JPH10296408A - 一体物浸漬ノズル及びその製造方法 - Google Patents
一体物浸漬ノズル及びその製造方法Info
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- JPH10296408A JPH10296408A JP11748797A JP11748797A JPH10296408A JP H10296408 A JPH10296408 A JP H10296408A JP 11748797 A JP11748797 A JP 11748797A JP 11748797 A JP11748797 A JP 11748797A JP H10296408 A JPH10296408 A JP H10296408A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 浸漬ノズルとしての良好な性能を長期間享受
できる耐用寿命の長い一体物浸漬ノズルを容易に製造で
きるようにする。 【解決手段】 プレート部材11,21と軸に垂直な断
面におけるノズル孔の形状が常に真円のノズル部材1
2,22を一体化した構成の一体物浸漬ノズル及びその
製造方法において、プレート部材11,21とノズル部
材12,22を接着剤で接合し、接着剤からなる接合剤
層を形成する。
できる耐用寿命の長い一体物浸漬ノズルを容易に製造で
きるようにする。 【解決手段】 プレート部材11,21と軸に垂直な断
面におけるノズル孔の形状が常に真円のノズル部材1
2,22を一体化した構成の一体物浸漬ノズル及びその
製造方法において、プレート部材11,21とノズル部
材12,22を接着剤で接合し、接着剤からなる接合剤
層を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレート部材と
ノズル部材を一体化した構成の一体物浸漬ノズル及びそ
の製造方法に関するものである。
ノズル部材を一体化した構成の一体物浸漬ノズル及びそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一体物浸漬ノズルは、別々に形成された
下プレートと浸漬ノズルを接合して一体化したものであ
る。
下プレートと浸漬ノズルを接合して一体化したものであ
る。
【0003】その接合方式は、ボルト(例えば4本)と
リテイナーリングを用いる方式と、下プレートと浸漬ノ
ズルを鉄皮で覆いモルタルで接合する方式に大別でき
る。
リテイナーリングを用いる方式と、下プレートと浸漬ノ
ズルを鉄皮で覆いモルタルで接合する方式に大別でき
る。
【0004】第1の方式では、別体の下プレートと浸漬
ノズルを、使用者が一体化して用いることが多い。
ノズルを、使用者が一体化して用いることが多い。
【0005】第2の方式では、キャスタブル製の下プレ
ートと浸漬ノズルは一体化した状態で販売される。
ートと浸漬ノズルは一体化した状態で販売される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第1の方式の一体物浸
漬ノズルでは、次のような問題点があった。
漬ノズルでは、次のような問題点があった。
【0007】1)下プレートと浸漬ノズルのミスアライ
メントによるトラブル。
メントによるトラブル。
【0008】2)セット治具、すなわちリテイナーリン
グとボルトの変形によって下プレート/浸漬ノズル間に
目地開きが発生するトラブル。これは、リテイナーリン
グやボルトが、繰り返し使用により変形し易いことに起
因する。
グとボルトの変形によって下プレート/浸漬ノズル間に
目地開きが発生するトラブル。これは、リテイナーリン
グやボルトが、繰り返し使用により変形し易いことに起
因する。
【0009】3)使用者サイドでセットの手間がかかる
欠点。
欠点。
【0010】他方、第2の方式の一体物浸漬ノズルで
は、下プレートがキャスタブルであることや、下プレー
トと浸漬ノズルの接合強度がモルタルと鉄皮による接合
力のみであること等のために、次のような問題が生じて
いた。
