JPH102911A - 容量式センサ及びそれを用いたシステム - Google Patents
容量式センサ及びそれを用いたシステムInfo
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- JPH102911A JPH102911A JP8153717A JP15371796A JPH102911A JP H102911 A JPH102911 A JP H102911A JP 8153717 A JP8153717 A JP 8153717A JP 15371796 A JP15371796 A JP 15371796A JP H102911 A JPH102911 A JP H102911A
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P15/00—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
- G01P15/02—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
- G01P15/08—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
- G01P2015/0805—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration
- G01P2015/0822—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass
- G01P2015/0825—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass for one single degree of freedom of movement of the mass
- G01P2015/0828—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass for one single degree of freedom of movement of the mass the mass being of the paddle type being suspended at one of its longitudinal ends
Landscapes
- Pressure Sensors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】検出部と信号処理回路部を同一基板に集積化し
た容量式センサにおいて、検出部の可動電極と電気回路
部を空間的に分離することによって、可動電極と電気回
路部の基板領域との間に寄生的に生じる静電容量を低減
した容量式センサを提供すること。 【解決手段】本容量式加速度センサはシリコン層10,
シリコン酸化膜層9,シリコン層8,シリコン酸化膜層
7,シリコン窒化膜層1よりなる5層構造により構成さ
れ、シリコン層8には固定部11によって支持され加速
度によって移動する可動電極4と信号処理回路6を配置
している。ここで、可動電極4はシリコン層8と空間的
に分離されており、可動電極4とシリコン層8間の静電
容量を低減している。また、可動電極4と信号処理回路
6はポリシリコン配線5により接続されている。また、
アルミ膜2を介してガラス3を接着することで、可動電
極4を機密に封止している。
た容量式センサにおいて、検出部の可動電極と電気回路
部を空間的に分離することによって、可動電極と電気回
路部の基板領域との間に寄生的に生じる静電容量を低減
した容量式センサを提供すること。 【解決手段】本容量式加速度センサはシリコン層10,
シリコン酸化膜層9,シリコン層8,シリコン酸化膜層
7,シリコン窒化膜層1よりなる5層構造により構成さ
れ、シリコン層8には固定部11によって支持され加速
度によって移動する可動電極4と信号処理回路6を配置
している。ここで、可動電極4はシリコン層8と空間的
に分離されており、可動電極4とシリコン層8間の静電
容量を低減している。また、可動電極4と信号処理回路
6はポリシリコン配線5により接続されている。また、
アルミ膜2を介してガラス3を接着することで、可動電
極4を機密に封止している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板上に形
成される容量式センサに係り、特に、同一半導体基板上
に検出部(可動電極と固定電極を含むような機械的に動
作する部分)と電気回路部を配置した容量式センサに関
する。
成される容量式センサに係り、特に、同一半導体基板上
に検出部(可動電極と固定電極を含むような機械的に動
作する部分)と電気回路部を配置した容量式センサに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、計測対象物理量に応じて移動
する可動電極と、この可動電極の移動に応じて変化する
静電容量を前記可動電極と共に形成する固定電極とより
なる容量式センサが提案されている。また、容量式セン
サの検出部と電気回路部を同一基板上に形成する試みも
行われている。
する可動電極と、この可動電極の移動に応じて変化する
静電容量を前記可動電極と共に形成する固定電極とより
なる容量式センサが提案されている。また、容量式セン
サの検出部と電気回路部を同一基板上に形成する試みも
行われている。
【0003】この種の容量式センサとしては特開平7−1
28362 号に記載されているように半導体基板自身をエッ
チングすることで可動電極と固定電極を形成した容量式
センサや、特表平4−504003 号に記載されているように
半導体基板上に形成した多結晶シリコン(以下「ポリシ
リコン」という)をエッチングすることにより可動電極
と固定電極を形成した容量式センサなどがある。
28362 号に記載されているように半導体基板自身をエッ
チングすることで可動電極と固定電極を形成した容量式
センサや、特表平4−504003 号に記載されているように
半導体基板上に形成した多結晶シリコン(以下「ポリシ
リコン」という)をエッチングすることにより可動電極
と固定電極を形成した容量式センサなどがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】検出部と電気回路部を
同一基板上に形成しようとした従来技術には、検出部の
製造を優先させた特開平7−128362 号に記載される加速
度センサや、電気回路部の製造を優先させた特表平4−5
04003 号に記載される加速度センサなどがある。この両
者ともに一方の製造に優先させたために、他方に関して
は不具合が生じている。まず、両者は可動電極を構成し
たシリコン基板に電気回路を形成したものであるが、可
動電極と電気回路部の絶縁にPN分離や酸化膜分離を使
用している。このため、可動電極と電気回路部の基板領
域との間に大きな寄生容量が生じてしまい、この寄生容
量によって可動電極と固定電極間の静電容量を計測する
時に種々の傷害をもたらした。
同一基板上に形成しようとした従来技術には、検出部の
製造を優先させた特開平7−128362 号に記載される加速
度センサや、電気回路部の製造を優先させた特表平4−5
04003 号に記載される加速度センサなどがある。この両
者ともに一方の製造に優先させたために、他方に関して
は不具合が生じている。まず、両者は可動電極を構成し
たシリコン基板に電気回路を形成したものであるが、可
動電極と電気回路部の絶縁にPN分離や酸化膜分離を使
用している。このため、可動電極と電気回路部の基板領
域との間に大きな寄生容量が生じてしまい、この寄生容
量によって可動電極と固定電極間の静電容量を計測する
時に種々の傷害をもたらした。
【0005】次に、後者は可動電極と固定電極を通常の
IC回路で使用する厚さ1μm程度のポリシリコン配線
層を利用して形成したものである。従って、可動電極と
固定電極の対向部の高さも1μm程度しかない。このた
め、必要な感度を得るために可動電極と固定電極の対向
面積を増やすには、可動電極と固定電極の対向距離を長
くするしかなく、可動電極の重量の増加を招いている。
従って、1μm程度の厚さしかないポリシリコンによっ
て重い可動電極を形成しているため、半導体基板に対し
て垂直方向(ポリシリコンの厚さ方向)の加速度に対す
る機械的剛性が小さく、この方向の加速度が働くと可動
電極と固定電極間の対向面積が変化し、加速度の検出感
度が大きく変化してしまった。
IC回路で使用する厚さ1μm程度のポリシリコン配線
層を利用して形成したものである。従って、可動電極と
固定電極の対向部の高さも1μm程度しかない。このた
め、必要な感度を得るために可動電極と固定電極の対向
面積を増やすには、可動電極と固定電極の対向距離を長
くするしかなく、可動電極の重量の増加を招いている。
従って、1μm程度の厚さしかないポリシリコンによっ
て重い可動電極を形成しているため、半導体基板に対し
て垂直方向(ポリシリコンの厚さ方向)の加速度に対す
る機械的剛性が小さく、この方向の加速度が働くと可動
電極と固定電極間の対向面積が変化し、加速度の検出感
度が大きく変化してしまった。
【0006】従って、本発明の目的は、可動電極と電気
