JPH10302449A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JPH10302449A
JPH10302449A JP10598097A JP10598097A JPH10302449A JP H10302449 A JPH10302449 A JP H10302449A JP 10598097 A JP10598097 A JP 10598097A JP 10598097 A JP10598097 A JP 10598097A JP H10302449 A JPH10302449 A JP H10302449A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録可能な光ディスクのPMA領域にトラッ
ク情報が記録されていないトラックがプログラム領域内
にあってもその後の追記を可能にする。 【解決手段】 システムコントローラ11は、データが
記録済みのCD−Rディスクが挿入されたときのマウン
ト処理でPMA領域にトラック情報が記録されていない
トラックをプログラム領域で検出したとき、その検出し
たトラックのスタートアドレスとエンドアドレスを検出
し、その検出したスタートアドレスとエンドアドレスか
らなるトラック情報をCD−RディスクのPMA領域に
追記する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CD−R,CD
−RW等の光ディスクに対するデータの記録及び再生を
行なうCD−Rドライブ,CD−RWドライブ等の情報
記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CD−R等の光ディスクにトラッ
ク単位でデータを記録し、その光ディスク上に記録され
た目次情報(TOC)を読み取り、その光ディスクが再
生専用ディスクか記録可能なディスクかを判別する情報
記録再生装置(例えば、特開平4−106758号公
報,特開平5−205279号公報参照)があった。
【0003】上述したような情報記録再生装置では、デ
ータが記録された任意の光ディスクを挿入したときのマ
ウント処理で、通常はPMA領域に記録されているトラ
ック数とプログラム領域に存在するトラック数は同じで
ある。また、リザーブトラックが存在したときには、P
MA領域に記録されたトラック数の方が多くなる。
【0004】しかし、トラック情報を管理するプログラ
ムメモリ領域(PMA領域)に記録されていないトラッ
クをプログラム領域内で検出することが有る。例えば、
PMA領域には、トラックナンバ1〜Xが記録されてい
るが、プログラム領域にはトラックナンバ1〜X+1の
トラックが記録されている。
【0005】このようなトラックが存在する原因は以下
に示すよう理由が考えられる。 (1)PMA領域を記録している最中もしくは記録前に
サーボエラーが発生してPMA領域にトラック情報を記
録できなかった。 (2)トラックを記録しているときにサーボエラー等の
ライトエラーが発生し、その後のPMA領域へのトラッ
ク情報を記録できなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような情報記録再生装置では、データが記録された任
意の光ディスクを挿入したときのマウント処理でトラッ
ク情報を管理するプログラムメモリ領域(PMA領域)
に記録されていないトラックをプログラム領域内で検出
したとき、PMA領域内のトラック情報に基づくトラッ
ク数とプログラムエリアに存在するトラック数とが合わ
ないので、その後のデータの追記が不可能になってしま
って光ディスクの記録可能な領域を無駄にしてしまうと
いう問題があった。
【0007】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、記録可能な光ディスクのプログラムメモリ領域
にトラック情報が記録されていないトラックがプログラ
ム領域内にあってもその後の追記を可能にすることを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、記録可能な光ディスクにトラック単位の
データを記録及び再生する手段を備えた情報記録再生装
置において、データが記録済みの光ディスクが挿入され
たときのマウント処理でプログラムメモリ領域にトラッ
ク情報が記録されていないトラックをプログラム領域に
検出したとき、その検出したトラックのスタートアドレ
スとエンドアドレスを検出し、その検出したスタートア
ドレスとエンドアドレスからなるトラック情報を上記プ
ログラムメモリ領域に追記する手段を設けたものであ
る。
【0009】また、記録可能な光ディスクにトラック単
位のデータを記録及び再生する手段を備えた情報記録再
生装置において、データが記録済みの光ディスクが挿入
されたときのマウント処理でプログラムメモリ領域にト
ラック情報が記録されていないトラックをプログラム領
域に検出したとき、その検出したトラックの長さが最小
規格値を満たすか否かを判断し、上記最小規格値を満た
さないときにはエラートラックと判断して上記検出した
トラックの末尾からダミーデータを追記して上記最小規
格値を満たすトラック長まで延長し、その延長したトラ
ックのスタートアドレスとエンドアドレスを検出し、そ
の検出したスタートアドレスとエンドアドレスからなる
トラック情報を上記プログラムメモリ領域に追記する手
段を設けるとよい。
【0010】さらに、上記追記したトラック情報のトラ
ックに対して再生禁止を設定する手段を設けるとよい。
【0011】また、記録可能な光ディスクにトラック単
位のデータを記録及び再生する手段を備えた情報記録再
生装置において、データが記録済みの光ディスクが挿入
されたときのマウント処理でプログラムメモリ領域にト
ラック情報が記録されていないトラックをプログラム領
域に検出したとき、その検出したトラックの長さが最小
規格値を満たすか否かを判断し、上記最小規格値を満た
したときにはそのトラックのエンドアドレスの付近を再
生し、ランアウトブロックを検出できなかったときには
エラートラックと判断して上記検出したトラックのスタ
ートアドレスとエンドアドレスを検出し、その検出した
スタートアドレスとエンドアドレスからなるトラック情
報を上記プログラムメモリ領域に追記し、その追記した
トラック情報のトラックに対して再生禁止を設定する手
段を設けるとよい。
【0012】さらに、上記再生禁止の設定を示す再生禁
止情報を上記挿入された光ディスク上に記録する手段を
設けるとよい。
【0013】さらにまた、上記光ディスク上のリードイ
ン領域とリードアウト領域が記録されていないセッショ
ン内にエラートラックがあったとき、上記エラートラッ
クの目次情報を消去し、上記エラートラックに後続する
トラックのトラックナンバを1ずつ減算して記録する手
段を設けるとよい。
【0014】この発明の請求項1による情報記録再生装
置は、データが記録済みの光ディスクが挿入されたとき
のマウント処理でプログラムメモリ領域にトラック情報
が記録されていないトラックをプログラム領域に検出し
たとき、その検出したトラックのスタートアドレスとエ
ンドアドレスを検出し、その検出したスタートアドレス
とエンドアドレスからなるトラック情報を上記プログラ
ムメモリ領域に追記する。
【0015】したがって、光ディスクの挿入時のマウン
ト処理で、その光ディスクのプログラムメモリ領域にス
タートアドレス及びエンドアドレス等のトラック情報が
記録されていないトラックをプログラム領域内で検出し
たときには、そのトラックのトラック情報を検出してプ
ログラムメモリ領域に記録するので、そのトラックの後
に新たなトラックを追記することができ、光ディスクの
空き領域を有効に活用することができる。
【0016】また、光ディスクのプログラム領域に記録
されたトラックについては、そのトラック長が最小規格
値を見たしていないと、その後の追記ができない。例え
ば、CD−Rディスクであれば、オレンジブックと称す
るCD−Rディスク規格書(CD−WO Ver.2.
