JPH10290475A - 移動通信システム - Google Patents
移動通信システムInfo
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- JPH10290475A JPH10290475A JP9284027A JP28402797A JPH10290475A JP H10290475 A JPH10290475 A JP H10290475A JP 9284027 A JP9284027 A JP 9284027A JP 28402797 A JP28402797 A JP 28402797A JP H10290475 A JPH10290475 A JP H10290475A
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W36/00—Hand-off or reselection arrangements
- H04W36/24—Reselection being triggered by specific parameters
- H04W36/32—Reselection being triggered by specific parameters by location or mobility data, e.g. speed data
- H04W36/324—Reselection being triggered by specific parameters by location or mobility data, e.g. speed data by mobility data, e.g. speed data
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、移動通信システムに関し、移動局の
運用環境に柔軟に適用しつつ、 確度高く通話中チャネル
切り替えを実現できることを目的とする。 【解決手段】 小ゾーン構成又はセクタ構成の複数の無
線ゾーンに位置する移動局11に生起した呼について、
通話中チャネル切り替えを含む無線チャネル設定制御を
行う無線基地局と、通信リンクを介して無線基地局に対
向し、無線チャネル設定制御と連係して呼処理を行う交
換局13とを備えた移動通信システムにおいて、通話中
チャネル切り替えに先行して、複数の無線ゾーンの内、
前記移動局が位置する無線ゾーンに隣接した何れかの隣
接無線ゾーンについて、その移動局が移動することを予
測する契機予測手段と、その予測された時点に完了呼の
移行先の候補である候補無線ゾーンを選択すると共に、
空いている無線チャネルを捕捉し、かつ通信リンクにパ
スを形成する候補ゾーン選択手段とを備えて構成され
る。
運用環境に柔軟に適用しつつ、 確度高く通話中チャネル
切り替えを実現できることを目的とする。 【解決手段】 小ゾーン構成又はセクタ構成の複数の無
線ゾーンに位置する移動局11に生起した呼について、
通話中チャネル切り替えを含む無線チャネル設定制御を
行う無線基地局と、通信リンクを介して無線基地局に対
向し、無線チャネル設定制御と連係して呼処理を行う交
換局13とを備えた移動通信システムにおいて、通話中
チャネル切り替えに先行して、複数の無線ゾーンの内、
前記移動局が位置する無線ゾーンに隣接した何れかの隣
接無線ゾーンについて、その移動局が移動することを予
測する契機予測手段と、その予測された時点に完了呼の
移行先の候補である候補無線ゾーンを選択すると共に、
空いている無線チャネルを捕捉し、かつ通信リンクにパ
スを形成する候補ゾーン選択手段とを備えて構成され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
に関し、特に、移動中に完了呼が生起した場合に、移動
局の通話チャネル切り替えが行われる移動通信システム
に関する。
に関し、特に、移動中に完了呼が生起した場合に、移動
局の通話チャネル切り替えが行われる移動通信システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動通信システムの端末は、市場
の自由化と高度のデジタル伝送技術の適用により、急速
に普及しつつある。また、このような端末については、
例えば、 安価に移動通信サービスの提供を可能とするP
HS(Personal Handyphone System)のようなシステム
の実用化に応じ更に広く普及し、かつ多様なニーズに適
応する方向で開発が進められつつある。したがって、 こ
のような端末が高速の交通機関等において使用され、 か
つ移動中に完了呼が生起した場合には、その移動速度が
高いほど完了呼について行われるハンドオーバ(通話中
のチャネル切り替え)の頻度及び回数も増加する。
の自由化と高度のデジタル伝送技術の適用により、急速
に普及しつつある。また、このような端末については、
例えば、 安価に移動通信サービスの提供を可能とするP
HS(Personal Handyphone System)のようなシステム
の実用化に応じ更に広く普及し、かつ多様なニーズに適
応する方向で開発が進められつつある。したがって、 こ
のような端末が高速の交通機関等において使用され、 か
つ移動中に完了呼が生起した場合には、その移動速度が
高いほど完了呼について行われるハンドオーバ(通話中
のチャネル切り替え)の頻度及び回数も増加する。
【0003】従来の移動通信システムでは、移動中に完
了呼が生起した場合には、完了呼が生起した移動局と、
その移動局が在圏しているセル(無線ゾーン)(以下、
「在圏セル」という。)を形成する無線基地局(以下、
「移行先基地局」という。)とは、互いに無線チャネル
設定制御の手順に基づいて連係することにより、 在圏セ
ルにおける伝送品質の計測に併せて、移動先の候補とな
る隣接セルや周辺セル( 以下、これらのセルを総称して
「隣接セル」という。 )における、無線伝送路の伝送品
質を電界強度等に基づいて計測する。移行先の基地局
は、このようにして計測された伝送品質を比較し、在圏
セルの伝送品質より隣接セルの伝送品質が低い場合に
は、通話の続行に必要な無線チャネル設定制御を行う。
しかし、反対に在圏セルの伝送品質より隣接セルの伝送
品質が高い場合には、移行先基地局は、伝送品質の降順
に優先することにより、ハンドオーバの移行先の候補と
なる隣接セル(以下、「隣接セル」という。)を決定
し、かつその隣接セルを形成する無線基地局((以下、
「候補基地局」という。 )にハンドオーバの移行先とな
った旨の通知(その移行先として必須の制御情報を含
む。)をする。
了呼が生起した場合には、完了呼が生起した移動局と、
その移動局が在圏しているセル(無線ゾーン)(以下、
「在圏セル」という。)を形成する無線基地局(以下、
「移行先基地局」という。)とは、互いに無線チャネル
設定制御の手順に基づいて連係することにより、 在圏セ
ルにおける伝送品質の計測に併せて、移動先の候補とな
る隣接セルや周辺セル( 以下、これらのセルを総称して
「隣接セル」という。 )における、無線伝送路の伝送品
質を電界強度等に基づいて計測する。移行先の基地局
は、このようにして計測された伝送品質を比較し、在圏
セルの伝送品質より隣接セルの伝送品質が低い場合に
は、通話の続行に必要な無線チャネル設定制御を行う。
しかし、反対に在圏セルの伝送品質より隣接セルの伝送
品質が高い場合には、移行先基地局は、伝送品質の降順
に優先することにより、ハンドオーバの移行先の候補と
なる隣接セル(以下、「隣接セル」という。)を決定
し、かつその隣接セルを形成する無線基地局((以下、
「候補基地局」という。 )にハンドオーバの移行先とな
った旨の通知(その移行先として必須の制御情報を含
む。)をする。
【0004】一方、候補基地局は、その通知を認識する
と、 その時点で空いている無線チャネルを探し、入圏し
つつある移動局の呼に割り付け、かつその結果を移行元
基地局に通知すると共に、その無線チャネルにおける導
通試験を開始する。なお、以下では、 このように割り付
けられた無線チャネルを「候補チャネル」という。ま
た、移行元基地局は、このようにして通知された候補チ
ャネルを識別し、 その無線チャネル(候補チャネル)の
識別情報を移動局に通知する。
と、 その時点で空いている無線チャネルを探し、入圏し
つつある移動局の呼に割り付け、かつその結果を移行元
基地局に通知すると共に、その無線チャネルにおける導
通試験を開始する。なお、以下では、 このように割り付
けられた無線チャネルを「候補チャネル」という。ま
た、移行元基地局は、このようにして通知された候補チ
ャネルを識別し、 その無線チャネル(候補チャネル)の
識別情報を移動局に通知する。
【0005】次に、移動局は、この識別情報で示された
無線チャネル(候補チャネル)を介して候補基地局と連
係することにより上述した導通試験を行い、その導通試
験が正常に完結した場合には、その旨の通知を移行元基
地局に行う。移行元基地局は、この移動局からの導通試
験の完結通知を受けると、その旨を移行元基地局に転送
し、かつ自局を配下とする移動体交換局(以下、「移行
元交換局」という。 )に向けて、該当する呼の識別情報
(移動局番号等)と候補チャネルの識別情報とを示す通
知を送出する。
無線チャネル(候補チャネル)を介して候補基地局と連
係することにより上述した導通試験を行い、その導通試
験が正常に完結した場合には、その旨の通知を移行元基
地局に行う。移行元基地局は、この移動局からの導通試
験の完結通知を受けると、その旨を移行元基地局に転送
し、かつ自局を配下とする移動体交換局(以下、「移行
元交換局」という。 )に向けて、該当する呼の識別情報
(移動局番号等)と候補チャネルの識別情報とを示す通
知を送出する。
【0006】次に、移行先基地局は、上述した通知を認
識すると、自局を配下とする移動体交換局(以下、「移
行先交換局」という。 )と連係することにより候補チャ
ネルと該当する呼の通話路とを接続する処理を行い、こ
のような処理の完了を示す通知を移行元基地局にする。
そこで、移行元基地局は、その通知を認識すると、該当
する呼に割り付けられていた無線チャネルを解放する。
識すると、自局を配下とする移動体交換局(以下、「移
行先交換局」という。 )と連係することにより候補チャ
ネルと該当する呼の通話路とを接続する処理を行い、こ
のような処理の完了を示す通知を移行元基地局にする。
そこで、移行元基地局は、その通知を認識すると、該当
する呼に割り付けられていた無線チャネルを解放する。
【0007】その結果、完了呼が生起して通話状態を保
ちながら候補セルのいずれかに向けて移動しつつある移
動局は、このような候補セルとその候補セルに割り付け
られた呼とを確保することができ、かつ上述した手順に
基づいて移行元基地局及び候補基地局とを連係してチャ
ネル設定制御が行われる限り通話に供される無線伝送路
が確実に確保される。
ちながら候補セルのいずれかに向けて移動しつつある移
動局は、このような候補セルとその候補セルに割り付け
られた呼とを確保することができ、かつ上述した手順に
基づいて移行元基地局及び候補基地局とを連係してチャ
ネル設定制御が行われる限り通話に供される無線伝送路
が確実に確保される。
【0008】また、 既述のPHSでは、移動局は、在圏
セルの圏外に近い地点に位置することを自立的に認識し
て候補セルを選択し、 かつその候補セルを形成する候補
基地局に向けてハンドオーバの要求(以下、「ハンドオ
ーバ要求」という。 )を直接送信する。このような候補
基地局は、移行元基地局と連係し、 かつ既述の従来例に
おいて行われる処理と等価な処理を行うことにより、ハ
ンドオーバを実現する。
セルの圏外に近い地点に位置することを自立的に認識し
て候補セルを選択し、 かつその候補セルを形成する候補
基地局に向けてハンドオーバの要求(以下、「ハンドオ
ーバ要求」という。 )を直接送信する。このような候補
基地局は、移行元基地局と連係し、 かつ既述の従来例に
おいて行われる処理と等価な処理を行うことにより、ハ
ンドオーバを実現する。
【0009】したがって、完了呼が生起した移動局と移
行元基地局との距離が短くても両者の間に位置する建造
物によって急激に無線伝送路の伝送特性が劣化しうる都
市部においても、確度高くハンドオーバが行われる。
行元基地局との距離が短くても両者の間に位置する建造
物によって急激に無線伝送路の伝送特性が劣化しうる都
市部においても、確度高くハンドオーバが行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
例では、 在圏セルと隣接セルとが重なっていてもその在
圏セルの圏外に近い位置に移動局が移動するまで、 候補
セルと候補セルとの選定が行われないために、 その移動
局が極めて速く移動したり無線伝送路の伝送特性が激し
く変動する場合には、 ハンドオーバが正常に行われない
可能性が高かった。
例では、 在圏セルと隣接セルとが重なっていてもその在
圏セルの圏外に近い位置に移動局が移動するまで、 候補
セルと候補セルとの選定が行われないために、 その移動
局が極めて速く移動したり無線伝送路の伝送特性が激し
く変動する場合には、 ハンドオーバが正常に行われない
可能性が高かった。
【0011】また、 PHSでは、候補基地局は、上述し
たハンドオーバ要求を認識すると、そのハンドオーバ要
求の送信元である移動局について、認証試験を行うこと
により正規の移動局であることを確認する。しかし、 こ
のような認証試験には、 システムに収容された個々の移
動局について予め体系的に構築されたデータベースの参
照が必要である為に候補基地局では多くの処理量を要す
る。
たハンドオーバ要求を認識すると、そのハンドオーバ要
求の送信元である移動局について、認証試験を行うこと
により正規の移動局であることを確認する。しかし、 こ
のような認証試験には、 システムに収容された個々の移
動局について予め体系的に構築されたデータベースの参
照が必要である為に候補基地局では多くの処理量を要す
る。
【0012】さらに、PHSでは、本来的にセルの径が
極めて小さく、 かつ積極的に無線周波数の再利用がはか
られるために、 ハンドオーバの対象となる移動局の移動
速度が極めて速い場合には、 通話サービスの提供が高い
頻度で中断される可能性が高い。しかし、このようなセ
ルの径の縮小化と無線周波数の再利用とは、特に都市部
における不感地帯の確実な救済と、高い伝送品質が確保
できるセルを着実に、かつ安価に形成するために有効で
ある。したがって、 PHS以外の多くの移動通信システ
ムについても、セルの縮小化と無線周波数の再利用とが
はかられた場合には、同様にして通信サービスが中断さ
れる可能性が高かった。
極めて小さく、 かつ積極的に無線周波数の再利用がはか
られるために、 ハンドオーバの対象となる移動局の移動
速度が極めて速い場合には、 通話サービスの提供が高い
頻度で中断される可能性が高い。しかし、このようなセ
ルの径の縮小化と無線周波数の再利用とは、特に都市部
における不感地帯の確実な救済と、高い伝送品質が確保
できるセルを着実に、かつ安価に形成するために有効で
ある。したがって、 PHS以外の多くの移動通信システ
ムについても、セルの縮小化と無線周波数の再利用とが
はかられた場合には、同様にして通信サービスが中断さ
れる可能性が高かった。
【0013】本発明は、上記従来の問題点を解決し、ハ
ードウェアの構成が変更されることなく、移動局が運用
される多様な環境に柔軟に適応しつつ確度高くハンドオ
ーバが行われる移動通信システムを提供することを目的
とする。
ードウェアの構成が変更されることなく、移動局が運用
される多様な環境に柔軟に適応しつつ確度高くハンドオ
ーバが行われる移動通信システムを提供することを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1,2,
5〜32に記載の発明の原理ブロック図である。請求項
1に記載の発明は、小ゾーン構成あるいはセクタ構成の
複数の無線ゾーンを形成し、これらの無線ゾーンの何れ
かに位置する移動局11に生起した呼について、通話中
チャネル切り替えを含む無線チャネル設定制御を行う無
線基地局12-1〜12-Nと、通信リンクを介して無線基
地局12-1〜12-Nに対向し、その無線基地局12-1〜
12-Nによって行われる無線チャネル設定制御と連係し
て呼の呼処理を行う交換局13とを備えた移動通信シス
テムにおいて、呼が完了呼となった後に通話中チャネル
切り替えに先行して、複数の無線ゾーンの内、移動局1
1が位置する無線ゾーンに隣接した何れかの隣接無線ゾ
ーンについて、その移動局11が移動することを無線チ
ャネル設定制御と呼処理との双方または何れか一方の手
順に基づいて予測する契機予測手段14と、契機予測手
段14によって予測された時点に起動され、完了呼の移
行先の候補である候補無線ゾーンを選択すると共に、そ
の候補無線ゾーンの空いている無線チャネルを捕捉し、
かつ通信リンクにその無線チャネルに接続されたパスを
形成する候補ゾーン選択手段15とを備えたことを特徴
とする。
5〜32に記載の発明の原理ブロック図である。請求項
1に記載の発明は、小ゾーン構成あるいはセクタ構成の
複数の無線ゾーンを形成し、これらの無線ゾーンの何れ
かに位置する移動局11に生起した呼について、通話中
チャネル切り替えを含む無線チャネル設定制御を行う無
線基地局12-1〜12-Nと、通信リンクを介して無線基
地局12-1〜12-Nに対向し、その無線基地局12-1〜
12-Nによって行われる無線チャネル設定制御と連係し
て呼の呼処理を行う交換局13とを備えた移動通信シス
テムにおいて、呼が完了呼となった後に通話中チャネル
切り替えに先行して、複数の無線ゾーンの内、移動局1
1が位置する無線ゾーンに隣接した何れかの隣接無線ゾ
ーンについて、その移動局11が移動することを無線チ
ャネル設定制御と呼処理との双方または何れか一方の手
順に基づいて予測する契機予測手段14と、契機予測手
段14によって予測された時点に起動され、完了呼の移
行先の候補である候補無線ゾーンを選択すると共に、そ
の候補無線ゾーンの空いている無線チャネルを捕捉し、
かつ通信リンクにその無線チャネルに接続されたパスを
形成する候補ゾーン選択手段15とを備えたことを特徴
とする。
【0015】請求項2に記載の発明は、小ゾーン構成あ
るいはセクタ構成の複数の無線ゾーンを形成し、これら
の無線ゾーンの何れかに位置する移動局11に生起した
呼について、通話中チャネル切り替えを含む無線チャネ
ル設定制御を行う無線基地局12-1〜12-Nと、通信リ
ンクを介して無線基地局12-1〜12-Nに対向し、その
無線基地局12-1〜12-Nによって行われる無線チャネ
ル設定制御と連係して呼の呼処理を行う交換局13とを
備えた移動通信システムにおいて、呼が完了呼となった
後に通話中チャネル切り替えに先行して、複数の無線ゾ
ーンの内、移動局11が位置する無線ゾーンに隣接した
何れかの隣接無線ゾーンについて、その移動局11が移
動することを無線チャネル設定制御と呼処理との双方ま
たは何れか一方の手順に基づいて予測する契機予測手段
14と、契機予測手段14によって予測された時点に起
動され、完了呼の移行先の候補である候補無線ゾーンを
選択すると共に、通信リンクにその移行先に対応したパ
スを形成する候補ゾーン選択手段21とを備え、無線基
地局12-1〜12-Nは、完了呼の通話中チャネル切り替
えの過程で移行先が候補無線ゾーンに該当するか否かを
判別し、その判別の結果が真であるときに、その候補無
線ゾーンの空いている無線チャネルを捕捉すると共に、
候補ゾーン選択手段21によって形成された通信リンク
とその無線チャネルとを接続する手段を有することを特
徴とする。
るいはセクタ構成の複数の無線ゾーンを形成し、これら
の無線ゾーンの何れかに位置する移動局11に生起した
呼について、通話中チャネル切り替えを含む無線チャネ
ル設定制御を行う無線基地局12-1〜12-Nと、通信リ
ンクを介して無線基地局12-1〜12-Nに対向し、その
無線基地局12-1〜12-Nによって行われる無線チャネ
ル設定制御と連係して呼の呼処理を行う交換局13とを
備えた移動通信システムにおいて、呼が完了呼となった
後に通話中チャネル切り替えに先行して、複数の無線ゾ
ーンの内、移動局11が位置する無線ゾーンに隣接した
何れかの隣接無線ゾーンについて、その移動局11が移
動することを無線チャネル設定制御と呼処理との双方ま
たは何れか一方の手順に基づいて予測する契機予測手段
14と、契機予測手段14によって予測された時点に起
動され、完了呼の移行先の候補である候補無線ゾーンを
選択すると共に、通信リンクにその移行先に対応したパ
スを形成する候補ゾーン選択手段21とを備え、無線基
地局12-1〜12-Nは、完了呼の通話中チャネル切り替
えの過程で移行先が候補無線ゾーンに該当するか否かを
判別し、その判別の結果が真であるときに、その候補無
線ゾーンの空いている無線チャネルを捕捉すると共に、
候補ゾーン選択手段21によって形成された通信リンク
とその無線チャネルとを接続する手段を有することを特
徴とする。
【0016】図2は、請求項3〜32に記載の発明の原
理ブロック図である。請求項3に記載の発明は、小ゾー
ン構成あるいはセクタ構成の複数の無線ゾーンの何れか
に位置し得る移動局31と、複数の無線ゾーンを形成
し、移動局31がこれらの無線ゾーンの何れかに位置す
るときにその移動局31に生起した呼について、通話中
チャネル切り替えを含む無線チャネル設定制御を行う無
線基地局32-1〜32-Nと、通信リンクを介して無線基
地局32-1〜32-Nに対向し、その無線基地局32-1〜
32-Nによって行われる無線チャネル設定制御と連係し
て呼の呼処理を行う交換局33とを備えた移動通信シス
テムにおいて、呼が完了呼となった後にその完了呼の移
行先の候補である候補無線ゾーンを選択し、その候補無
線ゾーンを移動局31に通知する候補ゾーン通知手段3
5と、移動局31によって要求が与えられたときに候補
ゾーン通知手段35によって選択された候補無線ゾーン
の空いている無線チャネルを捕捉し、かつ通信リンクに
その無線チャネルに接続されたパスを形成する候補ゾー
ン選択手段36とを備え、移動局31は、完了呼の通話
中チャネル切り替えに先行して、複数の無線ゾーンの
内、その移動局31が位置する無線ゾーンに隣接した何
れかの隣接無線ゾーンに自局が移行することを予測し、
その予測の結果が候補ゾーン通知手段35によって通知
された候補無線ゾーンに含まれるときに、同様の結果を
要求として候補ゾーン選択手段36に与える契機予測手
段37を備えたことを特徴とする。
理ブロック図である。請求項3に記載の発明は、小ゾー
ン構成あるいはセクタ構成の複数の無線ゾーンの何れか
に位置し得る移動局31と、複数の無線ゾーンを形成
し、移動局31がこれらの無線ゾーンの何れかに位置す
るときにその移動局31に生起した呼について、通話中
チャネル切り替えを含む無線チャネル設定制御を行う無
線基地局32-1〜32-Nと、通信リンクを介して無線基
地局32-1〜32-Nに対向し、その無線基地局32-1〜
32-Nによって行われる無線チャネル設定制御と連係し
て呼の呼処理を行う交換局33とを備えた移動通信シス
テムにおいて、呼が完了呼となった後にその完了呼の移
行先の候補である候補無線ゾーンを選択し、その候補無
線ゾーンを移動局31に通知する候補ゾーン通知手段3
5と、移動局31によって要求が与えられたときに候補
ゾーン通知手段35によって選択された候補無線ゾーン
の空いている無線チャネルを捕捉し、かつ通信リンクに
その無線チャネルに接続されたパスを形成する候補ゾー
ン選択手段36とを備え、移動局31は、完了呼の通話
中チャネル切り替えに先行して、複数の無線ゾーンの
内、その移動局31が位置する無線ゾーンに隣接した何
れかの隣接無線ゾーンに自局が移行することを予測し、
その予測の結果が候補ゾーン通知手段35によって通知
された候補無線ゾーンに含まれるときに、同様の結果を
要求として候補ゾーン選択手段36に与える契機予測手
段37を備えたことを特徴とする。
【0017】請求項4に記載の発明は、小ゾーン構成あ
るいはセクタ構成の複数の無線ゾーンの何れかに位置し
得る移動局31と、複数の無線ゾーンを形成し、移動局
31がこれらの無線ゾーンの何れかに位置するときにそ
の移動局31に生起した呼について、通話中チャネル切
り替えを含む無線チャネル設定制御を行う無線基地局3
2-1〜32-Nと、通信リンクを介して無線基地局32-1
〜32-Nに対向し、その無線基地局32-1〜32-Nによ
って行われる無線チャネル設定制御と連係して呼の呼処
理を行う交換局33とを備えた移動通信システムにおい
て、呼が完了呼となった後にその完了呼の移行先の候補
である候補無線ゾーンを選択し、その候補無線ゾーンを
移動局31に通知する候補ゾーン通知手段35と、移動
局31によって要求が与えられたときに候補ゾーン通知
手段35によって選択された候補無線ゾーンを選択し、
かつ通信リンクにその移行先に対応したパスを形成する
候補ゾーン選択手段41とを備え、移動局31は、完了
呼の通話中チャネル切り替えに先行して、複数の無線ゾ
ーンの内、その移動局31が位置する無線ゾーンに隣接
した何れかの隣接無線ゾーンに自局が移行することを予
測し、その予測の結果が候補ゾーン通知手段35によっ
て通知された候補無線ゾーンに含まれるときに、同様の
結果を要求として候補ゾーン選択手段36に与える契機
予測手段42を備え、無線基地局32-1〜32-Nは、完
了呼の通話中チャネル切り替えの過程で移行先が候補無
線ゾーンに該当するか否かを判別し、その判別の結果が
真であるときに、その候補無線ゾーンの空いている無線
チャネルを捕捉すると共に、候補ゾーン選択手段41に
よって形成された通信リンクとその無線チャネルとを接
続する手段を有することを特徴とする。
るいはセクタ構成の複数の無線ゾーンの何れかに位置し
得る移動局31と、複数の無線ゾーンを形成し、移動局
31がこれらの無線ゾーンの何れかに位置するときにそ
の移動局31に生起した呼について、通話中チャネル切
り替えを含む無線チャネル設定制御を行う無線基地局3
2-1〜32-Nと、通信リンクを介して無線基地局32-1
〜32-Nに対向し、その無線基地局32-1〜32-Nによ
って行われる無線チャネル設定制御と連係して呼の呼処
理を行う交換局33とを備えた移動通信システムにおい
て、呼が完了呼となった後にその完了呼の移行先の候補
である候補無線ゾーンを選択し、その候補無線ゾーンを
移動局31に通知する候補ゾーン通知手段35と、移動
局31によって要求が与えられたときに候補ゾーン通知
手段35によって選択された候補無線ゾーンを選択し、
かつ通信リンクにその移行先に対応したパスを形成する
候補ゾーン選択手段41とを備え、移動局31は、完了
呼の通話中チャネル切り替えに先行して、複数の無線ゾ
ーンの内、その移動局31が位置する無線ゾーンに隣接
した何れかの隣接無線ゾーンに自局が移行することを予
測し、その予測の結果が候補ゾーン通知手段35によっ
て通知された候補無線ゾーンに含まれるときに、同様の
結果を要求として候補ゾーン選択手段36に与える契機
予測手段42を備え、無線基地局32-1〜32-Nは、完
了呼の通話中チャネル切り替えの過程で移行先が候補無
線ゾーンに該当するか否かを判別し、その判別の結果が
真であるときに、その候補無線ゾーンの空いている無線
チャネルを捕捉すると共に、候補ゾーン選択手段41に
よって形成された通信リンクとその無線チャネルとを接
続する手段を有することを特徴とする。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
請求項4の何れか1項に記載の移動通信システムにおい
て、複数の無線ゾーンの内、これらの無線ゾーンに敷設
された個々の道路および軌道の双方あるいは一方に沿っ
て形成された無線ゾーンについて、識別情報の順列から
なる移動パターンが予め登録された移動パターン記憶手
段51を備え、候補ゾーン選択手段は、移動パターン記
憶手段51に登録された移動パターンの内、移動局11
が在圏する無線ゾーンの識別情報またはその無線ゾーン
に先行して在圏した無線ゾーンの識別情報の列との相関
をとり、両者の相関性が高い移動パターンに含まれる後
続する無線ゾーンを候補無線ゾーンとして選択すること
を特徴とする。
請求項4の何れか1項に記載の移動通信システムにおい
て、複数の無線ゾーンの内、これらの無線ゾーンに敷設
された個々の道路および軌道の双方あるいは一方に沿っ
て形成された無線ゾーンについて、識別情報の順列から
なる移動パターンが予め登録された移動パターン記憶手
段51を備え、候補ゾーン選択手段は、移動パターン記
憶手段51に登録された移動パターンの内、移動局11
が在圏する無線ゾーンの識別情報またはその無線ゾーン
に先行して在圏した無線ゾーンの識別情報の列との相関
をとり、両者の相関性が高い移動パターンに含まれる後
続する無線ゾーンを候補無線ゾーンとして選択すること
を特徴とする。
【0019】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
請求項4の何れか1項に記載の移動通信システムにおい
て、複数の無線ゾーンの内、これらの無線ゾーンに敷設
されてその移動局11が確度高く移動する道路と軌道と
の双方あるいは一方に沿って形成された無線ゾーンにつ
いて、識別情報の順列を示し、かつ移動局11の加入者
によって申告された移動パターンが予め登録された移動
パターン記憶手段61を備え、候補ゾーン選択手段は、
移動パターン記憶手段61に登録された移動パターンの
内、移動局11が在圏する無線ゾーンの識別情報または
その無線ゾーンに先行して在圏した無線ゾーンの識別情
報の列との相関をとり、相関性が高い移動パターンに含
まれる後続する無線ゾーンを候補無線ゾーンとして選択
することを特徴とする。
請求項4の何れか1項に記載の移動通信システムにおい
て、複数の無線ゾーンの内、これらの無線ゾーンに敷設
されてその移動局11が確度高く移動する道路と軌道と
の双方あるいは一方に沿って形成された無線ゾーンにつ
いて、識別情報の順列を示し、かつ移動局11の加入者
によって申告された移動パターンが予め登録された移動
パターン記憶手段61を備え、候補ゾーン選択手段は、
移動パターン記憶手段61に登録された移動パターンの
内、移動局11が在圏する無線ゾーンの識別情報または
その無線ゾーンに先行して在圏した無線ゾーンの識別情
報の列との相関をとり、相関性が高い移動パターンに含
まれる後続する無線ゾーンを候補無線ゾーンとして選択
することを特徴とする。
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項1ないし
請求項4の何れか1項に記載の移動通信システムにおい
て、複数の無線ゾーンの内、これらの無線ゾーンに位置
する個々の移動局について位置する無線ゾーンの履歴を
とり、これらの移動局との対応をとることなくその履歴
を無線ゾーンの識別情報の列として順次記録する移動パ
ターン履歴手段71を備え、候補ゾーン選択手段は、移
動パターン履歴手段71に記録された移動パターンの
内、完了呼が生起した移動局について、在圏する無線ゾ
ーンの識別情報またはその無線ゾーンに先行して在圏し
た無線ゾーンの識別情報の列との相関をとり、両者の相
関性が高い移動パターンに含まれる後続する無線ゾーン
を候補無線ゾーンとして選択することを特徴とする。
請求項4の何れか1項に記載の移動通信システムにおい
て、複数の無線ゾーンの内、これらの無線ゾーンに位置
する個々の移動局について位置する無線ゾーンの履歴を
とり、これらの移動局との対応をとることなくその履歴
を無線ゾーンの識別情報の列として順次記録する移動パ
ターン履歴手段71を備え、候補ゾーン選択手段は、移
動パターン履歴手段71に記録された移動パターンの
内、完了呼が生起した移動局について、在圏する無線ゾ
ーンの識別情報またはその無線ゾーンに先行して在圏し
た無線ゾーンの識別情報の列との相関をとり、両者の相
関性が高い移動パターンに含まれる後続する無線ゾーン
を候補無線ゾーンとして選択することを特徴とする。
【0021】請求項8に記載の発明は、請求項1ないし
請求項4の何れか1項に記載の移動通信システムにおい
て、複数の無線ゾーンの内、これらの無線ゾーンに位置
する個々の移動局について位置する無線ゾーンの履歴を
とり、その履歴をこれらの移動局との対応をとりつつ無
線ゾーンの識別情報の列として順次記録する移動パター
ン履歴手段81を備え、候補ゾーン選択手段は、移動パ
ターン履歴手段81に記録された移動パターンの内、完
了呼が生起した移動局について、在圏する無線ゾーンの
識別情報またはその無線ゾーンに先行して在圏した無線
ゾーンの識別情報の列との相関をとり、両者の相関性が
高い移動パターンに含まれる後続する無線ゾーンを候補
無線ゾーンとして選択することを特徴とする。
請求項4の何れか1項に記載の移動通信システムにおい
て、複数の無線ゾーンの内、これらの無線ゾーンに位置
する個々の移動局について位置する無線ゾーンの履歴を
とり、その履歴をこれらの移動局との対応をとりつつ無
線ゾーンの識別情報の列として順次記録する移動パター
ン履歴手段81を備え、候補ゾーン選択手段は、移動パ
ターン履歴手段81に記録された移動パターンの内、完
了呼が生起した移動局について、在圏する無線ゾーンの
識別情報またはその無線ゾーンに先行して在圏した無線
ゾーンの識別情報の列との相関をとり、両者の相関性が
高い移動パターンに含まれる後続する無線ゾーンを候補
無線ゾーンとして選択することを特徴とする。
【0022】請求項9に記載の発明は、請求項1ないし
請求項8の何れか1項に記載の移動通信システムにおい
て、複数の無線ゾーンについて、道路と軌道との双方あ
るいは一方の分布とこれらの双方あるいは一方における
移動局のトラヒックの分布とに基づいて予め実測または
模擬に基づいて個別に求められ、かつ通話中チャネル切
り替えの移行先となる確率が予め登録された移行確率記
憶手段91を備え、候補ゾーン選択手段は、選択された
候補無線ゾーンの内、移行確率記憶手段91に登録され
た確率が予め決められた下限値を下回る候補無線ゾーン
を除外し、あるいはその確率が高いほど優先する手段を
有することを特徴とする。
請求項8の何れか1項に記載の移動通信システムにおい
て、複数の無線ゾーンについて、道路と軌道との双方あ
るいは一方の分布とこれらの双方あるいは一方における
移動局のトラヒックの分布とに基づいて予め実測または
模擬に基づいて個別に求められ、かつ通話中チャネル切
り替えの移行先となる確率が予め登録された移行確率記
憶手段91を備え、候補ゾーン選択手段は、選択された
候補無線ゾーンの内、移行確率記憶手段91に登録され
た確率が予め決められた下限値を下回る候補無線ゾーン
を除外し、あるいはその確率が高いほど優先する手段を
有することを特徴とする。
【0023】請求項10に記載の発明は、請求項6ない
し請求項8の何れか1項に記載の移動通信システムにお
いて、複数の無線ゾーンについて、個別に隣接する無線
ゾーンの識別情報が予め登録された隣接ゾーン記憶手段
101を備え、候補ゾーン選択手段は、選択された候補
無線ゾーンについて、移行先の無線ゾーンに隣接する無
線ゾーンであるか否かを隣接ゾーン記憶手段101に登
録された識別情報に基づいて判別し、その判別の結果が
偽である候補無線ゾーンを除外する手段を有することを
特徴とする。
し請求項8の何れか1項に記載の移動通信システムにお
いて、複数の無線ゾーンについて、個別に隣接する無線
ゾーンの識別情報が予め登録された隣接ゾーン記憶手段
101を備え、候補ゾーン選択手段は、選択された候補
無線ゾーンについて、移行先の無線ゾーンに隣接する無
線ゾーンであるか否かを隣接ゾーン記憶手段101に登
録された識別情報に基づいて判別し、その判別の結果が
偽である候補無線ゾーンを除外する手段を有することを
特徴とする。
【0024】請求項11に記載の発明は、請求項1ない
