JPH10298366A - ポリプロピレン樹脂組成物 - Google Patents

ポリプロピレン樹脂組成物

Info

Publication number
JPH10298366A
JPH10298366A JP9111028A JP11102897A JPH10298366A JP H10298366 A JPH10298366 A JP H10298366A JP 9111028 A JP9111028 A JP 9111028A JP 11102897 A JP11102897 A JP 11102897A JP H10298366 A JPH10298366 A JP H10298366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copolymer
ethylene
weight
block copolymer
polypropylene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9111028A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Moriya
屋 悟 守
Akio Ishimoto
本 昭 夫 石
Ikunori Sakai
井 郁 典 酒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Chemicals Inc
Grand Polymer Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
Grand Polymer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Chemicals Inc, Grand Polymer Co Ltd filed Critical Mitsui Chemicals Inc
Priority to JP9111028A priority Critical patent/JPH10298366A/ja
Publication of JPH10298366A publication Critical patent/JPH10298366A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、剛性、耐熱性および耐衝撃性に優
れるとともに、特に成形性に優れ、外観美麗な成形品を
得ることができるポリプロピレン組成物。 【解決手段】(A)MFRが70g/10分を超え200
g/10分未満の結晶性ポリプロピレン:50〜85重量
%と、(B)芳香族ビニル単位含有量が22重量%以
下、かつMFRが5g/10分以上の芳香族ビニル・共役
ジエンブロック共重合体の水添物であり、水添率が90
%以上である水添ブロック共重合体:2〜20重量%
と、(G)無機充填材:5〜25重量%とを必須成分と
し、任意に(C)他の水添ブロック共重合体と、(D)
芳香族炭化水素系共重合体と、(E)結晶性ポリエチレ
ンと、(F)軟質エチレン・α-オレフィン共重合体と
からなるポリプロピレン組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、剛性および耐衝撃性に優
れるとともに、特に外観美麗な成形品を得ることができ
るポリプロピレン組成物に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】ポリプロピレンは、剛性、硬度お
よび耐熱性などに優れており、射出成形、カレンダー成
形、押出成形などの種々の成形方法によって容易に所望
形状にすることができ、しかも安価であるので従来より
広範な用途たとえば、家電製品のハウジング、フィルム
またはシート用途、容器用途、インストルメントパネ
ル、トリム、ピラーなどの自動車内装用途、フェンダ
ー、バンパー、サイドモール、マッドガード、ミラーカ
バーなどの自動車外装用途、一般雑貨用途などに広く利
用されている。
【0003】従来よりポリプロピレンを上記のような用
途に利用する際には、各用途に応じて、高圧法ポリエチ
レン、そしてポリイソブチレン、ポリブタジエン、エチ
レン・プロピレン共重合体(EPR)などの軟質ポリマ
ーまたはゴム成分、さらに無機充填材などをポリプロピ
レンに添加して所望物性のポリプロピレン組成物を調製
している。
【0004】具体的にはたとえば、ポリプロピレン(結
晶性エチレン・プロピレンブロック共重合体)と無機充
填材とを含む強化ポリプロピレン組成物であって、軟質
ポリマーまたはゴム成分としてエチレン・α-オレフィ
ン共重合体ゴムを含む組成物(特開昭58−16864
9号)、水添ブロック共重合体ゴムおよび/またはエチ
レン・プロピレン共重合体ゴムを含む組成物(特開平3
−172339号、特開昭61−12742号、特開昭
61−291247号、特開昭63−150343号、
特開平4−57848号)などが知られている。
【0005】ところで上記のようなポリプロピレン組成
物は、その用途がますます拡大されるに伴ってさらに高
度な特性が要求されており、たとえば上記のような自動
車内装用途では、該内装品の薄肉、軽量化を実現するた
めに剛性、耐衝撃性、耐熱性などのさらなる向上が望ま
れている。またポリプロピレン組成物からなる成形品
は、フローマークあるいはウェルドが目立ちにくく外観
および耐傷付性に優れていれば、無塗装状態で実用に供
することができる。
【0006】このような剛性、耐熱性(耐熱変形性)、
耐衝撃性、外観が改良されたポリプロピレン組成物とし
て、たとえば特開平8−20684号には、結晶性ポリ
プロピレンと、スチレン成分含量の多い水添ブロック共
重合体と、共役ジエン(水添)単位含量の多い水添ブロ
ック共重合体と、タルクとを含むポリプロピレン組成物
も提案されているが、この組成物は耐衝撃性および外観
についてはより一層の向上が望まれている。
【0007】本発明者も、上記のような諸特性を満たす
ポリプロピレン組成物を得るべく研究したところ、とく
にメルトフローレートが70g/10分を超え200g/
10分未満の結晶性ポリプロピレンと、芳香族ビニル・共
役ジエンブロック共重合体の水添物と、無機充填材とと
もに、任意成分として芳香族炭化水素系共重合体と、結
晶性ポリエチレンと、軟質エチレン・α-オレフィン共
重合体とから得られるポリプロピレン組成物は、剛性、
耐熱性に優れ、特に耐衝撃性および成形性および外観向
上効果が大きいがことを見出して本発明を完成するに至
った。
【0008】
【発明の目的】本発明は、剛性、耐熱性および耐衝撃性
に優れるとともに、特に成形性にも優れ、外観美麗な成
形品を得ることができるポリプロピレン組成物を提供す
ることを目的としている。
【0009】
【発明の概要】本発明に係るポリプロピレン組成物は、
(A)メルトフローレート(230℃、2.16kg荷重
下)が70g/10分を超え200g/10分未満の結晶性
ポリプロピレン:50〜85重量%と、(B)芳香族ビ
ニルから導かれる単位の含有量が22重量%以下であ
り、かつメルトフローレート(230℃、2.16kg荷
重下)が5g/10分以上である芳香族ビニル・共役ジエ
ンブロック共重合体の水添物であって、水添率が90%
以上である水添ブロック共重合体:2〜20重量%と、
(C)芳香族ビニルから導かれる単位を25重量%以上
の量で含有し、かつメルトフローレート(230℃、
2.16kg荷重下)が10g/10分以下である芳香族ビ
ニル・共役ジエンブロック共重合体の水添物であって、
水添率が90%以上である水添ブロック共重合体:0〜
16重量%と、(D)芳香族炭化水素系共重合体:0〜
10重量%と、(E)結晶性ポリエチレン:0〜10重
量%と、(F)軟質エチレン・α-オレフィン共重合
体:0〜20重量%と、(G)無機充填材:5〜25重
量%とからなることを特徴としている。
【0010】上記結晶性ポリプロピレン(A)は、エチ
レンから導かれる単位を0.5〜8モル%の量で含有
し、23℃n-デカン不溶成分のアイソタクチック−ペン
タッド分率が0.970以上である結晶性エチレン・プ
ロピレンブロック共重合体であってもよい。この結晶性
エチレン・プロピレンブロック共重合体は、エチレンか
ら導かれる単位を20〜45モル%の量で含有し、かつ
135℃デカリン中で測定される極限粘度が4dl/g以
上である23℃n-デカン可溶成分を4〜20重量%の量
で含有していることが好ましい。
【0011】上記芳香族炭化水素系共重合体(D)は、
メルトフローレート(230℃、2.16kg荷重下)0.
