JPH10298096A - 相乗的草本抽出物 - Google Patents
相乗的草本抽出物Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 口内衛生のための相乗的な抗菌活性を持つ草
本調合物を得る。 【解決手段】 (a)プランタゴ種、オトギリソウ種、
エキヌス種及びプロポリスからの物質を含む植物物質の
抽出物と、(b)桂皮油とを含む相乗作用性抗菌調合
物。
本調合物を得る。 【解決手段】 (a)プランタゴ種、オトギリソウ種、
エキヌス種及びプロポリスからの物質を含む植物物質の
抽出物と、(b)桂皮油とを含む相乗作用性抗菌調合
物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予期しない相乗的
な抗菌活性を示す草本抽出物と精油との調合に関し、特
に、口腔内において、また粘膜器官上に抗菌活性を及ぼ
すことが可能な調合物に関する。
な抗菌活性を示す草本抽出物と精油との調合に関し、特
に、口腔内において、また粘膜器官上に抗菌活性を及ぼ
すことが可能な調合物に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、消費者の間では、草本調合物の薬
用特性への関心が深まり、草本調合物が「より自然な」
ものとみなされ、毒性が少ないと思われている。これら
の草本調合物は、抗菌活性を含む複数の表示の下で販売
されている。
用特性への関心が深まり、草本調合物が「より自然な」
ものとみなされ、毒性が少ないと思われている。これら
の草本調合物は、抗菌活性を含む複数の表示の下で販売
されている。
【0003】例えば、エキヌス(エキナセアエ・アング
スチフォリアエ:Echinaceae angustifoliae radix)と
プランタゴ(セイヨウオオバコ)の組合せは、イスラエ
ルのドリソス・ラボラトリー社(Dolisos Laboratorie
s)から「プラントスプレイ」として出ている。プラン
トスプレイは口内衛生のための調合物として意図された
ものである。製品の文献によれば、プラントスプレイ
は、口腔内において抗菌活性を持つため、口内組織の一
般的な保健を促進すると共に、口臭等の美容上の問題を
解消する。もう一つのエキヌスとプロポリスとの草本の
組合せもまた、「エキヌス・プロポリス・タブ」として
ドリソス・ラボラトリー社から入手できる。プロポリス
ワックスは、ハチの巣に見られる樹脂のような物質で
ある。エキヌスとプロポリス・ワックスとの組合せもま
た、口内衛生が目的である。
スチフォリアエ:Echinaceae angustifoliae radix)と
プランタゴ(セイヨウオオバコ)の組合せは、イスラエ
ルのドリソス・ラボラトリー社(Dolisos Laboratorie
s)から「プラントスプレイ」として出ている。プラン
トスプレイは口内衛生のための調合物として意図された
ものである。製品の文献によれば、プラントスプレイ
は、口腔内において抗菌活性を持つため、口内組織の一
般的な保健を促進すると共に、口臭等の美容上の問題を
解消する。もう一つのエキヌスとプロポリスとの草本の
組合せもまた、「エキヌス・プロポリス・タブ」として
ドリソス・ラボラトリー社から入手できる。プロポリス
ワックスは、ハチの巣に見られる樹脂のような物質で
ある。エキヌスとプロポリス・ワックスとの組合せもま
た、口内衛生が目的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、草本抽
出物の組合せは、商業的には成功したけれども、これら
の組合せのほとんどは、相乗的な抗菌活性を示すもので
はなかった。
出物の組合せは、商業的には成功したけれども、これら
の組合せのほとんどは、相乗的な抗菌活性を示すもので
はなかった。
【0005】草本を用いない抗菌調合物の相乗作用的な
組合せについては、従来の技術でよく知られている。こ
れらの組合せで明らかなことは、一つの成分が抗菌活性
を、ほとんどあるいは全く持たないのに対して、他の成
分が単独に高い抗菌活性を持つが、組合せることによ
り、これらの二つの成分が、個々の活性から期待される
よりもはるかに高い抗菌活性を得る相乗作用を示すこと
である。このような組合せの一つの例としてはアモキシ
シリン及びクラブラネートがある。単独では、クラブラ
ネートの抗菌活性は小さいが、アモキシシリンとの組合
せにおいて高度に相乗的な活性を見せる(「治療学の薬
理学的な基礎」Goodman and Gilman's ThePharmacologi
cal Basis of Therapeutics, A.G. Gilman et al., ed
s., Pergamon Press, Inc., 1990, p. 1093)。
組合せについては、従来の技術でよく知られている。こ
れらの組合せで明らかなことは、一つの成分が抗菌活性
を、ほとんどあるいは全く持たないのに対して、他の成
分が単独に高い抗菌活性を持つが、組合せることによ
り、これらの二つの成分が、個々の活性から期待される
よりもはるかに高い抗菌活性を得る相乗作用を示すこと
である。このような組合せの一つの例としてはアモキシ
シリン及びクラブラネートがある。単独では、クラブラ
ネートの抗菌活性は小さいが、アモキシシリンとの組合
せにおいて高度に相乗的な活性を見せる(「治療学の薬
理学的な基礎」Goodman and Gilman's ThePharmacologi
cal Basis of Therapeutics, A.G. Gilman et al., ed
s., Pergamon Press, Inc., 1990, p. 1093)。
【0006】このような相乗作用の利点は、用量レベル
あるいは投与レートを増すことなく、抗菌調合物の有効
性を大きく増やすことにある。各々の物質のより少ない
量を用いても、組合せで投与することによって、所望の
治療効果を達成することが可能であり、このような相乗
的な組合せは、特に、個々の成分の濃度を減らすことが
重要な、例えば、口腔粘膜等の繊細な、あるいは敏感な
組織の治療に重要であることが証明されるであろう。上
記のとおり、不幸にも、草本調合物の多くの組合せが
「抗菌活性」を持つと称賛されるけれども、ほとんどが
単に加算的な活性を示すものであり、相乗的な活性を証
明したものは少ない。
あるいは投与レートを増すことなく、抗菌調合物の有効
性を大きく増やすことにある。各々の物質のより少ない
量を用いても、組合せで投与することによって、所望の
治療効果を達成することが可能であり、このような相乗
的な組合せは、特に、個々の成分の濃度を減らすことが
重要な、例えば、口腔粘膜等の繊細な、あるいは敏感な
組織の治療に重要であることが証明されるであろう。上
記のとおり、不幸にも、草本調合物の多くの組合せが
「抗菌活性」を持つと称賛されるけれども、ほとんどが
単に加算的な活性を示すものであり、相乗的な活性を証
明したものは少ない。
【0007】したがって、相乗的な抗菌活性を持つ草本
調合物に対する必要性が広く認識されており、特に口内
衛生のための相乗的な抗菌活性を持つ草本調合物を得る
ことは大変有利である。
調合物に対する必要性が広く認識されており、特に口内
衛生のための相乗的な抗菌活性を持つ草本調合物を得る
ことは大変有利である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、相乗効
果を生じる割合で草本抽出物と精油とを含む相乗作用性
抗菌調合物が提供される。草本抽出物はチンキであるこ
とが好ましく、また、調合物は適当な医薬担体をも含む
ことが好ましい。精油は、桂皮油、カジェプト油、シト
ロネラ油、ユーカリ油、ウイキョウ油、ゼラニウム油、
ギロフル油(girofle oil)、ラベンダー油、レモン
油、スペアミント油、ミルテ油、オリガヌム油、松油、
ローズマリー油、サリエテ油(sarriette oil)、タイ
ム油と茶樹油からなるグル―プから選択されることが好
ましい。精油は、桂皮油、茶樹油及びシトロネラ油から
なるグループから選択されることが最も好ましい。精油
は、重量比でおよそ0.02からおよそ5パーセントの
濃度で存在することが好ましく、重量比でおよそ0.2
パーセントからおよそ2.0パーセントまでが最も好ま
しい。
果を生じる割合で草本抽出物と精油とを含む相乗作用性
抗菌調合物が提供される。草本抽出物はチンキであるこ
とが好ましく、また、調合物は適当な医薬担体をも含む
ことが好ましい。精油は、桂皮油、カジェプト油、シト
ロネラ油、ユーカリ油、ウイキョウ油、ゼラニウム油、
ギロフル油(girofle oil)、ラベンダー油、レモン
油、スペアミント油、ミルテ油、オリガヌム油、松油、
ローズマリー油、サリエテ油(sarriette oil)、タイ
ム油と茶樹油からなるグル―プから選択されることが好
ましい。精油は、桂皮油、茶樹油及びシトロネラ油から
なるグループから選択されることが最も好ましい。精油
は、重量比でおよそ0.02からおよそ5パーセントの
濃度で存在することが好ましく、重量比でおよそ0.2
パーセントからおよそ2.0パーセントまでが最も好ま
しい。
【0009】さらに本発明の特徴によれば、チンキは、
プランタゴ、オトギリソウ、エキヌス、ムラサキセンダ
イハギ、カレンドゥラ、ミルラ、ヤマゴボウ、サルビ
ア、カテチュ・ブラック(Cattechu black)、オオハン
ゴンソウ、クラメリア、ツガ、ローズマリー、エゴノ
キ、クラテグス、グルキルリザ、アンジェリカ、クラメ
リア、カミツレ、アオイ、プロポリス及びセージからな
るグループから選択される物質を含むことが望ましい。
チンキは、プランタゴ、オトギリソウ、エキヌス及びプ
ロポリスの混合物を含むことが好ましい。択一的に、チ
ンキは、プランタゴ、オトギリソウ、オオハンゴンソウ
及びプロポリスの混合物を含むことが好ましい。プラン
タゴが重量比でおよそ1.5パーセントの濃度、オトギ
リソウが重量比でおよそ1.5パーセントの濃度、オオ
ハンゴンソウが重量比でおよそ1.0パーセントの濃度
及びプロポリスが重量比でおよそ1.0パーセントの濃
度で存在することが最も好ましい。択一的に、チンキ
は、重量比でおよそ0.5パーセントからおよそ20パ
ーセントの濃度で存在することが好ましく、重量比でお
よそ1パーセントからおよそ10パーセントまでが最も
好ましい。
プランタゴ、オトギリソウ、エキヌス、ムラサキセンダ
イハギ、カレンドゥラ、ミルラ、ヤマゴボウ、サルビ
ア、カテチュ・ブラック(Cattechu black)、オオハン
ゴンソウ、クラメリア、ツガ、ローズマリー、エゴノ
キ、クラテグス、グルキルリザ、アンジェリカ、クラメ
