JPH10299423A - ガス化発電システム - Google Patents
ガス化発電システムInfo
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- JPH10299423A JPH10299423A JP10040724A JP4072498A JPH10299423A JP H10299423 A JPH10299423 A JP H10299423A JP 10040724 A JP10040724 A JP 10040724A JP 4072498 A JP4072498 A JP 4072498A JP H10299423 A JPH10299423 A JP H10299423A
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- gasification
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- gas
- generation system
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/16—Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/16—Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]
- Y02E20/18—Integrated gasification combined cycle [IGCC], e.g. combined with carbon capture and storage [CCS]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/10—Biofuels, e.g. bio-diesel
Landscapes
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
- Solid-Fuel Combustion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低廉・簡単な構成により発電効率が高く、し
かも排ガス中のNOx濃度の低い安定した燃料でもガス
化発電を実現できる。 【解決手段】 燃料17とガス化剤16を反応させるこ
とにより高温のガス化生成ガスを生成するガス化手段1
0と、前記ガス化手段10により生成された高温の前記
ガス化生成ガスを燃焼させることにより得られるエネル
ギーを用いて発電を行なう発電手段20と、前記ガス化
手段10に供給される前記ガス化剤を例えば1000℃
程度の自己着火温度にまで予熱する予熱手段30と、を
備え、予熱手段30は、例えば石炭等の化石燃料を燃料
17として用いた場合に、ガス化手段10内に供給され
る空気の温度を1000℃程度の高温にまで上昇させ
る。
かも排ガス中のNOx濃度の低い安定した燃料でもガス
化発電を実現できる。 【解決手段】 燃料17とガス化剤16を反応させるこ
とにより高温のガス化生成ガスを生成するガス化手段1
0と、前記ガス化手段10により生成された高温の前記
ガス化生成ガスを燃焼させることにより得られるエネル
ギーを用いて発電を行なう発電手段20と、前記ガス化
手段10に供給される前記ガス化剤を例えば1000℃
程度の自己着火温度にまで予熱する予熱手段30と、を
備え、予熱手段30は、例えば石炭等の化石燃料を燃料
17として用いた場合に、ガス化手段10内に供給され
る空気の温度を1000℃程度の高温にまで上昇させ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石炭,天然ガス,
重質油等の化石燃料や、塵芥,家庭用または産業廃棄物
等の燃料を酸素,空気等のガス化剤によりガス化して燃
料ガスを生成し、これを用いて発電を行なうガス化発電
システムに関する。
重質油等の化石燃料や、塵芥,家庭用または産業廃棄物
等の燃料を酸素,空気等のガス化剤によりガス化して燃
料ガスを生成し、これを用いて発電を行なうガス化発電
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に化石燃料と呼ばれている燃料の中
でも、石炭は、石油,天然ガスに比較して世界的に広く
分布しており、その埋蔵量も多いため将来の発電用燃料
としての期待が大きくなっている。この石炭を燃料とす
る発電方法としては、石炭を微粉炭に粉砕して燃焼させ
る微粉炭火力発電が良く知られているが、熱効率や環境
適合性の上から問題があるため、現在、石炭をガス化し
て燃焼させる石炭ガス化発電システムの開発が進められ
ている。
でも、石炭は、石油,天然ガスに比較して世界的に広く
分布しており、その埋蔵量も多いため将来の発電用燃料
としての期待が大きくなっている。この石炭を燃料とす
る発電方法としては、石炭を微粉炭に粉砕して燃焼させ
る微粉炭火力発電が良く知られているが、熱効率や環境
適合性の上から問題があるため、現在、石炭をガス化し
て燃焼させる石炭ガス化発電システムの開発が進められ
ている。
【0003】この石炭ガス化発電システムは、空気また
は酸素等のガス化剤と燃料としての石炭とをガス化手段
によりガス化してガス化生成ガスを生成し、このガス化
生成ガスによりガスタービンを回転させて発電を行なう
ものであるが、更にガスタービンを回転させた後のガス
化生成ガスの排熱を利用して蒸気を生成し、この蒸気に
よって蒸気タービンを回転させて発電を行なう石炭ガス
化複合発電システムも提案されている。この石炭ガス化
複合発電システムは、埋蔵量が比較的多く世界的にも広
く分布する石炭を用いて低コストの発電を行なうことが
できると共にガスタービンおよび蒸気タービンを複合的
に用いるので、ガスタービンの排熱を無駄にすることが
なく、効率の良い発電を行なうことができる。
は酸素等のガス化剤と燃料としての石炭とをガス化手段
によりガス化してガス化生成ガスを生成し、このガス化
生成ガスによりガスタービンを回転させて発電を行なう
ものであるが、更にガスタービンを回転させた後のガス
化生成ガスの排熱を利用して蒸気を生成し、この蒸気に
よって蒸気タービンを回転させて発電を行なう石炭ガス
化複合発電システムも提案されている。この石炭ガス化
複合発電システムは、埋蔵量が比較的多く世界的にも広
く分布する石炭を用いて低コストの発電を行なうことが
できると共にガスタービンおよび蒸気タービンを複合的
に用いるので、ガスタービンの排熱を無駄にすることが
なく、効率の良い発電を行なうことができる。
【0004】ところで、ガス化剤としては、上述したよ
うに空気をそのまま用いたり酸素または酸素富化空気を
用いているが、石炭中に含まれる灰分を溶融スラグとし
てガス化炉から溶融状態で取り出すには、炉内を150
0℃ないし1700℃の高温にまで上昇させる必要があ
る。しかし、空気をそのままガス化剤として用いる空気
吹き石炭ガス化複合発電プラントにおいては、ガス化剤
としての空気が、300℃ないし400℃程度の比較的
低い温度でガス化炉に供給されるので、ガス化炉内の温
度を充分に上昇させることができず、その結果、充分に
溶融状態とならなかったスラグによりガス化炉が閉塞し
てしまうという不具合があった。
うに空気をそのまま用いたり酸素または酸素富化空気を
用いているが、石炭中に含まれる灰分を溶融スラグとし
てガス化炉から溶融状態で取り出すには、炉内を150
0℃ないし1700℃の高温にまで上昇させる必要があ
る。しかし、空気をそのままガス化剤として用いる空気
吹き石炭ガス化複合発電プラントにおいては、ガス化剤
としての空気が、300℃ないし400℃程度の比較的
低い温度でガス化炉に供給されるので、ガス化炉内の温
度を充分に上昇させることができず、その結果、充分に
溶融状態とならなかったスラグによりガス化炉が閉塞し
てしまうという不具合があった。
【0005】また、炉内温度を高温にするために多量の
空気を吹き込むと、それだけ石炭が完全燃焼する割合が
増えると共に、ガス化生成ガス中の窒素量が増加する。
その結果、生成されたガス化生成ガスの発熱量は小さ
く、ガスタービン用の燃焼装置における安定した燃焼を
維持させることが困難であった。そこで、空気吹き石炭
ガス化複合発電システムにおける上記のような不具合を
解消するものとして、図12に示すような酸素吹き石炭
ガス化複合発電プラントが従来の石炭ガス化発電システ
ムの一例として提案されている。
空気を吹き込むと、それだけ石炭が完全燃焼する割合が
増えると共に、ガス化生成ガス中の窒素量が増加する。
その結果、生成されたガス化生成ガスの発熱量は小さ
く、ガスタービン用の燃焼装置における安定した燃焼を
維持させることが困難であった。そこで、空気吹き石炭
ガス化複合発電システムにおける上記のような不具合を
解消するものとして、図12に示すような酸素吹き石炭
ガス化複合発電プラントが従来の石炭ガス化発電システ
ムの一例として提案されている。
【0006】図12は、石炭ガス化複合発電プラントの
概略系統を示すブロック図である。図12において、石
炭ガス化複合発電プラントは、ガス化手段10および発
電手段20より構成され、ガス化手段10は、ガス化炉
11,ガス冷却器12,チャー回収装置13,ガス精製
設備14,酸素製造設備15等を含み、ガス化手段20
は、ガスタービン用燃焼装置21,ガスタービン22,
蒸気タービン23,発電機24a,24b,復水器2
5,排熱回収ボイラ26を備えている。このように構成
された石炭ガス化複合発電プラントの動作について、以
下に説明する。
概略系統を示すブロック図である。図12において、石
炭ガス化複合発電プラントは、ガス化手段10および発
電手段20より構成され、ガス化手段10は、ガス化炉
11,ガス冷却器12,チャー回収装置13,ガス精製
設備14,酸素製造設備15等を含み、ガス化手段20
は、ガスタービン用燃焼装置21,ガスタービン22,
蒸気タービン23,発電機24a,24b,復水器2
5,排熱回収ボイラ26を備えている。このように構成
された石炭ガス化複合発電プラントの動作について、以
下に説明する。
【0007】まず、酸素製造設備15により製造した酸
素富化空気16と共に石炭17をガス化炉11に投入し
てガス化し、ガス化生成ガス18を生成する。生成され
たガス化生成ガス18の主成分は、一酸化炭素、水素、
二酸化炭素、水蒸気などである。石炭17中の灰分は溶
融スラグ19aとしてガス化炉11の底部から排出され
る。ガス化生成ガス18はガス冷却器12で適当な温度
(例えば、500℃程度)まで冷却され、チャー回収装
置13を介してガス精製設備14に送られる。ガス化生
成ガス18中に含まれるチャー19b(主成分は未燃焼
炭素と灰分)の殆どは、途中でチャー回収装置13によ
り回収され、ガス化炉11にリサイクルされる。ガス精
製設備14は、ガスタービン22の腐食や摩耗の原因と
なる硫黄分と微小粒子を除去し、クリーンなガスとして
ガスタービン用燃焼装置21に供給されている。
素富化空気16と共に石炭17をガス化炉11に投入し
てガス化し、ガス化生成ガス18を生成する。生成され
たガス化生成ガス18の主成分は、一酸化炭素、水素、
二酸化炭素、水蒸気などである。石炭17中の灰分は溶
融スラグ19aとしてガス化炉11の底部から排出され
る。ガス化生成ガス18はガス冷却器12で適当な温度
(例えば、500℃程度)まで冷却され、チャー回収装
置13を介してガス精製設備14に送られる。ガス化生
成ガス18中に含まれるチャー19b(主成分は未燃焼
炭素と灰分)の殆どは、途中でチャー回収装置13によ
り回収され、ガス化炉11にリサイクルされる。ガス精
製設備14は、ガスタービン22の腐食や摩耗の原因と
なる硫黄分と微小粒子を除去し、クリーンなガスとして
ガスタービン用燃焼装置21に供給されている。
【0008】ガス精製設備14により精製されたガス化
生成ガス18は、ガスタービン用燃焼装置21により燃
焼させられ、このときの燃焼排ガス27によりガスター
ビン22が回転させられて発電機24aにより発電を行
なっている。さらに、ガスタービン22より出された燃
焼排ガス27の熱は、排熱回収ボイラ26により熱回収
されて、回収された熱により水蒸気28を発生させ、こ
の水蒸気により蒸気タービン23を回転させ、この回転
力を用いて発電機24bにより発電を行なっている。蒸
気タービン23から出された水蒸気28は復水器25に
より凝縮されて水29となり、再び排熱回収ボイラ26
にリサイクルされる。また、ガス冷却器12により回収
された熱も、水蒸気28となって蒸気タービン23に送
られる。なお、復水器25で凝縮された水29は、排熱
回収ボイラ26ばかりでなくガス化手段10を構成する
ガス冷却器12にも供給され、ガス化生成ガス18を冷
却するためにも用いられている。
