JPH10298901A - 係合式枕木受けブラケット - Google Patents
係合式枕木受けブラケットInfo
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- JPH10298901A JPH10298901A JP11087197A JP11087197A JPH10298901A JP H10298901 A JPH10298901 A JP H10298901A JP 11087197 A JP11087197 A JP 11087197A JP 11087197 A JP11087197 A JP 11087197A JP H10298901 A JPH10298901 A JP H10298901A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】シールド工法によるトンネル工事において、セ
グメント等を運搬する仮設の資材運搬用レール下の枕木
を水平に支持するための、ボルト等を使用せずに簡易か
つ確実に設置できる枕木受け金具を提供する。 【解決手段】自己の重量及び載加荷重によりセグメント
S内面に係止される金具であって、対向する二の略L形
状の側板たるプレート10,10と、これらの二のプレ
ート10,10を連結する水平部材たるH形鋼20と、
を備え、前記プレート10は、ボルトボックスBBに挿
入される突出片11と、当該ボルトボックスBBの下方
のセグメントS内表面に当接する当接片12と、を形成
してなることを特徴とする係合式枕木受けブラケット1
を構成する。
グメント等を運搬する仮設の資材運搬用レール下の枕木
を水平に支持するための、ボルト等を使用せずに簡易か
つ確実に設置できる枕木受け金具を提供する。 【解決手段】自己の重量及び載加荷重によりセグメント
S内面に係止される金具であって、対向する二の略L形
状の側板たるプレート10,10と、これらの二のプレ
ート10,10を連結する水平部材たるH形鋼20と、
を備え、前記プレート10は、ボルトボックスBBに挿
入される突出片11と、当該ボルトボックスBBの下方
のセグメントS内表面に当接する当接片12と、を形成
してなることを特徴とする係合式枕木受けブラケット1
を構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールド工法によ
るトンネル工事において、仮設レール下の枕木を支持す
る金具に関する。
るトンネル工事において、仮設レール下の枕木を支持す
る金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シールド工法によるトンネル工事
において、セグメント等を運搬する仮設の資材運搬用レ
ールを設置する場合には、図5及び図6に示すように、
セグメントSのピース間継手用若しくはリング間継手用
のボルトボックスBB等に、所定形状のブラケット金具
K1、K2をボルトBをもって接合し、当該ブラケット
金具K1、K2に枕木Mを固定していた。
において、セグメント等を運搬する仮設の資材運搬用レ
ールを設置する場合には、図5及び図6に示すように、
セグメントSのピース間継手用若しくはリング間継手用
のボルトボックスBB等に、所定形状のブラケット金具
K1、K2をボルトBをもって接合し、当該ブラケット
金具K1、K2に枕木Mを固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
枕木の固定においては、当該金具及び当該金具に載加さ
れる枕木、レール等の荷重を、主にボルトのせん断力が
負担することになる。そして、かかる荷重に耐えうるボ
ルトは、必然的に重く、その径も大きくなってしまい、
取り扱いが困難であるという問題があった。
枕木の固定においては、当該金具及び当該金具に載加さ
れる枕木、レール等の荷重を、主にボルトのせん断力が
負担することになる。そして、かかる荷重に耐えうるボ
ルトは、必然的に重く、その径も大きくなってしまい、
取り扱いが困難であるという問題があった。
【0004】そこで本発明は、上記問題点を解決するべ
く、シールド工法によるトンネル工事において、セグメ
ント等を運搬する仮設の資材運搬用レール下の枕木を水
平に支持するための、ボルト等を使用せずに簡易かつ確
実に設置できる枕木受け金具を提供することにより、施
