JPH10294811A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH10294811A
JPH10294811A JP9100638A JP10063897A JPH10294811A JP H10294811 A JPH10294811 A JP H10294811A JP 9100638 A JP9100638 A JP 9100638A JP 10063897 A JP10063897 A JP 10063897A JP H10294811 A JPH10294811 A JP H10294811A
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文男 小泉
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昇平 池上
Ryuichiro Kobayashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機能部品の追加によって複合的な機能を発揮
しうる装置で、機能部品が追加されていない状態でも消
費電力の効率的な低減を図ることのできる画像処理装置
を実現する。 【解決手段】 画像処理装置は、常時通電用の常用通電
部分用電源部112と操作表示用電源部113の2つの
電源部と、必要時のみ通電する必要時通電部分用電源部
118を備えており、常用通電部分用電源部112は装
置に対して着脱自在となった第1の通信制御部分116
Aの通電を行うようになっている。このため、通信装置
が未装着の場合には、操作表示部117を常時通電する
操作表示用電源部113のみが作動することになり、消
費電力の低減を図ることができる。通信装置は第1の通
信制御部分116Aと必要時に通電する第2の通信制御
部分116Bに分かれており、この点でも節電に寄与し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像の読み取りや記
録を行うと共に画像を他の装置との間で通信することも
可能な画像処理装置に係わり、特に節電機能を備えた画
像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オフィスや家庭に各種の画像処理装置が
使用されるに伴って、これらの消費電力の増大が問題と
なっている。このため、これらの画像処理装置の消費す
る電力の低減を図るための各種の工夫が行われている。
【0003】図10は、節電を図るように工夫した従来
の画像処理装置を表わしたものである。この画像処理装
置は、特公平4−37615号公報に開示されたもので
あり、主電源部11と副電源部12の2つの電源部を備
えている。これらの電源部11、12は電源スイッチ1
3を介して図示しない商用電源に接続されている。
【0004】主電源部11は、容量的に大きな電源であ
り、装置内の各ユニット14への給電を行う他、マスタ
CPU(中央処理装置)15に電源を供給するようにな
っている。副電源部12は、比較的容量の小さな電源部
であり、この画像処理装置の操作用のキーや表示部を備
えた操作表示部16とスレーブCPU17とに電源の供
給を行っている。副電源部12は、電源スイッチ13が
オンとなっているときには常時電源の供給を受けるよう
になっている。
【0005】スレーブCPU17は、例えば操作表示部
16からオペレータが所定の操作を行ったり、図示しな
い相手局から着信があったりすると、これを検出する。
そして、付属の図示しない電話器を鳴動(リンギング)
させるためのリンギング制御信号21を出力したり、画
像の記録のためにスタートスイッチを作動するためのス
タートスイッチ制御信号22を出力したり、コピー開始
用のコピースイッチを作動させるためのコピースイッチ
制御信号23を発生させたり、画像の送信用に図示しな
いスキャナに原稿を挿入するための原稿挿入制御信号2
5を出力するといったような動作を行う。また、スレー
ブCPU17は、前記した各ユニット14を作動させる
ために、所定のタイミングで主電源11に制御開始信号
25を送出してこれによる制御を立ち上がらせる。
【0006】図11は、この特公平4−37615号公
報に開示された技術を、複写機能およびファクシミリ機
能を有する画像処理装置に応用した場合を表わしたもの
である。この画像処理装置は、図10に示した出力電源
部11に対応する必要時通電部31と、副電源部12に
対応する常時通電部分用電源32との2つの電源部を備
えており、これらは電源スイッチ33を介して図示しな
