JPH10293083A - 微風速気流制御装置 - Google Patents

微風速気流制御装置

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JPH10293083A
JPH10293083A JP11514997A JP11514997A JPH10293083A JP H10293083 A JPH10293083 A JP H10293083A JP 11514997 A JP11514997 A JP 11514997A JP 11514997 A JP11514997 A JP 11514997A JP H10293083 A JPH10293083 A JP H10293083A
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Sadahiro Kinoshita
貞博 木下
Naoyuki Mitsusaka
直行 三坂
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微風速気流制御装置において、風路上の気流
の幅方向の速度分布を自在に制御して変更することがで
きるようにして、常に均等な速度分布を維持することが
できるようにし、さらに風路上の測定部における気流の
状況に応じて、風速の増減制御を行なうことにより、実
験の精度の向上と効率化とを実現することができるよう
にする。 【構成】 微風速気流制御装置は、気流7の風路22a
を複数の分割風路14aに仕切る少なくとも1つの仕切
手段14と、同風路22a上の気流7の風速を検出する
風速検出手段12と、風速検出手段12により検出され
た風速に基づいて、各分割風路14aを通過する気流の
風速の分布が所望の分布8となるように、各分割風路1
4a毎に各分割風路14aの開度を制御する開度制御手
段13とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば大気環境予
測実験等において使用することが可能な微風速気流制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば発電所等の煙突の高さが十分でな
い場合には、煙突から排出される排煙と周辺の建物との
干渉に注意を払う必要が生じる。そこで、煙突からの排
煙の周辺環境への影響を風洞実験により調べることが考
えられる。ところで、煙突からの排煙の周辺環境への影
響を風洞実験により調べる際には、風洞内において、煙
等のトレーサガスを使用して煙突からの排煙の上昇過程
を再現する必要がある。その際の風洞内の風速は、相似
条件から、1m/s以下の微風速となる。
【0003】図4は従来の微風速風洞の平断面図、図5
は図4とは異なった従来の微風速風洞の平断面図であ
る。
【0004】まず図4において、風洞012の風路上の
風洞測定室01に形成された風洞測定部02よりも前流
側すなわち上流側の位置、および風洞測定部02よりも
後流側すなわち下流側の位置には、それぞれハニカム構
造04が2枚のパンチングメタル03によりサンドイッ
チ状に挟まれた状態となるように構成された気流調整構
造体013が複数枚ずつ、例えば図4のように2枚ずつ
取付けられている。風同測定室01の後流側すなわち下
流側には、ベルマウス05を介して吸引ファン06が配
設されており、この吸引ファン06が、風洞012内に
空気を吸い込んで気流07を生成させ、生成した気流0
7を風洞測定部02へと導入することができるように構
成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4の従来
の微風速風洞においては、秒速数十センチメートル程度
の風洞内風速になると、風洞012の風洞測定室01内
の気流07が、外乱により、例えば吸引ファン06の吸
込み口における周方向の流量のアンバランスや、強風時
の外風の影響等の外乱により、図5に示すように、風洞
測定部02において、本来ならば風洞測定室01の幅方
向に均等となるべき速度分布08が、歪んだ速度分布0
9となり、この歪んだ速度分布09が排煙の偏流等の望
ましくない現象を引き起こす原因となる。
【0006】上述のような偏流に対する対策として、図
5に示すように、ベルマウス05の直前の風洞測定室0
1の断面を横断するようにして、前後に抵抗体010を
取付けた気流制御箱011を配設することが考えられる
が、気流制御箱011の取付け作業には手間がかかり、
また設置後に気流のアンバランスが生じた場合には、気
流制御箱011の全体を取外して、再度抵抗体010の
調整を行なう必要がある。
【0007】本発明は、以上の課題を解決するため、例
えば風洞等の風路における気流の幅方向の速度分布を自
在に制御して変更することができるようにし、外乱等に
より気流の幅方向の速度分布に歪みが生じようとして