リア、カミツレ、アオイ、プロポリス及びセージからな
るグループから選択される物質を含むことが望ましい。
チンキは、プランタゴ、オトギリソウ、エキヌス及びプ
ロポリスの混合物を含むことが好ましい。択一的に、チ
ンキは、プランタゴ、オトギリソウ、オオハンゴンソウ
及びプロポリスの混合物を含むことが好ましい。プラン
タゴが重量比でおよそ1.5パーセントの濃度、オトギ
リソウが重量比でおよそ1.5パーセントの濃度、オオ
ハンゴンソウが重量比でおよそ1.0パーセントの濃度
及びプロポリスが重量比でおよそ1.0パーセントの濃
度で存在することが最も好ましい。択一的に、チンキ
は、重量比でおよそ0.5パーセントからおよそ20パ
ーセントの濃度で存在することが好ましく、重量比でお
よそ1パーセントからおよそ10パーセントまでが最も
好ましい。
【0010】本発明のもう一つの態様によれば、相乗効
果を生じる割合で草本抽出物と精油とを含む相乗作用性
抗菌調合物を対象者に投与するステップを含む、微生物
に感染した対象者を治療するための方法が提供される。
草本抽出物はチンキであることが好ましく、この微生物
による感染症は、バクテリア、真菌、ウィルス及び寄生
虫からなるグループから選択されることが好ましい。
果を生じる割合で草本抽出物と精油とを含む相乗作用性
抗菌調合物を対象者に投与するステップを含む、微生物
に感染した対象者を治療するための方法が提供される。
草本抽出物はチンキであることが好ましく、この微生物
による感染症は、バクテリア、真菌、ウィルス及び寄生
虫からなるグループから選択されることが好ましい。
【0011】本発明のさらにもう一つの態様によれば、
(a)相乗効果を生じる割合で草本抽出物と精油、そし
て(b)医薬担体を含むうがい薬が提供される。草本抽
出物はチンキであることが好ましく、精油は、シトロネ
ラ油及び桂皮油からなるグループから選択されることが
好ましい。また、チンキは、プランタゴ、オトギリソ
ウ、エキヌス及びプロポリスを含むことが好ましい。択
一的に、チンキは、ムラサキセンダイハギ、エキヌス、
サルビア、プロポリス及びミルラを含むことが好まし
い。また択一的に、チンキは、プランタゴ、オトギリソ
ウ、オオハンゴンソウ及びプロポリスを含むことが好ま
しい。
(a)相乗効果を生じる割合で草本抽出物と精油、そし
て(b)医薬担体を含むうがい薬が提供される。草本抽
出物はチンキであることが好ましく、精油は、シトロネ
ラ油及び桂皮油からなるグループから選択されることが
好ましい。また、チンキは、プランタゴ、オトギリソ
ウ、エキヌス及びプロポリスを含むことが好ましい。択
一的に、チンキは、ムラサキセンダイハギ、エキヌス、
サルビア、プロポリス及びミルラを含むことが好まし
い。また択一的に、チンキは、プランタゴ、オトギリソ
ウ、オオハンゴンソウ及びプロポリスを含むことが好ま
しい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、抗菌活性を持つ、草本
抽出物の相乗作用性調合物に関する。特に、本発明は、
口腔を含む種々の環境における微生物の感染症の治療に
用いられる。以下、用語「微生物」は、バクテリア及び
真菌、また、ウイルス及び寄生虫を指す。
抽出物の相乗作用性調合物に関する。特に、本発明は、
口腔を含む種々の環境における微生物の感染症の治療に
用いられる。以下、用語「微生物」は、バクテリア及び
真菌、また、ウイルス及び寄生虫を指す。
【0013】この相乗作用性抗菌調合物は二つの成分を
含む。第一の成分、精油は抗菌活性を持つ。チンキ等の
植物物質の草本抽出物を含む第二の成分は、単独では、
かなり低い活性を持つ、あるいは抗菌活性を全く持たな
いものである。しかし、第二の成分は、第一の成分の抗
菌活性能力を高めるため、二つの成分の間に相乗作用が
存在することを示す。
含む。第一の成分、精油は抗菌活性を持つ。チンキ等の
植物物質の草本抽出物を含む第二の成分は、単独では、
かなり低い活性を持つ、あるいは抗菌活性を全く持たな
いものである。しかし、第二の成分は、第一の成分の抗
菌活性能力を高めるため、二つの成分の間に相乗作用が
存在することを示す。
【0014】第一の成分は、複数の異なる精油の一つで
ある。精油は、植物物質から、あるいは細胞培養からの
植物細胞バイオマスから調合され得る、エステル、アル
デヒド、アルコール、ケトンとテルペンの揮発性混合物
である。精油の例としては、シナモンの根の乾燥樹皮か
ら得られる桂皮油、カジェプト油、Eグロビュラス(E.
globulus)等の種々のユーカリ種の新鮮な葉及び枝か
ら得られるユーカリ油、ウイキョウの乾燥完熟果実から
得られるウイキョウ油、ピラルゴニウム種の空気にさら
された部分から得られるゼラニウム油、ギロフル油、ラ
ベンダー等のラベンダー種の、花が咲いた新鮮な頂部か
ら得られるラベンダー油、レモンの新鮮な皮から得られ
るレモン油、M穂状花序等の新鮮な花が咲いているメン
タ種の地上部分から得られるスペアミント油、ミルテ
油、オリガヌム油、松油、ローズマリーの頂部あるいは
葉の多い小枝から得られるローズマリー油、サリエテ
油、タイムの葉及び花が咲いた頂部から得られるタイム
油及びカユプテの葉から得られる茶樹油を含むが、これ
らに限定されるものではない。
ある。精油は、植物物質から、あるいは細胞培養からの
植物細胞バイオマスから調合され得る、エステル、アル
デヒド、アルコール、ケトンとテルペンの揮発性混合物
である。精油の例としては、シナモンの根の乾燥樹皮か
ら得られる桂皮油、カジェプト油、Eグロビュラス(E.
globulus)等の種々のユーカリ種の新鮮な葉及び枝か
ら得られるユーカリ油、ウイキョウの乾燥完熟果実から
得られるウイキョウ油、ピラルゴニウム種の空気にさら
された部分から得られるゼラニウム油、ギロフル油、ラ
ベンダー等のラベンダー種の、花が咲いた新鮮な頂部か
ら得られるラベンダー油、レモンの新鮮な皮から得られ
るレモン油、M穂状花序等の新鮮な花が咲いているメン
タ種の地上部分から得られるスペアミント油、ミルテ
油、オリガヌム油、松油、ローズマリーの頂部あるいは
葉の多い小枝から得られるローズマリー油、サリエテ
油、タイムの葉及び花が咲いた頂部から得られるタイム
油及びカユプテの葉から得られる茶樹油を含むが、これ
らに限定されるものではない。
【0015】精油は、例えば、植物物質を蒸留処理する
ことによって得られる。蒸留に対しては、複数の異なる
手法を用いることが可能である。シナモマム・ゼイロリ
アセの新芽の乾燥樹皮を用いるそのような一例を、限定
せずに、単に説明の目的で提供する。まず、樹皮を十分
な純水と共に適当な蒸留器に入れる。次に、水からの蒸
気で樹皮を蒸留する。この蒸気を濃縮し、それから精油
を得るために油相を水相から分離する。また、上記全て
の精油は、市場で入手可能である。本発明のプレパラー
トにおいては、桂皮油等の精油は、容積比およそ1.2
重量%以上の揮発油を含む。
ことによって得られる。蒸留に対しては、複数の異なる
手法を用いることが可能である。シナモマム・ゼイロリ
アセの新芽の乾燥樹皮を用いるそのような一例を、限定
せずに、単に説明の目的で提供する。まず、樹皮を十分
な純水と共に適当な蒸留器に入れる。次に、水からの蒸
気で樹皮を蒸留する。この蒸気を濃縮し、それから精油
を得るために油相を水相から分離する。また、上記全て
の精油は、市場で入手可能である。本発明のプレパラー
トにおいては、桂皮油等の精油は、容積比およそ1.2
重量%以上の揮発油を含む。
【0016】第二の成分は、植物物質を溶媒に接触させ
ることによって得られる、植物物質のチンキ等の草本抽
出物である(「英国の草本薬局方」British Herbal Pha
rmacopoeia, Peter R. Bradley, ed., British Herbal
Medicine Association, 1983及び「英国の草本概要」Br
itish Herbal Compendium, Peter R. Bradley, ed.,Bri
tish Herbal Medicine Association, 1992)。溶媒は、
水溶性あるいは有機性、あるいはその組合せであること
が可能である。適切な有機溶媒としては、限定せずに、
グリセリン、プロピレン・グリコールあるいはアルコー
ル、あるいはそれらの組合せを含む。最も望ましい溶媒
は、英国の草本薬局方及び概要に定義された水性アルコ
ール溶媒である。植物物質としては、次の種の一つ以上
を含むことができるが、これらに限定されるものではな
い。プランタゴ(セイヨウオオバコ)、オトギリソウ
(セイヨウオトギリ)、エキヌス(Echinaceae angusti
foliaeradixやEchinaceae purpurea等のエキヌス種)、
ムラサキセンダイハギ、カレンドゥラ、ミルラ、ヤマゴ
ボウ、サルビア、カテチュ・ブラック、クラメリア、ツ
ガ、ローズマリー、エゴノキ、クラテグス、グルキルリ
ザ・グラブラ、アンジェリカ、クラメリア、カミツレ、
アオイ及びセージ。植物物質の最も望ましいチンキは、
プランタゴ(セイヨウオオバコ)、オトギリソウ(セイ
ヨウオトギリ)、エキヌス(エキナセアエ・アングスチ
フォリアエ:Echinaceae angustifoliaeradix)、及び
ハチの巣で見られる樹脂のような物質であるプロポリス
の抽出物を組合せることによって得られる。厳密に言え
ば、プロポリスは、植物物質ではないけれども、この物
質の抽出物は、植物物質の抽出物とほぼ同じ方法で得ら
れる。これらの抽出物は、次の方法の一つに従って得ら
れるが、もちろん他の方法を用いることも、また、市場
から購入することも可能である。
ることによって得られる、植物物質のチンキ等の草本抽
出物である(「英国の草本薬局方」British Herbal Pha
rmacopoeia, Peter R. Bradley, ed., British Herbal
Medicine Association, 1983及び「英国の草本概要」Br
itish Herbal Compendium, Peter R. Bradley, ed.,Bri
tish Herbal Medicine Association, 1992)。溶媒は、
水溶性あるいは有機性、あるいはその組合せであること
が可能である。適切な有機溶媒としては、限定せずに、
グリセリン、プロピレン・グリコールあるいはアルコー
ル、あるいはそれらの組合せを含む。最も望ましい溶媒
は、英国の草本薬局方及び概要に定義された水性アルコ
ール溶媒である。植物物質としては、次の種の一つ以上
を含むことができるが、これらに限定されるものではな
い。プランタゴ(セイヨウオオバコ)、オトギリソウ
