JPH1029587A - 船舶の摩擦抵抗低減装置 - Google Patents
船舶の摩擦抵抗低減装置Info
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- JPH1029587A JPH1029587A JP8201013A JP20101396A JPH1029587A JP H1029587 A JPH1029587 A JP H1029587A JP 8201013 A JP8201013 A JP 8201013A JP 20101396 A JP20101396 A JP 20101396A JP H1029587 A JPH1029587 A JP H1029587A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T70/00—Maritime or waterways transport
- Y02T70/10—Measures concerning design or construction of watercraft hulls
Landscapes
- Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 吃水の浅い船舶において、微小気泡を発生さ
せて船体の浸水部表面を微小気泡で覆い、船体摩擦抵抗
を低減させるに当り、バルブの内側に容易に空気チャン
バを形成させる。 【解決手段】 船体1の船首部2に有するバルブ3の内
側に、横隔壁5を設け、横隔壁5よりも前側の狭隘部全
体に空気チャンバ4を形成する。バルブ3の静圧が小さ
い位置に、空気チャンバ4と連通する多数の空気吹き出
し口6を穿設する。空気吹き出し口6から加圧空気11
を吹き出させ、発生させた微小気泡12を流線に乗せて
送り、船体1の浸水部表面を微小気泡12で覆う。
せて船体の浸水部表面を微小気泡で覆い、船体摩擦抵抗
を低減させるに当り、バルブの内側に容易に空気チャン
バを形成させる。 【解決手段】 船体1の船首部2に有するバルブ3の内
側に、横隔壁5を設け、横隔壁5よりも前側の狭隘部全
体に空気チャンバ4を形成する。バルブ3の静圧が小さ
い位置に、空気チャンバ4と連通する多数の空気吹き出
し口6を穿設する。空気吹き出し口6から加圧空気11
を吹き出させ、発生させた微小気泡12を流線に乗せて
送り、船体1の浸水部表面を微小気泡12で覆う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は航行時に船体表面に
作用する摩擦抵抗を低減できるようにする船舶の摩擦抵
抗低減装置に関するものである。
作用する摩擦抵抗を低減できるようにする船舶の摩擦抵
抗低減装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】船舶の航行時には、流体としての海水の
粘性のために船体の周りに海水による境界層が形成され
るが、この境界層の中では、海水の流速は船体表面が零
で船体表面から離れるに従い急激に大きく変化する傾向
にあり、船体の表面に海水の摩擦抵抗が作用し船体抵抗
の大きな要素の一つとなっている。
粘性のために船体の周りに海水による境界層が形成され
るが、この境界層の中では、海水の流速は船体表面が零
で船体表面から離れるに従い急激に大きく変化する傾向
にあり、船体の表面に海水の摩擦抵抗が作用し船体抵抗
の大きな要素の一つとなっている。
【0003】海水による摩擦抵抗を低減させる対策とし
て、一般に、カーフェリーの如き吃水の浅い高速船にお
いては、船首部に大きなバルブを設けた所謂バルバスバ
ウ形状とし、排水容積を船首下方部に多く配置すること
により柱形係数を減少させることなく、吃水線付近の水
線水切角をより小さくして、高速時の造波抵抗等を軽減
させるようにしているが、浸水部(没水部)面積が増大
するので、低速域においては全抵抗が僅かに大きくなる
問題がある。
て、一般に、カーフェリーの如き吃水の浅い高速船にお
いては、船首部に大きなバルブを設けた所謂バルバスバ
ウ形状とし、排水容積を船首下方部に多く配置すること
により柱形係数を減少させることなく、吃水線付近の水
線水切角をより小さくして、高速時の造波抵抗等を軽減
させるようにしているが、浸水部(没水部)面積が増大
するので、低速域においては全抵抗が僅かに大きくなる
問題がある。
【0004】そのため、近年、上記カーフェリーの如き
船舶の船体表面に作用する摩擦抵抗を減少させて推進性
能をより向上させるための研究が進められており、その
対策の一つとして、船体表面から微小気泡(マイクロバ
ブル)を吹き出させ、船体の浸水部表面の境界層内に微
小気泡を吹き込んで船体の浸水部表面を微小気泡で覆う