工の簡易化を図り、もって工期短縮及び工費削減に寄与
することを目的とするものである。
く、シールド工法によるトンネル工事において、セグメ
ント等を運搬する仮設の資材運搬用レール下の枕木を水
平に支持するための、ボルト等を使用せずに簡易かつ確
実に設置できる枕木受け金具を提供することにより、施
工の簡易化を図り、もって工期短縮及び工費削減に寄与
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、シー
ルド工法によるトンネル工事において、仮設レール下の
枕木を水平に支持するために、自己の重量及び載加荷重
によりセグメント内面に係止される金具であって、対向
する二の略L形状の側板と、これらの二の側板を連結す
る水平部材と、を備え、前記側板は、セグメントのボル
トボックスに挿入される突出片と、当該ボルトボックス
の下方のセグメント内表面に当接する当接片と、を形成
してなることを特徴とする係合式枕木受けブラケットで
ある。このように構成したことにより、本発明において
は、以下に述べる作用を生ずる。すなわち、本発明に係
る係合式枕木受けブラケットの自重及び枕木やレール等
の重量を鉛直方向のベクトルとして捉えると、このベク
トルは、当該係合式枕木受けブラケットの水平部材を介
して、この水平部材が連結している側板の突出片と当接
片とを形成してなる略L形状によって、セグメント内表
面のボルトボックスの上向き面に垂直なベクトルと、当
該ボルトボックスの下方のセグメント内表面に垂直なベ
クトルとに分解できる。そして、これらのベクトルと、
それぞれのベクトルに垂直な面から受ける反力とが釣合
うことによって、全体の系としての力が釣り合うことに
なる。更に、側板の突出片とボルトボックスとの係合、
及び側板の当接片とセグメント内表面との係合によっ
て、ボルト等の固定手段を用いずとも、当該係合式枕木
受けブラケットが回転してセグメント内面から離脱した
り、ずり落ちたりすることなく、セグメント内面に係止
されることになる。言い換えると、本発明は、セグメン
トの円弧断面形状と、本発明に係る係合式枕木受けブラ
ケットの側板の略L形状との係合作用のみによって、大
きな重量を支持することのできる金具として機能するも
のである。
ルド工法によるトンネル工事において、仮設レール下の
枕木を水平に支持するために、自己の重量及び載加荷重
によりセグメント内面に係止される金具であって、対向
する二の略L形状の側板と、これらの二の側板を連結す
る水平部材と、を備え、前記側板は、セグメントのボル
トボックスに挿入される突出片と、当該ボルトボックス
の下方のセグメント内表面に当接する当接片と、を形成
してなることを特徴とする係合式枕木受けブラケットで
ある。このように構成したことにより、本発明において
は、以下に述べる作用を生ずる。すなわち、本発明に係
る係合式枕木受けブラケットの自重及び枕木やレール等
の重量を鉛直方向のベクトルとして捉えると、このベク
トルは、当該係合式枕木受けブラケットの水平部材を介
して、この水平部材が連結している側板の突出片と当接
片とを形成してなる略L形状によって、セグメント内表
面のボルトボックスの上向き面に垂直なベクトルと、当
該ボルトボックスの下方のセグメント内表面に垂直なベ
クトルとに分解できる。そして、これらのベクトルと、
それぞれのベクトルに垂直な面から受ける反力とが釣合
うことによって、全体の系としての力が釣り合うことに
なる。更に、側板の突出片とボルトボックスとの係合、
及び側板の当接片とセグメント内表面との係合によっ
て、ボルト等の固定手段を用いずとも、当該係合式枕木
受けブラケットが回転してセグメント内面から離脱した
り、ずり落ちたりすることなく、セグメント内面に係止
されることになる。言い換えると、本発明は、セグメン
トの円弧断面形状と、本発明に係る係合式枕木受けブラ
ケットの側板の略L形状との係合作用のみによって、大
きな重量を支持することのできる金具として機能するも
のである。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
発明において、水平部材頂部に、枕木との固定手段を設
けたことを特徴とする係合式枕木受けブラケットであ
る。このように構成したことにより、当該係合式枕木受
けブラケットと枕木とを固定して、枕木の係合式枕木受