(セイヨウオトギリ)、エキヌス(Echinaceae angusti
foliaeradixやEchinaceae purpurea等のエキヌス種)、
ムラサキセンダイハギ、カレンドゥラ、ミルラ、ヤマゴ
ボウ、サルビア、カテチュ・ブラック、クラメリア、ツ
ガ、ローズマリー、エゴノキ、クラテグス、グルキルリ
ザ・グラブラ、アンジェリカ、クラメリア、カミツレ、
アオイ及びセージ。植物物質の最も望ましいチンキは、
プランタゴ(セイヨウオオバコ)、オトギリソウ(セイ
ヨウオトギリ)、エキヌス(エキナセアエ・アングスチ
フォリアエ:Echinaceae angustifoliaeradix)、及び
ハチの巣で見られる樹脂のような物質であるプロポリス
の抽出物を組合せることによって得られる。厳密に言え
ば、プロポリスは、植物物質ではないけれども、この物
質の抽出物は、植物物質の抽出物とほぼ同じ方法で得ら
れる。これらの抽出物は、次の方法の一つに従って得ら
れるが、もちろん他の方法を用いることも、また、市場
から購入することも可能である。
【0017】第一の方法においては、植物物質を溶媒で
柔らかくする。溶媒を植物物質に適切な時間接触させ、
その後、固形物あるいは粒状物質を除去するためにろ過
し、ろ過抽出物を得る。もし望むなら、最終容量に導く
ために、ろ過抽出物にさらに溶媒を添加してもよい。択
一的に、抽出物の活性成分の濃度を増すために、溶媒を
蒸発させてもよい。
柔らかくする。溶媒を植物物質に適切な時間接触させ、
その後、固形物あるいは粒状物質を除去するためにろ過
し、ろ過抽出物を得る。もし望むなら、最終容量に導く
ために、ろ過抽出物にさらに溶媒を添加してもよい。択
一的に、抽出物の活性成分の濃度を増すために、溶媒を
蒸発させてもよい。
【0018】第二の方法においては、植物物質を溶媒で
こし出す。植物物質を、パーコレータ―と呼ばれるカラ
ムに入れる。その後、溶媒をカラムを通して流し、植物
物質に接触させて集める。集められた溶媒は抽出物を形
成する。浸透には、抽出処理中に用いられる溶媒の量を
最も少なくできるという利点がある。必要とされる溶媒
の量は、カラムを通る流量レートを変えることによって
部分的に制御可能であり、抽出物の最終容量のコントロ
ールをより可能にする。抽出中は、抽出効率を増すため
に、カラムから出る溶媒の流れを完全に止めることが好
ましい。このようにすることによって、浸解と浸透とを
組合せることが可能である。
こし出す。植物物質を、パーコレータ―と呼ばれるカラ
ムに入れる。その後、溶媒をカラムを通して流し、植物
物質に接触させて集める。集められた溶媒は抽出物を形
成する。浸透には、抽出処理中に用いられる溶媒の量を
最も少なくできるという利点がある。必要とされる溶媒
の量は、カラムを通る流量レートを変えることによって
部分的に制御可能であり、抽出物の最終容量のコントロ
ールをより可能にする。抽出中は、抽出効率を増すため
に、カラムから出る溶媒の流れを完全に止めることが好
ましい。このようにすることによって、浸解と浸透とを
組合せることが可能である。
【0019】もしいずれかの方法、あるいは両方法の組
合せが上記の植物物質の抽出物を得るために用いられる
のなら、アルコール性あるいは水性アルコール性の溶媒
が用いられることが好ましい。これらの素材が新鮮であ
るために、植物物質は、24時間以内に収穫されたもの
であることが最も好ましい。
合せが上記の植物物質の抽出物を得るために用いられる
のなら、アルコール性あるいは水性アルコール性の溶媒
が用いられることが好ましい。これらの素材が新鮮であ
るために、植物物質は、24時間以内に収穫されたもの
であることが最も好ましい。
【0020】本発明においては、これらの植物物質の抽
出物は、チンキとして直接的に用いられるものである。
以下、用語「チンキ」は、ほぼ上記に説明されたように
して得られた植物物質あるいはプロポリスのいずれかの
抽出物を指す。
出物は、チンキとして直接的に用いられるものである。
以下、用語「チンキ」は、ほぼ上記に説明されたように
して得られた植物物質あるいはプロポリスのいずれかの
抽出物を指す。
【0021】特定のチンキ及び精油の抗菌活性を、次の
標準的手続きに従って、別々に、また、組合せで試験し
た。第一の組合せには、桂皮油と第一のチンキとを用い
た。第一のチンキには、プランタゴ、オトギリソウ、エ
キヌス及びプロポリスの抽出物が含まれていた。第二の
組合せには、シトロネラ油と第二のチンキとを用いた。
第二のチンキには、ムラサキセンダイハギ、エキヌス、
サルビア、プロポリス及びミルラの抽出物が含まれてい
た。各々の組合せの二つの成分、精油及びチンキの抗菌
活性を、イスラエル、エルサレムのヘブライ大学歯学部
のドロン・スタインバーグ博士の実験室で試験した。実
験室には各成分の正体を知らせなかった。各々の組合せ
に対して、同様な試験標準的手続きを行った。
標準的手続きに従って、別々に、また、組合せで試験し
た。第一の組合せには、桂皮油と第一のチンキとを用い
た。第一のチンキには、プランタゴ、オトギリソウ、エ
キヌス及びプロポリスの抽出物が含まれていた。第二の
組合せには、シトロネラ油と第二のチンキとを用いた。
第二のチンキには、ムラサキセンダイハギ、エキヌス、
サルビア、プロポリス及びミルラの抽出物が含まれてい
た。各々の組合せの二つの成分、精油及びチンキの抗菌
活性を、イスラエル、エルサレムのヘブライ大学歯学部
のドロン・スタインバーグ博士の実験室で試験した。実
験室には各成分の正体を知らせなかった。各々の組合せ
に対して、同様な試験標準的手続きを行った。
【0022】例1 第一の調合物の試験及び総合試験の標準手続き
【0023】この例においては、本発明の両調合物に対
して用いられる試験標準手続きを説明し、第一の調合物
に対する結果を示す。第一の調合物には桂皮油と第一の
チンキとを含ませた。
して用いられる試験標準手続きを説明し、第一の調合物
に対する結果を示す。第一の調合物には桂皮油と第一の
チンキとを含ませた。
【0024】二つの成分の相乗的な抗菌活性を、人間の
口腔に感染する連鎖球菌ソブリナス(sobrinus)671
5型のバクテリア斑を用いることによってチェックし
た。成分の各々の濃度を、およそ0からおよそ50%ま
で変化させた。また、これらの成分を、割合を変えて試
験した。種々の試験濃度及び比を表1に示す。各組合せ
が異なる被験調合物を表すという状態で、全部で、60
の異なる組合せを試験した。
口腔に感染する連鎖球菌ソブリナス(sobrinus)671
5型のバクテリア斑を用いることによってチェックし
た。成分の各々の濃度を、およそ0からおよそ50%ま
で変化させた。また、これらの成分を、割合を変えて試
験した。種々の試験濃度及び比を表1に示す。各組合せ
が異なる被験調合物を表すという状態で、全部で、60
の異なる組合せを試験した。
【0025】各組合せには五つの成分が含まれる。各成
分の容量をマイクロリットルで示す。一つの組合せを代
表するボックスに成分を同じ順序で入れた。成分は次の
とおりである。チンキ、精油、溶媒、培養基及びバクテ
リア。
分の容量をマイクロリットルで示す。一つの組合せを代
表するボックスに成分を同じ順序で入れた。成分は次の
とおりである。チンキ、精油、溶媒、培養基及びバクテ
リア。
【0026】次の調合で桂皮油を含ませた(すべてのパ
ーセンテージは重量比である)。10%グリセロール、
2.5%エタノール、1.8%ツイーン20、0.03%
ナトリウム・サッカリン、0.2%桂皮油、残りの成分
は水。桂皮油は活性成分であり、他の成分は、適当な担
体を形成するためにうがい薬にしばしば用いられるもの
である。
ーセンテージは重量比である)。10%グリセロール、
2.5%エタノール、1.8%ツイーン20、0.03%
ナトリウム・サッカリン、0.2%桂皮油、残りの成分
は水。桂皮油は活性成分であり、他の成分は、適当な担
体を形成するためにうがい薬にしばしば用いられるもの
である。
【0027】次の調合で第一のチンキを含ませた(すべ
てのパーセンテージは重量比である)。10%グリセロ
ール、2.5%エタノール、1.8%モンタノックス80
(Montanox 80)、0.03%ナトリウム・サッカリン、
1.5%プランタゴ抽出物、1.5%オトギリソウ抽出
物、1.0%エキヌス抽出物及び1.0%プロポリス抽出
物、そして残りの成分は水。プランタゴ、オトギリソ
ウ、エキヌス及びプロポリスの抽出物からなるチンキは
活性成分である。この場合も、他の成分は適当な担体で
あって、精油の調合に関するものと同じ濃度で存在す
る。
てのパーセンテージは重量比である)。10%グリセロ
ール、2.5%エタノール、1.8%モンタノックス80
(Montanox 80)、0.03%ナトリウム・サッカリン、
1.5%プランタゴ抽出物、1.5%オトギリソウ抽出
物、1.0%エキヌス抽出物及び1.0%プロポリス抽出
物、そして残りの成分は水。プランタゴ、オトギリソ
ウ、エキヌス及びプロポリスの抽出物からなるチンキは
活性成分である。この場合も、他の成分は適当な担体で
あって、精油の調合に関するものと同じ濃度で存在す
る。
【0028】被験調合物の抗菌活性を次のようにチェッ
クした。凍結貯留器から取り出したバクテリアを室温に
おいて解凍した。これらのバクテリアから、37℃、5
%の二酸化炭素気圧におけるオーバーナイト・インキュ
ベーションのために、発端培養を準備した(5ccの増
殖支持体BHIの中へ0.5ccのバクテリア)。 BHIは、
脳心臓注入液、すなわち子牛の脳と牛の心臓の体液を含
む栄養価の高いブロスであり、米国、ミシガン州デトロ
イトのディフコ社から購入した。 BHIは連鎖球菌バクテ
リアの培養に特に好ましい培養基である。通常、 BHI
は、およそ1リットルの蒸留水あるいは脱イオン水にお
よそ37gのBHIパウダーを溶かすものである。3倍濃
縮BHIは、その名前が示唆するように、およそ1リット
ルの蒸留水あるいは脱イオン水におよそ111gのBHI
パウダーを溶かすことによって得られる。
クした。凍結貯留器から取り出したバクテリアを室温に
おいて解凍した。これらのバクテリアから、37℃、5
%の二酸化炭素気圧におけるオーバーナイト・インキュ
ベーションのために、発端培養を準備した(5ccの増
殖支持体BHIの中へ0.5ccのバクテリア)。 BHIは、
脳心臓注入液、すなわち子牛の脳と牛の心臓の体液を含
む栄養価の高いブロスであり、米国、ミシガン州デトロ
イトのディフコ社から購入した。 BHIは連鎖球菌バクテ
リアの培養に特に好ましい培養基である。通常、 BHI
は、およそ1リットルの蒸留水あるいは脱イオン水にお
よそ37gのBHIパウダーを溶かすものである。3倍濃
縮BHIは、その名前が示唆するように、およそ1リット
