JPH10291423A - 四輪駆動車の駆動装置 - Google Patents
四輪駆動車の駆動装置Info
- Publication number
- JPH10291423A JPH10291423A JP10415997A JP10415997A JPH10291423A JP H10291423 A JPH10291423 A JP H10291423A JP 10415997 A JP10415997 A JP 10415997A JP 10415997 A JP10415997 A JP 10415997A JP H10291423 A JPH10291423 A JP H10291423A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- transfer case
- vehicle
- transfer
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 トランスファケースの強度を、外形の大型化
による周辺の部品の制約や重量の増加を招くことなく向
上させて、車内の静粛性や第1ギヤおよび第2ギヤの疲
労寿命を向上させる。 【解決手段】 第1ギヤ部材152の軸心よりも上記第
1ギヤ152と第2ギヤ160との噛合いの位置が存在
する側であり且つ上記第2ギヤ部材160の軸心よりも
上記噛合いの位置が存在する側すなわちリングギヤ14
8とピニオンギヤ154との噛み合いの反力が大きいた
めに補強部材を設けることが最も効果的である部分に、
剛性が高く且つ軽量な筒状補強部材230が一体的に設
けられる。その結果、車内の静粛性や上記リングギヤ1
48およびピニオンギヤ154の疲労寿命の向上等が上
記トランスファケースの外形の大型化や重量の増加を招
くことなく好適に達成できる。
による周辺の部品の制約や重量の増加を招くことなく向
上させて、車内の静粛性や第1ギヤおよび第2ギヤの疲
労寿命を向上させる。 【解決手段】 第1ギヤ部材152の軸心よりも上記第
1ギヤ152と第2ギヤ160との噛合いの位置が存在
する側であり且つ上記第2ギヤ部材160の軸心よりも
上記噛合いの位置が存在する側すなわちリングギヤ14
8とピニオンギヤ154との噛み合いの反力が大きいた
めに補強部材を設けることが最も効果的である部分に、
剛性が高く且つ軽量な筒状補強部材230が一体的に設
けられる。その結果、車内の静粛性や上記リングギヤ1
48およびピニオンギヤ154の疲労寿命の向上等が上
記トランスファケースの外形の大型化や重量の増加を招
くことなく好適に達成できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの出力を前輪
および後輪の車軸にそれぞれ伝達する四輪駆動車の駆動
装置のトランスファケースの構造に関するものである。
および後輪の車軸にそれぞれ伝達する四輪駆動車の駆動
装置のトランスファケースの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンの出力を前輪および後輪の車軸
にそれぞれ伝達する四輪駆動車の駆動装置が従来より知
られている。例えば、図14に示す装置はその一例であ
り、トヨタ自動車株式会社サービス部より1990年8
月31日に発行された「トヨタスターレット新型車解説
書」に記載されたものと同様のものである。図14に示
す駆動装置10は、トランスアクスル12およびトラン
スファ14を含んでいる。トランスアクスル12は、図
示しない横置きエンジンに連結される入力軸16とその
入力軸16と平行な出力軸18とを有する平行2軸式の
手動変速装置20と、出力軸18の回転力の一部を左右
の車軸22および24を介して左右の前輪へ伝達する前
輪デファレンシャルギヤ装置26とをトランスアクスル
ケース28内に収容して図示しないエンジンブロックに
連結される。
にそれぞれ伝達する四輪駆動車の駆動装置が従来より知
られている。例えば、図14に示す装置はその一例であ
り、トヨタ自動車株式会社サービス部より1990年8
月31日に発行された「トヨタスターレット新型車解説
書」に記載されたものと同様のものである。図14に示
す駆動装置10は、トランスアクスル12およびトラン
スファ14を含んでいる。トランスアクスル12は、図
示しない横置きエンジンに連結される入力軸16とその
入力軸16と平行な出力軸18とを有する平行2軸式の
手動変速装置20と、出力軸18の回転力の一部を左右
の車軸22および24を介して左右の前輪へ伝達する前
輪デファレンシャルギヤ装置26とをトランスアクスル
ケース28内に収容して図示しないエンジンブロックに
連結される。
【0003】上記トランスファ14は、横置きエンジン
の出力を後輪に伝達するものであり、一端部が手動変速
装置20の出力軸18に作動的に連結され且つ中間部の
外周上にハイポイドギヤであるリングギヤ30が一体的
に取り付けられた円筒状のリングギヤマウントケース3
2と、車両前方側の端部に上記リングギヤ30と噛み合
うピニオンギヤ34が形成され且つ車両後方側の端部に
図示しないプロペラシャフトとの連結部36が形成され
たピニオンギヤ部材38と、上記リングギヤマウントケ
ース32とピニオンギヤ部材38とを共に収容してそれ
らを軸心まわりの回転可能に支持するとともに上記トラ
ンスアクスルケース28に連結されるトランスファケー
ス40とを備え、上記リングギヤマウントケース32内
を貫通して上記一方の車軸24が配置される。上記リン
グギヤマウントケース32は、両端部においてころがり
軸受42および44を介して上記トランスファケース4
0に回転可能に支持されており、上記ピニオンギヤ部材
38は、両端部の上記ピニオンギヤ34および上記連結
部36よりも中間部側においてそれぞれころがり軸受4
6および48を介して上記トランスファケース40に回
転可能に支持されている。
の出力を後輪に伝達するものであり、一端部が手動変速
装置20の出力軸18に作動的に連結され且つ中間部の
外周上にハイポイドギヤであるリングギヤ30が一体的
に取り付けられた円筒状のリングギヤマウントケース3
2と、車両前方側の端部に上記リングギヤ30と噛み合
うピニオンギヤ34が形成され且つ車両後方側の端部に
図示しないプロペラシャフトとの連結部36が形成され
たピニオンギヤ部材38と、上記リングギヤマウントケ
ース32とピニオンギヤ部材38とを共に収容してそれ
らを軸心まわりの回転可能に支持するとともに上記トラ
ンスアクスルケース28に連結されるトランスファケー
ス40とを備え、上記リングギヤマウントケース32内
を貫通して上記一方の車軸24が配置される。上記リン
グギヤマウントケース32は、両端部においてころがり
軸受42および44を介して上記トランスファケース4
0に回転可能に支持されており、上記ピニオンギヤ部材
38は、両端部の上記ピニオンギヤ34および上記連結
部36よりも中間部側においてそれぞれころがり軸受4
6および48を介して上記トランスファケース40に回
転可能に支持されている。
【0004】上記図示しないエンジンの出力の伝達にと
もなう上記リングギヤ30と上記ピニオンギヤ34との
噛合いの反力は、上記リングギヤ30と上記ピニオンギ
ヤ34とに大きさが同じで向きが逆であってそれらを互
いに離間させるように作用するが、この噛合いの反力に
基づく力は上記トランスファケース40にも上記ころが
り軸受42,44,46および48の位置において作用
するので、上記トランスファケース40の各部分には、
上記エンジンの出力の大きさやトランスファケース40
の形状等に依存した大きさおよび方向の荷重が負荷され
ることになる。その結果、上記トランスファケース40
の各部分のうち、上記リングギヤマウントケース32の
軸心よりも上記リングギヤ30と上記ピニオンギヤ34
との噛合いの位置が存在する側であるとともに上記ピニ
オンギヤ部材38の軸心よりも上記噛合いの位置側の部
分は、他の部分に比して大きな荷重が負荷されることに
なる。
もなう上記リングギヤ30と上記ピニオンギヤ34との
噛合いの反力は、上記リングギヤ30と上記ピニオンギ
ヤ34とに大きさが同じで向きが逆であってそれらを互
いに離間させるように作用するが、この噛合いの反力に
基づく力は上記トランスファケース40にも上記ころが
り軸受42,44,46および48の位置において作用
するので、上記トランスファケース40の各部分には、
上記エンジンの出力の大きさやトランスファケース40
の形状等に依存した大きさおよび方向の荷重が負荷され
ることになる。その結果、上記トランスファケース40
の各部分のうち、上記リングギヤマウントケース32の
軸心よりも上記リングギヤ30と上記ピニオンギヤ34
との噛合いの位置が存在する側であるとともに上記ピニ
オンギヤ部材38の軸心よりも上記噛合いの位置側の部
分は、他の部分に比して大きな荷重が負荷されることに
なる。
【0005】
【発明が解決すべき課題】ところで、上記他の部分に比
