JPH1029046A - 双ロール式連続鋳造設備 - Google Patents
双ロール式連続鋳造設備Info
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- JPH1029046A JPH1029046A JP9591697A JP9591697A JPH1029046A JP H1029046 A JPH1029046 A JP H1029046A JP 9591697 A JP9591697 A JP 9591697A JP 9591697 A JP9591697 A JP 9591697A JP H1029046 A JPH1029046 A JP H1029046A
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- strip
- roll
- rolls
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 未凝固部分の復熱に起因したストリップの完
全固相シェル厚の減少を防止する。 【解決手段】 ストリップ8を連続的に鋳造する一対の
冷却ロール1a,1bと、冷却ロール1a,1bの直下
から冷却ロール1a,1bのロールニップ付近に位置す
るストリップ8へ向って冷却ガスを噴射するノズル24
a,24bと、ノズル24a,24bの直下においてス
トリップ8を輻射冷却する冷却パネル25a,25b
と、冷却パネル25a,25bの下方でストリップ8を
挾持する複数対の中低クラウン状の冷却ピンチロール2
6a,26b,27a,27b,28a,28bとを備
え、冷却ロール1a,1bのロールニップ付近に位置し
ているストリップ8を冷却し、ストリップ8の破断やス
トリップ8の端部割れを抑止する。
全固相シェル厚の減少を防止する。 【解決手段】 ストリップ8を連続的に鋳造する一対の
冷却ロール1a,1bと、冷却ロール1a,1bの直下
から冷却ロール1a,1bのロールニップ付近に位置す
るストリップ8へ向って冷却ガスを噴射するノズル24
a,24bと、ノズル24a,24bの直下においてス
トリップ8を輻射冷却する冷却パネル25a,25b
と、冷却パネル25a,25bの下方でストリップ8を
挾持する複数対の中低クラウン状の冷却ピンチロール2
6a,26b,27a,27b,28a,28bとを備
え、冷却ロール1a,1bのロールニップ付近に位置し
ているストリップ8を冷却し、ストリップ8の破断やス
トリップ8の端部割れを抑止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は双ロール式連続鋳造
設備に関するものである。
設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、溶融金属から金属板を連続的に鋳
造する一手段として、種々の双ロール式連続鋳造設備が
提案されている。
造する一手段として、種々の双ロール式連続鋳造設備が
提案されている。
【0003】図3は特開平3−33053号公報に開示
された双ロール式連続鋳造設備(双ロール型連続鋳造装
置)を示すものである。
された双ロール式連続鋳造設備(双ロール型連続鋳造装
置)を示すものである。
【0004】1a,1bは一対の冷却ロール(水冷ロー
ル)であり、該冷却ロール1a,1bは、水平且つ互い
に平行に並ぶように配置されている。
ル)であり、該冷却ロール1a,1bは、水平且つ互い
に平行に並ぶように配置されている。
【0005】また、冷却ロール1a,1bの一端面及び
他端面には、それぞれサイド堰(図示せず)が設けられ
ている。
他端面には、それぞれサイド堰(図示せず)が設けられ
ている。
【0006】2は上流側チャンバ(本体容器)であり、
該上流側チャンバ2は、前記の冷却ロール1a,1bを
内装している。
該上流側チャンバ2は、前記の冷却ロール1a,1bを
内装している。
【0007】この上流側チャンバ2の所定箇所には、該
上流側チャンバ2の内部へ無酸化ガスとして不活性ガス
を供給するための不活性ガス供給口3と、真空ポンプ
(図示せず)に接続された吸引口4とが設けられてい
る。
上流側チャンバ2の内部へ無酸化ガスとして不活性ガス
を供給するための不活性ガス供給口3と、真空ポンプ
(図示せず)に接続された吸引口4とが設けられてい
る。
【0008】5はタンディッシュであり、該タンディッ
シュ5は、冷却ロール1a,1bとサイド堰とによって
囲まれる空間に溶融金属溜まり(溶湯プール)6を形成
させ得るように、上流側チャンバ2の内部に配置されて
いる。
シュ5は、冷却ロール1a,1bとサイド堰とによって
囲まれる空間に溶融金属溜まり(溶湯プール)6を形成
させ得るように、上流側チャンバ2の内部に配置されて
いる。
【0009】タンディッシュ5には、上流側チャンバ2
の上方に配置されたレードル7から溶融金属が供給され
るようになっており、タンディッシュ5から溶融金属を
流下させることにより冷却ロール1a,1bとサイド堰
とによって囲まれる空間に溶融金属溜まり6を形成させ
た状態で、図3において右側に位置する冷却ロール1a
を時計回りに、また、図3において左側に位置する冷却
ロール1bを反時計回りに同時に回動させると、冷却ロ
ール1a,1bの間で凝固する金属が冷却ロール1a,
1bのロールギャップに応じた板厚のストリップ8(金
属薄帯)に成形されて冷却ロール1a,1bの下方へ向
って連続的に送り出されるようになっている。
の上方に配置されたレードル7から溶融金属が供給され
るようになっており、タンディッシュ5から溶融金属を
流下させることにより冷却ロール1a,1bとサイド堰
とによって囲まれる空間に溶融金属溜まり6を形成させ
た状態で、図3において右側に位置する冷却ロール1a
を時計回りに、また、図3において左側に位置する冷却
ロール1bを反時計回りに同時に回動させると、冷却ロ
ール1a,1bの間で凝固する金属が冷却ロール1a,
1bのロールギャップに応じた板厚のストリップ8(金
属薄帯)に成形されて冷却ロール1a,1bの下方へ向
って連続的に送り出されるようになっている。
【0010】このストリップ8を外部へ送出するため
に、上流側チャンバ2の底部には開口が設けられてお
り、また、該開口は、必要に応じて開閉扉9により閉塞
され得るようになっている。
に、上流側チャンバ2の底部には開口が設けられてお
り、また、該開口は、必要に応じて開閉扉9により閉塞
され得るようになっている。
【0011】10a,10bは一対のノズル群(上部ガ
ススプレー帯)であり、一方のノズル群10aは、冷却
ロール1a,1bから送り出されるストリップ8の一側
面に向って略水平に冷却ガスとして不活性ガスを噴射し
得るように、上流側チャンバ2の内部に配置され、ま
た、他方のノズル群10bは、冷却ロール1a,1bか
ら送り出されるストリップ8の他側面に向って略水平に
冷却ガスとして不活性ガスを噴射し得るように、上流側
チャンバ2の内部に配置されている。
ススプレー帯)であり、一方のノズル群10aは、冷却
ロール1a,1bから送り出されるストリップ8の一側
面に向って略水平に冷却ガスとして不活性ガスを噴射し
得るように、上流側チャンバ2の内部に配置され、ま
た、他方のノズル群10bは、冷却ロール1a,1bか
ら送り出されるストリップ8の他側面に向って略水平に
冷却ガスとして不活性ガスを噴射し得るように、上流側
チャンバ2の内部に配置されている。
【0012】11a,11bは一対のピンチロール(ガ
イドロール)であり、該ピンチロール11a,11b
は、水平に且つ冷却ロール1a,1bより送出されるス
トリップ8を上下から挾持し得るように、上流側チャン
バ2の内部下方の一側に配置されている。
イドロール)であり、該ピンチロール11a,11b
は、水平に且つ冷却ロール1a,1bより送出されるス
トリップ8を上下から挾持し得るように、上流側チャン
バ2の内部下方の一側に配置されている。
【0013】12は下流側チャンバ(鋳片搬送容器)で
あり、該下流側チャンバ12は、先に述べた上流側チャ
ンバ2の下部に連なり且つピンチロール11a,11b
を内装している。
あり、該下流側チャンバ12は、先に述べた上流側チャ
ンバ2の下部に連なり且つピンチロール11a,11b
を内装している。
【0014】下流側チャンバ12の所定箇所には、該下
流側チャンバ12の内部へ無酸化ガスとして不活性ガス
を供給するための不活性ガス供給口13と、真空ポンプ
(図示せず)に接続された吸引口14とが設けられてい
る。
流側チャンバ12の内部へ無酸化ガスとして不活性ガス
を供給するための不活性ガス供給口13と、真空ポンプ
(図示せず)に接続された吸引口14とが設けられてい
る。
【0015】また、下流側チャンバ12の一側部には、
ストリップ8を外部へ送出するための開口が設けられて
いる。
ストリップ8を外部へ送出するための開口が設けられて
いる。
【0016】15a,15bは一対のノズル群(下部ガ
ススプレー帯)であり、一方のノズル群15aは、上流
側チャンバ2から送出されるストリップ8の一側面に向
って冷却ガスとして不活性ガスを噴射し得るように、下
流側チャンバ12の内部に配置され、また、他方のノズ
ル群15bは、上流側チャンバ2から送出されるストリ
ップ8の他側面に向って冷却ガスとして不活性ガスを噴
