JPH10292831A - 遠心クラッチ - Google Patents

遠心クラッチ

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JPH10292831A
JPH10292831A JP10217897A JP10217897A JPH10292831A JP H10292831 A JPH10292831 A JP H10292831A JP 10217897 A JP10217897 A JP 10217897A JP 10217897 A JP10217897 A JP 10217897A JP H10292831 A JPH10292831 A JP H10292831A
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Yoshiaki Tsukada
善昭 塚田
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一彦 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変速時のトルクショックが少なく、しかも遠
心機構が小型であっても十分な遠心推力を発生し得る遠
心クラッチを提供する。 【解決手段】 入力部材2に連なる駆動摩擦要素12、
及び出力部材3に連なる被動摩擦要素13を備えたクラ
ッチ機構9と、入力部材2の回転数の上昇に応じて前記
駆動摩擦要素12及び被動摩擦要素13を相互に圧接さ
せてクラッチ係合力を増加させる遠心機構29とを備え
た遠心クラッチにおいて、入力部材2及び遠心機構29
間の速度比を、入力部材2及び駆動摩擦要素12間の速
度比より大きく設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠心クラッチに関
し、特に、入力部材に連なる駆動摩擦要素、及び出力部
材に連なる被動摩擦要素を備えたクラッチ機構と、入力
部材の回転数の上昇に応じて前記駆動摩擦要素及び被動
摩擦要素を相互に圧接させてクラッチ係合力を増加させ
る遠心機構とを備えたものゝ改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かゝる遠心クラッチとして、 原動機の駆動軸に、クラッチ機構及び遠心機構を設
け、駆動摩擦要素と遠心機構とを共に該駆動軸により直
接駆動するようにしたもの(特開昭60−26825号
参照)。
【0003】 原動機の駆動軸と平行に配設される変
速機の主軸に、クラッチ機構及び遠心機構を設け、駆動
摩擦要素と遠心機構とを共に原動機の駆動軸により減速
駆動するようにしたもの(特開昭56−52629号参
照)。が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のものでは、遠
心機構が作動していない原動機のアイドリング時でも、
クラッチ機構では、潤滑油の粘性等により駆動摩擦要素
に引きずられて被動摩擦要素も回転するが、この場合、
駆動摩擦要素が原動機の駆動軸により比較的高回転数で
駆動されるから、被動摩擦要素系の回転慣性力は比較的
大きい。このため、変速機をニュートラル位置からロー
位置へ切換えたときは、被動摩擦要素系の慣性回転によ
る副軸へのトルクショックの影響が大きく現れ、乗り心
地を阻害することになる。
【0005】上記のものでは、クラッチ機構の駆動摩
擦要素が原動機の駆動軸から減速駆動されるので、前者
のような変速時のトルクショックは少ないものゝ、遠心
機構も原動機の駆動軸から減速駆動されるので、原動機
の所定回転域で遠心機構に十分な遠心力を与えるために
は、遠心機構の遠心重錘の重量や回転半径を増加させる
必要があり、そうすることは遠心機構の重量増や大型化
を招来して好ましくない。
【0006】本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたも
ので、クラッチ機構及び遠心機構を、それぞれの機能に
適した回転数をもって駆動し得るようにして、上記両者
の欠点を全て解消した、前記遠心クラッチを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、入力部材に連なる駆動摩擦要素、及び出
力部材に連なる被動摩擦要素を備えたクラッチ機構と、
入力部材の回転数の上昇に応じて前記駆動摩擦要素及び