して大きな荷重が負荷される部分の変形に対する強度が
十分でないと、上記リングギヤ30と上記ピニオンギヤ
34との相対的な位置が変化し易くなるので、ギヤノイ
ズが発生して車内の静粛性が損なわれたり、上記リング
ギヤ30および上記ピニオンギヤ34の疲労寿命が短く
なる等の不具合が生じる恐れがある。そこで、上記荷重
が大きい部分の変形に対する強度を高めるために、ト
ランスファケース40の全体を通常に使用されるアルミ
合金よりも変形に対する強度が大きいもの、例えば鋳鉄
で形成する、トランスファケース40の上記荷重が大
きい部分の肉厚を大きくする、トランスファケース4
0の上記荷重が大きい部分に補強用のステーやリブを付
加する等の対策を施すことが考えられる。しかしなが
ら、上記トランスファケース40の全体を鋳鉄で形成す
れば大幅に重量が増加してしまうという問題があり、ト
ランスファケース40の厚肉化や補強用のステー、リブ
の付加等の対策を実施した場合には、重量が増加すると
ともにトランスファケース40が全体として大きくなっ
てしまうために車両の搭載スペースが増加して周辺の部
品に制約が生じるという問題があった。
して大きな荷重が負荷される部分の変形に対する強度が
十分でないと、上記リングギヤ30と上記ピニオンギヤ
34との相対的な位置が変化し易くなるので、ギヤノイ
ズが発生して車内の静粛性が損なわれたり、上記リング
ギヤ30および上記ピニオンギヤ34の疲労寿命が短く
なる等の不具合が生じる恐れがある。そこで、上記荷重
が大きい部分の変形に対する強度を高めるために、ト
ランスファケース40の全体を通常に使用されるアルミ
合金よりも変形に対する強度が大きいもの、例えば鋳鉄
で形成する、トランスファケース40の上記荷重が大
きい部分の肉厚を大きくする、トランスファケース4
0の上記荷重が大きい部分に補強用のステーやリブを付
加する等の対策を施すことが考えられる。しかしなが
ら、上記トランスファケース40の全体を鋳鉄で形成す
れば大幅に重量が増加してしまうという問題があり、ト
ランスファケース40の厚肉化や補強用のステー、リブ
の付加等の対策を実施した場合には、重量が増加すると
ともにトランスファケース40が全体として大きくなっ
てしまうために車両の搭載スペースが増加して周辺の部
品に制約が生じるという問題があった。
【0006】本発明は、以上の事情を背景として為され
たものであり、その目的とするところは、外形の大型化
による周辺の部品の制約や重量の増加を招くことなくト
ランスファケースの強度を向上させて車内の静粛性や第
1ギヤおよび第2ギヤの疲労寿命を向上させることであ
る。
たものであり、その目的とするところは、外形の大型化
による周辺の部品の制約や重量の増加を招くことなくト
ランスファケースの強度を向上させて車内の静粛性や第
1ギヤおよび第2ギヤの疲労寿命を向上させることであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、トランスアクスルに
取り付けられるトランスファケースと、該トランスファ
ケースに両端部において回転可能に支持されるとともに
中間部の外周に同心にリング状の第1ギヤを備えた第1
ギヤ部材と、該第1ギヤに噛み合わされる第2ギヤを一
方の端部に備え、該一方の端部の該第2ギヤが備えられ
た位置よりも前記第1ギヤ部材が存在する側とは反対側
において前記第1ギヤ部材と軸心が略直交した状態で前
記トランスファケースに回転可能に支持された第2ギヤ
部材とを含むトランスファを備えた四輪駆動車の駆動装
置において、前記トランスファケースの一部であって、
前記第1ギヤ部材の軸心よりも前記第1ギヤと前記第2
ギヤとの噛合いの位置が存在する側であり且つ前記第2
ギヤ部材の軸心よりも該噛合いの位置が存在する側に、
筒状の補強部材を設けたところにある。
めの本発明の要旨とするところは、トランスアクスルに
取り付けられるトランスファケースと、該トランスファ
ケースに両端部において回転可能に支持されるとともに
中間部の外周に同心にリング状の第1ギヤを備えた第1
ギヤ部材と、該第1ギヤに噛み合わされる第2ギヤを一
方の端部に備え、該一方の端部の該第2ギヤが備えられ
た位置よりも前記第1ギヤ部材が存在する側とは反対側
において前記第1ギヤ部材と軸心が略直交した状態で前
記トランスファケースに回転可能に支持された第2ギヤ
部材とを含むトランスファを備えた四輪駆動車の駆動装
置において、前記トランスファケースの一部であって、
前記第1ギヤ部材の軸心よりも前記第1ギヤと前記第2
ギヤとの噛合いの位置が存在する側であり且つ前記第2
ギヤ部材の軸心よりも該噛合いの位置が存在する側に、
筒状の補強部材を設けたところにある。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、上記第1ギヤ部材の軸
心よりも上記第1ギヤと上記第2ギヤとの噛合いの位置
が存在する側であり且つ上記第2ギヤ部材の軸心よりも
該噛合いの位置が存在する側すなわち上記第1ギヤと上
記第2ギヤとの噛み合いの反力が大きいために補強部材
を設けることが最も効果的である部分に、剛性の高い筒
状の補強部材が設けられることになるので、車内の静粛
性の向上や第1ギヤおよび第2ギヤの疲労寿命の向上等
が上記トランスファケースの大型化や重量の増加を招く
ことなく好適に達成できる。したがって、車両の搭載ス
ペースが増加して周辺の部品に制約が生じるという問題
も解消される。
心よりも上記第1ギヤと上記第2ギヤとの噛合いの位置
が存在する側であり且つ上記第2ギヤ部材の軸心よりも
該噛合いの位置が存在する側すなわち上記第1ギヤと上
記第2ギヤとの噛み合いの反力が大きいために補強部材
を設けることが最も効果的である部分に、剛性の高い筒
状の補強部材が設けられることになるので、車内の静粛
性の向上や第1ギヤおよび第2ギヤの疲労寿命の向上等
が上記トランスファケースの大型化や重量の増加を招く
ことなく好適に達成できる。したがって、車両の搭載ス
ペースが増加して周辺の部品に制約が生じるという問題
も解消される。
【0009】
【発明の他の態様】ここで、好適には、上記第2ギヤ部
材は、前記一方の端部とは反対側の他方の端部が上記ト
ランスファケースの外部に突出させられた状態で上記ト
ランスファケースに回転可能に支持される長手状の部材
であり、上記トランスファケースには上記第2ギヤ部材
の他方の端部を覆う長手状のエクステンションハウジン
グが取り付けられ、且つそのエクステンションハウジン
グが取り付けられる取付位置の近傍の上記トランスファ
ケースの外壁には、その取付位置の近傍の外壁の剛性を
高めるためのエクステンションハウジング取付位置補強
部材が設けられる。このようにすれば、上記トランスフ
ァケースの上記取付位置の近傍の外壁の変形を抑制でき
ることから、その変形にともなう上記エクステンション
ハウジングの振動を抑制することができるので、車内の
静粛性を向上させることができる利点がある。
材は、前記一方の端部とは反対側の他方の端部が上記ト
ランスファケースの外部に突出させられた状態で上記ト
ランスファケースに回転可能に支持される長手状の部材
であり、上記トランスファケースには上記第2ギヤ部材
の他方の端部を覆う長手状のエクステンションハウジン
グが取り付けられ、且つそのエクステンションハウジン
グが取り付けられる取付位置の近傍の上記トランスファ
ケースの外壁には、その取付位置の近傍の外壁の剛性を
高めるためのエクステンションハウジング取付位置補強
部材が設けられる。このようにすれば、上記トランスフ
ァケースの上記取付位置の近傍の外壁の変形を抑制でき
ることから、その変形にともなう上記エクステンション
ハウジングの振動を抑制することができるので、車内の
静粛性を向上させることができる利点がある。
【0010】また、好適には、上記長手状のエクステン
ションハウジングの側方すなわちエクステンションハウ
ジングの外壁面のうちの左右の壁面には長手状の補強部
材が設けられる。このようにすれば、上記エクステンシ
ョンハウジングの剛性を高めつつその上方の形状を小さ
くすることができることから、例えば上記エンクステン
ションハウジングの上方に配設されるステアリングのラ
ックハウジングを上記エクステンションハウジングに近
づけることができるので、上記ラックハウジングの配設
位置を下げてタイロッドのオフセット角を減少させるこ
とができ、車両の操縦安定性と車内の静粛性とを共に向
上させることができるという利点がある。
ションハウジングの側方すなわちエクステンションハウ
ジングの外壁面のうちの左右の壁面には長手状の補強部
材が設けられる。このようにすれば、上記エクステンシ
ョンハウジングの剛性を高めつつその上方の形状を小さ
くすることができることから、例えば上記エンクステン
ションハウジングの上方に配設されるステアリングのラ
ックハウジングを上記エクステンションハウジングに近
づけることができるので、上記ラックハウジングの配設
位置を下げてタイロッドのオフセット角を減少させるこ
