JPH10299880A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents
自動変速機の変速制御装置Info
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- JPH10299880A JPH10299880A JP9109742A JP10974297A JPH10299880A JP H10299880 A JPH10299880 A JP H10299880A JP 9109742 A JP9109742 A JP 9109742A JP 10974297 A JP10974297 A JP 10974297A JP H10299880 A JPH10299880 A JP H10299880A
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/04—Smoothing ratio shift
- F16H2061/0477—Smoothing ratio shift by suppression of excessive engine flare or turbine racing during shift transition
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- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
て、エンジンの吹上げ及びタイアップを防止して変速フ
ィーリングを向上する。 【解決手段】 入力回転加速度αがマイナス方向に突出
すると、タイアップと判断し、該加速度量a,bに応じ
た補正量−A,−Bにてファストフィル時間tSAを学習
・補正し、またプラス方向に突出すると、エンジン吹き
と判断する。タイアップ時は、ファストフィル時間tSA
が短くなって、解放側及び係合側摩擦係合要素のオーバ
ラップ量は減少され、エンジン吹き時にあっては、両摩
擦係合要素のアンダーラップ量を減少する。
Description
る自動変速機の油圧制御装置に係り、詳しくは学習によ
りサーボ起動制御、例えばファストフィル時間を変更す
る変速制御装置に関する。
速判断に基づき、所定摩擦係合要素(クラッチ又はブレ
ーキ)用油圧サーボに油圧を供給すると共に、他の摩擦
係合要素用油圧サーボの油圧を解放して、多段変速ギヤ
機構の伝動経路が切換えられて変速される。この際、上
記係合側油圧サーボ又は解放側油圧サーボ油圧を、リニ
アソレノイドバルブ等の調圧手段により調圧して、シフ
トショックを軽減して滑らかに変速することが図られて
いる。
体差による初期のバラツキ及び経年変化等によるリニア
ソレノイドバルブ等のバラツキに基づき、解放側及び係
合側摩擦係合要素が共に係合状態(オーバラップ状態)
となってタイアップを生じたり、又は解放側及び係合側
摩擦係合要素が共に解放状態(アンダーラップ状態)と
なってエンジンの吹き上りを生じてしまうことがある。
に解放側摩擦係合要素を解放する、いわゆるクラッチ掴
み換えによる変速において、上記係合側及び解放側摩擦
係合要素のオーバラップ又はアンダーラップの度合いが
不適切となって、エンジンの吹上げ又はタイアップによ
る出力軸トルクの低下を防止すべく、エンジンの吹き上
りを検出して、該吹き上がり量が予め定めた範囲内にな
るように油圧を制御する変速制御装置が提案されている
(特開平6−341535号公報参照)。
素用油圧の調圧をエンジンの最大吹き上り量に応じて設
定した補正量により補正するものであり、具体的には、
2→3変速において、3速段にあって解放する摩擦係合
要素(第3ブレーキB3 )の油圧を調圧するリニアソレ
ノイドバルブのデューティ比を、イナーシャ相開始まで
のエンジンの回転変動幅の最大値を吹き上り量として設
定した補正値により補正する。
アップシフトに際して解放側となる油圧の調圧を補正し
て、その解放圧の低下度合いを変更し、予め所定上昇状
態に設定されている係合側摩擦係合要素の油圧との間
で、オーバラップ又はアンダーラップ度合いを調整する
ものである。
ップ度合いに起因するエンジン吹上げ又はタイアップ
は、上述したように解放側油圧の低下度合い(勾配)よ
りも、むしろ、係合側及び解放側摩擦係合要素の開始タ
イミングの方が影響が大きく、上述したように解放側油
