JPH10295257A - スポンジケーキとその製造方法 - Google Patents

スポンジケーキとその製造方法

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JPH10295257A
JPH10295257A JP9118755A JP11875597A JPH10295257A JP H10295257 A JPH10295257 A JP H10295257A JP 9118755 A JP9118755 A JP 9118755A JP 11875597 A JP11875597 A JP 11875597A JP H10295257 A JPH10295257 A JP H10295257A
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JP
Japan
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olive oil
sponge
dough
mixing
sponge dough
Prior art date
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Pending
Application number
JP9118755A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Kizu
勝彦 木津
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METRO SEIKA KK
Original Assignee
METRO SEIKA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オリーブ油を使用したスポンジケーキとその
製造方法を提供することを目的とする。 【構成】 卵11に砂糖または水あめ12を混ぜて40
〜45°Cに温めながら泡立て、気泡13を包込んだ常
温でやや固い殻14を多数形成してメラング17を作る
第1工程と、メラング17に小麦粉15を混ぜ合わせて
スポンジ生地18を形成する第2工程と、スポンジ生地
18にオリーブ油16を混ぜる第3工程と、このスポン
ジ生地18を、オリーブ油16が熱分解しないように内
部温度を100°C以下で焼成してスポンジケーキ21
を形成する第4工程とからなり、べとつかず、さっぱり
感を有し、また、ヘルシー感が得られ、さらに、オリー
ブ油は、酸化に強い性質を含んでいるので、長時間の酸
化の安定が得られるとともに、オレイン酸を豊富に含
み、悪玉コレステロールを減らす効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バター、ショート
ニングなどの固形油脂に代えてオリーブ油だけを使用し
たスポンジケーキとその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、スポンジケーキは、小麦粉、
砂糖、鶏卵、バター、香料などを混ぜた種をオーブンで
焼成してなるもので、その製造方法は、まず、鶏卵に砂
糖を入れて泡立て、その中に小麦粉を混ぜ、さらに、6
0〜70°Cに溶融したバターを混ぜ、それを200〜
250°Cをかけて短時間で焼きあげるものである。
【0003】従来のスポンジケーキは、バターが使用さ
れているので、つぎのような特徴を有している。 食味が極めてすぐれていること。 栄養が豊富で、油脂としては珍しい脂質以外の栄養素を
含み、また、カルシウム・カロチンなどのミネラル・ビ
タミンを含んでおり、香り豊な菓子に仕上がること。 常温では、スポンジを形成している泡がそのままの状態
で固形化しているが、口に入れると、口の中の温度でと
ろけるという舌ざわりの良さがあること。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、健康指向の
現在、栄養豊富で高カロリーのバター菓子は、逆に一部
の人にとって、胸やけをしたり、肥満の原因になる恐れ
があって敬遠されるという問題があった。
【0005】そこで、健康食品として代表的なオリーブ
油をバターの代わりに使用することが考えられる。オリ
ーブ油には、コレステロールを減らすオレインさんが豊
富であること、酸化に強い成分を多く含み、酸化に対し
安定性が良いことなどのバターにない特性を有する。し
かし、オリーブ油は、常温で液体であり、粘度も低いの
で、バターの代わりにオリーブ油をそのまま混ぜ込んだ
