JPH10301311A - 電子写真感光体用円筒状基体およびその製造方法 - Google Patents
電子写真感光体用円筒状基体およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH10301311A JPH10301311A JP10758597A JP10758597A JPH10301311A JP H10301311 A JPH10301311 A JP H10301311A JP 10758597 A JP10758597 A JP 10758597A JP 10758597 A JP10758597 A JP 10758597A JP H10301311 A JPH10301311 A JP H10301311A
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- Japan
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- substrate
- synthetic resin
- cylindrical substrate
- producing
- photosensitive drum
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- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子写真感光体の円筒状基体が導電性合成樹
脂の場合に、干渉縞が発生せず、優れた印字性能が得ら
れる感光体ドラムおよびその製造方法を提供する。 【解決手段】 合成樹脂感光ドラム基体の表面に、波長
650nm以上のレーザ光線に対して多重反射の生じな
いように平均表面粗さ0.2〜2.0μmの均一微細な
凹凸が形成されている電子写真感光体用円筒状基体およ
びその製造方法である。
脂の場合に、干渉縞が発生せず、優れた印字性能が得ら
れる感光体ドラムおよびその製造方法を提供する。 【解決手段】 合成樹脂感光ドラム基体の表面に、波長
650nm以上のレーザ光線に対して多重反射の生じな
いように平均表面粗さ0.2〜2.0μmの均一微細な
凹凸が形成されている電子写真感光体用円筒状基体およ
びその製造方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真感光体用
円筒状基体およびその製造方法に関し、詳しくは、電子
写真装置における像記録用基体、例えば、レーザービー
ムを像露光用光源としたプリンター用の感光体ドラムお
よびその製造方法に関する。
円筒状基体およびその製造方法に関し、詳しくは、電子
写真装置における像記録用基体、例えば、レーザービー
ムを像露光用光源としたプリンター用の感光体ドラムお
よびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザープリンターの記録装置で
は、像記録用基体、即ち、感光ドラムにアルミニウム基
板が多く使用され、露光プロセスにおいては、かかる基
板上に設けられた感光層の表面から露光する方式が一般
的であり、この基体表面の平滑度が優れていると、基体
表面からの反射により干渉縞が生じるという問題があっ
た。
は、像記録用基体、即ち、感光ドラムにアルミニウム基
板が多く使用され、露光プロセスにおいては、かかる基
板上に設けられた感光層の表面から露光する方式が一般
的であり、この基体表面の平滑度が優れていると、基体
表面からの反射により干渉縞が生じるという問題があっ
た。
【0003】このような問題に対する対策法として、特
開平4−48387号、特開平5−26191号公報な
どに、基体表面に細やかな均一な凹凸を形成する方法が
開示されている。
開平4−48387号、特開平5−26191号公報な
どに、基体表面に細やかな均一な凹凸を形成する方法が
開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
対策法は、基体材質がアルミニウムの場合に関するもの
であり、基体材質として、導電性を付与すべくカーボン
ブラックを分散配合した合成樹脂を使用した場合につい
ては、基体が黒色のため反射率が10%以下と少ないこ
とから、特に上述の如き対策処理は行われていなかっ
た。ところが、合成樹脂基体においても画像形成時に干
渉縞が発生する場合があり、合成樹脂基体の性能の向上
に伴いその要求が高まるにつれ、画像形成時に生じる干
渉縞を完全に消去した、より印字性能に優れた電子写真
感光体が望まれるようになってきた。
対策法は、基体材質がアルミニウムの場合に関するもの
であり、基体材質として、導電性を付与すべくカーボン
ブラックを分散配合した合成樹脂を使用した場合につい
ては、基体が黒色のため反射率が10%以下と少ないこ
とから、特に上述の如き対策処理は行われていなかっ
た。ところが、合成樹脂基体においても画像形成時に干