い商用電源から電源の供給を受けるようになっている。
必要時通電部31は比較的大容量の電源で構成され、画
像処理装置内の露光用ランプ、定着用の電源等の各ユニ
ット34にこれらが必要なときに通電を行う一方、複写
機能を制御する回路部分としての複写機能制御部35に
もそれらが必要とする時間帯で電源を供給する。
【0007】常時通電部分用電源32は、比較的小容量
の電源であり、操作表示部36と通信制御部37内の第
1の通信制御部分37Aに電源を供給する。操作表示部
36に常時電源を供給するようにしているのは、オペレ
ータの操作にいつでも対処できるようにするためであ
る。第1の通信制御部分37Aに電源を常時供給するよ
うにしているのは、同様にいつでも着信に対応すること
ができるようにするためである。通信制御部37は、第
1の通信制御部分37Aの他に後発的な給電で対処でき
る回路部分としての第2の通信制御部分37Bを備えて
いる。第1の通信制御部分37Aは、必要時通電部31
の電源供給が必要となる段階で制御開始信号39をこれ
に対して送出し、主要部分への電源の供給を後発的に可
能とさせることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように図11に示
す画像処理装置では、1つの常時通電部分用電源32を
備えており、操作表示部36と第1の通信制御部37A
の双方に同一箇所から電源の供給を行うようにしてい
る。ところが、この例に示したような通信と記録あるい
は複写といった複数の機能を有する画像処理装置は、こ
れら複数の機能が完備した形で製品化されるとは限ら
ず、一部の機能がオプションとして追加される形態をと
る場合がある。使用者が必要とする機能だけ備わった画
像処理装置を提供し、後発的に必要となった機能につい
ては随時オプションを追加させるようにすることは、無
駄な機能部品の購入を防ぐという点で使用者に有益なこ
とである。
【0009】ところが、図11に示した従来の画像処理
装置では、通信制御部37をオプションとして装置内に
組み込むか否かにかかわらず、常時通電部分用電源32
が装置内に組み込まれることになった。この常時通電部
分用電源32は、将来、通信制御部37が装置内に組み
込まれたときの電源としても使用されるものであるた
め、その容量は通信制御部37への給電を可能とする大
きさに設定されている。したがって、通信制御部37を
装置内に組み込まれていない状態では、常時通電部分用
電源32が操作表示部36への単独使用のためのものよ
りも大型化してしまい、消費電力が不必要に大きくなる
ばかりでなく、将来も通信制御部37を装置内に組み込
む予定のない使用者にとっては、電源のコストアップに
つながるという問題があった。
【0010】そこで本発明の目的は、機能部品の追加に
よって複合的な機能を発揮しうる装置で、機能部品が追
加されていない状態でも消費電力の効率的な低減を図る
ことのできる画像処理装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)画像の読み取りを行う画像読取手段と、
(ロ)画像の記録を行う記録手段と、(ハ)必要により
追加される構成部品であって、追加された状態で電源を
常時給電され相手局との間で画像の通信を行うと共に通
信によって得られた結果に伴って画像読取手段または記
録手段を作動させる必要があるときこれを指示する第1
の作動指示信号を発生する通信手段と、(ニ)通信手段
とは異なる電源系統で電源を常時給電され各部の操作の
制御を行うと共にこれに伴って画像読取手段または記録
手段を作動させる必要があるときこれを指示する第2の
作動指示信号を発生する操作制御手段と、(ホ)第1お
よび第2の作動指示信号のいずれかが発生したとき対応
する画像読取手段または記録手段の給電を開始する給電
開始制御手段とを画像処理装置に具備させる。
【0012】すなわち請求項1記載の発明では、必要に
より追加される構成部品としての通信手段と操作制御手
段とが、別々の電源系統で常時給電されるようにするこ
とで、通信手段が装置に装着されていない状態での電源
の小型化と消費電力の低減を図る一方、通信手段と操作
制御手段の別々の要請で画像読取手段と記録手段の給電
を開始させることにして、複合機能を備えた装置での消
費電力の低減を図っている。
【0013】
【発明の実施の形態】
【0014】以上説明した請求項1記載の発明は、更に
幾つかの実施の形態に展開することができる。
【0015】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明で、通信手段は、相手局から画像に関するデータを
