JPH10293471A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10293471A
JPH10293471A JP11512197A JP11512197A JPH10293471A JP H10293471 A JPH10293471 A JP H10293471A JP 11512197 A JP11512197 A JP 11512197A JP 11512197 A JP11512197 A JP 11512197A JP H10293471 A JPH10293471 A JP H10293471A
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JP
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liquid
developer
solvent
wet
wet liquid
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JP11512197A
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English (en)
Inventor
Takeo Tsukamoto
武雄 塚本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】長時間連続的に使用しても液体現像剤の特性を
一定にして良質な画像を形成する。 【解決手段】静電潜像を形成した感光体2の表面にプリ
ウェット液を均一に塗布したのち現像ベルト61の表面
に塗布した液体現像剤68で静電潜像を可視化する。現
像領域を通過した現像ベルト61に残留したプリウェッ
ト液と現像剤溶媒を液回収手段63で回収し、現像ベル
ト61に残留しているトナ−をトナ−回収手段64で回
収して、現像液タンク623内の液体現像剤68にプリ
ウェット液等が混入することを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式や
静電記録,イオンフロー法等で形成された静電潜像を液
体現像剤を用いて顕像化する画像形成装置、特に液体現
像液を繰り返し使用したときの画質の劣化防止に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】高粘度,高濃度の液体現像剤を使って静
電潜像を可視化する画像形成装置が、例えば特開平7−
209922号公報や特開平7−239615号公報等に開示されて
いる。この画像形成装置は、例えば図6に示すように、
プリウェット液塗布手段5で感光体2上に離型性を有し
化学的に不活性な誘電特性の液、例えばジメチルポリシ
ロキサンオイル等のプリウェット液を均一に塗布し、プ
リウェット液が塗布された感光体2を帯電器3で帯電し
てから光4で露光して感光体2表面に静電潜像を形成す
る。この静電潜像を形成するときに、感光体2表面の光
の当たった部分は電荷が消失し、光の当たらなかった部
分は電荷が残り静電潜像となる。この静電潜像を現像手
段611で可視化する。現像手段611も例えばジメチ
ルポリシロキサンオイル等からなる現像液溶媒中に顕像
化粒子であるトナ−が高濃度に分散された高粘性の液体
現像剤で静電潜像を可視化するものであり、現像液タン
ク612内の液体現像剤をポンプ613により層形成ロ
−ラ614に供給し、層形成ロ−ラ614により現像ロ
−ラ615に液体現像剤の薄層を形成する。この現像ロ
−ラ615上の液体現像剤の薄層が感光体2に近接して
現像領域を通るとき、図7に示すように、液体現像剤層
11に含まれる帯電したトナ−11aを静電気力により
感光体2の画像部分21に移動して付着させて可視化す
る。また、感光体2表面の電荷が消失した非画像部分2
2と接触する液体現像剤層21に含まれるトナ−11a
には静電気力が作用せず、かつ感光体2表面と液体現像
剤層11がプリウェット液層12で分離しているから、
非画像部分22にはトナ−11aが付着せず、画像が劣
化することを防ぐ。可視化した画像は転写手段7で転写
紙10に転写された後、定着手段で定着される。
