JPH10293979A - 剪断型圧電素子を用いたアクチュエータ及びこのアクチュエータを使用したヘッド微小移動機構 - Google Patents

剪断型圧電素子を用いたアクチュエータ及びこのアクチュエータを使用したヘッド微小移動機構

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JPH10293979A
JPH10293979A JP9100347A JP10034797A JPH10293979A JP H10293979 A JPH10293979 A JP H10293979A JP 9100347 A JP9100347 A JP 9100347A JP 10034797 A JP10034797 A JP 10034797A JP H10293979 A JPH10293979 A JP H10293979A
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徹 公平
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朋良 山田
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Tadayoshi Noguchi
忠良 野口
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寿 中野
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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成が簡単、かつ寸法精度が不要であると共
に、位置決め精度の高い安価なアクチュエータを提供す
る。 【解決手段】 固定端21側に所定間隔を隔てて所定形
状の2つの電極22,23を並べて設け、これら2つの
電極22,23の上側に所定の肉厚を備えた剪断型圧電
素子24を積層し、この剪断型圧電素子24の電極2
2,23に対向する自由端側の面の全面には対向電極2
5を設けてアクチュエータ20を構成する。2つの電極
22,23間に通電すれば、剪断型圧電素子の分極方向
に応じて対向電極25がその面内で変位するので、この
対向電極25がアクチュエータの動作部となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は剪断型圧電素子を用
いたアクチュエータ、及びこのアクチュエータを使用し
たヘッド微小移動機構に関し、特に、高精度に位置決め
が可能な剪断型圧電素子を用いたアクチュエータ、及び
このアクチュエータを使用したヘッド微小移動機構に関
する。
【0002】磁気ディスク装置は、近年急激に市場拡大
を遂げているマルチメディア機器のキーデバイスの1つ
である。マルチメディア機器では、画像や音声等をより
大量に、かつ高速に取り扱うため、より記憶容量の多い
装置の開発が望まれている。磁気ディスク装置の大容量
化は一般に、ディスク1枚当たりの記憶容量を増加させ
ることで実現する。しかし、ディスクの直径を変えずに
記憶密度を急激に増加させるとトラックピッチが急激に
狭まるため、記録トラックに対する読み書きを行うヘッ
ド素子の位置決めを如何に正確に行うかが技術的な問題
となっており、位置決め精度の良いヘッドアクチュエー
タが望まれている。
【0003】
【従来の技術】従来、磁気ディスク装置においては、高
精度の位置決めを行うために、一般にキャリッジ等の可
動部の剛性を向上させ、面内方向の主共振点周波数を上
げる試みがなされてきた。しかし、共振点の向上には限
界があり、仮に可動部の面内共振点を大幅に上げること
ができたとしても、可動部を支持する軸受けのばね特性
に起因する振動が発生してしまい、位置決め精度を低下
させるという問題を解決することはできなかった。
【0004】これらの問題を解決する手段の1つとし
て、ヘッドアクチュエータのアームの先端にトラックフ
ォロー用の第2のアクチュエータを設けることが提案さ
れている。この第2のアクチュエータは、ヘッドアクチ
ュエータの動作とは独立に、アームの先端部に設けられ
たヘッドを微小移動させることができるものである。例
えば、図24(a) に示す特開平3−69072号公報に
は、ディスク装置100のメインアクチュエータ110
の他に、アーム111の先端にサブアクチュエータ12
0を設けたものが開示されている。このサブアクチュエ
ータ120は積層型のピエゾ素子123を2個使用して
ヘッド114を微小移動させるものである。このサブア
クチュエータ120には、厚み方向に変位するピエゾ素
子を複数枚積層して構成される積層型のピエゾ素子12
3がヘッドの移動平面の中に2個設けられており、ヘッ
ドの移動平面の面内でヘッドの移動方向と同じ方向にヘ
ッドが微小に変位できるようになっている。
【0005】更に、このサブアクチュエータ120で
は、積層型のピエゾ素子123は2本のアーム111の
延長方向に2個配置されており、2個のピエゾ素子12
3の間の部分には、図24(b) にその詳細が示されるよ
うに、揺動センタスプリング121が設けられている。
この揺動センタスプリング121は、センタアーム12
2の長手方向に垂直な方向にセンタアーム122の両側
から内側に向かって複数本のスリット124を交互に設
けて構成される。この複数本のスリット122により、
センタアーム122はスプリングとして機能し、積層型
のピエゾ素子123を与圧すると共に伸縮動作を増長す
る。積層型のピエゾ素子123とアーム111の間は絶
縁材で電気的に絶縁されており、両端の電極からリード
線が引出されてこれを介して積層型のピエゾ素子123
の駆動電圧が与えられる。
【0006】この従来例における問題点は、積層型ピエ
ゾ素子123の製造性が困難であること、高精度に加工
された与圧バネ機構が必要なこと、リード線または線材
による積層型ピエゾ素子123の電極の引出しが必要な
こと等である。更に、特許公報第2528261号に記
載の発明では、やはりアームの先端にトラックフォロー
用の微動アクチュエータを設けたヘッドの微小移動機構
が開示されている。ここでは、図25(a) に示すよう
に、ヘッドアクチュエータHAのキャリッジ5に突設さ
れたアクセスアーム2と、ヘッド4が先端部に取り付け
られた支持ばね3とを連結する連結板1にヘッドの微小
移動機構MTが設けられている。キャリッジ5は回転軸
6に取り付けられ、連結板1のアクセスアーム2への固
定は、アクセスアーム2に形成された固定用孔2aに、
連結板1の裏面に設けられた突起16を嵌合して接着剤
等によって行われる。
【0007】ヘッドの微小移動機構MTが設けられる連
結板1には、固定領域10、可動領域11、伸縮領域1
2、ヒンジ部13、および空隙15が設けられている。
そして、図25(b) に示すように、伸縮領域12にはそ
の表裏に溝部12aが設けられており、この溝部12a
にピエゾ素子14が固定されている。連結板1の中心線
に対して線対称の位置にあるピエゾ素子14は、同時に
逆向きに変形させられる。ピエゾ素子14は図26(a)
に矢符にて示す厚さ方向に分極されている。そして、連
結板1が共通電極として接地され、両ピエゾ素子14の
外側面に電源8,8′から異なる電位が与えられると、
電源8により通電されたものは分極方向と逆向きの電界
がかかって長手方向に伸び、電源8′により通電された
ものは分極方向と同方向の電界がかかって長手方向に縮
む。
【0008】図26(b) は、両ピエゾ素子の表裏両側に
ピエゾ素子14の外側面に電源8′から同じ電位が与え
られる場合の構成を示すものである。この場合も、ピエ
ゾ素子14は矢符にて示される厚さ方向に分極されてい
る。そして、連結板1は同様に共通電極として接地さ
れ、両ピエゾ素子14の外側面に電源8′から同じ電位
が与えられると、図面左側のピエゾ素子14には分極方
向と逆向きの電界がかかって長手方向に伸び、図面右側
のピエゾ素子14には分極方向と同方向の電界がかかっ
て長手方向に縮むので、図26(a) の構成と同じ動作が
行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような構成のヘッドの微小移動機構では、積層型ピエゾ
素子の製造性と、素子外形寸法の精度が必要であり、ア
ームにも高い寸法加工精度が必要であること、また、比
較的剛性の高い連結板を伸び縮みさせる必要があり、多
くの力が必要でストロークが確保できないという問題点
があった。
【0010】そこで、本発明は、前記従来の問題点を解
消し、素子の高い寸法精度が必要されないと共に、高精
度の位置決めが可能な剪断型圧電素子を用いたアクチュ
エータ及びこのアクチュエータを使用したヘッド微小移
動機構を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の特徴は、以下に第1から第16の発明として示され
る。第1の発明の構成上の特徴は、剪断型圧電素子を用
いたアクチュエータが、固定端側に並んで設けられた2
つの電極と、これら2つの電極の上側に積層された、剪
断型圧電素子、及び、この剪断型圧電素子の前記2つの
電極に対向する自由端側の面に設けられた対向電極とか
ら構成され、2つの電極間に通電することによって、剪
断型圧電素子の分極方向に応じて対向電極の面内方向に
変位することにある。
【0012】第2の発明の構成上の特徴は、第1の発明
において、剪断型圧電素子の分極方向が前記2つの電極
が並列に並ぶ方向に平行であり、2つの電極に通電する
ことによって、剪断型圧電素子の中央部を中心にして回
転する方向に変位することにある。第3の発明の構成上
の特徴は、第1の発明において、剪断型圧電素子の分極
方向が2つの電極が並列に並ぶ方向に平行であり、か
つ、2つの電極上の剪断型圧電素子の分極方向が互いに
逆方向を向いており、2つの電極に通電することによっ
て、剪断型圧電素子の分極方向に平行な方向に変位する
ことにある。
【0013】第4の発明の構成上の特徴は、第1の発明
において、剪断型圧電素子の分極方向が2つの電極が並
列に並ぶ方向に垂直であり、かつ、2つの電極上の剪断
型圧電素子の分極方向が互いに逆方向を向いており、2
つの電極に通電することによって、剪断型圧電素子の分
極方向に平行な方向に変位することにある。
【0014】第5の発明の構成上の特徴は、第1から第
4の発明のいずれかにおいて、剪断型圧電素子が2つの
独立した剪断型圧電素子に分割されており、それぞれの
剪断型圧電素子は2つの電極上にそれぞれ積層されるこ
とにある。第6の発明の構成上の特徴は、少なくとも1
枚の記録ディスクと、この記録ディスクの情報記録面に
対してそれぞれ1つ設けられて情報の読み書き動作を行
うヘッドと、このヘッドを前記記録ディスク上の所望の
記録トラックに位置決めするために記録ディスクの半径
方向に移動させるヘッドアクチュエータとを備えたディ
スク装置において、ヘッドをヘッドアクチュエータの動
作と独立に微小距離だけ移動させるためにヘッドアクチ
ュエータの一部に、第1の発明から第5の発明の何れか
のアクチュエータを用いてヘッドの微小移動機構を構成
し、このアクチュエータの2つの電極をヘッドアクチュ
エータのアームの先端部に設け、アクチュエータの対向
電極の上にヘッドアクチュエータの支持ばねの基部を取
り付けられたことにある。
【0015】第7の発明の構成上の特徴は、第6の発明
において、2つの電極の分割面がアームの長手方向に沿
う方向に設けられたことにある。第8の発明の構成上の
特徴は、第6の発明において、2つの電極の分割面がア
ームの長手方向に垂直な方向に設けられたことにある。
第9の発明の構成上の特徴は、剪断型圧電素子を用いた
アクチュエータを、固定端側に設けられた所定深さを備
えた円形の溝と、この円形の溝の内周面上に、この内周
面を左右対称に2分割するように設けられる2つの電極
と、これら2つの電極の内周面上に所定の肉厚を備えて
それぞれ積層され、分極方向が分割線に対して線対称で
ある半リング状の2つの剪断型圧電素子と、2つの半リ
ング状の剪断型圧電素子の両方の内周面に跨がって設け
られる対向電極、及び、この対向電極の内周面に固着さ
れる回転軸とから構成し、2つの電極間に通電すること
によって、前記回転軸を回転させることにある。
【0016】第10の発明の構成上の特徴は、少なくと
も1枚の記録ディスクと、この記録ディスクの情報記録
面に対してそれぞれ1つ設けられて情報の読み書き動作
を行うヘッドと、このヘッドを記録ディスク上の所望の
記録トラックに位置決めするために記録ディスクの半径
方向に移動させるヘッドアクチュエータとを備えたディ
スク装置において、ヘッドをヘッドアクチュエータの動
作と独立に微小距離だけ移動させるためにヘッドアクチ
ュエータの一部に第9の発明のアクチュエータを用いた
