JPH10296105A - ゲル状物の裁断装置 - Google Patents

ゲル状物の裁断装置

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JPH10296105A
JPH10296105A JP11065097A JP11065097A JPH10296105A JP H10296105 A JPH10296105 A JP H10296105A JP 11065097 A JP11065097 A JP 11065097A JP 11065097 A JP11065097 A JP 11065097A JP H10296105 A JPH10296105 A JP H10296105A
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JP
Japan
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gel
storage container
cutting blade
cutting
photographic emulsion
Prior art date
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Pending
Application number
JP11065097A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Yamada
悟 山田
Kazuhiro Yamazaki
和弘 山崎
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ゲル状写真乳剤を貯蔵容器中で直接裁断し移送
する方法において、裁断したゲル状写真乳剤を残さず完
全に排出し、繰り返し使用における耐久性に優れたゲル
状写真乳剤の裁断装置を提供すること。 【解決手段】ゲル状に凝固した写真乳剤を貯蔵容器内で
裁断する装置であって、貯蔵容器内側面に実質的に接触
しない格子状に組み立てられた裁断刃本体と、該裁断刃
本体の外周部の少なくとも対向する2カ所に前記貯蔵容
器内側面に接触する補助裁断刃を有し、該補助裁断刃が
縦弾性係数35kg/mm2から84kg/mm2、厚さ1mmから4
mmの合成樹脂であることを特徴とするゲル状写真乳剤裁
断装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゲル状物の裁断装置
に関し、特に物理熟成または化学熟成を行い冷却凝固し
たゲル状写真乳剤の裁断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀写真材料は、物理熟成また
は化学熟成を行った写真乳剤に各種添加剤を加えた溶液
を支持体上に塗布して製造されるが、一般に物理熟成ま
たは化学熟成を終えた写真乳剤は塗布するまでの間、コ
ップ状容器、コンテナ状容器などの貯蔵容器に入れ、冷
却凝固してゲル状態で貯蔵される。次いで、冷却凝固貯
蔵されたゲル状写真乳剤は、貯蔵容器から取り出した
後、棒状、またはさいころ状に裁断して再溶解し、支持
体上に塗布するための後工程に送られる。
【0003】貯蔵容器に入ったゲル状写真乳剤を取り出
すには、貯蔵容器を湯浴槽中に浸したり、実公平4−1
551号公報に開示されるように、貯蔵容器に温湯等を
吹き付ける加熱装置を使って貯蔵容器の側壁面を加熱
し、ゲル状写真乳剤の貯蔵容器に接した部分を液化して
取り出している。さらに、取り出したゲル状写真乳剤を
再溶解しやすい大きさに裁断するために、単刃また格子
状の刃を付設した裁断装置等で裁断した後、次の工程に
受け渡している。
【0004】このような方法によれば、貯蔵容器の外側
面を加熱して貯蔵容器からゲル状写真乳剤を取り出す工
程、取り出したゲル状写真乳剤を細かく裁断する工程、
裁断したゲル状写真乳剤を容器に移し入れる工程と繁雑
な作業工程が必要であり、特に貯蔵容器からゲル状写真
乳剤を取り出す工程では、溶解したゲル状写真乳剤が貯
蔵容器内壁面に付着残留して乳剤歩留まりを低下させた
り、取り出したゲル状写真乳剤の溶解部分が他の設備に
付着し、設備を汚してしまう等の問題があった。
【0005】一方、特開平8−278577号には、貯
蔵容器の内壁面に分離自在の網状の袋を配置して写真乳
剤を冷却凝固させた後、、綱状の袋を上方に引き抜くこ
とによって冷却凝固したゲル状写真乳剤を裁断する方法
が開示されている。この方法によれば、貯蔵容器の外側
面を加熱することなくゲル状写真乳剤を貯蔵容器中で細
かく裁断することが可能であるが、あらかじめ貯蔵容器
の内壁面に網状袋を配置する手間が必要であり、また、
裁断後のゲル状写真乳剤を溶解設備や他の容器に移し変
える際に、貯蔵容器の内壁面に裁断済のゲル状写真乳剤
が付着残留してしまい、前記同様乳剤歩留まりを大きく
低下させる問題があった。
【0006】また、貯蔵容器内で格子状に組み立てられ
