JPH10298623A - 高炉炉底構造および高炉操業方法 - Google Patents
高炉炉底構造および高炉操業方法Info
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- JPH10298623A JPH10298623A JP11748297A JP11748297A JPH10298623A JP H10298623 A JPH10298623 A JP H10298623A JP 11748297 A JP11748297 A JP 11748297A JP 11748297 A JP11748297 A JP 11748297A JP H10298623 A JPH10298623 A JP H10298623A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高炉炉床側壁部の温度上昇傾向を検知した際
に、この温度上昇を停止させる操業アクションをとっ
て、その効果を温度上昇部位に的確に、かつ速やかに作
用させることを課題とする。 【解決手段】 出銑口レベルより1m以上2m以下高い
位置に、1本以上の銑滓排出口を設けたことを特徴とす
る高炉の炉底構造。前記炉底構造を持つ高炉の操業にお
いて、出銑口レベルより下部の炉床側壁部に設けた温度
センサが示す温度が上昇傾向を示し、かつ炉底中央部に
設けた温度センサが示す温度が下降傾向を示した場合
に、上部および下部の出銑滓口から並行して出銑滓を行
い、上部の出銑滓口からの出滓が終了した時点で下部の
出銑口を閉塞することを特徴とする高炉操業方法。ま
た、前記操業中に、出銑口レベルより下部の炉床側壁部
に設けた温度センサが示す温度が下降傾向に転じ、かつ
炉底中央部に設けた温度センサが示す温度の下降が停止
または上昇傾向に転じた場合に、下部の出銑滓口から出
銑滓を行うことを特徴とする高炉操業方法にある。
に、この温度上昇を停止させる操業アクションをとっ
て、その効果を温度上昇部位に的確に、かつ速やかに作
用させることを課題とする。 【解決手段】 出銑口レベルより1m以上2m以下高い
位置に、1本以上の銑滓排出口を設けたことを特徴とす
る高炉の炉底構造。前記炉底構造を持つ高炉の操業にお
いて、出銑口レベルより下部の炉床側壁部に設けた温度
センサが示す温度が上昇傾向を示し、かつ炉底中央部に
設けた温度センサが示す温度が下降傾向を示した場合
に、上部および下部の出銑滓口から並行して出銑滓を行
い、上部の出銑滓口からの出滓が終了した時点で下部の
出銑口を閉塞することを特徴とする高炉操業方法。ま
た、前記操業中に、出銑口レベルより下部の炉床側壁部
に設けた温度センサが示す温度が下降傾向に転じ、かつ
炉底中央部に設けた温度センサが示す温度の下降が停止
または上昇傾向に転じた場合に、下部の出銑滓口から出
銑滓を行うことを特徴とする高炉操業方法にある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高炉の炉底構造お
よび高炉操業方法に関する。
よび高炉操業方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高炉炉内の炉床部分には、炉芯と呼ばれ
るコークスの充填領域が存在し、その充填コークスの空
隙部分に鉱石の還元・溶融によって生じた溶銑・溶滓が
溜まっている。この溶銑・溶滓は出銑口から排出され
る。近年の大型高炉では出銑口は同一水平レベルに通常
2〜5箇所程度設けられており、適宜切り換えながら出
銑、出滓が行われている。
るコークスの充填領域が存在し、その充填コークスの空
隙部分に鉱石の還元・溶融によって生じた溶銑・溶滓が
溜まっている。この溶銑・溶滓は出銑口から排出され
る。近年の大型高炉では出銑口は同一水平レベルに通常
2〜5箇所程度設けられており、適宜切り換えながら出
銑、出滓が行われている。
【0003】
【発明が解決すべき課題】高炉の炉底・炉床部には炭素
飽和溶銑による侵食に強い炉底レンガ、通常カーボンを
主成分とする耐火物が使われている。溶銑の流れは炉体
レンガの侵食プロフィルや侵食面上に生成した凝固層の
形状、炉芯の下端形状、炉芯内の通液性などによって異
なる。例えば、炉芯全体が浮上してた炉底との間に狭い
隙間ができているときはこの空間を溶銑が多く流れ、ま
た、炉芯の中心部が炉底に接触して周辺部が浮いて隙間
があるときは、周辺部の隙間を通って出銑口へ向かう環
状の流れができる。
飽和溶銑による侵食に強い炉底レンガ、通常カーボンを
