JPH10301911A - クライアント主導のネットワーク・コンピューティングシステムおよび方法 - Google Patents

クライアント主導のネットワーク・コンピューティングシステムおよび方法

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JPH10301911A
JPH10301911A JP9112781A JP11278197A JPH10301911A JP H10301911 A JPH10301911 A JP H10301911A JP 9112781 A JP9112781 A JP 9112781A JP 11278197 A JP11278197 A JP 11278197A JP H10301911 A JPH10301911 A JP H10301911A
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裕貴 原
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延幸 金谷
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隆夫 大久保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分散クライアント−サーバシステムにおい
て、情報の更新や追加を容易に行うことが課題である。 【解決手段】 クライアント21は、サーバ23に共通
の通信モジュール22を用いて、任意のサーバ23に接
続することができ、接続を切り替えることによって、各
サーバ23の機能を利用したり、各データベース24の
情報にアクセスしたりする。したがって、サーバ23間
での通信やデータベース24間でのレプリケーション
は、基本的に行う必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
した分散クライアント−サーバシステムにおいて、情報
の更新や追加を行うネットワーク・コンピューティング
システムおよびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報システムにおいては、単一の
巨大なデータベースに対してトランザクションベースで
処理を行うのが主流であった。しかし、今日では、計算
機システムやネットワークの発達によって、広範囲に分
散したシステム間で頻繁に情報の更新、追加が行えるよ
うな情報システムを構築することが求められている。ま
た、LAN(local area network)とグローバルネット
ワークの融合により、ネットワークを中心とするネット
ワーク・コンピューティングという形の情報処理が実現
されつつある。
【0003】図19は、従来のクライアント−サーバシ
ステムの構成図である。図19のシステムは、クライア
ント1、アプリケーションサーバ5(アプリケーション
サーバA、B、C)、およびデータベース6から成る。
アプリケーションサーバA、B、Cは、データベース6
を共有し、クライアント1と通信するために、それぞ
れ、サーバA専用通信モジュール2、サーバB専用通信
モジュール3、サーバC専用通信モジュール4を搭載し
ている。
【0004】クライアント1は、サーバA専用通信モジ
ュール2、サーバB専用通信モジュール3、サーバC専
用通信モジュール4のうちのいずれかを搭載し、対応す
る通信モジュールを有する特定のアプリケーションサー
バ5に接続して、データベース6の更新等を行う。
【0005】さらに、近年のデータベース6の巨大化や
システムの分散化に伴って、図20に示すように、デー
タベース6が分散して配置されるようになってきた。図
20のシステムでは、アプリケーションサーバA、B、
Cは、それぞれ、個別のデータベース6を管理してい
る。このシステムにおいても、クライアント1は、サー
バA専用通信モジュール2、サーバB専用通信モジュー
ル3、およびサーバC専用通信モジュール4のいずれか
を用いて、特定のアプリケーションサーバ5にのみ接続
する。
【0006】このため、クライアント1が接続先のアプ
リケーションサーバ5とは異なる他のサーバ5のデータ
ベース6の情報にアクセスする際には、必要に応じてデ
ータベース6間でレプリケーションが行われたり、アプ
リケーションサーバ5間でRPC(remote procedure c
all )が行われたりしている。レプリケーションの場合
は、データベース6間でデータのコピーが行われ、RP
Cの場合は、アプリケーションサーバ5間で関数呼び出
しが行われて、必要なデータがやり取りされる。
【0007】図19および図20のシステムに共通して
いるのは、クライアント1が通信モジュール2、3、4
を用いて、特定のアプリケーションサーバ5と接続する
ように設計されていることである。
【0008】また、近年発展しているインターネット上
においては、WWW(world wide web)が開発され、情
報発信の手段として広く利用されている。WWWの特徴
は、http(hypertext transfer protocol )という
共通のプロトコルによって任意のクライアント(WWW
ブラウザ)から任意のサーバ(WWWサーバ)に接続で
きることである。また、WWWは、サーバからクライア
ントへ送られるファイルであるHTML(hypertext ma
rkup language )文書中に、他のサーバ上のHTML文
書へのリンクを埋め込むハイパーリンク機能を持ってい
る。
【0009】図21は、WWWにおけるクライアントお
よびサーバの動作フローチャートである。クライアント
が動作を開始し、ユーザがその画面上のリンクをクリッ
クすると(ステップS1)、クライアントがhttpを
用いて該当するサーバに接続する(ステップS2)。
【0010】これにより、サーバから該当するHTML
文書がクライアントに送信され(ステップS3)、クラ
イアントは、サーバとの接続を切断して(ステップS
4)、HTML文書の情報を画面上に表示する(ステッ
プS5)。ユーザが表示された画面上のリンクを再びク
リックすると、ステップS1からS5までの動作が繰り
返される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の情報システムには次のような問題がある。図1
9または図20のような従来のクライアント−サーバシ
ステムでは、クライアント1は特定のサーバ5としか接
続できないため、ネットワーク上に分散した他のサーバ
5の機能を直接利用することはできない。
【0012】このため、クライアント1の接続先のサー
バ5は、同時に、他のサーバ5と接続して必要な処理を
依頼しなければならず、サーバ5間でトランザクション
が多発する。また、データベース6間のレプリケーショ
ンを必要とする場合も、同様に、処理が煩雑になる。
【0013】このように、サーバ5間やデータベース6
間における処理の制御が複雑になるため、WWWのよう
に、サーバ5やデータベース6が全世界的に広がったよ
うな巨大な分散システムを構築することは不可能であ
る。
【0014】また、従来のWWWでは、クライアントか
らの要求に対してHTML文書を送るという単純な機能
しか提供されていないという問題がある。特に、htt
pでは、1つのページの送信毎にセッションが切れてし
まうため、通信状態(接続状態)を保持することができ
ない。したがって、WWWの基本機能のみでは、本格的
なインタラクションを行うクライアント−サーバシステ
ムを開発することは困難である。
【0015】さらに、WWWにおいては、ページやリン
クの作成/変更は個々のユーザに任されているため、W
