JPH1030257A - 建設機械のロック装置 - Google Patents

建設機械のロック装置

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JPH1030257A
JPH1030257A JP20278496A JP20278496A JPH1030257A JP H1030257 A JPH1030257 A JP H1030257A JP 20278496 A JP20278496 A JP 20278496A JP 20278496 A JP20278496 A JP 20278496A JP H1030257 A JPH1030257 A JP H1030257A
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hydraulic
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seat
operator
driver
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JP20278496A
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Kazunori Nakamura
和則 中村
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/2004Control mechanisms, e.g. control levers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 オペレータが機械を動かす意志がないにも拘
らず、機械の作動各部を作動させる油圧アクチュエータ
が駆動されるという事態を確実に防止する。 【解決手段】 パイロットポンプ52の吐出側の流路5
4には、電磁切換弁53が設けられており、常時には流
路54を閉鎖しており、電磁パイロット部53bに通電
すると、流路54が開かれる。電磁パイロット部53a
への電源供給ライン56には2つのスイッチ57,58
が設けられ、スイッチ57はロックレバー51の基端部
における枢支部51aから延在させたレバー59により
ON,OFFするもので、またスイッチ58は、運転席
50の荷重に応じてON,OFFするものである。ロッ
クレバー51は、運転室における乗降用の通路内に臨ん
で、オペレータの乗降を妨げる通路閉鎖位置にあると、
スイッチ57がONし、通路開放位置では、スイッチ5
7はOFFの状態になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベルその
他の建設機械において、設定された条件下でのみに作動
各部に設けた各々の油圧アクチュエータの駆動制御を行
えるようにするために設けられるロック装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】建設機械の代表的なものとして、例えば
油圧ショベルがある。油圧ショベルは、図4に示したよ
うに、下部走行体1に上部旋回体2を旋回可能に設けて
なるものであって、上部旋回体2にはフロント作業機構
3が設けられ、また運転室4及び機械室5が設けられて
いる。フロント作業機構3は、上部旋回体2のフレーム
に俯仰動作可能に連結して設けたブーム6と、ブーム6
の先端に上下方向に回動可能に設けたアーム7と、アー
ム7の先端に回動可能に連結して設けたフロントアタッ
チメントとしてのバケット8とから構成される。これら
ブーム6,アーム7及びバケット8からなるフロント作
業機構3はそれぞれ油圧シリンダにより駆動される。ま
た、下部走行体1による走行及び上部旋回体2の旋回は
油圧モータで駆動される。
【0003】以上のように、油圧ショベルには各種の作
動部を備えているが、これら作動各部は、いずれも油圧
シリンダ及び油圧モータからなる油圧アクチュエータで
駆動されるようになっている。従って、これら各油圧ア
クチュエータの駆動制御を行うための油圧回路図は、通
常、図5に示したようになっている。
【0004】図中において、10a,10bは可変容量
型の油圧ポンプを示し、これら各油圧ポンプ10a,1
