JPH10294512A - 固体レーザ装置 - Google Patents
固体レーザ装置Info
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- JPH10294512A JPH10294512A JP10321497A JP10321497A JPH10294512A JP H10294512 A JPH10294512 A JP H10294512A JP 10321497 A JP10321497 A JP 10321497A JP 10321497 A JP10321497 A JP 10321497A JP H10294512 A JPH10294512 A JP H10294512A
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Abstract
面励起でき、高出力のレーザ光を効率よく発生させる。 【解決手段】レーザ結晶冷却器3の備えられたレーザ結
晶支持部1の空隙4のLD出射口4b側に固体レーザ結
晶2を配置し、LD6から出力されたLD光9を複数の
レンズ10、11で集光して空隙4内に入射し、この空
隙4中でのLD光の分布を導波路モードに近付かせて、
固体レーザ結晶2を均一に励起し、レーザ光Qを出力す
る。
Description
オード(以下、LDと称する)から出力された光を励起
光として固体レーザ結晶に照射してレーザ光を出力する
固体レーザ装置に関する。
称する)によって固体レーザ結晶の端面を励起してレー
ザ光を出力する固体レーザ装置では、固体レーザ結晶に
対する励起の有効性を最適にするために、固体レーザ結
晶におけるLD光による励起体積とレーザ共振器モード
の体積とを一致させることにより、高効率でビーム質の
良いレーザ光が得られる。
um Electron .QE-26 、311(1990)では、
XY方向で異なるLD光のビーム広がり角をシリンドリ
カルレンズ、球面レンズを組み合わせることにより補正
し、固体レーザ結晶上にモード体積と一致させて入射し
ている。
6,(1993)では、複数のLD光を固体レーザ結晶
の一端面に対して4方向からレンズ系を介して入射し、
かつ固体レーザ結晶の両端面から励起することにより、
端面励起でかつ高出力のLD励起固体レーザ装置を実現
している。
7,(1995)では、扇形状のレンズダクトを用い
て、LD光を固体レーザ結晶に導き、高出力のLD励起
固体レーザ装置を実現している。
からLD光を入射し、扇の要の部分に固体レーザ結晶を
配置するもので、シリンドリカルレンズ系を用いずに高
出力のLD光を集光できる。
出力パワーを取り出す場合、複数のLDを用いるか、又
は複数の発光領域を1次元若しくは2次元に配置したL
Dアレイを用いる必要がある。
よる励起体積を固体レーザ結晶上にモード体積と一致さ
せてLD光を集光させるには、複数のレンズを複雑に組
み合わせて実現する必要があり、この技術は上記第1の
文献や上記第2の文献に開示されている。
ザ共振器モードに合致するように固体レーザ結晶上にス
ポット状にLD光を集光する場合、固体レーザ結晶の端
面での損傷や固体レーザ結晶内での熱分布の不均一さに
よる出力ビームの悪化を招きやすく、これを防ごうとす
ると、構成が複雑になる。
レンズダクト出射後のLD光のビーム広がり角が大きい
ため、結晶長の長い固体レーザ結晶には適用することは
困難である。さらに、レンズダクト出射後のLD光の光
路上にレンズ系を挿入し、比較的長い固体レーザ結晶中
に励起領域を形成する方式も行われているが、装置が複
雑化、大型化する。
は、固体レーザ結晶を冷却するために別途冷却手段を付
加する必要があり、装置が大型化する。一方、Tm、H
o:YAG、Tm:YAGなどの3準位固体レーザ装置
は、Nd:YAGなどの4準位固体レーザ装置と異な
り、基底順位がレーザ下準位となる。
により利得が決まるため、基底順位が下準位となる3準
位レーザでは不利となる。又、レーザ上準位、下準位
は、複数のシュタルクレベルに分かれており、この中の
ある準位間でレーザ遷移が起こる。このため、3準位レ
ーザでは、固体レーザ結晶を冷却し、反転分布量をシュ
タルクレベル内の最も低いレベルに集中させ、レーザ上
準位に関しては分布の集中したシュタルクレベルを、レ
ーザ下準位に関しては分布の小さいシュタルクレベルを
選ぶことにより、大きな利得を得ることができる。
2066(1993)では、ランプ励起のHo、Tm、
Cr:YAGレーザを取り上げており、固体レーザ結晶
の冷却のために液体窒素又は液体窒素蒸気などを固体レ
ーザ結晶の回りに循環させている。
n .QE-28 、1029(1992)では、液体窒素容
器の下面に冷却部を設けて冷却を行い、固体レーザ結晶
の端面からレーザ励起し、Tm、Ho:YFLレーザを
動作させている。
素蒸気を固体レーザ結晶の回りに循環させる方式では、
液体窒素などを循環させる装置が必要であり、装置が大
型化し、又循環系における液体窒素の損失が大きい。
又、第5の文献では、固体レーザ結晶に対する側面励起
ができないため、高平均エネルギーや高パルスエネルギ
ーを得ることができない。
ザ結晶に対する励起の有効性を最適にするために、各種
方式が採られているが、固体レーザ結晶の端面での損傷
や固体レーザ結晶内での熱分布の不均一さによる出力ビ
ームの悪化を招きやすく、又、装置が複雑化、大型化す
るものである。
に、固体レーザ結晶の回りに液体窒素又は液体窒素蒸気
などを循環させて冷却しているが、液体窒素などを循環