ことにより船体表面に作用する摩擦抵抗を低減すること
を狙ったマイクロバブル推進法の研究が進められてい
る。
船舶の船体表面に作用する摩擦抵抗を減少させて推進性
能をより向上させるための研究が進められており、その
対策の一つとして、船体表面から微小気泡(マイクロバ
ブル)を吹き出させ、船体の浸水部表面の境界層内に微
小気泡を吹き込んで船体の浸水部表面を微小気泡で覆う
ことにより船体表面に作用する摩擦抵抗を低減すること
を狙ったマイクロバブル推進法の研究が進められてい
る。
【0005】カーフェリーの如き吃水の浅い船舶におい
て、マイクロバブル推進法を具現化するための一つの方
法として、船体の先端部となるバルブの部分の外板に空
気吹き出し口を設けると共に、該空気吹き出し口を設け
た位置の内側にボックス状のシーチェストを水密に組み
付けて空気チャンバを形成し、該空気チャンバ内に導い
た加圧空気を空気吹き出し口から吹き出させて、発生さ
せた微小気泡を流線に乗せて流すことにより、船体の浸
水部表面を微小気泡で覆うようにすることが考えられ
る。
て、マイクロバブル推進法を具現化するための一つの方
法として、船体の先端部となるバルブの部分の外板に空
気吹き出し口を設けると共に、該空気吹き出し口を設け
た位置の内側にボックス状のシーチェストを水密に組み
付けて空気チャンバを形成し、該空気チャンバ内に導い
た加圧空気を空気吹き出し口から吹き出させて、発生さ
せた微小気泡を流線に乗せて流すことにより、船体の浸
水部表面を微小気泡で覆うようにすることが考えられ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、バルブの如
き狭隘部の内側にボックス状のシーチェストを組み付け
て空気チャンバを形成させるようにすることは、狭所作
業となることから、シーチェストの組み付けが面倒であ
り、又、メンテナンスも大変であると考えられる。
き狭隘部の内側にボックス状のシーチェストを組み付け
て空気チャンバを形成させるようにすることは、狭所作
業となることから、シーチェストの組み付けが面倒であ
り、又、メンテナンスも大変であると考えられる。
【0007】そこで、本発明は、カーフェリーの如き吃
水の浅い船舶において、バルブの内側の狭隘部に容易に
空気チャンバを形成させることができて、船体の浸水部
表面を覆うことのできる微小気泡を発生させることがで
きるような摩擦抵抗低減装置を提供しようとするもので
ある。
水の浅い船舶において、バルブの内側の狭隘部に容易に
空気チャンバを形成させることができて、船体の浸水部
表面を覆うことのできる微小気泡を発生させることがで
きるような摩擦抵抗低減装置を提供しようとするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、船体の船首バルブの内側狭隘部全体を横
隔壁により仕切ることによって空気チャンバを形成し、
且つ該空気チャンバから微小気泡を吹き出させるための
多数の空気吹き出し口を上記船首バルブの外板に穿設
し、更に、上記空気チャンバに、空気送給管を介して加
圧空気供給装置を接続した構成とする。
決するために、船体の船首バルブの内側狭隘部全体を横
隔壁により仕切ることによって空気チャンバを形成し、
且つ該空気チャンバから微小気泡を吹き出させるための
多数の空気吹き出し口を上記船首バルブの外板に穿設
し、更に、上記空気チャンバに、空気送給管を介して加
圧空気供給装置を接続した構成とする。
【0009】船舶の航行時に、加圧空気供給装置を駆動
して加圧空気を空気チャンバに導くことにより、空気吹
き出し口から加圧空気を吹き出させると、発生した微小
気泡が流線に乗って船底へ流れ込むと共に船尾方向へ送
られることから、船体の浸水部表面を微小気泡で覆うこ
とができて浸水部のボイド率を向上させることができ、
船体に作用する摩擦抵抗を低減できるようになる。上記
空気チャンバは横隔壁の設置だけで容易に形成すること
ができる。
して加圧空気を空気チャンバに導くことにより、空気吹
き出し口から加圧空気を吹き出させると、発生した微小
気泡が流線に乗って船底へ流れ込むと共に船尾方向へ送
られることから、船体の浸水部表面を微小気泡で覆うこ
とができて浸水部のボイド率を向上させることができ、
船体に作用する摩擦抵抗を低減できるようになる。上記
空気チャンバは横隔壁の設置だけで容易に形成すること
ができる。
【0010】又、空気吹き出し口の穿設位置を、船首バ
ルブの静圧が小さい位置とすることによって、微小空気
発生時の加圧空気吹き出し圧力が小さくて済む。
ルブの静圧が小さい位置とすることによって、微小空気
発生時の加圧空気吹き出し圧力が小さくて済む。
【0011】更に、空気チャンバに、ブロー用空気管を
