JPH10298175A - 水易溶性大豆イソフラボンの製造方法 - Google Patents

水易溶性大豆イソフラボンの製造方法

Info

Publication number
JPH10298175A
JPH10298175A JP11385897A JP11385897A JPH10298175A JP H10298175 A JPH10298175 A JP H10298175A JP 11385897 A JP11385897 A JP 11385897A JP 11385897 A JP11385897 A JP 11385897A JP H10298175 A JPH10298175 A JP H10298175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soybean
isoflavone
cyclodextrin
water
aqueous solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11385897A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Mizutani
健一 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sunstar Inc
Original Assignee
Sunstar Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sunstar Inc filed Critical Sunstar Inc
Priority to JP11385897A priority Critical patent/JPH10298175A/ja
Publication of JPH10298175A publication Critical patent/JPH10298175A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pyrane Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水溶液中に高濃度で溶解し、経時安定性のよ
い水易溶性大豆イソフラボンの製造方法の提供。 【解決手段】 大豆原料から得た粗抽出物を、水溶液中
でサイクロデキストリンと混合させた後、不溶物を除去
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、骨粗鬆症の予防な
どに有効な水易溶性大豆イソフラボンを得る製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】イソフラボン誘導体は骨粗鬆症、高脂血
症など成人疾患に有効であることが知られている。その
ため、イソフラボン誘導体を豊富に含有する大豆の摂取
が推奨され、それを抽出する方法が種々提案されてい
る。
【0003】大豆イソフラボンを大量に製造する方法と
しては、特開昭62ー126186号には、合成樹脂に
大豆抽出液を接触させ、その後イソフラボンを溶出させ
る方法が提案されている。しかしながら、本方法で得た
抽出物は水溶液への溶解性が悪く、また水溶液中での安
定性が悪いという問題がある。この抽出物は、水溶液中
で酸性領域ではもちろんのこと、イソフラボンの溶解性
が高くなるアルカリ性水溶液としても、高濃度では経時
的に沈殿を生じる。
【0004】また、イソフラボン等のフラボノイドを水
溶液中に高濃度で安定に配合する方法としては、サイク
ロデキストリンで包接する方法が知られている。
【0005】例えば、特開平6ー88993号には、サ
イクロデキストリンで7ーイソプロポキシーイソフラボ
ンの包接複合体を製造し、溶解性を高める方法が開示さ
れている。特開昭59ー137499号には、同じくサ
イクロデキストリンでルチンの包接化合物を製造するこ
とが開示されている。しかしながら、純度の高い精製品
を用いるため高価格になり、また、大豆からの抽出によ
る製造方法に関してはなんらの示唆もされていない。
【0006】また、特開昭63ー317059には、大
豆煮豆の製法として、加熱殺菌型の大豆煮豆を製造する
に際し、β-サイクロデキストリンあるいはγ-サイクロ
デキストリンを添加し、イソフラボン類の保存中での析
出を防ぐ製法が開示されている。しかしながら、大豆イ
ソフラボンを高濃度で含む水溶液での安定性については
不明である。
【0007】さらに、イソフラボン誘導体は各種の疾患
の予防、治療に有効であり、例えば骨粗鬆症の予防に対
してその効果を発現するには1日約50mg摂取する必要
がある。しかしながら、例えばダイジンについては蒸留
水(25℃)に対する溶解度が0.0033mg/mlと極め
て低く、有効量である50mg/日を飲料として摂取する
場合においては、摂取不可能な大量の服用が必要とな