ヘッドの微小移動機構であって、アクチュエータの固定
端がヘッドアクチュエータのアームの先端部に設けら
れ、アクチュエータの可動部がヘッドアクチュエータの
支持ばねの基部に取り付けられていることにある。
【0017】第11の発明の構成上の特徴は、剪断型圧
電素子を用いたアクチュエータであって、固定端側に設
けられた所定深さを備えたスリット状の深い溝と、スリ
ット状の深い溝内の対向する2つの平面上にそれぞれ設
けられた2つの電極と、この2つの電極の上にそれぞれ
積層される所定の厚さを備えた2つの剪断型圧電素子
と、2つの剪断型圧電素子の間の隙間に挿入されて固定
される導電性の移動板とから構成され、2つの電極間と
移動板との間に通電することによって、剪断型圧電素子
の分極方向に応じて前記移動板を変位させることにあ
る。
【0018】第12の発明の構成上の特徴は、少なくと
も1枚の記録ディスクと、この記録ディスクの情報記録
面に対してそれぞれ1つ設けられて情報の読み書き動作
を行うヘッドと、このヘッドを記録ディスク上の所望の
記録トラックに位置決めするために記録ディスクの半径
方向に移動させるヘッドアクチュエータとを備えたディ
スク装置において、ヘッドをヘッドアクチュエータの動
作と独立に微小距離だけ移動させるためにヘッドアクチ
ュエータの一部に第11の発明のアクチュエータを用い
たヘッドの微小移動機構であって、アクチュエータの固
定端をヘッドアクチュエータのアームの先端部とし、ア
クチュエータの移動板をヘッドアクチュエータの支持ば
ねの基部としたことにある。
【0019】第13の発明の構成上の特徴は、少なくと
も1枚の記録ディスクと、この記録ディスクの情報記録
面に対してそれぞれ1つ設けられて情報の読み書き動作
を行うヘッドと、このヘッドを記録ディスク上の所望の
記録トラックに位置決めするために記録ディスクの半径
方向に移動させるヘッドアクチュエータとを備えたディ
スク装置において、ヘッドをヘッドアクチュエータの動
作と独立に微小距離だけ移動させるためにヘッドアクチ
ュエータの一部に第1の発明から第5の発明の何れか1
つのアクチュエータを用いたヘッドの微小移動機構であ
って、アクチュエータの2つの電極をヘッドアクチュエ
ータの支持ばねの先端部に設け、アクチュエータの対向
電極の上にヘッドアクチュエータのヘッドスライダを取
り付けたことにある。
【0020】第14の発明の構成上の特徴は、第13の
発明において、2つの電極を支持ばねの長手方向に沿う
方向に並んで設けたことにある。第15の発明の構成上
の特徴は、第13の発明において、2つの電極を支持ば
ねの長手方向に垂直な方向に並んで設けたことにある。
第16の発明の構成上の特徴は、少なくとも1枚の記録
ディスクと、この記録ディスクの情報記録面に対してそ
れぞれ1つ設けられて情報の読み書き動作を行うヘッド
と、このヘッドを前記記録ディスク上の所望の記録トラ
ックに位置決めするために記録ディスクの半径方向に移
動させるヘッドアクチュエータとを備えたディスク装置
において、ヘッドをヘッドアクチュエータの動作と独立
に微小距離だけ移動させるためにヘッドアクチュエータ
の一部に第4の発明に記載のアクチュエータを用いたヘ
ッドの微小移動機構であって、アクチュエータの2つの
電極が前記ヘッドスライダのヘッド側の端面に設けら
れ、アクチュエータの対向電極の上に前記ヘッドアクチ
ュエータのヘッドを備えたヘッド素子基板が取り付けら
れたことにある。
【0021】第1の発明から第5の発明、第9の発明、
及び第11の発明では、安価で精度の良いアクチュエー
タが得られる。第6の発明から第8の発明、及び第13
の発明では、第1の発明から第5の発明のアクチュエー
タの何れかを使用した安価で精度の良いヘッドの微小移
動機構が得られる。
【0022】第10の発明では、第9の発明のアクチュ
エータを使用した安価で精度の良いヘッドの微小移動機
構が得られる。第12の発明では、第11の発明のアク
チュエータを使用した安価で精度の良いヘッドの微小移
動機構が得られる。第14の発明及び第15の発明で
は、第13の発明のアクチュエータを使用した安価で精
度の良いヘッドの微小移動機構が得られる。
【0023】第16の発明では、第4の発明のアクチュ
エータを使用した安価で精度の良いヘッドの微小移動機
構が得られる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下添付図面を用いて本発明の実
施形態を具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。図
1(a) は剪断型圧電素子24を用いた本発明のアクチュ
エータ20の基本的な構成を示すものであり、単一の剪
断型圧電素子を用いたアクチュエータ20の一例の構成
を分解して示している。本発明のアクチュエータ20
は、固定端21側に所定間隔を隔てて並んで設けられた
所定形状の2つの電極22,23の上側に、所定の肉厚
を備えた剪断型圧電素子24が積層され、この剪断型圧
電素子24の2つの電極22,23に対向する自由端側
の面の全面には対向電極25が設けられて構成される。
2つの電極22,23にはそれぞれリードパターン2
6,27が接続されている。
【0025】図1(b) は図1(a) のアクチュエータ20
の組立後の状態を示すものである。本発明のアクチュエ
ータ20は、そのリードパターン26,27の先に電圧
アンプ28とコントローラ29を接続することによって
動作する。即ち、本発明のアクチュエータ20では、電
圧アンプ28とコントローラ29を用いて2つの電極2
2,23間に電圧を印加することによって剪断型圧電素
子24を変形させ、対向電極25をその面内で、例え
ば、二点鎖線で示す回転方向に変位させることができ
る。
【0026】本発明のアクチュエータ20の変位の方向
は、固定端21側に設けられた電極22,23に対する
剪断型圧電素子24の分極の方向や、電極22,23に
印加する電圧の方向によって異なる。電極22,23に
印加する電圧の方向は、コントローラ29から出力する
駆動信号の極性で決まる。従って、以下に示す図2から
図5を用いて、本発明のアクチュエータ20の種々の実
施例とその動作例を説明する。図2(a) から図2(d) は
本発明の第1及び第2の実施例のアクチュエータの構成
例を示すものである。第1及び第2の実施例のアクチュ
エータでは、単一の剪断型圧電素子24が使用されてい
る。
【0027】図2(a) は剪断型圧電素子24の分極方向
が一方向である第1の実施例のアクチュエータ20Aの
構成を示すものである。第1の実施例のアクチュエータ
20Aは、固定端21側に設けられた電極22,23の
上に、分極方向が2つの電極22,23が並列に並ぶ方
向に平行な剪断型圧電素子24が積層されており、その
上に対向電極25が設けられている。
【0028】図2(b) は図2(a) に示す第1の実施例の
アクチュエータ20Aの電極22,23間に電圧を印加
した時の、アクチュエータ20Aの変形方向を示すもの
である。2つの電極22,23間に電圧を印加すると、
例えば、電極23に正の電圧を印加し、電極22に負の
電圧を印加すると、分極方向の異なる剪断型圧電素子2
4が電気的に直列に接続された状態となり、2つの電極
22,23の上側にある剪断型圧電素子24の伸縮方向
が逆になる。この場合は、対向電極25が剪断型圧電素
子24の中央部を中心にして二点鎖線で示す方向に回転
する。電極22,23に印加する電圧の極性を逆にすれ
ば、対向電極25は図2(b) に示される回転方向と逆方
向に回転する。
【0029】図2(c) は剪断型圧電素子24の分極方向
が2つある第2の実施例のアクチュエータ20Bの構成
を示すものである。第2の実施例のアクチュエータ20
Bも、固定端21側に設けられた電極22,23の上
に、分極方向が2つの電極22,23が並列に並ぶ方向
に平行でかつ互いに逆方向である剪断型圧電素子24が
積層されており、その上に対向電極25が設けられてい
る。
【0030】図2(d) は図2(c) に示す第2の実施例の
アクチュエータ20Bの電極22,23間に電圧を印加
した時の、アクチュエータ20Bの変形方向を示すもの
である。2つの電極22,23間に電圧を印加すると、
例えば、電極23に正の電圧を印加し、電極22に負の
電圧を印加すると、分極方向が同一の剪断型圧電素子2
4が電気的に直列に接続された状態となり、2つの電極
22,23の上側にある剪断型圧電素子24の伸縮方向
が同じになる。従って、この場合は、対向電極25は二
点鎖線で示す方向に並進する。電極22,23に印加す
る電圧の極性を逆にすれば、対向電極25は図2(d) に
示される並進方向と逆方向に並進する。
【0031】図3(a) から図3(d) は本発明の第3及び
第4の実施例のアクチュエータの構成例を示すものであ
る。第3及び第4の実施例のアクチュエータでも単一の
剪断型圧電素子24が使用されているが、剪断型圧電素
子24の中央部には、2つの電極の並ぶ方向に平行に仕
切溝241が設けられている。そして、この仕切溝24
1を境にして剪断型圧電素子24の分極方向が異なって
いる。
【0032】図3(a) は剪断型圧電素子24の分極方向
が2つある第3の実施例のアクチュエータ20Cの構成
を示すものである。第3の実施例のアクチュエータ20
Cは、固定端21側に設けられた電極22,23の上
に、分極方向が仕切溝241を境にして離反する方向を
向いている剪断型圧電素子24が積層されており、その
上に対向電極25が仕切溝241を覆って全面に設けら
れている。
【0033】図3(b) は図3(a) に示す第3の実施例の
アクチュエータ20Cの電極22,23間に電圧を印加
した時の、アクチュエータ20Cの変形方向を示すもの
である。2つの電極22,23間に電圧を印加すると、
分極方向が同一の剪断型圧電素子24が電気的に直列に
接続された状態となり、2つの電極22,23の上側に
ある剪断型圧電素子24の伸縮方向が同じになる。従っ
て、この場合は、対向電極25は二点鎖線で示す方向に
並進する。電極22,23に印加する電圧の極性を逆に
すれば、対向電極25は図3(b) に示される並進方向と
逆方向に並進する。
【0034】図3(c) は剪断型圧電素子24の分極方向
が2つある第4の実施例のアクチュエータ20Dの構成
を示すものである。第4の実施例のアクチュエータ20
Dは、固定端21側に設けられた電極22,23の上
に、分極方向が仕切溝241を境にして向き合う方向を
向いている剪断型圧電素子24が積層されており、その
上に対向電極25が仕切溝241を覆って全面に設けら
れている。
【0035】図3(d) は図3(c) に示す第4の実施例の
アクチュエータ20Dの電極22,23間に電圧を印加
した時の、アクチュエータ20Dの変形方向を示すもの
である。2つの電極22,23間に電圧を印加すると、
分極方向が同一の剪断型圧電素子24が電気的に直列に
接続された状態となり、第3の実施例のアクチュエータ
20Cと同様に、対向電極25は二点鎖線で示す方向に
並進する。電極22,23に印加する電圧の極性を逆に
すれば、対向電極25は図3(d) に示される並進方向と
逆方向に並進する。
【0036】図4(a) から図4(d) は本発明の第5及び
第6の実施例のアクチュエータの構成例を示すものであ
る。第5及び第6の実施例のアクチュエータでは、2つ
の剪断型圧電素子24A,24Bが使用されている。図
4(a) は剪断型圧電素子24A,24Bの分極方向が同
じ方向である第5の実施例のアクチュエータ20Eの構
成を示すものである。第5の実施例のアクチュエータ2
0Eは、固定端21側に設けられた電極22,23の上
に、分極方向がそれぞれ電極22,23の長手方向と同
じ同一方向に揃った剪断型圧電素子24A,24Bが積
層されており、その上に対向電極25が設けられてい
る。
【0037】図4(b) は図4(a) に示す第5の実施例の
アクチュエータ20Eの電極22,23間に電圧を印加
した時の、アクチュエータ20Eの変形方向を示すもの
である。2つの電極22,23間に電圧を印加すると、
例えば、電極23に正の電圧を印加し、電極22に負の
電圧を印加すると、分極方向の異なる剪断型圧電素子2
4A,24Bが電気的に直列に接続された状態となり、
2つの電極22,23の上側にある剪断型圧電素子24
A,24Bの伸縮方向が逆になる。この場合は、対向電
極25が剪断型圧電素子24A,24Bの中央部を中心
にして二点鎖線で示す方向に回転する。電極22,23
に印加する電圧の極性を逆にすれば、対向電極25は図
4(b) に示される回転方向と逆方向に回転する。図4
(c) は剪断型圧電素子24A,24Bの分極方向が逆で
ある第6の実施例のアクチュエータ20Fの構成を示す
ものである。第6の実施例のアクチュエータ20Fも、
