JPH10296594A - クランクシャフトの加工治具 - Google Patents
クランクシャフトの加工治具Info
- Publication number
- JPH10296594A JPH10296594A JP10709797A JP10709797A JPH10296594A JP H10296594 A JPH10296594 A JP H10296594A JP 10709797 A JP10709797 A JP 10709797A JP 10709797 A JP10709797 A JP 10709797A JP H10296594 A JPH10296594 A JP H10296594A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crankshaft
- processing jig
- crankpin
- grinding
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンジンのクランクシャフトのピン部を研削
加工する際に使用する防振性能の高い加工治具を提供す
る。 【解決手段】 クランクシャフト10は、その両端を研
削加工装置のチャック30,32に把持される。チャッ
ク30,32はそれぞれ回転軸に取り付けられた面板に
対して、半径方向に移動可能に支持される。クランクピ
ン14を外径研削する際には、クランクピン14の軸線
と面板の回転軸線が一致する位置にクランクシャフトを
偏心させる。加工治具50は、クランクシャフトの中央
部のジャーナル12に取り付けられて、クランクシャフ
トの重心の偏心を相殺する。
加工する際に使用する防振性能の高い加工治具を提供す
る。 【解決手段】 クランクシャフト10は、その両端を研
削加工装置のチャック30,32に把持される。チャッ
ク30,32はそれぞれ回転軸に取り付けられた面板に
対して、半径方向に移動可能に支持される。クランクピ
ン14を外径研削する際には、クランクピン14の軸線
と面板の回転軸線が一致する位置にクランクシャフトを
偏心させる。加工治具50は、クランクシャフトの中央
部のジャーナル12に取り付けられて、クランクシャフ
トの重心の偏心を相殺する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンのクラン
クシャフトに研削加工を施す際に使用する治具に関す
る。
クシャフトに研削加工を施す際に使用する治具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は、クランクシャフトに研削加工を
施す加工装置の説明図である。全体を符号10で示すク
ランクシャフトは、4シリンダ用のクランクシャフトで
あって、4個のクランクピン14と5個のクランクジャ
ーナル12を有する。クランクシャフトの研削装置は、
1対のチャック30,32でクランクシャフトの端部2
0,22をチャッキングして、砥石40で研削加工を行
なう。クランクシャフトはクランクケースに対し、ベア
リングにより支持されるが、ベアリングが嵌装されるク
ランクジャーナル12は、クランクシャフト10の回転
軸上に配設されるので、研削装置の主軸の回転軸とクラ
ンクシャフトの回転軸を一致させた状態でチャッキング
を行ない、外径研削を施すことができる。
施す加工装置の説明図である。全体を符号10で示すク
ランクシャフトは、4シリンダ用のクランクシャフトで
あって、4個のクランクピン14と5個のクランクジャ
ーナル12を有する。クランクシャフトの研削装置は、
1対のチャック30,32でクランクシャフトの端部2
0,22をチャッキングして、砥石40で研削加工を行
なう。クランクシャフトはクランクケースに対し、ベア
リングにより支持されるが、ベアリングが嵌装されるク
ランクジャーナル12は、クランクシャフト10の回転
軸上に配設されるので、研削装置の主軸の回転軸とクラ
ンクシャフトの回転軸を一致させた状態でチャッキング
を行ない、外径研削を施すことができる。
【0003】しかしながら、1対のカウンターウエイト
16の間に設けられるクランクピン14は、クランクジ
ャーナル12に対して偏心した位置に配設される。そこ
で、このクランクピン14を研削加工する際には、この
クランクピン14の回転軸C1が研削装置の主軸の回転
軸と一致する位置に、チャック30,32を移動し、砥
石40により外径研削を行なう。
16の間に設けられるクランクピン14は、クランクジ
ャーナル12に対して偏心した位置に配設される。そこ
で、このクランクピン14を研削加工する際には、この
クランクピン14の回転軸C1が研削装置の主軸の回転
軸と一致する位置に、チャック30,32を移動し、砥
石40により外径研削を行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このクランクピン14
の加工は、クランクシャフト10の重心を偏心された状
態でクランクシャフトを回転させるために、シャフト1
0に振動および変形を生じやすい。この対策として、チ
ャック30,32を支持する面板にバランスウエイトを
取り付けてバランスをとったり、又は特開平5−277
913号公報に開示されたように、触れ止めを用いてワ
ークの触れを防止している。しかしながら、とくに大型
のクランクシャフトのクランクピンの研削加工にあって
は、上述した対策では充分な防止を図ることができず、
加工精度を確保することが困難であった。本発明は、上
述した問題点を解消する加工治具を提供するものであ
る。
の加工は、クランクシャフト10の重心を偏心された状
態でクランクシャフトを回転させるために、シャフト1
0に振動および変形を生じやすい。この対策として、チ
ャック30,32を支持する面板にバランスウエイトを
取り付けてバランスをとったり、又は特開平5−277
913号公報に開示されたように、触れ止めを用いてワ
ークの触れを防止している。しかしながら、とくに大型
のクランクシャフトのクランクピンの研削加工にあって
は、上述した対策では充分な防止を図ることができず、
