JPH10302293A - 光情報記録装置および方法、光情報再生装置および方法ならびに光情報記録媒体 - Google Patents

光情報記録装置および方法、光情報再生装置および方法ならびに光情報記録媒体

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JPH10302293A
JPH10302293A JP9104615A JP10461597A JPH10302293A JP H10302293 A JPH10302293 A JP H10302293A JP 9104615 A JP9104615 A JP 9104615A JP 10461597 A JP10461597 A JP 10461597A JP H10302293 A JPH10302293 A JP H10302293A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホログラフィを利用しながら、情報再生の精
度を向上させることができるようにする。 【解決手段】 記録時は、レーザ光を、空間光変調器1
6によって偏光方向の違いによって変調して互いに相補
的なパターンを有する2つの光束を生成し、この2つの
光束を、収束位置を異ならせてホログラム層3に照射し
て干渉パターンを記録する。再生時は、ホログラム層3
に参照光を照射し、この参照光によって発生する1次的
な再生光と、この1次的な再生光が反射膜5で反射した
光を2次的な参照光として発生する2次的な再生光とを
発生させ、各再生光のパターンをCCDアレイ93,1
8によって検出し、両CCDアレイ18,93の出力信
号を用いた差動検出によって情報を再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホログラフィを利
用して光情報記録媒体に情報を記録する光情報記録装置
および方法、ホログラフィを利用して光情報記録媒体か
ら情報を再生する光情報再生装置および方法、ならびに
これら光情報記録装置および方法または光情報再生装置
および方法で利用される光情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ホログラフィを利用して記録媒体に情報
を記録するホログラフィック記録は、一般的に、イメー
ジ情報を持った光と参照光とを記録媒体の内部で重ね合
わせ、そのときにできる干渉縞を記録媒体に書き込むこ
とによって行われる。記録された情報の再生時には、そ
の記録媒体に参照光を照射することにより、干渉縞によ
る回折によりイメージ情報が再生される。
【0003】近年では、超高密度光記録のために、ボリ
ュームホログラフィ、特にデジタルボリュームホログラ
フィが実用域で開発され注目を集めている。ボリューム
ホログラフィとは、記録媒体の厚み方向も積極的に活用
して、3次元的に干渉縞を書き込む方式であり、厚みを
増すことで回折効率を高め、多重記録を用いて記憶容量
の増大を図ることができるという特徴がある。そして、
デジタルボリュームホログラフィとは、ボリュームホロ
グラフィと同様の記録媒体と記録方式を用いつつも、記
録するイメージ情報は2値化したデジタルパターンに限
定した、コンピュータ指向のホログラフィック記録方式
である。このデジタルボリュームホログラフィでは、例
えばアナログ的な絵のような画像情報も、一旦デジタイ
ズして、2次元デジタルパターン情報に展開し、これを
イメージ情報として記録する。再生時は、このデジタル
パターン情報を読み出してデコードすることで、元の画
像情報に戻して表示する。これにより、再生時にSN比
(信号対雑音比)が多少悪くても、微分検出を行った
り、2値化データをコード化しエラー訂正を行ったりす
ることで、極めて忠実に元の情報を再現することが可能
になる。
【0004】図23は、従来のデジタルボリュームホロ
グラフィにおける記録再生系の概略の構成を示す斜視図
である。この記録再生系は、2次元デジタルパターン情
報に基づく情報光102を発生させる空間光変調器10
1と、この空間光変調器101からの情報光102を集
光して、ホログラム記録媒体100に対して照射するレ
ンズ103と、ホログラム記録媒体100に対して情報
光102と略直交する方向から参照光104を照射する
参照光照射手段(図示せず)と、再生された2次元デジ
タルパターン情報を検出するためのCCD(電荷結合素
子)アレイ107と、ホログラム記録媒体100から出
射される再生光105を集光してCCDアレイ107上
に照射するレンズ106とを備えている。ホログラム記
録媒体100には、LiNbO3 等の結晶が用いられ
る。
【0005】図23に示した記録再生系では、記録時に
は、記録する原画像等の情報をデジタイズし、その0か
1かの信号を更に2次元に配置して2次元デジタルパタ
ーン情報を生成する。一つの2次元デジタルパターン情
報をページデータと言う。ここでは、#1〜#nのペー
ジデータを、同じホログラム記録媒体100に多重記録
するものとする。この場合、まず、ページデータ#1に
基づいて、空間光変調器101によって画素毎に透過か
遮光かを選択することで、空間的に変調された情報光1
02を生成し、レンズ103を介してホログラム記録媒
体100に照射する。同時に、ホログラム記録媒体10
0に、情報光102と略直交する方向θ1から参照光1
04を照射して、ホログラム記録媒体100の内部で、
情報光102と参照光104との重ね合わせによってで
きる干渉縞を記録する。なお、回折効率を高めるため
に、参照光104は、シリンドリカルレンズ等により偏
平ビームに変形し、干渉縞がホログラム記録媒体100
の厚み方向にまで渡って記録されるようにする。次のペ
ージデータ#2の記録時には、θ1と異なる角度θ2か
ら参照光104を照射し、この参照光104と情報光1
02とを重ね合わせることによって、同じホログラム記
録媒体100に対して情報を多重記録することができ
る。同様に、他のページデータ#3〜#nの記録時に
は、それぞれ異なる角度θ3〜θnから参照光104を
照射して、情報を多重記録する。このように情報が多重
記録されたホログラムをスタックと呼ぶ。図23に示し
た例では、ホログラム記録媒体100は複数のスタック
(スタック1,スタック2,…,スタックm,…)を有
している。
【0006】スタックから任意のページデータを再生す
るには、そのページデータを記録した際と同じ入射角度
の参照光104を、そのスタックに照射してやれば良
い。そうすると、その参照光104は、そのページデー
タに対応した干渉縞によって選択的に回折され、再生光
105が発生する。この再生光105は、レンズ106
を介してCCDアレイ107に入射し、再生光の2次元
パターンがCCDアレイ107によって検出される。そ
して、検出した再生光の2次元パターンを、記録時とは
逆にデコードすることで原画像等の情報が再生される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図23に示したような
従来のデジタルボリュームホログラフィの記録再生方法
では、記録時における情報光の2次元パターンのコント
ラストに比べて再生光の2次元パターンのコントラスト
が低下すると共に、再生光にはノイズ、特に直流ノイズ
が重畳するため、S/N比が低下し、情報再生の精度が
低くなるという問題点があった。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、ホログラフィを利用しながら、情報
再生の精度を向上させることを可能とした光情報記録装
置および方法、光情報再生装置および方法、ならびに光
情報記録媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の光情報記録装置
は、ホログラフィを利用して情報が記録される情報記録
層を備えた光情報記録媒体に対して情報を記録するため
の光情報記録装置であって、光情報記録媒体に照射され
る光束を出射する光源と、この光源から出射された光束
の少なくとも一部を空間的に変調して、互いに相補的な
パターンを有する2つの光束を生成する空間変調手段
と、情報記録層に、空間変調手段によって生成された2
つの光束の干渉による干渉パターンによって情報が記録
されるように、空間変調手段によって生成された2つの
光束を情報記録層に対して照射する記録光学系とを備え
たものである。
【0010】本発明の光情報再生装置は、ホログラフィ
を利用して、互いに相補的なパターンを有する2つの光
束の干渉による干渉パターンによって情報が記録された
情報記録層を備えた光情報記録媒体より情報を再生する
ための光情報再生装置であって、情報記録層より記録時
における2つの光束に対応する2つの再生光が発生され
るように、情報記録層に再生用照射光を照射する照射手
段と、この照射手段によって再生用照射光が照射される
ことによって情報記録層より発生される2つの再生光の
パターンに対応する各信号を検出する検出手段と、この
検出手段によって検出される各信号の差に基づいて、情
報記録層に記録された情報を再生する情報再生手段とを
備えたものである。
【0011】本発明の光情報記録方法は、ホログラフィ
を利用して情報が記録される情報記録層を備えた光情報
記録媒体に対して情報を記録するための光情報記録方法
であって、光源から出射された光束の少なくとも一部を
空間的に変調して、互いに相補的なパターンを有する2
つの光束を生成し、生成された2つの光束の干渉による
干渉パターンによって情報が記録されるように、2つの
光束を情報記録層に対して照射するものである。
【0012】本発明の光情報再生方法は、ホログラフィ
を利用して、互いに相補的なパターンを有する2つの光
束の干渉による干渉パターンによって情報が記録された
情報記録層を備えた光情報記録媒体より情報を再生する
ための光情報再生方法であって、情報記録層より記録時