けブラケットに対する水平面上の移動を拘束することが
でき、より安全な仮設レールを構築することができるよ
うになる。
発明において、水平部材頂部に、枕木との固定手段を設
けたことを特徴とする係合式枕木受けブラケットであ
る。このように構成したことにより、当該係合式枕木受
けブラケットと枕木とを固定して、枕木の係合式枕木受
けブラケットに対する水平面上の移動を拘束することが
でき、より安全な仮設レールを構築することができるよ
うになる。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2に記載の発明において、側板の突出片に、当該側板
のボルトボックスへの固定手段を設けたことを特徴とす
る係合式枕木受けブラケットである。このように構成し
たことにより、側板とボルトボックス側面とを強固に固
定できるので、より安全な仮設レールを構築することが
できるようになる。
項2に記載の発明において、側板の突出片に、当該側板
のボルトボックスへの固定手段を設けたことを特徴とす
る係合式枕木受けブラケットである。このように構成し
たことにより、側板とボルトボックス側面とを強固に固
定できるので、より安全な仮設レールを構築することが
できるようになる。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項2又は請求
項3に記載の発明において、固定手段が、ボルトを挿通
するボルト孔であることを特徴とする係合式枕木受けブ
ラケットである。このように構成したことにより、ボル
トという簡易かつコストの安い手段で確実に固定を行う
ことができるようになる。
項3に記載の発明において、固定手段が、ボルトを挿通
するボルト孔であることを特徴とする係合式枕木受けブ
ラケットである。このように構成したことにより、ボル
トという簡易かつコストの安い手段で確実に固定を行う
ことができるようになる。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4のいずれか一項に記載の発明において、側板の突出
片下端に、当該ボルトボックスの上向き面からの反力を
受ける縦反力受け面を有することを特徴とする係合式枕
木受けブラケットである。このように構成したことによ
り、前述したように、ボルトボックスの上向き面に垂直
なベクトルとこのベクトルに対する反力とが、当該縦反
力受け面を介して作用するので、荷重をより大きな面積
で受けることにより単位面積あたりの力、すなわち圧力
を減少させることができ、当該部分において圧力過大に
よってボルトボックスを欠損させることがなくなる。
項4のいずれか一項に記載の発明において、側板の突出
片下端に、当該ボルトボックスの上向き面からの反力を
受ける縦反力受け面を有することを特徴とする係合式枕
木受けブラケットである。このように構成したことによ
り、前述したように、ボルトボックスの上向き面に垂直
なベクトルとこのベクトルに対する反力とが、当該縦反
力受け面を介して作用するので、荷重をより大きな面積
で受けることにより単位面積あたりの力、すなわち圧力
を減少させることができ、当該部分において圧力過大に
よってボルトボックスを欠損させることがなくなる。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求
項5のいずれか一項に記載の発明において、側板の当接
片が、当該当接片とセグメント内表面が当接する面に、
セグメント内表面からの反力を受ける横反力受け面を有
することを特徴とする係合式枕木受けブラケットであ
る。このように構成したことにより、前述したように、
当該ボルトボックスの下方のセグメント内表面に垂直な
ベクトルとこのベクトルに対する反力とが、当該横反力
受け面を介して作用するので、荷重をより大きな面積で
受けることにより単位面積あたりの力、すなわち圧力を
減少させることができ、当該部分において圧力過大によ
ってセグメント内表面を欠損させることがなくなる。
項5のいずれか一項に記載の発明において、側板の当接
片が、当該当接片とセグメント内表面が当接する面に、
セグメント内表面からの反力を受ける横反力受け面を有
することを特徴とする係合式枕木受けブラケットであ
る。このように構成したことにより、前述したように、
当該ボルトボックスの下方のセグメント内表面に垂直な
