JPH10297303A - 作業機 - Google Patents
作業機Info
- Publication number
- JPH10297303A JPH10297303A JP9113686A JP11368697A JPH10297303A JP H10297303 A JPH10297303 A JP H10297303A JP 9113686 A JP9113686 A JP 9113686A JP 11368697 A JP11368697 A JP 11368697A JP H10297303 A JPH10297303 A JP H10297303A
- Authority
- JP
- Japan
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- speed change
- reverse
- transmission
- switching
- tool
- Prior art date
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- Pending
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- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 機体の前後進の切換時にもショックを発生さ
せず、この切換を簡便な操作で行える作業機を合理的に
構成する。 【解決手段】 主変速レバー13を前進域F内で操作す
るとギヤ変速系を前進位置に設定した状態で電気制御式
の無段変速装置の変速操作を行い、中立位置Nに操作す
ると伝動を遮断し、後進位置Rに操作するとギヤ変速系
を後進位置に設定する変速系を構成し、主変速レバー1
3の前進域F内で操作した際にはギヤ変速系と干渉する
ことなく無段変速装置の制御目標を設定する速度設定器
69の操作を行うよう主変速レバー13とギヤ変速系と
の間に融通部Hを形成した。
せず、この切換を簡便な操作で行える作業機を合理的に
構成する。 【解決手段】 主変速レバー13を前進域F内で操作す
るとギヤ変速系を前進位置に設定した状態で電気制御式
の無段変速装置の変速操作を行い、中立位置Nに操作す
ると伝動を遮断し、後進位置Rに操作するとギヤ変速系
を後進位置に設定する変速系を構成し、主変速レバー1
3の前進域F内で操作した際にはギヤ変速系と干渉する
ことなく無段変速装置の制御目標を設定する速度設定器
69の操作を行うよう主変速レバー13とギヤ変速系と
の間に融通部Hを形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行機体の走行速
度を無段階に変速する無段変速装置、及び、走行機体の
走行車輪に対して前進動力を伝える前進伝動状態と、後
進動力を伝える後進伝動状態と、動力を伝えない動力遮
断状態との何れかに切換設定自在な切換機構夫々を備え
た作業機に関し、詳しくは、無段変速装置と切換機構と
を操作する技術に関する。
度を無段階に変速する無段変速装置、及び、走行機体の
走行車輪に対して前進動力を伝える前進伝動状態と、後
進動力を伝える後進伝動状態と、動力を伝えない動力遮
断状態との何れかに切換設定自在な切換機構夫々を備え
た作業機に関し、詳しくは、無段変速装置と切換機構と
を操作する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のように構成された作業機と
して田植機を例に挙げると、特開平9‐9749号公報
に示されるものが存在し、この従来例ではベルト式の無
段変装装置とギヤ式の切換機構(前後進切換機構C)と
を備えると共に、夫々を操作する専用の操作具(切換レ
バー40)を備えて構成され、ギヤ式の切換機構はクラ
ッチの切り操作を行わず操作具の操作だけで済むように
構成されている。
して田植機を例に挙げると、特開平9‐9749号公報
に示されるものが存在し、この従来例ではベルト式の無
段変装装置とギヤ式の切換機構(前後進切換機構C)と
を備えると共に、夫々を操作する専用の操作具(切換レ
バー40)を備えて構成され、ギヤ式の切換機構はクラ
ッチの切り操作を行わず操作具の操作だけで済むように
構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例のように操作具
の操作だけで前後進の切換を行い得るものでは、作業時
に機体を前後進させる形態で走行経路の変更を容易にす
るものであるが、無段変速装置の変速系が別個に存在す
るため、例えば、比較的高速で走行している際に機体を
前進から後進に切換えた際には切換後に走行系に高速動
力が伝えられるため、走行開始時に大きいショックを発
生しやすいものとなる。この不都合を発生させないため
には前後進の切換時には無段変速装置を減速操作する必
要があるものの、異なる操作具を操作しなくてはならず
操作が煩雑になる点で改善の余地がある。
の操作だけで前後進の切換を行い得るものでは、作業時
に機体を前後進させる形態で走行経路の変更を容易にす
るものであるが、無段変速装置の変速系が別個に存在す
るため、例えば、比較的高速で走行している際に機体を
前進から後進に切換えた際には切換後に走行系に高速動
力が伝えられるため、走行開始時に大きいショックを発
生しやすいものとなる。この不都合を発生させないため
には前後進の切換時には無段変速装置を減速操作する必
要があるものの、異なる操作具を操作しなくてはならず
操作が煩雑になる点で改善の余地がある。
【0004】本発明の目的は、簡便な変速操作を可能に
して機体の前後進の切換時にもショックを発生させるこ
との無い作業機を合理的に構成する点にある。
して機体の前後進の切換時にもショックを発生させるこ
との無い作業機を合理的に構成する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴(請
求項1)は冒頭に記したように、走行機体の走行速度を
無段階に変速する無段変速装置、及び、走行機体の走行
車輪に対して前進動力を伝える前進伝動状態と、後進動
力を伝える後進伝動状態と、動力を伝えない動力遮断状