も、気流の速度分布を制御することにより、常に均等な
速度分布を維持することができるようにし、その結果、
気流の速度分布が歪んだ場合のように風路上の測定部に
おいて排煙あるいはトレーサガスの偏流等の望ましくな
い現象が生じるのを防止することができるようにし、さ
らに風路上の気流の状況に応じて、風速の増減制御を行
なうことにより実験の精度の向上と効率化とを実現する
ことができるようにした、微風速気流制御装置を提供し
ようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明の微風速気流制御装置は、風路を複数の分割
風路に仕切る少なくとも1つの仕切手段と、上記風路上
の気流の風速を検出する風速検出手段と、同風速検出手
段により検出された風速に基づいて、上記各分割風路を
通過する気流の風速の分布が所望の分布となるように、
上記各分割風路毎に同各分割風路の開度を制御する開度
制御手段とを備えている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態について説明する。図1は本発明の1実施の形態に
係る微風速気流制御装置の平断面図、図2は図1の微風
速気流制御装置の要部拡大平断面図、図3は図1の微風
速気流制御装置における分割風路の開度制御システムを
説明するための模式的な要部拡大側断面説明図である。
【0010】図1ないし図3において、風洞22の風路
22a上には、内部に風洞測定部2を有する風洞測定室
1が形成されており、この風洞測定室1よりも前流側す
なわち上流側の位置、および後流側すなわち下流側の位
置には、それぞれハニカム構造4が2枚のパンチングメ
タル 3 によりサンドイッチ状に挟まれるようにして構
成された気流調整構造体23が複数枚ずつ、例えば図1
および図2のように2枚ずつ取付けられている。測定室
1の後流側すなわち下流側にはベルマウス5を介して吸
引ファン6 が配設されており、この吸引ファン6 によ
り、風洞22内に空気を吸い込んで気流7を生成し、風
洞測定部2において所定の風速を再現することができる
ように構成されている。
【0011】風洞22内には、風路22aを複数の分割
風路14aに仕切る少なくとも1つの例えば風路22a
に平行な仕切板等の仕切手段14と、風路22a内にお
ける気流7の風速を検出する、例えば風路22aの横断
方向に相互に間隔を置いて列設された複数の風速計等よ
りなる風速検出手段12と、風速検出手段12により検
出された風速に基づいて、各分割風路14aを通過する
気流の風速の分布が、所望の分布となるように、すなわ
ち、例えば図1の実線で示すように風路22aの横断方
向に不均等な速度分布9が発生しようとすると、直ちに
点線で示した速度分布8のように風路22aの横断方向
にできるだけ均等な速度分布となるように、各分割風路
14a毎に各分割風路14aの開度を制御する例えば上
下方向の回動軸21の周りに回動制御される回動板状の
ダンパ等の開度制御手段13とを備える。
【0012】風路22aの横断方向に相互に間隔を置い
て列設された複数の風速計等よりなる風速検出手段12
は、風洞測定室1の風洞測定部2における横断方向すな
わち幅方向の代表点に沿って配列される。図3に示すよ
うに、この風速計等の風速検出手段12は、風速演算機
16に電気的に接続されており、風速演算機16の出力
信号はコンピュータ17へ送られる。コンピュータ17
の出力信号は制御信号としてモータドライバ18へと送
られる。
【0013】風洞測定部2の後流側において、前後1対
の気流調整構造体23間には、風路22aを複数の分割
風路14aに仕切る少なくとも1つの、例えば風路22
aに平行な仕切板等よりなる仕切手段14が、風路22
aの横断方向に相互に適当な間隔を置いて配設されてい
る。その仕切り板等よりなる各仕切手段14の間には、
それぞれ回動板状のダンパ等の開度制御手段13の回動
軸21が、上下2位置においてそれぞれ軸受20を介し
て風洞22により軸支されている。回動軸21は下方へ
と延長されており、その下端部においてモータドライバ
18により回転制御をされるモータ19の出力軸に、カ
ップリングを介して接続されている。
【0014】風路22aに平行な仕切板等の仕切手段1
4は、風路22aを横断する方向に延設された支持杆1
5により相互に間隔を置いて連結された状態で、風洞測
定室1に対して固定される。仕切板等の仕切手段14お
よびダンパ等の開度制御手段13が、風洞測定部2の後
流側に配設されているため、風洞測定室1内の気流7が
仕切板等の仕切手段14およびダンパ等の開度制御手段
13により乱されることがなく、風洞測定部2における
測定に支障を来すことがない。
【0015】風速計等よりなる風速検出手段12により
測定された風速は風速演算機16を介してコンピュータ