回路部領域との間に大きな寄生容量が生じず、且つ、半
導体基板に対して垂直方向の加速度によって、検出感度
が大きく変化しない容量式センサを提供することにあ
る。
回路部領域との間に大きな寄生容量が生じず、且つ、半
導体基板に対して垂直方向の加速度によって、検出感度
が大きく変化しない容量式センサを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの第1の手段は、計測対象物理量に応じて移動する可
動電極と、前記可動電極の移動に応じて変化する静電容
量を前記可動電極と共に形成する固定電極と、少なくと
も前記可動電極及び前記固定電極を含む平面上に配置さ
れ、且つ、前記可動電極及び前記固定電極と電気的に絶
縁された構造体と、前記構造体上に形成された電気回路
(配線のみも含む)を有する容量式センサにおいて、前
記可動電極と前記構造体との間に少なくとも部分的に構
造的な空間を設け、前記構造的に空間上を架橋する導電
性材料により前記可動電極と前記電気回路間を電気的に
接続することにより達成できる。
めの第1の手段は、計測対象物理量に応じて移動する可
動電極と、前記可動電極の移動に応じて変化する静電容
量を前記可動電極と共に形成する固定電極と、少なくと
も前記可動電極及び前記固定電極を含む平面上に配置さ
れ、且つ、前記可動電極及び前記固定電極と電気的に絶
縁された構造体と、前記構造体上に形成された電気回路
(配線のみも含む)を有する容量式センサにおいて、前
記可動電極と前記構造体との間に少なくとも部分的に構
造的な空間を設け、前記構造的に空間上を架橋する導電
性材料により前記可動電極と前記電気回路間を電気的に
接続することにより達成できる。
【0008】第2の手段は、半導体基板上にポリシリコ
ンによって形成され、計測対象物理量に応じて移動する
可動電極と、前記可動電極の移動に応じて変化する静電
容量を前記可動電極と共に形成する固定電極とを有する
容量式センサにおいて、前記固定電極を前記半導体基板
上に形成した拡散領域によって構成することにより達成
できる。
ンによって形成され、計測対象物理量に応じて移動する
可動電極と、前記可動電極の移動に応じて変化する静電
容量を前記可動電極と共に形成する固定電極とを有する
容量式センサにおいて、前記固定電極を前記半導体基板
上に形成した拡散領域によって構成することにより達成
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
て、図面を参照して説明する。
【0010】まず、本発明による第1の実施例の容量式
加速度センサについて、図1,図2,図3,図4を参照
し説明する。図1は第1の実施例の容量式加速度センサ
の図3で示す平面Aの断面図、図2は第1の実施例の容
量式加速度センサの図3で示す平面Bの断面図、図3は
第1及び第2の実施例の容量式加速度センサの斜視図、
図4は第1の実施例の容量式加速度センサの製造プロセ
スチャートである。
加速度センサについて、図1,図2,図3,図4を参照
し説明する。図1は第1の実施例の容量式加速度センサ
の図3で示す平面Aの断面図、図2は第1の実施例の容
量式加速度センサの図3で示す平面Bの断面図、図3は
第1及び第2の実施例の容量式加速度センサの斜視図、
図4は第1の実施例の容量式加速度センサの製造プロセ
スチャートである。
【0011】本容量式加速度センサはシリコン層10,
シリコン酸化膜層9,シリコン層8,シリコン酸化膜層
7,シリコン窒化膜層1よりなる5層構造により構成さ
れる。シリコン層8には固定部11によって支持され加
速度によって移動する可動電極4と、可動電極4に対向
して配置される固定電極12,13と、信号処理回路6
を配置している。
シリコン酸化膜層9,シリコン層8,シリコン酸化膜層
7,シリコン窒化膜層1よりなる5層構造により構成さ
れる。シリコン層8には固定部11によって支持され加
速度によって移動する可動電極4と、可動電極4に対向
して配置される固定電極12,13と、信号処理回路6
を配置している。
【0012】可動電極4及び固定電極12,13はシリ
コン層8をくりぬくことにより形成しており、シリコン
層8と可動電極4及び固定電極12,13間の電気的な
絶縁はこの空間により行われる。従って、この空間を広
くとればシリコン層8と可動電極4及び固定電極12,
13間の静電的な結合を小さくすることができる。つま
り、シリコン層8に形成した信号処理回路6と可動電極
4及び固定電極12,13間の静電的な結合を小さくで
きる。言い換えれば、信号処理回路6と可動電極4及び
固定電極12,13間の寄生的に存在する静電容量を小
さくすることができる。
コン層8をくりぬくことにより形成しており、シリコン
層8と可動電極4及び固定電極12,13間の電気的な
絶縁はこの空間により行われる。従って、この空間を広
くとればシリコン層8と可動電極4及び固定電極12,
13間の静電的な結合を小さくすることができる。つま
り、シリコン層8に形成した信号処理回路6と可動電極
4及び固定電極12,13間の静電的な結合を小さくで
きる。言い換えれば、信号処理回路6と可動電極4及び
固定電極12,13間の寄生的に存在する静電容量を小
さくすることができる。
【0013】次に、可動電極4及び固定電極12,13
と信号処理回路6間の電気的な接続方法について説明す
る。可動電極4及び固定電極12,13と信号処理回路
6の間には空間があるため、この空間をまたぎ導電性を
有する橋を形成する必要がある。この橋には機械的に丈
夫で且つ、寄生容量を小さくすることから細くできる材
料が望ましい。このことからこの橋にはポリシリコンを
使用した。ポリシリコンは機械的に丈夫であり、パター
ンニングが容易で細くでき、集積回路とのプロセス的な
マッチングも優れている。つまり、信号処理回路6と固
定電極12にそれぞれに設けられたコンタクト14とコ
ンタクト18の間をポリシリコン配線15によって信号
処理回路6と固定電極12間を接続した。同様に、信号
処理回路6と固定電極13の接続についてはコンタクト
20とコンタクト21とポリシリコン配線17によっ
て、信号処理回路6と可動電極4の接続についてはコン
タクト16とコンタクト19とポリシリコン配線5によ
って接続した。
と信号処理回路6間の電気的な接続方法について説明す
る。可動電極4及び固定電極12,13と信号処理回路
6の間には空間があるため、この空間をまたぎ導電性を
有する橋を形成する必要がある。この橋には機械的に丈
夫で且つ、寄生容量を小さくすることから細くできる材
料が望ましい。このことからこの橋にはポリシリコンを
使用した。ポリシリコンは機械的に丈夫であり、パター
ンニングが容易で細くでき、集積回路とのプロセス的な
マッチングも優れている。つまり、信号処理回路6と固
定電極12にそれぞれに設けられたコンタクト14とコ
ンタクト18の間をポリシリコン配線15によって信号
処理回路6と固定電極12間を接続した。同様に、信号
処理回路6と固定電極13の接続についてはコンタクト
20とコンタクト21とポリシリコン配線17によっ
て、信号処理回路6と可動電極4の接続についてはコン
タクト16とコンタクト19とポリシリコン配線5によ
って接続した。
【0014】次に、カバーについて説明する。本実施例
の容量式加速度センサにおいては可動電極4と固定電極
12,13間に狭い空隙を必要とし、この空隙が表面に
露出している。この空隙はゴミや水などが浸入すると、
可動電極4が移動不能になり、本容量式加速度センサが
動作不能になる恐れがある。これを防止するために可動
電極4と固定電極12,13間の狭い空隙を機密に封止
する必要がある。本実施例のような構造では、可動電極
4と固定電極12,13の下側はシリコン層10によ
り、また、平面方向の周囲はシリコン層8により既に囲
まれているので、上側にカバーを設け封止しさえすれ
ば、可動電極4と固定電極12,13間の狭い空隙を機
密に封止することができる。
の容量式加速度センサにおいては可動電極4と固定電極
12,13間に狭い空隙を必要とし、この空隙が表面に
露出している。この空隙はゴミや水などが浸入すると、
可動電極4が移動不能になり、本容量式加速度センサが
動作不能になる恐れがある。これを防止するために可動
電極4と固定電極12,13間の狭い空隙を機密に封止
する必要がある。本実施例のような構造では、可動電極
4と固定電極12,13の下側はシリコン層10によ
り、また、平面方向の周囲はシリコン層8により既に囲
まれているので、上側にカバーを設け封止しさえすれ
ば、可動電極4と固定電極12,13間の狭い空隙を機
密に封止することができる。
【0015】以下、カバーの構成方法を説明する。本実
施例ではシリコン酸化膜層7に蒸着したアルミ膜2を介
して、ガラス3をアノーディックボンディングにより接
合することにより、可動電極4及び固定電極12,13
を機密に封止した。ここで、アルミ膜2のように、柔ら
かい材料を使用することで、接合面が凸凹であっても機
密に封止できるようにした。また、ガラス3の代わりに
シリコンをアルミ膜2の代わりに銀を使用する方法もあ
る。また、ガラス3の下側面を凹状にしておくことで、
ガラス3と可動電極4及び固定電極12,13間の間隔
を大きくしている。このことにより、ガラス3から可動
電極4及び固定電極12,13に働く静電的な影響を低