り、溶解性を高める必要がある。
【0008】また、ある程度水易溶性にすることによ
り、腸管吸収を高めることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、水溶液中に
高濃度で溶解し、経時安定性のよい水易溶性大豆イソフ
ラボンを製造する方法を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の課
題を解決すべく鋭意検討した結果、意外にも、大豆粗抽
出物を水溶液中でサイクロデキストリンと混合し、不溶
物を除去することによって、水溶性が高く、溶解時の経
時安定性のよい水易溶性大豆イソフラボンが得られるこ
とを見い出し、本発明を完成させるに至った。
【0011】即ち、本発明の要旨は、溶媒抽出などによ
って得られた大豆粗抽出物を、再度水溶液中に懸濁さ
せ、各種のサイクロデキストリンを併せて混合するもの
である。その後、遠心分離や、濾過などにより不溶物を
除去する。得られた透明な水易溶性大豆イソフラボンを
含有した溶液はそのまま用いてもよいし、更に濃縮や、
固化した後に使用してもよく、極めて製造コストが安価
で容易に実施される製造方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の製造方法において、原料
大豆としては、丸大豆、脱皮大豆、脱脂胚軸、大豆胚
軸、大豆粉、あるいは豆腐や分離大豆蛋白質を製造する
工程で生じる煮汁またはホエー等、好ましくは、イソフ
ラボン含量が高い大豆胚軸等が用いられる。
【0013】上記大豆原料から本発明の製造方法に用い
る原料である大豆粗抽出物を得る方法としては、特に限
定されないが、次の工程を採ることができる。原料とし
て丸大豆、脱皮大豆、脱脂胚軸、大豆胚軸、大豆粉など
固形原料を用いる場合は、まず粉砕機にて細断、粉砕
し、抽出溶媒を加えて大豆粗抽出物溶液を得る。抽出溶
媒としては、水、メタノール、エタノール、イソプロパ
ノール等のアルコール類、アセトンなどのエーテルなど
の有機溶媒を用いる。好ましくは、含水アルコール、特
に70〜90%アルコール、好ましくは約80%アルコ
ール水溶液を用いる。抽出は常温で浸漬することにより
行うことができるが、好ましくは70℃程度で還流抽出
すれば、イソフラボン配糖体であるマロニル体が分解
し、サイクロデキストリンによる可溶化が向上する。得
られた大豆粗抽出物溶液は、濃縮、もしくは乾固する。
【0014】得られた大豆粗抽出物溶液中のイソフラボ
ン含量が低いときは、更に、合成樹脂を用いて濃縮す
る。高濃度のイソフラボンを含有する粗抽出物は、例え
ば、特開昭62ー126186号、あるいは北川らの方
法(日本食品工業学会誌、33(12)、821〜82
5:1986)により得ることができる。合成樹脂とし
て、例えば多孔性スチレンージビニルベンゼン樹脂であ
るダイヤイオンHPー20(三菱化成工業製)、アンバー
ライトXAD−2、XAD−4(ローム・アンド・ハー
ス社製)、デュライトS−861、S−862(住友化
学工業製)を用い、例えば溶液量に対して1/50〜1
/5倍量をカラムに充填し、大豆粗抽出物溶液を精製す
る。溶出液としては、30〜80%の含水アルコール溶
液を用いる。但し、アグリコンと比較して、配糖体がサ
イクロデキストリンによる可溶化が良好であることか
ら、30〜50%の含水アルコール溶液を用いることに
より、配糖体を主体としたイソフラボンを回収すること
が、最終製品の飲料中でより安定性のよいものができ好
ましい。濃縮物はさらに加熱、減圧により有機溶媒を完
全に除去する。
【0015】本工程により、固形分中イソフラボン含有
率20〜90%、通常20〜70%、好ましくは30〜
50%の大豆粗抽出物が得られる。その他の成分は、大
豆サポニン、大豆蛋白からなる。
【0016】本発明は、かかる大豆粗抽出物を次の操作
によって水溶液中での安定性を高めた大豆イソフラボン
抽出物を製造する方法である。即ち、大豆粗抽出物を、
各種のサイクロデキストリンと水溶液中で懸濁させ、混
合する。その後、遠心分離や、濾過などにより不溶物を
除去し、透明な水易溶性大豆イソフラボンが得られる。
【0017】まず、大豆粗抽出物を水に懸濁させる。そ
の際、大豆イソフラボンの濃度は0.1〜100mg/m
l、好ましくは0.1〜10mg/mlとする。なお、
大豆イソフラボン量は、次のようにして求めることがで
きる。即ち適宜希釈した試料を高速液体クロマトグラフ
ィーにより、次の条件で定量を行う。カラム:シリカゲ
ル系逆相ODSカラム、移動相:アセトニトリル:水:
酢酸=15:84.9:0.1〜35:64.9:0.1、流速:1.0ml/min、
カラム温度:35℃、検出法:UV at 260nm、これにより
得られたクロマトグラムにおけるダイジンおよびゲニス
チン量の和を大豆イソフラボン量とした。
【0018】混合すべきサイクロデキストリンとして