固定端21側に設けられた電極22,23の上に、分極
方向がそれぞれ電極22,23の長手方向と同じで互い
に逆方向を向いた剪断型圧電素子24A,24Bが積層
されており、その上に対向電極25が設けられている。
【0038】図4(d) は図4(c) に示す第6の実施例の
アクチュエータ20Fの電極22,23間に電圧を印加
した時の、アクチュエータ20Fの変形方向を示すもの
である。2つの電極22,23間に電圧を印加すると、
例えば、電極23に正の電圧を印加し、電極22に負の
電圧を印加すると、分極方向が同一の剪断型圧電素子2
4A,24Bが電気的に直列に接続された状態となり、
2つの電極22,23の上側にある剪断型圧電素子24
A,24Bの伸縮方向が同じになる。従って、この場合
は、対向電極25は二点鎖線で示す方向に並進する。電
極22,23に印加する電圧の極性を逆にすれば、対向
電極25は図4(d) に示される並進方向と逆方向に並進
する。
【0039】図5(a) から図5(d) は本発明の第7及び
第8の実施例のアクチュエータの実施例を示すものであ
る。第7及び第8の実施例のアクチュエータでも2つの
剪断型圧電素子24A,24Bが使用されているが、剪
断型圧電素子24A,24Bの分極方向が第5及び第6
の実施例のアクチュエータと異なっている。図5(a) は
剪断型圧電素子24A,24Bの分極方向が2つある第
7の実施例のアクチュエータ20Gの構成を示すもので
ある。第7の実施例のアクチュエータ20Gは、固定端
21側に設けられた電極22,23の上に、分極方向が
2つの電極22,23に直交する方向に互いに離反する
方向を向いている剪断型圧電素子24A,24Bが積層
されており、その上に対向電極25が剪断型圧電素子2
4A,24Bを覆って全面に設けられている。
【0040】図5(b) は図5(a) に示す第7の実施例の
アクチュエータ20Gの電極22,23間に電圧を印加
した時の、アクチュエータ20Gの変形方向を示すもの
である。2つの電極22,23間に電圧を印加すると、
分極方向が同一の剪断型圧電素子24A,24Bが電気
的に直列に接続された状態となり、2つの電極22,2
3の上側にある剪断型圧電素子24A,24Bの伸縮方
向が同じになる。従って、この場合は、対向電極25は
二点鎖線で示す方向に並進する。電極22,23に印加
する電圧の極性を逆にすれば、対向電極25は図5(b)
に示される並進方向と逆方向に並進する。
【0041】図5(c) は剪断型圧電素子24の分極方向
が2つある第8の実施例のアクチュエータ20Hの構成
を示すものである。第4の実施例のアクチュエータ20
Hは、固定端21側に設けられた電極22,23の上
に、分極方向2つの電極22,23に直交する方向に互
いに向き合う方向を向いている剪断型圧電素子24A,
24Bが積層されており、その上に対向電極25が剪断
型圧電素子24A,24Bを覆って全面に設けられてい
る。
【0042】図5(d) は図5(c) に示す第8の実施例の
アクチュエータ20Hの電極22,23間に電圧を印加
した時の、アクチュエータ20Hの変形方向を示すもの
である。2つの電極22,23間に電圧を印加すると、
分極方向が同一の剪断型圧電素子24が電気的に直列に
接続された状態となり、第7の実施例のアクチュエータ
20Gと同様に、対向電極25は二点鎖線で示す方向に
並進する。電極22,23に印加する電圧の極性を逆に
すれば、対向電極25は図5(d) に示される並進方向と
逆方向に並進する。
【0043】以上、第1から第8の実施例によって説明
した本発明のアクチュエータは、構成が簡単であり、図
1(b) で説明したように、固定端21に形成したリード
パターン26,27を通じて2つの電極22,23に電
圧を印加すれば、2つの電極22,23上に積層された
単一の剪断型圧電素子24、或いは2つの剪断型圧電素
子24A,24Bの分極方向に応じて、対向電極25を
回転駆動、或いは並進駆動することができる。
【0044】次に、以上のように構成された本発明のア
クチュエータの何れかを、記録ディスクの情報記録面に
対して情報の読み書き動作を行うヘッドを先端に備えた
ヘッドアクチュエータに組み込むことにより、ヘッドを
ヘッドアクチュエータの動作とは独立に微小変位させる
ことができるヘッドの微小移動機構について説明する。
【0045】図6(a) は本発明のアクチュエータ20を
ディスク装置のヘッドアクチュエータのアクセスアーム
2とこのアーム2に取り付けられる支持ばね3との間に
使用した第1の形態のヘッド微小移動機構30の基本的
な構成を示すものである。また、図6(b) は図6(a) の
ヘッド微小移動機構30の組立後の状態を示すものであ
る。
【0046】第1の形態のヘッド微小移動機構30で
は、アクチュエータ20の2つの電極22,23が、ヘ
ッドアクチュエータのアクセスアーム2の先端部を固定
端として設けられている。そして、この電極22,23
の上に、単一の剪断型圧電素子24を介して、先端部に
ヘッド4が設けられた支持ばね3の基部が取り付けられ
ている。支持ばね3は、図6(b) に示されるように、ア
クセスアーム2の両面に取り付けられるので、1つのア
クセスアーム2に対して第1の形態のヘッドの微小移動
機構30は2個設けられている。また、アクチュエータ
20のリードパターン26,27はアクセスアーム2の
上に形成されている。
【0047】図6(c) は図6(b) のヘッドの微小移動機
構30の詳細な構成を示す断面図であり、ヘッドの微小
移動機構30の上半分のみが示されている。アクセスア
ーム2の上には絶縁層31があり、その上に電極22,
23が形成されている。電極22,23の上には剪断型
圧電素子24が積層され、その上に対向電極25があ
る。支持ばね3の基部はこの対向電極25の上に絶縁層
32を介して取り付けられている。
【0048】図7は本発明のアクチュエータ20を、デ
ィスク装置のヘッドアクチュエータのアーム2とこのア
ーム2に取り付けられる支持ばね3との間に取り付ける
工程を説明するものである。アクチュエータ20がアー
ム2に取り付けられる際は、アーム2の上に形成された
電極22,23上にハンダペースト33を塗布し、その
上に、先に支持ばね3の基部が取り付けられた剪断型圧
電素子24を加熱しながら実装する。
【0049】このように、ヘッドアクチュエータのアク
セスアーム2と支持ばね3との間に設けられる本発明の
第1の形態のヘッドの微小移動機構30により、支持ば
ね3の先端部に設けられたヘッド4を、ヘッドアクチュ
エータの動作とは独立して微小移動させることができる
が。なお、ヘッド4を微小移動させる方向は、ヘッドの
微小移動機構30に前述の第1から第8の実施例のアク
チュエータ20の何れを使用するかによって異なる。そ
こで、以下に示す図8から図13を用いて、本発明の第
1の形態のヘッドの微小移動機構30の種々の実施例と
その動作例を説明する。
【0050】図8(a) から図8(d) は、本発明の第1の
形態における第1の実施例のヘッドの微小移動機構30
Aの種々の構成例を示すものである。第1の形態におけ
る第1の実施例のヘッドの微小移動機構30Aでは、ヘ
ッドアクチュエータのアクセスアーム2の先端部と支持
ばね3との間に、本発明の第1の実施例のアクチュエー
タ20Aが使用されている。
【0051】図8(a) に示される構成では、アーム2の
先端部に電極22,23がアーム2の長手方向に並列に
設けられており、剪断型圧電素子24の分極方向はアー
ム2の先端方向である。この場合は、電極22,23に
電圧を印加することにより、支持ばね3は回転駆動され
る。図8(b) に示される構成は、剪断型圧電素子24の
分極方向がアーム2の基部方向である点のみが図8(a)
の構成と異なる。この場合も、電極22,23に電圧を
印加することにより、支持ばね3は回転駆動されるが、
その回転方向は図8(a) の構成とは逆方向である。
【0052】図8(c) に示される構成では、アーム2の
先端部に電極22,23がアーム2の長手方向に垂直な
方向に並列に設けられており、剪断型圧電素子24の分
極方向は電極22,23の先端方向である。この場合も
電極22,23に電圧を印加することにより、支持ばね
3は回転駆動される。図8(d) に示される構成は、剪断
型圧電素子24の分極方向が電極22,23の基部方向
である点のみが図8(c) の構成と異なる。この場合も、
電極22,23に電圧を印加することにより、支持ばね
3は回転駆動されるが、その回転方向は図8(c) の構成
とは逆方向である。
【0053】図9(a) から図9(d) は、本発明の第1の
形態における第2の実施例のヘッドの微小移動機構30
Bの種々の構成例を示すものである。第1の形態におけ
る第2の実施例のヘッドの微小移動機構30Bでは、ヘ
ッドアクチュエータのアクセスアーム2の先端部と支持
ばね3との間に、本発明の第2の実施例のアクチュエー
タ20Bが使用されている。
【0054】図9(a) に示される構成では、アーム2の
先端部に電極22,23がアーム2の長手方向に並列に
設けられており、剪断型圧電素子24の分極方向は一方
がアーム2の先端方向、他方がアーム2の基部方向であ
る。この場合は、電極22,23に電圧を印加すること
により、支持ばね3はアーム2の長手方向に並進駆動さ
れる。図9(b) に示される構成は、剪断型圧電素子24
の分極方向が図9(a)に示される構成と逆になっている
点のみが異なる。この場合も、電極22,23に電圧を
印加することにより、支持ばね3は並進駆動されるが、
その並進方向は図9(a) の構成とは逆方向である。
【0055】図9(c) に示される構成では、アーム2の
先端部に電極22,23がアーム2の長手方向に垂直な
方向に並列に設けられており、剪断型圧電素子24の分
極方向は一方がアーム2の左端方向、他方がアーム2の
右端方向である。この場合も電極22,23に電圧を印
加することにより、支持ばね3はアーム2の長手方向に
垂直な方向に並進駆動される。図9(d) に示される構成
は、剪断型圧電素子24の分極方向が図9(c) に示され
る構成と逆になっている点のみが異なる。この場合も、
電極22,23に電圧を印加することにより、支持ばね
3はアーム2の長手方向に垂直な方向に並進駆動される
が、その並進方向は図9(c) の構成とは逆方向である。
【0056】図10(a) は、本発明の第1の形態におけ
る第3の実施例のヘッドの微小移動機構30Cの構成例
を示すものである。第1の形態における第3の実施例の
ヘッドの微小移動機構30Cでは、ヘッドアクチュエー
タのアクセスアーム2の先端部と支持ばね3との間に、
本発明の第3の実施例のアクチュエータ20Cが使用さ
れている。
【0057】図10(a) に示される構成では、アーム2
の先端部に電極22,23がアーム2の長手方向に並列
に設けられており、剪断型圧電素子24の分極方向は仕
切溝241を境にして離反する方向である。この場合
は、電極22,23に電圧を印加することにより、支持
ばね3はアーム2の長手方向に垂直な方向に並進駆動さ
れる。
【0058】なお、第1の形態における第3の実施例の
ヘッドの微小移動機構30Cにおいても、アーム2の先
端部に電極22,23をアーム2の長手方向に垂直な方
向に並列に設け、剪断型圧電素子24をその分極方向が
アーム2の長手方向に向くようにしても良い。この場合
は、電極22,23に電圧を印加することにより、支持
ばね3はアーム2の長手方向に並進駆動される。
【0059】図10(b) は、本発明の第1の形態におけ
る第4の実施例のヘッドの微小移動機構30Dの構成例
を示すものである。第1の形態における第4の実施例の
ヘッドの微小移動機構30Dでは、ヘッドアクチュエー
タのアクセスアーム2の先端部と支持ばね3との間に、
本発明の第4の実施例のアクチュエータ20Dが使用さ
れている。
【0060】図10(b) に示される構成では、アーム2
の先端部に電極22,23がアーム2の長手方向に並列
に設けられており、剪断型圧電素子24の分極方向は仕
切溝241を境にして向かい合う方向である。この場合
は、電極22,23に電圧を印加することにより、支持
ばね3はアーム2の長手方向に垂直な方向に並進駆動さ
れるが、その並進方向は図10(a) の構成とは逆方向で
ある。
【0061】なお、第1の形態における第4の実施例の
ヘッドの微小移動機構30Dにおいても、アーム2の先
端部に電極22,23をアーム2の長手方向に垂直な方
向に並列に設け、剪断型圧電素子24をその分極方向が
アーム2の長手方向に向くようにしても良い。この場合
は、電極22,23に電圧を印加することにより、支持
ばね3はアーム2の長手方向に並進駆動される。
【0062】図11(a) から図11(d) は、本発明の第
1の形態における第5の実施例のヘッドの微小移動機構
30Eの種々の構成例を示すものである。第1の形態に