だけでは、スポンジを形成する気泡がオリーブ油でつぶ
れてしまい、スポンジケーキには使用しにくいという問
題があった。
【0006】本発明は、オリーブ油を使用していてもス
ポンジを形成する気泡がつぶれることなく、しかも食味
にすぐれたスポンジケーキとその製造方法を提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、卵11に砂糖
または水あめ12を混ぜて卵11がやや固形化する40
〜45°Cに温めながら泡立て、気泡13を包込んだ常
温でやや固い殻14を多数形成してメラング17を作る
第1工程と、前記メラング17に小麦粉15を混ぜ合わ
せてスポンジ生地18を形成する第2工程と、前記スポ
ンジ生地18にオリーブ油16を混ぜる第3工程と、こ
のオリーブ油16を混ぜたスポンジ生地18を、オリー
ブ油16が熱分解しないようなスポンジ生地18の内部
温度を100°C以下で焼成してスポンジ21を形成す
る第4工程とからなることを特徴とするスポンジケーキ
の製造方法である。
【0008】このような製造方法で作られたスポンジケ
ーキは、べとつかず、さっぱり感を有し、また、胸や
け、肥満などのおそれがなく、ヘルシー感が得られ、カ
ロリーの制限をうける人に好適である。さらに、オリー
ブ油は、酸化に強い性質を含んでいるので、長時間の酸
化の安定が得られるとともに、オレイン酸を豊富に含
み、悪玉コレステロール(LDL)を減らす効果があ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明によるスポンジケーキの製
造方法を図面に基づき説明する。主な材料は、重量比
で、卵:700、砂糖(または水あめ):630、小麦
粉:600、オリーブ油:150の割合とし、その他、
香料などが使用される。
【0010】第1工程:卵11に砂糖12を混ぜて泡立
てる。この第1工程では、図1(1)に示すように、容
器10に卵11を入れ、さらに砂糖(または水あめ)1
2を混ぜて撹拌し、泡立ててメラング17を作る。この
第1工程では、卵がやや固まって、小さな気泡13を包
込んだやや固めの殻14が多数形成されるように、42
〜43°Cに温めて泡立てを行う。すると、後述の工程
において、粘度の低い、液状のオリーブ油16を混ぜて
もスポンジとなるメラング17の殻14が崩れて、気泡
13がなくなってしまうことを可能な限り防ぐようにな
る。従来のバターを使用したものでは、バター自体が常
温で固形であるため、泡立ては、熱をかけないで行われ
る。この点が本発明品と従来品との相違点の1つであ
る。なお、卵11は、卵白と卵黄を同時に泡立ててメラ
ングを作るいわゆるとも立てと、卵白を泡立ててメラン
グを作るいわゆる別立てとがあるが、本発明は、いずれ
でもよく、用途により使い分けられる。
【0011】第2工程:小麦粉15を混ぜる。図1
(2)に示すように、第1工程で泡立てたメラング17
に、小麦粉15を混ぜてスポンジ生地18を作る。この
とき、メラング17の殻14が崩れたり、気泡13がつ
ぶれたりしないように、木べらなどで静かに、すばやく
混ぜ合わせる。
【0012】第3工程:オリーブ油16を混ぜる。この
第3工程では、図1(3)に示すように、第2工程で作
られたスポンジ生地18に、40°C程度の湯19で湯
煎しながらオリーブ油16を混ぜる。このように、湯煎
してオリーブ油16の粘度を下げてスポンジ生地18に
混ぜると、オリーブ油16は、スポンジ生地18全体に
均一にすばやく混合し、殻14が崩れたり、気泡13が
つぶれたりするのを最小限に止めることができる。
【0013】第4工程:型20に入れて焼く。図1
(4)に示す第4工程では、オリーブ油16を混ぜたス
ポンジ生地18を、型20に入れ、180〜200°C
で焼成する。この焼成温度は、バターを使用した場合の
200〜250°Cより低くし、また、焼成時間は、バ
ターを使用した場合よりもじっくりと長めにする。これ
は、オリーブ油は、高温(200°C)に敏感に反応
し、製品の中に含まれている他の組織を分解してしま
う。また、オリーブ油16は、160°Cで熱分解し、
煙となる(昇華する)。それを防ぐため、焼成温度を1
80〜200°Cとし、スポンジ生地18の内部温度を
約95°C程度に抑えながら、焼き上がりのスポンジ2
1の水分が18〜23%程度となるように焼成する。す
ると、気泡13内の空気が膨張して全体がふっくらと焼
き上がり、また、第1工程ですでに殻14ができている
ので、液状のオリーブ油16が内部で流動してもスポン
