JPH10290818A - パンツ型使いすておむつ - Google Patents

パンツ型使いすておむつ

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JPH10290818A
JPH10290818A JP9116061A JP11606197A JPH10290818A JP H10290818 A JPH10290818 A JP H10290818A JP 9116061 A JP9116061 A JP 9116061A JP 11606197 A JP11606197 A JP 11606197A JP H10290818 A JPH10290818 A JP H10290818A
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JP
Japan
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joining
pants
type
disposable diaper
liquid
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Pending
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JP9116061A
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English (en)
Inventor
Masaru Tsubata
勝 津幡
Yasushi Ando
靖 安藤
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New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/45Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape
    • A61F13/49Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers, nappies
    • A61F13/496Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers, nappies in the form of pants or briefs
    • A61F13/4963Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers, nappies in the form of pants or briefs characterized by the seam

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接合領域の素材の種類やその厚さが均一でな
くても、パンツ型使いすておむつの両側縁部での接合が
均一であり、パンツ型使いすておむつ使用時の肌触りが
良く、また容易に剥離することなく、かつ使用後は適宜
に剥離可能としたパンツ型使いすておむつを提供する。 【解決手段】 パンツ型使いすておむつにおける素材の
種類やその厚さが均一でない両側縁部を、2回以上の融
着処理を施して接合し、接合領域の素材の種類やその厚
さによってブロックのパターンを適宜に変更し、またア
ンビルと対向配置された平面とのクリアランスを適宜に
変更し、また1回目と2回目のアンビルの温度を適宜に
変えることにより、パンツ型使いすておむつの両側縁部
を接合して形成したパンツ型使いすておむつ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパンツ型使いすてお
むつに関するものであり、より詳しくは、前身頃と後身
頃の両側縁部に沿って設けられた接合領域を、着用時に
は肌触りが良くまた容易に剥離することなく、かつ使用
後には適宜に剥離することを可能としたパンツ型使いす
ておむつに関するものである。
【0002】
【従来の技術】パンツ型使いすておむつの前身頃と後身
頃とから延出した両側縁部を接合する公知の手段として
は、おむつの側縁の接合領域を接着剤により接合する手
段、縫製によって接合する手段などがある。しかしなが
ら、これらの接合手段の場合、多くはパンツ型使いすて
おむつの側縁を、その使用後に剥離することを前提とし
ていないため、使用後の尿や軟便等の付着したパンツ型
