JPH10290512A - 電子機器のメツセンジヤワイヤ取付部の構造 - Google Patents

電子機器のメツセンジヤワイヤ取付部の構造

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JPH10290512A
JPH10290512A JP9113351A JP11335197A JPH10290512A JP H10290512 A JPH10290512 A JP H10290512A JP 9113351 A JP9113351 A JP 9113351A JP 11335197 A JP11335197 A JP 11335197A JP H10290512 A JPH10290512 A JP H10290512A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メツセンジヤワイヤに懸架した電子機器が、
その重心位置、取付けるケ−ブルの本数や取付位置等に
より傾くために起きる弊害を防ぐ。 【解決手段】 電話回線分岐器32付きテレビ信号用分
岐器1の二つのメツセンジヤワイヤ案内溝16,16の
うちから電話回線分岐器付き分岐器の傾きが最も小さく
なるメツセンジヤワイヤ案内溝16を選び、この案内溝
16とこれと対向する押え具20の押え溝21とでメツ
センジヤワイヤを挟み、ボルト締めしてメツセンジヤワ
イヤに電話回線分岐器付きテレビ信号用分岐器を懸架す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は屋外で張設されたメ
ツセンジヤワイヤに懸架して使用する電子機器例えば電
話回線を含むCATV伝送機器のメツセンジヤワイヤ取
付部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のメツセンジヤワイヤ取付部は、
例えば図17に示すもの(実公平4−45398号公
報)のように、筐体51の上面に突設されて一つのワイ
ヤ受け溝52を形成した取付部53と、取付部53に植
設されたボルト54と、このボルト54に挿通され且つ
ワイヤ受け溝52と対向する押え溝55を形成した押え
金具56と、ボルト54に螺合したナット57からな
り、メツセンジヤワイヤ58への取付けは、押え溝55
でメツセンジヤワイヤ58に懸け留めてからナット57
を締結していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、メツセンジ
ヤワイヤに懸架した電子機器の重心位置、電子機器に取
付けるケ−ブルの本数や取付位置、配線方向、ケ−ブル
引張力等によって電子機器が傾く不安定な状態になる
と、ケ−ブルやカバ−の取付け取外し、メンテナンスそ
の他の作業を能率よく施行できず、また、外観上も好ま
しくない等の不具合があった。特に、メツセンジヤワイ
ヤ取付部を有する電子機器に他の電子機器を着脱可能に
取付ける構成にすると、付加した電子機器によって重心
位置が大きく変わることがあるので、付加したくても付
加できない事態も起こり得る。
【0004】本発明は前記の不具合を改善することがで
きる電子機器のメツセンジヤワイヤ取付部の構造を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
電子機器の筐体に複数のメツセンジヤワイヤ案内溝をほ
ぼ平行に形成し、これらの案内溝と対向する複数の押え
溝を形成した押え具を、筐体に着脱可能に取付けたもの
である。
【0006】この手段によれば、電子機器のメツセンジ
ヤワイヤ取付位置を選択できるので、電子機器の傾きに
よる弊害を防ぐことができる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、押え具の中間にボルト孔を形成し、このボ
ルト孔の両側にメツセンジヤワイヤ押え溝を形成し、筐
体には前記メツセンジヤワイヤ押え溝と対向するメツセ
ンジヤ案内溝を形成したものである。
【0008】この手段によれば、押え具の向きを変える
ことなしにメツセンジヤワイヤ取付位置を選択して、電
子機器をメツセンジヤワイヤに安定よく懸架できる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、押え具には中央に形成したボルト孔の両側
にメツセンジヤワイヤ押え溝を平行に形成し、筐体には
前記複数のメツセンジヤワイヤ押え溝と対向する複数の
メツセンジヤワイヤ案内溝を2組組合わせて井桁状に形
成したものである。
