JPH1030260A - 水道凍結防止帯 - Google Patents

水道凍結防止帯

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JPH1030260A
JPH1030260A JP10195797A JP10195797A JPH1030260A JP H1030260 A JPH1030260 A JP H1030260A JP 10195797 A JP10195797 A JP 10195797A JP 10195797 A JP10195797 A JP 10195797A JP H1030260 A JPH1030260 A JP H1030260A
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JP
Japan
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coating layer
water
freezing prevention
cover layer
outer coating
Prior art date
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Pending
Application number
JP10195797A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Shimatani
辰夫 島谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WAAKU KK
Original Assignee
WAAKU KK
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Publication date
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Publication of JPH1030260A publication Critical patent/JPH1030260A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水道凍結防止帯において、発熱抵抗線の被覆構
造を改良して耐久性及び安全性を向上させること。 【解決手段】 水道凍結防止帯における線状発熱体2
は、芯材21の周囲に巻き付けた発熱抵抗線22の外周
に、厚さ約0.25mmの中被覆層23を被覆した構造となっ
ている。発熱抵抗線22は、2列に平行配置された状態
で塩化ビニル製の外被覆層3によって帯状に被覆されて
いる。中被覆層23の層厚は外被覆層3のそれよりも薄
い。また中被覆層23に用いる樹脂は、塩化ビニルに比
べて、機械的強度、耐熱性及び電気絶縁性が高いポリア
ミド系樹脂である。万が一、外被覆層3に劣化又は損傷
が生じても、今度は中被覆層23によって発熱抵抗線2
2を長期に亘り保護できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道凍結防止帯に
関し、特に、その発熱体の2重被覆構造に関する。
【0002】
【従来の技術】冬期に、水道水が凍結することに起因し
て、水道管が破裂することを防止するため、屋内外の配
管部分に水道凍結防止帯が設置される。図4を参照し
て、一般的な水道凍結防止帯の構造を説明する。この図
に示すように、ポリエステル樹脂からなる線状の芯材1
2の周囲にニクロム線13を螺旋状に巻き付けて、線状
発熱体14が形成されている。そして、この線状発熱体
14を2列に平行配置した状態で、塩化ビニル製の外被
覆層15を帯状に被覆してある。ここで、各列のニクロ
ム線13は、サーモスタット(図示せず)を介して接続
されており、水道管の温度を一定温度以上に保持するよ
うに、ニクロム線13への電流供給が制御される。市販
されているかかる構成の水道凍結防止帯は、その発熱容
量が10〜20W/mに設計されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる構成の水道凍結
防止帯は、水道管への熱伝導効率を高めるため、水道管
に対して密着するようきつく巻き付けた状態で使用され
る。このため、外被覆層15は常に引き伸ばされた状態
にある。しかも、冬期に限らず、一年中水道管に巻き付
けたままとされるので、外被覆層15は、常に風雨や温
度変化に晒されている。このため、外被覆層15の表面
が傷付くと、その傷を中心として外被覆層15に割れ目
(クラック)が生じ易い。従って、水道凍結防止帯11
の外被覆層15は劣化及び損傷を受け易い。
【0004】更に、水道管の外周に巻き付けられた水道
凍結防止帯は、一般に保温材によって覆われるものであ
るが、保温材の保温効果が高い場合には、水道凍結防止
帯が過熱する場合があり、このような過熱により外被覆
層15の劣化及び損傷が早まる。
【0005】外被覆層15が劣化し、或いは損傷する
と、ニクロム線13の一部が露出して外気に晒されるこ
とになるため、漏電の原因になるおそれもあり、好まし
くない。また、平行配置したニクロム線13同士がショ
ートして異常発熱を起こし、断線するおそれもある。か
かる弊害の発生を回避するためには、早めに水道凍結防
止帯11を交換する必要があるので、従来の水道凍結防
止帯11は耐用年数の低いものであった。
【0006】そこで、上記問題点に鑑み、本発明の課題
は、発熱抵抗線の被覆構造を改良して耐久性及び安全性
の向上した水道凍結防止帯を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、線状の芯材と、その外周に螺旋状に巻き
付けた発熱抵抗線と、この発熱抵抗線の外周を覆う可撓
性の中被覆層とから構成される線状発熱体を有し、この
線状発熱体が少なくとも2列に平行配置された状態で可
撓性の外被覆層によって帯状に覆われてなる水道凍結防
止帯であって、上記中被覆層は上記外被覆層に比べて層