し請求項10の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、複数の無線ゾーンについて、個別に形成する無
線基地局を配下とする交換局との対応関係が予め格納さ
れたゾーン構成記憶手段111を備え、候補ゾーン選択
手段は、ゾーン構成記憶手段111を参照することによ
り、選択された候補無線ゾーンの内、形成する無線基地
局を配下とする交換局が移行先の無線ゾーンを形成する
無線基地局を配下とする交換局と異なる候補無線ゾーン
を選択し、これら以外の候補無線ゾーンについては、無
線チャネル設定制御と呼処理との双方あるいは何れか一
方に基づいて得られる完了呼の属性に基づいて除外する
手段を有することを特徴とする。
し請求項10の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、複数の無線ゾーンについて、個別に形成する無
線基地局を配下とする交換局との対応関係が予め格納さ
れたゾーン構成記憶手段111を備え、候補ゾーン選択
手段は、ゾーン構成記憶手段111を参照することによ
り、選択された候補無線ゾーンの内、形成する無線基地
局を配下とする交換局が移行先の無線ゾーンを形成する
無線基地局を配下とする交換局と異なる候補無線ゾーン
を選択し、これら以外の候補無線ゾーンについては、無
線チャネル設定制御と呼処理との双方あるいは何れか一
方に基づいて得られる完了呼の属性に基づいて除外する
手段を有することを特徴とする。
【0025】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載の移動通信システムにおいて、候補無線ゾーンが除
外されるべき完了呼の属性は、その完了呼に要求される
サービス品質が予め決められた閾値未満であることを特
徴とする。請求項13に記載の発明は、請求項1ないし
請求項12の何れか1項に記載の移動通信システムにお
いて、複数の無線ゾーンについて、個別に形成する無線
ゾーンの識別情報が予め登録された隣接ゾーン記憶手段
101を備え、候補ゾーン選択手段は、完了呼に要求さ
れるサービス品質が予め決められた閾値以上であるか否
かを判別し、その判別の結果が真であるときに、その完
了呼が生起した移動局が位置する無線ゾーンに隣接する
全ての無線ゾーンを隣接ゾーン記憶手段101から取得
し、これらの無線ゾーンを候補無線ゾーンとして選択す
ることを特徴とする。
記載の移動通信システムにおいて、候補無線ゾーンが除
外されるべき完了呼の属性は、その完了呼に要求される
サービス品質が予め決められた閾値未満であることを特
徴とする。請求項13に記載の発明は、請求項1ないし
請求項12の何れか1項に記載の移動通信システムにお
いて、複数の無線ゾーンについて、個別に形成する無線
ゾーンの識別情報が予め登録された隣接ゾーン記憶手段
101を備え、候補ゾーン選択手段は、完了呼に要求さ
れるサービス品質が予め決められた閾値以上であるか否
かを判別し、その判別の結果が真であるときに、その完
了呼が生起した移動局が位置する無線ゾーンに隣接する
全ての無線ゾーンを隣接ゾーン記憶手段101から取得
し、これらの無線ゾーンを候補無線ゾーンとして選択す
ることを特徴とする。
【0026】請求項14に記載の発明は、請求項1ない
し請求項13の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、通信リンクには、非同期転送モードが適用さ
れ、候補ゾーン選択手段は、通信リンクの伝送帯域を占
有することなく論理的にパスを形成し、無線基地局およ
び交換局は、候補ゾーン選択手段によって選択された候
補無線ゾーンの内、無線チャネル設定制御および呼処理
の手順に基づいて完了呼の移行先となった候補無線ゾー
ンについてその候補ゾーン選択手段によって形成された
パスの伝送帯域を確保する手段を有することを特徴とす
る。
し請求項13の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、通信リンクには、非同期転送モードが適用さ
れ、候補ゾーン選択手段は、通信リンクの伝送帯域を占
有することなく論理的にパスを形成し、無線基地局およ
び交換局は、候補ゾーン選択手段によって選択された候
補無線ゾーンの内、無線チャネル設定制御および呼処理
の手順に基づいて完了呼の移行先となった候補無線ゾー
ンについてその候補ゾーン選択手段によって形成された
パスの伝送帯域を確保する手段を有することを特徴とす
る。
【0027】請求項15に記載の発明は、請求項14に
記載の移動通信システムにおいて、無線基地局および交
換局は、候補ゾーン選択手段によって選択された候補無
線ゾーンについて、無線チャネル設定制御および呼処理
の手順に基づいて完了呼の移行先と再びなる可能性があ
るか否かを判別し、これらの候補無線ゾーンの内、その
判定の結果が偽である候補無線ゾーンのパスについて確
保された伝送帯域を解放する手段を有することを特徴と
する。
記載の移動通信システムにおいて、無線基地局および交
換局は、候補ゾーン選択手段によって選択された候補無
線ゾーンについて、無線チャネル設定制御および呼処理
の手順に基づいて完了呼の移行先と再びなる可能性があ
るか否かを判別し、これらの候補無線ゾーンの内、その
判定の結果が偽である候補無線ゾーンのパスについて確
保された伝送帯域を解放する手段を有することを特徴と
する。
【0028】請求項16に記載の発明は、請求項1ない
し請求項15の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、交換局は、呼処理の手順に基づいて完了呼に要
求されるサービスの優先度を求める手段を有し、候補ゾ
ーン選択手段は、交換局によって求められた優先度が高
いほど完了呼について選択可能な候補無線ゾーンの数の
上限値を大きく設定する手段を有することを特徴とす
る。
し請求項15の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、交換局は、呼処理の手順に基づいて完了呼に要
求されるサービスの優先度を求める手段を有し、候補ゾ
ーン選択手段は、交換局によって求められた優先度が高
いほど完了呼について選択可能な候補無線ゾーンの数の
上限値を大きく設定する手段を有することを特徴とす
る。
【0029】請求項17に記載の発明は、請求項1ない
し請求項15の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、交換局は、呼処理の手順に基づいて完了呼に要
求される伝送品質を求める手段を有し、候補ゾーン選択
手段は、交換局によって求められた伝送品質が高いほど
完了呼について選択可能な候補無線ゾーンの数の上限値
を大きく設定する手段を有することを特徴とする。
し請求項15の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、交換局は、呼処理の手順に基づいて完了呼に要
求される伝送品質を求める手段を有し、候補ゾーン選択
手段は、交換局によって求められた伝送品質が高いほど
完了呼について選択可能な候補無線ゾーンの数の上限値
を大きく設定する手段を有することを特徴とする。
【0030】請求項18に記載の発明は、請求項1ない
し請求項15の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、交換局は、完了呼に割り付けられた資源の量を
求める手段を有し、候補ゾーン選択手段は、交換局によ
って求められた資源の量が多いほど完了呼について選択
可能な候補無線ゾーンの数の上限値を大きく設定する手
段を有することを特徴とする。
し請求項15の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、交換局は、完了呼に割り付けられた資源の量を
求める手段を有し、候補ゾーン選択手段は、交換局によ
って求められた資源の量が多いほど完了呼について選択
可能な候補無線ゾーンの数の上限値を大きく設定する手
段を有することを特徴とする。
【0031】請求項19に記載の発明は、請求項1ない
し請求項15の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、交換局は、完了呼に割り付けられた資源の量を
求める手段を有し、候補ゾーン選択手段は、交換局によ
って求められた資源の量が多いほど完了呼について選択
可能な候補無線ゾーンの数の上限値を小さく設定する手
段を有することを特徴とする。
し請求項15の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、交換局は、完了呼に割り付けられた資源の量を
求める手段を有し、候補ゾーン選択手段は、交換局によ
って求められた資源の量が多いほど完了呼について選択
可能な候補無線ゾーンの数の上限値を小さく設定する手
段を有することを特徴とする。
【0032】請求項20に記載の発明は、請求項1ない
し請求項15の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、交換局は、自局の呼損率を計測する手段を有
し、候補ゾーン選択手段は、交換局によって計測された
呼損率が大きいほど、完了呼について選択可能な候補無
線ゾーンの数の上限値を小さく設定することを特徴とす
る。
し請求項15の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、交換局は、自局の呼損率を計測する手段を有
し、候補ゾーン選択手段は、交換局によって計測された
呼損率が大きいほど、完了呼について選択可能な候補無
線ゾーンの数の上限値を小さく設定することを特徴とす
る。
【0033】請求項21に記載の発明は、請求項1ない
し請求項15の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、交換局は、自局の輻輳の程度を計測する手段を
有し、候補ゾーン選択手段は、交換局によって計測され
た輻輳の程度が大きいほど、完了呼について選択可能な
候補無線ゾーンの数の上限値を小さく設定することを特
徴とする。
し請求項15の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、交換局は、自局の輻輳の程度を計測する手段を
有し、候補ゾーン選択手段は、交換局によって計測され
た輻輳の程度が大きいほど、完了呼について選択可能な
候補無線ゾーンの数の上限値を小さく設定することを特
徴とする。
【0034】請求項22に記載の発明は、請求項1ない
し請求項15の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、完了呼について、その完了呼が生起した移動局
の移動の速度を計測する移動速度計測手段121を備
え、候補ゾーン選択手段は、移動速度計測手段121に
よって計測された速度が大きいほど、完了呼について選
択可能な候補無線ゾーンの数の上限値を大きく設定する
ことを特徴とする。
し請求項15の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、完了呼について、その完了呼が生起した移動局
の移動の速度を計測する移動速度計測手段121を備
え、候補ゾーン選択手段は、移動速度計測手段121に
よって計測された速度が大きいほど、完了呼について選
択可能な候補無線ゾーンの数の上限値を大きく設定する
ことを特徴とする。
【0035】請求項23に記載の発明は、請求項1ない
し請求項22の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、完了呼について、予め決められた頻度で伝送品
質を計測する伝送品質計測手段131を備え、契機予測
手段は、伝送品質計測手段131によって伝送品質が計
測されたときに、完了呼が生起した移動局が隣接無線ゾ
ーンの何れかに移動することを予測することを特徴とす
る。
し請求項22の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、完了呼について、予め決められた頻度で伝送品
質を計測する伝送品質計測手段131を備え、契機予測
手段は、伝送品質計測手段131によって伝送品質が計
測されたときに、完了呼が生起した移動局が隣接無線ゾ
ーンの何れかに移動することを予測することを特徴とす
る。
【0036】請求項24に記載の発明は、請求項1ない
し請求項23の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、完了呼について、予め決められた頻度で伝送品
質を計測する伝送品質計測手段131を備え、契機予測
手段は、伝送品質計測手段131によって計測された在
圏無線ゾーンの伝送品質が予め設定された閾値を下回っ
たときに、あるいは隣接無線ゾーンの伝送品質が予め設
定された閾値を上回ったときに、完了呼が生起した移動
局が隣接無線ゾーンの何れかに移動することを予測する
ことを特徴とする。
し請求項23の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、完了呼について、予め決められた頻度で伝送品
質を計測する伝送品質計測手段131を備え、契機予測
手段は、伝送品質計測手段131によって計測された在
圏無線ゾーンの伝送品質が予め設定された閾値を下回っ
たときに、あるいは隣接無線ゾーンの伝送品質が予め設
定された閾値を上回ったときに、完了呼が生起した移動
局が隣接無線ゾーンの何れかに移動することを予測する
ことを特徴とする。
【0037】請求項25に記載の発明は、請求項1ない
し請求項23の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、完了呼について、予め決められた頻度で伝送品
質とその伝送品質の変化率とを計測する伝送品質計測手
段141を備え、契機予測手段は、伝送品質計測手段1
41によって計測された在圏無線ゾーンの伝送品質と変
化率とに対してその伝送品質が予め設定された閾値を下
回るとき、あるいは同様に計測された周辺無線ゾーンの
伝送品質と変化率とに対してその伝送品質が予め設定さ
れた閾値を上回るときに、完了呼が生起した移動局が隣
接無線ゾーンの何れかに移動することを予測することを
特徴とする。
し請求項23の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、完了呼について、予め決められた頻度で伝送品
質とその伝送品質の変化率とを計測する伝送品質計測手
段141を備え、契機予測手段は、伝送品質計測手段1
41によって計測された在圏無線ゾーンの伝送品質と変
化率とに対してその伝送品質が予め設定された閾値を下
回るとき、あるいは同様に計測された周辺無線ゾーンの
伝送品質と変化率とに対してその伝送品質が予め設定さ
れた閾値を上回るときに、完了呼が生起した移動局が隣
接無線ゾーンの何れかに移動することを予測することを
特徴とする。
【0038】請求項26に記載の発明は、請求項1ない
し請求項25の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、完了呼について、その完了呼が生起した移動局
の移動の速度を計測する移動速度計測手段151を備
え、契機予測手段は、移動速度計測手段151によって
計測された速度が大きいほど、完了呼が生起した移動局
が隣接無線ゾーンの何れかに移動する時点を早めに予測
することを特徴とする。
し請求項25の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、完了呼について、その完了呼が生起した移動局
の移動の速度を計測する移動速度計測手段151を備
え、契機予測手段は、移動速度計測手段151によって
計測された速度が大きいほど、完了呼が生起した移動局
が隣接無線ゾーンの何れかに移動する時点を早めに予測
することを特徴とする。
【0039】請求項27に記載の発明は、請求項1ない
し請求項26の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、複数の無線ゾーンについて、これらの無線ゾー
ンの内、2つの無線ゾーンからなる全ての組み合わせに
ついて、地理的な距離が予め登録された距離記憶手段1
61を備え、無線基地局および交換局は、候補ゾーン選
択手段によって選択された候補無線ゾーンの内、移行先
の無線ゾーンとの組み合わせとして前記距離記憶手段に
登録された距離が予め設定された閾値を上回る候補無線
ゾーンについて、その候補ゾーン選択手段によって形成
されたパスを解放する手段を有することを特徴とする。
し請求項26の何れか1項に記載の移動通信システムに
おいて、複数の無線ゾーンについて、これらの無線ゾー
ンの内、2つの無線ゾーンからなる全ての組み合わせに
ついて、地理的な距離が予め登録された距離記憶手段1
61を備え、無線基地局および交換局は、候補ゾーン選
択手段によって選択された候補無線ゾーンの内、移行先
の無線ゾーンとの組み合わせとして前記距離記憶手段に
登録された距離が予め設定された閾値を上回る候補無線
ゾーンについて、その候補ゾーン選択手段によって形成
されたパスを解放する手段を有することを特徴とする。
【0040】請求項28に記載の発明は、請求項1〜4
の何れか1項に記載の移動通信システムにおいて、交換
局が完了呼のハンドオーバの過程で移動局の移行先が候
補ゾーン選択手段によって選択された候補無線ゾーンに
該当するか否かを判別し、その判別の結果が偽であると
きには(当該完了呼に対して従来の手順によりハンドオ
ーバを実行し)、その候補無線ゾーンに対して設定され
た通信リンク(請求項1および3に記載の移動通信シス
テムでは、捕捉された無線チャネルも含む)を、他の新
規呼あるいはハンドオーバに使用する手段を有すること
を特徴とする。
の何れか1項に記載の移動通信システムにおいて、交換
局が完了呼のハンドオーバの過程で移動局の移行先が候
補ゾーン選択手段によって選択された候補無線ゾーンに
該当するか否かを判別し、その判別の結果が偽であると
きには(当該完了呼に対して従来の手順によりハンドオ
ーバを実行し)、その候補無線ゾーンに対して設定され
た通信リンク(請求項1および3に記載の移動通信シス
テムでは、捕捉された無線チャネルも含む)を、他の新
規呼あるいはハンドオーバに使用する手段を有すること
を特徴とする。
【0041】請求項29に記載の発明は、請求項1〜4
の何れか1項に記載の移動通信システムにおいて、交換
局が完了呼のハンドオーバの過程で移動局の移行先が候
補ゾーン選択手段によって選択された候補無線ゾーンに
該当するか否かを判別し、その判別の結果が偽であると
きには、その候補無線ゾーンに対して設定された通信リ
ンク(および請求項1および3に記載の移動通信システ
ムでは、捕捉された無線チャネルも含む)を、「解放す
るか」(即時解放と請求項27による解放の両者を含
む)、もしくは「再利用するのか」のいずれの方法を適
用するかを決定し、選択された方法を適用することを特
徴とする。
の何れか1項に記載の移動通信システムにおいて、交換
局が完了呼のハンドオーバの過程で移動局の移行先が候
補ゾーン選択手段によって選択された候補無線ゾーンに
該当するか否かを判別し、その判別の結果が偽であると
きには、その候補無線ゾーンに対して設定された通信リ
ンク(および請求項1および3に記載の移動通信システ
ムでは、捕捉された無線チャネルも含む)を、「解放す
るか」(即時解放と請求項27による解放の両者を含
む)、もしくは「再利用するのか」のいずれの方法を適
用するかを決定し、選択された方法を適用することを特
徴とする。
【0042】請求項30に記載の発明は、請求項1〜4
の何れか1項に記載の移動通信システムにおいて、候補
ゾーン選択手段による通信リンクの設定(請求項1およ
び請求項3においては、無線基地局による無線チャネル
の捕捉も含む)中に、ハンドオーバ要求が発生したとき
に、候補ゾーン選択手段による通信リンク(および、請
求項1および請求項3に記載の移動通信システムにおい
ては無線チャネルの捕捉も含む)の設定完了を待ってか
ら無線チャネルを捕捉し前記通信リンクとこの無線チャ
ネルを接続するか、もしくは候補ゾーン選択手段による
通信リンクの設定完了(および、請求項1および請求項
3に記載の移動通信システムにおいては、無線基地局に
よる無線チャネルの捕捉も含む)を待たずに従来の手順
によりハンドオーバを行うか否かを判断し、選択された
手順を適用することを特徴とする。
の何れか1項に記載の移動通信システムにおいて、候補
ゾーン選択手段による通信リンクの設定(請求項1およ
び請求項3においては、無線基地局による無線チャネル
の捕捉も含む)中に、ハンドオーバ要求が発生したとき
に、候補ゾーン選択手段による通信リンク(および、請
求項1および請求項3に記載の移動通信システムにおい
ては無線チャネルの捕捉も含む)の設定完了を待ってか
ら無線チャネルを捕捉し前記通信リンクとこの無線チャ
ネルを接続するか、もしくは候補ゾーン選択手段による
通信リンクの設定完了(および、請求項1および請求項
3に記載の移動通信システムにおいては、無線基地局に
よる無線チャネルの捕捉も含む)を待たずに従来の手順
によりハンドオーバを行うか否かを判断し、選択された
手順を適用することを特徴とする。
【0043】請求項31に記載の発明は、請求項2ない
し請求項4の何れか1項に記載の移動通信システムにお
いて、候補ゾーン選択手段は、(自局のCPU負荷状
態、設定する通信リンク数に関する情報を用いて)通信
リンクの設定が完了する時刻、および(現在の伝送品質
およびユーザの移動速度に関する情報を用いて)ハンド
オーバ要求発生時刻を予測する手段を有し、前者と後者
の間の時間が短いと判断されたときには従来の手順によ
りハンドオーバを実行し、そうでないときには請求項2
あるいは請求項4に記載の方法でハンドオーバを行うこ
とを特徴とする。
し請求項4の何れか1項に記載の移動通信システムにお
いて、候補ゾーン選択手段は、(自局のCPU負荷状
態、設定する通信リンク数に関する情報を用いて)通信
リンクの設定が完了する時刻、および(現在の伝送品質
およびユーザの移動速度に関する情報を用いて)ハンド
オーバ要求発生時刻を予測する手段を有し、前者と後者
の間の時間が短いと判断されたときには従来の手順によ
りハンドオーバを実行し、そうでないときには請求項2
あるいは請求項4に記載の方法でハンドオーバを行うこ
とを特徴とする。
【0044】請求項32に記載の発明は、請求項1〜請
求項4に記載の移動通信システムにおいて、交換局は自
局の資源の利用度を求める手段を有し、候補ゾーン選択
手段は、前記交換局によって求められた資源の利用度が
予め決められた閾値を超えているときにはハンドオーバ
要求の発生に先立って通信リンクの設定を行わないこと
を特徴とする。
求項4に記載の移動通信システムにおいて、交換局は自
局の資源の利用度を求める手段を有し、候補ゾーン選択
手段は、前記交換局によって求められた資源の利用度が
予め決められた閾値を超えているときにはハンドオーバ
要求の発生に先立って通信リンクの設定を行わないこと
を特徴とする。
【0045】請求項1に記載の発明にかかわる移動通信
システムでは、無線基地局12-1〜12-Nは、小ゾーン
構成あるいはセクタ構成の複数の無線ゾーンを形成し、
これらの無線ゾーンの何れかに位置する移動局11に生
起した呼について、通話中チャネル切り替えを含む無線
チャネル設定制御を行う。また、交換局13は、通信リ
ンクを介して無線基地局12-1〜12-Nに対向し、その
無線基地局12-1〜12-Nによって行われる無線チャネ
ル設定制御と連係して上述した呼の呼処理を行う。
システムでは、無線基地局12-1〜12-Nは、小ゾーン
構成あるいはセクタ構成の複数の無線ゾーンを形成し、
これらの無線ゾーンの何れかに位置する移動局11に生
起した呼について、通話中チャネル切り替えを含む無線
チャネル設定制御を行う。また、交換局13は、通信リ
ンクを介して無線基地局12-1〜12-Nに対向し、その
無線基地局12-1〜12-Nによって行われる無線チャネ
ル設定制御と連係して上述した呼の呼処理を行う。
【0046】無線チャネル設定制御および呼処理の過程
では、契機予測手段14は、上述した呼が完了呼となっ
た後には通話中チャネル切り替えに先行して、複数の無
線ゾーンの内、移動局11が位置する無線ゾーンに隣接
した何れかの隣接無線ゾーンにその移動局11が移動す
ることを予測する。さらに、候補ゾーン選択手段15
は、このようにして予測された時点に起動され、上述し
た完了呼の移行先の候補である候補無線ゾーンを選択す
ると共に、その候補無線ゾーンの空いている無線チャネ
ルを捕捉し、かつ通信リンクにその無線チャネルに接続
されたパスを形成する。
では、契機予測手段14は、上述した呼が完了呼となっ
た後には通話中チャネル切り替えに先行して、複数の無
線ゾーンの内、移動局11が位置する無線ゾーンに隣接
した何れかの隣接無線ゾーンにその移動局11が移動す
ることを予測する。さらに、候補ゾーン選択手段15
は、このようにして予測された時点に起動され、上述し
た完了呼の移行先の候補である候補無線ゾーンを選択す
ると共に、その候補無線ゾーンの空いている無線チャネ
ルを捕捉し、かつ通信リンクにその無線チャネルに接続
されたパスを形成する。
【0047】すなわち、通話中チャネル切り替えにかか
わる無線チャネル設定制御と呼処理との起動に先行し
て、該当する完了呼の移行先の候補となる候補無線ゾー
ンにおいて通話の続行に供されるべき無線チャネルに接
続されたパスが形成されるので、実際にその通話中チャ
ネル切り替えの達成のために起動される無線チャネル設
定制御および呼処理が簡略化され、かつ応答性が高めら
れる。
わる無線チャネル設定制御と呼処理との起動に先行し
て、該当する完了呼の移行先の候補となる候補無線ゾー
ンにおいて通話の続行に供されるべき無線チャネルに接
続されたパスが形成されるので、実際にその通話中チャ
ネル切り替えの達成のために起動される無線チャネル設
定制御および呼処理が簡略化され、かつ応答性が高めら
れる。
【0048】請求項2に記載の発明にかかわる移動通信
システムでは、候補ゾーン選択手段21は、契機予測手
段14によって予測された時点で起動され、かつ完了呼
の移行先の候補である候補無線ゾーンを選択する点で請
求項1に記載の移動通信システムと同じであるが、下記
の点においてその移動通信システムと異なる。候補ゾー
ン選択手段21は、その候補無線ゾーンの空いている無
線チャネルを捕捉することなく、無線基地局12-1〜1
2-Nと交換局13との間に敷設された通信リンクにその
移行先に対応したパスを形成する。さらに、無線基地局
12-1〜12-Nは、上述した完了呼の通話中チャネル切
り替えの過程で移行先が候補無線ゾーンに該当するか否
かを判別し、その判別の結果が真であるときに、その候
補無線ゾーンの空いている無線チャネルを捕捉すると共
に、候補ゾーン選択手段21によって形成された通信リ
ンクとその無線チャネルとを接続する。
システムでは、候補ゾーン選択手段21は、契機予測手
段14によって予測された時点で起動され、かつ完了呼
の移行先の候補である候補無線ゾーンを選択する点で請
求項1に記載の移動通信システムと同じであるが、下記
の点においてその移動通信システムと異なる。候補ゾー
ン選択手段21は、その候補無線ゾーンの空いている無
線チャネルを捕捉することなく、無線基地局12-1〜1
2-Nと交換局13との間に敷設された通信リンクにその
移行先に対応したパスを形成する。さらに、無線基地局
12-1〜12-Nは、上述した完了呼の通話中チャネル切
り替えの過程で移行先が候補無線ゾーンに該当するか否
かを判別し、その判別の結果が真であるときに、その候
補無線ゾーンの空いている無線チャネルを捕捉すると共
に、候補ゾーン選択手段21によって形成された通信リ
ンクとその無線チャネルとを接続する。
【0049】すなわち、移行先となった候補無線ゾーン
のみに対してパスを形成する処理が行われるので、この
ように移行先とはならない候補無線ゾーンについてパス
が無用に形成されることはなく、かつ通話中チャネル切
り替えに要する処理量の低減がはかられる。請求項3に
記載の発明にかかわる移動通信システムでは、無線基地
局32-1〜32-Nは、小ゾーン構成あるいはセクタ構成
に基づいて形成され、かつ移動局31が位置し得る複数
の無線ゾーンを形成すると共に、その移動局31がこれ
らの無線ゾーンの何れかに位置するときにその移動局3
1に生起した呼について、通話中チャネル切り替えを含
む無線チャネル設定制御を行う。また、交換局33は、
通信リンクを介して無線基地局32-1〜32-Nに対向
し、これらの無線基地局32-1〜32-Nによって行われ
る無線チャネル設定制御と連係して上述した呼の呼処理
を行う。
のみに対してパスを形成する処理が行われるので、この
ように移行先とはならない候補無線ゾーンについてパス
が無用に形成されることはなく、かつ通話中チャネル切
り替えに要する処理量の低減がはかられる。請求項3に
記載の発明にかかわる移動通信システムでは、無線基地
局32-1〜32-Nは、小ゾーン構成あるいはセクタ構成
に基づいて形成され、かつ移動局31が位置し得る複数
の無線ゾーンを形成すると共に、その移動局31がこれ
らの無線ゾーンの何れかに位置するときにその移動局3
1に生起した呼について、通話中チャネル切り替えを含
む無線チャネル設定制御を行う。また、交換局33は、
通信リンクを介して無線基地局32-1〜32-Nに対向
し、これらの無線基地局32-1〜32-Nによって行われ
る無線チャネル設定制御と連係して上述した呼の呼処理
を行う。
【0050】無線チャネル設定制御および呼処理の過程
では、候補ゾーン通知手段35は、上述した呼が完了呼
となった後にその完了呼の移行先の候補である候補無線
ゾーンを選択し、その候補無線ゾーンを移動局31に通
知する。移動局31では、契機予測手段37は、通話中
チャネル切り替えに先行して、上述した複数の無線ゾー
ンの内、自局が位置する無線ゾーンに隣接した何れかの
隣接無線ゾーンに自局が移行することを予測し、その予
測の結果が候補ゾーン通知手段35によって通知された
候補無線ゾーンに含まれるときに、同様の結果を要求と
して候補ゾーン選択手段36に与える。
では、候補ゾーン通知手段35は、上述した呼が完了呼
となった後にその完了呼の移行先の候補である候補無線
ゾーンを選択し、その候補無線ゾーンを移動局31に通
知する。移動局31では、契機予測手段37は、通話中
チャネル切り替えに先行して、上述した複数の無線ゾー
ンの内、自局が位置する無線ゾーンに隣接した何れかの
隣接無線ゾーンに自局が移行することを予測し、その予
測の結果が候補ゾーン通知手段35によって通知された
候補無線ゾーンに含まれるときに、同様の結果を要求と
して候補ゾーン選択手段36に与える。
【0051】一方、候補ゾーン選択手段36は、このよ
うな要求が与えられたときに上述したように候補ゾーン
通知手段35によって選択された候補無線ゾーンの空い
ている無線チャネルを捕捉し、かつ既述の通信リンクに
その無線チャネルに接続されたパスを形成する。すなわ
ち、候補無線ゾーンを選択すべき時点を与える契機が移
動局31によって与えられるが、通話中チャネル切り替
えに先行して、候補無線ゾーンにおける通話の続行に供
されるべき無線チャネルに接続されたパスが形成される
ので、請求項1に記載の移動通信システムと同様にし
て、実際にその通話中チャネル切り替えの達成のために
起動される無線チャネル設定制御および呼処理が簡略化
され、かつ応答性が高められる。
うな要求が与えられたときに上述したように候補ゾーン
通知手段35によって選択された候補無線ゾーンの空い
ている無線チャネルを捕捉し、かつ既述の通信リンクに
その無線チャネルに接続されたパスを形成する。すなわ
ち、候補無線ゾーンを選択すべき時点を与える契機が移
動局31によって与えられるが、通話中チャネル切り替
えに先行して、候補無線ゾーンにおける通話の続行に供
されるべき無線チャネルに接続されたパスが形成される
ので、請求項1に記載の移動通信システムと同様にし
て、実際にその通話中チャネル切り替えの達成のために
起動される無線チャネル設定制御および呼処理が簡略化
され、かつ応答性が高められる。
【0052】請求項4に記載の発明にかかわる移動通信
システムでは、候補ゾーン通知手段35は完了呼の移行
先の候補である候補無線ゾーンを選択し、このような完
了呼が生起した移動局31にその候補無線ゾーンを通知
する点と、その移動局31に備えられた契機予測手段4
2は通話中チャネル切り替えに先行して、自局が位置す
る無線ゾーンに隣接した何れかの隣接無線ゾーンに移行
することを予測すると共に、その予測の結果が候補ゾー
ン通知手段35によって通知された候補無線ゾーンに含
まれるときに、同様の結果を要求として候補ゾーン選択
手段36に与える点とで請求項3に記載の移動通信シス
テムと同じであるが、下記の点においてその移動通信シ
ステムと異なる。
システムでは、候補ゾーン通知手段35は完了呼の移行
先の候補である候補無線ゾーンを選択し、このような完
了呼が生起した移動局31にその候補無線ゾーンを通知
する点と、その移動局31に備えられた契機予測手段4
2は通話中チャネル切り替えに先行して、自局が位置す
る無線ゾーンに隣接した何れかの隣接無線ゾーンに移行
することを予測すると共に、その予測の結果が候補ゾー
ン通知手段35によって通知された候補無線ゾーンに含
まれるときに、同様の結果を要求として候補ゾーン選択
手段36に与える点とで請求項3に記載の移動通信シス
テムと同じであるが、下記の点においてその移動通信シ
ステムと異なる。
【0053】候補ゾーン選択手段41は、このような要
求が与えられたときに上述したように候補ゾーン通知手
段35によって選択された候補無線ゾーンを選択し、か
つその候補無線ゾーンの無線チャネルを何ら捕捉するこ
となく、通信リンクにその移行先に対応したパスを形成
する。さらに、無線基地局32-1〜32-Nは、上述した
完了呼の通話中チャネル切り替えの過程で移行先が候補
無線ゾーンの何れかに該当するか否かを判別し、その判
別の結果が真であるときに、その候補無線ゾーンの空い
ている無線チャネルを捕捉すると共に、候補ゾーン選択
手段41によって形成された通信リンクとその無線チャ
ネルとを接続する。
求が与えられたときに上述したように候補ゾーン通知手
段35によって選択された候補無線ゾーンを選択し、か
つその候補無線ゾーンの無線チャネルを何ら捕捉するこ
となく、通信リンクにその移行先に対応したパスを形成
する。さらに、無線基地局32-1〜32-Nは、上述した
完了呼の通話中チャネル切り替えの過程で移行先が候補
無線ゾーンの何れかに該当するか否かを判別し、その判
別の結果が真であるときに、その候補無線ゾーンの空い
ている無線チャネルを捕捉すると共に、候補ゾーン選択
手段41によって形成された通信リンクとその無線チャ
ネルとを接続する。
【0054】すなわち、移行先となった候補無線ゾーン
のみに対してパスを形成する処理が行われるので、この
ように移行先とはならない候補無線ゾーンについてパス
が無用に形成されることなく、かつ通話中チャネル切り
替えに要する総合的な処理量の低減がはかられる。請求
項5に記載の発明にかかわる移動通信システムでは、請
求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の移動通信シ
ステムにおいて、移動パターン記憶手段51には、複数
の無線ゾーンの内、これらの無線ゾーンに敷設された個
々の道路および軌道の双方あるいは一方に沿って形成さ
れた無線ゾーンについて、識別情報の順列からなる移動
パターンが予め登録される。候補ゾーン選択手段は、こ
のような移動パターン記憶手段51に登録された移動パ
ターンの内、移動局11が在圏する無線ゾーンの識別情
