JPH10300312A - 冷水生成装置 - Google Patents

冷水生成装置

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JPH10300312A
JPH10300312A JP10593797A JP10593797A JPH10300312A JP H10300312 A JPH10300312 A JP H10300312A JP 10593797 A JP10593797 A JP 10593797A JP 10593797 A JP10593797 A JP 10593797A JP H10300312 A JPH10300312 A JP H10300312A
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Takashi Yamamoto
敬司 山本
Yoshikazu Nakanishi
美一 中西
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Shikoku Electric Power Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取った魚などの外観および鮮度を良好に保つ
ための、鮮度保持用の冷水を供給することができる冷水
生成装置を提供する。 【解決手段】 タンク2に海水を供給する配管系4と、
タンク2の海水を、深夜電力を用いて冷却し、この冷却
で冷水を生成し、この冷水の一部を、深夜電力を用いて
凍らせる製氷装置1と、タンク2の海水を循環させる配
管系4と、配管系4を制御し、タンク2に海水を蓄え、
製氷装置1を制御し、タンク2の海水を冷却して冷水を
生成し、生成した冷水の一部を凍らし、配管系4を制御
し、蓄えている冷水を供給した後で海水を補充し、配管
系4を制御し、蓄えている海水を循環し、氷を溶かし
て、冷水を生成する制御装置3とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鮮度保持用の冷
水を生成する冷水生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鮮度保持用の冷水は、漁船に積み込まれ
て使用される。漁船で取られた魚などは、鮮度保持用の
冷水に浸けられて、港まで運ばれる。冷水に魚などを浸
けることにより、取った魚などの鮮度を保ちながら、港
まで運ぶことができる。
【0003】鮮度保持用の冷水は、次のようにして生成
される。つまり、漁船が出港する前に、氷が漁船に積み
込まれて、海水と混合される。これにより、海水が氷で
冷やされて、鮮度保持用の冷水が船上で生成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、鮮度保持用
の冷水を生成するとき、氷の量が多いと、氷が海水の中
に残ることがある。このような状態にある冷水に魚を投
入すると、魚が氷に当たり、傷が魚につくという問題が
発生する。魚に傷がつくと、取った魚の価値が下がって
しまう。
【0005】また、逆に氷の量が少ないと、海水の温度
を十分に下げることができない場合がある。このような
場合、取った魚の鮮度を良好に保つことができないとい
う問題が発生する。
【0006】この発明の目的は、このような問題点を解
決し、取った魚などの外観および鮮度を良好に保つため
の、鮮度保持用の冷水を供給することができる冷水生成
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、海水
を蓄えるタンクと、タンクに海水を供給する注入部と、
タンクの海水を、深夜電力を用いて冷却し、この冷却で
鮮度保持用の冷水を生成し、生成した冷水の一部を、深
夜電力を用いて凍らせる製氷部と、タンクの海水を循環
させる循環部と、注入部を制御して、タンクに海水を蓄
える第1処理と、製氷部を制御して、タンクの海水を冷
却し、この冷却で冷水を生成する第2処理と、製氷部を
制御して、生成した海水の一部を凍らせる第3処理と、
注入部を制御して、タンクの冷水を供給した後で海水を
補充する第4処理と、循環部を制御して、海水の循環で
氷を溶かし、冷水を生成する第5処理とをする制御部と
を備える冷水生成装置である。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の冷水生
成装置において、制御部は、蓄えている冷水を供給する
毎に、第4処理と第5処理とを繰り返すことを特徴とす
る冷水生成装置である。
【0009】請求項3の発明は、請求項2記載の冷水生
成装置において、制御部は、第3処理の際に、最初の供
給にだけ必要な冷水を生成して、タンクに蓄え、残りの
海水を凍らせて蓄える制御をすることを特徴とする冷水
生成装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態につ
いて説明する。この発明の実施の形態を図1に示す。図
1の冷水生成装置は、製氷部として製氷装置1と、タン
ク2と、制御部として制御装置3と、配管系4とを備え
る。
【0011】タンク2は、汲み上げられた海水や冷却さ
れた海水を蓄えるためのものである。冷却された海水が
タンク2に蓄えられるので、断熱材を周囲に取り付ける
ような断熱処理が、タンク2に施されている。
【0012】配管系4は、ポンプ41と、バルブ42、
43、44、45と、フィルタ46と、パイプ47、4
8、49とを備える。この実施の形態では、ポンプ41
