JPH10294431A - 半導体記憶素子およびその製造方法 - Google Patents
半導体記憶素子およびその製造方法Info
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- JPH10294431A JPH10294431A JP9101959A JP10195997A JPH10294431A JP H10294431 A JPH10294431 A JP H10294431A JP 9101959 A JP9101959 A JP 9101959A JP 10195997 A JP10195997 A JP 10195997A JP H10294431 A JPH10294431 A JP H10294431A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 強誘電体膜を用いたMFMIS型の半導体記
憶素子において、強誘電体膜の電気容量とゲート絶縁膜
の電気容量との差を小さくする。 【解決手段】 Si基板10の上にゲート酸化膜12、
下部電極20(poly−Si膜14、Ru膜16およ
びRuO2 膜18の3層構造)BIT膜22および上部
電極24を順次に積層させて形成された電極構造を具え
ている。また、BIT膜22が設けられる側の下部電極
20の面の一部に側壁26を設けてある。この側壁26
は、Ru膜16、RuO2 膜18、BIT膜22および
上部電極24の各側面に接するように設けられている。
そして、側壁26と接する下部電極20の部分の面積
と、BIT膜22と接する下部電極20の部分の面積と
の和を、ゲート酸化膜12と接する下部電極20の部分
の面積に実質的に等しくしてある。
憶素子において、強誘電体膜の電気容量とゲート絶縁膜
の電気容量との差を小さくする。 【解決手段】 Si基板10の上にゲート酸化膜12、
下部電極20(poly−Si膜14、Ru膜16およ
びRuO2 膜18の3層構造)BIT膜22および上部
電極24を順次に積層させて形成された電極構造を具え
ている。また、BIT膜22が設けられる側の下部電極
20の面の一部に側壁26を設けてある。この側壁26
は、Ru膜16、RuO2 膜18、BIT膜22および
上部電極24の各側面に接するように設けられている。
そして、側壁26と接する下部電極20の部分の面積
と、BIT膜22と接する下部電極20の部分の面積と
の和を、ゲート酸化膜12と接する下部電極20の部分
の面積に実質的に等しくしてある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、強誘電体膜を具
えた半導体記憶素子とその製造方法とに関する。
えた半導体記憶素子とその製造方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】強誘電体は、自発分極を有しており、そ
の自発分極を外部から電界を印加することによって反転
させることができる。従来、この強誘電体の特性を利用
した半導体記憶素子が、例えば、文献1「信学技報SD
M93−136、pp53−59」や文献2「特開平5
−90532」や文献3「特開平5−90607」に開
示されている。文献1に開示されている半導体記憶素子
は、1トランジスタ(1Tr)型のものである。また、
文献2や文献3に開示されている半導体記憶素子は、1
トランジスタ1キャパシタ(1Tr1Cp)型のもので
ある。一般に、前者の1Tr型のものの方が、データの
読出しが非破壊で行えること、および高集積化が図れる
ことから、有利である。
の自発分極を外部から電界を印加することによって反転
させることができる。従来、この強誘電体の特性を利用
した半導体記憶素子が、例えば、文献1「信学技報SD
M93−136、pp53−59」や文献2「特開平5
−90532」や文献3「特開平5−90607」に開
示されている。文献1に開示されている半導体記憶素子
は、1トランジスタ(1Tr)型のものである。また、
文献2や文献3に開示されている半導体記憶素子は、1
トランジスタ1キャパシタ(1Tr1Cp)型のもので
ある。一般に、前者の1Tr型のものの方が、データの
読出しが非破壊で行えること、および高集積化が図れる
ことから、有利である。
【0003】この1Tr型の半導体記憶素子について説
明する。文献1に開示されている半導体記憶素子の構造
は、半導体基板の上に絶縁膜、下部電極、強誘電体膜お
よび上部電極が順次に積層したMFMIS(Metal/Ferr
oelectric/Metal/Insulator/Semiconductor )型の構造
となっている。つまり、半導体基板と強誘電体膜との間
にゲート絶縁膜および下部電極を介在させた構造となっ
ている。このようにすると、この下部電極の表面に強誘
電体膜を良好な状態で成長させることができる。
明する。文献1に開示されている半導体記憶素子の構造
は、半導体基板の上に絶縁膜、下部電極、強誘電体膜お
よび上部電極が順次に積層したMFMIS(Metal/Ferr
oelectric/Metal/Insulator/Semiconductor )型の構造
となっている。つまり、半導体基板と強誘電体膜との間
にゲート絶縁膜および下部電極を介在させた構造となっ
ている。このようにすると、この下部電極の表面に強誘
電体膜を良好な状態で成長させることができる。
【0004】そして、このタイプの半導体記憶素子は、
強誘電体膜中の残留分極によって、この強誘電体膜中に
電荷を蓄積し、この電荷は半導体基板の表面に別の極性
の電荷を励起する。従って、強誘電体膜に印加される電
圧が0Vのときであっても、トランジスタのスイッチン
グ状態をON状態またはOFF状態に保持することがで
きる。そして、強誘電体膜の残留分極の向きに応じて、
トランジスタはON状態またはOFF状態を選択的に取
り得る。従って、トランジスタのスイッチング状態に応
じてソース領域およびドレイン領域間に流れる電流密度
が変化するので、その変化を検出することによりデータ
の読出しが可能となる。
強誘電体膜中の残留分極によって、この強誘電体膜中に
電荷を蓄積し、この電荷は半導体基板の表面に別の極性
の電荷を励起する。従って、強誘電体膜に印加される電
圧が0Vのときであっても、トランジスタのスイッチン
グ状態をON状態またはOFF状態に保持することがで
きる。そして、強誘電体膜の残留分極の向きに応じて、
トランジスタはON状態またはOFF状態を選択的に取
り得る。従って、トランジスタのスイッチング状態に応
じてソース領域およびドレイン領域間に流れる電流密度
が変化するので、その変化を検出することによりデータ
の読出しが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たMFMIS型の構造であると、強誘電体膜とゲート絶
縁膜とが電気的に直列の状態で結合されてしまう。そし
て、強誘電体膜の比誘電率はゲート絶縁膜の比誘電率に
比べて大きいため、強誘電体膜の電気容量がゲート絶縁
膜の電気容量に比べて大きくなってしまう。このため、
強誘電体膜に十分な大きさの電圧が印加されなくなって
しまい、メモリ動作に必要な分極反転を起こすことがで
きなくなる。あるいは、半導体記憶素子として正常に動
作しなくなってしまう。また、無理に強誘電体膜の分極
反転を引き起こそうとして多大な電圧を印加すると、ゲ
ート絶縁膜が絶縁破壊を起すおそれがある。
たMFMIS型の構造であると、強誘電体膜とゲート絶
縁膜とが電気的に直列の状態で結合されてしまう。そし
て、強誘電体膜の比誘電率はゲート絶縁膜の比誘電率に
比べて大きいため、強誘電体膜の電気容量がゲート絶縁
膜の電気容量に比べて大きくなってしまう。このため、
強誘電体膜に十分な大きさの電圧が印加されなくなって
しまい、メモリ動作に必要な分極反転を起こすことがで
きなくなる。あるいは、半導体記憶素子として正常に動
作しなくなってしまう。また、無理に強誘電体膜の分極
反転を引き起こそうとして多大な電圧を印加すると、ゲ
ート絶縁膜が絶縁破壊を起すおそれがある。
【0006】上述の問題を解決するため、文献1によれ
ば、下部電極をビットラインに接続することにより上部
電極および下部電極間に電圧が印加される構成が提案さ
れている。しかし、強誘電体膜の分極を反転させるため
にビットライン用の選択トランジスタが必要となるた
め、高集積化には不向きである。
ば、下部電極をビットラインに接続することにより上部
電極および下部電極間に電圧が印加される構成が提案さ
れている。しかし、強誘電体膜の分極を反転させるため
にビットライン用の選択トランジスタが必要となるた
め、高集積化には不向きである。
【0007】従って、従来より、MFMIS型の構造で
あってもメモリ動作を行うのに十分な大きさの電圧を強
誘電体膜に印加することができ、高集積化を図ることの
できる構成の半導体記憶素子の出現とその製造方法の出
現とが望まれていた。
あってもメモリ動作を行うのに十分な大きさの電圧を強
誘電体膜に印加することができ、高集積化を図ることの
できる構成の半導体記憶素子の出現とその製造方法の出
現とが望まれていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明の半導
体記憶素子によれば、絶縁膜、下部電極、強誘電体膜お
よび上部電極が半導体基板の上に順次に積層した電極構
造を具える半導体記憶素子において、前記絶縁膜と接触
している前記下部電極の下面の、当該絶縁膜との接触面
積を、前記強誘電体膜と接触している当該下部電極の上
面の、当該強誘電体膜との接触面積よりも大きくしてあ
ることを特徴とする。
体記憶素子によれば、絶縁膜、下部電極、強誘電体膜お
よび上部電極が半導体基板の上に順次に積層した電極構
造を具える半導体記憶素子において、前記絶縁膜と接触
している前記下部電極の下面の、当該絶縁膜との接触面
積を、前記強誘電体膜と接触している当該下部電極の上
面の、当該強誘電体膜との接触面積よりも大きくしてあ
ることを特徴とする。
【0009】このように、絶縁膜と接触している下部電
極の下面の、当該絶縁膜との接触面積すなわち接合面積
を、強誘電体膜と接触している当該下部電極の上面の、
当該強誘電体膜との接触面積すなわち接合面積よりも大
きくしてある。従って、下部電極、強誘電体膜および上
部電極で構成されるMFM(Metal/Ferroelectric/Meta
l )キャパシタのキャパシタ面積を、下部電極、絶縁膜
および半導体基板で構成されるMIS(Metal/Insulato
r/Semiconductor )キャパシタのキャパシタ面積より小
さくすることができる。よって、従来に比べて、MFM
キャパシタの電気容量とMISキャパシタの電気容量と
の差を小さくすることができる。
極の下面の、当該絶縁膜との接触面積すなわち接合面積
を、強誘電体膜と接触している当該下部電極の上面の、
当該強誘電体膜との接触面積すなわち接合面積よりも大
きくしてある。従って、下部電極、強誘電体膜および上
部電極で構成されるMFM(Metal/Ferroelectric/Meta
l )キャパシタのキャパシタ面積を、下部電極、絶縁膜
および半導体基板で構成されるMIS(Metal/Insulato
r/Semiconductor )キャパシタのキャパシタ面積より小
さくすることができる。よって、従来に比べて、MFM
キャパシタの電気容量とMISキャパシタの電気容量と
の差を小さくすることができる。
【0010】また、この発明の半導体記憶素子におい
て、好ましくは、前記強誘電体膜と接触している側の前
記下部電極の上面を凸構造としてあり、前記絶縁膜と接
触している側の前記下部電極の下面を平坦にしてあるの
が良い。
て、好ましくは、前記強誘電体膜と接触している側の前
記下部電極の上面を凸構造としてあり、前記絶縁膜と接
触している側の前記下部電極の下面を平坦にしてあるの
が良い。
【0011】例えば、下部電極を、第1および第2導電
体層が順次に積層した2層構造とし、強誘電体膜と接触
している上面を有した第2導電体層の当該上面の面積
を、絶縁膜と接触している下面を有した第1導電体層の
当該下面の面積より小さくなるように構成することがで
きる。従って、従来に比べて、MFMキャパシタの電気
容量とMISキャパシタの電気容量との差を小さくする
ことができる。
体層が順次に積層した2層構造とし、強誘電体膜と接触
