JPH10292500A - 快適住環境機能を備えた住宅 - Google Patents

快適住環境機能を備えた住宅

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JPH10292500A
JPH10292500A JP11749197A JP11749197A JPH10292500A JP H10292500 A JPH10292500 A JP H10292500A JP 11749197 A JP11749197 A JP 11749197A JP 11749197 A JP11749197 A JP 11749197A JP H10292500 A JPH10292500 A JP H10292500A
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ceramics
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house
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Abstract

(57)【要約】 【課題】四季を通じて常に快適な室温を保持すると共
に、一般生菌やカビの発生を阻止し、ノミやダニ等の衛
生害虫を寄せつけず、更に結露の発生を阻止し、体臭、
食料品、タバコの臭い等の生活臭気を脱臭して快適な住
環境を得る。 【解決手段】角閃石、蛇紋石、石英閃緑石、花崗斑石、
千枚石、凝灰石、酸化カルシウム、マグネシア、シリカ
および石灰石の各セラミックスのうち、いずれか1種類
のセラミックス7を床下ピット10に敷きつめ、前記セ
ラミックス7と接触した空気を強制対流または自然対流
により各部屋R1・R2へ送気する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単一成分のセラミ
ックスを床下ピットに敷きつめて、該セラミックスと接
触した空気を各部屋に送気することにより、四季を通じ
て常に快適な室温を保持すると共に、一般生菌やカビの
発生を阻止し、ノミやダニ等の衛生害虫を寄せつけず、
更に結露の発生を阻止し、体臭、食料品、タバコの臭い
等の生活臭気を脱臭して快適な住環境を得ることができ
る快適住環境機能を備えた住宅に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、単一成分のセラミックスを利用し
た快適住環境機能を備えた住宅は存在していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在の住宅の構造およ
び内装材の材料から判断して、その住環境においては四
季を通じて常に快適な室温を保持することができず、ま
た一般生菌やカビの発生を阻止したり、ノミやダニ等の
衛生害虫を寄せつけず、結露の発生を阻止するというこ
とができず、更に体臭、食料品やタバコの臭い等の生活
臭気を脱臭することもできないという課題があった。
【0004】本発明は前記従来の課題を解決すべくなさ
れたもので、四季を通じて常に快適な室温を保持すると
共に、一般生菌やカビの発生を阻止し、ノミやダニ等の
衛生害虫を寄せつけず、更に結露の発生を阻止し、体
臭、食料品、タバコの臭い等の生活臭気を脱臭して快適
な住環境を得ることを目的とする快適住環境機能を備え
た住宅を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、角閃石、蛇紋
石、石英閃緑石、花崗斑石、千枚石、凝灰石、酸化カル
シウム、マグネシア、シリカおよび石灰石の各セラミッ
クスのうち、いずれか1種類のセラミックスを床下ピッ
トに敷きつめ、前記セラミックスに接触した空気を強制
対流または自然対流により各部屋へ送気するという手
段、床下ピットに、角閃石、蛇紋石、石英閃緑石、花崗
斑石、千枚石、凝灰石、酸化カルシウム、マグネシア、
シリカおよび石灰石の各セラミックスのうち、いずれか
1種類のセラミックスを敷きつめると共に、前記床下ピ
ットに空調機と、該床下ピットにおいて前記セラミック
スに接触した空気を各階床チャンバーへ送気する送気部
材および前記床下ピットに外気を導入する外気取入れダ
クトを備え、前記各階床チャンバーから各階部屋へは各
階床板および通気用通路を備えた壁面にそれぞれ設けら
れた送気口を介して送気し、前記各階部屋へ送気されて
循環した空気は吸気用通路を備えた壁面に設けられた吸
気口を介して屋根裏チャンバーに送気し、更に前記屋根
裏チャンバーに送気した空気を床下ピットに還流して再
利用するか、または家屋外に排出するという手段、を採
用することにより、上記課題を解決した。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、角閃石、蛇紋石、石英
閃緑石、花崗斑石、千枚石、凝灰石、酸化カルシウム、
マグネシア、シリカおよび石灰石の各セラミックスのう
ち、いずれか1種類のセラミックスを床下ピットに敷き
つめて、前記セラミックスに接触した空気を居住空間に
送気することを要旨とする快適住環境機能を備えた住宅
であって、以下更に本発明を詳細に説明する。
【0007】単一成分のセラミックスには遠赤外線放射
率、抗菌率、脱臭率および防カビ抵抗、ノミやダニ等の
衛生害虫が寄りつかないという忌避効果を示す忌避率お
よび熱伝導率のすべてにおいて優れているものは存在し
ないが、前記いずれかのものにおいて優れたものは存在
する。
【0008】本発明者は、単一成分のセラミックスにつ
き、遠赤外線放射率、抗菌率、脱臭率、防カビ抵抗、忌
避率および熱伝導率につき、個々に測定し、遠赤外線放
射率、抗菌率、脱臭率、防カビ抵抗、忌避率および熱伝
導率のいずれかにおいて優れたセラミックスを抽出し、
これらある項目において優れたセラミックスを1種類住
宅の目的に応じて適宜選択して採用した。
【0009】前記本発明において採用できる各単一成分