【0003】現像ロ−ラ615上の液体現像剤が現像領
域を通過して、液体現像剤が感光体2から分離するとき
に、非画像部分22に対応したトナ−11aは、図8に
示すように、現像ロ−ラ上の液体現像剤層11中に残
る。そして感光体2上のプリウェット液層12と液体現
像剤層11の界面でプリウェット液の一部が液体現像剤
に転移して分離する。また、画像部分21では、図9に
示すように、感光体2上に付着したトナ−11aの上に
プリウェット液があるため、やはりプリウェット液の一
部が現像液溶媒と一体になって分離する。この現像領域
を通過して現像ロ−ラ615上に残った液体現像剤とプ
リウェット液は掻き取りブレ−ド616により除去され
現像液タンク612に回収し、現像液タンク612で撹
拌して再利用する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように現像領域
を通過して現像ロ−ラ上に残った液体現像剤とプリウェ
ット液を現像液タンクに回収して再利用していると、感
光体上の静電潜像を可視化する液体現像剤中にプリウェ
ット液が次第に増加し、液体現像剤のトナ−含有量が変
化し、液体現像剤の濃度や粘度等の特性が変化し、現像
ロ−ラ上に薄層条件を形成するための条件や感光体上に
付着するトナ−量が変化して画質が劣化するという短所
がある。
【0005】この発明はかかる短所を改善するためにな
されたものであり、長時間連続的に使用しても液体現像
剤の特性を一定にして良質な画像を形成することができ
るとともに、現像領域を通過して残留したプリウェット
液と液体現像剤溶媒を回収して有効に再利用することが
できる画像形成装置を得ることを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像形成
装置は、像担持体に形成された静電潜像を可視化する前
に誘電性を有し透明なプリウェット液を像担持体上に塗
布してから、現像剤担持体に薄層で塗布した高濃度の液
体現像剤に含まれる帯電した顕像化粒子によって像担持
体の静電潜像を現像し、現像領域を通過した現像剤担持
体に残留したプリウェット液と液体現像剤の溶媒を回収
する画像形成装置であって、プリウェット液と液体現像
剤の溶媒とを異なる成分の液体を使用したことを特徴と
する。
【0007】上記プリウェット液と液体現像剤の溶媒と
に不溶な関係にある異なる液体を使用すると良い。この
場合、プリウェット液としてグリセリンを使用し、液体
現像剤の溶媒として環状又は鎖状のシロキサンを使用す
ると良い。
【0008】また、上記プリウェット液と液体現像剤の
溶媒とに特性が異なるポリシロキサン、例えば、現像剤
溶媒とプリウェット液とに揮発性が異なるポリシロキサ
ンを使用したり、沸点が異なるポリシロキサンを使用し
たり、凝固点が異なるポリシロキサンを使用しても良
い。
【0009】さらに、上記プリウェット液と液体現像剤
の溶媒とに性質の異なる複数の溶剤を共通に使用し、各
溶剤を混合する重量比を変えても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の画像形成装置は帯電器
で帯電された感光体に光を照射して静電潜像を形成す
る。静電潜像を形成した感光体の表面にプリウェット液
を均一に塗布したのち、現像手段で感光体の静電潜像を
液体現像剤で可視化する。感光体上に形成された可視画
像は転写手段で転写紙に転写された後、定着手段に送ら
れ熱と圧力で定着され、感光体に残留したトナ−はクリ
−ニング手段で除去する。
【0011】この画像形成装置の現像手段は現像ベルト
と現像剤塗布手段と液回収手段及びトナ−回収手段を有
する。現像ベルトは駆動ロ−ラと従動ロ−ラに巻回され
た無端ベルトからなりバイアス電圧が印加されている。
現像剤塗布手段は現像液タンク内の液体現像剤を現像ベ
ルトの表面に薄層として塗布する。液回収手段は現像ベ
ルトが感光体に接触する現像領域より搬送方向の下流側
で現像剤塗布手段より上流側に設けられている。
【0012】この現像手段で感光体に形成された静電潜
像を可視化するとき、現像剤塗布手段は現像液タンク内
の液体現像液を現像ベルトの表面に薄層として塗布す
る。この液体現像剤の薄層を有する現像ベルトが感光体
に接触して、感光体と同じ方向に同じ速度で移動しなが