減している。
施例ではシリコン酸化膜層7に蒸着したアルミ膜2を介
して、ガラス3をアノーディックボンディングにより接
合することにより、可動電極4及び固定電極12,13
を機密に封止した。ここで、アルミ膜2のように、柔ら
かい材料を使用することで、接合面が凸凹であっても機
密に封止できるようにした。また、ガラス3の代わりに
シリコンをアルミ膜2の代わりに銀を使用する方法もあ
る。また、ガラス3の下側面を凹状にしておくことで、
ガラス3と可動電極4及び固定電極12,13間の間隔
を大きくしている。このことにより、ガラス3から可動
電極4及び固定電極12,13に働く静電的な影響を低
減している。
【0016】次に、製造プロセスを図4を参照して説明
する。本実施例ではSOI基板(シリコン・オン・イン
シュレータ基板)を使用し、このSOI基板に信号処理
回路6を通常の集積回路を形成するプロセスを行うこと
により形成する。この時、ポリシリコン配線5及びアル
ミ膜2を同時に形成しておく。なお、このポリシリコン
配線5及びアルミ膜2は通常の集積回路を形成する時に
使用するものと同じものを使用できる。次の工程ではシ
リコン層8をドライエッチングによりくりぬき、可動電
極4及び固定電極12,13の周囲を形成する。そし
て、可動電極4の下側のシリコン酸化膜層9を固定部1
1を残してエッチングすることにより、可動電極4を宙
に浮かせる。そして、アルミ膜2を露出させ、このアル
ミ膜2を介してガラス3をアノーディックボンディング
により接合することで完成する。
する。本実施例ではSOI基板(シリコン・オン・イン
シュレータ基板)を使用し、このSOI基板に信号処理
回路6を通常の集積回路を形成するプロセスを行うこと
により形成する。この時、ポリシリコン配線5及びアル
ミ膜2を同時に形成しておく。なお、このポリシリコン
配線5及びアルミ膜2は通常の集積回路を形成する時に
使用するものと同じものを使用できる。次の工程ではシ
リコン層8をドライエッチングによりくりぬき、可動電
極4及び固定電極12,13の周囲を形成する。そし
て、可動電極4の下側のシリコン酸化膜層9を固定部1
1を残してエッチングすることにより、可動電極4を宙
に浮かせる。そして、アルミ膜2を露出させ、このアル
ミ膜2を介してガラス3をアノーディックボンディング
により接合することで完成する。
【0017】なお、本実施例のような構造では可動電極
4及び固定電極12,13の厚さを100ミクロンメー
タ以上にできるので、上下方向の加速度の影響はほとん
どない。
4及び固定電極12,13の厚さを100ミクロンメー
タ以上にできるので、上下方向の加速度の影響はほとん
どない。
【0018】次に、本発明による第2の実施例の容量式
加速度センサについて、図3,図5を参照し説明する。
図3は第1及び第2の実施例の容量式加速度センサの斜
視図、図5は第2の実施例の容量式加速度センサの平面
Bの断面図である。本発明による第2の実施例の容量式
加速度センサは第1の実施例の容量式加速度センサで一
組であった可動電極4と固定電極12,13を複数並べ
た容量式加速度センサで、シリコン層8をくりぬくこと
によって、可動電極23,26,29と固定電極22,
24,25,27,28,30を形成し、ポリシリコン
配線31,32,33,34,35,36,37,3
8,39により信号処理回路6に接続している。このよ
うに複数の可動電極23,26,29と固定電極22,
24,25,27,28,30を形成することで感度の
増加を図ることができる。なお、可動電極23,26,
29と固定電極22,24,25,27,28,30を
それぞれ同じ形にしておくことで、それぞれバラバラに
動く可動電極23,26,29であっても、ほぼ同じに
動かすことができる。
加速度センサについて、図3,図5を参照し説明する。
図3は第1及び第2の実施例の容量式加速度センサの斜
視図、図5は第2の実施例の容量式加速度センサの平面
Bの断面図である。本発明による第2の実施例の容量式
加速度センサは第1の実施例の容量式加速度センサで一
組であった可動電極4と固定電極12,13を複数並べ
た容量式加速度センサで、シリコン層8をくりぬくこと
によって、可動電極23,26,29と固定電極22,
24,25,27,28,30を形成し、ポリシリコン
配線31,32,33,34,35,36,37,3
8,39により信号処理回路6に接続している。このよ
うに複数の可動電極23,26,29と固定電極22,
24,25,27,28,30を形成することで感度の
増加を図ることができる。なお、可動電極23,26,
29と固定電極22,24,25,27,28,30を
それぞれ同じ形にしておくことで、それぞれバラバラに
動く可動電極23,26,29であっても、ほぼ同じに
動かすことができる。
【0019】次に、本発明による第3の実施例の容量式
加速度センサについて、図6,図7,図8,図9を参照
し説明する。図6は第3及び第4の実施例の容量式加速
度センサの斜視図、図7は第3の実施例の容量式加速度
センサの図6で示す平面Aの断面図、図8は第3の実施
例の容量式加速度センサの図6で示す平面Bの断面図
(但し、ポリシリコン配線部を追加)、図9は第3の実
施例の容量式加速度センサの図6で示す平面Cの断面図
である。
加速度センサについて、図6,図7,図8,図9を参照
し説明する。図6は第3及び第4の実施例の容量式加速
度センサの斜視図、図7は第3の実施例の容量式加速度
センサの図6で示す平面Aの断面図、図8は第3の実施
例の容量式加速度センサの図6で示す平面Bの断面図
(但し、ポリシリコン配線部を追加)、図9は第3の実
施例の容量式加速度センサの図6で示す平面Cの断面図
である。
【0020】本容量式加速度センサはシリコン層46,
シリコン酸化膜層45,シリコン層44,シリコン酸化
膜層43,シリコン窒化膜層42よりなる5層構造によ
り構成される。シリコン層44にはポリシリコン配線4
9とコンタクト53,55によって支持され、加速度に
よって移動する可動電極48と、可動電極48に対向し
て配置され、ポリシリコン配線50とコンタクト54,
52によって支持され加速度によってほとんど移動しな
い固定電極51と、可動電極48に対向して配置され、
ポリシリコン配線60とコンタクト56,62によって
支持され加速度によってほとんど移動しない固定電極6
1と、信号処理回路41を配置している。
シリコン酸化膜層45,シリコン層44,シリコン酸化
膜層43,シリコン窒化膜層42よりなる5層構造によ
り構成される。シリコン層44にはポリシリコン配線4
9とコンタクト53,55によって支持され、加速度に
よって移動する可動電極48と、可動電極48に対向し
て配置され、ポリシリコン配線50とコンタクト54,
52によって支持され加速度によってほとんど移動しな
い固定電極51と、可動電極48に対向して配置され、
ポリシリコン配線60とコンタクト56,62によって
支持され加速度によってほとんど移動しない固定電極6
1と、信号処理回路41を配置している。
【0021】可動電極48及び固定電極51,61は第
1の実施例同様シリコン層44をくりぬくことにより形
成しており、シリコン層44と可動電極48及び固定電
極51,61間の電気的な絶縁はこの空間により行われ
る。従って、この空間を広くとればシリコン層44と可
動電極48及び固定電極51,61間の静電的な結合を
小さくすることができる。つまり、シリコン層44に形
成した信号処理回路41と可動電極48及び固定電極5
1,61間の静電的な結合を小さくできる。言い換えれ
ば、信号処理回路41と可動電極48及び固定電極5
1,61間の寄生的に存在する静電容量を小さくするこ
とができる。また、本実施例では第1の実施例のように
固定部11を持たないので、この固定部11を介して生
じる静電容量をなくすことができ、更に、信号処理回路
41と可動電極48及び固定電極51,61間の寄生的
に存在する静電容量を小さくすることができる。
1の実施例同様シリコン層44をくりぬくことにより形
成しており、シリコン層44と可動電極48及び固定電
極51,61間の電気的な絶縁はこの空間により行われ
る。従って、この空間を広くとればシリコン層44と可
動電極48及び固定電極51,61間の静電的な結合を
小さくすることができる。つまり、シリコン層44に形
成した信号処理回路41と可動電極48及び固定電極5
1,61間の静電的な結合を小さくできる。言い換えれ
ば、信号処理回路41と可動電極48及び固定電極5
1,61間の寄生的に存在する静電容量を小さくするこ
とができる。また、本実施例では第1の実施例のように
固定部11を持たないので、この固定部11を介して生
じる静電容量をなくすことができ、更に、信号処理回路
41と可動電極48及び固定電極51,61間の寄生的
に存在する静電容量を小さくすることができる。
【0022】次に、可動電極48及び固定電極51,6
1と信号処理回路41間の電気的な接続方法について説
明する。可動電極48及び固定電極51,61はポリシ
リコン配線49,50,60によって支持されており、
また電気的にもコンタクト52,53,54,55,5
6,62でつながっている。従って、このポリシリコン
配線49,50,60により信号処理回路41へ容易に
コンタクト57,58,59を介して接続することがで