介して圧縮空気供給装置を接続した構成とすることによ
り、圧縮空気供給装置からの圧縮空気を空気チャンバへ
導いて空気吹き出し口からブローさせると、空気吹き出
し口が圧縮空気のブローによって清掃されるため、海生
生物の付着が防止される。
介して圧縮空気供給装置を接続した構成とすることによ
り、圧縮空気供給装置からの圧縮空気を空気チャンバへ
導いて空気吹き出し口からブローさせると、空気吹き出
し口が圧縮空気のブローによって清掃されるため、海生
生物の付着が防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0013】図1(イ)(ロ)は本発明の実施の一形態
を示すもので、船体1の船首部2に大きなバルブ3を有
するカーフェリーの如き吃水の浅い船舶において、上記
バルブ3の内側に横隔壁5を設けて、該横隔壁5よりも
前側の狭隘部全体を空気チャンバ4として構成し、且つ
上記バルブ3の静圧が小さい位置(流速が最も速くて負
圧が作用する位置)の外板3aに、たとえば、直径が2
mmの空気吹き出し口6を、船首尾方向及び円周方向へ5
mmの配列ピッチとして穿設して、該各空気吹き出し口6
を、バルブ3の内側に形成した空気チャンバ4に連通さ
せ、一方、船体1の船首部2の甲板上に、電動機7によ
って駆動される加圧空気供給装置としてのブロワ8を設
置し、該ブロワ8に一端を接続した流量調整弁9付きの
空気送給管10の他端を、上記空気チャンバ4に接続
し、ブロワ8にて発生させた加圧空気11を空気送給管
10を通し空気チャンバ4に導入して各空気吹き出し口
6から吹き出させることにより微小気泡12を発生させ
るようにし、発生した微小気泡12を流線に乗せて流せ
るようにする。
を示すもので、船体1の船首部2に大きなバルブ3を有
するカーフェリーの如き吃水の浅い船舶において、上記
バルブ3の内側に横隔壁5を設けて、該横隔壁5よりも
前側の狭隘部全体を空気チャンバ4として構成し、且つ
上記バルブ3の静圧が小さい位置(流速が最も速くて負
圧が作用する位置)の外板3aに、たとえば、直径が2
mmの空気吹き出し口6を、船首尾方向及び円周方向へ5
mmの配列ピッチとして穿設して、該各空気吹き出し口6
を、バルブ3の内側に形成した空気チャンバ4に連通さ
せ、一方、船体1の船首部2の甲板上に、電動機7によ
って駆動される加圧空気供給装置としてのブロワ8を設
置し、該ブロワ8に一端を接続した流量調整弁9付きの
空気送給管10の他端を、上記空気チャンバ4に接続
し、ブロワ8にて発生させた加圧空気11を空気送給管
10を通し空気チャンバ4に導入して各空気吹き出し口
6から吹き出させることにより微小気泡12を発生させ
るようにし、発生した微小気泡12を流線に乗せて流せ
るようにする。
【0014】又、船体1の船首部2の甲板上に、電動機
13によって駆動される圧縮空気供給装置としてのコン
プレッサ14を設置し、該コンプレッサ14に一端を接
続した開閉弁15付きのブロー用空気管16の他端を、
上記空気チャンバ4に接続し、空気チャンバ4内に導い
た圧縮空気を各空気吹き出し口6よりブローさせられる
ようにする。
13によって駆動される圧縮空気供給装置としてのコン
プレッサ14を設置し、該コンプレッサ14に一端を接
続した開閉弁15付きのブロー用空気管16の他端を、
上記空気チャンバ4に接続し、空気チャンバ4内に導い
た圧縮空気を各空気吹き出し口6よりブローさせられる
ようにする。
【0015】船舶の航行時に、ブロワ8を電動機7で駆
動して、加圧空気11を空気送給管10を通し空気チャ
ンバ4へ導き、空気吹き出し口6を通して水中へ吹き出
させるようにすると、発生した微小気泡12は流線に乗
って流れることになる。船首部2では船底に入ったり、
船尾に向かったり、更には船底と船尾との間へ向かうよ
うな流線16が生ずるため、微小気泡12は各方向へ向
かう流線16に乗って流れることになり、その結果、船
体1の浸水部表面を微小気泡12で全面的に覆うことが
できて微小気泡12によるボイドを形成することがで
き、このボイドの存在により、高速域は勿論のこと、低
速域であっても船体1の摩擦抵抗を低減することができ
る。
動して、加圧空気11を空気送給管10を通し空気チャ
ンバ4へ導き、空気吹き出し口6を通して水中へ吹き出
させるようにすると、発生した微小気泡12は流線に乗
って流れることになる。船首部2では船底に入ったり、
船尾に向かったり、更には船底と船尾との間へ向かうよ
うな流線16が生ずるため、微小気泡12は各方向へ向
かう流線16に乗って流れることになり、その結果、船
体1の浸水部表面を微小気泡12で全面的に覆うことが
できて微小気泡12によるボイドを形成することがで
き、このボイドの存在により、高速域は勿論のこと、低
