apparatus |
| CN102064694A (zh) * | 2009-11-11 | 2011-05-18 | 精工电子有限公司 | 输入电路 |
| JP2011103607A (ja) * | 2009-11-11 | 2011-05-26 | Seiko Instruments Inc | 入力回路 |
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