における2つの光束に対応する2つの再生光が発生され
るように、情報記録層に再生用照射光を照射し、再生用
照射光が照射されることによって情報記録層より発生さ
れる2つの再生光のパターンに対応する各信号を検出
し、検出される各信号の差に基づいて、情報記録層に記
録された情報を再生するものである。
【0013】本発明の光情報記録媒体は、ホログラフィ
を利用して、互いに相補的なパターンを有する2つの光
束の干渉による干渉パターンによって情報が記録された
情報記録層を備えたものである。
【0014】本発明の光情報記録装置では、空間変調手
段によって、光源から出射された光束の少なくとも一部
が空間的に変調されて、互いに相補的なパターンを有す
る2つの光束が生成され、この2つの光束は、記録光学
系によって情報記録層に対して照射され、2つの光束の
干渉による干渉パターンによって情報記録層に情報が記
録される。
【0015】本発明の光情報再生装置では、照射手段に
よって、情報記録層より記録時における互いに相補的な
パターンを有する2つの光束に対応する2つの再生光が
発生されるように、情報記録層に再生用照射光が照射さ
れ、この再生用照射光が照射されることによって情報記
録層より発生される2つの再生光のパターンに対応する
各信号が検出手段によって検出され、この検出される各
信号の差に基づいて、情報再生手段によって、情報記録
層に記録された情報が再生される。
【0016】本発明の光情報記録方法では、光源から出
射された光束の少なくとも一部が空間的に変調されて、
互いに相補的なパターンを有する2つの光束が生成さ
れ、この2つの光束が情報記録層に対して照射され、2
つの光束の干渉による干渉パターンによって情報記録層
に情報が記録される。
【0017】本発明の光情報再生方法では、情報記録層
より記録時における互いに相補的なパターンを有する2
つの光束に対応する2つの再生光が発生されるように、
情報記録層に再生用照射光が照射され、この再生用照射
光が照射されることによって情報記録層より発生される
2つの再生光のパターンに対応する各信号が検出され、
この検出される各信号の差に基づいて、情報記録層に記
録された情報が再生される。
【0018】本発明の光情報記録媒体では、互いに相補
的なパターンを有する2つの光束の干渉による干渉パタ
ーンによって、情報記録層に情報が記録される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一
実施の形態に係る光情報記録装置および光情報再生装置
としての光情報記録再生装置におけるピックアップと本
発明の一実施の形態に係る光情報記録媒体の構成を示す
説明図、図2は本実施の形態に係る光情報記録再生装置
の全体構成を示すブロック図である。
【0020】始めに、図1を参照して、本実施の形態に
係る光情報記録媒体の構成について説明する。この光情
報記録媒体1は、ポリカーボネート等によって形成され
た円板状の透明基板2の一面に、ボリュームホログラフ
ィを利用して情報が記録される情報記録層としてのホロ
グラム層3と、反射膜5と、保護層4とを、この順番で
積層して構成されている。ホログラム層3と保護層4と
の境界面には、半径方向に線状に延びる複数の位置決め
領域としてのアドレス・サーボエリア6が所定の角度間
隔で設けられ、隣り合うアドレス・サーボエリア6間の
扇形の区間がデータエリア7になっている。アドレス・
サーボエリア6には、サンプルドサーボ方式によってフ
ォーカスサーボおよびトラッキングサーボを行うための
情報とアドレス情報とが、予めエンボスピット等によっ
て記録されている。なお、フォーカスサーボは、反射膜
5の反射面を用いて行うことができる。トラッキングサ
ーボを行うための情報としては、例えばウォプルピット
を用いることができる。透明基板2は例えば0.6mm
以下の適宜の厚み、ホログラム層3は例えば10μm以
上の適宜の厚みとする。ホログラム層3は、光が照射さ
れたときに光の強度に応じて屈折率,誘電率,反射率等
の光学的特性が変化するホログラム材料によって形成さ
れている。ホログラム材料としては、例えば、デュポン
(Dupont)社製フォトポリマ(photopol
ymers)HRF−600(製品名)等が使用され
る。反射膜5は、例えばアルミニウムによって形成され
ている。
【0021】次に、本実施の形態に係る光情報記録再生
装置の構成について説明する。この光情報記録再生装置
10は、図2に示したように、光情報記録媒体1が取り
付けられるスピンドル81と、このスピンドル81を回
転させるスピンドルモータ82と、光情報記録媒体1の
回転数を所定の値に保つようにスピンドルモータ82を
制御するスピンドルサーボ回路83とを備えている。光
情報記録再生装置10は、更に、光情報記録媒体1に対
して情報光と記録用参照光とを照射して情報を記録する
と共に、光情報記録媒体1に対して再生用参照光を照射
し、再生光を検出して、光情報記録媒体1に記録されて
いる情報を再生するためのピックアップ11と、このピ
ックアップ11を光情報記録媒体1の半径方向に移動可
能とする駆動装置84とを備えている。
【0022】光情報記録再生装置10は、更に、ピック
アップ11の出力信号よりフォーカスエラー信号FE,
トラッキングエラー信号TEおよび再生信号RFを検出
するための検出回路85と、この検出回路85によって
検出されるフォーカスエラー信号FEに基づいて、ピッ
クアップ11内のアクチュエータを駆動して対物レンズ
を光情報記録媒体1の厚み方向に移動させてフォーカス
サーボを行うフォーカスサーボ回路86と、検出回路8
5によって検出されるトラッキングエラー信号TEに基
づいてピックアップ11内のアクチュエータを駆動して
対物レンズを光情報記録媒体1の半径方向に移動させて
トラッキングサーボを行うトラッキングサーボ回路87
と、トラッキングエラー信号TEおよび後述するコント
ローラからの指令に基づいて駆動装置84を制御してピ
ックアップ11を光情報記録媒体1の半径方向に移動さ
せるスライドサーボを行うスライドサーボ回路88とを
備えている。
【0023】光情報記録再生装置10は、更に、ピック
アップ11内の後述する2つのCCDアレイの出力デー
タをデコードして、光情報記録媒体1のデータエリア7
に記録されたデータを再生したり、検出回路85からの
再生信号RFより基本クロックを再生したりアドレスを
判別したりする信号処理回路89と、光情報記録再生装
置10の全体を制御するコントローラ90とを備えてい
る。コントローラ90は、信号処理回路89より出力さ
れる基本クロックやアドレス情報を入力すると共に、ピ
ックアップ11,スピンドルサーボ回路83およびスラ
イドサーボ回路88等を制御するようになっている。ス
ピンドルサーボ回路83は、信号処理回路89より出力
される基本クロックを入力するようになっている。
【0024】図1に示したように、ピックアップ11
は、スピンドル81に光情報記録媒体1が固定されたと
きに、光情報記録媒体1の透明基板2側に対向する対物
レンズ12と、この対物レンズ12を光情報記録媒体1
の厚み方向および半径方向に移動可能なアクチュエータ
13と、対物レンズ12における光情報記録媒体1の反
対側に、対物レンズ12側から順に配設された2分割旋
光板14,S偏光ホログラム15,空間光変調器16,
P偏光ホログラム28,偏光ビームスプリッタ17およ
びCCDアレイ18とを備えている。ピックアップ11
は、更に、偏光ビームスプリッタ17の側方に配設され
たレーザカプラ20と、このレーザカプラ20と偏光ビ
ームスプリッタ17との間に、レーザカプラ20側より
順に配設されたコリメータレンズ19およびビームスプ
リッタ92と、ビームスプリッタ92の側方に配設され
たCCDアレイ93とを備えている。S偏光ホログラム
15は、本発明における分離手段に対応する。ビームス
プリッタ92は、入射光の光量の半分を透過し半分を反
射する光学素子である。CCDアレイ18,93の各出
力信号は、図2における信号処理回路83に入力される
ようになっている。
【0025】レーザカプラ20は、S偏光のレーザ光を
出射し、このレーザ光は、コリメータレンズ19によっ
て平行光束とされ、ビームスプリッタ92に入射し、そ
の光量の半分がビームスプリッタ92を透過して、偏光
ビームスプリッタ17に入射し、この偏光ビームスプリ
ッタ17で反射されて、P偏光ホログラム28,空間光
変調器16,S偏光ホログラム15および2分割旋光板
14を順に通過した後、対物レンズ12によって集光さ
れて、光情報記録媒体1に照射されるようになってい
る。また、光情報記録媒体1からの戻り光は、対物レン
ズ12,2分割旋光板14,S偏光ホログラム15,空
間光変調器16およびP偏光ホログラム28を順に通過
した後、偏光ビームスプリッタ17に入射し、そのうち
のP偏光の光は偏光ビームスプリッタ17を透過してC
CDアレイ18に入射し、S偏光の光は偏光ビームスプ
リッタ17で反射されてビームスプリッタ92に入射
し、その光量の半分がビームスプリッタ92で反射され
てCCDアレイ93に入射するようになっている。な
お、S偏光とは偏光方向が入射面(図1の紙面)に垂直
な直線偏光であり、P偏光とは偏光方向が入射面に平行
な直線偏光である。
【0026】2分割旋光板14は、図1において光軸の
左側部分に配置された旋光板14Lと、図1において光
軸の右側部分に配置された旋光板14Rとを有してい
る。旋光板14L,14Rは、それぞれ例えば2枚の透
明電極基板間に液晶を封入して構成されている。旋光板
14Lは、2枚の透明電極基板間に電圧を印加しない
(以下、オフにすると言う。)と偏光方向を+45°回
転させ、2枚の透明電極基板間に電圧を印加する(以
下、オンにすると言う。)と偏光方向を回転させないよ
うになっている。一方、旋光板14Rは、オフにすると
偏光方向を−45°回転させ、オンにすると偏光方向を