被動摩擦要素を相互に圧接させてクラッチ係合力を増加
させる遠心機構とを備えた遠心クラッチにおいて、入力
部材により駆動摩擦要素及び遠心機構をそれぞれ異なる
速度比をもって駆動するようにしたことを第1特徴とす
る。
【0008】この第1の特徴によれば、クラッチ機構及
び遠心機構に、それぞれの機能に適応した回転数を与え
ることができ、クラッチ機構及び遠心機構の設計の自由
度が拡大する。
【0009】また本発明は、上記特徴に加えて、入力部
材及び遠心機構間の速度比を、入力部材及び駆動摩擦要
素間の速度比より大きく設定したことを第2の特徴とす
る。
【0010】この第2の特徴によれば、クラッチ機構の
回転数を比較的低く抑え、被動摩擦要素系の慣性回転に
よる変速時のトルクショックを減少させることができる
と共に、遠心機構に比較的高い回転数を与えて、その軽
量、小型化を図りつゝクラッチ機構に所望の遠心推力を
与えることができる。
【0011】さらに本発明は、上記第2の特徴に加え
て、出力部材たる変速機の主軸に、入力部材たる原動機
の駆動軸から減速駆動される駆動摩擦要素を回転自在に
設けると共に被動摩擦要素を連結し、またこの主軸に前
記駆動軸からそれと同速度で駆動される遠心機構を設け
たことを第3の特徴とする。
【0012】この第3の特徴によれば、クラッチ機構の
回転数を原動機のそれより低く抑えて、被動摩擦要素系
の慣性回転による変速時のトルクショックを確実に和ら
げることができる、しかも遠心機構には、原動機と同等
の回転数を与えて、その小型化を図りつゝクラッチ機構
に所望の遠心推力を与えることができる。
【0013】さらにまた本発明は、上記第3の特徴に加
えて、前記主軸に回転自在に支承されると共に前記駆動
軸から減速ギヤ列を介して駆動されるクラッチアウタ
と、このクラッチアウタの内周に摺動自在にスプライン
嵌合する複数の駆動摩擦要素と、これら駆動摩擦要素と
交互に隣接配置されると共に、前記主軸に連結されるク
ラッチインナの外周に摺動自在にスプライン嵌合する複
数の被動摩擦要素とでクラッチ機構構成し、前記主軸に
回転自在に支承されると共に前記駆動軸から同速ギヤ列
を介して駆動されるカム板と、このカム板に近接、離間
可能に配設される推力板と、これらカム板及び推力板間
に介裝されて遠心力の増大に伴う半径方向外方への移動
により推力板に推力を与える遠心重錘と、推力板の発生
推力をクラッチ機構にクラッチ係合力として伝達する推
力伝達手段とで遠心機構を構成したことを第4の特徴と
する。
【0014】この第4の特徴によれば、クラッチ機構及
び遠心機構間の回転数差に拘らず、遠心重錘の遠心推力
をクラッチ係合力としてクラッチ機構に的確に与えるこ
とができる。
【0015】また本発明は、入力部材に連なる駆動摩擦
要素、及び出力部材に連なる被動摩擦要素を備えたクラ
ッチ機構と、入力部材の回転数の上昇に応じて前記駆動
摩擦要素及び被動摩擦要素を相互に圧接させてクラッチ
係合力を増加させる遠心機構とを備えた遠心クラッチに
おいて、クラッチ機構及び遠心機構を相互に相対回転可
能に連結したことを第5の特徴する。
【0016】この第5の特徴によれば、クラッチ機構及
び遠心機構に、それぞれの機能に適応した回転数を無理
なく与えることができ、これによりクラッチ機構及び遠
心機構の設計自由度の拡大を図ることができる。
【0017】さらに本発明は、上記第5の特徴に加え
て、クラッチ機構及び遠心機構を同軸上に隣接配置した
ことを第6の特徴とする。
【0018】この第6の特徴によれば、クラッチ機構及
び遠心機構からなる遠心クラッチのコンパクト化を図る
ことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付図面
に示す本発明の実施例に基づいて以下に説明する。
【0020】先ず、図1ないし図3に示す本発明の第1
実施例より説明する。図1において、自動二輪車用のパ
ワーユニットPは、原動機としてのエンジンEと変速機
Tとからなり、クランクケース及びミッションケース
は、共通のケーシング1として一体に形成される。
【0021】ケーシング1には、エンジンEのクランク
軸2(入力部材)と、変速機Tの主軸3(出力部材)及
び副軸4とが互いに平行に配設され、クランク軸2より
駆動される本発明の遠心クラッチ5が主軸3に取付けら
れる。この遠心クラッチ5は、その冷却のためにエンジ
ンEの潤滑油が供給される、所謂湿式に構成される。
