JPH1029567A - 車両用事故状況記録装置 - Google Patents

車両用事故状況記録装置

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JPH1029567A
JPH1029567A JP20536596A JP20536596A JPH1029567A JP H1029567 A JPH1029567 A JP H1029567A JP 20536596 A JP20536596 A JP 20536596A JP 20536596 A JP20536596 A JP 20536596A JP H1029567 A JPH1029567 A JP H1029567A
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JP
Japan
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accident
recognition
time
vehicle
sensor
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JP20536596A
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Shigetoshi Fukaya
深谷  繁利
Tetsuo Kikuchi
哲郎 菊地
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Soken Inc
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Nippon Soken Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動および手動の、事故を認知するための2
つの手段を有する車両用事故状況記録装置において、コ
ンパクトな記憶容量で事故前後の状況を過不足なく記録
に残せるようにすることである。 【解決手段】 走行情報検出手段11,21,31によ
り検出された走行情報がエンドレスで書き込まれる記憶
手段5と、事故検知手段31および61により自動で事
故が認知されると第1の認知後記録時間が経過後に、事
故認識スイッチ4により手動で事故が認知されると第2
の認知後記録時間が経過後に記憶手段5への書き込みを
停止する上書き制御手段61とを具備し、かつ乗員が事
故発生と同時に事故認識スイッチ4を操作しなくとも事
故前後の状況を過不足なく記録できるように第2の認知
後記録時間を第1の認知後記録時間よりも短く設定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は交通事故において事
故の状況を記録する車両用事故状況記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両による事故の状況は、事故車両、事
故現場の検証や、当事者、目撃者の証言等のデータで再
現される。しかしながら事故後のこれらのデータに基づ
いて再現された事故の状況は、物証の量が乏しかったり
目撃者の不在等で必ずしも正確とは言えない。そこで事
故前後の操舵角、車速、ブレーキのオンオフ等の走行情
報を収集して記録するようにした車載式の車両用事故状
況記録装置がある。車両用事故状況記録装置は半導体メ
モリ等で構成された記憶部に、記憶された時刻の古い走
行情報のデータを消去しながら新しい走行情報のデータ
をエンドレス記録し、事故が発生するとエンドレス記録
を停止し、事故発生前後の状況の記録を残すようになっ
ている。車両用事故状況記録装置は事故後、車両から回
収され、走行情報のデータが事故データとして事故の状
況の解析に付される。
【0003】ところで車両用事故状況記録装置におい
て、事故発生の判断は、車両の急減速を検知する加速度
センサ等の検出信号をもとに自動で行われるのが一般的
である。そして事故発生と判断される加速度のしきい値
は、不用意に事故発生と判断されないように大きな値
(例えば2G)に設定される。したがって玉突き事故等
のように急減速が生じないような事故は事故と認識され
ない。そこで車両の乗員自身が手動でマニュアルスイッ
チを操作して車両用事故状況記録装置に事故を認識させ
るようにしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらマニュア
ルスイッチを設けても、乗員の気が動転するなど事故の
状況によってはマニュアルスイッチの操作が遅れる場合
があり、事故発生に到った経緯をデータとして残せない
おそれがある。記憶部の記憶容量を大きなものとすれば
よいがコスト高となる。
【0005】そこで本発明は、自動で事故を認識できな
くとも手動で事故前後における車両の走行情報を記録に
残すことのできる車両用事故状況記録装置であって、記