回転させないようになっている。
【0027】S偏光ホログラム15は、S偏光に対して
のみ、光を収束させるレンズ機能を有している。そし
て、空間光変調器16側より平行光束のP偏光がS偏光
ホログラム15に入射した場合には、このP偏光は平行
光束のままS偏光ホログラム15を通過し、対物レンズ
12によって集光されて光情報記録媒体1に照射され、
収束しながらホログラム層3を通過してホログラム層3
と保護層4との境界面上で最も小径となるように収束す
るようになっている。一方、空間光変調器16側より平
行光束のS偏光がS偏光ホログラム15に入射した場合
には、このS偏光はS偏光ホログラム15によって若干
収束された後、対物レンズ12によって集光されて光情
報記録媒体1に照射され、ホログラム層3と保護層4と
の境界面よりも手前側で一旦最も小径となるように収束
した後、発散しながらホログラム層3を通過するように
なっている。一方、P偏光ホログラム28は、P偏光に
対してのみ、光を収束させるレンズ機能を有している。
【0028】空間光変調器16は、格子状に配列された
多数の画素を有し、各画素毎に出射光の偏光方向を選択
することによって、偏光方向の違いによって光を空間的
に変調することができるようになっている。空間光変調
器16は、具体的には、例えば、液晶の旋光性を利用し
た液晶表示素子において偏光板を除いたものと同等の構
成である。ここでは、空間光変調器16は、各画素毎
に、オフにすると偏光方向を+90°回転させ、オンに
すると偏光方向を回転させないようになっている。空間
光変調器16における液晶としては、例えば、応答速度
の速い(μ秒のオーダ)強誘電液晶を用いることができ
る。これにより、高速な記録が可能となり、例えば、1
ページ分の情報を数μ以下で記録することが可能とな
る。
【0029】図3は図1におけるレーザカプラ20の構
成を示す斜視図、図4はレーザカプラ20の側面図であ
る。これらの図に示したように、レーザカプラ20は、
フォトディテクタ25,26が形成された半導体基板2
1と、この半導体基板21上においてフォトディテクタ
25,26を覆うように配置され、半導体基板21上に
接合されたプリズム22と、半導体基板21上において
フォトディテクタ25,26が形成された位置と異なる
位置に配置され、半導体基板21上に接合された半導体
素子23と、この半導体素子23上に接合された半導体
レーザ24とを備えている。半導体レーザ24は、プリ
ズム22側に向けて水平方向に前方レーザ光を出射する
と共に、前方レーザ光と反対方向に後方レーザ光を出射
するようになっている。プリズム22の半導体レーザ2
4側には斜面が形成され、この斜面は、半導体レーザ2
4からの前方レーザ光の一部を反射して、半導体基板2
1に対して垂直な方向に出射すると共に、光情報記録媒
体1からの戻り光の一部を透過する半反射面22aにな
っている。また、プリズム22の上面は、図4に示した
ようにプリズム22内を通過する光を全反射する全反射
面22bになっている。半導体素子23には、半導体レ
ーザ24からの後方レーザ光を受光するフォトディテク
タ27が形成されている。このフォトディテクタ27の
出力信号は、半導体レーザ24の出力を自動調整するた
めに用いられるようになっている。半導体基板21に
は、各種のアンプやその他の電子部品が内蔵されてい
る。半導体素子23には、半導体レーザ24を駆動する
アンプ等の電子部品が内蔵されている。
【0030】図3および図4に示したレーザカプラ20
では、半導体レーザ24からの前方レーザ光は、一部が
プリズム22の半反射面22aで反射されて、図1にお
けるコリメータレンズ19に入射するようになってい
る。また、コリメータレンズ19によって集光された光
情報記録媒体1からの戻り光は、一部がプリズム22の
半反射面22aを透過して、プリズム22内に導かれ、
フォトディテクタ25に向かうようになっている。フォ
トディテクタ25上には半反射膜が形成されており、プ
リズム22内に導かれた光の一部は、フォトディテクタ
25上の半反射膜を透過してフォトディテクタ25に入
射し、残りの一部はフォトディテクタ25上の半反射膜
で反射され、更にプリズム22の全反射面22bで反射
されてフォトディテクタ26に入射するようになってい
る。
【0031】ここで、図4に示したように、プリズム2
2内に導かれた光は、フォトディテクタ25,26間の
光路の途中で一旦最も小径となるように収束するように
なっている。そして、レーザカプラ20からの光が光情
報記録媒体1におけるホログラム層3と保護層4の境界
面上で最も小径となるように収束する合焦状態のときに
はフォトディテクタ25,26に対する入射光の径が等
しくなり、合焦状態から外れたときにはフォトディテク
タ25,26に対する入射光の径が異なるようになって
いる。フォトディテクタ25,26に対する入射光の径
の変化は、互いに逆方向になるため、フォトディテクタ
25,26に対する入射光の径の変化に応じた信号を検
出することによってフォーカスエラー信号を得ることが
できる。図3に示したように、フォトディテクタ25,
26は、それぞれ3分割された受光部を有している。フ
ォトディテクタ25における受光部をA1,C1,B
1、フォトディテクタ26における受光部をA2,C
2,B2とする。C1,C2は、それぞれ、A1,B1
間、A2,B2間の中央部分の受光部である。また、各
受光部間の分割線は、光情報記録媒体1におけるトラッ
ク方向に対応する方向と平行になるように配置されてい
る。従って、受光部A1,B1間およびA2,B2間の
出力の差から、プュッシュプル法によってトラッキング
エラー信号を得ることができる。
【0032】なお、レーザカプラ20内の半導体レーザ
24の出力の制御や、2分割旋光板14および空間光変
調器16の制御は、それぞれ、図1におけるコントロー
ラ90の制御の下で、図示しない駆動回路によって行わ
れるようになっている。
【0033】図5は、フォトディテクタ25,26の出
力に基づいて、フォーカスエラー信号,トラッキングエ
ラー信号および再生信号を検出するための検出回路85
の構成を示すブロック図である。この検出回路85は、
フォトディテクタ25の受光部A1,B1の各出力を加
算する加算器31と、この加算器31の出力の利得を調
整する利得調整アンプ32と、フォトディテクタ25の
受光部C1の出力の利得を調整する利得調整アンプ33
と、利得調整アンプ32の出力と利得調整アンプ33の
出力との差を演算する減算器34と、フォトディテクタ
26の受光部A2,B2の各出力を加算する加算器35
と、この加算器35の出力の利得を調整する利得調整ア
ンプ36と、フォトディテクタ26の受光部C2の出力
の利得を調整する利得調整アンプ37と、利得調整アン
プ36の出力と利得調整アンプ37の出力との差を演算
する減算器38と、減算器34の出力と減算器38の出
力との差を演算してフォーカスエラー信号FEを生成す
る減算器39とを備えている。
【0034】検出回路85は、更に、フォトディテクタ
25の受光部A1の出力と受光部B1の出力との差を演
算する減算器40と、フォトディテクタ26の受光部A
2の出力と受光部B2の出力との差を演算する減算器4
1と、減算器40の出力と減算器41の出力との差を演
算してトラッキングエラー信号TEを生成する減算器4
2とを備えている。検出回路85は、更に、加算器31
の出力と受光部C1の出力とを加算する加算器43と、
加算器35の出力と受光部C2の出力とを加算する加算
器44と、加算器43の出力と加算器44の出力とを加
算して再生信号RFを生成する加算器45とを備えてい
る。なお、本実施の形態では、再生信号RFは、光情報
記録媒体1におけるアドレス・サーボエリア6に記録さ
れた情報を再生した信号である。
【0035】次に、本実施の形態に係る光情報記録再生
装置および光情報記録媒体の作用について、サーボ時、
記録時、再生時に分けて、順に説明する。なお、サーボ
時、記録時、再生時のいずれのときも、光情報記録媒体
1は規定の回転数を保つように制御されてスピンドルモ
ータ82によって回転される。
【0036】まず、サーボ時の作用について説明する。
図6はサーボ時におけるピックアップ11の状態を示す
説明図、図8はサーボ時における光の状態を示す説明図
である。これらの図に示したように、サーボ時には、空
間光変調器16の全画素がオフにされ、2分割旋光板1
4の各旋光板14L,14Rはオンにされる。レーザカ
プラ20の出射光の出力は、再生用の低出力に設定され
る。なお、コントローラ90は、再生信号RFより再生
された基本クロックに基づいて、対物レンズ12の出射
光がアドレス・サーボエリア6を通過するタイミングを
予測し、対物レンズ12の出射光がアドレス・サーボエ
リア6を通過する間、上記の設定とする。
【0037】レーザカプラ20から出射されたS偏光の
レーザ光は、コリメータレンズ19によって平行光束と
され、ビームスプリッタ92に入射し、その光量の半分
がビームスプリッタ92を透過して、偏光ビームスプリ
ッタ17に入射し、この偏光ビームスプリッタ17で反
射され、何ら影響を受けずにP偏光ホログラム28を通
過し、空間光変調器16に入射する。ここで、空間光変
調器16の全画素がオフにされているので、空間光変調
器16を通過した後の光は、偏光方向が+90°回転さ
れてP偏光となる。なお、図8において符号51で示し
た記号はS偏光を表し、符号52で示した記号はP偏光
を表している。空間光変調器16を通過した後のP偏光
の光は、何ら影響を受けずにS偏光ホログラム15を通
過し、2分割旋光板14に入射する。ここで、2分割旋
光板14の旋光板14L,14Rは共にオンにされてい
るので、光は何ら影響を受けずに2分割旋光板14を通
過する。2分割旋光板14を通過した光は、対物レンズ
12によって集光されて、光情報記録媒体1におけるホ
ログラム層3と保護層4の境界面上で最も小径となるよ
