JPH10294880A - カラー画像処理装置 - Google Patents

カラー画像処理装置

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JPH10294880A
JPH10294880A JP9116119A JP11611997A JPH10294880A JP H10294880 A JPH10294880 A JP H10294880A JP 9116119 A JP9116119 A JP 9116119A JP 11611997 A JP11611997 A JP 11611997A JP H10294880 A JPH10294880 A JP H10294880A
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colors
color
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JP9116119A
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Koji Kobayashi
幸二 小林
Shogo Oneda
章吾 大根田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平均誤差最小法または誤差拡散法処理の前段
で、出力色よりも処理色数を増やしたシステムに対応出
来、画像品質を高めることができるカラー画像処理装置
を提供すること。 【解決手段】 WindowsOSを使用したシステム
において、RGB3色の入力多階調画像データにBG/
UCRを行い、一旦多階調のCMYK4色の画像データ
を生成し、2値平均誤差最小法による仮定で、CMY3
色の2値データとして、ラスタライズを行う。Wind
ows用のプリンタでかつROPが平均誤差最小法処理
の後段にあるシステムの4色プリンタにおいても、どの
ようなアプリケーションに対しても処理色の色味が変わ
ってしまうということがない。また、多階調データにて
BG/UCRを可能としているため、4色により処理を
行うシステムと同様な高品質な画像を提供することが可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数色の中間調画
像データを入力し,誤差拡散法または平均誤差最小法に
て2値化を行うカラーの画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に多階調画像データを、2値出力
のみ可能なプリンタ装置に出力する場合や、保存容量の
低減や転送速度の高速化のためにデータ容量を減らそう
とする場合には、各画素の階調数を減らす2値化処理が
行われている。この2値化手法には各種のものがある
が、その中でも高解像度でかつ連続的な階調制御が可能
という優れた特徴を持つ誤差拡散法や平均誤差最小法が
広く用いられている。特に近年パーソナル向けとして大
幅に生産台数を伸ばしている安価なインクジェット方式
のプリンタではこれらの方式を2値化手法として採用す
る率が高くなっている。
【0003】なお、誤差拡散法は、ある画素の2値化時
に生じた量子化誤差を、周辺のまだ2値化していない画
素へ重み付けをして拡散分配するものであり、平均誤差
最小法は、周辺の2値化済みの画素に生じた量子化誤差
の重み付き平均値により、注目画素の画像データ値を補
正するものである。誤差拡散法と平均誤差最小法は、誤
差の拡散作業をいつ行うかが異なるだけであり、論理的
には等価であり、結果もほぼ同様である。一般的な2値
平均誤差最小法の手法は、注目画素の多階調画像データ
を、既に2値化した周辺画素の重み付き誤差分を加算し
て補正し、その補正値を予め設定された閾値によって2
値化するものである。なお、その際に発生する誤差はま
だ2値化されていない周辺画素に拡散されることにな
る。
【0004】ここで、注目画素に対応する誤差の算出方
法について説明する。なお、説明に際して、画像の主走
査方向は向かって左から右へ走査されるものとし、副走
査は上から下へ走査されるものとする。図4のマトリク
スはウェイトマトリクスと呼ばれるものの一例である。
同図の*は注目画素を示し、2値化済みの画素から算出
された誤差に、対応するマトリクスの重み付き係数を掛
け、2値化済みの周辺画素の誤差の合計を算出する。次
にウェイトマトリクスの重みを全て加算した合計値で除
算される。よって、2値化済みの周辺画素の誤差を正規
化し、注目画素の画像データを補正する誤差を算出する
ことになる。以上のことを式に表すと下式のようにな