憶部の記憶容量がコンパクトな車両用事故状況記録装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、走行情報検出手段により検出された車両の走行情報
が時系列的に順次、書き込まれる上書き可能な記憶手段
と、事故を認知すると所定の認知後記録時間が経過した
後には上記記憶部への上書きを停止する上書き制御手段
とを具備する。そして上書き制御手段が事故の認知をす
るための、事故の発生を検知する事故検知手段と、事故
が発生すると乗員が操作する事故認識スイッチとを有す
る。上記認知後記録時間は、事故検知手段により事故が
発生したことを認知した場合の第1の認知後記録時間
と、事故認識スイッチにより事故が発生したことを認知
した場合の第2の認知後記録時間とでは後者を短くした
ことを特徴とする。
【0007】上書き制御手段は、事故検知手段により事
故が検知されない事故の場合に事故認識スイッチにより
事故が発生したことを認知する。この場合、第2の認知
後記録時間は第1の認知後記録時間より短いから、事故
発生に到る経緯および事故後の様子について過不足のな
い記録を残すには、乗員は事故発生と同時に事故認識ス
イッチを操作せずとも、事故後、冷静に周囲の状況が判
断できる状態になってから乗員が事故認識スイッチを操
作すればよい。したがって記憶手段は、事故認識スイッ
チにより事故が認知された場合のために余分な記憶容量
が不要で記憶容量がコンパクトにできる。
【0008】請求項2記載の発明では、上書き制御手段
は、事故認識スイッチにより事故を認知した場合、上記
事故検知手段が第2の基準により事故の蓋然性の高い事
象を検知した時点から事故認識スイッチが操作された時
点までの時間が長い程第2の認知後記録時間を短く設定
する。これにより事故発生時点と事故認知時点との差が
事故によって異なっても、事故前後の記録時間の比率の
ばらつきが抑えられる。
【0009】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1に本発明の車両用事故状況記録装
置の全体ブロック図を示す。走行情報検出手段たる撮像
装置11はCCDカメラで、車室内の天井部等にレンズ
がフロントガラスを通して車両の外に向くように設けて
ある。撮像装置11は車両の前方の状況を撮影しその映
像信号がA/D変換器12に入力するようになってい
る。A/D変換器12では上記映像信号がデジタル信号
に変換されてフレームメモリ13に入力するようになっ
ている。フレームメモリ13に入力した映像データはそ
こで一時保持された後、車両の走行情報データとして記
憶手段たる記憶部5に入力するようになっている。
【0010】走行情報検出手段たるセンサ部21は、車
速センサ、エンジン回転数センサ、ヨーレートセンサ、
操舵角センサ等のセンサと、ブレーキスイッチ、方向指
示器等で構成してある。これらから出力されるセンサ信
号を入力としてインターフェース部22が設けてある。
インターフェース部22はヨーレートセンサ等のように
アナログ信号として出力されるセンサ信号をディジタル
信号に変換するA/D変換器やエンジン回転数センサの
ようにパルスで出力されるセンサ信号を計数するカウン
タ等で構成してある。
【0011】インターフェース部22でディジタル化さ
れた、センサ部21からのセンサ信号は、車両の走行情
報として上書き制御手段たる記録制御部6のマイクロコ
ンピュータ61を介して記憶部5に入力するようになっ
ている。
【0012】車両にはまた加速度センサ31が設けてあ
り、車両の加速度を検出するようになっている。加速度
センサ31からアナログ信号として出力されるセンサ信
号はA/D変換器32でディジタル信号に変換されて、
加速度センサ31と事故検知手段を構成するマイクロコ
ンピュータ61に入力するようになっている。また加速
度センサ31は走行情報検出手段でもあり、加速度セン
サ31で検出された車両の加速度が走行情報としてマイ
クロコンピュータ61を介して記憶部5に入力するよう
になっている。
【0013】記憶部5はこれにデジタル信号で入力す
る、CCDカメラ11で検出された映像信号、センサ部
21および加速度センサ31で検出されたセンサ信号そ
してこれらの検出時刻(以下、これら映像信号等をセン
サデータという)が100msごとに順次、上書きされ、
エンドレス記録されるSRAM51と、エンドレス記録
終了後にSRAM51に記憶されているセンサデータが
書き込まれるフラッシュメモリ52とで構成してある。
SRAM51およびフラッシュメモリ52はそれぞれデ
ータ量の多い映像信号用領域51a,52aとセンサ信
号用領域51b,52bに区分されている。各領域51
a,52a,51b,52bはそれぞれ450に分割し
てあり、45秒分のセンサデータが記録される。またS
RAM51への上書きおよびフラッシュメモリ52への
書き込みはマイクロコンピュータ61が制御するように