ルの蒸留水あるいは脱イオン水におよそ111gのBHI
パウダーを溶かすことによって得られる。
【0029】チンキと精油とを、表1でリストアップさ
れた比で3倍濃縮BHIの中に入れ、1ccの最終量を得
た。この混合物に、以前に準備しておいた、バクテリア
を含む発端培養1ccを加えた。バクテリアを37℃、
5%CO2に一夜おいて増やした後、バクテリアへの上記
参照物質の影響をチェックした。分析物質の抗菌活性
を、被験調合物の存在下でのバクテリアの増殖能力を介
して測定した。バクテリアの増殖を540nm(OD5
40)の波長を用いて分光光度計でチェックした。
れた比で3倍濃縮BHIの中に入れ、1ccの最終量を得
た。この混合物に、以前に準備しておいた、バクテリア
を含む発端培養1ccを加えた。バクテリアを37℃、
5%CO2に一夜おいて増やした後、バクテリアへの上記
参照物質の影響をチェックした。分析物質の抗菌活性
を、被験調合物の存在下でのバクテリアの増殖能力を介
して測定した。バクテリアの増殖を540nm(OD5
40)の波長を用いて分光光度計でチェックした。
【0030】照査基準として、各被験調合物を、バクテ
リアを入れないでオーバーナイト・インキュベーション
後に540nmの分光光度計でチェックした。さらに、
照査基準として、初期のバクテリア・プレパラートの透
過率を調べるために、バクテリアを入れた各被験調合物
をすぐに、バクテリアの成長及び増殖が起こる前に、分
光光度計でチェックした。これらの照査基準からの計測
値を、下記に示される試験結果から引き算した。
リアを入れないでオーバーナイト・インキュベーション
後に540nmの分光光度計でチェックした。さらに、
照査基準として、初期のバクテリア・プレパラートの透
過率を調べるために、バクテリアを入れた各被験調合物
をすぐに、バクテリアの成長及び増殖が起こる前に、分
光光度計でチェックした。これらの照査基準からの計測
値を、下記に示される試験結果から引き算した。
【0031】上記に述べたように、物質の60の異なる
組合せをチェックした。各実験を三度行った。各組合せ
に対して、バクテリアが入れられない照査基準と、イン
キュベーションが行われない照査基準があった。最終結
果は、バクテリアの増殖に対する被験組合せの正味抑制
効果であり、結果を平均値と標準偏差として示す。
組合せをチェックした。各実験を三度行った。各組合せ
に対して、バクテリアが入れられない照査基準と、イン
キュベーションが行われない照査基準があった。最終結
果は、バクテリアの増殖に対する被験組合せの正味抑制
効果であり、結果を平均値と標準偏差として示す。
【0032】本発明による相乗作用性抗菌調合物の原理
と作用をもっと良く理解するために、図面及び表そして
添付の説明を参照する。これらの図面と表は、上記の標
準手続きから得られた結果を示すものである。
と作用をもっと良く理解するために、図面及び表そして
添付の説明を参照する。これらの図面と表は、上記の標
準手続きから得られた結果を示すものである。
【0033】さて、図面を参照する。図1は、本発明に
よる第一の調合物の抗菌効果を示すグラフであり、第一
のチンキと、精油として桂皮油を含んでおり、第一のチ
ンキ(T)の効果と、桂皮油(ES)の効果とを別々に示
している。バクテリアの増殖に対する第一のチンキの効
果をはっきりと表す曲線10は、第一のチンキがバクテ
リアの増殖を抑制しないことを証明する。しかしなが
ら、桂皮油の効果を示す曲線20は、桂皮油が明らかに
抗菌効果を持つことを示す。したがって、桂皮油は単独
に抗菌活性を持ち、油濃度が増すにつれ抗菌活性は増加
した。桂皮油の最大の効果はおよそ30%の濃度に見ら
れる。バクテリアの50%が死滅した桂皮油の濃度(I
C50)はおよそ10.9%であった(内挿法によって
計算)。
よる第一の調合物の抗菌効果を示すグラフであり、第一
のチンキと、精油として桂皮油を含んでおり、第一のチ
ンキ(T)の効果と、桂皮油(ES)の効果とを別々に示
している。バクテリアの増殖に対する第一のチンキの効
果をはっきりと表す曲線10は、第一のチンキがバクテ
リアの増殖を抑制しないことを証明する。しかしなが
ら、桂皮油の効果を示す曲線20は、桂皮油が明らかに
抗菌効果を持つことを示す。したがって、桂皮油は単独
に抗菌活性を持ち、油濃度が増すにつれ抗菌活性は増加
した。桂皮油の最大の効果はおよそ30%の濃度に見ら
れる。バクテリアの50%が死滅した桂皮油の濃度(I
C50)はおよそ10.9%であった(内挿法によって
計算)。
【0034】油の抗菌活性に比較して、第一のチンキ
は、およそ5%からおよそ50%の濃度に渡って、単独
では抗菌活性を持たないことが分かった。それどころ
か、図1から分かるように、第一のチンキによってバク
テリアの増殖が促されるように思われる。しかし、この
バクテリアの増殖における増加は僅かである。最高濃
度、およそ50%において、第一のチンキは、照査基準
に対して僅かにおよそ18%のバクテリア増殖の増加を
起こしただけである。第一のチンキは、バクテリアの増
殖に好ましいようなので、通常は、ほぼ全てのバクテリ
アが死滅する濃度に合わせるのだが、むしろここでは潜
能相乗作用の分析をIC50、すなわちバクテリアの5
0%が死滅する濃度に適合させた。
は、およそ5%からおよそ50%の濃度に渡って、単独
では抗菌活性を持たないことが分かった。それどころ
か、図1から分かるように、第一のチンキによってバク
テリアの増殖が促されるように思われる。しかし、この
バクテリアの増殖における増加は僅かである。最高濃
度、およそ50%において、第一のチンキは、照査基準
に対して僅かにおよそ18%のバクテリア増殖の増加を
起こしただけである。第一のチンキは、バクテリアの増
殖に好ましいようなので、通常は、ほぼ全てのバクテリ
アが死滅する濃度に合わせるのだが、むしろここでは潜
能相乗作用の分析をIC50、すなわちバクテリアの5
0%が死滅する濃度に適合させた。
【0035】桂皮油と第一のチンキとの組合せの加算的
な、相乗的な、あるいは拮抗的な活性の計算は、次式に
従って行った。
な、相乗的な、あるいは拮抗的な活性の計算は、次式に
従って行った。
【0036】
【数1】FIC (インデックス)<1は相乗作用を示す。 FIC (インデックス)>1は拮抗作用を示す。 FIC (インデックス)=1は相加効果を示す。
【0037】ここで、 FIC (インデックス)は、第一
のチンキ及び桂皮油の両方のFICの和である。 FIC 、す
なわち部分抑制濃度は次式に従って計算される。
のチンキ及び桂皮油の両方のFICの和である。 FIC 、す
なわち部分抑制濃度は次式に従って計算される。
【0038】
【数2】FIC = MIC組合せ/ MIC単独
【0039】ここで、 MICは最少抑制濃度であり、測定
可能な程度にバクテリアの増殖を抑制する物質の最低濃
度である。したがって、「 MIC組合せ」は、第一のチン
キ等の他の成分の存在下で、測定可能に増殖を抑制可能
な、桂皮油等、成分の一つの最低濃度である。「 MIC単
独」は、各成分の単独最少抑制濃度の和である。
可能な程度にバクテリアの増殖を抑制する物質の最低濃
度である。したがって、「 MIC組合せ」は、第一のチン
キ等の他の成分の存在下で、測定可能に増殖を抑制可能
な、桂皮油等、成分の一つの最低濃度である。「 MIC単
独」は、各成分の単独最少抑制濃度の和である。
【0040】上記に述べたように、90から100%の
増殖抑制がある典型的なMICの代わりに、IC50、す
なわちバクテリアの増殖の50%が阻止される濃度を用
いた。IC50値を、桂皮油に対して得られた結果から
内挿法によって、また第一のチンキに対して得られた結
果から補外法によって決定した。したがって、第一のチ
ンキがバクテリアの増殖を促したため、第一のチンキの
IC50を負の値として計算した。
増殖抑制がある典型的なMICの代わりに、IC50、す
なわちバクテリアの増殖の50%が阻止される濃度を用
いた。IC50値を、桂皮油に対して得られた結果から
内挿法によって、また第一のチンキに対して得られた結
果から補外法によって決定した。したがって、第一のチ
ンキがバクテリアの増殖を促したため、第一のチンキの
IC50を負の値として計算した。
【0041】表2は、桂皮油と第一のチンキとの種々の
割合に対して得られたFIC (インデックス)を示す。興
味深いことに、これらの二つの成分の最大相乗作用は、
第一のチンキが比較的に多量、さなわち全調合物の83
%、そして桂皮油が比較的に少量、すなわち17%用い
られた調合物ナンバー9で得られた。
割合に対して得られたFIC (インデックス)を示す。興
味深いことに、これらの二つの成分の最大相乗作用は、
第一のチンキが比較的に多量、さなわち全調合物の83
%、そして桂皮油が比較的に少量、すなわち17%用い
られた調合物ナンバー9で得られた。
【0042】
【表1】
【0043】表2から明らかなように、二つの物質の間
には相乗的な活性がある。第一のチンキが僅かにバクテ
リアの増殖を促すが、桂皮油は抗菌物質として作用す
る。特定の組合せにおいては、特に桂皮油がより低濃度
で用いられるとき、二つの物質の組合せ効果としてバク
テリアの生存に減少が生じる。これは興味深いことであ
る。なぜなら第一のチンキによってバクテリアの増殖が
促進されるとの想定にもかかわらず、第一のチンキと桂
皮油との組合せ効果は、桂皮油だけの抗菌効果よりも大
きい。
には相乗的な活性がある。第一のチンキが僅かにバクテ
リアの増殖を促すが、桂皮油は抗菌物質として作用す
る。特定の組合せにおいては、特に桂皮油がより低濃度
で用いられるとき、二つの物質の組合せ効果としてバク
テリアの生存に減少が生じる。これは興味深いことであ
る。なぜなら第一のチンキによってバクテリアの増殖が
促進されるとの想定にもかかわらず、第一のチンキと桂
皮油との組合せ効果は、桂皮油だけの抗菌効果よりも大
きい。
【0044】図2と3は、第一のチンキと桂皮油との相
乗効果を示すグラフである。図2は、増加する桂皮油の
濃度と、チンキの0、10、20あるいは35%の濃度
との組合せの抗菌効果を示す。図3では、この関係が反
転し、増加するチンキの濃度と、桂皮油の0、5、1
0、15、20あるいは25%の濃度との組合せの抗菌
効果を示す。
乗効果を示すグラフである。図2は、増加する桂皮油の
濃度と、チンキの0、10、20あるいは35%の濃度
との組合せの抗菌効果を示す。図3では、この関係が反
転し、増加するチンキの濃度と、桂皮油の0、5、1
0、15、20あるいは25%の濃度との組合せの抗菌
効果を示す。
【0045】図2において、曲線30は、増加する桂皮