受信したとき記録手段に対する第1の作動指示信号を発
生し、操作制御手段は操作のための何らかの入力があっ
たとき第2の作動指示信号を発生することを特徴として
いる。すなわち、それぞれの電源供給のための必要な条
件が発生した時点で給電を開始させることで、小まめな
電源制御を可能にしている。
【0016】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
発明で、通信手段は常時給電される第1の通信制御部
と、第1の通信制御部が通電されている所定のタイミン
グで後発的に通電を開始される第2の通信制御部とを具
備することを特徴としている。例えば受信手段と送信手
段が通信手段に備えられている場合には、送信手段と読
取手段が操作上競合するので、送信手段にそれが必要と
なった時点で給電することにし、受信手段のみを常時給
電することによって、節電の効果を押し進めることがで
きる。着信に必要としない他の通信回路部分を常時給電
される部分から外すことで同様の効果を得ることができ
る。
【0017】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の一実施例における画像処理
装置の概略の構成を表わしたものである。この画像処理
装置は、装置本体101の上部に水平にプラテンガラス
102を配置しており、開閉自在のプラテンカバー10
3がこの上部に配置されている。装置本体101の内部
には、図示しない画像読取部が配置されており、プラテ
ンガラス102上に載置された図示しない原稿がこの画
像読取部で読み取られるようになっている。装置本体1
01の内部には、カセットトレイ104が差し込まれる
ようになっている。同じく装置本体101の内部に配置
された図示しない感光ドラム等からなる画像記録部が、
画像読取部で読み取られた画像をカセットトレイ104
から送り出された用紙に記録するようになっている。記
録後の用紙は、排出トレイ105上に排出される。
【0019】装置本体101の側部には、通信装置10
6を着脱自在に装着できるようになっている。この通信
装置106を装着して、その通信用ソケット107にモ
ジュラーケーブルを接続し、回線と接続すると、ファク
シミリの送受信が可能となるようになっている。通信装
置106が装置本体101に取り付けられていない状態
では、画像処理装置は単にプラテンガラス102上に載
置された原稿を複写する複写機能を発揮することにな
る。
【0020】この画像処理装置の背面には電源ケーブル
109が取り付けられており、これを商用電源に接続し
ておくと、装置本体101の上部手前に配置された操作
表示部110と通信装置106に常時、電源が供給され
るようになっている。操作表示部110には、図示しな
いがスタートボタン等の各種ボタンまたはキースイッチ
と、液晶ディスプレイが配置されており、オペレータが
各種操作を行うことができると共に、操作等に必要なデ
ータが表示されるようになっている。
【0021】図2は、この画像処理装置の原理的な構成
を表わしたものである。この画像処理装置は図1に示し
た電源ケーブル109に一端を接続された電源スイッチ
111を備えている。電源スイッチ111の他端は、常
用通電部分用電源部112と、操作表示用電源部113
の2つの電源部と、電源用リレー114の電源入力端子
に接続されている。常用通電部分用電源部112は、通
信の制御を行う部分のうちの第1の通信制御部分116
Aの給電を行うためのものである。操作表示用電源部1
13は、この画像処理装置の各種操作に使用される操作
表示部117の給電を行うためのものである。電源用リ
レー114はこれが励磁したときに電源出力端子側に接
続された必要時通電部分用電源部118に電源の供給を
行うようになっている。必要時通電部分用電源部118
は、画像の読み取りと記録の双方の機能を有する複写機
能制御部119と、通信の制御を行う部分のうちの第2
の通信制御部分116B、ならびに装置内の各ユニット
121への給電を行うためのものである。第2の通信制
御部分116Bは、必要に応じて給電が行われる部分で
ある点で、常時、給電を行われる部分としての第1の通
信制御部分116Aと区別されている。
【0022】本実施例で第1の通信制御部分116A
は、図示しない電話回線と接続されており、この電話回
線によっていずれかの相手端末からファクシミリの受信
があるたびに、これを検出して論理レベルがH(ハイ)
レベルの第1の作動指示信号131を発生するようにな
