JPH10302593A - 圧力スイッチの防水構造 - Google Patents
圧力スイッチの防水構造Info
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- JPH10302593A JPH10302593A JP12508097A JP12508097A JPH10302593A JP H10302593 A JPH10302593 A JP H10302593A JP 12508097 A JP12508097 A JP 12508097A JP 12508097 A JP12508097 A JP 12508097A JP H10302593 A JPH10302593 A JP H10302593A
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Landscapes
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】自動車等の車両におけるエンジン制御等の信号
を発生する圧力スイッチで、この圧力スイッチ内へ通気
孔を通じて大気中の水分が流入するのを確実に阻止する
ための圧力スイッチの防水構造を得る。 【解決手段】ケース1と第1及び第2極盤9a,9bと
を嵌着し、その内部に設けられたダイヤフラム3によっ
て区画された背圧室11内部へ通気孔12を通じて大気
中の水分が流入するのを阻止すべく、両端部にOリング
14a,14bを設けた変形可能な筒形状ダイヤフラム
14を、第1及び第2極盤9a,9bとケース1との間
に密閉装着して成る構成を備えたことを特徴とする。
を発生する圧力スイッチで、この圧力スイッチ内へ通気
孔を通じて大気中の水分が流入するのを確実に阻止する
ための圧力スイッチの防水構造を得る。 【解決手段】ケース1と第1及び第2極盤9a,9bと
を嵌着し、その内部に設けられたダイヤフラム3によっ
て区画された背圧室11内部へ通気孔12を通じて大気
中の水分が流入するのを阻止すべく、両端部にOリング
14a,14bを設けた変形可能な筒形状ダイヤフラム
14を、第1及び第2極盤9a,9bとケース1との間
に密閉装着して成る構成を備えたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば自動車等
の車両におけるエンジン内の油圧力が所定圧力に達する
と接点が開閉し、エンジン制御等の信号を発生する圧力
スイッチで、この圧力スイッチ内へ、通気孔を通じて大
気中の水分が流入するのを阻止するための圧力スイッチ
の防水構造に関するものである。
の車両におけるエンジン内の油圧力が所定圧力に達する
と接点が開閉し、エンジン制御等の信号を発生する圧力
スイッチで、この圧力スイッチ内へ、通気孔を通じて大
気中の水分が流入するのを阻止するための圧力スイッチ
の防水構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば自動車等のエンジンの
始動によってエンジン内の油圧力が所定値に達する時、
この油圧力によるダイヤフラムの偏位動作に応じて固定
接点と可動接点とが接離動作し、エンジン制御等に関す
る信号を発生する圧力スイッチは、一例として特開平7
−249359号公報に開示されているように、一般的
に広く使用されている。
始動によってエンジン内の油圧力が所定値に達する時、
この油圧力によるダイヤフラムの偏位動作に応じて固定
接点と可動接点とが接離動作し、エンジン制御等に関す
る信号を発生する圧力スイッチは、一例として特開平7
−249359号公報に開示されているように、一般的
に広く使用されている。
【0003】図3は、従来の圧力スイッチの内部構成を
示す断面図である。図3における横方向への一点破線の
中心線から上半部分は、ダイヤフラムの不作動状態(接
点の閉状態)を示し、下半部分は、ダイヤフラムの作動
状態(接点の開状態)を示している。図3において、1
は金属から成る導電性の材質で形成したケースであり、
このケース1の一方側にはエンジン(図示しない)等の
圧力部に通じる連通孔2が設けられ、他方側には開口形
状の凹部分が形成されている。
示す断面図である。図3における横方向への一点破線の
中心線から上半部分は、ダイヤフラムの不作動状態(接
点の閉状態)を示し、下半部分は、ダイヤフラムの作動
状態(接点の開状態)を示している。図3において、1
は金属から成る導電性の材質で形成したケースであり、