は、α,β,γーサイクロデキストリン、G2βーサイク
ロデキストリンおよびG1βーサイクロデキストリン、あ
るいはそれらの混合物が用いられる。特にβーサイクロ
デキストリン、G2βーサイクロデキストリン、G1βーサ
イクロデキストリンが好ましい。サイクロデキストリン
の濃度は、該水溶液中に、2〜200mg/ml、好まし
くは10〜100mg/mlの範囲である。サイクロデキ
ストリンの量がそれ以上では経済的観点より望ましくな
く、またサイクロデキストリンの種類によってはそれ自
体の溶解性が問題となる。
【0019】大豆イソフラボン粗抽出物とサイクロデキ
ストリンとの比率は、重量比にして、1:0.5〜1:
50、好ましくは1:5〜1:15である。
【0020】また、大豆イソフラボンとサイクロデキス
トリンとの比率は、重量比にして、1:2〜1:20が
好ましい。1:2よりも低いときは、保存期間中に抽出
物中の成分間の相互作用を起こす大豆サポニンや大豆蛋
白を溶解させ、結果的に沈殿を生じるので安定性が十分
でなく、また1:20よりも高いときは、粉末化した際
に、サイクロデキストリンの重量が必要以上に多くな
り、剤形的にも経済的にも望ましくない。混合の際の水
溶液のpHは2〜8、好ましくは3〜6に調整する。該
水溶液のpHを調整するための酸としては、食品に用い
ることができる無機酸、有機酸であればいずれのもので
もよく、塩酸、クエン酸、リンゴ酸、酢酸、リン酸およ
びアスコルビン酸などが例示される。 pHが8を越え
ると、本工程時には一時的に溶解しているものの、大豆
中の大豆サポニンや大豆蛋白等他の成分をも多量に溶解
させ、酸性飲料等の液体飲料に配合したときに、保存中
に沈殿が生じる。また、pHが2を下回ると水易溶性大
豆イソフラボン自体の劣化が懸念される。
【0021】混合は5℃から40℃、好ましくは15℃
から25℃で行なう。温度が40℃を越えると、本工程
時には一時的に溶解しているものの、冷却後、沈殿の原
因となる成分が混入してしまう。また、この水溶液には
エタノール等の有機溶媒を含有させてはならない。とい
うのは、有機溶媒を含む水溶液で本工程を実施すると、
一時的には溶解性のよい大豆イソフラボンが得られる
が、その後経時的に沈殿を生じるからである。従って、
原料大豆粗抽出物からも、予め有機溶媒を除去する必要
がある。
【0022】以上の製造工程により、意外にも、大豆抽
出物を濃縮することにより生じた、本来、水難溶性の大
豆イソフラボンを可溶化するだけでなく、大豆サポニ
ン、大豆蛋白などを処理前の1/2〜1/20にまで低
減させ、水溶液中での安定性が高められることとなる。
さらに、上記の大豆粗抽出物とサイクロデキストリンと
の混合後の懸濁液を遠心分離、濾過などの工程に付すこ
とにより高含有量で透明な大豆イソフラボン水溶液を得
ることができる。
【0023】遠心分離は、好ましくは1000〜400
0rpmで20分〜120分間行なう。
【0024】また、該混合懸濁液は必要に応じて濾過す
る。濾過は、0.1〜5μm程度の酢酸セルロース等のフ
ィルターにより行なう。
【0025】この濾液である大豆イソフラボン水溶液
は、高濃度のイソフラボンを含有し、約0.1〜4.5mg
/mlの濃度となっており、大豆イソフラボンの一種で
あるダイジンの溶解度が0.0033mg/mlであるのに比
較して約1000倍程度の濃度とすることができた。
【0026】この濾液は、そのまま飲料に配合してもよ
いが、配合までの防腐を考慮して、濃縮、乾固してもよ
い。乾燥重量として、大豆イソフラボンは0.1〜9
0、好ましくは0.5〜50、特に好ましくは1〜20
重量%であり、残分は実質的にほとんどがサイクロデキ
ストリンである。
【0027】かくして得られた水易溶性大豆イソフラボ
ンは、飲料にして供してもよいし、その場合は大豆イソ
フラボンとして0.1〜4.5mg/ml配合することができ
る。また、錠剤、顆粒などの固形物にして供してもよ
い。
【0028】
【実施例】以下、実験例、実施例を挙げて本発明をさら
に詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
【0029】実験例1 サイクロデキストリン添加条件の検討 大豆粗抽出物50mg(イソフラボン量として20mg)
およびβーサイクロデキストリン100mgを5mlの種
々の溶媒、pHおよび温度にて異なる試験管中で懸濁させ
た。この際、pHはクエン酸もしくは水酸化ナトリウム
水溶液で調整した。その後10分間振とうし、遠心分離
(2000rpm、60min)および0.45μmのフィルタ
ーでの濾過を行い、その後濾液を真空乾燥し、乾固し
た。得られた粉体を再度、酸性飲料での応用を考慮して
大豆イソフラボンとして50mgを50mlの水に溶か
しpH=3.8にクエン酸で調整して、40℃、1ヶ月の安