っている。また、操作表示部117は、オペレータが各
種操作を行うためのキーやスイッチおよび液晶ディスプ
レイによって構成されており、このうちのキーとスイッ
チのいずれか1つを操作するとこれを検出して同様に論
理レベルが同じくHレベルの第2の作動指示信号132
を発生するようになっている。これら第1および第2の
作動指示信号131、132は2入力オアゲート133
に入力されて、両者の論理和がとられ、これによりHレ
ベルのリレー作動指示信号134が電源用リレー114
に入力されると、これが励磁されるようになっている。
ただし、2入力オアゲート133は、後に説明するよう
に操作表示部117あるいは第1の通信制御部分116
Aの内部処理を論理的に示したものであって、本実施例
の装置では存在していない。
【0023】このように本実施例の画像処理装置では、
電源スイッチ111が投入されていれば、常用通電部分
用電源部112と第2の通信制御部分116Bが常に電
源を供給されることになる。そして、これ以後、2入力
オアゲート133からリレー作動指示信号134が出力
された段階で、電源用リレー114が励磁されて第2の
通信制御部分116Bと複写機能制御部119に電源が
供給されることになる。第2の通信制御部分116B
は、外部からのデータの受信に最低限必要な回路部分を
除いた通信制御のための回路部分であり、一例としては
データの送信のみに必要とされる回路部分等によって構
成されている。
【0024】複写機能制御部119は、図1に示したプ
ラテンガラス102上に載置された原稿上の画像情報を
読み取る読取装置と、この読み取られた画像情報を図1
に示したカセットトレイ104から送り出された用紙に
記録する記録装置とによって構成されている。読取装置
は、原稿の搬送を行うモータや原稿上の画像情報の読み
取りを行うための照明を行う露光ランプや1次元イメー
ジセンサ等の回路部品を備えており、これらを通電する
ことによって画像の読み取りを行うようになっている。
また記録装置は、図示しない感光体ドラムにレーザビー
ムを用いて静電潜像を形成するようになっており、この
感光体ドラム等の部品を駆動するためのモータや静電潜
像を現像して得られたトナー像を用紙に定着するための
ヒートロールあるいはフューザを通電することによって
画像の記録や記録後の用紙の排出等を行うようになって
いる。
【0025】図3は、本実施例の操作表示部の回路構成
の要部を表わしたものである。操作表示部117は、図
1に示した通信装置106が装着されていない状態で、
操作表示のための制御の他に全体的な制御を行うための
表示用CPU(中央処理装置)141を備えている。表
示用CPU141は、バス142を通じてROM14
3、作業用メモリ144、入力回路145、表示制御回
路146、タイマ回路147およびI/O(入出力)ポ
ート148と接続されている。
【0026】ここでROM143は、通信装置106が
装着されていない状態でこの画像処理装置の全般的な制
御や表示に対する制御を行うための制御手順ならびに表
示用のフォント等の固定的なデータを格納したリード・
オンリ・メモリである。作業用メモリ144は、表示用
CPU141の制御時に必要とされる各種データを一時
的に格納するランダム・アクセス・メモリである。入力
回路145は図示しないがキーやスイッチと接続されて
おり、操作用のデータを入力する回路である。表示制御
回路146は図示しない液晶ディスプレイに必要な情報
を視覚的に表示させるための回路である。タイマ回路1
47は、一度通電を行った回路装置に対して通電を停止
させるための第1の解除指示信号を作成するための計時
動作を行うタイマである。
【0027】I/Oポート148は、図2に示した操作
表示部117以外の制御対象となる他の回路装置にデー
タあるいはコマンドを出力したり、これら他の回路装置
からデータあるいはコマンドを入力するためのポートで
ある。
【0028】なお、図2に示した第1の通信制御部分1
16Aならびに複写機能制御部119は、それぞれ独自
のCPUを備えており、それら個々の回路部分の制御を
行うようにしている。したがって、第1の通信制御部分
116Aが画像処理装置に接続されていない状態で表示
用CPU141は複写機能制御部119の細かな制御を
行うものではない。また、第1の通信制御部分116A
に備えられたCPU(通信用CPU)は、通信装置10
6が画像処理装置に装着されると、表示用CPU141
に代えてこの画像処理装置の全体的な制御を行うように
している。画像処理装置に通信装置106が装着されて