している上面を有した第2導電体層の当該上面の面積
を、絶縁膜と接触している下面を有した第1導電体層の
当該下面の面積より小さくなるように構成することがで
きる。従って、従来に比べて、MFMキャパシタの電気
容量とMISキャパシタの電気容量との差を小さくする
ことができる。
【0012】また、この発明の半導体記憶素子におい
て、好ましくは、前記絶縁膜と接触している側の前記下
部電極の下面を凸構造としてあり、前記強誘電体膜と接
触している側の前記下部電極の上面を平坦にしてあるの
が良い。
て、好ましくは、前記絶縁膜と接触している側の前記下
部電極の下面を凸構造としてあり、前記強誘電体膜と接
触している側の前記下部電極の上面を平坦にしてあるの
が良い。
【0013】このように、絶縁膜と接する側の下部電極
の面を凸構造とし、かつ、強誘電体膜と接する側の下部
電極の面を実質的に平坦としてあるため、下部電極と接
する絶縁膜の部分の面積は、この下部電極と接する強誘
電体膜の部分の面積より大きくなる。従って、従来に比
べて、MFMキャパシタの電気容量とMISキャパシタ
の電気容量との差を小さくすることができる。
の面を凸構造とし、かつ、強誘電体膜と接する側の下部
電極の面を実質的に平坦としてあるため、下部電極と接
する絶縁膜の部分の面積は、この下部電極と接する強誘
電体膜の部分の面積より大きくなる。従って、従来に比
べて、MFMキャパシタの電気容量とMISキャパシタ
の電気容量との差を小さくすることができる。
【0014】また、この発明の半導体記憶素子の好適な
構成例によれば、前記下部電極を設けた前記半導体基板
の領域に前記凸構造を受けるトレンチを設けてある。
構成例によれば、前記下部電極を設けた前記半導体基板
の領域に前記凸構造を受けるトレンチを設けてある。
【0015】このように、半導体基板に形成したトレン
チ(溝)の上に絶縁膜を介在させて下部電極を設けてあ
るため、絶縁膜と接する側の下部電極の面が凸構造とな
る。従って、下部電極と接する部分の絶縁膜の面積は、
下部電極と接する部分の強誘電体膜の面積に比べて大き
くなる。よって、従来に比べて、MFMキャパシタの電
気容量とMISキャパシタの電気容量との差を小さくす
ることができる。
チ(溝)の上に絶縁膜を介在させて下部電極を設けてあ
るため、絶縁膜と接する側の下部電極の面が凸構造とな
る。従って、下部電極と接する部分の絶縁膜の面積は、
下部電極と接する部分の強誘電体膜の面積に比べて大き
くなる。よって、従来に比べて、MFMキャパシタの電
気容量とMISキャパシタの電気容量との差を小さくす
ることができる。
【0016】また、この発明の半導体記憶素子の製造方
法によれば、絶縁膜、下部電極、強誘電体膜および上部
電極が半導体基板の上に順次に積層した電極構造を具え
る半導体記憶素子を形成するに当り、(a)前記半導体
基板の上に前記絶縁膜を形成する工程と、(b)前記形
成した絶縁膜の上に第1導電体層、強誘電体層および第
2導電体層を順次に積層する工程と、(c)前記第2導
電体層および強誘電体層のパターニングを行って前記上
部電極および前記強誘電体膜を形成する工程と、(d)
前記絶縁膜と接触している前記第1導電体層の下面の、
当該絶縁膜との接触面積が、前記強誘電体膜と接触して
いる当該第1導電体層の上面の、当該強誘電体膜との接
触面積よりも大きくなるように、前記第1導電体層のパ
ターニングを行って前記下部電極を形成する工程とを含
むことを特徴とする。
法によれば、絶縁膜、下部電極、強誘電体膜および上部
電極が半導体基板の上に順次に積層した電極構造を具え
る半導体記憶素子を形成するに当り、(a)前記半導体
基板の上に前記絶縁膜を形成する工程と、(b)前記形
成した絶縁膜の上に第1導電体層、強誘電体層および第
2導電体層を順次に積層する工程と、(c)前記第2導
電体層および強誘電体層のパターニングを行って前記上
部電極および前記強誘電体膜を形成する工程と、(d)
前記絶縁膜と接触している前記第1導電体層の下面の、
当該絶縁膜との接触面積が、前記強誘電体膜と接触して
いる当該第1導電体層の上面の、当該強誘電体膜との接
触面積よりも大きくなるように、前記第1導電体層のパ
ターニングを行って前記下部電極を形成する工程とを含
むことを特徴とする。
【0017】このように、(d)工程において、絶縁膜
と接触している第1導電体層の下面の、当該絶縁膜との
接触面積が、強誘電体膜と接触している当該第1導電体
層の上面の、当該強誘電体膜との接触面積よりも大きく
なるように、第1導電体層のパターニングを行う。よっ
て、この製造方法に従って形成した半導体記憶素子は、
下部電極、強誘電体膜および上部電極で構成されるMF
Mキャパシタのキャパシタ面積が、下部電極、絶縁膜お
よび半導体基板で構成されるMISキャパシタのキャパ
シタ面積より小さくなっている。すなわち、従来に比べ
て、MFMキャパシタの電気容量とMISキャパシタの
電気容量との差を小さくすることができる。
と接触している第1導電体層の下面の、当該絶縁膜との
接触面積が、強誘電体膜と接触している当該第1導電体
層の上面の、当該強誘電体膜との接触面積よりも大きく
なるように、第1導電体層のパターニングを行う。よっ
て、この製造方法に従って形成した半導体記憶素子は、
下部電極、強誘電体膜および上部電極で構成されるMF
Mキャパシタのキャパシタ面積が、下部電極、絶縁膜お
よび半導体基板で構成されるMISキャパシタのキャパ
シタ面積より小さくなっている。すなわち、従来に比べ
て、MFMキャパシタの電気容量とMISキャパシタの
電気容量との差を小さくすることができる。
【0018】また、この発明の半導体記憶素子の製造方
法において、好ましくは、前記(d)工程は、(d1)
前記上部電極および強誘電体膜の各側面に接触する側壁
を前記第1導電体層の上に形成する工程と、(d2)前
記上部電極および側壁の各パタンを前記第1導電体層に
転写して前記下部電極を形成する工程とを含むのが良
い。
法において、好ましくは、前記(d)工程は、(d1)
前記上部電極および強誘電体膜の各側面に接触する側壁
を前記第1導電体層の上に形成する工程と、(d2)前
記上部電極および側壁の各パタンを前記第1導電体層に
転写して前記下部電極を形成する工程とを含むのが良
い。
【0019】このように、上部電極のパタンと側壁のパ
タンとをそれぞれ第1導電体層に転写して下部電極を形
成するため、側壁と接する下部電極の接触領域の面積
と、強誘電体膜と接する下部電極の接触領域の面積との
和が、絶縁膜と接する下部電極の接触領域の面積に実質
的に等しくなる。従って、強誘電体膜と接する下部電極
の接触領域の面積を絶縁膜と接する下部電極の接触領域
の面積より小さく形成することができる。よって、この
製造方法に従って形成された半導体記憶素子は、従来に
比べると、MFMキャパシタの電気容量とMISキャパ
シタの電気容量との差が小さくなっている。
タンとをそれぞれ第1導電体層に転写して下部電極を形
成するため、側壁と接する下部電極の接触領域の面積
と、強誘電体膜と接する下部電極の接触領域の面積との
和が、絶縁膜と接する下部電極の接触領域の面積に実質
的に等しくなる。従って、強誘電体膜と接する下部電極
の接触領域の面積を絶縁膜と接する下部電極の接触領域
の面積より小さく形成することができる。よって、この
製造方法に従って形成された半導体記憶素子は、従来に
比べると、MFMキャパシタの電気容量とMISキャパ
シタの電気容量との差が小さくなっている。
【0020】また、通常は上述の電極構造を形成した後
に、半導体基板にイオンを注入して、ソース領域および
ドレイン領域を形成する。このとき、イオンによって強
誘電体膜の側部にダメージが与えられてしまうおそれが
ある。これに対して、上述した製造方法によれば、側壁
を形成してからイオン注入を行うようにしているので、
強誘電体膜の側部が側壁によってイオンから保護される
といった利点もある。
に、半導体基板にイオンを注入して、ソース領域および
ドレイン領域を形成する。このとき、イオンによって強
誘電体膜の側部にダメージが与えられてしまうおそれが
ある。これに対して、上述した製造方法によれば、側壁
を形成してからイオン注入を行うようにしているので、
強誘電体膜の側部が側壁によってイオンから保護される
といった利点もある。
【0021】また、この発明の半導体記憶素子の製造方
法において、好ましくは、前記(b)工程では、前記第
1導電体層を、第3および第4導電体層が順次に積層し
た2層構造として形成し、前記(c)工程に続けて、
(e)前記形成した上部電極および強誘電体膜の各パタ
ンを前記第4導電体層に転写する工程を行うのが良い。
法において、好ましくは、前記(b)工程では、前記第
1導電体層を、第3および第4導電体層が順次に積層し
た2層構造として形成し、前記(c)工程に続けて、
(e)前記形成した上部電極および強誘電体膜の各パタ
ンを前記第4導電体層に転写する工程を行うのが良い。
【0022】このようにすると、第3導電体層とパター
ニングされた第4導電体層とから構成される下部電極
は、その強誘電体膜と接する上面の接触面積が、その絶
縁膜と接する下面の接触面積より小さくなる。従って、
この製造方法に従って形成された半導体記憶素子は、従
来に比べると、MFMキャパシタの電気容量とMISキ
ャパシタの電気容量との差が小さくなっている。
ニングされた第4導電体層とから構成される下部電極
は、その強誘電体膜と接する上面の接触面積が、その絶
縁膜と接する下面の接触面積より小さくなる。従って、
この製造方法に従って形成された半導体記憶素子は、従
来に比べると、MFMキャパシタの電気容量とMISキ
ャパシタの電気容量との差が小さくなっている。
【0023】また、この発明の半導体記憶素子の製造方
法によれば、絶縁膜、下部電極、強誘電体膜および上部
電極が半導体基板の上に順次に積層した電極構造を具え
る半導体記憶素子を形成するに当り、前記半導体基板の
上面にトレンチを形成する工程と、前記トレンチを形成
した半導体基板の上面に前記絶縁膜を形成する工程と、
前記絶縁膜の上に第1導電体層、強誘電体層および第2
導電体層を順次に積層する工程と、前記トレンチを含む
第1導電体層、強誘電体層および第2導電体層の領域が
残存するようにこれら各層のパターニングを行い、前記
下部電極、強誘電体膜および上部電極を形成する工程と
を含むことを特徴とする。
法によれば、絶縁膜、下部電極、強誘電体膜および上部
電極が半導体基板の上に順次に積層した電極構造を具え
る半導体記憶素子を形成するに当り、前記半導体基板の
上面にトレンチを形成する工程と、前記トレンチを形成
した半導体基板の上面に前記絶縁膜を形成する工程と、
前記絶縁膜の上に第1導電体層、強誘電体層および第2
導電体層を順次に積層する工程と、前記トレンチを含む
第1導電体層、強誘電体層および第2導電体層の領域が
残存するようにこれら各層のパターニングを行い、前記
下部電極、強誘電体膜および上部電極を形成する工程と
を含むことを特徴とする。
【0024】このように、半導体基板の上面にトレンチ
を形成してから絶縁膜を形成して、一部が下部電極とな
る第1導電体層を積層しているので、絶縁膜と接する側
の下部電極の面を凸構造とすることができる。従って、
絶縁膜と接する下部電極の接触領域の面積が、強誘電体
膜と接する下部電極の接触領域の面積より大きくなる。
よって、この製造方法に従って形成された半導体記憶素
子は、従来に比べると、MFMキャパシタの電気容量と
MISキャパシタの電気容量との差が小さくなってい
る。
を形成してから絶縁膜を形成して、一部が下部電極とな
る第1導電体層を積層しているので、絶縁膜と接する側
の下部電極の面を凸構造とすることができる。従って、
絶縁膜と接する下部電極の接触領域の面積が、強誘電体
膜と接する下部電極の接触領域の面積より大きくなる。
よって、この製造方法に従って形成された半導体記憶素
子は、従来に比べると、MFMキャパシタの電気容量と
MISキャパシタの電気容量との差が小さくなってい
る。
【0025】また、この発明の半導体記憶素子の製造方
法において、好ましくは、前記強誘電体層を積層する前
記第1導電体層の上面を実質的に平坦化させる工程を含
むのが良い。
法において、好ましくは、前記強誘電体層を積層する前
記第1導電体層の上面を実質的に平坦化させる工程を含
むのが良い。