とができ、車両の操縦安定性と車内の静粛性とを共に向
上させることができるという利点がある。
【0011】また、好適には、上記トランスファケース
の前記トランスアクスルとの接続部の近傍の外壁には、
上記接続部の近傍の外壁の剛性を高めるためのトランス
アクスル取付位置補強部材が設けられる。このようにす
れば、上記トランスファケースの上記接続部の近傍の外
壁の変形にともなう振動を抑制することができることか
ら、車内の静粛性を向上できる利点がある。
の前記トランスアクスルとの接続部の近傍の外壁には、
上記接続部の近傍の外壁の剛性を高めるためのトランス
アクスル取付位置補強部材が設けられる。このようにす
れば、上記トランスファケースの上記接続部の近傍の外
壁の変形にともなう振動を抑制することができることか
ら、車内の静粛性を向上できる利点がある。
【0012】また、好適には、上記トランスファケース
は上記トランスアクスルのトランスアクスルケースから
エンジンブロックと平行に突き出す状態で固定されたも
のであり、連結部材によって原動機に直接的に連結さ
れ、更に上記トランスファケースの上記連結部材が取り
付けられる位置の近傍に連結部材取付位置補強部材が設
けられる。このようにすれば、上記トランスファケース
の上記連結部材が取り付けられる位置の変形にともなう
振動を抑制することができることから、車内の静粛性を
向上できる利点がある。
は上記トランスアクスルのトランスアクスルケースから
エンジンブロックと平行に突き出す状態で固定されたも
のであり、連結部材によって原動機に直接的に連結さ
れ、更に上記トランスファケースの上記連結部材が取り
付けられる位置の近傍に連結部材取付位置補強部材が設
けられる。このようにすれば、上記トランスファケース
の上記連結部材が取り付けられる位置の変形にともなう
振動を抑制することができることから、車内の静粛性を
向上できる利点がある。
【0013】また、好適には、前記四輪駆動車は、排気
ガスを車両後方に導く排気管が上記トランスファケース
の前記筒状の補強部材が設けられた位置の外側の空間を
通してエンジン上部から立ち下げられることにより配設
されたものである。このようにすれば、剛性が高いため
に小型化が容易な上記筒状の補強部材が設けられたこと
によって広くすることができる上記トランスファケース
の筒状の補強部材が設けられた位置の外側の空間を通し
て上記排気管を配設することができることから、上記排
気管を断面積が大きいもの例えばデュアル排気管とする
ことが可能となるので、排気効率の向上に伴う原動機出
力の向上が実現できるという利点がある。
ガスを車両後方に導く排気管が上記トランスファケース
の前記筒状の補強部材が設けられた位置の外側の空間を
通してエンジン上部から立ち下げられることにより配設
されたものである。このようにすれば、剛性が高いため
に小型化が容易な上記筒状の補強部材が設けられたこと
によって広くすることができる上記トランスファケース
の筒状の補強部材が設けられた位置の外側の空間を通し
て上記排気管を配設することができることから、上記排
気管を断面積が大きいもの例えばデュアル排気管とする
ことが可能となるので、排気効率の向上に伴う原動機出
力の向上が実現できるという利点がある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本実施例の駆動装置1
00の図5におけるI−I視断面図であり、図2は上記
駆動装置100のトランスファ104を拡大して示す図
である。また、図3および図4は、それぞれ車両前方お
よび後方から見た上記トランスファ104を示し、図5
は、車両左側から見たトランスファ104を示すもので
ある。また、図6は、図2におけるJ−J視断面図であ
る。
基づいて詳細に説明する。図1は本実施例の駆動装置1
00の図5におけるI−I視断面図であり、図2は上記
駆動装置100のトランスファ104を拡大して示す図
である。また、図3および図4は、それぞれ車両前方お
よび後方から見た上記トランスファ104を示し、図5
は、車両左側から見たトランスファ104を示すもので
ある。また、図6は、図2におけるJ−J視断面図であ
る。
【0015】本実施例の駆動装置100は、図1に示す
ように、トランスアクスル102と、トランスファ10
4とを含んでおり、原動機たる横置きエンジン105の
出力を前輪および後輪の車軸にそれぞれ伝達するもので
ある。
ように、トランスアクスル102と、トランスファ10
4とを含んでおり、原動機たる横置きエンジン105の
出力を前輪および後輪の車軸にそれぞれ伝達するもので
ある。
【0016】上記トランスアクスル102は、上記横置
きエンジン105に図示しないクラッチを介して作動的
に連結される入力軸106とその入力軸106と平行な
出力軸108とを有する平行2軸式の手動変速装置11
0と、上記出力軸108の回転力の一部を左右の車軸1
12および114を介して左右の前輪へ伝達する差動装
置たる前輪デファレンシャルギヤ装置116とをトラン
スアクスルケース118内に収容し、図2にも示すよう
にそのトランスアクスル118の組合せ面120におい
て上記横置きエンジン105のエンジンブロック122
に連結される。
きエンジン105に図示しないクラッチを介して作動的
に連結される入力軸106とその入力軸106と平行な
出力軸108とを有する平行2軸式の手動変速装置11
0と、上記出力軸108の回転力の一部を左右の車軸1
12および114を介して左右の前輪へ伝達する差動装
置たる前輪デファレンシャルギヤ装置116とをトラン
スアクスルケース118内に収容し、図2にも示すよう
にそのトランスアクスル118の組合せ面120におい
て上記横置きエンジン105のエンジンブロック122
に連結される。
【0017】上記トランスファ104は、上記横置きエ
ンジン105の出力を後輪に伝達するものであり、ト
ランスアクスルケース118の組合せ面126に密着さ
せられる組合せ面128を備えて上記トランスアクスル
102の車両右方側に接続されるとともに、車両後方側
に車両前後方向に延びる貫通穴を有する長手状のエクス
テンションハウジング130が取り付けられ、且つ車両
前方側へ開く開口部132を有するトランスファケース
134と、そのトランスファケース134の開口部1
32の周囲に形成された組合せ面138に密着させられ
ることによりその開口部132を塞ぐトランスファケー
スカバー136と、一方の端部140および他方の端
部142においてころがり軸受144および146を介
して上記トランスファケース134に回転可能に支持さ
れた円筒状のリングギヤマウントケース150と、この
リングギヤマウントケース150の軸方向の中間部外周
にボルトにより固定されたリングギヤ148とを含む第
1ギヤ部材152と、車両前方側の一方の端部に上記
リングギヤ148と噛み合わされるハイポイドギヤであ
るピニオンギヤ154が形成されるとともに、車両後方
側の他方の端部156が、図示しないプロペラシャフト
と連結させられる継手部材158とスプライン嵌合させ
られた第2ギヤ部材160とを含むものである。
ンジン105の出力を後輪に伝達するものであり、ト
ランスアクスルケース118の組合せ面126に密着さ
せられる組合せ面128を備えて上記トランスアクスル
102の車両右方側に接続されるとともに、車両後方側
に車両前後方向に延びる貫通穴を有する長手状のエクス
テンションハウジング130が取り付けられ、且つ車両
前方側へ開く開口部132を有するトランスファケース
134と、そのトランスファケース134の開口部1
32の周囲に形成された組合せ面138に密着させられ
ることによりその開口部132を塞ぐトランスファケー
スカバー136と、一方の端部140および他方の端
部142においてころがり軸受144および146を介
して上記トランスファケース134に回転可能に支持さ
れた円筒状のリングギヤマウントケース150と、この
リングギヤマウントケース150の軸方向の中間部外周
にボルトにより固定されたリングギヤ148とを含む第
1ギヤ部材152と、車両前方側の一方の端部に上記
リングギヤ148と噛み合わされるハイポイドギヤであ
るピニオンギヤ154が形成されるとともに、車両後方
側の他方の端部156が、図示しないプロペラシャフト
と連結させられる継手部材158とスプライン嵌合させ
られた第2ギヤ部材160とを含むものである。
【0018】上記第2ギヤ部材160は、車両前方側す
なわちリングギヤ148側の端部の2箇所において2つ
のころがり軸受164および166を介して回転可能に
支持されて上記トランスファケース134内に装着され
るとともに、車両後方側の端部156が継手部材158
およびすべり軸受168を介して上記エクステンション
ハウジング130に支持されている。なお、上記ころが
り軸受144、146、164および166は、外輪と
それ以外の部分とが分離可能な円すいころ軸受である。
なわちリングギヤ148側の端部の2箇所において2つ