のセラミックスの遠赤外線放射率、抗菌率、脱臭率、防
カビ抵抗、忌避率および熱伝導率について測定した結果
を表1に示す。なお、前記各セラミックスは平均粒径を
10〜100mmとしてこれらを混合し、然る後前記各
項目につき測定した。また、前記防カビ抵抗はJIS
Z 2911により測定した。
【0010】
【表1】
【0011】表1の測定結果より各セラミックスとも遠
赤外線放射率は、最低の凝灰石で80%で、その他のセ
ラミックスはいずれも83〜96%で、極めて高い遠赤
外線放射率を有することが判った。また、大腸菌に対す
る抗菌率はマグネシアが98%、酸化カルシウムが85
%と高い抗菌率を有するのに対し、花崗斑石が70%、
石英閃緑石が65%、蛇紋石が55%と中程度の抗菌率
を有するが、その他のセラミックスは0〜35%と抗菌
率が0%か、あるいは低い抗菌率しかなく、一方、ブド
ウ状球菌に対する抗菌率は、蛇紋石が99%、マグネシ
アが97%、酸化カルシウムが95%、角閃石が83%
と高い抗菌率を有するのに対し、千枚石が73%、花崗
斑石が67%、石英閃緑石が65%と中程度の抗菌率を
有するが、その他のセラミックスは0〜35%と抗菌率
が0%か、あるいは低い抗菌率しかないことが判った。
【0012】また、アンモニアに対する脱臭率は、凝灰
石が99%、シリカが95%と高い脱臭率を有するのに
対し、千枚石が65%、石灰石が60%、角閃石が50
%と中程度の脱臭率を有するが、その他のセラミックス
は20〜45%と低い脱臭率しかなく、一方、硫化水素
に対する脱臭率は蛇紋石およびシリカが99%、凝灰石
が80%と高い脱臭率を有するのに対し、千枚石が70
%、角閃石が63%、石英閃緑石が57%、花崗斑石お
よび石灰石が50%と中程度の脱臭率を有するが、その
他のセラミックスは35%と低い脱臭率しかないことが
判った。
【0013】更に、防カビ抵抗は、蛇紋石およびマグネ
シアが3で最高値を示したのに対し、角閃石、石英閃緑
石、花崗斑石、千枚石、酸化カルシウム、シリカおよび
石灰石が2で中程度の防カビ抵抗を有するが、凝灰石は
1でほとんど防カビ抵抗がないことが判った。また、ノ
ミやダニ等の衛生害虫を寄せつけないという忌避効果を
示す忌避率は、すべてのセラミックスが75〜92%の
範囲内であって、極めて高い忌避率を有することが判っ
た。そしてまた、熱伝導性を示す熱伝導率は、すべての
セラミックスが0.7〜1.2Cal/cm・sec・
℃の範囲内であった。
【0014】前記表1の測定結果から、各セラミックス
とも、遠赤外線放射率が80〜96%、衛生害虫に対す
る忌避率が75〜92%で高い数値を示し、更に熱伝導
率は0.7〜1.2Cal/cm・sec・℃の範囲内
であって、好適な熱伝導性を有していることが判った。
更に、各セラミックスは抗菌性において優れているも
の、脱臭性に優れているもの、あるいは抗菌性および脱
臭性をある程度具備するもの、また防カビ抵抗が優れて
いるものから、ほとんど防カビ抵抗のないものまで存在
することが判った。
【0015】従って、本発明に採用されるセラミックス
は、遠赤外線放射率および忌避率が高く、且つ好適な熱
伝導率を有するが、その他抗菌率、脱臭率および防カビ
抵抗のいずれにも優れたものは存在しないため、住宅の
目的を抗菌性または脱臭性のいずれに重点をおくかによ
って適宜のセラミックスを選択して採用する必要があ
る。
【0016】そして、前記セラミックスによる抗菌メカ
ニズムは、大腸菌、ブドウ状球菌等の一般生菌の表層
(壁)は陰イオンであって、そのため中性領域(pH
7.0〜7.5)でしか生息が不可能であるが、前記各
セラミックスは遠赤外線放射によって陽イオンを発生す
るので、陰イオンである菌体(壁)が、前記陽イオンに
よって破壊されると同時に、菌体蛋白質が変性して、呼
吸困難となり死滅するのである。
【0017】また、アンモニアおよび硫化水素等に対す
る各セラミックスによる脱臭メカニズムは、物理的吸着
または化学的吸着等の一般的作用ではなく、遠赤外線放
射に基づく分解作用のため飽和状態にならないので、抗
菌力と同様に、脱臭力を半恒久的に有する。更に、前記
各セラミックスは毒性を有していない。
【0018】更に、前記各セラミックスの遠赤外線放射
で発生する陽イオンによって、ノミやダニ等の衛生害虫
に対して忌避効果を有する。更に、前記陽イオンによっ
てカビの発生または増殖を阻止し、防カビの機能を果た
すのである。
【0019】本発明は、前記各セラミックスのうち、い
ずれか1種類のセラミックスを家屋の床下に設けた床下
ピットに敷きつめ、前記敷きつめられたセラミックス上
に送気して、空気を該セラミックスに接触させ、然る後
空気を強制対流あるいは自然対流により各部屋へ送気し
て、各部屋を冷・暖房、換気あるいは除湿すると共に、
前記セラミックスの遠赤外線放射特性により各部屋の一
般生菌やカビの発生を阻止し、または衛生害虫を寄せつ
けず、更に結露の発生を阻止し、あるいは体臭、食料品
やタバコの臭い等の生活臭を脱臭するようにした快適住
環境機能を備えた住宅を提供することを目的としたもの
である。以下、図面に基づいて詳細に説明する。
【0020】図1は全体の概略を示す縦断面図であり、
家屋本体1が上方に構築される地盤2上に外回り布基礎
3を周設すると共に、該外回り布基礎3により囲繞され
た地盤2上に、図2に示すように所定の内部布基礎4
を、空気が前記外回り布基礎3に囲繞された全域に循環
するように通気開口5を備えて設置し、更に前記地盤2
上にコンクリートを打設してコンクリート床面6を設け
て地盤2面と遮断すると共に、該コンクリート床面6上
に前記セラミックス7を敷きつめる。なお、前記外回り
布基礎3の内側壁面には、好ましくはポリウレタン等の
断熱材8を添設することが推奨される。前記セラミック
ス7の粒径は、特に限定する必要はないが、好ましくは
10〜100mm程度のものを使用することが推奨され
る。