態との何れかに切換設定自在な切換機構夫々を備えた作
業機において、前記無段変速装置の変速操作と前記切換
機構の切換操作とを行う単一の変速操作具を備え、この
変速操作具を前進域と中立域と後進域との3域に設定自
在に構成し、変速操作具を前記前進域、中立域、後進域
夫々に操作した場合には、前記切換機構を前進伝動状
態、動力遮断状態、後進伝動状態夫々に切換操作する切
換操作手段を備え、又、変速操作具を前進域内で中立域
から離間する方向に操作するほど無段変速装置を増速す
る特性で変速操作を行う変速操作手段を備えた点にあ
り、その作用、及び、効果は次の通りである。
求項1)は冒頭に記したように、走行機体の走行速度を
無段階に変速する無段変速装置、及び、走行機体の走行
車輪に対して前進動力を伝える前進伝動状態と、後進動
力を伝える後進伝動状態と、動力を伝えない動力遮断状
態との何れかに切換設定自在な切換機構夫々を備えた作
業機において、前記無段変速装置の変速操作と前記切換
機構の切換操作とを行う単一の変速操作具を備え、この
変速操作具を前進域と中立域と後進域との3域に設定自
在に構成し、変速操作具を前記前進域、中立域、後進域
夫々に操作した場合には、前記切換機構を前進伝動状
態、動力遮断状態、後進伝動状態夫々に切換操作する切
換操作手段を備え、又、変速操作具を前進域内で中立域
から離間する方向に操作するほど無段変速装置を増速す
る特性で変速操作を行う変速操作手段を備えた点にあ
り、その作用、及び、効果は次の通りである。
【0006】本発明の第2の特徴(請求項2)は請求項
1において、前記無段変速装置が、変速操作を行うアク
チュエータを備えて構成され、前記切換機構が、前進位
置、中立位置、後進位置夫々の位置への設定で前記前進
伝動状態、動力遮断状態、後進伝動状態夫々に切換える
作動部材を備えて構成され、前記変速操作手段が、変速
操作具の操作位置を電気的に計測する設定センサと、こ
の設定センサの計測結果を制御目標に設定してアクチュ
エータを制御する制御装置とを備えて構成され、前記切
換操作手段が前記変速操作具からの操作力を作動部材に
伝える連係機構と、変速操作具を前進域内で操作した際
に作動部材が前進位置を保持したまま変速操作具の操作
を許容する融通手段とを備えて構成されている点にあ
り、その作用、及び、効果は次の通りである。
1において、前記無段変速装置が、変速操作を行うアク
チュエータを備えて構成され、前記切換機構が、前進位
置、中立位置、後進位置夫々の位置への設定で前記前進
伝動状態、動力遮断状態、後進伝動状態夫々に切換える
作動部材を備えて構成され、前記変速操作手段が、変速
操作具の操作位置を電気的に計測する設定センサと、こ
の設定センサの計測結果を制御目標に設定してアクチュ
エータを制御する制御装置とを備えて構成され、前記切
換操作手段が前記変速操作具からの操作力を作動部材に
伝える連係機構と、変速操作具を前進域内で操作した際
に作動部材が前進位置を保持したまま変速操作具の操作
を許容する融通手段とを備えて構成されている点にあ
り、その作用、及び、効果は次の通りである。
【0007】本発明の第3の特徴(請求項3)は請求項
2において、前記変速操作具が軸芯周りで揺動操作自在
に構成されると共に、前記連係機構が、変速操作具と一
体回動する回動部材と、変速操作具を前進域と中立域と
の間で操作した際、及び、中立域と後進域との間で操作
した際に回動部材の回動力を前記作動部材に伝えるよう
該回動部材に形成したカム溝と、このカム溝に係入する
従動部材と、この従動部材の変位を作動部材に伝える操
作ロッドとを備えて構成され、前記融通手段が、変速操
作具を前進域内で操作した際に従動部材を変位させない
よう前記軸芯と同軸芯の円弧状に形成された融通溝で構
成されている点にあり、その作用、及び、効果は次の通
りである。
2において、前記変速操作具が軸芯周りで揺動操作自在
に構成されると共に、前記連係機構が、変速操作具と一
体回動する回動部材と、変速操作具を前進域と中立域と
の間で操作した際、及び、中立域と後進域との間で操作
した際に回動部材の回動力を前記作動部材に伝えるよう
該回動部材に形成したカム溝と、このカム溝に係入する
従動部材と、この従動部材の変位を作動部材に伝える操
作ロッドとを備えて構成され、前記融通手段が、変速操
作具を前進域内で操作した際に従動部材を変位させない
よう前記軸芯と同軸芯の円弧状に形成された融通溝で構
成されている点にあり、その作用、及び、効果は次の通
りである。
【0008】〔作用〕上記第1の特徴によると、変速操
作具を前進域、中立域、後進域に操作した場合には、切
換操作手段が切換機構を前進伝動状態、動力遮断状態、
後進伝動状態に設定するので、夫々機体を前進させ、機
体の走行を停止させ、機体を後進させるものとなり、例
えば、前進走行状態の機体を後進させる場合でも変速操
作具を前進域から中立域を通過して後進域に操作するだ
けで済み、人為的にクラッチ等を切り操作する必要がな
い。又、変速操作具を前進域で中立域から離間する方向
に操作すると変速操作手段が無段変速装置を増速する特
性で変速操作行うので、例えば、前進走行状態の機体を
後進させるために変速操作具を前進域から中立域を通過
して後進域に操作した場合でも、後進開始時には無段変
速装置が減速された状態にあるので大きいショックを発
生させないものとなる。
作具を前進域、中立域、後進域に操作した場合には、切
換操作手段が切換機構を前進伝動状態、動力遮断状態、
後進伝動状態に設定するので、夫々機体を前進させ、機
体の走行を停止させ、機体を後進させるものとなり、例
えば、前進走行状態の機体を後進させる場合でも変速操
作具を前進域から中立域を通過して後進域に操作するだ
けで済み、人為的にクラッチ等を切り操作する必要がな
い。又、変速操作具を前進域で中立域から離間する方向
に操作すると変速操作手段が無段変速装置を増速する特
性で変速操作行うので、例えば、前進走行状態の機体を
後進させるために変速操作具を前進域から中立域を通過
して後進域に操作した場合でも、後進開始時には無段変
速装置が減速された状態にあるので大きいショックを発
生させないものとなる。
【0009】上記第2の特徴によると、変速操作具を前