のころがり軸受164および166を介して回転可能に
支持されて上記トランスファケース134内に装着され
るとともに、車両後方側の端部156が継手部材158
およびすべり軸受168を介して上記エクステンション
ハウジング130に支持されている。なお、上記ころが
り軸受144、146、164および166は、外輪と
それ以外の部分とが分離可能な円すいころ軸受である。
【0019】前記右前輪の車軸114は、その右前輪側
の端部172が車軸用軸受たるころがり軸受174を介
して上記トランスファケース134に回転可能な状態で
支持されるとともに、前記トランスアクスル102側の
端部176が車軸用軸受たるころがり軸受178を介し
て前記前輪デファレンシャルギヤ装置116の図1に示
したデファレンシャルケース186の車両右側に一体的
に設けられた円筒状部材188の内周面に相対回転可能
に支持されている。
の端部172が車軸用軸受たるころがり軸受174を介
して上記トランスファケース134に回転可能な状態で
支持されるとともに、前記トランスアクスル102側の
端部176が車軸用軸受たるころがり軸受178を介し
て前記前輪デファレンシャルギヤ装置116の図1に示
したデファレンシャルケース186の車両右側に一体的
に設けられた円筒状部材188の内周面に相対回転可能
に支持されている。
【0020】上記リングギヤマウントケース150の他
方の端部142は、前記ころがり軸受146が嵌め着け
られている位置よりも先端側の外周面において、上記円
筒状部材188の先端部の内周面とスプライン嵌合させ
られている。このスプライン嵌合により、前記横置きエ
ンジン105の出力が、上記前輪デファレンシャルギヤ
装置116のデファレンシャルケース186、第1ギヤ
部材152、第2ギヤ部材160、継手部材158、図
示しないプロペラシャフト、前輪と後輪との回転数の違
いを許容する差動装置としての図示しないビスカスカッ
プリング、図示しない後輪デファレンシャルギヤ装置等
を介して後輪にも伝達される。
方の端部142は、前記ころがり軸受146が嵌め着け
られている位置よりも先端側の外周面において、上記円
筒状部材188の先端部の内周面とスプライン嵌合させ
られている。このスプライン嵌合により、前記横置きエ
ンジン105の出力が、上記前輪デファレンシャルギヤ
装置116のデファレンシャルケース186、第1ギヤ
部材152、第2ギヤ部材160、継手部材158、図
示しないプロペラシャフト、前輪と後輪との回転数の違
いを許容する差動装置としての図示しないビスカスカッ
プリング、図示しない後輪デファレンシャルギヤ装置等
を介して後輪にも伝達される。
【0021】上記リングギヤマウントケース150の一
方の端部140に嵌め着けられたころがり軸受144
は、図6および図6のK−K視断面図である図7にも示
すように、上記トランスファケース134に上記開口部
132を通して車両前方側から取り付けられる固定部材
すなわち軸受キャップ190とトランスファケース13
4との間に挟持されている。上記トランスファケース1
34にころがり軸受144に向かって形成された円環状
の受面194と上記ころがり軸受144の外輪との間の
受面194側にリング状のスペーサ196が、ころがり
軸受144側にシム198がそれぞれ嵌め入れられてい
る。上記リングギヤマウントケース150の他方の端部
142に嵌め着けられたころがり軸受146は、上記ト
ランスファケース134の前記トランスアクスル102
側に設けられた段付穴200内に、リング状のシム20
2とともに嵌め入れられている。上記スペーサ196、
シム198、202の厚さを設定することにより、上記
2つのころがり軸受144および146の予圧が適正に
調整される。
方の端部140に嵌め着けられたころがり軸受144
は、図6および図6のK−K視断面図である図7にも示
すように、上記トランスファケース134に上記開口部
132を通して車両前方側から取り付けられる固定部材
すなわち軸受キャップ190とトランスファケース13
4との間に挟持されている。上記トランスファケース1
34にころがり軸受144に向かって形成された円環状
の受面194と上記ころがり軸受144の外輪との間の
受面194側にリング状のスペーサ196が、ころがり
軸受144側にシム198がそれぞれ嵌め入れられてい
る。上記リングギヤマウントケース150の他方の端部
142に嵌め着けられたころがり軸受146は、上記ト
ランスファケース134の前記トランスアクスル102
側に設けられた段付穴200内に、リング状のシム20
2とともに嵌め入れられている。上記スペーサ196、
シム198、202の厚さを設定することにより、上記
2つのころがり軸受144および146の予圧が適正に
調整される。
【0022】上記軸受キャップ190は、前記組合せ面
138と平行に上記トランスファケース134の内部に
形成された取付面208に2本のボルト210によって
取り付けられるとともに、上記ころがり軸受144の外
周面と略同じ曲率の円筒状の内周面の一部を形成する凹
曲面212が形成されたものである。上記トランスファ
ケース134には、上記凹曲面212と対を成し、凹曲
面212とともに上記ころがり軸受144の外周面と略
同じ曲率の円筒の内周面を構成する凹曲面214が形成
されている。これらの凹曲面212および214により
構成される円筒の内周面によって、上記ころがり軸受1
44が上記軸受キャップ190が上記トランスファケー
ス134に取り付けられることによりトランスファケー
ス134に強固に固定される。
138と平行に上記トランスファケース134の内部に
形成された取付面208に2本のボルト210によって
取り付けられるとともに、上記ころがり軸受144の外
周面と略同じ曲率の円筒状の内周面の一部を形成する凹
曲面212が形成されたものである。上記トランスファ
ケース134には、上記凹曲面212と対を成し、凹曲
面212とともに上記ころがり軸受144の外周面と略
同じ曲率の円筒の内周面を構成する凹曲面214が形成
されている。これらの凹曲面212および214により
構成される円筒の内周面によって、上記ころがり軸受1
44が上記軸受キャップ190が上記トランスファケー
ス134に取り付けられることによりトランスファケー
ス134に強固に固定される。
【0023】前記トランスファ104内には、ハイポイ
ドギヤである前記リングギヤ148およびピニオンギヤ
154や前記各ころがり軸受144等を潤滑するための
潤滑油が封入されており、図2に示すように、上記トラ
ンスファケース134には、その潤滑油が外部に漏れ出
ることを禁止するオイルシール220および222がそ
れぞれ設けられており、前記エクステンションハウジン
グ130にもオイルシール224が設けられている。
ドギヤである前記リングギヤ148およびピニオンギヤ
154や前記各ころがり軸受144等を潤滑するための
潤滑油が封入されており、図2に示すように、上記トラ
ンスファケース134には、その潤滑油が外部に漏れ出
ることを禁止するオイルシール220および222がそ
れぞれ設けられており、前記エクステンションハウジン
グ130にもオイルシール224が設けられている。
【0024】上記トランスファケース134の外壁面の
うち、前記車軸114の軸心よりも前記リングギヤ14
8とピニオンギヤ154との噛み合いの位置側であり且
つ前記第2ギヤ部材160の軸心よりも上記噛み合いの
位置側の凹んだ部分には、図2および図4に示すよう
に、断面形状が長方形であって、車軸114の軸心を含
む面内に長く伸びる筒状補強部材230が一体的に成形
されている。上記噛み合いの位置に作用する噛み合いの
反力は、前記各ころがり軸受144、146、164お
よび166の位置において上記トランスファケース13
4に作用するが、上記ころがり軸受144には例えば図
2に示す分力Fr1と図6に示す分力Fr2との合力F
r が、上記ころがり軸受164には例えば図2に示すF
p1と図6に示すFp2との合力Fp がそれぞれ作用する。
また、上記各合力Fr およびFp の大きさと方向は、前
記横置きエンジン105の出力の大きさや前後輪の負荷
バランスの状態等にしたがって変化する。その結果、上
記筒状補強部材230が形成された位置には、引張力と
曲げ力との組合せ力がその大きさと方向を複雑に変化さ
せながら作用することになる。
うち、前記車軸114の軸心よりも前記リングギヤ14
8とピニオンギヤ154との噛み合いの位置側であり且
つ前記第2ギヤ部材160の軸心よりも上記噛み合いの
位置側の凹んだ部分には、図2および図4に示すよう
に、断面形状が長方形であって、車軸114の軸心を含
む面内に長く伸びる筒状補強部材230が一体的に成形
されている。上記噛み合いの位置に作用する噛み合いの
反力は、前記各ころがり軸受144、146、164お
よび166の位置において上記トランスファケース13
4に作用するが、上記ころがり軸受144には例えば図