このケース1の一方側にはエンジン(図示しない)等の
圧力部に通じる連通孔2が設けられ、他方側には開口形
状の凹部分が形成されている。
【0004】ケース1の凹部分の底面には、弾性材料か
ら成るダイヤフラム3が固着され、このダイヤフラム3
の一方側には導電材料から成る固定接点4がケース1に
設けられている。5はダイヤフラム3の一方側の中央部
分に突設された絶縁材料から成る可動ピンであり、この
可動ピン5は固定接点4の開口部を貫通して突出形成さ
れており、その一部の段部に導電材料から成る可動接点
6が固着されている。7は可動ピン5の外周部に位置
し、かつ可動接点6とスプリング受板8との間に配設さ
れたコイルスプリングであり、このコイルスプリング7
によりダイヤフラム3は連通孔2側へ弾性付勢されてい
る。
ら成るダイヤフラム3が固着され、このダイヤフラム3
の一方側には導電材料から成る固定接点4がケース1に
設けられている。5はダイヤフラム3の一方側の中央部
分に突設された絶縁材料から成る可動ピンであり、この
可動ピン5は固定接点4の開口部を貫通して突出形成さ
れており、その一部の段部に導電材料から成る可動接点
6が固着されている。7は可動ピン5の外周部に位置
し、かつ可動接点6とスプリング受板8との間に配設さ
れたコイルスプリングであり、このコイルスプリング7
によりダイヤフラム3は連通孔2側へ弾性付勢されてい
る。
【0005】9は絶縁材料から成る極盤であり、この極
盤9の一方側には開口形状の凹部分が形成されている。
ケース1の凹部分側と極盤9の凹部分側とはOリング1
0を介して密閉嵌着し、その内部に背圧室11を形成す
る。12は極盤9の一部に設けられた小径の通気孔であ
り、この通気孔12は背圧室11側と大気側とを連通し
ている。13は絶縁材料から成るキャップであり、この
キャップ13は大気中の水分が通気孔12へ進入するの
を防止するため、通気孔12を覆うように一方側はケー
ス1の周縁部に、他方側は極盤9の周縁部にそれぞれ圧
接するように装着される。
盤9の一方側には開口形状の凹部分が形成されている。
ケース1の凹部分側と極盤9の凹部分側とはOリング1
0を介して密閉嵌着し、その内部に背圧室11を形成す
る。12は極盤9の一部に設けられた小径の通気孔であ
り、この通気孔12は背圧室11側と大気側とを連通し
ている。13は絶縁材料から成るキャップであり、この
キャップ13は大気中の水分が通気孔12へ進入するの
を防止するため、通気孔12を覆うように一方側はケー
ス1の周縁部に、他方側は極盤9の周縁部にそれぞれ圧
接するように装着される。
【0006】図3に示される構成を有する従来の圧力ス
イッチにおいて、エンジン等の圧力部に通じる連通孔2
側の油圧力が所定値に達しない時、図3の上半部分に示
されるように、ダイヤフラム3は不作動状態(固定接点
4と可動接点6とが閉状態)にある。ここで、エンジン
等の始動によって連通孔2側の油圧力が所定値に到達す
る時、図3の下半部分に示されるように、ダイヤフラム
3は作動状態(固定接点4と可動接点6とが開状態)と
なり、これにより、エンジン制御等に関する信号の発生
が検出されることとなる。この場合、連通孔2側の油圧
力の変化に応じて作動するダイヤフラム3の偏位動作
は、背圧室11に設けられた通気孔12によってスムー
ズに作動することが可能となる。
イッチにおいて、エンジン等の圧力部に通じる連通孔2
側の油圧力が所定値に達しない時、図3の上半部分に示
されるように、ダイヤフラム3は不作動状態(固定接点
4と可動接点6とが閉状態)にある。ここで、エンジン
等の始動によって連通孔2側の油圧力が所定値に到達す
る時、図3の下半部分に示されるように、ダイヤフラム
3は作動状態(固定接点4と可動接点6とが開状態)と
なり、これにより、エンジン制御等に関する信号の発生
が検出されることとなる。この場合、連通孔2側の油圧
力の変化に応じて作動するダイヤフラム3の偏位動作
は、背圧室11に設けられた通気孔12によってスムー
ズに作動することが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
圧力スイッチにおいては、エンジン等の圧力部に通じる
連通孔2側の油圧力の変化に伴って作動するダイヤフラ
ム3の偏位動作をスムーズに作動させるために、上述し
たごとく背圧室11に通気孔12を設ける必要があっ
た。一方、通気孔12内へ大気中の水分の流入を防止す
るために通気孔12を覆うようにキャップ13が設けら
れているが、ダイヤフラム3の偏位動作をスムーズにす