WW全体がどのような構造になっているかは把握不能で
あり、例えば、以下のような問題がある。
【0016】1.新しいページの実体データ(オブジェ
クト)を、分散した任意のサーバ上に作成することは難
しい。 2.新しいオブジェクトの登録の際に、既存のオブジェ
クトからのリンクが更新/管理されない。
【0017】3.オブジェクトの削除に伴いリンク先の
オブジェクトがなくなってしまうこともある(デッドリ
ンク)。 4.ユーザが欲しい情報を検索する手段として、WWW
ロボットのようなプログラムが開発されているが、オブ
ジェクト間に構造がないために、すべてのオブジェクト
に対してキーワードによる探索を行わなければならな
い。
【0018】本発明の課題は、ネットワークを介した分
散クライアント−サーバシステムにおいて、情報の更新
や追加を容易に行うことができるネットワーク・コンピ
ューティングシステムおよびその方法を提供することで
ある。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明のネット
ワーク・コンピューティングシステムの原理図である。
図1のネットワーク・コンピューティングシステムは、
通信ネットワークを介した分散システムにおいて、分散
した情報を管理する。
【0020】本発明の第1の原理において、クライアン
ト側は、共通通信手段11と接続管理手段12を備え
る。共通通信手段11は、前記ネットワーク上のクライ
アントと複数のサーバとの通信を制御し、それらの複数
のサーバに共通にアクセスすることができる。接続管理
手段12は、上記クライアントが上記複数のサーバのう
ちの第1のサーバに接続したとき、接続状態を保持した
まま、必要に応じて上記複数のサーバのうちの第2のサ
ーバに接続し、上記クライアントに第2のサーバからの
サービスを受けさせる。
【0021】共通通信手段11は、従来のように特定の
サーバとの通信を行うものではなく、ネットワーク上の
すべてのサーバと共通に通信することができる。例え
ば、共通通信手段11の制御により、クライアントが第
1のサーバに接続しているときに、第2のサーバに処理
を依頼する必要が生じたとする。このとき、接続管理手
段12の制御により、クライアントは第1のサーバとの
接続状態を保持したまま、第2のサーバに接続して、第
2のサーバからのサービスを受ける。
【0022】第1の原理によれば、クライアントは、特
定のサーバを経由することなく、直接適切なサーバに接
続して、情報提供等のサービスを受けることができる。
また、情報の更新や追加に伴うサーバ間の処理の依頼
も、クライアントを介して自動的に行うことができる。
【0023】また、本発明の第2の原理において、サー
バ側は、共通通信手段13と接続管理手段14を備え
る。共通通信手段13は、上記ネットワーク上の第1の
サーバとクライアントとの通信を制御し、そのクライア
ントからのアクセスを受け付ける。接続管理手段14
は、上記クライアントが第1のサーバとの接続状態を保
持したまま、必要に応じて第2のサーバに接続し、第2
のサーバからのサービスを受けるためのリンク情報を、
上記クライアントに送信する。
【0024】共通通信手段13は、従来のようにサーバ
毎に専用のものではなく、ネットワーク上のすべてのサ
ーバに共通している。例えば、共通通信手段13の制御
により、クライアントが第1のサーバに接続していると
きに、第2のサーバに処理を依頼する必要が生じたとす
る。このとき、接続管理手段14の制御により、第2の
サーバにアクセスするためのリンク情報がクライアント
に送られる。クライアントは、第1のサーバとの接続状
態を保持したまま、受け取ったリンク情報を用いて第2
のサーバに接続し、第2のサーバからのサービスを受け
る。
【0025】第2の原理によれば、クライアントは、接
続中のサーバから次のサーバへのリンク情報を受け取る
ことで、ネットワーク上の任意のサーバにアクセスし
て、情報提供等のサービスを受けることができる。ま
た、第1の原理と同様に、情報の更新や追加に伴うサー
バ間の処理の依頼も、クライアントを介して自動的に行
うことができる。
【0026】このように、本発明のシステムによれば、
基本的にサーバ間で通信する必要がなくなり、サーバ側
の通信制御が簡単になる。したがって、大規模な分散シ
ステムを比較的容易に構築することが可能となる。
【0027】例えば、図1の共通通信手段11、共通通
信手段13は、それぞれ、次に説明する図2におけるク
ライアント21の共通通信モジュール22、サーバ23
の共通通信モジュール22に対応する。また、接続管理
手段12、接続管理手段14は、それぞれ、後述する図
4におけるクライアント21の接続管理モジュール4
1、サーバ23の接続管理モジュール41に対応する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態を詳細に説明する。図2は、本実施形態
のネットワーク・コンピューティングシステムの基本ア
ーキテクチャを示す構成図である。図2において、各ク
ライアント21と各アプリケーションサーバ23は、L
AN等の任意の通信ネットワーク25により結合され、
共通の通信モジュール22を持っている。また、各サー
バ23は、それぞれ、個別のデータベース24を管理し
ている。
【0029】このシステムでは、共通通信モジュール2
2を用いて、クライアント21から任意のサーバ23に
接続することができる。これらのサーバ23は、例え
ば、1つの企業内で部門毎に配置される均質な(ホモジ
ニアスな)ものでもよく、それぞれ機能が異なる非均質
な(ヘテロジニアスな)ものでもよい。
【0030】クライアント21は、接続を切り替えるこ
とによって、各サーバ23の機能を利用したり、各デー
タベース24の情報にアクセスしたりするので、原則と
して、サーバ23間での通信やデータベース24間での
レプリケーションは行う必要がない。共通通信モジュー
ル22は、例えば、ジャバ(JAVA)アプレットなど
を用いて、クライアント21が最初にサーバ23に接続
したときに、クライアント21にダウンロードすること
もできる。
【0031】ジャバとは、インタプリタベースのネット
ワーク対応プログラム言語であり、ジャバアプレットと
は、ジャバでコーディングされたプログラムのことであ
る。ジャバアプレットは、どのオペレーティング・シス
テム(OS)でも実行することができ、例えば、サーバ
23からダウンロードされて、クライアント21上で実
行される。
【0032】図3は、クライアント21またはサーバ2
3として用いられる情報処理装置の構成図である。図3
の情報処理装置は、CPU(中央処理装置)31、メモ
リ32、入力装置33、出力装置34、外部記憶装置3
5、媒体駆動装置36、ネットワーク接続装置37を備
え、それらの各装置はバス38により互いに結合されて
いる。
【0033】CPU31は、メモリ32に格納されたプ
ログラムを実行して、クライアント21またはサーバ2
3の各処理を実現する。メモリ32としては、例えばR
OM(read only memory)、RAM(random access me
mory)等が用いられる。
【0034】入力装置33は、例えばキーボードやポイ
ンティングデバイス等に相当し、ユーザからの指示の入
力に用いられる。出力装置34は、例えば表示装置やプ
リンタ等に相当し、ユーザへ提示する画面(ビュー)の
表示やその他の情報出力に用いられる。
【0035】外部記憶装置35は、例えば、磁気ディス
ク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置等であ
り、プログラムやデータを保存することができる。ま