させる装置により大型化し、又循環系における液体窒素
の損失が大きくなる。又、固体レーザ結晶に対する側面
励起ができず、高平均エネルギーや高パルスエネルギー
を得ることができない。
効率よく端面励起でき、高出力のレーザ光を効率よく発
生できる固体レーザ装置を提供することを目的とする。
又、本発明は、固体レーザ結晶を超低温に冷却し、LD
光により効率よく側面励起でき、高出力動作ができる固
体レーザ装置を提供することを目的とする。
レーザ結晶と、両端にそれぞれ開口部が形成された空隙
が形成され、かつこの空隙内のいずれか一方の開口部側
に固体レーザ結晶を支持するレーザ結晶支持部と、この
レーザ結晶支持部を冷却する冷却手段と、励起光を空隙
の他方の開口部から空隙内に入射させて固体レーザ結晶
を励起する励起光学系と、固体レーザ結晶の励起光の入
射側に形成され、励起光を透過するとともに固体レーザ
媒質から発振したレーザ光を反射する薄膜ミラー及びこ
の薄膜ミラーとともにレーザ共振器を構成する出力ミラ
ーと、を備えた固体レーザ装置である。
端にそれぞれ開口部が形成された空隙が形成され、かつ
この空隙内のいずれか一方の開口部側に固体レーザ結晶
を支持するレーザ結晶支持部と、このレーザ結晶支持部
を冷却媒体により冷却するレーザ結晶冷却手段と、固体
レーザ結晶、レーザ結晶支持部及びレーザ結晶冷却手段
を収納する真空容器と、励起光を真空容器内に収納され
ているレーザ結晶支持部の空隙の他方の開口部から空隙
内に入射して固体レーザ結晶を励起する励起光学系と、
固体レーザ結晶の励起光の入射側に形成され、励起光を
透過するとともに固体レーザ結晶から発振したレーザ光
を反射する薄膜ミラー及びこの薄膜ミラーとともにレー
ザ共振器を構成する出力ミラーと、を備えた固体レーザ
装置である。
固体レーザ装置において、空隙の形状は、固体レーザ結
晶の形状に略一致し、かつ固体レーザ結晶は、熱伝導度
の高い密着材を用いて空隙内に密着されている。
固体レーザ装置において、空隙の表面は、金属コートが
施されているか又は研磨されている。請求項5によれ
ば、請求項1又は2記載の固体レーザ装置において、空
隙は、励起光の分布を導波路モードに近づけて固体レー
ザ結晶に導き、この固体レーザ結晶を均一に励起する作
用を有する。
固体レーザ装置において、固体レーザ結晶の励起光の入
射側に形成される薄膜ミラーは、誘電体コーティングさ
れている。
固体レーザ装置において、空隙は、一方の開口部から他
方の開口部に向かって順次狭く形成されている。請求項
8によれば、請求項1又は2記載の固体レーザ装置にお
いて、レーザ共振器内にQスイッチ素子が配置されてい
る。
固体レーザ装置において、レーザ共振器内にQスイッチ
素子及び周波数変換器が配置されている。請求項10に
よれば、固体レーザ結晶と、両端にそれぞれ開口部が形
成された空隙が形成され、かつこの空隙内のいずれか一
方の開口部側に固体レーザ結晶を支持するレーザ結晶支
持部と、このレーザ結晶支持部を冷却媒体により冷却す
る冷却手段と、固体レーザ結晶、レーザ結晶支持部及び
液体窒素冷却手段を収納する真空容器と、この真空容器
に取り付けられ、励起光を真空容器内に収納されている
固体レーザ結晶に対して側面から照射する励起光学系
と、固体レーザ結晶に誘導された光を共振させてレーザ
光を出力するレーザ共振器と、を備えた固体レーザ装置
である。
載の固体レーザ装置において、固体レーザ結晶は、3準
位レーザである。請求項12によれば、請求項10記載
の固体レーザ装置において、励起光学系は、励起光を出
力するレーザダイオードと、このレーザダイオードから
出力された励起光を固体レーザ結晶に集光するシリンド
リカルレンズと、を有する。
体レーザ装置において、真空容器と励起光学系との間に
設けられた励起光照射用の光学窓は、固体レーザ結晶の
形状に対応して形成されている。
体レーザ装置において、光学窓における励起光の光路上
には、集光レンズが一体形成されている。請求項15に
よれば、請求項10記載の固体レーザ装置において、固
体レーザ結晶をレーザ結晶支持部に対して押え付けるレ
ーザ結晶押えは、銅で、かつ励起光の光路上に窓が形成
されている。
体レーザ装置において、レーザ結晶押えは、固体レーザ
結晶とほぼ同じ屈折率を持つ光学材料により形成され、
かつ固体レーザ結晶とほぼ同じ屈折率を持つ接着材料、
又は拡散接着により固体レーザ結晶に押え付けられる。
照して説明する。図1はLD励起固体レーザ装置の構成
図である。レーザ結晶支持部1には、固体レーザ結晶2
が支持されている。
AG、Nd:YLF、Nd:YVO4 、Er:YAG、
Ti:AL2 O3 などの可視及び赤外レーザを出力する
ものである。
器や冷却水を用いた冷却器などのレーザ結晶冷却器3が
取り付けられ、固体レーザ結晶2を支持するととともに
この固体レーザ結晶2と接触して冷却するものとなって
いる。
銅(0℃において403W/m・k)、アルミニウム
(0℃において236W/m・k)などの金属などの材
料を用い、第1の支持部1aと第2の支持部1bとを組
み合わせた構成とし、これら支持部1a、1bを組み合
わせることにより固体レーザ結晶2を保持する空隙4を
形成するものとなっている。
うに、金、アルミニウムなどの金属コートが施されてい
るか、又は研磨されている。又、この空隙4の形状は、
固体レーザ結晶2の全ての面と接触するように、固体レ
ーザ結晶2の形状に略一致する形状に形成されており、
例えば固体レーザ結晶2が円筒状に形成されていれば、