【0026】このように、強誘電体層を積層する第1導
電体層の面を実質的に平坦とすれば、絶縁膜と接する側
の第1導電体層の面が凸構造となっているため、絶縁膜
と接する下部電極の接触領域の面積が、強誘電体膜と接
する下部電極の接触領域の面積に比べて大きくなる。よ
って、この製造方法に従って形成された半導体記憶素子
は、従来に比べると、MFMキャパシタの電気容量とM
ISキャパシタの電気容量との差が小さくなる。
電体層の面を実質的に平坦とすれば、絶縁膜と接する側
の第1導電体層の面が凸構造となっているため、絶縁膜
と接する下部電極の接触領域の面積が、強誘電体膜と接
する下部電極の接触領域の面積に比べて大きくなる。よ
って、この製造方法に従って形成された半導体記憶素子
は、従来に比べると、MFMキャパシタの電気容量とM
ISキャパシタの電気容量との差が小さくなる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、この発明の
実施の形態につき説明する。尚、図は、この発明が理解
できる程度に大きさ、構成および配置関係を概略的に示
しているに過ぎない。また、以下に記載する数値条件や
材料などは単なる一例に過ぎない。従って、この発明
は、この実施の形態に何ら限定されることがない。
実施の形態につき説明する。尚、図は、この発明が理解
できる程度に大きさ、構成および配置関係を概略的に示
しているに過ぎない。また、以下に記載する数値条件や
材料などは単なる一例に過ぎない。従って、この発明
は、この実施の形態に何ら限定されることがない。
【0028】[第1の実施の形態]先ず、この実施の形
態の半導体記憶素子の構成につき説明する。図1は、こ
の実施の形態の半導体記憶素子の要部構成を示す断面図
である。尚、図1において、断面を示すハッチング等を
一部分省略してある。図1に示すように、この構成例
は、半導体基板としてのSi基板10の上に絶縁膜1
2、下部電極20、強誘電体膜22および上部電極24
を順次に積層させて形成された電極構造を具えたMFM
IS型の半導体記憶素子である。この実施の形態では、
上述の絶縁膜はゲート酸化膜12であって酸化シリコン
(SiO2 )を材料としている。また、上述の下部電極
20としては、多結晶シリコン(poly−Si)膜1
4、ルテニウム(Ru)膜16および酸化ルテニウム
(RuO2 )膜18を順次に積層して3層構造として形
成してある。そして、上述の強誘電体膜はチタン酸ビス
マス(BIT)膜22であり、上述の上部電極24とし
てはRu膜を用いている。
態の半導体記憶素子の構成につき説明する。図1は、こ
の実施の形態の半導体記憶素子の要部構成を示す断面図
である。尚、図1において、断面を示すハッチング等を
一部分省略してある。図1に示すように、この構成例
は、半導体基板としてのSi基板10の上に絶縁膜1
2、下部電極20、強誘電体膜22および上部電極24
を順次に積層させて形成された電極構造を具えたMFM
IS型の半導体記憶素子である。この実施の形態では、
上述の絶縁膜はゲート酸化膜12であって酸化シリコン
(SiO2 )を材料としている。また、上述の下部電極
20としては、多結晶シリコン(poly−Si)膜1
4、ルテニウム(Ru)膜16および酸化ルテニウム
(RuO2 )膜18を順次に積層して3層構造として形
成してある。そして、上述の強誘電体膜はチタン酸ビス
マス(BIT)膜22であり、上述の上部電極24とし
てはRu膜を用いている。
【0029】また、この発明では、下部電極の、ゲート
酸化膜側の下面の面積を、当該下部電極の上面と対向し
ている側のBIT膜の下面の面積よりも大きくしてあ
る。このため、この実施の形態の構成例では、先ず、S
i基板10上に、ゲート酸化膜12を介して、下部電極
20を構成する多結晶シリコン膜14を設ける。そし
て、ここでは、この多結晶シリコン膜14は、ゲート長
方向およびゲート幅方向にそれぞれ所定の長さを有する
矩形状としてある。この多結晶シリコン膜14の、ゲー
ト酸化膜12とは反対側の上面のほぼ中央に、多結晶シ
リコン膜14よりもゲート長方向およびゲート幅方向の
長さが短い矩形状のルテニウム膜16を設け、このルテ
ニウム膜16のゲート酸化膜12とは反対側の上面に、
このルテニウム膜16とこれと合同の酸化ルテニウム膜
18とを互いに位置ずれが生じないように重ねて設けて
ある。さらに、この酸化ルテニウム膜18上に、これと
合同のBIT膜22および上部電極24を順次に位置ず
れが生じないように重ねて設けてある。従って、多結晶
シリコン膜14のほぼ中央にこの多結晶シリコン膜14
から突出した形で、ルテニウム膜16、酸化ルテニウム
膜18、BIT膜22および上部電極24からなるスト
ライプ構造が形成されていて、このストライプ構造の、
ゲート長方向およびゲート幅方向に沿う両側では多結晶
シリコン膜14の上面が露出した状態にある。
酸化膜側の下面の面積を、当該下部電極の上面と対向し
ている側のBIT膜の下面の面積よりも大きくしてあ
る。このため、この実施の形態の構成例では、先ず、S
i基板10上に、ゲート酸化膜12を介して、下部電極
20を構成する多結晶シリコン膜14を設ける。そし
て、ここでは、この多結晶シリコン膜14は、ゲート長
方向およびゲート幅方向にそれぞれ所定の長さを有する
矩形状としてある。この多結晶シリコン膜14の、ゲー
ト酸化膜12とは反対側の上面のほぼ中央に、多結晶シ
リコン膜14よりもゲート長方向およびゲート幅方向の
長さが短い矩形状のルテニウム膜16を設け、このルテ
ニウム膜16のゲート酸化膜12とは反対側の上面に、
このルテニウム膜16とこれと合同の酸化ルテニウム膜
18とを互いに位置ずれが生じないように重ねて設けて
ある。さらに、この酸化ルテニウム膜18上に、これと
合同のBIT膜22および上部電極24を順次に位置ず
れが生じないように重ねて設けてある。従って、多結晶
シリコン膜14のほぼ中央にこの多結晶シリコン膜14
から突出した形で、ルテニウム膜16、酸化ルテニウム
膜18、BIT膜22および上部電極24からなるスト
ライプ構造が形成されていて、このストライプ構造の、
ゲート長方向およびゲート幅方向に沿う両側では多結晶
シリコン膜14の上面が露出した状態にある。
【0030】この露出した多結晶シリコン膜14の上面
であってストライプ構造の、ゲート長方向に沿う両側の
側面に、ゲート幅方向に沿って側壁26をそれぞれ設け
てある。この構成例の場合、BIT膜22が設けられて
いる側の下部電極20の面の一部に側壁26を設けてあ
る。この側壁26の材料としては例えばSiO2 を用い
るのが好適である。この側壁26は、Ru膜16、Ru
O2 膜18、BIT膜22および上部電極24の各側面
に接するように、多結晶シリコン膜14の上面に、設け
られている。従って、側壁26の下面と接する下部電極
20の上面の面積と、BIT膜22の下面と接する下部
電極20の上面の面積との和が、ゲート酸化膜12と接
する下部電極20の下面の面積に実質的に等しくなって
いる。従って、ゲート酸化膜12と接触している下部電
極20の下面の、ゲート酸化膜12との接触面積すなわ
ち図1に示す領域30に含まれるゲート酸化膜12のb
面の面積は、BIT膜22と接触している下部電極20
の上面の、BIT膜22との接触面積すなわち図1に示
す領域28に含まれるBIT膜22のa面の面積よりも
大きくなっている。
であってストライプ構造の、ゲート長方向に沿う両側の
側面に、ゲート幅方向に沿って側壁26をそれぞれ設け
てある。この構成例の場合、BIT膜22が設けられて
いる側の下部電極20の面の一部に側壁26を設けてあ
る。この側壁26の材料としては例えばSiO2 を用い
るのが好適である。この側壁26は、Ru膜16、Ru
O2 膜18、BIT膜22および上部電極24の各側面
に接するように、多結晶シリコン膜14の上面に、設け
られている。従って、側壁26の下面と接する下部電極
20の上面の面積と、BIT膜22の下面と接する下部
電極20の上面の面積との和が、ゲート酸化膜12と接
する下部電極20の下面の面積に実質的に等しくなって
いる。従って、ゲート酸化膜12と接触している下部電
極20の下面の、ゲート酸化膜12との接触面積すなわ
ち図1に示す領域30に含まれるゲート酸化膜12のb
面の面積は、BIT膜22と接触している下部電極20
の上面の、BIT膜22との接触面積すなわち図1に示
す領域28に含まれるBIT膜22のa面の面積よりも
大きくなっている。
【0031】上述したように、下部電極20と接するゲ
ート酸化膜12の部分の接触面積を、下部電極20と接
するBIT膜22の部分の接触面積より大きくしてある
ため、上部電極24、BIT膜22および下部電極20
で構成される強誘電体キャパシタ(MFMキャパシタ)
の電気容量と、下部電極20、ゲート酸化膜12および
Si基板10で構成されるMOS(Metal/Oxide/Semico
nductor )キャパシタの電気容量との差が従来に比べて
小さくなっている。従って、この構成例によれば、従来
に比べて効率よく強誘電体膜に対して電圧を印加するこ
とができるので、動作電圧や、動作時にMOSキャパシ
タに対して印加される電圧を低減させることが可能とな
る。よって、メモリ動作に必要な分極反転を起こすのに
十分な大きさの電圧が強誘電体膜に印加されるようにな
る。また、側壁26と接する下部電極20の部分の面積
を変えることにより、強誘電体キャパシタの電気容量と
MOSキャパシタの電気容量との比を任意に変えること
ができる。
ート酸化膜12の部分の接触面積を、下部電極20と接
するBIT膜22の部分の接触面積より大きくしてある
ため、上部電極24、BIT膜22および下部電極20
で構成される強誘電体キャパシタ(MFMキャパシタ)
の電気容量と、下部電極20、ゲート酸化膜12および
Si基板10で構成されるMOS(Metal/Oxide/Semico
nductor )キャパシタの電気容量との差が従来に比べて
小さくなっている。従って、この構成例によれば、従来
に比べて効率よく強誘電体膜に対して電圧を印加するこ
とができるので、動作電圧や、動作時にMOSキャパシ
タに対して印加される電圧を低減させることが可能とな
る。よって、メモリ動作に必要な分極反転を起こすのに
十分な大きさの電圧が強誘電体膜に印加されるようにな
る。また、側壁26と接する下部電極20の部分の面積
を変えることにより、強誘電体キャパシタの電気容量と
MOSキャパシタの電気容量との比を任意に変えること
ができる。
【0032】次に、この実施の形態の半導体記憶装置の
製造方法につき、図2および図3を参照して、説明す
る。図2および図3に示す各図は、主製造工程の説明に
供する断面図である。以下、製造工程(a)から(d)
につき、順次に説明する。
製造方法につき、図2および図3を参照して、説明す
る。図2および図3に示す各図は、主製造工程の説明に
供する断面図である。以下、製造工程(a)から(d)
につき、順次に説明する。
【0033】先ず、(a)工程では、Si基板10の上
(表面)に膜厚100Åのゲート酸化膜12を急速熱処
理(RTA)によって形成する(図2(A))。次に、
(b)工程を行い、形成したゲート酸化膜12の上に第
1導電体層、強誘電体層および第2導電体層を順次に積
層する。
(表面)に膜厚100Åのゲート酸化膜12を急速熱処
理(RTA)によって形成する(図2(A))。次に、
(b)工程を行い、形成したゲート酸化膜12の上に第
1導電体層、強誘電体層および第2導電体層を順次に積
層する。
【0034】この(b)工程では、上述の第1導電体層
を、第3および第4導電体層が順次に積層した2層構造
として形成する。先ず、ゲート酸化膜12の上に第3導
電体層として膜厚が2000Åの多結晶シリコン層(p
oly−Si(ポリシリコン)層)32を、例えば縦型
LP(減圧)CVD法により形成する(図2(A))。
次に、このpoly−Si層32の上に第2導電体層と
してのRu層34およびRuO2 層36を順次に形成す
る(図2(A))。この実施の形態では、Ru層34
は、例えばDCマグネトロンスパッタリング装置を用い
て形成する。このRu層34は、成長室内にRuターゲ
ットを設置して、DCパワーを1kWとし、45scc
m(Standard Cubic Centimeter per Minute)でArガ
スを成長室内に導入して、この成長室内のガス圧を7m