進域、中立域、後進域に操作した場合には連係機構から
の機械的な操作力で作動部材が前進位置、中立位置、後
進位置に操作され、切換機構が前進伝動状態、動力遮断
状態、後進伝動状態に設定される共に、変速操作具を前
進域で操作した場合には、融通手段が作動部材を前進位
置に保持したまま変速操作具の操作を許容するものとな
り、この操作時には変速操作具の操作位置を設定センサ
が計測し、制御装置が計測結果を目標にしてアクチュエ
ータを制御するので無段変速装置を変速操作具の設定位
置に対応した変速状態に設定できるものとなる。つま
り、機械式に前後進を切換える系と、電気式の制御でア
クチュエータを介して無段階に走行速度を切換える系と
を備えたものであり乍ら、変速操作具を前進域で操作し
た場合には互いに干渉することなく無段変速装置を変速
操作できるのである。
進域、中立域、後進域に操作した場合には連係機構から
の機械的な操作力で作動部材が前進位置、中立位置、後
進位置に操作され、切換機構が前進伝動状態、動力遮断
状態、後進伝動状態に設定される共に、変速操作具を前
進域で操作した場合には、融通手段が作動部材を前進位
置に保持したまま変速操作具の操作を許容するものとな
り、この操作時には変速操作具の操作位置を設定センサ
が計測し、制御装置が計測結果を目標にしてアクチュエ
ータを制御するので無段変速装置を変速操作具の設定位
置に対応した変速状態に設定できるものとなる。つま
り、機械式に前後進を切換える系と、電気式の制御でア
クチュエータを介して無段階に走行速度を切換える系と
を備えたものであり乍ら、変速操作具を前進域で操作し
た場合には互いに干渉することなく無段変速装置を変速
操作できるのである。
【0010】上記第3の特徴によると、変速操作具を前
進域、中立域、あるいは、後進位置に操作した場合に
は、変速操作具の回動操作力が回動部材、カム溝、従動
部材、操作ロッド夫々を介して作動部材に伝えられて切
換機構が前進伝動状態、動力遮断状態、後進伝動状態に
設定される共に、変速操作具を前進域内で操作した場合
にはカム溝の円弧状部分の融通作用で変速操作具からの
作動部材への操作力の伝達が遮断されるので、切換機構
と干渉すること無く変速操作具を操作し得るものとな
る。
進域、中立域、あるいは、後進位置に操作した場合に
は、変速操作具の回動操作力が回動部材、カム溝、従動
部材、操作ロッド夫々を介して作動部材に伝えられて切
換機構が前進伝動状態、動力遮断状態、後進伝動状態に
設定される共に、変速操作具を前進域内で操作した場合
にはカム溝の円弧状部分の融通作用で変速操作具からの
作動部材への操作力の伝達が遮断されるので、切換機構
と干渉すること無く変速操作具を操作し得るものとな
る。
【0011】〔発明の効果〕従って、単一の変速操作具
の簡便な操作で機体の前後進の切換を可能にすると共
に、前進速度を無段階に設定でき、しかも、機体の前後
進の切換時にはショックを発生させることが無い作業機
が合理的に構成されたのである(請求項1)。又、機械
式の前後進の切換系と、電気式の無段変速系との干渉を
回避して無理のない変速操作を可能にし(請求項2)、
単純に構成可能な機械式の融通手段を備えることで前後
進の切換系と電気式の無段変速系との干渉を回避し得る
ものとなった(請求項3)。
の簡便な操作で機体の前後進の切換を可能にすると共
に、前進速度を無段階に設定でき、しかも、機体の前後
進の切換時にはショックを発生させることが無い作業機
が合理的に構成されたのである(請求項1)。又、機械
式の前後進の切換系と、電気式の無段変速系との干渉を
回避して無理のない変速操作を可能にし(請求項2)、
単純に構成可能な機械式の融通手段を備えることで前後
進の切換系と電気式の無段変速系との干渉を回避し得る
ものとなった(請求項3)。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、ステアリング
操作される駆動型の前車輪1、及び、駆動型の後車輪2
を備えた走行機体3の前部にエンジン4を搭載すると共
に、この走行機体3の前部にエンジン4からの動力がベ
ルト式の無段変速装置Vを介して伝えられるミッション
ケース5夫々を配置し、又、走行機体3の中央部にステ
アリングハンドル6と運転座席7とを配置し、走行機体
3の後端部に対しリフトシリンダ8で駆動昇降操作され
る平行4連型のリンク機構9を介し苗植付装置Aを連結
して作業機の一例としての田植機を構成する。
に基づいて説明する。図1に示すように、ステアリング
操作される駆動型の前車輪1、及び、駆動型の後車輪2
を備えた走行機体3の前部にエンジン4を搭載すると共
に、この走行機体3の前部にエンジン4からの動力がベ
ルト式の無段変速装置Vを介して伝えられるミッション
ケース5夫々を配置し、又、走行機体3の中央部にステ
アリングハンドル6と運転座席7とを配置し、走行機体
3の後端部に対しリフトシリンダ8で駆動昇降操作され
る平行4連型のリンク機構9を介し苗植付装置Aを連結
して作業機の一例としての田植機を構成する。
【0013】前記ミッションケース5には前車輪1を駆
動する伝動系が内装され、このミッションケース5から
の動力を伝動軸10を介して後車輪2を駆動する後車軸
ケース11に伝える伝動系を形成し、又、ミッションケ
ース5からの動力を前記苗植付装置Aに伝える動力軸1
2を備えている。
動する伝動系が内装され、このミッションケース5から
の動力を伝動軸10を介して後車輪2を駆動する後車軸
ケース11に伝える伝動系を形成し、又、ミッションケ
ース5からの動力を前記苗植付装置Aに伝える動力軸1
2を備えている。
【0014】前記ステアリングハンドル6の左側部位置
には、前進域Fと中立位置Nと後進位置Rとに操作自在
に構成され(図7を参照)、前記無段変速装置Vの変速
操作とミッションケース5に内蔵した前後進切換機構B
(切換機構の一例、図9を参照)の切換操作とを行う主
変速レバー13(変速操作具の一例)を備え、運転座席
7の前方位置のステップには主クラッチペダル14を備
え、運転座席7の左側位置には路上走行時等機体を高速
走行させる移動位置wと、中立位置xと、作業時に機体
を低速で走行させる作業位置yと、機体を最低側で走行
