JPH10303452A - 半導体光検出素子、半導体光変調素子及び光通信用送信装置 - Google Patents

半導体光検出素子、半導体光変調素子及び光通信用送信装置

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JPH10303452A
JPH10303452A JP9109121A JP10912197A JPH10303452A JP H10303452 A JPH10303452 A JP H10303452A JP 9109121 A JP9109121 A JP 9109121A JP 10912197 A JP10912197 A JP 10912197A JP H10303452 A JPH10303452 A JP H10303452A
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Japan
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layer
type semiconductor
semiconductor layer
quantum well
type
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Withdrawn
Application number
JP9109121A
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English (en)
Inventor
Satoshi Kamiyama
智 上山
Masahiro Kito
雅弘 鬼頭
Yoichi Sasai
洋一 佐々井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で且つ高速大容量の光伝送が十分
に行なえるようにする。 【解決手段】 サファイアよりなる基板11上には、G
aNよりなるバッファ層12、n型GaN層13が順次
形成されている。n型GaN層13の上面における一方
の領域には、Ti/Auよりなる第1のn型電極14が
形成されている。n型GaN層13の上面における他方
の領域には、n型Al0.2 Ga0.8 N層15、アンドー
プGaNよりなる井戸層16a及びアンドープAl0.2
Ga0.8 Nよりなるバリア層16bが交互に積層されて
なる多重量子井戸層16、及びn型Al0.2 Ga0.8 N
層15よりもバンドギャップが小さいn型GaN層17
が順次形成されている。n型GaN層17の上面にはT
i/Auよりなり、入射光を受ける開口部18aを有す
る第2のn型電極18が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信等に用いら
れる半導体光検出素子、半導体光変調素子及び半導体光
変調素子を用いた光通信用送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光通信には、光ファイバーの波長分散や
光損失が小さい1.3μm帯又は1.55μm帯のレー
ザ光を出力する半導体レーザが用いられている。この波
長帯の光検出器にはGeフォトダイオードやInGaA
s系アバランシェフォトダイオード(APD)が用いら
れてきた。Geフォトダイオードは製造が簡単で且つ安
価ではあるが、暗電流が大きいことや応答速度が遅いこ
となどから、近年はInGaAs系アバランシェフォト
ダイオードが主流となっている。また、InGaAs系
光検出素子にはpinフォトダイオードもあるが、最近
の10Gbps以上の大容量通信には応答速度が追従で
きないため使われなくなりつつある。
【0003】以下、従来の半導体光検出素子について図
面を参照しながら説明する。
【0004】図12は従来のInGaAs系アバランシ
ェフォトダイオードの断面構成を示し、p型InPより
なる基板101上には、p型InPよりなり、基板10
1上に成長する各半導体層の格子整合性を高めるバッフ
ァ層102、p- 型InGaAsよりなり、光を吸収し
アバランシェ増倍を生じさせる増倍層103が順次形成
されている。
【0005】基板101の上の増倍層103の中央部に
は、p+ 型InP層104、InAlGaAs及びIn
AlAsが積層されてなる多重量子井戸層105、n+
型InAlAsよりなるキャップ層106、n+ 型In
GaAsよりなるコンタクト層107、及びn電極10
8が順次形成されている。
【0006】基板101の上における増倍層103の上
の両端部には、p型不純物であるZnが増倍層103に
達するように注入されたZn拡散領域109が形成さ
れ、該Zn拡散領域109の上にはp電極110が形成
され、基板101の上の増倍層103の上におけるn電
極108とp電極110との間に両電極同士の絶縁を確
保するために設けられ、Tiが注入された絶縁領域10
9が形成されている。
【0007】以上のように構成されたアバランシェフォ
トダイオードの動作の概略を説明する。まず、p電極1
10を接地し、n電極108に約20Vの電圧を印加す
ると、増倍層103の少数キャリアである電子が電界に
よってキャップ層106へ急激に流れ始め、いわゆるな
だれ破壊が起きる寸前の状態となる。この状態で、波長
が1.3μm帯又は1.55μm帯の光を増倍層103
に入射すると、図13に示すように、多重量子井戸層1
05において入射された光が吸収されると共に、価電子