図2(a) の正面図に示すように固体レーザ結晶2の断面
形状に対応した円筒状で、かつその径が固体レーザ結晶
2の径に略等しく形成されている。
であれば空隙4の形状は、例えば図2(b) の正面図に示
すように4つの支持部1c〜1fを組み合わせて四角柱
状の形状に形成される。
部、すなわちLD入射口4aとLD出射口4bとのうち
LD出射口4b側に配置されている。そして、レーザ結
晶支持部1と固体レーザ結晶2との間には、これらレー
ザ結晶支持部1と固体レーザ結晶2との密着性を高める
ために必要に応じて、金、インジウム、銀ペーストなど
の熱伝導度の高い密着材が用いられている。
光をレーザ結晶支持部1の空隙4のLD入射口4aから
空隙4内に入射して固体レーザ結晶2を励起する機能を
有している。
7に取り付けてあり、このLD冷却器7に流れる冷却水
8によりLD6を冷却するものとなっている。LD6と
しては、例えば発光領域が単一のもの、発光領域が1次
元に並べられたもの、2次元に並べられたものであり、
発光領域が増えるに従い高励起密度を達成することが可
能なものである。
上には、複数のレンズ10、11が配置され、XY方向
で著しく異なるLD光9の広がり角を補正し、コリメー
トし、空隙4に集光するものとなっている。
の一端面には、誘電体コーティング12が施されてい
る。この誘電体コーティング12は、LD光9を透過す
るとともに発振レーザ光を全反射する薄膜ミラーとして
の機能を有している。
力ミラー13が対向配置され、この出力ミラー13と誘
電体コーティング12とによりレーザ共振器が構成され
ている。
いて説明する。LD6から出力されたLD光は、複数の
レンズ10、11によりXY方向で著しく異なる広がり
角を補正され、コリメートされて空隙4に集光される。
内の面で複数回反射を繰り返しながら、誘電体コーティ
ング12を透過し固体レーザ結晶2に入射する。この空
隙4の長さがLD入射口4aの開口径に比べて大きい場
合は、空隙4中でのLD光の分布は、導波路モードに近
付き、固体レーザ結晶2は均一に励起される。
関して説明する。図3は開口径に比べて導波路長の長い
場合の理想的な導波路モードの模式図である。同図(a)
は0次モード、同図(b) は1次モード、同図(c) は2次
モードを示している。これら図は電界分布を示し、電力
は電界Eを2乗した形状となっている。
ドの重ね合わせとなる。モード数Nは、次式で表され
る。 N=(2ω/cπ)×a(n1 2 −n2 2 )0.5 } …(1) この式でaはLD入射口4aの開口径の2分の1、n1
は空隙4内の屈折率で空気の場合は「1」である。n2
は壁面の屈折率で、金属面の場合は透過的に「0」と考
えるので、上記式(1) は、波長λとして、 N=2πa/λ …(2) と書き換えられる。
て、開口径が十分大きい場合、導波路に入射する光の入
射角(入射NA)によることになる。図3に示す各モー
ドの導波路壁面での反射各は、モード番号をNとする
と、 θ={π/(2n1 ko a)}×(N+1) …(3) と表される。例えば、波長800nm、開口径2mm、
入射角5度(NA=0.17)とすると、モード数Nは
約150となる。
モードの重ね合わせと考えられ、導波路内すなわち空隙
4内に配置された固体レーザ結晶2をほぼ均一に励起す
ることができる。
ない場合でも、カライドスコープと同様に、ミラーの多
重反射により、固体レーザ結晶2内に均一に励起分布を
作ることができる。
されると、その誘導光が誘電体コーティング12と出力
ミラー13と間で共振し、レーザ光Qが出力される。こ
のように上記第1の実施の形態においては、レーザ結晶
冷却器3の備えられたレーザ結晶支持部1の空隙4のL
D出射口4b側に固体レーザ結晶2を配置し、LD光を
集光して空隙4内に入射し、固体レーザ結晶2を励起し
て、誘電体コーティング12と出力ミラー13とから構
成されるレーザ共振器からレーザ光Qを出力するように
したので、固体レーザ結晶2をレーザ結晶支持部1を介
してレーザ結晶冷却器3の一面と一体的な構造にでき、
電子冷却などにより制御された温度によって固体レーザ
結晶2を冷却できる。
布を導波路モードに近付かせて、固体レーザ結晶2を均
一に励起でき、効率よくレーザ光Qを出力できる。従っ
て、固体レーザ結晶2を一定温度に冷却し、かつLD光
により固体レーザ結晶2を均一に効率よく端面励起する
ことができ、高出力のレーザ光Qを効率よく出力でき
る。 (2) 次に本発明の第2の実施の形態について説明する。
なお、図1と同一部分には同一符号を付してその詳しい
説明は省略する。
ある。レーザ結晶支持部1の空隙4のLD出射口4b側
には、低温動作で高出力が得られる3準位レーザ、すな
わちTm:YAG、Ho:YAG、Tm、Hoをドープ
したYLFなどの固体レーザを構成する固体レーザ結晶
20が配置されている。
どで満たされた固体レーザ結晶冷却器21が設けられて
いる。従って、固体レーザ結晶20は、液体窒素が有す
る温度にまで冷却されて動作するものとなる。
を防止するために真空容器22内に収納されている。す
なわち、真空容器22内には、固体レーザ結晶20、レ
ーザ結晶支持部1及び液体窒素冷却器21が収納されて
いる。
ザ光Qを透過させるための各光学窓23、24が光軸上
に設けられている。次に上記の如く構成された装置の作
用について説明する。
1を介して固体レーザ結晶冷却器21により液体窒素の
温度に冷却されている。LD6から出力されたLD光
は、複数のレンズ10、11によりXY方向で著しく異