5〜100g/10分のポリスチレンであることが好まし
い。結晶性ポリエチレン(E)としては、密度0.89
5〜0.975g/cm3、メルトフローレート(190
℃、2.16kg荷重下)0.5〜70g/10分のエチレン
単独共重合体、エチレン・1-ブテン共重合体、エチレン
・1-ヘキセン共重合体、エチレン・4-メチル-1-ペンテ
ン共重合体またはエチレン・1-オクテン共重合体を用い
ることができる。
【0012】軟質エチレン・α-オレフィン共重合体
(F)としては、密度0.860g/cm 3以上0.895
g/cm3未満、メルトフローレート(190℃、2.16
kg荷重下)0.5〜30g/10分のエチレン・プロピレ
ン共重合体、エチレン・1-ブテン共重合体、エチレン・
1-ヘキセン共重合体、エチレン・1-オクテン共重合体を
用いることができる。
【0013】本発明では、無機充填材(G)は平均粒径
0.1〜5μmのタルクであることが好ましい。
【0014】
【発明の具体的説明】本発明に係るポリプロピレン組成
物は、(A)MFRが70g/10分を超え200g/10
分以下の結晶性ポリプロピレンと、(B)芳香族ビニル
・共役ジエンブロック共重合体の水添物である水添ブロ
ック共重合体と、(G)の無機充填材とを必須成分とし
て含有している。本発明では、これらに加えて必要に応
じて(C)水添ブロック共重合体、(D)芳香族炭化水
素系共重合体、(E)結晶性ポリエチレン、(F)軟質
エチレン・α-オレフィン共重合体を任意に含有してい
てもよい。
【0015】以下まず上記各成分について説明する。(A)結晶性ポリプロピレン 本発明では、メルトフローレート(MFR:ASTM
D1238;230℃、2.16kg荷重下で測定)が、
70g/10分を超え200g/10分以下である結晶性ポ
リプロピレンが用いられる。このMFRは、好ましくは
70〜150g/10分特に好ましくは70〜100g/
10分である。
【0016】本発明では、上記のようなメルトフローレ
ート値を有する結晶性ポリプロピレンであれば、公知の
ポリプロピレンが特に限定されることなく用いられ、こ
のポリプロピレンは、ホモポリプロピレンであっても、
プロピレンと他のα−オレフィンとの共重合体であって
もよい。この共重合体はブロック共重合体であってもラ
ンダム共重合体であってもよい。またその製造方法も特
に限定されないが、ホモポリプロピレンおよび/または
プロピレンブロック共重合体が好ましく用いられる。
【0017】上記のような(A)結晶性ポリプロピレン
は、n-デカン可溶成分を0.1〜25重量%好ましくは
0.1〜20重量%特に好ましくは0.1〜15重量%の
量で含有していてもよい。このポリプロピレンの23℃
デカン可溶成分は、実質的にポリプロピレン中の共重合
ゴム成分およびアタクティック成分である。
【0018】ポリプロピレンの23℃デカン可溶成分量
は、下記のように測定される。1リットルのフラスコ
に、3gの試料(ポリプロピレン)、20mgの2,6-ジ-t
ert-ブチル-4-メチルフェノール、500mlのn-デカン
を入れ、145℃で加熱して溶解させる。溶解後8時間
かけて23℃まで冷却し、23℃で8時間維持する。析
出した固体と、溶解した重合体を含むn-デカン溶液とを
グラスフィルターで濾過分離する。液相を減圧下150
℃で恒量になるまで乾燥し、その重量を測定する。得ら
れた重合体溶解量を、試料の重量に対する百分率として
算出し、ポリプロピレンの23℃デカン可溶成分量とす
る。
【0019】このポリプロピレンの結晶性は、たとえば
ホモポリプロピレンであるときには、その23℃デカン
不溶成分のアイソタクチック−ペンタッド分率[I5
は、0.95〜0.99好ましくは0.97〜0.99であ
ることが望ましい。このペンタッドアイソタクティシテ
ィは、23℃デカンの13C−NMRから常法により求め
ることができる。
【0020】結晶性ポリプロピレン(A)が、ポリプロ
ピレンがブロック共重合体である場合には、エチレンか
ら導かれる単位を0.5〜8モル%好ましくは1〜7モ
ル%の量で含有していることが望ましい。
【0021】また23℃n-デカン不溶成分のアイソタク
チック−ペンタッド分率は、0.970以上、好ましく
は0.980以上であることが望ましい。ブロック共重
合体は、23℃n-デカン可溶成分を、4〜20重量%、
好ましくは4〜15重量%の量で含有していることが望
ましい。
【0022】この23℃n-デカン可溶成分は、エチレン
から導かれる単位を20〜45モル%、好ましくは30
〜45モル%の量で含有していることが望ましく、かつ
135℃デカリン中で測定される極限粘度が4dl/g以
上、好ましくは6〜10dl/gであることが望ましい。
【0023】なおエチレン単位含有量は13C−NMRか
ら常法により求めることができる。このような結晶性ポ
リプロピレンのX線回折法で測定される結晶化度は、通
常60%以上好ましくは65%以上さらに好ましくは6
5〜95%である。
【0024】なお上記ポリプロピレンは、予備重合体と
して3-メチル-1-ペンテン重合体などを含有している
と、結晶化速度が大きくなるため好ましい。本発明で
は、上記のようなポリプロピレンを2種以上併用するこ
ともできる。
【0025】(B)水添ブロック共重合体 本発明で用いられる水添ブロック共重合体は、芳香族ビ
ニルから導かれるブロック重合単位(X)と共役ジエン
から導かれるブロック重合単位(Y)とからなる芳香族
ビニル・共役ジエンブロック共重合体の水添物である。
【0026】このような構成の芳香族ビニル・共役ジエ
ンブロック共重合体の形態は、たとえばX(YX)n
たは(XY)n 〔nは1以上の整数〕で示される。この
うち、X(YX)n 特にX−Y−Xの形態のものが好ま
しく、具体的に、ポリスチレン−ポリブタジエン(また
はポリイソプレンまたはポリイソプレン・ブタジエン)
−ポリスチレンブロック共重合体が好ましい。