【0022】主軸3及び副軸4間には、複数の変速ギヤ
列61 〜6nが設けられ、遠心クラッチ5の接続時、ク
ランク軸2から主軸3に伝達された動力は、選択された
一つの変速ギヤ列を介して副軸4へ、そしてチエン伝動
装置7を経て図示しない自動二輪車の後輪へ伝達され
る。
【0023】図2に示すように、遠心クラッチ5のクラ
ッチ機構9は、主軸3上に同心に配設されるクラッチア
ウタ10、このクラッチアウタ10内に同心に配設され
るクラッチインナ11、クラッチアウタ10の内周に摺
動自在にスプライン嵌合される多数の駆動摩擦板12
(駆動摩擦要素)、クラッチインナ11の外周に摺動自
在にスプライン嵌合されると共に、多数の駆動摩擦板1
2と交互に重ねられる多数の被動摩擦板13(被動摩擦
要素)、クラッチインナ11を支持すべくその内周に摺
動自在にスプライン嵌合する摺動板14、及びこの摺動
板14に逆負荷伝達用カム機構15を介して連結すると
共に、主軸3にスプライン結合される出力リング16を
備える。この出力リング16は、ナット17により主軸
3に固着される。
【0024】クランク軸2及び主軸3間には、クランク
軸2に固着される小径の駆動ギヤ18aと、主軸3に回
転自在に支承される大径の被動ギヤ18bとからなる減
速ギヤ列18が設けられ、その被動ギヤ18bの一側面
にクラッチアウタ10の端壁10aがゴムダンパ19を
介して連結される。
【0025】クラッチインナ11には、クラッチアウタ
10の端壁10a側で駆動及び被動摩擦板12,13群
の一側に対向する圧力板20が一体に形成される。ま
た、駆動及び被動摩擦板12,13群の他側には、主軸
3上で止め環24により軸方向外方への移動を阻止され
ながらクラッチインナ11とスプライン結合される受圧
板21が対向して配置される。クラッチインナ11の一
側面には、受圧板21を軸方向に緩く貫通する複数のボ
ス22(図にはその一本のみを示す)が突設され、これ
らボス22の外周に、クラッチインナ11及び受圧板2
1間に縮設される戻しばね23が装着され、この戻しば
ね23は、圧力板20及び受圧板21相互を離間させる
ように作用する。
【0026】また、クラッチインナ11には、摺動板1
4の、前記端壁10a側への相対移動を規制する止め環
27が取付けられ、この止め環27と反対側で、クラッ
チインナ11及び摺動板14間に複数に皿ばねからなる
クラッチばね28が介裝される。このクラッチばね28
は、前記戻しばね23よりばね定数が大きく設定してあ
るが、通常は無負荷状態に置かれる。
【0027】前記カム機構15は、図3に示すように、
出力リング16の外周面に突設された複数の突起25
と、これら突起25をそれぞれ受容すべくクラッチイン
ナ11の内周面に設けられた複数の軸方向溝26とを有
する。この軸方向溝26は、一端をクラッチインナ11
の内側面に開放し、他端を閉じており、その閉塞端面
と、これに対向する突起25とは、互いに摺動可能に接
する斜面25a,26aに形成されており、逆負荷によ
り出力リング16がクラッチインナ11に対してクラッ
チ回転方向Rへ回転したとき、斜面25a,26aの相
対摺動によりクラッチインナ11がクラッチばね28を
押圧する推力Fが発生するようになっている。
【0028】再び図2において、遠心クラッチ5の遠心
機構29は、前記減速ギヤ列18を挟んでクラッチ機構
9と隣接して主軸3上に設けられる。クランク軸2及び
主軸3間には、クランク軸2に固着される駆動ギヤ30
aと、それと同径で主軸3に回転自在に支承される被動
ギヤ30bとからなる同速ギヤ列30が設けられてお
り、その被動ギヤ30b一側面に遠心機構29のカム板
31がリベット止めされる。また、被動ギヤ30bのボ
ス30b1 には、カム板31と対向する推力板33が摺
動可能に支持され、それらの対向面間に複数のボール状
もしくはローラ状の遠心重錘32が環状に配設され、こ
れら遠心重錘32の半径方向の移動を案内する案内壁3
1aがカム板31に設けられる。この案内壁31aに沿
って遠心重錘32が半径方向外方へ移動しながらカム板
31の斜面を登ると、推力板33にクラッチ機構9への
推力を与えるようになっている。このような遠心重錘3
2の半径方向外方への移動を一定に規制する環状のスト
ッパ壁31bがカム板31の外周に連設される。推力板
33には、ボールベアリング39を介して押圧リング3
4が相対回転自在に連結され、この押圧リング34に一