るためには、キャップ13を密閉構造とすることはでき
ず、通常、キャップ13をケース1及び極盤9の各周縁
部にそれぞれ装着した場合に、これらの装着部分に僅か
な間隙が生じるようにし、これにより、キャップ13の
内外が大気と連通するようにしていた。
圧力スイッチにおいては、エンジン等の圧力部に通じる
連通孔2側の油圧力の変化に伴って作動するダイヤフラ
ム3の偏位動作をスムーズに作動させるために、上述し
たごとく背圧室11に通気孔12を設ける必要があっ
た。一方、通気孔12内へ大気中の水分の流入を防止す
るために通気孔12を覆うようにキャップ13が設けら
れているが、ダイヤフラム3の偏位動作をスムーズにす
るためには、キャップ13を密閉構造とすることはでき
ず、通常、キャップ13をケース1及び極盤9の各周縁
部にそれぞれ装着した場合に、これらの装着部分に僅か
な間隙が生じるようにし、これにより、キャップ13の
内外が大気と連通するようにしていた。
【0008】そのために、キャップ13とケース1及び
極盤9とに各装着部分に存在する僅かな間隙を通じて流
入した大気中の水分は、通気孔12を通じて背圧室11
に進入する不都合が起こることがある。それゆえ、背圧
室11中の防水機構が十分に達成されなくなるため、背
圧室11中に流入した水分によって固定接点4、可動接
点6などが腐食し、固定接点4と可動接点6との接離動
作に伴う電気的な開閉動作が確実に行われず、圧力スイ
ッチとしての作動が不安定になるという問題点があっ
た。
極盤9とに各装着部分に存在する僅かな間隙を通じて流
入した大気中の水分は、通気孔12を通じて背圧室11
に進入する不都合が起こることがある。それゆえ、背圧
室11中の防水機構が十分に達成されなくなるため、背
圧室11中に流入した水分によって固定接点4、可動接
点6などが腐食し、固定接点4と可動接点6との接離動
作に伴う電気的な開閉動作が確実に行われず、圧力スイ
ッチとしての作動が不安定になるという問題点があっ
た。
【0009】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、エンジン等の内部の圧力が所
定圧力に達すると接点が開閉し、エンジン制御等の信号
を発生する圧力スイッチにおいて、極盤に設けた通気孔
を大気から遮断するために、極盤の外周部に少なくとも
通気孔を覆うように配設され、両端部に取付部を設けた
変形可能な筒形状ダイヤフラムを、極盤とケースとの間
に密閉装着して成る構成を備えたものであり、これによ
り、ケースと極盤とを嵌着し、その内部に設けられたダ
イヤフラムにより区画された背圧室は、筒形状ダイヤフ
ラムによって大気側と気密状態に保持される構成とされ
るため、通気孔を通じて背圧室内へ流入する大気中の水
分を阻止して背圧室内部の防水機能を十分に実現するこ
とができるので、背圧室内に配設された固定接点や可動
接点などが腐食することなく、それぞれの各接点間の電
気的な開閉動作が確実に、かつ安定的に行われる圧力ス
イッチの防水構造を得ることを目的とする。
るためになされたもので、エンジン等の内部の圧力が所
定圧力に達すると接点が開閉し、エンジン制御等の信号
を発生する圧力スイッチにおいて、極盤に設けた通気孔
を大気から遮断するために、極盤の外周部に少なくとも
通気孔を覆うように配設され、両端部に取付部を設けた
変形可能な筒形状ダイヤフラムを、極盤とケースとの間
に密閉装着して成る構成を備えたものであり、これによ
り、ケースと極盤とを嵌着し、その内部に設けられたダ
イヤフラムにより区画された背圧室は、筒形状ダイヤフ
ラムによって大気側と気密状態に保持される構成とされ
るため、通気孔を通じて背圧室内へ流入する大気中の水
分を阻止して背圧室内部の防水機能を十分に実現するこ
とができるので、背圧室内に配設された固定接点や可動
接点などが腐食することなく、それぞれの各接点間の電
気的な開閉動作が確実に、かつ安定的に行われる圧力ス
イッチの防水構造を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1の圧
力スイッチの防水構造としては、エンジン等の圧力部に
通じる連通孔側の圧力が所定圧力に達する時、ケースと
極盤とを嵌着してその内部に設けられたダイヤフラムに
より区画された背圧室内部にて固定接点と可動接点とが
開閉し、エンジン制御等の信号を発生する圧力スイッチ
において、上記極盤に設けた通気孔を大気から遮断する
ため、上記極盤の外周部に少なくとも上記通気孔を覆う