た、データベース24としても使用することができる。
【0036】媒体駆動装置36は、可搬記録媒体39を
駆動し、その記憶内容にアクセスする。可搬記録媒体3
9としては、メモリカード、フロッピーディスク、CD
−ROM(compact disk read only memory )、光ディ
スク、光磁気ディスク(magneto-optical disk)等、任
意のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を使用するこ
とができる。この可搬記録媒体39には、データのほか
に、クライアント21またはサーバ23の各処理を行う
プログラムが格納される。
【0037】ネットワーク接続装置37は、ネットワー
ク25に接続され、通信に伴うデータ変換等を行う。ク
ライアント21およびサーバ23は、ネットワーク接続
装置37を介して、ネットワーク25から必要な情報を
受け取ることができる。
【0038】次に、図4から図6までを参照しながら、
クライアント21が複数のサーバ23を意識することな
しに、ネットワーク透過的に必要なサーバ23に接続す
る方法を説明する。ここでは、各データベース24のデ
ータをオブジェクトとして管理し、クライアント21か
らサーバ23へのネットワーク透過的な接続を実現する
ために、オブジェクト間のリンク情報を利用する。
【0039】オブジェクトとは、オブジェクト指向デー
タベースにおける情報の単位であり、データとそれに適
用される手続きであるメソッドとの組みを有する。オブ
ジェクトに定義されたメソッドを実行することで、様々
な情報処理が実現される。
【0040】図4は、クライアント21が1つのサーバ
23に接続している状態を示している。図4において、
クライアント21およびサーバA、Bの接続管理モジュ
ール41は、図2の共通通信モジュール22に含まれ
る。また、リンク情報管理モジュール42を、共通通信
モジュール22に含めておいてもよい。
【0041】今、クライアント21はサーバAに接続し
ており、サーバA上のオブジェクト44に関する情報
が、ユーザビュー43として、クライアント21の画面
に表示されている。
【0042】オブジェクト44の論理IDは、“A//
001”であり、これは、サーバAにおけるオブジェク
トIDが“001”であることを表している。また、オ
ブジェクト44が属するクラスは“組織”であり、その
アトリビュート(属性)として、組織名“ソフトウェア
研究部”、部コード“1111”、および電話番号“2
222”が定義されている。
【0043】また、オブジェクト44には、関連する文
書である“研究計画”および“月報”のオブジェクトへ
のリンクとして、他のサーバBのオブジェクト45の論
理ID“B//001”、およびサーバCのオブジェク
ト(不図示)の論理ID“C//002”が定義されて
いる。
【0044】このように、各オブジェクトが保持するリ
ンクは、同一のサーバ23上のオブジェクト間のみなら
ず、異なるサーバ23上のオブジェクト間にも張ること
ができるようになっている。このリンクの情報は、クラ
イアント21がオブジェクトにアクセスしたときに、接
続管理モジュール41を介して、サーバ23からクライ
アント21のリンク情報管理モジュール42に送られ
る。
【0045】また、メソッドとしては、アトリビュート
変更とワークフロー実行が定義されている。ワークフロ
ーとは、組織内における作業をモデル化するためのソフ
トウェアであるワークフローツールに対する操作を表
し、ここでは、ユーザによる“月報”の作成作業を指し
ている。
【0046】オブジェクト44が持つこれらの情報は、
ユーザビュー43として、クライアント21のユーザに
提示される。また、リンク情報管理モジュール42は、
研究計画文書へのリンク“B//001”と月報文書へ
のリンク“C//002”とを、それぞれ、ユーザビュ
ー43上の詳細ボタン48、49と関連付けて保持して
いる。
【0047】このユーザビュー43上で、ユーザが操作
を行うことにより、サーバAのオブジェクト44のメソ
ッドが実行されたり、他のサーバB、Cのオブジェクト
が自動的にアクセスされたりする。
【0048】例えば、表示された部コードを修正して、
修正ボタン46を押す(クリックする)ことによって、
その情報がサーバAに送られ、オブジェクト44のアト
リビュート変更というメソッドが実行される。また、ワ
ークフローの実行ボタン47を押すことによって、ワー
クフローツールが起動される。ワークフローツールは、
サーバA上にあってもよく、他のサーバ23上にあって
もよい。
【0049】また、研究計画文書の詳細ボタン48を押
すことによって、図5に示すように、それに関連付けら
れたオブジェクトへのアクセスが、リンク情報管理モジ
ュール42に依頼される。この例では、リンク先はサー
バBのオブジェクト45なので、クライアント21の接
続管理モジュール41からサーバBの接続管理モジュー
ル41に対して接続依頼が行われる。
【0050】サーバBの接続管理モジュール41は、論
理ID“B//001”からオブジェクト45へのポイ
ンタを求め、クライアント21との接続を確立する。接
続が確立された後、オブジェクト45に関する表示デー
タ/リンク情報が、クライアント21に送信される。
【0051】これにより、ユーザビュー43は、図6に
示すように変更される。図6のユーザビュー50におい
ては、オブジェクト45のクラスを表す“文書”、名称
を表す“研究計画”、作成日を表す“1996年12月
10日”、および作成者を表す“田中一郎”が表示され
ている。
【0052】また、リンク情報管理モジュール42は、
オブジェクト45が所属する組織を表すオブジェクト4
4の論理IDを、所属組織の詳細ボタン51に関連付け
られたリンクとして保持する。
【0053】ユーザビュー50において、修正ボタン5
1が押されると、オブジェクト45のアトリビュート変
更というメソッドが実行され、参照ボタン52が押され
ると、文書参照というメソッドが実行され、修正ボタン
53が押されると、文書修正というメソッドが実行され
る。
【0054】また、詳細ボタン54が押されると、サー
バAのオブジェクト44の情報が再び表示される。この
ように、オブジェクト44のリンク“B//001”と
オブジェクト45のリンク“A//001”は、お互い
をリンク先とする相互リンク情報を構成している。
【0055】このように、本実施形態のシステムでは、
クライアント21とサーバAとのセッションと、クライ
アント21とサーバBとのセッションが、1つの接続状
態(コンテキスト)として管理される。ここで、接続状
態とは、サーバA内のオブジェクトとサーバB内のオブ
ジェクトとの間で、メソッドの実行要求や実行結果をや
り取りすることが可能な通信状態を表す。
【0056】サーバAからのメソッド実行要求を、クラ
イアント21を介してサーバBに送ることで、サーバA
とサーバBの間で通信することなく、クライアント21
がサーバBからのサービスを受けることができる。この
ようなことが可能であるのは、クライアント21側とサ
ーバ23側のそれぞれの通信モジュール22が、標準化
/共通化されているためである。
【0057】また、クライアント21を介して多数のサ
ーバ23の間で情報を交換することにより、サーバ23
間での通信を行うことなく、ネットワーク25上で複雑
な処理を実現することができる。
【0058】次に、サーバ23が切り替わったときの接
続状態の保持や、サーバ23間の情報交換をクライアン
ト21を通じて行う方法について説明する。例えば、あ
るサーバ23から別のサーバ23に切り替わるときに、
ユーザIDおよびパスワードや現在の状態等の付加的な
情報を、新しいサーバ23に送る例を考える。ここで、