報またはその無線ゾーンに先行して在圏した無線ゾーン
の識別情報の列との相関をとり、両者の相関性が高い移
動パターンに含まれる後続する無線ゾーンを候補無線ゾ
ーンとして選択する。
のみに対してパスを形成する処理が行われるので、この
ように移行先とはならない候補無線ゾーンについてパス
が無用に形成されることなく、かつ通話中チャネル切り
替えに要する総合的な処理量の低減がはかられる。請求
項5に記載の発明にかかわる移動通信システムでは、請
求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の移動通信シ
ステムにおいて、移動パターン記憶手段51には、複数
の無線ゾーンの内、これらの無線ゾーンに敷設された個
々の道路および軌道の双方あるいは一方に沿って形成さ
れた無線ゾーンについて、識別情報の順列からなる移動
パターンが予め登録される。候補ゾーン選択手段は、こ
のような移動パターン記憶手段51に登録された移動パ
ターンの内、移動局11が在圏する無線ゾーンの識別情
報またはその無線ゾーンに先行して在圏した無線ゾーン
の識別情報の列との相関をとり、両者の相関性が高い移
動パターンに含まれる後続する無線ゾーンを候補無線ゾ
ーンとして選択する。
【0055】すなわち、電界強度等の伝送品質だけでは
なく完了呼が生起した移動局が移動していると予測され
る経路に沿って形成された無線ゾーンに候補無線ゾーン
が設定されるので、その候補無線ゾーンは移動局が在圏
する無線ゾーンの外縁近傍に移動する時点に先行して確
度高く選択され、かつこのような伝送品質が無線伝送路
の伝送特性の変動その他に起因して著しく劣化している
状態であっても候補無線ゾーンが確度高く移行先の無線
ゾーンとなる。
なく完了呼が生起した移動局が移動していると予測され
る経路に沿って形成された無線ゾーンに候補無線ゾーン
が設定されるので、その候補無線ゾーンは移動局が在圏
する無線ゾーンの外縁近傍に移動する時点に先行して確
度高く選択され、かつこのような伝送品質が無線伝送路
の伝送特性の変動その他に起因して著しく劣化している
状態であっても候補無線ゾーンが確度高く移行先の無線
ゾーンとなる。
【0056】請求項6に記載の発明にかかわる移動通信
システムでは、請求項1ないし請求項4の何れか1項に
記載の移動通信システムにおいて、移動パターン記憶手
段61には、複数の無線ゾーンの内、これらの無線ゾー
ンに敷設されてその移動局11が確度高く移動する道路
と軌道との双方あるいは一方に沿って形成された無線ゾ
ーンについて、識別情報の順列を示し、かつ移動局11
の加入者によって申告された移動パターンが予め登録さ
れる。候補ゾーン選択手段は、このような移動パターン
記憶手段61に登録された移動パターンの内、移動局1
1が在圏する無線ゾーンの識別情報またはその無線ゾー
ンに先行して在圏した無線ゾーンの識別情報の列との相
関をとり、相関性が高い移動パターンに含まれる後続す
る無線ゾーンを候補無線ゾーンとして選択する。
システムでは、請求項1ないし請求項4の何れか1項に
記載の移動通信システムにおいて、移動パターン記憶手
段61には、複数の無線ゾーンの内、これらの無線ゾー
ンに敷設されてその移動局11が確度高く移動する道路
と軌道との双方あるいは一方に沿って形成された無線ゾ
ーンについて、識別情報の順列を示し、かつ移動局11
の加入者によって申告された移動パターンが予め登録さ
れる。候補ゾーン選択手段は、このような移動パターン
記憶手段61に登録された移動パターンの内、移動局1
1が在圏する無線ゾーンの識別情報またはその無線ゾー
ンに先行して在圏した無線ゾーンの識別情報の列との相
関をとり、相関性が高い移動パターンに含まれる後続す
る無線ゾーンを候補無線ゾーンとして選択する。
【0057】すなわち、移動局11が頻繁に移動する経
路に沿って形成された無線ゾーンの識別情報の順列から
なる移動パターンに基づいて候補無線ゾーンが選択され
るので、その候補無線ゾーンは確度高く選択されると共
に、移行先の無線ゾーンとなり、かつその候補無線ゾー
ンを選択する処理については、完了呼が生起した移動局
の移動経路が移動パターン記憶手段61に予め登録され
た移動パターンの何れかに適合する限り、このような移
動パターンが全ての移動局に共通に設定されていた請求
項5に記載の移動通信システムに比べて、その処理の過
程で検索されるべき移動パターンの情報量が低減され、
かつ応答性が高められる。また、加入者の行動に応じた
パターンを用いることで、候補セルの選択の確度を増す
ことができる。
路に沿って形成された無線ゾーンの識別情報の順列から
なる移動パターンに基づいて候補無線ゾーンが選択され
るので、その候補無線ゾーンは確度高く選択されると共
に、移行先の無線ゾーンとなり、かつその候補無線ゾー
ンを選択する処理については、完了呼が生起した移動局
の移動経路が移動パターン記憶手段61に予め登録され
た移動パターンの何れかに適合する限り、このような移
動パターンが全ての移動局に共通に設定されていた請求
項5に記載の移動通信システムに比べて、その処理の過
程で検索されるべき移動パターンの情報量が低減され、
かつ応答性が高められる。また、加入者の行動に応じた
パターンを用いることで、候補セルの選択の確度を増す
ことができる。
【0058】請求項7に記載の発明にかかわる移動通信
システムでは、請求項1ないし請求項4の何れか1項に
記載の移動通信システムにおいて、移動パターン履歴手
段71は、複数の無線ゾーンの内、これらの無線ゾーン
に位置する個々の移動局について位置する無線ゾーンの
履歴をとり、これらの移動局との対応をとることなくそ
の履歴を無線ゾーンの識別情報の列として順次記録す
る。候補ゾーン選択手段は、このようにして移動パター
ン履歴手段71に記録された移動パターンの内、完了呼
が生起した移動局について、在圏する無線ゾーンの識別
情報またはその無線ゾーンに先行して在圏した無線ゾー
ンの識別情報の列との相関をとり、両者の相関性が高い
移動パターンに含まれる後続する無線ゾーンを候補無線
ゾーンとして選択する。
システムでは、請求項1ないし請求項4の何れか1項に
記載の移動通信システムにおいて、移動パターン履歴手
段71は、複数の無線ゾーンの内、これらの無線ゾーン
に位置する個々の移動局について位置する無線ゾーンの
履歴をとり、これらの移動局との対応をとることなくそ
の履歴を無線ゾーンの識別情報の列として順次記録す
る。候補ゾーン選択手段は、このようにして移動パター
ン履歴手段71に記録された移動パターンの内、完了呼
が生起した移動局について、在圏する無線ゾーンの識別
情報またはその無線ゾーンに先行して在圏した無線ゾー
ンの識別情報の列との相関をとり、両者の相関性が高い
移動パターンに含まれる後続する無線ゾーンを候補無線
ゾーンとして選択する。
【0059】すなわち、移動パターン履歴手段71に登
録される移動パターンが移動局の実際の移動経路に適合
した履歴として適宜更新されるので、このような移動パ
ターンが予め設定された請求項5に記載の移動通信シス
テムに比べて、候補ゾーン選択手段によって選択された
候補無線ゾーンが移行先の無線ゾーンとなる確度が高め
られる。
録される移動パターンが移動局の実際の移動経路に適合
した履歴として適宜更新されるので、このような移動パ
ターンが予め設定された請求項5に記載の移動通信シス
テムに比べて、候補ゾーン選択手段によって選択された
候補無線ゾーンが移行先の無線ゾーンとなる確度が高め
られる。
【0060】請求項8に記載の発明にかかわる移動通信
システムでは、請求項1ないし請求項4の何れか1項に
記載の移動通信システムにおいて、移動パターン履歴手
段81は、複数の無線ゾーンの内、これらの無線ゾーン
に位置する個々の移動局について位置する無線ゾーンの
履歴をとり、その履歴をこれらの移動局との対応をとり
つつ無線ゾーンの識別情報の列として順次記録する。候
補ゾーン選択手段は、このようにして移動パターン履歴
手段81に記録された移動パターンの内、完了呼が生起
した移動局について、在圏する無線ゾーンの識別情報ま
たはその無線ゾーンに先行して在圏した無線ゾーンの識
別情報の列との相関をとり、両者の相関性が高い移動パ
ターンに含まれる後続する無線ゾーンを候補無線ゾーン
として選択する。
システムでは、請求項1ないし請求項4の何れか1項に
記載の移動通信システムにおいて、移動パターン履歴手
段81は、複数の無線ゾーンの内、これらの無線ゾーン
に位置する個々の移動局について位置する無線ゾーンの
履歴をとり、その履歴をこれらの移動局との対応をとり
つつ無線ゾーンの識別情報の列として順次記録する。候
補ゾーン選択手段は、このようにして移動パターン履歴
手段81に記録された移動パターンの内、完了呼が生起
した移動局について、在圏する無線ゾーンの識別情報ま
たはその無線ゾーンに先行して在圏した無線ゾーンの識
別情報の列との相関をとり、両者の相関性が高い移動パ
ターンに含まれる後続する無線ゾーンを候補無線ゾーン
として選択する。
【0061】すなわち、移動パターン履歴手段81に登
録された移動パターンが個々の移動局毎に実際の移動経
路に適合した履歴として適宜更新されるので、このよう
な移動パターンが全ての移動局について共通に設けられ
ていた請求項7に記載の移動通信システムに比べて、候
補ゾーン選択手段によって選択された候補無線ゾーンが
移行先の無線ゾーンとなる確度がさらに高められる。
録された移動パターンが個々の移動局毎に実際の移動経
路に適合した履歴として適宜更新されるので、このよう
な移動パターンが全ての移動局について共通に設けられ
ていた請求項7に記載の移動通信システムに比べて、候
補ゾーン選択手段によって選択された候補無線ゾーンが
移行先の無線ゾーンとなる確度がさらに高められる。
【0062】請求項9に記載の発明にかかわる移動通信
システムでは、請求項1ないし請求項8の何れか1項に
記載の移動通信システムにおいて、複数の無線ゾーンに
ついて、道路と軌道との双方あるいは一方の分布とこれ
らの双方あるいは一方における移動局のトラヒックの分
布とに基づいて、予め実測または模擬に基づいて個別に
求められ、かつ通話中チャネル切り替えの移行先となる
確率が移行確率記憶手段91に予め登録される。候補ゾ
ーン選択手段は、選択された候補無線ゾーンの内、この
ようにして移行確率記憶手段91に登録された確率が予
め決められた下限値を下回る候補無線ゾーンを除外し、
あるいはその確率が高いほど優先する。
システムでは、請求項1ないし請求項8の何れか1項に
記載の移動通信システムにおいて、複数の無線ゾーンに
ついて、道路と軌道との双方あるいは一方の分布とこれ
らの双方あるいは一方における移動局のトラヒックの分
布とに基づいて、予め実測または模擬に基づいて個別に
求められ、かつ通話中チャネル切り替えの移行先となる
確率が移行確率記憶手段91に予め登録される。候補ゾ
ーン選択手段は、選択された候補無線ゾーンの内、この
ようにして移行確率記憶手段91に登録された確率が予
め決められた下限値を下回る候補無線ゾーンを除外し、
あるいはその確率が高いほど優先する。
【0063】すなわち、在圏する移動局が集中する程度
が高い無線ゾーンが優先的に候補無線ゾーンとして選択
されるので、このようにして選択された候補無線ゾーン
が実際の移行先の無線ゾーンとなる確度が高められる。
請求項10に記載の発明にかかわる移動通信システムで
は、請求項6ないし請求項8の何れか1項に記載の移動
通信システムにおいて、隣接ゾーン記憶手段101に
は、複数の無線ゾーンについて、個別に隣接する無線ゾ
ーンの識別情報が予め登録される。候補ゾーン選択手段
は、選択された候補無線ゾーンについて、移行先の無線
ゾーンに隣接する無線ゾーンであるか否かを隣接ゾーン
記憶手段101に登録された識別情報に基づいて判別
し、その判別の結果が偽である候補無線ゾーンを除外す
る。
が高い無線ゾーンが優先的に候補無線ゾーンとして選択
されるので、このようにして選択された候補無線ゾーン
が実際の移行先の無線ゾーンとなる確度が高められる。
請求項10に記載の発明にかかわる移動通信システムで
は、請求項6ないし請求項8の何れか1項に記載の移動
通信システムにおいて、隣接ゾーン記憶手段101に
は、複数の無線ゾーンについて、個別に隣接する無線ゾ
ーンの識別情報が予め登録される。候補ゾーン選択手段
は、選択された候補無線ゾーンについて、移行先の無線
ゾーンに隣接する無線ゾーンであるか否かを隣接ゾーン
記憶手段101に登録された識別情報に基づいて判別
し、その判別の結果が偽である候補無線ゾーンを除外す
る。
【0064】すなわち、候補ゾーン選択手段によって選
択された候補無線ゾーンの内、実際のゾーン構成の下で
隣接する無線ゾーンであるもののみが正規の候補無線ゾ
ーンとして選択されるので、加入者の申告や履歴に何ら
かの誤りが含まれる場合であっても無用に資源が捕捉さ
れることはなく、これらの正規の候補無線ゾーンの何れ
かは確度高く移行先の無線ゾーンとなる。
択された候補無線ゾーンの内、実際のゾーン構成の下で
隣接する無線ゾーンであるもののみが正規の候補無線ゾ
ーンとして選択されるので、加入者の申告や履歴に何ら
かの誤りが含まれる場合であっても無用に資源が捕捉さ
れることはなく、これらの正規の候補無線ゾーンの何れ
かは確度高く移行先の無線ゾーンとなる。
【0065】請求項11に記載の発明にかかわる移動通
信システムでは、請求項1ないし請求項10の何れか1
項に記載の移動通信システムにおいて、ゾーン構成記憶
手段111には、複数の無線ゾーンについて、個別に形
成する無線基地局を配下とする交換局との対応関係が予
め格納される。候補ゾーン選択手段は、このようなゾー
ン構成記憶手段111を参照することにより、選択され
た候補無線ゾーンの内、形成する無線基地局を配下とす
る交換局と、移行先の無線ゾーンを形成する無線基地局
を配下とする交換局とが異なる候補無線ゾーンを選択す
る。また、候補ゾーン選択手段は、このようにして選択
されなかった候補無線ゾーンの内、無線チャネル設定制
御と呼処理との双方あるいは何れか一方に基づいて得ら
れた完了呼の属性に適応しないものを除外する。
信システムでは、請求項1ないし請求項10の何れか1
項に記載の移動通信システムにおいて、ゾーン構成記憶
手段111には、複数の無線ゾーンについて、個別に形
成する無線基地局を配下とする交換局との対応関係が予
め格納される。候補ゾーン選択手段は、このようなゾー
ン構成記憶手段111を参照することにより、選択され
た候補無線ゾーンの内、形成する無線基地局を配下とす
る交換局と、移行先の無線ゾーンを形成する無線基地局
を配下とする交換局とが異なる候補無線ゾーンを選択す
る。また、候補ゾーン選択手段は、このようにして選択
されなかった候補無線ゾーンの内、無線チャネル設定制
御と呼処理との双方あるいは何れか一方に基づいて得ら
れた完了呼の属性に適応しないものを除外する。
【0066】すなわち、移動局が在圏している交換局と
同一の交換局の配下の無線基地局によって形成された無
線ゾーンについては、その完了呼の属性に基づいて候補
無線ゾーンとして選択されるか否かが決定されるので、
通話中チャネル切り替えについて許容される処理量の上
限や要求されるサービス品質に柔軟に適応することが可
能となる。
同一の交換局の配下の無線基地局によって形成された無
線ゾーンについては、その完了呼の属性に基づいて候補
無線ゾーンとして選択されるか否かが決定されるので、
通話中チャネル切り替えについて許容される処理量の上
限や要求されるサービス品質に柔軟に適応することが可
能となる。
【0067】請求項12に記載の発明にかかわる移動通
信システムでは、請求項11に記載の移動通信システム
において、候補無線ゾーンが除外されるべき完了呼の属
性として、「その完了呼に要求されるサービス品質が予
め決められた閾値未満であること」が設定される。した
がって、高いサービス品質が要求される呼より一般に多
く生起する呼のみについて、異なる交換局の間に亘る候
補無線ゾーンの選択が行われる。
信システムでは、請求項11に記載の移動通信システム
において、候補無線ゾーンが除外されるべき完了呼の属
性として、「その完了呼に要求されるサービス品質が予
め決められた閾値未満であること」が設定される。した
がって、高いサービス品質が要求される呼より一般に多
く生起する呼のみについて、異なる交換局の間に亘る候
補無線ゾーンの選択が行われる。
【0068】請求項13に記載の発明にかかわる移動通
信システムでは、請求項1ないし請求項12の何れか1
項に記載の移動通信システムにおいて、隣接ゾーン記憶
手段101には、複数の無線ゾーンについて、個別に隣
接する無線ゾーンの識別情報が予め登録される。候補ゾ
ーン選択手段は、完了呼に要求されるサービス品質が予
め決められた閾値以上であるか否かを判別し、その判別
の結果が真であるときに、その完了呼が生起した移動局
が位置する無線ゾーンに隣接する全ての無線ゾーンを前
記隣接ゾーン記憶手段101から取得し、これらの無線
ゾーンを候補無線ゾーンとして選択する。
信システムでは、請求項1ないし請求項12の何れか1
項に記載の移動通信システムにおいて、隣接ゾーン記憶
手段101には、複数の無線ゾーンについて、個別に隣
接する無線ゾーンの識別情報が予め登録される。候補ゾ
ーン選択手段は、完了呼に要求されるサービス品質が予
め決められた閾値以上であるか否かを判別し、その判別
の結果が真であるときに、その完了呼が生起した移動局
が位置する無線ゾーンに隣接する全ての無線ゾーンを前
記隣接ゾーン記憶手段101から取得し、これらの無線
ゾーンを候補無線ゾーンとして選択する。
【0069】すなわち、高いサービス品質が要求される
完了呼については、上述した簡単な処理に基づいて全て
の隣接するゾーンが候補無線ゾーンとして選択されるの
で、サービス品質に併せて通話中チャネル切り替えが正
常に行われる確度が高められる。請求項14に記載の発
明にかかわる移動通信システムでは、請求項1ないし請
求項13の何れか1項に記載の移動通信システムにおい
て、通信リンクには非同期転送モードが適用され、かつ
候補ゾーン選択手段はその通信リンクの伝送帯域を占有
することなく論理的にパスを形成する。さらに、無線基
地局および交換局は、候補ゾーン選択手段によって選択
された候補無線ゾーンの内、無線チャネル設定制御およ
び呼処理の手順に基づいて完了呼の移行先となった候補
無線ゾーンに対してその候補ゾーン選択手段によって形
成されたパスについて、伝送帯域を確保する。
完了呼については、上述した簡単な処理に基づいて全て
の隣接するゾーンが候補無線ゾーンとして選択されるの
で、サービス品質に併せて通話中チャネル切り替えが正
常に行われる確度が高められる。請求項14に記載の発
明にかかわる移動通信システムでは、請求項1ないし請
求項13の何れか1項に記載の移動通信システムにおい
て、通信リンクには非同期転送モードが適用され、かつ
候補ゾーン選択手段はその通信リンクの伝送帯域を占有
することなく論理的にパスを形成する。さらに、無線基
地局および交換局は、候補ゾーン選択手段によって選択
された候補無線ゾーンの内、無線チャネル設定制御およ
び呼処理の手順に基づいて完了呼の移行先となった候補
無線ゾーンに対してその候補ゾーン選択手段によって形
成されたパスについて、伝送帯域を確保する。
【0070】すなわち、候補無線ゾーンには、移行先の
無線ゾーンとならない限り伝送帯域が占有されないの
で、請求項1ないし請求項13に記載の移動通信システ
ムに比べて、通信リンクの利用効率が高められ、かつ通
話中チャネル切り替えに要する処理量が低減される。請
求項15に記載の発明にかかわる移動通信システムで
は、請求項14に記載の移動通信システムにおいて、無
線基地局および交換局は、候補ゾーン選択手段によって
選択された候補無線ゾーンについて、無線チャネル設定
制御および呼処理の手順に基づいて再び完了呼の移行先
となる可能性があるか否かを判別し、これらの候補無線
ゾーンの内、その判定の結果が偽である候補無線ゾーン
のパスについて確保された伝送帯域を解放する。
無線ゾーンとならない限り伝送帯域が占有されないの
で、請求項1ないし請求項13に記載の移動通信システ
ムに比べて、通信リンクの利用効率が高められ、かつ通
話中チャネル切り替えに要する処理量が低減される。請
求項15に記載の発明にかかわる移動通信システムで
は、請求項14に記載の移動通信システムにおいて、無
線基地局および交換局は、候補ゾーン選択手段によって
選択された候補無線ゾーンについて、無線チャネル設定
制御および呼処理の手順に基づいて再び完了呼の移行先
となる可能性があるか否かを判別し、これらの候補無線
ゾーンの内、その判定の結果が偽である候補無線ゾーン
のパスについて確保された伝送帯域を解放する。
【0071】すなわち、移行先の無線ゾーンとはならな
かった候補無線ゾーンについては、無用な伝送帯域の占
有が回避されるので、請求項14に記載の移動通信シス
テムに比べて、さらに通信リンクの利用効率が高められ
る。請求項16に記載の発明にかかわる移動通信システ
ムでは、請求項1ないし請求項15の何れか1項に記載
の移動通信システムにおいて、交換局は呼処理の手順に
基づいて完了呼に要求されるサービスの優先度を求め、
かつ候補ゾーン選択手段はこのようにして求められた優
先度が高いほどその完了呼について選択可能な候補無線
ゾーンの数の上限値を大きく設定する。
かった候補無線ゾーンについては、無用な伝送帯域の占
有が回避されるので、請求項14に記載の移動通信シス
テムに比べて、さらに通信リンクの利用効率が高められ
る。請求項16に記載の発明にかかわる移動通信システ
ムでは、請求項1ないし請求項15の何れか1項に記載
の移動通信システムにおいて、交換局は呼処理の手順に
基づいて完了呼に要求されるサービスの優先度を求め、
かつ候補ゾーン選択手段はこのようにして求められた優
先度が高いほどその完了呼について選択可能な候補無線
ゾーンの数の上限値を大きく設定する。
【0072】すなわち、優先度が高い完了呼ほど候補無
線ゾーンが移行先ゾーンとなる確度を高くすることがで
きる。また、優先度が低い完了呼に対して多くの候補無
線ゾーンが選択されることが回避されるので、個々の無
線ゾーン、これらの無線ゾーンの無線チャネルに対応し
たパスその他の資源は、その優先度に適応しつつ有効に
利用される。
線ゾーンが移行先ゾーンとなる確度を高くすることがで
きる。また、優先度が低い完了呼に対して多くの候補無
線ゾーンが選択されることが回避されるので、個々の無
線ゾーン、これらの無線ゾーンの無線チャネルに対応し
たパスその他の資源は、その優先度に適応しつつ有効に
利用される。
【0073】請求項17に記載の発明にかかわる移動通
信システムでは、請求項1ないし請求項15の何れか1
項に記載の移動通信システムにおいて、交換局は呼処理
の手順に基づいて完了呼に要求される伝送品質を求め、
かつ候補ゾーン選択手段はこのようにして求められた伝
送品質が高いほどその完了呼について選択可能な候補無
線ゾーンの数の上限値を大きく設定する。
信システムでは、請求項1ないし請求項15の何れか1
項に記載の移動通信システムにおいて、交換局は呼処理
の手順に基づいて完了呼に要求される伝送品質を求め、
かつ候補ゾーン選択手段はこのようにして求められた伝
送品質が高いほどその完了呼について選択可能な候補無
線ゾーンの数の上限値を大きく設定する。
【0074】すなわち、要求される伝送品質が低い完了
呼に対して多くの候補無線ゾーンが選択されることが回
避されるので、個々の無線ゾーン、これらの無線ゾーン
の無線チャネルに対応したパスその他の資源は、その伝
送品質に適応しつつ有効に利用される。請求項18に記
載の発明にかかわる移動通信システムでは、請求項1な
いし請求項15の何れか1項に記載の移動通信システム
において、交換局は完了呼に割り付けられた資源の量を
求め、かつ候補ゾーン選択手段はこのようにして求めら
れた資源の量が多いほどその完了呼について選択可能な
候補無線ゾーンの数の上限値を大きく設定する。
呼に対して多くの候補無線ゾーンが選択されることが回
避されるので、個々の無線ゾーン、これらの無線ゾーン
の無線チャネルに対応したパスその他の資源は、その伝
送品質に適応しつつ有効に利用される。請求項18に記
載の発明にかかわる移動通信システムでは、請求項1な
いし請求項15の何れか1項に記載の移動通信システム
において、交換局は完了呼に割り付けられた資源の量を
求め、かつ候補ゾーン選択手段はこのようにして求めら
れた資源の量が多いほどその完了呼について選択可能な
候補無線ゾーンの数の上限値を大きく設定する。
【0075】すなわち、完了呼に対して選択される候補
無線ゾーンの数はその完了呼に割り付けられた資源の量
が多いほど大きな値に設定されるので、これらの資源を
介して高度あるいは複雑なサービスの提供が可能とな
り、かつ大きな伝送容量が割り付けられた完了呼の通話
中チャネル切り替えが確度高く効率的に行われる。請求
項19に記載の発明にかかわる移動通信システムでは、
請求項1ないし請求項15の何れか1項に記載の移動通
信システムにおいて、交換局は完了呼に割り付けられた
資源の量を求め、かつ候補ゾーン選択手段はこのように
して求められた資源の量が多いほどその完了呼について
選択可能な候補無線ゾーンの数の上限値を小さく設定す
る。
無線ゾーンの数はその完了呼に割り付けられた資源の量
が多いほど大きな値に設定されるので、これらの資源を
介して高度あるいは複雑なサービスの提供が可能とな
り、かつ大きな伝送容量が割り付けられた完了呼の通話
中チャネル切り替えが確度高く効率的に行われる。請求
項19に記載の発明にかかわる移動通信システムでは、
請求項1ないし請求項15の何れか1項に記載の移動通
信システムにおいて、交換局は完了呼に割り付けられた
資源の量を求め、かつ候補ゾーン選択手段はこのように
して求められた資源の量が多いほどその完了呼について
選択可能な候補無線ゾーンの数の上限値を小さく設定す
る。
【0076】すなわち、割り付けられた資源の量が多い
完了呼に対して多くの候補無線ゾーンが選択されること
が回避されるので、候補無線ゾーンに対して行われるパ
ス設定の処理量と、それらのパスに割り付けられる資源
の量の増加とが抑制される。請求項20に記載の発明に
かかわる移動通信システムでは、請求項1ないし請求項
15の何れか1項に記載の移動通信システムにおいて、
交換局は自局の呼損率を計測し、候補ゾーン選択手段は
このようにして計測された呼損率が大きいほど、完了呼
について選択可能な候補無線ゾーンの数の上限値を小さ
く設定する。
完了呼に対して多くの候補無線ゾーンが選択されること
が回避されるので、候補無線ゾーンに対して行われるパ
ス設定の処理量と、それらのパスに割り付けられる資源
の量の増加とが抑制される。請求項20に記載の発明に
かかわる移動通信システムでは、請求項1ないし請求項
15の何れか1項に記載の移動通信システムにおいて、
交換局は自局の呼損率を計測し、候補ゾーン選択手段は
このようにして計測された呼損率が大きいほど、完了呼
について選択可能な候補無線ゾーンの数の上限値を小さ
く設定する。
【0077】すなわち、呼損率が大きいほど通話中チャ
ネル切り替えに供されるべき資源の量が少なく設定され
るので、その呼損率の増加や輻輳状態の加速が抑圧され
る。請求項21に記載の発明にかかわる移動通信システ
ムでは、請求項1ないし請求項15の何れか1項に記載
の移動通信システムにおいて、交換局は自局の輻輳の程
度を計測し、候補ゾーン選択手段はこのようにして計測
された輻輳の程度が大きいほど、完了呼について選択可
能な候補無線ゾーンの数の上限値を小さく設定する。
ネル切り替えに供されるべき資源の量が少なく設定され
るので、その呼損率の増加や輻輳状態の加速が抑圧され
る。請求項21に記載の発明にかかわる移動通信システ
ムでは、請求項1ないし請求項15の何れか1項に記載
の移動通信システムにおいて、交換局は自局の輻輳の程
度を計測し、候補ゾーン選択手段はこのようにして計測
された輻輳の程度が大きいほど、完了呼について選択可
能な候補無線ゾーンの数の上限値を小さく設定する。
【0078】すなわち、輻輳の程度が大きいほど通話中
チャネル切り替えに供されるべき資源の量が少なく設定
されるので、輻輳状態の加速やその輻輳状態からの脱却
の遅れが抑圧される。請求項22に記載の発明にかかわ
る移動通信システムでは、請求項1ないし請求項15の
何れか1項に記載の移動通信システムにおいて、移動速
度計測手段121は、完了呼について、その完了呼が生
起した移動局の移動の速度を計測する。また、候補ゾー
ン選択手段は、このようにして計測された速度が大きい
ほど、上述した完了呼について選択可能な候補無線ゾー
ンの数の上限値を大きく設定する。
チャネル切り替えに供されるべき資源の量が少なく設定
されるので、輻輳状態の加速やその輻輳状態からの脱却
の遅れが抑圧される。請求項22に記載の発明にかかわ
る移動通信システムでは、請求項1ないし請求項15の
何れか1項に記載の移動通信システムにおいて、移動速
度計測手段121は、完了呼について、その完了呼が生
起した移動局の移動の速度を計測する。また、候補ゾー
ン選択手段は、このようにして計測された速度が大きい
ほど、上述した完了呼について選択可能な候補無線ゾー
ンの数の上限値を大きく設定する。
【0079】すなわち、移動局の速度が大きい場合に
は、候補無線ゾーン以外に無線チャネル切り替えが起こ
ると、(従来の無線チャネル切り替え方式と同様に、無
線チャネル切り替え処理が間に合わずに)それが失敗す
る可能性が大きくなってしまう。そこで、選択可能な候
補無線ゾーンの数の上限値を大きく設定することで、何
れかの候補無線ゾーンが移行先となる確度が高まる。
は、候補無線ゾーン以外に無線チャネル切り替えが起こ
ると、(従来の無線チャネル切り替え方式と同様に、無
線チャネル切り替え処理が間に合わずに)それが失敗す
る可能性が大きくなってしまう。そこで、選択可能な候
補無線ゾーンの数の上限値を大きく設定することで、何
れかの候補無線ゾーンが移行先となる確度が高まる。
【0080】請求項23に記載の発明にかかわる移動通
信システムでは、請求項1ないし請求項22の何れか1
項に記載の移動通信システムにおいて、伝送品質計測手
段131は、個々の完了呼について、予め決められた頻
度で伝送品質を計測する。また、契機予測手段は、この
ようにして伝送品質が計測されたときに、上述した完了
呼が生起した移動局が隣接無線ゾーンの何れかに移動す
ることを予測する。
信システムでは、請求項1ないし請求項22の何れか1
項に記載の移動通信システムにおいて、伝送品質計測手
段131は、個々の完了呼について、予め決められた頻
度で伝送品質を計測する。また、契機予測手段は、この
ようにして伝送品質が計測されたときに、上述した完了
呼が生起した移動局が隣接無線ゾーンの何れかに移動す
ることを予測する。
【0081】すなわち、候補ゾーン選択手段は上述した
ように伝送品質計測手段131が伝送品質を計測する度
に候補無線ゾーンを選択する処理を起動できるので、そ
の処理については、該当する完了呼の伝送品質に順次適
応しつつ行うことが可能となる。請求項24に記載の発
明にかかわる移動通信システムでは、請求項1ないし請
求項23の何れか1項に記載の移動通信システムにおい
て、伝送品質計測手段131は、個々の完了呼につい
て、予め決められた頻度で伝送品質を計測する。また、
契機予測手段は、このようにして計測された在圏無線ゾ
ーンの伝送品質が予め設定された閾値を下回ったとき、
あるいは隣接無線ゾーンの伝送品質が予め設定された閾
値を上回ったときに、上述した完了呼が生起した移動局
が隣接無線ゾーンの何れかに移動することを予測する。
ように伝送品質計測手段131が伝送品質を計測する度
に候補無線ゾーンを選択する処理を起動できるので、そ
の処理については、該当する完了呼の伝送品質に順次適
応しつつ行うことが可能となる。請求項24に記載の発
明にかかわる移動通信システムでは、請求項1ないし請
求項23の何れか1項に記載の移動通信システムにおい
て、伝送品質計測手段131は、個々の完了呼につい
て、予め決められた頻度で伝送品質を計測する。また、
契機予測手段は、このようにして計測された在圏無線ゾ
ーンの伝送品質が予め設定された閾値を下回ったとき、
あるいは隣接無線ゾーンの伝送品質が予め設定された閾
値を上回ったときに、上述した完了呼が生起した移動局
が隣接無線ゾーンの何れかに移動することを予測する。
【0082】すなわち、候補ゾーン選択手段は伝送品質
計測手段131が計測した在圏無線ゾーンの伝送品質が
上述した閾値を下回るまで、あるいは隣接無線ゾーンの
伝送品質が予め設定された閾値を上回るまで、候補無線
ゾーンを選択する処理の起動を保留できるので、その閾
値がゾーン構成に適応して設定される限り、請求項23
に記載の移動通信システムに比べて処理量の低減がはか
られる。
計測手段131が計測した在圏無線ゾーンの伝送品質が
上述した閾値を下回るまで、あるいは隣接無線ゾーンの
伝送品質が予め設定された閾値を上回るまで、候補無線
ゾーンを選択する処理の起動を保留できるので、その閾
値がゾーン構成に適応して設定される限り、請求項23
に記載の移動通信システムに比べて処理量の低減がはか
られる。
【0083】請求項25に記載の発明にかかわる移動通
信システムでは、請求項1ないし請求項22の何れか1
項に記載の移動通信システムにおいて、伝送品質計測手
段141は、個々の完了呼について、予め決められた頻
度で伝送品質とその伝送品質の変化率とを計測する。ま
た、契機予測手段は、このようにして計測された在圏無
線ゾーンの伝送品質と変化率とに対して、その伝送品質
が予め設定された閾値を下回る時点、あるいは同様に計
測された周辺無線ゾーンの伝送品質と変化率とに対して
その伝送品質が予め設定された閾値を上回る時点を「上
述した完了呼が生起した移動局が隣接無線ゾーンの何れ
かに移動する時点」と予測する。
信システムでは、請求項1ないし請求項22の何れか1
項に記載の移動通信システムにおいて、伝送品質計測手
段141は、個々の完了呼について、予め決められた頻
度で伝送品質とその伝送品質の変化率とを計測する。ま
た、契機予測手段は、このようにして計測された在圏無
線ゾーンの伝送品質と変化率とに対して、その伝送品質
が予め設定された閾値を下回る時点、あるいは同様に計
測された周辺無線ゾーンの伝送品質と変化率とに対して
その伝送品質が予め設定された閾値を上回る時点を「上
述した完了呼が生起した移動局が隣接無線ゾーンの何れ
かに移動する時点」と予測する。
【0084】すなわち、候補ゾーン選択手段は伝送品質
計測手段141が計測した在圏無線ゾーンの伝送品質が
上述した閾値を下回るまで、あるいは同様にして計測さ
れた周辺無線ゾーンの伝送品質が上述した閾値を上回る
まで、候補無線ゾーンを選択する処理の起動の保留が可
能であり、かつ契機予測手段は既述の変化率に基づいて
上述した予測を行うので、その閾値がゾーン構成に適応
して設定される限り、請求項23に記載の移動通信シス
テムに比べて処理量の低減がはかられる。さらに、伝送
品質計測手段141がその伝送品質を計測すべき頻度に
ついては、在圏無線ゾーンの伝送品質が閾値を下回る時
点まで、あるいは周辺無線ゾーンの伝送品質が閾値を上
回るまで小さく設定されることが許容可能となる。
計測手段141が計測した在圏無線ゾーンの伝送品質が
上述した閾値を下回るまで、あるいは同様にして計測さ
れた周辺無線ゾーンの伝送品質が上述した閾値を上回る
まで、候補無線ゾーンを選択する処理の起動の保留が可
能であり、かつ契機予測手段は既述の変化率に基づいて
上述した予測を行うので、その閾値がゾーン構成に適応
して設定される限り、請求項23に記載の移動通信シス
テムに比べて処理量の低減がはかられる。さらに、伝送
品質計測手段141がその伝送品質を計測すべき頻度に
ついては、在圏無線ゾーンの伝送品質が閾値を下回る時
点まで、あるいは周辺無線ゾーンの伝送品質が閾値を上