ように配設され、両端部に取付部を設けた変形可能な筒
形状ダイヤフラムを、上記極盤と上記ケースとの間に密
閉装着して成る構成を備えたことを特徴とする。
力スイッチの防水構造としては、エンジン等の圧力部に
通じる連通孔側の圧力が所定圧力に達する時、ケースと
極盤とを嵌着してその内部に設けられたダイヤフラムに
より区画された背圧室内部にて固定接点と可動接点とが
開閉し、エンジン制御等の信号を発生する圧力スイッチ
において、上記極盤に設けた通気孔を大気から遮断する
ため、上記極盤の外周部に少なくとも上記通気孔を覆う
ように配設され、両端部に取付部を設けた変形可能な筒
形状ダイヤフラムを、上記極盤と上記ケースとの間に密
閉装着して成る構成を備えたことを特徴とする。
【0011】この発明の請求項2の圧力スイッチの防水
構造としては、請求項1記載の圧力スイッチの防水構造
において、上記筒形状ダイヤフラムは、シリコンゴム、
アクリルゴム、ヒドリンゴム、ポリエステル系エラスト
マー、ウレタン系エラストマー等の弾性材料から成る材
質で形成した構成を備えていることを特徴とする。
構造としては、請求項1記載の圧力スイッチの防水構造
において、上記筒形状ダイヤフラムは、シリコンゴム、
アクリルゴム、ヒドリンゴム、ポリエステル系エラスト
マー、ウレタン系エラストマー等の弾性材料から成る材
質で形成した構成を備えていることを特徴とする。
【0012】この発明の請求項3の圧力スイッチの防水
構造としては、請求項1記載の圧力スイッチの防水構造
において、上記ケースは、金属から成る導電材料の材質
で形成し、上記極盤は、合成樹脂等の絶縁材料の材質で
形成した構成を備えていることを特徴とする。
構造としては、請求項1記載の圧力スイッチの防水構造
において、上記ケースは、金属から成る導電材料の材質
で形成し、上記極盤は、合成樹脂等の絶縁材料の材質で
形成した構成を備えていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明に係る圧力スイッチの防
水構造は、エンジン等の圧力部に通じる連通孔を設けた
ケースと大気に連通する通気孔を設けた極盤とを嵌着
し、その内部にダイヤフラムにより区画された背圧室を
設け、連通孔側の圧力が所定圧力に達する時、背圧室内
部に配設された固定接点と可動接点との接離動作により
圧力を検出するようにした圧力スイッチにおいて、極盤
に設けた通気孔を大気から遮断するため、極盤の外周部
に少なくとも通気孔を覆うように配設され、両端部に取
付部を設けた変形可能な筒形状ダイヤフラムを、極盤と
ケースとの間に密閉装着して成る構成を備えたものであ
る。それゆえ、ダイヤフラムの偏位動作による背圧室の
容積変化を筒形状ダイヤフラムの膨張により吸収すると
共に、背圧室内部は大気側と気密状態に保持され、通気
孔を通じて背圧室内へ流入する大気中の水分を確実に阻
止し、背圧室内部の防水機能を十分に実現することが可
能となるので、この種の圧力スイッチに対する防水構造
に利用し、実施するのに極めて最適なものである。
水構造は、エンジン等の圧力部に通じる連通孔を設けた
ケースと大気に連通する通気孔を設けた極盤とを嵌着
し、その内部にダイヤフラムにより区画された背圧室を
設け、連通孔側の圧力が所定圧力に達する時、背圧室内
部に配設された固定接点と可動接点との接離動作により
圧力を検出するようにした圧力スイッチにおいて、極盤
に設けた通気孔を大気から遮断するため、極盤の外周部
に少なくとも通気孔を覆うように配設され、両端部に取
付部を設けた変形可能な筒形状ダイヤフラムを、極盤と
ケースとの間に密閉装着して成る構成を備えたものであ
る。それゆえ、ダイヤフラムの偏位動作による背圧室の
容積変化を筒形状ダイヤフラムの膨張により吸収すると
共に、背圧室内部は大気側と気密状態に保持され、通気
孔を通じて背圧室内へ流入する大気中の水分を確実に阻
止し、背圧室内部の防水機能を十分に実現することが可
能となるので、この種の圧力スイッチに対する防水構造
に利用し、実施するのに極めて最適なものである。
【0014】従って、この発明に係る圧力スイッチの防
水構造を現実に実施した場合には、圧力スイッチとし
て、背圧室内部の完全な防水を実現することができると
共に、背圧室内部に配設された固定接点や可動接点など
が腐食することなく、それぞれの各接点間の電気的な開
閉動作が確実に、かつ安定的に行われ得るものである。
水構造を現実に実施した場合には、圧力スイッチとし