ら感光体に形成された静電潜像を可視化する。現像領域
を通過した現像ベルトに残留したプリウェット液と現像
剤溶媒は現像ベルトが液回収手段を通るときに回収され
る。液回収手段を通った現像ベルトに残留しているトナ
−はトナ−回収手段で回収する。したがって現像液タン
ク内の液体現像剤にプリウェット液が混入することを防
ぐことができ、長期間使用しても一定の特性の液体現像
液で静電潜像を可視化することができる。
【0013】この画像形成装置ではプリウェット液とし
てグリセリンを使用し、液体現像剤の現像液溶媒として
グリセリンと互いに不溶な例えば粘度が100mPa・s
で比重が0.97の鎖状メチルポリシロキサンを使用してい
る。したがって液回収手段で回収したプリウェット液と
現像液溶媒を、重力分離方式の分離装置で簡単に分離で
き、現像液溶媒とプリウェット液を有効に再利用するこ
とができる。
【0014】また、ポリシロキサンは粘度が異なると揮
発性や沸点,凝固点などの特性も異なる。そこでプリウ
ェット液として現像液溶媒とは特性が異なるポリシロキ
サンを使用しても良い。例えば、現像剤溶媒とプリウェ
ット液とに揮発性が異なるポリシロキサンを使用した
り、沸点が異なるポリシロキサンを使用したり、凝固点
が異なるポリシロキサンを使用しても、回収した現像剤
溶媒とプリウェット液とを各特性の相違を利用して簡単
に分離することができ、現像液溶媒とプリウェット液を
有効に再利用することができる。
【0015】さらに、分離装置の分離限界や分離効率に
よっては回収した2種類のポリシロキサンを完全に分離
できず、分離した2種類の液に2種類のポリシロキサン
が重量比を変えて混合している場合がある。このような
場合には分離した2種類の液に含まれる2種類のポリシ
ロキサンの重量比に応じて2種類のポリシロキサンを混
合して現像液溶媒とプリウェット液に使用すると良い。
このように分離装置の分離限界や分離効率に応じて現像
液溶媒とプリウェット液を選択することにより、比較的
簡単な分離装置で分離した液をそのまま現像液溶媒とプ
リウェット液として使用することができ、現像液溶媒と
プリウェット液の回収液の分離装置を簡略化できる。
【0016】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の構成図である。
図に示すように、画像形成装置の画像形成・転写部1に
は、感光体2の周囲に配置された帯電器3とプリウェッ
ト液塗布手段5と現像手段6と転写手段7とクリ−ニン
グ手段8及び除電器9を有する。帯電器3で帯電された
感光体2に光書込部(不図示)で光4を照射して静電潜
像を形成する。静電潜像を形成した感光体2の表面にプ
リウェット液塗布手段5でプリウェット液を均一に塗布
する。このプリウェット液塗布手段5で感光体2に塗布
するプリウェット液は離型性を有し化学的に不活性な誘
電特性の液である、例えばグリセリンを使用している。
表面にプリウェット液が塗布された感光体2の静電潜像
は現像手段6で液体現像剤により可視化される。感光体
3上に形成された可視画像は転写手段7で転写紙10に
転写された後、定着手段(不図示)に送られ熱と圧力で
定着される。感光体2に残留したトナ−はクリ−ニング
手段8で除去し、残留トナ−が除去された感光体2に残
留した電荷は除電器9で消去されてから再び上記処理を
繰り返す。
【0017】現像手段6は現像ベルト61と現像剤塗布
手段62と液回収手段63及びトナ−回収手段64を有
する。現像ベルト61は駆動ロ−ラ65と従動ロ−ラ6
6,67に巻回された無端ベルトからなり、バイアス印
加手段(不図示)により感光体2の潜像電位の最小値と
最大値の間の電位が印加されている。現像剤塗布手段6
2は液体現像剤68を貯留した現像液タンク621と塗
布ロ−ラ群622を有し、現像液タンク621内の液体
現像液68を塗布ロ−ラ群622により現像ベルト61
の表面に薄層として塗布する。この現像液タンク621
に貯留された液体現像剤68は現像液溶媒として例えば
粘度が100mPa・sで比重が0.97の鎖状メチルポリシ
ロキサンを使用し、この現像液溶媒の中にトナ−が高濃
度に分散された高粘性を有する。液回収手段63は現像
ベルト61が感光体2に接触する現像領域より搬送方向
