JPH1030063A - 顔料組成物 - Google Patents

顔料組成物

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JPH1030063A
JPH1030063A JP9028578A JP2857897A JPH1030063A JP H1030063 A JPH1030063 A JP H1030063A JP 9028578 A JP9028578 A JP 9028578A JP 2857897 A JP2857897 A JP 2857897A JP H1030063 A JPH1030063 A JP H1030063A
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quinacridone derivative
halogen
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alkyl
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【解決手段】 顔料、第1のキナクリドン誘導体および
第2のキナクリドン誘導体とを含有し、第1のキナクリ
ドン誘導体は下記式(1)のフタルイミドメチルキナク
リドンまたはその部分加水分解生成物であるo−カルボ
キシベンゾアミドメチルキナクリドンであり第2のキナ
クリドン誘導体は下記式(2)のピラゾリルメチルキナ
クリドンであることを特徴とする顔料組成物。 (各式中、Qはキナクリドン残基、R’は水素、ハロゲ
ンまたはC−Cアルキル、R、RおよびR
互いに独立的に水素、ハロゲン、置換されていないC
−C18アルキル、アルコキシ基等を示す。) 【効果】 これらの顔料組成物によって着色された塗料
組成物は、優れたレオロジー特性を有し、卓越した彩度
を有する塗層を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、分散された時に改良されたレオ
ロジー特性を有し、そして向上した彩度を有する塗層を
与える塗料顔料組成物の製造に使用される顔料組成物に
関する。本発明による顔料組成物は、顔料の他に、添加
剤としてフタルイミドメチルキナクリドンおよびピラゾ
リルメチルキナクリドンを含有する。
【0002】顔料組成物に特定の顔料誘導体を含有させ
ることが、該顔料組成物を含む分散物の各種特性の制御
および/または改良に役立つことは公知である。顔料誘
導体の存在によるこの有利な効果は、特に色濃度、色
相、光沢、透明性、レオロジー、非凝集性などにおいて
みられる。
【0003】例えば、米国特許第5334727号明細
書は、ピラゾリルメチルキナクリドンを含有する顔料の
ピラゾリルメチル誘導体が完成品または半製品顔料組成
物に優れたレオロジー特性および色彩特性を賦与するた
めに使用されることを開示している。この米国特許第5
334727号明細書は、さらにかかるピラゾリルメチ
ル顔料誘導体はスルホン化顔料誘導体と組み合わせて有
利に顔料組成物中に使用でき、ピラゾリルメチル顔料誘
導体またはスルホン化顔料誘導体単独使用の場合に比較
してより好ましい作用が得られることをも開示してい
る。米国特許第3275637号明細書は、o−カルボ
キシベンゾアミドメチルキナクリドン化合物をレオロジ
ー改良剤として顔料組成物中に、かつまた粒子成長抑制
剤として製造予備工程において使用することを開示して
いる。o−カルボキシベンゾイミドメチルキナクリドン
化合物は、本発明によって使用されるフタルイミドメチ
ルキナクリドン化合物の部分加水分解生成物であり、本
発明により使用される化合物と等価物であると考えられ
る。
【0004】本発明は、顔料組成物中にフタルイミドメ
チルキナクリドン誘導体とピラゾリルメチルキナクリド
ン誘導体との両者が存在すると、顔料組成物を分散させ
た時に、従来技術によっては期待され得なかったような
大幅な粘度低下が結果するという発見に基づくものであ
る。さらに、本発明は、塗料組成物中にフタルイミドメ
チルキナクリドン誘導体とピラゾリルメチルキナクリド
ン誘導体との両者を配合すると、予期され得なかったよ
