JPH10299546A - 車両の制御装置 - Google Patents
車両の制御装置Info
- Publication number
- JPH10299546A JPH10299546A JP9103533A JP10353397A JPH10299546A JP H10299546 A JPH10299546 A JP H10299546A JP 9103533 A JP9103533 A JP 9103533A JP 10353397 A JP10353397 A JP 10353397A JP H10299546 A JPH10299546 A JP H10299546A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- target
- idle
- throttle opening
- operation state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子式吸入空気量制御弁を用いてエンジン出
力を調節可能な車両において、アイドル運転を常に安定
的に保持可能に図った車両の制御装置を提供する。 【解決手段】 エンジンがアイドル運転状態にないとき
には、加速操作部材の操作状態(APS)とエンジン回
転速度(Ne)とに基づいて第1の目標スロットル開度
(θTHT)が算出され、当該第1の目標スロットル開度
に応じてスロットル弁が駆動制御される(S10,S12)。一
方、アイドル検出手段によりエンジンがアイドル運転状
態であることが検出されると、アイドル目標回転速度
(Nei)が設定され、上記加速操作部材の操作状態(A
PS)とアイドル目標回転速度(Nei)とに基づいて第
2の目標スロットル開度(θTHT)が算出され、当該第
2の目標スロットル開度に応じてスロットル弁が駆動制
御される(S10,S14,S16)。
力を調節可能な車両において、アイドル運転を常に安定
的に保持可能に図った車両の制御装置を提供する。 【解決手段】 エンジンがアイドル運転状態にないとき
には、加速操作部材の操作状態(APS)とエンジン回
転速度(Ne)とに基づいて第1の目標スロットル開度
(θTHT)が算出され、当該第1の目標スロットル開度
に応じてスロットル弁が駆動制御される(S10,S12)。一
方、アイドル検出手段によりエンジンがアイドル運転状
態であることが検出されると、アイドル目標回転速度
(Nei)が設定され、上記加速操作部材の操作状態(A
PS)とアイドル目標回転速度(Nei)とに基づいて第
2の目標スロットル開度(θTHT)が算出され、当該第
2の目標スロットル開度に応じてスロットル弁が駆動制
御される(S10,S14,S16)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の制御装置に
係り、詳しくは、アイドル運転時におけるエンジン制御
技術に関する。
係り、詳しくは、アイドル運転時におけるエンジン制御
技術に関する。
【0002】
【関連する背景技術】近年、車両に搭載されるガソリン
エンジンにおいて、希薄空燃比運転可能に設計された吸
気管噴射型のエンジンや燃焼室に直接燃料を噴射する構
成にしてやはり希薄空燃比運転可能に設計された筒内噴
射型のエンジンが種々提案されている。
エンジンにおいて、希薄空燃比運転可能に設計された吸
気管噴射型のエンジンや燃焼室に直接燃料を噴射する構
成にしてやはり希薄空燃比運転可能に設計された筒内噴
射型のエンジンが種々提案されている。
【0003】ところで、このような希薄空燃比運転可能
なガソリンエンジンでは、空燃比を希薄なものとするた
め、理論空燃比運転時よりも多くの吸気を必要とする。
そこで、最近では、大径の吸気通路面積を有するととも
にモータを用いて電気的にスロットル弁を開閉するよう
にし、このスロットル弁の開度調節によって吸入空気量
の増減を可能にした構成のスロットル弁(電子式吸入空
気量制御弁)が開発され、実用化されている。
なガソリンエンジンでは、空燃比を希薄なものとするた
め、理論空燃比運転時よりも多くの吸気を必要とする。
そこで、最近では、大径の吸気通路面積を有するととも
にモータを用いて電気的にスロットル弁を開閉するよう
にし、このスロットル弁の開度調節によって吸入空気量
の増減を可能にした構成のスロットル弁(電子式吸入空
気量制御弁)が開発され、実用化されている。
【0004】このような電子式吸入空気量制御弁では、
適正な吸入空気量をレスポンスよく得るため、通常は、
アクセルペダルの操作量とエンジン回転速度とに応じて
スロットル弁の開度を設定するようにしている。
適正な吸入空気量をレスポンスよく得るため、通常は、
アクセルペダルの操作量とエンジン回転速度とに応じて
スロットル弁の開度を設定するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、アクセルペダルの操作量とエンジン回転速度と
に応じてスロットル弁の開度を設定するようにすると、
車両が通常に走行している場合にはよいが、エンジンが
アイドル運転状態にあるときには、例えば、エアコンの
オン操作等に応じてコンプレッサを作動させるべくエン
ジン回転速度を増減させるような場合、つまり、外部負
荷によってエンジン回転速度が変化するような場合に
は、エンジン回転速度の上昇に応じてスロットル弁の開
度も変動し、故にアイドル回転速度が一定に保持され
ず、アイドル運転が安定しないという問題がある。
ように、アクセルペダルの操作量とエンジン回転速度と
に応じてスロットル弁の開度を設定するようにすると、
車両が通常に走行している場合にはよいが、エンジンが
アイドル運転状態にあるときには、例えば、エアコンの
オン操作等に応じてコンプレッサを作動させるべくエン
ジン回転速度を増減させるような場合、つまり、外部負
荷によってエンジン回転速度が変化するような場合に
は、エンジン回転速度の上昇に応じてスロットル弁の開
度も変動し、故にアイドル回転速度が一定に保持され
ず、アイドル運転が安定しないという問題がある。
【0006】特にエアコンのコンプレッサが作動した場
合にあっては、エンジン回転速度が増大し、それに伴い
スロットル弁の開度も増大するという動作を繰り返し、
エンジン回転速度が発散してしまう虞があり好ましいも
のではない。本発明は、上述した事情に基づきなされた
もので、その目的とするところは、電子式吸入空気量制
御弁を用いてエンジン出力を調節可能な車両において、