おける第5の実施例のヘッドの微小移動機構30Eで
は、ヘッドアクチュエータのアクセスアーム2の先端部
と支持ばね3との間に、本発明の第5の実施例のアクチ
ュエータ20Eが使用されている。
【0063】図11(a) に示される構成では、アーム2
の先端部に電極22,23がアーム2の長手方向に並列
に設けられており、この電極22,23上に剪断型圧電
素子24A,24Bが積層される。剪断型圧電素子24
A,24Bの分極方向はそれぞれアーム2の先端方向で
ある。この場合は、電極22,23に電圧を印加するこ
とにより、支持ばね3は回転駆動される。図11(b) に
示される構成は、剪断型圧電素子24A,24Bの分極
方向がアーム2の基部方向である点のみが図11(a) の
構成と異なる。この場合も、電極22,23に電圧を印
加することにより支持ばね3は回転駆動されるが、その
回転方向は図11(a) の構成とは逆方向である。
【0064】図11(c) に示される構成では、アーム2
の先端部に電極22,23がアーム2の長手方向に垂直
な方向に並列に設けられており、剪断型圧電素子24
A,24Bの分極方向はそれぞれ電極22,23の先端
方向である。この場合も電極22,23に電圧を印加す
ることにより、支持ばね3は回転駆動される。図11
(d) に示される構成は、剪断型圧電素子24A,24B
の分極方向が電極22,23の基部方向である点のみが
図11(c) の構成と異なる。この場合も、電極22,2
3に電圧を印加することにより、支持ばね3は回転駆動
されるが、その回転方向は図11(c) の構成とは逆方向
である。
【0065】図12(a) から図12(d) は、本発明の第
1の形態における第6の実施例のヘッドの微小移動機構
30Fの種々の構成例を示すものである。第1の形態に
おける第6の実施例のヘッドの微小移動機構30Fで
は、ヘッドアクチュエータのアクセスアーム2の先端部
と支持ばね3との間に、本発明の第6の実施例のアクチ
ュエータ20Fが使用されている。
【0066】図12(a) に示される構成では、アーム2
の先端部に電極22,23がアーム2の長手方向に並列
に設けられており、剪断型圧電素子24A,24Bの分
極方向は一方がアーム2の先端方向、他方がアーム2の
基部方向である。この場合は、電極22,23に電圧を
印加することにより、支持ばね3はアーム2の長手方向
に並進駆動される。図12(b) に示される構成は、剪断
型圧電素子24A,24Bの分極方向が図12(a) に示
される構成と逆になっている点のみが異なる。この場合
も、電極22,23に電圧を印加することにより、支持
ばね3は並進駆動されるが、その並進方向は図12(a)
の構成とは逆方向である。
【0067】図12(c) に示される構成では、アーム2
の先端部に電極22,23がアーム2の長手方向に垂直
な方向に並列に並べられており、剪断型圧電素子24
A,24Bの分極方向は一方がアーム2の左端方向、他
方がアーム2の右端方向である。この場合も電極22,
23に電圧を印加することにより、支持ばね3はアーム
2の長手方向に垂直な方向に並進駆動される。図12
(d) に示される構成は、剪断型圧電素子24A,24B
の分極方向が図12(c) に示される構成と逆になってい
る点のみが異なる。この場合も、電極22,23に電圧
を印加することにより、支持ばね3はアーム2の長手方
向に垂直な方向に並進駆動されるが、その並進方向は図
12(c) の構成とは逆方向である。
【0068】図13(a) は、本発明の第1の形態におけ
る第7の実施例のヘッドの微小移動機構30Gの構成例
を示すものである。第1の形態における第7の実施例の
ヘッドの微小移動機構30Gでは、ヘッドアクチュエー
タのアクセスアーム2の先端部と支持ばね3との間に、
本発明の第7の実施例のアクチュエータ20Gが使用さ
れている。
【0069】図13(a) に示される構成では、アーム2
の先端部に電極22,23がアーム2の長手方向に並列
に設けられており、剪断型圧電素子24A,24Bの分
極方向はアーム2の長手方向に垂直に互いに離反する方
向である。この場合は、電極22,23に電圧を印加す
ることにより、支持ばね3はアーム2の長手方向に垂直
な方向に並進駆動される。
【0070】なお、第1の形態における第7の実施例の
ヘッドの微小移動機構30Gにおいても、アーム2の先
端部に電極22,23をアーム2の長手方向に垂直な方
向に並列に設け、剪断型圧電素子24A,24Bをその
分極方向がアーム2の長手方向に向くようにしても良
い。この場合は、電極22,23に電圧を印加すること
により、支持ばね3はアーム2の長手方向に並進駆動さ
れる。
【0071】図13(b) は、本発明の第1の形態におけ
る第8の実施例のヘッドの微小移動機構30Hの構成例
を示すものである。第1の形態における第8の実施例の
ヘッドの微小移動機構30Hでは、ヘッドアクチュエー
タのアクセスアーム2の先端部と支持ばね3との間に、
本発明の第8の実施例のアクチュエータ20Hが使用さ
れている。
【0072】図13(b) に示される構成では、アーム2
の先端部に電極22,23がアーム2の長手方向に並列
に設けられており、剪断型圧電素子24A,24Bの分
極方向はアーム2の長手方向に垂直に向かい合う方向で
ある。この場合は、電極22,23に電圧を印加するこ
とにより、支持ばね3はアーム2の長手方向に垂直な方
向に並進駆動されるが、その並進方向は図13(a) の構
成とは逆方向である。
【0073】なお、第1の形態における 第8の実施例
のヘッドの微小移動機構30Hにおいても、アーム2の
先端部に電極22,23をアーム2の長手方向に垂直な
方向に並列に設け、剪断型圧電素子24A,24Bをそ
の分極方向がアーム2の長手方向に向くようにしても良
い。この場合は、電極22,23に電圧を印加すること
により、支持ばね3はアーム2の長手方向に並進駆動さ
れる。
【0074】図14(a) は本発明の第9の実施例のアク
チュエータの構成を示すものであり、第9の実施例のア
クチュエータ20Jの構成を分解して示している。第9
の実施例のアクチュエータ20Jは、固定端21側に所
定深さを備えた円形の溝19が設けられており、この円
形の溝19の内周面上にこの内周面を左右対称に2分割
するように2つの電極22A,23Aが設けられる。そ
して、これら2つの電極22A,23Aの内周面上に所
定の肉厚を備えた半リング状の2つの剪断型圧電素子2
4C,24Dがそれぞれ積層される。半リング状の2つ
の剪断型圧電素子24C,24Dの分極方向は周方向で
あり、分割線に対して線対称である。更に、2つの半リ
ング状の剪断型圧電素子24C,24Dの両方の内周面
には対向電極25Aが跨がって設けられ、この対向電極
25Aの内周面に回転軸18が固着されて第9の実施例
のアクチュエータ20Jが構成される。
【0075】円形の溝19の対向する縁部にはリードパ
ターン26A,27Aが接続されており、このリードパ
ターン26A,27Aの先にはアンプ28とコントロー
ラ29が接続されている。第9の実施例のアクチュエー
タ20Jでは、コントローラ29から出力される所定の
極性の駆動信号をアンプ28で増幅し、2つの電極22
A,23A間に電圧を印加することによって剪断型圧電
素子24C,24Dを変形させ、対向電極25Aを回転
させることができる。この結果、対向電極25Aに固着
された回転軸18を回転駆動することができる。コント
ローラ29からは正、負両極性の駆動信号が出力できる
ので、駆動信号の極性を変えることにより、回転軸18
の回転量、回転方向を制御することができる。
【0076】図14(b) は図14(a) のアクチュエータ
20Jを、ディスク装置のヘッドアクチュエータのアー
ム2と支持ばね3との間に取り付けて第1の形態におけ
る第9の実施例のヘッドの微小移動機構30Jを構成す
る様子を示すものである。ヘッドアクチュエータのアー
ム2の先端部には、アクチュエータ20Jの固定端とし
て円形の溝18が設けられており、2つの電極22A,
23A、剪断型圧電素子24C,24D、及び対向電極
25Aがこの円形の溝19の中に収納される。そして、
支持ばね3の基部の裏面側に突設されたボス18Aが対
向電極25Aに固着されて第1の形態における第9の実
施例のヘッド微小移動機構30Jが構成される。
【0077】図15(a) は本発明の第10の実施例のア
クチュエータ20Kの構成を示すものである。固定端2
1Aは板状であり、その先端部には凹部21Bが形成さ
れている。凹部21B内の対向する2つの平面上にはそ
れぞれ電極が設けられている。なお、固定端21Aが導
電性の金属であれば、電極は不要である。そして、これ
ら2つの電極の間には、移動板17を両側から挟んでサ
ンドイッチ状になった2つの剪断型圧電素子24が嵌め
込まれる。移動板17が金属の場合は剪断型圧電素子2
4の移動板17側の端面に電極は不要である。
【0078】図15(b) は組立後の第10の実施例のア
クチュエータ20Kの状態を示すものであり、図15
(c) は図15(b) のアクチュエータ20Kの電圧アンプ
28との接続を示す回路構成図である。第10の実施例
のアクチュエータ20Kは、移動板17と固定端21A
との間に電圧アンプ28とコントローラ29を接続し、
電極間の電圧の大きさと印加方向とをコントロールする
ことにより、移動板17を図15(b) に示すように揺動
させることができる。
【0079】なお、この第10の実施例のアクチュエー
タ20Jは、固定端21Aをヘッドアクチュエータのア
ーム2、移動板17をヘッドアクチュエータの支持ばね
3とすれば、そのまま第1の形態における第10の実施
例のヘッド微小移動機構30Kとして使用することがで
きる。以上説明した第1の形態における 第1から第1
0の実施例のヘッド微小微小移動機構30A〜30K
は、構成の簡単で変位精度の高い第1から第10の実施
例のアクチュエータ20A〜20Kを使用しているの
で、変位精度が高く、かつ、製造、組み立て性が向上す
る。
【0080】図16(a) は本発明のアクチュエータ20
をディスク装置のヘッドアクチュエータのアクセスアー
ム2に取り付けられる支持ばね3と、この支持ばね3の
先端部に設けられるヘッド4(実際にはインダクディブ
ヘッドやMRヘッドを備えたヘッドスライダ4A)との
間に使用した第2の形態のヘッド微小移動機構40の基
本的な構成を示すものである。また、図16(b) は図1
6(a) のヘッド微小移動機構40の組立後の状態を示す
ものである。
【0081】第2の形態のヘッド微小移動機構40で
は、アクチュエータ20の2つの電極22,23が、ヘ
ッドアクチュエータの支持ばね3の先端部にある島部3
Aを固定端として設けられている。この島部3Aは2本
のブリッジ3Bで支持ばね3の先端部に接続されてお
り、島部3Aの回りには孔3Cが形成されている。島部
3Aには2つの電極22,23の他に、ヘッド4に電気
的に接続させるための4つのパッド3Dが設けられてい
る。また、支持ばね3の上には2つの電極22,23に
接続するリードパターン26,27と、4つのパッド3
Dに接続するリードパターン41〜44があり、リード
パターン26,27は一方のブリッジ3Bを通って2つ
の電極22,23に接続しており、リードパターン41
〜44は他方のブリッジ3Bを通って4つのパッド3D
に接続している。そして、この電極22,23の上に、
この例では2個の剪断型圧電素子24A,24Bを介し
て、先端部にヘッド4が設けられたヘッドスライダ4A
が取り付けられている。支持ばね3は、図16(b) に示
されるように、アクセスアーム2の両面に取り付けられ
るので、1本のアクセスアーム2について第2の形態の
ヘッドの微小移動機構40は2個設けられている。
【0082】図16(c) は図16(b) のヘッドの微小移
動機構40の詳細な構成を示すD−D線における断面図
である。支持ばね3の上には絶縁層31があり、その上
に電極22,23が形成されている。電極22,23の
上にはそれぞれ剪断型圧電素子24A,24Bが積層さ
れ、その上に対向電極25がある。そして、対向電極2
5の上に絶縁層32を介してヘッドスライダ4Aが取り
付けられている。
【0083】このように、ヘッドアクチュエータの支持
ばね3とヘッドスライダ4Aとの間に設けられる本発明
の第2の形態のヘッドの微小移動機構40により、ヘッ
ドスライダ4Aの先端部に設けられたヘッド4を、ヘッ
ドアクチュエータの動作とは独立して微小移動させるこ
とができる。なお、ヘッド4を微小移動させる方向は、
ヘッドの微小移動機構40に前述の第1から第8の実施
例のアクチュエータ20の何れを使用するかによって異
なる。そこで、以下に示す図17(a) から図22(b) を
用いて、本発明の第2の形態のヘッドの微小移動機構4
0の種々の実施例とその動作例を説明する。