うな向上された彩度を有する塗料が得られるという発見
に基づいている。
【0005】本発明は、顔料、第1のキナクリドン誘導
体および第2のキナクリドン誘導体とを含有し、第1の
キナクリドン誘導体が下記式のフタルイミドメチルキナ
クリドンまたはその部分加水分解生成物であるo−カル
ボキシベンゾアミドメチルキナクリドンであり
【化9】 (式中の符号は後記の意味を有する)、第2のキナクリ
ドン誘導体が下記式のピラゾリルメチルキナクリドンで
ある
【化10】 (各式中、Qはキナクリドン残基、R’は水素、ハロゲ
ンまたはC1-C4 アルキル、R1、R2およびR3は互いに独
立的に水素、ハロゲン、置換されていないC1-C18アル
キル、1個またはそれ以上のハロゲンまたはC1-C6
ルコキシ基によって置換されたC1-C18アルキル、置換
されていないC6-C10アリール、または1個またはそれ
以上のC1-C18アルキル、ハロゲン、ニトロまたはC1-
6 アルコキシ基によって置換されたC6-C10アリール
であるか、あるいは、R1とR2とはピラゾール環の炭素原
子と一緒で融合脂環式、芳香族または複素環式環の一部
を形成する、Mは水素、第四アンモニウム陽イオンまた
は金属陽イオンであり、nは1、2、3または4、xは
0乃至2の数、yは1、2、3または4である)ことを
特徴とする顔料組成物に関する。好ましくは、R’は水
素、塩素またはメチルである。特に有用な顔料組成物
は、R2が水素であり、そしてR1とR3とがメチルである顔
料組成物、とりわけ、R’が水素、塩素またはメチル、
特に水素である顔料組成物である。
【0006】顔料は任意の顔料でありうる。たとえば、
フタロシアニン、インダントロン、イソインドロン、イ
ソインドリン、フラバントロン、ピラントロン、アント
ラキノン、チオインジゴ、ペリレン顔料、または好まし
くは1、4−ジケトピロロピロール顔料またはキナクリ
ドン顔料であり、キナクリドン顔料が特に好ましい。こ
の顔料は、またキナクリドン顔料または1、4−ジケト
ピロロピロール顔料を含有する固溶体でもありうる。た
とえば、2つだけ、またはそれ以上のキナクリドン顔料
あるいは1、4−ジケトピロロピロール顔料から構成さ
れている固溶体、あるいは1つまたはそれ以上のキナク
リドン顔料および/または1つまたはそれ以上の1、4
−ジケトピロロピロール顔料および他のクラスの顔料た
とえばキナクリドンキノン、および/または安定剤たと
えばアニリノアクリドンから構成されている固溶体であ
る。特に有用な固溶体の例は、1、4−ジケト−3、6
−ビス(4−クロロフェニル)ピロロ[3,4−c]ピ
ロールと2、9−ジクロロキナクリドンとからの二成分
系固溶体、および1、4−ジケト−3、6−ジフェニル
ピロロ[3,4−c]ピロールと1、4−ジケト−3、
6−ビス(4−クロロフェニル)ピロロ[3,4−c]
ピロールと2、9−ジクロロキナクリドンとからの三成
分系固溶体である。
【0007】一般的にキナクリドン残基Qは下記式で表
される。
【化11】 式中、Rは独立的に水素または置換分、たとえばハロゲ
ンまたは置換されていないかまたは置換されたC1-C4
アルキルである。特に、Rは水素、塩素またはメチルで
ある。フタルイミドメチルキナクリドンおよびピラゾリ
ルメチルキナクリドンに存在するキナクリドン残基は、
互いに同種または異種であり得、特に好ましくは異種で
ある。好ましい実施態様においては、各Q基中の2つの
置換基Rは互いに同種である。好ましいキナクリドン残
基は、キナクリドン、2、9−ジクロロキナクリドン、
4、11−ジクロロキナクリドン、2、9−ジメチルキ
ナクリドンおよび4、11−ジメチルキナクリドンから
の残基である。
【0008】好ましくは、顔料はキナクリドン、1、4
−ジケトピロロピロールまたはこれらの固溶体である。
1つの好ましい実施態様においては、顔料はキナクリド
ン、1、4−ジケトピロロピロールまたはこれらの固溶
体であり、R’は水素、R2は水素、そしてR1とR3とはメ
チルである。
【0009】本発明の顔料組成物中に使用される重要な
キナクリドン顔料はキナクリドン、2、9−ジクロロキ
ナクリドン、4、11−ジクロロキナクリドン、2、9