【0021】前記地盤2上に設けられた外回り布基礎3
および内部布基礎4上には家屋本体1が構築される。図
1においては2階建てになっているが、3階建て以上で
あってもよく、また平屋建てであってもよい。以下は図
に従い2階建ての住宅に本発明を採用したものとして説
明する。
【0022】前記外回り布基礎3および内部布基礎4上
面には該外回り布基礎3で囲繞された空間を遮蔽する遮
蔽板9が固設され、該遮蔽板9と外回り布基礎3および
コンクリート床面6により形成された空間部を床下ピッ
ト10とする。
【0023】前記床下ピット10の遮蔽板9上には、間
隔を有して1階床板11を固設して、該遮蔽板9と1階
床板11間に1階床チャンバー12を形成すると共に、
該1階床板11上に1階空間13が構築されている。
【0024】また、前記1階空間13上に設けられた1
階天井板14上には、間隔を有して2階床板15を固設
して、該1階天井板14と2階床板15間に2階床チャ
ンバー16を形成すると共に、該2階床板15上に2階
空間17が構築され、更に、前記2階空間17上に設置
された2階天井板18と屋根19間には屋根裏チャンバ
ー20が形成されている。
【0025】前記家屋本体1の外回りの戸、窓等の開口
部21を除いて設置された外壁材22の内方には、1階
床板11と1階天井板14間と、2階床板15と2階天
井板18間とに間隔を有して内通気用空調壁23が設置
されると共に、前記外壁材22の内側壁面にはポリウレ
タン等より成る断熱材24を一体に固定して、該断熱材
24と内通気用空調壁23間に内通気用通路25を形成
するが、前記開口部21のない側に位置する外壁材22
aの内通気用空調壁23aは、1階床板11から1階天
井板14、2階床板15および2階天井板18を貫通し
て屋根裏チャンバー20に開口連設されている。前記内
通気用空調壁23aは開口部21のある部分にも形成す
ることが可能であり、また内通気用空調壁23は開口部
21のない部分にも形成することが可能であり、いずれ
を採用するかは家屋の設計に応じて適宜選択して形成す
る。なお、屋根19の下面にも前記断熱材24が設けら
れている。
【0026】また、前記1階空間13および2階空間1
7を区画してそれぞれ部屋R1・R2を形成する区画壁
26は、中央にポリウレタン等の断熱材27を配設する
と共に、その両側面に間隔を有して両面通気用空調壁2
8を設置して、該断熱材27と両面通気用空調壁28間
にそれぞれ両面通気用通路29を設けて設置され、更に
前記両面通気用通路29と前記内通気用通路25の接合
部を開口連設し、両通路25・29間における空気の流
通を可能として形成されている。そして、前記区画壁2
6は1階の空間13を区画する1階区画壁26aと前記
各階の空間13,17を貫通して区画する貫通区画壁2
6bおよび2階の空間17を区画する2階区画壁26c
の3種類がある。前記各区画壁26a〜26cの設置場
所および設置数は部屋の位置および数によって適宜組合
せて設置する。
【0027】一方、前記床下ピット10を形成する外回
り布基礎3には、該床下ピット10に外気を導入した
り、あるいは床下ピット10の空気を排気したりするた
めの電動ダンパー30を備えた床下換気口31が複数個
設置されると共に、前記床下ピット10に強制的に外気
を吸入するための外気取入れダクト32が、前記外回り
布基礎3を貫通して設けられ、且つ前記外気取入れダク
ト32の該床下ピット10に位置する送気口には電動フ
ァン33が取付けられている。なお、前記電動ダンパー
30を備えた床下換気口31に代えて、バイメタルより
成る温度センサーにより自動的に開閉する換気口、ある
いは手動で開閉する換気口を用いてもよい。
【0028】前記床下ピット10の外気取入れダクト3
2の送気口より下流側には、間隔を有して冷暖房兼用の
空調機34が設置されていて、前記外気取入れダクト3
2に設けられた電動ファン33で床下ピット10に送気
された空気を冷却または加温して、該床下ピット10に
強制送気して、該空気を前記セラミックス7に接触させ
るように構成されている。なお、図中34aは空調機3
4の室外機である。
【0029】また、前記床下ピット10の前記空調機3
4の下流側には、該床下ピット10の空気を1階床チャ
ンバー12および2階床チャンバー16に送気するため
の、1階床チャンバー送気部材35および2階床チャン
バー送気部材36がそれぞれ設置されている。なお、前
記各送気部材35・36は空調機34より排出された空
気が、セラミックス7に充分接触した後に、該各送気部
材35・36に吸気されるよう前記空調機34から離れ
た位置に設置されている。
【0030】前記1階床チャンバー送気部材35は、前
記空調機34の下流側に水平に設置された吸気ダクト3
7に下端部を直角に連結接続された送風ダクト38が、
前記遮蔽板9を貫通してその上端部が1階床チャンバー
12に開口されており、更に前記吸気ダクト37の前記
空調機34側端部には電動ファン39が装置されると共
に、該吸気ダクト37の電動ファン39の下流側とその
反対側端部にはそれぞれ電動ダンパー40・41が装置
されて形成されている。
【0031】また、2階床チャンバー送気部材36は、
前記空調機34の下流側に水平に設置された吸気ダクト
42に下端部を直角に連結接続された送風ダクト43
が、前記遮蔽板9、1階床板11および1階天井板14
をそれぞれ貫通してその上端部が2階床チャンバー16
に開口されており、更に前記吸気ダクト42の前記空調
機34側端部には電動ファン44が装置されると共に、
該吸気ダクト42の電動ファン44の下流側とその反対
側端部にはそれぞれ電動ダンパー45・46が装置され
て形成されている。
【0032】更にまた、床下ピット10と屋根裏チャン
バー20間に、該屋根裏チャンバー20の空気を前記床
下ピット10へ戻すための還流ダクト47が、2階天井
板18、2階床板15、1階天井板14、1階床板11
および遮蔽板9をそれぞれ貫通して床下ピット10に開