定性試験を行なった。この結果を表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】pHの影響 水溶液中でpHが9以上で本処理を行なった場合、一時的
には濾液は完全に溶解するが、何れの条件においても安
定性試験において沈殿した。しかしながら、pHが8以下
において本処理を行なった場合、保存期間中にイソフラ
ボン可溶化物と保存中に相互作用を生じて沈殿の原因と
なるサポニン、大豆タンパク等を容易に分離できること
が明らかとなった。 溶媒の影響 アルコール溶液中で本処理を行なった場合、一時的には
大豆イソフラボンを含有する濾液の乾固粉末は完全に溶
解した。しかしながら、安定性試験において1ヶ月後に
沈殿した。 温度の影響 60℃程度の加温下において、本処理を行なった場合、
アルコール溶液中での処理と同様に一時的には濾液は完
全に溶解するが、何れの条件においても安定性試験で沈
殿した。
【0032】実験例2 サイクロデキストリン添加量の検討 大豆粗抽出物50mg(イソフラボン量として20mg)
および各種サイクロデキストリン1、10、50、10
0、150、200および300mgを、実験例1で得ら
れたサイクロデキストリン添加条件に従って(pH<9、2
0℃)5mlの水溶液の入った試験管に懸濁させ、10分
間振とうした後、遠心分離(2000rpm、60min)お
よび0.45μmのフィルターでの濾過を行い、その後濾
液を真空乾燥し、乾固した。得られた粉体を再度、大豆
イソフラボンとして50mgを50mlの水に溶かし、
クエン酸でpH=3.8に調整して、40℃、1ヶ月の安定
性試験を行なった。この結果を表2に示す。
【0033】
【表2】
【0034】大豆イソフラボンの構造の影響 アグリコンと比較して、配糖体を用いた場合において溶
解性が良好で、ことにマロニル体を除去した配糖体が最
もその溶解性が高かった。 サイクロデキストリンの添加量の影響 サイクロデキストリンの添加量が100mg以下において
は、一時的には濾液は完全に溶解するが、安定性試験に
おいて沈殿を生じた。しかしながら、サイクロデキスト
リンの添加量が100mg以上の場合では、何れにおいて
も安定性が良好であった。 サイクロデキストリンの種類が及ぼす影響 非分岐型のβ-CDと比較して分岐型サイクロデキストリ
ンである、G2β-CDおよびG2β-CDを含むCDにおいて溶解
性が高値を示した。
【0035】実施例1 大豆原料として大豆胚軸50Kgを粉砕し、80%アル
コール水溶液 250Lで70℃程度で還流抽出し、大
豆粗抽出物溶液を真空濃縮で約50Lとした。その溶液
をダイヤイオンHPー20(三菱化成工業製)に吸着さ
せ、大豆粗抽出物溶液を精製した。溶出液としては、4
0%アルコール溶液を用いた。濃縮物はさらに加熱、減
圧により有機溶媒を完全に除去した。本工程により、固
形分中大豆イソフラボン含有率42%の大豆粗抽出物を
950gを得た。この大豆粗抽出物を、本発明の製造方
法の出発原料として用いた。まず、該大豆粗抽出物を大
豆イソフラボンとして10mg/mlの濃度となるよう
に水95Lに懸濁させた。pHはリンゴ酸粉末を少しず
つ加えpH5に調製した。G2βーサイクロデキストリン
を50mg/mlとなるように添加した。約2時間20℃
で混合撹拌した。その後、遠心分離機を用い、2500
rpmで60分間遠心分離を行った。さらに、1μm程度の
フィルターにより濾過を行った。得られた透明な溶液を
加熱濃縮し、水易溶性大豆イソフラボン600gを得
た。本品の大豆イソフラボン含量は19重量%であっ
た。
【0036】実施例2 大豆原料として脱脂胚軸50Kgを粉砕し、80%アル
コール水溶液 250Lで70℃程度で還流抽出し、大
豆粗抽出物溶液を真空濃縮で約40Lとした。その溶液
をダイヤイオンHPー20(三菱化成工業製)に吸着さ
せ、大豆粗抽出物溶液を精製した。溶出液としては、4
0%アルコール溶液を用いた。濃縮物はさらに加熱、減
圧により有機溶媒を完全に除去した。本工程により、固
形分中大豆イソフラボン含有率35%の大豆粗抽出物を
900gを得た。この大豆粗抽出物を次の工程で出発物
質として用いた。まず、該大豆粗抽出物を大豆イソフラ
ボンとして8mg/mlの濃度となるように水110L
に懸濁させた。pHはリンゴ酸粉末を少しずつ加えpH
5に調製した。日研化学社製イソエリート-Pを100m
g/mlとなるように添加した。約2時間25℃で混合
撹拌した。その後、遠心分離機を用い、2500rpmで
60分間遠心分離を行った。さらに、1μm程度のフィ
ルターにより濾過を行った。得られた透明な溶液を加熱
濃縮し、水易溶性大豆イソフラボン550gを得た。本
品の大豆イソフラボン含量は15重量%であった。
【0037】
【発明の効果】本発明により、水溶液中に高濃度で溶解
し、経時安定性のよい水易溶性大豆イソフラボンの製造
方法が提供される。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大豆原料から得た粗抽出物を、水溶液中