厚が薄く、且つ、上記中被覆層に用いる樹脂は、上記外
被覆層に用いる樹脂に比べて、機械的強度,耐熱性及び
電気絶縁性が高いことを特徴とする。
【0008】線状の芯材の周囲に巻き付けた発熱抵抗線
は、中被覆層と外被覆層によって二重に保護されてい
る。従って、使用中に外被覆層が劣化又は損傷しても、
その内側の中被覆層に使用した樹脂は、機械的強度,耐
熱性及び電気絶縁性が高いので、外被覆層と同じような
劣化又は損傷することがない。よって、発熱抵抗線は中
被覆層によって確実に保護される。
【0009】特に、中被覆層の厚さを外被覆層のそれよ
りも薄くしてあるから、外被覆層は従前とほぼ同様に外
皮として機能し、万が一、その外被覆層に割れ等が発生
したときには、発熱抵抗線が外気に晒されるのを薄い中
被覆層が防止している。中被覆層が薄いといえども、機
械的強度が外被覆層よりも高いので、発熱抵抗線を長期
に亘り確実に保護できる。このため、かかる二重被覆構
造は耐久性及び安全性の向上に優れている。
【0010】ここに、上記中被覆層の層厚は、約0.2
mm〜約0.3mmの範囲内であることが好ましい。
【0011】そして、中被覆層に用いる樹脂としてはポ
リアミド系樹脂であり、外被覆層に用いる樹脂としては
塩化ビニルとすることができる。
【0012】また、水道凍結防止帯の発熱容量は約4.
5W/m〜約7W/mの範囲内にあることが望ましい。
中被覆層及び外被覆層が過剰に加熱されることがないの
で、特に、外被覆層の劣化,損傷を抑制でき、それ故、
水道凍結防止帯自身の長寿命化に資する。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。
【0014】図1は水道凍結防止帯の被覆構造を示すた
めに、部分的に切り欠いた状態を示す斜視図であり、図
2は水道凍結防止帯の全体斜視図である。これらの図に
おいて、1は水道凍結防止帯であり、2本の線状発熱体
2が平行配置された状態で、厚さ約0.7mmの塩化ビニ
ルからなる外被覆層3によって帯状に被覆されて、連結
された構造になっている。外被覆層3の断面は、線状発
熱体2を覆っている円形の両端部分3c,3dが中央の
肉薄部3aで連結された形状をしている。この外被覆層
3の一方の面は、水道管に密着させて巻き付けることが
できるように凹凸面になっている。ここに、線状発熱体
2は、ポリエステル系繊維からなる糸状の芯材21の周
囲に、発熱抵抗線22が螺旋状に巻き付けられ、更にそ
の周囲にポリアミド系樹脂からなる厚さ約0.25mmの
中被覆層23が被覆された構造になっている。ポリエス
テル系繊維としては、例えば東レ社製のテトロンを使用
でき、ポリアミド系樹脂としては、例えばデュポン社製
の6,6−ナイロンを使用できる。
【0015】図2に示すように、2本の発熱抵抗線22
は、一端がプラグ4に接続されていると共に、その他端
側は相互に接続されている。また、サーモスタット5が
接続されている。本例の水道凍結防止帯1は、その発熱
容量を6W/mに設定してある。即ち、従来の水道凍結
防止帯の発熱容量(10〜20W/m)に比べて1/2
以下になるような発熱抵抗線22を使用している。
【0016】かかる構成の水道凍結防止帯1の取り付け
例を説明する。図3に示すように、水道凍結防止帯1
を、凹凸面になっている面を水道管6の外周面に沿わせ
て軸方向 に取り付ける。更に、その外囲を厚さ約20
mm以上のプラスチック発泡体からなる保温材7で覆う。
このように取り付けた水道凍結防止帯1は、冬期間水道
水の凍結を防止するために使用され、外気温度が−25
°Cの場合にも、凍結を防止できることが確認された。
【0017】本例の水道凍結防止帯1においては、線状
の芯材21の周囲に巻き付けた発熱抵抗線22は、ナイ
ロン製の中被覆層23と、塩化ビニル製の外被覆層3に
よって二重に保護されている。従って、使用中に塩化ビ
ニル製の外被覆層3が劣化又は損傷しても、その内側の
中被覆層23に使用したナイロンは、機械的強度,耐熱
性及び電気絶縁性が高いので、外被覆層3と同じような
劣化又は損傷することがない。よって、発熱抵抗線22
は中被覆層23によって確実に保護される。
【0018】ここに、仮に、中被覆層23の厚さが外被
覆層3のそれよりも厚い場合、外皮としての外被覆層3
が薄いために、従前の比し、むしろ外被覆層3の割れや
剥離等が生じ易く、結果的に、保護被覆層は厚い中被覆
層23だけの一層と同等になり易い。これでは、外被覆
層3の一層の場合と略同様になるので、耐久性及び安全
性の向上はさほど期待できない。
【0019】しかしながら、本例では、中被覆層23の
厚さを外被覆層3のそれよりも薄くしてあるから、外被
覆層3は従前とほぼ同様に外皮として機能し、万が一、
その外被覆層3に割れ等が発生したときには、発熱抵抗
線22が外気に晒されるのを薄い中被覆層23が防止し
ている。中被覆層23が薄いといえども、機械的強度が
外被覆層3よりも高いので、発熱抵抗線22を長期に亘
り確実に保護できる。
【0020】このため、かかる二重被覆構造は耐久性及
び安全性の向上に優れている。
【0021】このように、本例の水道凍結防止帯1は、
全体として高い耐久性及び安全性を呈する。例えば、図
4に示す従来の水道凍結防止帯と比較すると、引張強度
で15%、絶縁度で30%、耐圧で50%、耐電圧で5
0%、耐熱性で60%の向上が認められ、耐用年数は2
0年以上も長くなることが推定される。また、本例で
は、水道凍結防止帯1の発熱容量を、6W/mに設定し
てあるので、水道管6に設置した水道凍結防止帯1の周
囲を保温材7で覆っても、過熱により水道水が高温にな
ってしまう不都合が起こり難くなる、更に、このような
低発熱容量の発熱抵抗線22を使用しているので、集中
コントロールも容易である。これに加えて、中被覆層2
3及び外被覆層3が過剰に加熱されることがないので、
特に、外被覆層3の劣化,損傷を抑制でき、それ故、水
道凍結防止帯1自身の長寿命化に資する。
【0022】なお、本例においては、ポリアミド系樹脂
として、6,6−ナイロンを使用したが、他のナイロン
等でも良い。また、芯材には、ポリエステル系繊維を使