なる広がり角を補正され、コリメートされ、真空容器2
2の光学窓23を透過して空隙4に集光される。
様に、空隙4内の面で複数回反射を繰り返しながら、誘
電体コーティング12を透過し固体レーザ結晶2に入射
する。この空隙4の長さがLD入射口4aの開口径に比
べて大きい場合は、空隙4中でのLD光の分布は、導波
路モードに近付き、固体レーザ結晶2は均一に励起され
る。
されると、その誘導光が誘電体コーティング12と出力
ミラー13と間で共振し、レーザ光Qが出力される。こ
のように上記第2の実施の形態においては、固体レーザ
結晶冷却器21により固体レーザ結晶20を液体窒素温
度に冷却し、LD光9を集光してレーザ結晶支持部1の
空隙4内に入射して固体レーザ結晶20を励起し、誘電
体コーティング12と出力ミラー13とから構成される
レーザ共振器からレーザ光Qを出力するようにしたの
で、例えばTm:YAG、Ho:YAGなどの固体レー
ザ結晶20を液体窒素の温度で動作でき、かつ空隙4内
に入射したLD光9の分布を導波路モードに近付かせ
て、固体レーザ結晶20を均一に効率よく端面励起で
き、高出力のレーザ光Qを効率よく出力できる。 (3) 次に本発明の第3の実施の形態について説明する。
なお、図1と同一部分には同一符号を付してその詳しい
説明は省略する。
ある。このLD励起固体レーザ装置は、LD光9の異な
る2つの広がり角のうち一方を補正するだけで、固体レ
ーザ結晶2を端面励起するものである。
5aからLD出射口25bに向かって順次狭く形成され
た扇形の空隙26が形成されている。この空隙26LD
入射口25aの大きさは、LD光9が全て入射する形状
に形成されている。
すなわちLD出射口25b側に固体レーザ結晶2が保持
されている。なお、LD6から出力されるLD光9の光
路上には、LD光9の一方の広がり角のみ補正するため
にレンズ系10が配置されている。
いて説明する。LD6からLD光9が出力されると、こ
のLD光9は、レンズ系10により一方の広がり角のみ
補正されてレーザ結晶支持部25の空隙26に入射す
る。
5aからLD出射口25bに向かって緩やかに狭くなっ
ているので、一旦空隙26に入射したLD光9は、空隙
26の内面を複数回反射した後、固体レーザ結晶2に入
射する。
繰り返すので、導波路又はカライドスコープを用いたの
と同様に固体レーザ結晶2を均一に励起できる。このよ
うに固体レーザ結晶2が均一に励起されると、その誘導
光が誘電体コーティング12と出力ミラー13と間で共
振し、レーザ光Qが出力される。
は、レーザ結晶支持部25にLD入射口25aからLD
出射口25bに向かって順次狭く形成された扇形の空隙
26を形成したので、上記第1の実施の形態と同様な効
果を奏することは言うまでもなく、LD光9の広がり角
を補正するレンズ系10を少なくでき、又LD光9を集
光する必要がないので、LD6とレーザ結晶支持部25
との距離を近付けることができ、装置全体を小型化でき
る。 (4) 次に本発明の第4の実施の形態について説明する。
なお、図1と同一部分には同一符号を付してその詳しい
説明は省略する。
ある。誘電体コーティング12と出力ミラー13とで構
成されるレーザ共振器内、すなわち固体レーザ結晶2と
出力ミラー13とのレーザ光軸上には、Qスイッチ素子
27が配置されている。
Qスイッチ素子、EO−Qスイッチ素子、又はポッケル
スセル及び偏光子である。このQスイッチ素子27は、
別途に図示しない繰り返し制御部により高繰り返しでオ
ン・オフ動作の制御がされる。
されたLD光は、複数のレンズ10、11によりXY方
向で著しく異なる広がり角を補正され、コリメートされ
て空隙4に集光される。
内の面で複数回反射を繰り返しながら、誘電体コーティ
ング12を透過し固体レーザ結晶2に入射する。この空
隙4の長さがLD入射口4aの開口径に比べて大きい場
合は、空隙4中でのLD光の分布は、導波路モードに近
付き、固体レーザ結晶2は均一に励起される。
されたとき、Qスイッチ素子27がオフであれば、損失
が大きくなり、レーザ発振は抑えられる。Qスイッチ素
子27がオンになると、損失が小さくなり、誘導光が誘
電体コーティング12と出力ミラー13と間で共振し、
パルスのレーザ光Qa として出力される。
でオン・オフすることにより、高繰り返しのパルスレー
ザ光Qa が出力される。このように上記第4の実施の形
態においては、誘電体コーティング12と出力ミラー1
3とで構成されるレーザ共振器内にQスイッチ素子27
を配置したので、上記第1の実施の形態と同様な効果を
奏することは言うまでもなく、高繰り返しのパルスレー
ザ光Qa を出力できる。 (5) 次に本発明の第5の実施の形態について説明する。
なお、図6と同一部分には同一符号を付してその詳しい
説明は省略する。
ある。誘電体コーティング12と出力ミラー13とで構
成されるレーザ共振器内、すなわち固体レーザ結晶2と
出力ミラー13とのレーザ光軸上には、Qスイッチ素子
27及び周波数変換素子28が配置されている。
波発生用や第2、3高調波発生などの非線形光学結晶で
ある。このような構成であれば、LD6から出力された
LD光は、上記同様に、広がり角が補正されて空隙4に
入射し、この空隙4内の面で複数回反射を繰り返しなが
ら、誘電体コーティング12を透過し固体レーザ結晶2
に入射し、この固体レーザ結晶2を均一に励起する。
されたとき、Qスイッチ素子27がオフであれば、損失
が大きくなり、レーザ発振は抑えられ、かつQスイッチ
素子27がオンになると、損失が小さくなり、誘導光が