射し得るように、下流側チャンバ12の内部に配置され
ている。
ススプレー帯)であり、一方のノズル群15aは、上流
側チャンバ2から送出されるストリップ8の一側面に向
って冷却ガスとして不活性ガスを噴射し得るように、下
流側チャンバ12の内部に配置され、また、他方のノズ
ル群15bは、上流側チャンバ2から送出されるストリ
ップ8の他側面に向って冷却ガスとして不活性ガスを噴
射し得るように、下流側チャンバ12の内部に配置され
ている。
【0017】図3に示す双ロール型連続鋳造装置におい
ては、ストリップ8の鋳造に先立ち、開閉扉9により上
流側チャンバ2の開口を閉止した状態で上流側チャンバ
2の吸引口4に接続されている真空ポンプ(図示せず)
と下流側チャンバ12の吸引口14に接続されている真
空ポンプ(図示せず)とを作動させて、上流側チャンバ
2の内部のほうが下流側チャンバ12の内部よりもより
高い真空度を呈するように両チャンバ2,12の内部を
減圧したうえ、上流側チャンバ2の不活性ガス供給口3
及び下流側チャンバ12の不活性ガス供給口13から両
チャンバ2,12の内部にアルゴンガスを充填すること
により、両チャンバ2,12の内部を無酸化ガス雰囲気
(不活性ガス雰囲気)にして、ストリップ8の酸化防止
を図っている。
ては、ストリップ8の鋳造に先立ち、開閉扉9により上
流側チャンバ2の開口を閉止した状態で上流側チャンバ
2の吸引口4に接続されている真空ポンプ(図示せず)
と下流側チャンバ12の吸引口14に接続されている真
空ポンプ(図示せず)とを作動させて、上流側チャンバ
2の内部のほうが下流側チャンバ12の内部よりもより
高い真空度を呈するように両チャンバ2,12の内部を
減圧したうえ、上流側チャンバ2の不活性ガス供給口3
及び下流側チャンバ12の不活性ガス供給口13から両
チャンバ2,12の内部にアルゴンガスを充填すること
により、両チャンバ2,12の内部を無酸化ガス雰囲気
(不活性ガス雰囲気)にして、ストリップ8の酸化防止
を図っている。
【0018】また、冷却ロール1a,1bの間で凝固し
た金属を冷却ロール1a,1bのロールギャップに応じ
た板厚のストリップ8に成形する際には、開閉扉9を移
動させることにより上流側チャンバ2の底部の開口の閉
止を解除して、ストリップ8が上流側チャンバ2、下流
側チャンバ12を経て装置外部へ連続的に送出されるよ
うにするとともに、上流側チャンバ2に内部において、
ノズル群10a,10bからストリップ8の両側面へ冷
却ガスとしてヘリウムガスを噴射し、また、下流側チャ
ンバ12の内部において、ノズル群15a,15bから
ストリップ8の両側面へ冷却ガスとしてヘリウムガスを
噴射し、ストリップ8の冷却を図っている。
た金属を冷却ロール1a,1bのロールギャップに応じ
た板厚のストリップ8に成形する際には、開閉扉9を移
動させることにより上流側チャンバ2の底部の開口の閉
止を解除して、ストリップ8が上流側チャンバ2、下流
側チャンバ12を経て装置外部へ連続的に送出されるよ
うにするとともに、上流側チャンバ2に内部において、
ノズル群10a,10bからストリップ8の両側面へ冷
却ガスとしてヘリウムガスを噴射し、また、下流側チャ
ンバ12の内部において、ノズル群15a,15bから
ストリップ8の両側面へ冷却ガスとしてヘリウムガスを
噴射し、ストリップ8の冷却を図っている。
【0019】図4及び図5は特開平5−277654号
公報に開示された双ロール式連続鋳造設備(双ロール式
薄板連続鋳造装置)を示すものであり、図中図3と同一
の符号を付した部分は同一物を表している。
公報に開示された双ロール式連続鋳造設備(双ロール式
薄板連続鋳造装置)を示すものであり、図中図3と同一
の符号を付した部分は同一物を表している。
【0020】16a,16bは一対のサイド堰であり、
一方のサイド堰16aは、冷却ロール(鋳造ロール)1
a,1bの一端面に面接触するように配置され、また、
他方のサイド堰16bは、冷却ロール1a,1bの他端
面に面接触するように配置されており、冷却ロール1
a,1bとサイド堰16a,16bとによって囲まれる
空間に溶融金属溜まり6が形成されるようになってい
る。
一方のサイド堰16aは、冷却ロール(鋳造ロール)1
a,1bの一端面に面接触するように配置され、また、
他方のサイド堰16bは、冷却ロール1a,1bの他端
面に面接触するように配置されており、冷却ロール1
a,1bとサイド堰16a,16bとによって囲まれる
空間に溶融金属溜まり6が形成されるようになってい
る。
【0021】17a,17bはそれぞれ両端に水冷方式
の拡大ローラ部を有する一対のドッグボーン形冷却ロー
ラであり、一方のドッグボーン形冷却ローラ17aは、
一方の冷却ロール1aの下方において、冷却ロール1
a,1bから送り出されるストリップ8の一側面の両縁
部に対して拡大ローラ部が転動可能に当接するように枢
支され、また、他方のドッグボーン形冷却ローラ17b
は、他方の冷却ロール1bの下方において、冷却ロール
1a,1bから送り出されるストリップ(薄板材)8の
他側面の両縁部に対して拡大ローラ部が転動可能に当接
するように枢支されている。
の拡大ローラ部を有する一対のドッグボーン形冷却ロー
ラであり、一方のドッグボーン形冷却ローラ17aは、
一方の冷却ロール1aの下方において、冷却ロール1
a,1bから送り出されるストリップ8の一側面の両縁
部に対して拡大ローラ部が転動可能に当接するように枢
支され、また、他方のドッグボーン形冷却ローラ17b
は、他方の冷却ロール1bの下方において、冷却ロール
1a,1bから送り出されるストリップ(薄板材)8の
他側面の両縁部に対して拡大ローラ部が転動可能に当接
するように枢支されている。
【0022】図4及び図5に示す双ロール式薄板連続鋳
造装置において、冷却ロール1a,1bの間で凝固する
金属を冷却ロール1a,1bのロールギャップに応じた
板厚のストリップ8に成形する際には、冷却ロール1
a,1bから送り出されるストリップ8の一側面の両縁
部に対して一方のドッグボーン形冷却ローラ17aの拡
大ローラ部を面接触させるとともに、ストリップ8の他
側面の両縁部に対して他方のドッグボーン形冷却ローラ
17bの拡大ローラ部を転動可能に当接させて、ストリ
ップ8の両縁部を一面側及び他面側から同時に冷却し、
ストリップ8の端部割れやストリップ8の破断を抑制し
ている。
造装置において、冷却ロール1a,1bの間で凝固する
金属を冷却ロール1a,1bのロールギャップに応じた
板厚のストリップ8に成形する際には、冷却ロール1
a,1bから送り出されるストリップ8の一側面の両縁
部に対して一方のドッグボーン形冷却ローラ17aの拡
大ローラ部を面接触させるとともに、ストリップ8の他
側面の両縁部に対して他方のドッグボーン形冷却ローラ
17bの拡大ローラ部を転動可能に当接させて、ストリ
ップ8の両縁部を一面側及び他面側から同時に冷却し、
ストリップ8の端部割れやストリップ8の破断を抑制し
ている。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示すような、上流側チャンバ2の内部の冷却ロール1
a,1bのストリップ流通方向下流側と下流側チャンバ
12の内部のピンチロール11a,11bのストリップ
流通方向上流側とで、ヘリウムガスによりストリップ8
を冷却する双ロール式連続鋳造設備、あるいは、図4及
び図5に示すような、冷却ロール1a,1bのストリッ
プ流通方向下流側で、一対のドッグボーン形冷却ローラ
17a,17bの拡大ローラ部をストリップ8の両側面
の両縁部に転動可能に当接させてストリップ8の両縁部
を一面側及び他面側から同時に冷却する双ロール式連続
鋳造設備のいずれにおいても、一対の冷却ロール1a,
1bの外周面が最も接近するロールニップ近傍でストリ
ップ8の破断やストリップ8の端部割れが発生すること
がある。
示すような、上流側チャンバ2の内部の冷却ロール1
a,1bのストリップ流通方向下流側と下流側チャンバ
12の内部のピンチロール11a,11bのストリップ
流通方向上流側とで、ヘリウムガスによりストリップ8
を冷却する双ロール式連続鋳造設備、あるいは、図4及
び図5に示すような、冷却ロール1a,1bのストリッ
プ流通方向下流側で、一対のドッグボーン形冷却ローラ
17a,17bの拡大ローラ部をストリップ8の両側面
の両縁部に転動可能に当接させてストリップ8の両縁部
を一面側及び他面側から同時に冷却する双ロール式連続
鋳造設備のいずれにおいても、一対の冷却ロール1a,
1bの外周面が最も接近するロールニップ近傍でストリ
ップ8の破断やストリップ8の端部割れが発生すること
がある。
【0024】そこで、図6に示すように、板厚2mm、
製造速度60m/分という製造条件において、冷却ロー
ル1a,1bのロールニップからの距離に対するストリ
ップ8の完全固相シェル厚の関係を、雰囲気温度を20
0℃、500℃、800℃、1000℃、1200℃の
それぞれに設定して調査したところ、冷却ロール1a,
1bのロールニップから約800mm以内の範囲におけ
るストリップ8の完全固相シェル厚は、上記の雰囲気温
度が高いほどストリップ8の内部の未凝固部分の復熱に
より減少する傾向を呈し、この部分でストリップ8の破
断やストリップ8の端部割れが発生しやすくなるという