【0084】図17(a) から図17(d) は、本発明の第
2の形態における第1の実施例のヘッドの微小移動機構
40Aの種々の構成例を示すものである。第2の形態に
おけ第1の実施例のヘッドの微小移動機構40Aでは、
ヘッドアクチュエータの支持ばね3の先端部とヘッドス
ライダ4Aとの間に、本発明の第1の実施例のアクチュ
エータ20Aが使用されている。
【0085】図17(a) に示される構成では、支持ばね
3の先端部にある島部3Aに電極22,23が支持ばね
3の長手方向に並列に設けられており、剪断型圧電素子
24の分極方向はアーム2の先端方向である。この場合
は、電極22,23に電圧を印加することにより、ヘッ
ドスライダ4Aは回転駆動される。図17(b) に示され
る構成は、剪断型圧電素子24の分極方向が支持ばね3
の基部方向である点のみが図17(a) の構成と異なる。
この場合も、電極22,23に電圧を印加することによ
り、ヘッドスライダ4Aは回転駆動されるが、その回転
方向は図17(a) の構成とは逆方向である。
【0086】図17(c) に示される構成では、支持ばね
3の先端部にある島部3Aに電極22,23が支持ばね
3の長手方向に垂直な方向に並列に設けられており、剪
断型圧電素子24の分極方向は電極22,23の先端方
向である。この場合も電極22,23に電圧を印加する
ことにより、ヘッドスライダ4Aは回転駆動される。図
17(d) に示される構成は、剪断型圧電素子24の分極
方向が電極22,23の基部方向である点のみが図17
(c) の構成と異なる。この場合も、電極22,23に電
圧を印加することにより、ヘッドスライダ4Aは回転駆
動されるが、その回転方向は図17(c) の構成とは逆方
向である。
【0087】図18(a) から図18(d) は、本発明の第
2の形態における第2の実施例のヘッドの微小移動機構
40Bの種々の構成例を示すものである。第2の形態に
おける第2の実施例のヘッドの微小移動機構40Bで
は、ヘッドアクチュエータの支持ばね3の先端部とヘッ
ドスライダ4Aとの間に、本発明の第2の実施例のアク
チュエータ20Bが使用されている。
【0088】図18(a) に示される構成では、支持ばね
3の先端部にある島部3Aに電極22,23が支持ばね
3の長手方向に並列に設けられており、剪断型圧電素子
24の分極方向は一方が支持ばね3の先端方向、他方が
支持ばね3の基部方向である。この場合は、電極22,
23に電圧を印加することにより、ヘッドスライダ4A
は支持ばね3の長手方向に並進駆動される。図18(b)
に示される構成は、剪断型圧電素子24の分極方向が図
18(a) に示される構成と逆になっている点のみが異な
る。この場合も、電極22,23に電圧を印加すること
により、ヘッドスライダ4Aは並進駆動されるが、その
並進方向は図18(a) の構成とは逆方向である。
【0089】図18(c) に示される構成では、支持ばね
3の先端部にある島部3Aに電極22,23が支持ばね
3の長手方向に垂直な方向に並列に設けられており、剪
断型圧電素子24の分極方向は一方が島部3Aの左端方
向、他方が島部3Aの右端方向である。この場合も電極
22,23に電圧を印加することにより、ヘッドスライ
ダ4Aは支持ばね3の長手方向に垂直な方向に並進駆動
される。図18(d) に示される構成は、剪断型圧電素子
24の分極方向が図18(c) に示される構成と逆になっ
ている点のみが異なる。この場合も、電極22,23に
電圧を印加することにより、ヘッドスライダ4Aは支持
ばね3の長手方向に垂直な方向に並進駆動されるが、そ
の並進方向は図18(c) の構成とは逆方向である。
【0090】図19(a) は、本発明の第2の形態におけ
る第3の実施例のヘッドの微小移動機構40Cの構成例
を示すものである。第2の形態における第3の実施例の
ヘッドの微小移動機構40Cでは、ヘッドアクチュエー
タの支持ばね3の先端部とヘッドスライダ4Aとの間
に、本発明の第3の実施例のアクチュエータ20Cが使
用されている。
【0091】図19(a) に示される構成では、支持ばね
3の先端部にある島部3Aに電極22,23が支持ばね
3の長手方向に並列に設けられており、剪断型圧電素子
24の分極方向は仕切溝241を境にして離反する方向
である。この場合は、電極22,23に電圧を印加する
ことにより、ヘッドスライダ4Aは支持ばね3の長手方
向に垂直な方向に並進駆動される。
【0092】なお、第2の形態における第3の実施例の
ヘッドの微小移動機構40Cにおいても、支持ばね3の
先端部にある島部3Aに電極22,23を支持ばね3の
長手方向に垂直な方向に並列に設け、剪断型圧電素子2
4をその分極方向が支持ばね3の長手方向に向くように
しても良い。この場合は、電極22,23に電圧を印加
することにより、ヘッドスライダ4Aは支持ばね3の長
手方向に並進駆動される。
【0093】図19(b) は、本発明の第2の形態におけ
る第4の実施例のヘッドの微小移動機構40Dの構成例
を示すものである。第2の形態における第4の実施例の
ヘッドの微小移動機構40Dでは、ヘッドアクチュエー
タの支持ばね3の先端部とヘッドスライダ4Aとの間
に、本発明の第4の実施例のアクチュエータ20Dが使
用されている。
【0094】図19(b) に示される構成では、支持ばね
3の先端部にある島部3Aに電極22,23が支持ばね
3の長手方向に並列に設けられており、剪断型圧電素子
24の分極方向は仕切溝241を境にして向かい合う方
向である。この場合は、電極22,23に電圧を印加す
ることにより、ヘッドスライダ4Aは支持ばね3の長手
方向に垂直な方向に並進駆動されるが、その並進方向は
図19(a) の構成とは逆方向である。
【0095】なお、第2の形態における第4の実施例の
ヘッドの微小移動機構40Dにおいても、支持ばね3の
先端部にある島部3Aに電極22,23をアーム2の長
手方向に垂直な方向に並列に設け、剪断型圧電素子24
をその分極方向が支持ばね3の長手方向に向くようにし
ても良い。この場合は、電極22,23に電圧を印加す
ることにより、支持ばね3は支持ばね3の長手方向に並
進駆動される。
【0096】図20(a) から図20(d) は、本発明の第
2の形態における第5の実施例のヘッドの微小移動機構
40Eの種々の構成例を示すものである。第2の形態に
おける第5の実施例のヘッドの微小移動機構40Eで
は、ヘッドアクチュエータの支持ばね3の先端部とヘッ
ドスライダ4Aとの間に、本発明の第5の実施例のアク
チュエータ20Eが使用されている。
【0097】図20(a) に示される構成では、支持ばね
3の先端部にある島部3Aに電極22,23がアーム2
の長手方向に並列に設けられており、この電極22,2
3上に剪断型圧電素子24A,24Bが積層される。剪
断型圧電素子24A,24Bの分極方向はそれぞれ支持
ばね3の先端方向である。この場合は、電極22,23
に電圧を印加することにより、ヘッドスライダ4Aは回
転駆動される。図20(b) に示される構成は、剪断型圧
電素子24A,24Bの分極方向が支持ばね3の基部方
向である点のみが図20(a) の構成と異なる。この場合
も、電極22,23に電圧を印加することによりヘッド
スライダ4Aは回転駆動されるが、その回転方向は図2
0(a) の構成とは逆方向である。
【0098】図20(c) に示される構成では、支持ばね
3の先端部にある島部3Aに電極22,23が支持ばね
3の長手方向に垂直な方向に並列に設けられており、剪
断型圧電素子24A,24Bの分極方向はそれぞれ電極
22,23の先端方向である。この場合も電極22,2
3に電圧を印加することにより、ヘッドスライダ4Aは
回転駆動される。図20(d) に示される構成は、剪断型
圧電素子24A,24Bの分極方向が電極22,23の
基部方向である点のみが図20(c) の構成と異なる。こ
の場合も、電極22,23に電圧を印加することによ
り、ヘッドスライダ4Aは回転駆動されるが、その回転
方向は図20(c) の構成とは逆方向である。
【0099】図21(a) から図21(d) は、本発明の第
2の形態における第6の実施例のヘッドの微小移動機構
40Fの種々の構成例を示すものである。第2の形態に
おける第6の実施例のヘッドの微小移動機構40Fで
は、ヘッドアクチュエータの支持ばね3の先端部とヘッ
ドスライダ4Aとの間に、本発明の第6の実施例のアク
チュエータ20Fが使用されている。
【0100】図21(a) に示される構成では、支持ばね
3の先端部にある島部3Aに電極22,23が支持ばね
3の長手方向に並列に設けられており、剪断型圧電素子
24A,24Bの分極方向は一方が支持ばね3の先端方
向、他方が支持ばね3の基部方向である。この場合は、
電極22,23に電圧を印加することにより、ヘッドス
ライダ4Aは支持ばね3の長手方向に並進駆動される。
図21(b) に示される構成は、剪断型圧電素子24A,
24Bの分極方向が図21(a) に示される構成と逆にな
っている点のみが異なる。この場合も、電極22,23
に電圧を印加することにより、ヘッドスライダ4Aは並
進駆動されるが、その並進方向は図21(a) の構成とは
逆方向である。図21(c) に示される構成では、支持ば
ね3の先端部にある島部3Aに電極22,23が支持ば
ね3の長手方向に垂直な方向に並列に並べられており、
剪断型圧電素子24A,24Bの分極方向は一方が島部
3Aの左端方向、他方が島部3Aの右端方向である。こ
の場合も電極22,23に電圧を印加することにより、
ヘッドスライダ4Aは支持ばね3の長手方向に垂直な方
向に並進駆動される。図21(d) に示される構成は、剪
断型圧電素子24A,24Bの分極方向が図21(c) に
示される構成と逆になっている点のみが異なる。この場
合も、電極22,23に電圧を印加することにより、ヘ
ッドスライダ4Aは支持ばね3の長手方向に垂直な方向
に並進駆動されるが、その並進方向は図21(c) の構成
とは逆方向である。
【0101】図22(a) は、本発明の第2の形態におけ
る第7の実施例のヘッドの微小移動機構40Gの構成例
を示すものである。第2の形態における第7の実施例の
ヘッドの微小移動機構40Gでは、ヘッドアクチュエー
タの支持ばね3の先端部とヘッドスライダ4Aとの間
に、本発明の第7の実施例のアクチュエータ20Gが使
用されている。
【0102】図22(a) に示される構成では、支持ばね
3の先端部にある島部3Aに電極22,23が支持ばね
3の長手方向に並列に設けられており、剪断型圧電素子
24A,24Bの分極方向は支持ばね3の長手方向に垂
直に互いに離反する方向である。この場合は、電極2
2,23に電圧を印加することにより、ヘッドスライダ
4Aは支持ばね3の長手方向に垂直な方向に並進駆動さ
れる。
【0103】なお、第2の形態における第7の実施例の
ヘッドの微小移動機構40Gにおいても、支持ばね3の
先端部にある島部3Aに電極22,23を支持ばね3の
長手方向に垂直な方向に並列に設け、剪断型圧電素子2
4A,24Bをその分極方向が支持ばね3の長手方向に
向くようにしても良い。この場合は、電極22,23に
電圧を印加することにより、ヘッドスライダ4Aは支持
ばね3の長手方向に並進駆動される。
【0104】図22(b) は、本発明の第2の形態におけ
る第8の実施例のヘッドの微小移動機構40Hの構成例
を示すものである。第2の形態における第8の実施例の
ヘッドの微小移動機構40Hでは、ヘッドアクチュエー
タの支持ばね3の先端部とヘッドスライダ4Aとの間
に、本発明の第8の実施例のアクチュエータ20Hが使
用されている。
【0105】図22(b) に示される構成では、支持ばね
3の先端部にある島部3Aに電極22,23が支持ばね
3の長手方向に並列に設けられており、剪断型圧電素子
24A,24Bの分極方向は支持ばね3の長手方向に垂
直に向かい合う方向である。この場合は、電極22,2
3に電圧を印加することにより、ヘッドスライダ4Aは
支持ばね3の長手方向に垂直な方向に並進駆動される
が、その並進方向は図22(a) の構成とは逆方向であ
る。
【0106】なお、第2の形態における第8の実施例の
ヘッドの微小移動機構40Hにおいても、支持ばね3の
先端部にある島部3Aに電極22,23を支持ばね3の
長手方向に垂直な方向に並列に設け、剪断型圧電素子2
4A,24Bをその分極方向が支持ばね3の長手方向に
向くようにしても良い。この場合は、電極22,23に
電圧を印加することにより、ヘッドスライダ4Aは支持
ばね3の長手方向に並進駆動される。
【0107】以上説明した本発明の第2の形態における
第1から第8の実施例のヘッド微小移動機構40Aから
40Hでは、第1から第8の実施例のアクチュエータ2
0A〜20Hが駆動する部分はヘッドスライダ4Aのみ
で良く、可動部質量があるのでアクチュエータの共振点
を向上させることができる。図23(a) は本発明の第2