口されている。
【0033】そして、前記屋根裏チャンバー20におけ
る還流ダクト47の上端に水平な還流パイプ48が連結
接続され、且つ該還流パイプ48の一方側端部には電動
ファン49が装置されると共に、該還流パイプ48の電
動ファン49の下流側と他方側端部にはそれぞれ電動ダ
ンパー50・51が装置されており、更に前記屋根裏チ
ャンバー20の側壁の上方部には外気を取入れる電動ダ
ンパー52を備えた屋根裏換気口53が設置されてい
る。なお、前記電動ダンパー52を備えた屋根裏換気口
53に代えて、バイメタルより成る温度センサーにより
自動的に開閉する換気口、あるいは手動で開閉する換気
口を用いてもよい。
【0034】前記2階床チャンバー送気部材36の送風
ダクト43と前記還流ダクト47は、それぞれ1階空間
13と2階空間17を貫通するので、見苦しさをなくす
ため目隠し板54で被覆するか、または排水管等の他の
パイプスペースを利用して設置することが好ましい。
【0035】前記1階床板11には、1階の部屋R1に
1階床チャンバー12から送気するための送気口55が
複数個形成されると共に、前記1階床板11上に設置さ
れた1階区画壁26aおよび貫通区画壁26bの両面通
気用通路29内に送気する連通口56が前記1階床板1
1に複数個形成されている。
【0036】前記1階区画壁26aの上端縁は1階天井
板14に固着され、且つ該1階区画壁26aの上方部に
は、前記連通口56を介して両面通気用通路29内へ送
気された空気を、1階の部屋R1内へ送気するための送
気口57が複数個形成されると共に、1階空間13およ
び2階空間17を貫通して設けられた貫通区画壁26b
の上端縁は屋根裏チャンバー20に開口部58を有して
連通され、且つ該貫通区画壁26bの1階部分の上方部
は覆板59が設けられて閉塞され、且つ該覆板59の下
方部には、前記送気口56を介して両面通気用通路29
内へ送気された空気を1階の部屋R1内へ送気するため
の送気口60が複数個形成され、更に前記覆板59の上
方には、前記送気口60とは重ならない位置において1
階の部屋R1内において循環された空気を吸入して屋根
裏チャンバー20へ送気するための吸気口61が複数個
形成されている。
【0037】一方、2階床板15には、2階の部屋R2
に2階床チャンバー16から送気するための送気口62
が複数個形成されると共に、前記2階床板15上に設置
された2階区画壁26cの上端縁は屋根裏チャンバー2
0に開口部63を有して連通され、且つ該2階区画壁2
6cの両面通気用通路29内に送気する連通口64が前
記2階床板15に複数個形成されている。
【0038】そして、前記2階区画壁26cの上方部は
覆板65が設けられて閉塞され、且つ該覆板65の下方
部には、前記送気口64を介して両面通気用通路29内
へ送気された空気を2階の部屋R2内へ送気するための
送気口66が複数個形成され、更に前記覆板65の上方
には、送気口66とは重ならない位置において2階の部
屋R2内において循環された空気を吸入して屋根裏チャ
ンバー20へ送気するための吸気口67が複数個形成さ
れている。
【0039】また、前記1階および2階の空間13・1
7を貫通して設置された貫通区画壁26bの2階天井板
18近くの両面通気用空調壁28には、2階の部屋R2
内の空気を吸入して屋根裏チャンバー20に送気するた
めの吸気口68が複数個形成されている。
【0040】前記1階床板11と1階天井板14間に設
けられた内通気用通路25内に、1階床チャンバー12
から送気するための連通口69が前記1階床板11に複
数個形成されると共に、1階の外回りの戸、窓等の開口
部21の上・下に位置する内通気用通路25から1階の
部屋R1に送風するための送風口70が複数個形成され
ている。
【0041】更に、前記内通気用空調壁23aの1階部
分の上方部は覆板71が設けられて閉塞され、且つ該覆
板71の下方部には、前記送気口69を介して内通気用
通路25内へ送気された空気を1階の部屋R1内へ送気
するための送気口72が複数個形成され、更に前記覆板
71の上方には、前記送気口72とは重ならない位置に
おいて1階の部屋R1内において循環された空気を吸入
して屋根裏チャンバー20へ送気するための吸気口73
が複数個形成されている。
【0042】一方、2階床板15と2階天井板18間に
設けられた内通気用通路25内に、2階床チャンバー1
6から送気するための連通口74が前記2階床板15に
複数個形成されると共に、2階の外回りの戸、窓等の開
口部21の上・下に位置する内通気用通路25から2階
の部屋R2に送風するための送風口75が複数個形成さ
れている。
【0043】更に、前記2階天井板18近くの内通気用
空調壁23aには、2階の部屋R2内において循環され
た空気を吸入して屋根裏チャンバー20へ送気するため
の吸気口76が複数個形成されている。
【0044】前記各部材のうち、各電動ダンパー30・
40・41・45・46・52、各電動ファン33・3
9・44・49および空調機34は、家屋1内の所定個
所に設置された制御パネル(図示せず)により、その作
動・停止を設定することができるように構成されてい
る。
【0045】前記構成より成る本発明装置の作用を説明
すると、図3は28℃以上の夏期における冷房時を示す
送風系統図、図4は15℃以下の冬期における暖房時を
示す送風系統図、図5は28℃未満の中間期における送
風系統図、図6は28℃以上の中間期における送風系統
図である。そして、前記図3〜図6における空調機およ
び電動ファンに斜線が入っていない場合はその作動時を
示し、斜線が入っているものはその停止時を示す。ま
た、電動ダンパーが白丸で表示されている場合はその開
放時を示し、黒丸で表示されている場合はその閉鎖時を
示している。
【0046】先ず、図5によって28℃以上の夏期にお
ける冷房時の各部材の動作状態を説明すると、床下ピッ
ト10の空調機34が冷房作動し、且つ外気取入れダク