回るまで小さく設定されることが許容可能となる。
【0085】請求項26に記載の発明にかかわる移動通
信システムでは、請求項1ないし請求項25に記載の移
動通信システムにおいて、移動速度計測手段151は、
完了呼が生起した移動局について、その完了呼の終話の
時点まで移動の速度を計測する。また、契機予測手段
は、このようにして計測された速度が大きいほど、上述
した完了呼が生起した移動局が隣接無線ゾーンの何れか
に移動する時点を早めに予測する。
信システムでは、請求項1ないし請求項25に記載の移
動通信システムにおいて、移動速度計測手段151は、
完了呼が生起した移動局について、その完了呼の終話の
時点まで移動の速度を計測する。また、契機予測手段
は、このようにして計測された速度が大きいほど、上述
した完了呼が生起した移動局が隣接無線ゾーンの何れか
に移動する時点を早めに予測する。
【0086】すなわち、候補ゾーン選択手段は完了呼が
生起した移動局の移動の速度が大きいほど早期に候補無
線ゾーンを選択できるので、無線ゾーンが小さかったり
その速度が過大であっても候補無線ゾーンを選択する処
理と、これらの候補無線ゾーンの無線チャネルを捕捉す
る処理とが確度高く行われる。請求項27に記載の発明
にかかわる移動通信システムでは、請求項1ないし請求
項26の何れか1項に記載の移動通信システムにおい
て、距離記憶手段161には、複数の無線ゾーンについ
て、これらの無線ゾーンの内、2つの無線ゾーンからな
る全ての組み合わせについて、地理的な距離が予め登録
される・また、無線基地局および交換局は、候補ゾーン
選択手段によって選択された候補無線ゾーンの内、移行
元の無線ゾーンとの組み合わせとして距離記憶手段16
1に登録された距離が予め設定された閾値を上回る候補
無線ゾーンについて、候補ゾーン選択手段によって形成
されたパスを解放する。
生起した移動局の移動の速度が大きいほど早期に候補無
線ゾーンを選択できるので、無線ゾーンが小さかったり
その速度が過大であっても候補無線ゾーンを選択する処
理と、これらの候補無線ゾーンの無線チャネルを捕捉す
る処理とが確度高く行われる。請求項27に記載の発明
にかかわる移動通信システムでは、請求項1ないし請求
項26の何れか1項に記載の移動通信システムにおい
て、距離記憶手段161には、複数の無線ゾーンについ
て、これらの無線ゾーンの内、2つの無線ゾーンからな
る全ての組み合わせについて、地理的な距離が予め登録
される・また、無線基地局および交換局は、候補ゾーン
選択手段によって選択された候補無線ゾーンの内、移行
元の無線ゾーンとの組み合わせとして距離記憶手段16
1に登録された距離が予め設定された閾値を上回る候補
無線ゾーンについて、候補ゾーン選択手段によって形成
されたパスを解放する。
【0087】すなわち、候補無線ゾーンの内、該当する
完了呼の後続する通話中チャネル切り替えにおいてゾー
ン構成の下では移行先となり得ない候補無線ゾーンにつ
いては、先行して形成されたパスが適宜解放されるの
で、無線基地局と交換局との間に敷設された通信リンク
の利用効率が高められる。請求項28に記載にかかわる
移動通信システムでは、請求項1〜4の何れか1項に記
載の移動通信システムにおいて、交換局が完了呼のハン
ドオーバの過程で移動局の移行先が候補ゾーン選択手段
によって選択された候補無線ゾーンに該当するか否かを
判別し、その判別の結果が偽であるときには(当該完了
呼に対して従来の手順によりハンドオーバを実行し)、
その候補無線ゾーンに対して設定された通信リンク(請
求項1および3に記載の移動通信システムでは、捕捉さ
れた無線チャネルも含む)を、他の新規呼あるいはハン
ドオーバに使用する手段を有することを特徴とする。
完了呼の後続する通話中チャネル切り替えにおいてゾー
ン構成の下では移行先となり得ない候補無線ゾーンにつ
いては、先行して形成されたパスが適宜解放されるの
で、無線基地局と交換局との間に敷設された通信リンク
の利用効率が高められる。請求項28に記載にかかわる
移動通信システムでは、請求項1〜4の何れか1項に記
載の移動通信システムにおいて、交換局が完了呼のハン
ドオーバの過程で移動局の移行先が候補ゾーン選択手段
によって選択された候補無線ゾーンに該当するか否かを
判別し、その判別の結果が偽であるときには(当該完了
呼に対して従来の手順によりハンドオーバを実行し)、
その候補無線ゾーンに対して設定された通信リンク(請
求項1および3に記載の移動通信システムでは、捕捉さ
れた無線チャネルも含む)を、他の新規呼あるいはハン
ドオーバに使用する手段を有することを特徴とする。
【0088】すなわち、空き候補パスを無駄にせずに張
ったまま保存し、他の移動局の新らしい呼又は他の移動
局のハンドオーバに利用できるようにしシステムの効率
を上げることができる。これにより、新たなパスを張る
時間を節約できる。請求項29に記載にかかわる移動通
信システムでは、請求項1〜4の何れか1項に記載の移
動通信システムにおいて、交換局が完了呼のハンドオー
バの過程で移動局の移行先が候補ゾーン選択手段によっ
て選択された候補無線ゾーンに該当するか否かを判別
し、その判別の結果が偽であるときには、その候補無線
ゾーンに対して設定された通信リンク(請求項1および
3に記載の移動通信システムでは、捕捉された無線チャ
ネルも含む)を、「解放するか」(即時解放と請求項27
による解放の両者を含む)、もしくは「再利用するの
か」のいずれの方法を適用するかを決定し、選択された
方法を適用することを特徴とする。
ったまま保存し、他の移動局の新らしい呼又は他の移動
局のハンドオーバに利用できるようにしシステムの効率
を上げることができる。これにより、新たなパスを張る
時間を節約できる。請求項29に記載にかかわる移動通
信システムでは、請求項1〜4の何れか1項に記載の移
動通信システムにおいて、交換局が完了呼のハンドオー
バの過程で移動局の移行先が候補ゾーン選択手段によっ
て選択された候補無線ゾーンに該当するか否かを判別
し、その判別の結果が偽であるときには、その候補無線
ゾーンに対して設定された通信リンク(請求項1および
3に記載の移動通信システムでは、捕捉された無線チャ
ネルも含む)を、「解放するか」(即時解放と請求項27
による解放の両者を含む)、もしくは「再利用するの
か」のいずれの方法を適用するかを決定し、選択された
方法を適用することを特徴とする。
【0089】すなわち、請求項28に記載の発明を受け
たもので、空き候補パスを全て登録するのではなく、空
き候補パスの全体に占める割合を見て、空き候補パスの
全体に占める割合が大きければ登録せずにパスを解放
し、その割合が小さければ登録し、他の利用に備えるこ
ととした。これにより、空きパスが多くなりすぎて、通
常のパス設定に影響を与えることが防止できる。
たもので、空き候補パスを全て登録するのではなく、空
き候補パスの全体に占める割合を見て、空き候補パスの
全体に占める割合が大きければ登録せずにパスを解放
し、その割合が小さければ登録し、他の利用に備えるこ
ととした。これにより、空きパスが多くなりすぎて、通
常のパス設定に影響を与えることが防止できる。
【0090】請求項30に記載にかかわる移動通信シス
テムでは、請求項1〜4の何れか1項に記載の移動通信
システムにおいて、候補ゾーン選択手段による通信リン
クの設定(請求項1および請求項3においては、無線基
地局による無線チャネルの捕捉も含む)中に、ハンドオ
ーバ要求が発生したときに、候補ゾーン選択手段による
通信リンク(および、請求項1および請求項3に記載の
移動通信システムにおいては無線チャネルの捕捉も含
む)の設定完了を待ってから無線チャネルを捕捉し前記
通信リンクとこの無線チャネルを接続するか、もしくは
候補ゾーン選択手段による通信リンクの設定完了(およ
び、請求項1および請求項3に記載の移動通信システム
においては、無線基地局による無線チャネルの捕捉も含
む)を待たずに従来の手順によりハンドオーバを行うか
否かを判断し、選択された手順を適用することを特徴と
する。
テムでは、請求項1〜4の何れか1項に記載の移動通信
システムにおいて、候補ゾーン選択手段による通信リン
クの設定(請求項1および請求項3においては、無線基
地局による無線チャネルの捕捉も含む)中に、ハンドオ
ーバ要求が発生したときに、候補ゾーン選択手段による
通信リンク(および、請求項1および請求項3に記載の
移動通信システムにおいては無線チャネルの捕捉も含
む)の設定完了を待ってから無線チャネルを捕捉し前記
通信リンクとこの無線チャネルを接続するか、もしくは
候補ゾーン選択手段による通信リンクの設定完了(およ
び、請求項1および請求項3に記載の移動通信システム
においては、無線基地局による無線チャネルの捕捉も含
む)を待たずに従来の手順によりハンドオーバを行うか
否かを判断し、選択された手順を適用することを特徴と
する。
【0091】すなわち、有線リンクの設定中にハンドオ
ーバの要求が発生した場合、本方式によるか従来方式に
よるかを選択可能とした。これにより、従来方式の方が
迅速にパスの設定ができる場合には、従来の方式による
ことを可能とした。請求項31に記載にかかわる移動通
信システムでは、請求項2あるいは請求項4に記載の移
動通信システムにおいて、候補ゾーン選択手段は、(自
局のCPU負荷状態、設定する通信リンク数に関する情
報を用いて)通信リンクの設定が完了する時刻、および
(現在の伝送品質およびユーザの移動速度に関する情報
を用いて)ハンドオーバ要求発生時刻を予測する手段を
有し、前者と後者の間の時間が短いと判断されたときに
は従来の手順によりハンドオーバを実行し、そうでない
ときには通信リンクの設定完了を待ってハンドオーバを
行うことを特徴とする。
ーバの要求が発生した場合、本方式によるか従来方式に
よるかを選択可能とした。これにより、従来方式の方が
迅速にパスの設定ができる場合には、従来の方式による
ことを可能とした。請求項31に記載にかかわる移動通
信システムでは、請求項2あるいは請求項4に記載の移
動通信システムにおいて、候補ゾーン選択手段は、(自
局のCPU負荷状態、設定する通信リンク数に関する情
報を用いて)通信リンクの設定が完了する時刻、および
(現在の伝送品質およびユーザの移動速度に関する情報
を用いて)ハンドオーバ要求発生時刻を予測する手段を
有し、前者と後者の間の時間が短いと判断されたときに
は従来の手順によりハンドオーバを実行し、そうでない
ときには通信リンクの設定完了を待ってハンドオーバを
行うことを特徴とする。
【0092】すなわち、ハンドオーバに先立って有線パ
スを張るのはハンドオーバに要する時間を短縮するため
であるが、状況によっては必ずしも短縮されないケース
も考えられる。そこで、ハンドオーバの発生時刻が通信
リンクの設定の完了時刻より速いときは、そのような場
合と考えられるので、従来方式に切替えることとした。
スを張るのはハンドオーバに要する時間を短縮するため
であるが、状況によっては必ずしも短縮されないケース
も考えられる。そこで、ハンドオーバの発生時刻が通信
リンクの設定の完了時刻より速いときは、そのような場
合と考えられるので、従来方式に切替えることとした。
【0093】請求項32に記載にかかわる移動通信シス
テムでは、請求項1〜4の何れか1項に記載の移動通信
システムにおいて、交換局は自局の資源の利用度を求め
る手段を有し、候補ゾーン選択手段は、前記交換局によ
って求められた資源の利用度が予め決められた閾値を超
えているときにはハンドオーバ要求の発生に先立って通
信リンクの設定を行わないことを特徴とする。
テムでは、請求項1〜4の何れか1項に記載の移動通信
システムにおいて、交換局は自局の資源の利用度を求め
る手段を有し、候補ゾーン選択手段は、前記交換局によ
って求められた資源の利用度が予め決められた閾値を超
えているときにはハンドオーバ要求の発生に先立って通
信リンクの設定を行わないことを特徴とする。
【0094】すなわち、方路に割り当てられた通信帯域
と実際に使用されている帯域の割合を算出し、その割合
が閾値を越えているときには本方式によるハンドオーバ
に先立って通信リンクの設定を中止する手段を設けた。
また、 自局の資源の例として、CPUや無線チャネル
(交換局が無線チャネルの使用率を管理している場合)
も挙げることもできる。この場合には、交換局は自局の
CPUの使用率又は無線チャネルの使用率を監視して、
その割合が閾値を越えているときには、上記の通り本方
式によるハンドオーバに先立って通信リンクの設定を中
止する手段を設けても良い。
と実際に使用されている帯域の割合を算出し、その割合
が閾値を越えているときには本方式によるハンドオーバ
に先立って通信リンクの設定を中止する手段を設けた。
また、 自局の資源の例として、CPUや無線チャネル
(交換局が無線チャネルの使用率を管理している場合)
も挙げることもできる。この場合には、交換局は自局の
CPUの使用率又は無線チャネルの使用率を監視して、
その割合が閾値を越えているときには、上記の通り本方
式によるハンドオーバに先立って通信リンクの設定を中
止する手段を設けても良い。
【0095】これにより、限りある資源の有効利用を図
ることができる。
ることができる。
【0096】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態について詳細に説明する。図3は、請求項1〜3
2に記載の発明に対応した実施形態を示す図である。図
において、移動局231が位置し得る複数のセル232
-1〜232-Nを個別に形成する無線基地局233-1〜2
33-Nは、伝送路234-1〜234-Nを介して移動体交
換局235の対応する方路に接続され、その移動体交換
局235は公衆網に接続される。
施形態について詳細に説明する。図3は、請求項1〜3
2に記載の発明に対応した実施形態を示す図である。図
において、移動局231が位置し得る複数のセル232
-1〜232-Nを個別に形成する無線基地局233-1〜2
33-Nは、伝送路234-1〜234-Nを介して移動体交
換局235の対応する方路に接続され、その移動体交換
局235は公衆網に接続される。
【0097】移動体交換局235は、伝送路234-1〜
234-Nを介して個別に無線基地局233-1〜233-N
に接続される無線トランク236-1〜236-Nと、上述
した公衆網との間に回線毎に対応して設けられたトラン
ク237-1〜237-Nと、これらの無線トランク236
-1〜236-Nおよびトランク237-1〜237-Nに個別
に接続されたポートを有するスイッチ238と、無線ト
ランク236-1〜236-N,トランク237-1〜237
-Nおよびスイッチ238に通信リンク239を介して接
続され、かつ局情報が蓄積されたデータベース(DB)
240を有するプロセッサ241とから構成される。
234-Nを介して個別に無線基地局233-1〜233-N
に接続される無線トランク236-1〜236-Nと、上述
した公衆網との間に回線毎に対応して設けられたトラン
ク237-1〜237-Nと、これらの無線トランク236
-1〜236-Nおよびトランク237-1〜237-Nに個別
に接続されたポートを有するスイッチ238と、無線ト
ランク236-1〜236-N,トランク237-1〜237
-Nおよびスイッチ238に通信リンク239を介して接
続され、かつ局情報が蓄積されたデータベース(DB)
240を有するプロセッサ241とから構成される。
【0098】なお、本実施形態と図1および図2に示す
ブロック図との対応関係については、移動局231は移
動局11,31および契機予測手段37に対応し、無線
基地局233-1〜233-Nは無線基地局12-1〜12-
N,32-1〜32-Nに対応し、移動体交換局235は交
換局13,33に対応し、データベース240は移動パ
ターン記憶手段51,61,移動パターン履歴手段7
1,81,移行確率記憶手段91,隣接ゾーン記憶手段
101,ゾーン構成記憶手段111および距離記憶手段
161に対応し、プロセッサ241は移動速度計測手段
121,151,伝送品質計測手段131,141,契
機予測手段14,候補ゾーン選択手段15,21,3
6,41および候補ゾーン通知手段35に対応する。
ブロック図との対応関係については、移動局231は移
動局11,31および契機予測手段37に対応し、無線
基地局233-1〜233-Nは無線基地局12-1〜12-
N,32-1〜32-Nに対応し、移動体交換局235は交
換局13,33に対応し、データベース240は移動パ
ターン記憶手段51,61,移動パターン履歴手段7
1,81,移行確率記憶手段91,隣接ゾーン記憶手段
101,ゾーン構成記憶手段111および距離記憶手段
161に対応し、プロセッサ241は移動速度計測手段
121,151,伝送品質計測手段131,141,契
機予測手段14,候補ゾーン選択手段15,21,3
6,41および候補ゾーン通知手段35に対応する。
【0099】図4は、請求項1,2,5,6,14,1
5,23に記載の発明に対応した本実施形態の動作フロ
ーチャートである。図5は、本実施形態におけるハンド
オーバの処理手順を示すフローチャートである。以下、
図3〜図5を参照して請求項1,2,5,6,23に記
載の発明に対応した実施形態の動作を説明する。
5,23に記載の発明に対応した本実施形態の動作フロ
ーチャートである。図5は、本実施形態におけるハンド
オーバの処理手順を示すフローチャートである。以下、
図3〜図5を参照して請求項1,2,5,6,23に記
載の発明に対応した実施形態の動作を説明する。
【0100】無線基地局233-1〜233-Nは、図6に
示すように移動局231が位置し得るセル232-1〜2
32-Nを移動体交換局235の配下で形成し、かつこれ
らのセルに在圏する移動局(以下では、簡単のため符号
「231」で示されると仮定する。)に生起した呼につ
いて、予め決められた手順に基づいてその移動体交換局
235との連係をはかりつつ無線チャネルの割り付けを
行う。
示すように移動局231が位置し得るセル232-1〜2
32-Nを移動体交換局235の配下で形成し、かつこれ
らのセルに在圏する移動局(以下では、簡単のため符号
「231」で示されると仮定する。)に生起した呼につ
いて、予め決められた手順に基づいてその移動体交換局
235との連係をはかりつつ無線チャネルの割り付けを
行う。
【0101】また、移動体交換局235では、プロセッ
サ241は、上述した呼の呼処理を行い、その呼が完了
呼となったことを認識すると、発信者あるいは着信先に
接続される公衆電話網または他の無線チャネルとの間に
通話路を形成する(図4(1))。なお、プロセッサ241
は、このような呼処理の過程では、通信リンク239,
無線トランク236-1〜236-Nおよび伝送路234-1
〜234-Nを介して無線基地局233-1〜233-Nと相
互に制御情報を送受し、かつ通信リンク239およびト
ランク237-1〜237-Nを介して公衆電話網と相互に
制御情報を送受する。さらに、無線トランク236-1〜
236-Nは伝送路234-1〜234-Nおよび無線基地局
233-1〜233-Nを介して接続される無線チャネル
(無線伝送路)と、上述した通話路との間のインタフェ
ースをとり、かつトランク237-1はその通話路と公衆
電話網との間のインタフェースをとる。しかし、無線ト
ランク236-1〜236-Nおよびトランク237-1〜2
37-Nがこのようなインタフェースをとるために有する
機能については、公知技術であり、かつ本発明に直接関
係がないので、ここではその説明を省略する。(例え
ば、次に示す文献により公知技術である。
サ241は、上述した呼の呼処理を行い、その呼が完了
呼となったことを認識すると、発信者あるいは着信先に
接続される公衆電話網または他の無線チャネルとの間に
通話路を形成する(図4(1))。なお、プロセッサ241
は、このような呼処理の過程では、通信リンク239,
無線トランク236-1〜236-Nおよび伝送路234-1
〜234-Nを介して無線基地局233-1〜233-Nと相
互に制御情報を送受し、かつ通信リンク239およびト
ランク237-1〜237-Nを介して公衆電話網と相互に
制御情報を送受する。さらに、無線トランク236-1〜
236-Nは伝送路234-1〜234-Nおよび無線基地局
233-1〜233-Nを介して接続される無線チャネル
(無線伝送路)と、上述した通話路との間のインタフェ
ースをとり、かつトランク237-1はその通話路と公衆
電話網との間のインタフェースをとる。しかし、無線ト
ランク236-1〜236-Nおよびトランク237-1〜2
37-Nがこのようなインタフェースをとるために有する
機能については、公知技術であり、かつ本発明に直接関
係がないので、ここではその説明を省略する。(例え
ば、次に示す文献により公知技術である。
【0102】1.無線トランクのインターフェース(何
れもPHSのための標準) ・簡易型携帯電話システム公衆基地局ーディジタル網間
インターフェースレイヤ2仕様 JT-Q.921-b、電信電話
技術委員会(TTC) ・簡易型携帯電話システム公衆基地局ーディジタル網間
インターフェースレイヤ3仕様 JT-Q.931-b、電信電話
技術委員会(TTC) ・簡易型携帯電話システム公衆基地局ーディジタル網間
インターフェースPHSサービス制御手順 JT-Q.932-
a、電信電話技術委員会(TTC) 2.トランク237のインターフェース ・ITU−TQ.700シリーズ NO.7信号方式 ・PDCディジタル移動通信ノード間インターフェース
(DMNI)移動通信応用部(MAP)信号方式、電信
電話技術委員会(TTC) 3.基地局と移動局のインターフェース機能(PHS) ・第二世代コードレス電話システム標準規格第1版(RCR
STD-28) 、電波システム開発センター) また、プロセッサ241は、図7に示すように、全ての
完了呼について、個々の完了呼を示すユニークな呼管理
番号と、ハンドオーバの開始に先行して移行先の候補と
して後述する手順に基づいて割り付けられるセル(以
下、「候補セル」という。)を示す候補セル番号、その
セルを形成する無線基地局を配下とする移動体交換局
(以下、「候補交換局」という。)を示す候補交換局番
号と、これらの候補交換局と候補セルとを結ぶパスの
内、後述する手順に基づいて割り付けられるパス(以
下、「候補パス」という。)を示す候補パス番号と、そ
の候補パスの状態を示す候補パス状態情報との格納に供
されるパス状態管理テーブル250を局情報として有す
る。
れもPHSのための標準) ・簡易型携帯電話システム公衆基地局ーディジタル網間
インターフェースレイヤ2仕様 JT-Q.921-b、電信電話
技術委員会(TTC) ・簡易型携帯電話システム公衆基地局ーディジタル網間
インターフェースレイヤ3仕様 JT-Q.931-b、電信電話
技術委員会(TTC) ・簡易型携帯電話システム公衆基地局ーディジタル網間
インターフェースPHSサービス制御手順 JT-Q.932-
a、電信電話技術委員会(TTC) 2.トランク237のインターフェース ・ITU−TQ.700シリーズ NO.7信号方式 ・PDCディジタル移動通信ノード間インターフェース
(DMNI)移動通信応用部(MAP)信号方式、電信
電話技術委員会(TTC) 3.基地局と移動局のインターフェース機能(PHS) ・第二世代コードレス電話システム標準規格第1版(RCR
STD-28) 、電波システム開発センター) また、プロセッサ241は、図7に示すように、全ての
完了呼について、個々の完了呼を示すユニークな呼管理
番号と、ハンドオーバの開始に先行して移行先の候補と
して後述する手順に基づいて割り付けられるセル(以
下、「候補セル」という。)を示す候補セル番号、その
セルを形成する無線基地局を配下とする移動体交換局
(以下、「候補交換局」という。)を示す候補交換局番
号と、これらの候補交換局と候補セルとを結ぶパスの
内、後述する手順に基づいて割り付けられるパス(以
下、「候補パス」という。)を示す候補パス番号と、そ
の候補パスの状態を示す候補パス状態情報との格納に供
されるパス状態管理テーブル250を局情報として有す
る。
【0103】さらに、データベース240は図8に示す
ように、移動局231が鉄道や道路(ここでは、簡単の
ため主要なものに限定されると仮定する。)に沿って移
動し得る個々の経路について、その経路を示すユニーク
な経路番号に対して同様の経路に沿って形成された個々
のセルを示す「セル番号」と、そのセルを形成する無線
基地局を配下とする移動体交換局を示す「交換局番号」
との組み合わせの順列が予め登録された移動パターンテ
ーブル251を局情報として有する。 移動局231
は、例えば、セル232-1において自局に生起した呼が
完了呼となった状態では、そのセル232-1とこのセル
に隣接するセル232-2〜232-7とについて予め決め
られた周期で電界強度を計測し、これらの電界強度の値
を含む「伝送品質通知信号」を無線基地局233-1に向
けて送信する。
ように、移動局231が鉄道や道路(ここでは、簡単の
ため主要なものに限定されると仮定する。)に沿って移
動し得る個々の経路について、その経路を示すユニーク
な経路番号に対して同様の経路に沿って形成された個々
のセルを示す「セル番号」と、そのセルを形成する無線
基地局を配下とする移動体交換局を示す「交換局番号」
との組み合わせの順列が予め登録された移動パターンテ
ーブル251を局情報として有する。 移動局231
は、例えば、セル232-1において自局に生起した呼が
完了呼となった状態では、そのセル232-1とこのセル
に隣接するセル232-2〜232-7とについて予め決め
られた周期で電界強度を計測し、これらの電界強度の値
を含む「伝送品質通知信号」を無線基地局233-1に向
けて送信する。
【0104】一方、移動体交換局235では、プロセッ
サ241は、既述の呼処理の手順に基づいて移動局23
1に上述した完了呼を認識すると、その呼について通話
路を形成する(図4(1))と共に、移動局231が位置す
るセル(以下、「移行元セル」という。)を識別する
(図4(2))。さらに、プロセッサ241は、上述したよ
うに移動局231によって送信された伝送品質通知信号
を認識すると、移行元セルの識別情報をキーとして移動
パターンテーブル251に対して検索処理を施し(図4
(3))、そのキーに整合する経路番号が何ら得られなかっ
た場合には従来例と同様の手順(ここでは、簡単のた
め、説明を省略する。)に基づいて移行先セルを求める
(図4(4))。
サ241は、既述の呼処理の手順に基づいて移動局23
1に上述した完了呼を認識すると、その呼について通話
路を形成する(図4(1))と共に、移動局231が位置す
るセル(以下、「移行元セル」という。)を識別する
(図4(2))。さらに、プロセッサ241は、上述したよ
うに移動局231によって送信された伝送品質通知信号
を認識すると、移行元セルの識別情報をキーとして移動
パターンテーブル251に対して検索処理を施し(図4
(3))、そのキーに整合する経路番号が何ら得られなかっ
た場合には従来例と同様の手順(ここでは、簡単のた
め、説明を省略する。)に基づいて移行先セルを求める
(図4(4))。
【0105】しかし、何らかの経路番号が得られた場合
には、プロセッサ241は、その経路番号に対応して移
動パターンテーブル251に登録された経路(図6の点
線枠に拡大して示される。)に沿って形成された候補セ
ル(ここでは、簡単のため、隣接するセル232-2であ
ると仮定する。)を求め、このような候補セルのセル番
号と交換局番号とを求める(図4(5))。
には、プロセッサ241は、その経路番号に対応して移
動パターンテーブル251に登録された経路(図6の点
線枠に拡大して示される。)に沿って形成された候補セ
ル(ここでは、簡単のため、隣接するセル232-2であ
ると仮定する。)を求め、このような候補セルのセル番
号と交換局番号とを求める(図4(5))。
【0106】さらに、プロセッサ241は、無線基地局
233-2が行う無線チャネル設定制御と連係することに
より、これらのセル番号と交換局番号とで示されるセル
の空いているパス(以下、「候補パス」という。)を該
当する呼について割り付けて設定した(図4(6))後に、
パス状態管理テーブル250の空いている領域に、同様
のセル番号および交換局番号と、その候補パスの候補パ
ス番号と候補パス状態情報(ここでは、簡単のため、該
当する候補パスが設定されたことと、そのために占有す
る帯域とを示すと仮定する。)とに併せて、呼処理の過
程で該当する完了呼に割り付けられた呼管理番号を格納
する(図4(7))。
233-2が行う無線チャネル設定制御と連係することに
より、これらのセル番号と交換局番号とで示されるセル
の空いているパス(以下、「候補パス」という。)を該
当する呼について割り付けて設定した(図4(6))後に、
パス状態管理テーブル250の空いている領域に、同様
のセル番号および交換局番号と、その候補パスの候補パ
ス番号と候補パス状態情報(ここでは、簡単のため、該
当する候補パスが設定されたことと、そのために占有す
る帯域とを示すと仮定する。)とに併せて、呼処理の過
程で該当する完了呼に割り付けられた呼管理番号を格納
する(図4(7))。
【0107】また、プロセッサ241は、ハンドオーバ
要求が与えられるまで待機した後に、無線区間のパス
(チャネル)を設定する(図4(8))。なお、上述した候
補パスについては、ここでは、簡単のため、単一である
と仮定する。さらに、このようにしてパスを設定するた
めに無線基地局233-2およびプロセッサ241が行う
処理の手順については、従来例におけるハンドオーバの
過程において移行先のセルのパスを設定する処理の手順
と同じであるので、ここではその説明を省略する。
要求が与えられるまで待機した後に、無線区間のパス
(チャネル)を設定する(図4(8))。なお、上述した候
補パスについては、ここでは、簡単のため、単一である
と仮定する。さらに、このようにしてパスを設定するた
めに無線基地局233-2およびプロセッサ241が行う
処理の手順については、従来例におけるハンドオーバの
過程において移行先のセルのパスを設定する処理の手順
と同じであるので、ここではその説明を省略する。
【0108】また、移動局231がセル232-Nの領域
に移動した状態では、その移動局231と無線基地局2
33-1〜233-Nとは、連係してハンドオーバにかかわ
る無線チャネル設定制御を行う。このような無線チャネ
ル設定制御の過程では、プロセッサ241は、その無線
チャネル設定制御の手順に基づいて移行先セルが候補セ
ル(セル232-2)であるか否かを判別し、その結果が
偽である場合には従来例と同様の呼処理の手順に基づい
て移行先セルの空いているパスをあらためて設定する
(図5(1))が、反対に真である場合にはこのようなパス
の設定を省略する。
に移動した状態では、その移動局231と無線基地局2
33-1〜233-Nとは、連係してハンドオーバにかかわ
る無線チャネル設定制御を行う。このような無線チャネ
ル設定制御の過程では、プロセッサ241は、その無線
チャネル設定制御の手順に基づいて移行先セルが候補セ
ル(セル232-2)であるか否かを判別し、その結果が
偽である場合には従来例と同様の呼処理の手順に基づい
て移行先セルの空いているパスをあらためて設定する
(図5(1))が、反対に真である場合にはこのようなパス
の設定を省略する。
【0109】なお、これらのパスに接続されてべき無線
区間のパスについては、従来例と同様の無線チャネル設
定制御の手順に基づいて無線基地局233-2によって設
定されているが、このような処理の手順(図5(2))につ
いては、従来例と同じであるから、ここではその説明を
省略する。このように本実施形態によれば、通話状態で
移動する移動局が在圏するセルの隣接セルの圏内に移動
する時点に先行して、その移動局の通話に供されるパス
が確保され、かつ設定されるので、このような時点にお
いてハンドオーバを達成するために起動される無線チャ
ネル設定制御および呼処理の所要時間は、従来例に比べ
て大幅に短縮される。
区間のパスについては、従来例と同様の無線チャネル設
定制御の手順に基づいて無線基地局233-2によって設
定されているが、このような処理の手順(図5(2))につ
いては、従来例と同じであるから、ここではその説明を
省略する。このように本実施形態によれば、通話状態で
移動する移動局が在圏するセルの隣接セルの圏内に移動
する時点に先行して、その移動局の通話に供されるパス
が確保され、かつ設定されるので、このような時点にお
いてハンドオーバを達成するために起動される無線チャ
ネル設定制御および呼処理の所要時間は、従来例に比べ
て大幅に短縮される。
【0110】なお、本実施形態では、道路や鉄道に沿っ
て形成されたセルの順列と移動局が在圏する単一のセル
との相関をとることにより候補セルが選択されている
が、移動パターンテーブル251にその移動局が在圏す
るセルが登録されていなかったり、このような移動パタ
ーンテーブル251が備えられていない場合には、候補
セルの選択は、測定された電界強度の変化率から検出さ
れた移動局の移動方向に基づいて得られてもよい。
て形成されたセルの順列と移動局が在圏する単一のセル
との相関をとることにより候補セルが選択されている
が、移動パターンテーブル251にその移動局が在圏す
るセルが登録されていなかったり、このような移動パタ
ーンテーブル251が備えられていない場合には、候補
セルの選択は、測定された電界強度の変化率から検出さ
れた移動局の移動方向に基づいて得られてもよい。
【0111】また、本実施形態では、道路や鉄道に沿っ
て形成されたセルの順列に対して移動局が在圏する単一
のセルとの相関がとられることにより候補セルが選択さ
れているが、例えば、移動局が複数回に亘って行ったハ
ンドオーバの過程で移行先となったセルの順列が履歴と
して取得され、その履歴との相関がとられることにより
候補セルが移行先セルに一致する確度が高められてもよ
い。
て形成されたセルの順列に対して移動局が在圏する単一
のセルとの相関がとられることにより候補セルが選択さ
れているが、例えば、移動局が複数回に亘って行ったハ
ンドオーバの過程で移行先となったセルの順列が履歴と
して取得され、その履歴との相関がとられることにより
候補セルが移行先セルに一致する確度が高められてもよ
い。
【0112】さらに、本実施形態では、移動パターンテ
ーブル251を参照する処理の過程で候補セルが選択さ
れているが、例えば、無線チャネル設定制御や呼処理の
過程において、ハンドオーバの対象となる移動局が道路
や鉄道等に沿って移動しているか否かが確度高く推定さ
れる場合には、その結果に基づいて適宜候補セルの選択
の基準が切り替えられてもよい。
ーブル251を参照する処理の過程で候補セルが選択さ
れているが、例えば、無線チャネル設定制御や呼処理の
過程において、ハンドオーバの対象となる移動局が道路
や鉄道等に沿って移動しているか否かが確度高く推定さ
れる場合には、その結果に基づいて適宜候補セルの選択
の基準が切り替えられてもよい。
【0113】また、本実施形態では、候補セルの数が単
一となっているが、資源としてのセルの利用効率の低下
が許容され、かつハンドオーバの完了や該当する呼の終
話の時点で継続して候補セルとはなり得ないセルの全て
の解放が確実に行われるならば、このような候補セルの
数は複数であってもよい。さらに、本実施形態では、移
動パターンテーブル251には、道路や鉄道等に沿って
形成されるセルの列が予め登録されているが、移動局毎
に移動の経路が著しく異なるために候補セルの選択の確
度が必ずしも十分とはならない場合には、その移動パタ
ーンテーブル251に代えて、例えば、図9に示すよう
に、個々の移動局の加入者によって申告され、かつ候補
交換局番号と候補セル番号との組み合わせで示されるセ
ルの列が移動局毎に(さらに、必要であれば時間帯等の
適用可能な条件毎に)登録された加入者対応移動パター