−ジメチルキナクリドン、4、11−ジメチルキナクリ
ドン、2、9−ジフルオロキナクリドンおよびこれらの
固溶体である。
【0010】本発明の顔料組成物中に存在する重要な
1、4−ジケトピロロピロール顔料は1、4−ジケト−
3、6−ジフェニルピロロ[3,4−c]ピロール,
1、4−ジケト−3、6−ビス(4−メチルフェニル)
ピロロ[3,4−c]ピロール,1、4−ジケト−3、
6−ビス(tert−ブチルフェニル)ピロロ[3,4
−c]ピロール,1、4−ジケト−3、6−ビス(4−
クロロフェニル)ピロロ[3,4−c]ピロール,1、
4−ジケト−3、6−ビス(4−ビフェニリル)ピロロ
[3,4−c]ピロール,1、4−ジケト−3、6−ビ
ス(3−または4−シアノフェニル)ピロロ[3,4−
c]ピロール,1、4−ジケト−3、6−ビス(3、4
−ジクロロフェニル)ピロロ[3,4−c]ピロール,
およびこれらの固溶体である。1、4−ジケトピロロピ
ロール顔料は、通常3、6−ジアリール−1、4−ジケ
トピロロ[3,4−c]ピロールまたは1、4−ジケト
−3、6−ジアリール−2、5−ジヒドロピロロ[3,
4−c]ピロールとも命名されている。
【0011】一般的に、本顔料組成物はキナクリドン誘
導体の混合物を、顔料組成物の重量を基準にして、15
重量%まで含有する。好ましくは、本顔料組成物は第1
のキナクリドン誘導体を0.1乃至12重量%、そして
第2のキナクリドン誘導体を0.1乃至12重量%含有
し、キナクリドン誘導体の混合物は全部で15重量%ま
でである。パーセントは、すべて顔料組成物の重量を基
準にしたパーセントである。最も好ましくは、本顔料組
成物はキナクリドン誘導体の混合物を4乃至10重量%
含有し、そして第1のキナクリドン誘導体が2乃至8重
量%、第2のキナクリドン誘導体が2乃至8重量%の範
囲であり、特に好ましくは第1のキナクリドン誘導体と
第2のキナクリドン誘導体とがほぼ等重量部含有され
る。
【0012】本発明による顔料組成物は、塗料組成物特
にペイントを着色するために有利に使用される。したが
って、本発明はさらに塗料組成物の製造方法にも関し、
その方法は、請求項1記載の顔料組成物の有効着色量
を、該顔料組成物を塗料組成物と混合するか、または該
顔料組成物の各成分を塗料組成物と混合することによっ
て、塗料組成物中に配合することを特徴とする。すなわ
ち、本発明による顔料組成物は現場でも製造される。
【0013】本発明は塗料組成物にも関し、その塗料組
成物は、着色有効量の顔料およびキナクリドン誘導体の
混合物を含有し、該キナクリドン誘導体の混合物は実質
的に第1のキナクリドン誘導体と第2のキナクリドン誘
導体とからなり、第1のキナクリドン誘導体は下記式の
フタルイミドメチルキナクリドンまたはその部分加水分
解生成物であるo−カルボキシベンゾアミドメチルキナ
クリドンであり
【化12】 (式中の符号は後記の意味を有する)、第2のキナクリ
ドン誘導体は下記式のピラゾリルメチルキナクリドンで
ある
【化13】 (各式中、Qはキナクリドン残基、R’は水素、ハロゲ
ンまたはC1-C4 アルキル、R1、R2およびR3は互いに独
立的に水素、ハロゲン、置換されていないC1-C18アル
キル、1個またはそれ以上のハロゲンまたはC1-C6
ルコキシ基によって置換されたC1-C18アルキル、置換
されていないC6-C10アリール、または1個またはそれ
以上のC1-C18アルキル、ハロゲン、ニトロまたはC1-
6 アルコキシ基によって置換されたC6-C10アリール
であるか、あるいは、R1とR2とはピラゾール環の炭素原
子と一緒で融合脂環式、芳香族または複素環式環の一部
を形成する、Mは水素、第四アンモニウム陽イオンまた
は金属陽イオンであり、nは1、2、3または4、xは
0乃至2の数、yは1、2、3または4である)ことを
特徴とする。顔料組成物に関して上記した事項は、この
本発明による塗料組成物に対しても該当する。
【0014】特に有用な塗料組成物は、顔料がキナクリ
ドン顔料、たとえばキナクリドン、2、9−ジクロロキ
ナクリドン、4、11−ジクロロキナクリドン、2、9
−ジメチルキナクリドン、4、11−ジメチルキナクリ