0)にトラック長の最小規格値:300セクタが規定さ
れており、トラック長が300セクタ未満のトラックが
存在するCD−Rディスクには追記できない。
【0017】そこで、この発明の請求項2による情報記
録再生装置は、データが記録済みの光ディスクが挿入さ
れたときのマウント処理でプログラムメモリ領域にトラ
ック情報が記録されていないトラックをプログラム領域
に検出したとき、その検出したトラックの長さが最小規
格値を満たすか否かを判断し、上記最小規格値を満たさ
ないときにはエラートラックと判断して上記検出したト
ラックの末尾からダミーデータを追記して上記最小規格
値を満たすトラック長まで延長し、その延長したトラッ
クのスタートアドレスとエンドアドレスを検出し、その
検出したスタートアドレスとエンドアドレスからなるト
ラック情報を上記プログラムメモリ領域に追記する。
【0018】したがって、光ディスクに記録されている
トラックが最小規格値に満たないトラック長のときに
は、そのトラックにダミーデータを追記して最小規格値
を満たすトラック長にすることにより、そのトラックの
後に新たなトラックを追記することができ、光ディスク
の空き領域を有効に活用することができる。
【0019】例えば、CD−Rディスクに最小規格値:
300セクタに達しないトラック長のトラックがあった
場合、そのトラックの記録時に何らかのライトエラーが
発生したものと判定することができる。また、そのトラ
ックのトラック長を300セクタに修復して記録するの
で、そのトラックの後に新たなトラックを追記すること
ができる。
【0020】さらに、エラートラックと判定されたトラ
ックを再生しても、トラックが途中で終了しているため
にデータを最後まで正しく再生することができないの
で、再生処理が無駄になり、作業効率が低下してしま
う。
【0021】そこで、この発明の請求項3による情報記
録再生装置は、上記追記したトラック情報のトラックに
対して再生禁止を設定する。
【0022】したがって、ダミーデータを追記して最小
規格値を満たすトラック長にしたトラックの再生を禁止
することにより、そのトラックを再生することによるホ
ストコンピュータ,再生アプリケーションソフトウェ
ア,情報記録再生装置の無駄な処理時間を削減すること
ができ、作業効率を向上させることができる。
【0023】また、トラックのトラック長が最小規格値
を満たしていても、記録時にライトエラーが発生し、ト
ラックの最後部に所定のランアウトブロックが記録され
ていないエラートラックもある。このようなエラートラ
ックを再生しても、トラックが途中で終了しているため
にデータを最後まで正しく再生することができないの
で、再生処理が無駄になり、作業効率が低下してしま
う。
【0024】そこで、この発明の請求項4による情報記
録再生装置は、データが記録済みの光ディスクが挿入さ
れたときのマウント処理でプログラムメモリ領域にトラ
ック情報が記録されていないトラックをプログラム領域
に検出したとき、その検出したトラックの長さが最小規
格値を満たすか否かを判断し、上記最小規格値を満たし
たときにはそのトラックのエンドアドレスの付近を再生
し、ランアウトブロックを検出できなかったときにはエ
ラートラックと判断して上記検出したトラックのスター
トアドレスとエンドアドレスを検出し、その検出したス
タートアドレスとエンドアドレスからなるトラック情報
を上記プログラムメモリ領域に追記し、その追記したト
ラック情報のトラックに対して再生禁止を設定する。
【0025】したがって、トラック長が最小規格値を満
たしていても所定のランアウトブロックを検出できなか
ったトラックの再生を禁止することにより、そのトラッ
クを再生することによるホストコンピュータ,再生アプ
リケーションソフトウェア,情報記録再生装置の無駄な
処理時間を削減することができ、作業効率を向上させる
ことができる。
【0026】さらに、光ディスクのマウント時に、ダミ
ーデータを追記して最小規格値を満たすトラック長にし
たトラックと、トラック長が最小規格値を満たしていて
も所定のランアウトブロックを検出できなかったトラッ
クを再生禁止にしても、再マウント後のリードで再生し
てしまうのでは再生処理が無駄になり、作業効率が低下
してしまう。
【0027】そこで、この発明の請求項5による情報記
録再生装置は、上記再生禁止の設定を示す再生禁止情報
を上記挿入された光ディスク上に記録する。
【0028】したがって、光ディスク上のダミーデータ
を追記して最小規格値を満たすトラック長にしたトラッ
クと、トラック長が最小規格値を満たしていても所定の
ランアウトブロックを検出できなかったトラックに対す
る再生禁止情報をその光ディスクに記録することによ
り、光ディスクの再マウント時でも再生禁止情報に基づ
いて上記トラックの再生を禁止することができ、ホスト
コンピュータ,再生アプリケーションソフトウェア,情
報記録再生装置の無駄な再生処理時間を削減することが
でき、作業効率を向上させることができる。
【0029】さらにまた、上述のように光ディスク上の
エラートラックを判別し、そのエラートラックに対して
再生禁止を設定しても、その光ディスクを再生専用装置
で再生したときにはエラートラックの再生を禁止するこ
とができない。これは、再生専用装置が、光ディスクの
マウント時にTOC情報のみを再生してトラック情報を
得るため、光ディスク上のエラートラックを認識できな
いためである。
【0030】そこで、この発明の請求項6による情報記
録再生装置は、上記光ディスク上のリードイン領域とリ
ードアウト領域が記録されていないセッション内にエラ
ートラックがあったとき、上記エラートラックの目次情
報を消去し、上記エラートラックに後続するトラックの
トラックナンバを1ずつ減算して記録する。
【0031】したがって、再生専用装置で再生したとき
には、光ディスク上のダミーデータを追記して最小規格