2に示す分力Fr1と図6に示す分力Fr2との合力F
r が、上記ころがり軸受164には例えば図2に示すF
p1と図6に示すFp2との合力Fp がそれぞれ作用する。
また、上記各合力Fr およびFp の大きさと方向は、前
記横置きエンジン105の出力の大きさや前後輪の負荷
バランスの状態等にしたがって変化する。その結果、上
記筒状補強部材230が形成された位置には、引張力と
曲げ力との組合せ力がその大きさと方向を複雑に変化さ
せながら作用することになる。
【0025】上記複雑な組合せ力が作用する事情は、例
えば図14に示した前記従来の駆動装置10のトランス
ファケース40においても同様であるが、上記従来のト
ランスファケース40には、上記筒状補強部材230の
ような補強部材が設けられていなかったので、図15に
も拡大して示すように、前記ころがり軸受48と前記こ
ろがり軸受60との間の部位232に特に大きな組合せ
応力が作用し、その応力により生じる歪みにより、前記
リングギヤ30および前記ピニオンギヤ34の疲労寿命
を短縮したり、上記リングギヤ30と上記ピニオンギヤ
34との噛合い位置の変動に起因する振動による騒音す
なわちギヤノイズにより車内の静粛性が損なわれたりす
る恐れがあった。それに対して本実施例の駆動装置10
0においては、剛性が大きい上記筒状補強部材230を
上記トランスファケース134に一体的に成形すること
によって、上記複雑に変化する組合せ力による変形に対
する強度を高めているのである。なお、図15のL−L
視断面図である図16にも示すように、上記従来のトラ
ンスファケース40にも二箇所に筒状部材234および
236が設けられていたが、これらは前記ころがり軸受
62等に潤滑油を供給するための油路として形成された
ものであって、上記トランスファケース40の上記部位
232の変形に対する強度に好適に寄与するものではな
い。
えば図14に示した前記従来の駆動装置10のトランス
ファケース40においても同様であるが、上記従来のト
ランスファケース40には、上記筒状補強部材230の
ような補強部材が設けられていなかったので、図15に
も拡大して示すように、前記ころがり軸受48と前記こ
ろがり軸受60との間の部位232に特に大きな組合せ
応力が作用し、その応力により生じる歪みにより、前記
リングギヤ30および前記ピニオンギヤ34の疲労寿命
を短縮したり、上記リングギヤ30と上記ピニオンギヤ
34との噛合い位置の変動に起因する振動による騒音す
なわちギヤノイズにより車内の静粛性が損なわれたりす
る恐れがあった。それに対して本実施例の駆動装置10
0においては、剛性が大きい上記筒状補強部材230を
上記トランスファケース134に一体的に成形すること
によって、上記複雑に変化する組合せ力による変形に対
する強度を高めているのである。なお、図15のL−L
視断面図である図16にも示すように、上記従来のトラ
ンスファケース40にも二箇所に筒状部材234および
236が設けられていたが、これらは前記ころがり軸受
62等に潤滑油を供給するための油路として形成された
ものであって、上記トランスファケース40の上記部位
232の変形に対する強度に好適に寄与するものではな
い。
【0026】上記筒状補強部材230は、上記トランス
ファケース134の剛性を高めることから、トランスフ
ァケース134自身の変形に伴う振動を抑制する効果も
あるが、車内の静粛性を向上させるためには、上記トラ
ンスファ104が前記トランスアクスル102や前記横
置きエンジン105と相対的に振動しないようにする必
要もある。そこで、前記従来のトランスファ14や本実
施例のトランスファ104は、図8および図9にも示す
ように、前記トランスアクスル102に接続されるとと
もに二つのスチフナ238および240によって前記横
置きエンジン105にも接続されることによって、上記
トランスファ104の上記トランスアクスル102や横
置きエンジン105との相対的な振動が抑制されるよう
になっている。上記トランスファ104は、図8および
図9にそれぞれ振動モードaおよびbで示したように振
動する傾向があるため、上記スチフナ238および24
0は、上記振動モードaおよびbを抑制する位置に設け
られている。
ファケース134の剛性を高めることから、トランスフ
ァケース134自身の変形に伴う振動を抑制する効果も
あるが、車内の静粛性を向上させるためには、上記トラ
ンスファ104が前記トランスアクスル102や前記横
置きエンジン105と相対的に振動しないようにする必
要もある。そこで、前記従来のトランスファ14や本実
施例のトランスファ104は、図8および図9にも示す
ように、前記トランスアクスル102に接続されるとと
もに二つのスチフナ238および240によって前記横
置きエンジン105にも接続されることによって、上記
トランスファ104の上記トランスアクスル102や横
置きエンジン105との相対的な振動が抑制されるよう
になっている。上記トランスファ104は、図8および
図9にそれぞれ振動モードaおよびbで示したように振
動する傾向があるため、上記スチフナ238および24
0は、上記振動モードaおよびbを抑制する位置に設け
られている。
【0027】上記トランスファ104と上記横置きエン
ジン105との相対的な振動をより好適に抑制するため
に、図4および図6にも示すように、上記トランスファ
ケース134の上側の外壁には、上記スチフナ238を
取り付けるための二つの突起246および248と、そ
れら二つの突起246および248の変形に対する強度
を高めるための突起補強リブ250および252とがそ
れぞれ設けられている。
ジン105との相対的な振動をより好適に抑制するため
に、図4および図6にも示すように、上記トランスファ
ケース134の上側の外壁には、上記スチフナ238を
取り付けるための二つの突起246および248と、そ
れら二つの突起246および248の変形に対する強度
を高めるための突起補強リブ250および252とがそ
れぞれ設けられている。
【0028】また、前記組合せ面128を形成するフラ
ンジ部材254の近傍の上記トランスファケース134
の変形に対する強度を高めることにより上記トランスフ
ァ104と前記トランスアクスル102との相対的な振
動をより好適に抑制するために、図4および図5にも示
すように、上記トランスファケース134の上記フラン
ジ部材254の近傍にフランジ部補強リブ256が設け
られている。
ンジ部材254の近傍の上記トランスファケース134
の変形に対する強度を高めることにより上記トランスフ
ァ104と前記トランスアクスル102との相対的な振
動をより好適に抑制するために、図4および図5にも示
すように、上記トランスファケース134の上記フラン
ジ部材254の近傍にフランジ部補強リブ256が設け
られている。
【0029】また、上記トランスアクスル102とトラ
ンスファ104とを車両左側から見た図である図10に
示した振動モードc等による振動すなわち上記トランス
ファケース134と前記エクステンションハウジング1
30との相対的な振動を抑制して車内の静粛性を向上さ
せるために、本実施例のトランスファケース134の上
記エクステンションハウジング130が取り付けられる
位置の近傍には、図4ないし図6および図11にも示す
ように、その位置の上記トランスファケース134の変
形を抑制するための複数のエクステンションハウジング
取付位置補強リブ258が成形されている。
ンスファ104とを車両左側から見た図である図10に
示した振動モードc等による振動すなわち上記トランス
ファケース134と前記エクステンションハウジング1
30との相対的な振動を抑制して車内の静粛性を向上さ
せるために、本実施例のトランスファケース134の上
記エクステンションハウジング130が取り付けられる
位置の近傍には、図4ないし図6および図11にも示す
ように、その位置の上記トランスファケース134の変
形を抑制するための複数のエクステンションハウジング
取付位置補強リブ258が成形されている。
【0030】さらに、上記エクステンションハウジング
130自身の変形に対する強度を高めることにより上記
振動モードc等の振動を抑制するために、図5および図
5のM−M視断面図である図12にも示すように、エク
ステンションハウジング130の両横側には長手状のエ
クステンションハウジング補強リブ260が一体的に成
形されている。なお、上記振動モードc等の振動をより
好適に抑制するために、上記エクステンションハウジン
グ補強リブ260の代わりに、図13に示したようなよ
り剛性が大きい筒状の長手状のエクステンションハウジ
ング補強部材262を設けてもよい。
130自身の変形に対する強度を高めることにより上記
振動モードc等の振動を抑制するために、図5および図
5のM−M視断面図である図12にも示すように、エク
ステンションハウジング130の両横側には長手状のエ
クステンションハウジング補強リブ260が一体的に成