0bはエンジン11により駆動される。油圧ポンプ10
a,10bからの吐出流路には、方向切換弁ユニット1
2a,12bが設けられており、これら方向切換弁ユニ
ット12a,12bを構成する複数の方向切換弁13に
より油圧アクチュエータの作動が制御される。
【0005】各方向切換弁13により制御される油圧ア
クチュエータとしては、ブームシリンダ14,アームシ
リンダ15及びバケットシリンダ16と、左右の走行モ
ータ17a,17b及び旋回モータ18とがある。これ
らのうち、ブームシリンダ14とアームシリンダ15と
は、両油圧ポンプ10a,10bから供給される圧油を
合流させるようにしている。また、方向切換弁ユニット
12bにおける1個の方向切換弁は、フロントアタッチ
メントとして、ブレーカや破砕機を用いた場合に、これ
らのアクチュエータに圧油を供給するために用いられ
る。
【0006】油圧ポンプ10a,10bは負荷に応じて
吐出流量が変化する可変容量型のものであり、このため
に油圧ポンプ10a,10bにはポンプレギュレータ1
9a,19bが付設され、各油圧ポンプ10a,10b
を含む油圧回路におけるセンターバイパス流路の方向切
換弁ユニット12a,12bの下流側に絞り20a,2
0bが設けられており、この絞り20a,20bの上流
側の圧力がポンプレギュレータ19a,19bに取り込
まれるようになっている。従って、センターバイパス流
路を介して流れる戻り側の流量に応じて、油圧ポンプ1
0a,10bの吐出流量が変化することになる。
【0007】方向切換弁ユニット12a,12bを構成
する各方向切換弁13は、操作レバーや操作ペダル等の
操作手段により操作されるものである。図5には、簡略
化のために、操作手段の一例としてバケットシリンダ1
6に接続した方向切換弁13を制御する操作手段21が
示されている。操作手段21にはパイロットバルブ22
が連結されており、この操作手段21を矢示AまたはB
方向に傾動することによって、パイロットポンプ23か
らのパイロット圧が方向切換弁13の油圧パイロット部
13aまたは13bに供給される。例えば、操作手段2
1が矢示A方向に倒されると、方向切換弁13の油圧パ
イロット部13a側にパイロット圧が供給されて、この
方向切換弁13が中立位置から一方の切換位置に切り換
わる。この結果、油圧ポンプ10aがバケットシリンダ
16のボトム室と連通し、またロッド室は作動油タンク
24と連通するから、バケットシリンダ16が伸長す
る。一方、操作手段21を矢示B方向に倒すと、方向切
換弁13の油圧パイロット部13b側にパイロット圧が
供給されて、方向切換弁13が他方の切換位置に切り換
わるため、バケットシリンダ16は縮小することにな
る。
【0008】操作手段は運転室4内に設けられている。
そこで、運転室4の概略構成を図6に示す。この図から
明らかなように、運転室4内には、オペレータが着座す
る運転席25が装着されており、この運転席25の左右
の両側部にはコンソールボックス26(図面上では一方
のコンソールボックスのみが示されている)が設けられ
ており、このコンソールボックス26には操作レバー2
7が複数設けられている。また、運転席25の前方にお
ける床面には複数の操作ペダル28が設けられている。
従って、オペレータは運転席25に着座した状態で、こ
れら操作レバー27,操作ペダル28からなる操作手段
を操作することにより、油圧ショベルを構成する作動各
部に設けたそれぞれの油圧アクチュエータを駆動させる
ことができる。
【0009】ここで、操作レバー27及び操作ペダル2
8は、常時においては、中立位置にあり、この状態から
一方向または反対方向に倒すように操作される。操作手
段の中立位置では、方向切換弁13も中立位置となり、
この状態では油圧アクチュエータには圧油が供給されな
い。そして、一方向に倒すと、方向切換弁13が切り換
わり、例えば油圧シリンダの場合は伸長し、また油圧モ
ータの場合は右方向に回転することになり、反対方向に
倒すと、油圧シリンダでは縮小し、油圧モータは左方向
に回転するように作動する。従って、エンジン11によ
り油圧ポンプ10a,10bが駆動されていても、全て
の操作レバー27及び操作ペダル28が中立位置に保持
されておれば、全ての油圧アクチュエータの作動が停止
し、油圧ショベルは静止状態に保持される。なお、油圧