ベクトルとこのベクトルに対する反力とが、当該横反力
受け面を介して作用するので、荷重をより大きな面積で
受けることにより単位面積あたりの力、すなわち圧力を
減少させることができ、当該部分において圧力過大によ
ってセグメント内表面を欠損させることがなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいて、本発明を詳細に説明する。なお、同一要素
には同一符号を用い、重複する説明は省略する。
に基づいて、本発明を詳細に説明する。なお、同一要素
には同一符号を用い、重複する説明は省略する。
【0012】図1は、本発明に係る係合式枕木受けブラ
ケットの一実施例を表す斜視図であり、符号S、Mはそ
れぞれセグメント、枕木を示す。同図において、係合式
枕木受けブラケット1は、対向する二の略L形状の側板
たるプレート10,10と、プレート10,10を連結
する水平部材たるH形鋼20とからなり、更にプレート
10は、突出片11と当接片12とを形成してなる。
ケットの一実施例を表す斜視図であり、符号S、Mはそ
れぞれセグメント、枕木を示す。同図において、係合式
枕木受けブラケット1は、対向する二の略L形状の側板
たるプレート10,10と、プレート10,10を連結
する水平部材たるH形鋼20とからなり、更にプレート
10は、突出片11と当接片12とを形成してなる。
【0013】このように構成された係合式枕木受けブラ
ケット1において、当該係合式枕木受けブラケット1及
び枕木M等の重量をベクトルとして捉えると、図2
(a)に示すようになる。すなわち、係合式枕木受けブ
ラケット1に作用する力(自重を含む)はベクトルF
(m)として表され、このベクトルF(m)は、同図中
破線で示したベクトルf1(m)及びベクトルf2
(m)とに分解することができる。そして、これらのベ
クトルf1(m)及びベクトルf2(m)に対する反力
として、ボルトボックスBBの上向き面に垂直なベクト
ルN1(m)及び当該ボルトボックスBBの下方のセグ
メントS内表面に垂直なベクトルN2(m)が作用し、
ベクトルF(m)、ベクトルN1(m)、ベクトルN2
(m)によって閉三角形が形成されるので、系全体の力
が釣り合った状態となっている(図2(b)参照)。更
に、係合式枕木受けブラケット1においては、ベクトル
F(m)の作用位置によって回転モーメントが発生する
が、この回転モーメントに対抗するように、かつ、ずり
落ちを防止するように、ボルトボックスBBに挿入され
る突出片11と、当該ボルトボックスBBの下方のセグ
メントS内表面に当接する当接片12と、を備えてプレ
ート10,10が略L形状に形成されている。また、図
3に示すように、プレート10は、ボルトボックスBB
に対して水平方向に余裕をもった状態で挿入されていて
もよい。係合式枕木受けブラケット1の機能としては、
鉛直方向に拘束されていることが必要十分条件であり、
水平方向に移動しても、その上に構築される仮設レール
がずり落ちるわけではないからである。但し、後述する
ように、プレート10が水平方向に拘束されていたほう
が安全上望ましいことは言うまでもない。
ケット1において、当該係合式枕木受けブラケット1及
び枕木M等の重量をベクトルとして捉えると、図2
(a)に示すようになる。すなわち、係合式枕木受けブ
ラケット1に作用する力(自重を含む)はベクトルF
(m)として表され、このベクトルF(m)は、同図中
破線で示したベクトルf1(m)及びベクトルf2
(m)とに分解することができる。そして、これらのベ
クトルf1(m)及びベクトルf2(m)に対する反力
として、ボルトボックスBBの上向き面に垂直なベクト
ルN1(m)及び当該ボルトボックスBBの下方のセグ
メントS内表面に垂直なベクトルN2(m)が作用し、
ベクトルF(m)、ベクトルN1(m)、ベクトルN2
(m)によって閉三角形が形成されるので、系全体の力
が釣り合った状態となっている(図2(b)参照)。更
に、係合式枕木受けブラケット1においては、ベクトル
F(m)の作用位置によって回転モーメントが発生する
が、この回転モーメントに対抗するように、かつ、ずり
落ちを防止するように、ボルトボックスBBに挿入され
る突出片11と、当該ボルトボックスBBの下方のセグ
メントS内表面に当接する当接片12と、を備えてプレ
ート10,10が略L形状に形成されている。また、図