生成ガス18は、ガスタービン用燃焼装置21により燃
焼させられ、このときの燃焼排ガス27によりガスター
ビン22が回転させられて発電機24aにより発電を行
なっている。さらに、ガスタービン22より出された燃
焼排ガス27の熱は、排熱回収ボイラ26により熱回収
されて、回収された熱により水蒸気28を発生させ、こ
の水蒸気により蒸気タービン23を回転させ、この回転
力を用いて発電機24bにより発電を行なっている。蒸
気タービン23から出された水蒸気28は復水器25に
より凝縮されて水29となり、再び排熱回収ボイラ26
にリサイクルされる。また、ガス冷却器12により回収
された熱も、水蒸気28となって蒸気タービン23に送
られる。なお、復水器25で凝縮された水29は、排熱
回収ボイラ26ばかりでなくガス化手段10を構成する
ガス冷却器12にも供給され、ガス化生成ガス18を冷
却するためにも用いられている。
【0009】このような構成および動作を有する従来の
酸素吹き石炭ガス化複合発電システムは、酸素製造設備
15によりスラグの溶融化状態を維持しながら高温のガ
ス化生成ガスをガス化炉11内で生成することができる
ので、固化したスラグによりガス化炉が閉塞するのを防
止できると共に、窒素成分の過剰な生成を防止してガス
タービン用の燃焼装置の燃焼の安定化をはかることがで
きる。上述した従来の石炭ガス化複合発電プラントにお
いては、このような空気吹き石炭ガス化手段のこうした
問題を解決するため、ガス化剤として空気の代わりに純
酸素あるいは酸素富化空気を用い、石炭を余分に完全燃
焼させ、かつ、ガス化生成ガス中の窒素量を減少させる
という方策を採用したものである。
酸素吹き石炭ガス化複合発電システムは、酸素製造設備
15によりスラグの溶融化状態を維持しながら高温のガ
ス化生成ガスをガス化炉11内で生成することができる
ので、固化したスラグによりガス化炉が閉塞するのを防
止できると共に、窒素成分の過剰な生成を防止してガス
タービン用の燃焼装置の燃焼の安定化をはかることがで
きる。上述した従来の石炭ガス化複合発電プラントにお
いては、このような空気吹き石炭ガス化手段のこうした
問題を解決するため、ガス化剤として空気の代わりに純
酸素あるいは酸素富化空気を用い、石炭を余分に完全燃
焼させ、かつ、ガス化生成ガス中の窒素量を減少させる
という方策を採用したものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、酸素吹きを行
なう従来の石炭ガス化発電システムによれば、ガス化剤
としてガス化手段に吹き込まれる酸素ないしは酸素富化
空気を製造するための酸素製造設備あるいは酸素富化空
気製造設備が必要となり、発電システム内で消費される
動力が増加するために、システム全体での発電効率が大
きく低下するという問題があった。また、酸素吹き石炭
ガス化発電システムにおいても、ガス化炉内の温度が充
分に上がらない場合には、多量のチャーがガス化生成ガ
ス中に含まれたままガス化炉から出てしまうことになる
ので、大規模のチャー回収装置が必要となってプラント
が複雑化してしまい、その結果プラントの製造コストが
高くなってしまうという問題もあった。
なう従来の石炭ガス化発電システムによれば、ガス化剤
としてガス化手段に吹き込まれる酸素ないしは酸素富化
空気を製造するための酸素製造設備あるいは酸素富化空
気製造設備が必要となり、発電システム内で消費される
動力が増加するために、システム全体での発電効率が大
きく低下するという問題があった。また、酸素吹き石炭
ガス化発電システムにおいても、ガス化炉内の温度が充
分に上がらない場合には、多量のチャーがガス化生成ガ
ス中に含まれたままガス化炉から出てしまうことになる
ので、大規模のチャー回収装置が必要となってプラント
が複雑化してしまい、その結果プラントの製造コストが
高くなってしまうという問題もあった。
【0011】さらに、従来の石炭ガス化複合発電プラン
トでは、ガス化炉で生成したガス化生成ガスは、ガス冷
却器12により500℃程度の適当な温度にまで冷却さ
れた後、ガス精製設備14に送られており、ガス冷却器
12で回収された熱は、水蒸気28の形で蒸気タービン
23に送られている。このため、ガス化生成ガス18が
顕熱として有する1000℃以上の高品位エネルギーを
500℃程度の低品位エネルギーに落として発電するこ
とになり、熱効率の点で非常に不利であり、その結果、
発電効率も低下してしまうという問題もあった。
トでは、ガス化炉で生成したガス化生成ガスは、ガス冷
却器12により500℃程度の適当な温度にまで冷却さ
れた後、ガス精製設備14に送られており、ガス冷却器
12で回収された熱は、水蒸気28の形で蒸気タービン
23に送られている。このため、ガス化生成ガス18が
顕熱として有する1000℃以上の高品位エネルギーを
500℃程度の低品位エネルギーに落として発電するこ
とになり、熱効率の点で非常に不利であり、その結果、
発電効率も低下してしまうという問題もあった。
【0012】また、石炭などを空気あるいは酸素富化空
気によりガス化して得られたガス化生成ガスは、LNG
(液化天然ガス ―Liquefied Natural Gases ―)など
に比べるとはるかに低い発熱量しか有していない。した
がって、ガスタービン用燃焼装置に供給されてから高温
の燃焼排ガスを得るためには、供給される空気量を抑え
ねばならず、燃焼装置内筒に分配できる空気量は少なく
なるため、低濃度の窒素酸化物(NOx)により安定な
燃焼を実現することは難しくなる。
気によりガス化して得られたガス化生成ガスは、LNG
(液化天然ガス ―Liquefied Natural Gases ―)など
に比べるとはるかに低い発熱量しか有していない。した
がって、ガスタービン用燃焼装置に供給されてから高温
の燃焼排ガスを得るためには、供給される空気量を抑え
ねばならず、燃焼装置内筒に分配できる空気量は少なく
なるため、低濃度の窒素酸化物(NOx)により安定な
燃焼を実現することは難しくなる。
【0013】本発明は、上記従来の石炭ガス化発電シス
テムの問題点を解消するためになされたものであり、安
価で簡単な構成のガス化発電システムを提供すると共
に、ガスタービン用の燃焼装置における排ガス中の窒素
酸化物(NOx)の濃度が低くても安定した燃焼が実現
できるガス化発電システムを提供することを目的として
いる。
テムの問題点を解消するためになされたものであり、安
価で簡単な構成のガス化発電システムを提供すると共
に、ガスタービン用の燃焼装置における排ガス中の窒素
酸化物(NOx)の濃度が低くても安定した燃焼が実現
できるガス化発電システムを提供することを目的として
いる。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係るガス化発電システムは、燃料とガス
化剤を反応させることによりガス化生成ガスを生成する
ガス化手段と、前記ガス化手段により生成された前記ガ
ス化生成ガスを燃焼させることにより得られるエネルギ
ーを用いて発電を行なう発電手段と、前記ガス化手段に
供給される前記ガス化剤を前記燃料の自己着火温度にま
で予熱する予熱手段と、を備えることを特徴としてい
る。
に、請求項1に係るガス化発電システムは、燃料とガス
化剤を反応させることによりガス化生成ガスを生成する
ガス化手段と、前記ガス化手段により生成された前記ガ
ス化生成ガスを燃焼させることにより得られるエネルギ
ーを用いて発電を行なう発電手段と、前記ガス化手段に
供給される前記ガス化剤を前記燃料の自己着火温度にま
で予熱する予熱手段と、を備えることを特徴としてい
る。
【0015】また、請求項2に係るガス化発電システム
は、請求項1に記載の発電システムにおいて、前記予熱
手段が、前記ガス化手段によって生成されたガス化生成
ガスの保有する顕熱を用いて、前記ガス化手段に供給さ
れるガス化剤を予熱する蓄熱式熱交換手段により構成さ
れていることを特徴としている。
は、請求項1に記載の発電システムにおいて、前記予熱
手段が、前記ガス化手段によって生成されたガス化生成
ガスの保有する顕熱を用いて、前記ガス化手段に供給さ
れるガス化剤を予熱する蓄熱式熱交換手段により構成さ
れていることを特徴としている。
【0016】また、請求項3に係るガス化発電システム
は、請求項2に記載の発電システムにおいて、前記予熱
手段が、前記ガス化生成ガスを燃焼させて前記ガス化剤
を燃料の自己着火温度以上の温度にまで高めるための燃
焼ガスを生成する予熱用燃焼手段を備えることを特徴と
している。
は、請求項2に記載の発電システムにおいて、前記予熱
手段が、前記ガス化生成ガスを燃焼させて前記ガス化剤
を燃料の自己着火温度以上の温度にまで高めるための燃
焼ガスを生成する予熱用燃焼手段を備えることを特徴と
している。
【0017】また、請求項4に係るガス化発電システム
は、請求項3に記載のシステムにおいて、前記発電手段
が、前記ガス化手段により生成されたガス化生成ガスを
燃焼させて燃焼ガスを生成するガスタービン用燃焼手段
と、前記燃焼ガスにより発電を行なうガスタービンと、
を含むガスタービン発電ユニットより構成され、前記ガ
ス化手段により生成される前記ガス化生成ガスが、前記
予熱用燃焼手段と前記ガスタービン用燃焼手段との双方
に供給されていることを特徴としている。
は、請求項3に記載のシステムにおいて、前記発電手段
が、前記ガス化手段により生成されたガス化生成ガスを
燃焼させて燃焼ガスを生成するガスタービン用燃焼手段
と、前記燃焼ガスにより発電を行なうガスタービンと、
を含むガスタービン発電ユニットより構成され、前記ガ
ス化手段により生成される前記ガス化生成ガスが、前記
予熱用燃焼手段と前記ガスタービン用燃焼手段との双方
に供給されていることを特徴としている。
【0018】また、請求項5に係るガス化発電システム
は、請求項4に記載の発電システムにおいて、前記発電
手段が、前記ガスタービン用燃焼手段と前記ガスタービ
ンに加えて、前記ガスタービンが発電を行なった後の排
ガスに含まれる残熱を回収する排熱回収手段と、この排
熱回収手段により回収された排熱を用いて蒸気を生成し
てこの蒸気により発電を行なう蒸気タービンと、を更に
含む複合発電ユニットより構成され、前記予熱手段が、
前記排熱回収手段により回収された排熱の一部を前記予
熱用燃焼手段により生成された燃焼ガスに併せて前記ガ
ス化剤を予熱する蓄熱式熱交換手段により構成されてい
ることを特徴としている。
は、請求項4に記載の発電システムにおいて、前記発電
手段が、前記ガスタービン用燃焼手段と前記ガスタービ
ンに加えて、前記ガスタービンが発電を行なった後の排
ガスに含まれる残熱を回収する排熱回収手段と、この排
熱回収手段により回収された排熱を用いて蒸気を生成し
てこの蒸気により発電を行なう蒸気タービンと、を更に
含む複合発電ユニットより構成され、前記予熱手段が、
前記排熱回収手段により回収された排熱の一部を前記予
熱用燃焼手段により生成された燃焼ガスに併せて前記ガ
ス化剤を予熱する蓄熱式熱交換手段により構成されてい
ることを特徴としている。
【0019】また、請求項6に係るガス化発電システム
は、請求項4または請求項5に記載のものにおいて、前
記ガス化生成ガスの一部または全てが前記蓄熱式熱交換
手段を通過すると共に、前記ガス化剤が前記蓄熱式熱交
換手段を通過して予熱された後、予熱された前記ガス化
剤の一部を前記ガス化手段に供給し、予熱された前記ガ
ス化剤の残部を前記ガスタービン発電ユニットに供給し
て前記ガス化生成ガスを高温空気燃焼させることを特徴
としている。なお、ここで高温空気燃焼とは、1000
℃程度にまで予熱された空気による燃焼をいう。
は、請求項4または請求項5に記載のものにおいて、前
記ガス化生成ガスの一部または全てが前記蓄熱式熱交換
手段を通過すると共に、前記ガス化剤が前記蓄熱式熱交
換手段を通過して予熱された後、予熱された前記ガス化
剤の一部を前記ガス化手段に供給し、予熱された前記ガ
ス化剤の残部を前記ガスタービン発電ユニットに供給し
て前記ガス化生成ガスを高温空気燃焼させることを特徴
としている。なお、ここで高温空気燃焼とは、1000
℃程度にまで予熱された空気による燃焼をいう。
【0020】また、請求項7に係るガス化発電システム
は、請求項4または請求項5に記載のものにおいて、前
記蓄熱式熱交換手段を通過して予熱された前記ガス化剤
の残部と前記蓄熱式熱交換手段で予熱される前の前記ガ
ス化剤の一部を混合して、前記ガスタービンに供給する
ことを特徴としている。
は、請求項4または請求項5に記載のものにおいて、前
記蓄熱式熱交換手段を通過して予熱された前記ガス化剤
の残部と前記蓄熱式熱交換手段で予熱される前の前記ガ
ス化剤の一部を混合して、前記ガスタービンに供給する
ことを特徴としている。
【0021】請求項8に係るガス化発電システムは、請
求項2に記載のものにおいて、前記発電手段が、前記ガ