使いすておむつを引き下げるようにして脱ぐしか方法が
無く、脱ぐ時に脚が汚れ易いという難点がある。また、
側縁部を剥離可能となるように、接着剤または縫合によ
り部分的にあるいは間欠的に接合することもあるが、処
理工程が複雑となり、ラインスピードが遅くコストが高
くなる。
【0003】最近、これらの欠点を解決する手段として
パンツ型使いすておむつの前身頃と後身頃とを重ね合わ
せ、パンツ型使いすておむつの両側縁部を超音波融着を
利用して間欠的に接合する技術が特開平5−15551
号公報に開示されている。また、熱溶融性シートに特定
の形状の接合パターンで熱融着する方法が実公平8−7
850号公報、実開平7−34814号公報、特開平7
−227407号公報、実開平8−157号公報に開示
されている。しかしながら、これらのパンツ型使いすて
おむつの両側縁部の接合領域に超音波融着または熱融着
を行う場合は、該接合領域の素材の種類やその厚さをな
るべく均一にする必要があり、素材の種類やその厚さが
異なっている場合には接合状態に斑ができやすくなり、
最悪の場合、同じ接合領域の中で接合できる箇所と接合
できない箇所が生じるということがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前述
の従来のパンツ型おむつが有する問題点を克服し、接合
領域の素材の種類やその厚さが均一でなくても、パンツ
型使いすておむつの両側縁部での接合が確実にできてお
り、パンツ型使いすておむつ使用時には肌触りが良くま
た容易に剥離することなく、かつ使用後には適宜に剥離
することを可能としたパンツ型使いすておむつを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、液透過性のト
ップシートと、液不透過性のバックシートと、これらの
両シートの間に配置された吸収体とからなり、着用者の
腹側に位置する前身頃と着用者の背側に位置する後身頃
の両側縁部に沿って設けられた接合領域において前記両
身頃の側縁部が接合され、ウエスト周り開口部と一対の
脚周り開口部が形成されたパンツ型使いすておむつにお
いて、前記接合領域での前記側縁部の接合は、間欠的に
配置された接合ブロックにおける溶融圧着により間欠的
に接合され、さらに前記接合領域の少なくとも一部分は
2回以上の溶融圧着処理を施されていることを特徴とす
るパンツ型使いすておむつに存する。
【0006】また、本発明は前記ウエスト周り開口部
に、液透過性のトップシートと液不透過性のバックシー
トとを覆うようにウエストリボンが配置されていること
を特徴とする上記のパンツ型使いすておむつに存する。
【0007】また、本発明は前記接合領域の少なくとも
一部分において融着温度が異なるように2回以上の溶融
圧着処理を施されていることを特徴とする上記の各パン
ツ型使いすておむつに存する。
【0008】また、本発明は前記接合領域の少なくとも
一部分において形状の異なる複数の接合ブロックが間欠
的に配置されるように2回以上の溶融圧着処理を施され
ていることを特徴とする上記の各パンツ型使いすておむ
つに存する。
【0009】また、本発明は前記接合領域は2回以上の
溶融圧着処理を施すことによって該接合領域を形成して
いる各部分毎に要求される適度な接合強度を付与されて
いることを特徴とする前記の各パンツ型使いすておむつ
に存する。
【0010】また本発明は、液透過性のトップシート
と、液不透過性のバックシートと、これらの両シートの
間に配列された吸収体とからなり、着用者の腹側に位置
する前身頃と着用者の背側に位置する後身頃の両側縁部
に沿って設けられた接合領域において前記両身頃の側縁
部を接合することにより、ウエスト周り開口部と一対の
脚周り開口部が形成されたパンツ型使いすておむつを製
造する方法にいて、前記接合領域での前記側縁部の接合
を、2回以上の溶融圧着処理を施すことにより該接合領
域を形成している各部分毎に要求される接合強度を付与
するような間欠的に配置された接合ブロックを形成する
ことによって行うことを特徴とする前記の各パンツ型使
いすておむつの製造方法に存する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のパンツ型使いすておむつ
は、ウエスト周り開口部および脚周り開口部に配置され
る伸縮弾性部材により各開口部を着用者に密着させて締
め付けることによりおむつを着用者に固定させる機能、
各開口部から尿や軟便等の排泄物をパンツ型使いすてお
むつから漏れないようにする機能等を有する。そのため