主成分とする耐火物が使われている。溶銑の流れは炉体
レンガの侵食プロフィルや侵食面上に生成した凝固層の
形状、炉芯の下端形状、炉芯内の通液性などによって異
なる。例えば、炉芯全体が浮上してた炉底との間に狭い
隙間ができているときはこの空間を溶銑が多く流れ、ま
た、炉芯の中心部が炉底に接触して周辺部が浮いて隙間
があるときは、周辺部の隙間を通って出銑口へ向かう環
状の流れができる。
【0004】溶銑が多く流れる部分に相当する炉底ある
いは、炉床側壁部の耐火物は熱負荷を多く受ける。通常
の高炉操業においては炉底あるいは、炉床側壁部の耐火
物に埋設した温度計により耐火物の温度変化を監視す
る。前述のうち、炉芯の中心部が炉底に接触して周辺部
が浮いて隙間が形成され、この隙間を通って出銑口へ向
かう環状の流れができる状態では炉床コーナー部に熱負
荷が集中し、炉床側壁部の耐火物の損耗を早めるため、
望ましくない。したがって、炉芯の浮沈状態を変化させ
て全面着床か全面浮上に変えることができれば湯流れ経
路が変化し、炉床環状流を緩和することができる。
いは、炉床側壁部の耐火物は熱負荷を多く受ける。通常
の高炉操業においては炉底あるいは、炉床側壁部の耐火
物に埋設した温度計により耐火物の温度変化を監視す
る。前述のうち、炉芯の中心部が炉底に接触して周辺部
が浮いて隙間が形成され、この隙間を通って出銑口へ向
かう環状の流れができる状態では炉床コーナー部に熱負
荷が集中し、炉床側壁部の耐火物の損耗を早めるため、
望ましくない。したがって、炉芯の浮沈状態を変化させ
て全面着床か全面浮上に変えることができれば湯流れ経
路が変化し、炉床環状流を緩和することができる。
【0005】本発明は、炉芯の浮沈状態を全面浮上に変
化させて湯流れ経路を変え、炉床環状流を緩和して耐火
物の損耗を抑制させることを課題とする。
化させて湯流れ経路を変え、炉床環状流を緩和して耐火
物の損耗を抑制させることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、高炉操業
時の炉床側壁耐火物の温度変動の解析や、実験室での模
型実験による検討を重ねた結果、高炉炉床部における溶
銑の流れは、炉芯下端の位置と形状により大きな影響を
受けることを見出した。炉芯が炉底から浮上している場
合、炉芯内部に比べて炉芯下端と炉底の間の空隙の方が
抵抗が少ないため、溶銑がより多く流れることは以前か
ら知られている(例えば鉄と鋼70(1984),P.
2224)。
時の炉床側壁耐火物の温度変動の解析や、実験室での模
型実験による検討を重ねた結果、高炉炉床部における溶
銑の流れは、炉芯下端の位置と形状により大きな影響を
受けることを見出した。炉芯が炉底から浮上している場
合、炉芯内部に比べて炉芯下端と炉底の間の空隙の方が
抵抗が少ないため、溶銑がより多く流れることは以前か
ら知られている(例えば鉄と鋼70(1984),P.
2224)。
【0007】また、炉芯下端が中央部では炉底に接触し
て周辺部が浮いて隙間があるときは、この隙間を通って
出銑口へ向かう環状の流れができる。この環状流ができ
ると、炉床コーナー部は熱負荷を多く受ける。炉芯の浮
沈は基本的には上部からの装入物の荷重と、比重の大き
い溶銑・溶滓の浮力とのバランスによって支配されてお
り、送風ガスの浮力、炉芯と炉壁との摩擦なども影響し
ていると考えられる。したがって、溶銑レベルを高くす
れば浮力が大きくなり、炉芯はより浮上の方向に向かう
と考えられる。本発明は、高炉炉床側壁部において温度
測定から炉床コーナー部の熱負荷が大きいと推定された
場合に、溶銑レベルを高く維持して炉芯下端の位置を上
方に移動せしめて溶銑流の流路を変化させ、当該部位の
熱負荷を軽減せんとするものである。
て周辺部が浮いて隙間があるときは、この隙間を通って
出銑口へ向かう環状の流れができる。この環状流ができ
ると、炉床コーナー部は熱負荷を多く受ける。炉芯の浮
沈は基本的には上部からの装入物の荷重と、比重の大き
い溶銑・溶滓の浮力とのバランスによって支配されてお
り、送風ガスの浮力、炉芯と炉壁との摩擦なども影響し
ていると考えられる。したがって、溶銑レベルを高くす
れば浮力が大きくなり、炉芯はより浮上の方向に向かう
と考えられる。本発明は、高炉炉床側壁部において温度
測定から炉床コーナー部の熱負荷が大きいと推定された
場合に、溶銑レベルを高く維持して炉芯下端の位置を上
方に移動せしめて溶銑流の流路を変化させ、当該部位の
熱負荷を軽減せんとするものである。
【0008】すなわち、本発明の要旨とするところは、 (1)出銑口レベルより1m以上2m以下高い位置に、