帯Ev の電子が伝導帯Ec に励起され、励起された電子
が引き金となって増倍層103内で一気になだれ破壊が
生じて本ダイオードに電流が流れる。この現象は光信号
に対して非常に高速に応答するため大容量通信の光検出
素子に適している。
【0008】一方、図14に示すように、従来から光信
号の生成には、(a)に示す、半導体レーザ素子111
の駆動電流を直接変調してレーザ光112を出力する直
接変調方式と、(b)に示す、半導体光変調素子114
を用いてレーザ光112を変調する外部変調方式とが用
いられている。(a)に示す直接変調方式は最も簡単な
構成で実現できるため広く用いられてきたが、レーザ素
子111を高速に変調するとチャープ現象が生じて発振
スペクトルが広がるため、光ファイバー113は波長に
応じて伝搬速度が異なるという性質を有しているので、
信号波形が劣化してしまう。従って、10Gbps以上
の大容量通信には(b)に示す外部変調方式が有望であ
ると考えられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のInGaAs系アバランシェフォトダイオードを用
いた光検出素子は、20Vから30Vの逆バイアス電圧
が印加されて動作するため、大容量で且つ高価な電源装
置を必要とするという問題を有している。一般に普及し
ている5V程度の電源装置のバイアス電圧ではなだれ破
壊が生じないので、pinフォトダイオードとしての動
作しか得られない。そのため、応答速度が遅く、10G
bps以上の高速伝送には追従できない。また、信号光
よりも光子エネルギーの高い光、例えば、可視光に対し
ても感度を有するため、本素子を装置に組み込む際に、
迷光を遮断する手段を装置に備える必要があるので、装
置が複雑になるという問題を有している。
【0010】また、従来の外部変調方式を用いた光通信
用送信装置における光変調素子は、光導波路を兼ねる光
変調素子に効率よく光を結合させて十分な光信号の消光
比が得られるように、非常に高精度な位置合わせを行な
う必要があるため、装置の組立に多大な工数を要すると
いう問題を有している。
【0011】本発明は、前記従来の問題に鑑み、簡単な
構成で且つ高速大容量の光伝送が十分に行なえるように
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め本発明は、光の検出又は変調に、GaN又はZnSe
等のそれぞれのワイドギャップn型半導体が積層されて
なる多重量子井戸層のサブバンド間遷移を用いるもので
ある。
【0013】本発明に係る半導体光検出素子は、基板上
に形成された第1のn型半導体層と、第1のn型半導体
層の上に、井戸層及びバリア層が交互に積層されてな
り、複数の井戸型ポテンシャルを持つ多重量子井戸層
と、多重量子井戸層の上に形成されており、第1のn型
半導体層よりも小さなバンドギャップを有する第2のn
型半導体層とを備え、共鳴トンネル効果により、第2の
n型半導体層から多重量子井戸層の基底サブバンド準位
にキャリアが注入されると共に、入力光が入射されると
基底サブバンド準位から励起サブバンド準位に励起され
たキャリアが第1のn型半導体層に注入される現象に基
づいて、入力光の入射を検出する。
【0014】本発明の半導体光検出素子によると、第1
のn型半導体層と該第1のn型半導体層よりもバンドギ
ャップの小さな第2のn型半導体層に挟まれた多重量子
井戸層を備え、第1及び第2のn型半導体層間にバイア
ス電圧が印加されることにより、共鳴トンネル効果によ
り、第2のn型半導体層から多重量子井戸層の基底サブ
バンド準位にキャリアである電子が注入されると共に、
入力光を受けて基底サブバンド準位から励起サブバンド
準位に励起された電子が第1のn型半導体層に注入され
ることによって、入力光が電流として検出される。この
ように、光の検出に、電子が価電子帯から伝導帯に遷移
するバンド間遷移ではなく、量子井戸内の電子のサブバ
ンド間遷移を用いているため、バイアス電圧が1V〜2
V程度の低電圧で多重量子井戸層の基底サブバンド準位
に電子を注入することができる。また、サブバンド間遷
移を用いているため、共鳴トンネル電流は極めて高速
で、且つ、入力光を選択的に吸収することができる。
【0015】本発明の半導体光検出素子において、第1
の半導体層、第2の半導体層及び多重量子井戸層のいず
れもがGaN又はZnSeを含むことが好ましい。
【0016】また、本発明の半導体光検出素子におい
て、励起サブバンド準位は、サブバンド準位のうちの第
3量子準位であることが好ましい。
【0017】また、本発明の半導体光検出素子におい
て、入力光の波長は1.3μm帯又は1.55μm帯で
あることが好ましい。
【0018】本発明に係る第1の半導体光変調素子は、
基板上に形成され、GaNを含むn型半導体層と、n型
半導体層の上に、それぞれがGaNを含む井戸層及びバ
リア層が交互に積層されてなり、複数の井戸型ポテンシ
ャルを持つ多重量子井戸層と、多重量子井戸層の上に形
成されたショットキー電極とを備え、n型半導体層とシ
ョットキー電極との間にバイアス電圧が印加されない状
態では、多重量子井戸層は空乏化し、n型半導体層とシ
ョットキー電極との間にバイアス電圧が印加された状態
では、n型半導体層から多重量子井戸層の基底サブバン
ド準位にキャリアが注入され、n型半導体層とショット
キー電極との間に印加されるバイアス電圧を変化させ
て、基底サブバンド準位から励起サブバンド準位に励起