【0027】このようなスチレン系ブロック共重合体で
は、ハードセグメントである芳香族ビニルブロック単位
(X)が、共役ジエンゴムブロック単位(Y)の橋かけ
点として存在して物理架橋(ドメイン)を形成してい
る。この芳香族ビニルブロック単位(X)間に存在する
共役ジエンゴムブロック単位(Y)は、ソフトセグメン
トであってゴム弾性を有している。
【0028】上記のようなブロック重合単位(X)を形
成する芳香族ビニルとしては、具体的に、スチレン、α
−メチルスチレン、3-メチルスチレン、p-メチルスチレ
ン、4-プロピルスチレン、4-ドデシルスチレン、4-シク
ロヘキシルスチレン、2-エチル-4-ベンジルスチレン、4
-(フェニルブチル)スチレン、1-ビニルナフタレン、2
-ビニルナフタレンなどが挙げられる。これらのうち、
スチレンが好ましい。
【0029】またブロック重合単位(Y)を形成する共
役ジエンとしては、ブタジエン、イソプレン、ペンタジ
エン、2,3-ジメチルブタジエンおよびこれらの組合せな
どが挙げられる。これらのうち、ブタジエンまたはイソ
プレンまたはブタジエンとイソプレンとの組み合わせが
好ましい。
【0030】この共役ジエンブロック重合単位(Y)
が、ブタジエンとイソプレンとから導かれる場合には、
イソプレンから導かれる単位を40モル%以上の量で含
有していることが好ましい。
【0031】またこのようにブタジエン・イソプレン共
重合単位からなる共役ジエンブロック重合単位(Y)
は、ブタジエンとイソプレンとのランダム共重合単位、
ブロック共重合単位またはテーパード共重合単位のいず
れであってもよい。
【0032】上記のような芳香族ビニル・共役ジエンブ
ロック共重合体は、芳香族ビニルブロック重合単位
(X)含有量が22重量%以下であり、好ましくは5〜
22重量%である。この芳香族ビニル単位の含有量は、
赤外線分光法、NMR分光法などの常法によって測定す
ることができる。
【0033】またメルトフローレート:MFR(AST
M D1238;200℃、2.16kg荷重下)は、通
常5g/10分以上であり、好ましくは5〜100g/10
分である。
【0034】上記のような芳香族ビニル・共役ジエンブ
ロック共重合体の製造方法は、種々の方法により製造す
ることができ、たとえば製造方法として、(1) n-ブチル
リチウムなどのアルキルリチウム化合物を開始剤とし
て、芳香族ビニル化合物、次いで共役ジエンを逐次重合
させる方法、(2) 芳香族ビニル化合物次いで共役ジエン
を重合させ、これをカップリング剤によりカップリング
させる方法、(3) リチウム化合物を開始剤として、共役
ジエン、次いで芳香族ビニル化合物を逐次重合させる方
法などを挙げることができる。
【0035】本発明で用いられる水添ブロック共重合体
は、上記のような芳香族ビニル・共役ジエンブロック共
重合体を公知の方法により水添した物であって、水添率
は90%以上である。
【0036】この水添率は、共役ジエンブロック重合単
位(Y)中の炭素−炭素二重結合の全量を100%とし
たときの値である。このような水添ブロック共重合体
(B)として具体的には、スチレン・イソプレンブロッ
ク共重合体の水添物(SEP)、スチレン・イソプレン
・スチレンブロック共重合体の水添物(SEPS;ポリ
スチレン・ポリエチレン/プロピレン・ポリスチレンブ
ロック共重合体)、スチレン・ブタジエンブロック共重
合体の水添物(SEB)、スチレン・ブタジエン・スチ
レンブロック共重合体の水添物(SEBS;ポリスチレ
ン・ポリエチレン/ブチレン・ポリスチレンブロック共
重合体)などが挙げられ、より具体的には、HYBRA
R(クラレ(株)製)、クレイトン(Kraton;シェル化
学(株)製、商品名)、キャリフレックスTR(シェル
化学(株)製)、ソルプレン(フィリップスペトロリフ
ァム社製)、ユーロプレンSOLT(アニッチ社製)、
タフプレン(旭化成(株)製)、ソルプレン−T(日本
エラストマー社製)、JSRTR(日本合成ゴム社
製)、電化STR(電気化学社製)、クインタック(日
本ゼオン社製)、クレイトンG(シェル化学(株)
製)、タフテック(旭化成(株)製)(以上商品名)な
どが挙げられる。
【0037】本発明では、水添ブロック共重合体(B)
として、これらのうちでもSEBS、SEPSが好まし
く用いられる。(C)水添ブロック共重合体 本発明において任意成分として用いられる水添ブロック
共重合体(C)は、芳香族ビニルから導かれる単位を2
5重量%以上、好ましくは25〜65重量%の量で含有
し、メルトフローレート(230℃、2.16kg荷重
下)が10g/10分以下、好ましくは0.01〜10g
/10分である芳香族ビニル・共役ジエンブロック共重合
体の水添物であること以外は、上記(B)と同様な芳香
族ビニル・共役ジエンブロック共重合体の水添物であ
る。その水添率は水添ブロック共重合体(B)と同様に
90%以上である。
【0038】(D)芳香族炭化水素系共重合体 任意成分として用いられる(D)芳香族炭化水素系共重
合体としては、たとえば、ポリスチレン、AS(ポリス
チレン・アクリロニトリル)、ABS、PPOなどが挙
げられ、特にポリスチレンが1好ましく用いられる。
【0039】この芳香族炭化水素系共重合体(D)のメ
ルトフローレート(230℃、2.16kg荷重下)は、
0.5〜100g/10分であることが望ましい。載のポ
リプロピレン樹脂組成物。
【0040】(E)結晶性ポリエチレン 本発明では、任意成分(E)として密度が0.895〜
0.975g/cm3、好ましくは0.900〜0.970g
/cm3であって、メルトフローレート(190℃、2.1
6kg荷重下)が0.5〜70g/10分、好ましくは2〜
50g/10分の結晶性ポリエチレンを用いることができ
る。
【0041】このような特性を満たせば、公知の結晶性
ポリエチレンを特に限定することなく用いることがで