と、バルブ42、45と、パイプ47とが循環部を構成
し、ポンプ41と、バルブ42、43、45と、フィル
タ46と、パイプ47、48とが注入部を構成する。
【0013】ポンプ41は、制御装置3の制御で動作し
て、海水を矢印方向に流すものである。バルブ42、4
3、44、45は、制御装置3の制御で開閉する開閉弁
である。
【0014】配管系4では、パイプ47の一端が、タン
ク2の天井部分を貫通して、タンク2の上方に設置され
ている。パイプ47の他端がタンク2の下側部分で側壁
を貫通して、タンク2内に設置されている。パイプ47
には、ポンプ41とバルブ42、45とが設置されてい
る。
【0015】ポンプ41とバルブ42との間に在るパイ
プ47には、海水を汲み上げるためのパイプ48が接続
されている。さらに、パイプ48には、バルブ43とフ
ィルタ46とが設置されている。フィルタ46は、海水
からゴミなどを除くためのものである。
【0016】ポンプ41とバルブ45と間に在るパイプ
47には、冷水を漁船Aに流すためのパイプ49が接続
されている。さらに、パイプ49には、バルブ44が設
置されている。
【0017】製氷装置1は、冷凍機11と、連結管1
2、13と、蒸発器14とを備える。
【0018】蒸発器14は、U字の形状をしている。蒸
発器14の一端が連結管12を経由して冷凍機11に接
続され、蒸発器14の他端が連結管13を経由して冷凍
機11に接続されている。蒸発器14は、連結管12を
経由して流れ込む、液体の冷媒111により、タンク2
の海水から熱を吸収する。そして、蒸発器14は、熱の
吸収で気化した冷媒112を、連結管13を経由して冷
凍機11に送る。
【0019】冷凍機11は、制御装置3の制御で動作す
る。冷凍機11は、動作を開始すると、深夜電力を利用
して動作する。深夜電力は、深夜電力制度で利用される
電力である。深夜電力制度により、夜間の一定の時間、
例えば夜の11時から翌朝の7時までの8時間だけ、割
安な電力を利用することができる。冷凍機11は、この
深夜電力で動作し、液体の冷媒111を連結管12に送
る。また、冷凍機11は、連結管13から気体の冷媒1
12を受け取ると、この冷媒112を深夜電力を用いて
液化し、液体の冷媒111を生成する。
【0020】制御装置3は、次の制御をする。つまり、
制御装置3は、通常、バルブ42、43、44、45を
閉じ、冷凍機11およびポンプ41を停止した状態(以
下、停止状態と記す)にする。
【0021】制御装置3は、深夜電力時間帯になると、
汲上げ処理と製氷処理とを開始する。制御装置3は、汲
上げ処理を開始すると、バルブ43、45を開き、ポン
プ41を駆動する。これにより、海水は、 フィルタ46→バルブ43→ポンプ41→バルブ45 を経由して、タンク2に流れる。
【0022】制御装置3は、このような汲上げ処理によ
り、所定量の海水をタンク2に蓄える。なお、制御装置
3は、1つの処理を終了すると、バルブ42、43、4
4、45と、冷凍機11と、ポンプ41とを停止状態に
する。以下の処理でも同様である。
【0023】汲上げ処理が終了すると、制御装置3は、
製氷処理をする。制御装置3は、製氷処理を開始する
と、冷凍機11を駆動する。そして、制御装置3は、氷
点付近まで冷却した海水101(以下、冷水101と記
す)を生成する。
【0024】さらに、制御装置3は、冷凍機11の駆動
を続け、図2に示すように、冷水101を凍らせた氷1
02を、タンク2に必要量だけ生成する。このとき、制
御装置3は、1回分の冷水101、例えば、最初の漁船
Aに必要な量の冷水101をタンク2に蓄えると共に、
残りの冷水101を凍らせた状態でタンク2に蓄える。
この結果、冷水101として熱量を蓄える場合に比較し
て、多くの熱量をタンク2に蓄えることができる。
【0025】制御装置3は、このような汲上げ処理と製
氷処理とを、最初の漁船Aが出港する前に終了する。
【0026】この後、生成した冷水101を、例えば、
漁船Aからの指示で排出するとき、制御装置3は、排出
処理をする。つまり、制御装置3は、バルブ42、44
を開くと共にポンプ41を駆動する。これにより、冷水
101は、 バルブ42→ポンプ41→バルブ44 を経由して、漁船Aに送られる。
【0027】制御装置3は、冷水101を供給した後、
次の漁船Aに供給する冷水101を解氷処理で生成す
る。つまり、制御装置3は、汲上げ処理と同じように、
バルブ43、45を開き、ポンプ41を駆動して、次の
漁船Aに必要な量の海水を汲み上げる。この後、制御装
置3は、バルブ42、43、44、45と、冷凍機11
と、ポンプ41とを停止状態にする。次に、制御装置3
は、バルブ42、45を開き、ポンプ41を駆動する。
これにより、タンク2の海水101は、 バルブ42→ポンプ41→バルブ45 を経由して、再びタンク2に戻る。つまり、タンク2の
海水が循環されることになる。
【0028】タンク2の海水の循環により、タンク2の
氷102が溶かされ、海水が氷点付近まで冷却され、冷
水101が生成される。
【0029】次に、この実施の形態の動作について説明
する。
【0030】時刻が深夜電力時間帯になると、制御装置
3は、汲上げ処理を開始する。これにより、海水は、フ
ィルタ46、バルブ43、ポンプ41、バルブ45を経
由して、タンク2に蓄えられる。
【0031】汲上げ処理が終了すると、制御装置3は、
製氷処理をする。これにより、深夜電力時間の間に、最
初に出港する漁船Aにだけ必要な冷水101がタンク2