ス化手段により生成された前記ガス化生成ガスを燃焼さ
せて水蒸気を生成するボイラと、このボイラにより生成
された水蒸気により発電を行なう蒸気タービンと、を含
む蒸気タービン発電ユニットより構成されると共に、前
記ボイラには前記ガス化手段より前記ガス化生成ガスが
供給されると共に前記予熱手段で用いられた熱エネルギ
ーが供給されていることを特徴としている。
求項2に記載のものにおいて、前記発電手段が、前記ガ
ス化手段により生成された前記ガス化生成ガスを燃焼さ
せて水蒸気を生成するボイラと、このボイラにより生成
された水蒸気により発電を行なう蒸気タービンと、を含
む蒸気タービン発電ユニットより構成されると共に、前
記ボイラには前記ガス化手段より前記ガス化生成ガスが
供給されると共に前記予熱手段で用いられた熱エネルギ
ーが供給されていることを特徴としている。
【0022】請求項9に係るガス化発電システムは、請
求項2に記載のものにおいて、前記ガス化生成ガスの一
部または全てが前記蓄熱式熱交換手段を通過すると共
に、前記ガス化剤が前記燃料の前記蓄熱式熱交換手段を
通過して予熱された後、前記ガス化装置に供給されるよ
うにしたことを特徴としている。
求項2に記載のものにおいて、前記ガス化生成ガスの一
部または全てが前記蓄熱式熱交換手段を通過すると共
に、前記ガス化剤が前記燃料の前記蓄熱式熱交換手段を
通過して予熱された後、前記ガス化装置に供給されるよ
うにしたことを特徴としている。
【0023】また、請求項10に係るガス化発電システ
ムは、請求項2に記載の発電システムにおいて、前記蓄
熱式熱交換手段が複数の蓄熱体を備え、前記ガス化剤が
第1の蓄熱体を通過すると共に、前記ガス化生成ガスの
一部または全てが前記ガス化剤が通過した第1の蓄熱体
とは異なる第2の蓄熱体を通過するように構成され、前
記第1の蓄熱体および第2の蓄熱体を通過する前記ガス
化剤および前記ガス化生成ガスを交互に切り替えること
により前記ガス化剤が燃料の自己着火温度にまで予熱さ
れるように構成されていることを特徴としている。
ムは、請求項2に記載の発電システムにおいて、前記蓄
熱式熱交換手段が複数の蓄熱体を備え、前記ガス化剤が
第1の蓄熱体を通過すると共に、前記ガス化生成ガスの
一部または全てが前記ガス化剤が通過した第1の蓄熱体
とは異なる第2の蓄熱体を通過するように構成され、前
記第1の蓄熱体および第2の蓄熱体を通過する前記ガス
化剤および前記ガス化生成ガスを交互に切り替えること
により前記ガス化剤が燃料の自己着火温度にまで予熱さ
れるように構成されていることを特徴としている。
【0024】また、請求項11に係るガス化発電システ
ムは、請求項2に記載の発電システムにおいて、前記ガ
ス化手段と前記蓄熱式熱交換手段との間に高温脱塵装置
を設け、前記蓄熱式熱交換手段を通過して温度が低下し
たガス化生成ガスと前記ガス化手段により生成されたガ
ス化生成ガスとを混合して前記高温脱塵装置に流入させ
ることを特徴としている。
ムは、請求項2に記載の発電システムにおいて、前記ガ
ス化手段と前記蓄熱式熱交換手段との間に高温脱塵装置
を設け、前記蓄熱式熱交換手段を通過して温度が低下し
たガス化生成ガスと前記ガス化手段により生成されたガ
ス化生成ガスとを混合して前記高温脱塵装置に流入させ
ることを特徴としている。
【0025】また、請求項12に係るガス化発電システ
ムは、請求項2に記載の発電システムにおいて、前記ガ
ス化手段は、チャーあるいは灰分が前記ガス化生成ガス
に伴って前記ガス化手段から流出することを防止する防
止手段を内部に備えることを特徴としている。
ムは、請求項2に記載の発電システムにおいて、前記ガ
ス化手段は、チャーあるいは灰分が前記ガス化生成ガス
に伴って前記ガス化手段から流出することを防止する防
止手段を内部に備えることを特徴としている。
【0026】また、請求項13に係るガス化発電システ
ムは、請求項12に記載の発電システムにおいて、前記
ガス化手段にはセラミックからなる充填物が充填され、
前記チャーあるいは灰分が前記ガス化生成ガスに伴って
前記ガス化手段より流出することを防止する前記防止手
段は前記充填物より構成されていることを特徴としてい
る。
ムは、請求項12に記載の発電システムにおいて、前記
ガス化手段にはセラミックからなる充填物が充填され、
前記チャーあるいは灰分が前記ガス化生成ガスに伴って
前記ガス化手段より流出することを防止する前記防止手
段は前記充填物より構成されていることを特徴としてい
る。
【0027】請求項14に係るガス化発電システムは、
請求項1に記載の発電システムにおいて、前記予熱手段
が、前記ガス化手段により生成されたガス化生成ガスの
一部を燃焼させ、発生した燃焼熱により前記ガス化剤を
予熱する高温ガス発生手段より構成されたことを特徴と
している。
請求項1に記載の発電システムにおいて、前記予熱手段
が、前記ガス化手段により生成されたガス化生成ガスの
一部を燃焼させ、発生した燃焼熱により前記ガス化剤を
予熱する高温ガス発生手段より構成されたことを特徴と
している。
【0028】また、請求項15に係るガス化発電システ
ムは、請求項14に記載の発電システムにおいて、前記
発電手段は、前記ガス化手段により生成されたガス化生
成ガスを燃焼させて燃焼ガスを生成するガスタービン用
燃焼手段と、このガスタービン用燃焼手段により生成さ
れた燃焼ガスを用いて発電を行なうガスタービンと、を
含むガスタービンユニットより構成され、前記高温ガス
発生手段により予熱された前記ガス化剤を前記ガスター
ビン用燃焼手段に供給して前記ガス化生成ガスの残部を
高温空気燃焼させることを特徴としている。
ムは、請求項14に記載の発電システムにおいて、前記
発電手段は、前記ガス化手段により生成されたガス化生
成ガスを燃焼させて燃焼ガスを生成するガスタービン用
燃焼手段と、このガスタービン用燃焼手段により生成さ
れた燃焼ガスを用いて発電を行なうガスタービンと、を
含むガスタービンユニットより構成され、前記高温ガス
発生手段により予熱された前記ガス化剤を前記ガスター
ビン用燃焼手段に供給して前記ガス化生成ガスの残部を
高温空気燃焼させることを特徴としている。
【0029】また、請求項16に係るガス化発電システ
ムは、請求項15に記載の発電システムにおいて、前記
発電手段が、前記ガスタービン用燃焼手段と前記ガスタ
ービンに加えて、前記ガスタービンが発電を行なった後
の排ガスに含まれる残熱を回収する排熱回収手段と、こ
の排熱回収手段により回収された排熱を用いて蒸気を生
成してこの蒸気により発電を行なう蒸気タービンと、を
更に含む複合発電ユニットより構成され、前記予熱手段
が前記ガス化剤の予熱に使われ温度が低下した後の前記
燃焼排ガスを前記排熱回収手段に供給することを特徴と
している。
ムは、請求項15に記載の発電システムにおいて、前記
発電手段が、前記ガスタービン用燃焼手段と前記ガスタ
ービンに加えて、前記ガスタービンが発電を行なった後
の排ガスに含まれる残熱を回収する排熱回収手段と、こ
の排熱回収手段により回収された排熱を用いて蒸気を生
成してこの蒸気により発電を行なう蒸気タービンと、を
更に含む複合発電ユニットより構成され、前記予熱手段
が前記ガス化剤の予熱に使われ温度が低下した後の前記
燃焼排ガスを前記排熱回収手段に供給することを特徴と
している。
【0030】また、請求項17に係るガス化発電システ
ムは、請求項14に記載の発電システムにおいて、前記
高温ガス発生手段により少なくとも800℃にまで予熱
された前記ガス化剤を前記ガス化手段に供給して前記燃
料をガス化することを特徴としている。
ムは、請求項14に記載の発電システムにおいて、前記
高温ガス発生手段により少なくとも800℃にまで予熱
された前記ガス化剤を前記ガス化手段に供給して前記燃
料をガス化することを特徴としている。
【0031】また、請求項18に係るガス化発電システ
ムは、請求項14に記載の発電システムにおいて、前記
高温ガス発生手段が、前記ガス化生成ガスを燃焼させて
燃焼排ガスを得る予熱用燃焼手段と、この予熱用燃焼手
段により生成された前記燃焼排ガスの有する熱エネルギ
ーにより前記ガス化剤を予熱する蓄熱式熱交換手段と、
より構成されていることを特徴としている。
ムは、請求項14に記載の発電システムにおいて、前記
高温ガス発生手段が、前記ガス化生成ガスを燃焼させて
燃焼排ガスを得る予熱用燃焼手段と、この予熱用燃焼手
段により生成された前記燃焼排ガスの有する熱エネルギ
ーにより前記ガス化剤を予熱する蓄熱式熱交換手段と、
より構成されていることを特徴としている。
【0032】また、請求項19に係るガス化発電システ
ムは、請求項14に記載の発電システムにおいて、前記
発電手段が、前記ガス化手段により生成された前記ガス
化生成ガスを燃焼させて水蒸気を生成するボイラと、こ
のボイラにより生成された水蒸気により発電を行なう蒸
気タービンと、を含む蒸気タービン発電ユニットより構
成されると共に、前記ボイラには、前記ガス化手段より
前記ガス化生成ガスが供給されると共に前記予熱手段で
用いられた熱エネルギーが供給されていることを特徴と
している。
ムは、請求項14に記載の発電システムにおいて、前記
発電手段が、前記ガス化手段により生成された前記ガス
化生成ガスを燃焼させて水蒸気を生成するボイラと、こ
のボイラにより生成された水蒸気により発電を行なう蒸
気タービンと、を含む蒸気タービン発電ユニットより構
成されると共に、前記ボイラには、前記ガス化手段より
前記ガス化生成ガスが供給されると共に前記予熱手段で
用いられた熱エネルギーが供給されていることを特徴と
している。
【0033】また、請求項20に係るガス化発電システ
ムは、請求項1に記載の発電システムにおいて、前記予
熱手段が、前記ガス化手段に供給されるガス化剤の温度
を燃料の自己着火温度である800℃にまで上昇させる
温度上昇手段により構成されていることを特徴としてい
る。
ムは、請求項1に記載の発電システムにおいて、前記予
熱手段が、前記ガス化手段に供給されるガス化剤の温度
を燃料の自己着火温度である800℃にまで上昇させる
温度上昇手段により構成されていることを特徴としてい
る。
【0034】また、請求項21に係るガス化発電システ
ムは、請求項1に記載の発電システムにおいて、前記ガ
ス化手段が、前記燃料として石炭、重質油、ごみ、廃棄
物、またはこれらと水の混合物を用いてガス化生成ガス
を生成することを特徴としている。
ムは、請求項1に記載の発電システムにおいて、前記ガ
ス化手段が、前記燃料として石炭、重質油、ごみ、廃棄
物、またはこれらと水の混合物を用いてガス化生成ガス
を生成することを特徴としている。
【0035】また、請求項22に係るガス化発電システ
ムは、請求項1に記載の発電システムにおいて、前記ガ
ス化手段が、前記ガス化剤として、空気、酸素、または
酸素富化空気を用いてガス化生成ガスを生成することを
特徴としている。
ムは、請求項1に記載の発電システムにおいて、前記ガ
ス化手段が、前記ガス化剤として、空気、酸素、または
酸素富化空気を用いてガス化生成ガスを生成することを
特徴としている。
【0036】上述のように、本発明に係るガス化発電シ
ステムによれば、ガス化生成ガスの有する顕熱によって
ガス化手段内に吹き込まれたガス化剤としての空気を自
己着火温度である1000℃近い高温に予熱した後、こ
の高温に予熱した空気をガス化装置に供給して燃料をガ
ス化することにより、ガス化炉内を灰分が溶融するのに
充分に高い温度に保持できる。したがって、スラグの流
出を容易にすると共にガス化生成ガス中に含まれてガス
化装置から流出するチャーの量は大幅に低減されること
になる。
ステムによれば、ガス化生成ガスの有する顕熱によって
ガス化手段内に吹き込まれたガス化剤としての空気を自
己着火温度である1000℃近い高温に予熱した後、こ
の高温に予熱した空気をガス化装置に供給して燃料をガ
ス化することにより、ガス化炉内を灰分が溶融するのに
充分に高い温度に保持できる。したがって、スラグの流
出を容易にすると共にガス化生成ガス中に含まれてガス
化装置から流出するチャーの量は大幅に低減されること
になる。
【0037】また、自己着火温度である1000℃程度
の高温に予熱された空気をガス化装置に供給して燃料を
ガス化しているので、炉内温度を高温に維持するために
必要な空気量が減少し、それだけ燃料が完全燃焼する割
合が減るとともに、ガス化生成ガス中の窒素量が減少す
る。その結果、生成されたガス化生成ガスの発熱量は大
きくなり、燃焼装置における安定な燃焼の維持が容易と
なる。さらに、ガス化生成ガスが顕熱として有する10
00℃以上の高品位エネルギーで空気を1000℃程度
まで予熱するので、温度をあまり下げずに高品位エネル
ギーのまま利用することになる。
の高温に予熱された空気をガス化装置に供給して燃料を
ガス化しているので、炉内温度を高温に維持するために