現在の状態とは、現在、クライアント21上でどのよう
なビューが開かれているか等の処理状況に関する情報を
指す。
【0059】まず、図7に示すように、従来のクライア
ント−サーバシステムと同様に、サーバ23同士が接続
して情報を交換する方法が考えられる。しかし、このよ
うな方法では、多数のクライアント21からのアクセス
を同時に処理する場合、サーバ23間でトランザクショ
ンが多発し、サーバ23の処理が煩雑になる。このた
め、システム全体の性能にも悪影響を及ぼす。
【0060】そこで、本実施形態では、図8に示すよう
に、クライアント21が新しいサーバ23に新規接続要
求を出すときに、サーバ23間の情報の受け渡しも行う
ようにする。この方法により、サーバ23間の複雑な通
信処理がなくなり、巨大な分散システムの構築が可能と
なる。
【0061】図9は、ネットワーク・コンピューティン
グシステムにおけるモジュール構成の例を示している。
ただし、図9のシステムにおいては、上述の共通通信モ
ジュール22および接続管理モジュール41は省略され
ており、ネットワーク25上には、他のサーバ23を管
理する管理サーバ61が配置されている。
【0062】管理サーバ61は、ディレクトリ情報66
およびクラス定義情報67を有するデータベース62に
接続され、ディレクトリ情報管理モジュール63、クラ
ス情報管理モジュール64、および新サーバ設定モジュ
ール65を有する。ディレクトリ情報管理モジュール6
3は、ディレクトリ情報を管理し、クラス情報管理モジ
ュール64は、クラス情報を管理し、新サーバ設定モジ
ュール65は、新しいサーバの設定を行う。
【0063】また、ネットワーク25上に分散した各サ
ーバ23は、リンク設定モジュール70、オブジェクト
生成モジュール71、レプリケーションモジュール7
2、および各種サービスモジュール73を含み、データ
ベース24は、オブジェクト情報68およびレプリケー
ション情報69を有する。
【0064】オブジェクト生成モジュール71は、各オ
ブジェクトを生成し、データベース24にオブジェクト
情報68として格納する。リンク設定モジュール70
は、生成されたオブジェクト情報68に、ネットワーク
25上に分散したオブジェクト間のリンクを設定する。
レプリケーション情報69、レプリケーションモジュー
ル72、および各種サービスモジュール73については
後述することにする。
【0065】クライアント21は、上述のリンク情報管
理モジュール42と、画面上にビューを表示するビュー
モジュール74を有し、サーバ23にアクセスして、そ
のオブジェクトを参照したり、作成/更新したりする。
【0066】管理サーバ61、サーバ23、およびクラ
イアント21の各モジュール自身もオブジェクトとして
管理され、データおよびメソッドを持っている。したが
って、各モジュールの機能は、対応するメソッドを実行
することにより実現される。
【0067】サーバ23上で生成されたオブジェクト
は、管理サーバ61上のディレクトリ情報管理モジュー
ル63によって、ディレクトリ情報66を用いて管理さ
れる。ディレクトリ情報66は、ネットワーク25上に
おける各オブジェクトの所在場所に関する情報を表し、
例えば図10に示すように、各クラス毎に一意のオブジ
ェクト名(またはオブジェクトID)と、オブジェクト
アドレスのペアを保持する。
【0068】図10において、例えば、オブジェクト名
として“研究所”を持つオブジェクトアドレスは、研究
所サーバ//1001であることが記述されている。こ
のアドレスは、オブジェクトの論理IDに相当する。ま
た、オブジェクトアドレスとして、WWWにおけるUR
L(uiform resource locator )等を用いてもよい。こ
こでは、各オブジェクト間のリンク情報は、ディレクト
リ情報66としては管理されていない。
【0069】次に、サーバ23におけるリンク情報のメ
ンテナンスについて説明する。従来は、分散したマシン
上のオブジェクト間のリンクは構造化されていなかった
が、クラスの概念を導入することで、これらを構造化す
ることができる。
【0070】クラスとは、それに属するオブジェクトの
属性や、他のオブジェクトとの間のリンクを定義するも
ので、その情報はクラス定義情報67に保持される。ク
ラス情報管理モジュール64は、クラス定義情報67の
作成/更新等を行う。
【0071】例えば、図10のオブジェクト“研究所”
のクラス名は“組織”である。また、図11のクラス定
義情報67の例では、組織クラスと個人クラスの間のリ
ンクが定義されている。これらのリンクは、内部的に
は、一意な名称またはIDで管理される。各リンクに対
しては任意の性質を定義することができ、例えば、必ず
必要なリンクであることを示す情報や、複数のリンクが
あってもよいことを示す情報等が、性質として設定され
る。
【0072】図11では、組織にはN人(Nは1以上)
の所属員がいて、逆に、ある個人は1つの組織に属する
という関係が、リンクとして定義されている。このよう
なリンクを特に指定したくないオブジェクトは、リンク
を持たない特別なルートクラスとして扱うものとする。
リンクは片方向のみ定義してもよいが、本実施形態で
は、図11のような双方向のリンクまで含めて定義する
ことができる。
【0073】このようなクラスの定義のための言語や図
形は各種提案されており、クラスには、メソッドを定義
することもできる。本発明では、クラスの情報のうちリ
ンクに関する情報が特に重要な役割を果たし、属性やメ
ソッドについては一般のオブジェクトと同様である。
【0074】クラスにおいて定義されたリンクを用いる
ことによって、企業の組織のような階層構造を管理する
こともできる。図12は、企業活動のモデルをクラス定
義を用いて表現した例を示している。
【0075】図12において、Location(場所)クラス
81とServer(サーバ)クラス82の間、およびLocati
onクラス81とOrganization/Project(組織/プロジェ
クト)クラス83の間には、Located というリンクが設
定され、Serverクラス82とOrganization/Projectクラ
ス83の間、Organization/Projectクラス83とDocume
nt(文書)クラス84の間、およびDocumentクラス84
とIndividual(個人)クラス85の間には、BelongToと
いうリンクが設定されている。
【0076】また、Organization/Projectクラス83と
Individualクラス85の間には、MemberOfという
リンクが設定され、Organization/Projectクラス83と
Business Function (業務)クラス86の間には、Purp
oseOf というリンクが設定されている。
【0077】Business Function クラス86は、いくつ
かのProcess (プロセス)クラス87を含み、Process
クラス87とProcess クラス87の間には、Pre/Postと
いうリンクが設定される。さらに、Process クラス87
とDocumentクラス84の間には、Input/Outputというリ
ンクが設定され、Process クラス87とIndividualクラ
ス85の間には、Charged というリンクが設定されてい
る。
【0078】また、Locationクラス81、Organization
/Projectクラス83には、その内部構造として階層を定
義することができ、複数のProcess クラス87間に階層
構造を定義することもできる。このような企業活動のモ
デルを分散システム上で構築し、管理することによっ