る。 Dxy=dxy+Σ〔ex+1,y+j ・wij/Σwij〕 ここで、x,yは、注目多階調画素座標、i,jは、ウ
ェイトマトリクス座標(但し、注目画素を0,0として
左、上方向はマイナス)、dxyは、注目画素の画像デー
タ、ex+i,y+j は、周辺画素の誤差分、wijは、ウェイ
トマトリクスの係数、Dxyは、補正データである。
【0005】次に、2値化方法について説明する。前式
の補正画素データDxyを予め設定された閾値Tにより2
値化する。2値化方法は、DxyがTよりも小さい場合、
出力データを0、DxyがT以上の場合出力データを1と
する。なお、ここではDxy=Tの場合出力データを1と
しているが、0としても出力画像はほとんど変わらな
い。これらを式に表すと以下のようになる。 IF Dxy<T THEN Oxy=0 ELSE Oxy=1 ここで、Tは、閾値、Oxyは、出力2値データである。
【0006】最後に、注目画素の誤差の算出方法につい
て説明する。補正データDxyと出力データOxyにより注
目画素における誤差分を計算する。一般的にOxyの値が
0であった場合、Dxyそのものが誤差となり、Oxyの値
が1であった場合、Dxyから、入力画像データにおける
最大値が減算された値が誤差となる。これらを式で表す
と以下のようになる。 exy=Dxy−Oxy・dmax ここで、damx は、入力画像データの最大値である。な
お、誤差拡散法による具体的な手法は、ここでは省略す
るが理論的にはこれらの方法により、画像全体の濃度情
報が入力画像と出力画像で保存された2値化処理を行う
ことが可能となるのである。
【0007】一方、一般的な複写機等のディジタルフル
カラーの画像処理システムでは、入力はR(Red)、
G(Green)、B(Blue)または、C(Cya
n)、M(Magenta)、Y(Yellow)の3
色の多階調データである。なお、CはRの補色であり、
MはGの補色であり、YはBの補色であるので、それぞ
れビット毎に反転を行えば、両者は入れ替わることにな
るため、論理的には等価であり、慣例的にここでではR
GBとして扱うこととする。一方、出力は、3色の場合
と4色の場合がある。一般的に、出力機器がディスプレ
ーの場合はR,G,B3色の出力となり、プリンタの場
合は、C,M,Yの3色または、C,M,Y,(bla
c)Kの4色の出力となる。
【0008】特開平8−116451号公報「カラー画
像処理装置」にも記載されているように、入力データが
3色で、4色分の出力を持つシステムでは、CMYから
CMYKの変換を行う。これらは、墨生成(Black
Generation:以下BG)、および下色除去
(Under Color Removal:以下UC
R)といわれる。なお、パーソナルコンピュータ等で、
カラーの画像データを扱う場合は、入力データが、RG
B3色の場合とCMYK4色の場合があるが、CMYK
のデータの場合とは、既にこのBG/UCR処理が行わ
れたデータである。
【0009】画像データの出力機が、例えばインクジェ
ット方式のプリンタのように、入力データの階調数より
も少ない階調数の出力のみ可能なプリンタであった場
合、この3色(CMY)または4色(CMYK)のデー
タを各色毎に、入力データよりも少ないビット数へ誤差
拡散法や平均誤差最小法等にて量子化処理し、入力色と
同数の色分出力する。ここで、3色出力のプリンタと4
色出力のプリンタの違いを説明する。3色出力のプリン
タと4色出力のプリンタでは、3色出力の方が、4色出
力よりも処理スピードが早く、コストも安く出来るので
あるが、黒色の色材を持たない3色出力プリンタは、3
色で、グレーバランスを取ることが難しく、また、黒の
濃度をあまり高く出来ないという欠点があり、画質の面
で4色のプリンタには劣ってしまう。
【0010】一方、4色出力のプリンタは、その黒色イ
ンク(ここでは仮にインクとする)の使用が技術的に難
しい。特に2値プリンタでは、グレーを出力する際に低
い濃度から黒色インクを出力すると、出力画像に粒状性
が目立ち画像が劣化し、高濃度部で、黒インクのみを使
用すると画像全体がかたいイメージとなってしまう。こ
のBG/UCR処理は、画質を左右する技術要素の一つ
である。また、近年パーソナルコンピュータ(以下P
C)の普及が目覚ましいが、PCのオペレーティングシ
ステム(以下OS)に現在最も良く使用されているのが
Windowsである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図3にWindows
OSによる、4色カラープリンタへの出力時のブロック
図を示してある。Windowsのシステムでは、アプ
リケーション21とプリンタドライバ23等のデバイス
ドライバとの間に、Graphics Device