必要な空気量が減少し、それだけ燃料が完全燃焼する割
合が減るとともに、ガス化生成ガス中の窒素量が減少す
る。その結果、生成されたガス化生成ガスの発熱量は大
きくなり、燃焼装置における安定な燃焼の維持が容易と
なる。さらに、ガス化生成ガスが顕熱として有する10
00℃以上の高品位エネルギーで空気を1000℃程度
まで予熱するので、温度をあまり下げずに高品位エネル
ギーのまま利用することになる。
【0038】さらに、上述したガス化発電システムによ
れば、ガス化生成ガスを自己着火温度程度の高温の空気
を用いて高温空気燃焼させているので、燃焼排ガスに含
まれる窒素酸化物(NOx)の濃度が低くなることにな
り、ガスタービン用の燃焼装置の燃焼状態が安定するこ
とになる。
れば、ガス化生成ガスを自己着火温度程度の高温の空気
を用いて高温空気燃焼させているので、燃焼排ガスに含
まれる窒素酸化物(NOx)の濃度が低くなることにな
り、ガスタービン用の燃焼装置の燃焼状態が安定するこ
とになる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るガス化発電シ
ステムの好適な実施形態について添付図面を参照しなが
ら詳細に説明する。図1は、本発明の基本概念を含む第
1実施形態に係るガス化発電システムの構成を示すブロ
ック図である。図1において、図10と同一符号を付し
たものは、従来のガス化発電システムと同一または相当
する構成要素を示している。
ステムの好適な実施形態について添付図面を参照しなが
ら詳細に説明する。図1は、本発明の基本概念を含む第
1実施形態に係るガス化発電システムの構成を示すブロ
ック図である。図1において、図10と同一符号を付し
たものは、従来のガス化発電システムと同一または相当
する構成要素を示している。
【0040】図1において、ガス化発電システムは、燃
料17とガス化剤16を反応させることにより高温のガ
ス化生成ガスを生成するガス化手段10と、前記ガス化
手段10により生成された高温の前記ガス化生成ガスを
燃焼させることにより得られるエネルギーを用いて発電
を行なう発電手段20と、前記ガス化手段10に供給さ
れる前記ガス化剤を例えば1000℃程度の燃料の自己
着火温度以上にまで予熱する予熱手段30とを備えてい
る。この発明の要旨としての予熱手段30は、例えば石
炭等の化石燃料を燃料17として用いた場合、ガス化手
段10内に供給される空気の温度を1000℃程度の高
温にまで上昇させることができるので、灰分の溶融を促
進してスラグの炉内における固化を防止して、溶融スラ
グ19aとしてガス化手段10の外部に排出できる。ま
た、ガス化手段10に多量の空気を送り込まなくともよ
くなるので、ガス化生成ガス18中に存在する窒素酸化
物(NOx)の濃度を抑えることができる。
料17とガス化剤16を反応させることにより高温のガ
ス化生成ガスを生成するガス化手段10と、前記ガス化
手段10により生成された高温の前記ガス化生成ガスを
燃焼させることにより得られるエネルギーを用いて発電
を行なう発電手段20と、前記ガス化手段10に供給さ
れる前記ガス化剤を例えば1000℃程度の燃料の自己
着火温度以上にまで予熱する予熱手段30とを備えてい
る。この発明の要旨としての予熱手段30は、例えば石
炭等の化石燃料を燃料17として用いた場合、ガス化手
段10内に供給される空気の温度を1000℃程度の高
温にまで上昇させることができるので、灰分の溶融を促
進してスラグの炉内における固化を防止して、溶融スラ
グ19aとしてガス化手段10の外部に排出できる。ま
た、ガス化手段10に多量の空気を送り込まなくともよ
くなるので、ガス化生成ガス18中に存在する窒素酸化
物(NOx)の濃度を抑えることができる。
【0041】この予熱手段は、単独の燃焼装置等により
構成することも可能であるが、ガス化手段10により生
成されるガス化生成ガス18の顕熱を利用することによ
り、容易に得ることができる。図1に示すように、予熱
手段30に蓄熱式熱交換手段31を設け、この蓄熱式熱
交換手段31にガス化生成ガス18を高温で供給してや
れば、エネルギー効率の良い予熱を行なうことができ
る。ガス化剤16をガス化手段10に高温で供給するた
め、予熱手段30は、予熱用燃焼手段32を備えてお
り、ガス化生成ガス18は発電手段20に供給されると
共にこの予熱用燃焼手段32にも供給され、燃焼手段3
2で燃焼された燃焼ガス33が蓄熱式熱交換手段31に
供給される。
構成することも可能であるが、ガス化手段10により生
成されるガス化生成ガス18の顕熱を利用することによ
り、容易に得ることができる。図1に示すように、予熱
手段30に蓄熱式熱交換手段31を設け、この蓄熱式熱
交換手段31にガス化生成ガス18を高温で供給してや
れば、エネルギー効率の良い予熱を行なうことができ
る。ガス化剤16をガス化手段10に高温で供給するた
め、予熱手段30は、予熱用燃焼手段32を備えてお
り、ガス化生成ガス18は発電手段20に供給されると
共にこの予熱用燃焼手段32にも供給され、燃焼手段3
2で燃焼された燃焼ガス33が蓄熱式熱交換手段31に
供給される。
【0042】一方、発電手段20の構成としては従来の
発電システムと同様に、ガスタービンを用いた単独の発
電機による発電であっても良いし、あるいは蒸気タービ
ンを用いた単独の発電機による発電であっても良いし、
また、ガスタービンと蒸気タービンとを組み合わせた複
合発電システムとして構成してもよい。図1に示される
第1実施形態においては、この発明の最良の形態として
複合型の発電手段20を開示した。発電手段20は、ガ
ス化生成ガス18を燃焼させて燃焼ガス27を生成する
ガスタービン用燃焼手段21と、生成された燃焼ガス2
7によりタービンを回転させて図示されないシャフトに
設けられた図示されない発電機に発電を行なわせるガス
タービン22と、ガスタービン22の残熱27から排熱
を回収する例えばボイラ等の排熱回収手段26と、回収
された排熱を再利用して水蒸気を発生させて、この水蒸
気によりタービンを回転させて図示されないシャフトに
設けられた図示されない発電機に発電を行なわせる蒸気
タービン23と、を備えている。これらの複合発電シス
テムの構成については特に目新しいものはないが、この
構成を本発明に適用した場合、例えば排熱回収手段26
で回収したガスタービン22の残熱を利用して予熱用燃
焼手段32により燃焼された燃焼ガス33の温度を高め
るように構成することも可能である。
発電システムと同様に、ガスタービンを用いた単独の発
電機による発電であっても良いし、あるいは蒸気タービ
ンを用いた単独の発電機による発電であっても良いし、
また、ガスタービンと蒸気タービンとを組み合わせた複
合発電システムとして構成してもよい。図1に示される
第1実施形態においては、この発明の最良の形態として
複合型の発電手段20を開示した。発電手段20は、ガ
ス化生成ガス18を燃焼させて燃焼ガス27を生成する
ガスタービン用燃焼手段21と、生成された燃焼ガス2
7によりタービンを回転させて図示されないシャフトに
設けられた図示されない発電機に発電を行なわせるガス
タービン22と、ガスタービン22の残熱27から排熱
を回収する例えばボイラ等の排熱回収手段26と、回収
された排熱を再利用して水蒸気を発生させて、この水蒸
気によりタービンを回転させて図示されないシャフトに
設けられた図示されない発電機に発電を行なわせる蒸気
タービン23と、を備えている。これらの複合発電シス
テムの構成については特に目新しいものはないが、この
構成を本発明に適用した場合、例えば排熱回収手段26
で回収したガスタービン22の残熱を利用して予熱用燃
焼手段32により燃焼された燃焼ガス33の温度を高め
るように構成することも可能である。
【0043】以上のような第1実施形態に係るガス化発
電システムによれば、予熱手段30は例えば燃料として
の石炭と例えばガス化剤としての空気とを反応させてガ
ス化するためガス化剤を燃料の自己着火温度以上である
1000℃程度に予熱しているので、ガス化手段10内
のスラグの固化を防止して高温液状の溶融スラグ19a
としてガス化手段10の外部に排出することができ、ガ
ス化生成ガス18中の窒素酸化物の濃度を低減すること
ができる。
電システムによれば、予熱手段30は例えば燃料として
の石炭と例えばガス化剤としての空気とを反応させてガ
ス化するためガス化剤を燃料の自己着火温度以上である
1000℃程度に予熱しているので、ガス化手段10内
のスラグの固化を防止して高温液状の溶融スラグ19a
としてガス化手段10の外部に排出することができ、ガ
ス化生成ガス18中の窒素酸化物の濃度を低減すること
ができる。
【0044】次に、より具体的な例としての第2実施形
態に係るガス化発電システムについて、図2ないし図4
を参照しながら説明する。図2は、本発明の第2実施形
態に係る石炭ガス化複合発電システムの概略系統を示し
たものである。この第2実施形態に係る石炭ガス化複合
発電システムは、ガス化炉11とガス精製設備14とを
備えるガス化手段10と、ガスタービン用燃焼装置2
1,ガスタービン22,圧縮機22a,蒸気タービン2
3,発電機24a,24b,復水器25および排熱回収
ボイラ26を備える発電手段20と、本発明の要旨とし
ての予熱手段30と、を備えている。
態に係るガス化発電システムについて、図2ないし図4
を参照しながら説明する。図2は、本発明の第2実施形
態に係る石炭ガス化複合発電システムの概略系統を示し
たものである。この第2実施形態に係る石炭ガス化複合
発電システムは、ガス化炉11とガス精製設備14とを
備えるガス化手段10と、ガスタービン用燃焼装置2
1,ガスタービン22,圧縮機22a,蒸気タービン2
3,発電機24a,24b,復水器25および排熱回収
ボイラ26を備える発電手段20と、本発明の要旨とし
ての予熱手段30と、を備えている。
【0045】予熱手段30は蓄熱式熱交換手段31を構
成する第1,第2の蓄熱体31a,31bと、高温切り
替え用の第1のバルブ34a,低温切り替え用の第2の
バルブ34bを備えている。図3は、この第2実施形態
に係るガス化発電システムで用いられるガス化炉11の
詳細を示したものであり、ガス化剤としての空気16と
燃料としての石炭17が供給されるガス化炉11内に
は、アルミナ等の材質より成る粒子の細かいペブル11
aと、粒子の粗いペブル11bとが充填されている。高
温で供給された空気16と石炭17との反応によりガス
化生成ガス18が生成されて第1のバルブ34aに供給
されると共に、高温液状の溶融スラグが底部より排出さ
れる。
成する第1,第2の蓄熱体31a,31bと、高温切り
替え用の第1のバルブ34a,低温切り替え用の第2の
バルブ34bを備えている。図3は、この第2実施形態
に係るガス化発電システムで用いられるガス化炉11の
詳細を示したものであり、ガス化剤としての空気16と
燃料としての石炭17が供給されるガス化炉11内に
は、アルミナ等の材質より成る粒子の細かいペブル11
aと、粒子の粗いペブル11bとが充填されている。高
温で供給された空気16と石炭17との反応によりガス
化生成ガス18が生成されて第1のバルブ34aに供給
されると共に、高温液状の溶融スラグが底部より排出さ
れる。
【0046】第2実施形態に係る発電システムの動作を
予熱手段30を中心に説明する。圧縮機22Aにより圧
縮されて昇温した300℃程度の空気(ガス化剤)16
は、第2の蓄熱体31bを通過する間にこの蓄熱体31
bの有する熱エネルギーを得て1000℃程度にまで昇
温された後、第1のバルブ34aを介してガス化炉11
に供給される。ガス化炉11内に別に供給された石炭1
7は、ガス化炉11に供給された高温の空気16と反応
してガス化され、ガス化生成ガス18となる。石炭17
中の灰分は溶融状態のスラグ19aとなってガス化炉1
1の底部から取り出される。ここで、ガス化炉11を出
たガス化生成ガス18の中にチャーなどが含まれている
と、これが第1の蓄熱体31aの中に蓄積して目詰まり
の原因になる。
予熱手段30を中心に説明する。圧縮機22Aにより圧
縮されて昇温した300℃程度の空気(ガス化剤)16
は、第2の蓄熱体31bを通過する間にこの蓄熱体31
bの有する熱エネルギーを得て1000℃程度にまで昇
温された後、第1のバルブ34aを介してガス化炉11
に供給される。ガス化炉11内に別に供給された石炭1
7は、ガス化炉11に供給された高温の空気16と反応
してガス化され、ガス化生成ガス18となる。石炭17
中の灰分は溶融状態のスラグ19aとなってガス化炉1
1の底部から取り出される。ここで、ガス化炉11を出
たガス化生成ガス18の中にチャーなどが含まれている
と、これが第1の蓄熱体31aの中に蓄積して目詰まり
の原因になる。
【0047】本第2実施形態におけるガス化炉11で
は、図3に示すように、材質がアルミナより成るペブル