て、業務の効率化や各種の業務アプリケーションの統一
的な管理を行うことができる。
【0079】次に、具体例を参照しながら、図9のシス
テムの処理についてより詳細に説明する。以下の実施形
態では、主として、WWWクライアント上で表示される
組織オブジェクト情報の例が用いられている。
【0080】今、図13に示すように、ソフト研(ソフ
トウェア研究部)サーバ91上の“ソフトウエア研究
部”という組織のオブジェクト93を参照しているクラ
イアント21が、所属員“山田”の情報を参照するた
め、そのリンクを指示したとする。このとき、そのリン
ク情報により、クライアント21が、“山田”のオブジ
ェクトが存在するソフト開発(ソフトウェア開発部)サ
ーバ92に接続し、“山田”に関するオブジェクト94
の情報を表示する。ただし、ソフト研サーバ91とソフ
ト開発サーバ92は、上述のサーバ23に対応してい
る。
【0081】このようにリンク情報をたどることで、ク
ライアント21が別のサーバ23にアクセスして、リン
ク先のファイルのデータを表示する動作は、従来のWW
Wシステムでも行われていた。
【0082】しかし、本発明では、ただ単にリンク先の
オブジェクトのデータを表示するだけでなく、そのメソ
ッドをサーバ23に実行させることができ、さらに、サ
ーバ23からクライアント21へメソッドを通知するこ
ともできる。このように、サーバ23間で自動的にメソ
ッド実行を依頼することで、一連の処理がネットワーク
透過的に行われる。異なるサーバ23へのメソッド実行
の依頼は、オブジェクト間のメッセージ送信を用いたメ
ソッド・コールにより実現される。
【0083】分散システム環境でのオブジェクト間のメ
ッセージ交換の標準仕様としては、OMG(object man
agement group )のCORBA(common object reques
t broker architecture )が知られている。このアーキ
テクチャでは、クライアントは、データベースや処理プ
ログラムがどこにあるかを意識せずに、ORB(object
request broker )に要求を渡せば、ORBが適切な処
理をして結果をクライアントに返してくれる。
【0084】ここでは、クライアント21のリンク情報
管理モジュール42に保持されたリンク情報を利用する
ことで、異なるサーバ23間にまたがったメソッド・コ
ールが可能となる。
【0085】あるサーバ23に接続しているユーザが新
しいオブジェクトを作成する場合は、作成したいオブジ
ェクトのクラスとオブジェクトを保存するサーバ23と
を指定して、そのサーバ23のオブジェクト生成モジュ
ール71に処理を依頼する。
【0086】このとき、ユーザは、新しいオブジェクト
に対するリンクの情報も同時に指定することができる。
あるいはまた、オブジェクト生成71モジュールは、作
成されるオブジェクトのクラス情報に基づき、必要なリ
ンク先オブジェクトの指定をユーザに対して要求するよ
うにしてもよい。
【0087】こうして、ユーザによるリンクの指定が終
わると、クライアント21は、サーバ23に対してリン
ク情報を含むオブジェクト情報を送るとともに、管理サ
ーバ61に対して、新しいオブジェクトの登録を通知す
る。また、そのリンク先のオブジェクトに対しては、リ
ンク情報の追加を要求する。
【0088】また、既に存在するオブジェクトに対して
新たに別のオブジェクトとのリンクを設定することもで
きる。例えば、組織オブジェクトと文書オブジェクトの
間に図12に示したような関連を付けることもできる
し、新たな文書を作成して、組織オブジェクトに対する
リンクを張ることもできる。オブジェクトの削除も同様
の手順によって実現できる。図14は、図13の例にお
ける新規オブジェクトの作成動作を示している。図14
において、例えば、クライアント21がソフト研サーバ
91にアクセスし、“ソフト研”の組織オブジェクト9
3の情報を表示しているとする。図15は、このときの
ユーザビューを示している。画面上で、下線が引かれた
部分は他のオブジェクトへのリンクを表し、そこをクリ
ックすることによって、該当するオブジェクトの情報が
表示される。
【0089】この画面上で、ユーザが新規所属員の部分
をクリックすると、クライアント21を介して、ソフト
開発サーバ92に、新規所属員のオブジェクトの生成が
依頼される。このとき、クライアント21の接続管理モ
ジュール41は、まず、ソフト開発サーバ92の接続管
理モジュール41から、オブジェクト生成モジュール7
1へのリンク情報“ソフト開発サーバ//オブジェクト
生成”を取得し、それをリンク情報管理モジュール42
に格納する。
【0090】新規所属員の定義画面95が表示される
と、ユーザは、****で示される部分を必要に応じて
定義し、OKボタン96をクリックする。すると、クラ
イアント21は、リンク情報“ソフト開発サーバ//オ
ブジェクト生成”を用いて、接続中のソフト開発サーバ
92のオブジェクト生成モジュール71に対して、新規
所属員の個人オブジェクトの作成を要求する。
【0091】これを受けて、オブジェクト生成モジュー
ル71は、所属員“山田”の個人オブジェクト94を生
成する。このとき、“山田”の所属組織は“ソフト研”
と定義されているので、“ソフト研”の組織オブジェク
ト93へのリンクが自動的に設定される。
【0092】また、クライアント21は、起動時に管理
サーバ61のディレクトリ情報管理モジュール63への
リンク情報“管理サーバ//ディレクトリ情報管理”を
取得して、リンク情報管理モジュール42に保持してお
り、それを用いて管理サーバ61に新たなディレクトリ
情報の追加を依頼する。これにより、管理サーバ61
(データベース62)のディレクトリ情報66には、オ
ブジェクト94が新たなオブジェクトとして登録され
る。
【0093】また、個人オブジェクト94から、ソフト
研サーバ91のオブジェクト93へのリンク情報“ソフ
ト研サーバ//ソフト研”を取得して、オブジェクト9
3にリンクの追加を依頼する。これにより、オブジェク
ト93の所属員の項目には、“山田”の個人オブジェク
ト94へのリンクが張られ、クライアント21の“ソフ
ト研”のオブジェクト93の画面上にも、新しい所属員
名“山田”が追加表示される。
【0094】ここでは、新規オブジェクトの作成と、そ
れに伴うディレクトリ情報およびリンクの追加を、クラ
イアント21主導の処理として実現している。しかし、
ディレクトリ情報およびリンクの追加は、クライアント
21を介して、ソフト開発サーバ92から管理サーバ6
1およびソフト研サーバ91へ依頼する形で実行するこ
とも可能である。
【0095】また、ユーザが新しいサーバ23を登録す
る際には、管理サーバ61の新サーバ設定モジュール6
5に処理を依頼する。依頼された新サーバ設定モジュー
ル65は、リンク設定モジュール70、オブジェクト生
成モジュール71等の必要なモジュールを新サーバ23
にロードする。
【0096】サーバ追加時には、新サーバ設定モジュー
ル65により、図12に示した特殊なオブジェクトクラ
スであるサーバクラス82のオブジェクトも作成され
る。ネットワーク25上におけるそのサーバ23のアド
レスをこのオブジェクトに格納することで、サーバ23
が管理サーバ61に登録される。アドレスとしては、I
P(internet protocol )アドレスやURL等の任意の
ものが用いられる。
【0097】新サーバ23が登録された時点では、その
サーバ23上にはオブジェクトは存在しないが、管理サ
ーバ61を通して、分散環境上のすべてのオブジェクト
にアクセスすることができる。
【0098】次に、図9の各種サービスモジュール73
により提供されるユーザ管理、検索等のサービスについ