    でサイクロデキストリンと混合させた後、不溶物を除去
    することを特徴とする水易溶性大豆イソフラボンの製造
    方法。
  2. 【請求項2】 該粗抽出物とサイクロデキストリンとの
    混合時の水溶液のpHが2〜8である請求項1記載の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 該粗抽出物とサイクロデキストリンとの
    混合時の水溶液の温度が5℃から40℃である請求項1
    記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 該粗抽出物とサイクロデキストリンとの
    混合時の水溶液が有機溶媒を含まない請求項1記載の製
    造方法。
JP11385897A 1997-05-01 1997-05-01 水易溶性大豆イソフラボンの製造方法 Withdrawn JPH10298175A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11385897A JPH10298175A (ja) 1997-05-01 1997-05-01 水易溶性大豆イソフラボンの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11385897A JPH10298175A (ja) 1997-05-01 1997-05-01 水易溶性大豆イソフラボンの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10298175A true JPH10298175A (ja) 1998-11-10

Family

ID=14622851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11385897A Withdrawn JPH10298175A (ja) 1997-05-01 1997-05-01 水易溶性大豆イソフラボンの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10298175A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6340470B1 (en) 1999-05-17 2002-01-22 Matsutani Chemical Industries Co., Ltd. Soluble isoflavone composition and method for preparing the same
KR100418193B1 (ko) * 2001-02-12 2004-02-11 삼조쎌텍 주식회사 고미와 이미가 차폐된 수용성 대두 추출물의 제조 방법 및이 방법에 의해 제조된 수용성 대두 추출물
JP2004238336A (ja) * 2003-02-07 2004-08-26 Sanei Gen Ffi Inc 水易溶性包接フラボノイド類の製造方法
JP2006182777A (ja) * 2004-12-02 2006-07-13 Ezaki Glico Co Ltd へスペレチン包接化合物およびナリンゲニン包接化合物の合成方法
JP2008074723A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Karii Life:Kk 可溶化ノビレチン組成物の製造方法
JP2008105981A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Fuji Oil Co Ltd イソフラボン類組成物
US7378114B2 (en) 2001-06-21 2008-05-27 Fuji Oil Company, Limited Method for producing soluble composition containing isoflavones
KR100847225B1 (ko) 2003-10-24 2008-07-17 (주)아모레퍼시픽 사이클로 덱스트린의 분자 인식 기능을 이용한이소플라본의 추출방법
KR100849145B1 (ko) 2006-08-23 2008-07-31 주식회사 마크로케어 사이클로덱스트린을 이용한 제니스테인의 추출방법
US7560131B2 (en) 2002-12-24 2009-07-14 Fuji Oil Company, Limited High solubility composition with high isoflavone concentration and process of producing same