き、エチレン単独共重合体であってもよく、またたとえ
ばエチレンと少量のα−オレフィンとのランダム共重合
体であってもよく、具体的に炭素数3〜10のα−オレ
フィンから導かれる単位を10モル%以下の量で含有し
ていてもよい。
【0042】このようなエチレン・α−オレフィンラン
ダム共重合体としては、エチレン・1-ブテン共重合体、
エチレン・1-ヘキセン共重合体、エチレン・4-メチル-1
-ペンテン共重合体またはエチレン・1-オクテン1 共重
合体などを用いることができる。
【0043】(F)軟質エチレン・α-オレフィン共重
合体 本発明では、軟質エチレン・α-オレフィン共重合体
(F)として、密度が0.860g/cm3以上0.895
g/cm3未満、好ましくは0.860〜0.890g/cm3
であって、メルトフローレート(190℃、2.16kg
荷重下)が0.5〜30g/10分、好ましくは1〜20
g/10分のエチレン・α-オレフィン共重合体が用いら
れる。
【0044】この軟質エチレン・α−オレフィン共重合
体は、エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの
ランダム共重合体であって、エラストマー状物であるこ
とが望ましい。
【0045】軟質エチレン・α−オレフィン共重合体
は、炭素数3〜20のから導かれる単位を2種以上含有
していてもよい。エチレン・α−オレフィン共重合体
は、エチレンから導かれる単位を60〜90モル%の量
で、炭素数3〜10のα−オレフィンから導かれる単位
を10〜40モル%の量で含有していることが望まし
い。
【0046】このようなα−オレフィンとしては、たと
えばプロピレン、1-ブテン、1-ペンテン、1-ヘキセン、
1-ヘプテン、1-オクテン、1-デセン、1-ドデセン、1-ヘ
キサドデセン、4-メチル-1-ペンテンなどが挙げられ
る。
【0047】これらのうちでも、炭素数3〜10のα−
オレフィンが好ましい。エチレン・α−オレフィン共重
合体は、2種以上の上記α−オレフィンから導かれる単
位を含有していてもよく、また本発明の特性を損なわな
い範囲であれば、必要に応じて他の重合性モノマーから
導かれる単位を含有していてもよい。
【0048】このような他の重合性モノマーとしては、
たとえばスチレン、ビニルシクロペンテン、ビニルシク
ロヘキサン、ビニルノルボルナンなどのビニル化合物
類、酢酸ビニルなどのビニルエステル、無水マレイン酸
などの不飽和有機酸またはその誘導体、共役ジエン類、
1,4-ヘキサジエン、1,6-オクタジエン、2-メチル-1,5-
ヘキサジエン、6-メチル-1,5-ヘプタジエン、7-メチル-
1,6-オクタジエン、ジシクロペンタジエン、シクロヘキ
サジエン、ジシクロオクタジエン、メチレンノルボルネ
ン、5-ビニルノルボルネン、5-エチリデン-2-ノルボル
ネン、5-メチレン-2-ノルボルネン、5-イソプロピリデ
ン-2-ノルボルネン、6-クロロメチル-5-イソプロペニル
-2-ノルボルネン、2,3-ジイソプロピリデン-5-ノルボル
ネン、2-エチリデン-3-イソプロピリデン-5-ノルボルネ
ン、2-プロペニル-2,2-ノルボルナジエンなどの非共役
ポリエン類などが挙げられる。
【0049】エチレン・α−オレフィン共重合体は、こ
のような他の重合性モノマーから導かれる単位を、10
モル%以下好ましくは5モル%以下より好ましくは3モ
ル%以下の量で含有していてもよい。
【0050】本発明では、軟質エチレン・α−オレフィ
ン共重合体(F)としては、具体的には、エチレン・プ
ロピレン共重合体、エチレン・1-ブテン共重合体、エチ
レン・プロピレン・1-ブテン共重合体、エチレン・プロ
ピレン・エチリデンノルボルネン共重合体、エチレン・
1-ヘキセン共重合体、エチレン・1-オクテン共重合体な
どが挙げられ、これらのうちでも、エチレン・プロピレ
ン共重合体、エチレン・1-ブテン共重合体、エチレン・
1-ヘキセン共重合体エチレン・1-オクテン共重合体など
が特に好ましく用いられる。これらを2種以上併用して
もよい。
【0051】上記のようなエチレン・α−オレフィン共
重合体は、バナジウム系触媒、チタン系触媒またはメタ
ロセン系触媒などを用いる従来公知の方法により製造す
ることができる。
【0052】(G) 無機充填材 本発明では、無機充填材として、具体的には、微粉末タ
ルク、カオリナイト、焼成クレー、バイロフィライト、
セリサイト、ウォラスナイトなどの天然珪酸または珪酸
塩、沈降性炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、炭酸
マグネシウムなどの炭酸塩、水酸化アルミニウム、水酸
化マグネシウムなどの水酸化物、酸化亜鉛、亜鉛華、酸
化マグネシウムなどの酸化物、含水珪酸カルシウム、含
水珪酸アルミニウム、含水珪酸、無水珪酸などの合成珪
酸または珪酸塩などの粉末状充填材、マイカなどのフレ
ーク状充填材、塩基性硫酸マグネシウムウィスカー、チ
タン酸カルシウムウィスカー、ホウ酸アルミニウムウィ
スカー、セピオライト、PMF(Processed Mineral Fi
ber)、ゾノトライト、チタン酸カリ、エレスタダイト
などの繊維状充填材、ガラスバルン、フライアッシュバ
ルンなどのバルン状充填材などを用いることができる。
【0053】本発明では、これらのうちでもタルクが好
ましく用いられる。このような無機充填材の平均粒径は
0.1〜5μm、好ましくは0.5〜3.0μmであるこ
とが望ましい。
【0054】なおタルクの平均粒径は、液相沈降方法に
よって測定することができる。また本発明で用いられる
無機充填材特にタルクは、無処理であっても予め表面処
理されていてもよい。この表面処理に例としては、具体
的には、シランカップリング剤、高級脂肪酸、脂肪酸金
属塩、不飽和有機酸、有機チタネート、樹脂酸、ポリエ
チレングリコールなどの処理剤を用いる化学的または物
