JPH10292821A - 軸受給油装置 - Google Patents
軸受給油装置Info
- Publication number
- JPH10292821A JPH10292821A JP11510897A JP11510897A JPH10292821A JP H10292821 A JPH10292821 A JP H10292821A JP 11510897 A JP11510897 A JP 11510897A JP 11510897 A JP11510897 A JP 11510897A JP H10292821 A JPH10292821 A JP H10292821A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cage
- oil feeding
- lubricating
- inner ring
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 内輪と保持器との間および外輪と保持器との
間の双方に向けて潤滑油を噴射することで保持器案内面
と軸受内部に確実に潤滑油を供給し、高速回転時におけ
る潤滑不良によるトラブルを防止し得る軸受給油装置を
提供することである。 【解決手段】 給油ノズル10が内輪2の保持器案内面
4と保持器7との間の隙間5に臨むように配設されると
共に、給油ノズル11が外輪1と保持器7との間に臨む
ように配設されている。
間の双方に向けて潤滑油を噴射することで保持器案内面
と軸受内部に確実に潤滑油を供給し、高速回転時におけ
る潤滑不良によるトラブルを防止し得る軸受給油装置を
提供することである。 【解決手段】 給油ノズル10が内輪2の保持器案内面
4と保持器7との間の隙間5に臨むように配設されると
共に、給油ノズル11が外輪1と保持器7との間に臨む
ように配設されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速で軸受内に十分な
給油が必要な場合における軸受給油装置に関する。
給油が必要な場合における軸受給油装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、内輪案内形のN形(内輪つば付
き)の円筒ころ軸受における保持器案内面(内輪外周
面)の潤滑は、保持器案内面と保持器との僅かな隙間に
潤滑剤が入り込むことにより行われる。この隙間に十分
に潤滑剤が供給されないと、保持器案内面のかじり摩耗
が生ずる可能性があるという問題点があった。
き)の円筒ころ軸受における保持器案内面(内輪外周
面)の潤滑は、保持器案内面と保持器との僅かな隙間に
潤滑剤が入り込むことにより行われる。この隙間に十分
に潤滑剤が供給されないと、保持器案内面のかじり摩耗
が生ずる可能性があるという問題点があった。
【0003】高速で回転する軸受内に確実かつ強制的に
潤滑剤を供給する方法として、ジェット給油(潤滑)が
従来から広く知られている。すなわちこの方法は、給油
装置の給油ノズル穴を軸受近傍に配置し、潤滑油を強制
圧送することにより、上記ノズル穴より勢いよく潤滑油
を噴射し、高速回転する軸受によって軸受側面に形成さ
れているエアカーテンを突き抜けて軸受内に確実に潤滑
油が供給されるというものである。
潤滑剤を供給する方法として、ジェット給油(潤滑)が
従来から広く知られている。すなわちこの方法は、給油
装置の給油ノズル穴を軸受近傍に配置し、潤滑油を強制
圧送することにより、上記ノズル穴より勢いよく潤滑油
を噴射し、高速回転する軸受によって軸受側面に形成さ
れているエアカーテンを突き抜けて軸受内に確実に潤滑
油が供給されるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、高速回転中の
軸受内に入った潤滑油は、転動体や保持器によって攪拌
されながら回転運動を余儀なくされるため、潤滑油自体
に遠心力が作用し、外輪側に潤滑油が溜りやすく、内輪
側には潤滑油が存在し難いという現象が生じる。また、
内輪軌道面は、転動体によって掻き取られた潤滑油が転
写することで潤滑不足が補われ、潤滑油の供給も行われ
るが、保持器案内面は転動体によって掻きあげられた潤
滑油が保持器案内面と保持器との間の小さな隙間に供給
される量は充分といえない。
軸受内に入った潤滑油は、転動体や保持器によって攪拌
されながら回転運動を余儀なくされるため、潤滑油自体
に遠心力が作用し、外輪側に潤滑油が溜りやすく、内輪
側には潤滑油が存在し難いという現象が生じる。また、
内輪軌道面は、転動体によって掻き取られた潤滑油が転
写することで潤滑不足が補われ、潤滑油の供給も行われ
るが、保持器案内面は転動体によって掻きあげられた潤
滑油が保持器案内面と保持器との間の小さな隙間に供給
される量は充分といえない。
【0005】そこで従来技術を見てみると、図2記載の
ように転動体600 付近のみを狙ってジェット給油ノズル
900 を配置させたものが知られている。なお、図中100
は外輪,200 は内輪、300 は内輪軌道面、600 は転動
体、800 は外輪100 に付設された間座で給潤滑油路及び
給油ノズル900 を備えている。しかし、これでは転動体
600 付近のみを狙って潤滑油が噴出されるにすぎないた
め、給油ノズル900 から噴出された潤滑油は外輪100 と
保持器700 の間を通って高速回転中の軸受内に入るが、
遠心力によって外輪100 の軌道面側に潤滑油が集まって
しまい、保持器案内面400 と保持器700 との間の隙間50
0 には潤滑油が供給され難い。
ように転動体600 付近のみを狙ってジェット給油ノズル
900 を配置させたものが知られている。なお、図中100
は外輪,200 は内輪、300 は内輪軌道面、600 は転動
体、800 は外輪100 に付設された間座で給潤滑油路及び
給油ノズル900 を備えている。しかし、これでは転動体