て、背圧室内部の完全な防水を実現することができると
共に、背圧室内部に配設された固定接点や可動接点など
が腐食することなく、それぞれの各接点間の電気的な開
閉動作が確実に、かつ安定的に行われ得るものである。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例について説明する。
図1は、この発明の実施例である圧力スイッチの防水構
造の内部構成を示す断面図、図2は、図1の圧力スイッ
チの防水構造の主要な構成部品である筒形状ダイヤフラ
ムを示す斜視図である。図1における横方向への一点破
線の中心線から上半部分は、ダイヤフラムの不作動状態
(接点の閉状態)を示し、下半部分は、ダイヤフラムの
作動状態(接点の開状態)を示している。
図1は、この発明の実施例である圧力スイッチの防水構
造の内部構成を示す断面図、図2は、図1の圧力スイッ
チの防水構造の主要な構成部品である筒形状ダイヤフラ
ムを示す斜視図である。図1における横方向への一点破
線の中心線から上半部分は、ダイヤフラムの不作動状態
(接点の閉状態)を示し、下半部分は、ダイヤフラムの
作動状態(接点の開状態)を示している。
【0016】図1において、図3と同一又は相当部分は
同一符号を用いて表示してあり、その詳細な説明は省略
する。図1及び図2において、9aは絶縁材料から成る
第1極盤であり、この第1極盤9aの一方側には開口形
状の凹部分が形成され、また、中央部には貫通孔9cが
形成され、さらに、第1極盤9aの凹部分側の一部には
小径の通気孔12が設けられている。9bは絶縁材料か
ら成る第2極盤であり、この第2極盤9bの一方側の中
央部に凸部分が形成されており、第2極盤9bの凸部分
を第1極盤9aの貫通孔9c内に嵌着することにより、
図3に示される極盤9と類似する極盤が形成される。
同一符号を用いて表示してあり、その詳細な説明は省略
する。図1及び図2において、9aは絶縁材料から成る
第1極盤であり、この第1極盤9aの一方側には開口形
状の凹部分が形成され、また、中央部には貫通孔9cが
形成され、さらに、第1極盤9aの凹部分側の一部には
小径の通気孔12が設けられている。9bは絶縁材料か
ら成る第2極盤であり、この第2極盤9bの一方側の中
央部に凸部分が形成されており、第2極盤9bの凸部分
を第1極盤9aの貫通孔9c内に嵌着することにより、
図3に示される極盤9と類似する極盤が形成される。
【0017】14は、両端部に取付部となるOリング1
4a,14bを設けた筒形状ダイヤフラムであり、この
筒形状ダイヤフラム14はシリコンゴム、アクリルゴ
ム、ヒドリンゴム、ポリエステル系エラストマー、ウレ
タン系エラストマー等の弾性材料から成る材質で形成さ
れる。筒形状ダイヤフラム14は、通気孔12を大気か
ら遮断するために、第1極盤9aの外周部を覆うように
配設される。筒形状ダイヤフラム14は、その一端部に
設けたOリング14aを第1極盤9aの一方側の外周段
部と第2極盤9bの一方側の内周段部との間に圧着挟持
し、他端部に設けたOリング14bを第1極盤9aの他
方側の外周段部とケース1の内周部との間に圧着挟持
し、これにより、筒形状ダイヤフラム14を、第1極盤
9aとケース1との間に密閉装着する。
4a,14bを設けた筒形状ダイヤフラムであり、この
筒形状ダイヤフラム14はシリコンゴム、アクリルゴ
ム、ヒドリンゴム、ポリエステル系エラストマー、ウレ
タン系エラストマー等の弾性材料から成る材質で形成さ
れる。筒形状ダイヤフラム14は、通気孔12を大気か
ら遮断するために、第1極盤9aの外周部を覆うように
配設される。筒形状ダイヤフラム14は、その一端部に
設けたOリング14aを第1極盤9aの一方側の外周段
部と第2極盤9bの一方側の内周段部との間に圧着挟持
し、他端部に設けたOリング14bを第1極盤9aの他
方側の外周段部とケース1の内周部との間に圧着挟持
し、これにより、筒形状ダイヤフラム14を、第1極盤
9aとケース1との間に密閉装着する。
【0018】なお、この発明の実施例の場合には、図2
に示されるように、筒形状ダイヤフラム14の一方側に
設けたOリング14aの外径は、他方側のOリング14
bの外径よりも小さく形成されている。
に示されるように、筒形状ダイヤフラム14の一方側に
設けたOリング14aの外径は、他方側のOリング14
bの外径よりも小さく形成されている。
【0019】上記した構成を有する図1に示されるこの
発明の圧力スイッチの防水構造において、エンジン等の
圧力部に通じる連通孔2側の油圧力が所定値に達しない