3に示すように、プレート10は、ボルトボックスBB
に対して水平方向に余裕をもった状態で挿入されていて
もよい。係合式枕木受けブラケット1の機能としては、
鉛直方向に拘束されていることが必要十分条件であり、
水平方向に移動しても、その上に構築される仮設レール
がずり落ちるわけではないからである。但し、後述する
ように、プレート10が水平方向に拘束されていたほう
が安全上望ましいことは言うまでもない。
【0014】また図1において、H形鋼20のフランジ
には枕木Mが載置されるが、ここで枕木MのH形鋼20
に対する水平方向の移動を拘束するために、H形鋼20
のフランジには固定手段たるボルト孔21が穿設され、
このボルト孔21を介してH形鋼20と枕木Mとがボル
トBをもって接合される。ボルト孔21は、本発明にお
いては必須の構成要素ではなく、H形鋼20と枕木Mと
の固定手段の一例にすぎない。H形鋼20と枕木Mとは
必ずしも固定されていなくとも、仮設レールがずり落ち
ることはないが、これらを固定すれば、枕木MがH形鋼
20に対して水平面上を移動することがなくなり、安全
性が高まる。更に他の固定手段として、溶接やエポキシ
樹脂、ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂接着剤等も挙
げられるが、本実施例のように当該固定手段をボルト孔
21とすることによって、簡易かつ低コストで確実に目
的を達成することができ、より効果的である。なお、図
2(a)には、ボルト孔21を介して、H形鋼20と枕
木MとがボルトBをもって接合された状態を表してい
る。
には枕木Mが載置されるが、ここで枕木MのH形鋼20
に対する水平方向の移動を拘束するために、H形鋼20
のフランジには固定手段たるボルト孔21が穿設され、
このボルト孔21を介してH形鋼20と枕木Mとがボル
トBをもって接合される。ボルト孔21は、本発明にお
いては必須の構成要素ではなく、H形鋼20と枕木Mと
の固定手段の一例にすぎない。H形鋼20と枕木Mとは
必ずしも固定されていなくとも、仮設レールがずり落ち
ることはないが、これらを固定すれば、枕木MがH形鋼
20に対して水平面上を移動することがなくなり、安全
性が高まる。更に他の固定手段として、溶接やエポキシ
樹脂、ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂接着剤等も挙
げられるが、本実施例のように当該固定手段をボルト孔
21とすることによって、簡易かつ低コストで確実に目
的を達成することができ、より効果的である。なお、図
2(a)には、ボルト孔21を介して、H形鋼20と枕
木MとがボルトBをもって接合された状態を表してい
る。
【0015】同様に、プレート10をボルトボックスB
Bに固定するために、突出片11には固定手段たるボル
ト孔11aが穿設され、このボルト孔11aを介してプ
レート10がボルトボックスBBの側面にボルトBをも
って接合される。このボルト孔11aも、本発明におい
ては必須の構成要素ではなく、プレート10とボルトボ
ックスBBとの固定手段の一例にすぎない。プレート1
0とボルトボックスBBとは必ずしも固定されていなく
とも、係合式枕木受けブラケット1が枕木M等を支持す
ることはできるが、地震等の不慮の事態に備えて、プレ
ート10とボルトボックスBBとを固定しておいたほう
が安全上望ましい。更に、他の固定手段として上述した
熱硬化性樹脂接着剤等も挙げられるが、本実施例のよう
に当該固定手段をボルト孔11aとすることによって、
簡易かつ安いコストで確実に目的を達成することがで
き、より効果的である。なお、図2(a)及び図3に
は、このボルト孔11aを介してプレート10をボルト
ボックスBB側面に固定した状態を表している。
Bに固定するために、突出片11には固定手段たるボル
ト孔11aが穿設され、このボルト孔11aを介してプ
レート10がボルトボックスBBの側面にボルトBをも
って接合される。このボルト孔11aも、本発明におい
ては必須の構成要素ではなく、プレート10とボルトボ
ックスBBとの固定手段の一例にすぎない。プレート1
0とボルトボックスBBとは必ずしも固定されていなく
とも、係合式枕木受けブラケット1が枕木M等を支持す
ることはできるが、地震等の不慮の事態に備えて、プレ
ート10とボルトボックスBBとを固定しておいたほう