11a,11bが充填されているので、灰分やチャーを
液状のまま捕獲することができ、これらがガス化生成ガ
ス18中に混入されて流出することを防いでいる。ガス
化炉11を出たガス化生成ガス18は、第1の蓄熱体3
1aを通過する間に、保有されている顕熱を第1の蓄熱
体31aに熱伝導し、500℃程度まで温度低下した
後、ガス精製設備14に送られる。本第2実施形態で
は、ガス化炉11で捕りきれずにガス化生成ガス18の
中に残留している微細な溶融スラグの微粒子が第1の蓄
熱体31a内で凝縮しないように、第1の蓄熱体31a
を通過して500℃程度に温度低下したガス化生成ガス
の一部をガス化炉11を出た1600℃の高温のガス化
生成ガス18と混合させ、その温度を1200℃程度ま
で下げて残留スラグを固化させてからガス化生成ガス1
8を第1の蓄熱体31aに導入している。ガス精製設備
14では、ガスタービン22の腐食や摩耗の原因となる
硫黄分や微小粒子を除去し、清浄なガス化生成ガスとし
てガスタービン用燃焼装置21に供給している。
は、図3に示すように、材質がアルミナより成るペブル
11a,11bが充填されているので、灰分やチャーを
液状のまま捕獲することができ、これらがガス化生成ガ
ス18中に混入されて流出することを防いでいる。ガス
化炉11を出たガス化生成ガス18は、第1の蓄熱体3
1aを通過する間に、保有されている顕熱を第1の蓄熱
体31aに熱伝導し、500℃程度まで温度低下した
後、ガス精製設備14に送られる。本第2実施形態で
は、ガス化炉11で捕りきれずにガス化生成ガス18の
中に残留している微細な溶融スラグの微粒子が第1の蓄
熱体31a内で凝縮しないように、第1の蓄熱体31a
を通過して500℃程度に温度低下したガス化生成ガス
の一部をガス化炉11を出た1600℃の高温のガス化
生成ガス18と混合させ、その温度を1200℃程度ま
で下げて残留スラグを固化させてからガス化生成ガス1
8を第1の蓄熱体31aに導入している。ガス精製設備
14では、ガスタービン22の腐食や摩耗の原因となる
硫黄分や微小粒子を除去し、清浄なガス化生成ガスとし
てガスタービン用燃焼装置21に供給している。
【0048】第2の蓄熱体31bを通過して1000℃
程度まで昇温された高温空気の一部16Aは、圧縮機2
2Aにより圧縮された空気の一部16との混合により温
度調整された後、ガスタービン燃焼装置21に供給され
る。すなわち、ガス精製設備18で脱硫・脱塵されて清
浄化されたガス生成ガス18は、ガスタービン用燃焼装
置21において高温空気燃焼する。通常、800℃〜1
200℃程度に予熱した空気による燃焼は高温空気燃焼
と呼ばれ、NOxを大きく低減することのできる安定な
燃焼方法として良く知られている。
程度まで昇温された高温空気の一部16Aは、圧縮機2
2Aにより圧縮された空気の一部16との混合により温
度調整された後、ガスタービン燃焼装置21に供給され
る。すなわち、ガス精製設備18で脱硫・脱塵されて清
浄化されたガス生成ガス18は、ガスタービン用燃焼装
置21において高温空気燃焼する。通常、800℃〜1
200℃程度に予熱した空気による燃焼は高温空気燃焼
と呼ばれ、NOxを大きく低減することのできる安定な
燃焼方法として良く知られている。
【0049】ガスタービン用燃焼装置21で生成された
燃焼排ガス27はガスタービン22を回転させて発電機
24aにより発電を行なった後、排熱回収ボイラ26に
送られる。排熱回収ボイラ26では、燃焼排ガス27か
ら熱回収して水蒸気28を発生させて蒸気タービン23
を回転させて発電機24bより発電を行なう。蒸気ター
ビン23を出た水蒸気28は、復水器25により凝縮さ
れ、再び排熱回収ボイラ26に戻される。
燃焼排ガス27はガスタービン22を回転させて発電機
24aにより発電を行なった後、排熱回収ボイラ26に
送られる。排熱回収ボイラ26では、燃焼排ガス27か
ら熱回収して水蒸気28を発生させて蒸気タービン23
を回転させて発電機24bより発電を行なう。蒸気ター
ビン23を出た水蒸気28は、復水器25により凝縮さ
れ、再び排熱回収ボイラ26に戻される。
【0050】以上のように構成される石炭ガス化複合発
電システムでは、高温切り替え用の第1のバルブ34a
と低温切り替え用の第2のバルブ34bを互いに連動し
て切り替えることによって、一対の蓄熱体31a,31
bに交互に空気16とガス化生成ガス18を通過させ
て、ガス化生成ガス18の温度に近い高温に予熱した空
気16をガス化炉11に連続供給することができる。図
4は、図2に示された状態から高温切り替え用の第1の
バルブ34aと低温切り替え用の第2のバルブ34bを
互いに連動させて切り替えることにより、空気16とガ
ス化生成ガス18の流れを変更した状態を示したもので
ある。なお、本実施形態では切り替えバルブ34a,3
4bとして4方弁を使用しているが、単純な締切弁を複
数個使うことによっても同様の機能を実現できる。
電システムでは、高温切り替え用の第1のバルブ34a
と低温切り替え用の第2のバルブ34bを互いに連動し
て切り替えることによって、一対の蓄熱体31a,31
bに交互に空気16とガス化生成ガス18を通過させ
て、ガス化生成ガス18の温度に近い高温に予熱した空
気16をガス化炉11に連続供給することができる。図
4は、図2に示された状態から高温切り替え用の第1の
バルブ34aと低温切り替え用の第2のバルブ34bを
互いに連動させて切り替えることにより、空気16とガ
ス化生成ガス18の流れを変更した状態を示したもので
ある。なお、本実施形態では切り替えバルブ34a,3
4bとして4方弁を使用しているが、単純な締切弁を複
数個使うことによっても同様の機能を実現できる。
【0051】本発明によるガス化複合発電システムで
は、ガス化生成ガスの有する顕熱によって空気を100
0℃程度の高温にまで予熱した後、この空気をガス化装
置に供給して燃料をガス化するので、純酸素あるいは酸
素富化空気を用いることなくガス化炉内を灰分が溶融す
るのに充分に高い温度に保持できる。したがって、スラ
グの流出を容易にすると共に、ガス化生成ガス中に同伴
してガス化装置から流出するチャーの量を大きく低減で
きる。その結果、酸素製造設備やチャー回収装置を小型
化したり、また不要にすることができ、システムのコス
トを低下させることができる。さらに、酸素製造(ある
いは、酸素富化空気製造)に要する動力を低減させたり
不要とすることができるので、発電効率が大幅に向上す
る。
は、ガス化生成ガスの有する顕熱によって空気を100
0℃程度の高温にまで予熱した後、この空気をガス化装
置に供給して燃料をガス化するので、純酸素あるいは酸
素富化空気を用いることなくガス化炉内を灰分が溶融す
るのに充分に高い温度に保持できる。したがって、スラ
グの流出を容易にすると共に、ガス化生成ガス中に同伴
してガス化装置から流出するチャーの量を大きく低減で
きる。その結果、酸素製造設備やチャー回収装置を小型
化したり、また不要にすることができ、システムのコス
トを低下させることができる。さらに、酸素製造(ある
いは、酸素富化空気製造)に要する動力を低減させたり
不要とすることができるので、発電効率が大幅に向上す
る。
【0052】さらに、本発明によるガス化複合発電シス
テムは、1000℃程度の高温に予熱した空気をガス化
装置に供給して燃料をガス化するので、炉内温度を高温
に維持するために必要な空気量が減少し、それだけ燃料
が完全燃焼する割合が減るとともに、ガス化生成ガス中
の窒素量が減少する。その結果、生成されたガス化生成
ガスの有する発熱量は大きくなり、燃焼装置において安
定な燃焼を維持することが容易になる。
テムは、1000℃程度の高温に予熱した空気をガス化
装置に供給して燃料をガス化するので、炉内温度を高温
に維持するために必要な空気量が減少し、それだけ燃料
が完全燃焼する割合が減るとともに、ガス化生成ガス中
の窒素量が減少する。その結果、生成されたガス化生成
ガスの有する発熱量は大きくなり、燃焼装置において安
定な燃焼を維持することが容易になる。
【0053】さらに、本発明によるガス化複合発電シス
テムでは、ガス化生成ガスが顕熱として有する1000
℃以上の高品位エネルギーで1000℃程度の空気を造
る、すなわち温度をあまり下げずに高品位エネルギーの
ままに利用するので、いっそう発電効率を向上させるこ
とができる。
テムでは、ガス化生成ガスが顕熱として有する1000
℃以上の高品位エネルギーで1000℃程度の空気を造
る、すなわち温度をあまり下げずに高品位エネルギーの
ままに利用するので、いっそう発電効率を向上させるこ
とができる。
【0054】さらに、本発明によるガス化複合発電シス
テムでは、ガス化生成ガスを1000℃程度の高温の空
気で高温空気燃焼させるので、ガス化生成ガスが発熱量
の少ない低カロリー燃料であっても、燃焼排ガス中のN
Ox濃度が低く、安定な燃焼が可能となる。
テムでは、ガス化生成ガスを1000℃程度の高温の空
気で高温空気燃焼させるので、ガス化生成ガスが発熱量
の少ない低カロリー燃料であっても、燃焼排ガス中のN
Ox濃度が低く、安定な燃焼が可能となる。
【0055】図5は、本発明の第3実施形態に係る石炭
ガス化複合発電システムの概略系統を示したものであ
る。本実施形態は、図2ないし図4に示した本発明の第
2実施形態において、ガス化炉11のガス化生成ガスの
出口ラインにセラミックフィルタ35を設けたものであ
る。ガス化炉11から出た1600℃程度のガス化生成
ガス18は第1の蓄熱体31aを出た後の500℃程度
のガス化生成ガスと混合されてセラミックフィルタ35
の耐熱温度以下の温度である900℃程度まで温度低下
されてからセラミックフィルタ35に流入される。セラ
ミックフィルタ35で除塵されたガス化生成ガスは、圧
縮機22Aにより圧縮された空気と混合されて一部燃焼
し、1100℃程度まで温度上昇し(ただし、燃焼装置
は省略してある)、第1の蓄熱体31aに入る。また、
圧縮機22Aで圧縮されて昇温した300℃程度の空気
16は、第2の蓄熱体31bを通過する間に第1の蓄熱
体31aの保有する熱エネルギーを得て、900℃程度
まで昇温された後、ガス化炉11に供給される。
ガス化複合発電システムの概略系統を示したものであ
る。本実施形態は、図2ないし図4に示した本発明の第
2実施形態において、ガス化炉11のガス化生成ガスの
出口ラインにセラミックフィルタ35を設けたものであ
る。ガス化炉11から出た1600℃程度のガス化生成
ガス18は第1の蓄熱体31aを出た後の500℃程度
のガス化生成ガスと混合されてセラミックフィルタ35
の耐熱温度以下の温度である900℃程度まで温度低下
されてからセラミックフィルタ35に流入される。セラ
ミックフィルタ35で除塵されたガス化生成ガスは、圧
縮機22Aにより圧縮された空気と混合されて一部燃焼
し、1100℃程度まで温度上昇し(ただし、燃焼装置
は省略してある)、第1の蓄熱体31aに入る。また、
圧縮機22Aで圧縮されて昇温した300℃程度の空気
16は、第2の蓄熱体31bを通過する間に第1の蓄熱
体31aの保有する熱エネルギーを得て、900℃程度
まで昇温された後、ガス化炉11に供給される。
【0056】本第3実施形態では、図2に示した本発明
の第2実施形態と同様の効果が得られると共に、ガス化
炉1内で捕りきれなかったチャーなどの微粒子をセラミ
ックフィルタ35により捕獲することができるので、こ
れらの微粒子が第1,第2の蓄熱体31a,31bに流
入・蓄積して圧力損失が増加するのを防止することがで
きる。
の第2実施形態と同様の効果が得られると共に、ガス化
炉1内で捕りきれなかったチャーなどの微粒子をセラミ
ックフィルタ35により捕獲することができるので、こ
れらの微粒子が第1,第2の蓄熱体31a,31bに流
入・蓄積して圧力損失が増加するのを防止することがで
きる。
【0057】次に、本発明の第4実施形態を説明する。
図6は、本発明の第4実施形態に係る石炭ガス化複合発
電システムの概略系統を示したものである。本第4実施
形態においては、ガス化炉としてスラリフィード、酸素
吹きのテキサコ炉を採用している。本第4実施形態の主
な構成は図2に示された第2実施形態の主要部の構成と
同様なので、図2と異なる部分についてのみ説明を加え
る。
図6は、本発明の第4実施形態に係る石炭ガス化複合発
電システムの概略系統を示したものである。本第4実施
形態においては、ガス化炉としてスラリフィード、酸素
吹きのテキサコ炉を採用している。本第4実施形態の主
な構成は図2に示された第2実施形態の主要部の構成と
同様なので、図2と異なる部分についてのみ説明を加え
る。
【0058】酸素製造設備15で造られたガス化剤とし
ての酸素40は、圧縮機22Aで昇圧され、第2の蓄熱
体31bで1000℃程度にまで加熱された後、テキサ
コ炉41に供給される。別に供給されたCWM(微粉灰