アイドル運転を常に安定的に保持可能に図った車両の制
御装置を提供することにある。
合にあっては、エンジン回転速度が増大し、それに伴い
スロットル弁の開度も増大するという動作を繰り返し、
エンジン回転速度が発散してしまう虞があり好ましいも
のではない。本発明は、上述した事情に基づきなされた
もので、その目的とするところは、電子式吸入空気量制
御弁を用いてエンジン出力を調節可能な車両において、
アイドル運転を常に安定的に保持可能に図った車両の制
御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1の発明では、エンジンがアイドル運転状態
にないときには、加速操作状態検出手段により加速操作
部材の操作状態が検出され、エンジン回転速度検出手段
によりエンジンの回転速度が検出されると、これら加速
操作部材の操作状態とエンジン回転速度とに基づいて第
1目標スロットル開度演算手段により第1の目標スロッ
トル開度が算出され、当該第1の目標スロットル開度に
応じてスロットル弁が駆動制御されることになる。
め、請求項1の発明では、エンジンがアイドル運転状態
にないときには、加速操作状態検出手段により加速操作
部材の操作状態が検出され、エンジン回転速度検出手段
によりエンジンの回転速度が検出されると、これら加速
操作部材の操作状態とエンジン回転速度とに基づいて第
1目標スロットル開度演算手段により第1の目標スロッ
トル開度が算出され、当該第1の目標スロットル開度に
応じてスロットル弁が駆動制御されることになる。
【0008】一方、アイドル検出手段によりエンジンが
アイドル運転状態であることが検出されると、アイドル
目標回転速度設定手段によりアイドル運転状態でのアイ
ドル目標回転速度が設定され、上記加速操作部材の操作
状態とアイドル目標回転速度とに基づいて第2目標スロ
ットル開度演算手段により第2の目標スロットル開度が
算出され、当該第2の目標スロットル開度に応じてスロ
ットル弁が駆動制御されることになる。
アイドル運転状態であることが検出されると、アイドル
目標回転速度設定手段によりアイドル運転状態でのアイ
ドル目標回転速度が設定され、上記加速操作部材の操作
状態とアイドル目標回転速度とに基づいて第2目標スロ
ットル開度演算手段により第2の目標スロットル開度が
算出され、当該第2の目標スロットル開度に応じてスロ
ットル弁が駆動制御されることになる。
【0009】従って、エンジンがアイドル運転状態にな
いときには、加速操作部材の操作状態とエンジン回転速
度とに基づいてスロットル弁が好適に可変制御される一
方、エンジンがアイドル運転状態にあるときには、例え
ばエアコンのコンプレッサの駆動等の外部負荷が作用し
てもスロットル開度が略固定されることになり、エンジ
ン回転速度が常に上昇なく所定のアイドル目標回転速度
に略一定に良好に保持され、安定したアイドル運転状態
が確保可能とされる。
いときには、加速操作部材の操作状態とエンジン回転速
度とに基づいてスロットル弁が好適に可変制御される一
方、エンジンがアイドル運転状態にあるときには、例え
ばエアコンのコンプレッサの駆動等の外部負荷が作用し
てもスロットル開度が略固定されることになり、エンジ
ン回転速度が常に上昇なく所定のアイドル目標回転速度
に略一定に良好に保持され、安定したアイドル運転状態
が確保可能とされる。
【0010】また、請求項2の発明では、自動変速状態
検出手段により自動変速機が自動変速状態にあることが
検出され、且つ、アイドル検出手段によりアイドル運転
状態であることが検出されると、スロットル弁は第2目
標スロットル開度演算手段の演算結果に基づいて駆動制
御されることになる。従って、特に、自動変速機が自動
変速状態にある場合において、アイドル運転中にエンジ
ン回転速度が不用意に上昇し、自動変速機を介して駆動
輪に伝達される駆動力が意図せず徐々に増加してしまう
ようなことが好適に防止される。
検出手段により自動変速機が自動変速状態にあることが
検出され、且つ、アイドル検出手段によりアイドル運転
状態であることが検出されると、スロットル弁は第2目
標スロットル開度演算手段の演算結果に基づいて駆動制
御されることになる。従って、特に、自動変速機が自動
変速状態にある場合において、アイドル運転中にエンジ
ン回転速度が不用意に上昇し、自動変速機を介して駆動
輪に伝達される駆動力が意図せず徐々に増加してしまう
ようなことが好適に防止される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
一実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明に係る車
両の制御装置の一実施形態を示す概略構成図である。以
下、同図に基づき、車両及び制御装置の構成について説
明する。エンジン本体(以下、単にエンジンという)1
としては、例えば、吸気行程での燃料噴射(前期噴射モ
ード)とともに圧縮行程での燃料噴射(後期噴射モー
ド)を実施可能な筒内噴射型火花点火式直列4気筒ガソ
リンエンジンが適用される。この筒内噴射型のエンジン
1は、希薄空燃比、即ちリーン空燃比での燃焼が可能で
あって、容易にしてリッチ空燃比、理論空燃比(ストイ
キオ)AFS、リーン空燃比での運転が実現可能とされ
ている。
一実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明に係る車
両の制御装置の一実施形態を示す概略構成図である。以
下、同図に基づき、車両及び制御装置の構成について説
明する。エンジン本体(以下、単にエンジンという)1
としては、例えば、吸気行程での燃料噴射(前期噴射モ
ード)とともに圧縮行程での燃料噴射(後期噴射モー
ド)を実施可能な筒内噴射型火花点火式直列4気筒ガソ
リンエンジンが適用される。この筒内噴射型のエンジン
1は、希薄空燃比、即ちリーン空燃比での燃焼が可能で
あって、容易にしてリッチ空燃比、理論空燃比(ストイ
キオ)AFS、リーン空燃比での運転が実現可能とされ
ている。
【0012】同図に示すように、エンジン1のシリンダ
ヘッドには、各気筒毎に点火プラグ3とともに電磁式の
燃料噴射弁4が取り付けられており、これにより、燃焼
室内に燃料を直接噴射可能とされている。エンジン1の
シリンダヘッドには、各気筒毎に略直立方向に吸気ポー
トが形成されており、各吸気ポートと連通するようにし
て吸気マニホールド10の一端がそれぞれ接続されてい