ポンプ10a,10bからの吐出油はセンターバイパス
流路を通ってタンクに還流される。
【0010】エンジン11の作動中において、オペレー
タが運転室3から離れている場合には、下部走行体1、
上部旋回体2及びフロント作業機構3を構成する作動各
部を確実に停止する必要がある。オペレータが運転室3
から出る時には、通常の状態では、操作レバー27及び
操作ペダル28からなる操作手段を中立位置に保つよう
にするが、何らかの理由でこれら操作手段のいずれかが
動いてしまう可能性は全くないとは言えない。そこで、
オペレータが運転室3から出る時に、たとえ操作手段の
いずれかが動いたとしても、作動各部を動かないように
ロックするロック装置を設けるようにしたものは、従来
から用いられている。即ち、運転室3にロック部材とし
てのロックレバー29を設け、このロックレバー29は
乗降用の通路に臨むように配置されて、図6の実線で示
したようにオペレータの乗降を不能にする通路遮断位置
と、同図に仮想線で示したように、上方に回動して、通
路開放位置との間に回動変位できるようにしている。
【0011】この種のロック装置の具体的な構成として
は、例えば実開平6−57964号公報、実開平6−6
7560号公報、実開平6−76459号公報等に示さ
れている。これらのうち、実開平6−57964号公報
に開示されているものを例示すると、図7に示したよう
になっている。即ち、運転室に設けたコンソールボック
ス30を前後方向に回動自在となし、このコンソールボ
ックス30の回動に応じてON,OFFするシャットオ
フスイッチ31を設けると共に、油圧ポンプ32の吐出
側にシャットオフ弁33を設けている。このシャットオ
フ弁33は電磁切換方式のものであって、その電磁パイ
ロット部33aに通電するために、電源34が設けら
れ、この電源34からの電源供給ライン35に前述した
シャットオフスイッチ31が設けられている。
【0012】オペレータの乗降用通路には、ロックレバ
ー36が設けられており、このロックレバー36にはゲ
ート駆動用シリンダ37が連結して設けられている。こ
のゲート駆動用シリンダ37は、常時においては、図中
に仮想線で示したように、ロックレバー36が乗降用通
路を開放する位置に保持されており、油圧ポンプ32か
らの圧油がゲート駆動用シリンダ37に供給されると、
ロックレバー36は、実線で示したように、乗降用通路
に臨む状態に変位する。
【0013】電源供給ライン35には、シャットオフス
イッチ31に加えて、第2のシャットオフスイッチ38
がコンソールボックス30に設けられており、この第2
のシャットオフスイッチ38は手動操作でON,OFF
されるようになっている。さらに、この電源供給ライン
35は緊急遮断スイッチ39も設けられている。この緊
急遮断スイッチ39は、常時にはONの状態になってお
り、緊急時にはこの緊急遮断スイッチ39をOFFの状
態にすることにより、油圧ショベルを緊急停止させるこ
とができる。
【0014】以上のように構成することによって、シャ
ットオフスイッチ31及び第2のシャットオフスイッチ
38のいずれかがOFFの状態になっておれば、シャッ
トオフ弁33は油圧ポンプ32からの圧油が操作系(例
えば、操作レバーや操作ペダルからなる操作手段)に供
給されない位置に保持され、これと共にロックレバー3
6は乗降用通路を開放する仮想線の位置に配置されてい
る。従って、オペレータはロックレバー36に邪魔され
ずに乗降できる。そして、オペレータが運転席に着座し
て、コンソールボックス30を操作可能な状態に傾ける
と、シャットオフスイッチ31がONの状態になり、ま
た手動操作で第2のシャットオフスイッチ38をONす
ると、シャットオフ弁33の電磁パイロット部33aに
通電されて、このシャットオフ弁33が切り換わって、
油圧ポンプ32からの圧油が操作系に供給できるように
なる。また、これと同時にゲート駆動用シリンダ37に
も圧油が供給されて、このゲート駆動用シリンダ37が
作動して、ロックレバー36は乗降用通路を閉鎖する実
線の位置に変位する。従って、油圧ポンプ32からの圧
油が供給可能な状態では、ロックレバー36に阻まれ
て、オペレータは運転室から降りることはできない。
【0015】油圧ショベルの作動中に、オペレータが運