端を当接して前記被動ギヤ30b及び端壁10aを貫通
する複数のロッド35の他端は、スラストベアリング3
6を介して前記摺動板14の側面に当接する。
【0029】各ロッド35は、前記被動ギヤ30bの透
孔371 に摺動自在に支承され、該ロッド35が貫通す
る端壁10aの透孔372 は、該ロッド35がゴムダン
パ19の作動に伴う被動ギヤ30bと端壁10aとの一
定角度の相対変位を妨げないよう十分に大径に、或いは
長孔に形成される。上記ベアリング39、押圧リング3
4、ロッド35及びスラストベアリング36は、推力板
33の推力をクラッチ機構9に与える推力伝達手段38
を構成する。
【0030】クラッチ機構9には、これを強制的に遮断
させ得る強制遮断機構40が設けられる。この強制遮断
機構40は、前記クラッチインナ11のボス22の外端
に固着された端板41にレリーズベアリング42を介し
て相対回転自在に連結したレリーズカム板43を備え、
このレリーズカム板43と協働するローラ44を軸支す
るローラ支持体45がケーシング1に設けられる調節ボ
ルト46に螺合すると共に、ケーシング1に軸方向のみ
移動可能に支持される。調節ボルト46は、通常、ナッ
ト47によりケーシング1に固着されている。レリーズ
カム板43には、半径方向に延びる長孔48が設けられ
ており、これに図示しないチェンジペダルに連動するク
ラッチレバー49の先端が係合する。
【0031】而して、クラッチレバー49によりレリー
ズカム板43が回動されると、そのカム面がローラ44
を押圧し、その反作用によりレリーズカム板43がレリ
ーズベアリング42を介して端板41を押圧し、圧力板
20を受圧板21から離間させることができる。また、
ナット47を緩めて調節ボルト46を適当に回転させる
ことにより、ローラ44の位置、即ちレリーズカム板4
3の有効作動開始時期を調節することができる。
【0032】次に、この実施例の作用について説明す
る。
【0033】エンジンEが始動されると、クランク軸2
は、減速ギヤ列18を介してクラッチ機構9のクラッチ
アウタ10を、また同速ギヤ列30を介して遠心機構2
9のカム板31をそれぞれ駆動する。しかし、エンジン
Eのアイドリング時には、カム板31の回転数が比較的
低く、遠心重錘32の遠心力が比較的弱いことから、遠
心重錘32が推力板33に及ぼす遠心推力も弱く、した
がってクラッチ機構9では、戻しばね23により圧力板
20及び受圧板21間が引き離され、駆動及び被動摩擦
板12,13がそれぞれ自由になっていて、クラッチの
遮断状態となっている。
【0034】しかしながら、変速機Tのニュートラル状
態では、主軸3は無負荷状態に置かれているから、駆動
及び被動摩擦板12,13間に介在する潤滑油の粘性等
によりクラッチアウタ10と共に回転する駆動摩擦板1
2に引きずられて被動摩擦板13及びそれに連なる主軸
3も回転することになるが、クラッチアウタ10はクラ
ンク軸2から減速ギヤ18を介して駆動されることか
ら、これらの回転数は比較的低い。このため、変速機T
をニュートラル位置からロー位置に切換えたとき、負荷
に連なる副軸4により主軸3系の回転が急停止させられ
ても、主軸3系の回転慣性力が弱いから、副軸4に与え
るトルクショックは比較的軽微である。
【0035】ロー位置への変速後、エンジンEの回転数
を徐々に上げていくと、遠心機構29のカム板31の回
転数もそれに比例して上昇し、遠心重錘32の遠心力の
増大に応じて、推力板33に及ぼす推力も増大し、その
推力は、押圧リング34及びロッド35を介してクラッ
チ機構9の摺動板14を押圧してクラッチばね28に荷
重を加える。このクラッチばね28の荷重によりクラッ
チインナ11、即ち圧力板20が受圧板21に対し付勢
され、両板20,21間に駆動及び被動摩擦板12,1
3群が挟圧されていく。その結果、エンジンEの回転数
の上昇に応じて駆動及び被動摩擦板12,13間のクラ
ッチ係合力が増加し、クラッチ機構9は半クラッチ状態
を経て接続状態へとスムーズに移行し、クランク軸2の
動力は、クラッチアウタ10から駆動及び被動摩擦板1
2,13、クラッチインナ11、摺動板14及び出力リ
ング16を順次経て主軸3へと伝達され、さらにローギ
ヤ列61 を介して副軸4へ伝達され、発進が行われる。
【0036】ところで、遠心機構29のカム板31は、
クランク軸2から同速ギヤ列30を介してクランク軸2
と同回転数で駆動されるので、減速ギヤ列18を介して