されるキャリアの遷移確率を変動させることにより入力
光を変調する。
【0019】第1の半導体光変調素子によると、GaN
を含むn型半導体層とショットキー電極との間に挟まれ
たGaNを含む多重量子井戸層を備え、無バイアス時に
は多重量子井戸層が空乏化し、バイアス印加時にはn型
半導体層から多重量子井戸層の基底サブバンド準位にキ
ャリアである電子が注入され、バイアス電圧を変化させ
て基底サブバンド準位から励起サブバンド準位に励起さ
れる電子の遷移確率を変動させることにより入力光が変
調される。このように、光の変調に、電子が価電子帯か
ら伝導帯に遷移するバンド間遷移ではなく、量子井戸内
の電子のサブバンド間遷移を用いているため、バイアス
電圧が1V〜2V程度の低電圧で空乏化状態の多重量子
井戸層の基底サブバンド準位に電子を注入することがで
きる。また、ワイドギャップ半導体であるGaNを含む
半導体のサブバンド間遷移を用いているため、多重量子
井戸層に適当な材料、膜厚又は不純物濃度を選ぶことに
より光ファイバーに対して最も効率がよい波長である
1.3μm帯又は1.5μm帯を選択的に吸収すること
ができる。また、ワイドギャップ半導体を用いているた
め、電子の有効質量が大きくなるので、サブバンド間に
おける吸収係数が1桁程度大きくなる。
【0020】本発明に係る第2の半導体光変調素子は、
基板上に形成され、GaNを含む第1のn型半導体層
と、第1のn型半導体層の上に、それぞれがGaNを含
む井戸層及びバリア層が交互に積層されてなり、複数の
井戸型ポテンシャルを持つ多重量子井戸層と、多重量子
井戸層の上に形成され、伝導帯下端のエネルギーがバリ
ア層よりも小さい第2のn型半導体層とを備え、第1の
n型半導体層と第2のn型半導体層との間にバイアス電
圧が印加されない状態では、多重量子井戸層は空乏化
し、第1のn型半導体層と第2のn型半導体層との間に
バイアス電圧が印加された状態では、第1のn型半導体
層から多重量子井戸層の基底サブバンド準位にキャリア
が注入され、第1のn型半導体層と第2のn型半導体層
との間に印加されるバイアス電圧を変化させて、基底サ
ブバンド準位から励起サブバンド準位に励起されるキャ
リアの遷移確率を変動させることにより入力光を変調す
る。
【0021】第2の半導体光変調素子によると、GaN
を含む第1のn型半導体層と第2のn型半導体層との間
に挟まれた、GaNを含む多重量子井戸層を備え、無バ
イアス時には多重量子井戸層が空乏化し、バイアス印加
時には第1のn型半導体層から多重量子井戸層の基底サ
ブバンド準位に電子が注入され、バイアス電圧を変化さ
せて基底サブバンド準位から励起サブバンド準位に励起
される電子の遷移確率を変動させることにより入力光を
変調する。このように、光の変調に、電子が価電子帯か
ら伝導帯に遷移するバンド間遷移ではなく、量子井戸内
の電子のサブバンド間遷移を用いているため、バイアス
電圧が1V〜2V程度の低電圧で空乏化状態の多重量子
井戸層の基底サブバンド準位に電子を注入することがで
きる。また、ワイドギャップ半導体であるGaNを含む
半導体のサブバンド間遷移を用いているため、多重量子
井戸層に適当な材料、膜厚又は不純物濃度を選ぶことに
より光ファイバーに対して最も効率がよい波長である
1.3μm帯又は1.5μm帯を選択的に吸収すること
ができる。また、ワイドギャップ半導体を用いているた
め、電子の有効質量が大きくなるので、サブバンド間に
おける吸収係数が1桁程度大きくなる。
【0022】第1又は第2の半導体光変調素子におい
て、井戸層又はバリア層は、導電型がn型で且つ不純物
濃度が1×1017cm-3以上であることが好ましい。
【0023】また、第1又は第2の半導体光変調素子に
おいて、励起サブバンド準位は、サブバンド準位のうち
の第3量子準位であることが好ましい。
【0024】また、第1又は第2の半導体光変調素子に
おいて、入力光の波長は1.3μm帯又は1.55μm
帯であることが好ましい。
【0025】本発明に係る第1の光通信用送信装置は、
レーザ光を出力する半導体レーザ素子と、レーザ光の出
力側に設けられ、入力されたレーザ光を変調して出力す
る半導体光変調素子とを備え、半導体光変調素子は、基
板上に形成され、GaNを含むn型半導体層と、n型半
導体層の上に、それぞれがGaNを含む井戸層及びバリ
ア層が交互に積層されてなり、複数の井戸型ポテンシャ
ルを持つ多重量子井戸層と、多重量子井戸層の上に形成
されたショットキー電極とを有し、n型半導体層とショ
ットキー電極との間にバイアス電圧が印加されない状態
では、多重量子井戸層は空乏化し、n型半導体層とショ
ットキー電極との間にバイアス電圧が印加された状態で
は、n型半導体層から多重量子井戸層の基底サブバンド
準位にキャリアが注入され、n型半導体層とショットキ
ー電極との間に印加されるバイアス電圧を変化させて、
基底サブバンド準位から励起サブバンド準位に励起され
るキャリアの遷移確率を変動させることにより入力され
たレーザ光を変調する。
【0026】第1の光通信用送信装置によると、半導体
レーザ素子の出力光を受けて変調する半導体光変調素子
は、量子井戸内の電子のサブバンド間遷移を用いている
ため、バイアス電圧が1V〜2V程度の低電圧で空乏化
状態の多重量子井戸層に電子を注入することができる。
また、ワイドギャップ半導体であるGaNを含む半導体
のサブバンド間遷移を用いているため、光ファイバーに
対して最も効率がよい波長である1.3μm帯又は1.