る。また、シリンダヘッドには、各気筒毎に略水平方向
に排気ポートが形成されており、各排気ポートと連通す
るようにして排気マニホールド12の一端がそれぞれ接
続されている。
ヘッドには、各気筒毎に点火プラグ3とともに電磁式の
燃料噴射弁4が取り付けられており、これにより、燃焼
室内に燃料を直接噴射可能とされている。エンジン1の
シリンダヘッドには、各気筒毎に略直立方向に吸気ポー
トが形成されており、各吸気ポートと連通するようにし
て吸気マニホールド10の一端がそれぞれ接続されてい
る。また、シリンダヘッドには、各気筒毎に略水平方向
に排気ポートが形成されており、各排気ポートと連通す
るようにして排気マニホールド12の一端がそれぞれ接
続されている。
【0013】図中符号14は冷却水温Twを検出する水
温センサである。また、符号16は各気筒の所定のクラ
ンク位置(例えば、5°BTDCおよび75°BTDC)でクラ
ンク角信号SGTを出力するベーン型のクランク角センサ
(エンジン回転速度検出手段)であり、このクランク角
センサ16からのクランク角信号SGTに基づいてエンジ
ン回転速度Neが検出可能とされている。
温センサである。また、符号16は各気筒の所定のクラ
ンク位置(例えば、5°BTDCおよび75°BTDC)でクラ
ンク角信号SGTを出力するベーン型のクランク角センサ
(エンジン回転速度検出手段)であり、このクランク角
センサ16からのクランク角信号SGTに基づいてエンジ
ン回転速度Neが検出可能とされている。
【0014】同図に示すように、点火プラグ3には高電
圧を出力する点火コイル18が接続されている。また、
燃料噴射弁4には、燃料パイプ20を介して燃料制御装
置22が接続され、当該燃料制御装置22は燃料パイプ
24を介して燃料タンク26に接続されている。より詳
しくは、燃料制御装置22には、低圧燃料ポンプと高圧
燃料ポンプとが設けられており、これにより、燃料タン
ク26内の燃料を燃料噴射弁4に対し低燃圧或いは高燃
圧で供給し、燃料噴射弁4から燃焼室内に向けて所望の
燃圧で燃料を噴射可能とされている。
圧を出力する点火コイル18が接続されている。また、
燃料噴射弁4には、燃料パイプ20を介して燃料制御装
置22が接続され、当該燃料制御装置22は燃料パイプ
24を介して燃料タンク26に接続されている。より詳
しくは、燃料制御装置22には、低圧燃料ポンプと高圧
燃料ポンプとが設けられており、これにより、燃料タン
ク26内の燃料を燃料噴射弁4に対し低燃圧或いは高燃
圧で供給し、燃料噴射弁4から燃焼室内に向けて所望の
燃圧で燃料を噴射可能とされている。
【0015】なお、当該筒内噴射型のエンジン1につい
ては既に公知のものとなっており、その詳細な構成につ
いての説明は省略する。吸気マニホールド10には、サ
ージタンク28を介して、電子式吸入空気量制御弁、即
ち、ドライブバイワイヤ型のスロットル弁(以下、DB
W−T/Bと略す)30が接続されており、DBW−T
/B30には、吸気管50を介してエアクリーナ54が
接続されている。
ては既に公知のものとなっており、その詳細な構成につ
いての説明は省略する。吸気マニホールド10には、サ
ージタンク28を介して、電子式吸入空気量制御弁、即
ち、ドライブバイワイヤ型のスロットル弁(以下、DB
W−T/Bと略す)30が接続されており、DBW−T
/B30には、吸気管50を介してエアクリーナ54が
接続されている。
【0016】DBW−T/B30は、当該筒内噴射型の
エンジン1が後期噴射リーンモードの特に超リーン空燃
比での燃焼時に大量の吸気を必要とすることから、その
最大流路面積は通常のスロットル弁に比べて大きなもの
とされている。DBW−T/B30には、ステッパモー
タ32の駆動により流路を開閉するバタフライ式のスロ
ットルバルブ34とともに、スロットルバルブ34の開
度、即ちスロットル開度θTHを検出するスロットルポジ
ションセンサ(以下、TPSという)36と、スロット
ルバルブ34の略全閉状態を検出してエンジン1のアイ
ドル状態を認識するアイドルスイッチ(アイドル検出手
段)38等が備えられている。TPS36からは、実際
には、スロットル開度に応じたスロットル電圧ETPSが
出力され、このスロットル電圧ETPSに基づいてスロッ
トル開度θTHが認識される。
エンジン1が後期噴射リーンモードの特に超リーン空燃
比での燃焼時に大量の吸気を必要とすることから、その
最大流路面積は通常のスロットル弁に比べて大きなもの
とされている。DBW−T/B30には、ステッパモー
タ32の駆動により流路を開閉するバタフライ式のスロ
ットルバルブ34とともに、スロットルバルブ34の開
度、即ちスロットル開度θTHを検出するスロットルポジ
ションセンサ(以下、TPSという)36と、スロット
ルバルブ34の略全閉状態を検出してエンジン1のアイ
ドル状態を認識するアイドルスイッチ(アイドル検出手
段)38等が備えられている。TPS36からは、実際
には、スロットル開度に応じたスロットル電圧ETPSが
出力され、このスロットル電圧ETPSに基づいてスロッ
トル開度θTHが認識される。
【0017】吸気管50には、DBW−T/B30をバ
イパスして吸気マニホールド10に吸気可能なリンプホ
ームパイプ(バイパス通路)40が併設されており、そ
の管路にはリニアソレノイド式のリンプホームバルブ4
2が介装されている。このリンプホームバルブ42は、
例えばDBW−T/B30が故障したような場合に開弁
し、スロットルバルブ34が閉弁された場合であっても
一定流量の吸気が可能に構成されている。
イパスして吸気マニホールド10に吸気可能なリンプホ
ームパイプ(バイパス通路)40が併設されており、そ
の管路にはリニアソレノイド式のリンプホームバルブ4
2が介装されている。このリンプホームバルブ42は、
例えばDBW−T/B30が故障したような場合に開弁
し、スロットルバルブ34が閉弁された場合であっても
一定流量の吸気が可能に構成されている。
【0018】また、同図に示すように、エンジン1と駆
動輪62とを連結する出力軸60には自動変速機(A/
T)64が介装されている。自動変速機64は、例え
ば、流体継手を介して駆動力を伝達可能なトルクコンバ
ータを有した自動変速機である。さらに、エンジン1の
出力軸60には、図示しないエアコン(車室内空調機)
を作動させるためのコンプレッサ66が出力軸60と同
期回転可能に接続されている。
動輪62とを連結する出力軸60には自動変速機(A/
T)64が介装されている。自動変速機64は、例え