の下流側で現像剤塗布手段62より上流側に設けられ、
現像領域を通過した現像ベルト61に残留したプリウェ
ット液と現像液溶媒を除去する。この液回収手段63は
現像ベルト61の表面に軽く接触して、現像ベルト61
の移動方向と同じ方向に回転する液回収ロ−ラ631と
掻き取りブレ−ド632及び液回収タンク633を有す
る。液回収ロ−ラ631は例えばカ−ボンブラックのよ
うな導電性粉末を混合した発泡ウレタン等の導電性を有
する多孔質材料のロ−ラや表層に抵抗層を有する金属ロ
−ラから形成され、正極のバイアス電圧が印加されてい
る。トナ−回収手段64は現像領域を通過した現像ベル
ト61に残留したトナ−を回収する。
【0018】この現像手段6で感光体2に形成された静
電潜像を可視化するとき、現像剤塗布手段62は現像液
タンク621内の液体現像液68を塗布ロ−ラ群622
により現像ベルト61の表面に薄層として塗布する。こ
の液体現像剤68の薄層を有する現像ベルト61が感光
体2に接触して、感光体2と同じ方向に同じ速度で移動
しながら感光体2に形成された静電潜像を可視化する。
この感光体2に形成されて静電潜像を可視化するときに
現像ベルト61で液体現像剤68の薄層を感光体2のプ
リウェット液の層に接触させるから、液体現像剤68の
薄層の接触圧力を分散して均一化し、液体現像剤68の
薄層が局部的に押しつぶれて画像が乱れることを防ぐこ
とができる。
【0019】この現像ベルト61が感光体2に接触する
現像領域の下流側では、図8,図9に示すように、非画
像部分22のトナ−を含む液体現像剤層11の表層にプ
リウェット液層12が転移し、現像領域を通過した現像
ベルト61の表面には、図2に示すように、プリウェッ
ト液と現像剤溶媒からなる液層13と残留トナ−層14
が形成されている。この液層13と残留トナ−層14を
有する現像ベルト61が液回収手段63を通るときにプ
リウェット液と現像剤溶媒が除去されて液回収タンク6
33に回収される。この液回収手段63で現像ベルト6
1に残留したプリウェット液と現像剤溶媒を回収すると
きに、液回収ロ−ラ631に正極のバイアス電圧が印加
されているから、残留トナ−層14が液回収ロ−ラ63
1に吸引しにくくなり、プリウェット液と現像液溶媒の
液層13だけを回収することができる。したがって液回
収タンク633内の回収液にトナ−が混入することな
く、回収液を簡単に後処理して再利用することができ
る。
【0020】液回収手段63を通った現像ベルト61に
残留しているトナ−はトナ−回収手段64で回収され
る。したがって現像液タンク621内の液体現像剤68
にプリウェット液が混入することを防ぐことができ、長
期間使用しても一定の特性の液体現像液68で静電潜像
を可視化することができ、良質が画像を安定して形成す
ることができる。
【0021】この液回収手段63で回収したプリウェッ
ト液と現像液溶媒を再利用するためプリウェット液と現
像液溶媒の分離処理をするとき、プリウェット液として
グリセリンを使用し、液体現像剤68の現像液溶媒とし
て粘度が100mPa・sで比重が0.97の鎖状メチルポリ
シロキサン(シリコ−ンオイル)を使用しているから、
回収されたプリウェット液と現像液溶媒は互いに溶ける
ことがなく、かつプリウェット液であるグリセリンの比
重は30℃で1.26程度と現像液溶媒である鎖状メチルポリ
シロキサンの比重より大きい。したがって図3に示すよ
うに中間に回収液供給口31を有し、上部に現像液溶媒
回収口32を有し、下部にプリウェット液回収口33を
有する重力式の分離装置30を使用し、回収液供給口3
1から回収したプリウェット液と現像液溶媒を供給する
ことにより分離装置30内で現像液溶媒681とプリウ
ェット液51を上下に分離することができる。したがっ
て現像液溶媒681とプリウェット液51を有効に再利
用することができる。
【0022】上記実施例はプリウェット液と現像液溶媒
として互いに不溶で比重が異なるグリセリンと粘度が10
0mPa・sで比重が0.97の鎖状メチルポリシロキサン
を使用した場合について説明したが、鎖状メチルポリシ
ロキサンは粘度の低い低分子量のものから高分子量のも
のまで各種あり、グリセリンと互いに不溶で比重が異な