ドン、2、9−ジフルオロキナクリドン、あるいはジケ
トピロロピロール顔料、たとえば1、4−ジケト−3、
6−ジフェニルピロロ[3,4−c]ピロール,1、4
−ジケト−3、6−ビス(4−メチルフェニル)ピロロ
[3,4−c]ピロール,1、4−ジケト−3、6−ビ
ス(tert−ブチルフェニル)ピロロ[3,4−c]
ピロール,1、4−ジケト−3、6−ビス(4−クロロ
フェニル)ピロロ[3,4−c]ピロール,1、4−ジ
ケト−3、6−ビス(4−ビフェニリル)ピロロ[3,
4−c]ピロール,1、4−ジケト−3、6−ビス(3
−または4−シアノフェニル)ピロロ[3,4−c]ピ
ロール,1、4−ジケト−3、6−ビス(3、4−ジク
ロロフェニル)ピロロ[3,4−c]ピロール,または
これらの固溶体であるものである。特に有用な塗料組成
物は、R’が水素、R2が水素、そしてR1とR3とがメチル
であるものである。
【0015】1つの好ましい実施態様においては、本塗
料組成物はアルキド/メラミン、アクリル/メラミン、
アクリル/ウレタン樹脂、または熱硬化性または熱可塑
性アクリル樹脂をベースとする。最も好ましくは、本塗
料組成物はペイント、特に自動車用ペイントである。
【0016】さらに、本発明は顔料分散物のレオロジー
特性を改良する方法にも関し、その方法は、キナクリド
ン誘導体の混合物の粘度低下有効量を顔料組成物中に配
合する工程を包含し、そのキナクリドン誘導体の混合物
が第1のキナクリドン誘導体と第2のキナクリドン誘導
体とより実質的になり、該第1のキナクリドン誘導体は
下記式のフタルイミドメチルキナクリドンまたはその部
分加水分解生成物であるo−カルボキシベンゾアミドメ
チルキナクリドンであり
【化14】 (式中の符号は後記の意味を有する)、第2のキナクリ
ドン誘導体は下記式のピラゾリルメチルキナクリドンで
ある
【化15】 (各式中、Qはキナクリドン残基、R’は水素、ハロゲ
ンまたはC1-C4 アルキル、R1、R2およびR3は互いに独
立的に水素、ハロゲン、置換されていないC1-C18アル
キル、1個またはそれ以上のハロゲンまたはC1-C6
ルコキシ基によって置換されたC1-C18アルキル、置換
されていないC6-C10アリール、または1個またはそれ
以上のC1-C18アルキル、ハロゲン、ニトロまたはC1-
6 アルコキシ基によって置換されたC6-C10アリール
であるか、あるいは、R1とR2とはピラゾール環の炭素原
子と一緒で融合脂環式、芳香族または複素環式環の一部
を形成する、Mは水素、第四アンモニウム陽イオンまた
は金属陽イオンであり、nは1、2、3または4、xは
0乃至2の数、yは1、2、3または4である)ことを
特徴とする。
【0017】本発明の塗料組成物の予測外の利点は、そ
の塗料組成物からつくられた塗層の彩度の向上が予想さ
れ得なかったほどであることである。彩度はCIELA
B色度系によるA成分として容易に測定される。一般的
にいって、本発明の塗料組成物は、CIELAB測定系
の彩度成分、Aとして従来よりも高い数値を有する塗層
を与える。好ましくは、この向上された彩度を有する塗
層の色はバイオレット、マゼンタ、帯青赤色、帯黄赤色
またはオレンジである。
【0018】したがって、本発明はさらに塗料の彩度を
向上させる方法にも関し、その方法は、キナクリドン誘
導体の混合物の彩度向上有効量を塗料中に配合する工程
を包含し、該キナクリドン誘導体の混合物は第1のキナ
クリドン誘導体と第2のキナクリドン誘導体とから実質
的になり、第1のキナクリドン誘導体は下記式のフタル
イミドメチルキナクリドンまたはその部分加水分解生成
物であるo−カルボキシベンゾアミドメチルキナクリド
ンであり
【化16】 (式中の符号は後記の意味を有する)、第2のキナクリ
ドン誘導体は下記式のピラゾリルメチルキナクリドンで
ある
【化17】 (各式中、Qはキナクリドン残基、R’は水素、ハロゲ
ンまたはC1-C4 アルキル、R1、R2およびR3は互いに独
立的に水素、ハロゲン、置換されていないC1-C18アル
キル、1個またはそれ以上のハロゲンまたはC1-C6
ルコキシ基によって置換されたC1-C18アルキル、置換
されていないC6-C10アリール、または1個またはそれ