時、図1の上半部分に示されるように、ダイヤフラム3
は不作動状態(固定接点4と可動接点6とが閉状態)に
ある。ここで、エンジン等の始動によって連通孔2側の
油圧力が所定値に到達する時、図1の下半部分に示され
るように、ダイヤフラム3は作動状態(固定接点4と可
動接点6とが開状態)となり、これにより、エンジン制
御等に関する信号の発生が検出されることになる。
発明の圧力スイッチの防水構造において、エンジン等の
圧力部に通じる連通孔2側の油圧力が所定値に達しない
時、図1の上半部分に示されるように、ダイヤフラム3
は不作動状態(固定接点4と可動接点6とが閉状態)に
ある。ここで、エンジン等の始動によって連通孔2側の
油圧力が所定値に到達する時、図1の下半部分に示され
るように、ダイヤフラム3は作動状態(固定接点4と可
動接点6とが開状態)となり、これにより、エンジン制
御等に関する信号の発生が検出されることになる。
【0020】この場合、連通孔2側の油圧力の変化に応
じて作動するダイヤフラム3の偏位動作は、ダイヤフラ
ム3が不作動状態にある時、筒形状ダイヤフラム14
は、図1に実線で示すような位置にある。ところが、ダ
イヤフラム3が作動状態になった時、気密状態にある背
圧室11内の圧力上昇によって、筒形状ダイヤフラム1
4は、図1に点線で示すように僅かに膨出した位置に偏
位する。そのため、ダイヤフラム3の偏位動作は極めて
スムーズに行われることになる。
じて作動するダイヤフラム3の偏位動作は、ダイヤフラ
ム3が不作動状態にある時、筒形状ダイヤフラム14
は、図1に実線で示すような位置にある。ところが、ダ
イヤフラム3が作動状態になった時、気密状態にある背
圧室11内の圧力上昇によって、筒形状ダイヤフラム1
4は、図1に点線で示すように僅かに膨出した位置に偏
位する。そのため、ダイヤフラム3の偏位動作は極めて
スムーズに行われることになる。
【0021】また、ダイヤフラム3が不作動状態の位
置、又は作動状態の位置にあるいずれの時にも、上述し
たように背圧室11の内部は、筒形状ダイヤフラム14
によって気密状態に保持されているために、大気中の水
分が通気孔12を通じて背圧室11内へ流入することは
確実に阻止されるので、背圧室11内部の完全な防水を
実現することができるものである。
置、又は作動状態の位置にあるいずれの時にも、上述し
たように背圧室11の内部は、筒形状ダイヤフラム14
によって気密状態に保持されているために、大気中の水
分が通気孔12を通じて背圧室11内へ流入することは
確実に阻止されるので、背圧室11内部の完全な防水を
実現することができるものである。
【0022】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく種々の変形実施が可能である。例えば、取
付部となるOリング14a,14bの形状はOリング状
に限定されるものではなく、矩形状や三角形状等であっ
ても良い。また、筒形状ダイヤフラム14に蛇腹等を設
けることにより変形可能としても良い。
ものではなく種々の変形実施が可能である。例えば、取
付部となるOリング14a,14bの形状はOリング状
に限定されるものではなく、矩形状や三角形状等であっ
ても良い。また、筒形状ダイヤフラム14に蛇腹等を設
けることにより変形可能としても良い。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1の圧
力スイッチの防水構造によれば、エンジン等の圧力部に
通じる連通孔側の圧力が所定圧力に達する時、ケースと
極盤とを嵌着してその内部に設けられたダイヤフラムに
より区画された背圧室内部にて固定接点と可動接点とが
開閉し、エンジン制御等の信号を発生する圧力スイッチ
において、極盤に設けた通気孔を大気から遮断するた
め、極盤の外周部に少なくとも通気孔を覆うように配設
され、両端部に取付部を設けた変形可能な筒形状ダイヤ
フラムを、極盤とケースとの間に密閉装着して成る構成
を備えたものであるので、筒形状ダイヤフラムによって
背圧室内部は大気側と気密状態に保持され、それゆえ、
通気孔を通じて背圧室内へ流入する大気中の水分を確実
に阻止し、背圧室内部の防水機能を十分に実現すること
が可能になると共に、背圧室内部に配設された固定接点
や可動接点などが腐食することなく、それぞれの各接点
間の電気的な開閉動作が確実に、かつ安定的に行われる
などの優れた効果を奏する。
力スイッチの防水構造によれば、エンジン等の圧力部に