圧の調圧を補正したものでは、係合側油圧の状態によっ
ては、必ずしも適正に調整することができなかった。
係合要素の掴み換えに先立ち、係合側摩擦係合要素の油
圧サーボに油圧を供給してピストンをストロークしてト
ルク伝達開始直前の状態になうるように制御するサーボ
起動制御を学習制御し、もってエンジンの吹上げ及びタ
イアップを防止して、変速フィーリングの向上を図った
自動変速機の変速制御装置を提供することを目的とする
ものである。
は、エンジン出力軸から動力が入力される入力軸と、車
輪に連結される出力軸と、これら入力軸と出力軸との間
で動力伝達経路を変更する複数の摩擦係合要素と、これ
ら摩擦係合要素を断・接作動する油圧サーボ(9,1
0)と、を備え、前記複数の摩擦係合要素の内の第1の
摩擦係合要素を係合すると共に、第2の摩擦係合要素を
解放することにより所定変速段への変速を達成するに先
立ち、前記第1の摩擦係合要素を、その油圧サーボに所
定特性の油圧を供給してピストン(19)をストローク
し、トルク伝達直前の状態にするサーボ起動制御を行
う、自動変速機の変速制御装置において、少なくとも前
記第1の摩擦係合要素の油圧サーボに供給される係合圧
を調圧する調圧手段(SLS又はSLU)と、前記変速
中におけるタイアップ又はエンジン吹きを検出する検出
手段(1a)と、該検出手段の検出値に基づき前記サー
ボ起動制御における前記所定特性を補正するサーボ起動
制御手段(1b)と、を備えることを特徴とする自動変
速機の変速制御装置にある。
制御は、油圧サーボに所定高圧(PS1)を供給するファ
ストフィルと、前記所定高圧を所定低圧(PS2)に向け
てスイープダウンする制御と、該所定低圧にて保持する
制御とを有すると共に、該サーボ起動制御時間(tSE)
が略々一定時間からなり、前記サーボ起動制御手段は、
前記ファストフィルを制御するファストフィル制御手段
(1b)である、請求項1記載の自動変速機の変速制御
装置にある。
ィル制御手段は、ファストフィル時間(tSA)を補正し
てなる、請求項2記載の自動変速機の変速制御装置にあ
る。
への変速がアップシフトであり、前記検出手段の検出値
が、前記入力軸の回転を検出するセンサ(5)の信号に
基づき演算される入力回転加速度(α)である、請求項
1、2又は3記載の自動変速機の変速制御装置にある。
よるエンジン吹きを検出する検出値が、所定値(L)以
上のときにエンジン吹きと判断し、前記所定値からの吹
き量(c,d)に応じて前記ファストフィル制御手段の
補正量(C,D)、を学習する、請求項1ないし4のい
ずれか記載の自動変速機の変速制御装置にある。
が、サーボ起動制御時間(tSE)内の所定時間中におけ
る前記入力回転加速度(α)のマイナス方向の突出を検
出することによりタイアップと判断し、前記入力回転加
速度の量(a,b)に応じて前記ファストフィル制御手
段の補正量(A,B)を学習する、請求項4記載の自動
変速機の変速制御装置にある。
a)により、例えば入力回転加速度(α)の方向にてタ
イアップ又はエンジン吹きを検出すると、サーボ起動制
御手段(1b)が油圧サーボへ供給する油圧の所定特性
を変更・補正する。即ち、前記サーボ起動制御は、所定
高圧(PS1)を供給するファストフィルと、該所定高圧
から所定低圧(PS2)にスイープダウンする制御と、該
所定低圧に保持する制御とを有し、これら全体のサーボ
起動制御時間(tSE)を一定にした状態で、各制御のバ
ランスを変更する。例えば、一定のサーボ起動制御時間
(tSE)の中で、ファストフィル時間(tSE)を変更
し、これに応じて待機時間(tSB)も変更される。
ナス方向に突出すると、タイアップと判断し、該加速度
量(a)(b)に応じて補正量(−A)(−B)にてフ
ァストフィル時間(tSA)を学習・補正し、またプラス
方向に所定値(L)以上に突出すると、エンジン吹きと
判断して、該所定値以上の加速度量(c)(d)に応じ
た補正量(C)(D)にてファストフィル時間(tSA)
を学習・補正する。
ィル時間を短くし、またエンジン吹き時は、ファストフ
ィル時間が長くなるように制御して、サーボ起動時間が
適正になるように補正する。
するためのものであるが、本発明の構成を何等限定する
ものではない。
の固体差及び経年変化に基づくバラツキによるエンジン
吹き及びタイアップを生じても、サーボ起動制御におけ
る所定油圧特性を補正することにより、掴み換え時にお