US20100055172A1 (en) * 2006-11-03 2010-03-04 Choi Yong Han Encapsulated soy extracts and process for preparing same
US7713940B2 (en) 2003-05-20 2010-05-11 Kabushiki Kaisha Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo Water-soluble isoflavone composition, process for producing the same, and use thereof
US8658692B2 (en) 2007-09-05 2014-02-25 Macrocare Tech., Ltd. Method of preparation an inclusion-complex comprising hydrophobic physiological activation material including with cyclodextrin and its use

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6340470B1 (en) 1999-05-17 2002-01-22 Matsutani Chemical Industries Co., Ltd. Soluble isoflavone composition and method for preparing the same
KR100418193B1 (ko) * 2001-02-12 2004-02-11 삼조쎌텍 주식회사 고미와 이미가 차폐된 수용성 대두 추출물의 제조 방법 및이 방법에 의해 제조된 수용성 대두 추출물
US7378114B2 (en) 2001-06-21 2008-05-27 Fuji Oil Company, Limited Method for producing soluble composition containing isoflavones
US7560131B2 (en) 2002-12-24 2009-07-14 Fuji Oil Company, Limited High solubility composition with high isoflavone concentration and process of producing same
JP2004238336A (ja) * 2003-02-07 2004-08-26 Sanei Gen Ffi Inc 水易溶性包接フラボノイド類の製造方法
US7713940B2 (en) 2003-05-20 2010-05-11 Kabushiki Kaisha Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo Water-soluble isoflavone composition, process for producing the same, and use thereof
KR100847225B1 (ko) 2003-10-24 2008-07-17 (주)아모레퍼시픽 사이클로 덱스트린의 분자 인식 기능을 이용한이소플라본의 추출방법
JP2006182777A (ja) * 2004-12-02 2006-07-13 Ezaki Glico Co Ltd へスペレチン包接化合物およびナリンゲニン包接化合物の合成方法
KR100849145B1 (ko) 2006-08-23 2008-07-31 주식회사 마크로케어 사이클로덱스트린을 이용한 제니스테인의 추출방법
JP2008074723A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Karii Life:Kk 可溶化ノビレチン組成物の製造方法
JP2008105981A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Fuji Oil Co Ltd イソフラボン類組成物
US20100055172A1 (en) * 2006-11-03 2010-03-04 Choi Yong Han Encapsulated soy extracts and process for preparing same
JP2010508820A (ja) * 2006-11-03 2010-03-25 コーン・プロダクツ・インターナショナル・インコーポレイテッド カプセル化された大豆エキストラクトおよびそれらの製造方法
AU2007317429B2 (en) * 2006-11-03 2013-03-28 Corn Products Development Inc. Encapsulated soy extracts and process for preparing same