5μm帯のレーザ光を用いれば該レーザ光を選択的に吸
収できる。また、ワイドギャップ半導体を用いているた
め、電子の有効質量が大きくなるので、サブバンド間に
おける吸収係数が1桁程度大きくなる。
【0027】本発明に係る第2の光通信用送信装置は、
レーザ光を出力する半導体レーザ素子と、レーザ光の出
力側に設けられ、入力されたレーザ光を変調して出力す
る半導体光変調素子とを備え、半導体光変調素子は、基
板上に形成され、GaNを含む第1のn型半導体層と、
第1のn型半導体層の上に、それぞれがGaNを含む井
戸層及びバリア層が交互に積層されてなり、複数の井戸
型ポテンシャルを持つ多重量子井戸層と、多重量子井戸
層の上に形成され、伝導帯下端のエネルギーがバリア層
よりも小さい第2のn型半導体層とを有し、第1のn型
半導体層と第2のn型半導体層との間にバイアス電圧が
印加されない状態では、多重量子井戸層は空乏化し、第
1のn型半導体層と第2のn型半導体層との間にバイア
ス電圧が印加された状態では、第1のn型半導体層から
多重量子井戸層の基底サブバンド準位にキャリアが注入
され、第1のn型半導体層と第2のn型半導体層との間
に印加されるバイアス電圧を変化させて、基底サブバン
ド準位から励起サブバンド準位に励起されるキャリアの
遷移確率を変動させることにより入力されたレーザ光を
変調する。
【0028】第2の光通信用送信装置によると、半導体
レーザ素子の出力光を受けて変調する半導体光変調素子
は、量子井戸内の電子のサブバンド間遷移を用いている
ため、バイアス電圧が1V〜2V程度の低電圧で空乏化
状態の多重量子井戸層に電子を注入することができる。
また、ワイドギャップ半導体であるGaNを含む半導体
のサブバンド間遷移を用いているため、光ファイバーに
対して最も効率がよい波長である1.3μm帯又は1.
5μm帯のレーザ光を用いれば該レーザ光を選択的に吸
収できる。また、ワイドギャップ半導体を用いているた
め、電子の有効質量が大きくなるので、サブバンド間に
おける吸収係数が1桁程度大きくなる。
【0029】第1又は第2の光通信用送信装置におい
て、半導体レーザ素子と半導体光変調素子との間に設け
られ、レーザ光を平面波に変換するコリメートレンズ
と、半導体光変調素子の出力側に設けられ、半導体光変
調素子が出力する出力光を集光するフォーカスレンズと
をさらに備えていることが好ましい。
【0030】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)本発明の第1の実施形態を図面に基
づいて説明する。
【0031】図1は本発明の第1の実施形態に係る半導
体光検出素子を示す斜視図である。図1に示すように、
サファイアよりなる基板11上には、GaNよりなり、
サファイア結晶と基板11の上に成長する半導体層との
格子整合を図るバッファ層12、及びSiがドープされ
たn型GaN層13が順次形成されている。
【0032】n型GaN層13の上面における一方の領
域には、例えばTi/Auよりなる第1のn型電極14
が形成されている。n型GaN層13の上面における他
方の領域には、Siがドープされた第1のn型半導体層
としてのn型Al0.2 Ga0.8 N層15、アンドープG
aNよりなる井戸層16aとアンドープAl0.2 Ga
0.8 Nよりなるバリア層16bとが交互に積層されてな
り、複数の井戸型ポテンシャルを持つ多重量子井戸層1
6、及びn型Al0.2 Ga0.8 N層15よりもバンドギ
ャップが小さい第2のn型半導体層としてのn型GaN
層17が順次形成されている。n型GaN層17の上面
にはTi/Auよりなり、中央部に光信号19を多重量
子井戸層16に導入するための開口部18aを有する第
2のn型電極18が形成されている。
【0033】以下、前記のように構成された光検出素子
(以下、サブバンド間遷移型光検出素子と呼ぶ。)の動
作を図面を参照しながら説明する。
【0034】図2は本実施形態に係るサブバンド間遷移
型光検出素子のエネルギーバンドを示し、(a)は第1
のn型電極14及び第2のn型電極18に所定電圧が印
加されていない無バイアス時を示し、(b)は第1のn
型電極14及び第2のn型電極18に所定電圧が印加さ
れているバイアス時を示している。図2(a)に示すよ
うに、多重量子井戸層16の伝導帯Ec 中には複数の量
子準位が存在しており、これらの量子準位をエネルギー
の低い方から順に基底サブバンド準位である第1量子準
位E1 ,第2量子準位E2 ,第3量子準位E3 とする。
ここで、井戸層16a及びバリア層16bの膜厚をそれ
ぞれ3nm及び5nmとすると、各量子準位間のエネル