転室から降りる必要ができた時には、コンソールボック
ス30を前述とは反対方向に傾けて、シャットオフスイ
ッチ31をOFFの状態にするか、または第2のシャッ
トオフスイッチ38をOFFの状態にする。これによっ
て、シャットオフ弁33が閉じて、油圧ポンプ32から
の圧油の供給が停止される。従って、運転席の周囲に設
けた操作レバーや操作ペダル等に触れても、油圧ショベ
ルの作動各部がみだりに動くおそれはない。また、これ
と共にゲート駆動用シリンダ37にも圧油が供給されな
い状態になるから、ロックレバー36が通路開放位置に
変位する。これによって、乗降通路が確保されるから、
オペレータは運転室から降りることができる。
【0016】以上のように構成すれば、油圧ショベルの
作動各部における油圧アクチュエータを駆動停止状態に
しないと、オペレータが運転室から降りれなくなる。ま
た、ロックレバー36が自動的に切り換わるから、オペ
レータはこのロックレバー36の位置を確認することに
よって、油圧ショベルが作動可能な状態か、作動不能な
状態かの判断ができる等といった利点がある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、オペレータ
が運転室に搭乗して、ロックレバーが乗降通路閉鎖状態
になっている状況でも、油圧ショベルの作動各部を停止
状態に保持しなければならない場合がある。例えば、掘
削現場において、ある程度掘削が進んだ状態で、オペレ
ータが作業状態の確認を行うことがあるが、このために
は前方下部を視野に入れる必要があり、オペレータは運
転席から立ち上がらなければならない場合もある。この
時にはオペレータは油圧アクチュエータを駆動する意志
はないものの、操作手段にオペレータの手や足等の身体
の一部が触れると、油圧ショベルの作動機構が動くこと
になる。即ち、たとえロックレバーを設けたとしても、
オペレータが機械を動かす意志がないにも拘らず、不意
に機械が動いてしまうという事態の発生を防止できな
い。
【0018】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、オペレータが機械を
動かす意志がないにも拘らず、機械の作動各部が動くと
いう事態が発生するのを確実に防止できるようにするこ
とにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、建設機械の運転室に、オペレータが
乗降する通路に臨んで、この通路を遮断する位置と、通
路を開放する位置とに変位可能なロック部材を設けて、
このロック部材を通路開放位置とした時には、建設機械
の作動各部に設けた全ての油圧アクチュエータを作動不
能状態にすると共に、運転席に荷重検出手段を設けて、
この運転席に所定の荷重が作用しない時には、前記各油
圧アクチュエータを作動不能状態にする作動停止手段を
備える構成としたことをその特徴とするものである。
【0020】運転席に設けた荷重検出手段は、オペレー
タが着座した時に、運転席に作用する体重を検出するも
のであるが、荷重の有無によりON,OFFするスイッ
チで構成することができる。例えば、設定荷重以下であ
れば、スイッチがOFFの状態になり、また設定値以上
の荷重が作用すると、ONの状態に切り換わるようにす
る。また、ロック部材としては、手動操作で回動させる
ロックレバーで構成できる。そして、ロックレバーが通
路遮断位置にあり、かつスイッチがONした時に初め
て、機械が作動可能な状態とする。
【0021】ロック部材が通路開放位置にあるか、また
は荷重検出手段により所定の荷重が作用していない時に
は、建設機械は作動不能状態になるが、作動不能状態
は、エンジンを停止させるか、油圧ポンプから各油圧ア
クチュエータへの圧油の供給を停止させることにより達
成できる。作動停止手段は、油圧ポンプから各油圧アク
チュエータへの圧油の供給を停止するためのものであ
る。作動停止手段としては、例えば油圧ポンプの吐出側
の流路を開閉する手段がある。ただし、油圧アクチュエ
ータを駆動する油圧ポンプの吐出側の流路は極めて高い
圧力が作用することになるから、流路を遮断するための
弁の構成が大型化する。油圧ポンプと油圧アクチュエー
タとの間には方向切換弁が介在しており、この方向切換
弁を中立位置に保持すれば、油圧アクチュエータに圧油