知見を得るに至った。
製造速度60m/分という製造条件において、冷却ロー
ル1a,1bのロールニップからの距離に対するストリ
ップ8の完全固相シェル厚の関係を、雰囲気温度を20
0℃、500℃、800℃、1000℃、1200℃の
それぞれに設定して調査したところ、冷却ロール1a,
1bのロールニップから約800mm以内の範囲におけ
るストリップ8の完全固相シェル厚は、上記の雰囲気温
度が高いほどストリップ8の内部の未凝固部分の復熱に
より減少する傾向を呈し、この部分でストリップ8の破
断やストリップ8の端部割れが発生しやすくなるという
知見を得るに至った。
【0025】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、未凝固部分の復熱に起因したストリップの完全固相
シェル厚の減少を防止することが可能な双ロール式連続
鋳造設備を提供することを目的としている。
で、未凝固部分の復熱に起因したストリップの完全固相
シェル厚の減少を防止することが可能な双ロール式連続
鋳造設備を提供することを目的としている。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載の双ロール式連続鋳造設備に
おいては、一対の冷却ロールにより連続的に鋳造される
ストリップを挾持するピンチロールと、冷却ロールから
ピンチロールまでの間のストリップの移動経路を取り囲
み且つ冷却ロール及びピンチロールの外周部分に気密に
接するシール部材を有するチャンバと、それぞれ冷却ガ
スを噴射する一対のノズルとを備え、一方の冷却ロール
の直下から冷却ロールのロールニップ付近に位置するス
トリップの一側面へ向って冷却ガスを噴射し得るよう
に、一方のノズルをチャンバの内部に配置し、他方の冷
却ロールの直下から冷却ロールのロールニップ付近に位
置するストリップの他側面へ向って冷却ガスを噴射し得
るように、他方のノズルをチャンバの内部に配置してい
る。
に本発明の請求項1に記載の双ロール式連続鋳造設備に
おいては、一対の冷却ロールにより連続的に鋳造される
ストリップを挾持するピンチロールと、冷却ロールから
ピンチロールまでの間のストリップの移動経路を取り囲
み且つ冷却ロール及びピンチロールの外周部分に気密に
接するシール部材を有するチャンバと、それぞれ冷却ガ
スを噴射する一対のノズルとを備え、一方の冷却ロール
の直下から冷却ロールのロールニップ付近に位置するス
トリップの一側面へ向って冷却ガスを噴射し得るよう
に、一方のノズルをチャンバの内部に配置し、他方の冷
却ロールの直下から冷却ロールのロールニップ付近に位
置するストリップの他側面へ向って冷却ガスを噴射し得
るように、他方のノズルをチャンバの内部に配置してい
る。
【0027】本発明の請求項2に記載の双ロール式連続
鋳造設備においては、上述した本発明の請求項1に記載
の双ロール式連続鋳造設備の構成に一対の冷却パネルを
加え、一方のノズルの直下においてストリップを一側面
から輻射冷却し得るように、一方の冷却パネルをチャン
バの内部に配置し、他方のノズルの直下においてストリ
ップを他側面から輻射冷却し得るように、他方の冷却パ
ネルをチャンバの内部に配置している。
鋳造設備においては、上述した本発明の請求項1に記載
の双ロール式連続鋳造設備の構成に一対の冷却パネルを
加え、一方のノズルの直下においてストリップを一側面
から輻射冷却し得るように、一方の冷却パネルをチャン
バの内部に配置し、他方のノズルの直下においてストリ
ップを他側面から輻射冷却し得るように、他方の冷却パ
ネルをチャンバの内部に配置している。
【0028】本発明の請求項3に記載の双ロール式連続
鋳造設備においては、上述した本発明の請求項2に記載
の双ロール式連続鋳造設備の構成にそれぞれストリップ
を挾持可能な複数対の中低クラウン状の冷却ピンチロー
ルを加え、一方の冷却パネルの下方においてストリップ
の一側面に複数対の冷却ピンチロールのうちの一方が当
接し得られ且つ他方の冷却パネルの下方においてストリ
ップの他側面に複数対の冷却ピンチロールのうちの他方
が当接し得るように、冷却ピンチロールをチャンバの内
部に配置している。
鋳造設備においては、上述した本発明の請求項2に記載
の双ロール式連続鋳造設備の構成にそれぞれストリップ
を挾持可能な複数対の中低クラウン状の冷却ピンチロー
ルを加え、一方の冷却パネルの下方においてストリップ
の一側面に複数対の冷却ピンチロールのうちの一方が当
接し得られ且つ他方の冷却パネルの下方においてストリ
ップの他側面に複数対の冷却ピンチロールのうちの他方
が当接し得るように、冷却ピンチロールをチャンバの内
部に配置している。
【0029】また、本発明の請求項4に記載の双ロール
式連続鋳造設備では、本発明の請求項1から請求項3の
いずれかに記載の双ロール式連続鋳造設備における一対
のノズルのそれぞれを、冷却ロールの直下において冷却
ロールのロールニップ付近に位置するストリップへ向っ
て冷却ガスを噴射する位置とストリップの鋳造開始時に
冷却ロールの間から落下する溶融金属のスプラッシュの
影響を受けない位置との間を移動し得るように構成して
いる。
式連続鋳造設備では、本発明の請求項1から請求項3の
いずれかに記載の双ロール式連続鋳造設備における一対
のノズルのそれぞれを、冷却ロールの直下において冷却
ロールのロールニップ付近に位置するストリップへ向っ
て冷却ガスを噴射する位置とストリップの鋳造開始時に
冷却ロールの間から落下する溶融金属のスプラッシュの
影響を受けない位置との間を移動し得るように構成して
いる。
【0030】本発明の請求項5に記載の双ロール式連続
鋳造設備では、本発明の請求項2又は請求項3に記載の
双ロール式連続鋳造設備における一対の冷却パネルのそ
れぞれを、ノズルの直下においてストリップを輻射冷却
する位置とストリップの鋳造開始時に冷却ロールの間か
ら落下する溶融金属のスプラッシュの影響を受けない位
置との間を移動し得るように構成している。
鋳造設備では、本発明の請求項2又は請求項3に記載の
双ロール式連続鋳造設備における一対の冷却パネルのそ
れぞれを、ノズルの直下においてストリップを輻射冷却
する位置とストリップの鋳造開始時に冷却ロールの間か
ら落下する溶融金属のスプラッシュの影響を受けない位
置との間を移動し得るように構成している。
【0031】本発明の請求項6に記載の双ロール式連続
鋳造設備では、本発明の請求項3に記載の双ロール式連
続鋳造設備における複数対の冷却ピンチロールのそれぞ
れを、冷却パネルの下方においてストリップに当接する
位置とストリップの鋳造開始時に冷却ロールの間から落
下する溶融金属のスプラッシュの影響を受けない位置と
の間を移動し得るように構成している。
鋳造設備では、本発明の請求項3に記載の双ロール式連
続鋳造設備における複数対の冷却ピンチロールのそれぞ
れを、冷却パネルの下方においてストリップに当接する
位置とストリップの鋳造開始時に冷却ロールの間から落
下する溶融金属のスプラッシュの影響を受けない位置と
の間を移動し得るように構成している。
【0032】更に、本発明の請求項7に記載の双ロール
式連続鋳造設備では、本発明の請求項1から請求項6の
いずれかに記載の双ロール式連続鋳造設備における一対
のノズルのそれぞれを、ストリップに対する冷却ガスの
噴射範囲が冷却ロールのロールニップからストリップ流
通方向に向って約200mm程度の範囲となるように構
成している。
式連続鋳造設備では、本発明の請求項1から請求項6の
いずれかに記載の双ロール式連続鋳造設備における一対
のノズルのそれぞれを、ストリップに対する冷却ガスの
噴射範囲が冷却ロールのロールニップからストリップ流
通方向に向って約200mm程度の範囲となるように構
成している。
【0033】本発明の請求項1から請求項7に記載の双
ロール式連続鋳造設備のいずれにおいても、冷却ロール
のそれぞれ直下に位置するノズルから、冷却ロールのロ
ールニップ付近に位置するストリップへ向って冷却ガス
を噴射し、未凝固部分の復熱に起因したストリップの完
全固相シェル厚の減少を防止してストリップの破断を抑
止する。
ロール式連続鋳造設備のいずれにおいても、冷却ロール
のそれぞれ直下に位置するノズルから、冷却ロールのロ
ールニップ付近に位置するストリップへ向って冷却ガス
を噴射し、未凝固部分の復熱に起因したストリップの完
全固相シェル厚の減少を防止してストリップの破断を抑
止する。
【0034】本発明の請求項2及び請求項3、請求項5
及び請求項6に記載の双ロール式連続鋳造設備のいずれ
においも、一対のノズルに加えて、ノズルのそれぞれの
直下に位置する冷却パネルによってストリップを輻射冷
却し、未凝固部分の復熱に起因したストリップの完全固
相シェル厚の減少を防止してストリップの破断をより効
果的に抑止する。
及び請求項6に記載の双ロール式連続鋳造設備のいずれ
においも、一対のノズルに加えて、ノズルのそれぞれの
直下に位置する冷却パネルによってストリップを輻射冷
却し、未凝固部分の復熱に起因したストリップの完全固
相シェル厚の減少を防止してストリップの破断をより効
果的に抑止する。
【0035】本発明の請求項3及び請求項6に記載の双
ロール式連続鋳造設備のいずれにおいても、複数対の冷
却ピンチロールによりストリップの両縁部を冷却して、