なっている。
【0014】また車室内には事故認識スイッチたるマニ
ュアルスイッチ4が設けてあり、事故が発生すると運転
者等の乗員が操作してonするようになっており、加速
度センサ31が車両の大きな急減速を検知しなくともマ
イクロコンピュータ61に事故の発生を強制的に認識さ
せることができる。
【0015】車両用事故状況記録装置の作動を図1〜図
3により説明する。図2は事故状況記録装置の記録制御
部6のメインルーチンを示すもので、先ず電源投入後、
初期設定を行う(ステップ101)。次いでステップ1
02では記録可フラグZより記録が禁止されていないか
どうかを判定する。記録が禁止されていなければ認知後
書き込み数Cを50に設定する(ステップ103)。認
知後書き込み数Cは、事故が認知された時点以後、セン
サデータが記憶部5のSRAM51へ書き込まれる回数
の設定値であり、書き込みが100msごとに行われるか
ら100ms×Cが認知後記録時間となる。次いで事故認
知後に記憶部5のSRAM51へ書き込む回数をカウン
トするカウント変数Nおよび事故認知を示す事故フラグ
Fa ,Fm をリセットし(ステップ104,105)、
100msごとに起動する割り込み処理開始を設定する
(ステップ106)。
【0016】そして撮像装置11で得られる映像信号を
フレームメモリ13に取り込み、センサ部21等からセ
ンサ信号をマイクロコンピュータ61に取り込む(ステ
ップ107)。事故フラグFa ,Fm いずれも0の場合
(ステップ108)にはステップ109に進む。ステッ
プ109は事故検知手段としての作動部分で、ステップ
107で取り込んだ加速度センサ31のセンサ信号が第
1の基準たる2Gをこえていないかどうかを判定し(ス
テップ109)、2Gを越える大きな加速度がなければ
ステップ110に進む。ステップ110ではマニュアル
スイッチ4が投入されていないかどうかを判定し、マニ
ュアルスイッチ4がoffであれば乗員が事故を認識し
ていないものと判断し再びステップ107に戻る。すな
わち加速度センサ31が2Gを越える加速度を検出せ
ず、かつマニュアルスイッチ4がoffであればステッ
プ107〜110を繰り返す。
【0017】図3は100msごとに起動される割り込み
処理を示すもので、加速度センサ31のセンサ信号また
はマニュアルスイッチ4の操作状態より事故発生と認知
されなければ事故フラグFa ,Fm はいずれも0である
からステップ201よりステップ202に進み、メイン
ルーチン(図2)のステップ107で取り込んだセンサ
データを記憶部5のSRAM51に転送して割り込み処
理は終了する(ステップ203)。そして記憶部5のS
RAM51には、割り込み処理ごとに書き込み時刻の最
も古いセンサデータが記憶された領域に、転送された最
新のセンサデータが上書きされる。したがって記憶部5
のSRAM51は、100msごとに更新された、現在ま
での45秒(100ms×450)間におけるセンサデー
タを記憶している。
【0018】次に事故が発生した場合について説明す
る。図2のステップ109において加速度センサ31の
センサ信号が2Gをこえていれば事故フラグFa を1と
する(ステップ111)とともに認知後書き込み数Cを
150に変更する(ステップ112)。
【0019】加速度センサ31のセンサ信号から事故発
生と認知された場合の割り込み処理においては、ステッ
プ201よりステップ204に進み、カウント変数Nを
インクリメントする。次いでカウント変数Nが認知後書
き込み数C(ここでは150)かどうかを判定する(ス
テップ205)。カウント変数Nが認知後書き込み数C
に達していなければステップ202〜203を実行す
る。すなわちカウント変数Nは割り込み処理ごとにステ
ップ204で1ステップずつ増加するが認知後書き込み
数Cに達するまでは202,203が実行され、センサ
データが順次100msごとにSRAM52にあらたに上
書きされる。
【0020】そしてカウント変数Nが認知後記録変数C
に達した時すなわち事故発生と認知された後、第1の認
知後記録時間たる15秒(100ms×150)経過後に
は、記憶部5のSRAM51は、書き込み時刻が最も古
い15秒間のセンサデータが事故発生と認知された時点
後の15秒間のセンサデータに更新され、事故発生認知
時点までの30秒間のセンサデータと事故発生認知時点
後の15秒間のセンサデータが記憶される。そしてステ
ップ205からステップ206に進み、記憶部5のSR
AM51に記憶された上記45秒間のセンサデータをフ
ラッシメモリ52に移し、以後の割り込みを禁止する
(ステップ207)。かくして装置の作動が終了する
(ステップ208)。
【0021】また図2のステップ110においてマニュ
アルスイッチ4がonしていれば、事故フラグFm を1
とする(ステップ113)。マニュアルスイッチ4によ
り事故と認知された場合にはメインルーチンにおいてス