lnterface(以下GDI)22という仮装グラ
フィックインターフェースのモジュールを介在させてい
る。GDI22は、ラスタライズの機能を持たないため
に、一般のインクジェット方式のプリンタ等では、プリ
ンタドライバかまたは、プリンタ機器内のコントローラ
にラスターオペレーション(以下ROP)26を有する
必要がある。ここで、ROP26を誤差拡散法や平均誤
差最小法処理の前に行えば、問題は無いが、ROP26
が誤差拡散や平均誤差最小法処理の後段にある図3に示
したシステムの場合以下のような問題があった。なお、
GDI22からの出力はRGBの3色である。
【0012】Windowsのアプリケーションによっ
ては、模様を描画する際に、RGBの3色を使用し、模
様色と背景色のORやXORの重ね書きによって実現す
るものがある。このモードで、ROP26の前に4色に
より誤差拡散または平均誤差最小法処理を施すと出力色
が変わってしまうという不具合がある。この不具合は、
GDI22からのRGB3色の出力をCMYK4色でR
OP26を行うことにより生ずる。そのため、このよう
なシステムでは、図3のように、ROP26の前段まで
は、RGB3色の入力で行い、ROP26の後段で、B
G/UCR27を行いCMYK4色とする必要がある。
但し、この際のBG/UCR27は、既に2値化された
データに対する2値のBG/UCR27を行う為、前記
したように多階調データにてBG/UCR27を行うよ
うな細かな制御は不可能であり、CMYのドットがOn
となった場合に、3色のドットをKに置き換える様な処
理しか出来ない。
【0013】この場合例えば無彩色であるグレーの画像
をフルカラーで印写したりする場合に、Kドットの発生
する階調や、Kドットの数を細かく制御出来ないため、
多階調データにてBG/UCR27を行った場合と比較
して、低濃度部においてもKドットがうたれ、CMY3
色により表現されたブラックとKドットの濃度差によ
り、Kドットの粒状性が目立ち画像品質を低下させる要
因となっていた。但し、ROP26をプリンタドライバ
に備えるシステムに対して、図3のようなシステムにす
ることによって、ラスタライズの処理速度を遠くでき
る。プリンタ側での入力が3色なので、メモリコストを
抑えることが出来る等の優位性もある。
【0014】一方、誤差拡散法や平均誤差最小法によ
り、ドット毎の重なり確立を制御し、色の違うドットが
重なった場合と併置された場合とでの、色味の違いを解
消する技術が、特開平6−121156号公報記載に記
載されている。しかし、同公報においては例えばなるべ
くドットを重ねない制御を行おうとした時に、低濃度部
のドット数の少ない領域に関しては、ドットを重ねない
で併置させることは容易に制御出来るものの、高濃度部
のドット数の多い領域では、ドットが出力可能な面積
と、ドット数の兼ね合いからドットの重なる割合は大き
くなっていく。同公報では、このようなドットの重なる
部分と、重ならない部分が混在する場合、その重なる割
合と重ならないで併置される割合は、確率での制御しか
出来ず、細かな制御は出来なかった。
【0015】また、同公報のように閾値の増減によりド
ットの重なりを制御する方法では、入力データの濃度値
が高くなると、ドットが重なるところと重ならないとこ
ろがそれぞれ集中するといった不具合もあった。これら
の細かな制御は、4色プリンタの場合は、BG/UCR
等で4色の階調の制御(ドット数の制御と同意である)
を行うためそれほど問題とはならないが、従来の、BG
/UCR処理を行わない3色プリンタの場合には、画像
品質を低下させる要因であった。
【0016】そこで、本発明の目的は、複数色の画像デ
ータを、多階調画像データを平均誤差最小法または誤差
拡散法により2値画像データへ変換する画像処理方法に
おいて、平均誤差最小法または誤差拡散法処理の前段
で、出力色よりも処理色数を増やしたシステムに対応出
来、そのようなシステムにおける画像品質を高めること
ができるカラー画像処理装置を提供することである。特
に、Windows用のプリンタ等でかつROPが誤差
拡散や平均誤差最小法処理の後段にあるシステムの4色
出力機器において、該システムでの優位性を保ちなが
ら、多階調データにてBG/UCRを可能とし、画像品
質を高める事にある。また、出力が3色出力機器の場合
でも4色出力機器と同様にBG/UCRを可能とし、画
像品質を高めることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、複数色の多階調画像データを入力する入力手段と、
この入力手段より入力された画像データを誤差拡散法ま
たは平均誤差最小法にて2値化を行う2値化手段と、こ