る他の粘度の鎖状メチルポリシロキサンを現像液溶媒に
使用しても良い。
【0023】また、ポリシロキサンは粘度が異なると揮
発性や沸点,凝固点などの特性も異なる。そこでプリウ
ェット液としてグリセリンを使用せずに現像液溶媒とは
特性が異なるポリシロキサンを使用しても良い。
【0024】例えば、現像剤溶媒として粘度が100mP
a・sの鎖状メチルポリシロキサンを使用し、プリウェ
ット液として粘度が0.65mPa・sの鎖状メチルポリシ
ロキサンを使用する。この現像剤溶媒として使用する粘
度が100mPa・sの鎖状メチルポリシロキサンは一般
に揮発分がほとんどなく、200℃で48時間加熱してもそ
の揮発分は約2%以下であるのに対してプリウェット液
として使用する粘度が0.65mPa・sの鎖状メチルポリ
シロキサンは一般に強い揮発性を有し、沸点が100℃で
ある。そこで液回収手段63で回収したプリウェット液
と現像液溶媒を気液分離装置を使用して分離することが
できる。例えば図4に示すように、回収液容器41と、
駆動ロ−ラ42と従動ロ−ラ43に巻回され、従動ロ−
ラ43側を回収液容器41に設けた溶媒搬送ベルト44
と、溶媒搬送ベルト44に添って設けられた加熱ヒ−タ
45と、溶媒回収ブレ−ド461を有する溶媒回収容器
46と、溶媒搬送ベルト44の上部に設けられ、出口側
に冷却装置47を有する気化溶媒回収ダクト48及び気
化溶媒回収ダクト48の出口に連結された気化溶媒回収
容器49とを有する気液分離装置40を使用して、粘度
が100mPa・sの鎖状メチルポリシロキサンの現像剤
溶媒と粘度が0.65mPa・sの鎖状メチルポリシロキサ
ンのプリウェット液を簡単に分離することができる。
【0025】すなわち、液回収手段63で回収したプリ
ウェット液と現像液溶媒を回収液容器41に移し、溶媒
搬送ベルト44の表面温度を加熱ヒ−タ45で100℃〜1
20℃程度の温度に保ちながら溶媒搬送ベルト44を矢印
で示すように回収液容器41から気化溶媒回収ダクト4
8側に回動してプリウェット液と現像液溶媒を搬送す
る。この溶媒搬送ベルト44で搬送されているときに、
プリウェット液と現像液溶媒の温度が上昇して粘度が0.
65mPa・sの鎖状メチルポリシロキサンであるプリウ
ェット液が気化し、気化溶媒回収ダクト48を通って気
化溶媒回収容器49に回収される。このプリウェット液
の気化により溶媒搬送ベルト44には粘度が100mPa
・sの鎖状メチルポリシロキサンの現像剤溶媒だけが残
る。この現像剤溶媒を溶媒回収ブレ−ド461を有する
溶媒回収容器46で回収する。このようにしてプリウェ
ット液と現像剤溶媒を確実に分離することができる。
【0026】上記実施例はプリウェット液と現像剤溶媒
として揮発性が異なる鎖状メチルポリシロキサンを使用
した場合について説明したが、プリウェット液と現像剤
溶媒として沸点が異なるポリシロキサンを使用しても良
い。例えば現像剤溶媒として粘度が1.5mPa・sで沸
点が190℃の鎖状メチルポリシロキサンを使用し、プリ
ウェット液として粘度が0.65mPa・sで沸点が100℃
の鎖状メチルポリシロキサンを使用する。この場合も図
4に示す気液分離装置40でプリウェット液と現像剤溶
媒を簡単に分離することができる。すなわち、プリウェ
ット液と現像剤溶媒を溶媒搬送ベルト44で100℃〜120
℃程度に加熱しながら搬送しているときに、沸点が100
℃の鎖状メチルポリシロキサンであるプリウェット液が
気化して気化溶媒回収容器49に回収され、気化しない
沸点が190℃の鎖状メチルポリシロキサンである現像剤
溶媒は溶媒回収ブレ−ド461を有する溶媒回収容器4
6で回収することができる。
【0027】また、プリウェット液と現像剤溶媒として
凝固点が異なるポリシロキサンを使用しても良い。例え
ば現像剤溶媒として粘度が6.0mPa・sで凝固点がマ
イナス17.7℃の環状ジメチルポリシロキサンを使用し、
プリウェット液として粘度が2.5mPa・sで凝固点が
7℃の環状ジメチルポリシロキサンを使用する。この場
合は凝固点が異なるので、図5に示すような冷却装置5
1と、冷却装置51内に収納されたコイル状の管路52
及び管路52の出口側に連結され、濾紙53を有する分
離部54とを有する分離装置50を使用することによ