torrとした製造条件下で形成される。このようにし
て、膜厚が500ÅのRu層34を形成する。また、R
uO2 層36の形成にも同様のDCマグネトロンスパッ
タリング装置を用いる。このRuO2 層36は、成長室
内にRuターゲットを設置して、DCパワーを1kWと
し、6sccmでArガスを成長室内に導入するととも
に6sccmでO2 ガスを成長室内に導入し、この成長
室内の圧力を7mtorrとした製造条件下で形成され
る。このようにして、膜厚が1000ÅのRuO2 層3
6を形成する。
を、第3および第4導電体層が順次に積層した2層構造
として形成する。先ず、ゲート酸化膜12の上に第3導
電体層として膜厚が2000Åの多結晶シリコン層(p
oly−Si(ポリシリコン)層)32を、例えば縦型
LP(減圧)CVD法により形成する(図2(A))。
次に、このpoly−Si層32の上に第2導電体層と
してのRu層34およびRuO2 層36を順次に形成す
る(図2(A))。この実施の形態では、Ru層34
は、例えばDCマグネトロンスパッタリング装置を用い
て形成する。このRu層34は、成長室内にRuターゲ
ットを設置して、DCパワーを1kWとし、45scc
m(Standard Cubic Centimeter per Minute)でArガ
スを成長室内に導入して、この成長室内のガス圧を7m
torrとした製造条件下で形成される。このようにし
て、膜厚が500ÅのRu層34を形成する。また、R
uO2 層36の形成にも同様のDCマグネトロンスパッ
タリング装置を用いる。このRuO2 層36は、成長室
内にRuターゲットを設置して、DCパワーを1kWと
し、6sccmでArガスを成長室内に導入するととも
に6sccmでO2 ガスを成長室内に導入し、この成長
室内の圧力を7mtorrとした製造条件下で形成され
る。このようにして、膜厚が1000ÅのRuO2 層3
6を形成する。
【0035】そして、RuO2 層36の上に強誘電体層
としてのBIT層38を形成する(図2(B))。この
BIT層38を形成するには、RuO2 層36の上に前
駆体溶液をスピンコーティング法により塗布して、塗布
した前駆体溶液に熱処理を施して結晶化させる。この前
駆体溶液は、有機系溶剤例えば酢酸nブチル溶液やキシ
レン溶液あるいはこれらの混合溶液にBITを溶かした
ものである。そして、この前駆体溶液をRuO2 層36
の上に膜厚が3000Åとなるように塗布し、塗布した
溶液に対して乾燥酸素雰囲気中で温度が800℃のRT
Aを3分間行うことにより結晶化させて、BIT層38
を形成する。
としてのBIT層38を形成する(図2(B))。この
BIT層38を形成するには、RuO2 層36の上に前
駆体溶液をスピンコーティング法により塗布して、塗布
した前駆体溶液に熱処理を施して結晶化させる。この前
駆体溶液は、有機系溶剤例えば酢酸nブチル溶液やキシ
レン溶液あるいはこれらの混合溶液にBITを溶かした
ものである。そして、この前駆体溶液をRuO2 層36
の上に膜厚が3000Åとなるように塗布し、塗布した
溶液に対して乾燥酸素雰囲気中で温度が800℃のRT
Aを3分間行うことにより結晶化させて、BIT層38
を形成する。
【0036】続いて、BIT層38の上に第2導電体層
としてのRu層40を形成する(図2(B))。このR
u層40は、Ru層34を作成した方法と同様の方法で
作成する。このRu層40は、後の工程でpoly−S
i層32をエッチングするときにエッチングマスクとし
て利用するので、そのエッチングの際に削られる分を考
慮して厚めに形成しておく。この例では、Ru層40の
膜厚を2500Åとしてある。
としてのRu層40を形成する(図2(B))。このR
u層40は、Ru層34を作成した方法と同様の方法で
作成する。このRu層40は、後の工程でpoly−S
i層32をエッチングするときにエッチングマスクとし
て利用するので、そのエッチングの際に削られる分を考
慮して厚めに形成しておく。この例では、Ru層40の
膜厚を2500Åとしてある。
【0037】次に、(c)工程では、Ru層40および
BIT層38のパターニングを行って上部電極および強
誘電体膜を形成する。また、(c)工程に続けて行う
(e)工程では、形成した上部電極および強誘電体膜の
各パタンを第4導電体層としてのRu層34およびRu
O2 層36に転写する。従って、これらの工程を続けて
行うことにより、Ru層40、BIT層38、RuO2
層36およびRu層34が順次にパタン形成される。以
下、これら(c)工程および(e)工程につき説明す
る。
BIT層38のパターニングを行って上部電極および強
誘電体膜を形成する。また、(c)工程に続けて行う
(e)工程では、形成した上部電極および強誘電体膜の
各パタンを第4導電体層としてのRu層34およびRu
O2 層36に転写する。従って、これらの工程を続けて
行うことにより、Ru層40、BIT層38、RuO2
層36およびRu層34が順次にパタン形成される。以
下、これら(c)工程および(e)工程につき説明す
る。
【0038】先ず、Ru層40およびBIT層38のパ
ターニングを行うため、Ru層40の上にエッチングマ
スクとしてのレジストパタン42を通常のホトリソグラ
フィ技術を用いて形成する(図2(C))。このレジス
トパタン42のパタンを順次に下層に転写することによ
り電極構造のパターニングを行う。この形成例では、例
えば、RFマグネトロンエッチング装置を用いたドライ
エッチングによって、Ru層40、BIT層38、Ru
O2 層36およびRu層34を順次にパターニングして
ゆく。これらRu、RuO2 およびBITは、エッチン
グガスとしてCl2 ガスおよびO2 ガスの混合ガスを用
いることによりエッチングが可能である。このような方
法でRu層40、BIT層38、RuO2 層36および
Ru層34を順次にエッチングして、上部電極としての
Ru膜40aと、強誘電体膜としてのBIT膜38a
と、下部電極の一部分としてのRuO2 パタン36aお
よびRuパタン34aとを形成して、ポリシリコン層3
2上にストライプ構造を得る(図3(A))。尚、レジ
ストパタン42は、エッチング後に除去しておく。
ターニングを行うため、Ru層40の上にエッチングマ
スクとしてのレジストパタン42を通常のホトリソグラ
フィ技術を用いて形成する(図2(C))。このレジス
トパタン42のパタンを順次に下層に転写することによ
り電極構造のパターニングを行う。この形成例では、例
えば、RFマグネトロンエッチング装置を用いたドライ
エッチングによって、Ru層40、BIT層38、Ru
O2 層36およびRu層34を順次にパターニングして
ゆく。これらRu、RuO2 およびBITは、エッチン
グガスとしてCl2 ガスおよびO2 ガスの混合ガスを用
いることによりエッチングが可能である。このような方
法でRu層40、BIT層38、RuO2 層36および
Ru層34を順次にエッチングして、上部電極としての
Ru膜40aと、強誘電体膜としてのBIT膜38a
と、下部電極の一部分としてのRuO2 パタン36aお
よびRuパタン34aとを形成して、ポリシリコン層3
2上にストライプ構造を得る(図3(A))。尚、レジ
ストパタン42は、エッチング後に除去しておく。
【0039】次に、(d)工程では、ゲート酸化膜12
と接触しているpoly−Si層32の下面の、ゲート
酸化膜12との接触面積が、BIT膜38aと接触して
いるRuO2 パタン36aの上面の、BIT膜38aと
の接触面積よりも大きくなるように、poly−Si層
32のパターニングを行う。この実施の形態では、この
(d)工程を、以下に説明する(d1)工程および(d
2)工程に従い行う。
と接触しているpoly−Si層32の下面の、ゲート
酸化膜12との接触面積が、BIT膜38aと接触して
いるRuO2 パタン36aの上面の、BIT膜38aと
の接触面積よりも大きくなるように、poly−Si層
32のパターニングを行う。この実施の形態では、この
(d)工程を、以下に説明する(d1)工程および(d
2)工程に従い行う。
【0040】先ず、(d1)工程では、Ru膜40aお
よびBIT膜38aの各側面と、RuO2 膜36aおよ
びRu膜34aの各側面とに接触する側壁44をpol
y−Si層32の上に形成する(図3(B))。この形
成例では、先ず、Si(OC2 H5 )4 いわゆるTEO
Sを原料ガスとして用いたCVD法によって、ストライ
プ構造を含むpoly−Si層32の上面全体を覆うよ
うに、膜厚が1000ÅのSiO2 膜を成膜する。続い
て、このSiO2 膜に対して垂直方向からのRIE(リ
アクティブイオンエッチング)によるエッチバックを施
すことにより、Ru膜40aの上面やpoly−Si層
32の上面の一部を露出させる。この結果、poly−
Si層32の上面に残存したSiO2 膜が側壁44とな
る。
よびBIT膜38aの各側面と、RuO2 膜36aおよ
びRu膜34aの各側面とに接触する側壁44をpol
y−Si層32の上に形成する(図3(B))。この形
成例では、先ず、Si(OC2 H5 )4 いわゆるTEO
Sを原料ガスとして用いたCVD法によって、ストライ
プ構造を含むpoly−Si層32の上面全体を覆うよ
うに、膜厚が1000ÅのSiO2 膜を成膜する。続い
て、このSiO2 膜に対して垂直方向からのRIE(リ
アクティブイオンエッチング)によるエッチバックを施
すことにより、Ru膜40aの上面やpoly−Si層
32の上面の一部を露出させる。この結果、poly−
Si層32の上面に残存したSiO2 膜が側壁44とな
る。
【0041】そして、(d2)工程では、Ru膜40a
および側壁44の各パタンをpoly−Si層32に転
写して下部電極を形成する。この形成例では、先ず、R
u膜40aおよび側壁44をマスクとして用いた垂直方
向からのRIEによるpoly−Si層32のドライエ
ッチングを行う。この結果、Ru膜40aを上層とする
積層構造と側壁44とで覆われた領域以外のpoly−
Si層32は除去され、poly−Siパタン32aが
残存する(図3(C))。このようにして、poly−
Siパタン32aを形成することにより、poly−S
iパタン32a、Ruパタン34aおよびRuO2 パタ
ン36aで構成される下部電極が完成する。
および側壁44の各パタンをpoly−Si層32に転
写して下部電極を形成する。この形成例では、先ず、R
u膜40aおよび側壁44をマスクとして用いた垂直方
向からのRIEによるpoly−Si層32のドライエ
ッチングを行う。この結果、Ru膜40aを上層とする
積層構造と側壁44とで覆われた領域以外のpoly−
Si層32は除去され、poly−Siパタン32aが
残存する(図3(C))。このようにして、poly−
Siパタン32aを形成することにより、poly−S
iパタン32a、Ruパタン34aおよびRuO2 パタ
ン36aで構成される下部電極が完成する。
【0042】以上の説明から明らかなように、この製造
方法に従い形成された半導体記憶素子の構成は、pol
y−Siパタン32aのゲート酸化膜12と接する部分
の接触面積が、poly−Siパタン32aのRuパタ
ン34aと接する部分の接触面積と、poly−Siパ
タン32aの側壁44と接する部分の接触面積との和に
ほぼ等しくなる。そして、BIT膜38aのパタンは、
Ruパタン34aと同様にレジストパタン42をマスク
として用いたエッチングによって形成されたものである
から、Ruパタン34aのパタンに実質的に等しい。よ
って、この製造方法によれば、BIT膜38aのRuO
2 パタン36aと接する部分の接触面積が、poly−
Siパタン32aのゲート酸化膜12と接する部分の接
触面積より小さく形成される。従って、Ru膜40a、
BIT膜38aおよびRuO2 パタン36aで構成され
る強誘電体キャパシタの電気容量と、poly−Siパ
タン32a、ゲート酸化膜12およびSi基板10で構
成されるMOSキャパシタの電気容量との差が従来に比
べて小さくなる。
方法に従い形成された半導体記憶素子の構成は、pol
y−Siパタン32aのゲート酸化膜12と接する部分
の接触面積が、poly−Siパタン32aのRuパタ
ン34aと接する部分の接触面積と、poly−Siパ
タン32aの側壁44と接する部分の接触面積との和に