させる低速位置zとに操作自在に構成された副変速レバ
ー15を備えている。
には、前進域Fと中立位置Nと後進位置Rとに操作自在
に構成され(図7を参照)、前記無段変速装置Vの変速
操作とミッションケース5に内蔵した前後進切換機構B
(切換機構の一例、図9を参照)の切換操作とを行う主
変速レバー13(変速操作具の一例)を備え、運転座席
7の前方位置のステップには主クラッチペダル14を備
え、運転座席7の左側位置には路上走行時等機体を高速
走行させる移動位置wと、中立位置xと、作業時に機体
を低速で走行させる作業位置yと、機体を最低側で走行
させる低速位置zとに操作自在に構成された副変速レバ
ー15を備えている。
【0015】前記無段変速装置Vは図5,図6に示すよ
うに、エンジン4の出力軸4Aと同軸芯上に配置された
駆動軸18と、この駆動軸18の両端をエンジン4を支
持するフレーム19に対して支持する一対の軸受20,
20と、この駆動軸18とエンジン4の出力軸4Aとを
連結するゴムカップリング型のジョイント21と、この
駆動軸18に備えたベルト巻回径調節自在な出力側割り
プーリ22と、図4,図5,図7に示すようにミッショ
ンケース5の入力軸5Aに備えたベルト巻回径調節自在
な入力側割りプーリ23と、夫々の割りプーリ22,2
3に巻回する無端ベルト24と、無端ベルト24に張力
を作用させるテンションプーリ25と、夫々の割りプー
リ22,23のベルト巻回を調節する調節手段とを備え
て成っている。
うに、エンジン4の出力軸4Aと同軸芯上に配置された
駆動軸18と、この駆動軸18の両端をエンジン4を支
持するフレーム19に対して支持する一対の軸受20,
20と、この駆動軸18とエンジン4の出力軸4Aとを
連結するゴムカップリング型のジョイント21と、この
駆動軸18に備えたベルト巻回径調節自在な出力側割り
プーリ22と、図4,図5,図7に示すようにミッショ
ンケース5の入力軸5Aに備えたベルト巻回径調節自在
な入力側割りプーリ23と、夫々の割りプーリ22,2
3に巻回する無端ベルト24と、無端ベルト24に張力
を作用させるテンションプーリ25と、夫々の割りプー
リ22,23のベルト巻回を調節する調節手段とを備え
て成っている。
【0016】又、前記出力側割りプーリ22は駆動軸1
8に対して外側のプーリ片22Aを該駆動軸18の軸芯
方向にスライド移動自在に備え、前記入力側割りプーリ
23は入力軸5Aに対して内側のプーリ片23Aを該入
力軸5Aの軸芯方向にスライド移動自在に備え、夫々の
プーリ片22A,23Aに接当するシフタ26,26を
中間フレーム27で連結してある。前記調節手段は、図
7,図8に示すように駆動軸18、出力軸5A夫々と平
行する姿勢の軸芯に沿う姿勢に配置した丸パイプ状の案
内筒28と、この案内筒材28対してスライド移動自在
に内嵌し、かつ前記シフタ22,22の系に一体連結す
る作動軸29と、作動軸29の中間部の軸芯方向に沿っ
て形成した溝に係入する回転止め用のピン30と、この
作動軸29の内端部に形成されたネジ部29Aに螺合す
るピニオンギヤ31と、このピニオンギヤ31に咬合す
る駆動ギヤ32を正逆転方向に駆動するアクチュエータ
としての変速モータ33とを備えて構成され、作動軸2
9の作動量から変速位置を計測するポテンショメータ型
の変速センサ34が備えられている。
8に対して外側のプーリ片22Aを該駆動軸18の軸芯
方向にスライド移動自在に備え、前記入力側割りプーリ
23は入力軸5Aに対して内側のプーリ片23Aを該入
力軸5Aの軸芯方向にスライド移動自在に備え、夫々の
プーリ片22A,23Aに接当するシフタ26,26を
中間フレーム27で連結してある。前記調節手段は、図
7,図8に示すように駆動軸18、出力軸5A夫々と平
行する姿勢の軸芯に沿う姿勢に配置した丸パイプ状の案
内筒28と、この案内筒材28対してスライド移動自在
に内嵌し、かつ前記シフタ22,22の系に一体連結す
る作動軸29と、作動軸29の中間部の軸芯方向に沿っ
て形成した溝に係入する回転止め用のピン30と、この
作動軸29の内端部に形成されたネジ部29Aに螺合す
るピニオンギヤ31と、このピニオンギヤ31に咬合す
る駆動ギヤ32を正逆転方向に駆動するアクチュエータ
としての変速モータ33とを備えて構成され、作動軸2
9の作動量から変速位置を計測するポテンショメータ型
の変速センサ34が備えられている。
【0017】図9,図10に示すように、前記ミッショ
ンケース5内の伝動系が構成され、この伝動系ではミッ
ションケース5の入力軸5Aからの動力がギヤ38,3
8を介して伝えられる第1軸T1に対して油圧式に入り
切り操作される摩擦多板式の油圧クラッチPを備えると
共に、第1軸T1と平行姿勢の第2軸T2に対してシン
クロメッシュ式のクラッチ機構Qを備え、油圧クラッチ
Pの第1ギヤ39からクラッチ機構Qの正転ギヤ40に
対して油圧クラッチPからの正転動力と、油圧クラッチ
Pの第2ギヤ41から第3軸T3のアイドルギヤ42,
42を介してクラッチ機構Qの逆転ギヤ43に対して逆
転動力とを伝える伝動系を形成し、又、第2軸T2の動
力が副変速ギヤ機構Sを介して伝えられる第4軸T4を
備え、この第4軸T4からの動力をギヤ44を介して前
車輪1の差動装置Dに伝えるよう伝動系が形成されてい
る。又、この作動装置Dからの動力を前記伝動軸10に
伝える動力取出し軸45がミッションケース5の後面に
形成されている。
ンケース5内の伝動系が構成され、この伝動系ではミッ
ションケース5の入力軸5Aからの動力がギヤ38,3
8を介して伝えられる第1軸T1に対して油圧式に入り
切り操作される摩擦多板式の油圧クラッチPを備えると
共に、第1軸T1と平行姿勢の第2軸T2に対してシン
クロメッシュ式のクラッチ機構Qを備え、油圧クラッチ
Pの第1ギヤ39からクラッチ機構Qの正転ギヤ40に
対して油圧クラッチPからの正転動力と、油圧クラッチ
Pの第2ギヤ41から第3軸T3のアイドルギヤ42,
42を介してクラッチ機構Qの逆転ギヤ43に対して逆
転動力とを伝える伝動系を形成し、又、第2軸T2の動
力が副変速ギヤ機構Sを介して伝えられる第4軸T4を
備え、この第4軸T4からの動力をギヤ44を介して前