には各開口部に配置される伸縮弾性部材はなるべく各開
口部の全周に渡って配置されることが必要となる。
【0012】一般にパンツ型使いすておむつの前身頃と
後身頃とから横方向に延出した両側縁部に沿って設けら
れた接合領域において、各開口部に配置された伸縮弾性
部材は各開口部近傍において液透過性のトップシートと
液不透過性のバックシートに挟まれるように配置されて
いる。本発明のパンツ型使いすておむつは、このよう
に、接合領域において素材の種類やその厚さが異なって
も、接合領域において間欠的に配置された複数の接合ブ
ロックによって融着処理を施すことにより、該接合領域
のそれぞれの箇所毎に要求される接合強度を付与して両
側縁部を接合したものである。
【0013】本発明において、1つの接合領域において
融着処理を行う回数は2回から4回であることが好まし
い。1回の融着処理では、素材の種類やその厚さが異な
る場合に、接合領域における全ての箇所を均一に接合す
ることが困難である。1つの接合領域において1種類の
素材であっても融着処理される素材の積層枚数が異なる
場合には、融着処理の温度を枚数の少ない部分において
適度に接合できるように調整すれば、枚数の多い部分に
おいて熱量が不足し、1回の融着処理では接合されにく
くなる現象が生じる。また接合領域において素材の種類
が異なる場合にも、同様に相対的な融着に必要な熱量の
差が生じることにより適度な接合強度による接合が困難
となる。融着処理を4回を越えておこなう場合には、パ
ンツ型使いすておむつの連続製造工程において装置が大
きくなり、また工程が複雑となり、実現性が乏しくなる
ため好ましくない。
【0014】本発明のパンツ型使いすておむつにおいて
は、おむつを着用者に固定させる機能、ウエスト周り開
口部からの尿や軟便等の漏れを防止する機能等を効果的
に発現させるため、ウエスト周り全周に渡って配置され
た弾性部材を内包した2つ折り状態でウエストリボンが
液透過性のトップシートと液不透過性のバックシートと
を挟み込むように折り曲げて取り付けられている。ウエ
ストリボンを形成する不織布は、ウエスト周り開口部を
着用者に密着させるために、できるだけ弾力性に富ん
だ、肌触りの良い材料であり、嵩高な不織布であること
が好ましく、また尿や軟便等を漏れ難くするために撥水
性の不織布であることが好ましい。
【0015】パンツ型使いすておむつの前身頃と後身頃
とから横方向に延出した両側縁部に沿って設けられた接
合領域において、間欠的に配置された接合ブロックによ
り両側縁部同士が溶融圧着されている。この場合、ウエ
ストリボンが取り付けられた部分では、シート材料の重
ね合わせ枚数が他のウエストシートのみまたは液透過性
のトップシートと液不透過性のバックシートとが重ね合
わされた部分よりも多く、シート材料の融着に必要な熱
量が他の部分より相対的に大きくなり、接合領域全体に
渡って接合ブロックの形状や間隔を同一にして配置させ
た場合、または融着処理を1回のみ行った場合には、重
ね合わせの多い部分ではシート材料に与えられる熱量が
不足し、十分な接合強度が得れない。
【0016】また、重ね合わされたシート材料の融着温
度が素材の種類によって異なる場合には、融着温度の相
対的に低いシート材料同士を接合する一定の条件で融着
処理を行えば、融着温度の相対的に高いシート材料同士
では融着に必要な熱量が不足し、十分な接合強度が得ら
れない。また融着温度の相対的に高いシート材料同士を
接合する条件では融着温度の相対的に低いシート材料は
溶融しすぎてしなやかさが劣化して脆くなり、または固
化しすぎるため適度な接合強度で接着できない。
【0017】そこで、接合工程および接合ブロックの形
状に関して検討を重ねた結果、パンツ型使いすておむつ
の連続製造工程において接合工程を少なくとも2回行
い、素材の厚さやその種類によって接合ブロックのパタ
ーンを変え、アンビルの温度を適度に変え、またクリア
ランスを変えることにより、1つの接合領域においてシ
ート材料の重ね合わせ枚数が異なりかつ部分的に素材の
種類が異なる場合であっても、接合領域を形成している
各部分毎に適度な接合強度が付与できることを見出し
た。
【0018】本発明のパンツ型使いすておむつの連続製
造工程における接合工程の種類としては、(1)接合領
域の大きさに概ね合うように形成され、複数の突起状の
接合ブロックを彫刻したアンビルをドラム上に、接合工
程を連続的に行うことが可能となるように一定の間隔で
配置し、接合領域の大きさに概ね合うように形成された