ける係合側摩擦係合要素のトルク容量の増加タイミング
を収束性よくかつ正確に制御することができるので、解
放側摩擦係合要素とのタイミングを正確に合せて、変速
中の掴み換えを良好にして変速フィーリングを向上する
ことができる。
ボに所定高圧を供給するファストフィルを補正すること
により、容易かつ高い精度にて変速中の掴みタイミング
を合せることができる。
フィル時間を補正するので、制御が容易でかつ精度の高
い時間制御により係合側タイミングを制御して、信頼性
の高い安価な構造でもって変速フィーリングを向上する
ことができる。
フト変速に際して入力回転加速度によりタイアップ又は
エンジン吹きを検出するので、入力軸回転数センサで足
り、特別なセンサを用いることなく、安価で確実な検出
を行うことができる。
による変速に際して係合側及び解放側のトルク分担がう
まくいかないか又は個々のバラツキによっても、エンジ
ン吹きが発生するが、この場合エンジン吹き量がそれ程
大きくないので、所定値以上のエンジン吹き量を検出す
ることによる判断に基づき、上記外乱を排除して、係合
側及び解放側のタイミング不良によるエンジン吹きを確
実に検出すると共に、該エンジン吹き量に応じて補正量
を設定するので、エンジン吹きを確実に抑制することが
できる。
動制御時間内の所定時間中における入力回転加速度のマ
イナス方向の突出を検出してタイアップと判断するの
で、前記所定時間以外に生ずる入力回転加速度、例えば
路面の段差等による外乱を排除して、タイアップを正確
に抑制することができる。
又はブレーキ等の摩擦係合要素を有し、これら摩擦係合
要素を適宜断・接することによりプラネタリギヤの伝動
経路が選択される自動変速機構(図示せず)を備えてお
り、該自動変速機構の入力軸が、エンジン出力軸にトル
クコンバータを介して連結しており、またその出力軸が
駆動車輪に連結している。
り、1は、マイクロコンピュータ(マイコン)からなる
制御部(ECU)で、エンジン回転センサ2、ドライバ
のアクセルペダル踏み量を検出するスロットル開度セン
サ3、トランスミッション(自動変速機構)の入力軸回
転数(=タービン回転数)を検出するセンサ5、車速
(=自動変速機出力軸回転数)センサ6及び油温センサ
7からの各信号が入力しており、また油圧回路のリニア
ソレノイドバルブSLS及びSLUに出力している。前
記制御部1は、入力軸回転数センサ5からの信号に基づ
き入力回転加速度αを検出するタイアップ・エンジン吹
き検出手段1aと、該検出手段の検出値に基づきサーボ
起動制御における所定油圧特性を学習・補正するサーボ
起動制御手段1bとを有しており、例えば該サーボ起動
制御手段(ファストフィル制御手段1b)により補正さ
れたファストフィル時間による所定制御信号が前記リニ
アソレノイドバルブSLS又はSLUに出力する。
前記2個のリニアソレノイドバルブSLS及びSLUを
有すると共に、自動変速機構のプラネタリギヤユニット
の伝達経路を切換えて、例えば前進4速又は5速、後進
1速の変速段を達成する複数の摩擦係合要素(クラッチ
及びブレーキ)を断接作動する複数の油圧サーボ9、1
0を有している。また、前記リニアソレノイドバルブS
LS及びSLUの入力ポートa1 ,a2 にはソレノイド
モジュレータ圧が供給されており、これらリニアソレノ
イドバルブの出力ポートb1 ,b2 からの制御油圧がそ
れぞれプレッシャコントロールバルブ11,12の制御
油室11a,12aに供給されている。プレッシャコン
トロールバルブ11,12は、ライン圧がそれぞれ入力
ポート11b,12bに供給されており、前記制御油圧
にて調圧された出力ポート11c,12cからの調圧
が、それぞれシフトバルブ13,15を介して適宜各油
圧サーボ9,10に供給される。
のものであって、各油圧サーボ9,10及びシフトバル
ブ13,15は、象徴的に示すものであり、実際には、
自動変速機構に対応して油圧サーボは多数備えられてお
り、これら油圧サーボへの油圧を切換えるシフトバルブ
も多数備えている。また、油圧サーボ10に示すように
油圧サーボは、シリンダ16にオイルシール17により
油密状に嵌合するピストン19を有しており、該ピスト
ン19は、油圧室20に作用するプレッシャコントロー
ルバルブ12からの調圧油圧に基づき、戻しスプリング
21に抗して移動し、外側摩擦プレート22及び内側摩
擦材23を接触する。該摩擦プレート及び摩擦材は、ク