ほぼ等しくなる。そして、BIT膜38aのパタンは、
Ruパタン34aと同様にレジストパタン42をマスク
として用いたエッチングによって形成されたものである
から、Ruパタン34aのパタンに実質的に等しい。よ
って、この製造方法によれば、BIT膜38aのRuO
2 パタン36aと接する部分の接触面積が、poly−
Siパタン32aのゲート酸化膜12と接する部分の接
触面積より小さく形成される。従って、Ru膜40a、
BIT膜38aおよびRuO2 パタン36aで構成され
る強誘電体キャパシタの電気容量と、poly−Siパ
タン32a、ゲート酸化膜12およびSi基板10で構
成されるMOSキャパシタの電気容量との差が従来に比
べて小さくなる。
【0043】また、この製造方法によれば、側壁44と
接するpoly−Siパタン32aの部分の接触面積
を、側壁44を形成するときに成膜するSiO2 膜の膜
厚を変えることにより、任意に変えることができる。従
って、強誘電体キャパシタの電気容量とMOSキャパシ
タの電気容量との比を、ある範囲内で任意に変えること
が可能である。
接するpoly−Siパタン32aの部分の接触面積
を、側壁44を形成するときに成膜するSiO2 膜の膜
厚を変えることにより、任意に変えることができる。従
って、強誘電体キャパシタの電気容量とMOSキャパシ
タの電気容量との比を、ある範囲内で任意に変えること
が可能である。
【0044】また、この製造方法によれば、BIT膜3
8aの側部を覆うように側壁44を形成してあるため、
この後の工程で行うソース領域およびドレイン領域の形
成のためのイオン注入工程において、BIT膜38aの
側部が側壁44によりイオンから保護されることにな
る。従って、このイオン注入工程において、BIT膜3
8aの側部に、イオンによるダメージが与えられないと
いった利点がある。
8aの側部を覆うように側壁44を形成してあるため、
この後の工程で行うソース領域およびドレイン領域の形
成のためのイオン注入工程において、BIT膜38aの
側部が側壁44によりイオンから保護されることにな
る。従って、このイオン注入工程において、BIT膜3
8aの側部に、イオンによるダメージが与えられないと
いった利点がある。
【0045】尚、この実施の形態では、強誘電体膜と接
触している側の下部電極の上面が凸構造となっている例
につき説明したが、下部電極は、この例の形状に限られ
ない。例えば、図4は、この実施の形態の半導体記憶素
子の変形例の構成を示す断面図である。図4では、図1
に示した下部電極20の代りに、強誘電体膜(BIT膜
22)と接触している側の上面が平坦である下部電極2
0aの例が示されている。そして、この下部電極20a
のほぼ中央に、下部電極20aよりもゲート長方向の長
さが短いBIT膜22および上部電極24を順次に重ね
て設けてある。このように、下部電極20aの上にBI
T膜22および上部電極24からなるストライプ構造が
形成されていて、このストライプ構造の、ゲート長方向
に沿う両側では下部電極20aの上面が露出した状態に
ある。このような構成としてあるから、下部電極20a
の、ゲート酸化膜12側の下面の面積を、下部電極20
aの上面と対向している側のBIT膜22の下面の面積
よりも大きくできる。
触している側の下部電極の上面が凸構造となっている例
につき説明したが、下部電極は、この例の形状に限られ
ない。例えば、図4は、この実施の形態の半導体記憶素
子の変形例の構成を示す断面図である。図4では、図1
に示した下部電極20の代りに、強誘電体膜(BIT膜
22)と接触している側の上面が平坦である下部電極2
0aの例が示されている。そして、この下部電極20a
のほぼ中央に、下部電極20aよりもゲート長方向の長
さが短いBIT膜22および上部電極24を順次に重ね
て設けてある。このように、下部電極20aの上にBI
T膜22および上部電極24からなるストライプ構造が
形成されていて、このストライプ構造の、ゲート長方向
に沿う両側では下部電極20aの上面が露出した状態に
ある。このような構成としてあるから、下部電極20a
の、ゲート酸化膜12側の下面の面積を、下部電極20
aの上面と対向している側のBIT膜22の下面の面積
よりも大きくできる。
【0046】そして、この露出した下部電極20aの上
面であってストライプ構造の、ゲート長方向に沿う両側
の側面に、ゲート幅方向に沿って側壁26をそれぞれ設
けてある。この構成例の場合、BIT膜22が設けられ
ている側の下部電極20aの面の一部に側壁26を設け
てある。この側壁26は、BIT膜22および上部電極
24の各側面に接するように、下部電極20aの上面
に、設けられている。従って、側壁26の下面と接する
下部電極20aの上面の面積と、BIT膜22の下面と
接する下部電極20aの上面の面積との和が、ゲート酸
化膜12と接する下部電極20aの下面の面積に実質的
に等しくなっている。従って、ゲート酸化膜12と接触
している下部電極20aの下面の、ゲート酸化膜12と
の接触面積すなわち図4に示す領域30に含まれるゲー
ト酸化膜12のb面の面積は、BIT膜22と接触して
いる下部電極20aの上面の、BIT膜22との接触面
積すなわち図4に示す領域28に含まれるBIT膜22
のa面の面積よりも大きくなっている。
面であってストライプ構造の、ゲート長方向に沿う両側
の側面に、ゲート幅方向に沿って側壁26をそれぞれ設
けてある。この構成例の場合、BIT膜22が設けられ
ている側の下部電極20aの面の一部に側壁26を設け
てある。この側壁26は、BIT膜22および上部電極
24の各側面に接するように、下部電極20aの上面
に、設けられている。従って、側壁26の下面と接する
下部電極20aの上面の面積と、BIT膜22の下面と
接する下部電極20aの上面の面積との和が、ゲート酸
化膜12と接する下部電極20aの下面の面積に実質的
に等しくなっている。従って、ゲート酸化膜12と接触
している下部電極20aの下面の、ゲート酸化膜12と
の接触面積すなわち図4に示す領域30に含まれるゲー
ト酸化膜12のb面の面積は、BIT膜22と接触して
いる下部電極20aの上面の、BIT膜22との接触面
積すなわち図4に示す領域28に含まれるBIT膜22
のa面の面積よりも大きくなっている。
【0047】このような変形例の構成は、図2および図
3を参照して説明した製造方法を利用すれば、同様にし
て、形成することができる。すなわち、上部電極24お
よびBIT膜22のパターニングの後に、側壁材料の成
膜を行い、側壁26を形成し、上部電極24および側壁
26をマスクとして用いて下部電極20aのパターニン
グを行うようにすると、形成が可能である。
3を参照して説明した製造方法を利用すれば、同様にし
て、形成することができる。すなわち、上部電極24お
よびBIT膜22のパターニングの後に、側壁材料の成
膜を行い、側壁26を形成し、上部電極24および側壁
26をマスクとして用いて下部電極20aのパターニン
グを行うようにすると、形成が可能である。
【0048】[第2の実施の形態]次に、第2の実施の
形態の半導体記憶素子の構成につき説明する。図5は、
この実施の形態の半導体記憶素子の要部構成を示す断面
図である。尚、図5において、断面を示すハッチング等
を一部分省略してある。図5に示すように、この構成例
は、半導体基板としてのSi基板46の上に絶縁膜4
8、下部電極56、強誘電体膜58および上部電極60
を順次に積層させて形成された電極構造を具えたMFM
IS型の半導体記憶素子である。この実施の形態では、
上述の絶縁膜はSiO2 を材料したゲート酸化膜48で
ある。また、上述の下部電極56は、poly−Si膜
50、Ru膜52およびRuO2 膜54を順次に積層し
て3層構造として形成してある。そして、上述の強誘電
体膜はBIT膜58であり、上述の上部電極60はRu
膜である。
形態の半導体記憶素子の構成につき説明する。図5は、
この実施の形態の半導体記憶素子の要部構成を示す断面
図である。尚、図5において、断面を示すハッチング等
を一部分省略してある。図5に示すように、この構成例
は、半導体基板としてのSi基板46の上に絶縁膜4
8、下部電極56、強誘電体膜58および上部電極60
を順次に積層させて形成された電極構造を具えたMFM
IS型の半導体記憶素子である。この実施の形態では、
上述の絶縁膜はSiO2 を材料したゲート酸化膜48で
ある。また、上述の下部電極56は、poly−Si膜
50、Ru膜52およびRuO2 膜54を順次に積層し
て3層構造として形成してある。そして、上述の強誘電
体膜はBIT膜58であり、上述の上部電極60はRu
膜である。
【0049】また、この発明では、下部電極の、ゲート
酸化膜側の下面の面積を、当該下部電極の上面と対向し
ている側のBIT膜の下面の面積よりも大きくしてあ
る。このため、この実施の形態の構成例では、ゲート酸
化膜48と接触している側の下部電極56の下面を凸構
造としてあり、BIT膜58と接触している側の下部電
極56の上面を平坦にしてある。ここでは、下部電極5
6を設けたSi基板46の領域64に上述の凸構造を受
けるトレンチ62を設けてある。すなわち、下部電極5
6の下側に位置するSi基板46の面にトレンチ(溝)
62を形成してある。そして、ゲート酸化膜48の膜厚
を、このトレンチ62を埋めつくさない程度の膜厚とし
てある。ここでは、このトレンチ62の形状を、ゲート
長方向およびゲート幅方向にそれぞれ所定の長さを有す
る矩形状とする。このため、例えば図5に示す切り口の
断面を見ると、ゲート酸化膜48と接する側の下部電極
56の面は凸構造となる。従って、通常と比べると、下
部電極56に接するゲート酸化膜48の部分の接触面積
が大きい。
酸化膜側の下面の面積を、当該下部電極の上面と対向し
ている側のBIT膜の下面の面積よりも大きくしてあ
る。このため、この実施の形態の構成例では、ゲート酸
化膜48と接触している側の下部電極56の下面を凸構
造としてあり、BIT膜58と接触している側の下部電
極56の上面を平坦にしてある。ここでは、下部電極5
6を設けたSi基板46の領域64に上述の凸構造を受
けるトレンチ62を設けてある。すなわち、下部電極5
6の下側に位置するSi基板46の面にトレンチ(溝)
62を形成してある。そして、ゲート酸化膜48の膜厚
を、このトレンチ62を埋めつくさない程度の膜厚とし
てある。ここでは、このトレンチ62の形状を、ゲート
長方向およびゲート幅方向にそれぞれ所定の長さを有す
る矩形状とする。このため、例えば図5に示す切り口の
断面を見ると、ゲート酸化膜48と接する側の下部電極
56の面は凸構造となる。従って、通常と比べると、下
部電極56に接するゲート酸化膜48の部分の接触面積
が大きい。
【0050】また、ゲート酸化膜48の上に形成するp
oly−Si膜50の上面をほぼ平坦に形成してあるの
で、下部電極56の上面は平坦となり、従って、この下
部電極56の上面に接するBIT膜58の下面は平坦で
ある。よって、下部電極56と接するゲート酸化膜48
の部分すなわち図5に示す領域64に含まれるゲート酸
化膜48のb面の接触面積は、下部電極56と接するB
IT膜58の部分すなわち図5に示す領域64に含まれ
るBIT膜58のa面の接触面積より大きくなる。
oly−Si膜50の上面をほぼ平坦に形成してあるの
で、下部電極56の上面は平坦となり、従って、この下
部電極56の上面に接するBIT膜58の下面は平坦で
ある。よって、下部電極56と接するゲート酸化膜48
の部分すなわち図5に示す領域64に含まれるゲート酸
化膜48のb面の接触面積は、下部電極56と接するB
IT膜58の部分すなわち図5に示す領域64に含まれ
るBIT膜58のa面の接触面積より大きくなる。
【0051】上述したように、下部電極56と接するゲ
ート酸化膜48の部分の接触面積を、下部電極56と接
するBIT膜58の部分の接触面積より大きくしてある
ため、上部電極60、BIT膜58および下部電極56
で構成される強誘電体キャパシタ(MFMキャパシタ)
の電気容量と、下部電極56、ゲート酸化膜48および
Si基板46で構成されるMOSキャパシタの電気容量
との差が従来に比べて小さくなっている。従って、この
構成例によれば、従来に比べて効率よく強誘電体膜に対
して電圧を印加することができるので、動作電圧や、動
作時にMOSキャパシタに対して印加される電圧を低減