テップ112を経ないので認知後書き込み数Cは装置の
起動後にステップ103において設定された50であ
り、100msごとに起動される割り込み処理は、認知後
書き込み数Cが50である点のみが、加速度センサ31
により事故が認知された場合の割り込み処理と相違す
る。したがって50回の割り込み処理が実行される、第
2の認知後記録時間たる5秒後には、事故認知までの4
0秒間のセンサデータと事故認知後の5秒間のセンサデ
ータがフラッシメモリ52に記録される。
【0022】図4は事故後に回収される事故状況記録装
置のフラッシュメモリ52に記録されたセンサデータの
記録時間帯を示すもので、加速度センサ31のセンサ信
号により事故と認知された場合(A)とマニュアルスイ
ッチ4により事故と認知された場合(B)とでは、事故
認知前後の記憶時間の割合が異なっている。すなわちマ
ニュアルスイッチ4により事故と認知された場合の方が
事故認知後の記録時間が10秒短くその分事故認知前の
記録時間が長くなっている。このため乗員は事故が発生
した瞬間にマニュアルスイッチ4を操作しなくとも、事
故後、冷静に状況を判断することができる状態になって
からマニュアルスイッチ4を操作すれば事故に到った経
緯と事故後の様子について過不足のない記録が残され
る。
【0023】なお事故発生は車両の加速度を二値判定す
ることにより判断するようにしたが、ヨーレートセンサ
で検出されるヨーレートにより判断してもよい。
【0024】(第2実施形態)図5に本発明の別の実施
形態を示す。第1実施形態のメインルーチンに代えて別
のものに変更したもので、第1実施形態との相違点を中
心に説明する。図2との相違点は、ステップ110にお
いてマニュアルスイッチ4がonのときの以後の手順で
ある。事故フラグFm を1とした(ステップ113)
後、事故の蓋然性の高い事象の有無を判定する。すなわ
ち記憶部5のSRAM51に記憶された現在までの加速
度センサ31のセンサ信号のデータの中から第2の基準
たる0.5Gを越えるデータを検索する(ステップ11
4)。0.5Gを越える加速度の発生は、通常は事故と
言い切ることは難しいが、乗員がマニュアルスイッチ4
をonしている場合には事故の蓋然性の高い事象と言え
る。そこで0.5Gを越えるデータがあれば、その時点
で事故が生じているものと推定する。
【0025】0.5Gを越えるデータがあればそのデー
タが5秒以上前のデータかどうかを判定する(ステップ
115)。なお玉突き衝突等の多重事故のように0.5
Gを越えるピークが複数分布する場合には最後のデータ
について判定する。0.5Gを越えるデータが5秒以上
前のものであれば、事故発生から事故認知まで5秒以上
経過している蓋然性が高く、事故認知時にすでに記憶部
5のSRAM51には事故発生後のセンサデータが、事
故発生後の様子を解析する上で充分な5秒間分記憶され
ていると認められる。カウント変数Nを認知後書き込み
数Cとし(ステップ116)、割り込み処理(図3)に
おいてその時点において記憶部5のSRAM51に記憶
されているセンサデータをフラッシュメモリ52に移し
装置の作動を終了する(ステップ205,206,20
7,208)。
【0026】ステップ115で0.5Gを越えるデータ
が5秒以内のものであれば認知後書き込み数Cを算出す
る(ステップ117)。すなわち上記5秒と、加速度セ
ンサ31が0.5Gの加速度を検知した時点からマニュ
アルスイッチ4により事故と認知された時点までの時間
の差を演算し、その差を第2の認知後記録時間とする。
そしてその認知後記録時間を100msで除した数値を認
知後書き込み数Cとする。
【0027】そして加速度センサ31が0.5Gを越え
る加速度を検知した時点からマニュアルスイッチ4によ
り事故と認知された時点までに実行された割り込み処理
の回数の、50に満たない回数の割り込み処理(図3)
が実行され、装置の作動が終了する。しかして装置の作
動が終了したときには、車両の加速度が最後に0.5G
を越えた時点までの40秒間のセンサデータと、車両の
加速度が最後に0.5Gを越えた時点後の5秒間のセン
サデータがフラッシュメモリ52に記録される。
【0028】しかして事故後とそれ以前の記録時間の比
率は、加速度センサ31が最後に0.5Gを越える加速
度を検知した時点からマニュアルスイッチ4により事故
と認知された時点までの時間が長ければ第2の認知後記
録時間が短くなるから事故によって乗員がマニュアルス
イッチ4をonした時点が異なってもばらつきが抑えら
れる。
【0029】なおステップ115において0.5Gを越
えるデータが5秒以上前のデータかどうかを判定した
が、5秒に限定されるものではなく例えば第1の認知後
記録時間である15秒とすれば、瞬間的な事故に対して
加速度センサ31により事故を認知する場合とマニュア
ルスイッチ4により事故を認知する場合とで事故発生前
後の記録時間の比率を略一定とすることができる。
【0030】なお玉突き衝突等の多重事故においては、