が安全上望ましい。更に、他の固定手段として上述した
熱硬化性樹脂接着剤等も挙げられるが、本実施例のよう
に当該固定手段をボルト孔11aとすることによって、
簡易かつ安いコストで確実に目的を達成することがで
き、より効果的である。なお、図2(a)及び図3に
は、このボルト孔11aを介してプレート10をボルト
ボックスBB側面に固定した状態を表している。
【0016】また、前述したように、ベクトルN1
(m)及びベクトルf1(m)が作用する面の面積は、
突出片11の厚さに突出片11とボルトボックスBBと
が重複する長さを乗じたものであって小さいため、ボル
トボックスBBの上向き面は大きな圧力を受ける。これ
に対して、枕木M等の荷重を大きな面でボルトボックス
BBの上向き面に伝達して、圧力過大によるボルトボッ
クスBBの欠損を防ぐ目的をもって、突出片11下端
に、当該ボルトボックスBBの上向き面からの反力を受
ける縦反力受け面11bを設けている(図1乃至図3参
照)。この縦反力受け面11bは、本発明に必須の構成
要件ではないが、上記理由により、所要面積のものを設
けたほうが望ましい。なお、同様の目的を達成するため
に、突出片11下端のボルトボックスBBの上向き面と
の接触面を大きく膨らませた形状のプレート10とする
ことも考えられるが、コスト等を考慮すると、上記構成
が最も望ましい。
(m)及びベクトルf1(m)が作用する面の面積は、
突出片11の厚さに突出片11とボルトボックスBBと
が重複する長さを乗じたものであって小さいため、ボル
トボックスBBの上向き面は大きな圧力を受ける。これ
に対して、枕木M等の荷重を大きな面でボルトボックス
BBの上向き面に伝達して、圧力過大によるボルトボッ
クスBBの欠損を防ぐ目的をもって、突出片11下端
に、当該ボルトボックスBBの上向き面からの反力を受
ける縦反力受け面11bを設けている(図1乃至図3参
照)。この縦反力受け面11bは、本発明に必須の構成
要件ではないが、上記理由により、所要面積のものを設
けたほうが望ましい。なお、同様の目的を達成するため
に、突出片11下端のボルトボックスBBの上向き面と
の接触面を大きく膨らませた形状のプレート10とする
ことも考えられるが、コスト等を考慮すると、上記構成
が最も望ましい。
【0017】同様の理由から、ベクトルN2(m)及び
ベクトルf2(m)が作用する面の面積を大きくして、
圧力過大によるセグメントS内表面の欠損を防ぐ目的を
もって、プレート10の当接片12には、当該当接片1
2とセグメントS内表面が当接する面に、セグメントS
内表面からの反力を受ける横反力受け面12aが設けら
れている(図1乃至図3参照)。同様に、この横反力受
け面12aは本発明に必須の構成要件ではないが、上記
理由により、所要面積のものを設けたほうが望ましい。
なお、同様の目的を達成するために、当接片12側面の
セグメントS内表面との接触面を大きく膨らませた形状
のプレート10とすることも考えられるが、コスト等を
考慮すると、上記構成が最も望ましい。
ベクトルf2(m)が作用する面の面積を大きくして、
圧力過大によるセグメントS内表面の欠損を防ぐ目的を
もって、プレート10の当接片12には、当該当接片1
2とセグメントS内表面が当接する面に、セグメントS
内表面からの反力を受ける横反力受け面12aが設けら
れている(図1乃至図3参照)。同様に、この横反力受
け面12aは本発明に必須の構成要件ではないが、上記
理由により、所要面積のものを設けたほうが望ましい。
なお、同様の目的を達成するために、当接片12側面の
セグメントS内表面との接触面を大きく膨らませた形状
のプレート10とすることも考えられるが、コスト等を
考慮すると、上記構成が最も望ましい。
【0018】なお、本発明は本実施例に示した形状等に
限らず、枕木M等の設置位置やセグメントSの径等によ
って、適宜変更すべきものである。参考までに、図4
に、枕木Mの鉛直方向の設置位置を変更した場合の係合
式枕木受けブラケットの他の実施例2乃至4を表す側面
図を示す。
限らず、枕木M等の設置位置やセグメントSの径等によ
って、適宜変更すべきものである。参考までに、図4
に、枕木Mの鉛直方向の設置位置を変更した場合の係合
式枕木受けブラケットの他の実施例2乃至4を表す側面
図を示す。
【0019】以上説明した本発明に係る係合式枕木受け