値を満たすトラック長にしたトラックと、トラック長が
最小規格値を満たしていても所定のランアウトブロック
を検出できなかったトラックの再生を行なえないように
することができ、エラートラックを再生することによる
不具合を回避することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の情
報記録再生装置の一実施形態のCD−Rドライブの構成
を示すブロック図である。
【0033】このCD−Rドライブは、ユーザマイクロ
コンピュータ(CPU)1,フラッシュROM2,ホス
トインタフェース(I/F)コントローラ3,バッファ
マネージャ4,DRAM5,サブコードオペレーション
コントローラ6,CD−ROMエンコーダ7,SRAM
8,CD−ROMデコーダ9,オーディオコントローラ
10,システムコントローラ11,CDエンコーダ1
2,CDデコーダ13,サーボ14,及びスピンドルコ
ントローラ15からなる。
【0034】CPU1は、このCD−Rドライブの全動
作を制御する中央演算処理LSIである。フラッシュR
OM2は、CPUが消去及び書き換え可能な不揮発性メ
モリである。ホストI/Fコントローラ3は、ホストコ
ンピュータとこのCD−Rドライブとのデータ通信を司
るLSIである。バッファマネージャ4は、ホストコン
ピュータから転送されるデータ及び光ディスク20から
読み出したデータの転送制御を司るLSIである。
【0035】DRAM5は、ホストコンピュータから転
送されるデータ及び光ディスク20から読み出したデー
タを一時的に格納するメモリである。サブコードオペレ
ーションコントローラ6は、光ディスク20に記録する
サブコード(SUB P,Q,R,……,W)を生成し
たり、光ディスク20から読み出したサブコードを分離
したりするLSIである。
【0036】CD−ROMエンコーダ7は、CD−RO
Mデータを光ディスク20に書き込む前に変調するLS
Iである。SRAM8は、プログラム変数等を格納する
メモリである。CD−ROMデコーダ9は、再生したC
D−ROMデータを復調するLSIである。
【0037】オーディオコントローラ10は、音楽再生
をコントロールするLSIである。システムコントロー
ラ11は、光ディスク20への情報の記録及び再生を制
御するLSIである。CDエンコーダ12は、光ディス
ク20に情報を記録する前にホストコンピュータから転
送されたユーザデータとサブコードをディスク規格に適
合するように変調するLSIである。
【0038】CDデコーダ13は、光ディスク20から
再生した情報をユーザデータとサブコードに分離して復
調するLSIである。サーボ14は、光ディスク20に
情報を書き込むときと、光ディスク20から情報を読み
出すときのトラックの位置決めを制御する。スピンドル
コントローラ15は光ディスク20の回転制御を行なう
LSIである。
【0039】すなわち、上記システムコントローラ11
等が、記録可能な光ディスクにトラック単位のデータを
記録及び再生する手段と、データが記録済みの光ディス
クが挿入されたときのマウント処理でプログラムメモリ
領域にトラック情報が記録されていないトラックをプロ
グラム領域に検出したとき、その検出したトラックのス
タートアドレスとエンドアドレスを検出し、その検出し
たスタートアドレスとエンドアドレスからなるトラック
情報を上記プログラムメモリ領域に追記する手段の機能
を果たす。
【0040】また、データが記録済みの光ディスクが挿
入されたときのマウント処理でプログラムメモリ領域に
トラック情報が記録されていないトラックをプログラム
領域に検出したとき、その検出したトラックの長さが最
小規格値を満たすか否かを判断し、上記最小規格値を満
たさないときにはエラートラックと判断して上記検出し
たトラックの末尾からダミーデータを追記して上記最小
規格値を満たすトラック長まで延長し、その延長したト
ラックのスタートアドレスとエンドアドレスを検出し、
その検出したスタートアドレスとエンドアドレスからな
るトラック情報を上記プログラムメモリ領域に追記する
手段の機能も果たす。
【0041】さらに、上記追記したトラック情報のトラ
ックに対して再生禁止を設定する手段の機能も果たす。
【0042】また、データが記録済みの光ディスクが挿
入されたときのマウント処理でプログラムメモリ領域に
トラック情報が記録されていないトラックをプログラム
領域に検出したとき、その検出したトラックの長さが最
小規格値を満たすか否かを判断し、上記最小規格値を満
たしたときにはそのトラックのエンドアドレスの付近を
再生し、ランアウトブロックを検出できなかったときに
はエラートラックと判断して上記検出したトラックのス
タートアドレスとエンドアドレスを検出し、その検出し
たスタートアドレスとエンドアドレスからなるトラック
情報を上記プログラムメモリ領域に追記し、その追記し
たトラック情報のトラックに対して再生禁止を設定する
手段の機能も果たす。
【0043】さらに、上記再生禁止の設定を示す再生禁
止情報を上記挿入された光ディスク上に記録する手段の
機能も果たす。
【0044】さらにまた、上記光ディスク上のリードイ
ン領域とリードアウト領域が記録されていないセッショ
ン内にエラートラックがあったとき、上記エラートラッ
クの目次情報を消去し、上記エラートラックに後続する
トラックのトラックナンバを1ずつ減算して記録する手
段の機能も果たす。
【0045】次に、CD−Rディスクのフォーマットに
ついて説明する。図2は、CD−Rディスクのフォーマ
ットの一例を示す説明図である。CD−Rディスクは情
報の記録及び再生が可能な光ディスクであり、図2に示
すように、内周側からパワーキャリブレーション領域
(PCA領域)21,プログラムメモリ領域(PMA領
域)22,リードイン領域23,プログラム領域24か
ら構成される。
【0046】PCA(Power Calibrati