形されている。なお、上記振動モードc等の振動をより
好適に抑制するために、上記エクステンションハウジン
グ補強リブ260の代わりに、図13に示したようなよ
り剛性が大きい筒状の長手状のエクステンションハウジ
ング補強部材262を設けてもよい。
【0031】なお、前記エクステンションハウジング1
30は、上記エクステンションハウジング補強リブ26
0やエクステンションハウジング補強部材262が設け
られることによって、その上側の一部すなわち図5、図
11、図12および図13に示す部位266の形状が、
エクステンションハウジング130の変形に対する強度
を損なうことなく小さくされており、図5および図8に
示すように、上記部位266の上方に配設されるステア
リング装置のラックバーを収容するラックハウジング2
70を上記部位266に近づけることによって上記ラッ
クハウジング270の高さが低くされている。このこと
によって、ステアリング装置の図示しないタイロッドの
オフセット角の減少に伴う車両の操縦安定性の向上に寄
与している。また、上記エクステンションハウジング1
30は、前述のラックハウジング270の他にも、図5
に示すように、車種によって配設位置が異なる三種のフ
ロントスタビライザ274a、274bおよび274c
のいずれか一つやサスペンションメンバ276等を配設
するための空間が十分確保できる形状とされている。ま
た、上記エクステンションハウジング130の車両後方
側には、車体との間に設けられて上記エクステンション
ハウジング130と車体との相対的な振動を低減させる
ダイナミックダンパ278が取り付けられている。
30は、上記エクステンションハウジング補強リブ26
0やエクステンションハウジング補強部材262が設け
られることによって、その上側の一部すなわち図5、図
11、図12および図13に示す部位266の形状が、
エクステンションハウジング130の変形に対する強度
を損なうことなく小さくされており、図5および図8に
示すように、上記部位266の上方に配設されるステア
リング装置のラックバーを収容するラックハウジング2
70を上記部位266に近づけることによって上記ラッ
クハウジング270の高さが低くされている。このこと
によって、ステアリング装置の図示しないタイロッドの
オフセット角の減少に伴う車両の操縦安定性の向上に寄
与している。また、上記エクステンションハウジング1
30は、前述のラックハウジング270の他にも、図5
に示すように、車種によって配設位置が異なる三種のフ
ロントスタビライザ274a、274bおよび274c
のいずれか一つやサスペンションメンバ276等を配設
するための空間が十分確保できる形状とされている。ま
た、上記エクステンションハウジング130の車両後方
側には、車体との間に設けられて上記エクステンション
ハウジング130と車体との相対的な振動を低減させる
ダイナミックダンパ278が取り付けられている。
【0032】また、前記筒状補強部材230は、剛性が
大きいためにその外形を小さくしても本実施例のトラン
スファケース134の変形に対する強度を向上させるこ
とができるので、図8に示すように、上記トランスファ
ケース134の上記筒状補強部材230が一体的に成形
された部分の外側の空間282を大きくすることができ
る。したがって、例えば、前記横置きエンジン105の
図示しないエンジンの上部すなわちシリンダヘッドに接
続されてそれから立ち下がることにより排気ガスを車両
後方に導く排気管を前記トランスファ104の上方から
上記空間282を通して配設する場合には、排気効率を
大きくできる断面積が大きなもの例えばデュアル排気管
284とすることができるので、上記横置きエンジン1
05の出力を向上させることができる。
大きいためにその外形を小さくしても本実施例のトラン
スファケース134の変形に対する強度を向上させるこ
とができるので、図8に示すように、上記トランスファ
ケース134の上記筒状補強部材230が一体的に成形
された部分の外側の空間282を大きくすることができ
る。したがって、例えば、前記横置きエンジン105の
図示しないエンジンの上部すなわちシリンダヘッドに接
続されてそれから立ち下がることにより排気ガスを車両
後方に導く排気管を前記トランスファ104の上方から
上記空間282を通して配設する場合には、排気効率を
大きくできる断面積が大きなもの例えばデュアル排気管
284とすることができるので、上記横置きエンジン1
05の出力を向上させることができる。
【0033】また、本実施例のトランスファ104にお
いては、前記エクステンションハウジング取付位置補強
リブ258等の存在によって、上記トランスファケース
134の剛性を高めるためにその下側に複数設けられる
補強リブ288を小さくすることができることから、例
えば上記横置きエンジン105が横置きのV型エンジン
や車両前方側に排気ポートを有する横置き直列エンジン
等であって、上記デュアル排気管284とは別の他方の
デュアル排気管286を前記トランスファ104の下側
を通して配設する必要がある場合においても十分な配設
スペースが形成されており、図3にも示すように、例え
ば車種によって配設位置が異なる三種のデュアル排気管
286a、286bおよび286cの内の一つを何れも
配設することができる。また、上記デュアル排気管28
6の他にも、上記トランスファ104を前記トランスア
クスル102に接続するための複数のナット290を締
めるための工具を挿入するための工具スペース292
や、図示しないエンジン補機類を取り付けるためのブラ
ケット294を車体に取り付けるための空間等が形成さ
れる形状とされている。
いては、前記エクステンションハウジング取付位置補強
リブ258等の存在によって、上記トランスファケース
134の剛性を高めるためにその下側に複数設けられる
補強リブ288を小さくすることができることから、例
えば上記横置きエンジン105が横置きのV型エンジン
や車両前方側に排気ポートを有する横置き直列エンジン
等であって、上記デュアル排気管284とは別の他方の
デュアル排気管286を前記トランスファ104の下側
を通して配設する必要がある場合においても十分な配設
スペースが形成されており、図3にも示すように、例え
ば車種によって配設位置が異なる三種のデュアル排気管
286a、286bおよび286cの内の一つを何れも
配設することができる。また、上記デュアル排気管28
6の他にも、上記トランスファ104を前記トランスア
クスル102に接続するための複数のナット290を締
めるための工具を挿入するための工具スペース292
や、図示しないエンジン補機類を取り付けるためのブラ
ケット294を車体に取り付けるための空間等が形成さ
れる形状とされている。
【0034】以上のように構成されたトランスファ10
4は、以下のように組み立てられる。先ず、シム300
ところがり軸受164の外輪とが嵌め入れられたトラン
スファケース134に、そのころがり軸受164の外輪
以外の部分が嵌め着けられた第2ギヤ部材160が、端
部156側から開口部132を通して挿入される。続い
て、ころがり軸受166が第2ギヤ部材160に端部1
56側から嵌め入れられた後に、締付部材302が第2
ギヤ部材160に固定されることにより、図2に示した
ように第2ギヤ部材160が上記トランスファケース1
34に回転可能に装着される。続いて、前記シム202
およびころがり軸受146の外輪がトランスファケース
134に嵌め入れられた後に、そのころがり軸受146
の外輪以外の部分と前記ころがり軸受144とが嵌め着
けられ且つ上記リングギヤ148が取り付けられた上記
リングギヤマウントケース150すなわち第1ギヤ部材
152が、前記他方の端部142側から開口部132を
通して挿入され、ピニオンギヤ154とリングギヤ14
8とが噛み合わされる。
4は、以下のように組み立てられる。先ず、シム300
ところがり軸受164の外輪とが嵌め入れられたトラン
スファケース134に、そのころがり軸受164の外輪
以外の部分が嵌め着けられた第2ギヤ部材160が、端
部156側から開口部132を通して挿入される。続い
て、ころがり軸受166が第2ギヤ部材160に端部1
56側から嵌め入れられた後に、締付部材302が第2
ギヤ部材160に固定されることにより、図2に示した
ように第2ギヤ部材160が上記トランスファケース1
34に回転可能に装着される。続いて、前記シム202
およびころがり軸受146の外輪がトランスファケース
134に嵌め入れられた後に、そのころがり軸受146
の外輪以外の部分と前記ころがり軸受144とが嵌め着
けられ且つ上記リングギヤ148が取り付けられた上記
リングギヤマウントケース150すなわち第1ギヤ部材
152が、前記他方の端部142側から開口部132を
通して挿入され、ピニオンギヤ154とリングギヤ14
8とが噛み合わされる。
【0035】つぎに、トランスファケース134の受面
194ところがり軸受144との間に、図2に示したよ