US8658692B2 (en) 2007-09-05 2014-02-25 Macrocare Tech., Ltd. Method of preparation an inclusion-complex comprising hydrophobic physiological activation material including with cyclodextrin and its use

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2152434C1 (ru) Способ получения экстракта, обогащенного изофлавоновыми агликонами, из растительного материала (варианты), способ извлечения материала с высоким содержанием генистеина или дайдзеина из обогащенного изофлавоновыми агликонами материала
KR100412117B1 (ko) 대두당밀로부터이소플라본을회수하는방법
CN100536863C (zh) 含大豆皂角苷物质及其生产方法
CN1055932C (zh) 葡糖苷配基异黄酮富集的植物蛋白提取物和分离物及生产方法
US5789581A (en) Process for obtaining malonyl isoflavone glycosides and obtaining isoflavone glycosides or isoflavone aglycons from malonyl isoflavone glycosides
CN1556699B (zh) 分离酚类化合物的方法
US5851792A (en) Aglucone isoflavone enriched vegetable protein whey whey protein material aglucone isoflavone material high genistein content material and high daidzein content material and process for producing the same from a vegetable protein whey
JPH10298175A (ja) 水易溶性大豆イソフラボンの製造方法
EP1239743B1 (en) Water-soluble bean-based extracts
JP4442422B2 (ja) 高濃度かつ高溶解性のイソフラボン含有組成物及びその製造法
US6479054B1 (en) Process for obtaining genistin-rich isoflavone composition
CN1395574A (zh) 食品和生产方法
JPH04364130A (ja) ソーヤサポニンを含有する飲食品およびソーヤサポニン製剤
KR20080097987A (ko) 식물 및 동물 기원의 약리 활성 성분을 분리하는 방법
JP4403800B2 (ja) 可溶性イソフラボン含有組成物の製造方法
JPH11155592A (ja) アグリコンイソフラボン強化植物性タンパク質乳清、乳清タンパク質物質、アグリコンイソフラボン物質、高ゲニステイン含有物質、及び高ダイドゼイン含有物質、並びにこれらの植物性タンパク質乳清からの製造法
KR20080017961A (ko) 사이클로덱스트린을 이용한 제니스테인의 추출방법
AU776131B2 (en) Food product and process
MXPA97006806A (en) Extract of vegetable protein and protein material enriched with aglucon isoflavone, and high content genistein and daidzein materials and procedure to produce myself
MXPA98000653A (en) Serum of vegetable protein enriched with aglucone isoflavone, serum protein material, aglucone isoflavone material, genistein high content and material with high content of daidzein, and procedure to produce them from a vege protein serum
HK1051864A (en) Food product and process

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040706