理的処理が挙げられる。このような表面処理が施された
タルクを用いると、ウェルド強度、塗装性、成形加工性
にも優れたプロピレン系重合体組成物を得ることができ
る。
【0055】上記のような無機充填材は、2種以上併用
してもよい。また本発明では、このような無機充填材と
ともに、ハイスチレン類、リグニン、再ゴムなどの有機
充填材を用いることもできる。
【0056】ポリプロピレン組成物 本発明に係るポリプロピレン組成物は、上記のような
(A)結晶性ポリプロピレンを50〜85重量%好まし
くは50〜70重量%と、(B)水添ブロック共重合体
を2〜20重量%好ましくは5〜16重量%と、(C)
水添ブロック共重合体を0〜16重量%好ましくは0〜
14重量%と、(D)芳香族炭化水素系共重合体を0〜
10重量%好ましくは0〜7重量%と、(E)結晶性ポ
リエチレンを0〜10重量%好ましくは0〜9重量%
と、(F)軟質エチレン・α-オレフィン共重合体を0
〜20重量%好ましくは0〜15重量%と、(G)無機
充填材:5〜25重量%好ましくは5〜23重量%とを
含有している。
【0057】本発明に係るポリプロピレン組成物は、上
記のように(A)結晶性ポリプロピレン、(B)水添ブ
ロック共重合体および(G)無機充填材を必須成分と
し、任意成分として(C)、(D)、(E)、(F)を
含むが、任意成分のうちでもとくに(C)他の水添ブロ
ック共重合体および(D)芳香族炭化水素系共重合体の
いずれか一方あるいは両方を含有していることが望まし
い。
【0058】また本発明に係るポリプロピレン組成物
は、本発明の効果を損なわない範囲であれば、必要に応
じて各種添加剤、他の樹脂類、他のエラストマーなどを
適宜含有していてもよい。
【0059】添加剤としては、核剤、フェノール系酸化
防止剤、硫黄系酸化防止剤、リン系酸化防止剤などの酸
化防止剤、塩酸吸収剤、耐熱安定剤、光安定剤、滑剤、
芳香族カルボン酸アルミニウム塩、芳香族リン酸エステ
ル塩、ジベンジリデンソルビトールなどの核剤、紫外線
吸収剤、帯電防止剤、難燃剤、顔料、染料、分散剤、銅
害防止剤、中和剤、発泡剤、可塑剤、気泡防止剤、架橋
剤、過酸化物などの流れ性改良剤、ウェルド強度改良剤
などが挙げられる。
【0060】他の樹脂類としては、熱可塑性樹脂または
熱硬化性樹脂を用いることができ、具体的には、ポリ1-
ブテンなどのα-オレフィン単独重合体、上記成分以外
のα-オレフィンとビニル化合物との共重合体、無水マ
レイン酸変性ポリプロピレンなどの変性オレフィン重合
体、ナイロン、ポリカーボネート、ABS、ポリ塩化ビ
ニル、ポリフェニレンオキサイド、石油樹脂、フェノー
ル樹脂などを用いることができる。他のエラストマーと
しては、共役ジエン系ゴムなどを挙げることができる。
【0061】本発明に係るポリプロピレン組成物は、上
記のような各成分を同時に、または逐次的にたとえばヘ
ンシェルミキサー、V型ブレンダー、タンブラーブレン
ダー、リボンブレンダーなどに装入して混練した後、単
軸押出機、多軸押出機、ニーダー、バンバリーミキサー
などで溶融混練することによって得られる。
【0062】これらのうちでも、多軸押出機、ニーダ
ー、バンバリーミキサーなどの混練性能に優れた装置を
使用すると、各成分がより均一に分散された高品質のポ
リプロピレン系樹脂組成物を得ることができて好まし
い。
【0063】上記のような各成分は優れた分散性で混練
することができ、均質なポリプロピレン系樹脂組成物を
えることができる。本発明では、各成分を同時に混合・
混練して組成物を調製してもよく、また予め特定の成分
たとえば(G)無機充填剤を高濃度に含む予備混合物
(マスターバッチ)を調製した後、次いで最終的に
(G)無機充填剤が所望濃度になるように(A)〜
(F)成分で適宜希釈してもよい。
【0064】本発明に係るポリプロピレン組成物は、公
知の成形方法を特に限定することなく採用して種々の形
状の成形品に成形することができる。これらのうちで
も、射出成形品に成形することが好ましい。
【0065】ポリプロピレン組成物の射出成形は、通常
200〜250℃の樹脂温度で、また得られる射出成形
品の形状にもよるが通常800〜1400kg/cm2の射
出圧で射出成形される。
【0066】上記のような各成分から形成される本発明
に係るポリプロピレン組成物は、耐熱性および剛性に優
れるとともに、耐衝撃性特に低温での耐脆性に優れてい
る。さらに本発明に係るポリプロピレン組成物は、とく
に成形性にも優れており、外観美麗な成形品を得ること
ができ、成形品を塗装せずにそのまま利用することも可
能である。
【0067】このような本発明に係るポリプロピレン組
成物は、種々の成形品用途に有用であり、たとえば自動
車内装材、外装材、一般射出用途、真空成形用途、シー
ト成形用途、スタンピングモールド用途に好適に用いら
れる。
【0068】
【発明の効果】上記のような各成分から形成される本発
明に係るポリプロピレン組成物は、耐熱性および剛性に
優れるとともに、耐衝撃性特に低温での耐脆性に優れて
おり、しかもとくに成形性に優れており外観美麗な成形
品を得ることができる。
【0069】
【実施例】次に本発明を実施例により具体的に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0070】以下の実施例および比較例で用いられた成