は、下プレートがキャスタブルであることや、下プレー
トと浸漬ノズルの接合強度がモルタルと鉄皮による接合
力のみであること等のために、次のような問題が生じて
いた。
【0011】1)接合強度不足から下プレートと浸漬ノ
ズル間へ溶鋼が侵入し易い欠点。
ズル間へ溶鋼が侵入し易い欠点。
【0012】2)キャスタブル製の下プレートが耐食
性、耐摩耗性に関して通常の下プレートに劣る欠点。
性、耐摩耗性に関して通常の下プレートに劣る欠点。
【0013】3)下プレートを覆う鉄皮と浸漬ノズルを
覆う鉄皮の接合に全周溶接が必要であり、この作業が繁
雑である欠点。
覆う鉄皮の接合に全周溶接が必要であり、この作業が繁
雑である欠点。
【0014】本発明は、このような従来技術の問題点を
解消し、容易に製造でき、浸漬ノズルとしての良好な性
能を長期間享受することができる一体物浸漬ノズル及び
その製造方法を提供することを目的としている。
解消し、容易に製造でき、浸漬ノズルとしての良好な性
能を長期間享受することができる一体物浸漬ノズル及び
その製造方法を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本願第1発明は、プレー
ト部材とノズル部材を一体化した構成の一体物浸漬ノズ
ルの製造方法において、プレート部材と軸に垂直な断面
におけるノズル孔の形状が常に真円のノズル部材を接着
剤で接合することを特徴とする一体物浸漬ノズルの製造
方法を要旨としている。
ト部材とノズル部材を一体化した構成の一体物浸漬ノズ
ルの製造方法において、プレート部材と軸に垂直な断面
におけるノズル孔の形状が常に真円のノズル部材を接着
剤で接合することを特徴とする一体物浸漬ノズルの製造
方法を要旨としている。
【0016】本願第2発明は、プレート部材とノズル部
材を一体化した構成の一体物浸漬ノズルにおいて、プレ
ート部材とノズル部材を接合するための接着剤層を両部
材の間に設けたことを特徴とする一体物浸漬ノズルを要
旨としている。
材を一体化した構成の一体物浸漬ノズルにおいて、プレ
ート部材とノズル部材を接合するための接着剤層を両部
材の間に設けたことを特徴とする一体物浸漬ノズルを要
旨としている。
【0017】
【発明の実施の形態】本願発明においては、プレート部
材とノズル部材は接着剤で接合され、両部材の間には接
着剤層が形成される。
材とノズル部材は接着剤で接合され、両部材の間には接
着剤層が形成される。
【0018】プレート部材は、下プレートとしての機能
を有する。このため、プレート部材は、摺動及び面圧に
耐える高い強度を必要とする。
を有する。このため、プレート部材は、摺動及び面圧に
耐える高い強度を必要とする。
【0019】一方、ノズル部材は、浸漬ノズルとしての
機能を有する。このため、ノズル部材は、高い耐スポー
リング性を必要とする。また、溶鋼をスムーズに排出す
るため、ノズル部材は、あらゆる部分で断面真円のノズ
ル孔を有する。
機能を有する。このため、ノズル部材は、高い耐スポー
リング性を必要とする。また、溶鋼をスムーズに排出す
るため、ノズル部材は、あらゆる部分で断面真円のノズ
ル孔を有する。
【0020】プレート部材とノズル部材は、外側の少な
くとも一部分を鉄皮で覆うことが好ましい。
くとも一部分を鉄皮で覆うことが好ましい。
【0021】鉄皮は、一体物浸漬ノズルが、連続鋳造用
機器(タンディシュ下部ガイドレール)内の移動(摺
動)で損傷することを防止する。
機器(タンディシュ下部ガイドレール)内の移動(摺
動)で損傷することを防止する。
【0022】また、鉄皮の配置は、外周面のみでなく、
両部材を上下に挟み込むようにして垂直方向にも拘束す
ることが肝要である。このようにすれば、鉄皮と耐火物
のズレを確実に防止できる。
両部材を上下に挟み込むようにして垂直方向にも拘束す
ることが肝要である。このようにすれば、鉄皮と耐火物
のズレを確実に防止できる。
【0023】下プレートの上部に配置される鉄皮は、上
プレートと摺動させるため、下プレートの摺動面より若
干下に位置するようにする。
プレートと摺動させるため、下プレートの摺動面より若