の2値化手段により2値化された画像データを出力する
出力手段とを有するカラー画像処理装置において、前記
入力手段より入力された画像データの色数よりも少ない
色数のデータにより前記出力手段が出力を行うことによ
り前記目的を達成する。請求項2記載の発明では、請求
項1記載の発明において、前記複数色の多階調画像デー
タの入力の色数は4であり、前記出力手段が出力を行う
出力データの色数は3であることを特徴とする。
【0018】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の発明において、前記複数色の多階調画像
データのうち1色は黒色を表す多階調画像データである
ことを特徴とする。請求項4記載の発明では、請求項3
記載の発明において、前記出力手段から出力される画像
データにおいて、入力色から無くなるのは、黒のデータ
であることを特徴とする。
【0019】請求項5記載の発明では、請求項3または
請求項4記載の発明において、前記2値化手段による誤
差拡散法または平均誤差最小法の処理において、黒の入
力データを他の色の入力データよりも先に処理すること
を特徴とする。請求項6記載の発明では、請求項3、請
求項4または請求項5記載の発明において、前記2値化
手段による誤差拡散法または平均誤差最小法の処理にお
いて、黒の処理結果がオンとなった場合には、黒以外の
入力色の全2値出力データをオンとすることを特徴とす
る。
【0020】請求項7記載の発明では、請求項3、請求
項4、請求項5または請求項6記載の発明において、前
記2値化手段による誤差拡散法または平均誤差最小法の
処理において、黒の処理結果がオンである場合に、黒以
外の入力色の処理結果を全てオフとし処理することを特
徴とする。請求項8記載の発明では、請求項3、請求項
4、請求項5、請求項6または請求項7記載の発明にお
いて、前記2値化手段による誤差拡散法または平均誤差
最小法の処理において、黒以外の全ての色が同時にオン
することを禁止とすることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図1ないし図9を参照して詳細に説明する。図1は本
実施の形態のシステムの構成例である。本実施の形態に
おいては、WindowsOS対応のCMYK4色出力
プリンタの例を示す。以下同図における構成要素を説明
する。21はフルカラーの画像を描画するアプリケーシ
ョンプログラム、22はアプリケーションプログラム2
1とプリンタドライバ23とのグラフィックインターフ
ェースを行うWindowsのGDI、23はカラープ
ンタ25用に画像データを加工するプリンタドライバ、
24はプリンタドライバ23内の平均誤差最小法による
2値化処理部である2値平均誤差最小法処理部で本実施
の形態においてはCMYKの4色を入力し、CMY3色
を出力する。
【0022】25はCMYK各色2値出力の4色出力可
能なカラープリンタ、26はビットマップデータやベク
トルデータのラスタライを行うROP、27はCMY3
色の2値データを入力し、CMYが全てオンであった場
合にKをオンとする機能を持つ、CMYK4色を出力す
る2値のBG/UCR部、28は例えばインクジェット
方式等のプリンタエンジン、29はWindowsOS
により動作するパーソナルコンピュータ、30は、プリ
ンタドライバ23内のRGB3色の多階調データを入力
し、BG/UCRを行いCMYK4色の多階調データと
して出力する多階調データのBG/UCR部である。
【0023】以下、同図を基に本実施の形態における概
略の動作を説明する。アプリケーション21から出力さ
れた画像データは、GDI22を経由してRGBの多階
調画像データとしてプリンタドライバ23に渡される。
プリンタドライバ23は、多階調のBG/UCR処理に
よりRGBの多階調画像データをCMYK多階調データ
へと変換した後本実施例の2値平均誤差最小法処理を行
い、CMY2値画像をカラープリンタ25に出力する。
この2値CMYデータに対してカラープリンタ25は内
部のROP26にてラスタライズを行い、2値のBG/
UCR27にて、CMYの全てのデータが1(ドットオ
ン)で合った場合のみ、KドットをオンしてCMYのド
ットをオフとする2値のBG/UCRを行う。このCM
YK4色の2値データをプリンタエンジン28により印
写する。
【0024】図2は、本実施の形態における平均誤差最
小法処理部のブロック図である。以下、同図における構
成要素を説明する。まず、1は前段処理部からの多階調
画像データの出力手段である。本実施の形態において
は、画像データは、KCMYの順に点順次にて画像がB
G/UCR部30から転送される。また、説明中Aは色