ンテーブル253が適用されてもよい。
一となっているが、資源としてのセルの利用効率の低下
が許容され、かつハンドオーバの完了や該当する呼の終
話の時点で継続して候補セルとはなり得ないセルの全て
の解放が確実に行われるならば、このような候補セルの
数は複数であってもよい。さらに、本実施形態では、移
動パターンテーブル251には、道路や鉄道等に沿って
形成されるセルの列が予め登録されているが、移動局毎
に移動の経路が著しく異なるために候補セルの選択の確
度が必ずしも十分とはならない場合には、その移動パタ
ーンテーブル251に代えて、例えば、図9に示すよう
に、個々の移動局の加入者によって申告され、かつ候補
交換局番号と候補セル番号との組み合わせで示されるセ
ルの列が移動局毎に(さらに、必要であれば時間帯等の
適用可能な条件毎に)登録された加入者対応移動パター
ンテーブル253が適用されてもよい。
【0114】以下、請求項3,4に記載の発明に対応し
た実施形態について説明する。本実施形態と請求項1,
2,5,6,23に記載の発明に対応した実施形態との
相違点は、移動局231,無線基地局233-1〜233
-Nおよびプロセッサ241に適用された後述する機能分
散の形態にある。以下、図3を参照して本実施形態の動
作を説明する。
た実施形態について説明する。本実施形態と請求項1,
2,5,6,23に記載の発明に対応した実施形態との
相違点は、移動局231,無線基地局233-1〜233
-Nおよびプロセッサ241に適用された後述する機能分
散の形態にある。以下、図3を参照して本実施形態の動
作を説明する。
【0115】データベース240は、請求項1,5,
6,23に記載の発明に対応した実施形態と同様にし
て、パス状態管理テーブル250と移動パターンテーブ
ル251とを局情報として有する。移動体交換局235
では、プロセッサ241は、呼処理の手順に基づいて移
動局231の完了呼を認識すると、その移動局231が
位置する移行元セルを識別し、その移行元セルの識別情
報をキーとして移動パターンテーブル251に対して検
索処理を施すと共に、そのキーに整合する経路番号が何
ら得られなかった場合にはその方法(例えば、加入者対
応移動パターンテーブル253など)によって候補セル
が検出されてもよい。その他の方法によっても候補セル
が得られなかった場合には、従来例と同様の手順(例え
ば、電界強度の閾値を用いて移行先となるセルを求め
る。)に基づいてハンドオーバを行う。
6,23に記載の発明に対応した実施形態と同様にし
て、パス状態管理テーブル250と移動パターンテーブ
ル251とを局情報として有する。移動体交換局235
では、プロセッサ241は、呼処理の手順に基づいて移
動局231の完了呼を認識すると、その移動局231が
位置する移行元セルを識別し、その移行元セルの識別情
報をキーとして移動パターンテーブル251に対して検
索処理を施すと共に、そのキーに整合する経路番号が何
ら得られなかった場合にはその方法(例えば、加入者対
応移動パターンテーブル253など)によって候補セル
が検出されてもよい。その他の方法によっても候補セル
が得られなかった場合には、従来例と同様の手順(例え
ば、電界強度の閾値を用いて移行先となるセルを求め
る。)に基づいてハンドオーバを行う。
【0116】しかし、何らかの経路番号が得られた場合
には、プロセッサ241は、この経路番号に対応して移
動パターンテーブル251に登録された経路を求め、そ
の経路に沿って隣接する候補セルを求める。さらに、プ
ロセッサ241は、このようにして求めた全ての候補セ
ルを無線基地局233-1を介して移動局231に向けて
通知する。
には、プロセッサ241は、この経路番号に対応して移
動パターンテーブル251に登録された経路を求め、そ
の経路に沿って隣接する候補セルを求める。さらに、プ
ロセッサ241は、このようにして求めた全ての候補セ
ルを無線基地局233-1を介して移動局231に向けて
通知する。
【0117】一方、移動局231は、例えば、セル23
2-1において自局に生起した呼が完了呼となったことを
認識した場合には、そのセル232-1とこれに隣接する
セル232-2〜232-7とについて予め決められた周期
で電界強度の計測を行い、かつ上述したように移動体交
換局235によって候補セルが通知されると、これらの
候補セルの全てを保持する。
2-1において自局に生起した呼が完了呼となったことを
認識した場合には、そのセル232-1とこれに隣接する
セル232-2〜232-7とについて予め決められた周期
で電界強度の計測を行い、かつ上述したように移動体交
換局235によって候補セルが通知されると、これらの
候補セルの全てを保持する。
【0118】さらに、移動局231は、自局のハンドオ
ーバの移行先として要求されるべき電界強度の基準値が
予め与えられ、上述した電界強度の計測の過程において
先行して保持された候補セルの何れにも該当しないセル
の電界強度がその基準値を上回った場合には、従来例と
同様にして無線基地局233-1に向けてハンドオーバ要
求を送出する。
ーバの移行先として要求されるべき電界強度の基準値が
予め与えられ、上述した電界強度の計測の過程において
先行して保持された候補セルの何れにも該当しないセル
の電界強度がその基準値を上回った場合には、従来例と
同様にして無線基地局233-1に向けてハンドオーバ要
求を送出する。
【0119】しかし、自局のハンドオーバの移行先にな
ると予想されるために要求されるべき電界強度の基準値
が予め与えられ、この基準値以上の電界強度が計測され
たセルが上述した候補セルの何れかに該当する場合に
は、移動局231は、そのセルの識別情報を含むパス設
定要求をハンドオーバ要求に先立って送出する。一方、
移動体交換局235では、プロセッサ241は、上述し
たハンドオーバ要求を認識すると、従来例と同様の手順
に基づいてハンドオーバの処理を行う。
ると予想されるために要求されるべき電界強度の基準値
が予め与えられ、この基準値以上の電界強度が計測され
たセルが上述した候補セルの何れかに該当する場合に
は、移動局231は、そのセルの識別情報を含むパス設
定要求をハンドオーバ要求に先立って送出する。一方、
移動体交換局235では、プロセッサ241は、上述し
たハンドオーバ要求を認識すると、従来例と同様の手順
に基づいてハンドオーバの処理を行う。
【0120】しかし、パス設定要求を認識した場合に
は、プロセッサ241は、そのパス設定要求に含まれる
候補セルにパスを設定し、かつ請求項1,2,5,6,
23に記載の発明に対応した実施形態と同様にして、そ
のパスを該当する呼に割り付けて設定する。なお、移動
局231がセル232-2の領域に移動した後における動
作(すなわち、移動局231がハンドオーバ要求を送信
する動作)については、請求項1,2,5,6,23に
記載の発明に対応した実施形態と同様であるから、ここ
ではその説明を省略する。
は、プロセッサ241は、そのパス設定要求に含まれる
候補セルにパスを設定し、かつ請求項1,2,5,6,
23に記載の発明に対応した実施形態と同様にして、そ
のパスを該当する呼に割り付けて設定する。なお、移動
局231がセル232-2の領域に移動した後における動
作(すなわち、移動局231がハンドオーバ要求を送信
する動作)については、請求項1,2,5,6,23に
記載の発明に対応した実施形態と同様であるから、ここ
ではその説明を省略する。
【0121】このように本実施形態によれば、先行して
選択された候補セルに対してパスが設定されるべき時点
が移動局231の主導の下で認識されるので、その認識
にかわる処理の負荷がセル232-1〜232-Nに位置し
て通話状態にある移動局に確実に分散され、無線基地局
233-1〜233-Nやプロセッサ241の負荷は、同時
に存在する完了呼の数が多いほど大幅に軽減される。
選択された候補セルに対してパスが設定されるべき時点
が移動局231の主導の下で認識されるので、その認識
にかわる処理の負荷がセル232-1〜232-Nに位置し
て通話状態にある移動局に確実に分散され、無線基地局
233-1〜233-Nやプロセッサ241の負荷は、同時
に存在する完了呼の数が多いほど大幅に軽減される。
【0122】なお、本実施形態では、プロセッサ241
が呼処理の手順に基づいて完了呼を認識した時点で候補
セルを選択してもよい。また、完了呼となる前、すなわ
ち呼設定手順の過程において候補セルが選択され、その
候補セルの識別情報が呼設定信号に付加されて移動局に
送出されてもよい。以下、請求項7,8に記載の発明に
対応した実施形態について説明する。
が呼処理の手順に基づいて完了呼を認識した時点で候補
セルを選択してもよい。また、完了呼となる前、すなわ
ち呼設定手順の過程において候補セルが選択され、その
候補セルの識別情報が呼設定信号に付加されて移動局に
送出されてもよい。以下、請求項7,8に記載の発明に
対応した実施形態について説明する。
【0123】本実施形態と請求項1〜6,23に記載の
発明に対応した実施形態との相違点は、移動パターンテ
ーブル251の内容が後述する処理に基づいて動的に更
新される点にある。図10は、請求項7,8に記載の発
明に対応した本実施形態の動作フローチャートである。
発明に対応した実施形態との相違点は、移動パターンテ
ーブル251の内容が後述する処理に基づいて動的に更
新される点にある。図10は、請求項7,8に記載の発
明に対応した本実施形態の動作フローチャートである。
【0124】以下、図3,図8〜図10を参照して請求
項7,8に記載の発明に対応した本実施形態の動作を説
明する。移動パターンテーブル251には、予め決めら
れたデフォルトの情報が登録される。移動体交換局23
5では、プロセッサ241は、全ての完了呼についてハ
ンドオーバが完了する度に、移行先セルとそのハンドオ
ーバに先行して通話に供されていた単一または複数の移
行元セルとの列からなる移動パターンの履歴をとる(図
10(1))。さらに、プロセッサ241は、このような履
歴として得られた移動パターンの内、頻度が予め決めら
れた閾値より大きい移動パターンを移動パターンテーブ
ル251に格納する(図10(2))。
項7,8に記載の発明に対応した本実施形態の動作を説
明する。移動パターンテーブル251には、予め決めら
れたデフォルトの情報が登録される。移動体交換局23
5では、プロセッサ241は、全ての完了呼についてハ
ンドオーバが完了する度に、移行先セルとそのハンドオ
ーバに先行して通話に供されていた単一または複数の移
行元セルとの列からなる移動パターンの履歴をとる(図
10(1))。さらに、プロセッサ241は、このような履
歴として得られた移動パターンの内、頻度が予め決めら
れた閾値より大きい移動パターンを移動パターンテーブ
ル251に格納する(図10(2))。
【0125】すなわち、移動パターンテーブル251に
は、移動局が実際に移動した経路に応じて移行先セルに
確度高くなり得るセルの列が格納される。したがって、
本実施形態によれば、道路の交通量の分布や状態に柔軟
に適応しつつ、個々の移動局が隣接するセルの圏内に移
動する時点に先行して設定されたパスが移行先セルにお
ける通話に供される確率が高められる。
は、移動局が実際に移動した経路に応じて移行先セルに
確度高くなり得るセルの列が格納される。したがって、
本実施形態によれば、道路の交通量の分布や状態に柔軟
に適応しつつ、個々の移動局が隣接するセルの圏内に移
動する時点に先行して設定されたパスが移行先セルにお
ける通話に供される確率が高められる。
【0126】なお、本実施形態では、移動パターンの履
歴が全ての完了呼について共通にとられ、これらの完了
呼について共用される移動パターンテーブル251がそ
の履歴に基づいて更新されている。しかし、候補セルが
移行先セルに一致する確率をさらに高めることが要求さ
れる場合には、例えば、このような履歴が移動局(さら
に必要があれば、時間帯、移動局のサービスクラス)そ
の他の属性に対応づけてとられ、かつこれらの属性毎に
対応した移動パターンテーブルが個別に更新されると共
に、完了呼について得られる同様の属性をキーとする移
動パターンテーブルの参照に基づいて候補セルが選択さ
れてもよい。
歴が全ての完了呼について共通にとられ、これらの完了
呼について共用される移動パターンテーブル251がそ
の履歴に基づいて更新されている。しかし、候補セルが
移行先セルに一致する確率をさらに高めることが要求さ
れる場合には、例えば、このような履歴が移動局(さら
に必要があれば、時間帯、移動局のサービスクラス)そ
の他の属性に対応づけてとられ、かつこれらの属性毎に
対応した移動パターンテーブルが個別に更新されると共
に、完了呼について得られる同様の属性をキーとする移
動パターンテーブルの参照に基づいて候補セルが選択さ
れてもよい。
【0127】以下、請求項9に記載の発明に対応した実
施形態について説明する。本実施形態と請求項8に記載
の発明に対応した実施形態との相違点は、図11に示す
移動パターンテーブル254が図9に示す加入者対応移
動パターンテーブル253に代えて適用され、かつプロ
セッサ241がその移動パターンテーブル254に基づ
いて候補セルを特定する点にある。
施形態について説明する。本実施形態と請求項8に記載
の発明に対応した実施形態との相違点は、図11に示す
移動パターンテーブル254が図9に示す加入者対応移
動パターンテーブル253に代えて適用され、かつプロ
セッサ241がその移動パターンテーブル254に基づ
いて候補セルを特定する点にある。
【0128】図12は、請求項9に記載の発明に対応し
た本実施形態の動作フローチャートである。以下、図
3,図11および図12を参照して本実施形態の動作を
説明する。移動パターンテーブル254は、図11に示
すように、個々の移動パターンについて、移動局が移動
し得る経路と、これらの経路における移動局との分布に
基づいて予め求められ、かつ実際に候補セルの選択の基
準として適用されえる確率(以下、「移動確率」とい
う。)とが、加入者対応移動パターンテーブル253と
同様に該当する移動パターンを示すセル番号の列に対応
付けられて予め格納される。
た本実施形態の動作フローチャートである。以下、図
3,図11および図12を参照して本実施形態の動作を
説明する。移動パターンテーブル254は、図11に示
すように、個々の移動パターンについて、移動局が移動
し得る経路と、これらの経路における移動局との分布に
基づいて予め求められ、かつ実際に候補セルの選択の基
準として適用されえる確率(以下、「移動確率」とい
う。)とが、加入者対応移動パターンテーブル253と
同様に該当する移動パターンを示すセル番号の列に対応
付けられて予め格納される。
【0129】プロセッサ241は、既述の各実施形態と
同様にして候補セルを選択する際には移動パターンテー
ブル254を参照し、その移動パターンテーブル254
に格納された移動パターンの内、該当する完了呼が生起
した移動局が在圏する移行元セル(またはその移行元セ
ルの履歴)との相関をとる(図12(1))ことにより、候
補セルの選択に供され得る単一または複数の移動パター
ンを特定する(図12(2))。
同様にして候補セルを選択する際には移動パターンテー
ブル254を参照し、その移動パターンテーブル254
に格納された移動パターンの内、該当する完了呼が生起
した移動局が在圏する移行元セル(またはその移行元セ
ルの履歴)との相関をとる(図12(1))ことにより、候
補セルの選択に供され得る単一または複数の移動パター
ンを特定する(図12(2))。
【0130】さらに、プロセッサ241は、このように
して特定された移動パターンの内、移動パターンテーブ
ル254に格納された移動確率が予め与えられた下限値
を上回るものを検索する(図12(3))ことにより何らか
の移動パターンが得られた場合には、その移動パターン
(単一であっても複数であってもよい。)に基づいて候
補セルを求める(図12(4))。
して特定された移動パターンの内、移動パターンテーブ
ル254に格納された移動確率が予め与えられた下限値
を上回るものを検索する(図12(3))ことにより何らか
の移動パターンが得られた場合には、その移動パターン
(単一であっても複数であってもよい。)に基づいて候
補セルを求める(図12(4))。
【0131】しかし、このような移動パターンが得られ
なかった場合には、プロセッサ241は、上述したよう
に特定された移動パターンを移動確率の降順にその移動
確率の和が同様の下限値を上回る移動パターンの組み合
わせを得る(図12(5))。さらに、プロセッサ241
は、その組み合わせに含まれる個々の移動パターンに基
づいて候補セルを求める(図12(6))。
なかった場合には、プロセッサ241は、上述したよう
に特定された移動パターンを移動確率の降順にその移動
確率の和が同様の下限値を上回る移動パターンの組み合
わせを得る(図12(5))。さらに、プロセッサ241
は、その組み合わせに含まれる個々の移動パターンに基
づいて候補セルを求める(図12(6))。
【0132】このように本実施形態によれば、移動確率
が高い移動パターンが優先して候補セルの選択に供され
るので、このような移動確率の如何にかかわらず候補セ
ルの選択に供されるべき移動パターンが特定される場合
に比べて、候補セルの何れかが移行先セルに一致する確
率が高められる。なお、本実施形態では、移動パターン
テーブル254に格納された情報が何ら更新されていな
いが、例えば、請求項7,8に記載の発明に対応した実
施形態と同様にして移動局の実際の移動に適応した履歴
に基づいて更新されてもよい。
が高い移動パターンが優先して候補セルの選択に供され
るので、このような移動確率の如何にかかわらず候補セ
ルの選択に供されるべき移動パターンが特定される場合
に比べて、候補セルの何れかが移行先セルに一致する確
率が高められる。なお、本実施形態では、移動パターン
テーブル254に格納された情報が何ら更新されていな
いが、例えば、請求項7,8に記載の発明に対応した実
施形態と同様にして移動局の実際の移動に適応した履歴
に基づいて更新されてもよい。
【0133】また、本実施形態では、図11に示すよう
に、適用可能な条件に対応付けられ、かつ移動パターン
毎に移動確率を与える形式の移動パターンテーブル25
4が適用されているが、このような移動パターンテーブ
ルの形式については、このような形式に限定されず、実
際に完了呼が生起した移動局が在圏する移行元セル(ま
たはその移行元セルの履歴)との相関をとり、かつ移動
確率の降順に優先して参照することにより候補セルを得
ることが可能であるならば、例えば、在圏セルと全ての
候補セルとに予め対応付けられた移動パターンと移動確
率との組み合わせを与える形式、その他の如何なる形式
であってもよい。
に、適用可能な条件に対応付けられ、かつ移動パターン
毎に移動確率を与える形式の移動パターンテーブル25
4が適用されているが、このような移動パターンテーブ
ルの形式については、このような形式に限定されず、実
際に完了呼が生起した移動局が在圏する移行元セル(ま
たはその移行元セルの履歴)との相関をとり、かつ移動
確率の降順に優先して参照することにより候補セルを得
ることが可能であるならば、例えば、在圏セルと全ての
候補セルとに予め対応付けられた移動パターンと移動確
率との組み合わせを与える形式、その他の如何なる形式
であってもよい。
【0134】以下、請求項10に記載の発明に対応した
実施形態について説明する。本実施形態と請求項7〜9
に記載の発明に対応した実施形態との相違点は、求めら
れた個々の候補セルの内、パスを形成すべきものを下記
の手順に基づいてプロセッサ241が限定する点にあ
る。以下、図3および図12を参照して請求項10に記
載の発明に対応した本実施形態の動作を説明する。
実施形態について説明する。本実施形態と請求項7〜9
に記載の発明に対応した実施形態との相違点は、求めら
れた個々の候補セルの内、パスを形成すべきものを下記
の手順に基づいてプロセッサ241が限定する点にあ
る。以下、図3および図12を参照して請求項10に記
載の発明に対応した本実施形態の動作を説明する。
【0135】データベース240は、図13に示すよう
に、互いに隣接する2つのセル(以下、個別に「隣接セ
ル」という。)の全ての組み合わせが予め登録された隣
接セルテーブル255を局情報として有する。なお、以
下では、隣接セルについては、含まれる個々の隣接セル
を示すセル番号とそのセルを形成する無線基地局を配下
とする移動体交換局を示す交換局番号との対として示さ
れると仮定する。
に、互いに隣接する2つのセル(以下、個別に「隣接セ
ル」という。)の全ての組み合わせが予め登録された隣
接セルテーブル255を局情報として有する。なお、以
下では、隣接セルについては、含まれる個々の隣接セル
を示すセル番号とそのセルを形成する無線基地局を配下
とする移動体交換局を示す交換局番号との対として示さ
れると仮定する。
【0136】また、プロセッサ241は、請求項7〜9
の何れかに対応した実施形態と同様にして単一または複
数の候補セルを求めると、移行元セルを示すセル番号お
よび交換局番号の対をキーとして隣接セルテーブル25
5を検索することにより、その移行元セルに隣接する全
ての隣接セルを選択する。さらに、プロセッサ241
は、上述した単一または複数の候補セルの内、このよう
にして選択された全ての隣接セルの何れにも該当しない
候補セルを除外することにより残りの候補セルを求め、
これらの残りの候補セルについて請求項7〜9の何れか
に対応した実施形態と同様にてパスを設定する。
の何れかに対応した実施形態と同様にして単一または複
数の候補セルを求めると、移行元セルを示すセル番号お
よび交換局番号の対をキーとして隣接セルテーブル25
5を検索することにより、その移行元セルに隣接する全
ての隣接セルを選択する。さらに、プロセッサ241
は、上述した単一または複数の候補セルの内、このよう
にして選択された全ての隣接セルの何れにも該当しない
候補セルを除外することにより残りの候補セルを求め、
これらの残りの候補セルについて請求項7〜9の何れか
に対応した実施形態と同様にてパスを設定する。
【0137】このように本実施形態によれば、ハンドオ
ーバに先行してパスが設定されるべき候補セルが移動局
が在圏するセルの隣接セルに確実に限定されるので、請
求項7〜9に対応した実施形態において履歴に基づいて
得られた移動パターンに何らかの誤りが介在しても効率
的に確度高くハンドオーバが行われる。なお、請求項5
〜10に記載の発明に対応した実施形態では、上述した
ように移動パターン、移行確率およびセルの構成に基づ
いて候補セルが選択され、完了呼が生起した移動局の移
動方向がこのような候補セルの選択に際して何ら参照さ
れていない。しかし、このような移動方向を求め、かつ
その移動方向に基づいて移行先となる確度が高い候補セ
ルを選択する技術については、例えば、(a) 個々の(候
補)セルの内、これらのセルについて一定の頻度(周
期)で並行して計測された無線伝送路の伝送品質(電界
強度、ビット誤り率等)の改善方向で変化率が最大であ
ったり、予め決められた上限値を上回るセルを候補セル
として選択したり、(b) また、その候補セルに隣接する
セル(セルの構成に基づいて与えられる。)を候補セル
あるいは後続するハンドオーバにおける候補セルとして
選択したり、(c) (a),(b) によって得られた候補セル
と、請求項5〜10に記載の方法で特性された候補セル
との交わりを求め、それを候補セルとする等々の技術が
適用されてもよく、移動局の移動方向を組み合わせるこ
とにより、候補セルが移行先せるとなる確度を高くする
ことができる。
ーバに先行してパスが設定されるべき候補セルが移動局
が在圏するセルの隣接セルに確実に限定されるので、請
求項7〜9に対応した実施形態において履歴に基づいて
得られた移動パターンに何らかの誤りが介在しても効率
的に確度高くハンドオーバが行われる。なお、請求項5
〜10に記載の発明に対応した実施形態では、上述した
ように移動パターン、移行確率およびセルの構成に基づ
いて候補セルが選択され、完了呼が生起した移動局の移
動方向がこのような候補セルの選択に際して何ら参照さ
れていない。しかし、このような移動方向を求め、かつ
その移動方向に基づいて移行先となる確度が高い候補セ
ルを選択する技術については、例えば、(a) 個々の(候
補)セルの内、これらのセルについて一定の頻度(周
期)で並行して計測された無線伝送路の伝送品質(電界
強度、ビット誤り率等)の改善方向で変化率が最大であ
ったり、予め決められた上限値を上回るセルを候補セル
として選択したり、(b) また、その候補セルに隣接する
セル(セルの構成に基づいて与えられる。)を候補セル
あるいは後続するハンドオーバにおける候補セルとして
選択したり、(c) (a),(b) によって得られた候補セル
と、請求項5〜10に記載の方法で特性された候補セル
との交わりを求め、それを候補セルとする等々の技術が
適用されてもよく、移動局の移動方向を組み合わせるこ
とにより、候補セルが移行先せるとなる確度を高くする
ことができる。
【0138】以下、請求項11,12に記載の発明に対
応した実施形態について説明する。本実施形態と請求項
1〜10に記載の発明に対応した実施形態との相違点
は、実際にハンドオーバが行われる時点に先行して、候
補セルの選択とその候補セルにパスの設定とを行うべき
処理とが行われるべき完了呼が下記のように限定される
点にある。
応した実施形態について説明する。本実施形態と請求項
1〜10に記載の発明に対応した実施形態との相違点
は、実際にハンドオーバが行われる時点に先行して、候
補セルの選択とその候補セルにパスの設定とを行うべき
処理とが行われるべき完了呼が下記のように限定される
点にある。
【0139】以下、図3を参照して本実施形態の動作を
説明する。プロセッサ241は、請求項7〜9の何れか
に対応した実施形態と同様にして単一または複数の候補
セルを求めると、局情報を参照することにより、選択さ
れたそれぞれのセルが、移行元セルを形成する無線ゾー
ンを配下とする移動体交換局とは異なる移動体交換局の
配下に形成される境界セルであるものとそうでないもの
とに分類する。さらに、プロセッサ241は、局情報を
参照することにより該当する移動局の加入者クラスを取
得し、その加入者クラスの下で提供されるべきサービス
品質と予め決められた閾値とを比較する。そこで、プロ
セッサ241は、そのサービス品質が閾値未満である場
合には、先に選択された境界セルのみについてパスを形
成する。
説明する。プロセッサ241は、請求項7〜9の何れか
に対応した実施形態と同様にして単一または複数の候補
セルを求めると、局情報を参照することにより、選択さ
れたそれぞれのセルが、移行元セルを形成する無線ゾー
ンを配下とする移動体交換局とは異なる移動体交換局の
配下に形成される境界セルであるものとそうでないもの
とに分類する。さらに、プロセッサ241は、局情報を
参照することにより該当する移動局の加入者クラスを取
得し、その加入者クラスの下で提供されるべきサービス
品質と予め決められた閾値とを比較する。そこで、プロ
セッサ241は、そのサービス品質が閾値未満である場
合には、先に選択された境界セルのみについてパスを形
成する。
【0140】このように本実施形態によれば、共通の加
入者クラスを有する大半の移動局については、パスの形
成、導通試験その他を実現するために相互に同期をとり
つつ複雑な手順に基づいて行われるために多くの処理量
を要する異なる移動体交換局235の間のハンドオーバ
に対してのみ、パスの事前設定が行われる。したがっ
て、完了呼の内、大幅な処理量の低減が可能となる完了
呼のみについて、ハンドオーバの処理の効率化がはから
れる。
入者クラスを有する大半の移動局については、パスの形
成、導通試験その他を実現するために相互に同期をとり
つつ複雑な手順に基づいて行われるために多くの処理量
を要する異なる移動体交換局235の間のハンドオーバ
に対してのみ、パスの事前設定が行われる。したがっ
て、完了呼の内、大幅な処理量の低減が可能となる完了
呼のみについて、ハンドオーバの処理の効率化がはから
れる。
【0141】なお、本実施形態では、加入者クラスに基
づいてパスの設定の要否が判別されているが、このよう
な加入者クラスに限定されず、呼処理や無線チャネル設
定制御との連係の過程で確実に取得可能であるならば、
在圏するセル、通話相手の加入者クラス、出方路の種別
等々如何なる情報に基づいて同様の判別が行われてもよ
い。
づいてパスの設定の要否が判別されているが、このよう
な加入者クラスに限定されず、呼処理や無線チャネル設
定制御との連係の過程で確実に取得可能であるならば、
在圏するセル、通話相手の加入者クラス、出方路の種別
等々如何なる情報に基づいて同様の判別が行われてもよ
い。
【0142】以下、請求項13に記載の発明に対応した
実施形態について説明する。本実施例形態の特徴は、候
補セルの選択にかかわる下記の処理の手順にある。図1
4は、請求項13に記載の発明に対応した本実施形態の
動作フローチャートである。以下、図3,図13および
図14を参照して本実施形態の動作を説明する。
実施形態について説明する。本実施例形態の特徴は、候
補セルの選択にかかわる下記の処理の手順にある。図1
4は、請求項13に記載の発明に対応した本実施形態の
動作フローチャートである。以下、図3,図13および
図14を参照して本実施形態の動作を説明する。
【0143】データベース240は、請求項10に記載
の発明に対応した実施形態と同様にして隣接セルテーブ
ル255を局情報として有する。また、プロセッサ24
1は、完了呼が生起した移動局231から無線基地局2
33-1に向けて送信された伝送品質通知信号を認識する
と、局情報を参照することによりその移動局231の加
入者クラスを取得する(図14(1))。
の発明に対応した実施形態と同様にして隣接セルテーブ
ル255を局情報として有する。また、プロセッサ24
1は、完了呼が生起した移動局231から無線基地局2
33-1に向けて送信された伝送品質通知信号を認識する
と、局情報を参照することによりその移動局231の加
入者クラスを取得する(図14(1))。
【0144】さらに、プロセッサ241は、その加入者
クラスの下で提供されるべきサービス品質と予め決めら
れた閾値とを比較し、前者が後者未満である場合には、
請求項1,2,5〜12の何れかに記載の発明に対応し
た実施形態と同様にして候補セルを得る。しかし、その
サービス品質が閾値以上である場合には、該当する移動
局が在圏するセルを示す交換局番号とセル番号とをキー
として隣接セルテーブル255を参照することにより、
そのセルの全ての隣接セルを候補セルとして求める(図
14(2))。
クラスの下で提供されるべきサービス品質と予め決めら
れた閾値とを比較し、前者が後者未満である場合には、
請求項1,2,5〜12の何れかに記載の発明に対応し
た実施形態と同様にして候補セルを得る。しかし、その
サービス品質が閾値以上である場合には、該当する移動
局が在圏するセルを示す交換局番号とセル番号とをキー
として隣接セルテーブル255を参照することにより、
そのセルの全ての隣接セルを候補セルとして求める(図
14(2))。
【0145】このように本実施形態によれば、完了呼が
生起した移動局に提供されるべきサービスの品質が高い
場合には、在圏するセルの隣接セルの全てが候補セルと
して選択されるので、複雑な処理が行われることなく効
率的に、かつ迅速に候補セルの選択とこれらの候補セル
に対するパスの設定とが行われる。以下、請求項14に
記載の発明に対応した実施形態について説明する。
生起した移動局に提供されるべきサービスの品質が高い
場合には、在圏するセルの隣接セルの全てが候補セルと
して選択されるので、複雑な処理が行われることなく効
率的に、かつ迅速に候補セルの選択とこれらの候補セル
に対するパスの設定とが行われる。以下、請求項14に
記載の発明に対応した実施形態について説明する。
【0146】本実施形態と請求項1,2,5〜13に記
載の発明に対応した実施形態との構成の相違点は、伝送
路234-1〜234-NがATM(Asynchronous Transfer
Mode)方式に基づいて形成された点にある。図15は、
請求項14に記載の発明に対応した本実施形態の動作フ
ローチャートである。
載の発明に対応した実施形態との構成の相違点は、伝送
路234-1〜234-NがATM(Asynchronous Transfer
Mode)方式に基づいて形成された点にある。図15は、
請求項14に記載の発明に対応した本実施形態の動作フ
ローチャートである。
【0147】以下、図3,図4,図7および図15を参
照して本実施形態の動作を説明する。プロセッサ241
は、請求項1,2,5〜13に記載の発明に対応した実
施形態と同様にして候補セルを求めると、これらの候補
セルに対してパスを設定する際には、そのパスの伝送帯
域を何ら確保せず「0」とし(図15(1))、その旨をパ
ス状態管理テーブル250に候補パス状態情報として格
納する(図15(2))。
照して本実施形態の動作を説明する。プロセッサ241
は、請求項1,2,5〜13に記載の発明に対応した実
施形態と同様にして候補セルを求めると、これらの候補
セルに対してパスを設定する際には、そのパスの伝送帯
域を何ら確保せず「0」とし(図15(1))、その旨をパ
ス状態管理テーブル250に候補パス状態情報として格
納する(図15(2))。
【0148】さらに、プロセッサ241は、ハンドオー
バの過程では、実際の移行先セルが上述した候補セルの
何れかに該当するか否かを判別し、その結果が真である
場合には、その該当する候補セルに対して設定されたパ
スのために所望の伝送帯域(≠0)を確保すると共に、
同様の候補セルについてパス状態管理テーブル250に
格納された候補パス状態情報にその伝送帯域を示す情報
を付加する(図15(3))。
バの過程では、実際の移行先セルが上述した候補セルの
何れかに該当するか否かを判別し、その結果が真である
場合には、その該当する候補セルに対して設定されたパ
スのために所望の伝送帯域(≠0)を確保すると共に、
同様の候補セルについてパス状態管理テーブル250に
格納された候補パス状態情報にその伝送帯域を示す情報
を付加する(図15(3))。
【0149】したがって、本実施形態では、伝送路23
4-1〜234-Nに無用に伝送帯域を伴うパスが設定され
ることなく、請求項1,2,5〜13に記載の発明に対
応した実施形態と同様にして、ハンドオーバの処理の効
率化と高速化とがはかられる。以下、請求項15に記載
の発明に対応した実施形態について説明する。
4-1〜234-Nに無用に伝送帯域を伴うパスが設定され
ることなく、請求項1,2,5〜13に記載の発明に対
応した実施形態と同様にして、ハンドオーバの処理の効
率化と高速化とがはかられる。以下、請求項15に記載
の発明に対応した実施形態について説明する。
【0150】本実施形態では、伝送路234-1〜234
-Nは、請求項14に記載の発明に対応した実施形態と同
様にして、ATM(Asynchronous Transfer Mode)方式に
基づいて形成される。以下、図3,図4,図7および図
15を参照して本実施形態の動作を説明する。
-Nは、請求項14に記載の発明に対応した実施形態と同
様にして、ATM(Asynchronous Transfer Mode)方式に
基づいて形成される。以下、図3,図4,図7および図
15を参照して本実施形態の動作を説明する。
【0151】プロセッサ241は、請求項1,2,5〜
13に記載の発明に対応した実施形態と同様にして候補
セルを求めると、これらの候補セルに対してパスを設定
する際には、そのパスの伝送帯域を何れも所望の値(≠
0)に設定し、その旨を示す情報をパス状態管理テーブ
ル250に候補パス状態情報として格納する。さらに、
プロセッサ241は、ハンドオーバの過程では、実際の