駆動されるクラッチ機構9よりも常に高回転数をもって
回転することができ、したがって、遠心重錘32の軽量
化、或いは遠心重錘32の回転半径の短縮による遠心機
構29の小型化を図りつゝ、クラッチ機構9の接続のた
めの十分な遠心力を得ることができる。
【0037】エンジンEの回転数が所定の高回転数に達
した後は、カム板31のストッパ壁31bにより遠心重
錘32の半径方向外方への移動が規制されるから、推力
板33からクラッチばね28に加えられる荷重の増加も
一定に規制され、クラッチ係合力の無用な増大が抑えら
れる。
【0038】このようなクラッチの接続状態のとき、強
制遮断機構40を前述のように作動させれば、レリーズ
カム板43がレリーズベアリング42を介して端板41
を押圧し、クラッチばね28を撓ませながらクラッチイ
ンナ11、即ち圧力板20を受圧板21から引き離し、
クラッチ遮断状態を得ることができる。したがって、続
いて変速機Tの更なる切換えが可能となる。
【0039】エンジンブレーキ時には、副軸4に加わる
逆負荷により、出力リング16及び摺動板14間のカム
機構15が図3の(A)から(B)の状態に作動して摺
動板14がクラッチばね28に荷重を与えるので、クラ
ッチの接続状態を維持することができ、良好なエンジン
ブレーキを得ることができる。このような作用は、キッ
ク操作により主軸3を駆動すれば、クラッチの接続状態
を得てエンジンEをクランキングし、その始動を可能に
することをも意味する。
【0040】次に、図4及び図5により、本発明の第2
実施例について説明する。
【0041】この第2実施例の上記第1実施例との相違
点は、クラッチ機構9及び強制遮断機構40にある。
【0042】即ち、クラッチ機構9では、主軸3に固着
される出力リング16にクラッチインナ11が摺動自在
に嵌合されると共に、それらの間に逆負荷伝達用のカム
機構15が構成される。また出力リング16に摺動自在
に支承される受圧板21は、出力リング16上の止め環
50により圧力板20側への移動を規制されており、こ
の受圧板21を挟んで上記止め環50と反対側で出力リ
ング16の端部に形成されたフランジ51と受圧板21
との間にクラッチばね28が介裝される。
【0043】而して、遠心機構29の作動時、遠心重錘
32の遠心力により推力板33がベアリング39、ロッ
ド35及びスラストベアリング36を介して圧力板20
を押圧すると、その推力は、駆動、被動摩擦板12,1
3群及び受圧板21をクラッチばね28に対して押圧
し、これに伴い該ばね28に加わる荷重が圧力板20及
び受圧板21の挟圧力となる。したがって、遠心重錘3
2の遠心力に応じたクラッチの接続状態が得られる。
【0044】一方、強制遮断機構40は、受圧板21の
外側面に開口する凹部52に嵌合して止め環53により
係止される端板54と、この端板54の中心部にレリー
ズベアリング42を介して連結されると共に、中空の主
軸3の一端部内周面に摺動自在に嵌合するレリーズ部材
55と、主軸3内でこのレリーズ部材55に一端を当接
させ、他端を主軸3外に突出させるプッシュロッド56
と、このプッシュロッド56の他端に当接するカムピス
トン57と、ケーシング1に形成されてこのピストン5
7を回転及び摺動可能に収容するシリンダ58と、この
シリンダ58の端壁に取付けられる調節ボルト59に螺
合してカムピストン57のカム面に対向するリテーナ6
2と、このリテーナ62に支持されてカムピストン57
のカム面に係合するボール61とを備える。カムピスト
ン57の外端には回動板65が固着されている。調節ボ
ルト59はナット60によりシリンダ58の端壁に固着
され、リテーナ62は、シリンダ58に内側面に突設さ
れたキー状の突起63に摺動可能に係合される。
【0045】而して、図示しないクラッチレバーにより
回動板65を回動すれば、この回動板65と共にカムピ
ストン57も回動して、そのカム面がボール61を押圧
し、その反作用によりカムピストン57が前進作動して
プッシュロッド56を押圧し、レリーズ部材55、レリ
ーズベアリング42及び端板54を介して受圧板21を
圧力板20から引き離すので、クラッチの遮断状態を得
ることができる。
【0046】また、ナット60を緩めて調節ボルト59
を適当角度回動すれば、リテーナ62を進退させて、カ
ムピストン57の初期位置を調節することができる。
【0047】遠心機構29、その他の構成は前実施例と