の識別子として扱う。2は入力多階調データの補正値で
あるEA xyと入力多階調画像データdA xyを加算し補正
画像データDA xyを算出する加算手段、3は2値化結果
記憶手段5の内容により2値化を行うかどうかを判定
し、2値化を行う場合は、補正画像データDA xyと閾値
Tを比較し、2値化処理を行う2値化手段である。
【0025】また、4は閾値Tを発生する閾値発生手
段、5は2値化結果OA xyの結果を1画素分(4色)記
憶する2値化結果記憶手段、6は補正画像データDA xy
と2値化結果OA xyより画素座標(x,y)で表される
注目画素の誤差を算出する誤差算出手段である。7は算
出された誤差eA xyを格納する誤差記憶手段、8はウェ
イトマトリクスを格納しその重みWijを発生する、重み
発生手段である。さらに、9は周辺画素の誤差eA
x+i y+j と重みWijを積和演算し、入力多階調画像
データの補正値EA xyを演算する補正値演算手段、10
は後段(本実施例ではカラープリンタ25内のROP2
6)へCMY3色の2値の画像データを出力する2値画
像データ出力手段である。
【0026】図4は本実施の形態におけるウェイトマト
リクスである。この図で、*は注目画素を表している。
同図における数値が、対応する画素の誤差の重みであ
る。なお、ウェイトマトリクスはさまざまな構成が考え
られ、この図4に示した例に限定されるものではない。
【0027】図5〜図7は本実施の形態における平均誤
差最小法のフローチャートであり、この図を基に平均誤
差最小法処理の詳細動作を説明する。なお、本実施の形
態における入力多階調データは、8bitのデータと
し、0〜255の値を持っている。処理に先立ち主走査
方向の画素カウンタxおよび副走査方向のラインカウン
タyを初期値”0”とする(ステップ10)。次に、プ
リンタドライバ23内における多階調のBG/UCR部
30により1画素分のRGBの3色のデータにより、B
G/UCR処理を行い1画素分のCMYK4色のデータ
を出力する(ステップ11)。2値平均誤差最小法処理
部24は、K、C、M、Yの順に点順次で処理を行う。
まずKの処理は、補正値演算手段9により、誤差記憶手
段7より読み出された2値化済みのKの画素の誤差eK
x+i , y+j と対応する、重み発生手段8より読み出され
たウェイトマトリクスの重みを乗算し、各々を加算し、
ウェイトマトリクスの重みの合計にて除算して、補正値
EK xyを算出する。EK xyは第4図のウェイトマトリク
スを使用して展開すると EKxy=(eKx-1,y-1 ×1+eKx,y-1 ×2+eK
x+1,y-1 ×1+eKx-1,y×2)×1/6 となる。
【0028】次に、入力多階調画像データdK xyと補正
値EK xyを加算手段2により加算して補正データDK xy
を算出する。続いて、2値化手段3によって補正画素デ
ータDK xyを予め設定された閾値Tにより2値化する
(ステップ14)。2値化方法は、DK xyがTよりも小
さい場合(ステップ14;N)、出力されないダミーの
データであるOK xyを0(ドットオフ)とする(ステッ
プ17)。OK xyは、2値化結果記憶手段5に現在の注
目画素の処理が終了するまで保持されることになる。一
方、DK xyがT以上の場合(ステップ14;Y)、ダミ
ーの出力2値画像データOK xyを1(ドットオン)とす
るとともに、Cの出力2値画像データOC xy、Mの出力
2値画像データOM xy、Yの出力2値画像データOY
xy、をそれぞれ1とする(ステップ15)。つまり、
Kの2値化結果が1である場合は、実際の出力データで
あるCMYの2値データを全てオンとする。これは、後
段のカラープリンタ25内の2値のBG/UCR処理に
て、Kの単独ドットと置き換えられる。
【0029】次に、誤差演算手段6はダミーの2値化結
果OK xyが0(ドットオプ)の場合は、DK xyの値をそ
のまま誤差値eK xyとして誤差記憶手段7に格納し(ス
テップ18),ダミーの2値化結果OK xyが1(ドット
オン)の場合は、DK xyから入力データの最大値であ
り、2値化出力の換算値である255を引いた値をeK
xyとして誤差記憶手段7に格納する(ステップ16)。
これでKの注目画素における平均誤差最小法処理は終了
となる。
【0030】次にCの処理を行う。Cの場合もKと同様
に補正値演算手段9によってEC xyを演算し(ステップ
17)、加算手段2によってDC xyを演算する(ステッ
プ18)。次に、2値化手段3は、OK xyが1(オン)
かまたはCMYのいずれか2色の2値化結果がオンにな
っているか判定し(ステップ19)、OK xyが1(オ