ブラケットの使用手順は以下の通りである。 セグメントSの所定のボルトボックスBBに、本発明
に係る係合式枕木受けブラケット1乃至4を係止する。
ここで、所定のボルトボックスBBとは、トンネルの断
面方向に関して一水平面上に二箇所、かつ、トンネル長
方向に関して一水平面上に連続して、という意味であ
る。 本発明に係る係合式枕木受けブラケット1のH形鋼2
0のフランジ上に枕木Mを載置し、必要に応じてボルト
Bをもってこれらを固定する。枕木Mは、その軸方向と
トンネル長方向とを一致させて載置する。 枕木M上にレールを敷設する。 レールを撤去する際には、上記と逆の手順で撤去す
る。
ブラケットの使用手順は以下の通りである。 セグメントSの所定のボルトボックスBBに、本発明
に係る係合式枕木受けブラケット1乃至4を係止する。
ここで、所定のボルトボックスBBとは、トンネルの断
面方向に関して一水平面上に二箇所、かつ、トンネル長
方向に関して一水平面上に連続して、という意味であ
る。 本発明に係る係合式枕木受けブラケット1のH形鋼2
0のフランジ上に枕木Mを載置し、必要に応じてボルト
Bをもってこれらを固定する。枕木Mは、その軸方向と
トンネル長方向とを一致させて載置する。 枕木M上にレールを敷設する。 レールを撤去する際には、上記と逆の手順で撤去す
る。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る係合式枕木受けブラケット
は、従来技術の問題点を解決すべく、シールド工法によ
るトンネル工事において、セグメント等を運搬する仮設
の資材運搬用レール下の枕木を支持するべく、取り扱い
困難なボルト等の固定手段を用いることなく、自重及び
載加荷重によってセグメント内面に簡易かつ確実に係止
することができ、その結果、施工が簡易になり、もって
工期短縮及び工費削減に寄与することができるという顕
著な効果を生ぜしめるものである。
は、従来技術の問題点を解決すべく、シールド工法によ
るトンネル工事において、セグメント等を運搬する仮設
の資材運搬用レール下の枕木を支持するべく、取り扱い
困難なボルト等の固定手段を用いることなく、自重及び
載加荷重によってセグメント内面に簡易かつ確実に係止
することができ、その結果、施工が簡易になり、もって
工期短縮及び工費削減に寄与することができるという顕
著な効果を生ぜしめるものである。
【図1】本発明に係る係合式枕木受けブラケットの一実
施例を表す斜視図である。
施例を表す斜視図である。
【図2】(a)は、本発明に係る係合式枕木受けブラケ
ットの一実施例を表す側面図であり、(b)は、(a)
における系全体の力の釣合いを示すベクトルを表す図で
ある。
ットの一実施例を表す側面図であり、(b)は、(a)
における系全体の力の釣合いを示すベクトルを表す図で
ある。
【図3】本発明に係る係合式枕木受けブラケットの一実
施例を表す平面図である。
施例を表す平面図である。
【図4】本発明に係る係合式枕木受けブラケットの他の
実施例を表す側面図である。
実施例を表す側面図である。
【図5】シールド工法によるトンネル工事において、セ
グメント等を運搬する仮設の資材運搬用レールを設置す
る場合の従来技術例であるブラケット金具K1を表す側
面図である。
グメント等を運搬する仮設の資材運搬用レールを設置す
る場合の従来技術例であるブラケット金具K1を表す側
面図である。
【図6】シールド工法によるトンネル工事において、セ
グメント等を運搬する仮設の資材運搬用レールを設置す
る場合の従来技術例であるブラケット金具K2を表す側
面図である。
グメント等を運搬する仮設の資材運搬用レールを設置す
る場合の従来技術例であるブラケット金具K2を表す側
面図である。
1 …係合式枕木受けブラケット 2 …係合式枕木受けブラケット 3 …係合式枕木受けブラケット 4 …係合式枕木受けブラケット 10 …プレート(側板) 11 …突出片 11a…ボルト孔(固定手段) 11b…縦反力受け面 12 …当接片 12a…横反力受け面 20 …H形鋼(水平部材) 21 …ボルト孔(固定手段) B …ボルト BB …ボルトボックス K1 …ブラケット金具 K2 …ブラケット金具 M …枕木 S …セグメント F(m) …係合式枕木受けブラケットに作用する力
(自重を含む)を表すベクトル f1(m)…ベクトルF(m)の分解ベクトル f2(m)…ベクトルF(m)の分解ベクトル N1(m)…ベクトルf1(m)に垂直な反力を表すベ