た裁断刃を用いて裁断する方法が考えられるが、貯蔵容
器の内側面の極近くまで常に安定して裁断することは困
難であった。即ち、裁断するときの貯蔵容器と裁断装置
の位置関係の正確性が常に要求され、少しでも位置がず
れれば、貯蔵容器もしくは裁断装置が破損する危険性が
あり、また破損しないまでも、内側面の極近くまで裁断
することができず、内側面に付着したゲル状物が容易に
取り出せないという問題が生じる。
【0007】一方、貯蔵容器は図5に示すようにいろん
な形態のものがあるが、裁断したゲル状物の取り出し性
を考慮すると、図5a及び図5bに示すように容器の底
面から上方の開口面に向かって広くなる構成にしたもの
が好ましい。この容器は使用しないときには重ねて保管
するこができるので、保管スペースが小さくて済む利点
もある。しかしながら、この容器は上記した問題、即ち
内側面の近くまで裁断できないということが重大な問題
となった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、貯蔵容器内のゲル状物を再溶解し易いように小さく
裁断し他の設備または容器に移送する工程において、簡
潔な方法でゲル状物が裁断でき、移送の際に裁断済のゲ
ル状物を完全に排出できるゲル状物の裁断装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、ゲ
ル状物を貯蔵容器内で裁断する装置であって、貯蔵容器
内側面に実質的に接触しない格子状に組み立てられた裁
断刃本体と、該裁断刃本体の外周部の少なくとも対向す
る2カ所に前記貯蔵容器内側面に接触する補助裁断刃を
有することを特徴とするゲル状物の裁断装置によって達
成された。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明によるゲル状物の
裁断装置について、本発明の一実施例である図1から図
4を用いて詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の裁断装置の部分断面概略
図、図2は裁断刃が貯蔵容器へ降下したときの部分断面
図、図3は裁断を開始する前の裁断刃と貯蔵容器との関
係を示す上面図、図4は裁断刃が降下したときの貯蔵容
器と裁断刃との関係を示す上面図である。
【0012】本発明の裁断装置の裁断刃と貯蔵容器の位
置関係は図3及び図4に示す通りである。格子状に組み
立てられた裁断刃本体1は貯蔵容器3の内側面8に実質
的に接触しないように設けられており、裁断刃本体1の
外周部には補助裁断刃2がある。この補助裁断刃2は少
なくとも対向する2ヶ所に設けることが必要であり、好
ましくは図に示すように4ヶ所以上設けることである。
補助裁断刃2は内側面8に接触するように設ける。
【0013】本発明は前記したように、貯蔵容器は図5
a及び図5bに示すものが好ましく、本実施例において
も図5aの容器を用いた態様で説明する。この容器は底
面に向かって摺り鉢状になっており、前記補助裁断刃2
はゲル状乳剤4を裁断する位置より上方にあるときは、
必ずしも内側面8に接触する必要はなく、裁断刃を降下
し裁断を開始する直前において内側面8に接触していれ
ば目的は達成できる。
【0014】ゲル状乳剤4を裁断するために、裁断刃本
体1を貯蔵容器の底面まで下降させるが、その際裁断刃
本体1は内側面8に接触しないように、最も面積の小さ
い底面を考慮して、裁断刃本体1の大きさを設定する。
逆に、補助裁断刃2は裁断刃本体1を下降するにつれ
て、内側面8と強く接触するようになる。従って、補助
裁断刃2の材質は弾性体であることが好ましく、内側面
8との接触強度が大きくなるにつれて、補助裁断刃2は
裁断刃の下降方向に対して直交方向に湾曲しながら内側
面近傍のゲル状乳剤を裁断する。底面まで裁断が完了し
て、裁断刃本体1を元の位置まで上昇させたときには、
補助裁断刃2は湾曲状態から元の平面状態に戻る。
【0015】前記補助裁断刃2は、弾性体であることが
好ましく、特に合成樹脂が好ましい。更に、縦弾性係数
が35kg/mm2から84kg/mm2、厚さ1mmから4mmの合成
樹脂を用いることで、貯蔵容器とゲル状写真乳剤との間
を変形しながら貯蔵容器の内面方向に湾曲挿入して僅か
の空気層を形成し、ゲル状写真乳剤を貯蔵容器から容易
に取り出すことが可能となる。補助裁断刃に用いる合成
樹脂の材質は、縦弾性係数が35kg/mm2から84kg/mm2
の範囲にある中密度および高密度ポリエチレン、セルロ
ースアセテート、ポリウレタン、フッ素樹脂等を上げる
ことができるが、耐薬品性が高く、ゲル状写真乳剤の剥
離性に優れた四フッ化エチレン、三フッ化エチレン、エ
チレン−四フッ化エチレン等のフッ素樹脂が好ましい。
【0016】次に、本発明の裁断装置を用いたゲル状乳
剤の裁断工程を説明する。図1においてストッパー6と
補助裁断刃2を付設する裁断刃本体1を取り付けたエア
シリンダー7およびフレーム5で構成され、冷却凝固さ
れたゲル状写真乳剤4が入った貯蔵容器3は、裁断装置