1本以上の上部出銑滓口を設けたことを特徴とする高炉
の炉底構造。 (2) (1)に記載の炉底構造を持つ高炉の操業にお
いて、下部の出銑口レベルより下の炉床側壁部に設けた
温度センサが示す温度が上昇傾向を示し、かつ炉底中央
部に設けた温度センサが示す温度が下降傾向を示した場
合に、下部の出銑口および上部出銑滓口から並行して出
銑滓を行い、上部出銑滓口からの出滓が終了した時点で
下部の出銑口を閉塞することを特徴とする高炉操業方
法。
1本以上の上部出銑滓口を設けたことを特徴とする高炉
の炉底構造。 (2) (1)に記載の炉底構造を持つ高炉の操業にお
いて、下部の出銑口レベルより下の炉床側壁部に設けた
温度センサが示す温度が上昇傾向を示し、かつ炉底中央
部に設けた温度センサが示す温度が下降傾向を示した場
合に、下部の出銑口および上部出銑滓口から並行して出
銑滓を行い、上部出銑滓口からの出滓が終了した時点で
下部の出銑口を閉塞することを特徴とする高炉操業方
法。
【0009】(3) (2)に記載の操業中に、下部の
出銑口レベルより下の炉床側壁部に設けた温度センサが
示す温度が下降傾向に転じ、かつ炉底中央部に設けた温
度センサが示す温度の下降が停止または上昇傾向に転じ
た場合に、下部の出銑口のみから出銑滓を行うことを特
徴とする高炉操業方法にある。
出銑口レベルより下の炉床側壁部に設けた温度センサが
示す温度が下降傾向に転じ、かつ炉底中央部に設けた温
度センサが示す温度の下降が停止または上昇傾向に転じ
た場合に、下部の出銑口のみから出銑滓を行うことを特
徴とする高炉操業方法にある。
【0010】
【発明の実施の形態】高炉の炉内は上部から、炉頂から
装入された鉱石・コークスの充填層が積み重なった塊状
帯、鉱石が半溶融状態となった融着帯、鉱石が還元溶融
してコークスの間を滴下する炉芯というように分けるこ
とができ、このうち炉芯部分には上部からの荷重がかか
っている。ただし、融着帯より上部の荷重の大部分と融
着帯以下の荷重の一部分は、羽口から吹き込まれた熱風
ガスによる浮力と、内側側面の壁によって支えられてい
る。
装入された鉱石・コークスの充填層が積み重なった塊状
帯、鉱石が半溶融状態となった融着帯、鉱石が還元溶融
してコークスの間を滴下する炉芯というように分けるこ
とができ、このうち炉芯部分には上部からの荷重がかか
っている。ただし、融着帯より上部の荷重の大部分と融
着帯以下の荷重の一部分は、羽口から吹き込まれた熱風
ガスによる浮力と、内側側面の壁によって支えられてい
る。
【0011】一方、炉底部には鉱石が還元溶融して滴下
した溶銑とスラグが液体になって溜まっている。炉芯コ
ークスはこの溶銑とスラグのプールに漬かっている状態
となり、溶銑や溶融スラグはコークスに比べて遥かに比
重が大きく、溶銑は約7倍、溶融スラグは約3倍あるた
め、炉芯コークスは炉床に溜まっている溶銑と溶融スラ
グから浮力を受けている。炉芯部分にかかる力のバラン
スは上部からかかる荷重と浮力によって決まるが、浮力
の方が大きくなると、炉芯の下端部は炉底より浮上す
る。浮力は炉底に溜まっている溶銑やスラグが多いほど
大きくなり、炉芯が浮上し易くなる。
した溶銑とスラグが液体になって溜まっている。炉芯コ
ークスはこの溶銑とスラグのプールに漬かっている状態
となり、溶銑や溶融スラグはコークスに比べて遥かに比
重が大きく、溶銑は約7倍、溶融スラグは約3倍あるた
め、炉芯コークスは炉床に溜まっている溶銑と溶融スラ
グから浮力を受けている。炉芯部分にかかる力のバラン
スは上部からかかる荷重と浮力によって決まるが、浮力
の方が大きくなると、炉芯の下端部は炉底より浮上す
る。浮力は炉底に溜まっている溶銑やスラグが多いほど
大きくなり、炉芯が浮上し易くなる。
【0012】また、溶銑およびスラグは、鉱石の還元溶
融により滴下して炉底部に溜まる一方で、炉床部に設け
られた出銑口より断続的に排出される。そこで炉底部に
は出銑口に向かう溶銑およびスラグの流れができる。溶
銑はスラグより比重が大きいため普通は下側に存在し、
この溶銑の流れが炉底または炉床側壁部の耐火物に熱負
荷を与える。溶銑の流れは炉芯下端の浮沈状態によって
大きく影響される。
融により滴下して炉底部に溜まる一方で、炉床部に設け
られた出銑口より断続的に排出される。そこで炉底部に
は出銑口に向かう溶銑およびスラグの流れができる。溶
銑はスラグより比重が大きいため普通は下側に存在し、
この溶銑の流れが炉底または炉床側壁部の耐火物に熱負
荷を与える。溶銑の流れは炉芯下端の浮沈状態によって
大きく影響される。