うに収束するように、情報記録媒体1に照射される。こ
の光は、情報記録媒体1の反射膜5で反射され、その
際、アドレス・サーボエリア6におけるエンボスピット
によって変調されて、対物レンズ12側に戻ってくる。
この戻り光は、対物レンズ12で平行光束とされ、何ら
影響を受けずに2分割旋光板14およびS偏光ホログラ
ム15を通過し、空間光変調器16に入射し、ここで、
偏光方向が回転されて再びS偏光とされ、何ら影響を受
けずにP偏光ホログラム28を通過し、偏光ビームスプ
リッタ17で反射されて、ビームスプリッタ92に入射
し、その光量の半分がビームスプリッタ92を透過し
て、レーザカプラ20に入射し、フォトディテクタ2
5,26によって検出される。そして、このフォトディ
テクタ25,26の出力に基づいて、図5に示した検出
回路85によって、フォーカスエラー信号FE,トラッ
キングエラー信号TEおよび再生信号RFが生成され、
これらの信号に基づいて、フォーカスサーボおよびトラ
ッキングサーボが行われると共に、基本クロックの再生
およびアドレスの判別が行われる。
【0038】なお、上記のサーボ時における設定では、
ピックアップ11の構成は、CD(コンパクト・ディス
ク)やDVD(デジタル・ビデオ・ディスク)やHS
(ハイパー・ストレージ・ディスク)等の通常の光ディ
スクに対する記録,再生用のピックアップの構成と同様
になる。従って、本実施の形態における光情報記録再生
装置10では、通常の光ディスク装置との互換性を持た
せるように構成することも可能である。
【0039】ここで、後の説明で使用するA偏光および
B偏光を以下のように定義する。すなわち、図7に示し
たように、A偏光はS偏光を−45°またはP偏光を+
45°偏光方向を回転させた直線偏光とし、B偏光はS
偏光を+45°またはP偏光を−45°偏光方向を回転
させた直線偏光とする。A偏光とB偏光は、互いに偏光
方向が直交している。
【0040】次に、記録時の作用について説明する。図
9は記録時におけるピックアップ11の状態を示す説明
図、図10および図11は記録時における光の状態を示
す説明図である。これらの図に示したように、記録時に
は、空間光変調器16は、記録する情報に応じて各画素
毎にオフとオンを選択する。本実施の形態では、2画素
で1ビットの情報を表現する。この場合、必ず、1ビッ
トの情報に対応する2画素のうちの一方をオン、他方を
オフとする。また、2分割旋光板14の旋光板14L,
14Rは共にオフにされる。レーザカプラ20の出射光
の出力は、パルス的に記録用の高出力にされる。なお、
コントローラ90は、再生信号RFより再生された基本
クロックに基づいて、対物レンズ12の出射光がデータ
エリア7を通過するタイミングを予測し、対物レンズ1
2の出射光がデータエリア7を通過する間、上記の設定
とする。対物レンズ12の出射光がデータエリア7を通
過する間は、フォーカスサーボおよびトラッキングサー
ボは行われず、対物レンズ12は固定されている。
【0041】レーザカプラ20から出射されたS偏光の
レーザ光は、コリメータレンズ19によって平行光束と
され、ビームスプリッタ92に入射し、その光量の半分
がビームスプリッタ92を透過して、偏光ビームスプリ
ッタ17に入射し、この偏光ビームスプリッタ17で反
射され、何ら影響を受けずにP偏光ホログラム28を通
過し、空間光変調器16に入射する。ここで、空間光変
調器16のうちオンにされている画素を通過した光は偏
光方向が回転されずにS偏光のままとなり、オフにされ
ている画素を通過した光は偏光方向が+90°回転され
てP偏光となる。空間光変調器16を通過した後の光は
S偏光ホログラム15に入射する。ここで、S偏光ホロ
グラム15はS偏光のみを収束させるので、空間光変調
器16からの光のうちのP偏光成分は平行光束のままS
偏光ホログラム15を通過し、対物レンズ12によって
集光されて光情報記録媒体1に照射され、収束しながら
ホログラム層3を通過してホログラム層3と保護層4と
の境界面上で最も小径となるように収束する。一方、空
間光変調器16からの光のうちのS偏光成分はS偏光ホ
ログラム15によって若干収束された後、対物レンズ1
2によって集光されて光情報記録媒体1に照射され、ホ
ログラム層3と保護層4との境界面よりも手前側で一旦
最も小径となるように収束した後、発散しながらホログ
ラム層3を通過する。本実施の形態では、ホログラム層
3と保護層4との境界面上で最も小径となるように収束
する光と、ホログラム層3と保護層4との境界面よりも
手前側で最も小径となるように収束する光は、互いに相
補的なパターンを有する光束であり、この2つの光束の
干渉による干渉パターンによってホログラム層3に情報
が記録されるようになっている。従って、2つの光束
は、一方を情報光とすると他方が記録用参照光となる関
係にあり、いずれも情報光と成り得るし、記録用参照光
とも成り得る。
【0042】S偏光ホログラム15からの光束のうち、
光軸の左側部分は2分割旋光板14の旋光板14Lによ
って、偏光方向が+45°回転され、光軸の右側部分は
2分割旋光板14の旋光板14Rによって、偏光方向が
−45°回転される。ここで、便宜上、空間光変調器1
6のオフの画素を通過し旋光板14Lを通過した光束を
参照光OFF−Lと記し、同様に、空間光変調器16の
オンの画素を通過し旋光板14Lを通過した光束を情報
光ON−L、空間光変調器16のオフの画素を通過し旋
光板14Rを通過した光束を参照光OFF−R、空間光
変調器16のオンの画素を通過し旋光板14Rを通過し
た光束を情報光ON−Rと記す。なお、この標記方法
は、あくまで、説明を簡単にするためのものであり、空
間光変調器16のオフの画素を通過し旋光板14L,1
4Rを通過した光束を情報光とし、空間光変調器16の
オンの画素を通過し旋光板14L,14Rを通過した光
束を参照光と呼んでも何ら差し支えない。
【0043】図10に示したように、参照光OFF−L
は旋光板14Lを通過してA偏光の光となり、情報光O
N−Rは旋光板14Rを通過してA偏光の光となる。な
お、図10において符号53で示した記号はA偏光を表
している。また、図11に示したように、参照光OFF
−Rは旋光板14Rを通過してB偏光の光となり、情報
光ON−Lは旋光板14Lを通過してB偏光の光とな
る。なお、図11において符号54で示した記号はB偏
光を表している。本実施の形態では、上記の4種類の光
束を用いて、ホログラム層3に情報を記録する。この情
報の記録方法について、図10および図11を参照して
詳しく説明する。
【0044】図10は、参照光OFF−Lと情報光ON
−Rとの干渉の様子を示したものである。この図に示し
たように、光軸の左側の領域において、参照光OFF−
Lは収束しながらホログラム層3を通過し、情報光ON
−Rは発散しながらホログラム層3を通過し、これらの
光は共にA偏光であるため干渉する。そして、レーザカ
プラ20の出射光の出力が高出力になったときに、参照
光OFF−Lと情報光ON−Rとの干渉パターンがホロ
グラム層3内に体積的に記録される。なお、光軸の左側
の領域では、参照光OFF−Rが反射膜5で反射した光
も通過するが、この参照光OFF−RはB偏光であり、
A偏光とは偏光方向が直交するため、A偏光の参照光O
FF−Lおよび情報光ON−Rとは干渉しない。
【0045】図11は、参照光OFF−Rと情報光ON
−Lとの干渉の様子を示したものである。この図に示し
たように、光軸の右側の領域において、参照光OFF−
Rは収束しながらホログラム層3を通過し、情報光ON
−Lは発散しながらホログラム層3を通過し、これらの
光は共にB偏光であるため干渉する。そして、レーザカ
プラ20の出射光の出力が高出力になったときに、参照
光OFF−Rと情報光ON−Lとの干渉パターンがホロ
グラム層3内に体積的に記録される。なお、光軸の右側
の領域では、参照光OFF−Lが反射膜5で反射した光
も通過するが、この参照光OFF−LはA偏光であり、
B偏光とは偏光方向が直交するため、B偏光の参照光O
FF−Rおよび情報光ON−Lとは干渉しない。
【0046】このように、本実施の形態では、光軸の左
側の領域と右側の領域とで、干渉させる光の偏光方向を
直交させているので、余分な干渉縞の発生を防止して、
SN比の低下を防止することができる。
【0047】なお、本実施の形態では、記録用参照光
も、空間光変調器16によって空間的に変調された光で
あるため、ホログラム層3の一断面を見ると、画素単位
の情報光の中には、画素単位の記録用参照光が存在しな
いために干渉縞が生じない情報光もあるが、このような
情報光でも、ホログラム層3内において必ず画素単位の
記録用参照光が存在する部分を通過して干渉縞を発生さ
せるので、問題は生じない。なお、空間光変調器16で
は、2画素で1ビットの情報を表現し、1ビットの情報
に対応する2画素のうちの一方をオン、他方をオフとし
ている。従って、情報の内容にかかわらず記録用参照光
の光量は略一定となる。図12は、ホログラム層3内に
おいて画素単位の記録用参照光55と画素単位の情報光
56とが体積的に干渉する様子を概念的に表したもので
ある。この図では、簡単のために、画素単位の記録用参
照光55と画素単位の情報光56とが交互に配置された
例を示している。この例では、画素単位の記録用参照光
55は互いに異なる角度θ1,θ3 ,…,θn-3 ,θ
n-1 を有する収束光であり、画素単位の情報光56は互
いに異なる角度θ2 ,θ4 ,…,θn-2 ,θn を有する
発散光である。この図から分かるように、各画素単位の
情報光56は、ホログラム層3内において必ず、いずれ
かの画素単位の記録用参照光55と交差して干渉縞を発
生させる。
【0048】また、本実施の形態では、情報光と記録用
参照光は、共に、ホログラム層3の同一の面側より他方
の面側に進行するので、ホログラム層3には、透過型
(フレネル型)のホログラムが形成される。透過型のホ