が供給されることはない。従って、全ての方向切換弁を
強制的に中立位置に保持する手段を作動停止手段とする
ことができる。方向切換弁の切り換えは、パイロット信
号により行われるが、方向切換弁が電磁作動式と油圧パ
イロット方式とがあり、電磁作動式の場合には、電磁パ
イロット部に対する電源の供給を遮断すれば良い。ま
た、油圧パイロット方式においては、別途パイロットポ
ンプが設けられ、このパイロットポンプから各方向切換
弁の油圧パイロット部に圧油が供給されて、その切り換
えが行われる。従って、パイロットポンプの吐出流路を
遮断すれば、操作手段を操作しても、方向切換弁が中立
位置に保持されて、油圧アクチュエータは作動しない。
パイロットポンプからの吐出圧はあまり高くはないの
で、パイロットポンプに電磁切換弁を設けて、この電磁
切換弁により吐出流路を開閉する構成とすることができ
る。従って、小型の電磁切換弁を用いることができる。
さらに、油圧アクチュエータに圧油を供給する油圧ポン
プは、通常、負荷に応じて吐出流量が変化する可変容量
型の油圧ポンプが用いられ、この油圧ポンプの流量制御
を行うためにポンプレギュレータを備えている。従っ
て、ポンプレギュレータにより油圧ポンプを最小の吐出
流量の状態にすることによっても、各油圧アクチュエー
タが作動不能状態に保持できる。
【0022】建設機械の作動を停止させる制御対象部材
は以上のように種々あるが、それらのいずれかを制御す
れば良い。ロックレバーと、荷重検出手段とでは、同じ
部材を制御しても良いし、また別々の部材を制御するこ
とも可能である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。図面におい
て、図1は建設機械としての油圧ショベルのロック装置
の全体構成図であり、図2は荷重検出手段の構成説明
図、図3はロック機構の他の回路構成図である。
【0024】まず、図1において、50は運転室内に設
けた運転席、51はオペレータが運転室に乗降するため
の乗降用通路に臨む通路閉鎖位置と、通路を開放する通
路開放位置との間に変位するロック部材としてのロック
レバーである。また、52は油圧アクチュエータを駆動
する方向切換弁の切り換え制御を行うために、油圧パイ
ロット信号を供給するパイロットポンプ、53はパイロ
ットポンプ52の吐出側の流路54を開閉する電磁切換
弁であり、この電磁切換弁53は操作手段の状態如何に
拘らず、油圧アクチュエータの作動を強制的に停止する
作動停止手段が構成される。
【0025】電磁切換弁53は、ばね53aにより流路
54を閉鎖する切換位置(イ)に保持されており、電磁
パイロット部53bに通電すると、ばね53に抗して切
換位置(ロ)に切り換わって、流路54が開かれること
になる。従って、電磁切換弁53が切換位置(ロ)の状
態にして、運転席50の周囲に設けた操作レバーや操作
ペダルからなる操作手段を操作することにより、油圧パ
イロット信号を方向切換弁に供給して、各油圧アクチュ
エータを駆動できるようになる。電磁パイロット部53
bに電源を供給するために、バッテリ等からなる電源5
5を有し、この電源55からの電源供給ライン56の途
中には、2つのスイッチ57,58が設けられている。
スイッチ57はロックレバー51の基端部における枢支
部51aから延在させたレバー59によりON,OFF
するようになっており、またスイッチ58は、運転席5
0の荷重に応じてON,OFFするものである。
【0026】ロックレバー51が図1に実線で示したよ
うに、運転室における乗降用の通路内に臨んで、オペレ
ータの乗降を妨げる通路閉鎖位置にあると、スイッチ5
7がONの状態になり、また枢支部51aを中心として
傾動させて、同図に実線で示したように、乗降用の通路
が開放された通路開放位置に変位させると、スイッチ5
7はOFFの状態になる。なお、ロックレバー51は手
動操作で変位させるように構成しても良いが、図7に示
したように、油圧駆動式とすることも可能である。
【0027】もう一方のスイッチ58は運転席50の荷
重検出手段を構成するものであり、運転席50にオペレ
ータが着座した時には、その荷重を検出することにより
ONの状態になり、オペレータが運転席50から離れる
と、荷重がなくなるので、OFFの状態に切り換わるも