させることが可能である。よって、メモリ動作に必要な
分極反転を起こすのに十分な大きさの電圧が強誘電体膜
に印加されるようになる。また、トレンチ62の深さや
数を変えることで、強誘電体キャパシタの電気容量とM
OSキャパシタの電気容量との比を任意に変えることが
できる。
ート酸化膜48の部分の接触面積を、下部電極56と接
するBIT膜58の部分の接触面積より大きくしてある
ため、上部電極60、BIT膜58および下部電極56
で構成される強誘電体キャパシタ(MFMキャパシタ)
の電気容量と、下部電極56、ゲート酸化膜48および
Si基板46で構成されるMOSキャパシタの電気容量
との差が従来に比べて小さくなっている。従って、この
構成例によれば、従来に比べて効率よく強誘電体膜に対
して電圧を印加することができるので、動作電圧や、動
作時にMOSキャパシタに対して印加される電圧を低減
させることが可能である。よって、メモリ動作に必要な
分極反転を起こすのに十分な大きさの電圧が強誘電体膜
に印加されるようになる。また、トレンチ62の深さや
数を変えることで、強誘電体キャパシタの電気容量とM
OSキャパシタの電気容量との比を任意に変えることが
できる。
【0052】次に、この実施の形態の半導体記憶装置の
製造方法につき、図6、図7および図8を参照して、説
明する。図6、図7および図8に示す各図は、主製造工
程の説明に供する断面図である。以下、各製造工程につ
き順次に説明する。
製造方法につき、図6、図7および図8を参照して、説
明する。図6、図7および図8に示す各図は、主製造工
程の説明に供する断面図である。以下、各製造工程につ
き順次に説明する。
【0053】先ず、Si基板46の上面にトレンチ62
を形成する工程につき説明する。このトレンチ62を形
成するにあたっては、最初に、Si基板10の表面に膜
厚1000ÅのSiO2 膜66を熱処理を施して形成す
る(図6(A))。続いて、このSiO2 膜66の上に
通常のホトリソグラフィ技術を用いてレジストパタン6
8を形成する(図6(A))。そして、このレジストパ
タン68をマスクとして用いてSiO2 膜66のドライ
エッチングを行う。このエッチングによって、レジスト
パタン68のパタンがSiO2 膜68に転写され、Si
O2 パタン66aが形成される(図6(B))。このエ
ッチング後、レジストパタン68は剥離しておく。そし
て、SiO2 パタン66aをマスクとして用いたドライ
エッチングを行うことにより、Si基板46の上面に所
望の深さのトレンチ62を形成する(図6(C))。こ
こでは、トレンチ62の深さを1000Åとして形成す
る。この後、SiO2 パタン66aは、例えばフッ酸
(HF)を用いて除去しておく。
を形成する工程につき説明する。このトレンチ62を形
成するにあたっては、最初に、Si基板10の表面に膜
厚1000ÅのSiO2 膜66を熱処理を施して形成す
る(図6(A))。続いて、このSiO2 膜66の上に
通常のホトリソグラフィ技術を用いてレジストパタン6
8を形成する(図6(A))。そして、このレジストパ
タン68をマスクとして用いてSiO2 膜66のドライ
エッチングを行う。このエッチングによって、レジスト
パタン68のパタンがSiO2 膜68に転写され、Si
O2 パタン66aが形成される(図6(B))。このエ
ッチング後、レジストパタン68は剥離しておく。そし
て、SiO2 パタン66aをマスクとして用いたドライ
エッチングを行うことにより、Si基板46の上面に所
望の深さのトレンチ62を形成する(図6(C))。こ
こでは、トレンチ62の深さを1000Åとして形成す
る。この後、SiO2 パタン66aは、例えばフッ酸
(HF)を用いて除去しておく。
【0054】次に、トレンチ構造を形成したSi基板4
6の上面にゲート酸化膜48を形成する工程と、ゲート
酸化膜48の上に第1導電体層、強誘電体層および第2
導電体層を順次に積層する工程とにつき説明する。先
ず、Si基板46の上にゲート酸化膜48を形成する
(図6(D))。このゲート酸化膜48は、RTAによ
って膜厚が100Åになるように形成する。上述したよ
うに、トレンチ62の深さは1000Åにして形成して
あるので、形成したゲート酸化膜48によってトレンチ
62が埋まってしまうことがない。
6の上面にゲート酸化膜48を形成する工程と、ゲート
酸化膜48の上に第1導電体層、強誘電体層および第2
導電体層を順次に積層する工程とにつき説明する。先
ず、Si基板46の上にゲート酸化膜48を形成する
(図6(D))。このゲート酸化膜48は、RTAによ
って膜厚が100Åになるように形成する。上述したよ
うに、トレンチ62の深さは1000Åにして形成して
あるので、形成したゲート酸化膜48によってトレンチ
62が埋まってしまうことがない。
【0055】次に、形成したゲート酸化膜48の上に第
1導電体層を形成する。ここでは、この第1導電体層
を、3層構造として形成する。このため、先ず、第1導
電体層の最下層としてのpoly−Si層70を形成す
る(図6(D))。このpoly−Si層70は、例え
ば縦形LPCVD法によって形成する。この形成例で
は、poly−Si層70の膜厚を2500Åとして形
成する。
1導電体層を形成する。ここでは、この第1導電体層
を、3層構造として形成する。このため、先ず、第1導
電体層の最下層としてのpoly−Si層70を形成す
る(図6(D))。このpoly−Si層70は、例え
ば縦形LPCVD法によって形成する。この形成例で
は、poly−Si層70の膜厚を2500Åとして形
成する。
【0056】次に、poly−Si層70の上にRu層
を形成する。ここで、形成したpoly−Si層70の
上面にはトレンチ62のパタンが反映し、このpoly
−Si層70の上面に凹部が形成されている。この実施
の形態では、poly−Si層70の上にRu層を積層
する前に、このpoly−Si層70の上面を実質的に
平坦化させる。このため、poly−Si層70の上に
熱処理を施して膜厚が1000ÅのSiO2 膜72を形
成する(図7(A))。そして、続いて、SiO2 膜7
2をHFによって除去する(図7(B))。この結果、
poly−Si層70の上面の凹部はなめらかになり、
上面がほぼ平坦なpoly−Si層70aが得られる。
尚、平坦化の方法としては、例えばCMP(Chemical M
echanical Polishing )法を利用してもよい。
を形成する。ここで、形成したpoly−Si層70の
上面にはトレンチ62のパタンが反映し、このpoly
−Si層70の上面に凹部が形成されている。この実施
の形態では、poly−Si層70の上にRu層を積層
する前に、このpoly−Si層70の上面を実質的に
平坦化させる。このため、poly−Si層70の上に
熱処理を施して膜厚が1000ÅのSiO2 膜72を形
成する(図7(A))。そして、続いて、SiO2 膜7
2をHFによって除去する(図7(B))。この結果、
poly−Si層70の上面の凹部はなめらかになり、
上面がほぼ平坦なpoly−Si層70aが得られる。
尚、平坦化の方法としては、例えばCMP(Chemical M
echanical Polishing )法を利用してもよい。
【0057】そして、poly−Si層70aの上にR
u層74およびRuO2 層76を順次に積層する(図7
(C))。このRu層74は、例えばDCマグネトロン
スパッタリング装置を用いることによって形成が可能で
ある。例えば、成長室内にRuターゲットを設置して、
DCパワーを1kWとし、45sccmでArガスを成
長室内に導入して、成長室内のガス圧を7mtorrと
する。このような製造条件下で、膜厚が500ÅのRu
層74を形成する。また、RuO2 層76の形成も同様
にDCマグネトロンスパッタリング装置を用いる。この
RuO2 層76は、成長室内にRuターゲットを設置し
て、DCパワーを1kWとし、6sccmでArガスを
成長室内に導入するとともに6sccmでO2 ガスを成
長室内に導入し、成長室内の圧力を7mtorrとした
製造条件下で形成される。このようにして、膜厚が10
00ÅのRuO2 層76を形成する。
u層74およびRuO2 層76を順次に積層する(図7
(C))。このRu層74は、例えばDCマグネトロン
スパッタリング装置を用いることによって形成が可能で
ある。例えば、成長室内にRuターゲットを設置して、
DCパワーを1kWとし、45sccmでArガスを成
長室内に導入して、成長室内のガス圧を7mtorrと
する。このような製造条件下で、膜厚が500ÅのRu
層74を形成する。また、RuO2 層76の形成も同様
にDCマグネトロンスパッタリング装置を用いる。この
RuO2 層76は、成長室内にRuターゲットを設置し
て、DCパワーを1kWとし、6sccmでArガスを
成長室内に導入するとともに6sccmでO2 ガスを成
長室内に導入し、成長室内の圧力を7mtorrとした
製造条件下で形成される。このようにして、膜厚が10
00ÅのRuO2 層76を形成する。
【0058】このように、poly−Si層70aの上
面にRu74層およびRuO2 層76を順次に積層して
ゆくので、このRuO2 層76の上面はpoly−Si
層70aの上面に比べてさらに平坦になる。そして、次
の工程では、この第1導電体層の上面すなわちRuO2
層76の上面に強誘電体層を積層する。このように、こ
の実施の形態では、強誘電体層を積層する第1導電体層
の上面を実質的に平坦化させている。
面にRu74層およびRuO2 層76を順次に積層して
ゆくので、このRuO2 層76の上面はpoly−Si
層70aの上面に比べてさらに平坦になる。そして、次
の工程では、この第1導電体層の上面すなわちRuO2
層76の上面に強誘電体層を積層する。このように、こ
の実施の形態では、強誘電体層を積層する第1導電体層
の上面を実質的に平坦化させている。
【0059】そして、RuO2 層76の上に強誘電体層
としてのBIT層78を形成する(図7(D))。この
BIT層78を形成するには、RuO2 層76の上に前
駆体溶液をスピンコーティング法により塗布して、塗布
した前駆体溶液に熱処理を施して結晶化させる。この前
駆体溶液は、有機系溶剤例えば酢酸nブチル溶液やキシ
レン溶液あるいはこれらの混合溶液にBITを溶かした
ものである。そして、この前駆体溶液をRuO2 層76
の上に膜厚が3000Åとなるように塗布し、塗布した
溶液に対して乾燥酸素雰囲気中で温度が800℃のRT
Aを3分間行うことにより結晶化させ、BIT層78を
形成する。
としてのBIT層78を形成する(図7(D))。この
BIT層78を形成するには、RuO2 層76の上に前
駆体溶液をスピンコーティング法により塗布して、塗布
した前駆体溶液に熱処理を施して結晶化させる。この前
駆体溶液は、有機系溶剤例えば酢酸nブチル溶液やキシ
レン溶液あるいはこれらの混合溶液にBITを溶かした
ものである。そして、この前駆体溶液をRuO2 層76
の上に膜厚が3000Åとなるように塗布し、塗布した
溶液に対して乾燥酸素雰囲気中で温度が800℃のRT
Aを3分間行うことにより結晶化させ、BIT層78を
形成する。
【0060】続いて、BIT層78の上に第2導電体層
としてのRu層80を形成する(図7(D))。このR
u層80は、Ru層74を作成する方法と同様の方法で
作成する。ここでは、Ru層80の膜厚を2000Åと
して形成する。
としてのRu層80を形成する(図7(D))。このR
u層80は、Ru層74を作成する方法と同様の方法で
作成する。ここでは、Ru層80の膜厚を2000Åと
して形成する。
【0061】次に、トレンチ62を含むpoly−Si
層70a、Ru層74、RuO2 層76、BIT層78
およびRu層80の領域が残存するように、これら各層
のパターニングを行い、下部電極、強誘電体膜および上
部電極を形成する工程につき説明する。
層70a、Ru層74、RuO2 層76、BIT層78
およびRu層80の領域が残存するように、これら各層
のパターニングを行い、下部電極、強誘電体膜および上
部電極を形成する工程につき説明する。
【0062】先ず、Ru層80の上にレジストパタン8
2を通常のホトリソグラフィ技術を用いて形成する(図
8(A))。そして、このレジストパタン82をマスク