無刻印の平面を連続製造が可能となるように該アンビル
に対向配置し、それぞれの接合装置を接合領域の素材が
融着可能となる程度の温度に温めヒートシールを少なく
とも2回行う工程、(2)該無刻印の平面から超音波が
発生する装置を取り付けてパンツ型使いすておむつの両
側縁部において超音波接合を少なくとも2回行う工程、
(3)前記ヒートシールと前記超音波接合とを組み合わ
せた工程等が挙げられる。
【0019】本発明のパンツ型使いすておむつの両側縁
部を、同種の工程で少なくとも2回融着処理を行う方法
において、接合領域の素材の種類やその厚さが均一であ
れば、素材に与えられる熱量が工程の数だけ倍加される
ため、単純に少なくとも2倍以上のラインスピードで製
造を行うことが可能となる。また、接合領域の素材の種
類や厚さが不均一であれば、(A)接合ブロックのパタ
ーンを適宜に変更する方法、(B)異なる温度で熱融着
処理する方法、(C)各々のアンビルと対向配置された
平面とのクリアランスを変える方法等を、接合領域の素
材の種類やその厚さに合わせて適宜に組み合わせること
により、接合領域を形成する各部分毎に適度の接着強度
を有するパンツ型使いすておむつを得ることができる。
【0020】前記(A)の方法において、接合ブロック
のパターンとしては特に制限はく、接合領域の素材の種
類やその厚さに応じてブロックパターンを変えることが
できる。この場合、ブロックパターンの種類としては、
接合領域の素材の種類やその厚さの違いによって、矩型
のブロックを一定の間隔でストライプ状に配列した接合
パターンと丸型のブロックを規則的に配列したブロック
パターンとを組み合わせる方法、また、どの接合領域に
おいても適度の接合強度が得られる様に接合領域の素材
の種類やその厚さの違いによって複数のブロックのピッ
チを変えたもの等を使用できる。また丸型または矩型の
ブロックは、二等辺三角形または楔形の形状を有してい
ても良い。各々のブロックの形状は全て同じであっても
良く、また異なっていても良い。また、複数のブロック
が規則的または無規則的に素材の種類やその厚さに応じ
て接合領域を接合するために適宜に配置されていること
が求められる。
【0021】また、前記(B)の方法において、異なる
温度で少なくとも2回熱融着処理する方法に特に制限は
く、接合領域の素材の種類やその厚さに応じてアンビル
の接合ブロックを当てる部分を決め、それぞれの素材に
当たる接合ブロックにあわせてアンビルの温度を調節
し、熱融着処理を行うことによって各部分の素材に最適
の接合をすることができる。
【0022】また、前記(C)の方法において、アンビ
ルと対向配置された平面とのクリアランスを変える方法
に特に制限はなく、1回目の融着処理ではアンビルと対
向する平面とが当接しないようにクリアランスを空け、
いわゆる仮止めをする方法を用いたり、また接合領域の
素材の厚さや融点によって必要な温度のアンビルのみを
必要な箇所に当接させるように不必要な接合ブロックを
削ってシート材料に当接しないようにすること等が可能
である。
【0023】本発明のパンツ型使いすておむつの連続製
造工程における、パンツ型使いすておむつの両側縁部を
融着する装置は特に制限はない。 (イ)1回目に融着処理を施す接合ブロックが配置され
たアンビル、2回目に融着処理を施す接合ブロックが配
置されたアンビル、およびそれぞれのアンビルに対向配
置された平面を有する部分が回転ドラムにそれぞれ配置
され、パンツ型使いすておむつの幅方向の長さと、隣り
合うおむつの側縁部間に存在するトリム部分の長さとを
交互に配置するようにアンビルおよび平面を有する部分
が配置された装置。 (ロ)1回目に融着処理を施す平面を有する部分、2回
目に融着処理を施す平面を有する部分、およびそれぞれ
の平面を有する部分に対向配置された接合ブロックを有
するアンビルが回転ドラムにそれぞれ配置され、パンツ
型使いすておむつの幅方向の長さと、隣り合うおむつの
側縁部間に存在するトリム部分の長さとを交互に配置す
るようにアンビルおよび平面を有する部分が配置された
装置等を接合方法により選択することができる。融着処
理が行われる回数は説明の便宜を図るため2回とした
が、3,4回であってもなんら問題なく行われる。
【0024】この場合、(イ)に提示した装置では、接
合領域において素材の種類やその厚さに応じて融着処理
を行う部分を1回目と2回目とで分けることにより、素
材の種類やその厚さにそれぞれ適した接合ブロックをそ
れぞれの融着温度で打つことができる。また、接合ブロ