ログラムでは、ホログラム層3の一方の面側より再生用
参照光を照射すると、ホログラム層3の他方の面側に再
生光が出射される。
【0049】次に、再生時の作用について説明する。図
13は再生時におけるピックアップ11の状態を示す説
明図、図14ないし図17は再生時における光の状態を
示す説明図である。これらの図に示したように、再生時
には、空間光変調器16の全画素がオンにされ、2分割
旋光板14の各旋光板14L,14Rはオフにされる。
レーザカプラ20の出射光の出力は、再生用の低出力に
設定される。なお、コントローラ90は、再生信号RF
より再生された基本クロックに基づいて、対物レンズ1
2の出射光がデータエリア7を通過するタイミングを予
測し、対物レンズ12の出射光がデータエリア7を通過
する間、上記の設定とする。対物レンズ12の出射光が
データエリア7を通過する間は、フォーカスサーボおよ
びトラッキングサーボは行われず、対物レンズ12は固
定されている。
【0050】レーザカプラ20から出射されたS偏光の
レーザ光は、コリメータレンズ19によって平行光束と
され、ビームスプリッタ92に入射し、その光量の半分
がビームスプリッタ92を透過して、偏光ビームスプリ
ッタ17に入射し、この偏光ビームスプリッタ17で反
射され、何ら影響を受けずにP偏光ホログラム28を通
過し、空間光変調器16に入射する。ここで、空間光変
調器16の全画素がオンにされているので、空間光変調
器16を通過した後の光は、偏光方向が回転されずS偏
光のままである。空間光変調器16を通過した後のS偏
光の光は、S偏光ホログラム15によって若干収束され
た後、対物レンズ12によって集光されて光情報記録媒
体1に照射され、厚み方向について記録用参照光と同じ
位置であるホログラム層3と保護層4との境界面よりも
手前側の位置で一旦最も小径となるように収束した後、
発散しながらホログラム層3を通過する。この光が再生
用参照光61となる。
【0051】S偏光ホログラム15からの光束のうち、
光軸の右側部分は2分割旋光板14の旋光板14Rによ
って、偏光方向が−45°回転されて、A偏光の光束と
なる。この光束を参照光61Rと記す。また、S偏光ホ
ログラム15からの光束のうち、光軸の左側部分は2分
割旋光板14の旋光板14Lによって、偏光方向が+4
5°回転されて、B偏光の光束となる。この光束を参照
光61Lと記す。本実施の形態では、参照光61R,6
1Lによって、ホログラム層3より1次的な再生光が発
生され、この1次的な再生光は反射膜5で反射されるこ
とによってホログラム層3に照射され、この1次的な再
生光を2次的な参照光として、ホログラム層3より2次
的な再生光が発生する。1次的な再生光は本発明におけ
る第1の再生光に対応し、2次的な再生光は本発明にお
ける第2の再生光に対応する。本実施の形態では、これ
ら1次的な再生光と第2の再生光の双方を用いて情報を
再生するようになっている。
【0052】図14は、参照光61Rによって1次的な
再生光が発生される様子を示したものである。この図に
示したように、参照光61Rは、図10に示した記録時
における情報光ON−Rと厚み方向について同じ位置で
最も小径となるように収束する光である。従って、この
参照光61Rにより、ホログラム層3より、図10に示
した記録時における参照光OFF−Lに対応する1次的
な再生光62Rが発生される。なお、記録時における情
報光ON−Rは空間光変調器16によって空間的に変調
された光であったのに対して、再生時における参照光6
1Rは均一な光であるが、光演算により、再生時におけ
る参照光61Rのうち、記録時における情報光ON−R
に対応する部分のみによって1次的な再生光62Rが発
生される。
【0053】図15は、1次的な再生光62Rを2次的
な参照光として2次的な再生光が発生される様子を示し
たものである。この図に示したように、1次的な再生光
62Rは、ホログラム層3と保護層4の境界面上で最も
小径となるように収束するように反射膜5の方向へ進行
し、反射膜5で反射され、2次的な参照光63Rとし
て、ホログラム層3に照射される。この2次的な参照光
63Rは、図11に示した記録時における参照光OFF
−Rと同じ位置で最も小径となるように収束し、且つ反
対方向に進む光である。従って、この2次的な参照光6
3Rにより、ホログラム層3より、図11に示した記録
時における情報光ON−Lに対応する2次的な再生光6
4Rが発生される。なお、この場合も、光演算により、
2次的な参照光63Rのうち、記録時における参照光O
FF−Rに対応する部分のみによって2次的な再生光6
4Rが発生される。
【0054】2次的な再生光64Rは、対物レンズ12
によって若干収束された後、2分割旋光板14の旋光板
14Lを通過してP偏光の光束となり、何ら影響を受け
ずにS偏光ホログラム15および空間光変調器16を通
過し、P偏光ホログラム28に入射し、平行光束とされ
て偏光ビームスプリッタ17に入射し、この偏光ビーム
スプリッタ17を透過してCCDアレイ18に入射す
る。
【0055】一方、1次的な再生光62Rは、反射膜5
で反射され、対物レンズ12によって平行光束とされた
後、2分割旋光板14の旋光板14R,14Lを通過し
てS偏光の光束となる。この1次的な再生光62Rは、
S偏光ホログラム15によって若干収束された後、何ら
影響を受けずに空間光変調器16およびP偏光ホログラ
ム28を通過し、偏光ビームスプリッタ17に入射し、
偏光ビームスプリッタ17で反射されてビームスプリッ
タ92に入射し、その光量の半分がビームスプリッタ9
2で反射されてCCDアレイ93に入射する。
【0056】図16は、参照光61Lによって1次的な
再生光が発生される様子を示したものである。この図に
示したように、参照光61Lは、図11に示した記録時
における情報光ON−Lと厚み方向について同じ位置で
最も小径となるように収束する光である。従って、この
参照光61Lにより、ホログラム層3より、図11に示
した記録時における参照光OFF−Rに対応する1次的
な再生光62Lが発生される。なお、記録時における情
報光ON−Lは空間光変調器16によって空間的に変調
された光であったのに対して、再生時における参照光6
1Lは均一な光であるが、光演算により、再生時におけ
る参照光61Lのうち、記録時における情報光ON−L
に対応する部分のみによって1次的な再生光62Lが発
生される。
【0057】図17は、1次的な再生光62Lを2次的
な参照光として2次的な再生光が発生される様子を示し
たものである。この図に示したように、1次的な再生光
62Lは、ホログラム層3と保護層4の境界面上で最も
小径となるように収束するように反射膜5の方向へ進行
し、反射膜5で反射され、2次的な参照光63Lとし
て、ホログラム層3に照射される。この2次的な参照光
63Rは、図10に示した記録時における参照光OFF
−Lと同じ位置で最も小径となるように収束し、且つ反
対方向に進む光である。従って、この2次的な参照光6
3Lにより、ホログラム層3より、図10に示した記録
時における情報光ON−Rに対応する2次的な再生光6
4Lが発生される。なお、この場合も、光演算により、
2次的な参照光63Lのうち、記録時における参照光O
FF−Lに対応する部分のみによって2次的な再生光6
4Lが発生される。
【0058】2次的な再生光64Lは、対物レンズ12
によって若干収束された後、2分割旋光板14の旋光板
14Rを通過してP偏光の光束となり、何ら影響を受け
ずにS偏光ホログラム15および空間光変調器16を通
過し、P偏光ホログラム28に入射し、平行光束とされ
て偏光ビームスプリッタ17に入射し、この偏光ビーム
スプリッタ17を透過してCCDアレイ18に入射す
る。
【0059】一方、1次的な再生光62Lは、反射膜5
で反射され、対物レンズ12によって平行光束とされた
後、2分割旋光板14の旋光板14Lを通過してS偏光
の光束となる。この1次的な再生光62Lは、S偏光ホ
ログラム15によって若干収束された後、何ら影響を受
けずに空間光変調器16およびP偏光ホログラム28を
通過し、偏光ビームスプリッタ17に入射し、偏光ビー
ムスプリッタ17で反射されてビームスプリッタ92に
入射し、その光量の半分がビームスプリッタ92で反射
されてCCDアレイ93に入射する。
【0060】このようにして、CCDアレイ18には、
2次的な再生光64R,64Lが入射し、CCDアレイ
18上では、記録時に空間光変調器16においてオンで
あった画素に対応する部分のみが明るく照射され、その
2次元パターンがCCDアレイ18によって検出され
る。一方、CCDアレイ93には、1次的な再生光62
R,62Lが入射し、CCDアレイ93上では、記録時
に空間光変調器16においてオフであった画素に対応す
る部分のみが明るく照射され、その2次元パターンがC
CDアレイ93によって検出される。なお、図13で
は、参照光61L,61Rを合わせて再生用参照光61
と表し、2次的な再生光64R,64Lを合わせて2次
的な再生光64と表し、1次的な再生光62R,62L
を合わせて1次的な再生光62と表している。
【0061】ここで、CCDアレイ93に入射する1次
的な再生光62と、CCDアレイ18に入射する2次的
な再生光64との関係について説明する。1次的な再生
光62は、図10および図11に示した記録時における
情報光ON−R,ON−Lに対応する参照光61によっ
て再生される光束であるので、記録時における参照光O
FF−R,OFF−Lと同じパターンを有する光束であ
る。一方、2次的な再生光64は、記録時における参照
光OFF−R,OFF−Lに対応する1次的な再生光6
2によって再生される光束であるので、記録時における
情報光ON−R,ON−Lと同じパターンを有する光束
である。ここで、参照光OFF−R,OFF−Lのパタ
ーンと情報光ON−R,ON−Lのパターンは、相補的