として用いるドライエッチングによって、Ru層80、
BIT層78、RuO2 層76、Ru層74およびpo
ly−Si層70aを順次にパターニングする(図8
(B))。このパターニングの結果、poly−Si層
70a、Ru層74、RuO2 層76、BIT層78お
よびRu層80は、下部電極としてのpoly−Si膜
70b、Ru膜74aおよびRuO2 膜76aと、強誘
電体膜としてのBIT膜78aと、上部電極としてのR
u膜80aとなる。このようにして、レジストパタン8
2のパタンが各層に転写され、ストライプ構造としての
電極構造が完成する。
2を通常のホトリソグラフィ技術を用いて形成する(図
8(A))。そして、このレジストパタン82をマスク
として用いるドライエッチングによって、Ru層80、
BIT層78、RuO2 層76、Ru層74およびpo
ly−Si層70aを順次にパターニングする(図8
(B))。このパターニングの結果、poly−Si層
70a、Ru層74、RuO2 層76、BIT層78お
よびRu層80は、下部電極としてのpoly−Si膜
70b、Ru膜74aおよびRuO2 膜76aと、強誘
電体膜としてのBIT膜78aと、上部電極としてのR
u膜80aとなる。このようにして、レジストパタン8
2のパタンが各層に転写され、ストライプ構造としての
電極構造が完成する。
【0063】以上の説明から明らかなように、この製造
方法により形成された半導体記憶素子の構成は、Si基
板46の上面にトレンチ62を形成してあるため、BI
T膜78aのRuO2 膜76aと接する部分の面積が、
poly−Si膜70bのゲート酸化膜48と接する部
分の面積より小さくなる。従って、Ru膜80a、BI
T膜78aおよびRuO2 膜76aで構成される強誘電
体キャパシタの電気容量と、poly−Si膜70b、
ゲート酸化膜48およびSi基板46で構成されるMO
Sキャパシタの電気容量との差が従来に比べて小さくな
る。
方法により形成された半導体記憶素子の構成は、Si基
板46の上面にトレンチ62を形成してあるため、BI
T膜78aのRuO2 膜76aと接する部分の面積が、
poly−Si膜70bのゲート酸化膜48と接する部
分の面積より小さくなる。従って、Ru膜80a、BI
T膜78aおよびRuO2 膜76aで構成される強誘電
体キャパシタの電気容量と、poly−Si膜70b、
ゲート酸化膜48およびSi基板46で構成されるMO
Sキャパシタの電気容量との差が従来に比べて小さくな
る。
【0064】また、この製造方法によれば、トレンチ6
2の深さや数を形成時に任意に変えることができるの
で、強誘電体キャパシタの電気容量とMOSキャパシタ
の電気容量との比を、ある範囲内で任意に変えることが
できる。
2の深さや数を形成時に任意に変えることができるの
で、強誘電体キャパシタの電気容量とMOSキャパシタ
の電気容量との比を、ある範囲内で任意に変えることが
できる。
【0065】また、この実施の形態では、第1の実施の
形態で説明したような側壁を必ずしも設ける必要がない
ので、ゲート長の微細化限界が側壁により律速されるこ
とがない。つまり、通常の側壁を設けないタイプのMO
Sトランジスタでは、ゲート長の微細化限界がエッチン
グなどの微細加工の限界値で決まるが、側壁を設けると
ゲート長の微細化限界が微細加工の限界値と側壁のサイ
ズとの和となってしまう。従って、この実施の形態のよ
うに側壁を用いない方が微細化を図るためには有効とな
る。
形態で説明したような側壁を必ずしも設ける必要がない
ので、ゲート長の微細化限界が側壁により律速されるこ
とがない。つまり、通常の側壁を設けないタイプのMO
Sトランジスタでは、ゲート長の微細化限界がエッチン
グなどの微細加工の限界値で決まるが、側壁を設けると
ゲート長の微細化限界が微細加工の限界値と側壁のサイ
ズとの和となってしまう。従って、この実施の形態のよ
うに側壁を用いない方が微細化を図るためには有効とな
る。
【0066】尚、この実施の形態では、下部電極の下側
のシリコン基板の上面に一つのトレンチを設けた構成例
を示したが、このトレンチは複数であってもよい。ま
た、トレンチの形状は、任意の形状としてよい。
のシリコン基板の上面に一つのトレンチを設けた構成例
を示したが、このトレンチは複数であってもよい。ま
た、トレンチの形状は、任意の形状としてよい。
【0067】
【発明の効果】この発明の半導体記憶素子によれば、絶
縁膜と接触している下部電極の下面の、当該絶縁膜との
接触面積を、強誘電体膜と接触している当該下部電極の
上面の、当該強誘電体膜との接触面積よりも大きくして
ある。従って、下部電極、強誘電体膜および上部電極で
構成されるMFMキャパシタのキャパシタ面積を、下部
電極、絶縁膜および半導体基板で構成されるMISキャ
パシタのキャパシタ面積より小さくすることができる。
よって、従来に比べて、MFMキャパシタの電気容量と
MISキャパシタの電気容量との差を小さくすることが
できるから、動作時に、メモリの正常な動作のために必
要な大きさの電圧が強誘電体膜に対して印加されるよう
になる。
縁膜と接触している下部電極の下面の、当該絶縁膜との
接触面積を、強誘電体膜と接触している当該下部電極の
上面の、当該強誘電体膜との接触面積よりも大きくして
ある。従って、下部電極、強誘電体膜および上部電極で
構成されるMFMキャパシタのキャパシタ面積を、下部
電極、絶縁膜および半導体基板で構成されるMISキャ
パシタのキャパシタ面積より小さくすることができる。
よって、従来に比べて、MFMキャパシタの電気容量と
MISキャパシタの電気容量との差を小さくすることが
できるから、動作時に、メモリの正常な動作のために必
要な大きさの電圧が強誘電体膜に対して印加されるよう
になる。
【0068】また、この発明の半導体記憶素子によれ
ば、強誘電体膜と接触している側の下部電極の上面を凸
構造としてあり、絶縁膜と接触している側の下部電極の
下面を平坦にしてある。例えば、下部電極を、第1およ
び第2導電体層が順次に積層した2層構造とし、強誘電
体膜と接触している上面を有した第2導電体層の当該上
面の面積を、絶縁膜と接触している下面を有した第1導
電体層の当該下面の面積より小さくなるように構成する
ことができる。従って、従来に比べて、MFMキャパシ
タの電気容量とMISキャパシタの電気容量との差を小
さくすることができる。
ば、強誘電体膜と接触している側の下部電極の上面を凸
構造としてあり、絶縁膜と接触している側の下部電極の
下面を平坦にしてある。例えば、下部電極を、第1およ
び第2導電体層が順次に積層した2層構造とし、強誘電
体膜と接触している上面を有した第2導電体層の当該上
面の面積を、絶縁膜と接触している下面を有した第1導
電体層の当該下面の面積より小さくなるように構成する
ことができる。従って、従来に比べて、MFMキャパシ
タの電気容量とMISキャパシタの電気容量との差を小
さくすることができる。
【0069】また、この発明の半導体記憶素子によれ
ば、絶縁膜と接触している側の下部電極の下面を凸構造
としてあり、強誘電体膜と接触している側の下部電極の
上面を平坦にしてある。このように、絶縁膜と接する側
の下部電極の面を凸構造とし、かつ、強誘電体膜と接す
る側の下部電極の面を実質的に平坦としてあるため、下
部電極と接する絶縁膜の部分の面積は、この下部電極と
接する強誘電体膜の部分の面積より大きくなる。従っ
て、従来に比べて、MFMキャパシタの電気容量とMI
Sキャパシタの電気容量との差を小さくすることができ
る。
ば、絶縁膜と接触している側の下部電極の下面を凸構造
としてあり、強誘電体膜と接触している側の下部電極の
上面を平坦にしてある。このように、絶縁膜と接する側
の下部電極の面を凸構造とし、かつ、強誘電体膜と接す
る側の下部電極の面を実質的に平坦としてあるため、下
部電極と接する絶縁膜の部分の面積は、この下部電極と
接する強誘電体膜の部分の面積より大きくなる。従っ
て、従来に比べて、MFMキャパシタの電気容量とMI
Sキャパシタの電気容量との差を小さくすることができ
る。
【0070】また、この発明の半導体記憶素子によれ
ば、下部電極を設けた半導体基板の領域を、凸構造を受
けるトレンチとしてある。このように、半導体基板に形
成したトレンチの上に絶縁膜を介在させて下部電極を設
けてあるため、絶縁膜と接する側の下部電極の面が凸構
造となる。従って、下部電極と接する部分の絶縁膜の面
積は、下部電極と接する部分の強誘電体膜の面積に比べ
て大きくなる。よって、従来に比べて、MFMキャパシ
タの電気容量とMISキャパシタの電気容量との差を小
さくすることができる。
ば、下部電極を設けた半導体基板の領域を、凸構造を受
けるトレンチとしてある。このように、半導体基板に形
成したトレンチの上に絶縁膜を介在させて下部電極を設
けてあるため、絶縁膜と接する側の下部電極の面が凸構
造となる。従って、下部電極と接する部分の絶縁膜の面
積は、下部電極と接する部分の強誘電体膜の面積に比べ
て大きくなる。よって、従来に比べて、MFMキャパシ
タの電気容量とMISキャパシタの電気容量との差を小
さくすることができる。
【0071】また、この発明の半導体記憶素子の製造方
法によれば、絶縁膜と接触している第1導電体層の下面
の、当該絶縁膜との接触面積が、強誘電体膜と接触して
いる当該第1導電体層の上面の、当該強誘電体膜との接
触面積よりも大きくなるように、第1導電体層のパター
ニングを行う。よって、この製造方法に従って形成した
半導体記憶素子は、下部電極、強誘電体膜および上部電
極で構成されるMFMキャパシタのキャパシタ面積が、
下部電極、絶縁膜および半導体基板で構成されるMIS
キャパシタのキャパシタ面積より小さくなっている。す
なわち、従来に比べて、MFMキャパシタの電気容量と
MISキャパシタの電気容量との差を小さくすることが
できる。
法によれば、絶縁膜と接触している第1導電体層の下面
の、当該絶縁膜との接触面積が、強誘電体膜と接触して
いる当該第1導電体層の上面の、当該強誘電体膜との接
触面積よりも大きくなるように、第1導電体層のパター
ニングを行う。よって、この製造方法に従って形成した
半導体記憶素子は、下部電極、強誘電体膜および上部電
極で構成されるMFMキャパシタのキャパシタ面積が、
下部電極、絶縁膜および半導体基板で構成されるMIS
キャパシタのキャパシタ面積より小さくなっている。す
なわち、従来に比べて、MFMキャパシタの電気容量と
MISキャパシタの電気容量との差を小さくすることが
できる。
【0072】また、この発明の半導体記憶素子の製造方
法によれば、上部電極および強誘電体膜の各側面に接触
する側壁を第1導電体層の上に形成し、上部電極および
側壁の各パタンを第1導電体層に転写して下部電極を形
成する。このように、上部電極のパタンと側壁のパタン
とをそれぞれ第1導電体層に転写して下部電極を形成す
るため、側壁と接する下部電極の領域の面積と、強誘電
体膜と接する下部電極の領域の面積との和が、絶縁膜と
接する下部電極の領域の面積に実質的に等しくなる。従
って、強誘電体膜と接する下部電極の領域の面積を絶縁
膜と接する下部電極の領域の面積より小さく形成するこ
とができる。よって、この製造方法に従って形成された
半導体記憶素子は、従来に比べると、MFMキャパシタ
の電気容量とMISキャパシタの電気容量との差が小さ
くなっている。
法によれば、上部電極および強誘電体膜の各側面に接触
する側壁を第1導電体層の上に形成し、上部電極および
側壁の各パタンを第1導電体層に転写して下部電極を形
成する。このように、上部電極のパタンと側壁のパタン
とをそれぞれ第1導電体層に転写して下部電極を形成す
るため、側壁と接する下部電極の領域の面積と、強誘電
体膜と接する下部電極の領域の面積との和が、絶縁膜と
接する下部電極の領域の面積に実質的に等しくなる。従
って、強誘電体膜と接する下部電極の領域の面積を絶縁
膜と接する下部電極の領域の面積より小さく形成するこ
とができる。よって、この製造方法に従って形成された
半導体記憶素子は、従来に比べると、MFMキャパシタ
の電気容量とMISキャパシタの電気容量との差が小さ
くなっている。
【0073】また、通常は上述の電極構造を形成した後
に、半導体基板にイオンを注入して、ソース領域および
ドレイン領域を形成する。このとき、イオンによって強
誘電体膜の側部にダメージが与えられてしまうおそれが