以上のC1-C18アルキル、ハロゲン、ニトロまたはC1-
6 アルコキシ基によって置換されたC6-C10アリール
であるか、あるいは、R1とR2とはピラゾール環の炭素原
子と一緒で融合脂環式、芳香族または複素環式環の一部
を形成する、Mは水素、第四アンモニウム陽イオンまた
は金属陽イオンであり、nは1、2、3または4、xは
0乃至2の数、yは1、2、3または4である)ことを
特徴とする。以下、本発明を実施例によってさらに説明
する。これら実施例は本発明を説明するものであって、
本発明を限定するものではない。実施例中の部は、特に
別途記載のない限り、すべて重量部である。
【0019】実施例1 1、4−ジケト−3、6−ビス(4−クロロロフェニ
ル)ピロロピロールの4.0g,2、9−ジクロロキナ
クリドンの6.0g,グルタール酸ジメチルの1g,界
面活性剤0.5gおよびAl2SO4・15-18H2O 40.0g
を、摩砕材として鋼玉と釘を含有している1リットル容
のボールミル中に装填する。このミルを24時間回転さ
せた後、内容物を取り出し、摩砕材から分離する。得ら
れたミル粉末を2%の水性硫酸と共に90℃において2
時間撹拌する。得られたスラリーを濾過し、そして中性
となり塩類がなくなるまで湯水で洗う。
【0020】実施例2 実施例1によって製造されたプレスケーキ92部をピラ
ゾリルメチルキナクリドンの4部およびキナクリドンス
ルホン酸4部と湿式混合し、乾燥する。得られた混合物
16.5gをアクリルウレタン樹脂41.2g,分散剤
樹脂0.9g,シンナー98.3gと混合する。得られ
た混合物を、摩砕材980gを使用して64時間ミル摩
砕して、顔料/バインダー比0.5において顔料10
%、固形分30%を含有する顔料ベースを得た。
【0021】実施例3 実施例1によって製造されたプレスケーキ93部をピラ
ゾリルメチルキナクリドンの4部およびフタルイミドメ
チルキナクリドンの3部と湿式混合し、乾燥する。得ら
れた混合物16.5gアクリルウレタン樹脂41.2
g,分散剤樹脂0.9g,シンナー98.3gと混合す
る。得られた混合物を摩砕材980gを使用して64時
間ミル摩砕して、顔料/バインダー比0.5において顔
料10%、固形分30%を含有する顔料ベースを得た。
【0022】実施例4 実施例2および3によって製造された顔料ベースの粘度
を、ブルックフィールドDV−11測定装置を使用し
て、室温において測定した。顔料ベースのレオロジー・
プロフィルを次表にまとめて示す。
【表1】
【0023】実施例5 塗料評価 アルミニウムベース アルミニウムペースト405gを、アクリル分散樹脂3
15gおよびアクリル樹脂180gと、ダマがなくなる
まで、混合してアルミニウムベースを製造した。 金属透明溶液 非水性分散樹脂1353g,メラミン樹脂786.2
g,キシレン144.6g,UV遮断剤溶液65.6g
およびアクリルウレタン樹脂471gを、記載の順序
で、1つの容器に入れて15分間よく混合する。次いで
プレミックスした触媒89.0gとメタノール90.0
gとをゆっくりと添加して金属透明溶液を製造した。 金属塗料調合物 顔料/バインダー比0.15で顔料7.1%と固形分5
4.4%とを含有するベースコート塗料を、下記の成分
を混合して製造した: 顔料ベース 46.8g アルミニウムベース 4.2g 非水性分散樹脂 4.4g 金属透明溶液 44.6g 雲母ベース あずき色の雲母(Russet Mica)251.1gを、アク
リル樹脂315gおよび分散樹脂180gと、ダマがな
くなるまで、混合して雲母ベースを製造した。 雲母塗料調合物 下記成分を、ペイントシェーカーを使用して5分間混合
してベースコート塗料を製造した: 顔料ベース 122.4g 雲母ベース 70.2g 非水性分散樹脂 20.8g メラミン樹脂 30.6g UV遮断剤 2.6g 触媒 3.5g 最終塗料を、#2フィシャーカップ内23秒のスプレー
粘度まで、キシレンで希釈して調製した。灰色プライマ
ーで処理したアルミパネルに、ベースコート塗料を2
回、室温において90秒のフラッシュ間隔出、乾燥膜厚
ベースで15乃至20ミクロンの膜厚までスプレー塗布