車輪1の差動装置Dに伝えるよう伝動系が形成されてい
る。又、この作動装置Dからの動力を前記伝動軸10に
伝える動力取出し軸45がミッションケース5の後面に
形成されている。
【0018】尚、副変速装置Sは第2軸T2に備えた夫
々歯数の異なる3つのギヤ46,46,46と、この3
つのギヤのうち最小歯数のものと咬合し、第4軸T4に
遊転支承された遊転ギヤ47と、第4軸T4にスプライ
ン嵌合する状態で軸芯方向にスライド操作自在に構成さ
れた2種の歯数のギヤを有したシフトギヤ48とを備え
て構成され、このシフトギヤ48が前記副変速レバー1
5からの操作力でシフト操作自在に構成され、副変速レ
バー15を前記移動位置wに設定するとシフトギヤ48
が図9において左端部に操作され高速動力を走行系に伝
え、中立位置xに設定するとシフトギヤ48が非伝動位
置に設定され、作業位置yに設定するとシフトギヤ48
が同図の中間のギヤ46に咬合して作業に適した速度の
動力を走行系に伝え、低速位置zに設定するとシフトギ
ヤ48が同図において右端部に操作され該シフトギヤ4
8の側面の連結ピン48Aが遊転ギヤ47の嵌合孔47
Aに嵌入して最低速度の動力を走行系に伝えるものとな
っている。又、この油圧クラッチPが主クラッチに兼用
され、第1ギヤ39〜逆転ギヤ43、及び、クラッチ機
構Qで成る正転逆転系で前後進切換機構Bが構成されて
いる。
々歯数の異なる3つのギヤ46,46,46と、この3
つのギヤのうち最小歯数のものと咬合し、第4軸T4に
遊転支承された遊転ギヤ47と、第4軸T4にスプライ
ン嵌合する状態で軸芯方向にスライド操作自在に構成さ
れた2種の歯数のギヤを有したシフトギヤ48とを備え
て構成され、このシフトギヤ48が前記副変速レバー1
5からの操作力でシフト操作自在に構成され、副変速レ
バー15を前記移動位置wに設定するとシフトギヤ48
が図9において左端部に操作され高速動力を走行系に伝
え、中立位置xに設定するとシフトギヤ48が非伝動位
置に設定され、作業位置yに設定するとシフトギヤ48
が同図の中間のギヤ46に咬合して作業に適した速度の
動力を走行系に伝え、低速位置zに設定するとシフトギ
ヤ48が同図において右端部に操作され該シフトギヤ4
8の側面の連結ピン48Aが遊転ギヤ47の嵌合孔47
Aに嵌入して最低速度の動力を走行系に伝えるものとな
っている。又、この油圧クラッチPが主クラッチに兼用
され、第1ギヤ39〜逆転ギヤ43、及び、クラッチ機
構Qで成る正転逆転系で前後進切換機構Bが構成されて
いる。
【0019】図10に示すように、第2軸T2からの動
力が前記3つのギヤ46,46,46のうちの最大歯数
のものからの動力を第3軸T3の軸端に遊転支承された
中間ギヤ52に伝えると共に、この中間ギヤ52からの
動力が伝えられる植付け作業用の伝動系が形成され、こ
の伝動系では苗植付装置Aにおける苗植付間隔(株間)
調節用の変速系を有した第5軸T5、第6軸T6に動力
を伝え、更に、ジャンプクラッチ49と、植付けクラッ
チ50とを介して走行速度と同期した動力を前記動力軸
12に伝えるための動力取出し軸51を備えている。
力が前記3つのギヤ46,46,46のうちの最大歯数
のものからの動力を第3軸T3の軸端に遊転支承された
中間ギヤ52に伝えると共に、この中間ギヤ52からの
動力が伝えられる植付け作業用の伝動系が形成され、こ
の伝動系では苗植付装置Aにおける苗植付間隔(株間)
調節用の変速系を有した第5軸T5、第6軸T6に動力
を伝え、更に、ジャンプクラッチ49と、植付けクラッ
チ50とを介して走行速度と同期した動力を前記動力軸
12に伝えるための動力取出し軸51を備えている。
【0020】図3,図11に示すように、前記主変速レ
バー13と機械的に連係(連係は後述する)する操作軸
54(請求項2の作動部材の一例)をミッションケース
5に対して左右方向に貫通する状態に備え、この操作軸
54に対して軸芯方向に若干のストロークだけ移動自在
にシフトフォーク55を備え、このシフトフォーク55
を前記シンクロメッシュ式のクラッチ機構Qのスリーブ
56に係合し、又、この操作軸54の一方の端部にボー
ルデテント機構57を備えて、図11に示す如く該操作
軸55を中立位置n、後進位置r、前進位置fの3位置
の何れかに保持できるよう構成すると共に、この操作軸
54の他方の端部に該操作軸54の操作と連動して切換
操作される切換バルブ58を備え、このバルブ58と前
記第1軸T1に貫通状態で形成した油圧クラッチP制御
用の油路59とを連通油路を介して結んでいる。
バー13と機械的に連係(連係は後述する)する操作軸
54(請求項2の作動部材の一例)をミッションケース
5に対して左右方向に貫通する状態に備え、この操作軸
54に対して軸芯方向に若干のストロークだけ移動自在
にシフトフォーク55を備え、このシフトフォーク55
を前記シンクロメッシュ式のクラッチ機構Qのスリーブ
56に係合し、又、この操作軸54の一方の端部にボー
ルデテント機構57を備えて、図11に示す如く該操作
軸55を中立位置n、後進位置r、前進位置fの3位置
の何れかに保持できるよう構成すると共に、この操作軸
54の他方の端部に該操作軸54の操作と連動して切換
操作される切換バルブ58を備え、このバルブ58と前
記第1軸T1に貫通状態で形成した油圧クラッチP制御
用の油路59とを連通油路を介して結んでいる。
【0021】前記油圧クラッチPは排油状態でクラッチ
入り状態(伝動状態)を維持し、圧油供給状態でクラッ
チ切り状態(伝動を遮断する状態)となるよう構成さ
れ、前記切換バルブ58は操作軸54が前進位置f、及
び、後進位置rにある場合には排油を行い、中立位置n
を含む比較的広い領域にある場合には圧油の供給を行う
よう構成され、又、前記主クラッチペダル14の踏み込
み操作時にも油路69に圧油の供給を行い、主クラッチ
ペダル18の非操作時には排油を行うよう圧油制御系が
形成されている(圧油制御系は詳述せず)。
入り状態(伝動状態)を維持し、圧油供給状態でクラッ
チ切り状態(伝動を遮断する状態)となるよう構成さ
れ、前記切換バルブ58は操作軸54が前進位置f、及
び、後進位置rにある場合には排油を行い、中立位置n
を含む比較的広い領域にある場合には圧油の供給を行う