ば、流体継手を介して駆動力を伝達可能なトルクコンバ
ータを有した自動変速機である。さらに、エンジン1の
出力軸60には、図示しないエアコン(車室内空調機)
を作動させるためのコンプレッサ66が出力軸60と同
期回転可能に接続されている。
【0019】車両の車室内には、入出力装置、制御プロ
グラムや制御マップ等の記憶に供される記憶装置(RO
M,RAM,BURAM等)、中央処理装置(CP
U)、タイマカウンタ等を備えたECU(電子コントロ
ールユニット)70が設置されており、このECU70
によって、エンジン1の総合的な制御が実施される。E
CU70には、上記各種センサ類以外に、さらに、アク
セルペダル(加速操作部材)74に接続され、アクセル
開度に応じたアクセル電圧EAPSを出力するアクセルポ
ジショニングセンサ(加速操作状態検出手段であって、
以下、APSと略す)72が接続されており、これらセ
ンサ類等からの情報が入力する。実際には、APS72
からはアクセル電圧EAPSが出力され、このアクセル電
圧EAPSに基づいてアクセル開度θACCが認識される。
グラムや制御マップ等の記憶に供される記憶装置(RO
M,RAM,BURAM等)、中央処理装置(CP
U)、タイマカウンタ等を備えたECU(電子コントロ
ールユニット)70が設置されており、このECU70
によって、エンジン1の総合的な制御が実施される。E
CU70には、上記各種センサ類以外に、さらに、アク
セルペダル(加速操作部材)74に接続され、アクセル
開度に応じたアクセル電圧EAPSを出力するアクセルポ
ジショニングセンサ(加速操作状態検出手段であって、
以下、APSと略す)72が接続されており、これらセ
ンサ類等からの情報が入力する。実際には、APS72
からはアクセル電圧EAPSが出力され、このアクセル電
圧EAPSに基づいてアクセル開度θACCが認識される。
【0020】ECU70は、これらの検出情報に基づ
き、燃料噴射モードを始めとして、燃料噴射量、点火時
期、吸入空気量等を決定し、燃料噴射弁4、点火コイル
18、燃料制御装置22、DBW−T/B30のステッ
パモータ32等を駆動制御する。また、ECU70に
は、自動変速機64の変速モード切換え、即ちパーキン
グレンジ(Pレンジ)、リバースレンジ(Rレンジ)、
ドライブレンジ(Dレンジ)、マニュアルレンジ(Mレ
ンジ)等の切換えを行うセレクトレバーユニット68の
インヒビタスイッチ(自動変速状態検出手段)68aが
接続されており、当該インヒビタスイッチ68aからセ
レクトレバー69の操作に応じた信号がECU70に供
給される。セレクトレバー69がドライブレンジ(Dレ
ンジ)位置にあり、ECU70に対してDレンジに対応
した信号が出力されている場合には、自動変速機64は
ECU70によって自動変速制御される。
き、燃料噴射モードを始めとして、燃料噴射量、点火時
期、吸入空気量等を決定し、燃料噴射弁4、点火コイル
18、燃料制御装置22、DBW−T/B30のステッ
パモータ32等を駆動制御する。また、ECU70に
は、自動変速機64の変速モード切換え、即ちパーキン
グレンジ(Pレンジ)、リバースレンジ(Rレンジ)、
ドライブレンジ(Dレンジ)、マニュアルレンジ(Mレ
ンジ)等の切換えを行うセレクトレバーユニット68の
インヒビタスイッチ(自動変速状態検出手段)68aが
接続されており、当該インヒビタスイッチ68aからセ
レクトレバー69の操作に応じた信号がECU70に供
給される。セレクトレバー69がドライブレンジ(Dレ
ンジ)位置にあり、ECU70に対してDレンジに対応
した信号が出力されている場合には、自動変速機64は
ECU70によって自動変速制御される。
【0021】なお、ECU70の入力側には、説明を省
略するが、上記各種センサ類の他、図示しない多数のス
イッチやセンサ類が接続されており、一方、出力側には
図示しない各種機器類等も接続されている。以下、上記
のように構成されたエンジン1の燃焼制御について説明
する。エンジン1が冷機状態にあるときには、運転者が
イグニッションキーをオン操作すると、ECU70から
始動用の信号が燃料制御装置22に供給され、燃料制御
装置22の低圧燃料ポンプの作動により、燃料噴射弁4
に低燃圧の燃料が供給される。
略するが、上記各種センサ類の他、図示しない多数のス
イッチやセンサ類が接続されており、一方、出力側には
図示しない各種機器類等も接続されている。以下、上記
のように構成されたエンジン1の燃焼制御について説明
する。エンジン1が冷機状態にあるときには、運転者が
イグニッションキーをオン操作すると、ECU70から
始動用の信号が燃料制御装置22に供給され、燃料制御
装置22の低圧燃料ポンプの作動により、燃料噴射弁4
に低燃圧の燃料が供給される。
【0022】そして、運転者がイグニッションキーをス
タート操作すると、図示しないセルモータによりエンジ
ン1がクランキングされ、これにより燃焼制御が開始さ
れる。なお、この時点では始動用の燃焼制御を行う。詳
しくは、ここでは前期噴射モード(即ち、吸気行程噴射
モード)が選択され、ECU70からの信号に基づき、
空燃比が比較的リッチな空燃比となるよう燃料噴射弁4
から燃料が噴射される。
タート操作すると、図示しないセルモータによりエンジ
ン1がクランキングされ、これにより燃焼制御が開始さ
れる。なお、この時点では始動用の燃焼制御を行う。詳
しくは、ここでは前期噴射モード(即ち、吸気行程噴射
モード)が選択され、ECU70からの信号に基づき、
空燃比が比較的リッチな空燃比となるよう燃料噴射弁4
から燃料が噴射される。
【0023】エンジン1の始動が完了し、エンジン1が
アイドル運転を開始すると、燃料制御装置22は、高圧
燃料ポンプの作動により、燃料噴射弁4に比較的高燃圧
の燃料を供給する。冷却水温Twが所定値にまで上昇
し、エンジン1が暖機状態になると、通常の燃焼制御が
実施される。詳しくは、燃料噴射モードが図2に示す燃
料噴射モード設定マップに基づいて切換制御される。つ
まり、燃料噴射モードが目標平均有効圧Pe及びエンジ
ン回転速度情報Neに応じて、上記後期噴射リーンモー
ド、前期噴射リーンモード、ストイキオフィードバック
モード(以下、S−F/Bモードという)、オープンル
ープモード(以下、O/Lモードという)間で切換えら
れよう制御される。ここに、後期噴射リーンモード以外
は前期噴射モードであって、前期噴射リーンモードは前
期噴射モードでのリーン空燃比運転モード、S−F/B