通じる連通孔側の圧力が所定圧力に達する時、ケースと
極盤とを嵌着してその内部に設けられたダイヤフラムに
より区画された背圧室内部にて固定接点と可動接点とが
開閉し、エンジン制御等の信号を発生する圧力スイッチ
において、極盤に設けた通気孔を大気から遮断するた
め、極盤の外周部に少なくとも通気孔を覆うように配設
され、両端部に取付部を設けた変形可能な筒形状ダイヤ
フラムを、極盤とケースとの間に密閉装着して成る構成
を備えたものであるので、筒形状ダイヤフラムによって
背圧室内部は大気側と気密状態に保持され、それゆえ、
通気孔を通じて背圧室内へ流入する大気中の水分を確実
に阻止し、背圧室内部の防水機能を十分に実現すること
が可能になると共に、背圧室内部に配設された固定接点
や可動接点などが腐食することなく、それぞれの各接点
間の電気的な開閉動作が確実に、かつ安定的に行われる
などの優れた効果を奏する。
【0024】この発明の請求項2によれば、請求項1記
載の圧力スイッチの防水構造において、上記筒形状ダイ
ヤフラムは、シリコンゴム、アクリルゴム、ヒドリンゴ
ム、ポリエステル系エラストマー、ウレタン系エラスト
マー等の弾性材料から成る材質で形成した構成を備えた
ものであるので、エンジン等の圧力部に通じる連通孔側
の圧力が所定圧力に達する時、作動するダイヤフラムの
偏位動作に伴って背圧室内部の圧力が上昇した場合に
も、筒形状ダイヤフラムはその弾性力により僅かに外方
向へ膨出した位置に偏位するため、簡単な構造でダイヤ
フラムの偏位動作を極めてスムーズに行うことができる
という効果を奏する。
載の圧力スイッチの防水構造において、上記筒形状ダイ
ヤフラムは、シリコンゴム、アクリルゴム、ヒドリンゴ
ム、ポリエステル系エラストマー、ウレタン系エラスト
マー等の弾性材料から成る材質で形成した構成を備えた
ものであるので、エンジン等の圧力部に通じる連通孔側
の圧力が所定圧力に達する時、作動するダイヤフラムの
偏位動作に伴って背圧室内部の圧力が上昇した場合に
も、筒形状ダイヤフラムはその弾性力により僅かに外方
向へ膨出した位置に偏位するため、簡単な構造でダイヤ
フラムの偏位動作を極めてスムーズに行うことができる
という効果を奏する。
【0025】この発明の請求項3によれば、請求項1記
載の圧力スイッチの防水構造において、上記ケースは、
金属から成る導電材料の材質で形成し、上記極盤は、合
成樹脂等の絶縁材料の材質で形成した構成を備えたもの
であるので、ケースの本体部を導電材料で形成し、極盤
の本体部を絶縁材料で形成したことにより、簡単な構成
とすることができると共に、圧力スイッチとしての電気
的な配線回路を簡易化することができるという効果を奏
する。
載の圧力スイッチの防水構造において、上記ケースは、
金属から成る導電材料の材質で形成し、上記極盤は、合
成樹脂等の絶縁材料の材質で形成した構成を備えたもの
であるので、ケースの本体部を導電材料で形成し、極盤
の本体部を絶縁材料で形成したことにより、簡単な構成
とすることができると共に、圧力スイッチとしての電気
的な配線回路を簡易化することができるという効果を奏
する。
【図1】この発明の実施例である圧力スイッチの防水構
造の内部構成を示す断面図である。
造の内部構成を示す断面図である。
【図2】図1の圧力スイッチの防水構造の主要な構成部
品である筒形状ダイヤフラムを示す斜視図である。
品である筒形状ダイヤフラムを示す斜視図である。
【図3】従来の圧力スイッチの内部構成を示す断面図で
ある。
ある。
1 ケース 2 連通孔 3 ダイヤフラム 4 固定接点 5 可動ピン 6 可動接点 7 スプリング 8 スプリング受板 9 極盤 9a 第1極盤 9b 第2極盤 9c 貫通孔 10 Oリング 11 背圧室 12 通気孔 13 キャップ 14 筒形状ダイヤフラム 14a,14b Oリング(取付部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 規真 神奈川県藤沢市辻堂神台2丁目4番36号 キーパー株式会社内 (72)発明者 青島 一幸 神奈川県藤沢市辻堂神台2丁目4番36号 キーパー株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジン等の圧力部に通じる連通孔を設
けたケースと大気に連通する通気孔を設けた極盤とを嵌
着し、その内部にダイヤフラムにより区画された背圧室
を設け、上記連通孔側の圧力が所定圧力に達する時、上
記背圧室内部の上記ケース側に設けた固定接点に対する