on Area)領域21は、光ディスクに情報を記録
するときのレーザ光の記録パワーを決定するための試し
書きであるキャリブレーションを行なう記録領域であ
る。プログラム領域(Program Area)24
は、先頭から1つもしくは複数のトラック(Trac
k)25を形成し、各トラック25にそれぞれ情報を記
録する記録領域である。例えば、音楽CDの場合、1ト
ラックに1曲のデータを記録している。
【0047】PMA(Program Memory
Area)領域22は、各トラック25のスタートアド
レス,エンドアドレス,データモード等のトラック情報
を記録する記録領域である。
【0048】ところで、通常、ホストコンピュータから
転送されたユーザデータは光ディスク20の記録領域に
セッション単位で記録する。セッション(Sessio
n)30は、リードイン(Lead−In)領域23
と、1つもしくは複数のトラック25と、リードアウト
(Lead−Out)領域26とから構成される。
【0049】リードイン領域23は、セッション30の
初めを示す記録領域であり、その内部にセッション30
内に含まれるトラックのトラック情報として目次情報
(TOC)を記録する。リードアウト領域26は、セッ
ション30の終わりを示す記録領域であり、セッション
30内の第1トラック25の先頭アドレスを記録する。
【0050】そして、プログラム領域24に複数のセッ
ションが形成されている光ディスクをマルチセッション
ディスクと称する。例えば、市販されている音楽CD
は、シングルセッションディスクであり、そのディスク
上にはリードイン領域とリードアウト領域が各々1つず
つ存在する。一方、マルチセッションディスクは、リー
ドイン領域とリードアウト領域が複数個の組み合わせで
存在し、ホストコンピュータから転送されたユーザデー
タを追記するときには、マルチセッション形式で記録す
るのが一般的である。
【0051】図3は、図2に示したPCA領域のフォー
マットを示す説明図である。CD−Rディスク上のPC
A領域21は、テスト領域(Test Area)50
とカウント領域(Count Area)51からな
る。
【0052】テスト領域50は、100個のパーティシ
ョンに分かれており、パワーキャリブレーションを1回
行なう毎に1パーティションを使用する。したがって、
100回以上のパワーキャリブレーションはできない。
【0053】カウント領域51は、100個のパーティ
ションに分かれており、各パーティションはテスト領域
50の各パーティションに対応させており、パワーキャ
リブレーションでテスト領域50の1パーティションを
使用する毎に、そのパーティションに対応する1パーテ
ィションに使用したことを示すものとして記録する。す
なわち、カウント領域51はテスト領域50の未使用の
パーティションを探すのに利用している。
【0054】なお、テスト領域50の100パーティシ
ョンの前後の領域は、それぞれ100パーティションの
スタート位置、カウント領域51のスタート位置をサー
チする目的で利用しているので使用しない。
【0055】そして、このCD−Rドライブでは、通常
は、PMA領域22のスタート位置をサーチする目的で
利用されているカウント領域51の100パーティショ
ンの後のバッファエリアを、トラックの再生を禁止す
るリードプロテクト情報を記録する領域としても使用す
る。
【0056】次に、CD−Rディスクのトラックフォー
マットについて説明する。図4はCD−Rディスクのト
ラックフォーマットの一例を示す説明図である。CD−
Rディスク上のトラック25は、プレギャップ(Pre
Gap)領域40,ユーザデータ(User Dat
a)領域41,ランアウト(Run Out)領域42
からなる。
【0057】プレギャップ領域40は、トラックの先頭
に位置し、例えば、150ブロック又は225ブロック
からなり、音楽データならば無音部である。また、プレ
ギャップ領域40は、リンク(Link)領域43とラ
ンイン(Run In)領域44等からなり、リンク領
域43はトラック間の繋ぎ目を示す1ブロックのリンク
ブロック(Link Block)であり、ランイン領
域44はトラックの先頭を示す4ブロックのランインブ
ロック(Run In Block)からなる。
【0058】ユーザデータ領域41は、ホストコンピュ
ータから転送されたユーザデータを記録する記録領域で
あり、複数のブロックからなる。ランアウト領域42
は、トラックの最後を示す2ブロックのランアウトブロ
ック(Run Out Block)からなる。
【0059】さらに、図5はCD−RディスクのPMA
領域に記録する情報の説明図であり、図中に破線枠で
示すトラックのスタートアドレスと、図中に破線枠で
示すトラックのエンドアドレスのトラック情報を記録す
る。さらにまた、図6はCD−Rディスクのリードイン
領域に記録するTOCデータの説明図であり、ポイント
情報(POINT)が「01」〜「99」がトラック情
報である。
【0060】次に、このCD−Rドライブが光ディスク
が挿入されたとき、その光ディスクのPMA領域に未記
録のトラック情報を獲得して記録するマウント処理につ
いて説明する。図7は、そのマウント処理を示すフロー
チャートである。
【0061】光ディスク20が挿入されると、ステップ
(図中「S」で示す)1で光ディスクを定常回転させる
スピンアップ処理を実行し、ステップ2へ進んで光ディ
スクの記録面に対してレーザ光を照射するフォーカス処
理を実行し、ステップ3へ進んで光ディスクのトラック
溝に沿ってアクチュエータを追従させるトラッキング処
理を実行し、ステップ4へ進んで光ディスクのリードイ
ン領域の中心部であるホームポジション位置でATIP
を検出するATIP再生処理を行なう。
【0062】CD−Rディスクの記録面には、ATIP
がトラック溝に記録されており、そのATIPに物理ア
ドレス(分,秒,フレーム)が記録されている。このA