に蓄えられると共に、残りの冷水101が凍った状態で
タンク2に蓄えられる。
【0032】このような処理が深夜電力時間帯で行われ
た後、冷水101の供給を示す指示が制御装置3に与え
られると、制御装置3による排出処理が行われる。これ
により、冷水101は、バルブ42、ポンプ41、バル
ブ44を経由して、漁船Aに供給される。
【0033】この後、次に出港する漁船Aに冷水101
を供給するために、制御装置3は、氷解処理を開始す
る。これにより、次の漁船Aに必要な海水が、フィルタ
46、バルブ43、ポンプ41、バルブ45を経由し
て、タンク2に蓄えられる。この後、制御装置3は、バ
ルブ42、45を開き、ポンプ41を駆動する。この結
果、タンク2の海水がバルブ42、ポンプ41、バルブ
45を経由して循環されるので、タンク2に蓄えられて
いる氷102が急速に溶けて、海水が冷水101にな
る。
【0034】氷解処理が終了すると、制御装置3は、排
出処理をして冷水101を漁船Aに供給する。以下、同
じように、氷解処理と排出処理とを繰り返して、出港す
る漁船Aに冷水101を順次に供給することができる。
【0035】このように、この実施の形態により、漁船
Aに対する氷の積み込み作業を省くことができ、かつ、
氷点付近の冷水101を漁船Aに供給することができ
る。これにより、氷が冷水101に残ることがないの
で、取った魚などの外観や鮮度を良好に保つことができ
る。
【0036】また、1回の出港に必要な冷水10だけを
タンク2に蓄え、残りを氷102として蓄えるので、タ
ンク2に多くの熱量を蓄えることができ、タンク2の小
型化を可能にする。
【0037】また、冷水101を使用すると、海水をタ
ンク2に供給し、さらに、海水の循環により、氷102
を溶かす。このときの融解熱により海水を冷却し、再び
冷水101を生成するので、深夜電力を用いて生成した
氷102だけを用いて冷水102を生成することにな
り、装置の維持費を低くすることができる。
【0038】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1の発明
により、氷を不要にして、かつ、氷点温度付近の冷水を
供給することができる。また、深夜電力を用いて冷水を
生成し、さらに、冷水を供給した後、深夜電力を用いて
生成した氷から冷水を生成するので、装置の維持費を低
くすることができる。
【0039】請求項2の発明により、冷水を供給する毎
に海水の補充と循環により、冷水を生成するので、タン
クの小型化を可能にする。
【0040】請求項3の発明により、最初の供給に必要
な量の冷水だけを生成し、残りを氷として蓄えるので、
多くの熱量を保持し、タンクの大きさを最小にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す基本構成図であ
る。
【図2】タンクの様子を示す図である。
【符号の説明】
1 製氷装置 11 冷凍機 12、13 連結管 14 蒸発器 2 タンク 3 制御装置 4 配管系 41 ポンプ 42、43、44、45 バルブ 46 フィルタ 47、48、49 パイプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海水を蓄えるタンクと、 タンクに海水を供給する注入部と、 タンクの海水を、深夜電力を用いて冷却し、この冷却で
    鮮度保持用の冷水を生成し、生成した冷水の一部を、深
    夜電力を用いて凍らせる製氷部と、 タンクの海水を循環させる循環部と、 注入部を制御して、タンクに海水を蓄える第1処理と、
    製氷部を制御して、タンクの海水を冷却し、この冷却で
    冷水を生成する第2処理と、製氷部を制御して、生成し
    た海水の一部を凍らせる第3処理と、注入部を制御し
    て、タンクの冷水を供給した後で海水を補充する第4処
    理と、循環部を制御して、海水の循環で氷を溶かし、冷
    水を生成する第5処理とをする制御部とを備える冷水生
    成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の冷水生成装置において、 制御部は、蓄えている冷水を供給する毎に、第4処理と
    第5処理とを繰り返すことを特徴とする冷水生成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の冷水生成装置において、 制御部は、第3処理の際に、最初の供給にだけ必要な冷
    水を生成して、タンクに蓄え、残りの海水を凍らせて蓄
    える制御をすることを特徴とする冷水生成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009047368A (ja) * 2007-08-21 2009-03-05 Orion Mach Co Ltd 冷却システム
KR101170331B1 (ko) * 2012-02-28 2012-08-01 이선민 통경매용 해수 유입장치
JP2018044733A (ja) * 2016-09-15 2018-03-22 タカギ冷機株式会社 循環式冷却機

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JP2018044733A (ja) * 2016-09-15 2018-03-22 タカギ冷機株式会社 循環式冷却機

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