誘電体コーティング12と出力ミラー13と間で共振
し、さらに周波数変換素子28により第2高調波や第3
高調波に周波数変換され、パルスレーザ光Qb として出
力される。
は、誘電体コーティング12と出力ミラー13とで構成
されるレーザ共振器内にQスイッチ素子27及び周波数
変換素子28を配置したので、上記第1の実施の形態と
同様な効果を奏することは言うまでもなく、第2高調波
や第3高調波に周波数変換して、高繰り返しのパルスレ
ーザ光Qa が出力できる。 (6) 次に本発明の第6の実施の形態について図面を参照
して説明する。
構成図であり、図8は側面図、図9は正面図である。レ
ーザ結晶支持部30は、第1の実施の形態で述べたよう
な伝熱性の高い銅、アルミニウムなどの金属により形成
されている。
体レーザ結晶31がレーザ結晶抑え32によりレーザ結
晶支持部30に密着接触されている。このレーザ結晶支
持部30と固体レーザ結晶31との間は、伝熱性をよく
するために、インジウムや銀ペーストなどが介在して密
着し、後述する液体窒素容器33により効率よく固体レ
ーザ結晶31を冷却できる構成となっている。
作で高出力を得るTmドープYAGレーザ、Hoドープ
YAGレーザ、Tm,HoドープYAGレーザなどの3
準位系レーザである。
却手段としての液体窒素容器33が接触して設けられて
いる。この液体窒素容器33内には、液体窒素が充填さ
れており、固体レーザ結晶31を液体窒素温度に冷却す
るものとなっている。
0、固体レーザ結晶31、レーザ結晶抑え32及び液体
窒素容器33は、断熱性を高めるために真空容器34内
に収納されている。
5及び排気口36が設けられている。又、この真空容器
34には、レーザ光軸上の部分にそれぞれ光学窓37、
38が設けられている。
ザ結晶31に対して側面からLD光39を照射して励起
する励起光学系としてのLD励起モジュール40が設け
られている。
4と接触する部分には、LD光39を透過させる光学窓
41が設けられている。LD励起モジュール40は、図
9に示すように複数のLD42−1〜42−3及び複数
のLD光学系43−1〜43−3を備え、これらLD4
2−1〜42−3及びLD光学系43−1〜43−3を
正面側から見て固体レーザ結晶31を中心として放射状
に配置したものとなっている。
2−1〜42−3にそれぞれ電力を供給し、又これらL
D42−1〜42−3で発生する熱を取り除く除熱機能
を有している。
D光39のビームを効率よく固体レーザ結晶31に入射
するためのものである。なお、固体レーザ結晶31を通
るレーザ光軸上には、固体レーザ結晶31に誘導された
光を共振させて、レーザ光Qc を出力するレーザ共振器
が配置されている。
いて説明する。低温動作で高出力を得る3準位系レーザ
の固体レーザ結晶31は、レーザ結晶支持部30を介し
て液体窒素容器33により液体窒素温度に冷却されてい
る。
各LD光39は、それぞれLD光学系43−1〜43−
3を透過することにより、そのビームが効率よく固体レ
ーザ結晶31の側面から入射する。
39が照射されると、液体窒素温度に冷却された固体レ
ーザ結晶2は均一に励起され、その誘導光がレーザ共振
器で共振し、レーザ光Qc が出力される。
は、液体窒素容器33により固体レーザ結晶31を液体
窒素の温度に冷却し、各LD光39を固体レーザ結晶3
1の側面から照射して励起し、レーザ光Qc を出力する
ようにしたので、例えば低温動作で高出力を得るTmド
ープYAGレーザ、HoドープYAGレーザ、Tm,H
oドープYAGレーザなどの3準位系レーザである固体
レーザ結晶31を液体窒素温度で動作でき、かつ各LD
光39を固体レーザ結晶31の側面に照射して効率よく
励起でき、通常の室温動作では高出力が得られなかった
3準位系の固体レーザ結晶31でも高出力動作ができ
る。
いて、固体レーザ結晶31を冷却することにより得られ
るレーザ出力に対する効果の例を図10に示す。同図で
横軸は固体レーザ結晶31の温度であり、縦軸はレーザ
出力を示し、パラメータは入射するLD光39のエネル
ギである。固体レーザ結晶31の温度が低下するに従っ
てレーザ出力エネルギーが増加していることが分かる。 (7) 次に本発明の第7の実施の形態について説明する。
なお、図8と同一部分には同一符号を付してその詳しい
説明は省略する。
である。冷却器としての液体ヘリウム容器44内には、
液体ヘリウムの超低温冷却液が充填されている。この液
体ヘリウム容器44の下面には、レーザ結晶支持部30
を介して固体レーザ結晶31が設けられている。
4に内に収納され、かつこれら液体ヘリウム容器44と
真空容器34との間には、放射遮断プレート45が設け
られ、放射熱をさらに防ぐ構成となっている。
の固体レーザ結晶31は、レーザ結晶支持部30を介し
て液体ヘリウム容器44の液体ヘリウムにより超低温に
冷却されている。
各LD光39は、それぞれLD光学系43−1〜43−
3を透過することにより、そのビームが効率よく固体レ
ーザ結晶31の側面から入射する。
9が照射されると、超低温に冷却された固体レーザ結晶
31は均一に励起され、その誘導光がレーザ共振器で共
振し、レーザ光Qd が出力される。
は、液体ヘリウム容器44により固体レーザ結晶31を
超低温に冷却し、各LD光39を固体レーザ結晶31の
側面から照射して励起し、レーザ光Qd を出力するよう
にしたので、固体レーザ結晶31を超低温で動作でき、
かつ各LD光39を固体レーザ結晶31の側面に照射し
て効率よく励起でき、通常の室温動作では高出力が得ら