TIPを検出したときにはCD−Rディスクが挿入され
たものと判断することができ、ATIPが検出されなか
ったときには一般に市場で販売されているCD−ROM
等のスタンプディスクが挿入されたものと判断すること
ができる。
【0063】したがって、CD−Rディスクが挿入され
たときにはステップ4のATIP再生処理でATIPを
検出することができ、CD−ROM等のCD−Rディス
ク以外の光ディスクが挿入されたときにはステップ4の
ATIP再生処理でATIPを検出することはできな
い。
【0064】ステップ5へ進んでステップ4のATIP
再生処理結果に基づいてCD−Rディスクか否かを判断
し、ATIPを検出したときにはCD−Rディスクと判
断してステップ6へ進み、ATIPを検出しなかったと
きにはCD−Rディスクではないと判断してステップ8
へ進む。
【0065】ステップ6ではCD−RディスクのPMA
領域に記録されているトラック情報を読み出すPMAリ
ードを実行し、ステップ7へ進んでそのトラック情報か
らトラック数“X”を取得する。
【0066】図5に示したように、PMA領域には、セ
ッションの数に関係無く、光ディスク上に記録されてい
る全トラックのスタートアドレスとエンドアドレスが記
録されており、そのアドレス、例えばスタートアドレス
の個数に基づいてトラック数“X”を求めることができ
る。
【0067】ステップ8へ進んでリードイン領域を再生
し、そのリードイン領域に記録されているTOC情報を
読み出すTOCリードを実行し、ステップ9へ進んでそ
のTOC情報に基づいてセッション内にあるトラックの
トラック情報を得て、ステップ9へ進んで光ディスクが
マルチセッションディスクのときは全てのリードイン領
域を再生し、そのセッション数を取得する。
【0068】図6に示したように、TOC領域にはTO
C情報が記録されており、ポイント情報(POINT)
が「01」〜「99」の場合、その値がセッション内に
存在するトラックのトラック情報を示している。なお、
CD−ROM装置(情報再生専用装置)では、マウント
時にTOC領域を再生し、トラック情報を取得する。
【0069】ステップ5でATIPを検出しなかったと
きにはCD−Rディスクではなく、CD−ROM等のス
タンプディスクであると判断し、ステップ8へ進んでリ
ードイン領域を再生し、そのリードイン領域に記録され
ているTOC情報を読み出すTOCリードを実行し、ス
テップ9へ進んでそのTOC情報に基づいてセッション
内にあるトラックのトラック情報を得て、ステップ9へ
進んで光ディスクがマルチセッションディスクのときは
全てのリードイン領域を再生し、そのセッション数を取
得する。
【0070】ステップ10へ進んで挿入されている光デ
ィスクがCD−Rディスクか否かを判断して、CD−R
ディスクならステップ11へ進んでPMA領域に記録さ
れている最大トラックナンバーのトラック(X)の次の
トラックナンバのトラック(X+1)の先頭をプログラ
ムエリア内で再生する。
【0071】その再生処理は、PMA領域にトラック情
報が記録されていないトラック(X+1)が光ディスク
上のプログラム領域に存在するか否かを確認するための
処理であり、従来のCD−Rドライブでは、光ディスク
上にトラック(X+1)が存在すると判断したときに
は、追記を禁止したり、イリーガルディスクとして認識
してしまう。
【0072】ステップ12へ進んでトラック(X+1)
を再生したときに再生信号を検出したか否かを判断し
て、再生信号を検出したときにはステップ13へ進んで
再生信号の切れ目から半分法によってトラック(X+
1)の最終アドレス(エンドアドレス)を検出する。
【0073】上記半分法は、光ディスク上の任意の基準
アドレスをアクセスし、その再生信号が有ればスタート
アドレスと基準アドレスの半分位置をアクセスし、その
再生信号が有ればさらに半分位置をアクセスしていって
領域を徐々に狭めていく方法である。
【0074】ステップ14へ進んでトラック(X+1)
のスタートアドレスと最終アドレス(エンドアドレス)
をPMA領域にトラック(X+1)のトラック情報とし
て記録するトラックリカバー処理(修復処理)を実行
し、この処理を終了する。
【0075】次に、このCD−Rドライブが上述したマ
ウント処理時にCD−Rディスクの所定の規格に基づい
て記録するトラックリカバー処理について説明する。上
述したマウント処理のステップ14のトラックリカバー
処理では、CD−Rディスクのプログラム領域の再生信
号の切れ目に基づいて獲得したトラック情報(トラック
のスタートアドレスとエンドアドレス)をそのまま記録
したが、CD−Rディスクにデータを記録するときには
所定の規格に基づいて行なわないと記録したり、その記
録したデータを再生することができなくなる。
【0076】そこで、上述したマウント処理時にCD−
Rディスクの所定の規格に基づいて記録するトラックリ
カバー処理を実行するとよい。図8は、そのトラックリ
カバー処理を示すフローチャートである。
【0077】ここでは、上述した図7のステップ14に
代えて実行する場合について説明する。ステップ21で
CD−RディスクのPMA領域に記録されていなかった
トラック(X+1)の再生信号の切れ目である最終アド
レス(エンドアドレス)とスタートアドレスからなるト
ラック最終位置情報を求めると、そのトラック最終位置
情報をDRAMに記憶し、ステップ22へ進んでDRA
M内のトラック最終位置情報(スタートアドレスとエン
ドアドレス)からトラック(X+1)のトラック長
“Y”を計算して決定し、ステップ23へ進んでトラッ
ク長“Y”が300セクタ未満か否かを判断する。
【0078】CD−Rディスクは、規格書「オレンジブ
ック(Orange Book)」によってトラック長
は最小規格値:300セクタ以上でなければならないも
のと規定されている。したがって、オレンジブックによ