ジ21がつぶれるのを防止している。
【0014】以上のような工程で製造したスポンジケー
キは、以下のような特徴を有する。 (1)スポンジケーキ自体がべとつかず、さっぱり感を
有する。 (2)予め殻14を作っているので、スポンジとしての
特性が失われない。
【0015】(3)殻14にオリーブ油16がしみこん
でいるので、オリーブ油の風味と、とろけるような口当
たりが得られ、香料の香りが引き立つ。 (4)バターよりもカロリーが低いので、胸やけ、肥満
などのおそれがなく、ヘルシー感が得られ、カロリーの
制限をうける人に好適である。
【0016】(5)オリーブ油は、オレイン酸(一価不
飽和脂肪酸)を多く含み、酸化防止成分(トコフェロー
ル・ボリフェロールなど)により酸化に強い性質を含ん
でいる。したがって、オリーブとしての自然のままの果
実本来の有効成分が活かされ、まろやかで、こくのある
風味と芳香な香りを保つ。また、長時間の酸化の安定が
得られる。ちなみに、AOM安定性は、バター脂肪がた
った10時間であるのに対し、オリーブ油は、80時間
であり、8倍もの酸化安定性を有する。 (6)オリーブ油には、バターにない特性、即ち、悪玉
コレステロール(LDL)を減らすオレイン酸が豊富で
ある。
【0017】前記実施例の配合例として、重量比で、
卵:700、砂糖(または水あめ):630、小麦粉:
600、オリーブ油:150の割合としたが、これに限
られるものではなく、スポンジの使用目的に応じて適宜
決定される。
【0018】
【発明の効果】本発明は、上述のような製造方法とした
ので、べとつかず、さっぱり感を有するスポンジケーキ
が得られる。また、胸やけ、肥満などのおそれがなく、
ヘルシー感が得られ、カロリーの制限をうける人に好適
である。
【0019】オリーブ油は、酸化に強い性質を含んでい
るので、長時間の酸化の安定が得られる。さらに、オリ
ーブ油は、オレイン酸を豊富に含み、悪玉コレステロー
ル(LDL)を減らす効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスポンジケーキの製造工程の一実
施例を示す説明図である。
【符号の説明】
10…容器、11…卵、12…砂糖、13…気泡、14
…殻、15…小麦粉、16…オリーブ油、17…メラン
グ、18…スポンジ生地、19…湯、20…型、21…
スポンジケーキ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 卵11、砂糖12、小麦粉15からなる
    スポンジ生地18に、オリーブ油16を混ぜ合わせて焼
    成してなることを特徴とするスポンジケーキ。
  2. 【請求項2】 卵11に砂糖または水あめ12を混ぜて
    温めながら泡立て、気泡13を包込んだ殻14を多数形
    成してメラング17を作る第1工程と、前記メラング1
    7に小麦粉15を混ぜ合わせてスポンジ生地18を形成
    する第2工程と、前記スポンジ生地18にオリーブ油1
    6を混ぜる第3工程と、このオリーブ油16を混ぜたス
    ポンジ生地18を、オリーブ油16が熱分解しないよう
    な温度で焼成してスポンジ21を形成する第4工程とか
    らなることを特徴とするスポンジケーキの製造方法。
  3. 【請求項3】 第1工程は、卵11がやや固形化する4
    0〜45°Cに温めながら泡立て、常温でやや固い殻1
    4を多数形成してなることを特徴とする請求項2記載の
    スポンジケーキの製造方法。
  4. 【請求項4】 第4工程は、スポンジ生地18の内部温
    度を100°C以下で焼成してなることを特徴とする請
    求項2または3記載のスポンジケーキの製造方法。
JP9118755A 1997-04-22 1997-04-22 スポンジケーキとその製造方法 Pending JPH10295257A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100359035B1 (ko) * 2000-04-04 2002-10-30 정계임 생약재를 이용한 한방 기능성 빵의 제조방법
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CN117099818A (zh) * 2023-08-25 2023-11-24 朝阳卡伦宫焙食品销售有限公司 一种高营养价值蛋糕的制作方法

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