ックのパターンによっては異なった接合ブロックを配置
したアンビルで重ね打ちすることができ、例えば矩型の
形状を有した縞模様の接合ブロックを縦方向と横方向と
で別々のアンビルに配置し、1回目と2回目とに分けて
融着処理を行うことにより、より細かいパターンの格子
を刻印することも可能となる。こうして、細かいパター
ンも刻印することが可能となり、アンビルに配置された
接合ブロックの特に細かい部分に発生しやすいシート素
材の融けかすの付着を防止することが可能となる等の効
果がある。
【0025】また、(ロ)に提示した装置では、接合領
域の同じ箇所に同じパターンの接合ブロックをずれるこ
となく少なくとも2回以上重ね打ちすることができ、ア
ンビルと対向配置された平面を有する部分を素材の種類
や厚さによって2回以上融着処理する必要のない箇所を
削り取ることにより、必要な箇所のみずれることなく少
なくとも2回以上重ね打ちすることができ、また、温度
を変えて融着処理を行うことができる。このようにし
て、1回の融着処理では融着に必要な熱量を与えること
ができず接合が不十分な箇所を、時間的に間隔をおかず
にまた接合ブロックがずれることなく少なくとも2回重
ねうちすることにより十分な接合強度を得られるように
することが可能となる。(イ)、(ロ)に述べたパンツ
型使いすておむつの連続製造工程における、パンツ型使
いすておむつの両側縁部を融着する装置等により、パン
ツ型使いすておむつの両側縁部に存在する接合領域を、
連続的に少なくとも2回、接合ブロックの形状または融
着処理の温度を変えて融着処理を施すことにより素材の
種類やその厚さが均一でない場合においても各部分にお
いて適度な強度での接合が可能となる。
【0026】本発明のパンツ型使いすておむつに用いる
液透過性のトップシートとしては、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリエステル、その他の熱可塑性樹脂を原
料とした合成繊維などからなる液体透過性不織布を用い
られる。また、バックシートとしては液体不透過性のポ
リエチレンシート、好ましくは微孔を設けた透湿性ポリ
エチレンシート、熱可塑性樹脂にフィラーを加えて延伸
したシートのような透湿性のある液体不透過性シートが
用いられる。
【0027】また、ウエストリボンに用いる不織布シー
トとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエス
テル、その他の熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維など
からなる不織布が用いられ、不織布を形成する繊維に捲
縮が付与された短繊維からなり、嵩高に得られた不織布
を用いることが風合いの点から好ましい。また、ウエス
ト周り開口部、一対の脚周り開口部に配置される伸縮弾
性部材はウレタン糸、糸ゴム、ウレタンフィルム、ウレ
タンフォーム等の通常の使いすておむつに使用される伸
縮弾性体をそのまま使用することができ、これらの伸縮
弾性部材はそれぞれ伸長状態で所定領域に配置され、ホ
ットメルト接着剤により接着固定される。
【0028】また、吸収体はフラッフパルプを主材とし
たものに高吸収性ポリマーを併用したものが好ましく、
その他に吸収紙単独、または熱融着繊維等の混合物や積
層物が用いられる。また全体をティシュで包み込んだ積
層構造とすることが好ましく、吸収体の形状は砂時計型
でも矩型でも良いが、砂時計型の方がより良好なフィッ
ト性が得られる。
【0029】
【実施例】以下に図面を用い本発明を具体的に説明する
が、もちろん本発明の範囲は実施例に限定されない。図
1は本発明の実施例におけるパンツ型使いすておむつの
1例であり、前身頃側方から眺めた斜視図である。
【0030】図1に示した本発明のパンツ型使いすてお
むつ1は脚周り開口部2、ウエスト周り開口部3を有
し、左右の前記脚周りの間に伸びて形成された前身頃4
と後身頃5は接合領域6において接合されている。接合
領域6の接着閉鎖は前身頃4と後身頃5とを重ね合わ
せ、両側縁を外側に突きだした状態で両側縁の最外部に
沿ってヒートシール、超音波溶融等により接合する。ま
た、接合領域には脚周り開口部2、ウエスト周り開口部
3に配置された各伸縮弾性部材が各開口部近傍において
配置され、素材の種類やその厚さが異なっているが、少
なくとも2回融着処理を施すことにより両側縁部は接合
される。
【0031】図2は図1で示した本発明のパンツ型使い
すておむつ1の別の1例であり、ウエスト周り開口部3