【0010】この手段によれば、請求項1記載の前述し
た機能が得られるだけでなく、張設されたメツセンジヤ
ワイヤに対して電子機器の向きを90°変えて懸架する
ことができる。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、筐体にはボルト用ねじ孔の両側に複数のメ
ツセンジヤワイヤ案内溝をボルト用ねじ孔軸線と直交す
る軸線に関し対称に形成し、押え具にはその一端側にボ
ルト孔を形成すると共に、他端側にメツセンジヤワイヤ
案内溝と対向する複数の押え溝を形成したものである。
【0012】この手段によれば、押え具の半回転ごとに
筐体の二つのメツセンジヤワイヤ案内溝群に交互に押え
具の押え溝を対向させることができるので、押え具が短
くてすみコスト低減に役立つ。
【0013】請求項5記載の発明は、筐体に複数のメツ
センジヤワイヤ案内溝をほぼ平行に形成し、これらの案
内溝に押え具に形成した唯一の押え溝を押え具の前後動
で選択的に対向させる構成としたものである。また、こ
の構成において、案内溝と押え溝との位置合わせを容易
にするため、筐体側に押え具用係止部を設けるとよい。
【0014】この手段によれば、筐体の複数のメツセン
ジヤワイヤ案内溝に対向させる押え具の押え溝が一つで
すみ、また、ピッチの小さいメツセンジヤワイヤ案内溝
を多数形成できるので、電子機器の姿勢を微調整するこ
とができる。
【0015】請求項6記載の発明は、複数のメツセンジ
ヤワイヤ案内溝の一部の案内溝の大きさを違えると共
に、複数の押え溝も対向するメツセンジヤワイヤ案内溝
と対応する大きさとしたものである。
【0016】この手段によれば、請求項1記載の前述し
た機能が得られるだけでなく、太さの異なるメツセンジ
ヤワイヤに対しても電子機器を懸架することができる。
【0017】請求項7記載の発明は、メツセンジヤワイ
ヤ取付部を有する電子機器に、これと用途が異なる電子
機器を着脱可能に取付けたものである。ここでいう電子
機器には、両電子機器の内部を連通するためにカバ−な
しとした電子機器を含むものとする。
【0018】この手段によれば、一つの電子機器に別の
電子機器を付加してもメツセンジヤワイヤに安定よく且
つコンパクトに懸架することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1〜図3に示すものはCATVシステ
ムに用いるテレビ信号用分岐器1である。このテレビ信
号用分岐器1は、角型形状の筐体2の正面側壁3の両側
と、正面側壁3に隣接する側壁4,4の正面側壁3寄り
にそれぞれ入出力端子部5,5、6,6を設けており、
入出力端子部5,5は、この場合使用しないので盲栓
7,7を施している。筐体2の下方開口端縁部8の内壁
には段部(図示せず)を形成し、この段部にパッキンを
介してカバ−9をボルト10で取付けている。尚、カバ
−9には2個の分岐端子11,11を設けている。
【0020】筐体2の上面12には、その中央から正面
側壁3寄りで正面側壁3と直交する方向に長方形状の突
起部14を突設し、この突起部14の上面15には、図
7に示すように入出力端子部6,6の軸線と平行のメツ
センジヤワイヤ案内溝16,16と、この案内溝16,
16両端の内側4隅に角形の段部17,17,17,1
7を凹設すると共に、案内溝16,16の対称軸線の中
央にボルト用ねじ孔18を形成している。
【0021】図9に示すものはプレス成型された板状の
押え具20で、板部21には裏面両端側に筐体2のメツ
センジヤワイヤ案内溝16,16と対向する押え溝2
2,22を形成してその外端側が斜め上向きとなる押え
部23,23を設け、両押え部23,23軸線と直交す
る両端縁にはそれぞれ突起部14の段部17,17,1
7,17と係合する折曲げ部25,25,25,25を
両端に形成した端縁部26,26を一体連接し、板部2
1の中央にはボルト孔28を穿設すると共に、ボルト孔
28を含む中央部29を端縁部26より若干高くしてい
る。メツセンジヤワイヤ取付部19は、押え具20と筐
体2の突起部14に設けるメツセンジヤワイヤ案内溝等
で構成している。
【0022】張設されたメツセンジヤワイヤにテレビ信
号用分岐器1を懸架するには、電子機器の傾きによる弊
害を防ぐため、テレビ信号用分岐器1の重心位置、同軸
ケ−ブルの本数や取付位置、取付方向、ケ−ブル引張力
等を考慮して複数のメツセンジヤワイヤ案内溝16から
選んだメツセンジヤワイヤ案内溝16とこれに対向する
押え溝22とでメツセンジヤワイヤの所定位置を挟み、