玉突き衝突の区間が長いと玉突き衝突の開始までの記録
時間が短くなり、事故に到る経緯が充分記録に残らない
場合がある。これを図6により説明する。図6の(A)
はマニュアルスイッチ4により事故と認知した時点(t
2 )における記憶部5のSRAM51に記憶されている
センサデータの記憶時間帯を示しており、図6の(B)
は車両の加速度を示している。第2の認知後書き込み時
間が0.5Gを越える最後のデータのみに基づいて設定
され、事故と認知した時点(t2 )からさらに新しいセ
ンサデータが上書きされるから玉突き衝突の開始までの
記録時間が短くなるからである。
【0031】そこで第2の認知後書き込み時間を、最初
に0.5Gを越える加速度が生じた時点までの時間が予
め設定した下限値(例えば20秒)を満たさない場合に
第2の認知後記録時間を0とし、事故認知時点(t2 )
を遡る45秒間の事故状況が記録に残るようにする。具
体的には図5のステップ115と117の間にSRAM
51に記憶されている最も古いセンサデータの書き込み
時刻(t1 )から最初に0.5Gを越える加速度が生じ
た時点までの時間を下限値(例えば20秒)と比較し、
下限値を満たさない場合にステップ116に進む手順を
加えればよい。これにより玉突き衝突が始まるまでの時
間の記録を最小限残すことができるから、事故に到った
経緯についての情報が不十分となることがない。あるい
は第2の認知後記録時間は、0とするのではなく、最初
に0.5Gを越える加速度が生じた時点までの時間と上
記下限値との差が大きいほど短縮するようにしてもよ
い。
【0032】また上記各実施形態において、記録時間等
の数値は記憶部の記憶容量等によって適宜設定し得る。
また走行情報として記録するセンサデータは、上記各実
施形態に記載のものに限定されるものではなく、またそ
の一部でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用事故状況記録装置のブロック図
である。
【図2】本発明の車両用事故状況記録装置の作動を説明
する第1のフローチャートである。
【図3】本発明の車両用事故状況記録装置の作動を説明
する第2のフローチャートである。
【図4】本発明の車両用事故状況記録装置の作動を説明
する模式図である。
【図5】本発明の別の車両用事故状況記録装置の作動を
説明するフローチャートである。
【図6】本発明の別の車両用事故状況記録装置の作動を
説明するグラフである。
【符号の説明】
11 撮像装置(走行情報検出手段) 21 センサ部(走行情報検出手段) 31 加速度センサ(事故検知手段) 4 マニュアルスイッチ(事故認識スイッチ) 5 記憶部(記憶手段) 61 マイクロコンピュータ(事故検知手段、上書き制
御手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の走行情報を検出する走行情報検出
    手段と、車両で事故が発生したことを検知する事故検知
    手段と、車両の乗員が事故発生と判断すると乗員により
    操作される事故認識スイッチと、上記走行情報検出手段
    により検出された車両の走行情報のデータが時系列的に
    順次、書き込まれる上書き可能な記憶手段と、事故検知
    手段または事故認識スイッチにより事故を認知すると、
    事故を認知した時点から所定の認知後記録時間が経過し
    た後には上記記憶手段への上書きを停止せしめる上書き
    制御手段とを具備する車両用事故状況記録装置におい
    て、上記上書き制御手段は、上記事故検知手段により事
    故を認知した場合には第1の認知後記録時間が経過した
    後に上書きを停止し、事故認識スイッチにより事故と判
    断した場合には第2の認知後記録時間が経過した後に上
    書きを停止するように設定し、かつ第2の認知後記録時
    間を第1の認知後記録時間よりも短くしたことを特徴と
    する車両用事故状況記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用事故状況記録装置
    において、上記事故検知手段は事故の検知をする第1の
    基準とともに、事故の蓋然性の高い事象を検知する第2
    の基準とを有し、上記上書き制御手段は、事故認識スイ
    ッチにより事故と認知した場合、上記事故検知手段が第
    2の基準により上記事象を検知した時点から上記事故認
    識スイッチが操作された時点までの時間を演算して該時
    間が長い程第2の認知後記録時間を短く設定した車両用
    事故状況記録装置。
JP20536596A 1996-07-15 1996-07-15 車両用事故状況記録装置 Withdrawn JPH1029567A (ja)

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