略同様であるので、図中、前実施例との対応部分には、
同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0048】上記実施例においては、本発明の要旨を逸
脱することなく、種々の設計変更が可能である。例え
ば、高速エンジンにおいて、遠心機構29の回転数が高
く、遠心重錘32の遠心力が出過ぎる場合には、遠心機
構29の回転数をクラッチ機構9のそれより低く抑える
ように遠心機構29の駆動系を構成することもできる。
また、原動機として、エンジンEに代えて電動モータを
用いることもできる。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、入力部材に連なる駆動摩擦要素、及び出力部材に連
なる被動摩擦要素を備えたクラッチ機構と、入力部材の
回転数の上昇に応じて前記駆動摩擦要素及び被動摩擦要
素を相互に圧接させてクラッチ係合力を増加させる遠心
機構とを備えた遠心クラッチにおいて、入力部材により
駆動摩擦要素及び遠心機構をそれぞれ異なる速度比をも
って駆動するようにしたので、クラッチ機構及び遠心機
構に、それぞれの機能に適応した回転数を与えることが
でき、クラッチ機構及び遠心機構の設計の自由度が拡大
する。
【0050】また本発明の第2の特徴によれば、入力部
材及び遠心機構間の速度比を、入力部材及び駆動摩擦要
素間の速度比より大きく設定したので、クラッチ機構の
回転数を比較的低く抑え、被動摩擦要素系の慣性回転に
よる変速時のトルクショックを減少させることができる
と共に、遠心機構に比較的高い回転数を与えて、その小
型化を図りつゝクラッチ機構に所望の遠心推力を与える
ことができる。
【0051】さらに本発明の第3の特徴によれば、出力
部材たる変速機の主軸に、入力部材たる原動機の駆動軸
から減速駆動される駆動摩擦要素を回転自在に設けると
共に被動摩擦要素を連結し、またこの主軸に前記駆動軸
からそれと同速度で駆動される遠心機構を設けたので、
クラッチ機構の回転数を原動機のそれより低く抑えて、
被動摩擦要素系の慣性回転による変速時のトルクショッ
クを確実に和らげることができる、しかも遠心機構に
は、原動機と同等の回転数を与えて、その小型化を図り
つゝクラッチ機構に所望の遠心推力を与えることができ
る。
【0052】さらにまた本発明の第4の特徴によれば、
前記主軸に回転自在に支承されると共に前記駆動軸から
減速ギヤ列を介して駆動されるクラッチアウタと、この
クラッチアウタの内周に摺動自在にスプライン嵌合する
複数の駆動摩擦要素と、これら駆動摩擦要素と交互に隣
接配置されると共に、前記主軸に連結されるクラッチイ
ンナの外周に摺動自在にスプライン嵌合する複数の被動
摩擦要素とでクラッチ機構構成し、前記主軸に回転自在
に支承されると共に前記駆動軸から同速ギヤ列を介して
駆動されるカム板と、このカム板に近接、離間可能に配
設される推力板と、これらカム板及び推力板間に介裝さ
れて遠心力の増大に伴う半径方向外方への移動により推
力板に推力を与える遠心重錘と、推力板の発生推力をク
ラッチ機構にクラッチ係合力として伝達する推力伝達手
段とで遠心機構を構成したので、クラッチ機構及び遠心
機構間の回転数差に拘らず、遠心重錘の遠心推力をクラ
ッチ係合力としてクラッチ機構に的確に与えることがで
きる。
【0053】また本発明の第5の特徴によれば、入力部
材に連なる駆動摩擦要素、及び出力部材に連なる被動摩
擦要素を備えたクラッチ機構と、入力部材の回転数の上
昇に応じて前記駆動摩擦要素及び被動摩擦要素を相互に
圧接させてクラッチ係合力を増加させる遠心機構とを備
えた遠心クラッチにおいて、クラッチ機構及び遠心機構
を相互に相対回転可能に連結したので、クラッチ機構及
び遠心機構に、それぞれの機能に適応した回転数を無理
なく与えることができ、これによりクラッチ機構及び遠
心機構の設計自由度の拡大を図ることができる。
【0054】さらに本発明の第6の特徴によれば、クラ
ッチ機構及び遠心機構を同軸上に隣接配置したので、ク
ラッチ機構及び遠心機構からなる遠心クラッチのコンパ
クト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る遠心クラッチを備え
た自動二輪車用パワーユニットの要部縦断平面図。
【図2】図1の遠心クラッチ部の拡大図。
【図3】図2の3−3線断面図。
【図4】本発明の第2実施例に係る遠心クラッチを備え