る規格に準拠しているCD−RドライブではCD−Rデ
ィスク上に記録を成功したトラックのトラック長は30
0セクタ以上であるものと判断することができる。ま
た、CD−Rディスクにトラック長が300セクタ未満
のトラックを記録しても記録中に何らかのエラーが発生
して記録が失敗してしまう。
【0079】ステップ23の判断でトラック長“Y”<
300なら、ステップ24へ進んでトラック(X+1)
をエラートラックと判定し、トラック(X+1)に対し
てエラーフラグを設定し、そのトラック(X+1)に対
するエラーフラグをDRAMに格納して保管し、ステッ
プ25へ進んでトラック(X+1)の末尾にダミーデー
タを記録し、トラック(X+1)とダミーデータとから
なる300セクタのトラック領域を形成し、そのトラッ
ク領域のエンドアドレスを求めて、ステップ26へ進
む。
【0080】一方、ステップ23の判断でトラック長
“Y”が300セクタ以上なら、ステップ30へ進んで
トラック(X+1)の最終アドレス(エンドアドレス)
付近を再生し、ステップ31へ進んでその再生結果に基
づいてランアウトブロックが有るか否かを判断する。
【0081】CD−Rディスクは、上記規格書「オレン
ジブック」によってトラックの最後に2セクタのランア
ウトブロックを記録しなければならないものと規定され
ている。したがって、末尾に2セクタのランアウトブロ
ックが無いトラックは、記録中に何らかのエラーが発生
したものと判定することができる。
【0082】ステップ31の判断でランアウトブロック
が無いときには、ステップ32へ進んでトラック(X+
1)は記録中にエラーが発生したエラートラックと判定
し、トラック(X+1)にエラー情報としてエラーフラ
グを設定し、そのトラック(X+1)に対するエラーフ
ラグをDRAMに格納して保管し、ステップ26へ進
む。一方、ステップ31の判断でランアウトブロックが
有ったときには、規格通りに正しく記録されたトラック
と判定し、ステップ26へ進む。
【0083】ステップ26ではトラック(X+1)のス
タートアドレスとエンドアドレスからなるトラック情報
を記録する。このとき、上述の処理でトラック(X+
1)のトラック長“Y”が300セクタ未満のときは、
トラック(X+1)とダミーデータとからなるトラック
(トラック長が300セクタ)のスタートアドレスとエ
ンドアドレスを記録し、トラック(X+1)のトラック
長“Y”が300セクタ以上で末尾に2セクタのランア
ウトブロックを有するときは、トラック(X+1)のス
タートアドレスとエンドアドレスを記録し、トラック
(X+1)のトラック長“Y”が300セクタ以上で末
尾に2セクタのランアウトブロックが無いときは、トラ
ック(X+1)のスタートアドレスとエンドアドレスを
記録する。
【0084】ステップ27へ進んでPMA領域へのトラ
ック情報の記録が失敗したか否かを判断し、失敗したら
ステップ28へ進んでリトライオーバーか否かを判断す
る。この判断は、PMA領域へのトラック情報のリトラ
イ(再記録)を所定回数行なったか否かの判断である。
リトライオーバーでなければステップ26へ戻ってPM
A領域にトラック情報を再記録し、ステップ27へ進ん
でその記録が失敗か否かを判断する。
【0085】このようにして、PMA領域へのトラック
情報の記録が失敗したときには、ステップ26〜28で
PMA領域に対するトラック情報の再記録を繰り返し、
PMA領域への記録が成功するまで予め設定した所定回
数:リトライ回数の再記録を実行する。
【0086】ステップ28の判断でリトライオーバーに
なり、上記所定回数の再記録を実行してもPMA領域に
トラック情報を記録できなかったとき、ステップ29へ
進んでCD−Rディスクにマウントエラーを設定して、
この処理を終了する。
【0087】ステップ27の判断でPMA領域へのトラ
ック情報の記録が成功したとき、ステップ33へ進んで
DRAMにエラーフラグが設定されているか否かを判断
して、エラーフラグが設定されていなければ、トラック
の記録が成功したものと判定し、この処理を終了する。
【0088】ステップ33の判断でDRAMにエラーフ
ラグが設定されていたら、ステップ34へ進んでトラッ
ク(X+1)に再生を禁止する再生禁止情報としてリー
ドプロテクト情報を設定し、ステップ35へ進んでPM
A領域の直前のバッファエリアそのトラック(X+1)
に対するリードプロテクト情報を記録して、この処理を
終了する。このリードプロテクト情報は、図3に示した
ように、CD−RディスクのPCA領域21のカウント
領域51に設けられたバッファエリアに記録する。
【0089】CD−Rディスクのトラックの記録時にエ
ラーが発生した場合、そのトラックは不完全なので全デ
ータを正しく再生することができなくなる。したがっ
て、エラートラックに対するリードプロテクト情報を記
録するようにすれば、そのCD−Rディスクに対して再
マウント処理のとき、リードプロテクト情報を認識した
トラックの再生を実行せずに済む。
【0090】次に、上述したマウント処理を施したCD
−Rディスクを再生専用装置で使用したとき、エラート
ラックを認識することができなくなる。それは、再生専
用装置では、CD−R,CD−ROM等の光ディスクの
マウント時、TOC情報のみを再生してトラック情報を
得るため、上述したPCA領域21のカウント領域51
のバッファエリアに記録されたリードプロテクト情報
を参照できないためである。
【0091】そこで、エラートラックが存在するセッシ
ョンをクローズするとき、そのエラートラックを参照し
ないようにTOCデータを書き換えると良い。図9は、
図7に示したマウント処理後のセッションクローズ処理
を示すフローチャートである。
【0092】この処理は、セッションクローズ時のリー
ドイン領域とリードアウト領域を記録する命令のSCS
Iコマンド:Fixationコマンドによる処理であ
る。ステップ41でリードイン領域とリードアウト領域