ト32の電動ファン33、1階床チャンバー送気部材3
5および2階床チャンバー送気部材36の各電動ファン
39・44が作動すると共に、該各電動ファン39・4
4の下流側の電動ダンパー40・45が開放される。そ
して、前記各電動ファン39・44とは反対側に位置す
る電動ダンパー41・46および床下換気口31の電動
ダンパー30が閉鎖され、更に屋根裏チャンバー20の
電動ファン49が停止すると共に、該電動ファン49の
下流側の電動ダンパー50が閉鎖される一方、前記電動
ダンパー50とは反対側に位置する電動ダンパー51は
開放され、且つ屋根裏換気口53の電動ダンパー52は
閉鎖される。
【0047】而して、外気取入れダクト32より電動フ
ァン33を介して強制的に床下ピット10に導入された
外気は、冷房作動している空調機34に送気されて冷却
されて該空調機34より排気される。そして、前記排気
された冷却空気は床下ピット10に敷きつめられた前記
セラミックス7に接触する。
【0048】前記セラミックス7は比熱が小さくて熱容
量が大きく、且つ熱伝導率が低いため、前記冷却された
空気から吸熱して前記空気は更に冷却されて床下ピット
10を流動して、前記空調機34より離れた位置に設置
された1階床チャンバー送気部材35および2階床チャ
ンバー送気部材36の各電動ファン39・44により、
前記冷却された空気が吸気ダクト37および送風ダクト
38を介して1階床チャンバー12に強制対流により送
気されると共に、吸気ダクト42および送風ダクト43
を介して2階床チャンバー16にも強制対流により送気
される。
【0049】前記1階床チャンバー12に送気された冷
却された空気は、1階床板11に設けられた送気口5
5、1階区画壁26aに設けられた送気口57、貫通区
画壁26bに設けられた送気口60、内通気用通路25
の送気口70および内通気用通路25aの送気口72を
介してそれぞれ1階の部屋R1に送気されて冷却する。
そして、1階の部屋R1において循環されて冷却した後
の空気は、貫通区画壁26bの吸気口61および内通気
用通路25aの吸気口73から吸気されて屋根裏チャン
バー20へ送気される。
【0050】また、2階床チャンバー16に送気された
冷却された空気は、2階床板15に設けられた送気口6
2、2階区画壁26cに設けられた送気口66および内
通気用通路25の送気口75を介して、それぞれ2階の
部屋R2に送気されて冷却する。そして、2階の部屋R
2において循環されて冷却した後の空気は、貫通区画壁
26bの吸気口68、2階区画壁26cの吸気口67お
よび内通気用空調壁23aに設けられた吸気口76から
吸気されて屋根裏チャンバー20に送気される。そし
て、前記屋根裏チャンバー20に送気された空気は、還
流ダクト47を介して床下ピット10に還流されて再利
用される。以下この作動を繰り返すことにより夏期にお
いて家屋全体を冷却する。
【0051】次に、図6によって15℃以下の冬期にお
ける暖房時の各部材の動作状態を説明すると、空調機3
4が暖房作動すると共に、外気取入れダクト32の電動
ファン33が作動し、且つ1階床チャンバー送気部材3
5および2階床チャンバー送気部材36の各電動ファン
39・44が停止し、更に前記各電動ファン39・44
の下流側の電動ダンパー40・45および床下換気口3
1の電動ダンパー30が閉鎖される。そして、前記各電
動ファン39・44とは反対側に位置する電動ダンパー
41・46が開放され、更に屋根裏チャンバー20の電
動ファン49が作動すると共に、該電動ファン49の下
流側に位置する電動ダンパー50が開放される一方、前
記電動ダンパー50とは反対側に位置する電動ダンパー
51および屋根裏換気口53の電動ダンパー52は閉鎖
される。
【0052】而して、外気取入れダクト32より電動フ
ァン33を介して強制的に床下ピット10に導入された
外気は、暖房作動している空調機34に送気されて暖房
されて該空調機34より排気される。そして、前記排気
された暖房された空気は床下ピット10に敷きつめられ
た前記セラミックス7に接触する。
【0053】前記セラミックス7は前記のように比熱が
小さくて熱容量が大きく、且つ熱伝導率が低いため、前
記空調機34により暖房された空気により該セラミック
ス7は蓄熱すると共に、前記蓄熱されたセラミックス7
から放熱されて前記空気は更に加温された前記床下ピッ
ト10を流動して、該加温された床下ピット10の空気
と各階床チャンバー12・16および各部屋R1・R2
内の空気との間に温度差が生じるため、前記加温された
空気は自然対流により前記空調機34より離れた位置に
設置された1階床チャンバー送気部材35および2階床
チャンバー送気部材36の各吸気ダクト37・42の開
放された各電動ダンパー41・46側から1階床チャン
バー12および2階床チャンバー16に送気される。
【0054】前記1階床チャンバー12に送気された暖
房された空気は、1階床板11に設けられた送気口5
5、1階区画壁26aに設けられた送気口57、貫通区
画壁26bに設けられた送気口60、内通気用通路25
の送気口70および内通気用通路25aの送気口72を
介してそれぞれ1階の部屋R1に自然対流により送気さ
れて暖房する。そして、1階の部屋R1において循環さ
れて暖房した後の空気は、貫通区画壁26bの吸気口6
1および内通気用通路25aの吸気口73から吸気され
て屋根裏チャンバー20へ送気される。
【0055】また、2階床チャンバー16に送気された
暖房された空気は、2階床板15に設けられた送気口6
2、2階区画壁26cに設けられた送気口66および内
通気用通路25の送気口75を介して、それぞれ2階の
部屋R2に自然対流により送気されて暖房する。そし
て、2階の部屋R2において循環されて暖房した後の空
気は、貫通区画壁26bの吸気口68、2階区画壁26
cの吸気口67および内通気用空調壁23aに設けられ
た吸気口76から吸気されて屋根裏チャンバー20に送