クトル N2(m)…ベクトルf2(m)に垂直な反力を表すベ
クトル
(自重を含む)を表すベクトル f1(m)…ベクトルF(m)の分解ベクトル f2(m)…ベクトルF(m)の分解ベクトル N1(m)…ベクトルf1(m)に垂直な反力を表すベ
クトル N2(m)…ベクトルf2(m)に垂直な反力を表すベ
クトル
Claims (6)
- 【請求項1】 シールド工法によるトンネル工事におい
て、仮設レール下の枕木を水平に支持するために、自己
の重量及び載加荷重によりセグメント内面に係止される
金具であって、 対向する二の略L形状の側板と、これらの二の側板を連
結する水平部材と、を備え、 前記側板は、セグメントのボルトボックスに挿入される
突出片と、当該ボルトボックスの下方のセグメント内表
面に当接する当接片と、を形成してなることを特徴とす
る係合式枕木受けブラケット。 - 【請求項2】 前記水平部材頂部には、枕木との固定手
段を設けたことを特徴とする請求項1記載の係合式枕木
受けブラケット。 - 【請求項3】 前記側板の突出片に、当該側板のボルト
ボックスへの固定手段を設けたことを特徴とする請求項
1又は請求項2記載の係合式枕木受けブラケット。 - 【請求項4】 前記固定手段は、ボルトを挿通するボル
ト孔であることを特徴とする請求項2又は請求項3記載
の係合式枕木受けブラケット。 - 【請求項5】 前記側板の突出片下端に、当該ボルトボ
ックスの上向き面からの反力を受ける縦反力受け面を有
することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか
一項に記載の係合式枕木受けブラケット。 - 【請求項6】 前記側板の当接片は、当該当接片とセグ
メント内表面が当接する面に、セグメント内表面からの
反力を受ける横反力受け面を有することを特徴とする請
求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の係合式枕木
受けブラケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11087197A JPH10298901A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 係合式枕木受けブラケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11087197A JPH10298901A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 係合式枕木受けブラケット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10298901A true JPH10298901A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14546823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11087197A Pending JPH10298901A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 係合式枕木受けブラケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10298901A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014009558A (ja) * | 2012-07-02 | 2014-01-20 | Ohbayashi Corp | シールドトンネル工事用仮設枕木 |
-
1997
- 1997-04-28 JP JP11087197A patent/JPH10298901A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014009558A (ja) * | 2012-07-02 | 2014-01-20 | Ohbayashi Corp | シールドトンネル工事用仮設枕木 |
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