れなかった3準位系の固体レーザ結晶31でも高出力動
作ができる。
を介して液体ヘリウム容器44を収納するので、放射熱
を防ぎ、固体レーザ結晶31を常に超低温に冷却でき
る。 (8) 次に本発明の第8の実施の形態について説明する。
なお、図8と同一部分には同一符号を付してその詳しい
説明は省略する。
ら見た構成図である。LD励起モジュール40と真空容
器34と接触する部分には、LD光39を透過させるL
D透過用光学窓46が設けられている。
結晶31の形状に対応して形成、例えば固体レーザ結晶
31の形状が円筒状であれば、その断面形状が湾曲した
形状に形成されている。
31は、レーザ結晶支持部30を介して液体窒素容器3
3の液体窒素により低温に冷却され、かつ各LD42−
1〜42−3から出力された各LD光39がそれぞれL
D光学系43−1〜43−3からLD透過用光学窓46
を透過して固体レーザ結晶31の側面に入射する。
状の固体レーザ結晶31に合わせて湾曲して形成されて
いるので、各LD42−1〜42−3及び各LD光学系
43−1〜43−3を固体レーザ結晶31に近付けて配
置でき、各LD光39を効率よく固体レーザ結晶31に
照射でき、かつ装置全体を小型化できる。
39が照射されると、低温に冷却された固体レーザ結晶
31は均一に励起され、その誘導光がレーザ共振器で共
振し、レーザ光が出力される。
は、LD励起モジュール40と真空容器34と接触する
部分に、円筒状の固体レーザ結晶31に対応して湾曲に
形成したLD透過用光学窓46を設けたので、上記第6
の実施の形態と同様の効果を奏することは言うまでもな
く、各LD42−1〜42−3及び各LD光学系43−
1〜43−3を固体レーザ結晶31に近付けることがで
き、装置全体を小型化できる。 (9) 次に本発明の第9の実施の形態について説明する。
励起光学系の構成図である。なお、LD励起固体レーザ
装置全体の構成は上記図8に示す装置構成と同様なので
省略してある。
接触する部分には、LD励起光学系47が設けられてい
る。このLD励起光学系47は、固体レーザ結晶31の
形状に対応して形成、例えば固体レーザ結晶31の形状
が円筒状であれば、その断面形状が湾曲した形状に形成
され、かつ各LD光39の光路上には、それぞれ集光レ
ンズ48〜50が一体形成されている。
31は、レーザ結晶支持部30を介して液体窒素容器3
3の液体窒素により低温に冷却される。各LD42−1
〜42−3から出力された各LD光39は、それぞれL
D励起光学系47の各集光レンズ48〜50により集光
され、固体レーザ結晶31の側面に照射される。
39が集光され照射されると、低温に冷却された固体レ
ーザ結晶31は均一に励起され、その誘導光がレーザ共
振器で共振し、レーザ光が出力される。
は、LD励起光学系47を固体レーザ結晶31の形状に
対応した形状、例えば固体レーザ結晶31の形状が円筒
状であれば、その断面形状が湾曲した形状に形成し、か
つ各LD光39の光路上にそれぞれ集光レンズ48〜5
0を一体形成したので、上記第8の実施の形態と同様の
効果を奏することは言うまでもなく、かつ各LD光39
を固定レーザ結晶31に照射して効率よく励起できる。 (10)次に本発明の第10の実施の形態について説明す
る。
レーザ結晶抑えの構成図である。なお、LD励起固体レ
ーザ装置全体の構成は上記図8に示す装置構成と同様な
ので省略してある。
晶支持部30に対して固体レーザ結晶31を抑えるレー
ザ結晶抑え32が用いられているが、このレーザ結晶抑
え32は、図14に示すように固体レーザ結晶31の形
状に対応した形状、例えば固体レーザ結晶31の形状が
円筒状であれば、その断面形状は湾曲した形状に形成さ
れ、かつ各LD光39が入射する部分にはそれぞれLD
入射用窓51が形成されている。
のよい材料、例えば固体レーザ結晶31と同じ光学材料
やパイレックスガラス(30〜75℃で1.1W/m・
k)により形成されている。
31は、レーザ結晶支持部30を介して液体窒素容器3
3の液体窒素により低温に冷却される。この場合、レー
ザ結晶抑え32も伝熱性のよい材料により形成されてい
るので、効率よく液体窒素により冷却される。
各LD光39は、それぞれレーザ結晶抑え32の各LD
入射用窓51を通過して固体レーザ結晶31の側面に照
射される。
39が照射されると、低温に冷却された固体レーザ結晶
31は均一に励起され、その誘導光がレーザ共振器で共
振し、レーザ光が出力される。
ては、固体レーザ結晶31の形状に対応して湾曲に形成
し、かつ各LD光39が入射する部分にそれぞれLD入
射用窓51を形成したレーザ結晶抑え32を用いるの
で、上記第6の実施の形態と同様の効果を奏することは
言うまでもなく、かつ固体レーザ結晶31を効率よく励
起できるうえ、効率よく固体レーザ結晶31を冷却でき
る。
窓51を通して固体レーザ結晶31のLD光39を照射
するので、固体レーザ結晶31中での温度分布が不均一
となるが、レーザ結晶抑え32の材料を固体レーザ結晶
31と同じ屈折率を持つ光学材料とし、かつ同じ屈折率
を持つ屈折率整合液を介して、若しくは拡散接着により
抑えることにより、レーザ結晶抑え32と固体レーザ結
晶31との境界面でのLD光のフレネル反射を抑え、か
つ固体レーザ結晶31から効率よく熱を取り除くことが
できる。
LD光39の励起光学系としては、例えば図15に示す
ようにLD発光部52をLD電極ヒートシンク53に設
け、かつLD発光部52から放射されたLD光をシリン
ドリカルレンズ54を通して固体レーザ結晶31に照射