の形態における第9の実施例のヘッドの微小移動機構4
0Jの構成例を示すものである。第2の形態における第
9の実施例のヘッドの微小移動機構40Jでは、ヘッド
スライダ4Aの先端部とヘッド素子基板4Bとの間に、
本発明の第3の実施例のアクチュエータ20Cが使用さ
れている。
【0108】図23(a) に示される構成では、支持ばね
3の先端部にある島部3Aに取り付けられたヘッドスラ
イダ4Aの、ヘッド素子基板4Bを取り付ける前の端面
に電極22,23が並んで設けられており、この電極2
2,23上に剪断型圧電素子24を挟んでヘッド素子基
板4Bが取り付けられる。ヘッド素子基板4Bの剪断型
圧電素子24側の面には図示はしないが全面に対向電極
が設けられている。この場合の剪断型圧電素子24の分
極方向は支持ばね3の長手方向に垂直に互いに離反する
方向である。
【0109】図23(b) は組立後の第2の形態における
第9の実施例のヘッドの微小移動機構40Jの構成を示
すものである。第2の形態における第9の実施例のヘッ
ドの微小移動機構40Jでは、電極22,23に電圧を
印加することにより、ヘッド素子基板4Bは矢印で示す
ようにヘッドスライダ4Aの長手方向に垂直な方向に並
進駆動される。
【0110】以上説明した本発明の第2の形態における
第1から第9の実施例のヘッドの微小移動機構40A〜
40Jでは、構造が簡単で制御精度の高いアクチュエー
タ20A〜20Jを使用しているので、製造が簡単で組
立性が高い。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
素子の高い寸法精度が必要されないと共に、高精度の位
置決めが可能な剪断型圧電素子を用いたアクチュエータ
を提供することが可能になる。また、本発明によれば、
寸法精度が必要とされず、高精度の位置決めが可能なア
クチュエータを使用することにより、構造か簡単で、製
造、組立性が高く、且つ、位置決め精度の良いヘッド微
小移動機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は本発明の剪断型圧電素子を用いたアクチ
ュエータの基本的な構成を示すものであり、単一の剪断
型圧電素子を用いたアクチュエータの構成を分解して示
す組立斜視図、(b) は(a) のアクチュエータの組立後の
動作の一例を示す斜視図である。
【図2】(a) から(d) は単一の剪断型圧電素子を用いた
本発明の第1の形態のアクチュエータの実施例を示すも
のであり、(a) は剪断型圧電素子の分極方向が一方向で
ある第1の実施例の構成を示す斜視図、(b) は(a) に示
す第1の実施例のアクチュエータに電圧を印加した時の
アクチュエータの変形方向を示す平面図、(c) は剪断型
圧電素子の分極方向が2つの電極に平行で且つ互いに逆
方向である第2の実施例の構成を示す斜視図、(d) は
(c) に示す第2の実施例のアクチュエータに電圧を印加
した時のアクチュエータの変形方向を示す平面図であ
る。
【図3】(a) から(d) は中央部に仕切溝を設けた単一の
剪断型圧電素子を用いた本発明の第1の形態の変形例の
アクチュエータの実施例を示すものであり、(a) は剪断
型圧電素子の分極方向が仕切溝に垂直な方向に互いに離
反するように向いた第3の実施例の構成を示す斜視図、
(b) は(a) に示す第3の実施例のアクチュエータに電圧
を印加した時のアクチュエータの変形方向を示す平面
図、(c) は剪断型圧電素子の分極方向が仕切溝に垂直な
方向に互いに向き合うように向いた第4の実施例の構成
を示す斜視図、(d) は(c) に示す第4の実施例のアクチ
ュエータに電圧を印加した時のアクチュエータの変形方
向を示す平面図である。
【図4】(a) から(d) は2つの剪断型圧電素子を用いた
本発明の第2の形態のアクチュエータの実施例を示すも
のであり、(a) は2個の剪断型圧電素子の分極方向が2
つの電極に平行な同方向である第5の実施例の構成を示
す斜視図、(b) は(a) に示す第5の実施例のアクチュエ
ータに電圧を印加した時のアクチュエータの変形方向を
示す平面図、(c) は2つの剪断型圧電素子の分極方向が
2つの電極に平行で且つ互いに逆方向である第6の実施
例の構成を示す斜視図、(d) は(c) に示す第6の実施例
のアクチュエータに電圧を印加した時のアクチュエータ
の変形方向を示す平面図である。
【図5】(a) から(d) は2つの剪断型圧電素子を用いた
本発明の第2の形態のアクチュエータの実施例を示すも
のであり、(a) は2個の剪断型圧電素子の分極方向が2
つの電極に交差する方向に互いに離反するように向いた
第7の実施例の構成を示す斜視図、(b) は(a) に示す第
7の実施例のアクチュエータに電圧を印加した時のアク
チュエータの変形方向を示す平面図、(c) は2つの剪断
型圧電素子の分極方向が2つの電極に交差する方向に互
いに向かい合うように向いた第8の実施例の構成を示す
斜視図、(d) は(c) に示す第8の実施例のアクチュエー
タに電圧を印加した時のアクチュエータの変形方向を示
す平面図である。
【図6】(a) は本発明のアクチュエータをディスク装置
のヘッドアクチュエータのアームとこのアームに取り付
けられる支持ばねとの間に使用したヘッド微小移動機構
の第1の形態の基本的な構成を示す組立斜視図、(b) は
(a) のヘッド微小移動機構の組立後の状態を示す斜視
図、(c) は(b) のC−C線における断面図である。
【図7】本発明のアクチュエータをディスク装置のヘッ
ドアクチュエータのアームとこのアームに取り付けられ
る支持ばねとの間に取り付ける工程を説明する説明図で
ある。
【図8】(a) から(d) は本発明の第1の実施例のアクチ
ュエータを、ディスク装置のヘッドアクチュエータのア
ームと支持ばねとの間に取り付けて構成した、本発明の
第1の形態の第1の実施例のヘッド微小移動機構の種々
の構成を、電極方向、剪断型圧電素子の分極方向、及び
この構成において電極間に電圧を印加した時の支持ばね
の微小移動方向別に示す組立斜視図である。
【図9】(a) から(d) は本発明の第2の実施例のアクチ
ュエータを、ディスク装置のヘッドアクチュエータのア
ームと支持ばねとの間に取り付けて構成した、本発明の
第1の形態の第2の実施例のヘッド微小移動機構の種々
の構成を、電極方向、剪断型圧電素子の分極方向、及び
この構成において電極間に電圧を印加した時の支持ばね
の微小移動方向別に示す組立斜視図である。
【図10】(a) は本発明の第3の実施例のアクチュエー
タを、ディスク装置のヘッドアクチュエータのアームと
支持ばねとの間に取り付けて構成した、本発明の第1の
形態の第3の実施例のヘッド微小移動機構の構成を、電
極方向、剪断型圧電素子の分極方向、及びこの構成にお
いて電極間に電圧を印加した時の支持ばねの微小移動方
向と共に示す組立斜視図、(b) は本発明の第4の実施例
のアクチュエータを、ディスク装置のヘッドアクチュエ
ータのアームと支持ばねとの間に取り付けて構成した、
本発明の第1の形態の第4の実施例のヘッド微小移動機
構の構成を、電極方向、剪断型圧電素子の分極方向、及
びこの構成において電極間に電圧を印加した時の支持ば
ねの微小移動方向と共に示す組立斜視図である。
【図11】(a) から(d) は本発明の第5の実施例のアク
チュエータを、ディスク装置のヘッドアクチュエータの
アームと支持ばねとの間に取り付けて構成した、本発明
の第1の形態の第5の実施例のヘッド微小移動機構の種
々の構成を、電極方向、剪断型圧電素子の分極方向、及
びこの構成において電極間に電圧を印加した時の支持ば
ねの微小移動方向別に示す組立斜視図である。
【図12】(a) から(d) は本発明の第6の実施例のアク
チュエータを、ディスク装置のヘッドアクチュエータの
アームと支持ばねとの間に取り付けて構成した、本発明
の第1の形態の第6の実施例のヘッド微小移動機構の種
々の構成を、電極方向、剪断型圧電素子の分極方向、及
びこの構成において電極間に電圧を印加した時の支持ば
ねの微小移動方向別に示す組立斜視図である。
【図13】(a) は本発明の第7の実施例のアクチュエー
タを、ディスク装置のヘッドアクチュエータのアームと
支持ばねとの間に取り付けて構成した、本発明の第1の
形態の第7の実施例のヘッド微小移動機構の構成を、電
極方向、剪断型圧電素子の分極方向、及びこの構成にお
いて電極間に電圧を印加した時の支持ばねの微小移動方
向と共に示す組立斜視図、(b) は本発明の第8の実施例
のアクチュエータを、ディスク装置のヘッドアクチュエ
ータのアームと支持ばねとの間に取り付けて構成した、
本発明の第1の形態の第8の実施例のヘッド微小移動機
構の構成を、電極方向、剪断型圧電素子の分極方向、及
びこの構成において電極間に電圧を印加した時の支持ば
ねの微小移動方向と共に示す組立斜視図である。
【図14】(a) は本発明の第9の実施例のアクチュエー
タの構成を示す組立斜視図、(b)は(a) のアクチュエー
タを、ディスク装置のヘッドアクチュエータのアームと
このアームに取り付けられる支持ばねとの間に取り付け
て第1の形態の第9の実施例のヘッド微小移動機構を構
成する際の、アクチュエータ、アーム先端部、及び支持
ばねの基部の構成と、この構成のアクチュエータに電圧
を印加した時の支持ばねの微小移動方向を示す組立斜視
図である。
【図15】(a) は本発明の第10の実施例のアクチュエ
ータの構成を示す組立斜視図、(b) は(a) のアクチュエ
ータの組立後の状態を示す斜視図、(c) は(b) のアクチ
ュエータの電源との接続を示す回路構成図である。
【図16】(a) は本発明のアクチュエータをディスク装
置のヘッドアクチュエータのアームに取り付けられる支
持ばねと支持ばねの先端部に取り付けられるヘッドスラ
イダとの間に使用したヘッド微小移動機構の第2の形態
の基本的な構成を示す組立斜視図、(b) は(a) のヘッド
微小移動機構の組立後の状態を示す斜視図、(c) は(b)
のD−D線における局部断面図である。
【図17】(a) から(d) は本発明の第1の実施例のアク
チュエータを、ディスク装置のヘッドアクチュエータの
支持ばねとヘッドスライダとの間に取り付けて構成し
た、本発明の第2の形態の第1の実施例のヘッド微小移
動機構の種々の構成を、電極方向、剪断型圧電素子の分
極方向、及びこの構成において電極間に電圧を印加した
時の支持ばねの微小移動方向別に示す組立斜視図であ
る。
【図18】(a) から(d) は本発明の第2の実施例のアク
チュエータを、ディスク装置のヘッドアクチュエータの
支持ばねとヘッドスライダとの間に取り付けて構成し
た、本発明の第2の形態の第2の実施例のヘッド微小移
動機構の種々の構成を、電極方向、剪断型圧電素子の分
極方向、及びこの構成において電極間に電圧を印加した
時の支持ばねの微小移動方向別に示す組立斜視図であ
る。
【図19】(a) は本発明の第3の実施例のアクチュエー
タを、ディスク装置のヘッドアクチュエータの支持ばね
とヘッドスライダとの間に取り付けて構成した、本発明
の第2の形態の第3の実施例のヘッド微小移動機構の構
成を、電極方向、剪断型圧電素子の分極方向、及びこの
構成において電極間に電圧を印加した時の支持ばねの微
小移動方向と共に示す組立斜視図、(b) は本発明の第4
の実施例のアクチュエータを、ディスク装置のヘッドア
クチュエータの支持ばねとヘッドスライダとの間に取り
付けて構成した、本発明の第2の形態の第4の実施例の
ヘッド微小移動機構の構成を、電極方向、剪断型圧電素
子の分極方向、及びこの構成において電極間に電圧を印
加した時の支持ばねの微小移動方向と共に示す組立斜視
図である。
【図20】(a) から(d) は本発明の第5の実施例のアク
チュエータを、ディスク装置のヘッドアクチュエータの
支持ばねとヘッドスライダとの間に取り付けて構成し
た、本発明の第2の形態の第5の実施例のヘッド微小移
動機構の種々の構成を、電極方向、剪断型圧電素子の分
極方向、及びこの構成において電極間に電圧を印加した
時の支持ばねの微小移動方向別に示す組立斜視図であ
る。
【図21】(a) から(d) は本発明の第6の実施例のアク
チュエータを、ディスク装置のヘッドアクチュエータの
支持ばねとヘッドスライダとの間に取り付けて構成し
た、本発明の第2の形態の第6の実施例のヘッド微小移
動機構の種々の構成を、電極方向、剪断型圧電素子の分
極方向、及びこの構成において電極間に電圧を印加した
時の支持ばねの微小移動方向別に示す組立斜視図であ
る。
【図22】(a) は本発明の第7の実施例のアクチュエー
タを、ディスク装置のヘッドアクチュエータの支持ばね
とヘッドスライダとの間に取り付けて構成した、本発明
の第2の形態の第7の実施例のヘッド微小移動機構の構
成を、電極方向、剪断型圧電素子の分極方向、及びこの