きる。
1と信号処理回路41間の電気的な接続方法について説
明する。可動電極48及び固定電極51,61はポリシ
リコン配線49,50,60によって支持されており、
また電気的にもコンタクト52,53,54,55,5
6,62でつながっている。従って、このポリシリコン
配線49,50,60により信号処理回路41へ容易に
コンタクト57,58,59を介して接続することがで
きる。
【0023】次に、カバーについて説明する。本実施例
の容量式加速度センサにおいては可動電極48及び固定
電極51,61間に狭い空隙を必要とし、この空隙が表
面に露出している。この空隙にゴミや水などが浸入する
と、可動電極48が移動不能になり、本容量式加速度セ
ンサが動作不能になる恐れがある。これを防止するため
にカバーを設ける必要がある。本実施例ではシリコン酸
化膜層43に蒸着したアルミ膜47を介して、ガラス4
0をアノーディックボンディングにより接合することに
より、可動電極48及び固定電極51,61を機密に封
止した。
の容量式加速度センサにおいては可動電極48及び固定
電極51,61間に狭い空隙を必要とし、この空隙が表
面に露出している。この空隙にゴミや水などが浸入する
と、可動電極48が移動不能になり、本容量式加速度セ
ンサが動作不能になる恐れがある。これを防止するため
にカバーを設ける必要がある。本実施例ではシリコン酸
化膜層43に蒸着したアルミ膜47を介して、ガラス4
0をアノーディックボンディングにより接合することに
より、可動電極48及び固定電極51,61を機密に封
止した。
【0024】なお、本実施例のような構造では可動電極
48及び固定電極51,61の厚さを100ミクロンメ
ータ以上にできるので、上下方向の加速度の影響はほと
んどない。
48及び固定電極51,61の厚さを100ミクロンメ
ータ以上にできるので、上下方向の加速度の影響はほと
んどない。
【0025】次に、本発明による第4の実施例の容量式
加速度センサについて、図6,図10を参照し説明す
る。図6は第3及び第4の実施例の容量式加速度センサ
の斜視図、図10は第4の実施例の容量式加速度センサ
の図6で示す平面Bの断面図である。本発明による第4
の実施例の容量式加速度センサは第3の実施例の容量式
加速度センサで一組であった可動電極48と固定電極5
1,61を複数並べた容量式加速度センサで、シリコン
層44をくりぬくことによって、可動電極65,70,
75と固定電極63,66,68,71,73,76を
形成している。ここで、可動電極65,70,75はポ
リシリコン配線78により機械的に支持されると同時に
信号処理回路41へ電気的に接続される。また、固定電
極63はポリシリコン配線64,79により機械的に支
持されると同時に信号処理回路41へ電気的に接続され
る。同様に、固定電極66はポリシリコン配線67,8
0により、固定電極68はポリシリコン配線69,81
により、固定電極71はポリシリコン配線72,82に
より、固定電極73はポリシリコン配線74,83によ
り、固定電極76はポリシリコン配線77,84によ
り、機械的に支持されると同時に信号処理回路41へ電
気的に接続される。このように複数の可動電極65,7
0,75と固定電極63,66,68,71,73,7
6を形成することで感度の増加を図ることができる。
加速度センサについて、図6,図10を参照し説明す
る。図6は第3及び第4の実施例の容量式加速度センサ
の斜視図、図10は第4の実施例の容量式加速度センサ
の図6で示す平面Bの断面図である。本発明による第4
の実施例の容量式加速度センサは第3の実施例の容量式
加速度センサで一組であった可動電極48と固定電極5
1,61を複数並べた容量式加速度センサで、シリコン
層44をくりぬくことによって、可動電極65,70,
75と固定電極63,66,68,71,73,76を
形成している。ここで、可動電極65,70,75はポ
リシリコン配線78により機械的に支持されると同時に
信号処理回路41へ電気的に接続される。また、固定電
極63はポリシリコン配線64,79により機械的に支
持されると同時に信号処理回路41へ電気的に接続され
る。同様に、固定電極66はポリシリコン配線67,8
0により、固定電極68はポリシリコン配線69,81
により、固定電極71はポリシリコン配線72,82に
より、固定電極73はポリシリコン配線74,83によ
り、固定電極76はポリシリコン配線77,84によ
り、機械的に支持されると同時に信号処理回路41へ電
気的に接続される。このように複数の可動電極65,7
0,75と固定電極63,66,68,71,73,7
6を形成することで感度の増加を図ることができる。
【0026】次に、本発明による第5の実施例の容量式
加速度センサについて、図11,図12を参照し説明す
る。図11は第5の実施例の容量式加速度センサの断面
図、図12は第5の実施例の容量式加速度センサの製造
プロセスチャートである。なお、本実施例の加速度セン
サは第3の実施例の加速度センサと基本的な構造はほぼ
同じで、製造工程が異なるものである。
加速度センサについて、図11,図12を参照し説明す
る。図11は第5の実施例の容量式加速度センサの断面
図、図12は第5の実施例の容量式加速度センサの製造
プロセスチャートである。なお、本実施例の加速度セン
サは第3の実施例の加速度センサと基本的な構造はほぼ
同じで、製造工程が異なるものである。
【0027】本容量式加速度センサはシリコン層94,
エピタキシャル層93,シリコン酸化膜層92,シリコ
ン窒化膜層85よりなる4層構造により構成される。エ
ピタキシャル層93にはポリシリコン配線89によって
支持され加速度によって移動する可動電極96と、可動
電極96に対向して配置され、ポリシリコン配線88に
よって支持され加速度によってほとんど移動しない固定
電極95と、可動電極96に対向して配置され、ポリシ
リコン配線90によって支持され加速度によってほとん
ど移動しない固定電極97と、信号処理回路91を配置
している。また、カバーについてはシリコン酸化膜層9
2に蒸着したアルミ膜86を介して、ガラス87をアノ
ーディックボンディングにより接合している。
エピタキシャル層93,シリコン酸化膜層92,シリコ
ン窒化膜層85よりなる4層構造により構成される。エ
ピタキシャル層93にはポリシリコン配線89によって
支持され加速度によって移動する可動電極96と、可動
電極96に対向して配置され、ポリシリコン配線88に
よって支持され加速度によってほとんど移動しない固定
電極95と、可動電極96に対向して配置され、ポリシ
リコン配線90によって支持され加速度によってほとん
ど移動しない固定電極97と、信号処理回路91を配置
している。また、カバーについてはシリコン酸化膜層9
2に蒸着したアルミ膜86を介して、ガラス87をアノ
ーディックボンディングにより接合している。
【0028】次に、図13を参照し、製造プロセスを説
明する。本実施例ではエピタキシャル層93を有する基
板を使用し、このエピタキシャル層93を有する基板に
信号処理回路91を通常の集積回路を形成するプロセス
を行うことにより構成する。この時、ポリシリコン配線
88,89,90及びアルミ膜86を同時に形成してお
く。なお、このポリシリコン配線88,89,90及び
アルミ膜86は通常の集積回路を形成する時に使用する
ものと同じものを使用できる。次の工程ではエピタキシ
ャル層93をドライエッチングによりくりぬき、可動電
極96及び固定電極95,97の周囲を形成する。そし
て、可動電極96及び固定電極95,97の下側のシリ
コン層94をエピタキシャル層93を残してエッチング
する。なお、ここで、エピタキシャル層93を残すため
にPNエッチストップを利用した。このエッチングによ
り、可動電極96及び固定電極95,97を宙に浮かせ
る。そして、アルミ膜86を露出させ、このアルミ膜8
6を介してガラス87をアノーディックボンディングに
より接合することで完成する。従って、本実施例では第
3の実施例で示したようなSOI基板を利用することに
より、安価なエピタキシャル基板を使用することがで
き、この容量式加速度センサの低コスト化を図ることが
できる。
明する。本実施例ではエピタキシャル層93を有する基
板を使用し、このエピタキシャル層93を有する基板に
信号処理回路91を通常の集積回路を形成するプロセス
を行うことにより構成する。この時、ポリシリコン配線
88,89,90及びアルミ膜86を同時に形成してお
く。なお、このポリシリコン配線88,89,90及び
アルミ膜86は通常の集積回路を形成する時に使用する
ものと同じものを使用できる。次の工程ではエピタキシ
ャル層93をドライエッチングによりくりぬき、可動電
極96及び固定電極95,97の周囲を形成する。そし
て、可動電極96及び固定電極95,97の下側のシリ
コン層94をエピタキシャル層93を残してエッチング
する。なお、ここで、エピタキシャル層93を残すため
にPNエッチストップを利用した。このエッチングによ
り、可動電極96及び固定電極95,97を宙に浮かせ
る。そして、アルミ膜86を露出させ、このアルミ膜8
6を介してガラス87をアノーディックボンディングに
より接合することで完成する。従って、本実施例では第
3の実施例で示したようなSOI基板を利用することに