り、プリウェット液と現像剤溶媒を分離することができ
る。すなわち、冷却器51で管路52と分離部54を例
えば0℃程度に冷却しながら、液回収手段63で回収し
たプリウェット液と現像液溶媒を管路52に供給する。
この管路52を通っているときにプリウェット液と現像
液溶媒が冷却され、凝固点が7℃の環状ジメチルポリシ
ロキサンであるプリウェット液が凝固点がマイナス17.7
℃の環状ジメチルポリシロキサンである現像液溶媒中で
針状結晶55となって析出する。この析出した針状結晶
55を有する現像液溶媒を分離部54で濾過して現像剤
溶媒回収容器56に回収することにより、プリウェット
液と現像剤溶媒を分離することができる。
【0028】上記実施例ではプリウェット液と現像液溶
媒とに特性が異なるポリシロキサンを使用した場合につ
いて説明したが、分離装置の分離限界や分離効率によっ
ては2種類のポリシロキサンを完全に分離できず、分離
した2種類の液に2種類のポリシロキサンが重量比を変
えて混合している場合がある。例えば粘度が6.0mPa
・sで凝固点がマイナス17.7℃の環状ジメチルポリシロ
キサン(以下、シロキサンAという)と粘度が2.5mP
a・sで凝固点が7℃の環状ジメチルポリシロキサン
(以下、シロキサンBという)を分離した結果、一方の
分離液にはシロキサンAとシロキサンBが例えば7対3
の重量比で混合しており、他方の分離液にはシロキサン
AとシロキサンBが3対7の重量比で混合している場合
がある。そこで分離装置の分離限界や分離効率に応じて
特性が異なる2種類のポリシロキサンの重量比を変えて
混合してプリウェット液と現像液溶媒として使用しても
良い。例えば分離装置で分離した結果、一方の分離液に
はシロキサンAとシロキサンBが例えば7対3の重量比
で混合しており、他方の分離液にはシロキサンAとシロ
キサンBが3対7の重量比で混合している場合には、現
像液溶媒としてはシロキサンAとシロキサンBの重量比
を7対3とし、プリウェット液としてはシロキサンAと
シロキサンBの重量比を3対7として混合して使用す
る。このようにシロキサンAとシロキサンBの重量比を
変えて現像液溶媒とプリウェット液とに使用すると、比
較的簡単な分離装置で分離した液をそのまま現像液溶媒
とプリウェット液として使用することができ、現像液溶
媒とプリウェット液の回収液の分離装置を簡略化でき
る。
【0029】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、現像剤
担持体が感光体に接触する現像領域より搬送方向の下流
側で現像剤担持体に液体現像剤を塗布する位置より上流
側に設けた液回収手段で現像領域を通過した現像剤担持
体に残留したプリウェット液と現像液溶媒を除去するよ
うにしたから、現像液タンク内の液体現像剤にプリウェ
ット液が混入することを防ぎ、長期間使用しても一定の
特性の液体現像液で静電潜像を可視化することができ良
質な画像を連続して形成することができる。
【0030】また、プリウェット液と液体現像剤の現像
液溶媒として異なる成分、例えばプリウェット液として
グリセリンを使用し、液体現像剤の現像液溶媒としてグ
リセリンと互いに不溶で比重が異なるシロキサンを使用
することにより、回収したプリウェット液と現像液溶媒
を重力分離方式の分離装置で簡単に分離でき、現像液溶
媒とプリウェット液を有効に再利用することができる。
また、回収した現像液溶媒とプリウェット液を再利用し
ても良質な画像を形成でき、資源を有効に活用すること
ができる。
【0031】また、プリウェット液と現像液溶媒とに特
性が異なるポリシロキサン、例えば、現像剤溶媒とプリ
ウェット液とに揮発性が異なるポリシロキサンを使用し
たり、沸点が異なるポリシロキサンを使用したり、凝固
点が異なるポリシロキサンを使用しても、回収した現像
剤溶媒とプリウェット液とを各特性の相違を利用して簡
単に分離することができ、現像液溶媒とプリウェット液
を有効に再利用することができる。
【0032】さらに、分離装置の分離限界や分離効率に
よっては回収した2種類のポリシロキサンを完全に分離
できず、分離した2種類の液に2種類のポリシロキサン
が重量比を変えて混合している場合がある。このような