600 付近のみを狙って潤滑油が噴出されるにすぎないた
め、給油ノズル900 から噴出された潤滑油は外輪100 と
保持器700 の間を通って高速回転中の軸受内に入るが、
遠心力によって外輪100 の軌道面側に潤滑油が集まって
しまい、保持器案内面400 と保持器700 との間の隙間50
0 には潤滑油が供給され難い。
【0006】また、図3記載のように給油ノズル900 を
直接保持器案内面400 と保持器700との間の隙間500 に
臨ませるものも知られているが、保持器案内面400 と保
持器700 との間の隙間500 は非常に狭いため、ノズル90
0 によって潤滑油を噴射するだけでは少量の潤滑油しか
隙間500 を通り抜けないので軸受内に供給される量が不
足して潤滑不足による軌道面の焼き付き等のトラブルを
引き起こす可能性がある。
直接保持器案内面400 と保持器700との間の隙間500 に
臨ませるものも知られているが、保持器案内面400 と保
持器700 との間の隙間500 は非常に狭いため、ノズル90
0 によって潤滑油を噴射するだけでは少量の潤滑油しか
隙間500 を通り抜けないので軸受内に供給される量が不
足して潤滑不足による軌道面の焼き付き等のトラブルを
引き起こす可能性がある。
【0007】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、内輪と保持器との間および外輪と保持器との間の双
方に向けて潤滑油を噴射することで保持器案内面と軸受
内部に確実に潤滑油を供給し、高速回転時における潤滑
不良によるトラブルを防止し得る軸受給油装置を提供す
ることである。
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、内輪と保持器との間および外輪と保持器との間の双
方に向けて潤滑油を噴射することで保持器案内面と軸受
内部に確実に潤滑油を供給し、高速回転時における潤滑
不良によるトラブルを防止し得る軸受給油装置を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明がなした技術的手段は、給油用の複数のノズル
先端が、内輪と保持器との間、及び外輪と保持器との間
の双方に夫々臨んでいることである。
に本発明がなした技術的手段は、給油用の複数のノズル
先端が、内輪と保持器との間、及び外輪と保持器との間
の双方に夫々臨んでいることである。
【0009】
【実施例】以下、図に基づいて本発明軸受給油装置の一
実施例を説明する。図1は、本発明の一実施例を示す縦
断側面図である。
実施例を説明する。図1は、本発明の一実施例を示す縦
断側面図である。
【0010】図中1は外輪、2は内輪、3は内輪軌道
面、6は転動体、7は保持器、そして8は間座を夫々示
す。なお、本実施例に示す軸受の基本的構成は図示例に
何等限定されるものではなく、本発明の範囲内において
周知の構成に適宜変更可能なものである。本実施例では
N形(内輪つば付き)の円筒ころ軸受に適用している
が、他の形式の円筒ころ軸受あるいは円すいころ軸受又
は玉軸受等においても適用可能であり、さらに単列、複
列のいずれをも対象可能であることはいうまでもない。
面、6は転動体、7は保持器、そして8は間座を夫々示
す。なお、本実施例に示す軸受の基本的構成は図示例に
何等限定されるものではなく、本発明の範囲内において
周知の構成に適宜変更可能なものである。本実施例では
N形(内輪つば付き)の円筒ころ軸受に適用している
が、他の形式の円筒ころ軸受あるいは円すいころ軸受又
は玉軸受等においても適用可能であり、さらに単列、複
列のいずれをも対象可能であることはいうまでもない。
【0011】本実施例は、保持器7が内輪案内形のN形
(内輪つば付き)の円筒ころ軸受で、内輪2外周の保持
器案内面4と保持器7との間に隙間5が形成され、外輪
1に付設させている間座8を介して複数の給油ノズル1
0,11を軸受内に臨ませている。また、外輪1、内輪
2、内輪軌道面3、転動体6、保持器7にあっては周知
構成でよく特にその説明は省略する。
(内輪つば付き)の円筒ころ軸受で、内輪2外周の保持
器案内面4と保持器7との間に隙間5が形成され、外輪
1に付設させている間座8を介して複数の給油ノズル1
0,11を軸受内に臨ませている。また、外輪1、内輪
2、内輪軌道面3、転動体6、保持器7にあっては周知
構成でよく特にその説明は省略する。
【0012】間座8は、外輪1に付設されて給油路9を
内装し、該給油路9と給油ノズル10,11が連絡され
ており、給油ノズル10は内輪2の保持器案内面4と保
持器7との間の狭い隙間5に向けてその先端が臨むよう
に軸受側面に対して直角に備えられると共に、給油ノズ
ル11は外輪1と保持器7との間に臨むように軸受側面
に対して直角に備えられている。
内装し、該給油路9と給油ノズル10,11が連絡され
ており、給油ノズル10は内輪2の保持器案内面4と保
持器7との間の狭い隙間5に向けてその先端が臨むよう
に軸受側面に対して直角に備えられると共に、給油ノズ
ル11は外輪1と保持器7との間に臨むように軸受側面
に対して直角に備えられている。
【0013】給油ノズル10,11は、特にその配設
数、配設間隔あるいはノズル径を限定するものではなく
任意に設定可能である。また、給油ノズル10,11か
らの潤滑油噴射速度も周知速度で構わない。
数、配設間隔あるいはノズル径を限定するものではなく
任意に設定可能である。また、給油ノズル10,11か
らの潤滑油噴射速度も周知速度で構わない。
【0014】従って、本実施例によれば両給油ノズル1
0,11を介して軌道面3と保持器案内面4の双方に十
分に潤滑油が供給されることとなる。
0,11を介して軌道面3と保持器案内面4の双方に十
分に潤滑油が供給されることとなる。
【0015】なお、本実施例では間座8に給油路9を備
えて給油ノズル10,11を設けるものとしているが、