【0013】図1〜3はこれらの状況を示したもので、
炉芯のコークス充填領域に比べて炉芯が浮上した時にで
きる炉芯と炉底との間の空隙は通液抵抗が小さいため、
図1のように炉芯が完全に沈下して炉底に接していると
きに比べ、図2のように炉芯全体が浮上して炉底との間
に狭い隙間ができているときは、この空間を溶銑が多く
流れ、また、図3のように炉芯の中心部が炉底に接して
周辺部が浮いて隙間があるときは、この隙間を通って出
銑口へ向かう環状の流れができる。なお、図中1は高炉
炉体、2は出銑口、3は送風羽口、4はレースウェイ、
5は炉芯、6は溶銑レベル、7はスラグレベル、8は高
炉炉内を示す。
炉芯のコークス充填領域に比べて炉芯が浮上した時にで
きる炉芯と炉底との間の空隙は通液抵抗が小さいため、
図1のように炉芯が完全に沈下して炉底に接していると
きに比べ、図2のように炉芯全体が浮上して炉底との間
に狭い隙間ができているときは、この空間を溶銑が多く
流れ、また、図3のように炉芯の中心部が炉底に接して
周辺部が浮いて隙間があるときは、この隙間を通って出
銑口へ向かう環状の流れができる。なお、図中1は高炉
炉体、2は出銑口、3は送風羽口、4はレースウェイ、
5は炉芯、6は溶銑レベル、7はスラグレベル、8は高
炉炉内を示す。
【0014】同一高さ位置の出銑口を適宜切り換えなが
ら出銑している通常の高炉操業では、炉芯下端の位置が
ほぼ一定領域に定着し易く、この炉芯下端の直下部に相
当する炉床側壁部に溶銑の流れが集中して熱負荷を多く
受ける。炉芯の半径方向では、中心部に比べて外周部の
方が送風ガスの浮力と壁からの力を受けるのでより浮上
し易い。上記図3のように、炉芯の中心部が炉底に着
き、周辺部が浮いて隙間がある状態になったときは上述
したように、この隙間を通って出銑口へ向かう環状流に
よってコーナー部の熱負荷が大きくなる。
ら出銑している通常の高炉操業では、炉芯下端の位置が
ほぼ一定領域に定着し易く、この炉芯下端の直下部に相
当する炉床側壁部に溶銑の流れが集中して熱負荷を多く
受ける。炉芯の半径方向では、中心部に比べて外周部の
方が送風ガスの浮力と壁からの力を受けるのでより浮上
し易い。上記図3のように、炉芯の中心部が炉底に着
き、周辺部が浮いて隙間がある状態になったときは上述
したように、この隙間を通って出銑口へ向かう環状流に
よってコーナー部の熱負荷が大きくなる。
【0015】本発明では、炉床コーナー部の耐火物温度
に上昇傾向がみられた場合に、溶銑レベルを高く保って
溶銑の浮力を増加させることによって炉芯下端の位置を
上昇せしめて、炉床コーナー部への溶銑流の集中を緩和
して熱負荷を小さくし、当該部位の耐火物が集中的に侵
食されることを防ごうとするものである。
に上昇傾向がみられた場合に、溶銑レベルを高く保って
溶銑の浮力を増加させることによって炉芯下端の位置を
上昇せしめて、炉床コーナー部への溶銑流の集中を緩和
して熱負荷を小さくし、当該部位の耐火物が集中的に侵
食されることを防ごうとするものである。
【0016】本発明は、その手段として、通常の出銑口
のほかに上部出銑滓口を少なくとも1本備えた高炉を用
いて、下部出銑口から銑滓が出尽くすまで出銑滓を行わ
ず、下部出銑口より高いレベルに溶銑を溜めた状態を継
続しようとするものであり、その場合、溶銑より軽く溶
銑の上に溜まる溶融スラグを下の出銑口から排出できな
くなるため、スラグは上部出銑滓口から排出する。上部
出銑滓口はスラグの排出を目的とするため必要数は最低
1本であるが、下の出銑口の使用位置に合わせて上部出
銑滓口の位置も変えて出銑滓の作業性を改善することも
考慮するならば2本以上備えることも可能である。
のほかに上部出銑滓口を少なくとも1本備えた高炉を用
いて、下部出銑口から銑滓が出尽くすまで出銑滓を行わ
ず、下部出銑口より高いレベルに溶銑を溜めた状態を継
続しようとするものであり、その場合、溶銑より軽く溶
銑の上に溜まる溶融スラグを下の出銑口から排出できな
くなるため、スラグは上部出銑滓口から排出する。上部
出銑滓口はスラグの排出を目的とするため必要数は最低
1本であるが、下の出銑口の使用位置に合わせて上部出
銑滓口の位置も変えて出銑滓の作業性を改善することも
考慮するならば2本以上備えることも可能である。
【0017】本発明の操業を実施する場合、溶銑レベル
は下の出銑口と上部出銑滓口の間にあることになり、炉
芯を十分浮かせて溶銑流を変化させる効果を得るために
は上部出銑滓口の位置は下の出銑口より1m以上上部に
あることが必要である。一方、上部出銑滓口は下の出銑
口と羽口の間に位置することになるが、上部出銑口があ