構成において電極間に電圧を印加した時の支持ばねの微
小移動方向と共に示す組立斜視図、(b) は本発明の第8
の実施例のアクチュエータを、ディスク装置のヘッドア
クチュエータの支持ばねとヘッドスライダとの間に取り
付けて構成した、本発明の第2の形態の第8の実施例の
ヘッド微小移動機構の構成を、電極方向、剪断型圧電素
子の分極方向、及びこの構成において電極間に電圧を印
加した時の支持ばねの微小移動方向と共に示す組立斜視
図である。
【図23】(a) は本発明の第3の実施例のアクチュエー
タを、ディスク装置のヘッドアクチュエータのヘッドス
ライダの先端部とヘッド素子基板との間に取り付けて構
成した、本発明の第2の形態の第9の実施例のヘッド微
小移動機構の構成を、電極方向、剪断型圧電素子の分極
方向、及びこの構成において電極間に電圧を印加した時
の支持ばねの微小移動方向と共に示す組立斜視図、(b)
は(a) のヘッド微小移動機構の組立後の状態を示す斜視
図である。
【図24】(a) はサブアクチュエータを備えた従来のヘ
ッドアクチュエータの平面図、(b) は(a) のサブアクチ
ュエータの拡大図である。
【図25】(a) は従来の他のヘッド微小移動機構を搭載
したディスク装置のヘッドアクチュエータの構成を示す
組立斜視図、(b) は(a) のヘッドアクチュエータにおけ
るヘッド微小移動機構を拡大して示す部分拡大組立斜視
図である。
【図26】(a) ,(b) は図25(b) のピエゾ素子の電源
への接続例を示す回路構成図である。
【符号の説明】
2…アクセスアーム 3…支持ばね 4…ヘッド 4A…ヘッドスライダ 18…回転軸 19…円形の溝 20…アクチュエータ 21…固定端 21A…板状部 21B…凹部 22,23…電極 24,24A,24B…剪断型圧電素子 25…対向電極 26,27…リードパターン 28…電圧アンプ 29…コントローラ 30…第1の形態のヘッド微小移動機構 40…第2の形態のヘッド微小移動機構
【手続補正書】
【提出日】平成10年5月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】図5(c) は剪断型圧電素子24の分極方向
が2つある第8の実施例のアクチュエータ20Hの構成
を示すものである。第の実施例のアクチュエータ20
Hは、固定端21側に設けられた電極22,23の上
に、分極方向2つの電極22,23に直交する方向に互
いに向き合う方向を向いている剪断型圧電素子24A,
24Bが積層されており、その上に対向電極25が剪断
型圧電素子24A,24Bを覆って全面に設けられてい
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】図8(c) に示される構成では、アーム2の
先端部に電極22,23がアーム2の長手方向に垂直な
方向に並列に設けられており、剪断型圧電素子24の分
極方向は電極22,23の先端方向である。この場合も
電極22,23に電圧を印加することにより、支持ばね
3は回転駆動される。図8(d) に示される構成は、剪断
型圧電素子24の分極方向が電極22,23の基部方向
である点のみが図8(c) の構成と異なる。この場合も、
電極22,23に電圧を印加することにより、支持ばね
3は回転駆動されるが、その回転方向は図8(c) の構成
とは逆方向である。なお、図8(a) から(d) で説明した
第1の実施例のアクチュエータ20Aの駆動方向は、特
定方向に電圧を印加した場合の例であり、電極22,2
3に接続される図示しない電圧アンプ回路により、逆方
向の極性の電圧を印加すれば、アクチュエータ20Aの
駆動方向は逆方向となる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0075
【補正方法】変更
【補正内容】
【0075】円形の溝19の対向する縁部にはリードパ
ターン26A,27Aが接続されており、このリードパ
ターン26A,27Aの先にはアンプ28とコントロー
ラ29が接続されている。第9の実施例のアクチュエー
タ20Jでは、コントローラ29から出力される所定の
極性の駆動信号をアンプ28で増幅し、2つの電極22
A,23A間に電圧を印加することによって剪断型圧電
素子24C,24Dを変形させ、対向電極25Aを回転
させることができる。この結果、対向電極25Aに固着
された回転軸18を回転駆動することができる。コント
ローラ29からは正、負両極性の駆動信号が出力できる
ので、駆動信号の極性を変えることにより、回転軸18
の回転量、回転方向を制御することができる。なお、図
14(a) の電極26Aはグランドに接続されているが、
電極26Aをグランドに接続する代わりにもう1つの電
圧アンプを電極26Aに接続し、剪断型圧電素子24
C,24Dを差動駆動しても良い。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0078
【補正方法】変更
【補正内容】
【0078】図15(b) は組立後の第10の実施例のア
クチュエータ20Kの状態を示すものであり、図15
(c) は図15(b) のアクチュエータ20Kの電圧アンプ
28との接続を示す回路構成図である。第10の実施例
のアクチュエータ20Kは、移動板17と固定端21A
との間に電圧アンプ28とコントローラ29を接続し、
電極間の電圧の大きさと印加方向とをコントロールする
ことにより、移動板17を図15(b) に示すように揺動
させることができる。なお、図15(c) の固定端21A
はグランドに接続されているが、固定端21Aをグラン
ドに接続する代わりにもう1つの電圧アンプを固定端2
1Aに接続し、剪断型圧電素子24を差動駆動しても良
い。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0081
【補正方法】変更
【補正内容】
【0081】第2の形態のヘッド微小移動機構40で
は、アクチュエータ20の2つの電極22,23が、ヘ
ッドアクチュエータの支持ばね3の先端部にある島部3
Aを固定端として設けられている。この島部3Aは2本
のブリッジ3Bで支持ばね3の先端部に接続されてお
り、島部3Aの回りには孔3Cが形成されている。島部
3Aには2つの電極22,23の他に、ヘッド4に電気
的に接続させるための4つのパッド3Dが設けられてい
る。また、支持ばね3の上には2つの電極22,23に
接続するリードパターン26,27と、4つのパッド3
Dに接続するリードパターン41〜44があり、リード
パターン26,27は一方のブリッジ3Bを通って2つ
の電極22,23に接続しており、リードパターン41
〜44は他方のブリッジ3Bを通って4つのパッド3D
に接続している。そして、この電極22,23の上に、
この例では2個の剪断型圧電素子24A,24Bを介し
て、先端部にヘッド4が設けられたヘッドスライダ4A
が取り付けられている。パッド3Dとヘッド4(4B)
との接続は、ここでは図示していないが、リード線等の
柔軟なもので接続することができる。支持ばね3は、図
16(b) に示されるように、アクセスアーム2の両面に
取り付けられるので、1本のアクセスアーム2について
第2の形態のヘッドの微小移動機構40は2個設けられ
ている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0086
【補正方法】変更
【補正内容】
【0086】図17(c) に示される構成では、支持ばね
3の先端部にある島部3Aに電極22,23が支持ばね
3の長手方向に垂直な方向に並列に設けられており、剪
断型圧電素子24の分極方向は電極22,23の先端方
向である。この場合も電極22,23に電圧を印加する
ことにより、ヘッドスライダ4Aは回転駆動される。図
17(d) に示される構成は、剪断型圧電素子24の分極
方向が電極22,23の基部方向である点のみが図17
(c) の構成と異なる。この場合も、電極22,23に電
圧を印加することにより、ヘッドスライダ4Aは回転駆
動されるが、その回転方向は図17(c) の構成とは逆方
向である。なお、図17(a) から(d) におけるアクチュ
エータ20Aの駆動方向は、特定方向に電圧を印加した
場合の例であり、電極22,23に接続される図示しな
い電圧アンプ回路により、逆方向の極性の電圧を印加す
れば、アクチュエータ20Aの駆動方向は逆方向とな
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0089
【補正方法】変更
【補正内容】
【0089】図18(c) に示される構成では、支持ばね
3の先端部にある島部3Aに電極22,23が支持ばね
3の長手方向に垂直な方向に並列に設けられており、剪
断型圧電素子24の分極方向は一方が島部3Aの左端方
向、他方が島部3Aの右端方向である。この場合も電極
22,23に電圧を印加することにより、ヘッドスライ
ダ4Aは支持ばね3の長手方向に垂直な方向に並進駆動
される。図18(d) に示される構成は、剪断型圧電素子
24の分極方向が図18(c) に示される構成と逆になっ
ている点のみが異なる。この場合も、電極22,23に
電圧を印加することにより、ヘッドスライダ4Aは支持
ばね3の長手方向に垂直な方向に並進駆動されるが、そ
の並進方向は図18(c) の構成とは逆方向である。
お、図18(a) から(d) におけるアクチュエータ20B
の駆動方向は、特定方向に電圧を印加した場合の例であ
り、電極22,23に接続される図示しない電圧アンプ
回路により、逆方向の極性の電圧を印加すれば、アクチ
ュエータ20Bの駆動方向は逆方向となる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0095
【補正方法】変更
【補正内容】
【0095】なお、図19(a) 及び(b) におけるアクチ
ュエータ20C,20Dの駆動方向は、特定方向に電圧
を印加した場合の例であり、電極22,23に接続され
る図示しない電圧アンプ回路により、逆方向の極性の電
圧を印加すれば、アクチュエータ20C,20Dの駆動
方向は逆方向となる。また、第2の形態における第4の
実施例のヘッドの微小移動機構40Dにおいても、支持
ばね3の先端部にある島部3Aに電極22,23をアー
ム2の長手方向に垂直な方向に並列に設け、剪断型圧電
素子24をその分極方向が支持ばね3の長手方向に向く
ようにしても良い。この場合は、電極22,23に電圧
を印加することにより、ヘッドスライダ4Aは支持ばね
3の長手方向に並進駆動される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0098
【補正方法】変更
【補正内容】
【0098】図20(c) に示される構成では、支持ばね
3の先端部にある島部3Aに電極22,23が支持ばね
3の長手方向に垂直な方向に並列に設けられており、剪
断型圧電素子24A,24Bの分極方向はそれぞれ電極
22,23の先端方向である。この場合も電極22,2
3に電圧を印加することにより、ヘッドスライダ4Aは
回転駆動される。図20(d) に示される構成は、剪断型
圧電素子24A,24Bの分極方向が電極22,23の
基部方向である点のみが図20(c) の構成と異なる。こ
の場合も、電極22,23に電圧を印加することによ
り、ヘッドスライダ4Aは回転駆動されるが、その回転
方向は図20(c) の構成とは逆方向である。なお、図2
0(a) から(d) におけるアクチュエータ20Eの駆動方
向は、特定方向に電圧を印加した場合の例であり、電極
22,23に接続される図示しない電圧アンプ回路によ
り、逆方向の極性の電圧を印加すれば、アクチュエータ
20Eの駆動方向は逆方向となる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0100
【補正方法】変更
【補正内容】
【0100】図21(a) に示される構成では、支持ばね
3の先端部にある島部3Aに電極22,23が支持ばね
3の長手方向に並列に設けられており、剪断型圧電素子
24A,24Bの分極方向は一方が支持ばね3の先端方
向、他方が支持ばね3の基部方向である。この場合は、
電極22,23に電圧を印加することにより、ヘッドス
ライダ4Aは支持ばね3の長手方向に並進駆動される。
図21(b) に示される構成は、剪断型圧電素子24A,
24Bの分極方向が図21(a) に示される構成と逆にな
っている点のみが異なる。この場合も、電極22,23
に電圧を印加することにより、ヘッドスライダ4Aは並
進駆動されるが、その並進方向は図21(a) の構成とは
逆方向である。図21(c) に示される構成では、支持ば
ね3の先端部にある島部3Aに電極22,23が支持ば
ね3の長手方向に垂直な方向に並列に並べられており、
剪断型圧電素子24A,24Bの分極方向は一方が島部