モードは理論空燃比AFSでの運転モード、O/Lモー
ドはリッチ空燃比での運転モードを示している。
アイドル運転を開始すると、燃料制御装置22は、高圧
燃料ポンプの作動により、燃料噴射弁4に比較的高燃圧
の燃料を供給する。冷却水温Twが所定値にまで上昇
し、エンジン1が暖機状態になると、通常の燃焼制御が
実施される。詳しくは、燃料噴射モードが図2に示す燃
料噴射モード設定マップに基づいて切換制御される。つ
まり、燃料噴射モードが目標平均有効圧Pe及びエンジ
ン回転速度情報Neに応じて、上記後期噴射リーンモー
ド、前期噴射リーンモード、ストイキオフィードバック
モード(以下、S−F/Bモードという)、オープンル
ープモード(以下、O/Lモードという)間で切換えら
れよう制御される。ここに、後期噴射リーンモード以外
は前期噴射モードであって、前期噴射リーンモードは前
期噴射モードでのリーン空燃比運転モード、S−F/B
モードは理論空燃比AFSでの運転モード、O/Lモー
ドはリッチ空燃比での運転モードを示している。
【0024】例えば、アイドル運転時や低速走行時のよ
うにエンジン1が低負荷域にあるときには、燃料噴射モ
ードは後期リーンモードとされて圧縮行程において燃料
噴射が実施される。そして、一方、中高速走行時のよう
にエンジン1が中高負荷域にあるときには、燃料噴射モ
ードは前期噴射モード(前期噴射リーンモード、S−F
/Bモード、O/Lモード)とされて吸気行程において
燃料噴射が実施される。
うにエンジン1が低負荷域にあるときには、燃料噴射モ
ードは後期リーンモードとされて圧縮行程において燃料
噴射が実施される。そして、一方、中高速走行時のよう
にエンジン1が中高負荷域にあるときには、燃料噴射モ
ードは前期噴射モード(前期噴射リーンモード、S−F
/Bモード、O/Lモード)とされて吸気行程において
燃料噴射が実施される。
【0025】以下、エンジン1の運転状態がアイドル運
転時或いは低速走行時にあり、燃料噴射モードが後期噴
射リーンモードであるときの燃焼制御についてより詳し
く説明する。ここでは、特に、変速モードがDレンジ位
置にあり、自動変速機64が自動変速状態である場合に
ついて説明する。後期噴射リーンモードでは、ECU7
0は、先ず、図3に示すスロットル開度設定ルーチン
(スロットル制御手段)を実行する。
転時或いは低速走行時にあり、燃料噴射モードが後期噴
射リーンモードであるときの燃焼制御についてより詳し
く説明する。ここでは、特に、変速モードがDレンジ位
置にあり、自動変速機64が自動変速状態である場合に
ついて説明する。後期噴射リーンモードでは、ECU7
0は、先ず、図3に示すスロットル開度設定ルーチン
(スロットル制御手段)を実行する。
【0026】図3のステップS10では、アイドルスイ
ッチ38がオンでエンジン1がアイドル運転状態にある
か否かを判別する。判別結果が偽(No)でエンジン1
がアイドル運転状態にないと判定された場合には、ステ
ップS12に進む。ステップS12では、エンジン1が
アイドル運転状態にない場合(低速走行時)における目
標スロットル開度θTHTを設定する。エンジン1がアイ
ドル運転状態にない場合には、先ず、クランク角センサ
16から実際に検出されるエンジン回転速度情報Neと
APS72からのアクセル電圧EAPSによるアクセル開
度情報θACCとに基づき、目標出力に対応する目標平均
有効圧Peを演算する。詳しくは、図4(a)に示すよ
うに、エンジン回転速度Ne及びアクセル開度情報θACC
と目標平均有効圧Peとの関係を示すマップが予め設定
されており、目標平均有効圧Peは、このマップから読
取られる。
ッチ38がオンでエンジン1がアイドル運転状態にある
か否かを判別する。判別結果が偽(No)でエンジン1
がアイドル運転状態にないと判定された場合には、ステ
ップS12に進む。ステップS12では、エンジン1が
アイドル運転状態にない場合(低速走行時)における目
標スロットル開度θTHTを設定する。エンジン1がアイ
ドル運転状態にない場合には、先ず、クランク角センサ
16から実際に検出されるエンジン回転速度情報Neと
APS72からのアクセル電圧EAPSによるアクセル開
度情報θACCとに基づき、目標出力に対応する目標平均
有効圧Peを演算する。詳しくは、図4(a)に示すよ
うに、エンジン回転速度Ne及びアクセル開度情報θACC
と目標平均有効圧Peとの関係を示すマップが予め設定
されており、目標平均有効圧Peは、このマップから読
取られる。
【0027】そして、このようにして求めた目標平均有
効圧Peと実際に検出されるエンジン回転速度情報Neと
に基づいてスロットルバルブ34の目標スロットル開度
(第1の目標スロットル開度)θTHTを演算する(第1
目標スロットル開度演算手段)。詳しくは、図4(b)
に示すように、目標平均有効圧Pe及びエンジン回転速
度Neと目標スロットル開度θTHTとの関係を示すマップ
が予め設定されており、目標スロットル開度θTHTは、
このマップから読取られる。
効圧Peと実際に検出されるエンジン回転速度情報Neと
に基づいてスロットルバルブ34の目標スロットル開度
(第1の目標スロットル開度)θTHTを演算する(第1
目標スロットル開度演算手段)。詳しくは、図4(b)
に示すように、目標平均有効圧Pe及びエンジン回転速
度Neと目標スロットル開度θTHTとの関係を示すマップ
が予め設定されており、目標スロットル開度θTHTは、
このマップから読取られる。
【0028】なお、エンジン回転速度情報Neは、実際
には、次式によってフィルタ処理された平均エンジン回
転速度情報Nefが使用される。 Nef(n)=(1−Kn)・Ne+Kn・Nef(nー1) ここに、Nef(n)は今回の平均エンジン回転速度情報Ne
fであり、Nef(nー1)は前回の平均エンジン回転速度情報
Nefである。また、Knは所定のフィルタ定数である。
但し、この所定のフィルタ定数Knは、定常運転時に
は、例えば値0.98とされ、過渡時には、例えば値0
とされる。
には、次式によってフィルタ処理された平均エンジン回
転速度情報Nefが使用される。 Nef(n)=(1−Kn)・Ne+Kn・Nef(nー1) ここに、Nef(n)は今回の平均エンジン回転速度情報Ne
fであり、Nef(nー1)は前回の平均エンジン回転速度情報
Nefである。また、Knは所定のフィルタ定数である。
但し、この所定のフィルタ定数Knは、定常運転時に
は、例えば値0.98とされ、過渡時には、例えば値0