と水の混合物)42は高温の酸素40と反応してガス化
し、ガス化生成ガス18となる。第2の蓄熱体31bを
通過して1000℃程度まで昇温された酸素の一部43
は、酸素製造設備15で空気を分離してできた窒素44
と混合されて若干温度低下した後、ガスタービン用の燃
焼装置21に供給される。
ての酸素40は、圧縮機22Aで昇圧され、第2の蓄熱
体31bで1000℃程度にまで加熱された後、テキサ
コ炉41に供給される。別に供給されたCWM(微粉灰
と水の混合物)42は高温の酸素40と反応してガス化
し、ガス化生成ガス18となる。第2の蓄熱体31bを
通過して1000℃程度まで昇温された酸素の一部43
は、酸素製造設備15で空気を分離してできた窒素44
と混合されて若干温度低下した後、ガスタービン用の燃
焼装置21に供給される。
【0059】図6に示した第4実施形態のように、本発
明を酸素吹きガス化炉を用いたガス化複合発電システム
に適用した場合、酸素製造装置が必要となり発電効率は
やや低下するものの、以下のような効果が得られる。
明を酸素吹きガス化炉を用いたガス化複合発電システム
に適用した場合、酸素製造装置が必要となり発電効率は
やや低下するものの、以下のような効果が得られる。
【0060】第1に、生成されたガス化生成ガスの有す
る発熱量は大きくなり、燃焼装置において安定な燃焼を
維持することが容易になる。
る発熱量は大きくなり、燃焼装置において安定な燃焼を
維持することが容易になる。
【0061】第2に、ガス化生成ガスが顕熱として有す
る1000℃以上の高品位エネルギーで1000℃程度
の酸素を造っており、ガスの温度をあまり下げることな
く高品位のエネルギーのまま利用するので、若干ではあ
るが発電効率を向上させることができる。
る1000℃以上の高品位エネルギーで1000℃程度
の酸素を造っており、ガスの温度をあまり下げることな
く高品位のエネルギーのまま利用するので、若干ではあ
るが発電効率を向上させることができる。
【0062】第3に、ガス化生成ガスを高温の酸素富化
空気で燃焼させるので、ガス化生成ガスが発熱量の少な
い低カロリー燃料であっても、燃焼排ガス中のNOx濃
度が低く、安定な燃焼が可能となる。
空気で燃焼させるので、ガス化生成ガスが発熱量の少な
い低カロリー燃料であっても、燃焼排ガス中のNOx濃
度が低く、安定な燃焼が可能となる。
【0063】以上説明したように、本発明による石炭ガ
ス化複合発電システムでは、設備費を安価にして発電効
率が高くなると共に、低い窒素酸化物(NOx)濃度に
より安定した燃焼が可能となる。
ス化複合発電システムでは、設備費を安価にして発電効
率が高くなると共に、低い窒素酸化物(NOx)濃度に
より安定した燃焼が可能となる。
【0064】次に、本発明の第5実施形態について説明
する。図7は、本発明の第5実施形態に係る石炭ガス化
複合発電システムの概略系統を示したものである。本第
5実施形態による石炭ガス化複合発電システムは、ガス
化炉11,ガス冷却器12,チャー回収装置13,ガス
精製設備14,ガスタービン用燃焼装置21,ガスター
ビン22,圧縮機22A,蒸気タービン23,発電機2
4aおよび24b,復水器25,排熱回収ボイラ2
6,、高温ガス発生手段である予熱用燃焼装置32及び
蓄熱式熱交換手段である蓄熱式熱交換器31等より構成
されている。
する。図7は、本発明の第5実施形態に係る石炭ガス化
複合発電システムの概略系統を示したものである。本第
5実施形態による石炭ガス化複合発電システムは、ガス
化炉11,ガス冷却器12,チャー回収装置13,ガス
精製設備14,ガスタービン用燃焼装置21,ガスター
ビン22,圧縮機22A,蒸気タービン23,発電機2
4aおよび24b,復水器25,排熱回収ボイラ2
6,、高温ガス発生手段である予熱用燃焼装置32及び
蓄熱式熱交換手段である蓄熱式熱交換器31等より構成
されている。
【0065】図7に示すガス化発電システムの動作を説
明する。石炭17を高温空気16と共にガス化炉11に
供給してガス化し、ガス化生成ガス18を生成する。発
生したガス化生成ガス18の主成分は、一酸化炭素、水
素、二酸化炭素、水蒸気などである。石炭中の灰分は、
溶融スラグ19aとしてガス化炉11の底部から排出さ
れる。ガス化生成ガス18は、ガス冷却器12で適当な
温度(500℃程度)にまで冷却され、ガス精製設備1
4に送られる。ガス化生成ガス18中に含まれるチャー
19b(主成分は未燃炭素と灰分)の殆どは、ガス冷却
器12とガス精製設備14との間に設けられたチャー回
収装置13で回収され、ガス化炉11にリサイクルされ
る。ガス精製設備14では、ガスタービン22の腐食や
摩耗の原因となる硫黄分と微小粒子を除去し、清浄化さ
れたガス生成ガス18をガスタービン用燃焼装置21に
供給する。
明する。石炭17を高温空気16と共にガス化炉11に
供給してガス化し、ガス化生成ガス18を生成する。発
生したガス化生成ガス18の主成分は、一酸化炭素、水
素、二酸化炭素、水蒸気などである。石炭中の灰分は、
溶融スラグ19aとしてガス化炉11の底部から排出さ
れる。ガス化生成ガス18は、ガス冷却器12で適当な
温度(500℃程度)にまで冷却され、ガス精製設備1
4に送られる。ガス化生成ガス18中に含まれるチャー
19b(主成分は未燃炭素と灰分)の殆どは、ガス冷却
器12とガス精製設備14との間に設けられたチャー回
収装置13で回収され、ガス化炉11にリサイクルされ
る。ガス精製設備14では、ガスタービン22の腐食や
摩耗の原因となる硫黄分と微小粒子を除去し、清浄化さ
れたガス生成ガス18をガスタービン用燃焼装置21に
供給する。
【0066】ガス精製設備14で硫黄分と微小粒子を除
去されたガス化生成ガス18の一部は、予熱手段30の
高温空気発生用燃焼装置32に送られ、圧縮機22Aで
圧縮された空気(ガス化剤)16の一部を用いて燃焼す
る。高温空気を発生させる予熱用燃焼装置32から出た
1200℃程度の燃焼排ガス27は、蓄熱式熱交換器3
1を通過して500℃程度にまで温度を下げられ、排熱
回収ボイラ26に供給される。圧縮機22Aで圧縮され
た空気16の残部は、蓄熱式熱交換器31において10
00℃程度まで予熱される。1000℃程度まで昇温さ
れた高温空気16の一部は、ガスタービン用燃焼装置2
1に入り、ガス化生成ガス18の残部を高温空気燃焼さ
せる。一方、1000℃程度まで昇温された高温空気1
6の残部はガス化炉11に送られ、石炭17のガス化剤
として使われる。
去されたガス化生成ガス18の一部は、予熱手段30の
高温空気発生用燃焼装置32に送られ、圧縮機22Aで
圧縮された空気(ガス化剤)16の一部を用いて燃焼す
る。高温空気を発生させる予熱用燃焼装置32から出た
1200℃程度の燃焼排ガス27は、蓄熱式熱交換器3
1を通過して500℃程度にまで温度を下げられ、排熱
回収ボイラ26に供給される。圧縮機22Aで圧縮され
た空気16の残部は、蓄熱式熱交換器31において10
00℃程度まで予熱される。1000℃程度まで昇温さ
れた高温空気16の一部は、ガスタービン用燃焼装置2
1に入り、ガス化生成ガス18の残部を高温空気燃焼さ
せる。一方、1000℃程度まで昇温された高温空気1
6の残部はガス化炉11に送られ、石炭17のガス化剤
として使われる。
【0067】ガス化生成ガス18の残部をガスタービン
用燃焼装置21で高温空気燃焼させてできた燃焼排ガス
27は、ガスタービン22を回転させて発電機24aに
より発電が行なわれる。さらに、ガスタービン22を出
た燃焼排ガス27は排熱回収ボイラ26で水蒸気28を
発生させて、この蒸気により蒸気タービン23を回転さ
せて発電機24bで発電する。蓄熱式熱交換器31を出
た燃焼排ガス27も、排熱回収ボイラ26で水蒸気28
を発生させるのに再び利用される。蒸気タービン23を
出た水蒸気28は、復水器25で凝縮されて、再び排熱
回収ボイラ26に戻される。また、ガス冷却器12で回
収された熱は、水蒸気28の形で蒸気タービン23に送
られる。
用燃焼装置21で高温空気燃焼させてできた燃焼排ガス
27は、ガスタービン22を回転させて発電機24aに
より発電が行なわれる。さらに、ガスタービン22を出
た燃焼排ガス27は排熱回収ボイラ26で水蒸気28を
発生させて、この蒸気により蒸気タービン23を回転さ
せて発電機24bで発電する。蓄熱式熱交換器31を出
た燃焼排ガス27も、排熱回収ボイラ26で水蒸気28
を発生させるのに再び利用される。蒸気タービン23を
出た水蒸気28は、復水器25で凝縮されて、再び排熱
回収ボイラ26に戻される。また、ガス冷却器12で回
収された熱は、水蒸気28の形で蒸気タービン23に送
られる。
【0068】本発明に係るガス化発電システムでは、ガ
ス化生成ガスを1000℃程度まで昇温された高温空気
で高温空気燃焼させるので、ガス化生成ガスが発熱量の
少ない低カロリー燃料であっても、燃焼排ガス中のNO
x濃度が低く、安定な燃焼が可能となる。
ス化生成ガスを1000℃程度まで昇温された高温空気
で高温空気燃焼させるので、ガス化生成ガスが発熱量の
少ない低カロリー燃料であっても、燃焼排ガス中のNO
x濃度が低く、安定な燃焼が可能となる。
【0069】さらに、本発明によるガス化発電システム
では、1000℃程度まで昇温された高温空気をガス化
装置に供給して燃料をガス化するので、純酸素あるいは
酸素富化空気を用いることなくガス化炉内を灰分が溶融
するのに充分に高い温度に保持できる。したがって、ス
ラグの流出を容易にすると共に、ガス化生成ガス中に同
伴してガス化装置から流出するチャーの量を大きく低減
できる。その結果、酸素製造設備やチャー回収装置は不
要、あるいは小さくなり、システムのコストを低下させ
ることができる。さらに、酸素製造(あるいは、酸素富
化空気製造)に要する動力をなくす(あるいは減らす)
ことができるので、発電効率が大幅に向上する。
では、1000℃程度まで昇温された高温空気をガス化
装置に供給して燃料をガス化するので、純酸素あるいは
酸素富化空気を用いることなくガス化炉内を灰分が溶融
するのに充分に高い温度に保持できる。したがって、ス
ラグの流出を容易にすると共に、ガス化生成ガス中に同
伴してガス化装置から流出するチャーの量を大きく低減
できる。その結果、酸素製造設備やチャー回収装置は不
要、あるいは小さくなり、システムのコストを低下させ
ることができる。さらに、酸素製造(あるいは、酸素富
化空気製造)に要する動力をなくす(あるいは減らす)
ことができるので、発電効率が大幅に向上する。
【0070】さらに、本発明によるガス化発電システム
は、1000℃程度まで昇温された高温空気をガス化装
置に供給して燃料をガス化するので、炉内温度を高温に
維持するために必要な空気量が減少し、それだけ燃料が
完全燃焼する割合が減るとともに、ガス化生成ガス中の
窒素量が減少する。その結果、生成されたガス化生成ガ
スの有する発熱量は大きくなり、燃焼装置において安定
な燃焼を維持することが容易になる。
は、1000℃程度まで昇温された高温空気をガス化装
置に供給して燃料をガス化するので、炉内温度を高温に
維持するために必要な空気量が減少し、それだけ燃料が
完全燃焼する割合が減るとともに、ガス化生成ガス中の
窒素量が減少する。その結果、生成されたガス化生成ガ
スの有する発熱量は大きくなり、燃焼装置において安定
な燃焼を維持することが容易になる。
【0071】次に、本発明の第6実施形態について説明
する。図8は、第6実施形態に係るガス化発電システム
の概略系統を示したものである。本第6実施形態のガス
化発電システムの主要な構成は、図2に示す第2実施形
態と略同一なので、図2と異なる構成についてのみ説明
する。14により精製されたガス化生成ガス18は、ボ
イラ50に送られ、第2の蓄熱体31bにより加熱され
た高温空気16の一部を用いて燃焼させられて水蒸気2
8を発生させる。この水蒸気28は、蒸気タービン23
を回転させて、発電機24bにより発電を行なう。蒸気
タービン23を出た水蒸気28は、復水器25により凝
縮されて水29となり、再びボイラ50に戻される。
する。図8は、第6実施形態に係るガス化発電システム
の概略系統を示したものである。本第6実施形態のガス
化発電システムの主要な構成は、図2に示す第2実施形
態と略同一なので、図2と異なる構成についてのみ説明
する。14により精製されたガス化生成ガス18は、ボ
イラ50に送られ、第2の蓄熱体31bにより加熱され
た高温空気16の一部を用いて燃焼させられて水蒸気2
8を発生させる。この水蒸気28は、蒸気タービン23
を回転させて、発電機24bにより発電を行なう。蒸気
タービン23を出た水蒸気28は、復水器25により凝
縮されて水29となり、再びボイラ50に戻される。
【0072】本第6実施形態は、図2に示される第2実
施形態に係る発電システムにおける蒸気タービンのみを
発電手段20として用いたものであり、この第6実施形