まり高い位置にあると羽口との間隔が狭まり、溶融スラ
グのレベルが羽口に迫ることになり、操業上危険であ
る。上部出銑滓口の設置に合わせて羽口レベルを上方に
移動することも、下の出銑口と羽口の距離が大きくなっ
て炉下部の熱の確保が困難になるなど操業が難しくな
り、また高炉の高さがより必要となって設備コストが増
大して好ましくない。この観点から上部出銑滓口の位置
は下の出銑口の上部2mが上限である。
は下の出銑口と上部出銑滓口の間にあることになり、炉
芯を十分浮かせて溶銑流を変化させる効果を得るために
は上部出銑滓口の位置は下の出銑口より1m以上上部に
あることが必要である。一方、上部出銑滓口は下の出銑
口と羽口の間に位置することになるが、上部出銑口があ
まり高い位置にあると羽口との間隔が狭まり、溶融スラ
グのレベルが羽口に迫ることになり、操業上危険であ
る。上部出銑滓口の設置に合わせて羽口レベルを上方に
移動することも、下の出銑口と羽口の距離が大きくなっ
て炉下部の熱の確保が困難になるなど操業が難しくな
り、また高炉の高さがより必要となって設備コストが増
大して好ましくない。この観点から上部出銑滓口の位置
は下の出銑口の上部2mが上限である。
【0018】次に、本発明を実施または終了する判断基
準を述べる。図3のように炉芯の中心部が炉底に着き、
周辺部が浮いて隙間ができ、この隙間を通って出銑口へ
向かう環状流が生成すると、ここを流れる溶銑流量が増
加し炉芯内部を流れる溶銑流量が減少するため、出銑口
レベルより下部の炉床側壁部の温度が上昇し、炉芯の中
央部の下に位置する炉底中央部の温度が低下する。した
がって出銑口レベルより下部の炉床側壁部に設けた温度
センサが示す温度が上昇傾向を示し、炉底中央部に設け
た温度が下降傾向を示した場合に環状流が生成したと判
断して本発明の操業を実施する。
準を述べる。図3のように炉芯の中心部が炉底に着き、
周辺部が浮いて隙間ができ、この隙間を通って出銑口へ
向かう環状流が生成すると、ここを流れる溶銑流量が増
加し炉芯内部を流れる溶銑流量が減少するため、出銑口
レベルより下部の炉床側壁部の温度が上昇し、炉芯の中
央部の下に位置する炉底中央部の温度が低下する。した
がって出銑口レベルより下部の炉床側壁部に設けた温度
センサが示す温度が上昇傾向を示し、炉底中央部に設け
た温度が下降傾向を示した場合に環状流が生成したと判
断して本発明の操業を実施する。
【0019】逆に本発明の操業を終了して下部の出銑口
からのみ出銑滓を行う操業に戻すのは、本発明の操業を
実施中に出銑口レベルより下部の炉床側壁部に設けた温
度センサが示す温度が下降傾向に転じ、炉底中央部に設
けた温度の下降が停止または上昇傾向に転じた場合、本
発明の操業の効果により炉芯下端の位置が上昇して環状
流が解消したと判断する。
からのみ出銑滓を行う操業に戻すのは、本発明の操業を
実施中に出銑口レベルより下部の炉床側壁部に設けた温
度センサが示す温度が下降傾向に転じ、炉底中央部に設
けた温度の下降が停止または上昇傾向に転じた場合、本
発明の操業の効果により炉芯下端の位置が上昇して環状
流が解消したと判断する。
【0020】
【実施例】図4は本発明の請求項1に記載されたごとき
同一高さ位置の4本下部出銑口の他に、これらの出銑口
より1.5m高いレベルに2本の上部出銑滓口を有する
炉底構造を持つ高炉を示す。2本の上部出銑滓口は対角
の位置に設置されている。すなわちこの高炉において、
4本の下部出銑口9〜12は火入れ時の炉底面上3mの
高さに、2本の上部出銑滓口13、14は火入れ時の炉
底面上4.5mの高さにある。
同一高さ位置の4本下部出銑口の他に、これらの出銑口
より1.5m高いレベルに2本の上部出銑滓口を有する
炉底構造を持つ高炉を示す。2本の上部出銑滓口は対角
の位置に設置されている。すなわちこの高炉において、
4本の下部出銑口9〜12は火入れ時の炉底面上3mの
高さに、2本の上部出銑滓口13、14は火入れ時の炉
底面上4.5mの高さにある。
【0021】また、水平方向の位置関係は、1号出銑口
9を基準として2号出銑口10、3号出銑口11、4号
下部出銑口12はそれぞれ80°、180°、260°
の位置に存在し、2本の上部出銑滓口は130°、31
0°の位置にある。なお、この高炉の内容積は4100
m3 である。この高炉の炉床側壁耐火物内には、温度セ
ンサ15が埋め込まれている。埋め込み位置は、高さ方
向に0.8mの間隔で、各高さ周方向に15ないし20
点ずつ設置されている。埋め込み深さは外側鉄皮より
0.1m内部、一部箇所では0.1mおよび0.2m内