加工精度を確保することが困難であった。本発明は、上
述した問題点を解消する加工治具を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の加工治具は、ク
ランクピンの軸線が回転軸線となる位置にクランクシャ
フトを偏心させたときに発生するクランクシャフトの重
心位置の移動を相殺するものである。そして、加工治具
は、クランクジャーナルの外径寸法に対応する半円弧状
の溝を有する本体と、クランクジャーナルの外径寸法に
対応する半円弧状の溝を有する取付部材と、取付部材を
本体に固着する固着手段を備えるものである。
ランクピンの軸線が回転軸線となる位置にクランクシャ
フトを偏心させたときに発生するクランクシャフトの重
心位置の移動を相殺するものである。そして、加工治具
は、クランクジャーナルの外径寸法に対応する半円弧状
の溝を有する本体と、クランクジャーナルの外径寸法に
対応する半円弧状の溝を有する取付部材と、取付部材を
本体に固着する固着手段を備えるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の加工治具を取り
付けたクランクシャフト10を示す説明図、図2は断面
図、図3は加工治具の斜視図である。クランクシャフト
10は7個のクランクジャーナル12と、6個のクラン
クピン14を有する6シリンダ用のものであって、カウ
ンターバランス16を有する。クランクシャフト10
は、その両端部をチャック30,32によって研削装置
の面板に対して取り付けられ、回転駆動を受けつつ砥石
(図示を省略)により外径研削される。
付けたクランクシャフト10を示す説明図、図2は断面
図、図3は加工治具の斜視図である。クランクシャフト
10は7個のクランクジャーナル12と、6個のクラン
クピン14を有する6シリンダ用のものであって、カウ
ンターバランス16を有する。クランクシャフト10
は、その両端部をチャック30,32によって研削装置
の面板に対して取り付けられ、回転駆動を受けつつ砥石
(図示を省略)により外径研削される。
【0007】クランクピン14の加工に際しては、加工
対象のクランクピン14の回転軸が、加工装置の主軸に
取り付けた面板の回転軸と一致する位置にチャック3
0,32を移動させ、いわゆる割り出しを行なう。この
割り出しによって、クランクシャフト10の重心位置
は、面板の回転軸から偏心する。この状態で面板を回転
させると、クランクシャフト10に遠心力が作用し、振
動源となる。
対象のクランクピン14の回転軸が、加工装置の主軸に
取り付けた面板の回転軸と一致する位置にチャック3
0,32を移動させ、いわゆる割り出しを行なう。この
割り出しによって、クランクシャフト10の重心位置
は、面板の回転軸から偏心する。この状態で面板を回転
させると、クランクシャフト10に遠心力が作用し、振
動源となる。
【0008】本発明にあっては、中央部のクランクジャ
ーナル12に加工治具50を取り付けて、遠心力を相殺
するものである。加工治具50は、本体52と、本体5
2をクランクジャーナル12に対して固着するための取
付部材60とを備える。本体52はクランクジャーナル
12の外径寸法に対応する半円弧状の溝54と、2本の
ボルト穴56を有する。取付部材60はクランクジャー
ナル12の外径寸法に対応する半円弧状の溝62と2本
の貫通穴64を有する。
ーナル12に加工治具50を取り付けて、遠心力を相殺
するものである。加工治具50は、本体52と、本体5
2をクランクジャーナル12に対して固着するための取
付部材60とを備える。本体52はクランクジャーナル
12の外径寸法に対応する半円弧状の溝54と、2本の
ボルト穴56を有する。取付部材60はクランクジャー
ナル12の外径寸法に対応する半円弧状の溝62と2本
の貫通穴64を有する。
【0009】本体52と取付部材60をクランクシャフ
トの中央部のクランクジャーナル12に嵌装し、セット
ボルト70により固着する。本体52の取付方向は、ク
ランクピン14を加工するためにチャック30,32を
割り出すことによって生ずるクランクシャフトの重心の
偏倚をキャンセルする方向とする。したがって、加工治
具50の重量は、クランクシャフトの重心の偏倚をキャ
ンセルする重量に設定される。
トの中央部のクランクジャーナル12に嵌装し、セット
ボルト70により固着する。本体52の取付方向は、ク
ランクピン14を加工するためにチャック30,32を
割り出すことによって生ずるクランクシャフトの重心の
偏倚をキャンセルする方向とする。したがって、加工治
具50の重量は、クランクシャフトの重心の偏倚をキャ
ンセルする重量に設定される。
【0010】クランクシャフトの重心の軸線方向の位置
は、ほぼクランクシャフトの中央位置となる。本発明の
加工治具は、クランクシャフトの重心位置の直近位置に
おいて、重心の偏心をキャンセルするので、回転による
動バランスも高精度に均衡させることができる。
は、ほぼクランクシャフトの中央位置となる。本発明の
加工治具は、クランクシャフトの重心位置の直近位置に
おいて、重心の偏心をキャンセルするので、回転による
動バランスも高精度に均衡させることができる。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上のように、エンジンのクラ
ンクシャフトのクランクピンを研削する加工装置ととも
に使用する加工治具であって、クランクピン加工時に発
生するクランクシャフトの遠心力をキャンセルするもの
である。
ンクシャフトのクランクピンを研削する加工装置ととも
に使用する加工治具であって、クランクピン加工時に発
生するクランクシャフトの遠心力をキャンセルするもの
である。
【0012】加工治具は、本体と取付部材とに分割され
ており、ボルトによりクランクジャーナルに固着され
る。加工治具の重量は、クランクピンを加工するために
クランクシャフトを回転軸線から偏心させることにより
発生するクランクシャフトの重心位置をキャンセルする
値に設定される。この加工治具は、クランクシャフトの
重心位置の近傍に配設されるので、スタティックバラン