のである。運転席50に設けられ、荷重の有無によりO
N,OFFするスイッチ58の一例を図2に示す。
【0028】この図から明らかなように、運転席50の
シート50aは台座50bの上に直接載置されるのでは
なく、間にリンク機構59を介在させている。リンク機
構59は、常時においては、ばね60によりシート50
aを台座50bから所定高さだけ浮かせた状態に保持さ
れており、オペレータがシート50a上に着座すると、
リンク機構59がばね60に抗する方向に変形して、シ
ート50aが所定量沈むことになる。この時に、リンク
機構59の一方のリンク板59aに設けたピン61が台
座50b側に設けた取付部62に形成した長孔63に沿
って摺動するが、スイッチ58はこのピン61の移動軌
跡上に配置されている。スイッチ58は、シート50a
が浮いた状態にある時には、ピン61から離れた位置に
あり、このためにスイッチ58はOFFの状態となる。
オペレータが着座して、シート50aが沈んだ時に、ピ
ン61が長孔63に沿って摺動して、スイッチ58の上
部位置に移行することになり、この結果ピン61により
スイッチ58が押動されて、ONの状態になるものであ
る。
【0029】一般に、運転席50の左右に設けた操作レ
バーや前方の床面に設けた操作ペダルからなる操作手段
を操作すると、パイロットポンプ52からの圧油が油圧
パイロット信号として、所要の方向切換弁に供給され
て、その方向切換弁が切り換わって、油圧ポンプからの
圧油が油圧アクチュエータに供給される。この動作は、
従来技術について、図5を参照して説明したと同様であ
る。
【0030】前述のようにして油圧アクチュエータが作
動して、油圧ショベルの作動各部、即ちフロント作業機
構の作動、走行、上部旋回体の旋回が行われるが、エン
ジンが稼動状態にあれば、操作手段を操作した時に、常
に作動各部が作動するようにはなっておらず、一定の条
件が整わなければ作動することはない。即ち、オペレー
タが運転席50に着座して、ロックレバー59を通路閉
鎖状態に変位させた時にのみ、油圧ショベルの作動を行
う意志があるものとして、油圧アクチュエータが駆動で
きる状態となり、オペレータが運転席50に着座してい
ない時やロックレバー59が通路開放状態になっている
時には、油圧ショベルの作動を行う意志がないものとし
て、作動各部は静止した状態に保たれることになる。
【0031】このために、パイロットポンプ52の吐出
側の流路には、電磁切換弁53が設けられており、この
電磁切換弁53が条件が整わない時における作動停止手
段として機能する。電磁切換弁53は常時にはばね53
aの作用で、切換位置(イ)に保持されている。この切
換位置(イ)では、パイロットポンプ52からの圧油は
電磁切換弁53により遮断されて、たとえ操作手段が動
いたとしても、方向切換弁の油圧パイロット部にパイロ
ット圧信号が供給されることはない。従って、油圧アク
チュエータには圧油が供給されない。
【0032】電磁切換弁53により流路54が開く条件
としては2つある。まず、オペレータが運転室に搭乗し
て、ロックレバー59を通路閉鎖状態にすることが条件
である。そうすると、スイッチ57がONの状態にな
る。ただし、オペレータが運転室内に入ったとしても、
それだけでは電磁切換弁53は切り換わらない。もう一
つの条件としては、オペレータが運転席50に着座する
ことである。この運転席50にオペレータが着座したか
否かは、運転席50のシート50aに荷重が作用したか
どうかにより検出できる。シート50aに荷重が作用す
ると沈むことになり、この時にスイッチ58がONの状
態になる。
【0033】以上の2つの条件が与えられて初めて、電
磁切換弁53の電磁パイロット部53bが電源55と導
通して、電磁パイロット部53bに通電がなされるか
ら、電磁切換弁53が切換位置(ロ)に切り換わって、
パイロットポンプ52の吐出側の流路54が開くことに
なって、方向切換弁の油圧パイロット部に油圧パイロッ
ト信号が供給できる状態になる。この結果、各操作手段
を操作すれば、それぞれに設けた方向切換弁が切り換わ
って、各油圧アクチュエータが駆動される。
【0034】つまり、油圧ショベルを作動させるのは、
運転室内において、オペレータが運転席50に着座して
油圧ショベルを作動させる意志を有している時に作動可