いるかどうかの判別は、電源スイッチ111を投入した
時点で初期的に行われることになる。この結果として、
通信装置106が画像処理装置に装着されていないこと
が判別されれば表示用CPU141が全体的な制御を代
行し、通信装置106が装着されている場合には通信用
CPUが全体的な制御を行うことになる。
【0029】図4は、第1および第2の通信制御部分の
回路構成の概要を表わしたものである。第1および第2
の通信制御部分116A、116Bは、これらの制御お
よび所定の場合に画像処理装置の全体を制御するための
通信用CPU151を備えている。通信用CPU151
はバス152を介して、ROM153、作業用メモリ1
54、通信制御回路155、タイマ回路156および第
1ならびに第2のI/Oポート157、158と接続さ
れている。ROM153、作業用メモリ154ならびに
タイマ回路156は、図3の対応する回路と機能的に同
じなのでこれらの説明は省略する。通信制御回路155
は回線161と接続されており、他のファクシミリ装置
あるいはコンピュータとの間でファクシミリデータの送
受信を行うようになっている。第1のI/Oポート15
7は、主に第2の通信制御部分116Bを構成する回路
部分をバス152に接続するようになっている。第2の
I/Oポート157は、この画像処理装置の他の回路部
分との間での必要なデータの授受に使用される。
【0030】図5は、通信装置が取り付けられた画像処
理装置の節電を解除するための制御の様子を表わしたも
のである。図4に示した通信用CPU151は、通信制
御回路155を介してファクシミリ通信のための着信が
行われたかどうかを監視している(ステップS10
1)。また、図2に示した操作表示部117のいずれか
のキーまたはスイッチが操作されたかを、操作表示部1
17から入力される操作開始信号131の有無によって
監視している(ステップS102)。ファクシミリ通信
のための着信が行われたら(ステップS101;Y)、
通信用CPU151はROM153に書き込まれた手順
に従ってファクシミリデータの受信処理を行う(ステッ
プS103)。そして、この処理の所定のタイミングで
リレー励磁信号を発生させる(ステップS104)。こ
のリレー励磁信号は、図2に示した第1の作動指示信号
131と実質的に同一の信号である。このリレー励磁信
号は図示しない励磁制御回路に入力され、図2に示した
電源用リレー114の励磁が行われることになる。
【0031】電源用リレー114が励磁されると、必要
時通電部分用電源部118が作動し、複写機能制御部1
19と第2の通信制御部分116Bならびに装置内の各
ユニット121への給電が開始する。これにより、通信
の相手側から送られてきた画像データの記録が行われる
ことになる。
【0032】一方、ファクシミリの着信が行われる前に
操作表示部117のいずれかのキーあるいはスイッチが
操作されると(ステップS102;Y)、この場合には
直ちにリレー励磁信号が発生する(ステップS10
4)。これは、複写のための画像の読み取りや読み取ら
れた画像の記録が直ちに開始するための操作が行われた
可能性があるからである。このときのリレー励磁信号
は、図2に示した第2の作動指示信号132と実質的に
同一の信号である。電源用リレー114が励磁される
と、前記したように必要時通電部分用電源部118が作
動し、複写機能制御部119と第2の通信制御部分11
6Bならびに装置内の各ユニット121への給電が開始
する。このように第1および第2の作動指示信号13
1、132のいずれに相当するリレー励磁信号が発生し
ても、これらの論理和をとったような形でリレー励磁信
号が発生することになり、必要な回路部分への電源の供
給が開始されることになる。
【0033】図6は、通信装置が取り付けられた画像処
理装置の節電を開始させるための制御の様子を表わした
ものである。図4に示した通信用CPU151は、読取
装置や記録装置を使用した複写動作や、通信装置106
と記録装置を使用したファクシミリ受信が終了している
かどうかのチェックを行う(ステップS201)。そし
て、これが終了した時点で図4に示したタイマ回路15
6に対して節電を開始させるための計時動作を開始させ
る(ステップS202)。この計時動作は途中で計時の
解除が行われないかぎり(ステップS203)、予め設
定された時間に到達してタイムアウトが行われるまで継
続する(ステップS204)。ここで計時動作の解除
は、図5に示したステップS101のファクシミリの着
信やステップS102の操作表示部117の操作によっ
て行われる。一旦、計時動作が解除されると、ステップ