が記録されていないセッション(「オープンセッショ
ン」と称する)のセッションナンバ(No.)を確認
し、ステップ42へ進んでそのセッション内にあるトラ
ックのトラックナンバとトラック数を取得し、トラック
情報からTOCテーブルを作成する。
【0093】ステップ43へ進んでバッファエリアの
リードプロテクト情報に基づいてセッション内にリード
プロテクトが設定されているトラックが有るか否かを判
断し、リードプロテクトが設定されているトラックがあ
ったとき、ステップ44へ進んで上記TOCテーブルか
らリードプロテクトが設定されているトラックのトラッ
ク情報を消去し、ステップ45へ進んでリードプロテク
トが設定されているトラックの後続のトラックのトラッ
クナンバを1ずつ繰り上げるナンバ変更処理を実行す
る。
【0094】そのナンバ変更処理は、例えば、トラック
ナンバ(X+1)のトラックがエラートラックであり、
その後続するトラックがトラックナンバ(X+2),
(X+3),……のとき、後続のトラックのトラックナ
ンバをそれぞれ1ずつ繰り上げてトラックナンバ(X+
1),(X+2),……に変更する。このようにして、
セッション内のエラートラックを見かけ上消去する。
【0095】ステップ46へ進んで上記処理に基づく実
際のTOC情報であるTOCテーブルを作成し、ステッ
プ47へ進んでリードイン領域記録処理を実行し、ステ
ップ48へ進んでリードイン領域記録処理がエラー終了
か否かを判断する。ステップ48の判断でリードイン領
域記録処理が何らかの原因でエラー終了だったとき、ス
テップ51へ進んでエラー状態に対応したエラーコード
を設定し、この処理を終了する。
【0096】ステップ48の判断でエラー終了でなけれ
ば、ステップ49へ進んでリードアウト領域記録処理を
実行し、ステップ50へ進んでリードアウト領域記録処
理がエラー終了か否かを判断する。ステップ50の判断
でリードアウト領域記録処理が何らかの原因でエラー終
了だったとき、ステップ51へ進んでエラー状態に対応
したエラーコードを設定し、この処理を終了する。ステ
ップ50の判断でエラー終了でなければこの処理を終了
する。
【0097】このCD−Rドライブは、CD−Rディス
クの挿入時のマウント処理で、そのCD−Rディスクの
PMA領域にスタートアドレス及びエンドアドレス等の
トラック情報が記録されていないトラックをプログラム
領域内で検出したときには、そのトラックのトラック情
報を検出してPMA領域に記録するので、そのトラック
の後に新たなトラックを追記することができ、CD−R
ディスクの空き領域を有効に活用することができる。
【0098】また、CD−Rディスクにオレンジブック
で定められている最小規格値:300セクタに達しない
トラック長のトラックがあった場合、そのトラックの記
録時に何らかのライトエラーが発生したものと判定する
ことができ、そのトラックのトラック長を300セクタ
に修復して記録するので、そのトラックの後に新たなト
ラックを追記することができる。
【0099】さらに、ダミーデータを追記して最小規格
値:300セクタを満たすトラック長にしたエラートラ
ックの再生を禁止することにより、そのエラートラック
を再生することによるホストコンピュータ,再生アプリ
ケーションソフトウェア,CD−Rドライブの無駄な処
理時間を削減することができ、作業効率を向上させるこ
とができる。
【0100】また、トラック長が最小規格値:300セ
クタを満たしていても所定のランアウトブロックを検出
できなかったエラートラックの再生を禁止することによ
り、そのエラートラックを再生することによるホストコ
ンピュータ,再生アプリケーションソフトウェア,CD
−Rドライブの無駄な処理時間を削減することができ、
作業効率を向上させることができる。
【0101】さらに、CD−Rディスク上のダミーデー
タを追記して最小規格値:300セクタを満たすトラッ
ク長にしたエラートラックと、トラック長が最小規格
値:300セクタを満たしていても所定のランアウトブ
ロックを検出できなかったエラートラックに対する再生
禁止情報:リードプロテクト情報を、そのCD−Rディ
スクに記録することにより、CD−Rディスクの再マウ
ント時でも再生禁止情報に基づいて上記トラックの再生
を禁止することができ、ホストコンピュータ,再生アプ
リケーションソフトウェア,CD−Rドライブの無駄な
再生処理時間を削減することができ、作業効率を向上さ
せることができる。
【0102】さらにまた、再生専用装置で再生したとき
には、CD−Rディスク上のダミーデータを追記して最
小規格値:300セクタを満たすトラック長にしたエラ
ートラックと、トラック長が最小規格値:300セクタ
を満たしていても所定のランアウトブロックを検出でき
なかったエラートラックを参照できないようにし、その
再生を行なえないようにすることができ、エラートラッ
クを再生することによる不具合を回避することができ
る。
【0103】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る情報記録再生装置によれば、記録可能な光ディスクの
プログラムメモリ領域にトラック情報が記録されていな
いトラックがプログラム領域内にあってもその後の追記
を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の情報記録再生装置の一実施形態のC
D−Rドライブの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したCD−Rドライブで使用するCD
−Rディスクのフォーマットの一例を示す説明図であ
る。
【図3】図2に示したCD−RディスクのPCA領域の
フォーマットの一例を示す説明図である。
【図4】図1に示したCD−Rドライブで使用するCD
−Rディスクのトラックフォーマットの一例を示す説明
図である。