ラッチで示してあるが、ブレーキにも同様に対応するこ
とは勿論である。
ペダルを略々一定状態で踏んでいる状態(パワーオン状
態)でアップシフトする際の制御油圧について説明す
る。
ロットル開度センサ3及び車速センサ6からの信号によ
り、制御部1内の変速マップに基づき変速判断、例えば
2→3変速のアップシフト判断がなされる。そして、所
定シフトバルブの操作等の前処理のための所定時間経過
後、係合側油圧PA 及び解放側油圧PB の変速制御が開
始される。該変速開始と同時に、係合側の油圧サーボへ
の油圧(係合側油圧)PA が所定高圧PS1になるように
所定信号をリニアソレノイドバルブSLS(又はSL
U)に出力する。該所定高圧(ファストフィル圧)PS1
は、油圧サーボの油圧室20を満たすために必要な油圧
に設定されており(ファストフィル)、所定時間tSA保
持される。該所定時間tSAが経過すると、係合油圧PA
は、所定勾配dPでスイープダウンし、係合油圧PA が
所定低圧PS2になると、該スイープダウンが停止され、
該所定低圧PS2に保持される。該所定低圧PS2は、サー
ボ起動圧以上でかつ入力軸の回転変化を生じさせない圧
に設定されており、該所定低圧PS2は、計時が所定時間
tSE経過するまで保持される。この状態は、ピストン1
9を摩擦プレート22及び摩擦材23が接触するように
ストロークし(ガタ詰め)、該係合側摩擦係合要素がト
ルク容量を有する直前の状態に保持されるサーボ起動制
御であって、前記ファストフィル時間tSAと、スイープ
ダウンしかつ所定低圧にて保持する待機時間tSBとから
なる予め設定された所定一定時間tSEを継続する。一
方、解放側油圧PB は、クラッチ保持圧等の係合圧PK
に保持されて、上記所定時間tSE待機する。
圧PB は、摩擦係合要素がトルク容量を有するギリギリ
の状態の油圧PW まで低下し、そして係合側油圧PA は
所定勾配にてスイープアップすると共に、解放側油圧は
所定勾配にてスイープダウンする。これにより、係合側
摩擦係合要素は、油圧が上昇するのに伴いトルク容量が
増大するが、この状態では該係合側摩擦係合要素はスリ
ップして回転変化を生ずることはなく、トルク分担だけ
が変化するトルク相となる。
PA 、PB は、該アップシフトにあっては、係合側油圧
が、入力軸回転数変化を開始する直前の目標油圧に向っ
てスイープアップ制御され、かつ該係合側油圧に応じて
解放側油圧が制御される。具体的には、本出願人が既に
提案した特願平7−330895号並びに特願平8−1
09787号(共に本願出願時未公開)に述べる制御が
好ましい。
が増加すると共に、解放側摩擦係合要素のトルク容量が
減少して、入力軸回転数NT が下がり始め、イナーシャ
相となる。該イナーシャ相にあっては、係合側油圧PA
は、入力軸回転数センサ5の検出に基づく回転変化量に
てフィードバック制御され、かつ解放側油圧PB は、該
係合側油圧に応じて制御され、係合側摩擦係合要素が完
全に係合して入力軸回転数NT が変速後段の回転比にな
ると、係合側油圧がライン圧まで上昇して変速終了とな
る。
起動制御におけるファストフィルの学習制御について、
図5(a) に示すフローチャートに沿って説明する。
サーボ起動制御となるが、まず、予め一定に設定されて
いる初期値X(msec)と、後述する学習された学習
値(msec)Yとの合計により係合側ファストフィル
時間tSA(=X+Y)が設定される(S1)。ついで、
油圧の遅れ時間を考慮してサーボ起動制御の前記所定時
間tSEが設定され(S2)、更に上記ファストフィルの
所定圧(限界圧)PS1、所定低圧PS2、そして上記所定
圧から所定低圧へのスイープダウン勾配dPが設定され
る(S3)。また、入力軸回転数センサ5に基づき、現
在の入力回転数の加速度α、即ち入力回転数の変動率が
演算されて記憶される(S4)。なお、該加速度αの記
憶は、予め定められた所定時間、例えばサーボ起動制御
中又は前記初期値X経過後の一定時間等における入力軸
回転数センサ5の検出値に基づく値であって、これによ
りタイヤが路面段差を乗り越える等による加速度の外乱
が入り込む確率を減少する。そして、上記設定された時
間tSA、tSE及び油圧PS1、PS2、dPに基づく制御油
圧が、リニアソレノイドバルブSLS又はSLUから出
力され(S5)、これによりサーボ起動制御が終了す
る。
それがマイナス側であればタイアップと判断し、プラス