分を示す。 (A)結晶性ポリプロピレン A1…プロピレンブロック共重合体 MFR(g/10分)=75 エチレン単位含量(モル%)=3.7 23℃n-デカン不溶成分のアイソタクチック−ペンタッド分率=0.982 23℃n-デカン可溶成分 含有量(重量%)=7.0 〃 エチレン単位含量(モル%)=40.2 〃 極限粘度(dl/g)=9.1 A2…ホモポリプロピレン MFR(g/10分)=81 23℃n-デカン不溶成分のアイソタクチック−ペンタッド分率=0.985 23℃n-デカン可溶成分 含有量(重量%)=0.5 A3…プロピレンブロック共重合体 MFR(g/10分)=30 エチレン単位含量(モル%)=4.3 23℃n-デカン不溶成分のアイソタクチック−ペンタッド分率=0.976 23℃n-デカン可溶成分 含有量(重量%)=7.4 〃 エチレン単位含量(モル%)=39.6 〃 極限粘度(dl/g)=9.6 (B)水添ブロック共重合体 B1…SEBS(クレイトンG1657 シェル社製) MFR(g/10分)=7.1 芳香族ビニル単位含量(重量%)=13.2 (C)水添ブロック共重合体 C1…SEBS(クレイトンG1652 シェル社製) MFR(g/10分)=1.1 芳香族ビニル単位含量(重量%)=30.4 C2…SEBS(クレイトンG1650 シェル社製) MFR(g/10分)=0.06 芳香族ビニル単位含量(重量%)=30.3 (D)芳香族炭化水素系共重合体 D1…ポリスチレン(トーポレックス500−51 三
井東圧社製) MFR(g/10分)=35.4 D2…ポリスチレン(トーポレックス550−51 三
井東圧社製) MFR(g/10分)=5.0 (E)結晶性エチレン共重合体 E1…線状低密度ポリエチレン(ウルトゼックス2020L
三井石油化学社製) 密度(g/cm3)=0.920 MFR(g/10分)=2.1 E2…高密度ポリエチレン(ハイゼックス2000J 三井
石油化学社製) 密度(g/cm3)=0.968 MFR(g/10分)=5.5 (F)軟質エチレン・α−オレフィン共重合体 F1…エチレン・1-ブテン共重合体(タフマ−A055
0 三井石油化学社製) 密度(g/cm3)=0.861 MFR(g/10分)=1.0 F2…エチレン・1-オクテン共重合体(エンゲージEG
8200 ダウ社製) 密度(g/cm3)=0.872 MFR(g/10分)=8.3 F3…エチレン・1-オクテン共重合体(タフマ−H12
0 三井石油化学社製) 密度(g/cm3)=0.886 MFR(g/10分)=2.1 (G)無機充填材 G1…タルク(ミセルトーン 林化成社製) 平均粒径(μm) 1.4
【0071】
【実施例1〜14】上記の各成分を表1に示すような量
で用いて、30mmφ二軸押出機により200℃〜230
℃で混練した。
【0072】得られた樹脂組成物を、射出成形機(東芝
機械社製)を用いて、シリンダー温度210℃、型温4
0℃で射出成形を行った。下記のような試験を行った結
果を表1に示す。 (1)メルトフローレート(MFR) ASTM D1238に準拠して測定した。 (2)曲げ弾性率 ASTM D790に準拠して測定した。 (3)アイゾット衝撃強度 ASTM D256に準拠して測定した。 (4)熱変形温度(HDT) ASTM D648に準拠して測定した。 (5)表面硬度 ASTM D685(Rスケール)に準拠して測定し
た。 (6)脆化温度 ASTM D746に準拠して測定した。 (7)外観の評価 ポリプロピレン組成物100重量部に対して、カーボン
マスターバッチ(東洋インキ株式会社製 PPM 01
143 Black)を2部ドライブレンドし、これを
用いて射出角板(縦350mm×横100mm×厚み3mm)
を成形した。ゲートはサイドゲートであり縦方向末端よ
り35mmの所に位置する。外観は以下の基準で目視判定
した。
【0073】 ○:ゲート位置より縦300mm以内にフローマークの発
生がみられないもの △:ゲート位置より縦280mm以内にフローマークの発
生がみられないもの ×:ゲート位置より縦280mm以内でフローマークが発
生したもの。
【0074】ここでフローマークは、射出流路に垂直に
発生する虎縞状模様を指す。
【0075】
【比較例1〜3】表1に示す成分を用いて実施例1と同
様に組成物を調製し、射出成形を行った。結果を表1に
示す。
【0076】
【表1】
【0077】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 25:04 23:04 23:16) (72)発明者 酒 井 郁 典 大阪府堺市築港新町三丁1番地 株式会社 グランドポリマー内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)メルトフローレート(230℃、
    2.16kg荷重下)が70g/10分を超え200g/10
    分未満の結晶性ポリプロピレン:50〜85重量%と、
    (B)芳香族ビニルから導かれる単位の含有量が22重
    量%以下であり、かつメルトフローレート(230℃、
    2.16kg荷重下)が5g/10分以上である芳香族ビニ
    ル・共役ジエンブロック共重合体の水添物であって、水
    添率が90%以上である水添ブロック共重合体:2〜2
    0重量%と、(C)芳香族ビニルから導かれる単位を2
    5重量%以上の量で含有し、かつメルトフローレート
    (230℃、2.16kg荷重下)が10g/10分以下で
    ある芳香族ビニル・共役ジエンブロック共重合体の水添
    物であって、水添率が90%以上である水添ブロック共
    重合体:0〜16重量%と、(D)芳香族炭化水素系共
    重合体:0〜10重量%と、(E)結晶性ポリエチレ
    ン:0〜10重量%と、(F)軟質エチレン・α-オレ
    フィン共重合体:0〜20重量%と、(G)無機充填
    材:5〜25重量%とからなることを特徴とするポリプ
    ロピレン樹脂組成物。
  2. 【請求項2】結晶性ポリプロピレン(A)が、エチレン
    から導かれる単位を0.5〜8モル%の量で含有し、2
    3℃n-デカン不溶成分のアイソタクチック−ペンタッド
    分率が0.970以上である結晶性エチレン・プロピレ
    ンブロック共重合体であることを特徴とする請求項1に
    記載のポリプロピレン樹脂組成物。
  3. 【請求項3】結晶性エチレン・プロピレンブロック共重