より、安価なエピタキシャル基板を使用することがで
き、この容量式加速度センサの低コスト化を図ることが
できる。
【0029】次に、本発明による第6の実施例の容量式
加速度センサについて、図13,図14を参照し説明す
る。図13は第6の実施例の容量式加速度センサの断面
図、図14は第6の実施例の容量式加速度センサの製造
プロセスチャートである。なお、本実施例の加速度セン
サは第3の実施例の加速度センサと基本的な構造はほぼ
同じで、製造工程が異なるものである。
加速度センサについて、図13,図14を参照し説明す
る。図13は第6の実施例の容量式加速度センサの断面
図、図14は第6の実施例の容量式加速度センサの製造
プロセスチャートである。なお、本実施例の加速度セン
サは第3の実施例の加速度センサと基本的な構造はほぼ
同じで、製造工程が異なるものである。
【0030】本容量式加速度センサはシリコン層10
6,シリコン酸化膜層105,シリコン窒化膜層98よ
りなる3層構造により構成される。シリコン層106に
はポリシリコン配線102によって支持され加速度によ
って移動する可動電極108と、可動電極108に対向
して配置され、ポリシリコン配線101によって支持さ
れ加速度によってほとんど移動しない固定電極107
と、可動電極108に対向して配置され、ポリシリコン
配線103によって支持され加速度によってほとんど移
動しない固定電極109と、信号処理回路104を配置
している。また、カバーについてはシリコン酸化膜層1
05に蒸着したアルミ膜99を介して、ガラス100を
アノーディックボンディングにより接合している。
6,シリコン酸化膜層105,シリコン窒化膜層98よ
りなる3層構造により構成される。シリコン層106に
はポリシリコン配線102によって支持され加速度によ
って移動する可動電極108と、可動電極108に対向
して配置され、ポリシリコン配線101によって支持さ
れ加速度によってほとんど移動しない固定電極107
と、可動電極108に対向して配置され、ポリシリコン
配線103によって支持され加速度によってほとんど移
動しない固定電極109と、信号処理回路104を配置
している。また、カバーについてはシリコン酸化膜層1
05に蒸着したアルミ膜99を介して、ガラス100を
アノーディックボンディングにより接合している。
【0031】次に、図14を参照し製造プロセスを説明
する。本実施例では標準のシリコン基板を使用し、この
シリコン基板に信号処理回路104を通常の集積回路を
形成するプロセスを行うことにより構成する。この時、
ポリシリコン配線101,102,103及びアルミ膜
99を同時に形成しておく。なお、このポリシリコン配
線101,102,103及びアルミ膜99は通常の集
積回路を形成する時に使用するものと同じものを使用で
きる。また、この工程で高濃度で深い拡散107,10
8,109を形成しておく(最終的に可動電極108及
び固定電極107,109になる。)。次の工程ではシ
リコン層106をドライエッチングによりくりぬき、可
動電極108及び固定電極107,109の周囲を形成
する。そして、可動電極108及び固定電極107,1
09の下側のシリコン層106を高濃度の部分(可動電極
108及び固定電極107,109の部分)を残してエ
ッチングする。このエッチングにより、可動電極108
及び固定電極107,109を宙に浮かせる。そして、
アルミ膜99を露出させ、このアルミ膜99を介してガ
ラス100をアノーディックボンディングにより接合す
ることで完成する。本実施例では、第3の実施例で示し
たようなSOI基板を利用することより、安価な標準の
シリコン基板を使用することができ、この容量式加速度
センサの低コスト化を図ることができる。
する。本実施例では標準のシリコン基板を使用し、この
シリコン基板に信号処理回路104を通常の集積回路を
形成するプロセスを行うことにより構成する。この時、
ポリシリコン配線101,102,103及びアルミ膜
99を同時に形成しておく。なお、このポリシリコン配
線101,102,103及びアルミ膜99は通常の集
積回路を形成する時に使用するものと同じものを使用で
きる。また、この工程で高濃度で深い拡散107,10
8,109を形成しておく(最終的に可動電極108及
び固定電極107,109になる。)。次の工程ではシ
リコン層106をドライエッチングによりくりぬき、可
動電極108及び固定電極107,109の周囲を形成
する。そして、可動電極108及び固定電極107,1
09の下側のシリコン層106を高濃度の部分(可動電極
108及び固定電極107,109の部分)を残してエ
ッチングする。このエッチングにより、可動電極108
及び固定電極107,109を宙に浮かせる。そして、
アルミ膜99を露出させ、このアルミ膜99を介してガ
ラス100をアノーディックボンディングにより接合す
ることで完成する。本実施例では、第3の実施例で示し
たようなSOI基板を利用することより、安価な標準の
シリコン基板を使用することができ、この容量式加速度
センサの低コスト化を図ることができる。
【0032】次に、本発明による第7の実施例の容量式
加速度センサについて、図15,図16を参照し説明す
る。図15は第7の実施例の容量式加速度センサの平面
図、図16は第7の実施例の容量式加速度センサのA−
A′の断面図である。本容量式加速度センサはシリコン
層110,シリコン酸化膜層120,シリコン窒化膜層
117よりなる3層構造により構成される。シリコン酸
化膜層120にはポリシリコンによって構成された可動
電極112が形成されている。また、シリコン層110
には可動電極112に対向するように拡散によって構成
された固定電極111,113と信号処理回路116が
配置されている。また、可動電極112と信号処理回路
116はコンタクト114,115によって接続されて
いる。また、カバーについてはシリコン酸化膜層120
に蒸着したアルミ膜118を介して、ガラス119をア
ノーディックボンディングにより接合している。
加速度センサについて、図15,図16を参照し説明す
る。図15は第7の実施例の容量式加速度センサの平面
図、図16は第7の実施例の容量式加速度センサのA−
A′の断面図である。本容量式加速度センサはシリコン
層110,シリコン酸化膜層120,シリコン窒化膜層
117よりなる3層構造により構成される。シリコン酸
化膜層120にはポリシリコンによって構成された可動
電極112が形成されている。また、シリコン層110
には可動電極112に対向するように拡散によって構成
された固定電極111,113と信号処理回路116が
配置されている。また、可動電極112と信号処理回路
116はコンタクト114,115によって接続されて
いる。また、カバーについてはシリコン酸化膜層120
に蒸着したアルミ膜118を介して、ガラス119をア
ノーディックボンディングにより接合している。
【0033】本加速度センサはA−A′方向の加速度に
よって、可動電極112がA−A′方向に移動するか
ら、この可動電極112の含動によって可動電極112
と固定電極111の間の静電容量と可動電極112と固
定電極113の間の静電容量が変化するから、この静電
容量の変化を検出することによって、加速度を検出する
ものである。
よって、可動電極112がA−A′方向に移動するか
ら、この可動電極112の含動によって可動電極112
と固定電極111の間の静電容量と可動電極112と固
定電極113の間の静電容量が変化するから、この静電
容量の変化を検出することによって、加速度を検出する
ものである。
【0034】本加速度センサでは可動電極112をポリ
シリコンによって構成しているので、可動電極112の
サイズを大きくしてしまうと上下方向の加速度によって
感度が変化してしまう。しかし、本加速度センサのよう
な構造では、可動電極112の長さで感度が決まるか
ら、可動電極112を細くすることができ、可動電極1
12のサイズを小さくすることができ、上下の加速度に
よる感度変化を小さくすることができる。
シリコンによって構成しているので、可動電極112の
サイズを大きくしてしまうと上下方向の加速度によって
感度が変化してしまう。しかし、本加速度センサのよう
な構造では、可動電極112の長さで感度が決まるか
ら、可動電極112を細くすることができ、可動電極1
12のサイズを小さくすることができ、上下の加速度に
よる感度変化を小さくすることができる。
【0035】次に、本発明による第8の実施例の容量式
加速度センサについて、図17を参照し説明する。図1
7は第8の実施例の容量式加速度センサの断面図であ
る。本容量式加速度センサはシリコン層128,シリコ
ン酸化膜層127,シリコン窒化膜層121よりなる3
層構造により構成される。シリコン酸化膜層127には
ポリシリコンによって構成された可動電極125と固定
電極124,126が形成されている。また、シリコン
層128には可動電極125に対向するように拡散によ
って構成された固定電極129,130が配置されてい
る。また、カバーについてはシリコン酸化膜層127に
蒸着したアルミ膜122を介して、ガラス123をアノ
ーディックボンディングにより接合している。
加速度センサについて、図17を参照し説明する。図1
7は第8の実施例の容量式加速度センサの断面図であ