態によっても第2実施形態と同様の作用・効果を得るこ
とができる。さらに、第6実施形態においてはガスター
ビンを設けていないので、ガス化炉の圧力を低下させる
ことができる分だけ圧縮機22Aが消費する動力エネル
ギーを節約することができる。その結果、発電手段20
の規模が小さくて発電量が減少するとはいえ、発電効率
の低下は小さく、比較的小規模のガス化発電システム
(例えば、燃料17としてゴミ,廃棄物,残滓油,廃プ
ラスチックの残滓など)の場合に適しているという特有
の効果を奏する。
施形態に係る発電システムにおける蒸気タービンのみを
発電手段20として用いたものであり、この第6実施形
態によっても第2実施形態と同様の作用・効果を得るこ
とができる。さらに、第6実施形態においてはガスター
ビンを設けていないので、ガス化炉の圧力を低下させる
ことができる分だけ圧縮機22Aが消費する動力エネル
ギーを節約することができる。その結果、発電手段20
の規模が小さくて発電量が減少するとはいえ、発電効率
の低下は小さく、比較的小規模のガス化発電システム
(例えば、燃料17としてゴミ,廃棄物,残滓油,廃プ
ラスチックの残滓など)の場合に適しているという特有
の効果を奏する。
【0073】次に、本発明の第7実施形態について説明
する。図9は第7実施形態に係るガス化発電システムの
概略系統を示すものである。本第7実施形態においても
主要構成部分は図7と異なる部分についてのみ説明す
る。ガス精製設備14により硫黄分と微小粒子を除去さ
れたガス化生成ガス18の一部は高温空気を発生させる
予熱用の燃焼装置32に供給され、圧縮機22Aにより
圧縮されたガス化剤としての空気16の一部により燃焼
させられる。燃焼装置32より出された1200℃程度
の燃焼排ガス33は、蓄熱式熱交換器31を通過して5
00℃程度まで温度を低下させられてボイラ50に供給
される。圧縮機22Aにより圧縮された空気の残部は、
蓄熱式熱交換器31により1000℃程度まで予熱され
る。
する。図9は第7実施形態に係るガス化発電システムの
概略系統を示すものである。本第7実施形態においても
主要構成部分は図7と異なる部分についてのみ説明す
る。ガス精製設備14により硫黄分と微小粒子を除去さ
れたガス化生成ガス18の一部は高温空気を発生させる
予熱用の燃焼装置32に供給され、圧縮機22Aにより
圧縮されたガス化剤としての空気16の一部により燃焼
させられる。燃焼装置32より出された1200℃程度
の燃焼排ガス33は、蓄熱式熱交換器31を通過して5
00℃程度まで温度を低下させられてボイラ50に供給
される。圧縮機22Aにより圧縮された空気の残部は、
蓄熱式熱交換器31により1000℃程度まで予熱され
る。
【0074】1000℃程度にまで昇温された高温空気
の一部は、ボイラ50に供給され、ガス化生成ガス18
の残部を高温空気燃焼させる。一方、1000℃程度ま
で昇温された高温空気16の残部は、ガス化炉11に送
られて、石炭17のガス化剤として利用される。蓄熱式
熱交換器31を出た燃焼排ガス33もまたボイラ50で
水蒸気28を発生させるのに利用される。本第7実施形
態は図7に示された第5実施形態のガス化発電システム
における蒸気タービンのみを発電手段20として用いた
ものであり、図7に示した第5実施形態と同様の効果を
得ることができる。
の一部は、ボイラ50に供給され、ガス化生成ガス18
の残部を高温空気燃焼させる。一方、1000℃程度ま
で昇温された高温空気16の残部は、ガス化炉11に送
られて、石炭17のガス化剤として利用される。蓄熱式
熱交換器31を出た燃焼排ガス33もまたボイラ50で
水蒸気28を発生させるのに利用される。本第7実施形
態は図7に示された第5実施形態のガス化発電システム
における蒸気タービンのみを発電手段20として用いた
ものであり、図7に示した第5実施形態と同様の効果を
得ることができる。
【0075】さらに、第7実施形態においてはガスター
ビンを設けていないので、ガス化の圧力を低下させるこ
とができる分だけ圧縮機22Aが消費する動力エネルギ
ーを節約することができる。その結果、発電手段20の
規模が小さくて発電量が減少するとはいえ、発電効率の
低下は小さく、比較的小規模のガス化発電システム(例
えば、燃料17としてゴミ,廃棄物,残滓油,廃プラス
チックの残滓など)の場合に適しているという特有の効
果を奏する。
ビンを設けていないので、ガス化の圧力を低下させるこ
とができる分だけ圧縮機22Aが消費する動力エネルギ
ーを節約することができる。その結果、発電手段20の
規模が小さくて発電量が減少するとはいえ、発電効率の
低下は小さく、比較的小規模のガス化発電システム(例
えば、燃料17としてゴミ,廃棄物,残滓油,廃プラス
チックの残滓など)の場合に適しているという特有の効
果を奏する。
【0076】なお、上述した実施形態では、ガスタービ
ンと蒸気タービンとを備えた複合発電システムと、蒸気
タービンのみ備えた蒸気タービン発電ユニットについて
のみ説明したが、本発明はこれに限定されず、ガスター
ビンのみを備えた発電ユニットについても適用すること
ができる。例えば、図10に示す第8実施形態に係るガ
ス化発電システムは、発電手段20としてガスタービン
発電ユニットを備えている。このガスタービン発電ユニ
ットは、ガスタービン用燃焼装置21と、ガスタービン
22と、圧縮機22Aと、発電機24aとを備えてお
り、ガスタービン用燃焼装置21には、ガス化手段10
のガス精製設備14により清浄化されたガス化生成ガス
が供給されると共に、圧縮機22Aより圧縮空気が供給
され、この圧縮空気には、予熱手段30を構成する蓄熱
式熱交換手段31の第2の蓄熱体31bからの1000
℃程度の熱エネルギーが供給されている。
ンと蒸気タービンとを備えた複合発電システムと、蒸気
タービンのみ備えた蒸気タービン発電ユニットについて
のみ説明したが、本発明はこれに限定されず、ガスター
ビンのみを備えた発電ユニットについても適用すること
ができる。例えば、図10に示す第8実施形態に係るガ
ス化発電システムは、発電手段20としてガスタービン
発電ユニットを備えている。このガスタービン発電ユニ
ットは、ガスタービン用燃焼装置21と、ガスタービン
22と、圧縮機22Aと、発電機24aとを備えてお
り、ガスタービン用燃焼装置21には、ガス化手段10
のガス精製設備14により清浄化されたガス化生成ガス
が供給されると共に、圧縮機22Aより圧縮空気が供給
され、この圧縮空気には、予熱手段30を構成する蓄熱
式熱交換手段31の第2の蓄熱体31bからの1000
℃程度の熱エネルギーが供給されている。
【0077】また、図11に示す第9実施形態のよう
に、発電手段20に関しては図10に示す第8実施形態
のガスタービン発電ユニットを備えながら、予熱手段3
0の第1のバルブ34aにガス化炉11から供給される
ガス化生成ガス18を除塵するセラミックフィルタ35
を予熱手段30に設けるようにしても良い。要は、予熱
手段30により熱エネルギーを与えてこの熱エネルギー
によりガス化手段10に供給されるガス化剤の温度を燃
料の自己着火温度以上にまで上昇させるような構成が付
加されていればよい。
に、発電手段20に関しては図10に示す第8実施形態
のガスタービン発電ユニットを備えながら、予熱手段3
0の第1のバルブ34aにガス化炉11から供給される
ガス化生成ガス18を除塵するセラミックフィルタ35
を予熱手段30に設けるようにしても良い。要は、予熱
手段30により熱エネルギーを与えてこの熱エネルギー
によりガス化手段10に供給されるガス化剤の温度を燃
料の自己着火温度以上にまで上昇させるような構成が付
加されていればよい。
【0078】尚、上記の各実施形態においては、石炭を
燃料とする石炭ガス化発電システムを例に説明したが、
本発明は石炭を燃料とするものに限られず、残滓油等の
重質油、ごみ、廃棄物などを燃料とする他のガス化発電
システムにも適用できる。また、ガス化剤は、ガス化炉
に送られガス化生成ガスとなるものと、ガスタービン燃
焼装置に送られ高温空気燃料に供されるものの双方を意
味するものである。
燃料とする石炭ガス化発電システムを例に説明したが、
本発明は石炭を燃料とするものに限られず、残滓油等の
重質油、ごみ、廃棄物などを燃料とする他のガス化発電
システムにも適用できる。また、ガス化剤は、ガス化炉
に送られガス化生成ガスとなるものと、ガスタービン燃
焼装置に送られ高温空気燃料に供されるものの双方を意
味するものである。
【0079】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るガス化発電
システムによれば、ガス化生成ガスの有する顕熱によっ
て空気を自己着火温度である1000℃程度の高温に予
熱した後、この高温に予熱した空気をガス化装置に供給
して燃料をガス化することにより、ガス化炉内を灰分が
溶融するのに充分に高い温度に保持できる。
システムによれば、ガス化生成ガスの有する顕熱によっ
て空気を自己着火温度である1000℃程度の高温に予
熱した後、この高温に予熱した空気をガス化装置に供給
して燃料をガス化することにより、ガス化炉内を灰分が
溶融するのに充分に高い温度に保持できる。
【0080】したがって、スラグの流出を容易にすると
共に、ガス化生成ガス中に同伴してガス化装置から流出
するチャーの量を大きく低減できる。その結果、酸素製
造設備やチャー回収装置は不要、あるいは、小さくな
り、システムのコストを低下させることができる。さら
に、酸素製造(あるいは、酸素富化空気製造)に要する
動力を減らすことができるので、発電効率が大幅に向上
する。
共に、ガス化生成ガス中に同伴してガス化装置から流出
するチャーの量を大きく低減できる。その結果、酸素製
造設備やチャー回収装置は不要、あるいは、小さくな
り、システムのコストを低下させることができる。さら
に、酸素製造(あるいは、酸素富化空気製造)に要する
動力を減らすことができるので、発電効率が大幅に向上
する。
【0081】また、1000℃程度の高温に予熱した空
気をガス化装置に供給して燃料をガス化するので、炉内
温度を高温に維持するために必要な空気量が減少し、そ
れだけ燃料が完全燃焼する割合が減るとともに、ガス化
生成ガス中の窒素量が減少する。その結果、生成された
ガス化生成ガスの発熱量は大きくなり、燃焼装置におい
て安定な燃焼を維持することが容易になる。
気をガス化装置に供給して燃料をガス化するので、炉内
温度を高温に維持するために必要な空気量が減少し、そ
れだけ燃料が完全燃焼する割合が減るとともに、ガス化
生成ガス中の窒素量が減少する。その結果、生成された
ガス化生成ガスの発熱量は大きくなり、燃焼装置におい
て安定な燃焼を維持することが容易になる。
【0082】さらに、上記した本発明に係るガス化複合
発電システムによれば、ガス化生成ガスが顕熱として有
する1000℃以上の高品位エネルギーで空気を100
0℃程度まで予熱する。すなわち、温度をあまり下げず
に高品位エネルギーのまま利用するので、いっそう発電
効率を向上させることができる。
発電システムによれば、ガス化生成ガスが顕熱として有
する1000℃以上の高品位エネルギーで空気を100
0℃程度まで予熱する。すなわち、温度をあまり下げず
に高品位エネルギーのまま利用するので、いっそう発電
効率を向上させることができる。
【0083】さらに、ガス化生成ガスを1000℃程度
の高温の空気を用いて高温空気燃焼させるので、ガス化
生成ガスが発熱量の少ない低カロリー燃料であっても、
燃焼排ガス中のNOx濃度が低く、安定な燃焼が可能と
なる。
の高温の空気を用いて高温空気燃焼させるので、ガス化
生成ガスが発熱量の少ない低カロリー燃料であっても、
燃焼排ガス中のNOx濃度が低く、安定な燃焼が可能と
なる。
【図1】本発明の基本原理としての第1実施形態に係る
ガス化発電システムの構成を示すブロック図。
ガス化発電システムの構成を示すブロック図。
【図2】本発明に係るガス化発電システムの第2実施形
態の構成を示すブロック図。
態の構成を示すブロック図。
【図3】第2実施形態で使われているガス化炉の詳細を
示す図。
示す図。
【図4】第2実施形態によるガス化発電システムの切り
替えバルブを切り替えた状態を示すブロック図。
替えバルブを切り替えた状態を示すブロック図。
【図5】本発明の第3実施形態に係るガス化発電システ
ムの構成を示すブロック図。
ムの構成を示すブロック図。
【図6】本発明の第4実施形態に係るガス化発電システ
ムの構成を示すブロック図。
ムの構成を示すブロック図。
【図7】本発明の第5実施形態に係るガス化発電システ
ムの構成を示すブロック図。
ムの構成を示すブロック図。
【図8】本発明の第6実施形態に係るガス化発電システ
ムの構成を示すブロック図。
ムの構成を示すブロック図。
【図9】本発明の第7実施形態に係るガス化発電システ
ムの構成を示すブロック図。