干下に位置するようにする。
【0024】プレート部材とノズル部材の接着目地部の
内側には、目地部を被うように耐火レンガ製リングを配
置することが好ましい。
内側には、目地部を被うように耐火レンガ製リングを配
置することが好ましい。
【0025】耐火レンガ製リングによって、予熱時及び
使用時に接着目地部が高温酸化雰囲気に晒されないよう
にし、接着剤(層)の酸化を防止することができる。レ
ゾール型熱硬化性フェノール樹脂を用いた接着剤は、当
該樹脂中の炭素が酸化されると接着剤の接着強度が極端
に低下する恐れが大きいのである。
使用時に接着目地部が高温酸化雰囲気に晒されないよう
にし、接着剤(層)の酸化を防止することができる。レ
ゾール型熱硬化性フェノール樹脂を用いた接着剤は、当
該樹脂中の炭素が酸化されると接着剤の接着強度が極端
に低下する恐れが大きいのである。
【0026】プレート部材とノズル部材を接合するため
の接着剤(層)としては、2価の金属塩を触媒にして製
造したレゾール型熱硬化性フェノール樹脂アルコール溶
液10〜30重量%と、金属アルミニウム粉末、アルミ
ニウム−マグネシウム合金粉末及びアルミニウム−シリ
コン合金粉末から選んだ少なくとも1種の粉末2〜10
重量%と、耐火材料60〜88重量%から構成される接
着剤を用いることが好ましい。
の接着剤(層)としては、2価の金属塩を触媒にして製
造したレゾール型熱硬化性フェノール樹脂アルコール溶
液10〜30重量%と、金属アルミニウム粉末、アルミ
ニウム−マグネシウム合金粉末及びアルミニウム−シリ
コン合金粉末から選んだ少なくとも1種の粉末2〜10
重量%と、耐火材料60〜88重量%から構成される接
着剤を用いることが好ましい。
【0027】2価の金属塩を触媒にして製造したレゾー
ル型熱硬化性フェノール樹脂に耐火材料、金属粉末を加
えた接着剤は、低温域から高温域まで高い結合強度を有
し、溶鋼に接触しても浸潤や浸食に関して浸漬ノズル材
質よりも耐食性に優れているため、両部材間への溶鋼侵
入を防止できる。
ル型熱硬化性フェノール樹脂に耐火材料、金属粉末を加
えた接着剤は、低温域から高温域まで高い結合強度を有
し、溶鋼に接触しても浸潤や浸食に関して浸漬ノズル材
質よりも耐食性に優れているため、両部材間への溶鋼侵
入を防止できる。
【0028】2価の金属塩を触媒にして製造したレゾー
ル型熱硬化性フェノール樹脂を用いることによって、特
に400〜800℃の温度域で大きな結合強度を得るこ
とができる。
ル型熱硬化性フェノール樹脂を用いることによって、特
に400〜800℃の温度域で大きな結合強度を得るこ
とができる。
【0029】2価の金属塩を触媒にして製造したレゾー
ル型熱硬化性フェノール樹脂は、水酸基とメチロール基
によって2価の金属とのキレート結合を含んでおり、1
20〜130℃の熱処理によってエーテル結合に変化す
る。エーテル結合とならないメチロール基は、70〜8
0℃からメチレン結合化して硬化し始める。一方、エー
テル結合はホルマリンを発生しながらメチレン結合化す
るため、130〜150℃から硬化する。
ル型熱硬化性フェノール樹脂は、水酸基とメチロール基
によって2価の金属とのキレート結合を含んでおり、1
20〜130℃の熱処理によってエーテル結合に変化す
る。エーテル結合とならないメチロール基は、70〜8
0℃からメチレン結合化して硬化し始める。一方、エー
テル結合はホルマリンを発生しながらメチレン結合化す
るため、130〜150℃から硬化する。
【0030】このように、2価の金属塩を触媒にして製
造したレゾール型熱硬化性フェノール樹脂は硬化温度が
低温から高温にまでわたっており、400〜800℃の
温度域で未分解の結合が多く維持されるため、高い結合
強度を維持することができるのである。
造したレゾール型熱硬化性フェノール樹脂は硬化温度が
低温から高温にまでわたっており、400〜800℃の
温度域で未分解の結合が多く維持されるため、高い結合
強度を維持することができるのである。
【0031】2価の金属塩を触媒にして製造したレゾー