した。3分間のフラッシュ後、アクリル・トップコート
を2回、乾燥膜厚ベースで37乃至50ミクロンの膜厚
となるまで塗布した。このパネルを室温において10分
間乾燥し、そして120℃において30分間焼き付け
た。実施例2および3の顔料ベースを使用して製造され
た塗層の色彩度を、比較して次表に示す。
【表2】

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顔料、第1のキナクリドン誘導体および
    第2のキナクリドン誘導体とを含有し、第1のキナクリ
    ドン誘導体は下記式のフタルイミドメチルキナクリドン
    またはその部分加水分解生成物であるo−カルボキシベ
    ンゾアミドメチルキナクリドンであり 【化1】 (式中の符号は後記の意味を有する)、第2のキナクリ
    ドン誘導体は下記式のピラゾリルメチルキナクリドンで
    ある 【化2】 (各式中、Qはキナクリドン残基、R’は水素、ハロゲ
    ンまたはC1-C4 アルキル、R1、R2およびR3は互いに独
    立的に水素、ハロゲン、置換されていないC1-C18アル
    キル、1個またはそれ以上のハロゲンまたはC1-C6
    ルコキシ基によって置換されたC1-C18アルキル、置換
    されていないC6-C10アリール、または1個またはそれ
    以上のC1-C18アルキル、ハロゲン、ニトロまたはC1-
    6 アルコキシ基によって置換されたC6-C10アリール
    であるか、あるいは、R1とR2とはピラゾール環の炭素原
    子と一緒で融合脂環式、芳香族または複素環式環の一部
    を形成する、Mは水素、第四アンモニウム陽イオンまた
    は金属陽イオンであり、nは1、2、3または4、xは
    0乃至2の数、yは1、2、3または4である)ことを
    特徴とする顔料組成物。
  2. 【請求項2】 R’が水素、塩素またはメチルである請
    求項1記載の顔料組成物。
  3. 【請求項3】 R2が水素であり、そしてR1とR3とがメチ
    ルである請求項1記載の顔料組成物。
  4. 【請求項4】 R’が水素、塩素またはメチルである請
    求項3記載の顔料組成物。
  5. 【請求項5】 R’が水素である請求項4記載の顔料組
    成物。
  6. 【請求項6】 顔料がキナクリドン、1、4−ジケト−
    3、6−ジアリールピロロピロールまたはその固溶体で
    ある請求項1記載の顔料組成物。
  7. 【請求項7】 キナクリドン誘導体の混合物を、顔料の
    重量を基準にして、15重量%まで含有している請求項
    1記載の顔料組成物。
  8. 【請求項8】 顔料組成物の重量を基準にして、第1の
    キナクリドン誘導体を0.1乃至12重量%、そして第
    2のキナクリドン誘導体を0.1乃至12重量%含有し
    ている請求項7記載の顔料組成物。
  9. 【請求項9】 塗料組成物の製造方法において、請求項
    1記載の顔料組成物の有効着色量を、該顔料組成物を塗
    料組成物と混合するか、または該顔料組成物の各成分を
    塗料組成物と混合することによって、塗料組成物中に配
    合することを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 顔料分散物のレオロジー特性を向上さ
    せる方法において、キナクリドン誘導体の混合物の粘度
    低下有効量を該顔料分散物中に配合する工程を包含し、
    該キナクリドン誘導体の混合物は第1のキナクリドン誘
    導体と第2のキナクリドン誘導体とから実質的になり、
    第1のキナクリドン誘導体は下記式のキナクリドン誘導
    体またはその部分加水分解生成物であるo−カルボキシ
    ベンゾアミドメチルキナクリドンであり 【化3】 (式中の符号は後記の意味を有する)、第2のキナクリ
    ドン誘導体は下記式のキナクリドン誘導体である 【化4】 (各式中、Qはキナクリドン残基、R’は水素、ハロゲ
    ンまたはC1-C4 アルキル、R1、R2およびR3は互いに独