とされる。
【0029】一方、ステップS10の判別結果が真(Y
es)でエンジン1がアイドル運転状態であると判定さ
れた場合には、ステップS14に進む。ステップS14
では、アイドル運転用の所定の目標エンジン回転速度
(アイドル目標回転速度)Neiを設定する(アイドル目
標回転速度設定手段)。つまり、アイドル運転状態であ
る場合には、クランク角センサ16から検出されるエン
ジン回転速度Neに拘わらず、所定の目標エンジン回転
速度Neiを設定する。この目標エンジン回転速度Nei
は、エンジン1に掛かる種々の外部負荷や冷却水温Tw
に応じて予め決定されている。つまり、例えばエアコン
がオン状態とされ、エンジン1によってコンプレッサ6
6を駆動するような場合には、目標エンジン回転速度N
eiは通常よりも高い値に予め決定されており、ステップ
S14ではこの通常よりも高い値が目標エンジン回転速
度Neiとして設定される。
es)でエンジン1がアイドル運転状態であると判定さ
れた場合には、ステップS14に進む。ステップS14
では、アイドル運転用の所定の目標エンジン回転速度
(アイドル目標回転速度)Neiを設定する(アイドル目
標回転速度設定手段)。つまり、アイドル運転状態であ
る場合には、クランク角センサ16から検出されるエン
ジン回転速度Neに拘わらず、所定の目標エンジン回転
速度Neiを設定する。この目標エンジン回転速度Nei
は、エンジン1に掛かる種々の外部負荷や冷却水温Tw
に応じて予め決定されている。つまり、例えばエアコン
がオン状態とされ、エンジン1によってコンプレッサ6
6を駆動するような場合には、目標エンジン回転速度N
eiは通常よりも高い値に予め決定されており、ステップ
S14ではこの通常よりも高い値が目標エンジン回転速
度Neiとして設定される。
【0030】そして、次のステップS16では、上記目
標エンジン回転速度NeiとAPS72からのアクセル電
圧EAPSに基づくアクセル開度情報θACCとに基づいて、
目標出力に対応する目標平均有効圧Peを演算する。詳
しくは、図5(a)に示すように、目標エンジン回転速
度Nei及びアクセル開度情報θACCと目標平均有効圧Pe
との関係を示すマップが上記図4(a)のマップとは別
に予め設定されており、目標平均有効圧Peは、このマ
ップから読取られる。
標エンジン回転速度NeiとAPS72からのアクセル電
圧EAPSに基づくアクセル開度情報θACCとに基づいて、
目標出力に対応する目標平均有効圧Peを演算する。詳
しくは、図5(a)に示すように、目標エンジン回転速
度Nei及びアクセル開度情報θACCと目標平均有効圧Pe
との関係を示すマップが上記図4(a)のマップとは別
に予め設定されており、目標平均有効圧Peは、このマ
ップから読取られる。
【0031】そして、このようにして求めた目標平均有
効圧Peと目標エンジン回転速度Neiとに基づいて目標
スロットル開度(第2の目標スロットル開度)θTHTを
演算する(第2目標スロットル開度演算手段)。詳しく
は、図5(b)に示すように、目標平均有効圧Pe及び
エンジン回転速度情報Neと目標スロットル開度θTHTと
の関係を示すマップがやはり上記図4(b)のマップと
は別に予め設定されており、目標スロットル開度θTHT
は、このマップから読取られる。
効圧Peと目標エンジン回転速度Neiとに基づいて目標
スロットル開度(第2の目標スロットル開度)θTHTを
演算する(第2目標スロットル開度演算手段)。詳しく
は、図5(b)に示すように、目標平均有効圧Pe及び
エンジン回転速度情報Neと目標スロットル開度θTHTと
の関係を示すマップがやはり上記図4(b)のマップと
は別に予め設定されており、目標スロットル開度θTHT
は、このマップから読取られる。
【0032】このように、エンジン1がアイドル運転状
態である場合において、目標スロットル開度θTHTを所
定の目標エンジン回転速度Neiを用いて設定することに
より、外部負荷に応じてアイドル回転速度、即ちクラン
ク角センサ16から検出されるエンジン回転速度Neが
変化するような場合であっても、これに応じて目標スロ
ットル開度θTHTが変動してしまうことが好適に防止さ
れる。例えば、上記アイドル運転状態でない場合にあっ
ては、エアコンがオン状態とされると、コンプレッサ6
6を良好に作動すべくエンジン回転速度Neが上昇し、
この上昇に応じて目標スロットル開度θTHTが増大し、
エンジン回転速度Neがさらに上昇し、例えば自動変速
機64を経て駆動輪62側に駆動力が徐々に増加されて
伝達されることになるのであるが、アイドル運転時には
このようなことが防止され、アイドル回転速度が常に一
定に保持され、良好なアイドル運転状態が確保されるこ
ととなる。
態である場合において、目標スロットル開度θTHTを所
定の目標エンジン回転速度Neiを用いて設定することに
より、外部負荷に応じてアイドル回転速度、即ちクラン
ク角センサ16から検出されるエンジン回転速度Neが
変化するような場合であっても、これに応じて目標スロ
ットル開度θTHTが変動してしまうことが好適に防止さ
れる。例えば、上記アイドル運転状態でない場合にあっ
ては、エアコンがオン状態とされると、コンプレッサ6
6を良好に作動すべくエンジン回転速度Neが上昇し、
この上昇に応じて目標スロットル開度θTHTが増大し、
エンジン回転速度Neがさらに上昇し、例えば自動変速
機64を経て駆動輪62側に駆動力が徐々に増加されて
伝達されることになるのであるが、アイドル運転時には
このようなことが防止され、アイドル回転速度が常に一
定に保持され、良好なアイドル運転状態が確保されるこ
ととなる。
【0033】また、上記図4(a)及び図5(a)から
求められた目標平均有効圧Peに基づいて目標A/F
(目標空燃比)、噴射終了時期Tend、点火時期Tig等
の各燃焼パラメータが設定される。目標A/Fが設定さ
れると、当該目標A/Fに基づいて燃料噴射時間Tinj
が設定され、燃料噴射量が決定される。なお、後期噴射
リーンモードでは、目標A/Fは、例えば30〜40程
度である。
求められた目標平均有効圧Peに基づいて目標A/F
(目標空燃比)、噴射終了時期Tend、点火時期Tig等
の各燃焼パラメータが設定される。目標A/Fが設定さ
れると、当該目標A/Fに基づいて燃料噴射時間Tinj
が設定され、燃料噴射量が決定される。なお、後期噴射
リーンモードでは、目標A/Fは、例えば30〜40程
度である。