ル型熱硬化性フェノール樹脂の配合割合を、10〜30
重量%に限定した理由を述べる。前記樹脂の配合割合が
10重量%未満の場合には、特に400〜800℃の温
度域で、十分な結合強度が得られなくなる。また、前記
樹脂の配合割合が30重量%を超える場合には、耐火材
料の割合が少なくなり、十分な耐熱性が得られなくなっ
てしまう。
ル型熱硬化性フェノール樹脂の配合割合を、10〜30
重量%に限定した理由を述べる。前記樹脂の配合割合が
10重量%未満の場合には、特に400〜800℃の温
度域で、十分な結合強度が得られなくなる。また、前記
樹脂の配合割合が30重量%を超える場合には、耐火材
料の割合が少なくなり、十分な耐熱性が得られなくなっ
てしまう。
【0032】このような観点から、レゾール型熱硬化性
フェノール樹脂のさらに好ましい配合割合は、15〜2
5重量%である。
フェノール樹脂のさらに好ましい配合割合は、15〜2
5重量%である。
【0033】金属アルミニウム粉末、アルミニウム−マ
グネシウム合金粉末及びアルミニウム−シリコン合金粉
末から選んだ少なくとも1種の粉末の総量を2〜10重
量%に限定した理由を述べる。これらの粉末の総量が2
重量%未満の場合には、800℃以上の熱間強度が低く
なると云う不具合が生じる。また、総量が10重量%を
超えると、フェノール樹脂溶液中の水又はアルコールと
の反応により発生するガスが増え、気泡が多くなると云
う不具合が生じる。
グネシウム合金粉末及びアルミニウム−シリコン合金粉
末から選んだ少なくとも1種の粉末の総量を2〜10重
量%に限定した理由を述べる。これらの粉末の総量が2
重量%未満の場合には、800℃以上の熱間強度が低く
なると云う不具合が生じる。また、総量が10重量%を
超えると、フェノール樹脂溶液中の水又はアルコールと
の反応により発生するガスが増え、気泡が多くなると云
う不具合が生じる。
【0034】このような観点から、前記粉末の総量のさ
らに好ましい配合割合は、3〜8重量%である。
らに好ましい配合割合は、3〜8重量%である。
【0035】また、前記粉末の最大粒径は、0.5mm
以下にすることが好ましい。その理由は、最大粒径が
0.5mm以上では補修材の強度が十分でなくなる恐れ
があるからである。
以下にすることが好ましい。その理由は、最大粒径が
0.5mm以上では補修材の強度が十分でなくなる恐れ
があるからである。
【0036】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0037】図1は、本発明による一体物浸漬ノズルの
上部を示す断面図である。
上部を示す断面図である。
【0038】一体物浸漬ノズル10は、プレート部材1
1と軸に垂直な断面におけるノズル孔の形状が常に真円
のノズル部材12を接着剤で接合した構成になってい
る。すなわち、両部材の接合部分には、接着剤層16が
形成されている。接着剤としては、以下の実施例1〜7
で述べる接着剤を用いることができる。
1と軸に垂直な断面におけるノズル孔の形状が常に真円
のノズル部材12を接着剤で接合した構成になってい
る。すなわち、両部材の接合部分には、接着剤層16が
形成されている。接着剤としては、以下の実施例1〜7
で述べる接着剤を用いることができる。
【0039】プレート部材11は、高強度・高摺動特性
を有するアルミナ−カーボン材質又はジルコニア−カー
ボン材質で形成されており、下プレートとして機能す
る。
を有するアルミナ−カーボン材質又はジルコニア−カー
ボン材質で形成されており、下プレートとして機能す
る。
【0040】一方、ノズル部材12は、高耐スポーリン
グ性を有するアルミナ−黒鉛材質又はジルコニア−黒鉛
材質で形成されており、浸漬ノズルとして機能する。
グ性を有するアルミナ−黒鉛材質又はジルコニア−黒鉛
材質で形成されており、浸漬ノズルとして機能する。
【0041】プレート部材11とノズル部材12の外側
には、モルタル14を介して鉄皮13が取付けられてい
る。鉄皮14の上部とプレート部材11の間には、鉄フ
ープ15が配置されている。
には、モルタル14を介して鉄皮13が取付けられてい