用したが、他の材質でも良く、例えばガラス繊維等の無
機質材料であっても良い。更に、外被覆層によって一体
的に被覆される線状発熱体の本数は2列に限らず、それ
以上の数であっても良い。
【0023】また、水道凍結防止帯の取り付け方法とし
ては、上記のように水道管に沿って設置するものに限定
されることなく、水道管の周囲に巻き付ける方法でも良
い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、芯材の
外周に螺旋状に巻き付けた発熱抵抗線を薄い中被覆層と
厚い外被覆層とで二重被覆してなり、中被覆層に用いる
樹脂は、外被覆層に用いる樹脂に比べて、機械的強度,
耐熱性及び電気絶縁性が高いことを特徴とするものであ
るから、次のような効果を奏する。
【0025】 使用中に外被覆層が劣化又は損傷して
も、その内側の中被覆層に使用した樹脂は、機械的強
度,耐熱性及び電気絶縁性が高いので、外被覆層と同じ
ような劣化又は損傷することがない。よって、発熱抵抗
線は中被覆層によって確実に保護される。
【0026】特に、中被覆層の厚さを外被覆層のそれよ
りも薄くしてあるから、外被覆層は従前とほぼ同様に外
皮として機能し、万が一、その外被覆に割れ等が発生し
たときには、発熱抵抗線が外気に晒されるのを薄い中被
覆層が防止している。中被覆層が薄いといえども、機械
的強度が外被覆層よりも高いので、発熱抵抗線を長期に
亘り確実に保護できる。このため、かかる二重被覆構造
は耐久性及び安全性の向上に優れている。
【0027】 また、水道凍結防止帯の発熱容量は約
4.5W/m〜約7W/mの範囲内にあることが望まし
い。中被覆層及び外被覆層が過剰に加熱されることがな
いので、特に、外被覆層の劣化,損傷を抑制でき、それ
故、水道凍結防止帯自身の長寿命化に資する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る水道凍結防止帯を部分
的に切り欠いて、その被覆構造を示す斜視図である。
【図2】図1の水道凍結防止帯の全体斜視図である。
【図3】図1の水道凍結防止帯の取り付け例を示す斜視
図である。
【図4】従来の水道凍結防止帯の被覆構造を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1…水道凍結防止帯 2…線状発熱体 3…外被覆層 21…芯材 22…発熱抵抗線 23…中被覆層。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線状の芯材と、その外周に螺旋状に巻き
    付けた発熱抵抗線と、この発熱抵抗線の外周を覆う可撓
    性の中被覆層とから構成される線状発熱体を有し、この
    線状発熱体が少なくとも2列に平行配置された状態で可
    撓性の外被覆層によって帯状に覆われてなる水道凍結防
    止帯であって、 前記中被覆層は前記外被覆層に比べて層厚が薄く、且
    つ、前記中被覆層に用いる樹脂は、前記外被覆層に用い
    る樹脂に比べて、機械的強度,耐熱性及び電気絶縁性が
    高いことを特徴とする水道凍結防止帯。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記中被覆層の層厚
    は、約0.2mm〜約0.3mmの範囲内であることを特徴
    とする水道凍結防止帯。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記中
    被覆層に用いる前記樹脂はポリアミド系樹脂であり、前
    記外被覆層に用いる前記樹脂は塩化ビニルであることを
    特徴とする水道凍結防止帯。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に
    おいて、発熱容量が約4.5W/m〜約7W/mの範囲
    内にあることを特徴とする水道凍結防止帯。
JP10195797A 1990-12-28 1997-04-18 水道凍結防止帯 Pending JPH1030260A (ja)

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JP10195797A JPH1030260A (ja) 1990-12-28 1997-04-18 水道凍結防止帯

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2-402504 1990-12-28
JP40250490 1990-12-28
JP10195797A JPH1030260A (ja) 1990-12-28 1997-04-18 水道凍結防止帯

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JPH1030260A true JPH1030260A (ja) 1998-02-03

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009140651A3 (en) * 2008-05-16 2010-03-04 Wwus Development Llc Heating cable with insulated heating element
US7989740B2 (en) 2008-05-16 2011-08-02 Thermon Manufacturing Company Heating cable
US8212191B2 (en) 2008-05-16 2012-07-03 Thermon Manufacturing Co. Heating cable with a heating element positioned in the middle of bus wires

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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