て説明する。このサービスモジュール73を設けること
で、上述した個人オブジェクトをユーザ管理に利用する
ことができる。
【0099】新規ユーザが登録される際に、ユーザ管理
用の個人オブジェクトを作成し、そこでパスワード等の
ユーザ情報を保持する。この個人オブジェクトは管理サ
ーバ61で管理され、ユーザが個人オブジェクトの存在
しない別のサーバ23からシステムにログインしたと
き、管理サーバ61がそのオブジェクトにアクセスし
て、ユーザ認証等を行う。
【0100】また、オブジェクトとリンクの情報を、ユ
ーザがシステムにログインした際のログイン画面に利用
することができる。例えば、個人オブジェクトからは、
図12に示したように、組織/プロジェクト、文書、プ
ロセスへのリンクが定義されている。そこで、ログイン
画面で、そのユーザの属する組織やプロジェクト、ユー
ザの文書、割り当てられているプロセスへのリンクを表
示することができる。
【0101】図16は、このようなログイン画面の例を
示している。この画面上で、ユーザが“ソフト研”をク
リックすると、“ソフト研”の組織オブジェクト93の
情報が表示され、“ブラウザ開発”または“サーバ開
発”をクリックすると、対応するプロジェクトオブジェ
クトの情報が表示される。また、“部会資料”または
“開発仕様書”をクリックすると、対応する文書オブジ
ェクトの情報が表示される。
【0102】さらに、サービスモジュール73は、検索
サービスも提供する。オブジェクト間のリンクは、図1
2のようなクラス間の関係として構成されているので、
それをたどることで、ある条件を満たすようなオブジェ
クトを検索することができる。例えば、組織/プロジェ
クトクラス83と文書クラス84の間のリンクを参照し
て、“ソフト研”に属している“議事録”をすべて検索
して表示することができる。
【0103】従来のWWWシステムの検索ツールは総当
たりの検索を行っているため、検索処理にかなりの時間
を要している。これに対して、本発明では、クラス間の
関係に基づくインテリジェントな検索が可能であり、検
索処理が効率よく行われる。
【0104】以上説明した実施形態では、一般に、ネッ
トワーク25上のすべてのオブジェクトを管理サーバ6
1に登録すると、そのデータ量は膨大になる。そこで、
オブジェクトの一部だけを管理サーバ61に登録するこ
とにより、ディレクトリ情報66の巨大化による処理効
率の劣化を防ぐことを考える。例えば、クラス情報に従
って、比較的上位に位置するようなオブジェクトのみを
管理サーバ61に登録しておき、それより下位のオブジ
ェクトにはリンクをたどることで到達するようにする。
【0105】図12の例では、例えば、サーバクラス8
2、組織/プロジェクトクラス83、および個人クラス
85のオブジェクトのみを、管理サーバ61に登録す
る。文書クラス84のオブジェクトは、一般に非常に多
くなるが、これには組織/プロジェクトクラス83や個
人クラス85のオブジェクトから、リンクをたどってア
クセスすることができる。
【0106】さらに、管理サーバ61によるディレクト
リ管理自体をなくしてしまうことも可能である。この場
合は、図9のレプリケーションモジュール72が、サー
バクラス82のオブジェクトの情報のみを、すべてのサ
ーバ23間でレプリケーションする。
【0107】レプリケートされたクラスやオブジェクト
の情報は、レプリケーション情報69として各サーバ2
3のデータベース24に格納される。これにより、ネッ
トワーク25上における各サーバ23の所在場所の情報
が、すべてのサーバ23によって共有される。
【0108】また、各オブジェクトには、それが存在す
るサーバ23のサーバオジェクトとの間のリンクを持た
せておく。これにより、サーバオブジェクトを経由し
て、各オブジェクトから他のすべてのオブジェクトにア
クセスすることが可能となる。
【0109】ネットワーク25上において、サーバ23
の追加はデータ更新ほど頻繁には発生しないので、サー
バオジェクトのレプリケーションも、それほど頻繁に行
う必要がない。したがって、このレプリケーション処理
を直接サーバ23間で行っても、システム全体の効率が
大きく低下することはない。
【0110】また、管理サーバ61の負荷が重いときに
は、ディレクトリ情報66の一部または全部を、各サー
バ23へレプリケートすることによって、各オブジェク
トへのアクセスを高速化することができる。この処理も
また、レプリケーションモジュール72により行われ、
レプリケートされた情報は、レプリケーション情報69
としてデータベース24に格納される。
【0111】各オブジェクトについても、同様のレプリ
ケーションが可能であり、それにより、アクセスが高速
化される。この場合、原本となるマスターオブジェクト
とそのレプリカ(コピー)のオブジェクトの間にはリン
クが張られる。
【0112】そして、クライアント21からレプリカの
情報の変更が要求されると、自動的にそのマスターオブ
ジェクトを持つサーバ23へ接続が切り替わり、マスタ
ーオブジェクトが更新される。その後、レプリケーショ
ン機能により、マスターオブジェクトの変更が、そのレ
プリカである他のオブジェクトに反映される。
【0113】次に、図17および図18を参照しなが
ら、ネットワーク・コンピューティングシステムの動作
をより詳細に説明する。図17は、ネットワーク・コン
ピューティングシステムの一般的な動作を示すフローチ
ャートである。まず、クライアント21のユーザがボタ
ンを押す等のユーザインタラクションが生じると(ステ
ップS11)、必要に応じて、ビューモジュール74が
サーバ23上のオブジェクトに対し、メソッドの実行を
要求する(ステップS12)。このとき、要求先のオブ
ジェクトの論理ID(サーバ名を含む)は、リンク情報
管理モジュール42から検索される。
【0114】次に、クライアント21の接続管理モジュ
ール41は、その論理IDを参照して、要求先のサーバ
23に接続しているかどうかを判定し(ステップS1
3)、そのサーバ23に接続していなければ、接続処理
を行ってメソッド実行の要求を通知する(ステップS1
4)。
【0115】次に、サーバ23の接続管理モジュール4
1は、オブジェクト管理テーブルを参照して、論理ID
をもとに要求先のオブジェクトを検索する(ステップS
15)。オブジェクト管理テーブルは、各オブジェクト
の論理IDをオブジェクトポインタに変換するための情
報を持ち、例えば、接続管理モジュール41内に保持さ
れている。こうして、検索されたオブジェクトが、要求
されたメソッドを実行する。
【0116】ここで、メソッド実行中に他のオブジェク
トのメソッドの実行要求があるかどうかがチェックされ
(ステップS16)、そのような要求があれば、接続中
のクライアント21に対して、そのメソッドの実行を依
頼する(ステップS17)。これにより、ステップS1
6以降の動作が繰り返される。
【0117】メソッド実行中に他のメソッドの実行要求
がなく、メソッド実行が終了すると、サーバ23から関
連するクライアント21に対して、各種の通知や情報送
信が実行される(ステップS18)。このとき、メソッ
ド実行により変更/追加されたオブジェクトの情報等が
クライアント21に送信される。
【0118】クライアント21のビューモジュール74
は、受け取った情報を用いてビューを変更し(ステップ
S19)、必要に応じて、リンク情報管理モジュール4
2のリンク情報も変更/追加する(ステップS20)。
こうして、変更された画面上で、新たなユーザインタラ
クションが生じると(ステップS11)、ステップS1
2以降の動作が繰り返される。
【0119】また、図18は、新規オブジェクトの作成
処理のフローチャートである。まず、ユーザがクライア