【0034】このように、各燃焼パラメータが設定され
ると、目標スロットル開度θTHTについては対応する信
号がDBW−T/B30のステッパモータ32に供給さ
れ、スロットルバルブ34の開度が可変操作されて吸入
空気量が調節され、燃料噴射時間Tinjについては対応
する信号が燃料噴射弁4に供給され、燃料噴射時間Tin
jに応じた量の燃料が燃料噴射弁4から噴射される。同
時に、燃料の噴射終了時期Tendに対応する信号も燃料
噴射弁4に供給され、燃料の噴射時期が確定される。そ
して、点火時期Tig信号が点火コイル18に供給され
る。これにより最適な燃焼制御が実現されることとな
る。
ると、目標スロットル開度θTHTについては対応する信
号がDBW−T/B30のステッパモータ32に供給さ
れ、スロットルバルブ34の開度が可変操作されて吸入
空気量が調節され、燃料噴射時間Tinjについては対応
する信号が燃料噴射弁4に供給され、燃料噴射時間Tin
jに応じた量の燃料が燃料噴射弁4から噴射される。同
時に、燃料の噴射終了時期Tendに対応する信号も燃料
噴射弁4に供給され、燃料の噴射時期が確定される。そ
して、点火時期Tig信号が点火コイル18に供給され
る。これにより最適な燃焼制御が実現されることとな
る。
【0035】以上、詳細に説明したように、本発明の車
両の制御装置によれば、エンジン1の燃焼制御におい
て、通常は実際に検出されるエンジン回転速度Neとア
クセル開度情報θACCとに基づいて目標スロットル開度
θTHTを演算し、エンジン1の適正な吸入空気量を求め
るようにするのであるが、エンジン1がアイドル運転状
態にある場合には、目標スロットル開度θTHTを、予め
決定された所定のエンジン回転速度Neiとアクセル開度
情報θACCとに基づいて演算して吸入空気量を求めるよ
うにしている。
両の制御装置によれば、エンジン1の燃焼制御におい
て、通常は実際に検出されるエンジン回転速度Neとア
クセル開度情報θACCとに基づいて目標スロットル開度
θTHTを演算し、エンジン1の適正な吸入空気量を求め
るようにするのであるが、エンジン1がアイドル運転状
態にある場合には、目標スロットル開度θTHTを、予め
決定された所定のエンジン回転速度Neiとアクセル開度
情報θACCとに基づいて演算して吸入空気量を求めるよ
うにしている。
【0036】従って、エンジン1のアイドル運転中に、
例えばエアコンがオン状態となり、つまりエンジン1の
出力に外部負荷が加わり、これに応じてエンジン回転速
度Neを上昇したとしても、目標スロットル開度θTHTが
変動することが好適に防止され、つまり、アイドル回転
速度が常に安定した状態に保持される。故に、アイドル
運転時には、駆動力が自動変速機64を介して駆動輪6
2に徐々に増加して伝達されることもなく、アイドル運
転状態が良好に維持可能とされる。
例えばエアコンがオン状態となり、つまりエンジン1の
出力に外部負荷が加わり、これに応じてエンジン回転速
度Neを上昇したとしても、目標スロットル開度θTHTが
変動することが好適に防止され、つまり、アイドル回転
速度が常に安定した状態に保持される。故に、アイドル
運転時には、駆動力が自動変速機64を介して駆動輪6
2に徐々に増加して伝達されることもなく、アイドル運
転状態が良好に維持可能とされる。
【0037】なお、上記実施形態では、エンジン1を筒
内噴射型のエンジンとしたが、これに限られず、ドライ
ブバイワイヤ型のスロットル弁(DBW−T/B)を備
えていれば、如何なる形態のエンジンを用いても本発明
を適用可能である。また、上記実施形態では、自動変速
機64が自動変速状態である場合の燃焼制御について説
明したが、自動変速機64が自動変速状態でなくても本
発明を好適に適用可能である。
内噴射型のエンジンとしたが、これに限られず、ドライ
ブバイワイヤ型のスロットル弁(DBW−T/B)を備
えていれば、如何なる形態のエンジンを用いても本発明
を適用可能である。また、上記実施形態では、自動変速
機64が自動変速状態である場合の燃焼制御について説
明したが、自動変速機64が自動変速状態でなくても本
発明を好適に適用可能である。
【0038】また、上記実施形態では、目標スロットル
開度θTHTを求める際、一旦目標平均有効圧Peを求めて
から当該目標スロットル開度θTHTを求めるようにした
が、エンジン回転速度Neとアクセル開度情報θACC、或
いは目標エンジン回転速度Neiとアクセル開度情報θAC
Cとから直接目標スロットル開度θTHTを求めるようにす
ることも可能である。
開度θTHTを求める際、一旦目標平均有効圧Peを求めて
から当該目標スロットル開度θTHTを求めるようにした
が、エンジン回転速度Neとアクセル開度情報θACC、或
いは目標エンジン回転速度Neiとアクセル開度情報θAC
Cとから直接目標スロットル開度θTHTを求めるようにす
ることも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
の車両の制御装置によれば、エンジンがアイドル運転状
態にないときには、加速操作部材の操作状態とエンジン
回転速度とに基づいてスロットル弁を好適に可変制御で
きる一方、エンジンがアイドル運転状態にあるときに
は、例えばエアコンのコンプレッサの駆動等の外部負荷
が作用してもスロットル開度を略固定するようにでき、
エンジン回転速度を上昇なく所定のアイドル目標回転速
度に略一定に良好に保持することができる。これによ
り、常に安定したアイドル運転状態を確保することがで
きる。
の車両の制御装置によれば、エンジンがアイドル運転状
態にないときには、加速操作部材の操作状態とエンジン
回転速度とに基づいてスロットル弁を好適に可変制御で
きる一方、エンジンがアイドル運転状態にあるときに
は、例えばエアコンのコンプレッサの駆動等の外部負荷
が作用してもスロットル開度を略固定するようにでき、
エンジン回転速度を上昇なく所定のアイドル目標回転速
度に略一定に良好に保持することができる。これによ
り、常に安定したアイドル運転状態を確保することがで
きる。
【0040】また、請求項2の車両の制御装置によれ
ば、自動変速機を有し、特に当該自動変速機が自動変速
状態にあるときには、アイドル運転中のエンジン回転速
度の不用意な上昇を抑えることができ、自動変速機を介
し駆動輪に伝達される駆動力が意図せず増加してしまう
ことを好適に防止することができる。
ば、自動変速機を有し、特に当該自動変速機が自動変速
状態にあるときには、アイドル運転中のエンジン回転速