ムの構成を示すブロック図。
【図10】本発明の第8実施形態に係るガス化発電シス
テムの構成を示すブロック図。
テムの構成を示すブロック図。
【図11】本発明の第9実施形態に係るガス化発電シス
テムの構成を示すブロック図。
テムの構成を示すブロック図。
【図12】従来のガス化発電システムの構成を示すブロ
ック図。
ック図。
10 ガス化手段(ガス化炉) 14 ガス精製設備 16 ガス化剤(空気) 17 燃料(石炭) 18 ガス化生成ガス 20 発電手段 21 ガスタービン燃焼装置 22 ガスタービン 23 蒸気タービン 26 排熱回収ボイラ 30 予熱手段 31 蓄熱席熱交換手段 32 予熱用燃焼手段 33 燃焼ガス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図3】
【図2】
【図4】
【図5】
【図6】
【図8】
【図7】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小 川 斗 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝研究開発センター内 (72)発明者 佐々木 雅 國 神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内 (72)発明者 福 田 雅 文 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内
Claims (22)
- 【請求項1】燃料とガス化剤を反応させることによりガ
ス化生成ガスを生成するガス化手段と、 前記ガス化手段により生成された前記ガス化生成ガスを
燃焼させることにより得られるエネルギーを用いて発電
を行なう発電手段と、 前記ガス化手段に供給される前記ガス化剤を前記燃料の
自己着火温度にまで予熱する予熱手段と、 を備えることを特徴とするガス化発電システム。 - 【請求項2】前記予熱手段は、前記ガス化手段によって
生成されたガス化生成ガスの保有する顕熱を用いて、前
記ガス化手段に供給されるガス化剤を予熱する蓄熱式熱
交換手段により構成されていることを特徴とする請求項
1に記載のガス化発電システム。 - 【請求項3】前記予熱手段は、前記ガス化生成ガスを燃
焼させて前記ガス化剤を前記燃料の自己着火温度以上の
温度にまで高めるための燃焼ガスを生成する予熱用燃焼
手段を備えることを特徴とする請求項2に記載のガス化
発電システム。 - 【請求項4】前記発電手段は、前記ガス化手段により生
成されたガス化生成ガスを燃焼させて燃焼ガスを生成す
るガスタービン用燃焼手段と、前記燃焼ガスにより発電
を行なうガスタービンと、を含むガスタービン発電ユニ
ットより構成され、 前記ガス化手段により生成される前記ガス化生成ガス
は、前記予熱用燃焼手段と前記ガスタービン用燃焼手段
との双方に供給されていることを特徴とする請求項3に
記載のガス化発電システム。 - 【請求項5】前記発電手段は、前記ガスタービン用燃焼
手段と前記ガスタービンに加えて、前記ガスタービンが
発電を行なった後の排ガスに含まれる残熱を回収する排
熱回収手段と、この排熱回収手段により回収された排熱
を用いて蒸気を生成してこの蒸気により発電を行なう蒸
気タービンと、を更に含む複合発電ユニットより構成さ
れ、 前記予熱手段は、前記排熱回収手段により回収された排
熱の一部を前記予熱用燃焼手段により生成された燃焼ガ
スに併せて前記ガス化剤を予熱する蓄熱式熱交換手段に
より構成されていることを特徴とする請求項4に記載の
ガス化発電システム。 - 【請求項6】前記ガス化生成ガスの一部または全てが前
記蓄熱式熱交換手段を通過すると共に、前記ガス化剤が
前記蓄熱式熱交換手段を通過して予熱された後、予熱さ
れた前記ガス化剤の一部を前記ガス化手段に供給し、予
熱された前記ガス化剤の残部を前記ガスタービン発電ユ
ニットに供給して前記ガス化生成ガスを高温空気燃焼さ
せることを特徴とする請求項4または請求項5の何れか
に記載のガス化発電システム。 - 【請求項7】前記蓄熱式熱交換手段を通過して予熱され
た前記ガス化剤の残部と前記蓄熱式熱交換手段で予熱さ
れる前の前記ガス化剤の一部を混合して、前記ガスター
ビンに供給することを特徴とする請求項4または請求項
5の何れかに記載のガス化発電システム。 - 【請求項8】前記発電手段は、前記ガス化手段により生
成された前記ガス化生成ガスを燃焼させて水蒸気を生成
するボイラと、このボイラにより生成された水蒸気によ
り発電を行なう蒸気タービンと、を含む蒸気タービン発
電ユニットより構成され、 前記ボイラには、前記ガス化手段より前記ガス化生成ガ
スが供給されると共に前記予熱手段で用いられた熱エネ
ルギーが供給されていることを特徴とする請求項2に記
載のガス化発電システム。 - 【請求項9】前記ガス化生成ガスの一部または全てが前
記蓄熱式熱交換手段を通過すると共に、前記ガス化剤が
前記蓄熱式熱交換手段を通過して予熱された後、前記ガ
ス化装置に供給されるようにしたことを特徴とする請求
項2に記載のガス化発電システム。 - 【請求項10】前記蓄熱式熱交換手段は複数の蓄熱体を
備え、前記ガス化剤が第1の蓄熱体を通過するととも
に、前記ガス化生成ガスの一部または全てが前記ガス化
剤が通過した第1の蓄熱体とは異なる第2の蓄熱体を通
過するように構成され、前記第1の蓄熱体および第2の
蓄熱体を通過する前記ガス化剤および前記ガス化生成ガ
スを交互に切り替えることにより前記ガス化剤が前記燃
料の自己着火温度にまで予熱されるように構成されてい
ることを特徴とする請求項2に記載のガス化発電システ
ム。 - 【請求項11】前記ガス化手段と前記蓄熱式熱交換手段
との間に高温脱塵装置を設け、前記蓄熱式熱交換手段を
通過して温度が低下したガス化生成ガスと前記ガス化手
段により生成されたガス化生成ガスとを混合して前記高
温脱塵装置に流入させることを特徴とする請求項2に記
載のガス化発電システム。 - 【請求項12】前記ガス化手段は、チャーあるいは灰分
が前記ガス化生成ガスに伴って前記ガス化手段から流出
することを防止する防止手段を内部に備えることを特徴
とする請求項2に記載のガス化発電システム。 - 【請求項13】前記ガス化手段にはセラミックからなる
充填物が充填され、前記チャーあるいは灰分が前記ガス
化生成ガスに伴って前記ガス化手段より流出することを
防止する前記防止手段は前記充填物より構成されている
ことを特徴とする請求項12に記載のガス化発電システ
ム。 - 【請求項14】前記予熱手段は、前記ガス化手段により
生成されたガス化生成ガスの一部を燃焼させ、発生した
燃焼熱により前記ガス化剤を予熱する高温ガス発生手段
より構成されたことを特徴とする請求項1に記載のガス
化発電システム。 - 【請求項15】前記発電手段は、前記ガス化手段により
生成されたガス化生成ガスを燃焼させて燃焼ガスを生成
するガスタービン用燃焼手段と、このガスタービン用燃
焼手段により生成された燃焼ガスを用いて発電を行なう
ガスタービンと、を含むガスタービン発電ユニットより
構成され、 前記高温ガス発生手段により予熱された前記ガス化剤を
前記ガスタービン用燃焼手段に供給して前記ガス化生成
ガスの残部を高温空気燃焼させることを特徴とする請求
項14に記載のガス化発電システム。 - 【請求項16】前記発電手段は、前記ガスタービン用燃
焼手段と前記ガスタービンに加えて、前記ガスタービン
が発電を行なった後の排ガスに含まれる残熱を回収する
排熱回収手段と、この排熱回収手段により回収された排
熱を用いて蒸気を生成してこの蒸気により発電を行なう
蒸気タービンと、を更に含む複合発電ユニットより構成
され、 前記予熱手段は、前記ガス化剤の予熱に使われ温度が低
下した後の前記燃焼排ガスを前記排熱回収手段に供給す
ることを特徴とする請求項15に記載のガス化発電シス
テム。 - 【請求項17】前記高温ガス発生手段により予熱された
少なくとも800℃の前記ガス化剤を前記ガス化手段に
供給して前記燃料をガス化することを特徴とする請求項
14に記載のガス化発電システム。 - 【請求項18】前記高温ガス発生手段は、前記ガス化生
成ガスを燃焼させて燃焼排ガスを得る予熱用燃焼手段
と、この予熱用燃焼手段により生成された前記燃焼排ガ
スの有する熱エネルギーにより前記ガス化剤を予熱する
蓄熱式熱交換手段と、より構成されていることを特徴と
する請求項14に記載のガス化発電システム。 - 【請求項19】前記発電手段は、前記ガス化手段により
生成された前記ガス化生成ガスを燃焼させて水蒸気を生
成するボイラと、このボイラにより生成された水蒸気に
より発電を行なう蒸気タービンと、を含む蒸気タービン
発電ユニットより構成され、 前記ボイラには、前記ガス化手段より前記ガス化生成ガ
スが供給されると共に前記予熱手段で用いられた熱エネ
ルギーが供給されていることを特徴とする請求項14に
記載のガス化発電システム。 - 【請求項20】前記予熱手段は、前記ガス化手段に供給
されるガス化剤の温度を少なくとも800℃程度の前記
燃料の自己着火温度にまで上昇させる温度上昇手段によ
り構成されていることを特徴とする請求項1に記載のガ
ス化発電システム。 - 【請求項21】前記ガス化手段は、前記燃料として石
炭、重質油、ごみ、廃棄物、またはこれらと水の混合
物、を用いてガス化生成ガスを生成することを特徴とす
る請求項1に記載のガス化発電システム。 - 【請求項22】前記ガス化手段は、前記ガス化剤とし
て、空気、酸素、または酸素富化空気を用いてガス化生
成ガスを生成することを特徴とする請求項1に記載のガ
ス化発電システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10040724A JPH10299423A (ja) | 1997-02-25 | 1998-02-23 | ガス化発電システム |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4056897 | 1997-02-25 | ||
| JP9-40568 | 1997-02-25 | ||
| JP10040724A JPH10299423A (ja) | 1997-02-25 | 1998-02-23 | ガス化発電システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10299423A true JPH10299423A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=26380041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10040724A Pending JPH10299423A (ja) | 1997-02-25 | 1998-02-23 | ガス化発電システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10299423A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002014663A1 (de) * | 2000-08-11 | 2002-02-21 | Applikations- Und Technikzentrum Für Energie-Verfahrens-, Umwelt- Und Strömungstechnik (Atz-Evus) | Verfahren zur umwandlung von thermischer energie in mechanische arbeit |
| JP2013228205A (ja) * | 2013-07-29 | 2013-11-07 | Naniwa Roki Kenkyusho:Kk | 燃焼装置 |
-
1998
- 1998-02-23 JP JP10040724A patent/JPH10299423A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002014663A1 (de) * | 2000-08-11 | 2002-02-21 | Applikations- Und Technikzentrum Für Energie-Verfahrens-, Umwelt- Und Strömungstechnik (Atz-Evus) | Verfahren zur umwandlung von thermischer energie in mechanische arbeit |
| JP2013228205A (ja) * | 2013-07-29 | 2013-11-07 | Naniwa Roki Kenkyusho:Kk | 燃焼装置 |
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