よう構成され、又、前記主クラッチペダル14の踏み込
み操作時にも油路69に圧油の供給を行い、主クラッチ
ペダル18の非操作時には排油を行うよう圧油制御系が
形成されている(圧油制御系は詳述せず)。
【0022】
【0023】図2,図3,図11,図12,図13に示
すように、前記主変速レバー13は基端部13Aを直角
方向に折り曲げて横向き姿勢に配置された支持パイプ6
2に対して回動自在に内嵌支持してあり、この基端部1
3Aにカムプレート63(請求項3の回動部材の一例)
を溶接固定し、支持パイプ62の端部にブラケット64
を溶接固定してある。又、カムプレート63にカム孔6
3Aを穿設し、ブラケット64に対して支軸65周りで
支承された揺動部材66に対してカム孔63Aに嵌め込
まれるガイドローラ67(請求項3の従動部材)を備
え、カムプレート63に突出形成したアーム部63Bと
前記ブラケット64にステー68を介して支持されたポ
テンショメータ型の速度設定器69(請求項2の設定セ
ンサの一例)の操作アーム69Aとをリンク70を介し
て連結してある。又、前記操作軸54をスライド操作す
るようミッションケース5に対して支軸71周りで揺動
自在にベルクランク72を支承し、このベルクランク7
2と前記揺動部材66の揺動端側とに亘って押し引きロ
ッド73を介装してある。尚、主変速レバー13は支持
パイプ62の軸芯X(以下操作軸芯と称する)周りで揺
動操作されることになる。
すように、前記主変速レバー13は基端部13Aを直角
方向に折り曲げて横向き姿勢に配置された支持パイプ6
2に対して回動自在に内嵌支持してあり、この基端部1
3Aにカムプレート63(請求項3の回動部材の一例)
を溶接固定し、支持パイプ62の端部にブラケット64
を溶接固定してある。又、カムプレート63にカム孔6
3Aを穿設し、ブラケット64に対して支軸65周りで
支承された揺動部材66に対してカム孔63Aに嵌め込
まれるガイドローラ67(請求項3の従動部材)を備
え、カムプレート63に突出形成したアーム部63Bと
前記ブラケット64にステー68を介して支持されたポ
テンショメータ型の速度設定器69(請求項2の設定セ
ンサの一例)の操作アーム69Aとをリンク70を介し
て連結してある。又、前記操作軸54をスライド操作す
るようミッションケース5に対して支軸71周りで揺動
自在にベルクランク72を支承し、このベルクランク7
2と前記揺動部材66の揺動端側とに亘って押し引きロ
ッド73を介装してある。尚、主変速レバー13は支持
パイプ62の軸芯X(以下操作軸芯と称する)周りで揺
動操作されることになる。
【0024】図13に示すように、前記カム孔63Aは
変速レバーの操作軸芯を基準から離間する姿勢の変速部
Gと操作軸芯Xと同軸芯の円弧状姿勢の融通部H(請求
項2の融通手段の一例、請求項3の融通溝に相当)とを
一連に形成して成り、主変速レバー13を中立位置N
(油圧クラッチPを切り操作する中立域の中心位置)に
設定した場合には図13(イ)に示す如くカムプレート
63の揺動姿勢が設定される結果、変速部Dの中間位置
にガイドローラ67が位置して図11に示す如く操作軸
54を中立位置nに設定し、主変速レバー13を後進位
置R(クラッチ機構Qを後進伝動状態に設定する後進域
の操作端部位置)に設定した場合にはカムプレート63
の揺動姿勢が設定される結果、変速部Gの端部位置にガ
イドローラ67が位置して操作軸54を中立位置rに設
定し(図示せず)、主変速レバー13を前進域Fの中立
位置N側の端部に設定した場合には図13(ロ)に示す
如くカムプレート63の揺動姿勢が設定される結果、変
速部Dの融通部Hの側の端部位置にガイドローラ67が
位置して操作軸54を前進位置fに設定するものとなっ
ており、主変速レバー13を更に反中立位置の側(前方
側)に操作した場合には、融通部Hにガイドローラ67
が位置してカムプレート63が揺動操作されないので操
作軸54を前進位置fに保持し得るものとなっている。
変速レバーの操作軸芯を基準から離間する姿勢の変速部
Gと操作軸芯Xと同軸芯の円弧状姿勢の融通部H(請求
項2の融通手段の一例、請求項3の融通溝に相当)とを
一連に形成して成り、主変速レバー13を中立位置N
(油圧クラッチPを切り操作する中立域の中心位置)に
設定した場合には図13(イ)に示す如くカムプレート
63の揺動姿勢が設定される結果、変速部Dの中間位置
にガイドローラ67が位置して図11に示す如く操作軸
54を中立位置nに設定し、主変速レバー13を後進位
置R(クラッチ機構Qを後進伝動状態に設定する後進域
の操作端部位置)に設定した場合にはカムプレート63
の揺動姿勢が設定される結果、変速部Gの端部位置にガ
イドローラ67が位置して操作軸54を中立位置rに設
定し(図示せず)、主変速レバー13を前進域Fの中立
位置N側の端部に設定した場合には図13(ロ)に示す
如くカムプレート63の揺動姿勢が設定される結果、変
速部Dの融通部Hの側の端部位置にガイドローラ67が
位置して操作軸54を前進位置fに設定するものとなっ
ており、主変速レバー13を更に反中立位置の側(前方
側)に操作した場合には、融通部Hにガイドローラ67
が位置してカムプレート63が揺動操作されないので操
作軸54を前進位置fに保持し得るものとなっている。
【0025】又、主変速レバー13を揺動操作した場合
には、速度設定器69が主変速レバー13の操作位置を
電気的に計測するものとなっており、図7に示すよう
に、この速度設定器69で設定される電圧値と前記変速
センサ34で計測される電圧値とが合致する方向に変速
モータ33を駆動する制御装置16を備えることで、主
変速レバー13を前進域F内で操作した場合には、前方
側に操作するほど無段変速装置Vを増速する特性で操作
位置に対応した変速位置まで前記無段変速装置Vが変速
操作されるものとなっている。尚、主変速レバー13の
操作と連動してミッションケース5内のギヤ変速系を切
換操作するための機械式の操作系(カムプレート63か
ら操作軸54に至る系)で請求項1の切換操作手段が構
成され、主変速レバー13を前進域F内で操作した際に
電気的に無段変速装置Vを変速操作する制御系(変速セ