度の不用意な上昇を抑えることができ、自動変速機を介
し駆動輪に伝達される駆動力が意図せず増加してしまう
ことを好適に防止することができる。
【図1】車両に搭載された筒内噴射型火花点火式エンジ
ン及び車両の制御装置を示す概略構成図である。
ン及び車両の制御装置を示す概略構成図である。
【図2】燃料噴射モード設定マップを示す図である。
【図3】本発明に係るスロットル開度設定ルーチンを示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図4】エンジン回転速度Ne及びアクセル開度情報θA
CCと目標平均有効圧Peとの関係を示すマップ並びに目
標平均有効圧Pe及びエンジン回転速度Neと目標スロッ
トル開度θTHTとの関係を示すマップである。
CCと目標平均有効圧Peとの関係を示すマップ並びに目
標平均有効圧Pe及びエンジン回転速度Neと目標スロッ
トル開度θTHTとの関係を示すマップである。
【図5】目標エンジン回転速度Nei及びアクセル開度情
報θACCと目標平均有効圧Peとの関係を示すマップ並び
に目標平均有効圧Pe及び目標エンジン回転速度Neiと
目標スロットル開度θTHTとの関係を示すマップであ
る。
報θACCと目標平均有効圧Peとの関係を示すマップ並び
に目標平均有効圧Pe及び目標エンジン回転速度Neiと
目標スロットル開度θTHTとの関係を示すマップであ
る。
1 エンジン 16 クランク角センサ(エンジン回転速度検出手段) 30 DBW−T/B(スロットル弁) 32 ステッパモータ 34 スロットルバルブ 36 TPS 38 アイドルスイッチ(アイドル検出手段) 64 自動変速機 66 コンプレッサ 68a インヒビタスイッチ(自動変速状態検出手段) 70 電子コントロールユニット(ECU) 72 APS(加速操作状態検出手段) 74 アクセルペダル(加速操作部材)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 41/16 F02D 41/16 E
Claims (2)
- 【請求項1】 加速操作部材と該加速操作部材の操作に
応じて電気的に駆動されるスロットル弁とを有するエン
ジンを備えた車両の制御装置において、 前記加速操作部材の操作状態を検出する加速操作状態検
出手段と、 前記エンジンの回転速度を検出するエンジン回転速度検
出手段と、 前記加速操作状態検出手段及びエンジン回転速度検出手
段の出力結果に基づき第1の目標スロットル開度を算出
する第1目標スロットル開度演算手段と、 前記エンジンがアイドル運転状態であることを検出する
アイドル検出手段と、 前記アイドル運転状態でのアイドル目標回転速度を設定
するアイドル目標回転速度設定手段と、 前記加速操作状態検出手段及び前記アイドル目標回転速
度設定手段の出力結果に基づき第2の目標スロットル開
度を算出する第2目標スロットル開度演算手段と、 前記アイドル検出手段により前記アイドル運転状態が検
出されないとき前記第1目標スロットル開度演算手段の
演算結果に基づき前記スロットル弁を駆動する一方、前
記アイドル運転状態が検出されると前記第2目標スロッ
トル開度演算手段の演算結果に基づき前記スロットル弁
を駆動するスロットル制御手段と、 を備えたことを特徴とする車両の制御装置。 - 【請求項2】 前記車両は、さらに、前記エンジンに連
結された自動変速機と該自動変速機が自動変速状態にあ
ることを検出する自動変速状態検出手段とを備え、 前記スロットル制御手段は、自動変速状態検出手段によ
り前記自動変速状態にあることが検出され、且つ、前記
アイドル検出手段により前記アイドル運転状態であるこ
とが検出されると、前記第2目標スロットル開度演算手
段の演算結果に基づき前記スロットル弁を駆動すること
を特徴とする、請求項1記載の車両の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9103533A JPH10299546A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 車両の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9103533A JPH10299546A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 車両の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10299546A true JPH10299546A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14356519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9103533A Pending JPH10299546A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 車両の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10299546A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6325741B1 (en) | 1999-07-22 | 2001-12-04 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Throttle valve control apparatus and method for internal combustion engine |
-
1997
- 1997-04-21 JP JP9103533A patent/JPH10299546A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6325741B1 (en) | 1999-07-22 | 2001-12-04 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Throttle valve control apparatus and method for internal combustion engine |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020910 |