ストリップの端部割れを抑止する。
ロール式連続鋳造設備のいずれにおいても、複数対の冷
却ピンチロールによりストリップの両縁部を冷却して、
ストリップの端部割れを抑止する。
【0036】本発明の請求項4に記載の双ロール式連続
鋳造設備においては、一対のノズルのそれぞれを、冷却
ロールの間から落下する溶融金属のスプラッシュの影響
を受けない位置へ移動させ、ノズルの損傷を防止する。
鋳造設備においては、一対のノズルのそれぞれを、冷却
ロールの間から落下する溶融金属のスプラッシュの影響
を受けない位置へ移動させ、ノズルの損傷を防止する。
【0037】本発明の請求項5に記載の双ロール式連続
鋳造設備においては、一対の冷却パネルのそれぞれを、
冷却ロールの間から落下するスプラッシュの溶融金属の
影響を受けない位置へ移動させ、冷却パネルの損傷を防
止する。
鋳造設備においては、一対の冷却パネルのそれぞれを、
冷却ロールの間から落下するスプラッシュの溶融金属の
影響を受けない位置へ移動させ、冷却パネルの損傷を防
止する。
【0038】本発明の請求項6に記載の双ロール式連続
鋳造設備においては、複数対の冷却ピンチロールのそれ
ぞれを、冷却ロールの間から落下する溶融金属のスプラ
ッシュの影響を受けない位置へ移動させ、冷却ピンチロ
ールの損傷を防止する。
鋳造設備においては、複数対の冷却ピンチロールのそれ
ぞれを、冷却ロールの間から落下する溶融金属のスプラ
ッシュの影響を受けない位置へ移動させ、冷却ピンチロ
ールの損傷を防止する。
【0039】本発明の請求項7に記載の双ロール式連続
鋳造設備においては、冷却ロールのロールニップからス
トリップ流通方向に向って約200mm程度の範囲に位
置するストリップに、一対のノズルより冷却ガスを噴射
し、未凝固部分の復熱に起因したストリップの完全固相
シェル厚の減少を防止してストリップの破断を確実に抑
止する。
鋳造設備においては、冷却ロールのロールニップからス
トリップ流通方向に向って約200mm程度の範囲に位
置するストリップに、一対のノズルより冷却ガスを噴射
し、未凝固部分の復熱に起因したストリップの完全固相
シェル厚の減少を防止してストリップの破断を確実に抑
止する。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。
を参照しつつ説明する。
【0041】図1は本発明の双ロール式連続鋳造設備の
実施の形態の一例を示すものであり、図中図3から図5
と同一の符号を付した部分は同一物を表している。
実施の形態の一例を示すものであり、図中図3から図5
と同一の符号を付した部分は同一物を表している。
【0042】18a,18bは一対のピンチロールであ
り、該ピンチロール18a,18bは、水平に且つ冷却
ロール1a,1bより送出されるストリップ8を上下か
ら挾持し得るように、冷却ロール1aの下方の一側に配
置されている。
り、該ピンチロール18a,18bは、水平に且つ冷却
ロール1a,1bより送出されるストリップ8を上下か
ら挾持し得るように、冷却ロール1aの下方の一側に配
置されている。
【0043】19はチャンバであり、該チャンバ19
は、冷却ロール1a,1bからピンチロール18a,1
8bまでの間のストリップ8の移動経路を取り囲むよう
に形成されている。
は、冷却ロール1a,1bからピンチロール18a,1
8bまでの間のストリップ8の移動経路を取り囲むよう
に形成されている。
【0044】このチャンバ19の所定箇所には、該チャ
ンバ19の内部へ無酸化ガスとして不活性ガスを供給す
るための不活性ガス供給口20と、真空ポンプ(図示せ
ず)に接続された吸引口21とが設けられている。
ンバ19の内部へ無酸化ガスとして不活性ガスを供給す
るための不活性ガス供給口20と、真空ポンプ(図示せ
ず)に接続された吸引口21とが設けられている。
【0045】22a,22bはシール部材であり、該シ
ール部材22a,22bは、冷却ロール1a,1bの外
周部分に気密に接触するように、チャンバ19の冷却ロ
ール1a,1bに対峙する端部に装着されている。
ール部材22a,22bは、冷却ロール1a,1bの外
周部分に気密に接触するように、チャンバ19の冷却ロ
ール1a,1bに対峙する端部に装着されている。
【0046】23a,23bはシール部材であり、該シ
ール部材23a,23bは、ピンチロール18a,18
bの外周部分に気密に接触するように、チャンバ19の
ピンチロール18a,18bに対峙する端部に装着され
ている。
ール部材23a,23bは、ピンチロール18a,18
bの外周部分に気密に接触するように、チャンバ19の
ピンチロール18a,18bに対峙する端部に装着され
ている。
【0047】これらのシール部材22a,22b,23
a,23bには、ラビリンスシールや多数の金属素線に
よって形成されたワイヤシールが適用されている。
a,23bには、ラビリンスシールや多数の金属素線に
よって形成されたワイヤシールが適用されている。
【0048】24a,24bは一対のノズルであり、一
方のノズル24aは、一方の冷却ロール1aの直下から
冷却ロール1a,1bのロールニップ付近に位置するス
トリップ8の一側面へ向って冷却ガス(不活性ガス)を
噴射し得るように、チャンバ19の内部に配置され、ま
た、他方のノズル24bは、他方の冷却ロール1bの直
下から冷却ロール1a,1bのロールニップ付近に位置
するストリップ8の他側面へ向って冷却ガス(不活性ガ
ス)を噴射し得るように、チャンバ19の内部に配置さ
れいる。
方のノズル24aは、一方の冷却ロール1aの直下から
冷却ロール1a,1bのロールニップ付近に位置するス
トリップ8の一側面へ向って冷却ガス(不活性ガス)を
噴射し得るように、チャンバ19の内部に配置され、ま
た、他方のノズル24bは、他方の冷却ロール1bの直
下から冷却ロール1a,1bのロールニップ付近に位置
するストリップ8の他側面へ向って冷却ガス(不活性ガ
ス)を噴射し得るように、チャンバ19の内部に配置さ
れいる。
【0049】このノズル24a,24bのストリップ8
の両側面に対する冷却ガスの噴射範囲(噴射冷却範囲)
は、冷却ロール1a,1bのロールニップからストリッ
プ移動方向下流側に向って約200mm程度の範囲とな
っている。
の両側面に対する冷却ガスの噴射範囲(噴射冷却範囲)
は、冷却ロール1a,1bのロールニップからストリッ
プ移動方向下流側に向って約200mm程度の範囲とな
っている。
【0050】更に、ノズル24a,24bは、流体圧シ
リンダ、スクリューシャフト及びナット等の移動手段
(図示せず)により、冷却ロール1a,1bの直下にお
いて冷却ロール1a,1bのロールニップ付近に位置す
るストリップ8へ冷却ガスを噴射する位置とストリップ
8の鋳造開始時に冷却ロール1a,1bの間から落下す
る溶融金属のスプラッシュの影響を受けない位置との間
を移動し得るようになっている。
リンダ、スクリューシャフト及びナット等の移動手段
(図示せず)により、冷却ロール1a,1bの直下にお
いて冷却ロール1a,1bのロールニップ付近に位置す
るストリップ8へ冷却ガスを噴射する位置とストリップ
8の鋳造開始時に冷却ロール1a,1bの間から落下す
る溶融金属のスプラッシュの影響を受けない位置との間
を移動し得るようになっている。
【0051】上記のノズル24a,24bの移動方向
は、ストリップ8に対して近接離反するような移動、冷
却ロール1a,1bの回転軸に沿うような移動、水平軸
あるいは垂直軸等を中心とする移動のいずれであっても
よい。
は、ストリップ8に対して近接離反するような移動、冷
却ロール1a,1bの回転軸に沿うような移動、水平軸
あるいは垂直軸等を中心とする移動のいずれであっても
よい。
【0052】また、ノズル24a,24bの近傍には、
鋳造開始時における溶融金属のスプラッシュが治ったか
否か等を確認するための監視カメラ(図示せず)が設置
されており、装置管理者がチャンバ19の内部の状態を
確認できるようになっている。
鋳造開始時における溶融金属のスプラッシュが治ったか
否か等を確認するための監視カメラ(図示せず)が設置
されており、装置管理者がチャンバ19の内部の状態を
確認できるようになっている。
【0053】25a,25bは水冷方式の一対の冷却パ
ネルであり、一方の冷却パネル25aは、一方のノズル
24aの直下においてストリップ8を一側面から輻射冷
却し得るように、チャンバ19の内部に配置され、ま
た、他方の冷却パネル25bは、他方のノズル24bの
直下においてストリップ8を他側面から輻射冷却し得る
ように、チャンバ19の内部に配置されている。
ネルであり、一方の冷却パネル25aは、一方のノズル
24aの直下においてストリップ8を一側面から輻射冷
却し得るように、チャンバ19の内部に配置され、ま
た、他方の冷却パネル25bは、他方のノズル24bの
直下においてストリップ8を他側面から輻射冷却し得る
ように、チャンバ19の内部に配置されている。
【0054】この冷却パネル25a,25bのストリッ
プ8の両側面に対する輻射冷却の範囲(輻射冷却範囲)
は、上記のノズル24a,24bによる噴射冷却範囲の
ストリップ移動方向下流側端からストリップ移動方向下
流側へ向って約600mm程度の範囲となっており、従
って、冷却パネル25a,25bによる輻射冷却範囲の