移行先セルが上述した候補セルの何れかに該当するか否
かを判別し、その結果が真である場合には、その該当す
る候補セル以外の全ての候補セルについては、帯域の割
り付けを解除し、かつ対応してパス状態管理テーブル2
50に格納された候補パス状態情報を更新する。
13に記載の発明に対応した実施形態と同様にして候補
セルを求めると、これらの候補セルに対してパスを設定
する際には、そのパスの伝送帯域を何れも所望の値(≠
0)に設定し、その旨を示す情報をパス状態管理テーブ
ル250に候補パス状態情報として格納する。さらに、
プロセッサ241は、ハンドオーバの過程では、実際の
移行先セルが上述した候補セルの何れかに該当するか否
かを判別し、その結果が真である場合には、その該当す
る候補セル以外の全ての候補セルについては、帯域の割
り付けを解除し、かつ対応してパス状態管理テーブル2
50に格納された候補パス状態情報を更新する。
【0152】このように本実施形態によれば、ハンドオ
ーバに先行して移行先セルとなり得る全ての候補セルに
ついて確実にパスが設定され、その移行先セルが確定し
た時点でこのような移行先セルとはならなかった残りの
候補セルについては、伝送路234-1〜234-Nに確保
された帯域が確実に解放される。したがって、後続する
ハンドオーバの過程で候補セルとなりえるセルについて
は、無用の帯域の占有が回避されることにより、ハンド
オーバの処理の効率化と高速化とに併せて資源の有効利
用がはかられる。
ーバに先行して移行先セルとなり得る全ての候補セルに
ついて確実にパスが設定され、その移行先セルが確定し
た時点でこのような移行先セルとはならなかった残りの
候補セルについては、伝送路234-1〜234-Nに確保
された帯域が確実に解放される。したがって、後続する
ハンドオーバの過程で候補セルとなりえるセルについて
は、無用の帯域の占有が回避されることにより、ハンド
オーバの処理の効率化と高速化とに併せて資源の有効利
用がはかられる。
【0153】以下、請求項16〜22に記載の発明に対
応した実施形態について説明する。本実施形態と請求項
1〜15に記載の発明に対応した実施形態との相違点
は、候補セルの数が下記の処理に基づいて制限される点
にある。プロセッサ241は、請求項1〜15に記載の
発明に対応した実施形態と同様にして候補セルを求める
と共に、これらの候補セルの数Kを得る。
応した実施形態について説明する。本実施形態と請求項
1〜15に記載の発明に対応した実施形態との相違点
は、候補セルの数が下記の処理に基づいて制限される点
にある。プロセッサ241は、請求項1〜15に記載の
発明に対応した実施形態と同様にして候補セルを求める
と共に、これらの候補セルの数Kを得る。
【0154】さらに、プロセッサ241は、呼処理の手
順に基づいて番号解析の結果(例えば、出方路のトラン
クグループ番号)、着信先の加入者クラス、発信者の加
入者クラスその他の情報を取得し、これらの情報に基づ
いて予め決められた算術演算や論理演算を行うことによ
り該当する完了呼に通信サービスが提供されるべき優先
度を求める。
順に基づいて番号解析の結果(例えば、出方路のトラン
クグループ番号)、着信先の加入者クラス、発信者の加
入者クラスその他の情報を取得し、これらの情報に基づ
いて予め決められた算術演算や論理演算を行うことによ
り該当する完了呼に通信サービスが提供されるべき優先
度を求める。
【0155】また、プロセッサ241は、このようにし
て求められた優先度が高いほど候補セルの数の上限値を
大きく設定し、上述した数Kとその上限値とを比較す
る。さらに、プロセッサ241は、前者が後者を下回る
場合には、請求項1〜15に記載の発明に対応した実施
形態と同様にしてこれらの候補セルの空いているパスを
設定するが、反対に上回る場合には、求められた候補セ
ルの数を上限値以下に制限した後に同様にしてパスを設
定する。
て求められた優先度が高いほど候補セルの数の上限値を
大きく設定し、上述した数Kとその上限値とを比較す
る。さらに、プロセッサ241は、前者が後者を下回る
場合には、請求項1〜15に記載の発明に対応した実施
形態と同様にしてこれらの候補セルの空いているパスを
設定するが、反対に上回る場合には、求められた候補セ
ルの数を上限値以下に制限した後に同様にしてパスを設
定する。
【0156】したがって、優先度が高い完了呼ほど、多
くの候補セルが選択され、かつこれらの候補セルにパス
が先行して設定されるので、請求項1〜15に記載の発
明に対応した実施形態に比べて、ハンドオーバにかかわ
る処理の効率化と高速化とが確度高くはかられる。な
お、本実施形態では、完了呼の優先度に応じて候補セル
の数の上限値が設定されているが、例えば、その上限値
が通話中において計測された伝送品質が高いほど大きな
値に設定されたり、プロセッサ241が認識する呼損率
や輻輳の程度(通話路、出方路その他の如何なるものに
生じるものであってもよい。)が大きいほど小さな値に
設定されてもよく、このような場合には、同様にしてハ
ンドオーバにかかわる処理の効率化と高速化とが確度高
くはかられる。
くの候補セルが選択され、かつこれらの候補セルにパス
が先行して設定されるので、請求項1〜15に記載の発
明に対応した実施形態に比べて、ハンドオーバにかかわ
る処理の効率化と高速化とが確度高くはかられる。な
お、本実施形態では、完了呼の優先度に応じて候補セル
の数の上限値が設定されているが、例えば、その上限値
が通話中において計測された伝送品質が高いほど大きな
値に設定されたり、プロセッサ241が認識する呼損率
や輻輳の程度(通話路、出方路その他の如何なるものに
生じるものであってもよい。)が大きいほど小さな値に
設定されてもよく、このような場合には、同様にしてハ
ンドオーバにかかわる処理の効率化と高速化とが確度高
くはかられる。
【0157】また、このような上限値については、完了
呼が生起した移動局から到来する受信波の電界強度に基
づいてその移動局の移動速度が求められる移動通信シス
テムでは、その移動速度が大きいほど大きな値に設定さ
れることにより、その移動局の移動に応じた候補セルの
高速な変化に対して柔軟に適応しつつハンドオーバの処
理の効率化と高速化とが確度高くはかられる。
呼が生起した移動局から到来する受信波の電界強度に基
づいてその移動局の移動速度が求められる移動通信シス
テムでは、その移動速度が大きいほど大きな値に設定さ
れることにより、その移動局の移動に応じた候補セルの
高速な変化に対して柔軟に適応しつつハンドオーバの処
理の効率化と高速化とが確度高くはかられる。
【0158】さらに、同様の上限値については、単位加
入者に複数の呼(例えば、電話系の呼とファクシミリ
呼)や複数のコネクション(例えば、音声と画像との並
行した伝送を目的として並行に形成される。)を介して
通信サービスが並行して提供され得る将来の移動通信シ
ステムでは、実際に通話に供されている呼やコネクショ
ンの数が大きいほど大きな値に設定されることにより、
候補セルが実際には移行先セルとならない確率が小さく
抑えられたり、反対に同様の呼やコネクションの数が大
きいほど上限値が小さな値に設定されることにより、こ
のような確率より処理量の低減が優先されてもよい。
入者に複数の呼(例えば、電話系の呼とファクシミリ
呼)や複数のコネクション(例えば、音声と画像との並
行した伝送を目的として並行に形成される。)を介して
通信サービスが並行して提供され得る将来の移動通信シ
ステムでは、実際に通話に供されている呼やコネクショ
ンの数が大きいほど大きな値に設定されることにより、
候補セルが実際には移行先セルとならない確率が小さく
抑えられたり、反対に同様の呼やコネクションの数が大
きいほど上限値が小さな値に設定されることにより、こ
のような確率より処理量の低減が優先されてもよい。
【0159】以下、請求項24に記載の発明に対応した
実施形態について説明する。本実施形態と請求項1〜2
3に記載の発明に対応した実施形態との相違点は、無線
基地局233-1〜233-Nが行う無線チャネル設定制御
との連係の下で、プロセッサ241が「候補セルの選択
を行う処理(以下、「候補セル選択処理」という。)を
起動すべき時点(以下、「契機」という。)」を識別す
る処理(以下、「契機判別処理」という。)の手順にあ
る。
実施形態について説明する。本実施形態と請求項1〜2
3に記載の発明に対応した実施形態との相違点は、無線
基地局233-1〜233-Nが行う無線チャネル設定制御
との連係の下で、プロセッサ241が「候補セルの選択
を行う処理(以下、「候補セル選択処理」という。)を
起動すべき時点(以下、「契機」という。)」を識別す
る処理(以下、「契機判別処理」という。)の手順にあ
る。
【0160】図16は、請求項24に記載の発明に対応
した本実施形態の動作フローチャートである。以下、図
3および図16を参照して本実施形態の動作を説明す
る。プロセッサ241は、呼処理の手順に基づいて識別
した全ての完了呼について、個別に上述した契機判別処
理を開始し、かつ予め決められた頻度で順次実行する。
した本実施形態の動作フローチャートである。以下、図
3および図16を参照して本実施形態の動作を説明す
る。プロセッサ241は、呼処理の手順に基づいて識別
した全ての完了呼について、個別に上述した契機判別処
理を開始し、かつ予め決められた頻度で順次実行する。
【0161】このような契機判別処理の過程では、プロ
セッサ241は、自局に生起した呼が完了呼となった移
動局231によって請求項1に記載の発明に対応した実
施形態と同様にして伝送品質通知信号が与えられると、
その伝送品質通知信号に含まれる電界強度とその電界強
度について予め設定された閾値とを比較する。さらに、
プロセッサ241は、このような在圏無線ゾーンの電界
強度が閾値を上回る場合、あるいは隣接無線ゾーンの電
界強度が閾値を下回る場合には、後続する伝送品質通知
信号が与えられるまで待機する(図16(1))が、反対に
在圏無線ゾーンの電界強度が閾値を下回る場合、あるい
は(かつ)隣接無線ゾーンの電界強度が閾値を上回る場
合には、速やかに候補セル選択処理を開始する(図16
(2))。
セッサ241は、自局に生起した呼が完了呼となった移
動局231によって請求項1に記載の発明に対応した実
施形態と同様にして伝送品質通知信号が与えられると、
その伝送品質通知信号に含まれる電界強度とその電界強
度について予め設定された閾値とを比較する。さらに、
プロセッサ241は、このような在圏無線ゾーンの電界
強度が閾値を上回る場合、あるいは隣接無線ゾーンの電
界強度が閾値を下回る場合には、後続する伝送品質通知
信号が与えられるまで待機する(図16(1))が、反対に
在圏無線ゾーンの電界強度が閾値を下回る場合、あるい
は(かつ)隣接無線ゾーンの電界強度が閾値を上回る場
合には、速やかに候補セル選択処理を開始する(図16
(2))。
【0162】すなわち、本実施形態によれば、候補セル
選択処理は、移動局231によって与えられた伝送品質
通知信号のみに応じて起動されることはなく、かつ上述
した閾値の値に基づいて、「その移動局231が在圏す
るセルの外側に向かって移動しつつあり、かつそのセル
の外周より予め決められた距離に亘って内側に位置す
る」状態が識別された時点で確度高く起動される。
選択処理は、移動局231によって与えられた伝送品質
通知信号のみに応じて起動されることはなく、かつ上述
した閾値の値に基づいて、「その移動局231が在圏す
るセルの外側に向かって移動しつつあり、かつそのセル
の外周より予め決められた距離に亘って内側に位置す
る」状態が識別された時点で確度高く起動される。
【0163】したがって、請求項1〜23に記載の発明
に対応した実施形態に比べて、プロセッサ241が無用
に候補セル選択処理を行うことが回避され、そのプロセ
ッサ241の処理量は呼処理等に有効に活用される。以
下、請求項25,26に記載の発明に対応した実施形態
について説明する。本実施形態と請求項24に記載の発
明に対応した実施形態との相違点は、契機判別処理の過
程でプロセッサ241が契機の識別に供する判別基準に
ある。
に対応した実施形態に比べて、プロセッサ241が無用
に候補セル選択処理を行うことが回避され、そのプロセ
ッサ241の処理量は呼処理等に有効に活用される。以
下、請求項25,26に記載の発明に対応した実施形態
について説明する。本実施形態と請求項24に記載の発
明に対応した実施形態との相違点は、契機判別処理の過
程でプロセッサ241が契機の識別に供する判別基準に
ある。
【0164】図17は、請求項25,26に記載の発明
に対応した本実施形態の動作フローチャートである。以
下、図3および図17を参照して本実施形態の動作を説
明する。契機判別処理の過程では、プロセッサ241
は、自局に生起した呼が完了呼となった移動局231に
よって伝送品質通知信号が与えられると、その伝送品質
通知信号に含まれる電界強度の履歴をとり(図17
(1))、かつその履歴に基づいて電界強度の変化率を求め
る(図17(2))。
に対応した本実施形態の動作フローチャートである。以
下、図3および図17を参照して本実施形態の動作を説
明する。契機判別処理の過程では、プロセッサ241
は、自局に生起した呼が完了呼となった移動局231に
よって伝送品質通知信号が与えられると、その伝送品質
通知信号に含まれる電界強度の履歴をとり(図17
(1))、かつその履歴に基づいて電界強度の変化率を求め
る(図17(2))。
【0165】さらに、プロセッサ241は、このような
電界強度と変化率とに基づいてその在圏無線ゾーンの電
界強度が予め与えられた閾値を下回る時点、隣接無線ゾ
ーンの電界強度が予め与えられた閾値を上回る時点の何
れかあるいは双方を予測する(図17(3))と共に、その
時点を与えるタイマー(ここでは、簡単のためソフトウ
エアによって実現されると仮定する。)を起動する(図
17(4))。
電界強度と変化率とに基づいてその在圏無線ゾーンの電
界強度が予め与えられた閾値を下回る時点、隣接無線ゾ
ーンの電界強度が予め与えられた閾値を上回る時点の何
れかあるいは双方を予測する(図17(3))と共に、その
時点を与えるタイマー(ここでは、簡単のためソフトウ
エアによって実現されると仮定する。)を起動する(図
17(4))。
【0166】また、プロセッサ241は、そのタイマー
によって上述した時点が与えられるまでの期間には、上
述した完了呼に関する限り、後続して与えられる伝送品
質通知信号に対する処理を省略して待機する(図17
(5))。しかし、このような時点がタイマーによって与え
られたときには、プロセッサ241は、速やかに候補セ
ル選択処理を開始する(図17(6))。
によって上述した時点が与えられるまでの期間には、上
述した完了呼に関する限り、後続して与えられる伝送品
質通知信号に対する処理を省略して待機する(図17
(5))。しかし、このような時点がタイマーによって与え
られたときには、プロセッサ241は、速やかに候補セ
ル選択処理を開始する(図17(6))。
【0167】すなわち、本実施形態によれば、候補セル
選択処理は、移動局231によって与えられた伝送品質
通知信号のみに応じて起動されることはなく、無線伝送
路の伝送特性が著しく劣化して伝送品質通知信号が正常
に受信できない状態に陥った場合であっても、請求項2
4に記載の発明に対応した実施形態と同様にして候補セ
ル選択処理が確実に起動される。
選択処理は、移動局231によって与えられた伝送品質
通知信号のみに応じて起動されることはなく、無線伝送
路の伝送特性が著しく劣化して伝送品質通知信号が正常
に受信できない状態に陥った場合であっても、請求項2
4に記載の発明に対応した実施形態と同様にして候補セ
ル選択処理が確実に起動される。
【0168】したがって、契機判別処理に要する処理量
が大幅に節減されることにより、プロセッサ241の処
理量の余剰分によって応答性やサービス品質を高めるこ
とが可能となる。なお、本実施形態では、電界強度とそ
の電界強度の変化率とに基づいて候補選択処理が起動さ
れるべき時点が予測されているが、移動局が在圏するセ
ルの無線基地局に対するその移動局の相対的な移動速度
が計測される場合には、例えば、その変化率に代えて移
動速度が電界強度の変化率に代えて適用されることによ
り同様の時点の予測が行われてもよい。
が大幅に節減されることにより、プロセッサ241の処
理量の余剰分によって応答性やサービス品質を高めるこ
とが可能となる。なお、本実施形態では、電界強度とそ
の電界強度の変化率とに基づいて候補選択処理が起動さ
れるべき時点が予測されているが、移動局が在圏するセ
ルの無線基地局に対するその移動局の相対的な移動速度
が計測される場合には、例えば、その変化率に代えて移
動速度が電界強度の変化率に代えて適用されることによ
り同様の時点の予測が行われてもよい。
【0169】以下、請求項27に記載の発明に対応した
実施形態について説明する。本実施形態の特徴は、選択
された候補セルであって実際には移行先セルとはならな
かった候補セルの内、解放されるべきものを選択する処
理の手順にある。図18は、請求項27に記載の発明に
対応した本実施形態の動作フローチャートである。以
下、図3および図18を参照して本実施形態の動作を説
明する。
実施形態について説明する。本実施形態の特徴は、選択
された候補セルであって実際には移行先セルとはならな
かった候補セルの内、解放されるべきものを選択する処
理の手順にある。図18は、請求項27に記載の発明に
対応した本実施形態の動作フローチャートである。以
下、図3および図18を参照して本実施形態の動作を説
明する。
【0170】データベース240は、図19に示すよう
に、2つのセル(ここでは、簡単のため、パス状態管理
テーブル250や隣接セルテーブル255に示されるよ
うに、交換局番号およびセル番号の対によって示される
と仮定する。)からなる全ての組み合わせについて、両
者間の距離を示すセル間距離テーブル256を局情報と
して有する。
に、2つのセル(ここでは、簡単のため、パス状態管理
テーブル250や隣接セルテーブル255に示されるよ
うに、交換局番号およびセル番号の対によって示される
と仮定する。)からなる全ての組み合わせについて、両
者間の距離を示すセル間距離テーブル256を局情報と
して有する。
【0171】また、プロセッサ241は、候補セルの全
てにパスが設定され、かつ移行先セルが確定したことを
認識すると、これらの候補セルの内、このような移行先
セルとならなかった残りの候補セルを特定し(図18
(1))、かつこのような残りの候補セルについて、移行先
セルとの組み合わせ(交換局番号と基地局番号との組み
合わせ)に対応してセル間距離テーブル256に格納さ
れたセル間の距離を個別に求める(図18(2))。
てにパスが設定され、かつ移行先セルが確定したことを
認識すると、これらの候補セルの内、このような移行先
セルとならなかった残りの候補セルを特定し(図18
(1))、かつこのような残りの候補セルについて、移行先
セルとの組み合わせ(交換局番号と基地局番号との組み
合わせ)に対応してセル間距離テーブル256に格納さ
れたセル間の距離を個別に求める(図18(2))。
【0172】さらに、プロセッサ241は、上述した残
りの候補セルの内、このようにして求められた距離が予
め決められた閾値を下回るものについては後続するハン
ドオーバの移行先セルとなり得るので何ら処理を施さな
いが、反対に上回るものについては、移行先セルとはな
り得ないので、先行して形成されたパスを対応する該当
する候補セルを形成する無線基地局と連係することによ
り解放する(図18(3))。
りの候補セルの内、このようにして求められた距離が予
め決められた閾値を下回るものについては後続するハン
ドオーバの移行先セルとなり得るので何ら処理を施さな
いが、反対に上回るものについては、移行先セルとはな
り得ないので、先行して形成されたパスを対応する該当
する候補セルを形成する無線基地局と連係することによ
り解放する(図18(3))。
【0173】このように本実施形態によれば、後続する
ハンドオーバの過程において移行先セルとはなり得ない
候補セルについて設定されたパスが確実に解放されるの
で、そのパスは他の呼に有効に割り付けられねぱすの不
足に起因して呼損が発生する確率が小さく抑えられる。
なお、請求項5〜12に記載の発明に対応した各実施形
態では、何れも単一の基準に基づいて候補セルが選択さ
れているが、例えば、図20に示すように、無線基地局
233によって受信された伝送品質通知信号の電界強度
が予め決められた閾値を上回る場合には、その伝送品質
通知信号の送信元である移動局231から到来する受信
波の電界強度(伝送品質通知信号に含まれるものに限定
されず、無線基地局233によって計測されたものが含
まれてもよい。)が同様の閾値を上回るセルが候補セル
として選択され(図20(1))、反対に下回り、かつ移動
局231が高速で移動していると推定できる(例えば、
平均の移動速度が所定の値を上回る)場合には、その移
動局231が移動パターンテーブル251に移動パター
ンが登録された主要な軌道(国道、幹線道路、鉄道等)
の上を移動している可能性が高いので、請求項5に対応
した実施形態と同様にして候補セルを選択する(図20
(2))アルゴリズムが適用されてもよい。
ハンドオーバの過程において移行先セルとはなり得ない
候補セルについて設定されたパスが確実に解放されるの
で、そのパスは他の呼に有効に割り付けられねぱすの不
足に起因して呼損が発生する確率が小さく抑えられる。
なお、請求項5〜12に記載の発明に対応した各実施形
態では、何れも単一の基準に基づいて候補セルが選択さ
れているが、例えば、図20に示すように、無線基地局
233によって受信された伝送品質通知信号の電界強度
が予め決められた閾値を上回る場合には、その伝送品質
通知信号の送信元である移動局231から到来する受信
波の電界強度(伝送品質通知信号に含まれるものに限定
されず、無線基地局233によって計測されたものが含
まれてもよい。)が同様の閾値を上回るセルが候補セル
として選択され(図20(1))、反対に下回り、かつ移動
局231が高速で移動していると推定できる(例えば、
平均の移動速度が所定の値を上回る)場合には、その移
動局231が移動パターンテーブル251に移動パター
ンが登録された主要な軌道(国道、幹線道路、鉄道等)
の上を移動している可能性が高いので、請求項5に対応
した実施形態と同様にして候補セルを選択する(図20
(2))アルゴリズムが適用されてもよい。
【0174】また、このようなアルゴリズムについて
は、移動局231が上述したように高速で移動している
とは推定できない場合には、その移動局231は他の道
路の上を移動している可能性が高いので、加入者対応移
動パターンテーブル253や移動パターンテーブル25
4に登録された移動パターンを適用することにより、請
求項4〜6の何れかに記載の発明に対応した実施形態と
同様にして候補セルを選択する(図20(3))処理が行わ
れてもよい。
は、移動局231が上述したように高速で移動している
とは推定できない場合には、その移動局231は他の道
路の上を移動している可能性が高いので、加入者対応移
動パターンテーブル253や移動パターンテーブル25
4に登録された移動パターンを適用することにより、請
求項4〜6の何れかに記載の発明に対応した実施形態と
同様にして候補セルを選択する(図20(3))処理が行わ
れてもよい。
【0175】次に選択されたセルであって、実際には移
行セルとならなかった候補セルに関する発明を説明す
る。これらの発明の前提となる請求項1ないし請求項4
の発明は、ハンドオーバを予め網側で予測して、ハンド
オーバに先立ってパスを張っておくことにより、ハンド
オーバに要する時間を短かくしている。
行セルとならなかった候補セルに関する発明を説明す
る。これらの発明の前提となる請求項1ないし請求項4
の発明は、ハンドオーバを予め網側で予測して、ハンド
オーバに先立ってパスを張っておくことにより、ハンド
オーバに要する時間を短かくしている。
【0176】ところで、途中で通話が終了したり、予測
通りに移動しなかった場合に、上記予め張られたパスが
無駄になる。そこで、請求項28の発明は、「空き候補
パス管理テーブル」を設けて、上記予め張られたパス
を、そのテーブルに登録し他の移動局の新しい呼又は他
の移動局のハンドオーバに使用する手段を設けたもので
ある。
通りに移動しなかった場合に、上記予め張られたパスが
無駄になる。そこで、請求項28の発明は、「空き候補
パス管理テーブル」を設けて、上記予め張られたパス
を、そのテーブルに登録し他の移動局の新しい呼又は他
の移動局のハンドオーバに使用する手段を設けたもので
ある。
【0177】請求項29の発明は、上記空き候補パスを
テーブルに登録するか否かを空き候補パスの周波数占有
の割合等によって決める手段を設けたものである。請求
項30の発明は、ゾーンが小さい等のために、予め張ら
れる通信リンクの設定中にハンドオーバ要求が発生した
とき、このまま有線リンクの設定の完了を待って無線チ
ャネルを捕捉し、前記通信リンクとこの無線チャネルを
接続するか又は従来の手順でハンドオーバをするかを選
択する手段を設けたものである。
テーブルに登録するか否かを空き候補パスの周波数占有
の割合等によって決める手段を設けたものである。請求
項30の発明は、ゾーンが小さい等のために、予め張ら
れる通信リンクの設定中にハンドオーバ要求が発生した
とき、このまま有線リンクの設定の完了を待って無線チ
ャネルを捕捉し、前記通信リンクとこの無線チャネルを
接続するか又は従来の手順でハンドオーバをするかを選
択する手段を設けたものである。
【0178】請求項31の発明は、交換局において、通
信リンクの設定が完了する時刻およびハンドオーバの発
生時刻を予測し、前者の方が早ければ、本発明の方法に
則り、通信リンクの設定完了を待ってハンドオーバを行
うが、後者の方が早ければ、通信リンクの設定完了を待
たずに従来の方法により、ハンドオーバを実行する。請
求項32の発明は、交換局は、帯域の使用率が高い場
合、交換局のプロセッサの負荷が大きい場合又は無縁チ
ャネルの使用率が高い場合等の自局の資源の利用度が高
い場合には、ハンドオーバに先立って通信リンクの設定
を行うことを中止する手段を有する。
信リンクの設定が完了する時刻およびハンドオーバの発
生時刻を予測し、前者の方が早ければ、本発明の方法に
則り、通信リンクの設定完了を待ってハンドオーバを行
うが、後者の方が早ければ、通信リンクの設定完了を待
たずに従来の方法により、ハンドオーバを実行する。請
求項32の発明は、交換局は、帯域の使用率が高い場
合、交換局のプロセッサの負荷が大きい場合又は無縁チ
ャネルの使用率が高い場合等の自局の資源の利用度が高
い場合には、ハンドオーバに先立って通信リンクの設定
を行うことを中止する手段を有する。
【0179】請求項28ないし請求項32記載の発明に
対応した実施形態を図3及び図21ないし図27を用い
て説明する。図15に示すような、完了呼に対して候補
セルが求められると、その候補セルに対して設定済であ
る空き候補パスが存在するか否かを調べる(図21
(1))。使用可能な空き候補パスが存在しない場合、網資
源の利用率が低いか否か判定し、利用率が高い場合には
候補パスを設定しない(図21(2))。一方、網資源の利
用率の低い場合、候補パスとして有線パスおよび無線パ
スの双方を設定するか否かを判定する(図21(3))。
対応した実施形態を図3及び図21ないし図27を用い
て説明する。図15に示すような、完了呼に対して候補
セルが求められると、その候補セルに対して設定済であ
る空き候補パスが存在するか否かを調べる(図21
(1))。使用可能な空き候補パスが存在しない場合、網資
源の利用率が低いか否か判定し、利用率が高い場合には
候補パスを設定しない(図21(2))。一方、網資源の利
用率の低い場合、候補パスとして有線パスおよび無線パ
スの双方を設定するか否かを判定する(図21(3))。
【0180】候補パスとして有線パスのみを設定する場
合、有線部分について候補パスを設定する(図21
(4))。候補パスとして有線パスおよび無線パスの双方を
設定する場合、有線パスの設定および無線チャネルの補
足を行い、双方を相互接続する(図21(5))。使用可能
な空き候補パスが存在する場合、候補パスとして有線パ
スおよび無線パスの双方を設定するか否かを判定する
(図21(6))。
合、有線部分について候補パスを設定する(図21
(4))。候補パスとして有線パスおよび無線パスの双方を
設定する場合、有線パスの設定および無線チャネルの補
足を行い、双方を相互接続する(図21(5))。使用可能
な空き候補パスが存在する場合、候補パスとして有線パ
スおよび無線パスの双方を設定するか否かを判定する
(図21(6))。
【0181】有線パスおよび無線パスの双方を設定する
場合は、利用可能な空き候補パスのうち、有線パスおよ
び無線パスの双方が設定されているものがあるか否かを
判定する(図21(7))。空き候補パスとして有線パスお
よび無線パスの双方が設定されているものがある場合、
当該空き候補パスを捕捉する(図21(8))。一方、空き
候補パスとして有線パスおよび無線パスの双方が設定さ
れているものがない場合(すなわち、有線パスのみが設
定されているものしかない場合)、当該空き候補パスを
捕捉した後、無線チャネルを補足し、双方の相互接続を
行う(図21(9))。
場合は、利用可能な空き候補パスのうち、有線パスおよ
び無線パスの双方が設定されているものがあるか否かを
判定する(図21(7))。空き候補パスとして有線パスお
よび無線パスの双方が設定されているものがある場合、
当該空き候補パスを捕捉する(図21(8))。一方、空き
候補パスとして有線パスおよび無線パスの双方が設定さ
れているものがない場合(すなわち、有線パスのみが設
定されているものしかない場合)、当該空き候補パスを
捕捉した後、無線チャネルを補足し、双方の相互接続を
行う(図21(9))。
【0182】候補パスとして有線パスおよび無線パスの
双方を設定しない場合(すなわち、候補パスとして有線
パスのみを設定する場合は、有線パスのみが設定されて
いる候補パスを捕捉する。なお、空き候補パスとして有
線パスおよび無線パスの双方が設定されているものしか
ない場合には、これを捕捉する(図21(10)) 。その
後、移動体交換局235が移動局231からのハンドオ
ーバ要求信号を受信する(図22(11)) 。
双方を設定しない場合(すなわち、候補パスとして有線
パスのみを設定する場合は、有線パスのみが設定されて
いる候補パスを捕捉する。なお、空き候補パスとして有
線パスおよび無線パスの双方が設定されているものしか
ない場合には、これを捕捉する(図21(10)) 。その
後、移動体交換局235が移動局231からのハンドオ
ーバ要求信号を受信する(図22(11)) 。
【0183】当該完了呼の候補セルに対して候補パスが
設定されているか否かを判定し、判定の結果が偽である
場合(すなわち、ハンドオーバ先のセルに候補パスが設
定されていない場合)には従来の手順でハンドオーバを
実行する(図22(12)) 。当該完了呼のハンドオーバ先
に候補パスが設定されているとき、その設定が完了して
いるか否かを判定する(図22(13)) 。
設定されているか否かを判定し、判定の結果が偽である
場合(すなわち、ハンドオーバ先のセルに候補パスが設
定されていない場合)には従来の手順でハンドオーバを
実行する(図22(12)) 。当該完了呼のハンドオーバ先
に候補パスが設定されているとき、その設定が完了して
いるか否かを判定する(図22(13)) 。
【0184】候補パスの設定が完了している場合は、当
該完了呼に対して設定が完了している候補パスとして、
有線パスおよび無線パスの双方が設定されているか否か
を判定する(図22(14)) 。当該完了呼に対して、有線
パスおよび無線パスの双方からなる候補パスが設定され
ている場合、移動局231との間で必要な信号のやり取
りを行う(図22(15)) 。 当該完了呼に対して、有線
パスのみからなる候補パスが設定されている場合、無線
パスの設定、有線パスと無線パスとの接続、移動局23
1との間で必要な信号のやり取りを行う(図22(16))
。
該完了呼に対して設定が完了している候補パスとして、
有線パスおよび無線パスの双方が設定されているか否か
を判定する(図22(14)) 。当該完了呼に対して、有線
パスおよび無線パスの双方からなる候補パスが設定され
ている場合、移動局231との間で必要な信号のやり取
りを行う(図22(15)) 。 当該完了呼に対して、有線
パスのみからなる候補パスが設定されている場合、無線
パスの設定、有線パスと無線パスとの接続、移動局23
1との間で必要な信号のやり取りを行う(図22(16))
。
【0185】当該完了呼のハンドオーバ先に設定された
候補パスの設定が完了していない場合、ハンドオーバ先
に設定されている空き候補パスがあるか否か判定する
(図22(17)) 。利用可能な空き候補パスがない場合、
設定中の候補パスは有線パスおよび無線パスの双方から
なるか否かを判定する(図22(18)) 。
候補パスの設定が完了していない場合、ハンドオーバ先
に設定されている空き候補パスがあるか否か判定する
(図22(17)) 。利用可能な空き候補パスがない場合、
設定中の候補パスは有線パスおよび無線パスの双方から
なるか否かを判定する(図22(18)) 。
【0186】設定中の候補パスが有線パスおよび無線パ
スの双方から構成されていない場合(すなわち、有線パ
スのみからなる場合)、候補パスの設定完了を待つか否
かを判定する(図22(19)) 。候補パスの設定完了を待
つ場合、候補パスの設定完了を待った後、無線パスの設
定を行う(図22(20)) 。
スの双方から構成されていない場合(すなわち、有線パ
スのみからなる場合)、候補パスの設定完了を待つか否
かを判定する(図22(19)) 。候補パスの設定完了を待
つ場合、候補パスの設定完了を待った後、無線パスの設
定を行う(図22(20)) 。
【0187】候補パスの設定完了を待たない場合、従来
の手順でハンドオーバを実行する(図22(21)) 。当該
完了呼に対して、有線パスおよび無線パスの双方からな
る候補パスが設定されている場合、候補パスの設定完了
を待った後、移動局231との間で信号のやり取りを行
い、無線パスの設定を行う(図22(22)) 。
の手順でハンドオーバを実行する(図22(21)) 。当該
完了呼に対して、有線パスおよび無線パスの双方からな
る候補パスが設定されている場合、候補パスの設定完了
を待った後、移動局231との間で信号のやり取りを行
い、無線パスの設定を行う(図22(22)) 。
【0188】利用可能な空き候補パスがある場合、当該
空き候補パスは有線パスおよび無線パスの双方で構成さ
れているか否かを判定し、判定の結果が偽である場合
(すなわち、空き候補パスが有線パスのみからなる場
合)、当該空き候補パスを補足した後、無線チャネルを
補足し、無線パスの設定を行う(図22(23)) 。当該空
き候補パスが有線パスおよび無線パスの双方から構成さ
れている場合、当該空き候補パスを捕捉した後、移動局
231との間で信号のやり取りを行い、無線パスの設定
を行う(図22(24)) 。
空き候補パスは有線パスおよび無線パスの双方で構成さ
れているか否かを判定し、判定の結果が偽である場合
(すなわち、空き候補パスが有線パスのみからなる場
合)、当該空き候補パスを補足した後、無線チャネルを
補足し、無線パスの設定を行う(図22(23)) 。当該空
き候補パスが有線パスおよび無線パスの双方から構成さ
れている場合、当該空き候補パスを捕捉した後、移動局
231との間で信号のやり取りを行い、無線パスの設定
を行う(図22(24)) 。
【0189】通話に必要なハンドオーバ・パスの設定が
完了した後、移行元との間に設定されていたパスを解放
する(図22(25)) 。実際の移行先セル以外に候補パス