のストッパー6の下部所定位置に置かれる。図1は裁断
刃本体1が待機位置にある状態を示している。
【0017】次いで、図2に示すように補助裁断刃2を
付設する裁断刃本体1は、エアシリンダー7の駆動によ
り垂直下向き方向に降下しながら貯蔵容器3中のゲル状
写真乳剤4を押し切り裁断する。裁断刃本体1がゲル状
写真乳剤4を裁断する際に裁断刃本体1に付設した補助
裁断刃2は、図4に示すように、裁断刃本体1と共に降
下するにつれて補助裁断刃2の先端が貯蔵容器3の内側
面8に接触しながらゲル状写真乳剤4を裁断し、さらに
補助裁断刃2は降下しながら貯蔵容器3とゲル状写真乳
剤4との間を湾曲に変形しながら貯蔵容器3の内面方向
に湾曲挿入し、貯蔵容器3とゲル状写真乳剤4との間に
僅かの空気層を形成する。
【0018】前記の裁断工程が完了すれば、エアシリン
ダー7の駆動により補助裁断刃2を付設する裁断刃1は
ゲル状写真乳剤の裁断断面に沿って上向き方向に上昇し
待機位置に戻る。ストッパー6の目的は、裁断刃本体1
が貯蔵容器3内のゲル状写真乳剤4中を上昇する際に、
貯蔵容器3が裁断刃本体1と付随して上昇するのを防ぐ
ためにある。
【0019】裁断されたゲル状写真乳剤は、ゲル状写真
乳剤の溶解設備や他の容器に移し変えるために貯蔵容器
3を反転回転させることにより取り出される。その際、
補助裁断刃2が裁断および湾曲挿入した部分を起点とし
て貯蔵容器3とゲル状写真乳剤4との間に空気が進入
し、貯蔵容器3の内側面8に接触しているゲル状写真乳
剤4は自重により貯蔵容器3に残ることなく容易に剥が
れ落ちる。
【0020】
【発明の効果】上述のように、本発明によるゲル状写真
乳剤の裁断装置は、冷却凝固したゲル状写真乳剤を貯蔵
容器中で簡潔に直接裁断できることにより裁断工程の作
業性が向上し、自動化が行いやすくなると共に、他の設
備または容器にゲル状写真乳剤を移送する際に、裁断済
のゲル状写真乳剤の歩留を大幅に向上させることが可能
となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】裁断装置の部分断面概略図
【図2】裁断刃が貯蔵容器へ降下したときの部分断面図
【図3】裁断刃を開始する前の裁断刃と貯蔵容器との関
係を示す上面図
【図4】裁断刃が降下したときの裁断刃と貯蔵容器との
関係を示す上面図
【図5】本発明に用いられる貯蔵容器の斜視図
【符号の説明】
1 裁断刃本体 2 補助裁断刃 3 貯蔵容器 4 ゲル状写真乳剤 5 フレーム 6 ストッパー 7 エアシリンダー 8 貯蔵容器に内側面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲル状物を貯蔵容器内で裁断する装置で
    あって、貯蔵容器内側面に実質的に接触しない格子状に
    組み立てられた裁断刃本体と、該裁断刃本体の外周部の
    少なくとも対向する2カ所に前記貯蔵容器内側面に接触
    する補助裁断刃を有することを特徴とするゲル状物の裁
    断装置。
  2. 【請求項2】 前記補助裁断刃が、弾性体からなる請求
    項1に記載のゲル状物の裁断装置。
  3. 【請求項3】 前記補助裁断刃が、合成樹脂からなる請
    求項2に記載のゲル状物の裁断装置。
  4. 【請求項4】 前記補助裁断刃が、フッ素樹脂からなる
    請求項3に記載のゲル状物の裁断装置。
  5. 【請求項5】 前記補助裁断刃が、縦弾性係数35kg/m
    m2から84kg/mm2、厚さ1mmから4mmである請求項2、
    3または4に記載のゲル状物の裁断装置。
  6. 【請求項6】 前記ゲル状物が、ハロゲン化銀写真乳剤
    である前記請求項のいずれかに記載のゲル状物の裁断装
    置。
JP11065097A 1997-04-28 1997-04-28 ゲル状物の裁断装置 Pending JPH10296105A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105314814A (zh) * 2015-11-26 2016-02-10 佛山高富中石油燃料沥青有限责任公司 一种沥青污泥干化装置
CN108745469A (zh) * 2018-07-06 2018-11-06 合肥格骄电子科技有限公司 一种用于农业产品的研磨装置
CN110100868A (zh) * 2019-05-28 2019-08-09 江苏食品药品职业技术学院 一种食品加工肉馅剁碎装置

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CN110100868A (zh) * 2019-05-28 2019-08-09 江苏食品药品职业技术学院 一种食品加工肉馅剁碎装置
CN110100868B (zh) * 2019-05-28 2021-06-01 江苏食品药品职业技术学院 一种食品加工肉馅剁碎装置

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