渉縞が発生する場合があり、合成樹脂基体の性能の向上
に伴いその要求が高まるにつれ、画像形成時に生じる干
渉縞を完全に消去した、より印字性能に優れた電子写真
感光体が望まれるようになってきた。
【0005】そこで本発明の目的は、電子写真感光体の
円筒状基体が導電性合成樹脂の場合に、干渉縞が発生せ
ず、優れた印字性能が得られる感光体ドラムおよびその
製造方法を提供することにある。
円筒状基体が導電性合成樹脂の場合に、干渉縞が発生せ
ず、優れた印字性能が得られる感光体ドラムおよびその
製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決すべく鋭意検討した結果、平滑な合成樹脂円筒状基
体の表面を、平均表面粗さRaを光源の波長の1/2以
上となるように粗面化を行うことによって多重反射が防
止され、上記目的を達成し得ることを見出し、本発明を
完成するに至った。
解決すべく鋭意検討した結果、平滑な合成樹脂円筒状基
体の表面を、平均表面粗さRaを光源の波長の1/2以
上となるように粗面化を行うことによって多重反射が防
止され、上記目的を達成し得ることを見出し、本発明を
完成するに至った。
【0007】即ち、本発明の電子写真感光体用円筒状基
体は、合成樹脂感光ドラム基体の表面に、波長650n
m以上のレーザ光線に対して多重反射の生じないように
平均表面粗さ0.2〜2.0μmの均一微細な凹凸が形
成されていることを特徴とするものである。
体は、合成樹脂感光ドラム基体の表面に、波長650n
m以上のレーザ光線に対して多重反射の生じないように
平均表面粗さ0.2〜2.0μmの均一微細な凹凸が形
成されていることを特徴とするものである。
【0008】また、本発明の電子写真感光体用円筒状基
体の製造方法は、合成樹脂感光ドラム基体表面の凹凸の
形成方法として、サンドブラスト処理を行うことを特徴
とするものである。
体の製造方法は、合成樹脂感光ドラム基体表面の凹凸の
形成方法として、サンドブラスト処理を行うことを特徴
とするものである。
【0009】本発明の他の電子写真感光体用円筒状基体
の製造方法は、合成樹脂感光ドラム基体の射出成形金型
表面に凹凸を形成させて成形を行い、成形品の合成樹脂
感光ドラム基体表面に上記金型の凹凸を転写成形させる
ことを特徴とするものである。
の製造方法は、合成樹脂感光ドラム基体の射出成形金型
表面に凹凸を形成させて成形を行い、成形品の合成樹脂
感光ドラム基体表面に上記金型の凹凸を転写成形させる
ことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明で得られた電子写
真感光体用円筒状基体の断面の形状を模式的に示したも
のであり、合成樹脂感光ドラム基体1の表面に均一微細
な凹凸2が設けられている。本発明においては、合成樹
脂感光ドラム基体の表面に平均表面粗さRaが0.2〜
2.0μmの均一微細な凹凸を形成させ、波長650n
m以上のレーザー光の反射光路を変化させことにより、
入射光と反射光の光路に差が生じ、干渉縞を発生を防ぐ
ことができる。平均表面粗さRaが0.2μm未満では
干渉縞の発生を完全に防ぐことができず、一方2.0μ
mを超えると有機感光体(以下OPCと略記する)塗膜
を塗布した場合に凹凸部の形状に沿って塗布ができなく
なり、画像欠陥(白抜け)が発生するという問題があ
る。
真感光体用円筒状基体の断面の形状を模式的に示したも
のであり、合成樹脂感光ドラム基体1の表面に均一微細
な凹凸2が設けられている。本発明においては、合成樹
脂感光ドラム基体の表面に平均表面粗さRaが0.2〜
2.0μmの均一微細な凹凸を形成させ、波長650n
m以上のレーザー光の反射光路を変化させことにより、
入射光と反射光の光路に差が生じ、干渉縞を発生を防ぐ
ことができる。平均表面粗さRaが0.2μm未満では
干渉縞の発生を完全に防ぐことができず、一方2.0μ
mを超えると有機感光体(以下OPCと略記する)塗膜
を塗布した場合に凹凸部の形状に沿って塗布ができなく
なり、画像欠陥(白抜け)が発生するという問題があ
る。
【0011】なお、本発明で使用し得る、合成樹脂感光
ドラム基体の材質は、導電性が付与された合成樹脂とし
て既に知られたものを使用することができ、特に制限さ
れるべきものではないが、例えば特開平7−15219
4号公報に開示されているような、架橋タイプのポリフ
ェニレンサルファイド樹脂(PPS樹脂)を主成分と
し、これに体積抵抗率10−1Ω・cm以下の高導電性
カーボンブラックを配合して体積抵抗率が104Ω・c
m以下にした材料等を好適に用いることができる。合成
樹脂としては、ポリフタルアミド(PPA)樹脂等も好
適に用いることができる。
ドラム基体の材質は、導電性が付与された合成樹脂とし
て既に知られたものを使用することができ、特に制限さ
れるべきものではないが、例えば特開平7−15219
4号公報に開示されているような、架橋タイプのポリフ