ストリップ移動方向下流側端は、冷却ロール1a,1b
のロールニップからストリップ移動方向下流側へ向って
約800mmに位置していることになる。
プ8の両側面に対する輻射冷却の範囲(輻射冷却範囲)
は、上記のノズル24a,24bによる噴射冷却範囲の
ストリップ移動方向下流側端からストリップ移動方向下
流側へ向って約600mm程度の範囲となっており、従
って、冷却パネル25a,25bによる輻射冷却範囲の
ストリップ移動方向下流側端は、冷却ロール1a,1b
のロールニップからストリップ移動方向下流側へ向って
約800mmに位置していることになる。
【0055】更に、冷却パネル25a,25bは、流体
圧シリンダ、スクリューシャフト及びナット等の移動手
段(図示せず)により、ノズル24a,24bの直下に
おいてストリップ8を輻射冷却する位置とストリップ8
の鋳造開始時に冷却ロール1a,1bの間から落下する
溶融金属のスプラッシュの影響を受けない位置との間を
移動し得るようになっている。
圧シリンダ、スクリューシャフト及びナット等の移動手
段(図示せず)により、ノズル24a,24bの直下に
おいてストリップ8を輻射冷却する位置とストリップ8
の鋳造開始時に冷却ロール1a,1bの間から落下する
溶融金属のスプラッシュの影響を受けない位置との間を
移動し得るようになっている。
【0056】上記の冷却パネル25a,25bの移動方
向は、ストリップ8に対して近接離反するような移動、
冷却ロール1a,1bの回転軸に沿うような移動、水平
軸あるいは垂直軸等を中心とする移動のいずれであって
もよい。
向は、ストリップ8に対して近接離反するような移動、
冷却ロール1a,1bの回転軸に沿うような移動、水平
軸あるいは垂直軸等を中心とする移動のいずれであって
もよい。
【0057】26a,26b,27a,27b,28
a,28bは水冷方式の3対の冷却ピンチロールであ
り、該冷却ピンチロール26a,26b,27a,27
b,28a,28bは、それぞれ両端部よりも中間部分
のほうが小径となるような中低クラウン状に形成されて
いる。
a,28bは水冷方式の3対の冷却ピンチロールであ
り、該冷却ピンチロール26a,26b,27a,27
b,28a,28bは、それぞれ両端部よりも中間部分
のほうが小径となるような中低クラウン状に形成されて
いる。
【0058】3対の冷却ピンチロール26a,26b,
27a,27b,28a,28bのうちの一方の冷却ピ
ンチロール26a,27a,28aは、一方の冷却パネ
ル25aの下方において、ストリップ8の一側面の両縁
部に当接し得るようにチャンバ19の内部に配置され、
また、他方の冷却ピンチロール26b,27b,28b
は、他方の冷却パネル25bの下方においてストリップ
8の他側面の両縁部に当接し得るようにチャンバ19の
内部に配置されている。
27a,27b,28a,28bのうちの一方の冷却ピ
ンチロール26a,27a,28aは、一方の冷却パネ
ル25aの下方において、ストリップ8の一側面の両縁
部に当接し得るようにチャンバ19の内部に配置され、
また、他方の冷却ピンチロール26b,27b,28b
は、他方の冷却パネル25bの下方においてストリップ
8の他側面の両縁部に当接し得るようにチャンバ19の
内部に配置されている。
【0059】これら一方の冷却ピンチロール26a,2
7a,28aと他方の冷却ピンチロール26b,27
b,28bとをストリップ8に対して近接離反させるた
めに、チャンバ19の内部には、流体圧シリンダ29
a,29b,30a,30b,31a,31bが設置さ
れており、流体圧シリンダ29a,29b,30a,3
0b,31a,31bのヘッド側流体室に流体圧を付与
すると、冷却ピンチロール26a,26b,27a,2
7b,28a,28bによってストリップ8が挾持さ
れ、また、流体圧シリンダ29a,29b,30a,3
0b,31a,31bのロッド側流体室に流体圧を付与
すると、冷却ピンチロール26a,26b,27a,2
7b,28a,28bがストリップ8の鋳造開始時に冷
却ロール1a,1bの間から落下する溶融金属のスプラ
ッシュの影響を受けない位置との間へ移動するようにな
っている。
7a,28aと他方の冷却ピンチロール26b,27
b,28bとをストリップ8に対して近接離反させるた
めに、チャンバ19の内部には、流体圧シリンダ29
a,29b,30a,30b,31a,31bが設置さ
れており、流体圧シリンダ29a,29b,30a,3
0b,31a,31bのヘッド側流体室に流体圧を付与
すると、冷却ピンチロール26a,26b,27a,2
7b,28a,28bによってストリップ8が挾持さ
れ、また、流体圧シリンダ29a,29b,30a,3
0b,31a,31bのロッド側流体室に流体圧を付与
すると、冷却ピンチロール26a,26b,27a,2
7b,28a,28bがストリップ8の鋳造開始時に冷
却ロール1a,1bの間から落下する溶融金属のスプラ
ッシュの影響を受けない位置との間へ移動するようにな
っている。
【0060】上記の冷却ピンチロール26a,26b,
27a,27b,28a,28bは、ロールクラウンが
一定のものであってもよいし、あるいは、ロールクラウ
ンを適宜調整することが可能なテーパピストン方式のも
のを適用してもよい。
27a,27b,28a,28bは、ロールクラウンが
一定のものであってもよいし、あるいは、ロールクラウ
ンを適宜調整することが可能なテーパピストン方式のも
のを適用してもよい。
【0061】32はスレッディングテーブルであり、該
スレッディングテーブル32は、冷却ロール1a,1b
の軸線方向に見て、湾曲板状に形成されている。
スレッディングテーブル32は、冷却ロール1a,1b
の軸線方向に見て、湾曲板状に形成されている。
【0062】このスレッディングテーブル32は、冷却
ピンチロール26a,26b,27a,27b,28
a,28bの下方において、冷却ロール1a,1bから
ノズル24a,24b、冷却パネル25a,25b、冷
却ピンチロール26a,26b,27a,27b,28
a,28bの間を経て下方へ向って移動するストリップ
8を前記のピンチロール18a,18bへ向って略水平
に案内する案内位置(図1において二点鎖線で図示され
ている状態)と該案内位置の下側へ垂下した待機位置
(図1において実線で図示されている状態)との間を回
動し得るように、チャンバ19の内部に配置されてい
る。
ピンチロール26a,26b,27a,27b,28
a,28bの下方において、冷却ロール1a,1bから
ノズル24a,24b、冷却パネル25a,25b、冷
却ピンチロール26a,26b,27a,27b,28
a,28bの間を経て下方へ向って移動するストリップ
8を前記のピンチロール18a,18bへ向って略水平
に案内する案内位置(図1において二点鎖線で図示され
ている状態)と該案内位置の下側へ垂下した待機位置
(図1において実線で図示されている状態)との間を回
動し得るように、チャンバ19の内部に配置されてい
る。
【0063】以下、図1に示す双ロール式連続鋳造設備
の作動を説明する。
の作動を説明する。
【0064】冷却ロール1a,1bによりストリップ8
を連続的に鋳造する際には、ストリップ8の鋳造に先立
ち、チャンバ19の吸引口21に接続されている真空ポ
ンプ(図示せず)を作動させて、チャンバ19の内部を
減圧したうえ、不活性ガス供給口20からチャンバ19
の内部に無酸化ガスとしてアルゴンガスを充填し、チャ
ンバ19の内部を無酸化ガス雰囲気(不活性ガス雰囲
気)にしておく。
を連続的に鋳造する際には、ストリップ8の鋳造に先立
ち、チャンバ19の吸引口21に接続されている真空ポ
ンプ(図示せず)を作動させて、チャンバ19の内部を
減圧したうえ、不活性ガス供給口20からチャンバ19
の内部に無酸化ガスとしてアルゴンガスを充填し、チャ
ンバ19の内部を無酸化ガス雰囲気(不活性ガス雰囲
気)にしておく。
【0065】また、ノズル24a,24b及び冷却パネ
ル25a,25bのそれぞれを、移動手段(図示せず)
によって、ストリップ8の鋳造開始時に冷却ロール1
a,1bの間から落下する溶融金属のスプラッシュの影
響を受けない位置に待機させておくとともに、予め、冷
却パネル25a,25bを作動状態にしておく。
ル25a,25bのそれぞれを、移動手段(図示せず)
によって、ストリップ8の鋳造開始時に冷却ロール1
a,1bの間から落下する溶融金属のスプラッシュの影
響を受けない位置に待機させておくとともに、予め、冷
却パネル25a,25bを作動状態にしておく。
【0066】更に、冷却ピンチロール26a,26b,
27a,27b,28a,28bのそれぞれを、流体圧
シリンダ29a,29b,30a,30b,31a,3
1bのロッド側流体室に流体圧を付与することによっ
て、ストリップ8の鋳造開始時に冷却ロール1a,1b
の間から落下する溶融金属のスプラッシュの影響を受け
ない位置に待機させておくとともに、冷却ピンチロール
26a,26b,27a,27b,28a,28bを作
動状態にしたうえ、スレッディングテーブル32を先に
述べた案内位置に回動させておく。
27a,27b,28a,28bのそれぞれを、流体圧
シリンダ29a,29b,30a,30b,31a,3
1bのロッド側流体室に流体圧を付与することによっ