た自動二輪車用パワーユニットの要部縦断平面図。
【図5】図4の遠心クラッチ部の拡大図。
【符号の説明】 E・・・・原動機(エンジン) T・・・・変速機 2・・・・入力部材(駆動軸、クランク軸) 3・・・・出力軸としての主軸 9・・・・クラッチ機構 10・・・クラッチアウタ 11・・・クラッチインナ 12・・・駆動摩擦要素(駆動摩擦板) 13・・・被動摩擦要素(被動摩擦板) 18・・・減速ギヤ列 29・・・遠心機構 30・・・同速ギヤ列 31・・・カム板 32・・・遠心重錘 33・・・推力板 38・・・推力伝達手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力部材(2)に連なる駆動摩擦要素
    (12)、及び出力部材(3)に連なる被動摩擦要素
    (13)を備えたクラッチ機構(9)と、入力部材
    (2)の回転数の上昇に応じて前記駆動摩擦要素(1
    2)及び被動摩擦要素(13)を相互に圧接させてクラ
    ッチ係合力を増加させる遠心機構(29)とを備えた遠
    心クラッチにおいて、 入力部材(2)により駆動摩擦要素(12)及び遠心機
    構(29)をそれぞれ異なる速度比をもって駆動するよ
    うにしたことを特徴とする遠心クラッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、 入力部材(2)及び遠心機構(29)間の速度比を、入
    力部材(2)及び駆動摩擦要素(12)間の速度比より
    大きく設定したことを特徴とする遠心クラッチ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載にものにおいて、 出力部材たる変速機(T)の主軸(3)に、入力部材た
    る原動機(E)の駆動軸(2)から減速駆動される駆動
    摩擦要素(12)を回転自在に設けると共に被動摩擦要
    素(13)を連結し、またこの主軸(3)に前記駆動軸
    (2)からそれと同速度で駆動される遠心機構(29)
    を設けたことを特徴とする遠心クラッチ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のものにおいて、 前記主軸(3)に回転自在に支承されると共に前記駆動
    軸(2)から減速ギヤ列(18)を介して駆動されるク
    ラッチアウタ(10)と、このクラッチアウタ(10)
    の内周に摺動自在にスプライン嵌合する複数の駆動摩擦
    要素(12)と、これら駆動摩擦要素(12)と交互に
    隣接配置されると共に、前記主軸(3)に連結されるク
    ラッチインナ(11)の外周に摺動自在にスプライン嵌
    合する複数の被動摩擦要素(13)とでクラッチ機構
    (9)構成し、 前記主軸(3)に回転自在に支承されると共に前記駆動
    軸(2)から同速ギヤ列(30)を介して駆動されるカ
    ム板(31)と、このカム板(31)に近接、離間可能
    に配設される推力板(33)と、これらカム板(31)
    及び推力板(33)間に介裝されて遠心力の増大に伴う
    半径方向外方への移動により推力板(33)に推力を与
    える遠心重錘(32)と、推力板(33)の発生推力を
    クラッチ機構(9)にクラッチ係合力として伝達する推
    力伝達手段(38)とで遠心機構(29)を構成したこ
    とを特徴とする遠心クラッチ。
  5. 【請求項5】 入力部材(2)に連なる駆動摩擦要素
    (12)、及び出力部材(3)に連なる被動摩擦要素
    (13)を備えたクラッチ機構(9)と、入力部材
    (2)の回転数の上昇に応じて前記駆動摩擦要素(1
    2)及び被動摩擦要素(13)を相互に圧接させてクラ
    ッチ係合力を増加させる遠心機構(29)とを備えた遠
    心クラッチにおいて、 クラッチ機構(9)及び遠心機構(29)を相互に相対
    回転可能に連結したことを特徴とする遠心クラッチ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のものにおいて、 クラッチ機構(9)及び遠心機構(29)を同軸上に隣
    接配置したことを特徴とする遠心クラッチ。
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