油単独の濃度の効果を示す。曲線40は、バクテリアの
増殖に対し第一のチンキを10%添加することの効果を
示す。桂皮油が5から15%用いられるときに、540
nmにおける透過率の、すなわちバクテリアの増殖の非
常に僅かな減少が見られる。この効果は、曲線50及び
60に各々示すように、桂皮油5から15%に第一のチ
ンキを20%あるいは35%添加することによって高め
られる。桂皮油のより高い濃度では、多分桂皮油単独の
強い抑制効果があるために、この明らかな減少は見られ
ない。
油単独の濃度の効果を示す。曲線40は、バクテリアの
増殖に対し第一のチンキを10%添加することの効果を
示す。桂皮油が5から15%用いられるときに、540
nmにおける透過率の、すなわちバクテリアの増殖の非
常に僅かな減少が見られる。この効果は、曲線50及び
60に各々示すように、桂皮油5から15%に第一のチ
ンキを20%あるいは35%添加することによって高め
られる。桂皮油のより高い濃度では、多分桂皮油単独の
強い抑制効果があるために、この明らかな減少は見られ
ない。
【0046】図3においては、曲線70は、第一のチン
キ単独ではバクテリアの増殖抑制はなく、僅かに増殖が
促されることを示す。曲線80は、桂皮油5%の添加
が、バクテリアの増殖に対して、もし実際に抑制効果を
示すものだとしても、強い抑制効果は示さないことを表
す。しかしながら、曲線90は、増加する第一のチンキ
の濃度と桂皮油10%の組合せが最も強い相乗的な抗菌
活性を生じることを示す。桂皮油15%が添加された曲
線100には幾分弱い相乗効果が見られる。桂皮油が2
0あるいは25%添加された曲線110あるいは120
には、相乗効果はほとんど見られない、あるいは全く見
られない。
キ単独ではバクテリアの増殖抑制はなく、僅かに増殖が
促されることを示す。曲線80は、桂皮油5%の添加
が、バクテリアの増殖に対して、もし実際に抑制効果を
示すものだとしても、強い抑制効果は示さないことを表
す。しかしながら、曲線90は、増加する第一のチンキ
の濃度と桂皮油10%の組合せが最も強い相乗的な抗菌
活性を生じることを示す。桂皮油15%が添加された曲
線100には幾分弱い相乗効果が見られる。桂皮油が2
0あるいは25%添加された曲線110あるいは120
には、相乗効果はほとんど見られない、あるいは全く見
られない。
【0047】したがって、これらの結果から、桂皮油と
第一のチンキとは、10あるいは15%ほどの桂皮油が
比較的に低い濃度において、組合せで相乗的な抗菌効果
を示すことは明らかである。これは、第一のチンキの存
在の下で、より低濃度の桂皮油でより大きな抗菌活性が
得られることを意味し、このことは、これら薬用調合物
を製剤する上で非常に重要である。
第一のチンキとは、10あるいは15%ほどの桂皮油が
比較的に低い濃度において、組合せで相乗的な抗菌効果
を示すことは明らかである。これは、第一のチンキの存
在の下で、より低濃度の桂皮油でより大きな抗菌活性が
得られることを意味し、このことは、これら薬用調合物
を製剤する上で非常に重要である。
【0048】例2 第二の調合物の試験結果
【0049】第二のチンキとシトロネラ油とを含む第二
の調合物を、第一の調合物について上記に表したものと
同様な標準手続きに従って試験した。
の調合物を、第一の調合物について上記に表したものと
同様な標準手続きに従って試験した。
【0050】第二の調合物には、例1の桂皮油と同じ処
方でシトロネラ油を含ませた。特に、次の調合でシトロ
ネラ油を含ませた(すべてのパーセンテージは重量比で
ある)。10%グリセロール、2.5%エタノール、1.
8%ツイーン20、0.03%ナトリウム・サッカリン
及び0.1%シトロネラ油、そして残りの成分として
水。シトロネラ油は活性成分であり、他の成分は、適当
な担体を形成するためにうがい薬によく用いられるもの
である。
方でシトロネラ油を含ませた。特に、次の調合でシトロ
ネラ油を含ませた(すべてのパーセンテージは重量比で
ある)。10%グリセロール、2.5%エタノール、1.
8%ツイーン20、0.03%ナトリウム・サッカリン
及び0.1%シトロネラ油、そして残りの成分として
水。シトロネラ油は活性成分であり、他の成分は、適当
な担体を形成するためにうがい薬によく用いられるもの
である。
【0051】次の調合で第二のチンキを含ませた(すべ
てのパーセンテージは重量比である)。10%グリセロ
ール、2.5%エタノール、1.8%ツイーン20、0.
03%ナトリウム・サッカリン、1.5%ムラサキセン
ダイハギ抽出物、1.5%サルビア抽出物、1.0%エキ
ヌス抽出物、1.0%ミルラ抽出物及び1.0%プロポリ
ス抽出物、そして残りの成分として水。ムラサキセンダ
イハギ、サルビア、エキヌス、ミルラ及びプロポリスの
抽出物からなるチンキは活性成分であり、ここでも他の
成分は、適当な担体であり、精油の調合に関するときと
同じ濃度で存在する。
てのパーセンテージは重量比である)。10%グリセロ
ール、2.5%エタノール、1.8%ツイーン20、0.
03%ナトリウム・サッカリン、1.5%ムラサキセン
ダイハギ抽出物、1.5%サルビア抽出物、1.0%エキ
ヌス抽出物、1.0%ミルラ抽出物及び1.0%プロポリ
ス抽出物、そして残りの成分として水。ムラサキセンダ
イハギ、サルビア、エキヌス、ミルラ及びプロポリスの
抽出物からなるチンキは活性成分であり、ここでも他の
成分は、適当な担体であり、精油の調合に関するときと
同じ濃度で存在する。
【0052】上記例1で説明した第一の調合物に対する
と同様に、二つの成分の相乗的な抗菌活性を、人間の口
腔に感染する連鎖球菌ソブリナス6715型のバクテリ
ア斑を用いることによってチェックした。各成分の濃度
をおよそ0からおよそ50%まで変化させ、これらの成
分を異なる割合で試験した。種々の試験濃度及び比は第
一の調合物のものと同じであり、表1に示す。各組合せ
が異なる被験調合物を表す状態で、全部で60の異なる
組合せを試験した。試験標準手続きは例1と同様で、結
果についても同様な方法で計算した。
と同様に、二つの成分の相乗的な抗菌活性を、人間の口
腔に感染する連鎖球菌ソブリナス6715型のバクテリ
ア斑を用いることによってチェックした。各成分の濃度
をおよそ0からおよそ50%まで変化させ、これらの成
分を異なる割合で試験した。種々の試験濃度及び比は第
一の調合物のものと同じであり、表1に示す。各組合せ
が異なる被験調合物を表す状態で、全部で60の異なる
組合せを試験した。試験標準手続きは例1と同様で、結
果についても同様な方法で計算した。
【0053】シトロネラ油と第二のチンキとの組合せは
相乗効果を持つ。表3に、種々の割合のシトロネラ油と
第二のチンキとで得られたFIC (インデックス)を示
す。これらは、数字1から8が付された例1の調合物に
同等である。調合物ナンバー9は欠けている。 FIC
(インデックス)を、上記例1で説明したように計算し
た。
相乗効果を持つ。表3に、種々の割合のシトロネラ油と
第二のチンキとで得られたFIC (インデックス)を示
す。これらは、数字1から8が付された例1の調合物に
同等である。調合物ナンバー9は欠けている。 FIC
(インデックス)を、上記例1で説明したように計算し
た。
【0054】
【表2】
【0055】これらの結果は、49%以下のシトロネラ
油を用いたときに相乗効果が得られることを示す。この
効果は、調合物が第二のチンキをより多く含み、シトロ
ネラ油をより少なく含むときに、より顕著である。
油を用いたときに相乗効果が得られることを示す。この
効果は、調合物が第二のチンキをより多く含み、シトロ
ネラ油をより少なく含むときに、より顕著である。
【0056】図4は、本発明の第二実施例の個々の成分
の抗菌効果を示すグラフである。上側の曲線122は、
物質「T」、すなわち第二のチンキが抗菌効果を欠くこ
とを示す。下側の曲線124は、物質「ES」、すなわち
精油、この例ではシトロネラ油の強力な抗菌効果を示
す。シトロネラ油の最大抗菌効果は最高濃度50%に見
られる。したがって、先に試験された第一のチンキ及び
精油と同様に、第二のチンキは全く抗菌効果を持たない
が、第二の精油はそのような効果を持つ。
の抗菌効果を示すグラフである。上側の曲線122は、
物質「T」、すなわち第二のチンキが抗菌効果を欠くこ
とを示す。下側の曲線124は、物質「ES」、すなわち
精油、この例ではシトロネラ油の強力な抗菌効果を示
す。シトロネラ油の最大抗菌効果は最高濃度50%に見
られる。したがって、先に試験された第一のチンキ及び
精油と同様に、第二のチンキは全く抗菌効果を持たない
が、第二の精油はそのような効果を持つ。
【0057】図5は、第二のチンキの種々の濃度におけ
る相乗効果を示すグラフであり、図6は、第二の精油の
種々の濃度における相乗効果を示すグラフである。図5
は、増加するシトロネラ油の濃度と、第二のチンキの
0、10、25あるいは35%の濃度との組合せの抗菌
効果を示す。図6では、この関係が反転され、増加する
第二のチンキの濃度と、シトロネラ油の0、10、1
5、20、25あるいは30%の濃度との組合せの抗菌
効果を示す。
る相乗効果を示すグラフであり、図6は、第二の精油の
種々の濃度における相乗効果を示すグラフである。図5
は、増加するシトロネラ油の濃度と、第二のチンキの
0、10、25あるいは35%の濃度との組合せの抗菌
効果を示す。図6では、この関係が反転され、増加する
第二のチンキの濃度と、シトロネラ油の0、10、1
5、20、25あるいは30%の濃度との組合せの抗菌
効果を示す。
【0058】図5では、曲線130が、シトロネラ油単
独の、増加する濃度の効果を示す。曲線140が、バク
テリアの増殖に対して第二のチンキを10%添加するこ
との効果を示す。シトロネラ油を20から30%用いた
ときに、540nmにおける透過率の、すなわちバクテ
リアの増殖の非常に僅かな減少が見られる。曲線150
及び160に各々示すように、第二のチンキを25%あ
るいは35%添加することで、10%程の低い濃度にお
いてでさえもシトロネラ油の有効性が高めらる。したが
って、第二のチンキがシトロネラ油の有効性を増すこと
ができることは明らかである。
独の、増加する濃度の効果を示す。曲線140が、バク
テリアの増殖に対して第二のチンキを10%添加するこ
との効果を示す。シトロネラ油を20から30%用いた
ときに、540nmにおける透過率の、すなわちバクテ
リアの増殖の非常に僅かな減少が見られる。曲線150
及び160に各々示すように、第二のチンキを25%あ
るいは35%添加することで、10%程の低い濃度にお
いてでさえもシトロネラ油の有効性が高めらる。したが
って、第二のチンキがシトロネラ油の有効性を増すこと