る。本容量式加速度センサはシリコン層128,シリコ
ン酸化膜層127,シリコン窒化膜層121よりなる3
層構造により構成される。シリコン酸化膜層127には
ポリシリコンによって構成された可動電極125と固定
電極124,126が形成されている。また、シリコン
層128には可動電極125に対向するように拡散によ
って構成された固定電極129,130が配置されてい
る。また、カバーについてはシリコン酸化膜層127に
蒸着したアルミ膜122を介して、ガラス123をアノ
ーディックボンディングにより接合している。
【0036】この容量式加速度センサでは図17の上下
方向の加速度は可動電極125と固定電極124,12
6間の静電容量と可動電極125と固定電極129,1
30間の静電容量の差を検出することにより測定してい
る。また、図17の左右方向の加速度は可動電極125
と固定電極124,129間の静電容量と可動電極12
5と固定電極126,130間の静電容量の差を検出す
ることにより測定している。なお、図17の上下方向の
加速度を検出する時の左右方向の加速度の影響は可動電
極125よりも固定電極124,126,129,13
0を大きくすることにより影響がでないようにしてい
る。また、図17の左右方向の加速度を検出する時の上
下方向の加速度の影響は可動電極125の上下に固定電
極124,126,129,130を配置することで低
減している。本発明による容量式加速度センサは、車両
用エアバックシステム(例えば、特開平7−128362 号に
記載されているようなもの)の衝突検出用加速度センサ
として使用することができる。
方向の加速度は可動電極125と固定電極124,12
6間の静電容量と可動電極125と固定電極129,1
30間の静電容量の差を検出することにより測定してい
る。また、図17の左右方向の加速度は可動電極125
と固定電極124,129間の静電容量と可動電極12
5と固定電極126,130間の静電容量の差を検出す
ることにより測定している。なお、図17の上下方向の
加速度を検出する時の左右方向の加速度の影響は可動電
極125よりも固定電極124,126,129,13
0を大きくすることにより影響がでないようにしてい
る。また、図17の左右方向の加速度を検出する時の上
下方向の加速度の影響は可動電極125の上下に固定電
極124,126,129,130を配置することで低
減している。本発明による容量式加速度センサは、車両
用エアバックシステム(例えば、特開平7−128362 号に
記載されているようなもの)の衝突検出用加速度センサ
として使用することができる。
【0037】次に、本発明による第9の実施例の容量式
圧力センサについて、図18を参照し説明する。図18
は第9の実施例の容量式圧力センサの断面図である。本
容量式圧力センサはシリコン層134,シリコン酸化膜
層133,シリコン窒化膜層131よりなる3層構造に
より構成される。シリコン酸化膜層133にはポリシリ
コンによって構成された可動電極132が形成されてい
る。また、シリコン層134には可動電極132に対向
するように拡散によって構成された固定電極135,1
36が配置されている。従って、この容量式圧力センサ
に圧力が働くと、可動電極132はたわみ、可動電極1
32と固定電極135の間の静電容量は大きく変化す
る。また、可動電極132の固定部の近くに配置された
固定電極136と可動電極132の間の静電容量は圧力
によって大きく変化しない。従って、この可動電極13
2と固定電極135の間の静電容量と可動電極132と
固定電極136の間の静電容量の差を検出することによ
って、本検出部に働く圧力を検出するものである。本容
量式圧力センサではダイアフラムの役目をする可動電極
132をポリシリコンによって形成するため、厚さ1ミ
クロンメータ以下のダイアフラムを形成することがで
き、非常に高感度な圧力センサを得ることができる。ま
た、可動電極132と固定電極135間の間隔を1ミク
ロンメータ以下にできるので、可動電極132の変位を
1ミクロンメータ以下に押さえる。このため、本容量式
圧力センサに過大圧力が印加されたとしても、可動電極
132の変位を1ミクロンメータに押さえることができ
るから、可動電極132の破壊を防止することができ
る。また、可動電極132がポリシリコンであるため、
シリコン基板上に配置した信号処理回路に容易に接続が
でき、また、寄生容量を小さくすることができる。
圧力センサについて、図18を参照し説明する。図18
は第9の実施例の容量式圧力センサの断面図である。本
容量式圧力センサはシリコン層134,シリコン酸化膜
層133,シリコン窒化膜層131よりなる3層構造に
より構成される。シリコン酸化膜層133にはポリシリ
コンによって構成された可動電極132が形成されてい
る。また、シリコン層134には可動電極132に対向
するように拡散によって構成された固定電極135,1
36が配置されている。従って、この容量式圧力センサ
に圧力が働くと、可動電極132はたわみ、可動電極1
32と固定電極135の間の静電容量は大きく変化す
る。また、可動電極132の固定部の近くに配置された
固定電極136と可動電極132の間の静電容量は圧力
によって大きく変化しない。従って、この可動電極13
2と固定電極135の間の静電容量と可動電極132と
固定電極136の間の静電容量の差を検出することによ
って、本検出部に働く圧力を検出するものである。本容
量式圧力センサではダイアフラムの役目をする可動電極
132をポリシリコンによって形成するため、厚さ1ミ
クロンメータ以下のダイアフラムを形成することがで
き、非常に高感度な圧力センサを得ることができる。ま
た、可動電極132と固定電極135間の間隔を1ミク
ロンメータ以下にできるので、可動電極132の変位を
1ミクロンメータ以下に押さえる。このため、本容量式
圧力センサに過大圧力が印加されたとしても、可動電極
132の変位を1ミクロンメータに押さえることができ
るから、可動電極132の破壊を防止することができ
る。また、可動電極132がポリシリコンであるため、
シリコン基板上に配置した信号処理回路に容易に接続が
でき、また、寄生容量を小さくすることができる。
【0038】次に、本発明による第10の実施例の容量
式加速度スイッチについて、図19,図20,図21を
参照し説明する。図19は第10の実施例の容量式加速
度スイッチの断面図、図20は第10の実施例の下向き
の加速度を検出する回路、図21は第10の実施例の上
向きの加速度を検出する回路である。本容量式加速度ス
イッチはシリコン層141,シリコン酸化膜層140,
シリコン窒化膜層137よりなる3層構造により構成され
る。シリコン酸化膜層140にはポリシリコンによって
構成された可動電極139が形成されている。また、可
動電極139の重量を増すために金属を蒸着することに
より構成された重り138を配置している。また、シリ
コン層141には可動電極139に対向するように拡散
によって構成された固定電極142が配置されている。
この容量式加速度スイッチに上下方向の加速度が働くと
可動電極139は上下に変位し、可動電極139と固定
電極142間の静電容量が変化するものである。
式加速度スイッチについて、図19,図20,図21を
参照し説明する。図19は第10の実施例の容量式加速
度スイッチの断面図、図20は第10の実施例の下向き
の加速度を検出する回路、図21は第10の実施例の上
向きの加速度を検出する回路である。本容量式加速度ス
イッチはシリコン層141,シリコン酸化膜層140,
シリコン窒化膜層137よりなる3層構造により構成され
る。シリコン酸化膜層140にはポリシリコンによって
構成された可動電極139が形成されている。また、可
動電極139の重量を増すために金属を蒸着することに
より構成された重り138を配置している。また、シリ
コン層141には可動電極139に対向するように拡散
によって構成された固定電極142が配置されている。
この容量式加速度スイッチに上下方向の加速度が働くと
可動電極139は上下に変位し、可動電極139と固定
電極142間の静電容量が変化するものである。
【0039】次に、信号処理回路について説明する。図
20は下向きの加速度を検出する信号処理回路である。
本信号処理回路は基準電源143,可動電極139と固
定電極142より構成されるコンデンサ144,コンデ
ンサ144の容量値の変化により生じる電荷によってオ
ンオフの動作をするMOSトランジスタ145、及び負
荷抵抗146によって構成される。まず、加速度が働か
ない状態ではコンデンサ144の容量値は安定であり、
コンデンサ144からMOSトランジスタ145に流れる
電荷は生じず、MOSトランジスタ145は自分自身の
リーク電流によってオフの状態を維持している。ここ
で、この容量式加速度スイッチに下向きの加速度が働き
コンデンサ144の容量値が増加すると基準電源143
の電圧とコンデンサ144の静電容量の変化に応じた電
荷がMOSトランジスタ145に流れ、MOSトランジ
スタ145をオンにする。
20は下向きの加速度を検出する信号処理回路である。
本信号処理回路は基準電源143,可動電極139と固
定電極142より構成されるコンデンサ144,コンデ
ンサ144の容量値の変化により生じる電荷によってオ