にウエストリボン10を配置しているパンツ型使いすて
おむつ1を前身頃側方から眺めた斜視図である。図3は
図2で示した本発明のパンツ型使いすておむつ1の接合
領域6を開放展開した伸長状態を示す斜視図である。
【0032】液透過性のトップシート7と液不透過性の
バックシート8とこれら両シートの間に配置された吸収
体9とからなる部分の長手方向両端部には、それぞれ不
織布シートからなるウエストリボン10がウエスト周り
伸縮弾性部材11を内包した2つ折り状態で液透過性の
トップシート7と液不透過性のバックシート8とを挟み
込むように折り曲げて取り付けられている。図1の状態
で装着される際に接合領域6により接合される両側縁部
は、開放展開することでサイドフラップ12としてそれ
ぞれ示されており、左右の脚周り開口部2の近傍には吸
収体9の長手方向両側部に設けられた脚周り伸縮弾性部
材13が配置され、ウエスト周りと脚周りのそれぞれの
開口部に伸縮弾性が付与されている。
【0033】また、図3には接合領域6に配置される接
合ブロックの1例として、円形の形状を有した接合ブロ
ック17,17’、矩形の形状を有した接合ブロック1
8が示されている。各々の接合ブロックの形状は当たる
素材の種類や厚さによって異なっており、円型の形状を
有した接合ブロック17はウエストリボン10が重なり
合う接合領域6、円型の形状を有した接合ブロック1
7’はウエストリボン10と液透過性のトップシート7
と液不透過性のバックシート8とが積層された接合領域
6に打たれている。また、矩形の形状を有した接合ブロ
ック18は液透過性のトップシート7と液透過性のバッ
クシート8とが積層された接合領域6に打たれている。
【0034】接合領域6の幅は、5〜10mmであるこ
とが好ましく、幅が5mmより小さくなると個々の両側
縁部15を接合している接合ブロックの面積の合計が相
対的に小さくなることからおむつの着用時或いは着用中
に個々の接合ブロックが剥離しない程度の強度が得られ
にくくなり、幅が10mmを越えると個々の接合ブロッ
クの合計面積が相対的に大きくなることからおむつを外
す際に接合ブロックを剥離させるために過大な強度を必
要とするため好ましくない。
【0035】また、円型の接合ブロックの形状は直径が
2mm以下であることが好ましく、直径が2mmを越え
ると硬化した接合ブロック1つ1つが接合領域の風合い
を悪化させる傾向があり好ましくない。また、個々の接
合ブロック14間の距離は0.5〜2mmであることが
好ましく、距離が0.5mmより小さくなると個々の接
合ブロック間の距離が小さくなりすぎ、硬化した接合ブ
ロック1つ1つが接合領域の風合いを悪化させる傾向が
あり好ましくなく、距離が2mmを越えると接合ブロッ
ク間の間隔が長くなりすぎるため接合領域において接合
強度が相対的に低くなるため好ましくない。
【0036】また、個々の矩形の接合ブロックの短辺の
長さは、0.5〜3mmであることが好ましく、長さが
0.5mmよりも小さくなると個々の接合ブロックの面
積が小さくなることからおむつの着用時或いは着用中に
個々の接合ブロックが剥離しない程度の強度が得られに
くくなるため好ましくなく、長さが3mmを越えると個
々の接合ブロックの面積が相対的に大きくなり、硬化し
た接合ブロックの1つ1つが接合領域の風合いを悪化さ
せる傾向があり好ましくない。個々の矩形の角は面取り
が施されていても良い。また、個々の接合ブロック間の
距離は、1〜2.5mmであることが好ましく、距離が
1mmより小さくなると個々の接合ブロック間の間隔が
小さくなりすぎ、接合領域に接合強度が相対的に低くな
るので好ましくなく、距離が2.5mmを越えると接合
ブロック間の間隔が長くなりすぎるため接合領域に接合
強度が相対的に低くなるので好ましくない。
【0037】パンツ型使いすておむつの連続製造工程に
おける1回目の融着処理において、接合領域6全域に融
着処理を行い、2回目の融着処理において、ウエストリ
ボン10と液透過性のトップシート7と液不透過性のバ
ックシート8とが積層された接合領域6に打たれる円型
の形状を有した接合ブロック17’に融着処理が再度施
されている。2回目に融着処理を施す円型の形状を有し
た接合ブロック17’は1回目に融着処理を施す円形の
形状を有した接合ブロック17と同様の形状であり、ま
た2回目の融着処理温度を若干高くすることにより、1
回目の融着処理のみでは十分な接合強度が得られない素
材の厚い部分に再度融着処理を施すことにより、接合領