場合には分離した2種類の液に含まれる2種類のポリシ
ロキサンの重量比に応じて2種類のポリシロキサンを混
合して現像液溶媒とプリウェット液に使用すると良い。
このように分離装置の分離限界や分離効率に応じて現像
液溶媒とプリウェット液を選択することにより、比較的
簡単な分離装置で分離した液をそのまま現像液溶媒とプ
リウェット液として使用することができ、現像液溶媒と
プリウェット液の回収液の分離装置を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の構成図である。
【図2】上記実施例の液回収動作を示す説明図である。
【図3】第1の分離装置の構成図である。
【図4】第2の分離装置の構成図である。
【図5】第3の分離装置の構成図である。
【図6】従来例の構成図である。
【図7】現像領域におけるトナ−の状態を示す説明図で
ある。
【図8】非画像部分におけるプリウェット液の分離状況
を示す説明図である。
【図9】画像部分におけるプリウェット液の分離状況を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 画像形成・転写部 2 感光体 3 帯電器 5 プリウェット液塗布手段 6 現像手段 7 転写手段 8 クリ−ニング手段 9 除電器 61 現像ベルト 62 現像剤塗布手段 63 液回収手段 64 トナ−回収手段 68 液体現像剤

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に形成された静電潜像を可視化
    する前に誘電性を有し透明なプリウェット液を像担持体
    上に塗布してから、現像剤担持体に薄層で塗布した高濃
    度の液体現像剤に含まれる帯電した顕像化粒子によって
    像担持体の静電潜像を現像し、現像領域を通過した現像
    剤担持体に残留したプリウェット液と液体現像剤の溶媒
    を回収する画像形成装置であって、 プリウェット液と液体現像剤の溶媒とを異なる成分の液
    体を使用したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記プリウェット液と液体現像剤の溶媒
    とに不溶な関係にある異なる液体を使用した請求項1記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記プリウェット液にグリセリンを使用
    し、液体現像剤の溶媒に環状又は鎖状のシロキサンを使
    用した請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記プリウェット液と液体現像剤の溶媒
    のいずれか一方に揮発の容易な液体を使用し、他方に揮
    発の困難な液体を使用した請求項1記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 上記プリウェット液と液体現像剤の溶媒
    とに沸点が異なる液体を使用した請求項1記載の画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 上記プリウェット液と液体現像剤の溶媒
    とに凝固点が異なる液体を使用した請求項1記載の画像
    形成装置。
  7. 【請求項7】 上記プリウェット液と液体現像剤の溶媒
    とに性質の異なる複数の溶剤を共通に使用し、各溶剤を
    混合する重量比を変えた請求項1記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999050716A1 (fr) * 1998-03-25 1999-10-07 Pfu Limited Appareil d'electrophotographie humide

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999050716A1 (fr) * 1998-03-25 1999-10-07 Pfu Limited Appareil d'electrophotographie humide
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