ギー差は、第2量子準位E2 と第1量子準位E1 との間
が約300eVとなり、第3量子準位E3 と第1量子準
位E1 との間が約800meVとなる。この遷移エネル
ギー800meVは、検出対象とする波長1.55μm
の入射光の光子エネルギーに一致する。
【0035】この無バイアス時には、n型Al0.2 Ga
0.8 N層15と、該n型Al0.2 Ga0.8 N層15より
もバンドギャップの小さい、すなわち伝導帯Ec のエネ
ルギーがΔEc だけ小さいn型GaN層17との間には
多重量子井戸層16が電子に対して障壁となるため、電
子は流れない。また、多重量子井戸層16の伝導帯Ec
中には各量子準位に電子がほとんど存在しないので、
1.55μm帯の光信号が第2のn型電極18の開口部
18aから入射されても、入射された光は吸収されな
い。
【0036】次に、図2(b)に示すように、第1のn
型電極14を接地して第2のn型電極18に約−1Vの
電圧を印加すると、n型GaN層17の伝導帯Ec 端の
エネルギーが多重量子井戸層16の井戸層16aの第1
量子準位E1 にほぼ一致する。このとき、共鳴トンネル
現象により電子がn型GaN層17から井戸層16aの
第1量子準位E1 に注入される。井戸層16aの第1量
子準位E1 に電子が注入された状態で、波長が1.55
μm帯の光信号19が入射されると該光信号19は多重
量子井戸層16の井戸層16aで吸収されて、電子のエ
ネルギー準位が、第1の量子準位E1 からエネルギー差
がその光子エネルギーに相当する第3の量子準位E3 に
遷移する。第3の量子準位E3 に遷移した電子はn型A
l0.2 Ga0.8 N層15に共鳴トンネル現象によって流
れ込む。n型Al0.2 Ga0.8 N層15に流れ込む電子
の流量が光信号19の強度を表わす検出信号となる。
【0037】一般に、サブバンド間の光吸収スペクトル
は、図4に示すように波長1.55μmをピークとする
シャープな形状となる。このため、信号光以外の迷光に
よる雑音を生じないので、本素子には迷光を抑えるため
のフィルター等を設ける必要がない。
【0038】さらに、吸収係数は、ワイドギャップ半導
体を用いているため、電子の有効質量がナロウギャップ
半導体に比べて大きいので、第1量子準位E1 の電子密
度が1×1017cm-3のときに約40000cm-1と非
常に大きくなり、多重量子井戸層16の井戸層16aの
数を通常のAPDよりも少なくしても十分な光吸収を得
ることができる。
【0039】また、共鳴トンネル効果を用いて多重量子
井戸層16に電子が注入されるため、低バイアス電圧
で、且つ、極めて高速な動作が可能となるので、本素子
を光通信に用いれば、10Gbps以上の高速大容量通
信に対応できる。
【0040】本実施形態においては、波長が1.55μ
m帯の光に対して光吸収が生じる構成としているが、井
戸層16aの層厚を薄くしたり、井戸層16a又はバリ
ア層16bの材料を変えれば1.3μm帯の光に対する
検出が可能となる。
【0041】また、第1量子準位E1 と第3の量子準位
E3 との間の遷移を用いて光吸収を行なっているが、井
戸層16aの層厚を薄くしたり、井戸層16a又はバリ
ア層16bの材料を変えることにより、第1量子準位E
1 と第2の量子準位E2 との間の遷移による光吸収を起
こさせることも可能である。
【0042】但し、第1量子準位E1 と第3の量子準位
E3 との間の遷移の方が電子の遷移確率が大きいので、
より大きな吸収係数を得やすい。
【0043】以下、本発明の第1の実施形態の一変形例
を図面に基づいて説明する。
【0044】図4は第1の実施形態の一変形例に係るサ
ブバンド間遷移型光検出素子を示す斜視図である。図4
に示すように、n型GaNよりなる基板21上には、Z
nSeよりなり、基板21の上に成長する半導体層との
格子整合を図るバッファ層22、Clがドープされたn
型ZnSSe層23、Clがドープされた第1のn型Z
nMgSSe層24、アンドープZnSeよりなる井戸
層とアンドープZnMgSSeよりなるバリア層とが交
互に積層されてなり、複数の井戸型ポテンシャルを持つ
多重量子井戸層25、及び第1のn型ZnMgSSe層
24よりもバンドギャップが小さい第2のn型ZnMg
SSe層26が順次形成されている。
【0045】基板21の下面にはTi/Auよりなる第
1のn型電極27が形成され、基板21の上面には同じ
くTi/Auよりなり、光信号19を多重量子井戸層2
5へ入射するための開口部28aを有する第2のn型電
極28が形成されている。
【0046】本変形例においても、光検出素子に、ワイ