S201に戻り、複写動作や通信動作が終了するまでタ
イマ回路156による計時動作は開始されない。また、
ステップS203で計時動作が解除されたときにはタイ
マ回路156の計時はリセットされるので、再度最初か
ら計時動作が開始されることになる。
【0034】タイマ回路156がタイムアウトすると
(ステップS204;Y)、通信用CPU151はリレ
ー解磁信号を第2のI/Oポート158から前記した励
磁制御回路に送出し(ステップS205)、電源用リレ
ー114(図2)の励磁を解除させることになる。これ
により、図2に示した第2の通信制御部分116Bと複
写機能制御部119への給電が停止されることになる。
【0035】図7は、本実施例の画像処理装置に通信装
置が取り付けられていない状態での回路構成の原理的な
構成を表わしたものであり、図2に対応するものであ
る。図2で説明しているので、回路の詳細な説明は省略
する。図1に示した通信装置106が画像処理装置に装
着されていないので、常時通電されるのは操作表示部1
17であり、操作表示用電源部113がこの給電を行う
ことになる。複写機能制御部119は、必要時通電部分
用電源部118から必要な時期にのみ給電されることに
なる。
【0036】図8は、通信装置が取り付けられていない
状態での画像処理装置の節電を解除するための制御の様
子を表わしたものである。図3に示した表示用CPU1
41は、表示制御回路146を介して操作表示部117
のいずれかのキーまたはスイッチが操作されたかを監視
している(ステップS301)。そして、操作表示部1
17のいずれかのキーあるいはスイッチが操作された場
合には(Y)、リレー励磁信号が発生させる(ステップ
S302)。これにより、前記したように必要時通電部
分用電源部118が作動し、複写機能制御部119への
給電が開始する。
【0037】図9は、通信装置が取り付けられていない
状態での画像処理装置の節電を開始させるための制御の
様子を表わしたものである。図3に示した表示用CPU
141は、読取装置や記録装置を使用した複写動作が終
了しているかどうかのチェックを行う(ステップS40
1)。そして、これが終了した時点で図3に示したタイ
マ回路147に対して節電を開始させるための計時動作
を開始させる(ステップS402)。この計時動作は途
中で計時の解除が行われないかぎり(ステップS40
3)、予め設定された時間に到達してタイムアウトが行
われるまで継続する(ステップS404)。ここで計時
動作の解除は、図5に示したステップS102の操作表
示部117の操作によって行われる。一旦、計時動作が
解除されると、ステップS401に戻り、複写動作が終
了するまでタイマ回路147による計時動作は開始され
ない。また、ステップS403で計時動作が解除された
ときにはタイマ回路147の計時はリセットされるの
で、再度最初から計時動作が開始されることになる。
【0038】タイマ回路147がタイムアウトすると
(ステップS404;Y)、表示用CPU141はリレ
ー解磁信号をI/Oポート148から前記した励磁制御
回路に送出し(ステップS405)、電源用リレー11
4(図2)の励磁を解除させることになる。これによ
り、図2に示した複写機能制御部119への給電が停止
されることになる。
【0039】なお、以上説明した実施例では操作表示部
117の操作による必要時通電部分用電源部118の作
動の条件として、いずれかのキーまたはスイッチを操作
することにしたが、画像の読み取りや複写の開始等の通
電開始に必要な特定の機能のキーまたはスイッチが操作
されたことを条件として必要時通電部分用電源部118
を作動させるようにしてもよい。また、操作表示部11
7の操作内容に応じて、例えば第2の通信制御部分11
6Bのみを直ちに通電させたり、複写機能制御部119
を操作表示部117の操作から所定の時間だけ遅延させ
て通電させるような制御を行うことも可能である。
【0040】更に本実施例では例えばファクシミリの着
信があったときに複写機能制御部119を一括して通電
させることにしたが、ファクシミリの着信があり、画像
情報をこれに基づいて記録するときには読取装置の動作
が不要であるので、記録装置のみの通電を制御するよう
にして、更に節電を図るようにすることも可能である。
同様にオペレータが、この画像処理装置に一度蓄積され
た画像情報の複写のみを行うために操作表示部117を
操作したような場合には、その操作内容を解析すること
で例えば記録装置だけを通電して動作させることにし