る。鉄皮14の上部とプレート部材11の間には、鉄フ
ープ15が配置されている。
【0042】図2〜図4は、一体物浸漬ノズルの他の実
施例を示している。
施例を示している。
【0043】図1の実施例との違いは、プレート部材2
1とノズル部材22の接合領域近くの内周に、耐火レン
ガ製リング28が配置されている点である。耐火レンガ
の材質は、例えばアルミナ−カーボン系材質であるが、
5MPa程度以上の強度を有する耐火レンガであれば他
の材質であっても良い。
1とノズル部材22の接合領域近くの内周に、耐火レン
ガ製リング28が配置されている点である。耐火レンガ
の材質は、例えばアルミナ−カーボン系材質であるが、
5MPa程度以上の強度を有する耐火レンガであれば他
の材質であっても良い。
【0044】耐火レンガ製リング28は、モルタル27
によってプレート部材21及びノズル部材22に接合さ
れている。
によってプレート部材21及びノズル部材22に接合さ
れている。
【0045】鉄皮23の上面図、正面図、側面図が図5
(A)〜(C)に示されている。また、図6(A)〜
(C)には、別の鉄皮33が示されている。
(A)〜(C)に示されている。また、図6(A)〜
(C)には、別の鉄皮33が示されている。
【0046】鉄皮23,33の下プレートの上部に配置
される部分23a,33aは、溶接によって接合され
る。この部分23a,33aは、上プレートとの摺動を
円滑にするため、下プレートの摺動面より1〜5mm程
度下に位置するようになっている。
される部分23a,33aは、溶接によって接合され
る。この部分23a,33aは、上プレートとの摺動を
円滑にするため、下プレートの摺動面より1〜5mm程
度下に位置するようになっている。
【0047】この部分23a,33aの幅は、5〜30
mmとする。この幅が5mm未満では、当該部分23
a,33aによる拘束効果が不十分となる。また、この
幅が30mmを超えると、プレート部材事態の摺動部分
が少なくなるため、漏鋼の危険が生じる。
mmとする。この幅が5mm未満では、当該部分23
a,33aによる拘束効果が不十分となる。また、この
幅が30mmを超えると、プレート部材事態の摺動部分
が少なくなるため、漏鋼の危険が生じる。
【0048】鉄皮23,33の材質は例えばSHPC系
の鋼を用い、鉄皮の厚みは例えば3.2mmとすること
ができる。鉄皮23,33の材質や厚みや形状は、従来
から用いられている様々なものを採用できる。
の鋼を用い、鉄皮の厚みは例えば3.2mmとすること
ができる。鉄皮23,33の材質や厚みや形状は、従来
から用いられている様々なものを採用できる。
【0049】次に、プレート部材とノズル部材のセット
の仕方の一例を示す。
の仕方の一例を示す。
【0050】1)加工 ・プレート部材とノズル部材を別々に製造、加工する。
【0051】・プレート部材には鉄フープを焼きばめす
る。
る。
【0052】2)接着 ・プレート部材の窪みに接着剤を塗布する。
【0053】・プレート部材の摺動面を下にした状態で
プレート部材及びノズル部材のダボ部に接着剤を塗布す
る。
プレート部材及びノズル部材のダボ部に接着剤を塗布す
る。
【0054】・プレート部材とノズル部材を接着する。
【0055】3)乾燥 ・〜200℃で24h以上乾燥する。
【0056】4)セット ・モルタルを塗布し、リング及び鉄皮をセットする。
【0057】・上面部鉄皮を溶接 5)乾燥 ・50〜110℃で12h以上乾燥する。
【0058】6)コート剤塗布 7)梱包、出荷実施例1〜7 本発明で用いる接着剤の結合力を評価するため、表1に
示す実施例1〜7の接着剤を準備した。そして、プレー
ト部材材質のアルミナ−カーボン質、ノズル部材材質の
アルミナ−黒鉛質、プレート部材材質のジルコニア−カ
ーボン質、及びノズル部材材質のジルコニア−黒鉛質耐
火物から切り出した試料の接着試験を行った。試験方法
を図7に示す。
示す実施例1〜7の接着剤を準備した。そして、プレー
ト部材材質のアルミナ−カーボン質、ノズル部材材質の
アルミナ−黒鉛質、プレート部材材質のジルコニア−カ