側であって所定下限値L以上であればエンジン吹きと判
断し、かつその大きさによりタイアップ量及び吹き量を
算出する(S6)。そして、上記タイアップ量及び吹き
量から、図5(b) のマップにより、前記係合側ファスト
フィル時間tSAを設定する(S1参照)ための学習値Y
を算出する。なお、サーボ起動制御時間tSEが一定時間
からなる関係上、前記ファストフィル時間tSAの補正に
基づき、それに応じて待機時間tSAも変更される。
ップは、係合側油圧の立上がりが早すぎ、解放側摩擦係
合要素が充分なトルク容量を有する内に係合側摩擦係合
要素のトルク容量が大きくなってオーバラップ状態とな
った場合に生じ、入力回転加速値αは瞬間的に所定量以
上でマイナス方向に突出する。この際、サーボ起動制御
におけるピストンがストローク仕切らない時間を設定
し、該時間内における上記入力回転加速度αの最大値を
検出・演算し、外乱が入り込む確率を減少する。また、
上記加速度のマイナス方向の突出に続くプラス方向の突
出は、タイアップに際して必然的に生ずるゆり返しであ
ってこれは加速度として検出されない。
出量が小さい場合(a)、小さなタイアップ量を算出し
て該タイアップ量に対応した小さな学習値[−A](Y
=−A)が算出される。これにより、次回の該アップシ
フト変速に際して、ファストフィル時間tSAは、初期値
Xから上記学習値[−A]を加算した値(tSA=X−
A)[msec]として設定される。また、上記加速度
αのマイナス方向突出量が大きい場合(b)、大きなタ
イアップ量を算出して該タイアップ量に対応した大きな
学習値[−B](Y=−B)が算出される。これによ
り、次回の該アップシフト変速に際して、ファストフィ
ル時間tSAは、初期値Xから上記学習値[−A]を加算
した値(tSA=X−A)[msec]として設定され
る。
によりファストフィル時間tSAが補正されて短くなり、
該サーボ起動制御におけるサーボ起動量は小さくなる。
これにより、解放側及び係合側摩擦係合要素のオーバラ
ップ量は減少され、上記タイアップは軽減又は解消す
る。
ジン吹きは、係合側油圧の立上りが遅すぎ、解放側摩擦
係合要素のトルク容量が充分に小さくなっても、係合側
摩擦係合要素のトルク容量の増加が充分でない場合(ア
ンダーラップ状態)に発生し、入力回転加速度αが所定
量l 以上の下限値Lよりプラス方向に突出する。該加速
度αの上昇は、係合側及び解放側摩擦係合要素のトルク
分担がうまくいかない場合又は個々のバラツキ等によっ
ても生ずるが、この場合、吹き量はそれ程大きくなく、
一般に加速度αが上記下限値Lを超えることはなく、従
って該下限値Lを越えた場合のみ、係合側及び解放側摩
擦係合要素のタイミング不良と判断して、ファストフィ
ル時間の学習による補正を行う。
所定時間内にプラス方向に所定下限値L以上の加速度α
が現出すると、エンジン吹きと判断して、加速度αの量
により吹き量を算出する。そして、加速度が小さい場合
(c)、算出される学習値[C](Y=C)も小さく、
ファストフィル時間tSEは、初期値Xに上記学習値
[C]を加算して設定される(tSE=X+C)。また、
加速度が大きい場合(d)、算出される学習値[D]
(Y=D)も大きく、ファストフィル時間tSEは、初期
値Xに上記学習値[D]を加算して設定される(tSE=
X+D)。
き量に応じてファストフィル時間tSEが長くなるように
補正される。これにより、係合側油圧の上昇に伴い、素
早く係合側摩擦係合要素は比較的大きなトルク容量を備
え、係合側及び解放側摩擦係合要素のアンダーラップ量
を減少してエンジン吹きを軽減又は解消する。
びエンジン吹き量を入力軸回転数センサ5に基づく入力
回転加速度αにより求めたが、これに限らず、車速セン
サ6とギヤ比とにより算出される出力側回転数と、入力
軸回転数センサ5による入力側回転数との差により求め
てもよい。また、上記実施の形態は、サーボ起動制御を
ファストフィル時間tSAにより変更補正したが、ファス
トフィル圧PS1を変更制御するようにしてもよく、更に
これに限らず、全体で一定時間(tSE)からなるサーボ
起動制御において、ファストフィル時間tSAと待機時間
のバランスを変更制御するようにすればよい。更に、上
記実施の形態は、アップシフトについて説明したが、掴
み換えによるダウンシフトに際しても適用可能である。
図。
図。
トで、(b) はタイアップ量、吹き量と学習値との関係を
示す図。