ンサ34の信号をフィードバックしながら速度設定器6
9の信号を制御目標に設定して制御総理16が変速モー
タ33を制御する系)で請求項1の変速操作手段が構成
されている。
には、速度設定器69が主変速レバー13の操作位置を
電気的に計測するものとなっており、図7に示すよう
に、この速度設定器69で設定される電圧値と前記変速
センサ34で計測される電圧値とが合致する方向に変速
モータ33を駆動する制御装置16を備えることで、主
変速レバー13を前進域F内で操作した場合には、前方
側に操作するほど無段変速装置Vを増速する特性で操作
位置に対応した変速位置まで前記無段変速装置Vが変速
操作されるものとなっている。尚、主変速レバー13の
操作と連動してミッションケース5内のギヤ変速系を切
換操作するための機械式の操作系(カムプレート63か
ら操作軸54に至る系)で請求項1の切換操作手段が構
成され、主変速レバー13を前進域F内で操作した際に
電気的に無段変速装置Vを変速操作する制御系(変速セ
ンサ34の信号をフィードバックしながら速度設定器6
9の信号を制御目標に設定して制御総理16が変速モー
タ33を制御する系)で請求項1の変速操作手段が構成
されている。
【0026】このように、当該田植機では、主変速レバ
ー13を例えば後進位置Rから中立位置Nを通過して前
進域Fまで操作した場合には、カムプレート63からの
操作力が押し引きロッド73を介して操作軸54に伝え
られ、これにより操作軸54が作動を開始し、この作動
と連動して切換バルブ58からの圧油供給で、先ず油圧
クラッチPが切り操作される。この直後にシフトフォー
ク55からの操作力でクラッチ機構Qのスリーブ56の
作動が開始され、更にスリーブ56の作動が継続するこ
とで伝動系が逆転動力伝動状態から正転動力伝動状態に
切換られ、この後に切換バルブ58が排油状態に達して
油圧クラッチPが入り操作されることで走行系に正転動
力が伝えられる。又、主変速レバー13を前進域Fで更
に前方方向に操作した場合には前記融通部Hの部位でガ
イドローラ67の移動が許されることにより押し引きロ
ッド73は操作されず操作軸54を前進位置fに保持し
たまま速度設定器69のみを操作して無段変速装置Vを
増速操作し得るものとなっている。
ー13を例えば後進位置Rから中立位置Nを通過して前
進域Fまで操作した場合には、カムプレート63からの
操作力が押し引きロッド73を介して操作軸54に伝え
られ、これにより操作軸54が作動を開始し、この作動
と連動して切換バルブ58からの圧油供給で、先ず油圧
クラッチPが切り操作される。この直後にシフトフォー
ク55からの操作力でクラッチ機構Qのスリーブ56の
作動が開始され、更にスリーブ56の作動が継続するこ
とで伝動系が逆転動力伝動状態から正転動力伝動状態に
切換られ、この後に切換バルブ58が排油状態に達して
油圧クラッチPが入り操作されることで走行系に正転動
力が伝えられる。又、主変速レバー13を前進域Fで更
に前方方向に操作した場合には前記融通部Hの部位でガ
イドローラ67の移動が許されることにより押し引きロ
ッド73は操作されず操作軸54を前進位置fに保持し
たまま速度設定器69のみを操作して無段変速装置Vを
増速操作し得るものとなっている。
【0027】つまり、この変速系では、主変速レバー1
3を操作するだけで主クラッチペダル14を踏み操作す
ることなくギヤ変速系を操作して機体を前後進させ得る
ものとなっており、又、主変速レバー13とミッション
ケース5の変速系との間に主変速レバー13の前進域F
内での操作を許容する融通部Hを形成してあるので、該
主変速レバー13を前進域F内で操作した場合でもギヤ
変速系との干渉を生ずることなく無段変速装置Vを変速
させ得るものとなっている。
3を操作するだけで主クラッチペダル14を踏み操作す
ることなくギヤ変速系を操作して機体を前後進させ得る
ものとなっており、又、主変速レバー13とミッション
ケース5の変速系との間に主変速レバー13の前進域F
内での操作を許容する融通部Hを形成してあるので、該
主変速レバー13を前進域F内で操作した場合でもギヤ
変速系との干渉を生ずることなく無段変速装置Vを変速
させ得るものとなっている。
【0028】〔別実施の形態〕本発明は上記実施の形態
以外に、例えば、変速操作具の操作力を変速系に伝える
系をワイヤで構成し、融通手段をワイヤに弛みを作りだ
す機構で構成することも可能である。
以外に、例えば、変速操作具の操作力を変速系に伝える
系をワイヤで構成し、融通手段をワイヤに弛みを作りだ
す機構で構成することも可能である。
【0029】又、本発明は図14に示すように、主変速
レバー13と直結するカムプレート63に主変速レバー
13の軸芯Xを中心とする円弧状の外周部にギヤ部63
Gを形成し、このギヤ部63Gに咬合するピニオンギヤ
75を備え、このピニオンギヤ75の回動に抵抗を作用
させる状態と、抵抗を作用させない状態とに切換自在な
抵抗作用手段76を備え、主変速レバー13を前進域F
に一定時間以上設定した際には、変速設定器69の信号
値をメモリ等(図示せず)に記憶する制御装置(図示せ
ず)を備え、例えば、枕地で機体3を旋回させる際に減
速し、その後に主変速レバー13を増速方向に操作した
場合には、記憶した変速位置まで主変速レバー13が操
作されたタイミングで抵抗作用手段76を機能させ主変
速レバー13の操作抵抗を増大させ作業者に対して減速
以前の走行速度に達したことを認識させるよう構成する
ことも可能である。
レバー13と直結するカムプレート63に主変速レバー
13の軸芯Xを中心とする円弧状の外周部にギヤ部63
Gを形成し、このギヤ部63Gに咬合するピニオンギヤ
75を備え、このピニオンギヤ75の回動に抵抗を作用
させる状態と、抵抗を作用させない状態とに切換自在な
抵抗作用手段76を備え、主変速レバー13を前進域F
に一定時間以上設定した際には、変速設定器69の信号
値をメモリ等(図示せず)に記憶する制御装置(図示せ
ず)を備え、例えば、枕地で機体3を旋回させる際に減
速し、その後に主変速レバー13を増速方向に操作した
場合には、記憶した変速位置まで主変速レバー13が操
作されたタイミングで抵抗作用手段76を機能させ主変