ができることは明らかである。
【0059】図6において、曲線170は、第二のチン
キ単独では、もし実に抑制効果が示されたとしても、バ
クテリアの増殖を強く抑制しないことを示す。曲線18
0は、第二のチンキの濃度が20%を超える場合、シト
ロネラ油を10%添加することで、バクテリアの増殖に
対する抑制効果が生じることを示す。実際、曲線180
は、シトロネラ油と第二のチンキとの組合せの最も強い
効果を表している。残りの曲線190、200、210
及び220においては、第二のチンキ及びシトロネラ油
の濃度を増加した場合の効果に関する評価は、より難し
い。
キ単独では、もし実に抑制効果が示されたとしても、バ
クテリアの増殖を強く抑制しないことを示す。曲線18
0は、第二のチンキの濃度が20%を超える場合、シト
ロネラ油を10%添加することで、バクテリアの増殖に
対する抑制効果が生じることを示す。実際、曲線180
は、シトロネラ油と第二のチンキとの組合せの最も強い
効果を表している。残りの曲線190、200、210
及び220においては、第二のチンキ及びシトロネラ油
の濃度を増加した場合の効果に関する評価は、より難し
い。
【0060】したがって、これらの結果から、シトロネ
ラ油と第二のチンキとは、組合せで、例えば、およそ5
%からおよそ15%までのシトロネラ油の比較的に低い
濃度において、そして例えば、およそ25%からおよそ
35%までの第二のチンキの比較的に高い濃度におい
て、相乗的な抗菌効果を示すことが明らかである。
ラ油と第二のチンキとは、組合せで、例えば、およそ5
%からおよそ15%までのシトロネラ油の比較的に低い
濃度において、そして例えば、およそ25%からおよそ
35%までの第二のチンキの比較的に高い濃度におい
て、相乗的な抗菌効果を示すことが明らかである。
【0061】例3 本発明の調合物の抗真菌性効果
【0062】本発明の調合物を真菌の活動に対する効果
について試験した。この調合物には、活性成分として、
4.6%のヤマゴボウ抽出物、4.6%のオオハンゴンソ
ウ抽出物、3.1%のヒレハリソウ抽出物、3.1%のカ
レンドゥラ抽出物、3.1%のマンサク抽出物、1.5%
のプロポリス抽出物、0.5%のタイム油及び0.5%の
ラベンダ―油を含ませた。抗真菌活性を、上記に説明さ
れたバクテリアに対するものと同様な方法で試験した。
特に、二つの異なる真菌の種、カンジダ・アルビカンス
(鵞口瘡カンジダ)及びアスペルギルス・ニガー(黒色
麹菌クロカビ)について試験した。これらの真菌を適当
な固形培養基、ここでは10%、5%、2.5%あるい
は1.25%の調合物あるいはアルコールのいずれかが
(照査基準として)添加された、米国ミシガン州デトロ
イトのディフコ社のTSA内に増殖させた。さらに、照査
基準として、アルコールあるいは調合物だけを添加しな
い状態で真菌を増殖した。この実験は、イスラエル、レ
ホボット(Rehovot)のアミノラブ社(AminoLab Compan
y)によって、二重盲検テストで行われた。下記表4に
結果を示す。
について試験した。この調合物には、活性成分として、
4.6%のヤマゴボウ抽出物、4.6%のオオハンゴンソ
ウ抽出物、3.1%のヒレハリソウ抽出物、3.1%のカ
レンドゥラ抽出物、3.1%のマンサク抽出物、1.5%
のプロポリス抽出物、0.5%のタイム油及び0.5%の
ラベンダ―油を含ませた。抗真菌活性を、上記に説明さ
れたバクテリアに対するものと同様な方法で試験した。
特に、二つの異なる真菌の種、カンジダ・アルビカンス
(鵞口瘡カンジダ)及びアスペルギルス・ニガー(黒色
麹菌クロカビ)について試験した。これらの真菌を適当
な固形培養基、ここでは10%、5%、2.5%あるい
は1.25%の調合物あるいはアルコールのいずれかが
(照査基準として)添加された、米国ミシガン州デトロ
イトのディフコ社のTSA内に増殖させた。さらに、照査
基準として、アルコールあるいは調合物だけを添加しな
い状態で真菌を増殖した。この実験は、イスラエル、レ
ホボット(Rehovot)のアミノラブ社(AminoLab Compan
y)によって、二重盲検テストで行われた。下記表4に
結果を示す。
【0063】
【表3】
【0064】表4に示すように、アルコールは単独で、
10%のMICに、カンジダ・アルビカンスの増殖を僅か
に抑制した。上記のとおり、 MICは最少抑制濃度であ
り、測定可能に微生物の増殖を抑制する物質の最低濃度
を示す。また、アルコールは単独でアスペルギルス・ニ
ガーの増殖を減したが、完全に抑制することはできなか
った。
10%のMICに、カンジダ・アルビカンスの増殖を僅か
に抑制した。上記のとおり、 MICは最少抑制濃度であ
り、測定可能に微生物の増殖を抑制する物質の最低濃度
を示す。また、アルコールは単独でアスペルギルス・ニ
ガーの増殖を減したが、完全に抑制することはできなか
った。
【0065】被験調合物は、5%のMICに、カンジダ・
アルビカンスの増殖を強く抑制した。さらに、被験調合
物はアスペルギルス・ニガーの増殖をも強く抑制した。
したがって、この調合物は、精油とチンキとの組合せに
よる抗真菌特性を明確に示す。
アルビカンスの増殖を強く抑制した。さらに、被験調合
物はアスペルギルス・ニガーの増殖をも強く抑制した。
したがって、この調合物は、精油とチンキとの組合せに
よる抗真菌特性を明確に示す。
【0066】明確にするためにこの調合物を「抗真菌性
調合物」と表すが、このような肩書きは制限を意図する
ものではなく、この調合物には、下記例5さらに説明さ
れるような他の種々の病気や症状に対する治療への多く
の用途がある。
調合物」と表すが、このような肩書きは制限を意図する
ものではなく、この調合物には、下記例5さらに説明さ
れるような他の種々の病気や症状に対する治療への多く
の用途がある。
【0067】例4 相乗的抗菌及び抗真菌性調合物とその投与方法
【0068】先に指摘したように、チンキと精油との組
合せは、相乗的な抗菌活性と抗真菌活性とを示す。これ
らの組合せは、複数の処方で行うことが可能である。さ
らに、これらの処方を、この技術でよく知られる複数の
方法で対象者に投与することができる。例えば、(眼、
腔、直腸、鼻腔を含み)局所的に、経口的に、あるいは
吸入によって投与してもよい。以下、用語「対象者」
は、調合物が投与される人間あるいは哺乳動物を含み、
家畜及びペットをも含むが、これらに限定するものでは
ない。
合せは、相乗的な抗菌活性と抗真菌活性とを示す。これ
らの組合せは、複数の処方で行うことが可能である。さ
らに、これらの処方を、この技術でよく知られる複数の
方法で対象者に投与することができる。例えば、(眼、
腔、直腸、鼻腔を含み)局所的に、経口的に、あるいは
吸入によって投与してもよい。以下、用語「対象者」
は、調合物が投与される人間あるいは哺乳動物を含み、
家畜及びペットをも含むが、これらに限定するものでは
ない。
【0069】局所的な投与に対する処方には、ローショ
ン、軟膏、ゲル、クリーム、座薬、点滴薬、液体、スプ
レー及びパウダーを含むが、これらに限定するものでは
ない。従来の医薬担体、水溶性の、粉状の、あるいは油
状の基質、濃縮材料等が必要、あるいは望ましい場合も
あるだろう。
ン、軟膏、ゲル、クリーム、座薬、点滴薬、液体、スプ
レー及びパウダーを含むが、これらに限定するものでは
ない。従来の医薬担体、水溶性の、粉状の、あるいは油
状の基質、濃縮材料等が必要、あるいは望ましい場合も
あるだろう。
【0070】経口投与のための調合物は、パウダーある
いは顆粒、水あるいは非水溶媒での懸濁あるいは溶液、
煎じ袋、カプセルあるいは錠剤を含み、濃縮材料、希釈
液、香料、拡散剤、乳化剤あるいは結合剤の添加が望ま
しい場合もある。
いは顆粒、水あるいは非水溶媒での懸濁あるいは溶液、
煎じ袋、カプセルあるいは錠剤を含み、濃縮材料、希釈
液、香料、拡散剤、乳化剤あるいは結合剤の添加が望ま
しい場合もある。
【0071】投薬は、症状の重症度及び調合物に対する
患者の反応に応じて行う。この技術における通常の熟練
者は、最適な用量、投薬方法及び反復率を容易に決定で
きる。
患者の反応に応じて行う。この技術における通常の熟練
者は、最適な用量、投薬方法及び反復率を容易に決定で
きる。
【0072】例5 本発明の調合物を用いる治療方法
【0073】上記に説明されたように、相乗的に効果的
な量の精油及びチンキを含む本発明の調合物を用いるこ
とによって、種々の病気や症状を治療することができ
る。例えば、これらの調合物を、下記例6に説明する
が、口内衛生のためのうがい薬として用いることができ
る。
な量の精油及びチンキを含む本発明の調合物を用いるこ
とによって、種々の病気や症状を治療することができ
る。例えば、これらの調合物を、下記例6に説明する
が、口内衛生のためのうがい薬として用いることができ
る。
【0074】これらの調合物を、膿痂疹、毛包炎、にき
び及びフルンケル多発症等の皮膚のバクテリアによる感
染症等を含む他の体組織のバクテリア感染症を治療する
ために用いることもできる。また、腟組織、肛門組織、
口腔組織、他のオリフィス組織及び眼組織等の粘膜のバ
クテリア感染症の治療にも用いることができるが、これ
らに限定するものではない。真菌性、ウイルス性、そし
て寄生性の感染症も治療可能である。
び及びフルンケル多発症等の皮膚のバクテリアによる感
染症等を含む他の体組織のバクテリア感染症を治療する
ために用いることもできる。また、腟組織、肛門組織、
口腔組織、他のオリフィス組織及び眼組織等の粘膜のバ
クテリア感染症の治療にも用いることができるが、これ
らに限定するものではない。真菌性、ウイルス性、そし
て寄生性の感染症も治療可能である。
【0075】さらに、バクテリア、ウイルス、真菌ある
いは寄生虫等の感染因子による感染症の直接的な症状で
はないような場合でも、本発明の調合物で治療可能であ
る。このような症状としては、感染因子の存在の有無に
かかわらず、虫刺されの部位、第一度火傷及び一般的な
炎症の部位を含む。
いは寄生虫等の感染因子による感染症の直接的な症状で
はないような場合でも、本発明の調合物で治療可能であ
る。このような症状としては、感染因子の存在の有無に
かかわらず、虫刺されの部位、第一度火傷及び一般的な
炎症の部位を含む。
【0076】下記は、本発明の調合物で治療可能な他の
病気及び症状の一般的なリストである。これは、単に説
明を意図するもので、限定することを意図していない。
これらの病気及び症状は、乾癬、ヘルペス帯状疱疹感染
症、接触性皮膚炎、扁平コンジローム、アトピー性の湿
疹、脂漏症、水痘感染症、天疱瘡、精索静脈瘤感染症、
いぼ、脂漏性皮膚炎あるいは角化上皮症、潰瘍、単純ヘ