3Aの左端方向、他方が島部3Aの右端方向である。こ
の場合も電極22,23に電圧を印加することにより、
ヘッドスライダ4Aは支持ばね3の長手方向に垂直な方
向に並進駆動される。図21(d) に示される構成は、剪
断型圧電素子24A,24Bの分極方向が図21(c) に
示される構成と逆になっている点のみが異なる。この場
合も、電極22,23に電圧を印加することにより、ヘ
ッドスライダ4Aは支持ばね3の長手方向に垂直な方向
に並進駆動されるが、その並進方向は図21(c) の構成
とは逆方向である。なお、図21(a) から(d) における
アクチュエータ20Fの駆動方向は、特定方向に電圧を
印加した場合の例であり、電極22,23に接続される
図示しない電圧アンプ回路により、逆方向の極性の電圧
を印加すれば、アクチュエータ20Fの駆動方向は逆方
向となる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0106
【補正方法】変更
【補正内容】
【0106】なお、第2の形態における第8の実施例の
ヘッドの微小移動機構40Hにおいても、支持ばね3の
先端部にある島部3Aに電極22,23を支持ばね3の
長手方向に垂直な方向に並列に設け、剪断型圧電素子2
4A,24Bをその分極方向が支持ばね3の長手方向に
向くようにしても良い。この場合は、電極22,23に
電圧を印加することにより、ヘッドスライダ4Aは支持
ばね3の長手方向に並進駆動される。ここでも同様に、
図22(a) 及び(b) におけるアクチュエータ20G,2
0Hの駆動方向は、特定方向に電圧を印加した場合の例
であり、電極22,23に接続される図示しない電圧ア
ンプ回路により、逆方向の極性の電圧を印加すれば、ア
クチュエータ20G,20Hの駆動方向は逆方向とな
る。
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小金沢 新治 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 山田 朋良 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 植松 幸弘 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 野口 忠良 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内 (72)発明者 中野 寿 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内 (72)発明者 阪本 竜馬 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剪断型圧電素子を用いたアクチュエータ
    であって、 固定端側に並んで設けられた2つの電極と、 これら2つの電極の上側に積層された、剪断型圧電素
    子、及び、 この剪断型圧電素子の前記2つの電極に対向する自由端
    側の面に設けられた対向電極とから構成され、 前記2つの電極間に通電することによって、前記剪断型
    圧電素子の分極方向に応じて前記対向電極の面内方向に
    変位することを特徴とするアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の剪断型圧電素子を用い
    たアクチュエータであって、 前記剪断型圧電素子の分極方向が前記2つの電極が並列
    に並ぶ方向に平行であり、前記2つの電極に通電するこ
    とによって、前記対向電極が前記剪断型圧電素子の中央
    部を中心にして回転する方向に変位することを特徴とす
    るアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の剪断型圧電素子を用い
    たアクチュエータであって、 前記剪断型圧電素子の分極方向が前記2つの電極が並列
    に並ぶ方向に平行であり、かつ、前記2つの電極上の前
    記剪断型圧電素子の分極方向が互いに逆方向を向いてお
    り、前記2つの電極に通電することによって、前記剪断
    型圧電素子の分極方向に平行な方向に変位することを特
    徴とするアクチュエータ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の剪断型圧電素子を用い
    たアクチュエータであって、 前記剪断型圧電素子の分極方向が前記2つの電極が並列
    に並ぶ方向に垂直であり、かつ、前記2つの電極上の前
    記剪断型圧電素子の分極方向が互いに逆方向を向いてお
    り、前記2つの電極に通電することによって、前記剪断
    型圧電素子の分極方向に平行な方向に変位することを特
    徴とするアクチュエータ。
  5. 【請求項5】 請求項1から4の何れか1項に記載のア
    クチュエータにおいて、前記剪断型圧電素子が2つの独
    立した剪断型圧電素子に分割されており、それぞれの剪
    断型圧電素子は前記2つの電極上にそれぞれ積層される
    ことを特徴とするアクチュエータ。
  6. 【請求項6】 少なくとも1枚の記録ディスクと、この
    記録ディスクの情報記録面に対してそれぞれ1つ設けら
    れて情報の読み書き動作を行うヘッドと、このヘッドを
    前記記録ディスク上の所望の記録トラックに位置決めす
    るために記録ディスクの半径方向に移動させるヘッドア
    クチュエータとを備えたディスク装置において、前記ヘ
    ッドを前記ヘッドアクチュエータの動作と独立に微小距
    離だけ移動させるために前記ヘッドアクチュエータの一
    部に請求項1から5の何れか1項に記載のアクチュエー
    タを用いたヘッドの微小移動機構であって、 前記アクチュエータの2つの電極が前記ヘッドアクチュ
    エータのアームの先端部に設けられ、 前記アクチュエータの対向電極の上に前記ヘッドアクチ
    ュエータの支持ばねの基部が取り付けられたことを特徴
    とするアクチュエータを使用したヘッドの微小移動機
    構。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のヘッドの微小移動機構
    であって、 前記2つの電極の分割面が前記アームの長手方向に沿う
    方向に設けられていることを特徴とするヘッドの微小機
    構。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のヘッドの微小移動機構
    であって、 前記2つの電極の分割面が前記アームの長手方向に垂直
    な方向に設けられていることを特徴とするヘッドの微小
    機構。
  9. 【請求項9】 剪断型圧電素子を用いたアクチュエータ
    であって、 固定端側に設けられた所定深さを備えた円形の溝と、 この円形の溝の内周面上に、この内周面を左右対称に2
    分割するように設けられる2つの電極と、 これら2つの電極の内周面上に所定の肉厚を備えてそれ
    ぞれ積層され、分極方向が分割線に対して線対称である
    半リング状の2つの剪断型圧電素子と、 前記2つの半リング状の剪断型圧電素子の両方の内周面
    に跨がって設けられる対向電極、及び、 この対向電極の内周面に固着される回転軸とから構成さ
    れ、 前記2つの電極間に通電することによって、前記回転軸
    を回転させることを特徴とするアクチュエータ。
  10. 【請求項10】 少なくとも1枚の記録ディスクと、こ
    の記録ディスクの情報記録面に対してそれぞれ1つ設け
    られて情報の読み書き動作を行うヘッドと、このヘッド
    を前記記録ディスク上の所望の記録トラックに位置決め
    するために記録ディスクの半径方向に移動させるヘッド
    アクチュエータとを備えたディスク装置において、前記
    ヘッドを前記ヘッドアクチュエータの動作と独立に微小
    距離だけ移動させるために前記ヘッドアクチュエータの
    一部に請求項9に記載のアクチュエータを用いたヘッド
    の微小移動機構であって、 前記アクチュエータの固定端が前記ヘッドアクチュエー
    タのアームの先端部に設けられ、 前記アクチュエータの可動部が前記ヘッドアクチュエー
    タの支持ばねの基部に取り付けられていることを特徴と
    するアクチュエータを使用したヘッドの微小移動機構。
  11. 【請求項11】 剪断型圧電素子を用いたアクチュエー
    タであって、 固定端側に設けられた所定深さを備えたスリット状の深
    い溝と、 前記スリット状の深い溝内の対向する2つの平面上にそ
    れぞれ設けられた2つの電極と、 この2つの電極の上にそれぞれ積層される所定の厚さを
    備えた2つの剪断型圧電素子と、 前記2つの剪断型圧電素子の間の隙間に挿入されて固定
    される導電性の移動板とから構成され、 前記2つの電極間と前記移動板との間に通電することに
    よって、前記剪断型圧電素子の分極方向に応じて前記移
    動板を変位させることを特徴とするアクチュエータ。
  12. 【請求項12】 少なくとも1枚の記録ディスクと、こ
    の記録ディスクの情報記録面に対してそれぞれ1つ設け
    られて情報の読み書き動作を行うヘッドと、このヘッド
    を前記記録ディスク上の所望の記録トラックに位置決め
    するために記録ディスクの半径方向に移動させるヘッド
    アクチュエータとを備えたディスク装置において、前記
    ヘッドを前記ヘッドアクチュエータの動作と独立に微小
    距離だけ移動させるために前記ヘッドアクチュエータの
    一部に請求項11に記載のアクチュエータを用いたヘッ
    ドの微小移動機構であって、 前記アクチュエータの固定端が前記ヘッドアクチュエー
    タのアームの先端部であり、 前記アクチュエータの移動板が前記ヘッドアクチュエー
    タの支持ばねの基部であることを特徴とするアクチュエ
    ータを使用したヘッドの微小移動機構。
  13. 【請求項13】 少なくとも1枚の記録ディスクと、こ
    の記録ディスクの情報記録面に対してそれぞれ1つ設け
    られて情報の読み書き動作を行うヘッドと、このヘッド
    を前記記録ディスク上の所望の記録トラックに位置決め
    するために記録ディスクの半径方向に移動させるヘッド
    アクチュエータとを備えたディスク装置において、前記
    ヘッドを前記ヘッドアクチュエータの動作と独立に微小
    距離だけ移動させるために前記ヘッドアクチュエータの
    一部に、請求項1から5の何れか1項に記載のアクチュ
    エータを用いたヘッドの微小移動機構であって、 前記アクチュエータの2つの電極が前記ヘッドアクチュ
    エータの支持ばねの先端部に設けられ、 前記アクチュエータの対向電極の上に前記ヘッドアクチ
    ュエータのヘッドスライダが取り付けられたことを特徴
    とするアクチュエータを使用したヘッドの微小移動機
    構。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のヘッドの微小移動
    機構であって、 前記2つの電極が前記支持ばねの長手方向に沿う方向に
    並んで設けられていることを特徴とするヘッドの微小機
    構。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載のヘッドの微小移動
    機構であって、 前記2つの電極が前記支持ばねの長手方向に垂直な方向
    に並んで設けられていることを特徴とするヘッドの微小
    機構。
  16. 【請求項16】 少なくとも1枚の記録ディスクと、こ
    の記録ディスクの情報記録面に対してそれぞれ1つ設け
    られて情報の読み書き動作を行うヘッドと、このヘッド
    を前記記録ディスク上の所望の記録トラックに位置決め
    するために記録ディスクの半径方向に移動させるヘッド
    アクチュエータとを備えたディスク装置において、前記
    ヘッドを前記ヘッドアクチュエータの動作と独立に微小
    距離だけ移動させるために前記ヘッドアクチュエータの
    一部に請求項4に記載のアクチュエータを用いたヘッド
    の微小移動機構であって、 前記アクチュエータの2つの電極が前記ヘッドスライダ
    のヘッド側の端面に設けられ、 前記アクチュエータの対向電極の上に前記ヘッドアクチ
    ュエータのヘッドを備えたヘッド素子基板が取り付けら
    れたことを特徴とするアクチュエータを使用したヘッド
    の微小移動機構。
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