能な状態にする。オペレータが運転室に搭乗して、ロッ
クレバー59を通路閉鎖状態にした時であっても、運転
席50に着座しない限りは、油圧ショベルを作動させる
意志はないものとして、たとえ操作手段を動かしても、
油圧アクチュエータが駆動されない。例えば、オペレー
タが運転席50に着座して、土砂の掘削等の作業を行っ
ている間に、作業を中止して、掘削された部位を確認す
る等のために立ち上がった時には、スイッチ58がOF
Fの状態になって、電磁切換弁53が切換位置(イ)に
切り換わる。この結果、不用意に操作手段に手や足等身
体の一部が触れても、作動各部がみだりに動くことがな
くなる。
【0035】オペレータが着座している時に油圧ショベ
ルを作動可能な状態とするのであれば、運転席50の荷
重に応じてON,OFFするスイッチ58を設けておく
だけで良く、ロックレバー59に連動するスイッチ57
は必要はない筈である。しかしながら、例えばオペレー
タが荷物等の重量物を運転席50のシート50a上に置
く等の事態が生じることがあり、またオペレータ等が運
転席50に腰を掛けて休息を取る場合もある等、運転席
50に荷重が作用している場合であっても、必ずしもオ
ペレータが油圧ショベルを作動させる意志があるとは限
らない。運転席50に荷物等を置く場合には、ロックレ
バー59を通路開放状態に変位させるし、また運転席5
0で休息する場合も同様ロックレバー59を通路開放状
態にするのが一般的である。従って、オペレータが油圧
ショベルを作動させる意志があるか否かを正確に判定す
るために、ロックレバー59の位置と運転席50の荷重
とに基づいて、油圧ショベルが作動可能な状態にする
か、作動不能な状態にするかを決定する。これによっ
て、オペレータが作動させる意志がないにも拘らず、み
だりに油圧ショベルの作動各部が動いてしまうという事
態が発生するのを確実に防止できる。
【0036】次に、図3は、ロック装置の他の実施の形
態を示すものである。この図から明らかなように、パイ
ロットポンプ52の吐出側の流路54に2個の電磁開閉
弁70,71を設けて、これら電磁開閉弁70,71
を、常時においては、ばね70a,71aにより閉鎖状
態に保持するようになし、電磁パイロット部70b,7
1bに通電がなされると、流路54を開放するように構
成している。そして、電源55からの電源ライン56を
分岐させて、それぞれ電磁パイロット部70a,71a
に接続する。分岐した電源ライン56a,56bにロッ
クレバー51の位置に応じて切り換わるスイッチ57及
び運転席50の荷重により切り換わるスイッチ58とを
設ける。しかもこれら各電源ライン56a,56bに
は、スイッチ57,58と並列にON,OFFされる強
制作動スイッチ72,73を設ける。強制作動スイッチ
72,73は常時にはOFFの状態に保持させておき、
オペレータによる手動操作でONできるようになされて
いる。
【0037】以上のように構成することによっても、前
述した第1の実施の形態で説明したと同様、オペレータ
が運転席50に着座し、かつロックレバー51が通路閉
鎖状態にしなければ、油圧ショベルの作動各部が停止状
態に保持される。
【0038】ところで、スイッチ57,58が共にON
しないと、油圧ショベルが作動可能な状態にならないか
ら、スイッチ57または58の一方がOFF状態のまま
ロックしてしまった場合には、油圧ショベルを動かすこ
とができなくなる。そこで、スイッチ57または58の
いずれかが故障した時には、それと並列に設けられてい
る強制作動スイッチ72または73を手動操作でONさ
せれば、油圧ショベルが作動可能な状態になる。スイッ
チ57,58の一方が故障しても、ロック装置としての
機能はある程度発揮し、しかも油圧ショベルが作動不能
となる状態を避けることができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ロック
部材を通路開放位置するか、または運転席に荷重検出手
段を設けて、この荷重検出手段により所定の荷重が検出
しない時には、建設機械を作動不能状態にするように構
成したので、オペレータが運転席に着座して、ロックレ
バーを通路閉鎖状態に変位させた時にのみ、油圧ショベ
ルの作動を行う意志があるものとして、油圧アクチュエ