    合体が、 エチレンから導かれる単位を20〜45モル%の量で含
    有し、かつ135℃デカリン中で測定される極限粘度が
    4dl/g以上である23℃n-デカン可溶成分を4〜20
    重量%の量で含有することを特徴とする請求項2に記載
    のポリプロピレン樹脂組成物。
  4. 【請求項4】芳香族炭化水素系共重合体(D)が、メル
    トフローレート(230℃、2.16kg荷重下)0.5〜
    100g/10分のポリスチレンであることを特徴とする
    請求項1に記載のポリプロピレン樹脂組成物。
  5. 【請求項5】結晶性ポリエチレン(E)が、密度0.8
    95〜0.975g/cm3、メルトフローレート(190
    ℃、2.16kg荷重下)0.5〜70g/10分のエチレン
    単独共重合体、エチレン・1-ブテン共重合体、エチレン
    ・1-ヘキセン共重合体、エチレン・4-メチル-1-ペンテ
    ン共重合体またはエチレン・1-オクテン1 共重合体であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のポリプロピレン樹
    脂組成物。
  6. 【請求項6】軟質エチレン・α-オレフィン共重合体
    (F)が、密度0.860g/cm3以上0.895g/cm3
    未満、メルトフローレート(190℃、2.16kg荷重
    下)0.5〜30g/10分のエチレン・プロピレン共重
    合体、エチレン・1-ブテン共重合体、エチレン・1-ヘキ
    セン共重合体エチレン・1-オクテン共重合体であること
    を特徴とする請求項1に記載のポリプロピレン樹脂組成
    物。
  7. 【請求項7】無機充填材(G)が、平均粒径0.1〜5
    μmのタルクであることを特徴とする請求項1に記載の
    ポリプロピレン樹脂組成物。
JP9111028A 1997-04-28 1997-04-28 ポリプロピレン樹脂組成物 Pending JPH10298366A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9111028A JPH10298366A (ja) 1997-04-28 1997-04-28 ポリプロピレン樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9111028A JPH10298366A (ja) 1997-04-28 1997-04-28 ポリプロピレン樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10298366A true JPH10298366A (ja) 1998-11-10

Family

ID=14550575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9111028A Pending JPH10298366A (ja) 1997-04-28 1997-04-28 ポリプロピレン樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10298366A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001106844A (ja) * 1999-10-13 2001-04-17 Asahi Kasei Corp プロピレン系樹脂組成物
WO2001048083A1 (en) * 1999-12-27 2001-07-05 Japan Polychem Corporation Polypropylene resin composition excellent in moldability and physical properties
JP2006124520A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Prime Polymer:Kk ウエルド外観及びフローマーク外観に優れる射出成形体を与えるポリプロピレン樹脂組成物
JP2010248532A (ja) * 2010-08-10 2010-11-04 Asahi Kasei Chemicals Corp プロピレン系樹脂組成物
JP2011116827A (ja) * 2009-12-01 2011-06-16 Asahi Kasei Chemicals Corp 無塗装用ポリプロピレン系樹脂組成物及びその成形品
WO2012160869A1 (ja) * 2011-05-26 2012-11-29 スズキ株式会社 ポリプロピレン系樹脂組成物
JP2013504654A (ja) * 2009-09-14 2013-02-07 住友化学株式会社 高性能の熱可塑性エラストマー組成物
JP2015124272A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 株式会社プライムポリマー ポリプロピレン系樹脂組成物
WO2016068164A1 (ja) * 2014-10-30 2016-05-06 株式会社プライムポリマー ポリプロピレン系発泡成形体およびポリプロピレン系発泡成形体の製造方法
JP2018083421A (ja) * 2016-11-16 2018-05-31 凸版印刷株式会社 化粧シート及び化粧シートの製造方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001106844A (ja) * 1999-10-13 2001-04-17 Asahi Kasei Corp プロピレン系樹脂組成物
WO2001048083A1 (en) * 1999-12-27 2001-07-05 Japan Polychem Corporation Polypropylene resin composition excellent in moldability and physical properties