上記ダイヤフラム側に設けた可動接点の接離動作により
圧力を検出するようにした圧力スイッチにおいて、 上記通気孔を大気から遮断するため、上記極盤の外周部
に少なくとも上記通気孔を覆うように配設され、両端部
に取付部を設けた変形可能な筒形状ダイヤフラムを、上
記極盤と上記ケースとの間に密閉装着して成る構成を備
えたことを特徴とする圧力スイッチの防水構造。 - 【請求項2】 上記請求項1記載の圧力スイッチの防水
構造において、 上記筒形状ダイヤフラムは、シリコンゴム、アクリルゴ
ム、ヒドリンゴム、ポリエステル系エラストマー、ウレ
タン系エラストマー等の弾性材料から成る材質で形成し
た構成を備えていることを特徴とする圧力スイッチの防
水構造。 - 【請求項3】 上記請求項1記載の圧力スイッチの防水
構造において、 上記ケースは、金属から成る導電材料の材質で形成し、
上記極盤は、合成樹脂等の絶縁材料の材質で形成した構
成を備えていることを特徴とする圧力スイッチの防水構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12508097A JPH10302593A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 圧力スイッチの防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12508097A JPH10302593A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 圧力スイッチの防水構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10302593A true JPH10302593A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14901345
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12508097A Pending JPH10302593A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 圧力スイッチの防水構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10302593A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010049553A1 (es) * | 2008-10-28 | 2010-05-06 | Zertan, S.A. | Manocontacto para control de presión de aceite |
| WO2014050643A1 (ja) * | 2012-09-25 | 2014-04-03 | オムロン株式会社 | 可動接点を有する電子部品 |
-
1997
- 1997-04-28 JP JP12508097A patent/JPH10302593A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010049553A1 (es) * | 2008-10-28 | 2010-05-06 | Zertan, S.A. | Manocontacto para control de presión de aceite |
| WO2014050643A1 (ja) * | 2012-09-25 | 2014-04-03 | オムロン株式会社 | 可動接点を有する電子部品 |
| JP2014067557A (ja) * | 2012-09-25 | 2014-04-17 | Omron Corp | 可動接点を有する電子部品 |
| US9741504B2 (en) | 2012-09-25 | 2017-08-22 | Omron Corporation | Electronic component having movable contact |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040427 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060822 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070109 |