ン)かまたは、CMYのいずれか2色がオンになってい
る場合(Cの場合は当てはまらない)は(ステップ1
9;Y)、DC xyを閾値Tと比較せずに、OC xyを0と
し(ステップ23)、DC xyの値をそのまま誤差値eC
xyとして誤差記憶手段7に格納する(ステップ24)。
【0031】一方、OK xyが0(オフ)でかつCMYの
いずれか2色の2値化結果がオンでない場合(Cの場合
は必ず当てはまる)は(ステップ19;N)、Kの場合
と同様に、2値化手段3によって補正画素データDC xy
を予め設定された閾値Tにより2値化しOC xyを求め
(ステップ20)、2値化結果記憶手段5に現在の注目
画素の処理が終了するまで格納する(ステップ21)。
そして、誤差演算手段6によりeC xyを演算し誤差記憶
手段7に格納する(ステップ22)。これでCの注目画
素における平均誤差最小法処理は終了となる。
【0032】以下順次M,YとCと同様に処理を行い、
KCMY4色全ての処理が終了すると(ステップ25;
Y)、主走査方向の画素カウンタxをインクリメントす
る(ステップ26)。これで1画素分の処理が終了とな
る。1画素分の処理が終了すると、主走査1ライン分の
処理が終了したか判断し(ステップ27)、終了してい
なければ(ステップ27;N)、次(右隣)の画素の処
理を多階調のBG/UCRの処理から行う。一方、主走
査1ライン分の処理が終了していれば(ステップ27;
Y)、ラインカウンタyをインクリメントし、副走査方
向の処理が終了したかどうか判断する。もし、終了して
いなければ、次(下段)のラインの処理を行い、全ての
ラインの処理が終了していればこの画像の処理は終了と
なる。
【0033】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、WindowsOSを使用したシステムにおい
て、RGB3色の入力多階調画像データにBG/UCR
を行い、一旦多階調のCMYK4色の画像データを生成
し、2値平均誤差最小法による仮定で、CMY3色の2
値データとして、ラスタライズを行っているので、Wi
ndows用のプリンタでかつROPが平均誤差最小法
処理の後段にあるシステムの4色プリンタにおいても、
どのようなアプリケーションに対しても処理色の色味が
変わってしまうという不具合を発生しない。また、多階
調データにてBG/UCRを可能としているため、4色
により処理を行うシステムと同様な高品質な画像を提供
することが可能となる。さらに、ROPをプリンタ内部
に装備することにより、パーソナルコンピュータでRO
Pを行った場合と比較して処理速度を速くすることが可
能となる。
【0034】なお、本実施の形態では平均誤差最小法に
て行う方法であったが、これが誤差拡散法を使用して
も、理論的に効果は等価であり、平均誤差最小法と誤差
拡散法の違いによって制約を受けるものではない。ま
た、平均誤差最小法および誤差拡散法には閾値にランダ
ムノイズを重畳したり、ディザマトリクスを使用して閾
値を変化させる方法、ラインの処理方向を互い違いに行
う方法等が提案されているが、本実施の形態はいずれの
場合にも対応し、それらの平均誤差最小法または誤差拡
散法の付加手法によっては制約を受けない。また、本実
施の形態では、プリンタドライバ23内でソフトにより
多階調のBG/UCRや2値平均誤差最小法処理を実施
しているが、これをカラープリンタ本体内に設けて、ハ
ードウェアにより行っても良い。
【0035】次に、第2の実施の形態を説明する。第1
の実施の形態においては、CMYK4色出力のプリンタ
による例を示したが、ここでは、CMY3色出力による
プリンタの例を示す。図8は本実施の形態のシステムの
構成例であり、WindowsOS対応のCMY3色出
力プリンタの例を示してある。だが、特にOSの種類に
限定されるものではない。以下、同図における構成要素
を説明する。構成要素21、22、23、24、26、
28、29、30は第1の実施の形態の場合と同じであ
る。構成要素25はCMY各色2値出力の3色出力可能
なカラープリンタで、プリンタの出力がCMY3色限定
のため、2値のBG/UCR部は存在しない。
【0036】以下同図を基に本実施例における概略の動
作を説明する。アプリケーション21から出力された画
像データは、GDI22を経由してRGBの多階調画像
データとしてプリンタドライバ23に渡される。このプ
リンタドライバ23は、多階調のBG/UCR処理によ
りRGBの多階調画像データをCMYK多階調データへ
と変換した後、本実施の形態の2値平均誤差最小法処理
を行い、CMY2値画像をカラープリンタ25に出力す
る。この2値CMYデータに対してカラープリンタ25
は内部のROP26にてラスタライズを行い、プリンタ