が設定されているかどうかを調べる(図23(26)) 。移
行先セル以外に候補パスが設定されている場合(候補セ
ルの選択に失敗したとき、および複数の候補セルに対し
て候補パスを設定していたとき)、それらの(当該完了
呼に対して使用されなかった)候補パスを即時に解放す
るか否かを決定する(図23(27)) 。
完了した後、移行元との間に設定されていたパスを解放
する(図22(25)) 。実際の移行先セル以外に候補パス
が設定されているかどうかを調べる(図23(26)) 。移
行先セル以外に候補パスが設定されている場合(候補セ
ルの選択に失敗したとき、および複数の候補セルに対し
て候補パスを設定していたとき)、それらの(当該完了
呼に対して使用されなかった)候補パスを即時に解放す
るか否かを決定する(図23(27)) 。
【0190】解放すると判断された候補パスについて
は、解放処理を行う(図23(28)) 。別の新規呼あるい
はハンドオーバに対して再利用するために保存しておく
と判断された候補パスについては、(解放せずに)空き
候補パスとして登録する(図23(29)) 。ハンドオーバ
終了(図23(30)) 。
は、解放処理を行う(図23(28)) 。別の新規呼あるい
はハンドオーバに対して再利用するために保存しておく
と判断された候補パスについては、(解放せずに)空き
候補パスとして登録する(図23(29)) 。ハンドオーバ
終了(図23(30)) 。
【0191】以下、本発明における新規呼処理の実施形
態を図24を用いて説明する。新規呼が発生したことを
検出する(図24(1))。交換局235は、当該新規呼の
ためのパス設定において、空き候補パスが利用できるか
否かを判断する(図24(2))。利用可能な空き候補パス
が存在するとき、当該空き候補パスを捕捉し、呼処理を
続行する(図24(3))。
態を図24を用いて説明する。新規呼が発生したことを
検出する(図24(1))。交換局235は、当該新規呼の
ためのパス設定において、空き候補パスが利用できるか
否かを判断する(図24(2))。利用可能な空き候補パス
が存在するとき、当該空き候補パスを捕捉し、呼処理を
続行する(図24(3))。
【0192】利用可能な空き候補パスが存在しないと
き、従来と同様の手順で呼処理を行う(図24(4))。以
下、請求項28の実施形態を図25を用いて説明する。
図25は、空き候補パスを管理するためのテーブルであ
る。設定された候補パスのうち使用されなかった候補パ
スは、「空き候補パス」として当該テーブルに登録され
る。なお、登録の際に設定される情報として以下のよう
なものがある。
き、従来と同様の手順で呼処理を行う(図24(4))。以
下、請求項28の実施形態を図25を用いて説明する。
図25は、空き候補パスを管理するためのテーブルであ
る。設定された候補パスのうち使用されなかった候補パ
スは、「空き候補パス」として当該テーブルに登録され
る。なお、登録の際に設定される情報として以下のよう
なものがある。
【0193】「候補パス識別子」は、候補パスを識別す
るために使用される番号である。「パス設定先セル識別
子」は、空き候補パスが「自交換局からどの交換局(自
交換局の場合もあり)の管理下にある基地局の間に設定
されているか」を示すものであり、本実施例では、交換
局番号と基地局番号の組み合わせで表される様子を示し
ている。
るために使用される番号である。「パス設定先セル識別
子」は、空き候補パスが「自交換局からどの交換局(自
交換局の場合もあり)の管理下にある基地局の間に設定
されているか」を示すものであり、本実施例では、交換
局番号と基地局番号の組み合わせで表される様子を示し
ている。
【0194】「回線識別子」は、各空き候補パスを利用
するときに、具体的な回線を特定するときに用いる番号
であり、本実施例では、出放路番号とし入放路番号の組
み合わせとして示される様子を示している。「捕捉帯
域」は、各空き候補パスが捕捉している帯域を示してい
る。「パス種別」は、各空き候補パスが、「有線パスお
よび無線パス」あるいは「有線パスのみ」から構成され
ているを示している。
するときに、具体的な回線を特定するときに用いる番号
であり、本実施例では、出放路番号とし入放路番号の組
み合わせとして示される様子を示している。「捕捉帯
域」は、各空き候補パスが捕捉している帯域を示してい
る。「パス種別」は、各空き候補パスが、「有線パスお
よび無線パス」あるいは「有線パスのみ」から構成され
ているを示している。
【0195】本テーブルは、他の新規呼処理およびハン
ドオーバ処理の過程において参照され、対象となる呼の
条件に見合った候補パスが利用される。以下、請求項2
9の実施形態を図26を用いて説明する。ある完了呼に
ついて設定された候補パスで使用されなかったものがあ
るか否かを判定し、その判定結果が偽であるときには、
処理を終了する(図26(1))。
ドオーバ処理の過程において参照され、対象となる呼の
条件に見合った候補パスが利用される。以下、請求項2
9の実施形態を図26を用いて説明する。ある完了呼に
ついて設定された候補パスで使用されなかったものがあ
るか否かを判定し、その判定結果が偽であるときには、
処理を終了する(図26(1))。
【0196】前述の判定結果が真であるときには、網の
処理負荷が高いか否かを判定する(図26(2))。前記の
判定結果が真であるときには、その(それらの)候補パ
スを保存するため、図25に記載の空き候補パス管理テ
ーブルに登録する(図26(3))。前記の判定の結果が偽
であるときには、候補パスが使用している出放路(ある
いは入放路)に割り当てられた通信帯域のX%(Xは、
予め決められた閾値)が空き候補パスによって捕捉され
ているか否かを判定する(図26(4))。
処理負荷が高いか否かを判定する(図26(2))。前記の
判定結果が真であるときには、その(それらの)候補パ
スを保存するため、図25に記載の空き候補パス管理テ
ーブルに登録する(図26(3))。前記の判定の結果が偽
であるときには、候補パスが使用している出放路(ある
いは入放路)に割り当てられた通信帯域のX%(Xは、
予め決められた閾値)が空き候補パスによって捕捉され
ているか否かを判定する(図26(4))。
【0197】前記の判定結果が真であるときには、その
候補パスを解放する(図26(5))。また、前記の判定の
結果が偽であるときには、その候補パスを保存するた
め、前記の空き候補パス管理テーブルに登録する(図2
6(3))。終了(図26(7))。以下、請求項30の実施形
態を図27を用いて説明する。
候補パスを解放する(図26(5))。また、前記の判定の
結果が偽であるときには、その候補パスを保存するた
め、前記の空き候補パス管理テーブルに登録する(図2
6(3))。終了(図26(7))。以下、請求項30の実施形
態を図27を用いて説明する。
【0198】図27に追加された属性を説明する。「パ
ス種別」は、候補パスが「有線パスおよび無線パス」あ
るいは「有線パスのみ」のいずれで構成されているかを
示す。「タイムスタンプ」は、候補ゾーン選択手段が候
補パスの設定を開始した時刻を示す。
ス種別」は、候補パスが「有線パスおよび無線パス」あ
るいは「有線パスのみ」のいずれで構成されているかを
示す。「タイムスタンプ」は、候補ゾーン選択手段が候
補パスの設定を開始した時刻を示す。
【0199】ハンドオーバ要求信号を受信したとき、図
27に記載の「パス種別」が「有線パス」であり、「候
補パス状態」が「設定中」であるとき、「タイムスタン
プ」を参照して、「候補パスの設定が完了するまでの予
想待ち時間」と「無線パスの設定に要する予想処理遅延
時間」の和を算出し、これと「従来の手順でハンドオー
バを実行したときに要する予想処理遅延時間」を比較す
る。そして、前者が小さいと判断されたときには、候補
パスの完了を待ってから無線パスの設定を開始する。ま
た後者の方が小さいと判断されたときには、(候補パス
の完了を待たずに)従来の手順でハンドオーバを実行す
る。
27に記載の「パス種別」が「有線パス」であり、「候
補パス状態」が「設定中」であるとき、「タイムスタン
プ」を参照して、「候補パスの設定が完了するまでの予
想待ち時間」と「無線パスの設定に要する予想処理遅延
時間」の和を算出し、これと「従来の手順でハンドオー
バを実行したときに要する予想処理遅延時間」を比較す
る。そして、前者が小さいと判断されたときには、候補
パスの完了を待ってから無線パスの設定を開始する。ま
た後者の方が小さいと判断されたときには、(候補パス
の完了を待たずに)従来の手順でハンドオーバを実行す
る。
【0200】なお、候補パスの設定に要する処理時間お
よび従来の手順によるハンドオーバ処理遅延の予測につ
いては、例えば、交換局のCPU使用率や設定する候補
パス数に対応する形で候補パス設定の平均処理遅延時間
に関する情報を予め求めておき、その情報を交換局で参
照することによって行うことが可能である。また、 隣接
交換局のCPU負荷状態も考慮に入れた形で平均処理時
間に関する情報を求めておくことで、予測の精度を増す
ことができる。
よび従来の手順によるハンドオーバ処理遅延の予測につ
いては、例えば、交換局のCPU使用率や設定する候補
パス数に対応する形で候補パス設定の平均処理遅延時間
に関する情報を予め求めておき、その情報を交換局で参
照することによって行うことが可能である。また、 隣接
交換局のCPU負荷状態も考慮に入れた形で平均処理時
間に関する情報を求めておくことで、予測の精度を増す
ことができる。
【0201】以下、請求項31の実施形態を図28を用
いて説明する。交換局235は、自局のCPU使用率や
完了呼に対して設定すべき候補パス設定数から、候補ゾ
ーン選択手段による候補パス設定完了時刻を予測する
(予測方法については、前記請求項30の実施例を参
照)(図28(1))。また、請求項25に示した方法によ
り、ハンドオーバ要求発生時刻を予測する(図28
(2))。
いて説明する。交換局235は、自局のCPU使用率や
完了呼に対して設定すべき候補パス設定数から、候補ゾ
ーン選択手段による候補パス設定完了時刻を予測する
(予測方法については、前記請求項30の実施例を参
照)(図28(1))。また、請求項25に示した方法によ
り、ハンドオーバ要求発生時刻を予測する(図28
(2))。
【0202】手順(1)(図28(1))と手順(2)(図
28(1))で算出された時刻が予め決められた閾値以内で
あるか否かを判定する(図28(3))。前記の判定結果が
真であるときには、従来の手順によりハンドオーバを起
動する(図28(4))。前記の判定結果が偽であるときに
は、有線パスからなる候補パスの設定を行う(図28
(5))。
28(1))で算出された時刻が予め決められた閾値以内で
あるか否かを判定する(図28(3))。前記の判定結果が
真であるときには、従来の手順によりハンドオーバを起
動する(図28(4))。前記の判定結果が偽であるときに
は、有線パスからなる候補パスの設定を行う(図28
(5))。
【0203】終了(図28(6))。以下、請求項32の実
施形態を図29を用いて説明する。候補ゾーン選択手段
は、選択された候補セルに対して候補パスを設定する際
に使用する方路を決定する(図29(1))。候補ゾーン選
択手段は、手順(1)(図29(1))で決定された方路に
割り当てられている通信帯域と実際に使用されている帯
域の割合を求める(図29(2))。
施形態を図29を用いて説明する。候補ゾーン選択手段
は、選択された候補セルに対して候補パスを設定する際
に使用する方路を決定する(図29(1))。候補ゾーン選
択手段は、手順(1)(図29(1))で決定された方路に
割り当てられている通信帯域と実際に使用されている帯
域の割合を求める(図29(2))。
【0204】手順(2)(図29(2))で求められた割合
が予め決められた閾値を超えているか否かを判定し、そ
の判定結果が真であるときには、候補ゾーン選択手段は
候補パスの設定を行わずに終了する(図29(3))。前記
の判定結果が偽であるときには、候補ゾーン選択手段は
候補セルに対して候補パスの設定を開始する(図29
(4))。
が予め決められた閾値を超えているか否かを判定し、そ
の判定結果が真であるときには、候補ゾーン選択手段は
候補パスの設定を行わずに終了する(図29(3))。前記
の判定結果が偽であるときには、候補ゾーン選択手段は
候補セルに対して候補パスの設定を開始する(図29
(4))。
【0205】終了(図29(5))。さらに、請求項5に記
載の発明に対応した実施形態については、移動パターン
テーブル251に登録された移動パターンの全てが候補
セルの選定に適用できない場合における処理の手順が記
述されていないが、例えば、その移動パターンテーブル
251に代えて加入者対応移動パターンテーブル253
や移動パターンテーブル254を適用することにより、
請求項6〜8の何れかに記載の発明に対応した実施形態
と同様にして候補セルを選択する処理が行われてもよ
い。
載の発明に対応した実施形態については、移動パターン
テーブル251に登録された移動パターンの全てが候補
セルの選定に適用できない場合における処理の手順が記
述されていないが、例えば、その移動パターンテーブル
251に代えて加入者対応移動パターンテーブル253
や移動パターンテーブル254を適用することにより、
請求項6〜8の何れかに記載の発明に対応した実施形態
と同様にして候補セルを選択する処理が行われてもよ
い。
【0206】また、請求項6〜8に記載の発明に対応し
た実施形態では、加入者対応移動パターンテーブル25
3や移動パターンテーブル254に登録された移動パタ
ーンの全てが候補セルの選択に適用できない場合におけ
る処理の手順が記述されていないが、例えば、請求項9
に記載の発明に対応した実施形態と同様にして移行確率
が閾値を上回るセルを移行セルとして選択する処理が行
われてもよく、あるいは移動局231の移動方向が検出
でき、かつ隣接セルに対する移動確率に偏りがある場合
にはこれらの移動確率に基づいて候補セルが選択されて
もよい。
た実施形態では、加入者対応移動パターンテーブル25
3や移動パターンテーブル254に登録された移動パタ
ーンの全てが候補セルの選択に適用できない場合におけ
る処理の手順が記述されていないが、例えば、請求項9
に記載の発明に対応した実施形態と同様にして移行確率
が閾値を上回るセルを移行セルとして選択する処理が行
われてもよく、あるいは移動局231の移動方向が検出
でき、かつ隣接セルに対する移動確率に偏りがある場合
にはこれらの移動確率に基づいて候補セルが選択されて
もよい。
【0207】さらに、請求項7,8に記載の発明に対応
して実施形態では、移動パターンを動的に更新するため
に履歴がとられるべき期間が示されていないが、このよ
うな履歴については、通話中だけではなく、例えば、無
線チャネル設定制御の手順に基づいて個々の移動局が在
圏する無線ゾーンについてとられてもよい。また、請求
項16〜22に記載の発明に対応して実施形態では、そ
れぞれ単一の基準に基づいて候補セルの数の上限値が設
定されているが、例えば、(1) 請求項16〜22の全て
あるいは一部に記載の発明に対応した実施形態と同様に
してそれぞれ求められた候補セルの数の上限値(以下、
単に「複数の上限値」という。)の最大値、(2) 複数の
上限値の最小値、(3) 複数の上限値がそれぞれ求められ
る基準である通話品質、呼やコネクションの数、呼損
率、輻輳の程度、移動局の移動速度等の属性に対してシ
ステムの構成や運用の形態に適応した優先度が予め設定
され、これらの複数の上限値の内、このような優先度が
最大である属性(基準)に基づいて求められた上限値、
(4) 上述した優先度を重みに基づく複数の上限値の加重
平均の値、(5) 複数の上限値の平均値を丸めることによ
り得られた整数の値、の何れが候補セルの数の上限値と
して適用されてもよい。
して実施形態では、移動パターンを動的に更新するため
に履歴がとられるべき期間が示されていないが、このよ
うな履歴については、通話中だけではなく、例えば、無
線チャネル設定制御の手順に基づいて個々の移動局が在
圏する無線ゾーンについてとられてもよい。また、請求
項16〜22に記載の発明に対応して実施形態では、そ
れぞれ単一の基準に基づいて候補セルの数の上限値が設
定されているが、例えば、(1) 請求項16〜22の全て
あるいは一部に記載の発明に対応した実施形態と同様に
してそれぞれ求められた候補セルの数の上限値(以下、
単に「複数の上限値」という。)の最大値、(2) 複数の
上限値の最小値、(3) 複数の上限値がそれぞれ求められ
る基準である通話品質、呼やコネクションの数、呼損
率、輻輳の程度、移動局の移動速度等の属性に対してシ
ステムの構成や運用の形態に適応した優先度が予め設定
され、これらの複数の上限値の内、このような優先度が
最大である属性(基準)に基づいて求められた上限値、
(4) 上述した優先度を重みに基づく複数の上限値の加重
平均の値、(5) 複数の上限値の平均値を丸めることによ
り得られた整数の値、の何れが候補セルの数の上限値と
して適用されてもよい。
【0208】さらに、請求項18,19に記載の発明に
対応した実施形態では、完了呼に対して選択されるべき
セルの数の上限値を決定する資源として呼やコネクショ
ンの数が適用されているが、このような資源について
は、移動体交換局235や無線基地局233-1〜233
-Nに要求される運用の形態や移動局231に提供される
べきサービス等に適応するならば、如何なるものであっ
てもよい。
対応した実施形態では、完了呼に対して選択されるべき
セルの数の上限値を決定する資源として呼やコネクショ
ンの数が適用されているが、このような資源について
は、移動体交換局235や無線基地局233-1〜233
-Nに要求される運用の形態や移動局231に提供される
べきサービス等に適応するならば、如何なるものであっ
てもよい。
【0209】また、上述した各実施形態では、移行先セ
ルが確定した時点でその移行先セルとはならなかった候
補セルについて先行して設定されたパスについて、解放
を行う処理が起動されるべき時点の決定に適用される基
準が何ら記述されていないが、例えば、 候補セルの何れにも該当しないセルが移行先セルと
して確定された時点と、 該当する完了呼の終話(呼処理や無線チャネル設定
制御の手順に基づく強制切断の対象となった場合を含
む。)が行われた時点との何れが適用されてもよい。
ルが確定した時点でその移行先セルとはならなかった候
補セルについて先行して設定されたパスについて、解放
を行う処理が起動されるべき時点の決定に適用される基
準が何ら記述されていないが、例えば、 候補セルの何れにも該当しないセルが移行先セルと
して確定された時点と、 該当する完了呼の終話(呼処理や無線チャネル設定
制御の手順に基づく強制切断の対象となった場合を含
む。)が行われた時点との何れが適用されてもよい。
【0210】さらに、請求項1〜26に記載の発明に対
応した実施形態では、候補セルについて先行して設定さ
れたパスの内、解放されるべきパスを選択する処理の手
順が示されていないが、例えば、プロセッサ241は個
々の候補セルについて、パスが設定された時点で予め決
められたインターバル値のタイマーを個別に起動し、こ
れらのインターバル値に亘る計時が終了したタイマーに
対応するパス(移行先セルのパスを除く。)を適宜解放
してもよい。なお、請求項27に記載の発明に対応した
実施形態に適用された「解放の対象となるべきパスの選
択の基準(移行先セルと候補セルとの距離)」について
は、上述したタイマーと共に併用されてもよい。
応した実施形態では、候補セルについて先行して設定さ
れたパスの内、解放されるべきパスを選択する処理の手
順が示されていないが、例えば、プロセッサ241は個
々の候補セルについて、パスが設定された時点で予め決
められたインターバル値のタイマーを個別に起動し、こ
れらのインターバル値に亘る計時が終了したタイマーに
対応するパス(移行先セルのパスを除く。)を適宜解放
してもよい。なお、請求項27に記載の発明に対応した
実施形態に適用された「解放の対象となるべきパスの選
択の基準(移行先セルと候補セルとの距離)」について
は、上述したタイマーと共に併用されてもよい。
【0211】また、上述した各実施形態では、電界強度
に基づいて伝送品質の程度が識別されているが、このよ
うな電界強度に限定されず、例えば、無線チャネル設定
制御の手順に基づいて送受されるパイロット信号のビッ
ト誤り率や信号空間上における誤差に基づいて伝送品質
が識別されてもよい。さらに、上述した各実施形態で
は、無線基地局233-1〜233-Nが移動体交換局23
5とは別のサイトに設置され、かつ伝送路234-1〜2
34-Nを介して対向しているが、本発明は、このような
構成の移動通信システムに限定されず、例えば、単一の
移動体交換局と、その移動体交換局に直結され、かつ無
線基地局233-1〜233-Nに等価な機能を有する装置
とからなる基地局装置が設置されてなる移動通信システ
ムにも同様に適用可能である。
に基づいて伝送品質の程度が識別されているが、このよ
うな電界強度に限定されず、例えば、無線チャネル設定
制御の手順に基づいて送受されるパイロット信号のビッ
ト誤り率や信号空間上における誤差に基づいて伝送品質
が識別されてもよい。さらに、上述した各実施形態で
は、無線基地局233-1〜233-Nが移動体交換局23
5とは別のサイトに設置され、かつ伝送路234-1〜2
34-Nを介して対向しているが、本発明は、このような
構成の移動通信システムに限定されず、例えば、単一の
移動体交換局と、その移動体交換局に直結され、かつ無
線基地局233-1〜233-Nに等価な機能を有する装置
とからなる基地局装置が設置されてなる移動通信システ
ムにも同様に適用可能である。
【0212】また、上述した各実施形態では、無線基地
局233-1〜233-Nと移動体交換局235との機能の
分担が明確に示されていないが、請求項1〜27に記載
の発明を実現するために付加されるべき手段について
は、無線チャネル設定制御および呼処理の手順に整合す
るならば、これらの無線基地局233-1〜233-Nと移
動体交換局235とに如何なる形態の機能分散がはから
れてもよい。
局233-1〜233-Nと移動体交換局235との機能の
分担が明確に示されていないが、請求項1〜27に記載
の発明を実現するために付加されるべき手段について
は、無線チャネル設定制御および呼処理の手順に整合す
るならば、これらの無線基地局233-1〜233-Nと移
動体交換局235とに如何なる形態の機能分散がはから
れてもよい。
【0213】さらに、上述した各実施形態では、ゾーン
構成、無線チャネル設定制御の方式、無線伝送路に適用
された伝送方式(変復調方式や多元接続方式)が示され
ていないが、本発明は、これらのゾーン構成、無線チャ
ネル設定制御の方式、無線伝送路に適用された伝送方式
の如何にかかわらず適用可能である。また、上述した各
実施形態では、無線ゾーンがセクタ構成に基づいて形成
されているが、本発明は、例えば、小ゾーン構成、極小
ゾーン構成、多重ゾーン構成の何れに基づいて無線ゾー
ンが構成された移動通信システムにも同様にして適用可
能である。
構成、無線チャネル設定制御の方式、無線伝送路に適用
された伝送方式(変復調方式や多元接続方式)が示され
ていないが、本発明は、これらのゾーン構成、無線チャ
ネル設定制御の方式、無線伝送路に適用された伝送方式
の如何にかかわらず適用可能である。また、上述した各
実施形態では、無線ゾーンがセクタ構成に基づいて形成
されているが、本発明は、例えば、小ゾーン構成、極小
ゾーン構成、多重ゾーン構成の何れに基づいて無線ゾー
ンが構成された移動通信システムにも同様にして適用可
能である。
【0214】さらに、上述した各実施形態では、移動体
交換局235に備えられたプロセッサ241によって本
発明にかかわる処理の大半が行われているが、本発明は
このような構成に限定されず、例えば、その移動体交換
局235と無線基地局233-1〜233-Nとに機能分散
や負荷分散がはかられることにより等価な処理が行われ
てもよく、かつこれらの移動体交換局235と無線基地
局233-1〜233-Nとは一体化されてもよい。
交換局235に備えられたプロセッサ241によって本
発明にかかわる処理の大半が行われているが、本発明は
このような構成に限定されず、例えば、その移動体交換
局235と無線基地局233-1〜233-Nとに機能分散
や負荷分散がはかられることにより等価な処理が行われ
てもよく、かつこれらの移動体交換局235と無線基地
局233-1〜233-Nとは一体化されてもよい。
【0215】また、上述した各実施形態では、完了呼が
生起した移動体交換局と異なる移動体交換局の配下に形
成された候補セルについても、他の候補セルと同様にし
てパスの設定が行われ、かつ移行先のセルとなった時点
で通話路が形成されているが、このような異なる移動体
交換局の配下に形成された候補セルについては、その移
動体交換局によってパスの設定と並行して通話路が形成
されてもよい。
生起した移動体交換局と異なる移動体交換局の配下に形
成された候補セルについても、他の候補セルと同様にし
てパスの設定が行われ、かつ移行先のセルとなった時点
で通話路が形成されているが、このような異なる移動体
交換局の配下に形成された候補セルについては、その移
動体交換局によってパスの設定と並行して通話路が形成
されてもよい。
【0216】さらに、このような場合には、上述したパ
スは、これらの移動体交換局の局間に敷設された局間伝
送路についても呼処理の手順に基づいて設定されてもよ
い。また、上述した各実施形態では、データベース24
0が移動体交換局235に備えられているが、このよう
なデータベース240については、例えば、図3に破線
で示すように、所定の信号リンクを介して接続されたサ
ービス制御ノード等に備えられてもよい。
スは、これらの移動体交換局の局間に敷設された局間伝
送路についても呼処理の手順に基づいて設定されてもよ
い。また、上述した各実施形態では、データベース24
0が移動体交換局235に備えられているが、このよう
なデータベース240については、例えば、図3に破線
で示すように、所定の信号リンクを介して接続されたサ
ービス制御ノード等に備えられてもよい。
【0217】なお、本実施形態では、移動パターン記憶
手段、移動パターン履歴手段、移行確率記憶手段、候補
ゾーン選択手段、契機予測手段、移動速度計測手段、伝
送品質計測手段、はいずれも網側に配置されているが、
これらを移動局に配置することにより、移動局と移動体
交換局の間で機能分散が図られてもよい。つまり、移動
局にこれらの手段を配置することにより、移動局は単独
で候補セルの選択を行うことができるようになり、網の
処理負荷を著しく低減することが可能になる。
手段、移動パターン履歴手段、移行確率記憶手段、候補
ゾーン選択手段、契機予測手段、移動速度計測手段、伝
送品質計測手段、はいずれも網側に配置されているが、
これらを移動局に配置することにより、移動局と移動体
交換局の間で機能分散が図られてもよい。つまり、移動
局にこれらの手段を配置することにより、移動局は単独
で候補セルの選択を行うことができるようになり、網の
処理負荷を著しく低減することが可能になる。
【0218】
【発明の効果】上述したように請求項1,3に記載の発
明では、通話中チャネル切り替えにかかわる無線チャネ
ル設定制御および呼処理が簡略化され、かつ応答性が高
められる。請求項2,4に記載の発明では、移行先の無
線ゾーンとはならなかった候補無線ゾーンの無線チャネ
ルが無用に捕捉されることなく、かつ通話中チャネル切
り替えに要する総合的な処理量の低減がはかられる。
明では、通話中チャネル切り替えにかかわる無線チャネ
ル設定制御および呼処理が簡略化され、かつ応答性が高
められる。請求項2,4に記載の発明では、移行先の無
線ゾーンとはならなかった候補無線ゾーンの無線チャネ
ルが無用に捕捉されることなく、かつ通話中チャネル切
り替えに要する総合的な処理量の低減がはかられる。
【0219】請求項5に記載の発明では、伝送品質が無
線伝送路の伝送特性の変動その他に起因して著しく劣化
する状態であっても候補無線ゾーンが確度高く移行先の
無線ゾーンとなる。請求項6に記載の発明では、候補無
線ゾーンを選択する処理については、完了呼が生起した
移動局の移動経路が移動パターン記憶手段に予め登録さ
れた移動パターンの何れかに適合する限り、このような
移動パターンが全ての移動局に共通に設定されていた請
求項5に記載の発明に比べて、その処理の過程で検索さ
れるべき移動パターンの情報量が低減され、かつ応答性
が高められる。
線伝送路の伝送特性の変動その他に起因して著しく劣化
する状態であっても候補無線ゾーンが確度高く移行先の
無線ゾーンとなる。請求項6に記載の発明では、候補無
線ゾーンを選択する処理については、完了呼が生起した
移動局の移動経路が移動パターン記憶手段に予め登録さ
れた移動パターンの何れかに適合する限り、このような
移動パターンが全ての移動局に共通に設定されていた請
求項5に記載の発明に比べて、その処理の過程で検索さ
れるべき移動パターンの情報量が低減され、かつ応答性
が高められる。
【0220】請求項7に記載の発明では、移動パターン
が予め設定された請求項5に記載の発明に比べて、候補
ゾーン選択手段によって選択された候補無線ゾーンが移
行先の無線ゾーンとなる確度が高められる。請求項8に
記載の発明では、移動パターンが全ての移動局について
共通に設けられ、かつ更新されていた請求項7に記載の
発明に比べて、候補ゾーン選択手段によって選択された
候補無線ゾーンが移行先の無線ゾーンとなる確度がさら
に高められる。
が予め設定された請求項5に記載の発明に比べて、候補
ゾーン選択手段によって選択された候補無線ゾーンが移
行先の無線ゾーンとなる確度が高められる。請求項8に
記載の発明では、移動パターンが全ての移動局について
共通に設けられ、かつ更新されていた請求項7に記載の
発明に比べて、候補ゾーン選択手段によって選択された
候補無線ゾーンが移行先の無線ゾーンとなる確度がさら
に高められる。
【0221】請求項9に記載の発明では、選択された候
補無線ゾーンが実際の移行先の無線ゾーンとなる確度が
高められる。請求項10に記載の発明では、加入者の申
告や履歴に何らかの誤りが含まれる場合であっても無用
に資源が捕捉されることなく、正規の候補無線ゾーンの
みが確度高く移行先の無線ゾーンとなり得る。
補無線ゾーンが実際の移行先の無線ゾーンとなる確度が
高められる。請求項10に記載の発明では、加入者の申
告や履歴に何らかの誤りが含まれる場合であっても無用
に資源が捕捉されることなく、正規の候補無線ゾーンの
みが確度高く移行先の無線ゾーンとなり得る。
【0222】請求項11に記載の発明では、通話中チャ
ネル切り替えについて許容される処理量の上限や要求さ
れるサービス品質に柔軟に適応することが可能となる。
請求項12に記載の発明では、高いサービス品質が要求
される呼より一般に多く生起する呼のみについて、異な
る交換局の間に亘る候補無線ゾーンの選択が行われる。
ネル切り替えについて許容される処理量の上限や要求さ
れるサービス品質に柔軟に適応することが可能となる。
請求項12に記載の発明では、高いサービス品質が要求
される呼より一般に多く生起する呼のみについて、異な
る交換局の間に亘る候補無線ゾーンの選択が行われる。
【0223】請求項13に記載の発明では、サービス品
質に併せて、通話中チャネル切り替えが正常に達成され
る確度が高められる。請求項14に記載の発明では、請
求項1ないし請求項13に記載の発明に比べて、通信リ
ンクの利用効率が高められ、かつ通話中チャネル切り替
えに要する処理量が低減される。
質に併せて、通話中チャネル切り替えが正常に達成され
る確度が高められる。請求項14に記載の発明では、請
求項1ないし請求項13に記載の発明に比べて、通信リ
ンクの利用効率が高められ、かつ通話中チャネル切り替
えに要する処理量が低減される。
【0224】請求項15に記載の発明では、請求項14
に記載の発明に比べて、さらに通信リンクの利用効率が
高められる。請求項16に記載の発明では、個々の無線
ゾーン、これらの無線ゾーンの無線チャネルその他の資
源は、完了呼に要求されるサービスの優先度に適応しつ
つ有効に利用される。
に記載の発明に比べて、さらに通信リンクの利用効率が
高められる。請求項16に記載の発明では、個々の無線
ゾーン、これらの無線ゾーンの無線チャネルその他の資
源は、完了呼に要求されるサービスの優先度に適応しつ
つ有効に利用される。
【0225】請求項17に記載の発明では、個々の無線
ゾーン、これらの無線ゾーンの無線チャネルその他の資
源は、完了呼に要求される伝送品質に適応しつつ有効に
利用される。請求項18に記載の発明では、多くの資源
を介して高度あるいは複雑なサービスが提供されたり、
大きな伝送容量が割り付けられた完了呼の通話中チャネ
ル切り替えが確度高く効率的に行われる。
ゾーン、これらの無線ゾーンの無線チャネルその他の資
源は、完了呼に要求される伝送品質に適応しつつ有効に
利用される。請求項18に記載の発明では、多くの資源
を介して高度あるいは複雑なサービスが提供されたり、
大きな伝送容量が割り付けられた完了呼の通話中チャネ
ル切り替えが確度高く効率的に行われる。
【0226】請求項19に記載の発明では、移行先の無
線ゾーンが確定した後に無線チャネル設定制御や呼処理
の手順に基づいて管理されるべき資源と、通話中チャネ
ル切り替えにかかわる処理量との増加が抑圧される。請
求項20に記載の発明では、呼損率の増加や輻輳状態の
加速が抑制される。請求項21に記載の発明では、輻輳
状態の加速やその輻輳状態からの脱却の遅れが抑制され
る。
線ゾーンが確定した後に無線チャネル設定制御や呼処理
の手順に基づいて管理されるべき資源と、通話中チャネ
ル切り替えにかかわる処理量との増加が抑圧される。請
求項20に記載の発明では、呼損率の増加や輻輳状態の
加速が抑制される。請求項21に記載の発明では、輻輳
状態の加速やその輻輳状態からの脱却の遅れが抑制され
る。
【0227】請求項22に記載の発明では、候補無線ゾ
ーンの何れかを移行先として通話中チャネル切り替えが
達成される可能性が高められる。請求項23に記載の発
明では、候補無線ゾーンを選択する処理は、該当する完
了呼の伝送品質に順次適応しつつ行われる。請求項24
に記載の発明では、伝送品質の閾値がゾーン構成に適応
して設定される限り、請求項23に記載の移動通信シス
テムに比べて処理量の低減がはかられる。
ーンの何れかを移行先として通話中チャネル切り替えが
達成される可能性が高められる。請求項23に記載の発
明では、候補無線ゾーンを選択する処理は、該当する完
了呼の伝送品質に順次適応しつつ行われる。請求項24
に記載の発明では、伝送品質の閾値がゾーン構成に適応
して設定される限り、請求項23に記載の移動通信シス
テムに比べて処理量の低減がはかられる。
【0228】請求項25に記載の発明では、伝送品質の
閾値がゾーン構成に適応して設定される限り、請求項2
3に記載の移動通信システムに比べて処理量の低減がは
かられ、さらに、在圏無線ゾーンの伝送品質が閾値を下
回る時点、あるいは(かつ)隣接無線ゾーンの伝送品質
が閾値を上回る時点まで、伝送品質計測手段がその伝送
品質を計測すべき頻度については、小さく設定すること
が可能となる。
閾値がゾーン構成に適応して設定される限り、請求項2
3に記載の移動通信システムに比べて処理量の低減がは
かられ、さらに、在圏無線ゾーンの伝送品質が閾値を下
回る時点、あるいは(かつ)隣接無線ゾーンの伝送品質
が閾値を上回る時点まで、伝送品質計測手段がその伝送
品質を計測すべき頻度については、小さく設定すること
が可能となる。
【0229】請求項26に記載の発明では、無線ゾーン
が小さかったり移動局の速度が過大であっても候補無線
ゾーンを選択したり、これらの候補無線ゾーンの無線チ
ャネルを捕捉する処理が確度高く行われる。請求項27