ンオフの動作をするMOSトランジスタ145、及び負
荷抵抗146によって構成される。まず、加速度が働か
ない状態ではコンデンサ144の容量値は安定であり、
コンデンサ144からMOSトランジスタ145に流れる
電荷は生じず、MOSトランジスタ145は自分自身の
リーク電流によってオフの状態を維持している。ここ
で、この容量式加速度スイッチに下向きの加速度が働き
コンデンサ144の容量値が増加すると基準電源143
の電圧とコンデンサ144の静電容量の変化に応じた電
荷がMOSトランジスタ145に流れ、MOSトランジ
スタ145をオンにする。
【0040】次に、上向きの加速度に対する信号処理回
路を説明する。図21は上向きの加速度を検出する信号
処理回路である。本信号処理回路は基準電源147,可
動電極139と固定電極142より構成されるコンデン
サ148,コンデンサ148の容量値の変化により生じ
る電荷によってオンオフの動作をするMOSトランジス
タ149、及び負荷抵抗150によって構成される。ま
ず、加速度が働かない状態ではコンデンサ148の容量
値は安定であり、コンデンサ148からMOSトランジ
スタ149に流れる電荷は生じず、MOSトランジスタ
149は自分自身のリーク電流によってオフの状態を維
持している。ここでこの容量式加速度スイッチに上向き
の加速度が働きコンデンサ148が減少すると基準電源
147の電圧とコンデンサ148の静電容量の変化に応
じた電荷がMOSトランジスタ149に流れ、MOSト
ランジスタ149をオンにする。
路を説明する。図21は上向きの加速度を検出する信号
処理回路である。本信号処理回路は基準電源147,可
動電極139と固定電極142より構成されるコンデン
サ148,コンデンサ148の容量値の変化により生じ
る電荷によってオンオフの動作をするMOSトランジス
タ149、及び負荷抵抗150によって構成される。ま
ず、加速度が働かない状態ではコンデンサ148の容量
値は安定であり、コンデンサ148からMOSトランジ
スタ149に流れる電荷は生じず、MOSトランジスタ
149は自分自身のリーク電流によってオフの状態を維
持している。ここでこの容量式加速度スイッチに上向き
の加速度が働きコンデンサ148が減少すると基準電源
147の電圧とコンデンサ148の静電容量の変化に応
じた電荷がMOSトランジスタ149に流れ、MOSト
ランジスタ149をオンにする。
【0041】このように、コンデンサ144,148の
静電容量の変化によって、生じる電荷によって MOS
トランジスタ145,149をオンオフさせることによ
り動作する加速度スイッチを構成することにより、非接
触で動作する加速度スイッチを提供することができる。
このように非接触で動作する加速度スイッチを提供する
ことで、従来の接触型のスイッチで生じる電極部の固
着,融着あるいは転移等の問題を回避するスイッチを提
供できる。また、可動電極139がポリシリコンである
ため、シリコン基板上に配置した信号処理回路に容易に
接続ができ、また、寄生容量を小さくすることができ
る。
静電容量の変化によって、生じる電荷によって MOS
トランジスタ145,149をオンオフさせることによ
り動作する加速度スイッチを構成することにより、非接
触で動作する加速度スイッチを提供することができる。
このように非接触で動作する加速度スイッチを提供する
ことで、従来の接触型のスイッチで生じる電極部の固
着,融着あるいは転移等の問題を回避するスイッチを提
供できる。また、可動電極139がポリシリコンである
ため、シリコン基板上に配置した信号処理回路に容易に
接続ができ、また、寄生容量を小さくすることができ
る。
【0042】次に、本発明による容量式加速度センサを
使用したエアバックシステムを図22,図23により説
明する。図22はこの加速度センサを使用したエアバッ
クシステムのコントロールユニットの断面図、図23は
エアバックシステムの構成である。本エアバックシステ
ムはこれを収納するケース1701,容量式加速度セン
サ1703及び電子回路1702を搭載したプリント板
1704により構成される。本エアバックシステムでは
容量式加速度センサ1703をプリント板1704に表
面実装している特徴がある。また、容量式加速度センサ
1703の固定位置についてはプリント基板の固定部の
近くに配置し、プリント板1704の共振による影響を
低減している。また、エアバックシステムの概略構成を
図23により説明しておく。本エアバックシステムは車
両の衝突加速度を検出する容量式加速度センサ180
1,容量式加速度センサ1801の出力から衝突の大き
さを計算しエアバックの展開の有無を判定するマイクロ
コンピュータ1802,マイクロコンピュータ1802
の出力を増幅しエアバックを駆動するドライブ回路18
03より構成される。なお、本実施例においては容量式
の加速度センサについて記載したが歪ゲージ式や圧電式
の加速度センサについても適用できる。本発明によれ
ば、検出加速度方向が加速度センサの取付け面と並行
で、且つ、プリント板に表面実装できる加速度センサを
構成できるので、エアバックのような用途に加速度セン
サを応用した時にも容易に実装できる加速度センサを提
供することができる。
使用したエアバックシステムを図22,図23により説
明する。図22はこの加速度センサを使用したエアバッ
クシステムのコントロールユニットの断面図、図23は
エアバックシステムの構成である。本エアバックシステ
ムはこれを収納するケース1701,容量式加速度セン
サ1703及び電子回路1702を搭載したプリント板
1704により構成される。本エアバックシステムでは
容量式加速度センサ1703をプリント板1704に表
面実装している特徴がある。また、容量式加速度センサ
1703の固定位置についてはプリント基板の固定部の
近くに配置し、プリント板1704の共振による影響を
低減している。また、エアバックシステムの概略構成を
図23により説明しておく。本エアバックシステムは車
両の衝突加速度を検出する容量式加速度センサ180
1,容量式加速度センサ1801の出力から衝突の大き
さを計算しエアバックの展開の有無を判定するマイクロ
コンピュータ1802,マイクロコンピュータ1802
の出力を増幅しエアバックを駆動するドライブ回路18
03より構成される。なお、本実施例においては容量式
の加速度センサについて記載したが歪ゲージ式や圧電式
の加速度センサについても適用できる。本発明によれ
ば、検出加速度方向が加速度センサの取付け面と並行
で、且つ、プリント板に表面実装できる加速度センサを
構成できるので、エアバックのような用途に加速度セン
サを応用した時にも容易に実装できる加速度センサを提
供することができる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、可動電極と電気回路部
を空間により絶縁することができるので、可動電極と電
気回路部の基板領域との間に大きな寄生容量を生じさせ
ず、静電容量の計測を高精度にできる。
を空間により絶縁することができるので、可動電極と電
気回路部の基板領域との間に大きな寄生容量を生じさせ
ず、静電容量の計測を高精度にできる。
【図1】第1の実施例の容量式加速度センサの図3で示
す平面Aの断面図。
す平面Aの断面図。
【図2】第1の実施例の容量式加速度センサの図3で示
す平面Bの断面図。
す平面Bの断面図。
【図3】第1及び第2の実施例の容量式加速度センサの
斜視図。
斜視図。
【図4】第1の実施例の容量式加速度センサの製造プロ
セスチャート。
セスチャート。
【図5】第2の実施例の容量式加速度センサの平面Bの
断面図。
断面図。
【図6】第3及び第4の実施例の容量式加速度センサの
斜視図。
斜視図。
【図7】第3の実施例の容量式加速度センサの図6で示
す平面Aの断面図。
す平面Aの断面図。
【図8】第3の実施例の容量式加速度センサの図6で示
す平面Bの断面図。
す平面Bの断面図。
【図9】第3の実施例の容量式加速度センサの図6で示
す平面Cの断面図。
す平面Cの断面図。
【図10】第4の実施例の容量式加速度センサの図6で
示す平面Bの断面図。
示す平面Bの断面図。
【図11】第5の実施例の容量式加速度センサの断面
図。
図。
【図12】第5の実施例の容量式加速度センサの製造プ
ロセスチャート。
ロセスチャート。
【図13】第6の実施例の容量式加速度センサの断面
図。
図。
【図14】第6の実施例の容量式加速度センサの製造プ
ロセスチャート。
ロセスチャート。
【図15】第7の実施例の容量式加速度センサの平面
図。
図。
【図16】第7の実施例の容量式加速度センサのA−
A′の断面図。
A′の断面図。
【図17】第8の実施例の容量式加速度センサの断面
図。
図。
【図18】第9の実施例の容量式圧力センサの断面図。
【図19】第10の実施例の容量式加速度スイッチの断
面図。
面図。
【図20】第10図の実施例の下向きの加速度を検出す
る回路。
る回路。
【図21】第10の実施例の上向きの加速度を検出する
回路。
回路。
【図22】容量式加速度センサを使用したエアバックシ
ステムのコントロールユニットの断面図。
ステムのコントロールユニットの断面図。
【図23】エアバックシステムの構成図。
1,42,85,98,117,121,131,13
7…シリコン窒化膜層、2,47,86,99,11