ねじ孔18に螺合したボルト27で締結する。その際、
押え具20はその折曲げ部25,25,25,25が筐
体2の段部17,17,17,17と係合して正しく位
置決めされるので、メツセンジヤワイヤを的確に把持で
きる。
【0023】筐体2の突起部14に形成するメツセンジ
ヤワイヤ案内溝16は、図7では平行2条であったが、
図8に示すものは4条のメツセンジヤワイヤ案内溝1
6,16,16,16を等ピッチの井桁状に形成してい
る。この井桁状の案内溝に使用する押え具20が図9に
示すものでは、その押え溝22,22のピッチを2組の
平行2条のメツセンジヤワイヤ案内溝16,16のピッ
チと等しくとっているので、電子機器の向きを90°変
えるときは半回転させればよい。また、井桁状とした4
条の案内溝16,16,16,16と対向する4条の押
え溝22,22,22,22を形成した押え部23,2
3,23,23を有する押え具31(図10)を使用す
れば、電子機器の向きを変えるのに回転を必要としな
い。
【0024】図4〜図6および図11〜図15に示すも
のは、CATVシステムに用いるテレビ信号用分岐器1
の下端部のカバ−9を取り除き、下端の開口端縁部に上
方に開口する電話回線分岐器32の上端縁部を着脱可能
に取付けたものである。図において符号40は、テレビ
信号用分岐器1の分岐端子をおおうキャップである。こ
のようにメツセンジヤワイヤ取付部19を有する電子機
器、例えばテレビ信号用分岐器1に、用途の異なる電子
機器例えば電話回線分岐器32を取付けてなるものをメ
ツセンジヤワイヤに懸架する場合には、電子機器を付加
する前と後では電子機器の重心位置が大きく変わること
があるので、筐体のメツセンジヤワイヤ案内溝16は2
条といわず3条以上にすることが好ましい。
【0025】押え具20の押え溝22は、突起部14の
メツセンジヤワイヤ案内溝16と同数(図13,1
4)、あるいはその半数としている(図11、図1
5)。押え溝22が半数の場合には押え具36,37を
半回転して使用することになる。
【0026】図16に示すものは、突起部14の上面に
等ピッチの多数のメツセンジヤワイヤ案内溝、実施例で
は3条の案内溝16,16,16を平行に形成し、その
いずれにも押え具35の先端に形成した1条の押え溝2
2を対向できるようにするため、押え具35にはボルト
挿通孔を長孔37に形成すると共に、基部に下向きの突
起38を形成し、筐体2の突起部14には案内溝16と
直交する方向に突起38を案内するガイド溝39を凹設
すると共に、ガイド溝39の底部には案内溝16と押え
溝22との位置合わせが容易となるように押え具用係止
部14を突設している。このように、ピッチの小さい複
数の案内溝16を並設すれば、電子機器の傾き角を微調
整することができる。そして、この微調整範囲は案内溝
16を増すほど広げることができる。尚、ピッチの小さ
いメツセンジヤワイヤ案内溝16が2条から3条程度で
は図12に示すように押え具20の先端側にメツセンジ
ヤワイヤ案内溝16と同数の押え溝22を設けるように
してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
子機器のメツセンジヤワイヤ取付部には複数のメツセン
ジヤワイヤ案内溝を形成しているので、メツセンジヤワ
イヤ案内溝を選択することによって電子機器の傾きによ
る弊害を防止することができる。また、このようなメツ
センジヤワイヤ取付部を有する電子機器に他の電子機器
を着脱可能に取付ける構成とすることによって、メツセ
ンジヤワイヤに複数の電子機器をコンパクトに懸架でき
ると共に、電子機器の傾きによる弊害を防止することが
できる。さらに、多数のメツセンジヤワイヤ案内溝の一
部の案内溝とこれと対向する押え溝の大きさを他の溝と
違えることによって、直径の異なるメツセンジヤワイヤ
にも対応させることができる。
【0028】筐体の突起部に複数のメツセンジヤワイヤ
案内溝で井桁状の案内溝を形成するものでは、電子機器
の傾きによる弊害を防止できるほかに、電子機器の向き
を変えることができる。
【0029】筐体の複数のメツセンジヤワイヤ案内溝に
対向させる押え具の押え溝は、押え具を半回転または前
後動させる構成とすることで半減または一つにすること
ができるので、押え具のコスト低減に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】メツセンジヤワイヤに懸架するテレビ信号用分
岐器の正面図である。
【図2】図1に示すテレビ信号用分岐器の平面図であ