速域であっても船体1の摩擦抵抗を低減することができ
る。
【0016】上記において、微小気泡12は、加圧空気
11がバルブ3に穿設された空気吹き出し口6を通過す
る際のオリフィス作用によって発生するもので、空気吹
き出し口6と該空気吹き出し口6に接する水との相対移
動により容易且つ確実に気泡化される。しかも、空気吹
き出し口6はバルブ3の静圧の小さい位置に設定してあ
ることから、微小気泡12を発生させる際の動力は小さ
くて済む利点がある。なお、上記空気吹き出し口6の直
径は、船体1の設計時において、巡航速度の航行時に最
適直径の微小気泡12が発生させられるように選定する
ものであるが、船体1の航行速度の変更に伴って微小気
泡12の直径を変える必要が生じた際には、流量調整弁
9の開度調整により加圧空気の供給流量を調整すること
によって対応することができる。
11がバルブ3に穿設された空気吹き出し口6を通過す
る際のオリフィス作用によって発生するもので、空気吹
き出し口6と該空気吹き出し口6に接する水との相対移
動により容易且つ確実に気泡化される。しかも、空気吹
き出し口6はバルブ3の静圧の小さい位置に設定してあ
ることから、微小気泡12を発生させる際の動力は小さ
くて済む利点がある。なお、上記空気吹き出し口6の直
径は、船体1の設計時において、巡航速度の航行時に最
適直径の微小気泡12が発生させられるように選定する
ものであるが、船体1の航行速度の変更に伴って微小気
泡12の直径を変える必要が生じた際には、流量調整弁
9の開度調整により加圧空気の供給流量を調整すること
によって対応することができる。
【0017】一方、船舶を長期的に停泊させておくよう
なときには、圧縮空気のブローを定期的にあるいは随時
行うようにする。この場合、ブロワ8系の空気送給管1
0の流量調整弁9を閉じ、コンプレッサ14系のブロー
用空気管16の開閉弁15を開き、電動機13によって
コンプレッサ14を駆動させるようにする。これによ
り、コンプレッサ14にて圧縮された圧縮空気がブロー
用空気管16を通り空気チャンバ4内に導かれ、各空気
吹き出し口6よりブローされる。このため、空気吹き出
し口6の外側に貝類等の海生生物が付着していても、海
生生物は吹き飛ばされて空気吹き出し口6は清掃される
ことになる。又、定期的に圧縮空気を空気吹き出し口6
から吹き出させることにより、海生生物が空気吹き出し
口6に付着することを防止することができる。したがっ
て、停泊中で空気吹き出し口6から加圧空気11を吹き
出さないときでも空気吹き出し口6が塞がることはな
く、加圧空気11の吹き出し性能が良好に維持される。
なときには、圧縮空気のブローを定期的にあるいは随時
行うようにする。この場合、ブロワ8系の空気送給管1
0の流量調整弁9を閉じ、コンプレッサ14系のブロー
用空気管16の開閉弁15を開き、電動機13によって
コンプレッサ14を駆動させるようにする。これによ
り、コンプレッサ14にて圧縮された圧縮空気がブロー
用空気管16を通り空気チャンバ4内に導かれ、各空気
吹き出し口6よりブローされる。このため、空気吹き出
し口6の外側に貝類等の海生生物が付着していても、海
生生物は吹き飛ばされて空気吹き出し口6は清掃される
ことになる。又、定期的に圧縮空気を空気吹き出し口6
から吹き出させることにより、海生生物が空気吹き出し
口6に付着することを防止することができる。したがっ
て、停泊中で空気吹き出し口6から加圧空気11を吹き
出さないときでも空気吹き出し口6が塞がることはな
く、加圧空気11の吹き出し性能が良好に維持される。
【0018】本発明においては、狭隘部となるバルブ3
の内側を横隔壁5により仕切って全体的に空気チャンバ
4としたことから、ボックス状のシーチェストの如き部
材を用いて狭隘部に部分的に空気チャンバを形成させる
ようにすることに比して空気チャンバの形成が容易且つ
安価であり、加圧空気のブローを行って空気吹き出し口
6の清掃を行うこと以外はメンテナンスフリーとするこ
とができる。
の内側を横隔壁5により仕切って全体的に空気チャンバ
4としたことから、ボックス状のシーチェストの如き部
材を用いて狭隘部に部分的に空気チャンバを形成させる
ようにすることに比して空気チャンバの形成が容易且つ
安価であり、加圧空気のブローを行って空気吹き出し口
6の清掃を行うこと以外はメンテナンスフリーとするこ
とができる。
【0019】なお、上記実施の形態では、所謂バルバス
バウ形状の船舶への採用例を示したが、たとえば、図2
に示す如き、スプーンバウ形状の船舶についても、図1
(イ)(ロ)に示したものと同様に、クロスハッチで示
すバルブ部分に、全体的に空気チャンバ4を形成して空
気吹き出し口6を穿設することができること、その他本