ェニレンサルファイド樹脂(PPS樹脂)を主成分と
し、これに体積抵抗率10−1Ω・cm以下の高導電性
カーボンブラックを配合して体積抵抗率が104Ω・c
m以下にした材料等を好適に用いることができる。合成
樹脂としては、ポリフタルアミド(PPA)樹脂等も好
適に用いることができる。
【0012】本発明の製造方法において、合成樹脂感光
ドラム基体表面の凹凸の形成方法として、サンドブラス
ト処理を行うか、あるいは、合成樹脂感光ドラム基体の
金型キャビティ内面を粗面化することにより表面が粗面
化した成形品を簡単に得ることが可能となり、いずれに
してもアルミニウム基体の粗面化に比し経済的な効果は
大きい。
ドラム基体表面の凹凸の形成方法として、サンドブラス
ト処理を行うか、あるいは、合成樹脂感光ドラム基体の
金型キャビティ内面を粗面化することにより表面が粗面
化した成形品を簡単に得ることが可能となり、いずれに
してもアルミニウム基体の粗面化に比し経済的な効果は
大きい。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき説明する。 実施例1 PPS樹脂で成形した合成樹脂感光ドラム基体の夫々の
表面に、不二製作所(株)製のサンドブラスト装置(ニ
ューマ・ブラスター)で、メディアとして酸化アルミニ
ウム(平均粒径3〜10μm)を用いてブラスト処理を
施した。この処理は、装置を基体の表面から約10〜2
0cm離した状態で、基体を回転させながらエアー圧力
0.2〜0.5MPaで10〜20秒間行った。上記処
理を施した基体に常法によりOPC塗膜を塗布して、画
像評価を行った。
表面に、不二製作所(株)製のサンドブラスト装置(ニ
ューマ・ブラスター)で、メディアとして酸化アルミニ
ウム(平均粒径3〜10μm)を用いてブラスト処理を
施した。この処理は、装置を基体の表面から約10〜2
0cm離した状態で、基体を回転させながらエアー圧力
0.2〜0.5MPaで10〜20秒間行った。上記処
理を施した基体に常法によりOPC塗膜を塗布して、画
像評価を行った。
【0014】実施例2 実施例1と同様にしてPPS樹脂感光ドラム基体の表面
に、合成樹脂製のメディアとして、例えば、ポリエステ
ル樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂等の粉体で、平均粒径
約50〜200μmのものを用いてサンドブラスト処理
を施し、OPC感光層を形成後、画像評価を行った。
に、合成樹脂製のメディアとして、例えば、ポリエステ
ル樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂等の粉体で、平均粒径
約50〜200μmのものを用いてサンドブラスト処理
を施し、OPC感光層を形成後、画像評価を行った。
【0015】実施例3 実施例1同様にしてPPS樹脂感光ドラム基体の表面
に、ガラス製のメディア(平均粒径約20〜100μ
m)を用いてサンドブラスト処理を施し、OPC感光層
を形成後、画像評価を行った。
に、ガラス製のメディア(平均粒径約20〜100μ
m)を用いてサンドブラスト処理を施し、OPC感光層
を形成後、画像評価を行った。
【0016】実施例4 射出成形用の金型キャビティの内面に、酸化アルミナや
ガラスビーズなどでサンドブラスト処理を施し、キャビ
ティ内面に微細で均一な凹凸を形成させて、PPS樹脂
により射出成形を行い、成形品の基体の表面に微細で均
一な凹凸を形成させた。その後、実施例1と同様にして
OPC感光層を塗布して画像評価を行った。
ガラスビーズなどでサンドブラスト処理を施し、キャビ
ティ内面に微細で均一な凹凸を形成させて、PPS樹脂
により射出成形を行い、成形品の基体の表面に微細で均
一な凹凸を形成させた。その後、実施例1と同様にして
OPC感光層を塗布して画像評価を行った。
【0017】比較例1 比較のために、表面の処理を行っていない他は実施例1
と同様の基体について、同様の評価を行った。
と同様の基体について、同様の評価を行った。
【0018】上記実施例および比較例で作製した電子写
真感光体について、表面粗度(最大高さRmax、平均
粗さRa)の測定および波長778nmの半導体レーザ
を備えた電子写真プリンターでの画像評価(干渉縞発生
の有無)を行った結果を下記の表1に示す。
真感光体について、表面粗度(最大高さRmax、平均
粗さRa)の測定および波長778nmの半導体レーザ
を備えた電子写真プリンターでの画像評価(干渉縞発生
の有無)を行った結果を下記の表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】本発明による電子写真用感光体は、画像
形成時に生じる干渉縞を完全に消すことができ、印字性
能に優れた感光体を提供することが可能となる。
形成時に生じる干渉縞を完全に消すことができ、印字性