    立的に水素、ハロゲン、置換されていないC1-C18アル
    キル、1個またはそれ以上のハロゲンまたはC1-C6
    ルコキシ基によって置換されたC1-C18アルキル、置換
    されていないC6-C10アリール、または1個またはそれ
    以上のC1-C18アルキル、ハロゲン、ニトロまたはC1-
    6 アルコキシ基によって置換されたC6-C10アリール
    であるか、あるいは、R1とR2とはピラゾール環の炭素原
    子と一緒で融合脂環式、芳香族または複素環式環の一部
    を形成する、Mは水素、第四アンモニウム陽イオンまた
    は金属陽イオンをであり、nは1、2、3または4、x
    は0乃至2の数、yは1、2、3または4である)こと
    を特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 塗料の彩度を向上させる方法におい
    て、キナクリドン誘導体の混合物の彩度向上有効量を塗
    料中に配合する工程を包含し、該キナクリドン誘導体の
    混合物は第1のキナクリドン誘導体と第2のキナクリド
    ン誘導体とから実質的になり、第1のキナクリドン誘導
    体は下記式のキナクリドン誘導体またはその部分加水分
    解生成物であるo−カルボキシベンゾアミドメチルキナ
    クリドンであり 【化5】 (式中の符号は後記の意味を有する)、第2のキナクリ
    ドン誘導体は下記式のキナクリドン誘導体である 【化6】 (各式中、Qはキナクリドン残基、R’は水素、ハロゲ
    ンまたはC1-C4 アルキル、R1、R2およびR3は互いに独
    立的に水素、ハロゲン、置換されていないC1-C18アル
    キル、1個またはそれ以上のハロゲンまたはC1-C6
    ルコキシ基によって置換されたC1-C18アルキル、置換
    されていないC6-C10アリール、または1個またはそれ
    以上のC1-C18アルキル、ハロゲン、ニトロまたはC1-
    6 アルコキシ基によって置換されたC6-C10アリール
    であるか、あるいは、R1とR2とはピラゾール環の炭素原
    子と一緒で融合脂環式、芳香族または複素環式環の一部
    を形成する、Mは水素、第四アンモニウム陽イオンまた
    は金属陽イオンであり、nは1、2、3または4、xは
    0乃至2の数、yは1、2、3または4である)ことを
    特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 顔料の着色有効量およびキナクリドン
    誘導体の混合物を含有し、該キナクリドン誘導体の混合
    物は第1のキナクリドン誘導体と第2のキナクリドン誘
    導体とから実質的になり、第1のキナクリドン誘導体は
    下記式のキナクリドン誘導体またはその部分加水分解生
    成物であるo−カルボキシベンゾアミドメチルキナクリ
    ドンであり 【化7】 (式中の符号は後記の意味を有する)、第2のキナクリ
    ドン誘導体は下記式のキナクリドン誘導体である 【化8】 (各式中、Qはキナクリドン残基、R’は水素、ハロゲ
    ンまたはC1-C4 アルキル、R1、R2およびR3は互いに独
    立的に水素、ハロゲン、置換されていないC1-C18アル
    キル、1個またはそれ以上のハロゲンまたはC1-C6
    ルコキシ基によって置換されたC1-C18アルキル、置換
    されていないC6-C10アリール、または1個またはそれ
    以上のC1-C18アルキル、ハロゲン、ニトロまたはC1-
    6 アルコキシ基によって置換されたC6-C10アリール
    であるか、あるいは、R1とR2とはピラゾール環の炭素原
    子と一緒で融合脂環式、芳香族または複素環式環の一部
    を形成する、Mは水素、第四アンモニウム陽イオンまた
    は金属陽イオンであり、nは1、2、3または4、xは
    0乃至2の数、yは1、2、3または4である)ことを
    特徴とする塗料組成物。
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