速レバー13の操作抵抗を増大させ作業者に対して減速
以前の走行速度に達したことを認識させるよう構成する
ことも可能である。
【図1】田植機の全体側面図
【図2】変速レバーと連係する操作系を示す側面図
【図3】変速レバーと連係する操作系を示す正面図
【図4】無段変速装置の概略を示す側面図
【図5】高速伝動状態と低速伝動状態とにおける無段変
速装置の平面図
速装置の平面図
【図6】無段変速装置の出力側のプーリの支持系を示す
縦断正面図
縦断正面図
【図7】無段変速装置の変速操作系を示す縦断正面図
【図8】変速センサの配置を示す平面図
【図9】ミッションケースの走行伝動系の部位を示す断
面図
面図
【図10】ミッションケースの作業用伝動系の部位を示
す断面図
す断面図
【図11】油圧クラッチの操作系を示す断面図
【図12】変速レバーの基端部の縦断正面図
【図13】中立位置と前進域の中立側端部とに設定され
たカムプレートの側面図
たカムプレートの側面図
【図14】別実施の形態のカムプレートの部位の側面図
1,2 走行車輪 3 走行機体 13 変速操作具 33 アクチュエータ 54 作動部材 63 回動部材 63A カム溝 67 従動部材 69 設定センサ 73 操作ロッド B 切換機構 F 前進域 N 中立域 R 後進域 f 前進位置 n 中立位置 r 後進位置 H 融通手段 V 無段変速装置 X 軸芯
Claims (3)
- 【請求項1】 走行機体の走行速度を無段階に変速する
無段変速装置、及び、走行機体の走行車輪に対して前進
動力を伝える前進伝動状態と、後進動力を伝える後進伝
動状態と、動力を伝えない動力遮断状態との何れかに切
換設定自在な切換機構夫々を備えた作業機であって、 前記無段変速装置の変速操作と前記切換機構の切換操作
とを行う単一の変速操作具を備え、この変速操作具を前
進域と中立域と後進域との3域に設定自在に構成し、変
速操作具を前記前進域、中立域、後進域夫々に操作した
場合には、前記切換機構を前進伝動状態、動力遮断状
態、後進伝動状態夫々に切換操作する切換操作手段を備
え、又、変速操作具を前進域内で中立域から離間する方
向に操作するほど無段変速装置を増速する特性で変速操
作を行う変速操作手段を備えた作業機。 - 【請求項2】 前記無段変速装置が、変速操作を行うア
クチュエータを備えて構成され、前記切換機構が、前進
位置、中立位置、後進位置夫々の位置への設定で前記前
進伝動状態、動力遮断状態、後進伝動状態夫々に切換え
る作動部材を備えて構成され、前記変速操作手段が、変
速操作具の操作位置を電気的に計測する設定センサと、
この設定センサの計測結果を制御目標に設定してアクチ
ュエータを制御する制御装置とを備えて構成され、前記
切換操作手段が前記変速操作具からの操作力を作動部材
に伝える連係機構と、変速操作具を前進域内で操作した
際に作動部材が前進位置を保持したまま変速操作具の操
作を許容する融通手段とを備えて構成されている請求項
1記載の作業機。 - 【請求項3】 前記変速操作具が軸芯周りで揺動操作自
在に構成されると共に、前記連係機構が、変速操作具と
一体回動する回動部材と、変速操作具を前進域と中立域
との間で操作した際、及び、中立域と後進域との間で操
作した際に回動部材の回動力を前記作動部材に伝えるよ
う該回動部材に形成したカム溝と、このカム溝に係入す
る従動部材と、この従動部材の変位を作動部材に伝える
操作ロッドとを備えて構成され、前記融通手段が、変速
操作具を前進域内で操作した際に従動部材を変位させな
いよう前記軸芯と同軸芯の円弧状に形成された融通溝で
構成されている請求項2記載の作業機。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9113686A JPH10297303A (ja) | 1997-05-01 | 1997-05-01 | 作業機 |
| KR1019970059441A KR100236986B1 (ko) | 1997-03-10 | 1997-11-12 | 작업기 |
| CN97121672A CN1192847A (zh) | 1997-03-10 | 1997-11-24 | 作业机 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9113686A JPH10297303A (ja) | 1997-05-01 | 1997-05-01 | 作業機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10297303A true JPH10297303A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14618620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9113686A Pending JPH10297303A (ja) | 1997-03-10 | 1997-05-01 | 作業機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10297303A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100485258B1 (ko) * | 2001-08-17 | 2005-04-25 | 이세키노우키가부시키가이샤 | 주행차체 |
| WO2005045840A1 (ja) * | 2003-11-10 | 2005-05-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 記録媒体、再生装置、プログラム、再生方法、システム集積回路 |
| JP2022060945A (ja) * | 2020-10-05 | 2022-04-15 | 株式会社クボタ | 多目的車両 |
-
1997
- 1997-05-01 JP JP9113686A patent/JPH10297303A/ja active Pending
Cited By (3)
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