気される。更に、前記屋根裏チャンバー20に送気され
た空気は、冷たい空気(当然外気よりは暖かい)となっ
て電動ファン49により吸引されて還流ダクト47を介
して床下ピット10に還流されて再利用される。以下こ
の作動を繰り返すことにより冬期において家屋全体を暖
房する。
【0056】更に、図7によって28℃未満の中間期の
各部材の動作状態を説明すると、図7の場合は図6の暖
房時とは空調機34が停止する以外、その他の電動ファ
ンの作動・停止および電動ダンパーの開放・閉鎖は同一
である。
【0057】而して、外気取入れダクト32より電動フ
ァン33を介して強制的に床下ピット10に導入された
外気は、該床下ピット10に敷きつめられた前記セラミ
ックス7に接触する。前記セラミックス7に接触しなが
ら空気は床下ピット10を流動して、該床下ピット10
の空気と各階床チャンバー12・16および各部屋R1
・R2内の空気との間に温度差が生じた場合は、前記床
下ピット10の空気は自然対流により前記外気取入れダ
クト32より離れた位置に設置された1階床チャンバー
送気部材35および2階床チャンバー送気部材36の各
吸気ダクト37・42の開放された各電動ダンパー41
・46側から1階床チャンバー12および2階床チャン
バー16に送気される。
【0058】前記1階床チャンバー12に送気された空
気は、1階床板11に設けられた送気口55、1階区画
壁26aに設けられた送気口57、貫通区画壁26bに
設けられた送気口60、内通気用通路25の送気口70
および内通気用通路25aの送気口72を介してそれぞ
れ1階の部屋R1に送気して換気する。そして、1階の
部屋R1へ送気して循環されて換気した後の空気は、貫
通区画壁26bの吸気口61および内通気用通路25a
の吸気口73から吸気されて屋根裏チャンバー20へ送
気される。
【0059】また、2階床チャンバー16に送気された
空気は、2階床板15に設けられた送気口62、2階区
画壁26cに設けられた送気口66および内通気用通路
25の送気口75を介して、それぞれ2階の部屋R2に
送気して換気する。そして、2階の部屋R2へ送気して
循環されて換気した後の空気は、貫通区画壁26bの吸
気口68、2階区画壁26cの吸気口67および内通気
用空調壁23aに設けられた吸気口76から吸気されて
屋根裏チャンバー20に送気され、且つ該屋根裏チャン
バー20に送気して循環されて換気した空気は、電動フ
ァン49により吸引されて還流ダクト47を介して床下
ピット10に還流されて再利用される。以下この作動を
繰り返すことにより家屋全体に送気する。
【0060】そして更に、図8によって28℃以上の中
間期の各部材の動作状態を説明すると、図8の場合は図
7の28℃未満の中間期とは、床下換気口31の電動ダ
ンパー30と屋根裏換気口53の電動ダンパー52がそ
れぞれ開放されると共に、屋根裏チャンバー20の電動
ファン49が停止し、更に電動ダンパー50・51が閉
鎖されている以外、その他の電動ダンパーの停止および
電動ダンパーの開放・閉鎖は同一である。
【0061】而して、外気取入れダクト32より電動フ
ァン33を介して強制的に床下ピット10に導入された
空気および床下換気口31から自然に取入れた外気は、
該床下ピット10に敷きつめられた前記セラミックス7
に接触する。前記セラミックス7に接触しながら空気は
床下ピット10を流動して、該床下ピット10の空気と
各階床チャンバー12・16および各部屋R1・R2内
の空気との間に温度差が生じた場合は、前記床下ピット
10の空気は自然対流により前記外気取入れダクト32
より離れた位置に設置された1階床チャンバー送気部材
35および2階床チャンバー送気部材36の各吸気ダク
ト37・42の開放された各電動ダンパー41・46側
から1階床チャンバー12および2階床チャンバー16
に送気される。
【0062】前記1階床チャンバー12に送気された空
気は、1階床板11に設けられた送気口55、1階区画
壁26aに設けられた送気口57、貫通区画壁26bに
設けられた送気口60、内通気用通路25の送気口70
および内通気用通路25aの送気口72を介してそれぞ
れ1階の部屋R1に送気されて換気する。そして、1階
の部屋R1へ送気して循環されて換気した後の空気は、
貫通区画壁26bの吸気口61および内通気用通路25
aの吸気口73から吸気されて屋根裏チャンバー20へ
送気される。
【0063】また、2階床チャンバー16に送気された
空気は、2階床板15に設けられた送気口62、2階区
画壁26cに設けられた送気口66および内通気用通路
25の送気口75を介して、それぞれ2階の部屋R2に
送気して換気する。そして、2階の部屋R2へ送気して
循環されて換気した後の空気は、貫通区画壁26bの吸
気口68、2階区画壁26cの吸気口67および内通気
用空調壁23aに設けられた吸気口76から吸気されて
屋根裏チャンバー20に送気され、且つ該屋根裏チャン
バー20に送気された空気は、屋根裏換気口53より外
へ排気される。以下この作動を繰り返すことにより家屋
全体に送気する。
【0064】前記中間期における各部材の作動は、図
5、図6に示す作動に限定されるものではなく、居住者
の体調、部屋の温度あるいは湿度等の状況に応じて各部
材を操作する制御パネル(図示せず)により任意に設定
することができる。
【0065】なお、前記空調機34は冷・暖房機能を備
えたものについて説明したが、該冷・暖房機能の外に、
除湿機能をも備えた空調機34を使用することにより、
梅雨時の湿度が高い不快な気候に対応できる。
【0066】すなわち、湿度が高い場合は、空調機34
を除湿機能にする外は、前記図3の冷房時の状態と同じ
く各電動ファンおよび電動ダンパーを設定することによ
り、各部屋R1・R2を冷房する代りに除湿するのであ
る。前記各電動ファンおよび電動ダンパーの機能および
空気の流れは図3と同一であるので詳細な説明を省略す
る。
【0067】而して、現在の家屋は冷・暖房効率を良く