て、ストリップ8の鋳造開始時に冷却ロール1a,1b
の間から落下する溶融金属のスプラッシュの影響を受け
ない位置に待機させておくとともに、冷却ピンチロール
26a,26b,27a,27b,28a,28bを作
動状態にしたうえ、スレッディングテーブル32を先に
述べた案内位置に回動させておく。
【0067】上述したような準備が完了したならば、冷
却ロール1a,1bとサイド堰16a,16bとによっ
て囲まれる空間に溶融金属を供給することにより溶融金
属溜まり6を形成させ、図1において右側に位置する冷
却ロール1aを時計回りに、また、図1において左側に
位置する冷却ロール1bを反時計回りに同時に回動させ
る。
却ロール1a,1bとサイド堰16a,16bとによっ
て囲まれる空間に溶融金属を供給することにより溶融金
属溜まり6を形成させ、図1において右側に位置する冷
却ロール1aを時計回りに、また、図1において左側に
位置する冷却ロール1bを反時計回りに同時に回動させ
る。
【0068】鋳造開始時において、冷却ロール1a,1
bの間から落下する溶融金属のスプラッシュが治ると、
冷却ロール1a,1bの間で凝固する金属が冷却ロール
1a,1bのロールギャップに応じた板厚のストリップ
8に成形されて冷却ロール1a,1bの下方へ向って連
続的に送り出される。
bの間から落下する溶融金属のスプラッシュが治ると、
冷却ロール1a,1bの間で凝固する金属が冷却ロール
1a,1bのロールギャップに応じた板厚のストリップ
8に成形されて冷却ロール1a,1bの下方へ向って連
続的に送り出される。
【0069】一方、溶融金属のスプラッシュが治ったな
らば、直ちに、ノズル24a,24bを移動手段によっ
て、冷却ロール1a,1bの直下において冷却ロール1
a,1bのロールニップ付近に位置するストリップ8へ
冷却ガスを噴射する位置へ移動させるとともに、ノズル
24a,24bから冷却ガスとしてヘリウムガスを噴射
させ、これと同時に、冷却パネル25a,25bを移動
手段によって、ノズル24a,24bの直下においてス
トリップ8を輻射冷却する位置へ移動させて、冷却ロー
ル1a,1bから送出されるストリップ8の冷却を図
る。
らば、直ちに、ノズル24a,24bを移動手段によっ
て、冷却ロール1a,1bの直下において冷却ロール1
a,1bのロールニップ付近に位置するストリップ8へ
冷却ガスを噴射する位置へ移動させるとともに、ノズル
24a,24bから冷却ガスとしてヘリウムガスを噴射
させ、これと同時に、冷却パネル25a,25bを移動
手段によって、ノズル24a,24bの直下においてス
トリップ8を輻射冷却する位置へ移動させて、冷却ロー
ル1a,1bから送出されるストリップ8の冷却を図
る。
【0070】更に、流体圧シリンダ29a,29b,3
0a,30b,31a,31bのヘッド側流体室に流体
圧を付与することによって、一方の冷却ピンチロール2
6a,27a,28aをストリップ8の一側面の両縁部
に当接させ、また、他方の冷却ピンチロール26b,2
7b,28bをストリップ8の他側面の両縁部に当接さ
せて、ストリップ8の両縁部の冷却を図る。
0a,30b,31a,31bのヘッド側流体室に流体
圧を付与することによって、一方の冷却ピンチロール2
6a,27a,28aをストリップ8の一側面の両縁部
に当接させ、また、他方の冷却ピンチロール26b,2
7b,28bをストリップ8の他側面の両縁部に当接さ
せて、ストリップ8の両縁部の冷却を図る。
【0071】無酸化雰囲気のチャンバ19の内部におい
て、ノズル24a,24bによる噴射冷却、冷却パネル
25a,25bによる輻射冷却、冷却ピンチロール26
a,26b,27a,27b,28a,28bによる接
触冷却によって冷却されたストリップ8は、スレッディ
ングテーブル32より略水平にピンチロール18a,1
8bへ向って案内され、該ピンチロール18a,18b
の間を経てチャンバ19の外部へ送出される。
て、ノズル24a,24bによる噴射冷却、冷却パネル
25a,25bによる輻射冷却、冷却ピンチロール26
a,26b,27a,27b,28a,28bによる接
触冷却によって冷却されたストリップ8は、スレッディ
ングテーブル32より略水平にピンチロール18a,1
8bへ向って案内され、該ピンチロール18a,18b
の間を経てチャンバ19の外部へ送出される。
【0072】また、ストリップ8がチャンバ19の外部
へ送出されはじめたならば、スレッディングテーブル3
2を先に述べた待機位置へ回動させるようにする。
へ送出されはじめたならば、スレッディングテーブル3
2を先に述べた待機位置へ回動させるようにする。
【0073】更に、図1に示す双ロール式連続鋳造設備
を用い、板厚2mm、製造速度60m/分、雰囲気温度
1200℃という製造条件における冷却ロール1a,1
bのロールニップからの距離に対するストリップ8の完
全固相シェル厚の関係を、 ストリップ8に対して何ら冷却をしない場合、 ストリップ8をノズル24a,24bによる噴射冷却
で冷却した場合、 ストリップ8を上記の噴射冷却に加えて冷却パネル2
5a,25bによる輻射冷却で冷却した場合、 ストリップ8を上記の噴射冷却及び輻射冷却に加えて
更に冷却ピンチロール26a,26b,27a,27
b,28a,28bによる接触冷却で冷却した場合、の
それぞれについて調査したところ、図2に示すように、
冷却を行っていない項に比べて冷却ロール1a,1b
のロールニップの近傍で噴射冷却、輻射冷却、接触冷却
等を行った〜項では、ストリップ8の内部の未凝固
部分の復熱に起因したストリップ8の完全固相シェル厚
の減少が抑制される傾向を呈した。
を用い、板厚2mm、製造速度60m/分、雰囲気温度
1200℃という製造条件における冷却ロール1a,1
bのロールニップからの距離に対するストリップ8の完
全固相シェル厚の関係を、 ストリップ8に対して何ら冷却をしない場合、 ストリップ8をノズル24a,24bによる噴射冷却
で冷却した場合、 ストリップ8を上記の噴射冷却に加えて冷却パネル2
5a,25bによる輻射冷却で冷却した場合、 ストリップ8を上記の噴射冷却及び輻射冷却に加えて
更に冷却ピンチロール26a,26b,27a,27
b,28a,28bによる接触冷却で冷却した場合、の
それぞれについて調査したところ、図2に示すように、
冷却を行っていない項に比べて冷却ロール1a,1b
のロールニップの近傍で噴射冷却、輻射冷却、接触冷却
等を行った〜項では、ストリップ8の内部の未凝固
部分の復熱に起因したストリップ8の完全固相シェル厚
の減少が抑制される傾向を呈した。
【0074】このように、図1に示す双ロール式連続鋳
造設備では、無酸化雰囲気のチャンバ19の内部におい
て、ノズル24a,24bによって、冷却ロール1a,
1bのロールニップからストリップ移動方向下流側に向
って約200mm程度の範囲に位置するストリップ8に
対して噴射冷却を行い、また、冷却パネル25a,25
bによって、上記のノズル24a,24bによる噴射冷
却範囲のストリップ移動方向下流側端からストリップ移
動方向下流側へ向って約600mm程度に範囲に位置す
るストリップ8に対して輻射冷却を行い、更に、3対の
冷却ピンチロール26a,26b,27a,27b,2
8a,28bによって、上記の冷却パネル25a,25
bによる輻射冷却範囲のストリップ移動方向下流側の所
定範囲に位置するストリップ8の両縁部に対して接触冷
却を行うので、未凝固部分の復熱に起因したストリップ
8の完全固相シェル厚の減少を防止でき、よって、スト
リップ8の破断やストリップ8の端部割れの抑止を達成
することができる。
造設備では、無酸化雰囲気のチャンバ19の内部におい
て、ノズル24a,24bによって、冷却ロール1a,
1bのロールニップからストリップ移動方向下流側に向
って約200mm程度の範囲に位置するストリップ8に
対して噴射冷却を行い、また、冷却パネル25a,25
bによって、上記のノズル24a,24bによる噴射冷
却範囲のストリップ移動方向下流側端からストリップ移
動方向下流側へ向って約600mm程度に範囲に位置す
るストリップ8に対して輻射冷却を行い、更に、3対の
冷却ピンチロール26a,26b,27a,27b,2
8a,28bによって、上記の冷却パネル25a,25
bによる輻射冷却範囲のストリップ移動方向下流側の所
定範囲に位置するストリップ8の両縁部に対して接触冷
却を行うので、未凝固部分の復熱に起因したストリップ
8の完全固相シェル厚の減少を防止でき、よって、スト
リップ8の破断やストリップ8の端部割れの抑止を達成
することができる。
【0075】また、図1に示す双ロール式連続鋳造設備
では、ノズル24a,24b、冷却パネル25a,25
b、冷却ピンチロール26a,26b,27a,27
b,28a,28bのそれぞれを、冷却ロールの間から
落下する溶融金属のスプラッシュの影響を受けない位置
へ移動させることができるので、ノズル24a,24
b、冷却パネル25a,25b、冷却ピンチロール26
a,26b,27a,27b,28a,28bの損傷を
防止することができる。
では、ノズル24a,24b、冷却パネル25a,25
b、冷却ピンチロール26a,26b,27a,27
b,28a,28bのそれぞれを、冷却ロールの間から
落下する溶融金属のスプラッシュの影響を受けない位置