部の両方に設置されている。
9を基準として2号出銑口10、3号出銑口11、4号
下部出銑口12はそれぞれ80°、180°、260°
の位置に存在し、2本の上部出銑滓口は130°、31
0°の位置にある。なお、この高炉の内容積は4100
m3 である。この高炉の炉床側壁耐火物内には、温度セ
ンサ15が埋め込まれている。埋め込み位置は、高さ方
向に0.8mの間隔で、各高さ周方向に15ないし20
点ずつ設置されている。埋め込み深さは外側鉄皮より
0.1m内部、一部箇所では0.1mおよび0.2m内
部の両方に設置されている。
【0022】以下に述べる操業の状況を図5に示す。こ
の高炉において、通常の下部出銑口9〜12を切り換え
て使用する操業を行っていたところ、初期の炉底面より
0.2m上方に相当する炉床側壁部の耐火物温度が周方
向の各位置で上昇傾向を示した。鉄皮より0.1m内部
に埋め込んである温度センサの指示する温度θ1 が平均
1℃/日上昇する傾向が1週間継続した。同時に、炉底
中心の底盤内の温度は同時に平均0.3℃/日下降し
た。そこでこの原因は炉内周辺部の炉芯が炉底より浮上
し、一方中心部では炉芯が炉底に着床して、炉底コーナ
ー部の環状領域に該当する部位に溶銑の流れが集中した
ことにあるものと判断し、本発明の方法を適用した。
の高炉において、通常の下部出銑口9〜12を切り換え
て使用する操業を行っていたところ、初期の炉底面より
0.2m上方に相当する炉床側壁部の耐火物温度が周方
向の各位置で上昇傾向を示した。鉄皮より0.1m内部
に埋め込んである温度センサの指示する温度θ1 が平均
1℃/日上昇する傾向が1週間継続した。同時に、炉底
中心の底盤内の温度は同時に平均0.3℃/日下降し
た。そこでこの原因は炉内周辺部の炉芯が炉底より浮上
し、一方中心部では炉芯が炉底に着床して、炉底コーナ
ー部の環状領域に該当する部位に溶銑の流れが集中した
ことにあるものと判断し、本発明の方法を適用した。
【0023】 すなわち、まず出銑口の開孔を計画よ
り30分遅らせて約200tの溶銑を炉内に蓄積した、
続いて上部の出銑滓口13、下部の出銑口9を相次いで
開孔し、13からの出滓と9からの出銑を並行して行っ
た。上部13からの出滓が止まった後間もなく下部出銑
口9を強制的に閉塞した。この後同様にして上部の出銑
滓口13、14と下部の出銑口9〜12を並行して使用
した。すなわち、上部の出銑滓口、下部の出銑口を相次
いで開孔し、上部の出銑滓口からは主にスラグを、下部
の出銑口からは主に溶銑を排出した。上部からスラグの
流出が停止したところで下部の出銑口を強制的に閉塞し
た。出銑口、出滓口の使用状況を図7に示す。
り30分遅らせて約200tの溶銑を炉内に蓄積した、
続いて上部の出銑滓口13、下部の出銑口9を相次いで
開孔し、13からの出滓と9からの出銑を並行して行っ
た。上部13からの出滓が止まった後間もなく下部出銑
口9を強制的に閉塞した。この後同様にして上部の出銑
滓口13、14と下部の出銑口9〜12を並行して使用
した。すなわち、上部の出銑滓口、下部の出銑口を相次
いで開孔し、上部の出銑滓口からは主にスラグを、下部
の出銑口からは主に溶銑を排出した。上部からスラグの
流出が停止したところで下部の出銑口を強制的に閉塞し
た。出銑口、出滓口の使用状況を図7に示す。
【0024】この変更の結果、上昇傾向を示していた部
位の側壁部耐火物温度θ1 は4日後に上昇傾向が停止
し、6日後より下降傾向に転じた。これは溶銑レベルを
高い位置にキープして溶銑の浮力が大きい状態を保つこ
とによって炉芯を浮上させ、コークフリーゾーンを炉底
コーナー部の環状領域から炉底全域に拡大させることに
より、炉底コーナー部の環状領域に溶銑の流れが集中し
なくなった効果があったものと推定される。炉床側壁温
度の下降傾向の継続を確認して最初のアクションから9
日後に出銑滓方法を元に戻した()。これによる側壁
温度の再上昇は見られなかった。
位の側壁部耐火物温度θ1 は4日後に上昇傾向が停止
し、6日後より下降傾向に転じた。これは溶銑レベルを
高い位置にキープして溶銑の浮力が大きい状態を保つこ
とによって炉芯を浮上させ、コークフリーゾーンを炉底
コーナー部の環状領域から炉底全域に拡大させることに
より、炉底コーナー部の環状領域に溶銑の流れが集中し
なくなった効果があったものと推定される。炉床側壁温
度の下降傾向の継続を確認して最初のアクションから9
日後に出銑滓方法を元に戻した()。これによる側壁
温度の再上昇は見られなかった。
【0025】一方、本発明に示す構造の高炉を用いず、