ドギャップ半導体であるII−IV族のZnSeを含み、且
つ、サブバンド間遷移を用いているため、GaNを含む
半導体層を用いた第1の実施形態と同様の効果を有す
る。
【0047】(第2の実施形態)以下、本発明に係る第
2の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0048】図5は本発明の第2の実施形態に係る半導
体光変調素子を示す斜視図である。図5に示すように、
サファイアよりなる基板31上には、GaNよりなり、
サファイア結晶と基板31の上に成長する半導体層との
格子整合を図るバッファ層32、Siがドープされたn
型GaN層33が順次形成されている。
【0049】n型GaN層33の上面における一方の領
域には、例えばTi/Auよりなるn型電極34が形成
されている。n型GaN層33の上面における他方の領
域には、Siがドープされたn型Al0.2 Ga0.8 N層
35、不純物濃度が1×1017cm-3でドープされたn
型GaNよりなる井戸層36aとアンドープAl0.2G
a0.8 Nよりなるバリア層36bとが交互に積層されて
なり、複数の井戸型ポテンシャルを持つ光吸収層である
多重量子井戸層36、及びアンドープAl0.2Ga0.8
N層37が順次形成されている。アンドープAl0.2 G
a0.8 N層37の上面にはAuよりなるショットキー電
極38が形成されている。
【0050】以下、前記のように構成された光変調素子
(以下、サブバンド間遷移型光変調素子と呼ぶ。)の動
作を図面を参照しながら説明する。
【0051】図6は本実施形態に係るサブバンド間遷移
型光変調素子のエネルギーバンドを示し、(a)はn型
電極34及びショットキー電極38に所定電圧が印加さ
れていない無バイアス時を示し、(b)はn型電極34
及びショットキー電極38に所定電圧が印加されている
バイアス時を示している。図6(a)に示すように、多
重量子井戸層36の伝導帯Ec 中には複数の量子準位が
存在しており、これらの量子準位をエネルギーの低い方
から順に基底サブバンド準位である第1量子準位E1 ,
第2量子準位E2 ,第3量子準位E3 とする。ここで、
井戸層36a及びバリア層36bの膜厚をそれぞれ3n
m及び5nmとすると、各量子準位間のエネルギー差
は、第2量子準位E2 と第1量子準位E1 との間が約3
00eVとなり、第3量子準位E3 と第1量子準位E1
との間が約800meVとなる。この遷移エネルギー8
00meVは変調の対象とする波長1.55μmの入射
光の光子エネルギーに一致する。
【0052】この無バイアス時には、多重量子井戸層3
6におけるn型Al0.2 Ga0.8 N層35の反対側にア
ンドープAl0.2 Ga0.8 N層37を設けているため、
多重量子井戸層36の各半導体層が空乏化することによ
り、伝導帯Ec がn型Al0.2 Ga0.8 N層35側から
アンドープAl0.2 Ga0.8 N層37側に向けて上昇す
る。この伝導帯Ec の傾きによって多重量子井戸層36
とショットキー電極38との間にポテンシャル障壁が形
成されるため、多重量子井戸層36の井戸層36a内に
は各量子準位に電子がほとんど存在しないので、1.5
5μm帯の光が多重量子井戸層36に入射されたとして
も、入射された光は吸収されずに透過することになり、
その結果、無バイアス時には入射光は変調されない。
【0053】次に、図6(b)に示すように、ショット
キー電極38を接地してn型電極34に約−1Vの電圧
を印加すると、多重量子井戸層36近傍の空乏層が小さ
くなるため、第1量子準位E1 に電子が存在できるよう
なる。第1量子準位E1 の電子密度はほぼドーピング濃
度に一致しており、ここでは1017cm-3となる。
【0054】この状態で、波長が1.55μm帯の光が
入射されると、入射された光は多重量子井戸層36の井
戸層36aで吸収されて、電子のエネルギー準位が、第
1の量子準位E1 からエネルギー差がその光子エネルギ
ーに相当する第3の量子準位E3 に遷移する。第3の量
子準位E3 に遷移した電子は電界に勾配がないため、所
定時間経過後に基底サブバンド準位の第1量子準位に戻
る。このように、バイアス電圧を制御することにより、
入射された光が変調されて出力することができる。
【0055】一般に、サブバンド間の光吸収スペクトル
は、図4に示したように波長1.55μmをピークとす
るシャープな形状となる。さらに、光の吸収係数は、ワ
イドギャップ半導体を用いているため、第1量子準位E
1 の電子密度が1×1017cm-3のときに約40000