うに、スペーサ196およびシム198が嵌め入れられ
た状態で、軸受キャップ190によってころがり軸受1
44がトランスファケース134に離脱不能に固定さ
れ、その後にトランスファケースカバー136がトラン
スファケース134に取り付けられる。エクステンショ
ンハウジング130は、第2ギヤ部材160がトランス
ファケース134に回転可能に装着された後にトランス
ファケース134に取り付けられ、さらにその後に、エ
クステンションハウジング130の貫通穴にすべり軸受
168が嵌め入れられ、続いて継手部材158が第2ギ
ヤ部材160の端部156に嵌合させられる。
194ところがり軸受144との間に、図2に示したよ
うに、スペーサ196およびシム198が嵌め入れられ
た状態で、軸受キャップ190によってころがり軸受1
44がトランスファケース134に離脱不能に固定さ
れ、その後にトランスファケースカバー136がトラン
スファケース134に取り付けられる。エクステンショ
ンハウジング130は、第2ギヤ部材160がトランス
ファケース134に回転可能に装着された後にトランス
ファケース134に取り付けられ、さらにその後に、エ
クステンションハウジング130の貫通穴にすべり軸受
168が嵌め入れられ、続いて継手部材158が第2ギ
ヤ部材160の端部156に嵌合させられる。
【0036】このように、本実施例の駆動装置100に
おいては、前記第1ギヤ部材152の軸心よりも前記リ
ングギヤ148と前記ピニオンギヤ154との噛合いの
位置が存在する側であり且つ前記第2ギヤ部材160の
軸心よりも上記噛合いの位置が存在する側すなわち上記
リングギヤ148と上記ピニオンギヤ154との噛み合
いの反力が大きいために補強部材を設けることが最も効
果的である部分に、剛性の高い前記筒状補強部材230
が設けられることになるので、車内の静粛性の向上やリ
ングギヤ148およびピニオンギヤ154疲労寿命の向
上等が上記トランスファケース134の大型化や重量の
増加を招くことなく好適に達成できる。したがって、車
両の搭載スペースが増加して周辺の部品に制約が生じる
という問題も解消される。
おいては、前記第1ギヤ部材152の軸心よりも前記リ
ングギヤ148と前記ピニオンギヤ154との噛合いの
位置が存在する側であり且つ前記第2ギヤ部材160の
軸心よりも上記噛合いの位置が存在する側すなわち上記
リングギヤ148と上記ピニオンギヤ154との噛み合
いの反力が大きいために補強部材を設けることが最も効
果的である部分に、剛性の高い前記筒状補強部材230
が設けられることになるので、車内の静粛性の向上やリ
ングギヤ148およびピニオンギヤ154疲労寿命の向
上等が上記トランスファケース134の大型化や重量の
増加を招くことなく好適に達成できる。したがって、車
両の搭載スペースが増加して周辺の部品に制約が生じる
という問題も解消される。
【0037】また、上記第2ギヤ部材160は、前記他
方の端部156が上記トランスファケース134の外部
に突出させられた状態で上記トランスファケース134
に回転可能に支持される長手状の部材であり、上記トラ
ンスファケース134には上記第2ギヤ部材160の上
記他方の端部156を覆う長手状のエクステンションハ
ウジング130が取り付けられ、且つそのエクステンシ
ョンハウジング130が取り付けられる位置の近傍の上
記トランスファケースの外壁には、その取付位置の近傍
の外壁の剛性を高めるためのエクステンションハウジン
グ取付位置補強リブ258が設けられるので、上記トラ
ンスファケース134の上記エクステンションハウジン
グ130が取り付けられる位置の近傍の変形にともなう
振動を抑制することができることから、車内の静粛性を
向上させることができる。
方の端部156が上記トランスファケース134の外部
に突出させられた状態で上記トランスファケース134
に回転可能に支持される長手状の部材であり、上記トラ
ンスファケース134には上記第2ギヤ部材160の上
記他方の端部156を覆う長手状のエクステンションハ
ウジング130が取り付けられ、且つそのエクステンシ
ョンハウジング130が取り付けられる位置の近傍の上
記トランスファケースの外壁には、その取付位置の近傍
の外壁の剛性を高めるためのエクステンションハウジン
グ取付位置補強リブ258が設けられるので、上記トラ
ンスファケース134の上記エクステンションハウジン
グ130が取り付けられる位置の近傍の変形にともなう
振動を抑制することができることから、車内の静粛性を
向上させることができる。
【0038】また、上記長手状のエクステンションハウ
ジング130の側方すなわちエクステンションハウジン
グの外周面のうちの左右の壁面には、前記長手状のエク
ステンションハウジング補強リブ260またはエクステ
ンションハウジング補強部材262が設けられるので、
上記エクステンションハウジング130の剛性を高めつ
つその上方の形状を小さくすることができることから、
例えば上記エンクステンションハウジング130の上方
に配設されるステアリングのラックハウジング270を
上記エクステンションハウジング130に近づけること
ができるので、上記ラックハウジング270の配設位置
を下げてタイロッドのオフセット角を減少させることが
でき、車両の操縦安定性と車内の静粛性とを共に向上さ
せることができる。
ジング130の側方すなわちエクステンションハウジン
グの外周面のうちの左右の壁面には、前記長手状のエク
ステンションハウジング補強リブ260またはエクステ
ンションハウジング補強部材262が設けられるので、
上記エクステンションハウジング130の剛性を高めつ
つその上方の形状を小さくすることができることから、
例えば上記エンクステンションハウジング130の上方
に配設されるステアリングのラックハウジング270を
上記エクステンションハウジング130に近づけること
ができるので、上記ラックハウジング270の配設位置
を下げてタイロッドのオフセット角を減少させることが
でき、車両の操縦安定性と車内の静粛性とを共に向上さ
せることができる。
【0039】また、上記トランスファケース134の前
記フランジ部材254の近傍の外壁には、上記フランジ
部材254の近傍の外壁の剛性を高めるための前記フラ
ンジ部補強リブ256が設けられるので、上記トランス
ファケース134の前記フランジ部材254の近傍の外
壁の変形にともなう振動を抑制することができることか
ら、車内の静粛性を向上させることができる。
記フランジ部材254の近傍の外壁には、上記フランジ
部材254の近傍の外壁の剛性を高めるための前記フラ
ンジ部補強リブ256が設けられるので、上記トランス
ファケース134の前記フランジ部材254の近傍の外
壁の変形にともなう振動を抑制することができることか
ら、車内の静粛性を向上させることができる。
【0040】また、上記トランスファケース134は、
上記トランスアクスル102の前記トランスアクスルケ
ース118から前記エンジンブロック122と平行に突
き出す状態で固定されたものであり、前記スチフナ23
8によって前記横置きエンジン105に直接的に連結さ
れ、更に上記トランスファケース134の上記スチフナ
238が取り付けられる前記突起246および248に
はそれぞれ突起補強リブ250および252が設けられ
るので、上記トランスファケース134の上記スチフナ
238が取り付けられる上記突起246および248の
変形にともなう振動を抑制することができることから、
車内の静粛性を向上できる利点がある。
上記トランスアクスル102の前記トランスアクスルケ
ース118から前記エンジンブロック122と平行に突
き出す状態で固定されたものであり、前記スチフナ23
8によって前記横置きエンジン105に直接的に連結さ
れ、更に上記トランスファケース134の上記スチフナ
238が取り付けられる前記突起246および248に
はそれぞれ突起補強リブ250および252が設けられ
るので、上記トランスファケース134の上記スチフナ
238が取り付けられる上記突起246および248の
変形にともなう振動を抑制することができることから、
車内の静粛性を向上できる利点がある。
【0041】また、前記駆動装置100を備えた四輪駆
動車が、排気ガスを車両後方に導く排気管が上記トラン
スファケース134の上記筒状補強部材230が設けら
れた位置の外側の空間を通して上記横置きエンジン10
5の上部から立ち下げられることにより配設されたもの
である場合は、剛性が高いために小型化が容易な上記筒
状補強部材230が設けられたことによって広くするこ
とができる上記トランスファケース134の上記筒状補
強部材230が設けられた位置の外側の空間282を通
して断面積が大きい排気管を配設することができること
から、上記排気管を例えば前記デュアル排気管284と
することが可能となり、排気効率の向上に伴う前記横置
きエンジン105の出力を向上させることができる。
動車が、排気ガスを車両後方に導く排気管が上記トラン