発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え
得ることは勿論である。
バウ形状の船舶への採用例を示したが、たとえば、図2
に示す如き、スプーンバウ形状の船舶についても、図1
(イ)(ロ)に示したものと同様に、クロスハッチで示
すバルブ部分に、全体的に空気チャンバ4を形成して空
気吹き出し口6を穿設することができること、その他本
発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え
得ることは勿論である。
【0020】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の船舶の摩擦抵
抗低減装置によれば、次の如き優れた効果を発揮する。 (1) 船体の船首バルブの内側狭隘部全体を横隔壁により
仕切ることによって空気チャンバを形成し、且つ該空気
チャンバから微小気泡を吹き出させるための多数の空気
吹き出し口を上記船首バルブの外板に穿設し、更に、上
記空気チャンバに、空気送給管を介して加圧空気供給装
置を接続した構成としてあるので、バルブの内側の狭隘
部に空気チャンバを容易且つ安価に形成することがで
き、発生させた微小気泡を各方向へ向かう流線に乗せて
流すことができ、これにより、船体の浸水部表面を微小
気泡で覆って良好なボイドを形成させることができて、
船体に作用する摩擦抵抗を低減することができ、船舶の
推進性能を飛躍的に向上させることができる。 (2) 空気吹き出し口を、船首バルブの静圧が小さい位置
に穿設することにより、小さな吹き出し圧力で微小気泡
を発生させることができる。 (3) 空気チャンバに、ブロー用空気管を介して圧縮空気
供給装置を接続した構成とすることにより、定期的ある
いは随時、ブロー用空気管を通して空気チャンバ内に圧
縮空気を供給して空気吹き出し口よりブローさせるよう
にすることによって、空気吹き出し口に付着した海生生
物の除去ならびに空気吹き出し口への海生生物の付着を
防止することができるので、加圧空気の吹き出し性能を
良好に維持することができ、メンテナンスが容易とな
る。
抗低減装置によれば、次の如き優れた効果を発揮する。 (1) 船体の船首バルブの内側狭隘部全体を横隔壁により
仕切ることによって空気チャンバを形成し、且つ該空気
チャンバから微小気泡を吹き出させるための多数の空気
吹き出し口を上記船首バルブの外板に穿設し、更に、上
記空気チャンバに、空気送給管を介して加圧空気供給装
置を接続した構成としてあるので、バルブの内側の狭隘
部に空気チャンバを容易且つ安価に形成することがで
き、発生させた微小気泡を各方向へ向かう流線に乗せて
流すことができ、これにより、船体の浸水部表面を微小
気泡で覆って良好なボイドを形成させることができて、
船体に作用する摩擦抵抗を低減することができ、船舶の
推進性能を飛躍的に向上させることができる。 (2) 空気吹き出し口を、船首バルブの静圧が小さい位置
に穿設することにより、小さな吹き出し圧力で微小気泡
を発生させることができる。 (3) 空気チャンバに、ブロー用空気管を介して圧縮空気
供給装置を接続した構成とすることにより、定期的ある
いは随時、ブロー用空気管を通して空気チャンバ内に圧
縮空気を供給して空気吹き出し口よりブローさせるよう
にすることによって、空気吹き出し口に付着した海生生
物の除去ならびに空気吹き出し口への海生生物の付着を
防止することができるので、加圧空気の吹き出し性能を
良好に維持することができ、メンテナンスが容易とな
る。
【図1】本発明の船舶の摩擦抵抗低減装置の実施の一形
態を示すもので、(イ)は船体船首部の概略側面図、
(ロ)は(イ)のA−A方向拡大矢視図である。
態を示すもので、(イ)は船体船首部の概略側面図、
(ロ)は(イ)のA−A方向拡大矢視図である。
【図2】本発明を採用し得る船舶の一形状例を示す船首
部の概略側面図である。
部の概略側面図である。
1 船体 2 船首部 3 バルブ 4 空気チャンバ 5 隔壁 6 空気吹き出し口 8 ブロワ(加圧空気供給装置) 10 空気送給管 14 コンプレッサ(圧縮空気供給装置) 16 ブロー用空気管
Claims (3)
- 【請求項1】 船体の船首バルブの内側狭隘部全体を横
隔壁により仕切ることによって空気チャンバを形成し、
且つ該空気チャンバから微小気泡を吹き出させるための
多数の空気吹き出し口を上記船首バルブの外板に穿設
し、更に、上記空気チャンバに、空気送給管を介して加
圧空気供給装置を接続した構成を有することを特徴とす
る船舶の摩擦抵抗低減装置。 - 【請求項2】 空気吹き出し口の穿設位置を、船首バル
ブの静圧が小さい位置とした請求項1記載の船舶の摩擦