するようにしてもよい。
小型化できるが、シリンドリカルレンズ54を用いた場
合、コリメートされたLD光は、シリンドリカルレンズ
54から離れるに従って回折の影響によりLDパワーが
減少するので、可能な限りLD42−1〜42−3と固
体レーザ結晶31との間隔を狭く配置して、レーザ効率
を高くすればよい。
の形態に限定されるものでなく次の通り変形してもよ
い。例えば、図16(a) の側面構成図、同図(b) の正面
構成図に示すように、レーザ結晶支持部1の空隙4内に
固体レーザ結晶2を支持し、かつレーザ結晶冷却器3を
取り付ける。
うちLD出射口4b側に配置されている。一方、レーザ
結晶支持部1の下面には、LD励起モジュール40が設
けられている。このLD励起モジュール40とレーザ結
晶支持部1と接触する部分には、LD光39を透過させ
る光学窓41が設けられている。
すように固体レーザ結晶2の形状に合わせて湾曲させた
り、又は上記図13に示すように固体レーザ結晶2の形
状に合わせて湾曲させるとともに集光レンズを一体的に
形成してもよい。
2−1〜42−3及び複数のLD光学系43−1〜43
−3を備え、これらLD42−1〜42−3及びLD光
学系43−1〜43−3を正面側から見て固体レーザ結
晶31を中心として放射状に配置したものとなってい
る。このような構成であっても、固体レーザ結晶2を均
一に効率よく励起でき、高出力のレーザ光を効率よく発
生できる。
9によれば、固体レーザ結晶を均一に効率よく端面励起
でき、高出力のレーザ光を効率よく発生できる固体レー
ザ装置を提供できる。
窒素冷却器を用いることにより、低温動作で高出力が得
られる3準位の固体レーザ結晶を液体窒素温度に冷却し
て高出力で動作できる固体レーザ装置を提供できる。
レーザ結晶を均一に励起できる固体レーザ装置を提供で
きる。又、本発明の請求項7によれば、空隙の形状をL
D入射口からLD出射口に向かって順で狭くなるように
したので、LD光の広がり角を補正するレンズ系を少な
くでき、又LDとレーザ結晶支持部との距離を近付けて
装置全体を小型化できる固体レーザ装置を提供できる。
チ素子を配置することにより、高繰り返しのパルスレー
ザ光を出力できる固体レーザ装置を提供できる。又、本
発明の請求項9によれば、Qスイッチ素子及び周波数変
換器を配置することにより、第2高調波や第3高調波に
周波数変換して、高繰り返しのパルスレーザ光が出力で
きる固体レーザ装置を提供できる。
固体レーザ結晶を超低温に冷却し、LD光により効率よ
く側面励起でき、高出力動作ができる固体レーザ装置を
提供できる。
室温動作では高出力が得られなかった3準位系の固体レ
ーザ結晶を高出力動作できる固体レーザ装置を提供でき
る。又、請求項12によれば、LDから出力されたLD
光をシリンドリカルレンズによりコリメートして固体レ
ーザ結晶に照射するので、装置全体を小型化できる固体
レーザ装置を提供できる。
過用光学窓を固体レーザ結晶の形状に対応して湾曲させ
たので、LDを固体レーザ結晶に近付けることができ装
置全体を小型化できる固体レーザ装置を提供できる。
過用光学窓に集光レンズを一体的に形成したので、LD
光を集光して固定レーザ結晶に照射して励起し、効率よ
くレーザ光を出力できる固体レーザ装置を提供できる。
結晶押えを伝熱性のよい材料で形成するので、固体レー
ザ結晶を効率よく励起できるうえ、効率よく固体レーザ
結晶を冷却できる固体レーザ装置を提供できる。
結晶押えを固体レーザ結晶と同じ屈折率を持つ光学材料
により形成し、かつ固体レーザ結晶と同じ屈折率を持つ
接着材料、又は拡散接着により固体レーザ結晶に押え付
けるので、レーザ結晶抑えと固体レーザ結晶との境界面
でのLD光のフレネル反射を抑え、かつ固体レーザ結晶
から効率よく熱を取り除くことができる固体レーザ装置
を提供できる。
の実施の形態を示す構成図。
す図。
開口径に比べて導波路長の長い場合の理想的な導波路モ
ードの模式図。
の実施の形態を示す構成図。
の実施の形態を示す構成図。
の実施の形態を示す構成図。
の実施の形態を示す構成図。
の実施の形態を示す側面から見た構成図。
の実施の形態を示す正面から見た構成図。
レーザ出力の例を示す図。
7の実施の形態を示す構成図。
8の実施の形態を示す構成図。
9の実施の形態を示すLD励起光学系の構成図。
10の実施の形態を示すレーザ結晶抑えの構成図。
構成図。
形例を示す構成図。
Claims (16)
- 【請求項1】 固体レーザ結晶と、 両端にそれぞれ開口部が形成された空隙が形成され、か
つこの空隙内のいずれか一方の前記開口部側に前記固体
レーザ結晶を支持するレーザ結晶支持部と、 このレーザ結晶支持部を冷却する冷却手段と、 励起光を前記空隙の他方の前記開口部から前記空隙内に
入射させて前記固体レーザ結晶を励起する励起光学系
と、 前記固体レーザ結晶の前記励起光の入射側に形成され、
前記励起光を透過するとともに前記固体レーザ結晶から
発振したレーザ光を反射する薄膜ミラー及びこの薄膜ミ
ラーとともにレーザ共振器を構成する出力ミラーと、を
具備したことを特徴とする固体レーザ装置。 - 【請求項2】 固体レーザ結晶と、 両端にそれぞれ開口部が形成された空隙が形成され、か
つこの空隙内のいずれか一方の前記開口部側に前記固体
レーザ結晶を支持するレーザ結晶支持部と、 このレーザ結晶支持部を冷却媒体により冷却するレーザ
結晶冷却手段と、 前記固体レーザ結晶、前記レーザ結晶支持部及び前記レ
ーザ結晶冷却手段を収納する真空容器と、 励起光を前記真空容器内に収納されている前記レーザ結