に記載の発明では、無線基地局と交換局との間に敷設さ
れた通信リンクの利用効率が高められる。
が小さかったり移動局の速度が過大であっても候補無線
ゾーンを選択したり、これらの候補無線ゾーンの無線チ
ャネルを捕捉する処理が確度高く行われる。請求項27
に記載の発明では、無線基地局と交換局との間に敷設さ
れた通信リンクの利用効率が高められる。
【0230】請求項28に記載の発明では、実際の通話
中チャネル切り替えに使用されなかった通信リンク(請
求項1および請求項3に記載の移動通信システムにおい
ては、捕捉された無線チャネルも含む)を別の新規呼や
ハンドオーバに流用することにより、設定された通信リ
ンク(および捕捉された無線チャネル)を無駄にせずに
済み、また通信リンク(および無線チャネル)の解放に
伴う網の処理量を低減することができる。
中チャネル切り替えに使用されなかった通信リンク(請
求項1および請求項3に記載の移動通信システムにおい
ては、捕捉された無線チャネルも含む)を別の新規呼や
ハンドオーバに流用することにより、設定された通信リ
ンク(および捕捉された無線チャネル)を無駄にせずに
済み、また通信リンク(および無線チャネル)の解放に
伴う網の処理量を低減することができる。
【0231】請求項29に記載の発明では、実際の通話
中チャネル切り替えに使用されなかった通信リンク(請
求項1および請求項3における移動通信システムにおい
ては、捕捉された無線チャネルも含む)のすべてを他の
新規呼や無線チャネル切り替えに対する再利用のために
保存してしまうと、網資源(帯域など)の不足による新
規呼または通話中チャネル切り替え要求の棄却が起きた
り、またマルチメディア通信時のように多様な帯域を持
つ通信リンク(および無線チャネル)の設定要求に柔軟
に対応することができなくなる。そこで、使用されなか
った通信リンク(および無線チャネル)に対して適用す
る後処理を網の状況(空き資源量、CPUの負荷など)
に応じて動的に変化させることで、前記のような要求に
柔軟に対応することが可能になる。
中チャネル切り替えに使用されなかった通信リンク(請
求項1および請求項3における移動通信システムにおい
ては、捕捉された無線チャネルも含む)のすべてを他の
新規呼や無線チャネル切り替えに対する再利用のために
保存してしまうと、網資源(帯域など)の不足による新
規呼または通話中チャネル切り替え要求の棄却が起きた
り、またマルチメディア通信時のように多様な帯域を持
つ通信リンク(および無線チャネル)の設定要求に柔軟
に対応することができなくなる。そこで、使用されなか
った通信リンク(および無線チャネル)に対して適用す
る後処理を網の状況(空き資源量、CPUの負荷など)
に応じて動的に変化させることで、前記のような要求に
柔軟に対応することが可能になる。
【0232】請求項30に記載の発明では、通話中チャ
ネル切り替えに先立って候補無線ゾーンへの通信リンク
(請求項1および請求項3に記載の移動通信システムに
おいては、無線チャネルの捕捉を含む)の設定を行って
いる最中に、通話中チャネル切り替え要求が発生し得る
が、このとき、通信リンクの設定完了を待ってから無線
チャネルの捕捉を行う方法と従来の手順で通話中チャネ
ル切り替えを行う方法について高速に通話中チャネル切
り替えを行うことができるかを判別することで、最悪で
も従来と同様の処理遅延で通話中チャネル切り替えを行
うことが可能となる。
ネル切り替えに先立って候補無線ゾーンへの通信リンク
(請求項1および請求項3に記載の移動通信システムに
おいては、無線チャネルの捕捉を含む)の設定を行って
いる最中に、通話中チャネル切り替え要求が発生し得る
が、このとき、通信リンクの設定完了を待ってから無線
チャネルの捕捉を行う方法と従来の手順で通話中チャネ
ル切り替えを行う方法について高速に通話中チャネル切
り替えを行うことができるかを判別することで、最悪で
も従来と同様の処理遅延で通話中チャネル切り替えを行
うことが可能となる。
【0233】請求項31に記載の発明では、通話中チャ
ネル切り替え要求に先立って設定される通信リンク(請
求項1および請求項3に記載の移動通信システムにおい
ては、無線チャネルの捕捉を含む)が設定されてから通
話中チャネル切り替え要求が発生するまでの時間が短い
と判断されるときには、従来の通話中チャネル切り替え
手順を実行することで、網処理量や網内信号転送量の増
加を抑制することが可能になる。
ネル切り替え要求に先立って設定される通信リンク(請
求項1および請求項3に記載の移動通信システムにおい
ては、無線チャネルの捕捉を含む)が設定されてから通
話中チャネル切り替え要求が発生するまでの時間が短い
と判断されるときには、従来の通話中チャネル切り替え
手順を実行することで、網処理量や網内信号転送量の増
加を抑制することが可能になる。
【0234】請求項32に記載の発明では、通話中チャ
ネル切り替えに先立って通信パス(請求項1および請求
項3に記載の移動通信システムにおいては、捕捉される
無線チャネルも含む)が設定された候補ゾーン以外にユ
ーザが移行するとき、場合によっては網資源(帯域な
ど)不足により実際の移行先への通話中チャネル切り替
えが行えなくなる。網資源の利用率がある一定の閾値を
超えたら候補ゾーンへの通信リンクの設定(および無線
チャネルの捕捉)を行わないようにすることで、前記の
ような状況が発生することを防ぐことが可能となる。
ネル切り替えに先立って通信パス(請求項1および請求
項3に記載の移動通信システムにおいては、捕捉される
無線チャネルも含む)が設定された候補ゾーン以外にユ
ーザが移行するとき、場合によっては網資源(帯域な
ど)不足により実際の移行先への通話中チャネル切り替
えが行えなくなる。網資源の利用率がある一定の閾値を
超えたら候補ゾーンへの通信リンクの設定(および無線
チャネルの捕捉)を行わないようにすることで、前記の
ような状況が発生することを防ぐことが可能となる。
【0235】また、請求項5〜9に示した地図情報とし
ては、より細かい情報(道の接続関係や建物の位置な
ど、およびそれらとセルの配置位置関係が示された地図
情報)を用いた方が、得られる効果が高い。また、特に
ソフトハンドオーバを適用した移動通信システムにおい
て、網内に設けた地図情報を用いてハンドオーバ・パス
の設定先セルおよびハンドオーバ・パス解放元セルを選
択したときには、 ハンドオーバ要求信号に設定されたセルがハンドオー
バ・パス設定先として妥当なものであるか否かを移動局
の移動方向や網内の地図データベースを用いて判別する
ことにより、瞬間的な無線伝送品質の劣化などによって
最適でないセルに対してハンドオーバ・パスの設定を行
うことを回避することができ、これにより網の処理負荷
の上昇を抑えるこが可能となる。
ては、より細かい情報(道の接続関係や建物の位置な
ど、およびそれらとセルの配置位置関係が示された地図
情報)を用いた方が、得られる効果が高い。また、特に
ソフトハンドオーバを適用した移動通信システムにおい
て、網内に設けた地図情報を用いてハンドオーバ・パス
の設定先セルおよびハンドオーバ・パス解放元セルを選
択したときには、 ハンドオーバ要求信号に設定されたセルがハンドオー
バ・パス設定先として妥当なものであるか否かを移動局
の移動方向や網内の地図データベースを用いて判別する
ことにより、瞬間的な無線伝送品質の劣化などによって
最適でないセルに対してハンドオーバ・パスの設定を行
うことを回避することができ、これにより網の処理負荷
の上昇を抑えるこが可能となる。
【0236】また、ハンドオーバ・パス設定先の候補
として同等の伝送品質を持つセルが複数存在する場合に
おいて、上記と同様の方法で最適なセルを選択すること
により、ハンドオーバ・パスの設定回数を減らすことが
でき、これにより網の処理負荷の上昇を抑えることが可
能となる。 ハンドオーバ・パス解放要求信号に設定されたセルに
設定されているハンドオーバ・パスを切断してもよいか
否かを移動局の移動方向や網内の地図データベースを用
いて判別することにより、瞬間的な無線伝送品質の劣化
などに対応する形でハンドオーバ・パスの切断が行われ
たり、さらにその直後に前記と同一のセルに対して再度
ハンドオーバ・パスの設定が行われることを回避でき、
これにより網の処理負荷の上昇を抑えることが可能とな
る。
として同等の伝送品質を持つセルが複数存在する場合に
おいて、上記と同様の方法で最適なセルを選択すること
により、ハンドオーバ・パスの設定回数を減らすことが
でき、これにより網の処理負荷の上昇を抑えることが可
能となる。 ハンドオーバ・パス解放要求信号に設定されたセルに
設定されているハンドオーバ・パスを切断してもよいか
否かを移動局の移動方向や網内の地図データベースを用
いて判別することにより、瞬間的な無線伝送品質の劣化
などに対応する形でハンドオーバ・パスの切断が行われ
たり、さらにその直後に前記と同一のセルに対して再度
ハンドオーバ・パスの設定が行われることを回避でき、
これにより網の処理負荷の上昇を抑えることが可能とな
る。
【0237】したがって、これらの発明が適用された移
動通信システムでは、無線チャネル設定制御の方式、無
線伝送路の伝送方式や多元接続方式に併せて、無線ゾー
ンのサイズや構成に柔軟に適応し、かつハードウエアの
構成が変更されることなく通話中チャネル切り替えの効
率が大幅に高められ、かつランニングコストの低減とサ
ービス品質の向上とがはかられる。
動通信システムでは、無線チャネル設定制御の方式、無
線伝送路の伝送方式や多元接続方式に併せて、無線ゾー
ンのサイズや構成に柔軟に適応し、かつハードウエアの
構成が変更されることなく通話中チャネル切り替えの効
率が大幅に高められ、かつランニングコストの低減とサ
ービス品質の向上とがはかられる。
【図1】請求項1,2,5〜32に記載の発明の原理ブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】請求項3〜32に記載の発明の原理ブロック図
である。
である。
【図3】請求項1〜32に記載の発明に対応した実施形
態を示す図である。
態を示す図である。
【図4】請求項1,2,5,6,14,15,23に記
載の発明に対応した本実施形態の動作フローチャートで
ある。
載の発明に対応した本実施形態の動作フローチャートで
ある。
【図5】本実施形態におけるハンドオーバの処理手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図6】本実施形態のゾーン構成を示す図である。
【図7】パス状態管理テーブルの構成を示す図である。
【図8】移動パターンテーブルの構成を示す図である。
【図9】加入者対応移動パターンテーブルの構成を示す
図である。
図である。
【図10】請求項7,8に記載の発明に対応した本実施
形態の動作フローチャートである。
形態の動作フローチャートである。
【図11】本実施形態に適用された移動パターンテーブ
ルの構成を示す図である。
ルの構成を示す図である。
【図12】請求項9に記載の発明に対応した本実施形態
の動作フローチャートである。
の動作フローチャートである。
【図13】隣接セルテーブルの構成を示す図である。
【図14】請求項13に記載の発明に対応した本実施形
態の動作フローチャートである。
態の動作フローチャートである。
【図15】請求項14に記載の発明に対応した本実施形
態の動作フローチャートである。
態の動作フローチャートである。
【図16】請求項24に記載の発明に対応した本実施形
態の動作フローチャートである。
態の動作フローチャートである。
【図17】請求項25,26に記載の発明に対応した本
実施形態の動作フローチャートである。
実施形態の動作フローチャートである。
【図18】請求項27に記載の発明に対応した本実施形
態の動作フローチャートである。
態の動作フローチャートである。
【図19】セル間距離テーブルの構成を示す図である。
【図20】複数の基準の組み合わせに基づいて行われる
候補セルの選択のアルゴリズムを示す図である。
候補セルの選択のアルゴリズムを示す図である。
【図21】請求項28ないし請求項32の実施の形態の
動作フローチャート(その1)である。
動作フローチャート(その1)である。
【図22】請求項28ないし請求項32の実施の形態の
動作フローチャート(その2)である。
動作フローチャート(その2)である。
【図23】請求項28ないし請求項32の実施の形態の
動作フローチャート(その3)である。
動作フローチャート(その3)である。
【図24】新規の呼処理を説明するための図である。
【図25】空き候補パス管理テーブルの構成を示す図で
ある。
ある。
【図26】請求項29の記載に対応した実施形態を示す
図である。
図である。
【図27】パス状態管理テーブルの構成を示す図であ
る。
る。
【図28】請求項30の記載に対応した実施形態を示す
図である。
図である。
【図29】請求項32の記載に対応した実施形態を示す
図である。
図である。
11,31,231 移動局 12,32,233 無線基地局 13,33 交換局 14,37 契機予測手段 15,21,36,41 候補ゾーン選択手段 35 候補ゾーン通知手段 51,61 移動パターン記憶手段 71,81 移動パターン履歴手段 91 移行確率記憶手段 101 隣接ゾーン記憶手段 111 ゾーン構成記憶手段 121,151 移動速度計測手段 131,141 伝送品質計測手段 161 距離記憶手段 232 セル 234 伝送路 235 移動体交換局 236 無線トランク 238 スイッチ 239 通信リンク 240 データベース 241 プロセッサ 251,254 移動パターンテーブル 250 パス状態管理テーブル 253 加入者対応移動パターンテーブル 255 隣接セルテーブル 256 セル間距離テーブル 257 空き候補パス管理テーブル 258 パス状態管理テーブル
Claims (32)
- 【請求項1】 小ゾーン構成あるいはセクタ構成の複数
の無線ゾーンを形成し、これらの無線ゾーンの何れかに
位置する移動局に生起した呼について、通話中チャネル
切り替えを含む無線チャネル設定制御を行う無線基地局
と、 通信リンクを介して前記無線基地局に対向し、その無線
基地局によって行われる無線チャネル設定制御と連係し
て前記呼の呼処理を行う交換局とを備えた移動通信シス
テムにおいて、 前記呼が完了呼となった後に前記通話中チャネル切り替
えに先行して、前記複数の無線ゾーンの内、前記移動局
が位置する無線ゾーンに隣接した何れかの隣接無線ゾー
ンについて、その移動局が移動することを前記無線チャ
ネル設定制御と前記呼処理との双方または何れか一方の
手順に基づいて予測する契機予測手段と、 前記契機予測手段によって予測された時点に起動され、
前記完了呼の移行先の候補である候補無線ゾーンを選択
すると共に、その候補無線ゾーンの空いている無線チャ
ネルを捕捉し、かつ前記通信リンクにその無線チャネル
に接続されたパスを形成する候補ゾーン選択手段とを備
えたことを特徴とする移動通信システム。 - 【請求項2】 小ゾーン構成あるいはセクタ構成の複数
の無線ゾーンを形成し、これらの無線ゾーンの何れかに
位置する移動局に生起した呼について、通話中チャネル
切り替えを含む無線チャネル設定制御を行う無線基地局
と、 通信リンクを介して前記無線基地局に対向し、その無線
基地局によって行われる無線チャネル設定制御と連係し
て前記呼の呼処理を行う交換局とを備えた移動通信シス
テムにおいて、 前記呼が完了呼となった後に前記通話中チャネル切り替
えに先行して、前記複数の無線ゾーンの内、前記移動局
が位置する無線ゾーンに隣接した何れかの隣接無線ゾー
ンについて、その移動局が移動することを前記無線チャ
ネル設定制御と前記呼処理との双方または何れか一方の
手順に基づいて予測する契機予測手段と、 前記契機予測手段によって予測された時点に起動され、
前記完了呼の移行先の候補である候補無線ゾーンを選択
すると共に、前記通信リンクにその移行先に対応したパ
スを形成する候補ゾーン選択手段とを備え、 前記無線基地局は、 前記完了呼の通話中チャネル切り替えの過程で前記移行
先が前記候補無線ゾーンに該当するか否かを判別し、そ
の判別の結果が真であるときに、その候補無線ゾーンの
空いている無線チャネルを捕捉すると共に、前記候補ゾ
ーン選択手段によって形成された通信リンクとその無線
チャネルとを接続する手段を有することを特徴とする移
動通信システム。 - 【請求項3】 小ゾーン構成あるいはセクタ構成の複数
の無線ゾーンの何れかに位置し得る移動局と、 前記複数の無線ゾーンを形成し、前記移動局がこれらの
無線ゾーンの何れかに位置するときにその移動局に生起
した呼について、通話中チャネル切り替えを含む無線チ
ャネル設定制御を行う無線基地局と、 通信リンクを介して前記無線基地局に対向し、その無線
基地局によって行われる無線チャネル設定制御と連係し
て前記呼の呼処理を行う交換局とを備えた移動通信シス
テムにおいて、 前記呼が完了呼となった後にその完了呼の移行先の候補
である候補無線ゾーンを選択し、その候補無線ゾーンを
前記移動局に通知する候補ゾーン通知手段と、 前記移動局によって要求が与えられたときに前記候補ゾ
ーン通知手段によって選択された候補無線ゾーンの空い
ている無線チャネルを捕捉し、かつ前記通信リンクにそ
の無線チャネルに接続されたパスを形成する候補ゾーン
選択手段とを備え、 前記移動局は、 前記完了呼の通話中チャネル切り替えに先行して、前記
複数の無線ゾーンの内、その移動局が位置する無線ゾー
ンに隣接した何れかの隣接無線ゾーンに自局が移行する
ことを予測し、その予測の結果が前記候補ゾーン通知手
段によって通知された候補無線ゾーンに含まれるとき
に、同様の結果を前記要求として前記候補ゾーン選択手
段に与える契機予測手段を備えたことを特徴とする移動
通信システム。 - 【請求項4】 小ゾーン構成あるいはセクタ構成の複数
の無線ゾーンの何れかに位置し得る移動局と、 前記複数の無線ゾーンを形成し、前記移動局がこれらの
無線ゾーンの何れかに位置するときにその移動局に生起
した呼について、通話中チャネル切り替えを含む無線チ
ャネル設定制御を行う無線基地局と、 通信リンクを介して前記無線基地局に対向し、その無線
基地局によって行われる無線チャネル設定制御と連係し
て前記呼の呼処理を行う交換局とを備えた移動通信シス
テムにおいて、 前記呼が完了呼となった後にその完了呼の移行先の候補
である候補無線ゾーンを選択し、その候補無線ゾーンを
前記移動局に通知する候補ゾーン通知手段と、 前記移動局によって要求が与えられたときに前記候補ゾ
ーン通知手段によって選択された候補無線ゾーンを選択
し、かつ前記通信リンクにその移行先に対応したパスを
形成する候補ゾーン選択手段とを備え、 前記移動局は、 前記完了呼の通話中チャネル切り替えに先行して、前記
複数の無線ゾーンの内、その移動局が位置する無線ゾー
ンに隣接した何れかの隣接無線ゾーンに自局が移行する
ことを予測し、その予測の結果が前記候補ゾーン通知手
段によって通知された候補無線ゾーンに含まれるとき
に、同様の結果を前記要求として前記候補ゾーン選択手
段に与える契機予測手段を備え、 前記無線基地局は、 前記完了呼の通話中チャネル切り替えの過程で前記移行
先が前記候補無線ゾーンに該当するか否かを判別し、そ
の判別の結果が真であるときに、その候補無線ゾーンの
空いている無線チャネルを捕捉すると共に、前記候補ゾ
ーン選択手段によって形成された通信リンクとその無線
チャネルとを接続する手段を有することを特徴とする移
動通信システム。 - 【請求項5】 請求項1ないし請求項4の何れか1項に
記載の移動通信システムにおいて、 複数の無線ゾーンの内、これらの無線ゾーンに敷設され
た個々の道路および軌道の双方あるいは一方に沿って形
成された無線ゾーンについて、識別情報の順列からなる
移動パターンが予め登録された移動パターン記憶手段を
備え、 候補ゾーン選択手段は、 前記移動パターン記憶手段に登録された移動パターンの
内、前記移動局が在圏する無線ゾーンの識別情報または
その無線ゾーンに先行して在圏した無線ゾーンの識別情
報の列との相関をとり、両者の相関性が高い移動パター
ンに含まれる後続する無線ゾーンを候補無線ゾーンとし
て選択することを特徴とする移動通信システム。 - 【請求項6】 請求項1ないし請求項4の何れか1項に
記載の移動通信システムにおいて、 複数の無線ゾーンの内、これらの無線ゾーンに敷設され
てその移動局が確度高く移動する道路と軌道との双方あ
るいは一方に沿って形成された無線ゾーンについて、識
別情報の順列を示し、かつ移動局の加入者によって申告
された移動パターンが予め登録された移動パターン記憶
手段を備え、 候補ゾーン選択手段は、 前記移動パターン記憶手段に登録された移動パターンの
内、前記移動局が在圏する無線ゾーンの識別情報または
その無線ゾーンに先行して在圏した無線ゾーンの識別情
報の列との相関をとり、相関性が高い移動パターンに含
まれる後続する無線ゾーンを候補無線ゾーンとして選択
することを特徴とする移動通信システム。 - 【請求項7】 請求項1ないし請求項4の何れか1項に
記載の移動通信システムにおいて、 複数の無線ゾーンの内、これらの無線ゾーンに位置する
個々の移動局について位置する無線ゾーンの履歴をと
り、これらの移動局との対応をとることなくその履歴を
無線ゾーンの識別情報の列として順次記録する移動パタ
ーン履歴手段を備え、 候補ゾーン選択手段は、 前記移動パターン履歴手段に記録された移動パターンの
内、完了呼が生起した移動局について、在圏する無線ゾ
ーンの識別情報またはその無線ゾーンに先行して在圏し
た無線ゾーンの識別情報の列との相関をとり、両者の相
関性が高い移動パターンに含まれる後続する無線ゾーン
を候補無線ゾーンとして選択することを特徴とする移動
通信システム。 - 【請求項8】 請求項1ないし請求項4の何れか1項に
記載の移動通信システムにおいて、 複数の無線ゾーンの内、これらの無線ゾーンに位置する
個々の移動局について位置する無線ゾーンの履歴をと
り、その履歴をこれらの移動局との対応をとりつつ無線
ゾーンの識別情報の列として順次記録する移動パターン
履歴手段を備え、 候補ゾーン選択手段は、 前記移動パターン履歴手段に記録された移動パターンの
内、完了呼が生起した移動局について、在圏する無線ゾ
ーンの識別情報またはその無線ゾーンに先行して在圏し
た無線ゾーンの識別情報の列との相関をとり、両者の相
関性が高い移動パターンに含まれる後続する無線ゾーン
を候補無線ゾーンとして選択することを特徴とする移動
通信システム。 - 【請求項9】 請求項1ないし請求項8の何れか1項に
記載の移動通信システムにおいて、 複数の無線ゾーンについて、道路と軌道との双方あるい
は一方の分布とこれらの双方あるいは一方における移動
局のトラヒックの分布とに基づいて予め実測または模擬
に基づいて個別に求められ、かつ通話中チャネル切り替
えの移行先となる確率が予め登録された移行確率記憶手
段を備え、 候補ゾーン選択手段は、 選択された候補無線ゾーンの内、前記移行確率記憶手段
に登録された確率が予め決められた下限値を下回る候補
無線ゾーンを除外し、あるいはその確率が高いほど優先
する手段を有することを特徴とする移動通信システム。 - 【請求項10】 請求項6ないし請求項8の何れか1項
に記載の移動通信システムにおいて、 複数の無線ゾーンについて、個別に隣接する無線ゾーン
の識別情報が予め登録された隣接ゾーン記憶手段を備
え、 候補ゾーン選択手段は、 選択された候補無線ゾーンについて、移行先の無線ゾー
ンに隣接する無線ゾーンであるか否かを前記隣接ゾーン
記憶手段に登録された識別情報に基づいて判別し、その
判別の結果が偽である候補無線ゾーンを除外する手段を
有することを特徴とする移動通信システム。 - 【請求項11】 請求項1ないし請求項10の何れか1
項に記載の移動通信システムにおいて、 複数の無線ゾーンについて、個別に形成する無線基地局
を配下とする交換局との対応関係が予め格納されたゾー
ン構成記憶手段を備え、 候補ゾーン選択手段は、 前記ゾーン構成記憶手段を参照することにより、選択さ
れた候補無線ゾーンの内、形成する無線基地局を配下と
する交換局が移行先の無線ゾーンを形成する無線基地局
を配下とする交換局と異なる候補無線ゾーンを選択し、
これら以外の候補無線ゾーンについては、無線チャネル
設定制御と呼処理との双方あるいは何れか一方に基づい
て得られる完了呼の属性に基づいて除外する手段を有す
ることを特徴とする移動通信システム。 - 【請求項12】 請求項11に記載の移動通信システム
において、 候補無線ゾーンが除外されるべき完了呼の属性は、 その完了呼に要求されるサービス品質が予め決められた
閾値未満であることを特徴とする移動通信システム。 - 【請求項13】 請求項1ないし請求項12の何れか1
項に記載の移動通信システムにおいて、 複数の無線ゾーンについて、個別に形成する無線ゾーン
の識別情報が予め登録された隣接ゾーン記憶手段を備
え、 候補ゾーン選択手段は、 完了呼に要求されるサービス品質が予め決められた閾値
以上であるか否かを判別し、その判別の結果が真である
ときに、その完了呼が生起した移動局が位置する無線ゾ
ーンに隣接する全ての無線ゾーンを前記隣接ゾーン記憶
手段から取得し、これらの無線ゾーンを候補無線ゾーン
として選択することを特徴とする移動通信システム。 - 【請求項14】 請求項1ないし請求項13の何れか1
項に記載の移動通信システムにおいて、 通信リンクには、 非同期転送モードが適用され、 候補ゾーン選択手段は、 前記通信リンクの伝送帯域を占有することなく論理的に
パスを形成し、 無線基地局および交換局は、 前記候補ゾーン選択手段によって選択された候補無線ゾ
ーンの内、無線チャネル設定制御および呼処理の手順に
基づいて完了呼の移行先となった候補無線ゾーンについ
てその候補ゾーン選択手段によって形成されたパスの伝
送帯域を確保する手段を有することを特徴とする移動通
信システム。 - 【請求項15】 請求項14に記載の移動通信システム
において、 無線基地局および交換局は、 候補ゾーン選択手段によって選択された候補無線ゾーン
について、無線チャネル設定制御および呼処理の手順に
基づいて完了呼の移行先と再びなる可能性があるか否か
を判別し、これらの候補無線ゾーンの内、その判定の結
果が偽である候補無線ゾーンのパスについて確保された
伝送帯域を解放する手段を有することを特徴とする移動
通信システム。 - 【請求項16】 請求項1ないし請求項15の何れか1
項に記載の移動通信システムにおいて、 交換局は、 呼処理の手順に基づいて完了呼に要求されるサービスの
優先度を求める手段を有し、 候補ゾーン選択手段は、 前記交換局によって求められた優先度が高いほど前記完
了呼について選択可能な候補無線ゾーンの数の上限値を
大きく設定する手段を有することを特徴とする移動通信
システム。 - 【請求項17】 請求項1ないし請求項15の何れか1
項に記載の移動通信システムにおいて、 交換局は、 呼処理の手順に基づいて完了呼に要求される伝送品質を
求める手段を有し、 候補ゾーン選択手段は、 前記交換局によって求められた伝送品質が高いほど前記
完了呼について選択可能な候補無線ゾーンの数の上限値
を大きく設定する手段を有することを特徴とする移動通
信システム。 - 【請求項18】 請求項1ないし請求項15の何れか1
項に記載の移動通信システムにおいて、 交換局は、 完了呼に割り付けられた資源の量を求める手段を有し、 候補ゾーン選択手段は、 前記交換局によって求められた資源の量が多いほど前記
完了呼について選択可能な候補無線ゾーンの数の上限値
を大きく設定する手段を有することを特徴とする移動通
信システム。 - 【請求項19】 請求項1ないし請求項15の何れか1
項に記載の移動通信システムにおいて、 交換局は、 完了呼に割り付けられた資源の量を求める手段を有し、 候補ゾーン選択手段は、 前記交換局によって求められた資源の量が多いほど前記
完了呼について選択可能な候補無線ゾーンの数の上限値
を小さく設定する手段を有することを特徴とする移動通
信システム。 - 【請求項20】 請求項1ないし請求項15の何れか1
項に記載の移動通信システムにおいて、 交換局は、 自局の呼損率を計測する手段を有し、 候補ゾーン選択手段は、 前記交換局によって計測された呼損率が大きいほど、前
記完了呼について選択可能な候補無線ゾーンの数の上限
値を小さく設定することを特徴とする移動通信システ
ム。 - 【請求項21】 請求項1ないし請求項15の何れか1
項に記載の移動通信システムにおいて、 交換局は、 自局の輻輳の程度を計測する手段を有し、 候補ゾーン選択手段は、 前記交換局によって計測された輻輳の程度が大きいほ
ど、前記完了呼について選択可能な候補無線ゾーンの数
の上限値を小さく設定することを特徴とする移動通信シ
ステム。 - 【請求項22】 請求項1ないし請求項15の何れか1
項に記載の移動通信システムにおいて、 完了呼について、その完了呼が生起した移動局の移動の
速度を計測する移動速度計測手段を備え、 候補ゾーン選択手段は、 前記移動速度計測手段によって計測された速度が大きい
ほど、前記完了呼について選択可能な候補無線ゾーンの
数の上限値を大きく設定することを特徴とする移動通信
システム。 - 【請求項23】 請求項1ないし請求項22の何れか1
項に記載の移動通信システムにおいて、 完了呼について、予め決められた頻度で伝送品質を計測
する伝送品質計測手段を備え、 契機予測手段は、 前記伝送品質計測手段によって前記伝送品質が計測され
たときに、前記完了呼が生起した移動局が隣接無線ゾー
ンの何れかに移動することを予測することを特徴とする
移動通信システム。 - 【請求項24】 請求項1ないし請求項23の何れか1
項に記載の移動通信システムにおいて、 完了呼について、予め決められた頻度で伝送品質を計測
する伝送品質計測手段を備え、 契機予測手段は、 前記伝送品質計測手段によって計測された在圏無線ゾー
ンの伝送品質が予め設定された閾値を下回ったときに、
あるいは隣接無線ゾーンの伝送品質が予め設定された閾
値を上回ったときに、前記完了呼が生起した移動局が隣
接無線ゾーンの何れかに移動することを予測することを
特徴とする移動通信システム。 - 【請求項25】 請求項1ないし請求項23の何れか1
項に記載の移動通信システムにおいて、 完了呼について、予め決められた頻度で伝送品質とその
伝送品質の変化率とを計測する伝送品質計測手段を備
え、 契機予測手段は、 前記伝送品質計測手段によって計測された在圏無線ゾー
ンの伝送品質と変化率とに対してその伝送品質が予め設
定された閾値を下回るとき、あるいは同様に計測された
周辺無線ゾーンの伝送品質と変化率とに対してその伝送
品質が予め設定された閾値を上回るときに、前記完了呼
が生起した移動局が隣接無線ゾーンの何れかに移動する
時点を予測することを特徴とする移動通信システム。 - 【請求項26】 請求項1ないし請求項25の何れか1
項に記載の移動通信システムにおいて、 完了呼について、その完了呼が生起した移動局の移動の
速度を計測する移動速度計測手段を備え、 契機予測手段は、 前記移動速度計測手段によって計測された速度が大きい
ほど、前記完了呼が生起した移動局が隣接無線ゾーンの
何れかに移動する時点を早めに予測することを特徴とす
る移動通信システム。 - 【請求項27】 請求項1ないし請求項26の何れか1
項に記載の移動通信システムにおいて、 複数の無線ゾーンについて、これらの無線ゾーンの内、
2つの無線ゾーンからなる全ての組み合わせについて、
地理的な距離が予め登録された距離記憶手段を備え、 無線基地局および交換局は、 候補ゾーン選択手段によって選択された候補無線ゾーン
の内、移行先の無線ゾーンとの組み合わせとして前記距
離記憶手段に登録された距離が予め設定された閾値を上
回る候補無線ゾーンについて、その候補ゾーン選択手段
によって形成されたパスを解放する手段を有することを
特徴とする移動通信システム。 - 【請求項28】 請求項1ないし請求項4の何れか1項
に記載の移動通信システムにおいて、 交換局は、 完了呼のハンドオーバの過程で移動局の移行先が候補ゾ
ーン選択手段によって選択された候補無線ゾーンに該当
するか否かを判別し、その判別の結果が偽であるとき
に、その候補無線ゾーンに対して設定された通信リンク
を、他の新規呼あるいはハンドオーバに使用する手段を
有することを特徴とする移動通信システム。 - 【請求項29】 請求項1ないし請求項4の何れか1項
に記載の移動通信システムにおいて、 交換局は、 完了呼のハンドオーバの過程で移動局の移行先が候補ゾ
ーン選択手段によって選択された候補無線ゾーンに該当
するか否かを判別し、その判別の結果が偽であるとき
に、その候補無線ゾーンに対して設定された通信リンク
に対して、「解放するか」、あるいは「保存するか」の
いずれの方法を適用するかを決定し、選択された方式を
適用する手段を有することを特徴とする移動通信システ
ム。 - 【請求項30】 請求項1ないし請求項4の何れか1項
に記載の移動通信システムにおいて、 交換局は、 候補ゾーン選択手段による通信リンクの設定中に、移動
局からハンドオーバ要求が発生したときに、候補ゾーン
選択手段による通信リンクの設定完了を待ってから無線
チャネルを捕捉し前記通信リンクとこの無線チャネルを
接続するか、もしくは、候補ゾーン選択手段による通信
リンクの設定完了を待たずにハンドオーバを行うかを決
定する手段を有することを特徴とする移動通信システ
ム。 - 【請求項31】 請求項2ないし請求項4の何れか1項
に記載の移動通信システムにおいて、 交換局は、 候補ゾーン選択手段による通信リンク設定完了時刻、お
よびハンドオーバ要求発生時刻を予測し、その通信リン
ク設定完了時刻とハンドオーバ要求発生時刻の間の時間
が短いと判断されたときには、通信中チャネル切り替え
に先立って通信リンクの設定を行わずにハンドオーバを
実行し、そうでないときには通信中チャネル切り替えに
先立って通信リンクの設定を行うことを特徴とする移動
通信システム。 - 【請求項32】 請求項1ないし請求項4の何れか1項
に記載の移動通信システムにおいて、 交換局は、 自局の資源の利用度が予め決められた閾値を超えている
とき、候補ゾーン選択手段による通信リンクの設定を行
わないことを特徴とする移動通信システム。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Applications Claiming Priority (3)
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| JP9-27450 | 1997-02-12 | ||
| JP2745097 | 1997-02-12 | ||
| JP9284027A JPH10290475A (ja) | 1997-02-12 | 1997-10-16 | 移動通信システム |
Publications (1)
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| JPH10290475A true JPH10290475A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=26365371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9284027A Pending JPH10290475A (ja) | 1997-02-12 | 1997-10-16 | 移動通信システム |
Country Status (3)
| Country | Link |
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| US (1) | US6311065B1 (ja) |
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