抵抗低減装置。 - 【請求項3】 空気チャンバに、ブロー用空気管を介し
て圧縮空気供給装置を接続した請求項1又は2記載の船
舶の摩擦抵抗低減装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8201013A JPH1029587A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 船舶の摩擦抵抗低減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8201013A JPH1029587A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 船舶の摩擦抵抗低減装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1029587A true JPH1029587A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16434042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8201013A Pending JPH1029587A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 船舶の摩擦抵抗低減装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1029587A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4731354A (en) * | 1985-11-20 | 1988-03-15 | Ricoh Company, Ltd. | Thermosensitive recording material |
| JP2012066745A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 船舶の摩擦抵抗低減装置及び船舶摩擦抵抗低減装置の海洋生物付着防止方法 |
| KR101185913B1 (ko) | 2010-06-21 | 2012-09-25 | 삼성중공업 주식회사 | 슬래밍이 저감된 선박 |
| JP2017096402A (ja) * | 2015-11-24 | 2017-06-01 | 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 | 摩擦抵抗低減方法、摩擦抵抗を低減した構造物、及び摩擦抵抗低減用の電極形成方法 |
| JP2021521390A (ja) * | 2018-04-17 | 2021-08-26 | バーデン−ビュルッテンベルク シュティフトゥング ゲーゲーエムベーハー | 構造化ガス含有表面 |
-
1996
- 1996-07-12 JP JP8201013A patent/JPH1029587A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4731354A (en) * | 1985-11-20 | 1988-03-15 | Ricoh Company, Ltd. | Thermosensitive recording material |
| KR101185913B1 (ko) | 2010-06-21 | 2012-09-25 | 삼성중공업 주식회사 | 슬래밍이 저감된 선박 |
| JP2012066745A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 船舶の摩擦抵抗低減装置及び船舶摩擦抵抗低減装置の海洋生物付着防止方法 |
| JP2017096402A (ja) * | 2015-11-24 | 2017-06-01 | 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 | 摩擦抵抗低減方法、摩擦抵抗を低減した構造物、及び摩擦抵抗低減用の電極形成方法 |
| JP2021521390A (ja) * | 2018-04-17 | 2021-08-26 | バーデン−ビュルッテンベルク シュティフトゥング ゲーゲーエムベーハー | 構造化ガス含有表面 |
| JP2024012381A (ja) * | 2018-04-17 | 2024-01-30 | バーデン-ビュルッテンベルク シュティフトゥング ゲーゲーエムベーハー | 構造化ガス含有表面 |
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