するために高気密になっているが、この高気密に伴って
結露の問題が生じている。特に結露の現象は表面、内部
および境界面結露等の現象があり、更に一般的には冬・
夏型結露の現象がある。そして、結露の発生とカビ、ダ
ニの発生は原則的に相関関係にあり、結露の発生は室内
の空気に含有する水分に起因し、乾いた空気では結露は
発生しない。
【0068】表2に示すものは空気に含有する水分量で
あるが、室内の空気に含有する水分量が表2の表示値よ
り多くなると、結露が室内の壁、窓等に発生する。
【0069】
【表2】
【0070】更に、快適住環境を有する家屋の基本は全
室冷・暖房の外に、清潔であることである。すなわち、
結露やカビ、ダニ等が発生せず、臭いがしないことが快
適住宅である。
【0071】前記のように本発明住宅は、家屋全体で使
用する空気を、床下ピット10を流動させてセラミック
ス7に接触させ、これを各部屋R1・R2へ送気するよ
うにしたものである。そして、前記セラミックス7は遠
赤外線放射率において優れ遠赤外線放射特性を有するた
め、該セラミックス7に接触する空気は常時遠赤外線の
照射を受けていて、空気中の目にみえない浮遊粒子がそ
の照射により遠赤外線放射特性を保持し、その放射・吸
収作用により常時熱の放射・吸収を繰返している。そし
て、前記床下ピット10の空気を空調機34により住環
境として最適温度、好ましくは18〜23℃に調整する
と共に、遠赤外線放射特性を保持せしめたまま各部屋R
1・R2へ送気するのである。
【0072】前記遠赤外線放射特性を空気中の浮遊粒子
に保持せしめたまま各部屋R1・R2へ送気することに
より、各部屋R1・R2は冷・暖房あるいは換気・除湿
されると共に、前記遠赤外線の作用により、一般生菌や
カビの発生を阻止し、ノミやダニ等の衛生害虫を寄せつ
けず、更に結露の発生を阻止し、体臭、食料品、タバコ
の臭い等の生活臭気を脱臭する。
【0073】
【発明の効果】本発明は上述のように、遠赤外線放射特
性を有すると共に、忌避効果を有し、且つ熱伝導性がよ
く、更に抗菌性、脱臭性および防カビ性のいずれか、ま
たは複数において優れたセラミックスを床下ピットに敷
きつめ、前記敷きつめられたセラミックス上に送気し
て、空気を該セラミックスに接触させ、然る後空気を強
制対流あるいは自然対流により各部屋へ送気して、各部
屋を冷・暖房あるいは換気・除湿して四季を通じて快適
な室温を保持すると共に、前記セラミックスの遠赤外線
放射特性により、一般生菌やカビの発生を阻止し、ノミ
やダニ等の衛生害虫を寄せつけず、更に結露の発生を阻
止し、体臭、食料品、タバコの臭い等の生活臭気を脱臭
して快適な住環境を得ることができ、然もセラミックス
は経時変化が全くなく、その機能は半恒久的に持続する
ため、交換の必要がなくランニングコストとしては安価
となるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明快適住環境機能を備えた住宅の概略を示
す縦断面図である。
【図2】本発明快適住環境機能を備えた住宅における床
下ピットの横断面図である。
【図3】本発明快適住環境機能を備えた住宅の28℃以
上の夏期における冷房時を示す送風系統の縦断面図であ
る。
【図4】本発明快適住環境機能を備えた住宅の15℃以
下の冬期における暖房時を示す送風系統の縦断面図であ
る。
【図5】本発明快適住環境機能を備えた住宅の28℃未
満の中間期における送風系統の縦断面図である。
【図6】本発明快適住環境機能を備えた住宅の28℃以
上の中間期における送風系統の縦断面図である。
【符号説明】
7 セラミックス、 10 床下ピット、 11 1階
床板、 12 1階床チャンバー、 15 2階床板、
16 2階床チャンバー、 20 屋根裏チャンバ
ー、 23,23a,28 壁面、 25・29 通気
用通路、 32外気取入れダクト、 34 空調機、
35・36 送気部材、 55,57,60,62,6
6,70,75 送気口、 61,67,68,73,
76 吸気口、 R1 1階部屋、R2 2階部屋。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】そして、前記2階区画壁26cの上方部は
覆板65が設けられて閉塞され、且つ該覆板65の下方
部には、前記連通口64を介して両面通気用通路29内
へ送気された空気を2階の部屋R2内へ送気するための
送気口66が複数個形成され、更に前記覆板65の上方
には、送気口66とは重ならない位置において2階の部
屋R2内において循環された空気を吸入して屋根裏チャ
ンバー20へ送気するための吸気口67が複数個形成さ
れている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】更に、前記内通気用空調壁23aの1階部
分の上方部は覆板71が設けられて閉塞され、且つ該覆
板71の下方部には、前記連通口69を介して内通気用
通路25内へ送気された空気を1階の部屋R1内へ送気
するための送気口72が複数個形成され、更に前記覆板
71の上方には、前記送気口72とは重ならない位置に
おいて1階の部屋R1内において循環された空気を吸入
して屋根裏チャンバー20へ送気するための吸気口73
が複数個形成されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】先ず、図によって28℃以上の夏期にお
ける冷房時の各部材の動作状態を説明すると、床下ピッ
ト10の空調機34が冷房作動し、且つ外気取入れダク
ト32の電動ファン33、1階床チャンバー送気部材3
5および2階床チャンバー送気部材36の各電動ファン
39・44が作動すると共に、該各電動ファン39・4
4の下流側の電動ダンパー40・45が開放される。そ
して、前記各電動ファン39・44とは反対側に位置す
る電動ダンパー41・46および床下換気口31の電動
ダンパー30が閉鎖され、更に屋根裏チャンバー20の