エンジン28により印写する。なお、本実施の形態で用
いる平均誤差最小法の処理方法は、第1の実施の形態の
場合と同様である。
【0037】本実施の形態では、Kの処理を行い、ダミ
ーのKの2値出力OK xyが1(ドットオン)となった場
合は、CMY3色のドットを同一位置に印写することに
なる。また、それ以外では、3色のドットが重なること
を禁止している。これは、CMYのうち2色がオンの場
合、2値化を行わず強制的に出力をオフとするためであ
る。図9は、本実施の形態におけるBG/UCR部30
への入力多階調データの最小値とKの出力値の関係の一
例を示している。即ち、図9はBGのグラフと言える。
なお、図8においてBG/UCR部30への入力はRG
Bとしているが、同図は説明をし易くするため、CMと
している。ここでは、CMYの最小値がAとなるまで、
Kの値を0としている。CMYの最小値がAを越える
と、Kの値を除々に増やしていく。こうすることによ
り、最終的なカラープリンタ25の出力では、低濃度の
部分ではCMYのドットが重なるのを禁止し、高濃度に
いくに従って、CMYのドットを重ねる割合を増やして
いる。なお、図7のグラフは本実施の形態の一例であ
り、これらBG、UCR(本実施の形態では示していな
い)は様々な方法が考えらる。
【0038】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、CMY3色出力のプリンタにおいても入力多階調画
像データによりBG/UCRを行っているので、CMY
3色のドットを重ねる数を詳細に制御可能である。ま
た、CMYの3色のドットを重ねるドットをKとして平
均誤差最小法処理を行っているので、3色のドットが重
なる画像上の位置を、均一にばらけさせる事が出来、ド
ットが重なるところと重ならないところがそれぞれ集中
するといった不具合も無い。なお、第1の実施の形態と
同様に誤差拡散法を使用することもできる。また、平均
誤差最小法および誤差拡散法には閾値にランダムノイズ
を重畳したり、ディザマトリクスを使用して閾値を変化
させる方法、ラインの処理方向を互い違いに行う方法等
があるが、この実施の形態いずれの場合にも対応し、そ
れらの平均誤差最小法または誤差拡散法の付加手法によ
って制約を受けない。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、入力色数より
も出力色数を、2値化手段の平均誤差最小法または誤差
拡散法の処理内で少ない色数としているので、平均誤差
最小法または誤差拡散法処理の前段で、出力色よりも処
理色数を増やしたシステムに対応でき、且つ高品質な画
像に対応することができる。請求項2、請求項3および
請求項4記載の発明では、出力が3色であるシステムに
対しても、3色の入力データにBG/UCRを行いKを
生成し、4色で平均誤差最小法または誤差拡散法処理が
可能となるため、高品質な画像を提供することができ
る。
【0040】請求項5記載の発明では、Kの処理を最初
に行うことで、平均誤差最小法または誤差拡散法処理に
おいて多色の余分な処理を省くことができ、同処理を簡
素化することができる。請求項6、請求項7および請求
項8記載の発明では、Kの処理結果がオンであった場合
に、全色の2値出力データをオンとするかまたは、他色
の処理結果をオフとするかまたは、K以外の全ての色が
同時にオンすることを禁止とすることで、特にKの出力
を持たずにKの出力が特定出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のシステムの構成例を示す図であ
る。
【図2】本実施の形態における平均誤差最小法処理部の
ブロック図である。
【図3】WindowsOSによる、4色カラープリン
タへの出力時のブロック図である。
【図4】ウェイトマトリクスの一例を示す図である。
【図5】本実施の形態における平均誤差最小法の処理の
手順を示したフローチャートである。
【図6】本実施の形態における平均誤差最小法の処理の
手順を示したフローチャートであり、図5の続きであ
る。
【図7】本実施の形態における平均誤差最小法の処理の
手順を示したフローチャートであり、図5、図6の続き
である。
【図8】本実施の形態のシステムの構成例である。
【図9】本実施の形態におけるBG/UCR部への入力
多階調データの最小値とKの出力値の関係の一例を示し
た図である。
【符号の説明】