スファケース134の上記筒状補強部材230が設けら
れた位置の外側の空間を通して上記横置きエンジン10
5の上部から立ち下げられることにより配設されたもの
である場合は、剛性が高いために小型化が容易な上記筒
状補強部材230が設けられたことによって広くするこ
とができる上記トランスファケース134の上記筒状補
強部材230が設けられた位置の外側の空間282を通
して断面積が大きい排気管を配設することができること
から、上記排気管を例えば前記デュアル排気管284と
することが可能となり、排気効率の向上に伴う前記横置
きエンジン105の出力を向上させることができる。
【0042】また、本実施例のトランスファケース13
4や前記エクステンションハウジング130の変形に対
する強度を高めるために設けられた前記突起補強リブ2
50および252、フランジ部補強リブ256、エクス
テンションハウジング取付位置補強リブ258、エクス
テンションハウジング補強リブ260等は、いずれも軽
量のものであるので、上記トランスファケース134や
上記エクステンションハウジング130の重量を過度に
増加させることなく変形に対する強度を高めることがで
きる。
4や前記エクステンションハウジング130の変形に対
する強度を高めるために設けられた前記突起補強リブ2
50および252、フランジ部補強リブ256、エクス
テンションハウジング取付位置補強リブ258、エクス
テンションハウジング補強リブ260等は、いずれも軽
量のものであるので、上記トランスファケース134や
上記エクステンションハウジング130の重量を過度に
増加させることなく変形に対する強度を高めることがで
きる。
【0043】なお、本実施例においては上記筒状補強部
材230の断面形状は長方形とされていたが、円形や楕
円形等の他の形状とされてもよい。
材230の断面形状は長方形とされていたが、円形や楕
円形等の他の形状とされてもよい。
【0044】その他、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において種々変更が加えられ得るものである。
囲において種々変更が加えられ得るものである。
【図1】本発明の一実施例の駆動装置を示す断面図であ
る。
る。
【図2】図1の駆動装置のトランスファを拡大して示す
図5のI−I視断面図である。
図5のI−I視断面図である。
【図3】上記トランスファの車両前方視を示す図であ
る。
る。
【図4】上記トランスファの車両後方視を示す図であ
る。
る。
【図5】上記トランスファの車両左側方視を示す図であ
る。
る。
【図6】上記トランスファのトランスファケースの内部
を示す図2のJ−J視断面図である。
を示す図2のJ−J視断面図である。
【図7】図6のK−K視断面図である。
【図8】上記駆動装置と排気管およびステアリング装置
のラックハウジングとの相対的な配置を示す図である。
のラックハウジングとの相対的な配置を示す図である。
【図9】上記駆動装置の振動モードの車両後方視を示す
図である。
図である。
【図10】上記駆動装置の振動モードの車両左側方視を
示す図である。
示す図である。
【図11】上記トランスファのエンクステンションハウ
ジングの内部を示す図2のJ−J視断面図である。
ジングの内部を示す図2のJ−J視断面図である。
【図12】図5のM−M視断面図である。
【図13】図5のM−M視断面図の、図12とは別の実
施例を示す図である。
施例を示す図である。
【図14】従来の駆動装置の一例を示す断面図である。
【図15】上記従来の駆動装置のトランスファケースを
拡大して示す断面図である。
拡大して示す断面図である。
【図16】図15のL−L視断面図である。
100:駆動装置 102:トランスアクスル 104:トランスファ 134:トランスファケース 148:リングギヤ(第1ギヤ) 152:第1ギヤ部材 154:ピニオンギヤ(第2ギヤ) 160:第2ギヤ部材 152:第1ギヤ部材 160:第2ギヤ部材 230:筒状補強部材
Claims (1)
- 【請求項1】 トランスアクスルに取り付けられるトラ
ンスファケースと、該トランスファケースに両端部にお
いて回転可能に支持されるとともに中間部の外周に同心
にリング状の第1ギヤを備えた第1ギヤ部材と、該第1
ギヤに噛み合わされる第2ギヤを一方の端部に備え、該
一方の端部の該第2ギヤが備えられた位置よりも前記第
1ギヤ部材が存在する側とは反対側において前記第1ギ
ヤ部材と軸心が略直交した状態で前記トランスファケー
スに回転可能に支持された第2ギヤ部材とを含むトラン
スファを備えた四輪駆動車の駆動装置において、 前記トランスファケースの一部であって、前記第1ギヤ
部材の軸心よりも前記第1ギヤと前記第2ギヤとの噛合
いの位置が存在する側であり且つ前記第2ギヤ部材の軸
心よりも該噛合いの位置が存在する側に、筒状の補強部
材を設けたことを特徴とする四輪駆動車の駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10415997A JPH10291423A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 四輪駆動車の駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10415997A JPH10291423A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 四輪駆動車の駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10291423A true JPH10291423A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14373292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10415997A Pending JPH10291423A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 四輪駆動車の駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10291423A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1505312A1 (en) * | 2003-08-06 | 2005-02-09 | Mazda Motor Corporation | Vibration suppression device of a power train, power train provided therewith and vibration suppression method for a power train |
| JP2010144837A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-01 | Daihatsu Motor Co Ltd | 車両用動力伝達装置 |
| JP2011105282A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-02 | Gkn Driveline Japan Ltd | 動力伝達装置への軸連結構造 |
-
1997
- 1997-04-22 JP JP10415997A patent/JPH10291423A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1505312A1 (en) * | 2003-08-06 | 2005-02-09 | Mazda Motor Corporation | Vibration suppression device of a power train, power train provided therewith and vibration suppression method for a power train |
| US7216736B2 (en) | 2003-08-06 | 2007-05-15 | Mazda Motor Corporation | Vibration suppression device of power train |
| JP2010144837A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-01 | Daihatsu Motor Co Ltd | 車両用動力伝達装置 |
| JP2011105282A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-02 | Gkn Driveline Japan Ltd | 動力伝達装置への軸連結構造 |
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