cm-1と非常に大きく、従来の光変調素子に比べて1桁
ほど大きいので、従来の半導体光変調素子のように導波
路を形成しなくても十分な消光比が確保でき、且つ、光
の入射位置を精密に調整する必要もない。
【0056】本実施形態においては、波長が1.55μ
m帯の光に対して光吸収が生じる構成としているが、井
戸層36aの層厚を薄くしたり、井戸層36a又はバリ
ア層36bの材料を変えれば1.3μm帯の光に対する
検出が可能となる。
【0057】また、第1量子準位E1 と第3の量子準位
E3 との間の遷移を用いて光吸収を行なっているが、井
戸層36aの層厚を薄くしたり、井戸層36a又はバリ
ア層36bの材料を変えることにより、第1量子準位E
1 と第2の量子準位E2 との間の遷移による光吸収を起
こさせることも可能である。
【0058】但し、第1量子準位E1 と第3の量子準位
E3 との間の遷移の方が電子の遷移確率が大きいので、
より大きな吸収係数を得やすい。
【0059】なお、本実施形態においては、多重量子井
戸層36の井戸層36aにn型のGaNを用いたが、光
学的吸収による遷移エネルギーに所望の波長に対応する
遷移エネルギーが得られる範囲であればアンドープGa
Nであってもよく、バリア層36bにアンドープAl
0.2 Ga0.8 Nを用いたが、同様にn型のAl0.2 Ga
0.8 Nであってもよい。
【0060】以下、本発明の第2の実施形態の第1変形
例を図面に基づいて説明する。
【0061】図7は第2の実施形態の第1変形例に係る
サブバンド間遷移型光変調素子を示す斜視図である。図
7に示すように、第1の実施形態と同様にサファイアよ
りなる基板31上に、第1のn型半導体層としてのn型
Al0.2 Ga0.8 N層35と、n型GaNよりなる井戸
層36aとアンドープAl0.2 Ga0.8 Nよりなるバリ
ア層36bとが交互に積層されてなる多重量子井戸層3
6と、アンドープAl0.2 Ga0.8 N層37とが順次形
成され、さらに該アンドープAl0.2 Ga0.8 N層37
の上に、伝導帯下端のエネルギーがバリア層36bより
も小さい第2のn型半導体層としてのn型GaN層39
が形成されている。なお、図5に示す部材と同一の部材
には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
【0062】図8は本変形例に係るサブバンド間遷移型
光変調素子のエネルギーバンドを示し、(a)はn型電
極34及びショットキー電極38に所定電圧が印加され
ていない無バイアス時を示し、(b)はn型電極34及
びショットキー電極38に所定電圧が印加されているバ
イアス時を示している。図8(a)に示す無バイアス時
には、多重量子井戸層36におけるn型Al0.2 Ga
0.8 N層35の反対側にアンドープAl0.2 Ga0.8 N
層37と、ショットキー電極38の代わりに伝導帯Ec
のエネルギーがバリア層36bよりも小さいn型GaN
層39が設けられているため、多重量子井戸層36の各
半導体層が空乏化する。
【0063】これにより、第2の実施形態と同様の効果
を得ることができる。
【0064】以下、本発明の第2の実施形態の第2変形
例を図面に基づいて説明する。
【0065】図9は第2の実施形態の第2の変形例に係
るサブバンド間遷移型光変調素子を示す斜視図である。
図9に示すように、n型GaNよりなる基板41上に
は、ZnSeよりなり、基板41の上に成長する半導体
層との格子整合を図るバッファ層42、Clがドープさ
れたn型ZnSSe層43、Clがドープされたn型Z
nMgSSe層44、Clがドープされたn型ZnSe
よりなる井戸層とアンドープZnMgSSeよりなるバ
リア層とが交互に積層されてなり、複数の井戸型ポテン
シャルを持つ多重量子井戸層45、及びアンドープZn
MgSSe層46が順次形成されている。
【0066】基板41の下面にはTi/Auよりなるn
型電極47が形成され、基板41の上面にはAuよりな
るショットキー電極48が形成されている。
【0067】本変形例においても、光変調素子に、ワイ
ドギャップ半導体であるII−IV族のZnSeを含み、且
つ、サブバンド間遷移を用いているため、GaNを含む
半導体層を用いた第2の実施形態と同様の効果を有す
る。
【0068】(第3の実施形態)以下、本発明に係る第
3の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0069】図10は本発明の第3の実施形態に係る光
通信用送信装置の概略を示している。図10に示すよう
に、Siよりなる基体51の上面には、発振波長が1.
