JPH10303047A - 内燃機関用点火コイル - Google Patents

内燃機関用点火コイル

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JPH10303047A
JPH10303047A JP9112393A JP11239397A JPH10303047A JP H10303047 A JPH10303047 A JP H10303047A JP 9112393 A JP9112393 A JP 9112393A JP 11239397 A JP11239397 A JP 11239397A JP H10303047 A JPH10303047 A JP H10303047A
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JP
Japan
Prior art keywords
coil
ignition coil
core
silicon steel
internal combustion
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Pending
Application number
JP9112393A
Other languages
English (en)
Inventor
Akimitsu Sugiura
明光 杉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 体格を大きくすることなく所望の高電圧を発
生する点火コイルを提供することにある。 【解決手段】 スティック状の点火コイル10のハウジ
ング11内に、中心コア15、二次スプール20、二次
コイル21、一次スプール23、一次コイル24、外周
コア25が中心から外周に向けてこの順番で収容されて
いる。外周コア25は厚さ0.27mm以下の薄い方向性
珪素鋼板25aを三枚筒状に巻回して構成されている。
これにより、点火コイルの体格を大きくすることなく中
心コア15と外周コア25とで構成する磁気回路を流れ
る磁束を増加し、点火コイルに要求される二次電圧値を
発生することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関用点火コ
イルに関し、特にプラグホールに直接搭載するスティッ
ク状の内燃機関用点火コイルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、日本電装公開整理番号26−
053技報および日本電装公開整理番号32−039技
報に開示されるように、樹脂モールド型閉磁路内燃機関
用点火コイル(以下、「内燃機関用点火コイル」を点火
コイルという)のコアに方向性をもたせるものが知られ
ている。コアを構成する珪素鋼板に方向性をもたせるこ
とにより無方向性硅素鋼板を用いたコアに比べコアの断
面積を小さくしても要求性能を満足する高電圧を二次側
に発生できるので、点火コイルの小型化を図ることがで
きる。
【0003】一方、軸中心に棒状の中心コアを配設し、
その外周に一次コイルおよび二次コイルを巻回した樹脂
製のスプール、さらにその外周に外周コアを配設した従
来のスティック状の内燃機関用点火コイルでは、方向性
硅素鋼板を用いず無方向性珪素鋼板を1、2枚重ねて外
周コアを構成していた。それは、スティック状の点火コ
イルの場合、プラグホールの径を小さくしない限り点火
コイルを小径にしても利点がなく、さらに外周コアに方
向性をもたせなくとも要求性能を満足することができて
いたからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
車両性能の向上、ならびに低燃費化の要求に伴い、ステ
ィック状点火コイルにおいて高い二次電圧を発生し燃料
を確実に燃焼させることが求められている。体格を大き
くすることなく高い二次電圧を発生するためには、中心
コアと外周コアとで形成する磁気回路を通る磁束をいか
に増加させるかが課題である。
【0005】本発明の目的は、体格を大きくすることな
く所望の高電圧を発生する点火コイルを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
点火コイルによると、一次コイルおよび二次コイルの外
周に配設する外周コアを三枚以上の珪素鋼板で構成し、
かつその内二枚以上を方向性硅素鋼板で構成することに
より、中心コアと外周コアとで形成する磁気回路を通る
磁束を増加させている。これにより、点火コイルの体格
を大きくすることなく、より高い二次電圧を二次コイル
に発生することができる。
【0007】本発明の請求項2記載の点火コイルによる
と、方向性珪素鋼板の板厚を0.27mm以下にすること
により、各珪素鋼板に発生する渦電流を低減し、外周コ
アの渦電流損を低減する。これにより、より高い二次電
圧を二次コイルに発生することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
実施例について図面に基づいて説明する。本発明の一実
施例によるスティック状点火コイルを図1、図2および
図3に示す。図2に示す点火コイル10は、図示しない
エンジンブロックの上部に気筒毎に形成されたプラグホ
ール内に収容され、図示しない点火プラグと図2の下側
で電気的に接続している。
【0009】点火コイル10は樹脂材料からなる円筒状
のハウジング11を備えており、このハウジング11内
に形成された収容室11aに、中心コア15、磁石1
6、17、二次スプール20、二次コイル21、一次ス
プール23、一次コイル24、外周コア25等が収容さ
れている。収容室11aに充填された樹脂絶縁材として
のエポキシ樹脂26は点火コイル10内の各部材間に浸
透し、樹脂絶縁材として部材間の電気絶縁を確実なもの
としている。
【0010】円柱状の中心コア15は薄い珪素鋼板を横
断面がほぼ円形となるように径方向に積層して組立てら
れている。コイルにより励磁されて発生する磁束の方向
と逆方向の極性を有する磁石16、17はそれぞれ中心
コア15の軸方向両端に装着されている。また、中心コ
ア15の外周を絶縁材としてゴム材18が覆っている。
【0011】図1に示すように、二次スプール20はゴ
ム材18の外周に配設されており、樹脂材料で成形され
ている。二次コイル21は二次スプール20の外周に巻
回されており、二次コイル20の高電圧側にさらにダミ
ーコイル22が一重巻き程度に巻回されている。ダミー
コイル22は二次コイル21とターミナルプレート40
とを電気的に接続している。単線ではなくダミーコイル
22で二次コイル21とターミナルプレート40とを電