ある。これに対して、上述した製造方法によれば、側壁
を形成してからイオン注入を行うようにしているので、
強誘電体膜の側部が側壁によってイオンから保護される
といった利点もある。
に、半導体基板にイオンを注入して、ソース領域および
ドレイン領域を形成する。このとき、イオンによって強
誘電体膜の側部にダメージが与えられてしまうおそれが
ある。これに対して、上述した製造方法によれば、側壁
を形成してからイオン注入を行うようにしているので、
強誘電体膜の側部が側壁によってイオンから保護される
といった利点もある。
【0074】また、この発明の半導体記憶素子によれ
ば、(b)工程で、第1導電体層を、第3および第4導
電体層が順次に積層した2層構造として形成し、(c)
工程に続けて、(e)形成した上部電極および強誘電体
膜の各パタンを第4導電体層に転写する工程を行う。こ
のようにすると、第3導電体層とパターニングされた第
4導電体層とから構成される下部電極は、その強誘電体
膜と接する上面の面積が、その絶縁膜と接する下面の面
積より小さくなる。従って、この製造方法に従って形成
された半導体記憶素子は、従来に比べると、MFMキャ
パシタの電気容量とMISキャパシタの電気容量との差
が小さくなっている。
ば、(b)工程で、第1導電体層を、第3および第4導
電体層が順次に積層した2層構造として形成し、(c)
工程に続けて、(e)形成した上部電極および強誘電体
膜の各パタンを第4導電体層に転写する工程を行う。こ
のようにすると、第3導電体層とパターニングされた第
4導電体層とから構成される下部電極は、その強誘電体
膜と接する上面の面積が、その絶縁膜と接する下面の面
積より小さくなる。従って、この製造方法に従って形成
された半導体記憶素子は、従来に比べると、MFMキャ
パシタの電気容量とMISキャパシタの電気容量との差
が小さくなっている。
【0075】また、この発明の半導体記憶素子の製造方
法によれば、半導体基板の上面にトレンチを形成してか
ら絶縁膜を形成して、一部が下部電極となる第1導電体
層を積層しているので、絶縁膜と接する側の下部電極の
面を凸構造とすることができる。従って、絶縁膜と接す
る下部電極の領域の面積が、強誘電体膜と接する下部電
極の領域の面積より大きくなる。よって、この製造方法
に従って形成された半導体記憶素子は、従来に比べる
と、MFMキャパシタの電気容量とMISキャパシタの
電気容量との差が小さくなっている。
法によれば、半導体基板の上面にトレンチを形成してか
ら絶縁膜を形成して、一部が下部電極となる第1導電体
層を積層しているので、絶縁膜と接する側の下部電極の
面を凸構造とすることができる。従って、絶縁膜と接す
る下部電極の領域の面積が、強誘電体膜と接する下部電
極の領域の面積より大きくなる。よって、この製造方法
に従って形成された半導体記憶素子は、従来に比べる
と、MFMキャパシタの電気容量とMISキャパシタの
電気容量との差が小さくなっている。
【0076】また、この発明の半導体記憶素子の製造方
法によれば、強誘電体層を積層する第1導電体層の上面
を実質的に平坦化させる工程を含む。このように、強誘
電体層を積層する第1導電体層の面を実質的に平坦とす
れば、絶縁膜と接する側の第1導電体層の面が凸構造と
なっているため、絶縁膜と接する下部電極の領域の面積
が、強誘電体膜と接する下部電極の領域の面積に比べて
大きくなる。よって、この製造方法に従って形成された
半導体記憶素子は、従来に比べると、MFMキャパシタ
の電気容量とMISキャパシタの電気容量との差が小さ
くなる。
法によれば、強誘電体層を積層する第1導電体層の上面
を実質的に平坦化させる工程を含む。このように、強誘
電体層を積層する第1導電体層の面を実質的に平坦とす
れば、絶縁膜と接する側の第1導電体層の面が凸構造と
なっているため、絶縁膜と接する下部電極の領域の面積
が、強誘電体膜と接する下部電極の領域の面積に比べて
大きくなる。よって、この製造方法に従って形成された
半導体記憶素子は、従来に比べると、MFMキャパシタ
の電気容量とMISキャパシタの電気容量との差が小さ
くなる。
【図1】第1の実施の形態の半導体記憶素子の構成を示
す図である。
す図である。
【図2】第1の実施の形態の製造工程を示す図である。
【図3】図2に続く、第1の実施の形態の製造工程を示
す図である。
す図である。
【図4】第1の実施の形態の半導体記憶素子の変形例の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図5】第2の実施の形態の半導体記憶素子の構成を示
す図である。
す図である。
【図6】第2の実施の形態の製造工程を示す図である。
【図7】図6に続く、第2の実施の形態の製造工程を示
す図である。
す図である。
【図8】図7に続く、第2の実施の形態の製造工程を示
す図である。
す図である。
10、46:Si基板 12、48:ゲート酸化膜 14、50、70b:poly−Si膜 16、40a、52、74a、80a:Ru膜 18、54、76a:RuO2 膜 20、20a、56:下部電極 22、38a、58、78a:BIT膜 24、60:上部電極 26、44:側壁 32、70、70a:poly−Si層 34、40、74、80:Ru層 36、76:RuO2 層 38、78:BIT層 42、68、82:レジストパタン 32a:poly−Siパタン 34a:Ruパタン 36a:RuO2 パタン 62:トレンチ 66、72:SiO2 膜 66a:SiO2 パタン
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 29/792
Claims (9)
- 【請求項1】 絶縁膜、下部電極、強誘電体膜および上
部電極が半導体基板の上に順次に積層した電極構造を具
える半導体記憶素子において、 前記絶縁膜と接触している前記下部電極の下面の、当該
絶縁膜との接触面積を、前記強誘電体膜と接触している
当該下部電極の上面の、当該強誘電体膜との接触面積よ
りも大きくしてあることを特徴とする半導体記憶素子。 - 【請求項2】 請求項1に記載の半導体記憶素子におい
て、 前記強誘電体膜と接触している側の前記下部電極の上面
を凸構造としてあることを特徴とする半導体記憶素子。 - 【請求項3】 請求項1に記載の半導体記憶素子におい
て、 前記絶縁膜と接触している側の前記下部電極の下面を凸
構造としてあり、前記強誘電体膜と接触している側の前
記下部電極の上面を平坦にしてあることを特徴とする半
導体記憶素子。 - 【請求項4】 請求項3に記載の半導体記憶素子におい
て、 前記下部電極を設けた前記半導体基板の領域に前記凸構
造を受けるトレンチを設けてあることを特徴とする半導
体記憶素子。 - 【請求項5】 絶縁膜、下部電極、強誘電体膜および上
部電極が半導体基板の上に順次に積層した電極構造を具
える半導体記憶素子を形成するに当り、 (a)前記半導体基板の上に前記絶縁膜を形成する工程
と、 (b)前記形成した絶縁膜の上に第1導電体層、強誘電
体層および第2導電体層を順次に積層する工程と、 (c)前記第2導電体層および強誘電体層のパターニン
グを行って前記上部電極および前記強誘電体膜を形成す
る工程と、 (d)前記絶縁膜と接触している前記第1導電体層の下
面の、当該絶縁膜との接触面積が、前記強誘電体膜と接
触している当該第1導電体層の上面の、当該強誘電体膜
との接触面積よりも大きくなるように、前記第1導電体
層のパターニングを行って前記下部電極を形成する工程
とを含むことを特徴とする半導体記憶素子の製造方法。 - 【請求項6】 請求項5に記載の半導体記憶素子の製造
方法において、前記(d)工程は、 (d1)前記上部電極および強誘電体膜の各側面に接触
する側壁を前記第1導電体層の上に形成する工程と、 (d2)前記上部電極および側壁の各パタンを前記第1
導電体層に転写して前記下部電極を形成する工程とを含
むことを特徴とする半導体記憶素子の製造方法。 - 【請求項7】 請求項5に記載の半導体記憶素子の製造
方法において、 前記(b)工程では、前記第1導電体層を、第3および
第4導電体層が順次に積層した2層構造として形成し、 前記(c)工程に続けて、(e)前記形成した上部電極
および強誘電体膜の各パタンを前記第4導電体層に転写
する工程を行うことを特徴とする半導体記憶素子の製造
方法。 - 【請求項8】 絶縁膜、下部電極、強誘電体膜および上
部電極が半導体基板の上に順次に積層した電極構造を具
える半導体記憶素子を形成するに当り、 前記半導体基板の上面にトレンチを形成する工程と、 前記トレンチを形成した半導体基板の上面に前記絶縁膜
を形成する工程と、 前記絶縁膜の上に第1導電体層、強誘電体層および第2
導電体層を順次に積層する工程と、 前記トレンチを含む第1導電体層、強誘電体層および第
2導電体層の領域が残存するようにこれら各層のパター
ニングを行い、前記下部電極、強誘電体膜および上部電
極を形成する工程とを含むことを特徴とする半導体記憶
素子の製造方法。 - 【請求項9】 請求項8に記載の半導体記憶素子の製造
方法において、 前記強誘電体層を積層する前記第1導電体層の上面を実
質的に平坦化させる工程を含むことを特徴とする半導体
記憶素子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9101959A JPH10294431A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | 半導体記憶素子およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9101959A JPH10294431A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | 半導体記憶素子およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10294431A true JPH10294431A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14314416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9101959A Withdrawn JPH10294431A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | 半導体記憶素子およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10294431A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001267514A (ja) * | 2000-03-16 | 2001-09-28 | Yasuo Tarui | トランジスタ型強誘電体不揮発性記憶素子 |
| US6303494B1 (en) * | 1998-12-24 | 2001-10-16 | Hyundai Electronics Industries Co., Ltd. | Method of forming gate electrode in semiconductor device |
| JP2001320028A (ja) * | 2000-05-02 | 2001-11-16 | Fujitsu Ltd | 強誘電体メモリ装置及びその製造方法 |
| JP2002289805A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-04 | Yasuo Tarui | トランジスタ型強誘電体不揮発性記憶素子 |
| CN1332438C (zh) * | 2002-06-11 | 2007-08-15 | 华邦电子股份有限公司 | 形成铁电存储器胞元的方法 |
| WO2019188249A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 半導体記憶装置及び積和演算装置 |
-
1997
- 1997-04-18 JP JP9101959A patent/JPH10294431A/ja not_active Withdrawn
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