な関係になっている。従って、1次的な再生光62と2
次的な再生光64は、明暗の関係が互いに逆の相補的な
パターンを有する光束である。このことは、1次的な再
生光62と2次的な再生光64は、いずれも、ホログラ
ム層3に記録された情報を担持していることを意味す
る。
【0062】本実施の形態では、1次的な再生光62の
パターンと2次的な再生光64のパターンとの差を求め
ることにより、いわゆる差動検出によって、ホログラム
層3に記録された情報を再生する。なお、CCDアレイ
93に入射する1次的な再生光62と、CCDアレイ1
8に入射する2次的な再生光64とでは、光量およびパ
ターンの大きさが異なるため、実際には、レンズ等を用
いて光学的に1次的な再生光62のパターンと2次的な
再生光64のパターンの大きさを合わせたり、CCDア
レイ93,18の出力信号に対する信号処理によってC
CDアレイ93,19によって検出されるパターンの大
きさを合わせたりすると共に、CCDアレイ93,18
の出力信号のレベルを合わせて、CCDアレイ93の出
力信号に対応する補正された信号とCCDアレイ18の
出力信号に対応する補正された信号とを生成し、この両
信号の差を演算して、ホログラム層3に記録された情報
を再生する。なお、CCDアレイ93,18の出力信号
に対する信号処理は、図2における信号処理回路89に
よって行われる。
【0063】なお、再生時において、再生用参照光61
は、光情報記録媒体1の反射膜5で反射されてピックア
ップ11側に戻るが、この戻り光のうちの大部分の戻り
光64は、図14および図16に示したように、デフォ
ーカス状態となるため、再生光の検出には影響を及ぼさ
ない。また、再生用参照光61の戻り光のうちの中央部
分の若干の戻り光65は、図18に示したように、対物
レンズ12によって空間光変調器16の中心部に集光さ
れる。この戻り光65は、2分割旋光板14によってP
偏光とされる。そこで、空間光変調器16において、中
心部の数画素のみをオフにし、戻り光65をS偏光に変
え、偏光ビームスプリッタ17で反射されるようにすれ
ば、更に、CCDアレイ18によって検出される情報の
SN比を高めることができる。また、空間光変調器16
における中心部の数画素のみをオフにしておくことで、
2分割旋光板14の中央部分を通過して空間光変調器1
6に戻ってくるような不確定光も、偏光ビームスプリッ
タ17で反射されるようにして、CCDアレイ18に入
射する再生光から分離することができる。
【0064】ところで、CCDアレイ18,93によっ
て、再生光の2次元パターンを検出する場合、再生光と
CCDアレイ18,93とを正確に位置決めするか、C
CDアレイ18,93の検出データから再生光のパター
ンにおける基準位置を認識する必要がある。本実施の形
態では、後者を採用する。ここで、図19および図20
を参照して、CCDアレイ18,93の検出データから
再生光のパターンにおける基準位置を認識する方法につ
いて説明する。図19(a)に示したように、ピックア
ップ11におけるアパーチャは、2分割旋光板14によ
って、光軸を中心として対称な2つの領域71L,71
Rに分けられる。更に、図19(b)に示したように、
アパーチャは、空間光変調器16によって、複数の画素
72に分けられる。この画素72が、2次元パターンデ
ータの最小単位となる。本実施の形態では、2画素で1
ビットのデジタルデータ“0”または“1”を表現し、
1ビットの情報に対応する2画素のうちの一方をオン、
他方をオフとしている。2画素が共にオンまたは共にオ
フの場合はエラーデータとなる。このように、2画素で
1ビットのデジタルデータを表現することは、差動検出
によりデータの検出精度を上げることができる等のメリ
ットがある。図20(a)は、1ビットのデジタルデー
タに対応する2画素の組73を表したものである。この
組73が存在する領域を、以下、データ領域と言う。本
実施の形態では、2画素が共にオンまたは共にオフの場
合はエラーデータとなることを利用して、再生光のパタ
ーンにおける基準位置を示す基準位置情報を、情報光に
含ませるようにしている。すなわち、図20(b)に示
したように、2分割旋光板14の分割線に平行な2画素
の幅の部分と分割線に垂直な2画素の幅の部分とからな
る十文字の領域74に、故意に、エラーデータを所定の
パターンで配置している。このエラーデータのパターン
を、以下、トラッキング用画素パターンと言う。このト
ラッキング用画素パターンが基準位置情報となる。な
お、図20(b)において、符号75はオンの画素、符
号76はオフの画素を表している。また、中心部分の4
画素の領域77は、前述のように、再生用参照光の戻り
光65を分離するために常にオフにしておく。
【0065】トラッキング用画素パターンと、記録する
データに対応するパターンとを合わせると、図21
(a)に示したような2次元パターンとなる。本実施の
形態では、更に、データ領域以外の領域のうち、図にお
ける上半分をオフにし、下半分をオンにすると共に、デ
ータ領域においてデータ領域以外の領域に接する画素に
ついては、データ領域以外の領域と反対の状態、すなわ
ちデータ領域以外の領域がオフであればオン、データ領
域以外の領域がオンであればオフとする。これにより、
CCDアレイ18,93の検出データから、データ領域
の境界部分をより明確に検出することが可能となる。
【0066】記録時には、図21(a)に示したような
2次元パターンに従って空間変調された情報光と記録用
参照光との干渉パターンがホログラム層3に記録され
る。再生時に得られる再生光のパターンは、図21
(b)に示したように、記録時に比べるとコントラスト
が低下し、SN比が悪くなっている。再生時には、CC
Dアレイ18,93によって、図21(b)に示したよ
うな再生光のパターンを検出し、データを判別するが、
その際、トラッキング用画素パターンを認識し、その位
置を基準位置としてデータを判別する。
【0067】図22(a)は、再生光のパターンから判
別したデータの内容を概念的に表したものである。図中
のA-1-1 等の符号を付した領域がそれぞれ1ビットのデ
ータを表している。本実施の形態では、データ領域を、
トラッキング用画素パターンが記録された十文字の領域
74で分割することによって、4つ領域78A,78
B,78C,78Dに分けている。そして、図22
(b)に示したように、対角の領域78A,78Cを合
わせて矩形の領域を形成し、同様に対角の領域78B,
78Dを合わせて矩形の領域を形成し、2つの矩形の領
域を上下に配置することでECCテーブルを形成するよ
うにしている。ECCテーブルとは、記録すべきデータ
にCRC(巡回冗長チェック)コード等のエラー訂正コ
ード(ECC)を付加して形成したデータのテーブルで
ある。なお、図22(b)は、n行m列のECCテーブ
ルの一例を示したものであり、この他の配列も自由に設
計することができる。また、図22(a)に示したデー
タ配列は、図22(b)に示したECCテーブルのうち
の一部を利用したものであり、図22(b)に示したE
CCテーブルのうち、図22(a)に示したデータ配列
に利用されない部分は、データの内容に関わらず一定の
値とする。記録時には、図22(b)に示したようなE
CCテーブルを図22(a)に示したように4つの領域
78A,78B,78C,78Dに分解して光情報記録
媒体1に記録し、再生時には、図22(a)に示したよ
うな配列のデータを検出し、これを並べ替えて図22
(b)に示したようなECCテーブルを再生し、このE
CCテーブルに基づいてエラー訂正を行ってデータの再
生を行う。
【0068】上述のような再生光のパターンにおける基
準位置(トラッキング用画素パターン)の認識や、エラ
ー訂正は、図2における信号処理回路89によって行わ
れる。
【0069】以上説明したように、本実施の形態に係る
光情報記録再生装置10および光情報記録媒体1によれ
ば、記録時における光情報記録媒体1に対する記録用参
照光および情報光の照射と、再生時における光情報記録
媒体1に対する記録用参照光の照射および再生光の検出
を、全て光情報記録媒体1に対して同一面側から同一軸
上で行うようにしたので、従来のホログラフィック記録
方式に比べて記録または再生のための光学系を小さく構
成することができ、また、従来のホログラフィック記録
方式の場合のような迷光の問題が生じない。また、本実
施の形態によれば、記録および再生のための光学系を、
通常の光ディスク装置と同様のピックアップ11の形で
構成することができる。
【0070】また、本実施の形態に係る光情報記録再生
装置10によれば、ホログラム層3に再生用参照光61
を照射することによってホログラム層3より得られる相
補的なパターンを有する2つの光束を検出し、差動検出
によって、両パターンに対応する信号の差を求めてホロ
グラム層3に記録された情報を再生するようにしたの
で、両パターンに対応する信号の差を求めた結果得られ
る信号におけるコントラストを大きくすることができる
と共に、2つの光束における各パターンに重畳される直
流ノイズ成分をキャンセルすることができ、その結果、
SN比を向上させ、情報再生の精度を向上させることが
できる。
【0071】また、本実施の形態に係る光情報記録再生
装置10および光情報記録媒体1によれば、光情報記録
媒体1にフォーカスサーボおよびトラッキングサーボを
行うための情報を記録し、この情報を用いてフォーカス
サーボおよびトラッキングサーボを行うことができるよ
うにしたので、記録または再生のための光の位置決めを
精度良く行うことができ、その結果、リムーバビリティ
が良く、ランダムアクセスが容易になると共に、記録容
量および転送レートを大きくすることができる。
【0072】また、本実施の形態に係る光情報記録再生
装置10によれば、記録時に、記録用参照光および情報
光の光軸の左側の領域と右側の領域とで、干渉させる光