へ移動させることができるので、ノズル24a,24
b、冷却パネル25a,25b、冷却ピンチロール26
a,26b,27a,27b,28a,28bの損傷を
防止することができる。
【0076】なお、本発明の双ロール式連続鋳造設備は
上述した実施例のみに限定されるものではなく、冷却ロ
ールにロールクラウンを適宜調整することが可能なテー
パピストン方式のものを適用すること、その他、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々変更を加え得るこ
とは勿論である。
上述した実施例のみに限定されるものではなく、冷却ロ
ールにロールクラウンを適宜調整することが可能なテー
パピストン方式のものを適用すること、その他、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々変更を加え得るこ
とは勿論である。
【0077】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の双ロール式
連続鋳造設備においては、下記のような種々の優れた効
果を奏し得る。
連続鋳造設備においては、下記のような種々の優れた効
果を奏し得る。
【0078】(1)本発明の請求項1から請求項7に記
載の双ロール式連続鋳造設備のいずれにおいても、冷却
ロールのそれぞれ直下に位置するノズルから、冷却ロー
ルのロールニップ付近に位置するストリップへ向って冷
却ガスを噴射し、未凝固部分の復熱に起因したストリッ
プの完全固相シェル厚の減少を防止するので、ストリッ
プの破断を抑止するができる。
載の双ロール式連続鋳造設備のいずれにおいても、冷却
ロールのそれぞれ直下に位置するノズルから、冷却ロー
ルのロールニップ付近に位置するストリップへ向って冷
却ガスを噴射し、未凝固部分の復熱に起因したストリッ
プの完全固相シェル厚の減少を防止するので、ストリッ
プの破断を抑止するができる。
【0079】(2)本発明の請求項2及び請求項3、請
求項5及び請求項6に記載の双ロール式連続鋳造設備の
いずれにおいても、一対のノズルに加えて、ノズルのそ
れぞれの直下に位置する冷却パネルによってストリップ
を輻射冷却し、未凝固部分の復熱に起因したストリップ
の完全固相シェル厚の減少を防止するので、ストリップ
の破断をより効果的に抑止することができる。
求項5及び請求項6に記載の双ロール式連続鋳造設備の
いずれにおいても、一対のノズルに加えて、ノズルのそ
れぞれの直下に位置する冷却パネルによってストリップ
を輻射冷却し、未凝固部分の復熱に起因したストリップ
の完全固相シェル厚の減少を防止するので、ストリップ
の破断をより効果的に抑止することができる。
【0080】(3)本発明の請求項3及び請求項6に記
載の双ロール式連続鋳造設備のいずれにおいても、複数
対の冷却ピンチロールによりストリップの両縁部を冷却
するので、ストリップの端部割れを抑止することができ
る。
載の双ロール式連続鋳造設備のいずれにおいても、複数
対の冷却ピンチロールによりストリップの両縁部を冷却
するので、ストリップの端部割れを抑止することができ
る。
【0081】(4)本発明の請求項4に記載の双ロール
式連続鋳造設備では、一対のノズルのそれぞれを、冷却
ロールの間から落下する溶融金属の影響を受けない位置
へ移動させるので、ストリップの鋳造開始時の溶融金属
のスプラッシュによるノズルの損傷を防止することがで
きる。
式連続鋳造設備では、一対のノズルのそれぞれを、冷却
ロールの間から落下する溶融金属の影響を受けない位置
へ移動させるので、ストリップの鋳造開始時の溶融金属
のスプラッシュによるノズルの損傷を防止することがで
きる。
【0082】(5)本発明の請求項5に記載の双ロール
式連続鋳造設備では、一対の冷却パネルのそれぞれを、
冷却ロールの間から落下する溶融金属の影響を受けない
位置へ移動させるので、ストリップの鋳造開始時の溶融
金属のスプラッシュによる冷却パネルの損傷を防止する
ことができる。
式連続鋳造設備では、一対の冷却パネルのそれぞれを、
冷却ロールの間から落下する溶融金属の影響を受けない
位置へ移動させるので、ストリップの鋳造開始時の溶融
金属のスプラッシュによる冷却パネルの損傷を防止する
ことができる。
【0083】(6)本発明の請求項6に記載の双ロール
式連続鋳造設備においては、複数対の冷却ピンチロール
のそれぞれを、冷却ロールの間から落下する溶融金属の
影響を受けない位置へ移動させるので、ストリップの鋳
造開始時の溶融金属のスプラッシュによる冷却ピンチロ
ールの損傷を防止することができる。
式連続鋳造設備においては、複数対の冷却ピンチロール
のそれぞれを、冷却ロールの間から落下する溶融金属の
影響を受けない位置へ移動させるので、ストリップの鋳
造開始時の溶融金属のスプラッシュによる冷却ピンチロ
ールの損傷を防止することができる。
【0084】(7)本発明の請求項7に記載の双ロール
式連続鋳造設備では、冷却ロールのロールニップからス
トリップ流通方向に向って約200mm程度の範囲に位
置するストリップに、一対のノズルより冷却ガスを噴射
し、未凝固部分の復熱に起因したストリップの完全固相
シェル厚の減少を防止するので、ストリップの破断を確
実に抑止することができる。
式連続鋳造設備では、冷却ロールのロールニップからス
トリップ流通方向に向って約200mm程度の範囲に位
置するストリップに、一対のノズルより冷却ガスを噴射
し、未凝固部分の復熱に起因したストリップの完全固相
シェル厚の減少を防止するので、ストリップの破断を確
実に抑止することができる。
【図1】本発明の双ロール式連続鋳造設備の実施の形態
の一例を示す概念図である。
の一例を示す概念図である。
【図2】図1に示す双ロール式連続鋳造設備における冷
却ロールのロールニップからの距離とストリップの完全
固相シェル厚との関係を示すグラフである。
却ロールのロールニップからの距離とストリップの完全
固相シェル厚との関係を示すグラフである。
【図3】特開平3−33053号公報に開示された双ロ
ール型連続鋳造装置を示す概念図である。
ール型連続鋳造装置を示す概念図である。
【図4】特開平5−277654号公報に開示された双
ロール式薄板連続鋳造装置を示す概念図である。
ロール式薄板連続鋳造装置を示す概念図である。
【図5】図4のV−V矢視図である。
【図6】図3に示す双ロール型連続鋳造装置あるいは図
4及び図5に示す双ロール式薄板連続鋳造装置における
冷却ロールのロールニップからの距離とストリップの完
全固相シェル厚との関係を示すグラフである。
4及び図5に示す双ロール式薄板連続鋳造装置における
冷却ロールのロールニップからの距離とストリップの完
全固相シェル厚との関係を示すグラフである。
1a,1b 冷却ロール 8 ストリップ 18a,18b ピンチロール 19 チャンバ 22a,22b シール部材 23a,23b シール部材 24a,24b ノズル 25a,25b 冷却パネル 26a,26b ピンチロール 27a,27b ピンチロール 28a,28b ピンチロール
フロントページの続き (72)発明者 長田 史郎 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜エンジニアリ ングセンター内 (72)発明者 津村 達雄 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜エンジニアリ ングセンター内 (72)発明者 竹内 修 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜エンジニアリ ングセンター内 (72)発明者 本城 恒 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜エンジニアリ ングセンター内 (72)発明者 加藤 平二 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜エンジニアリ ングセンター内 (72)発明者 深瀬 久彦 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜エンジニアリ ングセンター内 (72)発明者 平田 淳 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社技術研究所内
Claims (7)
- 【請求項1】 一対の冷却ロールにより連続的に鋳造さ
れるストリップを挾持するピンチロールと、冷却ロール
からピンチロールまでの間のストリップの移動経路を取
り囲み且つ冷却ロール及びピンチロールの外周部分に気
密に接するシール部材を有するチャンバと、それぞれ冷
却ガスを噴射する一対のノズルとを備え、一方の冷却ロ
ールの直下から冷却ロールのロールニップ付近に位置す
るストリップの一側面へ向って冷却ガスを噴射し得るよ
うに、一方のノズルをチャンバの内部に配置し、他方の
冷却ロールの直下から冷却ロールのロールニップ付近に
位置するストリップの他側面へ向って冷却ガスを噴射し
得るように、他方のノズルをチャンバの内部に配置した
ことを特徴とする双ロール式連続鋳造設備。 - 【請求項2】 一対の冷却パネルを備え、一方のノズル
の直下においてストリップを一側面から輻射冷却し得る
ように、一方の冷却パネルをチャンバの内部に配置し、