スとともに、ダイナミックバランスも均衡させることが
できる。
ており、ボルトによりクランクジャーナルに固着され
る。加工治具の重量は、クランクピンを加工するために
クランクシャフトを回転軸線から偏心させることにより
発生するクランクシャフトの重心位置をキャンセルする
値に設定される。この加工治具は、クランクシャフトの
重心位置の近傍に配設されるので、スタティックバラン
スとともに、ダイナミックバランスも均衡させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加工治具を取り付けたクランクシャフ
トの研削加工工程を示す説明図。
トの研削加工工程を示す説明図。
【図2】図1の加工治具部の断面図。
【図3】加工治具の斜視図。
【図4】クランクシャフトの研削加工を示す説明図。
10 クランクシャフト 12 クランクジャーナル 14 クランクピン 16 カウンターバランス 30,32 研削加工装置のチャック 50 加工治具 52 本体 60 取付部材 70 ボルト
Claims (2)
- 【請求項1】 クランクシャフトのクランクピンを研削
加工する際に使用される加工治具であって、クランクピ
ンの軸線が回転軸線となる位置にクランクシャフトを偏
心させたときに発生するクランクシャフトの重心位置の
移動を相殺するクランクシャフトの加工治具。 - 【請求項2】 加工治具は、クランクジャーナルの外径
寸法に対応する半円弧状の溝を有する本体と、クランク
ジャーナルの外径寸法に対応する半円弧状の溝を有する
取付部材と、取付部材を本体に固着する固着手段を備え
る請求項1記載のクランクシャフトの加工治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10709797A JPH10296594A (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | クランクシャフトの加工治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10709797A JPH10296594A (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | クランクシャフトの加工治具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10296594A true JPH10296594A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14450390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10709797A Pending JPH10296594A (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | クランクシャフトの加工治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10296594A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004174676A (ja) * | 2002-11-28 | 2004-06-24 | Toyo Advanced Technologies Co Ltd | 工作物の加工方法および工作機械の主軸 |
| KR100876365B1 (ko) | 2008-05-21 | 2008-12-29 | 추수욱 | 크랭크 샤프트 저널가공용 방진구 |
| KR100931380B1 (ko) | 2009-09-09 | 2009-12-10 | (주) 디에스케이 | 대형 크랭크샤프트용 방진구 |
| CN114193166A (zh) * | 2021-12-17 | 2022-03-18 | 国营第六一六厂 | 一种光整加工的夹具 |
| CN115026649A (zh) * | 2022-06-02 | 2022-09-09 | 重庆歇马机械曲轴有限公司 | 曲轴曲拐轴颈外圆磨加工夹具 |
| KR20230131570A (ko) * | 2022-03-07 | 2023-09-14 | 주식회사 기성대정정밀 | 편심샤프트의 편심부 정삭 방법 |
-
1997
- 1997-04-24 JP JP10709797A patent/JPH10296594A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004174676A (ja) * | 2002-11-28 | 2004-06-24 | Toyo Advanced Technologies Co Ltd | 工作物の加工方法および工作機械の主軸 |
| KR100876365B1 (ko) | 2008-05-21 | 2008-12-29 | 추수욱 | 크랭크 샤프트 저널가공용 방진구 |
| KR100931380B1 (ko) | 2009-09-09 | 2009-12-10 | (주) 디에스케이 | 대형 크랭크샤프트용 방진구 |
| CN114193166A (zh) * | 2021-12-17 | 2022-03-18 | 国营第六一六厂 | 一种光整加工的夹具 |
| KR20230131570A (ko) * | 2022-03-07 | 2023-09-14 | 주식회사 기성대정정밀 | 편심샤프트의 편심부 정삭 방법 |
| CN115026649A (zh) * | 2022-06-02 | 2022-09-09 | 重庆歇马机械曲轴有限公司 | 曲轴曲拐轴颈外圆磨加工夹具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040616 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040622 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041019 |