ント21のビュー上で、図14に示したような新規オブ
ジェクトの作成を指示する(ステップS21)。このと
き、クライアント21の接続管理モジュール41は、そ
のオブジェクトを格納すべきサーバ23のアドレス情報
を持っていなければ、接続中のサーバ23または管理サ
ーバ61からそれを取得する(ステップS22)。
【0120】次に、接続管理モジュール41は、オブジ
ェクトを格納すべきサーバ23のオブジェクト生成モジ
ュール71に対して、必要なリンク情報を送り、オブジ
ェクト格納メソッドの実行を要求する(ステップS2
3)。これを受けて、オブジェクト生成モジュール71
は、リンク情報を含む新規オブジェクトを生成して、デ
ータベース24に格納し、その論理IDをクライアント
21に返す。
【0121】次に、クライアント21は、作成された新
規オブジェクトに対してリンクを持つような他のオブジ
ェクトに、新規オブジェクトの論理IDを渡して、リン
ク追加メソッドの実行を要求する(ステップS24)。
この要求を受けたオブジェクトは、その論理IDを新た
なリンクとして追加する。
【0122】また、必要に応じて、クライアント21
は、管理サーバ61のディレクトリ情報管理モジュール
63に対して、新規オブジェクトの登録メソッドの実行
を要求する(ステップS25)。これを受けて、ディレ
クトリ情報管理モジュール63は、新規オブジェクトの
クラス名、オブジェクト名、アドレス情報等をディレク
トリ情報66に追加し、一連の処理が終了する。
【0123】このように、本発明においては、必要に応
じてサーバ側からクライアント側にリンク情報を送るこ
とにより、クライアントを介したメソッド・コールが行
われる。したがって、サーバ間で必要となる通信につい
ても、クライアント主導で行うことができ、従来のよう
な複雑な通信制御が不要となる。
【0124】実際、ネットワーク上のサーバのデータ更
新は、大抵の場合、クライアントのアクセスにより発生
することが多い。このとき、サーバは既にクライアント
と接続しているわけであるから、新たに他のサーバと接
続を確立するよりも、接続中のクライアントを介して通
信する方が合理的であるといえる。本発明は、このよう
なクライアント主導のサーバ間通信の枠組みを与えてい
る。
【0125】
【発明の効果】本発明によれば、分散システム上での情
報の追加、更新、および情報間のリンクの設定等が容易
に行えるようになる。したがって、これまで難しかった
大きな分散情報システムや企業モデルの構築が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネットワーク・コンピューティングシ
ステムの原理図である。
【図2】ネットワーク・コンピューティングシステムの
構成図である。
【図3】情報処理装置の構成図である。
【図4】サーバへの接続時の状態を示す図である。
【図5】他のサーバのオブジェクトへのアクセスを示す
図である。
【図6】他のサーバへの接続確立後の状態を示す図であ
る。
【図7】第1のサーバ間の情報交換を示す図である。
【図8】第2のサーバ間の情報交換を示す図である。
【図9】モジュール構成を示す図である。
【図10】ディレクトリ情報の例を示す図である。
【図11】クラス定義情報の例を示す図である。
【図12】企業モデルのクラス定義の例を示す図であ
る。
【図13】クライアントによるオブジェクト情報の参照
動作を示す図である。
【図14】オブジェクト情報の作成動作を示す図であ
る。
【図15】クライアント画面の例を示す図である。
【図16】ログイン画面の例を示す図である。
【図17】ネットワーク・コンピューティングの動作フ
ローチャートである。
【図18】オブジェクトの新規作成処理のフローチャー
トである。
【図19】従来のクライアント−サーバシステムの構成
図である。
【図20】従来の分散クライアント−サーバシステムの
構成図である。
【図21】WWWシステムの動作フローチャートであ
る。
【符号の説明】
1、21 クライアント 2、3、4 専用通信モジュール 5、23、91、92 アプリケーションサーバ 6、24、62 データベース 11、13 共通通信手段 12、14 接続管理手段 22 共通通信モジュール 25 ネットワーク 31 CPU 32 メモリ 33 入力装置 34 出力装置 35 外部記憶装置 36 媒体駆動装置 37 ネットワーク接続装置 38 バス 39 可搬記録媒体 41 接続管理モジュール 42 リンク情報管理モジュール 43、50、95 ユーザビュー 44、45、93、94 オブジェクト 46、47、48、49、51、52、53、54、9
6 ボタン 61 管理サーバ 63 ディレクトリ情報管理モジュール 64 クラス情報管理モジュール 65 新サーバ設定モジュール 66 ディレクトリ情報 67 クラス定義情報 68 オブジェクト情報 69 レプリケーション情報 70 リンク設定モジュール 71 オブジェクト生成モジュール 72 レプリケーションモジュール 73 各種サービスモジュール 74 ビューモジュール 81、82、83、84、85、86、87 クラス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金谷 延幸 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 大久保 隆夫 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 上原 三八 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークを介した分散システム
    において情報を管理するネットワーク・コンピューティ
    ングシステムであって、 前記ネットワーク上のクライアントと複数のサーバとの
    通信を制御し、該複数のサーバに共通にアクセス可能な
    共通通信手段と、 前記クライアントが前記複数のサーバのうちの第1のサ
    ーバに接続したとき、接続状態を保持したまま、必要に
    応じて前記複数のサーバのうちの第2のサーバに接続
    し、該クライアントに該第2のサーバからのサービスを
    受けさせる接続管理手段とを備えることを特徴とするネ
    ットワーク・コンピューティングシステム。
  2. 【請求項2】 前記クライアント側に設けられ、前記第
    1のサーバ内の情報と前記第2のサーバ内の情報との間
    のリンク情報を、該第1のサーバから受け取って管理す
    るリンク情報管理手段をさらに備え、前記接続管理手段
    は、前記リンク情報管理手段に保持された前記リンク情
    報を用いて、ネットワーク透過的に前記第2のサーバに
    接続することを特徴とする請求項1記載のネットワーク
    ・コンピューティングシステム。
  3. 【請求項3】 前記複数のサーバが、前記クライアント
    の前記リンク情報管理手段を利用して情報の交換を行
    い、前記ネットワーク上での複雑な処理を実現すること
    を特徴とする請求項2記載のネットワーク・コンピュー
    ティングシステム。
  4. 【請求項4】 前記接続状態は、前記第1のサーバ内の
    オブジェクトと第2のサーバ内のオブジェクトとの間で
    メソッド実行要求を送信することが可能な状態を表し、
    該第1のサーバからのメソッド実行要求を前記クライア
    ントを介して該第2のサーバに送ることで、該第1のサ
    ーバと第2のサーバの間で通信することなく、前記クラ
    イアントが該第2のサーバからのサービスを受けること
    を特徴とする請求項1記載のネットワーク・コンピュー