複数の給油ノズル10,11…を内輪2の保持器案内面
4と保持器7との間、および外輪1と保持器7との間に
向けて臨ませているものであれば何等本実施例の構成に
限定されるものではなく、本発明の範囲内において周知
の給油装置を適用することが可能である。
えて給油ノズル10,11を設けるものとしているが、
複数の給油ノズル10,11…を内輪2の保持器案内面
4と保持器7との間、および外輪1と保持器7との間に
向けて臨ませているものであれば何等本実施例の構成に
限定されるものではなく、本発明の範囲内において周知
の給油装置を適用することが可能である。
【0016】
【発明の効果】本発明は上記構成を有することにより、
高速回転する軸受内の内輪と保持器との間及び外輪と保
持器との間の双方に向けて夫々直接潤滑油を供給するこ
とで、保持器案内面と軸受内部に確実かつ十分に潤滑油
を供給することができるため、保持器案内面や軌道面の
潤滑不足によるトラブル発生の可能性が極めて低くな
る。
高速回転する軸受内の内輪と保持器との間及び外輪と保
持器との間の双方に向けて夫々直接潤滑油を供給するこ
とで、保持器案内面と軸受内部に確実かつ十分に潤滑油
を供給することができるため、保持器案内面や軌道面の
潤滑不足によるトラブル発生の可能性が極めて低くな
る。
【図1】 本発明の一実施例を示す縦断側面図。
【図2】 従来例を示す縦断側面図。
【図3】 他の従来例を示す縦断側面図。
1:外輪 2:内輪 4:保持器案内面 5:隙間 6:転動体 7:保持器 8:間座 9:給油路 10,11:給油ノズル
Claims (1)
- 【請求項1】 給油用のノズル先端が、内輪と保持器と
の間、及び外輪と保持器との間の双方に夫々臨んでいる
ことを特徴とする軸受給油装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11510897A JPH10292821A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | 軸受給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11510897A JPH10292821A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | 軸受給油装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10292821A true JPH10292821A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14654442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11510897A Pending JPH10292821A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | 軸受給油装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10292821A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6471408B1 (en) * | 1998-05-20 | 2002-10-29 | Nsk Ltd. | Solid lubricating rolling bearing |
| DE102006057410A1 (de) * | 2006-10-24 | 2008-04-30 | Ab Skf | Wälzlagerung |
| CN113958614A (zh) * | 2021-11-12 | 2022-01-21 | 中车株洲电机有限公司 | 一种油润滑轴承的喷油方法 |
| US20230027400A1 (en) * | 2019-12-25 | 2023-01-26 | Kawasaki Jukogyo Kabushik Kaisha | Toroidal continuously variable transmission |
-
1997
- 1997-04-18 JP JP11510897A patent/JPH10292821A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6471408B1 (en) * | 1998-05-20 | 2002-10-29 | Nsk Ltd. | Solid lubricating rolling bearing |
| DE102006057410A1 (de) * | 2006-10-24 | 2008-04-30 | Ab Skf | Wälzlagerung |
| DE102006057410B4 (de) * | 2006-10-24 | 2010-04-08 | Ab Skf | Wälzlagerung |
| US20230027400A1 (en) * | 2019-12-25 | 2023-01-26 | Kawasaki Jukogyo Kabushik Kaisha | Toroidal continuously variable transmission |
| US12085150B2 (en) * | 2019-12-25 | 2024-09-10 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Toroidal continuously variable transmission |
| CN113958614A (zh) * | 2021-11-12 | 2022-01-21 | 中车株洲电机有限公司 | 一种油润滑轴承的喷油方法 |
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