域6を形成する各部分毎に適度な接合強度を得ることが
可能となる。
【0038】図4はパンツ型使いすておむつ1の連続製
造工程における、パンツ型使いすておむつ1の両側縁部
の融着装置の1例を示す平面図である。該装置には、1
回目に融着処理を施す平面を有する部分15、2回目に
融着処理を施す平面を有する部分16、およびそれぞれ
の平面を有する部分に対向配置された接合ブロックを有
するアンビル19が回転ドラム20、21、22にそれ
ぞれ配置され、パンツ型使いすておむつの幅方向の長さ
と、隣り合うおむつの側縁部間に存在するトリム部分2
3の長さとを交互に配置できるような構造となってい
る。また、パンツ型使いすておむつ1は前身頃4と後身
頃5とを長手方向中心部を中心に折り重ねた状態で、お
むつ横方向に延出した両側縁部に沿って設けられた接合
領域6において融着処理される。図4に示すような融着
装置により、パンツ型使いすておむつ1の両側縁部に存
在する接合領域6を、連続的に少なくとも2回、接合ブ
ロックの形状または融着処理の温度を変えて融着処理す
ることができる。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、本発明により接合領
域の素材の種類やその厚さが均一でなくても、パンツ型
使いすておむつ両側縁部での接合が確実にできており、
パンツ型使いすておむつ使用時には肌触りが良くまた容
易に剥離することなく、かつ使用後には適宜に剥離する
ことを可能としたパンツ型使いすておむつを提供するこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパンツ型使いすておむつの1例を前身
頃側方から眺めた斜視図。
【図2】本発明のパンツ型使いすておむつの別の1例を
前身頃側方から眺めた斜視図。
【図3】図1のパンツ型使いすておむつの接合領域を開
放展開した状態を示す斜視図。
【図4】パンツ型使いすておむつの連続製造工程におけ
る、パンツ型使いすておむつの両側縁部に沿って配置さ
れる接合領域の融着工程の1例を示す平面図。
【符号の説明】
1:パンツ型使いすておむつ 2:脚周り開口部 3:ウエスト周り開口部 4:前身頃 5:後身頃 6:接合領域 7:液透過性のトップシート 8:液不透過性のバックシート 9:吸収体 10:ウエストリボン 11:ウエスト周り伸縮弾性部材 12:サイドフラップ 13:脚周り伸縮弾性部材 15:1回目に融着処理を施す平面を有する部分 16:2回目に融着処理を施す平面を有する部分 17、17’:円形の形状を有した接合ブロック 18:矩形の形状を有した接合ブロック 19:アンビル 20、21、22:回転ドラム 23:トリム部分

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液透過性のトップシートと、液不透過性
    のバックシートと、これらの両シートの間に配置された
    吸収体とからなり、着用者の腹側に位置する前身頃と着
    用者の背側に位置する後身頃の両側縁部に沿って設けら
    れた接合領域において前記両身頃の側縁部が接合され、
    ウエスト周り開口部と一対の脚周り開口部が形成された
    パンツ型使いすておむつにおいて、前記接合領域での前
    記側縁部の接合は、間欠的に配置された接合ブロックに
    おける溶融圧着により間欠的に接合され、さらに前記接
    合領域の少なくとも一部分は2回以上の溶融圧着処理を
    施されていることを特徴とするパンツ型使いすておむ
    つ。
  2. 【請求項2】 前記ウエスト周り開口部に、液透過性の
    トップシートと液不透過性のバックシートとを覆うよう
    にウエストリボンが配置されていることを特徴とする請
    求項1記載のパンツ型使いすておむつ。
  3. 【請求項3】 前記接合領域の少なくとも一部分におい
    て融着温度が異なるように2回以上の溶融圧着処理を施
    されていることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載のパンツ型使いすておむつ。
  4. 【請求項4】 前記接合領域の少なくとも一部分におい
    て形状の異なる複数の接合ブロックが間欠的に配置され
    るように2回以上の溶融圧着処理を施されていることを
    特徴とする請求項1または請求項2記載のパンツ型使い
    すておむつ。
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