電動ファン49が停止すると共に、該電動ファン49の
下流側の電動ダンパー50が閉鎖される一方、前記電動
ダンパー50とは反対側に位置する電動ダンパー51は
開放され、且つ屋根裏換気口53の電動ダンパー52は
閉鎖される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】次に、図によって15℃以下の冬期にお
ける暖房時の各部材の動作状態を説明すると、空調機3
4が暖房作動すると共に、外気取入れダクト32の電動
ファン33が作動し、且つ1階床チャンバー送気部材3
5および2階床チャンバー送気部材36の各電動ファン
39・44が停止し、更に前記各電動ファン39・44
の下流側の電動ダンパー40・45および床下換気口3
1の電動ダンパー30が閉鎖される。そして、前記各電
動ファン39・44とは反対側に位置する電動ダンパー
41・46が開放され、更に屋根裏チャンバー20の電
動ファン49が作動すると共に、該電動ファン49の下
流側に位置する電動ダンパー50が開放される一方、前
記電動ダンパー50とは反対側に位置する電動ダンパー
51および屋根裏換気口53の電動ダンパー52は閉鎖
される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】更に、図によって28℃未満の中間期の
各部材の動作状態を説明すると、図の場合は図の暖
房時とは空調機34が停止する以外、その他の電動ファ
ンの作動・停止および電動ダンパーの開放・閉鎖は同一
である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】そして更に、図によって28℃以上の中
間期の各部材の動作状態を説明すると、図の場合は図
の28℃未満の中間期とは、床下換気口31の電動ダ
ンパー30と屋根裏換気口53の電動ダンパー52がそ
れぞれ開放されると共に、屋根裏チャンバー20の電動
ファン49が停止し、更に電動ダンパー50・51が閉
鎖されている以外、その他の電動ダンパーの停止および
電動ダンパーの開放・閉鎖は同一である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】表1の測定結果より各セラミックスとも遠
赤外線放射率は、最低の凝灰石で80%で、その他のセ
ラミックスはいずれも83〜96%で、極めて高い遠赤
外線放射率を有することが判った。また、大腸菌に対す
る抗菌率はマグネシアが98%、酸化カルシウムが85
%と高い抗菌率を有するのに対し、花崗斑石が70%、
石英閃緑石および千枚石が65%、蛇紋石が55%と中
程度の抗菌率を有するが、その他のセラミックスは0〜
35%と抗菌率が0%か、あるいは低い抗菌率しかな
く、一方、ブドウ状球菌に対する抗菌率は、蛇紋石が9
9%、マグネシアが97%、酸化カルシウムが95%、
角閃石が83%と高い抗菌率を有するのに対し、千枚石
が73%、花崗斑石が67%、石英閃緑石が65%と中
程度の抗菌率を有するが、その他のセラミックスは0〜
35%と抗菌率が0%か、あるいは低い抗菌率しかない
ことが判った。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】角閃石、蛇紋石、石英閃緑石、花崗斑石、
    千枚石、凝灰石、酸化カルシウム、マグネシア、シリカ
    および石灰石の各セラミックスのうち、いずれか1種類
    のセラミックスを床下ピットに敷きつめ、前記セラミッ
    クスに接触した空気を強制対流または自然対流により各
    部屋へ送気することを特徴とする快適住環境機能を備え
    た住宅。
  2. 【請求項2】床下ピットに、角閃石、蛇紋石、石英閃緑
    石、花崗斑石、千枚石、凝灰石、酸化カルシウム、マグ
    ネシア、シリカおよび石灰石の各セラミックスのうち、
    いずれか1種類のセラミックスを敷きつめると共に、前
    記床下ピットに空調機と、該床下ピットにおいて前記セ
    ラミックスに接触した空気を各階床チャンバーへ送気す
    る送気部材および前記床下ピットに外気を導入する外気
    取入れダクトを備え、前記各階床チャンバーから各階部
    屋へは各階床板および通気用通路を備えた壁面にそれぞ
    れ設けられた送気口を介して送気し、前記各階部屋へ送
    気されて循環した空気は吸気用通路を備えた壁面に設け
    られた吸気口を介して屋根裏チャンバーに送気し、更に
    前記屋根裏チャンバーに送気した空気を床下ピットに還
    流して再利用するか、または家屋外に排出することを特
    徴とする快適住環境機能を備えた住宅。
  3. 【請求項3】空調機が、冷・暖房機能を保有したもので
    ある請求項2に記載の快適住環境機能を備えた住宅。
  4. 【請求項4】空調機が、冷・暖房機能の外に、除湿機能
    を保有したものである請求項2に記載の快適住環境機能
    を備えた住宅。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007056649A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Tadaaki Kanda 住宅の暖房・換気構造
JP2013053439A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Home Kikaku Center:Kk 空気浄化式建屋
JP6009111B1 (ja) * 2016-03-11 2016-10-19 株式会社 ホームリサーチ 空調システム、空調方法、及びプログラム
JP2022043431A (ja) * 2020-09-04 2022-03-16 株式会社カネコ 空気浄化機能付き住宅

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