8,122…アルミ膜、3,40,87,100,11
9,123…ガラス、4,23,26,29,48,6
5,70,75,96,108,112,125,13
2,139…可動電極、5,15,17,31,32,
33,34,35,36,37,38,39,49,5
0,60,64,67,69,72,74,77,7
8,79,80,81,82,83,84,88,8
9,90,101,102,103…ポリシリコン配
線、6,41,91,104,116…信号処理回路、
7,9,43,45,92,105,120,127,1
33,140…シリコン酸化膜層、8,10,44,4
6,94,106,110,128,134,141…
シリコン層、11…固定部、12,13,22,24,
25,27,28,30,51,61,63,66,6
8,71,73,76,95,97,107,109,
111,113,124,126,129,130,1
35,136,142…固定電極、14,16,18,
19,20,21,52,53,54,55,56,5
7,58,59,62,114,115…コンタクト、
93…エピタキシャル層、138…重り、143,14
7…基準電源、144,148…コンデンサ、145,1
49…MOSトランジスタ、146,150…負荷抵
抗。
7…シリコン窒化膜層、2,47,86,99,11
8,122…アルミ膜、3,40,87,100,11
9,123…ガラス、4,23,26,29,48,6
5,70,75,96,108,112,125,13
2,139…可動電極、5,15,17,31,32,
33,34,35,36,37,38,39,49,5
0,60,64,67,69,72,74,77,7
8,79,80,81,82,83,84,88,8
9,90,101,102,103…ポリシリコン配
線、6,41,91,104,116…信号処理回路、
7,9,43,45,92,105,120,127,1
33,140…シリコン酸化膜層、8,10,44,4
6,94,106,110,128,134,141…
シリコン層、11…固定部、12,13,22,24,
25,27,28,30,51,61,63,66,6
8,71,73,76,95,97,107,109,
111,113,124,126,129,130,1
35,136,142…固定電極、14,16,18,
19,20,21,52,53,54,55,56,5
7,58,59,62,114,115…コンタクト、
93…エピタキシャル層、138…重り、143,14
7…基準電源、144,148…コンデンサ、145,1
49…MOSトランジスタ、146,150…負荷抵
抗。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嶋田 智 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 望月 康弘 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 小出 晃 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 市川 範男 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内 (72)発明者 堀江 潤一 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 仲沢 照美 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 久保田 正則 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内 (72)発明者 半沢 恵二 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内
Claims (7)
- 【請求項1】計測対象物理量に応じて移動する可動電極
と、 前記可動電極の移動に応じて変化する静電容量を前記可
動電極と共に形成する固定電極と、 前記可動電極及び前記固定電極と電気的に絶縁された構
造体と、 前記構造体上に形成された電気回路(配線のみも含む)
を有する容量式センサにおいて、 前記構造体は前記可動電極の可動平面上に配置され、且
つ、前記可動電極との間に少なくとも一部分に構造的な
空間を設け、前記構造的な空間上を架橋する導電性材料
により前記可動電極と前記電気回路間を電気的に接続し
たことを特徴とする容量式センサ。 - 【請求項2】請求項1において、前記構造体上に金属膜
を配置し、前記金属膜を介して接合したガラスあるいは
シリコンによって、前記可動電極及び前記固定電極を含
む空間の少なくとも一つの面を覆ったことを特徴とする
容量式センサ。 - 【請求項3】請求項1あるいは2において、前記可動電
極を前記構造体とを完全に構造的な空間で分離し、且
つ、前記可動電極を前記導電性材料によって弾性的に支
持したことを特徴とする容量式センサ。 - 【請求項4】半導体基板上に多結晶シリコンによって形
成され、計測対象物理量に応じて移動する可動電極と、 前記可動電極の移動に応じて変化する静電容量を前記可
動電極と共に形成する固定電極とを有する容量式センサ
において、 前記固定電極を前記半導体基板上に形成した拡散領域に
よって構成したことを特徴とする容量式センサ。 - 【請求項5】請求項4において、前記半導体基板上に金
属膜を配置し、前記金属膜を介して接合したガラスある
いはシリコンによって、前記可動電極及び前記固定電極
を含む空間の少なくとも一つの面を覆ったことを特徴と
する容量式センサ。 - 【請求項6】半導体基板上に多結晶シリコンによって形
成され、計測対象物理量に応じて移動する可動電極と、 前記可動電極の移動に応じて変化する静電容量を前記可
動電極と共に形成し、且つ、前記半導体基板上に形成し
た拡散領域によって構成された固定電極とを有する容量
式センサにおいて、 前記可動電極と前記固定電極によって構成された静電容
量の変化によって生じる電荷の移動によって、電界効果
トランジスタを制御することを特徴とする容量式セン
サ。 - 【請求項7】請求項1から6のいずれか記載の容量式セ
ンサを備えた車両用エアバックシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8153717A JPH102911A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 容量式センサ及びそれを用いたシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8153717A JPH102911A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 容量式センサ及びそれを用いたシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH102911A true JPH102911A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15568570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8153717A Pending JPH102911A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 容量式センサ及びそれを用いたシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH102911A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4798431A (en) * | 1986-12-04 | 1989-01-17 | Itt Corporation | Optic fiber contact |
| JPH11230985A (ja) * | 1998-02-18 | 1999-08-27 | Denso Corp | 半導体力学量センサ |
| US6892577B2 (en) | 2003-02-26 | 2005-05-17 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Acceleration sensor formed on surface of semiconductor substrate |
| FR2880128A1 (fr) * | 2004-12-29 | 2006-06-30 | Commissariat Energie Atomique | Accelerometre micro-usine a peignes capacitifs |
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-
1996
- 1996-06-14 JP JP8153717A patent/JPH102911A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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