17に取り込まれる。ここで風洞測定室1の幅方向すな
わち横断方向の各測定点の風速の平均値が算出され、各
測定点の風速と横断方向の風速の平均値との差が求めら
れる。風速演算機16による演算の結果、平均値よりも
速い風速の地点の下流におけるダンパ等の開度制御手段
13においては、コンピュータ17からモータドライバ
18へ制御信号が送られ、モータ19の回転が制御され
ることにより、開度制御手段13の開度が、閉方向すな
わち開度が小さくなる向きに調整される。
【0016】上述の場合とは逆に、風速演算機16によ
る演算の結果、平均値よりも遅い風速の地点の下流にお
けるダンパ等の開度制御手段13においては、同じくコ
ンピュータ17からモータドライバ18へ制御信号が送
られ、モータ19の回転が制御されることにより、開度
制御手段13の開度が、開方向すなわち開度が大きくな
る向きに調整される。
【0017】仕切板等の仕切手段14は、周囲からダン
パ等の開度制御手段13への気流の流れ込みを制御する
作用があり、仕切板等の仕切手段14の存在により、仕
切手段14に囲まれた空間の気流吸い込み量を精度良く
制御することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明の微風速気流制御装置によれば、
風路を複数の分割風路に仕切る少なくとも1つの仕切手
段と、上記風路内における気流の風速を検出する風速検
出手段と、同風速検出手段により検出された風速に基づ
いて、上記各分割風路を通過する気流の風速の分布が所
望の分布となるように、上記各分割風路毎に同各分割風
路の開度を制御する開度制御手段とを備えているので、
風路上における気流の幅方向の速度分布を自在に制御し
て変更することができ、外乱等により気流の幅方向の速
度分布に歪みが生じようとしても、気流の速度分布を制
御することにより、常に均等な速度分布を維持すること
ができ、その結果、気流の速度分布が歪んだ場合のよう
に風路上の測定部において排煙あるいはトレーサガスの
偏流等の望ましくない現象が生じるのを防止することが
でき、さらに同測定部における気流の状況に応じて、風
速の増減制御を行なうことにより実験の精度の向上と効
率化とを実現することができる(請求項1)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態に係る微風速気流制御装
置の平断面図である。
【図2】図1の微風速気流制御装置の要部拡大平断面図
である。
【図3】図1の微風速気流制御装置における分割風路の
開度制御システムを説明するため模式的な要部拡大側断
面説明図である。
【図4】従来の微風速風洞の平断面図である。
【図5】図4とは異なった従来の微風速風洞の平断面図
である。
【符号の説明】
01 風洞測定室 02 風洞測定部 03 パンチングメタル 04 ハニカム構造 05 ベルマウス 06 吸引ファン 07 気流 08 望ましい速度分布 09 歪んだ速度分布 010 抵抗体 011 気流制御箱 012 風洞 013 気流調整構造体 1 風洞測定室 2 風洞測定部 3 パンチングメタル 4 ハニカム構造 5 ベルマウス 6 吸引ファン 7 気流 8 望ましい速度分布 9 歪んだ速度分布 10 抵抗体 11 気流制御箱 12 風速計等の風速検出手段 13 ダンパ等の開度制御手段 14 仕切板等の仕切手段 14a 分割風路 15 支持杆 16 風速演算機 17 コンピュータ 18 モータドライバ 19 モータ 20 軸受 21 回動軸 22 風洞 22a 風路 23 気流調整構造体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 風路を複数の分割風路に仕切る少なくと
    も1つの仕切手段と、上記風路上の気流の風速を検出す
    る風速検出手段と、同風速検出手段により検出された風
    速に基づいて、上記各分割風路を通過する気流の風速の
    分布が所望の分布となるように、上記各分割風路毎に同
    各分割風路の開度を制御する開度制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする、微風速気流制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103604580A (zh) * 2013-11-27 2014-02-26 武汉航空仪表有限责任公司 一种冰风洞真空度稳定方法
JP2015087366A (ja) * 2013-11-01 2015-05-07 株式会社エー・アンド・デイ 風洞装置
CN116106575A (zh) * 2023-02-09 2023-05-12 三一汽车制造有限公司 风速测试装置及风速测试方法

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