【図5】図2に示したCD−RディスクのPMA領域に
記録する情報の説明図である。
【図6】図2に示したCD−Rディスクのリードイン領
域に記録するTOCデータの説明図である。
【図7】図1に示したCD−Rドライブが挿入された光
ディスクのPMA領域に未記録のトラック情報を獲得し
て記録するマウント処理を示すフローチャートである。
【図8】図7に示したマウント処理時にCD−Rディス
クの所定の規格に基づいて記録するトラックリカバー処
理を示すフローチャートである。
【図9】図7に示したマウント処理後のセッションクロ
ーズ処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:ユーザマイクロコンピュータ(CPU) 2:フラッシュROM 3:ホストインタフェース(I/F)コントローラ 4:バッファマネージャ 5:DRAM 6:サブコードオペレーションコントローラ 7:CD−ROMエンコーダ 8:SRAM 9:CD−ROMデコーダ 10:オーディオコントローラ 11:システムコントローラ 12:CDエンコーダ 13:CDデコーダ 14:サーボ 15:スピンドルコントローラ 20:光ディスク 21:パワーキャリブレーション領域(PCA領域) 22:プログラムメモリ領域(PMA領域) 23:リードイン領域 24:プログラム領域 25:トラック 26:リードアウト領域 30:セッション 40:プレギャップ領域 41:ユーザデータ領域 42:ランアウト領域 43:リンク領域 44:ランイン領域 50:テスト領域 51:カウント領域 :バッファエリア :スタートアドレス :エンドアドレス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録可能な光ディスクにトラック単位の
    データを記録及び再生する手段を備えた情報記録再生装
    置において、 データが記録済みの光ディスクが挿入されたときのマウ
    ント処理でプログラムメモリ領域にトラック情報が記録
    されていないトラックをプログラム領域に検出したと
    き、その検出したトラックのスタートアドレスとエンド
    アドレスを検出し、その検出したスタートアドレスとエ
    ンドアドレスからなるトラック情報を前記プログラムメ
    モリ領域に追記する手段を設けたことを特徴とする情報
    記録再生装置。
  2. 【請求項2】 記録可能な光ディスクにトラック単位の
    データを記録及び再生する手段を備えた情報記録再生装
    置において、 データが記録済みの光ディスクが挿入されたときのマウ
    ント処理でプログラムメモリ領域にトラック情報が記録
    されていないトラックをプログラム領域に検出したと
    き、その検出したトラックの長さが最小規格値を満たす
    か否かを判断し、前記最小規格値を満たさないときには
    エラートラックと判断して前記検出したトラックの末尾
    からダミーデータを追記して前記最小規格値を満たすト
    ラック長まで延長し、その延長したトラックのスタート
    アドレスとエンドアドレスを検出し、その検出したスタ
    ートアドレスとエンドアドレスからなるトラック情報を
    前記プログラムメモリ領域に追記する手段を設けたこと
    を特徴とする情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の情報記録再生装置におい
    て、 前記追記したトラック情報のトラックに対して再生禁止
    を設定する手段を設けたことを特徴とする情報記録再生
    装置。
  4. 【請求項4】 記録可能な光ディスクにトラック単位の
    データを記録及び再生する手段を備えた情報記録再生装
    置において、 データが記録済みの光ディスクが挿入されたときのマウ
    ント処理でプログラムメモリ領域にトラック情報が記録
    されていないトラックをプログラム領域に検出したと
    き、その検出したトラックの長さが最小規格値を満たす
    か否かを判断し、前記最小規格値を満たしたときにはそ
    のトラックのエンドアドレスの付近を再生し、ランアウ
    トブロックを検出できなかったときにはエラートラック
    と判断して前記検出したトラックのスタートアドレスと
    エンドアドレスを検出し、その検出したスタートアドレ
    スとエンドアドレスからなるトラック情報を前記プログ
    ラムメモリ領域に追記し、その追記したトラック情報の
    トラックに対して再生禁止を設定する手段を設けたこと
    を特徴とする情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の情報記録再生装置
    において、 前記再生禁止の設定を示す再生禁止情報を前記挿入され
    た光ディスク上に記録する手段を設けたことを特徴とす
    る情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の
    情報記録再生装置において、 前記光ディスク上のリードイン領域とリードアウト領域
    が記録されていないセッション内にエラートラックがあ
    ったとき、前記エラートラックの目次情報を消去し、前
    記エラートラックに後続するトラックのトラックナンバ
    を1ずつ減算して記録する手段を設けたことを特徴とす
    る情報記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014013636A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Fujitsu Ltd 制御プログラム、制御装置、制御方法

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