同一高さ位置に4本の出銑口を持ち、異なる高さ位置に
出滓口を持たない高炉を用いて従来法で操業した比較例
を図6に示す。出銑口は適宜切り換えて操業を行ってい
たが、ある時初期の炉底面より約0.5m上方に相当す
る炉床側壁部の耐火物温度が周方向の各位置で上昇傾向
を示した。鉄皮より0.1m内部に埋め込んである温度
センサの指示する温度θ1 が平均1℃/日上昇する傾向
が1週間継続した。
同一高さ位置に4本の出銑口を持ち、異なる高さ位置に
出滓口を持たない高炉を用いて従来法で操業した比較例
を図6に示す。出銑口は適宜切り換えて操業を行ってい
たが、ある時初期の炉底面より約0.5m上方に相当す
る炉床側壁部の耐火物温度が周方向の各位置で上昇傾向
を示した。鉄皮より0.1m内部に埋め込んである温度
センサの指示する温度θ1 が平均1℃/日上昇する傾向
が1週間継続した。
【0026】そこで羽口からTiを含む鉄鉱石を10k
g/t−pig吹き込み、チタンベアを生成させて炉床
側壁部の耐火物を保護することを試みた()。このT
i吹き込みを開始してからθ1 の上昇傾向が収まるまで
に20日を要し()、溶銑の品質確保のためこの時点
でTi投入量を6kg/t−pigに減じ、さらに温度
θ1 の下降傾向が15日間継続したところでTi投入を
打ち切り()、θ1がほぼ元の温度レベルまで低下す
るのにはTi投入開始から数えて60日を要した。
g/t−pig吹き込み、チタンベアを生成させて炉床
側壁部の耐火物を保護することを試みた()。このT
i吹き込みを開始してからθ1 の上昇傾向が収まるまで
に20日を要し()、溶銑の品質確保のためこの時点
でTi投入量を6kg/t−pigに減じ、さらに温度
θ1 の下降傾向が15日間継続したところでTi投入を
打ち切り()、θ1がほぼ元の温度レベルまで低下す
るのにはTi投入開始から数えて60日を要した。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、高炉炉床コーナー部の
耐火物温度が上昇傾向を示した場合に、出銑方法を変え
て溶銑レベルを高く保つことによって炉内の貯銑量を増
加させ、この結果として溶銑の浮力の増加により炉芯下
端の位置を上昇させ、炉床コーナー部への溶銑流の集中
を防いで当該位置の耐火物の侵食を防止することができ
る。この方法は、従来の種々の方法に比べてより直接的
に溶銑流を抑制することができるため効果が早く現れ
る。したがって、従来法では耐火物の温度上昇を検知し
て対策を開始してから効果が出るまでに長期間を要し、
この間に耐火物の侵食が進んでしまうことがあるが、こ
れを防ぐことができる。これにより高炉の寿命を延ば
し、設備コストを削減することができる。
耐火物温度が上昇傾向を示した場合に、出銑方法を変え
て溶銑レベルを高く保つことによって炉内の貯銑量を増
加させ、この結果として溶銑の浮力の増加により炉芯下
端の位置を上昇させ、炉床コーナー部への溶銑流の集中
を防いで当該位置の耐火物の侵食を防止することができ
る。この方法は、従来の種々の方法に比べてより直接的
に溶銑流を抑制することができるため効果が早く現れ
る。したがって、従来法では耐火物の温度上昇を検知し
て対策を開始してから効果が出るまでに長期間を要し、
この間に耐火物の侵食が進んでしまうことがあるが、こ
れを防ぐことができる。これにより高炉の寿命を延ば
し、設備コストを削減することができる。
【0028】加えて、従来法で耐火物の保護を試みる場
合、冷却制御では熱損失が増えて燃料比が増加する、T
i吹き込みでは溶銑の成分が変化して溶銑品質が低下す
る、装入物や送風の制御では生産性が低下するなど、制
御の副作用として負の影響を現れることがあるが、本発
明の方法では原燃料側の操業条件を特に変える必要がな
く、コスト増や品質・生産性の低下を伴わない。したが
って本発明は、高炉の生産性と溶銑品質・安定操業を確
保しつつ設備コストを低減することができる。
合、冷却制御では熱損失が増えて燃料比が増加する、T
i吹き込みでは溶銑の成分が変化して溶銑品質が低下す
る、装入物や送風の制御では生産性が低下するなど、制
御の副作用として負の影響を現れることがあるが、本発
明の方法では原燃料側の操業条件を特に変える必要がな
く、コスト増や品質・生産性の低下を伴わない。したが
って本発明は、高炉の生産性と溶銑品質・安定操業を確
保しつつ設備コストを低減することができる。
【図1】高炉炉床部模式図(炉芯が沈下している場合)
【図2】高炉炉床部模式図(炉芯全体が浮上している場
合)
合)
【図3】高炉炉床部模式図(炉芯の周辺部のみが浮上し