晶支持部の前記空隙の他方の前記開口部から前記空隙内
に入射して前記固体レーザ結晶を励起する励起光学系
と、 前記固体レーザ結晶の前記励起光の入射側に形成され、
前記励起光を透過するとともに前記固体レーザ結晶から
発振したレーザ光を反射する薄膜ミラー及びこの薄膜ミ
ラーとともにレーザ共振器を構成する出力ミラーと、を
具備したことを特徴とする固体レーザ装置。 - 【請求項3】 前記空隙の形状は、前記固体レーザ結晶
の形状に略一致し、かつ前記固体レーザ結晶は、熱伝導
度の高い密着材を用いて前記空隙内に密着されているこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の固体レーザ装置。 - 【請求項4】 前記空隙の表面は、金属コートが施され
ているか又は研磨されていることを特徴とする請求項1
又は2記載の固体レーザ装置。 - 【請求項5】 前記空隙は、前記励起光の分布を導波路
モードに近づけて前記固体レーザ結晶に導き、この固体
レーザ結晶を均一に励起する作用を有することを特徴と
する請求項1又は2記載の固体レーザ装置。 - 【請求項6】 前記固体レーザ結晶の前記励起光の入射
側に形成される薄膜ミラーは、誘電体コーティングされ
ていることを特徴とする請求項1又は2記載の固体レー
ザ装置。 - 【請求項7】 前記空隙は、一方の前記開口部から他方
の前記開口部に向かって順次狭く形成されていることを
特徴とする請求項1又は2記載の固体レーザ装置。 - 【請求項8】 前記レーザ共振器内にQスイッチ素子が
配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の
固体レーザ装置。 - 【請求項9】 前記レーザ共振器内にQスイッチ素子及
び周波数変換器が配置されていることを特徴とする請求
項1又は2記載の固体レーザ装置。 - 【請求項10】 固体レーザ結晶と、 両端にそれぞれ開口部が形成された空隙が形成され、か
つこの空隙内のいずれか一方の前記開口部側に前記固体
レーザ結晶を支持するレーザ結晶支持部と、 このレーザ結晶支持部を冷却媒体により冷却する冷却手
段と、 前記固体レーザ結晶、前記レーザ結晶支持部及び前記冷
却手段を収納する真空容器と、 この真空容器に取り付けられ、励起光を前記真空容器内
に収納されている前記固体レーザ結晶に対して側面から
照射する励起光学系と、 前記固体レーザ結晶に誘導された光を共振させてレーザ
光を出力するレーザ共振器と、を具備したことを特徴と
する固体レーザ装置。 - 【請求項11】 前記固体レーザ結晶は、3準位レーザ
であることを特徴とする請求項2又は10記載の固体レ
ーザ装置。 - 【請求項12】 前記励起光学系は、前記励起光を出力
するレーザダイオードと、 このレーザダイオードから出力された前記励起光を前記
固体レーザ結晶に集光するシリンドリカルレンズと、を
有することを特徴とする請求項10記載の固体レーザ装
置。 - 【請求項13】 前記真空容器と前記励起光学系との間
に設けられた励起光照射用の光学窓は、前記固体レーザ
結晶の形状に対応して形成されていることを特徴とする
請求項10記載の固体レーザ装置。 - 【請求項14】 前記光学窓における前記励起光の光路
上には、集光レンズが一体的に形成されていることを特
徴とする請求項10記載の固体レーザ装置。 - 【請求項15】 前記固体レーザ結晶を前記レーザ結晶
支持部に対して押え付けるレーザ結晶押えは、銅で、か
つ前記励起光の光路上に窓が形成されていることを特徴
とする請求項10記載の固体レーザ装置。 - 【請求項16】 前記レーザ結晶押えは、前記固体レー
ザ結晶とほぼ同じ屈折率を持つ光学材料により形成さ
れ、かつ前記固体レーザ結晶とほぼ同じ屈折率を持つ接
着材料、又は拡散接着により前記固体レーザ結晶に押え
付けられることを特徴とする請求項10記載の固体レー
ザ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10321497A JPH10294512A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 固体レーザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10321497A JPH10294512A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 固体レーザ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10294512A true JPH10294512A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14348263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10321497A Pending JPH10294512A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 固体レーザ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10294512A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
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