JP2006124520A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Prime Polymer:Kk ウエルド外観及びフローマーク外観に優れる射出成形体を与えるポリプロピレン樹脂組成物
JP2013504654A (ja) * 2009-09-14 2013-02-07 住友化学株式会社 高性能の熱可塑性エラストマー組成物
JP2011116827A (ja) * 2009-12-01 2011-06-16 Asahi Kasei Chemicals Corp 無塗装用ポリプロピレン系樹脂組成物及びその成形品
JP2010248532A (ja) * 2010-08-10 2010-11-04 Asahi Kasei Chemicals Corp プロピレン系樹脂組成物
CN103502352A (zh) * 2011-05-26 2014-01-08 铃木株式会社 聚丙烯系树脂组合物
JP2012246366A (ja) * 2011-05-26 2012-12-13 Suzuki Motor Corp ポリプロピレン系樹脂組成物
WO2012160869A1 (ja) * 2011-05-26 2012-11-29 スズキ株式会社 ポリプロピレン系樹脂組成物
US8927638B2 (en) 2011-05-26 2015-01-06 Suzuki Motor Corporation Polypropylene resin composition
CN103502352B (zh) * 2011-05-26 2016-02-10 铃木株式会社 聚丙烯系树脂组合物
DE112012002252B4 (de) 2011-05-26 2023-07-20 Suzuki Motor Corp. Verwendung einer Polypropylen-Harz-Zusammensetzung zur Herstellung beschichtungsfreier Kraftfahrzeug-Innenteile und durch die Verwendung der Zusammensetzung erhaltene beschichtungsfreie Kraftfahrzeug-Innenteile
JP2015124272A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 株式会社プライムポリマー ポリプロピレン系樹脂組成物
WO2016068164A1 (ja) * 2014-10-30 2016-05-06 株式会社プライムポリマー ポリプロピレン系発泡成形体およびポリプロピレン系発泡成形体の製造方法
US11020885B2 (en) 2014-10-30 2021-06-01 Prime Polymer Co., Ltd. Polypropylene-based foamed molded body and manufacturing method of polypropylene-based foamed molded body
JP2018083421A (ja) * 2016-11-16 2018-05-31 凸版印刷株式会社 化粧シート及び化粧シートの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100280282B1 (ko) 자동차내외장재용폴리프로필렌수지조성물
US5091462A (en) Thermoplastic resin composition
JP3683409B2 (ja) 自動車内外装用ポリプロピレン樹脂組成物
US5206284A (en) Thermoplastic resin composition
JP3213481B2 (ja) 自動車内装用ポリプロピレン樹脂組成物
EP1391483B1 (en) Resin composition for automotive parts
CN100365060C (zh) 丙烯类树脂组合物
JPS6114248A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JPH03172339A (ja) ポリプロピレン樹脂組成物
JPH04300935A (ja) 自動車バンパー用樹脂組成物
JPH10298366A (ja) ポリプロピレン樹脂組成物
KR20000029586A (ko) 폴리프로필렌수지조성물및자동차내부트림부품
EP1195406B1 (en) Polypropylene resin composition excellent in moldability and physical properties
JP4083467B2 (ja) 自動車外装用樹脂組成物
JP3525531B2 (ja) ポリプロピレン樹脂複合組成物
JP3951411B2 (ja) 自動車部品用結晶性プロピレンブロック共重合体組成物
JPS6134047A (ja) 寸法安定性軟質樹脂組成物
JPH09176406A (ja) ポリプロピレン系樹脂組成物
JP2000109639A (ja) 成形性、成形外観に優れるポリプロピレン系樹脂組成物
JPH09194646A (ja) ポリプロピレン系樹脂組成物
US6166136A (en) Resin composition utilizing coated resin moldings and multilayer resin molding
JP2001151959A (ja) 塗装性の改良された成形用ポリプロピレン樹脂組成物
JPH11228780A (ja) プロピレン系樹脂組成物
JP3115766B2 (ja) 自動車内装部品用プロピレン重合体組成物
JPH08157656A (ja) 塗装不要な射出成形品およびその製造方法