1 多階調画像データ出力手段 2 加算手段 3 2値化手段 4 閾値発生手段 5 2値化結果記憶手段 6 誤差算出手段 7 誤差記憶手段 8 重み発生手段 9 補正値演算手段 10 2値画像データ出力手段である。 21 アプリケーションプログラム 22 GDI 23 プリンタドライバ 24 2値平均誤差最小法処理部 25 カラープリンタ 26 ROP 27 BG/UCR部 28 プリンタエンジン 29 パーソナルコンピュータ 30 BG/UCR部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/405 G06F 15/68 320A 1/46 H04N 1/40 B 103C 1/46 Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数色の多階調画像データを入力する入
    力手段と、この入力手段より入力された画像データを誤
    差拡散法または平均誤差最小法にて2値化を行う2値化
    手段と、この2値化手段により2値化された画像データ
    を出力する出力手段とを有するカラー画像処理装置にお
    いて、 前記入力手段より入力された画像データの色数よりも少
    ない色数のデータにより前記出力手段が出力を行うこと
    を特徴とするカラー画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記複数色の多階調画像データの入力の
    色数は4であり、前記出力手段が出力を行う出力データ
    の色数は3であることを特徴とする請求項1記載のカラ
    ー画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記複数色の多階調画像データのうち1
    色は黒色を表す多階調画像データであることを特徴とす
    る請求項1または2記載のカラー画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記出力手段から出力される画像データ
    において、入力色から無くなるのは、黒のデータである
    ことを特徴とする請求項3記載のカラー画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記2値化手段による誤差拡散法または
    平均誤差最小法の処理において、黒の入力データを他の
    色の入力データよりも先に処理することを特徴とする請
    求項3または請求項4記載のカラー画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記2値化手段による誤差拡散法または
    平均誤差最小法の処理において、黒の処理結果がオンと
    なった場合には、黒以外の入力色の全2値出力データを
    オンとすることを特徴とする請求項3、請求項4または
    請求項5記載のカラー画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記2値化手段による誤差拡散法または
    平均誤差最小法の処理において、黒の処理結果がオンで
    ある場合に、黒以外の入力色の処理結果を全てオフとし
    処理することを特徴とする請求項3、請求項4、請求項
    5または請求項6記載のカラー画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記2値化手段による誤差拡散法または
    平均誤差最小法の処理において、黒以外の全ての色が同
    時にオンすることを禁止とすることを特徴とする請求項
    3、請求項4、請求項5、請求項6または請求項7記載
    のカラー画像処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6781714B1 (en) 1999-02-12 2004-08-24 Nec Corporation Color image processing system and method
JP2009527960A (ja) * 2006-02-24 2009-07-30 オーセ プリンティング システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 出力機器を用いたグラフィック出力に適している色記述入力データを、適合した色記述出力データに変換するための方法および装置

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US6781714B1 (en) 1999-02-12 2004-08-24 Nec Corporation Color image processing system and method
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