他方のノズルの直下においてストリップを他側面から輻
射冷却し得るように、他方の冷却パネルをチャンバの内
部に配置した請求項1に記載の双ロール式連続鋳造設
備。 - 【請求項3】 それぞれストリップを挾持可能な複数対
の中低クラウン状の冷却ピンチロールを備え、一方の冷
却パネルの下方においてストリップの一側面に複数対の
冷却ピンチロールのうちの一方が当接し得られ且つ他方
の冷却パネルの下方においてストリップの他側面に複数
対の冷却ピンチロールのうちの他方が当接し得るよう
に、冷却ピンチロールをチャンバの内部に配置した請求
項2に記載の双ロール式連続鋳造設備。 - 【請求項4】 一対のノズルのそれぞれを、冷却ロール
の直下において冷却ロールのロールニップ付近に位置す
るストリップへ向って冷却ガスを噴射する位置とストリ
ップの鋳造開始時に冷却ロールの間から落下する溶融金
属のスプラッシュの影響を受けない位置との間を移動し
得るように構成した請求項1から請求項3のいずれかに
記載の双ロール式連続鋳造設備。 - 【請求項5】 一対の冷却パネルのそれぞれを、ノズル
の直下においてストリップを輻射冷却する位置とストリ
ップの鋳造開始時に冷却ロールの間から落下する溶融金
属のスプラッシュの影響を受けない位置との間を移動し
得るように構成した請求項2又は請求項3に記載の双ロ
ール式連続鋳造設備。 - 【請求項6】 複数対の冷却ピンチロールのそれぞれ
を、冷却パネルの下方においてストリップに当接する位
置とストリップの鋳造開始時に冷却ロールの間から落下
する溶融金属のスプラッシュの影響を受けない位置との
間を移動し得るように構成した請求項3に記載の双ロー
ル式連続鋳造設備。 - 【請求項7】 一対のノズルのそれぞれを、ストリップ
に対する冷却ガスの噴射範囲が冷却ロールのロールニッ
プからストリップ流通方向に向って約200mm程度の
範囲となるように構成した請求項1から請求項6のいず
れかに記載の双ロール式連続鋳造設備。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| AU0519 | 1996-06-18 | ||
| AUPO0519A AUPO051996A0 (en) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | Twin roll continuous casting installation |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1029046A true JPH1029046A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=3794837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9591697A Pending JPH1029046A (ja) | 1996-06-18 | 1997-04-14 | 双ロール式連続鋳造設備 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1029046A (ja) |
| AU (1) | AUPO051996A0 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7216693B2 (en) * | 2002-07-10 | 2007-05-15 | Danieli & C. Officine Meccaniche S.P.A. | Strip temperature regulating device in a continuous metal strip casting plant |
| US7530384B2 (en) | 2002-08-12 | 2009-05-12 | Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. | Dual roll casting machine |
| KR100939376B1 (ko) | 2007-12-20 | 2010-01-29 | 주식회사 포스코 | 델타 페라이트의 분해 장치 및 그 방법 |
| WO2012115272A1 (ja) * | 2011-02-25 | 2012-08-30 | 東邦チタニウム株式会社 | 金属溶製用溶解炉 |
| JP2012177522A (ja) * | 2011-02-25 | 2012-09-13 | Toho Titanium Co Ltd | 金属製造用溶解炉 |
| JP2012228723A (ja) * | 2011-04-27 | 2012-11-22 | Toho Titanium Co Ltd | 金属溶製用溶解炉 |
| KR101294987B1 (ko) * | 2011-08-26 | 2013-08-08 | 주식회사 포스코 | 가이드 장치 및 이를 포함하는 쌍롤식 박판 주조기 |
| JP2020127955A (ja) * | 2019-02-08 | 2020-08-27 | 日本製鉄株式会社 | 双ドラム式連続鋳造装置および双ドラム式連続鋳造方法 |
-
1996
- 1996-06-18 AU AUPO0519A patent/AUPO051996A0/en not_active Abandoned
-
1997
- 1997-04-14 JP JP9591697A patent/JPH1029046A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7216693B2 (en) * | 2002-07-10 | 2007-05-15 | Danieli & C. Officine Meccaniche S.P.A. | Strip temperature regulating device in a continuous metal strip casting plant |
| EP1521652B2 (en) † | 2002-07-10 | 2010-12-29 | DANIELI & C. OFFICINE MECCANICHE S.p.A. | Strip temperature regulating device in a continuous metal strip casting plant |
| US7530384B2 (en) | 2002-08-12 | 2009-05-12 | Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. | Dual roll casting machine |
| KR100939376B1 (ko) | 2007-12-20 | 2010-01-29 | 주식회사 포스코 | 델타 페라이트의 분해 장치 및 그 방법 |
| CN103402671B (zh) * | 2011-02-25 | 2016-09-14 | 东邦钛株式会社 | 金属熔炼用熔炼炉 |
| JP2012177522A (ja) * | 2011-02-25 | 2012-09-13 | Toho Titanium Co Ltd | 金属製造用溶解炉 |
| CN103402671A (zh) * | 2011-02-25 | 2013-11-20 | 东邦钛株式会社 | 金属熔炼用熔炼炉 |
| WO2012115272A1 (ja) * | 2011-02-25 | 2012-08-30 | 東邦チタニウム株式会社 | 金属溶製用溶解炉 |
| EP2679321A4 (en) * | 2011-02-25 | 2016-11-09 | Toho Titanium Co Ltd | MELTING OVEN FOR MELTING METALS |
| US9744588B2 (en) | 2011-02-25 | 2017-08-29 | Toho Titanium Co., Ltd. | Melting furnace for producing metal |
| EA029080B1 (ru) * | 2011-02-25 | 2018-02-28 | Тохо Титаниум Ко., Лтд. | Плавильная печь для производства металла |
| JP2012228723A (ja) * | 2011-04-27 | 2012-11-22 | Toho Titanium Co Ltd | 金属溶製用溶解炉 |
| KR101294987B1 (ko) * | 2011-08-26 | 2013-08-08 | 주식회사 포스코 | 가이드 장치 및 이를 포함하는 쌍롤식 박판 주조기 |
| JP2020127955A (ja) * | 2019-02-08 | 2020-08-27 | 日本製鉄株式会社 | 双ドラム式連続鋳造装置および双ドラム式連続鋳造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| AUPO051996A0 (en) | 1996-07-11 |
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