    ティングシステム。
  5. 【請求項5】 通信ネットワークを介した分散システム
    において情報を管理するネットワーク・コンピューティ
    ングシステムであって、 前記ネットワーク上の第1のサーバとクライアントとの
    通信を制御し、該クライアントからのアクセスを受け付
    ける共通通信手段と、 前記クライアントが前記第1のサーバとの接続状態を保
    持したまま、必要に応じて第2のサーバに接続し、該第
    2のサーバからのサービスを受けるためのリンク情報
    を、該クライアントに送信する接続管理手段とを備える
    ことを特徴とするネットワーク・コンピューティングシ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記ネットワーク上に分散した任意のサ
    ーバ上に、オブジェクトを生成するオブジェクト生成手
    段と、オブジェクト間のリンクを生成するリンク設定手
    段とをさらに備え、接続管理手段は、前記第1のサーバ
    内のオブジェクトと前記第2のサーバ内のオブジェクト
    との間のリンクに関する情報を、前記リンク情報とし
    て、前記クライアントに送信することを特徴とする請求
    項5記載のネットワーク・コンピューティングシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記リンク設定手段は、双方向のリンク
    を生成することを特徴とする請求項6記載のネットワー
    ク・コンピューティングシステム。
  8. 【請求項8】 各オブジェクトのクラス間の関係を定義
    するクラス定義情報を保持し、該クラス定義情報に基づ
    いて前記オブジェクト間のリンクを管理するクラス情報
    管理手段をさらに備えることを特徴とする請求項6記載
    のネットワーク・コンピューティングシステム。
  9. 【請求項9】 前記クラス情報管理手段は、クラス間の
    階層構造を持つような前記クラス定義情報を保持するこ
    とを特徴とする請求項8記載のネットワーク・コンピュ
    ーティングシステム。
  10. 【請求項10】 前記クラス情報管理手段は、企業活動
    に関する組織、個人、プロセス、および文書のうち少な
    くとも1つ以上のクラスを定義し、前記分散システム上
    で企業モデルを構築することを特徴とする請求項9記載
    のネットワーク・コンピューティングシステム。
  11. 【請求項11】 前記ネットワーク上における各オブジ
    ェクトの所在場所に関するディレクトリ情報を保持し、
    該ディレクトリ情報を管理するディレクトリ情報管理手
    段をさらに備えることを特徴とする請求項6記載のネッ
    トワーク・コンピューティングシステム。
  12. 【請求項12】 前記ディレクトリ情報管理手段は、一
    部のオブジェクトのディレクトリ情報のみを保持するこ
    とで、該ディレクトリ情報の量を削減することを特徴と
    する請求項11記載のネットワーク・コンピューティン
    グシステム。
  13. 【請求項13】 前記ディレクトリ情報の一部をサーバ
    間でレプリケートするレプリケーション手段をさらに備
    えることを特徴とする請求項11記載のネットワーク・
    コンピューティングシステム。
  14. 【請求項14】 各サーバ内のオブジェクトの一部をサ
    ーバ間でレプリケートするレプリケーション手段をさら
    に備えることを特徴とする請求項6記載のネットワーク
    ・コンピューティングシステム。
  15. 【請求項15】 レプリケートされたオブジェクトの更
    新処理時に、該オブジェクトのマスターオブジェクトに
    自動的に接続を切り替えて、該マスターオブジェクトを
    更新する手段をさらに備えることを特徴とする請求項1
    4記載のネットワーク・コンピューティングシステム。
  16. 【請求項16】 前記ネットワーク上における各サーバ
    の所在場所に関する情報をサーバ間で共有させ、該所在
    場所に関する情報を用いて各オブジェクトの管理を行う
    手段をさらに備えることを特徴とする請求項6記載のネ
    ットワーク・コンピューティングシステム。
  17. 【請求項17】 前記分散システムに、前記オブジェク
    ト生成手段とリンク設定手段を持つ新しいサーバを登録
    する新サーバ設定手段をさらに備えることを特徴とする
    請求項6記載のネットワーク・コンピューティングシス
    テム。
  18. 【請求項18】 ユーザ情報に関するオブジェクトを利
    用して、前記分散システムにおけるユーザ管理を行う手
    段をさらに備えることを特徴とする請求項6記載のネッ
    トワーク・コンピューティングシステム。
  19. 【請求項19】 前記リンク情報を用いて情報検索サー
    ビスを行う手段をさらに備えることを特徴とする請求項
    6記載のネットワーク・コンピューティングシステム。
  20. 【請求項20】 通信ネットワークを介した分散システ
    ムにおいて情報を管理するためのプログラムを記録した
    記録媒体であって、 前記ネットワーク上のクライアントと複数のサーバとの
    通信を制御し、該複数のサーバに共通にアクセスする機
    能と、 前記クライアントが前記複数のサーバのうちの第1のサ
    ーバに接続したとき、接続状態を保持したまま、必要に
    応じて前記複数のサーバのうちの第2のサーバに接続
    し、該クライアントに該第2のサーバからのサービスを
    受けさせる機能とをコンピュータに実現させるためのプ
    ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  21. 【請求項21】 通信ネットワークを介した分散システ
    ムにおいて情報を管理するためのプログラムを記録した
    記録媒体であって、 前記ネットワーク上の第1のサーバとクライアントとの
    通信を制御し、該クライアントからのアクセスを受け付
    ける機能と、 前記クライアントが前記第1のサーバとの接続状態を保
    持したまま、必要に応じて第2のサーバに接続し、該第
    2のサーバからのサービスを受けるためのリンク情報
    を、該クライアントに送信する機能とをコンピュータに
    実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
  22. 【請求項22】 通信ネットワークを介した分散システ
    ムにおいて情報を管理するネットワーク・コンピューテ
    ィング方法であって、 前記ネットワーク上のクライアントが、該ネットワーク
    上の複数のサーバに共通にアクセスするように通信を制
    御し、 前記クライアントが前記複数のサーバのうちの第1のサ
    ーバに接続したとき、接続状態を保持したまま、必要に
    応じて前記複数のサーバのうちの第2のサーバに接続す
    るように通信を制御して、該クライアントに該第2のサ
    ーバからのサービスを受けさせることを特徴とするネッ
    トワーク・コンピューティング方法。
  23. 【請求項23】 前記第2のサーバからのサービスを受
    けるためのリンク情報を、前記第1のサーバから前記ク
    ライアントに送信することを特徴とする請求項22記載
    のネットワーク・コンピューティング方法。
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