る。
【図3】図1に示すテレビ信号用分岐器の側面図であ
る。
【図4】電話回線分岐器を備えたテレビ信号用分岐器の
側面図である。
【図5】図4に示す電話回線分岐器を備えたテレビ信号
用分岐器の平面図である。
【図6】図4に示す電話回線分岐器を備えたテレビ信号
用分岐器の正面図である。
【図7】筐体に形成したメツセンジヤワイヤ案内溝の斜
視図である。
【図8】筐体に形成した井桁状のメツセンジヤワイヤ案
内溝の斜視図である。
【図9】図7に示すメツセンジヤワイヤ案内溝に使用す
る押え具の斜視図である。
【図10】図8に示すメツセンジヤワイヤ案内溝に使用
する押え具の斜視図である。
【図11】図4に示す電話回線分岐器を備えたテレビ信
号用分岐器のうち押え具の構造のみ違えたものの側面図
である。
【図12】図11に示す電話回線分岐器を備えたテレビ
信号用分岐器のうちメツセンジヤワイヤ案内溝の配置お
よび押え具の構造を違えたものの側面図である。
【図13】図4に示す電話回線分岐器を備えたテレビ信
号用分岐器に1条のメツセンジヤワイヤ案内溝と1条の
押え溝を追加したものの側面図である。
【図14】図4に示す電話回線分岐器を備えたテレビ信
号用分岐器に2条のメツセンジヤワイヤ案内溝と2条の
押え溝を追加したものの側面図である。
【図15】図14に示す電話回線分岐器を備えたテレビ
信号用分岐器のうち押え具の押え溝を半減したものの側
面図である。
【図16】筐体に設けた隣接する3条のメツセンジヤワ
イヤ案内溝に順次押え具に設けた1条の押え溝を対向さ
せるための構造説明図である。
【図17】従来品の斜視図である。
【符号の説明】
1 テレビ信号用分岐器 2 筐体 14 突起部 16 メツセンジヤワイヤ案内溝 18 ボルト用ねじ孔 19 メツセンジヤワイヤ取付部 20 押え具 22 メツセンジヤワイヤ押え溝 23 押え部 28 ボルト孔 31 押え具 .32 電話回線分岐器 33 メツセンジヤワイヤ 35 押え具 37 長孔 39 ガイド溝

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器の筐体に複数のメツセンジヤワ
    イヤ案内溝をほぼ平行に形成し、これらの案内溝と対向
    する複数の押え溝を形成した押え具を、筐体に着脱可能
    に取付けたことを特徴とする電子機器のメツセンジヤワ
    イヤ取付部の構造。
  2. 【請求項2】 押え具の中間にボルト孔を形成し、この
    ボルト孔の両側にメツセンジヤワイヤ押え溝を形成し、
    筐体には前記メツセンジヤワイヤ押え溝と対向するメツ
    センジヤワイヤ案内溝を形成した請求項1記載の電子機
    器のメツセンジヤワイヤ取付部の構造。
  3. 【請求項3】 押え具には中央に形成したボルト孔の両
    側にメツセンジヤワイヤ押え溝を平行に形成し、筐体に
    は前記複数のメツセンジヤワイヤ押え溝と対向する複数
    のメツセンジヤワイヤ案内溝を2組組み合せて井桁状に
    形成した請求項1記載の電子機器のメツセンジヤワイヤ
    取付部の構造。
  4. 【請求項4】 筐体にはボルト用ねじ孔の両側に複数の
    メツセンジヤワイヤ案内溝をボルト用ねじ孔軸線と直交
    する軸線に関し対称に形成し、押え具にはその一端側に
    ボルト孔を形成し、他端側にメツセンジヤワイヤ案内溝
    と対向する複数の押え溝を形成した請求項1記載の電子
    機器のメツセンジヤワイヤ取付部の構造。
  5. 【請求項5】 筐体に複数のメツセンジヤワイヤ案内溝
    をほぼ平行に形成し、これらの案内溝に押え具に形成し
    た唯一の押え溝を押え具の前後動で選択的に対向させる
    構成としたことを特徴とする電子機器のメツセンジヤワ
    イヤ取付部の構造。
  6. 【請求項6】 複数のメツセンジヤワイヤ案内溝の一部
    の案内溝の大きさを違えると共に、押え具に設けた複数
    の押え溝も対向するメツセンジヤワイヤ案内溝と対応す
    る大きさとした請求項1,2,3または4記載の電子機
    器のメツセンジヤワイヤ取付部の構造。
  7. 【請求項7】 メツセンジヤワイヤ取付部を有する電子
    機器に、これと用途が異なる電子機器を着脱可能に取付
    けた請求項1,2,3,4,5または6記載の電子機器
    のメツセンジヤワイヤ取付部の構造。
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