て、節電を図ることも可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
では、常時通電する部分を装置に着脱自在の通信手段と
装置に元々備えられている画像読取手段と記録手段用に
分離したので、前者の常時通電する部分を通信手段と一
体として画像処理装置に対して着脱自在とすることによ
り、通信手段を備えていない段階の画像処理装置を一層
小型化しそのコストダウンを図ることができるという効
果がある。
【0042】更に請求項3記載の発明では、通信制御部
を常時給電される第1の通信制御部と必要時に通電され
る第2の通信制御部に分けたので、送信に大電力を必要
とするような装置の場合に特にその節電効果を大きくす
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例における画像処理装置の概
略の構成を表わした概略構成図である。
【図2】 本実施例の画像処理装置の原理的な構成を表
わしたブロック図である。
【図3】 本実施例の操作表示部の回路構成の要部を表
わしたブロック図である。
【図4】 第1および第2の通信制御部分の回路構成の
概要を表わしたブロック図である。
【図5】 本実施例で通信装置が取り付けられた画像処
理装置の節電解除のための制御の様子を表わした流れ図
である。
【図6】 本実施例で通信装置が取り付けられた画像処
理装置の節電開始のための制御の様子を表わした流れ図
である。
【図7】 本実施例の画像処理装置に通信装置が取り付
けられていない状態での回路構成の原理的な構成を表わ
したブロック図である。
【図8】 通信装置が取り付けられていない状態での画
像処理装置の節電を解除するための制御の様子を表わし
た流れ図である。
【図9】 通信装置が取り付けられていない状態での画
像処理装置の節電を開始させるための制御の様子を表わ
した流れ図である。
【図10】 節電を図るように工夫した従来の画像処理
装置を表わしたブロック図である。
【図11】 従来提案された技術を、複写機能およびフ
ァクシミリ機能を有する画像処理装置に応用した場合の
装置構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
106…通信装置、111…電源スイッチ、112…常
用通電部分用電源部、113…操作表示用電源部、11
4…電源用リレー、116A…第1の通信制御部分、1
16B…第2の通信制御部分、117…操作表示部、1
18…必要時通電部分用電源部、119…複写機能制御
部、141…表示用CPU、143、153…ROM、
151…通信用CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 龍一郎 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像の読み取りを行う画像読取手段と、 画像の記録を行う記録手段と、 必要により追加される構成部品であって、追加された状
    態で電源を常時給電され相手局との間で画像の通信を行
    うと共に通信によって得られた結果に伴って前記画像読
    取手段または記録手段を作動させる必要があるときこれ
    を指示する第1の作動指示信号を発生する通信手段と、 通信手段とは異なる電源系統で電源を常時給電され各部
    の操作の制御を行うと共にこれに伴って前記画像読取手
    段または記録手段を作動させる必要があるときこれを指
    示する第2の作動指示信号を発生する操作制御手段と、 前記第1および第2の作動指示信号のいずれかが発生し
    たとき対応する画像読取手段または記録手段の給電を開
    始する給電開始制御手段とを具備することを特徴とする
    画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記通信手段は、相手局から画像に関す
    るデータを受信したとき前記記録手段に対する第1の作
    動指示信号を発生し、前記操作制御手段は操作のための
    何らかの入力があったとき第2の作動指示信号を発生す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記通信手段は常時給電される第1の通
    信制御部と、第1の通信制御部が通電されている所定の
    タイミングで後発的に通電を開始される第2の通信制御
    部とを具備することを特徴とする請求項1記載の画像処
    理装置。
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