ーボン質、及びノズル部材材質のジルコニア−黒鉛質耐
火物から切り出した試料の接着試験を行った。試験方法
を図7に示す。
【0059】試料2は25×25mm断面を有する角材
であり、その25×25mmの面に表1の接着剤を塗布
して2本の試料を接合し、200℃で硬化させた。接着
層1の厚みは0.5mm以下とした。しかる後に、75
mmのスパンで支持した試料に、1mm/minのクロ
スヘッドスピードで力を加え、接着剤の結合力を評価し
た。
であり、その25×25mmの面に表1の接着剤を塗布
して2本の試料を接合し、200℃で硬化させた。接着
層1の厚みは0.5mm以下とした。しかる後に、75
mmのスパンで支持した試料に、1mm/minのクロ
スヘッドスピードで力を加え、接着剤の結合力を評価し
た。
【0060】試験結果を表1に示す。
【0061】比較のため、表2に示すように比較例1〜
5の接着剤で同様の接着試験を行った。また、比較例
6、7では、モルタルを用いて同様の試験を行った。
5の接着剤で同様の接着試験を行った。また、比較例
6、7では、モルタルを用いて同様の試験を行った。
【0062】その結果、本発明の実施例1〜7では、比
較例1〜7に比べて良好な接着特性が得られることが確
認された。
較例1〜7に比べて良好な接着特性が得られることが確
認された。
【0063】なお、表中の接着強度の測定に用いた材質
の欄で、AC−AGはアルミナ−カーボン質とアルミナ
−黒鉛質を接着し、ZC−ZGはジルコニア−カーボン
質とジルコニア−黒鉛質を接着したことを示している。
の欄で、AC−AGはアルミナ−カーボン質とアルミナ
−黒鉛質を接着し、ZC−ZGはジルコニア−カーボン
質とジルコニア−黒鉛質を接着したことを示している。
【0064】
【表1】
【0065】
【表2】
【0066】
【発明の効果】本発明の一体物浸漬ノズルの製造方法に
よれば、浸漬ノズルとしての良好な性能を長期間享受で
きる耐用寿命の長い一体物浸漬ノズルを容易に製造でき
る。
よれば、浸漬ノズルとしての良好な性能を長期間享受で
きる耐用寿命の長い一体物浸漬ノズルを容易に製造でき
る。
【0067】なお、本発明は前述の実施例に限定されな
い。例えば、プレート部材の形状や乾燥温度、時間など
は、適宜変更し、最適なものとすればよい。
い。例えば、プレート部材の形状や乾燥温度、時間など
は、適宜変更し、最適なものとすればよい。
【図1】本発明の実施例の一体物浸漬ノズルを示す断面
図。
図。
【図2】本発明の別の実施例の一体物浸漬ノズルを示す
上面図。
上面図。
【図3】図2の一体物浸漬ノズルのA−A断面図。
【図4】図2の一体物浸漬ノズルのB−B断面図。
【図5】一体物浸漬ノズルの鉄皮の一例を示す図で、
(A)が上面図、(B)が正面図、(C)が側面図。
(A)が上面図、(B)が正面図、(C)が側面図。
【図6】一体物浸漬ノズルの鉄皮の別の例を示す図で、
(A)が上面図、(B)が正面図、(C)が側面図。
(A)が上面図、(B)が正面図、(C)が側面図。
【図7】本発明に用いる接着剤の接着試験のやり方を示
す説明図。
す説明図。
【符号の説明】 11,21 プレート部材 12,22 ノズル部材 13,23,33 鉄皮 16,26 接着剤層 19,29 ノズル孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 椙山 智之 愛知県刈谷市小垣江町南藤1番地 東芝セ ラミックス株式会社刈谷製造所内 (72)発明者 瀧川 整 愛知県刈谷市小垣江町南藤1番地 東芝セ ラミックス株式会社刈谷製造所内
Claims (10)
- 【請求項1】 プレート部材(11,21)と軸に垂直
な断面におけるノズル孔の形状が常に真円のノズル部材
(12,22)を一体化した構成の一体物浸漬ノズルの
製造方法において、プレート部材(11,21)とノズ
ル部材(12,22)を接着剤で接合することを特徴と
する一体物浸漬ノズルの製造方法。 - 【請求項2】 プレート部材(11,21)とノズル部
材(12,22)の外側を少なくとも部分的に鉄皮(1