能に優れた感光体を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る感光ドラム基体の断面図
を模式的に示したものである。
を模式的に示したものである。
1 合成樹脂感光ドラム基体 2 凹凸
Claims (3)
- 【請求項1】 合成樹脂感光ドラム基体の表面に、波長
650nm以上のレーザ光線に対して多重反射の生じな
いように平均表面粗さ0.2〜2.0μmの均一微細な
凹凸が形成されていることを特徴とする電子写真感光体
用円筒状基体。 - 【請求項2】 請求項1記載の電子写真感光体用円筒状
基体の製造方法において、合成樹脂感光ドラム基体表面
の凹凸の形成方法として、サンドブラスト処理を行うこ
とを特徴とする電子写真感光体用円筒状基体の製造方
法。 - 【請求項3】 請求項1記載の電子写真感光体用円筒状
基体の製造方法において、合成樹脂感光ドラム基体の射
出成形金型表面に凹凸を形成させて成形を行い、成形品
の合成樹脂感光ドラム基体表面に上記金型の凹凸を転写
成形させることを特徴とする電子写真感光体用円筒状基
体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10758597A JPH10301311A (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | 電子写真感光体用円筒状基体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10758597A JPH10301311A (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | 電子写真感光体用円筒状基体およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10301311A true JPH10301311A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14462899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10758597A Pending JPH10301311A (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | 電子写真感光体用円筒状基体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10301311A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6331371B1 (en) | 1998-08-19 | 2001-12-18 | Nec Corporation | Electrophotographic photoreceptor and its manufacturing method |
| US6521388B2 (en) | 2000-04-17 | 2003-02-18 | Ricoh Company, Ltd. | Electrophotographic image forming apparatus, and photoreceptor therefor |
-
1997
- 1997-04-24 JP JP10758597A patent/JPH10301311A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6331371B1 (en) | 1998-08-19 | 2001-12-18 | Nec Corporation | Electrophotographic photoreceptor and its manufacturing method |
| US6521388B2 (en) | 2000-04-17 | 2003-02-18 | Ricoh Company, Ltd. | Electrophotographic image forming apparatus, and photoreceptor therefor |
| KR100439639B1 (ko) * | 2000-04-17 | 2004-07-12 | 가부시키가이샤 리코 | 전자 사진 감광체 및 화상 형성 장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031225 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Effective date: 20040107 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040205 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040205 |