ルペス感染症、舌炎、歯潰瘍、口内炎、アフタ性潰瘍、
白斑症、膿瘍、皮膚創傷及び炎症、静脈瘤性潰瘍及び接
触性のおむつかぶれ、皮膚過敏症、かゆみ症、じんま
疹、魚鱗癬、角膜増殖皮膚疾患、アレルギー性皮膚炎及
び感染性湿疹を含む第一次及び第二次皮膚感染症、を含
むが、これらに限定するものではない。
病気及び症状の一般的なリストである。これは、単に説
明を意図するもので、限定することを意図していない。
これらの病気及び症状は、乾癬、ヘルペス帯状疱疹感染
症、接触性皮膚炎、扁平コンジローム、アトピー性の湿
疹、脂漏症、水痘感染症、天疱瘡、精索静脈瘤感染症、
いぼ、脂漏性皮膚炎あるいは角化上皮症、潰瘍、単純ヘ
ルペス感染症、舌炎、歯潰瘍、口内炎、アフタ性潰瘍、
白斑症、膿瘍、皮膚創傷及び炎症、静脈瘤性潰瘍及び接
触性のおむつかぶれ、皮膚過敏症、かゆみ症、じんま
疹、魚鱗癬、角膜増殖皮膚疾患、アレルギー性皮膚炎及
び感染性湿疹を含む第一次及び第二次皮膚感染症、を含
むが、これらに限定するものではない。
【0077】例6 口内衛生のためのうがい薬
【0078】口内衛生は歯の保健及び全体的な健康のた
めに重要である。口内衛生が悪いと口臭が生じるので、
口内衛生には美容的な要素もある。口内衛生の一つの重
要な局面は、虫歯及び口臭を起こすバクテリアの増殖を
抑制することである。このようなバクテリアの増殖の抑
制を、うがい液で口腔をリンスすることによって達成す
ることができる。
めに重要である。口内衛生が悪いと口臭が生じるので、
口内衛生には美容的な要素もある。口内衛生の一つの重
要な局面は、虫歯及び口臭を起こすバクテリアの増殖を
抑制することである。このようなバクテリアの増殖の抑
制を、うがい液で口腔をリンスすることによって達成す
ることができる。
【0079】上記背景セクションで述べたように、薬と
して用いるためには、単に草本調合物の抗菌活性を発見
するだけでは十分ではない。全ての薬がそうであるよう
に、草本調合物も、安全で効果的な方法で用いられなく
てはならない。体内における薬の濃度は薬の副作用のひ
どさに直接的に関係する。従って、概して、活性成分あ
るいは他の成分の濃度を下げることによって、そのよう
な調合の安全性を増すことができる。しかしながら、濃
度が下がるので、薬の有効性も減少してしまう。したが
って、これら二つのゴールの間にバランスが必要であ
る。
して用いるためには、単に草本調合物の抗菌活性を発見
するだけでは十分ではない。全ての薬がそうであるよう
に、草本調合物も、安全で効果的な方法で用いられなく
てはならない。体内における薬の濃度は薬の副作用のひ
どさに直接的に関係する。従って、概して、活性成分あ
るいは他の成分の濃度を下げることによって、そのよう
な調合の安全性を増すことができる。しかしながら、濃
度が下がるので、薬の有効性も減少してしまう。したが
って、これら二つのゴールの間にバランスが必要であ
る。
【0080】単独では不活性であるが、活性成分との組
合せで相乗的な活性を見せる第2成分を添加すること
で、両ゴールを得ることが可能である。チンキの存在の
下では、より低濃度の活性成分、すなわち精油が必要と
されるので、この組合せはより安全である。また、この
組合せは、相乗的な抗菌活性を提供するため、より有効
でもある。
合せで相乗的な活性を見せる第2成分を添加すること
で、両ゴールを得ることが可能である。チンキの存在の
下では、より低濃度の活性成分、すなわち精油が必要と
されるので、この組合せはより安全である。また、この
組合せは、相乗的な抗菌活性を提供するため、より有効
でもある。
【0081】これらの結果を念頭に置き、口内衛生のた
めのうがい薬を、精油及びチンキの次の組合せで処方し
た。この処方は、単に説明のための例であり、いかなる
点についても限定するものではない。
めのうがい薬を、精油及びチンキの次の組合せで処方し
た。この処方は、単に説明のための例であり、いかなる
点についても限定するものではない。
【0082】うがい薬を調合するために次の手順を用い
た。すべてのパーセンテージを重量パ―セントで示す。
うがい薬の活性成分は、相乗的な抗菌活性を示す精油と
チンキである。他の成分も抗菌活性を示す可能性はある
けれども、そのような活性はそれらの成分の意図された
機能に対して二の次である。それゆえ、これら他の成分
を、二つの活性抗菌成分のための医薬担体を形成するも
のとして表す。
た。すべてのパーセンテージを重量パ―セントで示す。
うがい薬の活性成分は、相乗的な抗菌活性を示す精油と
チンキである。他の成分も抗菌活性を示す可能性はある
けれども、そのような活性はそれらの成分の意図された
機能に対して二の次である。それゆえ、これら他の成分
を、二つの活性抗菌成分のための医薬担体を形成するも
のとして表す。
【0083】残りの成分には、およそ0%からおよそ2
5%の濃度でアルコールを含ませることが好ましく、お
よそ5%からおよそ15%がさらに好ましい。アルコー
ルは、うがい薬の抗菌活性にも寄与するし、風味をも向
上し、口内にすがすがしい感覚を提供する。もう一つの
望ましい成分としては、気持ち良くうがい薬を使えるよ
うに、また、化粧品的に息の香を良くするために風味を
添加することである。第三の望ましい成分としては、虫
歯予防性を持つフルオライドがある。第四の望ましい成
分としては、風味を溶かし、口腔から残り物の除去を助
け、そして抗菌活性を提供しさえする界面活性剤があ
る。界面活性剤は、塩化セチルピリジニウム等の陽イオ
ンであっても、ラウリル硫酸ナトリウム等の陰イオンで
あってもよく、例えば、ツイーン、プルロニック、ある
いは食品あるいは医薬品等級の界面活性剤でもよい。第
五の望ましい成分としては、こくあるいは粘度と甘味と
を提供するためにしばしば添加されるグリセリン、ソル
ビトール及び水素化デンプン水解物等の保湿剤がある。
第六の望ましい成分としては、口腔粘膜上に薄い保護膜
を形成し、粘膜細胞の浸透性を減らす収斂性の塩があ
る。塩化亜鉛は、そのような収斂塩の一例であり、口腔
粘膜への局所的な適用に安全であると考えられ、うがい
薬にしばしば用いられている。
5%の濃度でアルコールを含ませることが好ましく、お
よそ5%からおよそ15%がさらに好ましい。アルコー
ルは、うがい薬の抗菌活性にも寄与するし、風味をも向
上し、口内にすがすがしい感覚を提供する。もう一つの
望ましい成分としては、気持ち良くうがい薬を使えるよ
うに、また、化粧品的に息の香を良くするために風味を
添加することである。第三の望ましい成分としては、虫
歯予防性を持つフルオライドがある。第四の望ましい成
分としては、風味を溶かし、口腔から残り物の除去を助
け、そして抗菌活性を提供しさえする界面活性剤があ
る。界面活性剤は、塩化セチルピリジニウム等の陽イオ
ンであっても、ラウリル硫酸ナトリウム等の陰イオンで
あってもよく、例えば、ツイーン、プルロニック、ある
いは食品あるいは医薬品等級の界面活性剤でもよい。第
五の望ましい成分としては、こくあるいは粘度と甘味と
を提供するためにしばしば添加されるグリセリン、ソル
ビトール及び水素化デンプン水解物等の保湿剤がある。
第六の望ましい成分としては、口腔粘膜上に薄い保護膜
を形成し、粘膜細胞の浸透性を減らす収斂性の塩があ
る。塩化亜鉛は、そのような収斂塩の一例であり、口腔
粘膜への局所的な適用に安全であると考えられ、うがい
薬にしばしば用いられている。
【0084】望ましい処方の一例を下記表5に示す。こ
の処方は、単に説明を意図するもので、限定することを
意図していない。この例では、チンキは、プランタゴ、
オトギリソウ、オオハンゴンソウとプロポリスの抽出物
を含み、精油は桂皮油である。
の処方は、単に説明を意図するもので、限定することを
意図していない。この例では、チンキは、プランタゴ、
オトギリソウ、オオハンゴンソウとプロポリスの抽出物
を含み、精油は桂皮油である。
【0085】
【表4】
【0086】上記処方のうがい薬を調合するのに望まし
い方法は次のとおりである。第一に、プロピレン・グリ
コールとエタノールを混ぜて混合物を形成する。次に、
ポリソルベート80を混合物に添加する。それから桂皮
油を加え、全混合物をおよそ10分間混ぜることが好ま
しい。
い方法は次のとおりである。第一に、プロピレン・グリ
コールとエタノールを混ぜて混合物を形成する。次に、
ポリソルベート80を混合物に添加する。それから桂皮
油を加え、全混合物をおよそ10分間混ぜることが好ま
しい。
【0087】チンキの各抽出物を任意の順序で一つずつ
添加する。このように、プランタゴ抽出物、オトギリソ
ウ抽出物、オオハンゴンソウ抽出物及びプロポリス抽出
物を混合物に加えて調合物を形成する。各添加後に、混
合物をおよそ10分間混ぜることが好ましい。
添加する。このように、プランタゴ抽出物、オトギリソ
ウ抽出物、オオハンゴンソウ抽出物及びプロポリス抽出
物を混合物に加えて調合物を形成する。各添加後に、混
合物をおよそ10分間混ぜることが好ましい。
【0088】次に、水と0.3%のサッカリン・ナトリ
ウム塩溶液を、攪拌しながら調合物に添加し、うがい薬
を形成する。
ウム塩溶液を、攪拌しながら調合物に添加し、うがい薬
を形成する。
【0089】例7 経口ジェル
【0090】本発明の調合物の口腔への投与のためのも
う一つの処方には、経口ジェルがある。次の処方は、単
に一例であり、いかなる点においても限定するものでは
ない。
う一つの処方には、経口ジェルがある。次の処方は、単
に一例であり、いかなる点においても限定するものでは
ない。
【0091】
【表5】
【0092】例8 にきびクリーム
【0093】本発明の相乗作用性調合物は、にきび等の
皮膚疾患を治療するために用いることもできる。表7に
提供される次の処方は、単に一例であり、限定するもの
ではない。
皮膚疾患を治療するために用いることもできる。表7に
提供される次の処方は、単に一例であり、限定するもの
ではない。
【0094】
【表6】
【0095】例9 膿痂疹クリーム
【0096】膿痂疹とそれに関連する感染症等の皮膚疾
患の治療のための本発明の相乗作用性調合物の処方の第
二の例を下記に提供する。表8に提供する次の処方は、
単に一例であり、限定するものではない。
患の治療のための本発明の相乗作用性調合物の処方の第
二の例を下記に提供する。表8に提供する次の処方は、
単に一例であり、限定するものではない。
【0097】
【表7】
【0098】例10 スキン・ジェル
【0099】接触性皮膚炎及び湿疹等の皮膚疾患の治療
のための本発明の相乗作用性調合物の処方のもう一つの
例をスキン・ジェルとして示す。表9に提供する次の処
方は、単に一例であり、限定するものではない。
のための本発明の相乗作用性調合物の処方のもう一つの