気的に接続することにより、二次コイル21とターミナ
ルプレート40との電気的接続部の表面積を大きくし、
電気的接続部への電界集中を避けている。
【0012】一次スプール23は二次コイル21の外周
に配設されており、樹脂材料で成形されている。一次コ
イル24は一次スプール23の外周に巻回されており、
図2に示すターミナル31を介して図示しないスイッチ
ング回路と電気的に接続されている。外周コア25は一
次コイル24のさらに外側に装着されている。図3に外
周コア25の一構成例を示す。外周コア25は厚さ0.
27mm以下の薄い方向性珪素鋼板25aを三枚筒状に巻
回し巻回開始端と巻回終了端とを接続していないので軸
方向に隙間25bを形成している。この隙間25bは各
方向性珪素鋼板25aの周方向に磁束による電流が発生
しないように形成されている。外周コア25は磁石16
の外周位置から磁石17の外周位置にわたる軸方向長さ
を有する。
【0013】図2に示す制御信号入力用のコネクタ部3
0はプラグホールから突出するようにハウジング11の
上端部に設けられており、このコネクタ30に一次コイ
ル24に制御信号を供給するターミナル31がインサー
ト成形されている。ターミナル31を介して一次コイル
24へ制御信号を供給するスイッチング回路は点火コイ
ル10の外部に設けられている。
【0014】図2に示すように、高圧ターミナル41は
ハウジング11の下端部11bにインサート成形されて
いる。ターミナルプレート40の中央部は高圧ターミナ
ル41を挿入する方向に折り曲げられた爪部を構成して
いる。この爪部に高圧ターミナル41の先端が挿入する
ことにより、高圧ターミナル41はターミナルプレート
40と電気的に接続している。ダミーコイル22の高電
圧端の線材は、フュージングまたははんだ付け等でター
ミナルプレート40に電気的に接続されている。スプリ
ング42は高圧ターミナル41と電気的に接続するとと
もにプラグホールに点火コイル10を挿入した際に点火
プラグと電気的に接続する。ハウジング11の高電圧側
開口端にゴムからなるプラグキャップ19が装着されて
おり、このプラグキャップ19に点火プラグを挿入す
る。スイッチング回路から一次コイル側に制御信号を供
給すると二次コイル21に高電圧が発生し、この高電圧
がダミーコイル22、ターミナルプレート40、高圧タ
ーミナル41、スプリング42を介して点火プラグに印
加される。
【0015】次に、方向性および無方向性珪素鋼板の枚
数、厚みと、二次コイル21に発生する二次電圧との関
係を図4および表1に示す。図4において、黒丸で示し
た特性は、外周コアの積層厚を約1mmにし、アルミ製プ
ラグチューブを装着した点火コイルのものであり、白丸
で示した特性は、外周コアの積層厚を約0.7mmにし、
鉄製プラグチューブを装着した点火コイルのものであ
る。さらに、外周コアを構成する各硅素鋼板の厚み、な
らびに方向性または無方向性の詳細を表1に示す。ま
た、点火コイルに要求される二次電圧は、エンジン性能
から要求される最大要求電圧値に点火システム全体のば
らつきを考慮し、36kVに設定してある。
【0016】
【表1】
【0017】図4および表1から判るように、プラグチ
ューブの材質に関わらず、硅素鋼板を三枚以上用い、そ
の内少なくとも二枚以上の方向性硅素鋼板を用いて外周
コアを構成すれば、点火コイルに要求される二次電圧よ
りも高い電圧値を発生することができる。外周コアを構
成する珪素鋼板の枚数が同じであれば方向性珪素鋼板の
枚数が多い程二次電圧値が高くなり、外周コアの厚みが
同じであれば方向性硅素鋼板の枚数が多く厚みが薄い程
二次電圧値が高くなる。各方向性硅素鋼板の厚みは0.
27mm以下であることが望ましい。
【0018】以上説明した本発明の上記実施例では、外
周コア25を三枚の珪素鋼板で構成し、その内少なくと
も二枚以上に方向性硅素鋼板を用いたことにより、中心
コア15と外周コア25とで軽視する磁気回路を通る磁
束を増加させている。これにより、点火コイル10の体
格を大きくすることなく、二次コイル21に発生する二
次電圧を高電圧化することができる。
【0019】さらに、各方向性珪素鋼板の厚みを0.2
7mm以下にすることにより、方向性珪素鋼板に発生する
渦電流損を低減し、より効率的に二次コイル21に高電
圧を発生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による点火コイルを示す図2
のI線部分の拡大図である。
【図2】本実施例による点火コイルを示す縦断面図であ
る。
【図3】(A)は本実施例の外周コアを示す正面図であ
り、(B)は(A)のB−B線断面図である。
【図4】外周コアを構成する珪素鋼板の枚数、厚み、方
向性の有無および二次発生電圧を示す特性図である。
【符号の説明】
10 点火コイル 15 中心コア(コア) 20 二次スプール 21 二次コイル 23 一次スプール 24 一次コイル 25 外周コア 25a 方向性珪素鋼板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の点火装置に印加する高電圧を
    発生する内燃機関用点火コイルであって、 棒状の中心コアと、 前記中心コアの外周に巻回された一次コイルおよび二次
    コイルと、 前記一次コイルおよび前記二次コイルの外周に配設さ
    れ、三枚以上の珪素鋼板で構成された外周コアであっ
    て、前記硅素鋼板のうち少なくとも二枚以上を方向性硅
    素鋼板で構成した外周コアと、 を備えることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  2. 【請求項2】 前記方向性珪素鋼板の板厚は0.27mm
    以下であることを特徴とする請求項1記載の内燃機関用
    点火コイル。
JP9112393A 1997-04-30 1997-04-30 内燃機関用点火コイル Pending JPH10303047A (ja)

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JP9112393A JPH10303047A (ja) 1997-04-30 1997-04-30 内燃機関用点火コイル

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006173466A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Denso Corp 点火コイル及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20040323