3,23,33)で覆うことを特徴とする請求項1に記
載の一体物浸漬ノズルの製造方法。 - 【請求項3】 プレート部材(21)とノズル部材(2
2)の接着目地部の内側を被うように耐火レンガ製リン
グ(28)を配置することを特徴とする請求項1又は2
に記載の一体物浸漬ノズルの製造方法。 - 【請求項4】 前記接着剤として、2価の金属塩を触媒
にして製造したレゾール型熱硬化性フェノール樹脂アル
コール溶液10〜30重量%と、金属アルミニウム粉
末、アルミニウム−マグネシウム合金粉末及びアルミニ
ウム−シリコン合金粉末から選んだ少なくとも1種の粉
末2〜10重量%と、耐火材料60〜88重量%から構
成される接着剤を用いることを特徴とする請求項1〜3
のいずれか1項に記載の一体物浸漬ノズルの製造方法。 - 【請求項5】 1400℃における曲げ強さが8MPa
以上の接着剤を用いることを特徴とする請求項1〜4の
いずれか1項に記載の一体物浸漬ノズルの製造方法。 - 【請求項6】 耐火材料が最大粒径が0.5mm以下で
あることを特徴とする請求項4に記載の一体物浸漬ノズ
ルの製造方法。 - 【請求項7】 プレート部材(11,21)と軸に垂直
な断面におけるノズル孔の形状が常に真円のノズル部材
(12,22)を一体化した構成の一体物浸漬ノズルに
おいて、プレート部材(11,21)とノズル部材(1
2,22)を接合するための接着剤層(16,26)を
両部材の間に設けたことを特徴とする一体物浸漬ノズ
ル。 - 【請求項8】 プレート部材(11,21)とノズル部
材(12,22)の外側に両者を少なくとも部分的に覆
う鉄皮(13,23,33)を設けたことを特徴とする
請求項7に記載の一体物浸漬ノズル。 - 【請求項9】 プレート部材(21)とノズル部材(2
2)の接着目地部の内側に耐火レンガ製リング(28)
を配置したことを特徴とする請求項7又は8に記載の一
体物浸漬ノズル。 - 【請求項10】 前記接着剤層(16,26)が、2価
の金属塩を触媒にして製造したレゾール型熱硬化性フェ
ノール樹脂アルコール溶液10〜30重量%と、金属ア
ルミニウム粉末、アルミニウム−マグネシウム合金粉末
及びアルミニウム−シリコン合金粉末から選んだ少なく
とも1種の粉末2〜10重量%と、耐火材料60〜88
重量%からなる接着剤で形成されることを特徴とする請
求項7〜9のいずれか1項に記載の一体物浸漬ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11748797A JPH10296408A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 一体物浸漬ノズル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11748797A JPH10296408A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 一体物浸漬ノズル及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10296408A true JPH10296408A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14712940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11748797A Pending JPH10296408A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 一体物浸漬ノズル及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10296408A (ja) |
-
1997
- 1997-04-22 JP JP11748797A patent/JPH10296408A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040608 |