ブ) α 入力回転加速度 PA 係合側油圧 PB 解放側油圧 PS1 所定高圧 PS2 所定低圧 tSE ファストフィル時間 Y 学習値
Claims (6)
- 【請求項1】 エンジン出力軸から動力が入力される入
力軸と、車輪に連結される出力軸と、これら入力軸と出
力軸との間で動力伝達経路を変更する複数の摩擦係合要
素と、これら摩擦係合要素を断・接作動する油圧サーボ
と、を備え、前記複数の摩擦係合要素の内の第1の摩擦
係合要素を係合すると共に、第2の摩擦係合要素を解放
することにより所定変速段への変速を達成するに先立
ち、前記第1の摩擦係合要素を、その油圧サーボに所定
特性にて油圧を供給してピストンをストロークし、トル
ク伝達直前の状態にするサーボ起動制御を行う、自動変
速機の変速制御装置において、 少なくとも前記第1の摩擦係合要素の油圧サーボに供給
される係合圧を調圧する調圧手段と、 前記変速中におけるタイアップ又はエンジン吹きを検出
する検出手段と、 該検出手段の検出値に基づき、前記サーボ起動制御にお
ける前記所定特性を補正するサーボ起動制御手段と、 を備えることを特徴とする自動変速機の変速制御装置。 - 【請求項2】 前記サーボ起動制御は、油圧サーボに所
定高圧を供給するファストフィルと、前記所定高圧を所
定低圧に向けてスイープダウンする制御と、該所定低圧
にて保持する制御とを有すると共に、該サーボ起動制御
時間が略々一定時間からなり、 前記サーボ起動制御手段は、前記ファストフィルを制御
するファストフィル制御手段である、 請求項1記載の自動変速機の変速制御装置。 - 【請求項3】 前記ファストフィル制御手段は、ファス
トフィル時間を補正してなる、 請求項2記載の自動変速機の変速制御装置。 - 【請求項4】 前記所定変速段への変速がアップシフト
であり、前記検出手段の検出値が、前記入力軸の回転を
検出するセンサの信号に基づき演算される入力回転加速
度である、 請求項1、2又は3記載の自動変速機の変速制御装置。 - 【請求項5】 前記検出手段によるエンジン吹きを検出
する検出値が、所定値以上のときにエンジン吹きと判断
し、前記所定値からの吹き量に応じて前記ファストフィ
ル制御手段の補正量を学習する、 請求項1ないし4のいずれか記載の自動変速機の変速制
御装置。 - 【請求項6】 前記検出手段が、前記サーボ制御時間内
の所定時間中における前記入力回転加速度のマイナス方
向の突出を検出することによりタイアップと判断し、前
記入力回転加速度の量に応じて前記ファストフィル制御
手段の補正量を学習する、 請求項4記載の自動変速機の変速制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10974297A JP3427671B2 (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 自動変速機の変速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10974297A JP3427671B2 (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 自動変速機の変速制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10299880A true JPH10299880A (ja) | 1998-11-13 |
| JP3427671B2 JP3427671B2 (ja) | 2003-07-22 |
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ID=14518104
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP10974297A Expired - Fee Related JP3427671B2 (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 自動変速機の変速制御装置 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP3427671B2 (ja) |
Cited By (15)
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