ている場合)
ている場合)
【図4】本発明の高炉炉底構造を示し、(a)は平面
図、(b)は側面図
図、(b)は側面図
【図5】本発明を用いた操業の一例を示す図
【図6】従来法による操業の一例を示す図
【図7】本発明を用いた操業例(出銑口、出滓口の使用
状態)を示す図
状態)を示す図
1 高炉炉体(耐火物) 2 出銑口 3 送風羽口 4 レースウェイ 5 炉芯 6 溶銑レベル 7 スラグレベル 8 高炉炉内 9 1号出銑口 10 2号出銑口 11 3号出銑口 12 4号出銑口 13 出銑滓口 14 出銑滓口 15 温度センサ
Claims (3)
- 【請求項1】 出銑口レベルより1m以上2m以下高い
位置に、1本以上の上部出銑滓口を設けたことを特徴と
する高炉の炉底構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載の炉底構造を持つ高炉の
操業において、下部の出銑口レベルより下の炉床側壁部
に設けた温度センサが示す温度が上昇傾向を示し、かつ
炉底中央部に設けた温度センサが示す温度が下降傾向を
示した場合に、下部の出銑口および上部出銑滓口から並
行して出銑滓を行い、上部出銑滓口からの出滓が終了し
た時点で下部の出銑口を閉塞することを特徴とする高炉
操業方法。 - 【請求項3】 請求項2に記載の操業中に、下部の出銑
口レベルより下の炉床側壁部に設けた温度センサが示す
温度が下降傾向に転じ、かつ炉底中央部に設けた温度セ
ンサが示す温度の下降が停止または上昇傾向に転じた場
合に、下部の出銑口のみから出銑滓を行うことを特徴と
する高炉操業方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11748297A JPH10298623A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 高炉炉底構造および高炉操業方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11748297A JPH10298623A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 高炉炉底構造および高炉操業方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10298623A true JPH10298623A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14712805
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11748297A Withdrawn JPH10298623A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 高炉炉底構造および高炉操業方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10298623A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102279091A (zh) * | 2011-05-24 | 2011-12-14 | 莱芜钢铁集团有限公司 | 一种模拟高炉炉缸炉底铁水流动的实验装置及方法 |
| US10203680B2 (en) | 2011-10-06 | 2019-02-12 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Electric equipment system |
-
1997
- 1997-04-22 JP JP11748297A patent/JPH10298623A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102279091A (zh) * | 2011-05-24 | 2011-12-14 | 莱芜钢铁集团有限公司 | 一种模拟高炉炉缸炉底铁水流动的实验装置及方法 |
| US10203680B2 (en) | 2011-10-06 | 2019-02-12 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Electric equipment system |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040706 |