ータが駆動できる状態となり、オペレータが運転席に着
座していない時やロックレバーが通路開放状態になって
いる時には、油圧ショベルの作動を行う意志がないもの
として、作動各部は静止した状態に保たれ、ロック装置
としての機能の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す建設機械のロック
装置の構成説明図である。
【図2】運転席に設けられる荷重検出手段の構成を示す
説明図である。
【図3】ロック装置に関する他の実施の形態を示す構成
説明図である。
【図4】建設機械の一例としての油圧ショベルの外観図
である。
【図5】油圧ショベルにおける各油圧アクチュエータを
駆動するための油圧回路図である。
【図6】運転室の構成説明図である。
【図7】従来技術におけるロック装置の構成説明図であ
る。
【符号の説明】
50 運転席 50a シート 50b 台座 51 ロックレバー 52 パイロットポンプ 53 電磁切換弁 54 流路 57,58 スイッチ 70,71 電磁開閉弁 72,73 強制作動スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械の運転室に、オペレータが乗降
    する通路に臨んで、この通路を遮断する位置と、通路を
    開放する位置とに変位可能なロック部材を設けて、この
    ロック部材を通路開放位置とした時には、建設機械の作
    動各部に設けた全ての油圧アクチュエータを作動不能状
    態にするものにおいて、前記運転席に荷重検出手段を設
    けて、この運転席に所定の荷重が作用しない時には、前
    記各油圧アクチュエータを作動不能状態にする作動停止
    手段を備える構成としたことを特徴とする建設機械のロ
    ック装置。
  2. 【請求項2】 前記荷重検出手段は、所定の荷重が作用
    した時に作動するスイッチで構成したことを特徴とする
    請求項1記載の建設機械のロック装置。
  3. 【請求項3】 前記ロック部材はロックレバーで構成し
    たことを特徴とする請求項1記載の建設機械のロック装
    置。
  4. 【請求項4】 前記運転室に設けた操作手段により切り
    換わる油圧パイロット式の方向切換弁を設けて、この方
    向切換弁により前記各油圧アクチュエータの駆動を制御
    するようになし、前記作動停止手段としては、パイロッ
    トポンプと方向切換弁の油圧パイロット部との間の流路
    を連通・遮断する電磁切換弁で構成し、前記ロック部材
    が通路閉鎖位置にあり、かつ運転席に設定された荷重が
    作用していることが前記荷重検出手段で検出された時に
    のみ、前記電磁切換弁によりパイロット流路を開く構成
    としたことを特徴とする請求項1記載の建設機械のロッ
    ク装置。
  5. 【請求項5】 前記ロック部材による作動停止手段と、
    前記荷重検出手段による作動停止手段とを異ならせ、各
    々の作動停止手段には、強制作動手段を設ける構成とし
    たことを特徴とする請求項1記載の建設機械のロック装
    置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990086382A (ko) * 1998-05-27 1999-12-15 토니헬샴 중장비 차량의 작업장치 제어시스템
JP2006241908A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 作業機械における誤作動防止装置
JP2008038416A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Tcm Corp 荷役車両の荷役安全装置
JP2013036270A (ja) * 2011-08-10 2013-02-21 Komatsu Ltd 油圧ショベル
JP2014118793A (ja) * 2012-12-19 2014-06-30 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の盗難防止装置

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