の偏光方向を直交させているので、余分な干渉縞の発生
を防止でき、SN比の低下を防止することができる。
【0073】また、本実施の形態に係る光情報記録再生
装置10によれば、2つの再生光のパターンにおける基
準位置を示す基準位置情報を、記録時における2つの光
束に含ませるようにしたので、各再生光のパターンの認
識が容易になると共に、両再生光のパターンに対応する
信号の差を正確に求めることが可能となる。
【0074】また、本実施の形態に係る光情報記録再生
装置10によれば、液晶を利用して2分割旋光板14お
よび空間光変調器16を構成したので、2分割旋光板1
4および空間光変調器16を実質的に機能させないよう
にすることも可能であり、そのため、従来の光ディスク
装置との互換性を持たせるように構成することも可能で
ある。
【0075】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、例えば、上記実施の形態では、光情報記録媒体1に
おけるアドレス・サーボエリア6に、アドレス情報等を
予めエンボスピットによって記録しておくようにした
が、予めエンボスピットを設けずに、アドレス・サーボ
エリア6において、ホログラム層3の保護層4に近い部
分に選択的に高出力のレーザ光を照射して、その部分の
屈折率を選択的に変化させることによってアドレス情報
等を記録してフォーマッティングを行うようにしても良
い。
【0076】また、情報記録層3に記録された情報を検
出する素子としては、CCDアレイではなく、MOS型
固体撮像素子と信号処理回路とが1チップ上に集積され
たスマート光センサ(例えば、文献「O plus
E,1996年9月,No.202,第93〜99ペー
ジ」参照。)を用いても良い。このスマート光センサ
は、転送レートが大きく、高速な演算機能を有するの
で、このスマート光センサを用いることにより、高速な
再生が可能となり、例えば、Gビット/秒オーダの転送
レートで再生を行うことが可能となる。
【0077】また、特に、情報記録層3に記録された情
報を検出する素子としてスマート光センサを用いた場合
には、光情報記録媒体1におけるアドレス・サーボエリ
ア6に、アドレス情報等をエンボスピットによって記録
しておく代わりに、予め、データエリア7におけるホロ
グラフィを利用した記録と同様の方法で所定のパターン
のアドレス情報等を記録しておき、サーボ時にもピック
アップを再生時と同じ状態にして、そのアドレス情報等
をスマート光センサで検出するようにしても良い。この
場合、基本クロックおよびアドレスは、スマート光セン
サの検出データから直接得ることができる。トラッキン
グエラー信号は、スマート光センサ上の再生パターンの
位置の情報から得ることができる。また、フォーカスサ
ーボは、スマート光センサ上の再生パターンのコントラ
ストが最大になるように対物レンズ12を駆動すること
で行うことができる。また、再生時においても、フォー
カスサーボを、スマート光センサ上の再生パターンのコ
ントラストが最大になるように対物レンズ12を駆動す
ることで行うことが可能である。
【0078】また、記録する情報に応じて光束を変調す
る場合、実施の形態では偏光の違いによって変調するよ
うにしたが、この他、光の強度や光の位相差等で変調す
るようにしても良い。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように請求項1ないし3の
いずれかに記載の光情報記録装置によれば、空間変調手
段によって、光源から出射された光束の少なくとも一部
を空間的に変調して、互いに相補的なパターンを有する
2つの光束を生成し、この2つの光束を記録光学系によ
って情報記録層に対して照射して、2つの光束の干渉に
よる干渉パターンによって情報記録層に情報を記録する
ようにしたので、情報再生時には、互いに相補的なパタ
ーンを有する2つの再生光を得て、この2つの再生光を
用いた差動検出により精度の良い情報再生が可能とな
り、ホログラフィを利用しながら、情報再生の精度を向
上させることが可能となるという効果を奏する。
【0080】また、請求項2記載の光情報記録装置によ
れば、2つの光束が情報記録層の厚み方向について互い
に異なる位置で収束するように、2つの光束を情報記録
層に対して同一面側より照射するようにしたので、更
に、記録のための光学系を小さく構成することができる
という効果を奏する。
【0081】また、請求項3記載の光情報記録装置によ
れば、空間変調手段が、記録する情報に従って偏光方向
の違いによって空間的に変調された光を発生することに
よって、互いに偏光方向の異なる2つの光束を生成し、
記録光学系が、偏光方向によって収束位置を異ならせる
ことによって、2つの光束を分離する分離手段と、この
分離手段によって分離された2つの光束のうちの一方が
収束しながら情報記録層を通過し、他方が一旦収束した
後発散しながら情報記録層を通過するように、2つの光
束を集光して情報記録層に照射する集光手段と、この集
光手段によって照射される2つの光束が情報記録層にお
いて重なり合う領域において2つの光束の偏光方向が一
致するように、光束の断面を2分割した各部分毎に、互
いに異なる方向に2つの光束の偏光方向を変える旋光手
段とを有するように構成したので、更に、情報記録層に
おける余分な干渉縞の発生を防止でき、SN比の低下を
防止することができるという効果を奏する。
【0082】請求項4ないし7のいずれかに記載の光情
報再生装置によれば、照射手段によって、情報記録層よ
り記録時における互いに相補的なパターンを有する2つ
の光束に対応する2つの再生光が発生されるように、情
報記録層に再生用照射光を照射し、この再生用照射光が
照射されることによって情報記録層より発生される2つ
の再生光のパターンに対応する各信号を検出手段によっ
て検出し、検出される各信号の差に基づいて、情報再生
手段によって、情報記録層に記録された情報を再生する
ようにしたので、精度の良い情報再生が可能となり、ホ
ログラフィを利用しながら、情報再生の精度を向上させ
ることが可能となるという効果を奏する。
【0083】また、請求項6記載の光情報再生装置によ
れば、第1の再生光および第2の再生光の偏光方向を互
いに異なる方向とし、第1の再生光および第2の再生光
を、偏光方向の違いによって分離するようにしたので、
更に、第1の再生光と第2の再生光とを精度良く分離す
ることができるという効果を奏する。
【0084】また、請求項7記載の光情報再生装置によ
れば、第1の再生光および第2の再生光が、それぞれの
パターンにおける基準位置を示す基準位置情報を含み、
情報再生手段が、基準位置情報に基づいて第1の再生光
および第2の再生光の各パターンにおける基準位置を判
別する基準位置判別手段を有するように構成したので、
更に、各再生光のパターンの認識が容易になると共に、
両再生光のパターンに対応する信号の差を正確に求める
ことが可能となるという効果を奏する。
【0085】請求項8記載の光情報記録方法によれば、
光源から出射された光束の少なくとも一部を空間的に変
調して、互いに相補的なパターンを有する2つの光束を
生成し、この2つの光束を情報記録層に対して照射し
て、2つの光束の干渉による干渉パターンによって情報
記録層に情報を記録するようにしたので、情報再生時に
は、互いに相補的なパターンを有する2つの再生光を得
て、この2つの再生光を用いた差動検出により精度の良
い情報再生が可能となり、ホログラフィを利用しなが
ら、情報再生の精度を向上させることが可能となるとい
う効果を奏する。
【0086】請求項9記載の光情報再生方法によれば、
情報記録層より記録時における互いに相補的なパターン
を有する2つの光束に対応する2つの再生光が発生され
るように、情報記録層に再生用照射光を照射し、この再
生用照射光が照射されることによって情報記録層より発
生される2つの再生光のパターンに対応する各信号を検
出して、検出される各信号の差に基づいて、情報記録層
に記録された情報を再生するようにしたので、精度の良
い情報再生が可能となり、ホログラフィを利用しなが
ら、情報再生の精度を向上させることが可能となるとい
う効果を奏する。
【0087】請求項10ないし12のいずれかに記載の
光情報記録媒体によれば、互いに相補的なパターンを有
する2つの光束の干渉による干渉パターンによって、情
報記録層に情報が記録されるので、情報再生時には、互
いに相補的なパターンを有する2つの再生光を得て、こ
の2つの再生光を用いた差動検出により精度の良い情報
再生が可能となり、ホログラフィを利用しながら、情報
再生の精度を向上させることが可能となるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る光情報記録再生装
置におけるピックアップおよび光情報記録媒体の構成を
示す説明図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る光情報記録再生装
置の全体構成を示すブロック図である。
【図3】図1におけるレーザカプラの構成を示す斜視図
である。
【図4】図1におけるレーザカプラの側面図である。
【図5】図2における検出回路の構成を示すブロック図
である。
【図6】図1に示したピックアップのサーボ時における
状態を示す説明図である。
【図7】本発明の一実施の形態において使用する偏光を
説明するための説明図である。
【図8】図6に示した状態のピックアップにおける光の
状態を示す説明図である。
【図9】図1に示したピックアップの記録時における状
態を示す説明図である。
【図10】図9に示した状態のピックアップにおける光
の状態を示す説明図である。
【図11】図9に示した状態のピックアップにおける光
の状態を示す説明図である。
【図12】図10および図11に示したホログラム層内
における干渉の様子を概念的に表す説明図である。
【図13】図1に示したピックアップの再生時における