例をスキン・ジェルとして示す。表9に提供する次の処
方は、単に一例であり、限定するものではない。
【0100】
【表8】
【0101】本発明は、限られた数の実施例に関して説
明されたが、本発明について多くの変形、改良及び他の
適用が行なわれ得ることは明らかである。
明されたが、本発明について多くの変形、改良及び他の
適用が行なわれ得ることは明らかである。
【図1】本発明の抗菌効果を示すグラフである。
【図2】本発明の範囲内にある植物物質のチンキの、異
なる濃度における相乗効果を示すグラフである。
なる濃度における相乗効果を示すグラフである。
【図3】本発明の範囲内にある精油の、異なる濃度にお
ける相乗効果を示すグラフである。
ける相乗効果を示すグラフである。
【図4】本発明の第二実施例の個々の成分の抗菌効果を
示すグラフである。
示すグラフである。
【図5】本発明の範囲内にある植物物質の第二のチンキ
の、異なる濃度における相乗効果を示すグラフである。
の、異なる濃度における相乗効果を示すグラフである。
【図6】本発明の範囲内にある第二の精油の、異なる濃
度における相乗効果を示すグラフである。
度における相乗効果を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミカエル フリードマン イスラエル国、エルサレム93391、レバデ ィムストリート21
Claims (37)
- 【請求項1】 相乗効果を生じる割合で草本抽出物と精
油とを含む相乗作用性抗菌調合物。 - 【請求項2】 前記草本抽出物がチンキである請求項1
に記載の調合物。 - 【請求項3】 さらに適当な医薬担体からなる請求項1
に記載の調合物。 - 【請求項4】前記精油が、桂皮油、カジェプト油、シト
ロネラ油、ユーカリ油、ウイキョウ油、ゼラニウム油、
ギロフル油、ラベンダー油、レモン油、スペアミント
油、ミルテ油、オリガヌム油、松油、ローズマリー油、
サリエテ油、タイム油及び茶樹油からなるグループから
選択される請求項1に記載の調合物。 - 【請求項5】前記精油が、桂皮油、茶樹油及びシトロネ
ラ油からなるグループから選択される請求項4に記載の
調合物。 - 【請求項6】 前記精油が桂皮油である請求項5に記載
の調合物。 - 【請求項7】 前記桂皮油が、重量比でおよそ0.1か
らおよそ5パーセントまでの濃度で存在する請求項6に
記載の調合物。 - 【請求項8】 前記桂皮油が、重量比でおよそ0.2か
らおよそ2.0パーセントまでの濃度で存在する請求項
7に記載の調合物。 - 【請求項9】 前記精油がシトロネラ油である請求項5
に記載の調合物。 - 【請求項10】 前記シトロネラ油が、重量比でおよそ
0.2からおよそ5パーセントまでの濃度で存在する請
求項9に記載の調合物。 - 【請求項11】 前記の草本抽出物がプランタゴ、オト
ギリソウ、エキヌス、ムラサキセンダイハギ、カレンド
ゥラ、ミルラ、フィトラカ、サルビア、カテチュ・ブラ
ック、オオハンゴンソウ、クラメリア、ツガ、ローズマ
リー、エゴノキ、クラテグス、グルキルリザ、アンジェ
リカ、クラメリア、カミツレ、アオイ、プロポリス及び
セージからなるグループから選択される物質を含む請求
項1に記載の調合物。 - 【請求項12】 前記草本抽出物が、プランタゴ、オト
ギリソウ、エキヌス及びプロポリスの混合物を含む請求
項11に記載の調合物。 - 【請求項13】 前記草本抽出物が、重量比でおよそ1
からおよそ10パーセントまでの範囲の濃度で存在する
請求項12に記載の調合物。 - 【請求項14】 前記草本抽出物が、プランタゴ、オト
ギリソウ、オオハンゴンソウ及びプロポリスの混合物を
含む請求項11に記載の調合物。 - 【請求項15】 前記プランタゴが重量比でおよそ1.
5パーセントの濃度で存在し、前記オトギリソウが重量
比でおよそ1.5パーセントの濃度で存在し、前記オオ
ハンゴンソウが重量比でおよそ1.0パーセントの濃度
で存在し、前記プロポリスが重量比でおよそ1.0パー
セントの濃度で存在する請求項14に記載の調合物。 - 【請求項16】 微生物に感染した対象者を治療するた
めの方法であって、相乗効果を生じる割合で草本抽出物
と精油とを含む相乗作用性抗菌調合物を前記対象者に投
与するステップからなる方法。 - 【請求項17】 前記微生物の感染症が、バクテリア、
真菌、ウイルス及び寄生虫からなるグループから選択さ
れる請求項16に記載の方法。 - 【請求項18】 (a)相乗効果を生じる割合で草本抽
出物及び精油と、(b)医薬担体とからなるうがい薬。 - 【請求項19】 前記草本抽出物がチンキである請求項
18に記載のうがい薬。 - 【請求項20】 前記精油が、シトロネラ油、茶樹油及
び桂皮油からなるグループから選択される請求項18に
記載のうがい薬。 - 【請求項21】 前記精油が桂皮油である請求項20に
記載のうがい薬。 - 【請求項22】 前記桂皮油が、重量比でおよそ0.2
からおよそ5パーセントまでの濃度で存在する請求項2
1に記載のうがい薬。 - 【請求項23】 前記桂皮油が重量比でおよそ0.2パ
ーセントの濃度で存在する請求項22に記載のうがい
薬。 - 【請求項24】 前記精油がシトロネラ油である請求項
20に記載のうがい薬。 - 【請求項25】 前記シトロネラ油が、重量比でおよそ
0.2からおよそ5パーセントまで濃度で存在する請求
項24に記載のうがい薬。 - 【請求項26】 前記草本抽出物がプランタゴ、オトギ
リソウ、エキヌス及びプロポリスを含む請求項18に記
載のうがい薬。 - 【請求項27】 前記プランタゴが重量比でおよそ1.
5パーセントの濃度で存在し、前記オトギリソウが重量
比でおよそ1.5パーセントについて濃度で存在し、前
記エキヌスが重量比でおよそ1.0パーセントの濃度で
存在し、前記プロポリスが重量比でおよそ1.0パーセ
ントの濃度で存在する請求項26に記載のうがい薬。 - 【請求項28】 前記草本抽出物が、ムラサキセンダイ
ハギ、エキヌス、サルビア、プロポリス及びミルラを含
む請求項18に記載のうがい薬。 - 【請求項29】 前記精油がおよそ0からおよそ1%の
範囲の桂皮油であり、前記チンキが、およそ0からおよ
そ5%のプランタゴ抽出物、およそ0からおよそ5%の
オトギリソウ抽出物、およそ0からおよそ5.0%エキ
ヌス抽出物及びおよそ0からおよそ5.0%のプロポリ
ス抽出物の混合物である請求項1に記載の調合物。 - 【請求項30】 前記桂皮油がおよそ0からおよそ0.
2%の範囲で存在し、前記チンキが、およそ0からおよ
そ1.5%のプランタゴ抽出物、およそ0からおよそ1.
5%のオトギリソウ抽出物、およそ0からおよそ1.0
%のエキヌス抽出物及びおよそ0からおよそ1.0%の
プロポリス抽出物の混合物である請求項29に記載の調
合物。 - 【請求項31】 前記プランタゴ抽出物対前記オトギリ
ソウ抽出物対前記エキヌス抽出物対前記プロポリス抽出
物の比が3:3:1:1である請求項30に記載の調合
物。 - 【請求項32】 前記精油がおよそ0からおよそ1%の
シトロネラ油であり、前記チンキが、およそ0からおよ
そ5%のムラサキセンダイハギ抽出物、およそ0からお
よそ5%のサルビア抽出物、およそ0からおよそ5.0
%のエキヌス抽出物、およそ0からおよそ5.0%のミ
ルラ抽出物、およそ0からおよそ5.0%のプロポリス
抽出物の混合物である請求項1に記載の調合物。 - 【請求項33】 前記精油がおよそ0からおよそ0.1
%のシトロネラ油であり、前記チンキが、およそ0から
およそ1.5の%ムラサキセンダイハギ抽出物、およそ
0からおよそ1.5%のサルビア抽出物、およそ0から
およそ1.0%のエキヌス抽出物、およそ0からおよそ
1.0%のミルラ抽出物及びおよそ0からおよそ1.0%
のプロポリス抽出物の混合物である請求項32に記載の
調合物。 - 【請求項34】 前記ムラサキセンダイハギ抽出物対前
記サルビア抽出物対前記エキヌス抽出物対前記ミルラ抽
出物対前記プロポリス抽出物の比が3:3:1:1:1
である請求項33に記載の調合物。 - 【請求項35】 前記精油が、およそ0からおよそ0.
1%のタイム油及びおよそ0からおよそ0.1%のラベ
ンダー油を含み、前記チンキが、およそ0からおよそ5
%のヤマゴボウ抽出物、およそ0からおよそ5%のオオ
ハンゴンソウ抽出物、およそ0からおよそ4%のヒレハ
リソウ抽出物、およそ0からおよそ4%のカレンドゥラ
抽出物、およそ0からおよそ4%のマンサク抽出物及び
およそ0からおよそ2%のプロポリス抽出物を含む請求
項1に記載の調合物。 - 【請求項36】 前記精油が1:1の比でタイム油及び
ラベンダー油を含み、前記精油の濃度範囲がおよそ0か
らおよそ10%である請求項35に記載の調合物。 - 【請求項37】 前記チンキが、ヤマゴボウ抽出物、オ
オハンゴンソウ抽出物、ヒレハリソウ抽出物、カレンド
ゥラ抽出物、マンサク抽出物及びプロポリス抽出物を
5:5:4:4:4:2の割合で含み、前記チンキの濃
度範囲がおよそ0からおよそ10%である請求項36に
記載の調合物。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/825,798 US6027716A (en) | 1997-04-02 | 1997-04-02 | Synergistic herbal extracts |
| US08/825798 | 1997-04-02 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10298096A true JPH10298096A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=25244947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10087848A Pending JPH10298096A (ja) | 1997-04-02 | 1998-04-01 | 相乗的草本抽出物 |
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|---|---|
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| EP (1) | EP0870507A1 (ja) |
| JP (1) | JPH10298096A (ja) |
| AU (1) | AU5947598A (ja) |
| CA (1) | CA2232884A1 (ja) |
| IL (1) | IL123735A0 (ja) |
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