状態を示す説明図である。
【図14】図13に示した状態のピックアップにおける
光の状態を示す説明図である。
【図15】図13に示した状態のピックアップにおける
光の状態を示す説明図である。
【図16】図13に示した状態のピックアップにおける
光の状態を示す説明図である。
【図17】図13に示した状態のピックアップにおける
光の状態を示す説明図である。
【図18】図13に示した状態のピックアップにおける
再生用参照光の除去について説明するための説明図であ
る。
【図19】図1におけるCCDアレイの検出データから
再生光のパターンにおける基準位置を認識する方法につ
いて説明するための説明図である。
【図20】図1におけるCCDアレイの検出データから
再生光のパターンにおける基準位置を認識する方法につ
いて説明するための説明図である。
【図21】図1に示したピックアップにおける情報光の
パターンと再生光のパターンを示す説明図である。
【図22】図1に示したピックアップによって検出する
再生光のパターンから判別するデータの内容とこのデー
タに対応するECCテーブルとを示す説明図である。
【図23】従来のデジタルボリュームホログラフィにお
ける記録再生系の概略の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…光情報記録媒体、2…透明基板、3…ホログラム
層、4…保護層、5…反射膜、6…アドレス・サーボエ
リア、7…データエリア、10…光情報記録再生装置、
11…ピックアップ、12…対物レンズ、14…2分割
旋光板、15…S偏光ホログラム、16…空間光変調
器、17…偏光ビームスプリッタ、20…レーザカプ
ラ、28…P偏光ホログラム、92…ビームスプリッ
タ、93…CCDアレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 7/24 501 G11B 7/24 501Z

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホログラフィを利用して情報が記録され
    る情報記録層を備えた光情報記録媒体に対して情報を記
    録するための光情報記録装置であって、 前記光情報記録媒体に照射される光束を出射する光源
    と、 この光源から出射された光束の少なくとも一部を空間的
    に変調して、互いに相補的なパターンを有する2つの光
    束を生成する空間変調手段と、 前記情報記録層に、前記空間変調手段によって生成され
    た2つの光束の干渉による干渉パターンによって情報が
    記録されるように、前記空間変調手段によって生成され
    た2つの光束を前記情報記録層に対して照射する記録光
    学系とを備えたことを特徴とする光情報記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録光学系は、前記2つの光束が情
    報記録層の厚み方向について互いに異なる位置で収束す
    るように、前記2つの光束を前記情報記録層に対して同
    一面側より照射することを特徴とする請求項1記載の光
    情報記録装置。
  3. 【請求項3】 前記空間変調手段は、記録する情報に従
    って偏光方向の違いによって空間的に変調された光を発
    生することによって、互いに偏光方向の異なる2つの光
    束を生成し、 前記記録光学系は、偏光方向によって収束位置を異なら
    せることによって、前記2つの光束を分離する分離手段
    と、この分離手段によって分離された2つの光束のうち
    の一方が収束しながら前記情報記録層を通過し、他方が
    一旦収束した後発散しながら前記情報記録層を通過する
    ように、前記2つの光束を集光して前記情報記録層に照
    射する集光手段と、この集光手段によって照射される前
    記2つの光束が前記情報記録層において重なり合う領域
    において前記2つの光束の偏光方向が一致するように、
    光束の断面を2分割した各部分毎に、互いに異なる方向
    に前記2つの光束の偏光方向を変える旋光手段とを有す
    ることを特徴とする請求項2記載の光情報記録装置。
  4. 【請求項4】 ホログラフィを利用して、互いに相補的
    なパターンを有する2つの光束の干渉による干渉パター
    ンによって情報が記録された情報記録層を備えた光情報
    記録媒体より情報を再生するための光情報再生装置であ
    って、 前記情報記録層より記録時における2つの光束に対応す
    る2つの再生光が発生されるように、前記情報記録層に
    再生用照射光を照射する照射手段と、 この照射手段によって再生用照射光が照射されることに
    よって前記情報記録層より発生される2つの再生光のパ
    ターンに対応する各信号を検出する検出手段と、 この検出手段によって検出される各信号の差に基づい
    て、前記情報記録層に記録された情報を再生する情報再
    生手段とを備えたことを特徴とする光情報再生装置。
  5. 【請求項5】 前記光情報記録媒体として、前記情報記
    録層の一方の面側に反射面が設けられていると共に、前
    記情報記録層に対して他方の面側より情報記録層の厚み
    方向について互いに異なる位置で収束するように照射さ
    れた前記2つの光束の干渉による干渉パターンによって
    前記情報記録層に情報が記録されたものを用い、 前記照射手段は、記録時における2つの光束のうちの一
    方の光束と同じ位置で収束する再生用照射光を前記情報
    記録層に対して照射し、 前記検出手段は、前記照射手段によって再生用照射光が
    照射されることによって前記情報記録層より発生される
    第1の再生光のパターンに対応する信号と、前記第1の
    再生光が前記反射面で反射して前記情報記録層に対して
    照射されることによって前記情報記録層より発生される
    第2の再生光のパターンに対応する信号とを検出するこ
    とを特徴とする請求項4記載の光情報再生装置。
  6. 【請求項6】 前記照射手段は、光束の断面を2分割し
    た各部分毎に、互いに異なる方向に、所定の偏光方向の
    光における偏光方向を変えることによって、各部分によ
    って偏光方向が異なる再生用照射光を生成して前記情報
    記録層に対して照射し、 前記検出手段は、光束の断面を2分割した各部分毎に、
    互いに異なる方向に前記第1の再生光および第2の再生
    光の偏光方向を変えて、第1の再生光および第2の再生
    光の偏光方向を互いに異なる方向とする旋光手段と、こ
    の旋光手段通過後の第1の再生光および第2の再生光
    を、偏光方向の違いによって分離する分離手段とを有す
    ることを特徴とする請求項5記載の光情報再生装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の再生光および第2の再生光
    は、それぞれのパターンにおける基準位置を示す基準位
    置情報を含み、 前記情報再生手段は、前記検出手段によって検出される
    基準位置情報に基づいて第1の再生光および第2の再生
    光の各パターンにおける基準位置を判別する基準位置判
    別手段を有することを特徴とする請求項4記載の光情報
    再生装置。
  8. 【請求項8】 ホログラフィを利用して情報が記録され
    る情報記録層を備えた光情報記録媒体に対して情報を記
    録するための光情報記録方法であって、 光源から出射された光束の少なくとも一部を空間的に変
    調して、互いに相補的なパターンを有する2つの光束を
    生成し、 生成された2つの光束の干渉による干渉パターンによっ
    て情報が記録されるように、2つの光束を前記情報記録
    層に対して照射することを特徴とする光情報記録方法。
  9. 【請求項9】 ホログラフィを利用して、互いに相補的
    なパターンを有する2つの光束の干渉による干渉パター
    ンによって情報が記録された情報記録層を備えた光情報
    記録媒体より情報を再生するための光情報再生方法であ
    って、 前記情報記録層より記録時における2つの光束に対応す
    る2つの再生光が発生されるように、前記情報記録層に
    再生用照射光を照射し、 再生用照射光が照射されることによって前記情報記録層
    より発生される2つの再生光のパターンに対応する各信
    号を検出し、 検出される各信号の差に基づいて、前記情報記録層に記
    録された情報を再生することを特徴とする光情報再生方
    法。
  10. 【請求項10】 ホログラフィを利用して、互いに相補
    的なパターンを有する2つの光束の干渉による干渉パタ
    ーンによって情報が記録された情報記録層を備えたこと
    を特徴とする光情報記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記情報記録層には、同じ面側より入
    射する前記2つの光束の干渉による干渉パターンによっ
    て情報が記録されていることを特徴とする請求項10記
    載の光情報記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記情報記録層の一方の面側に反射面
    が設けられていると共に、前記情報記録層は、前記情報
    記録層に対して他方の面側より情報記録層の厚み方向に
    ついて互いに異なる位置で収束するように照射された前
    記2つの光束の干渉による干渉パターンによって情報が
    記録されていることを特徴とする請求項11記載の光情
    報記録媒体。
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