55μm帯のDFB(分布帰還)型レーザ素子52と、
該レーザ素子52の出射面から光軸方向に100μm程
度の間隔を置き、本発明の第2の実施形態に係るサブバ
ンド間遷移型光変調素子53とが設けられている。
【0070】光変調素子53の光軸方向の素子長は10
0μmであって、レーザ素子52の基板と光変調素子5
3の基板との厚みを一致させておけば、光変調素子53
の基体51の主面に対する上下方向のボンディング位置
の調整は不要となる。
【0071】また、光変調素子53の基体51の主面に
平行な方向の位置調整は数10μm程度あれば十分であ
る。
【0072】本実施形態の特徴として、光変調素子53
にワイドギャップ半導体であるGaN又はZnSeを含
み、サブバンド間遷移を用いた光学的吸収により入力光
を変調して出力するため、ワイドギャップ半導体の電子
の有効質量はナロウギャップ半導体に比べて大きいの
で、光吸収係数が非常に大きくなる。これにより、レー
ザ光54が光変調素子53の多重量子井戸層にわずかに
重なれば、該レーザ光54に十分な消光比が得られるた
め、レーザ素子52と光変調素子53との間に導波路を
形成する必要がなくなるので、レーザ素子52と光変調
素子53とを装置に実装する際に、該装置の構成を簡略
化できる。
【0073】また、サブバンド間遷移を用いて光学的吸
収を行なうため、電子が基底サブバンド準位に戻る時間
が極めて小さいので、10Gbps以上の高速変調に対
応することができる。
【0074】以下、本発明の第3の実施形態の一変形例
を図面に基づいて説明する。
【0075】図11は第3の実施形態の一変形例に係る
光通信用送信装置の概略を示している。本変形例の特徴
として図11に示すように、Siよりなる基体51の上
には、レーザ素子52と、該レーザ素子52の出射面か
ら光軸方向に間隔を置き、本発明の第2の実施形態に係
るサブバンド間遷移型光変調素子53と、該光変調素子
53が出力するレーザ光54を装置の外部に伝送する光
ファイバー55が設けられている。さらに、レーザ素子
52と光変調素子53との間には、レーザ素子52が出
力するレーザ光54を平面波に変換するコリメートレン
ズ56が設けられ、光変調素子53と光ファイバー55
との間には、光変調素子53が出力するレーザ光54を
集光するフォーカスレンズ57が設けられている。
【0076】このように、本変形例によると、光変調素
子53によって変調されたレーザ光54の光ファイバー
55に対する結合効率を向上させることができる。この
場合、光ファイバー55の位置合わせにのみサブミクロ
ンの高精度の調整が必要となるが、光変調素子53は前
述したように精密な調整が不要となるので、本装置の作
製工程は大幅に簡略化できる。
【0077】
【発明の効果】本発明に係る半導体光検出素子による
と、量子井戸内のサブバンド間遷移を用いているため、
バイアス電圧が1V〜2V程度の低電圧で多重量子井戸
層の基底サブバンド準位にキャリアである電子を注入す
ることができる。これにより、バイアス電圧生成用の電
源装置を簡略化することができる。また、サブバンド間
遷移を用いているため、共鳴トンネル電流は極めて高速
であるので、高速大容量通信に対応でき、且つ、入力光
が選択的に吸収されるため、可視光フィルター等を設け
る必要がなく装置が簡略化できる。
【0078】本発明に係る半導体光検出素子において、
第1の半導体層、第2の半導体層及び多重量子井戸層の
いずれもがGaN又はZnSeを含む半導体であると、
GaN又はZnSeはそれぞれワイドギャップ半導体で
あるため、電子のサブバンド間遷移を確実に実現するこ
とができる。
【0079】また、本発明に係る半導体光検出素子にお
いて、励起サブバンド準位がサブバンド準位のうちの第
3量子準位であると、基底サブバンドからの電子の遷移
確率が大きいため、光の吸収係数を確実に大きくするこ
とができる。
【0080】また、本発明に係る半導体光検出素子にお
いて、入力光の波長が1.3μm帯又は1.55μm帯
であると、信号光を伝送する光ファイバに対して最も伝
送効率がよくなる。
【0081】本発明に係る第1又は第2の半導体光変調
素子によると、ワイドギャップ半導体であるGaNを含
む半導体における量子井戸内の電子のサブバンド間遷移
を用いているため、バイアス電圧が1V〜2V程度の低
電圧で空乏化状態の多重量子井戸層の基底サブバンド準
位に電子を注入することができるので、バイアス電圧生
成用の電源装置を簡略化することができる。また、サブ
バンド間遷移を用いているため、多重量子井戸層に適当
な材料、膜厚又は不純物濃度を選ぶことにより光ファイ
バーに対して最も効率がよい波長である1.3μm帯又
は1.5μm帯を選択的に吸収することができると共
に、極めて高速であるため、高速大容量通信に十分に対
応できる。また、ワイドギャップ半導体を用いているた
め、電子の有効質量が大きくなるので、サブバンド間に
おける吸収係数が1桁程度大きくなる。これにより、通
信装置等の作製時に精密な位置合わせが不要となるた
め、作製工数を大幅に削減できる。
【0082】第1又は第2の半導体光変調素子におい
て、井戸層又はバリア層が、導電型がn型で且つ不純物
濃度が1×1017cm-3以上であると、バイアス印加時
において、無バイアス時に空乏化している多重量子井戸
層に効率よく電子が注入されるので、入力光の変調効率
が向上する。
【0083】また、第1又は第2の半導体光変調素子に
おいて、励起サブバンド準位がサブバンド準位のうちの
第3量子準位であると、基底サブバンドからの電子の遷
移確率が大きいため、光の吸収係数を確実に大きくする
ことができる。
【0084】また、第1又は第2の半導体光変調素子に
おいて、入力光の波長が1.3μm帯又は1.55μm
帯であると、信号光を伝送する光ファイバに対して最も
伝送効率がよくなる。
【0085】本発明に係る第1又は第2の光通信用装置
によると、本発明に係る第1又は第2の半導体光変調素
子を用いているため、バイアス電圧生成用電源装置が簡
略化できると共に光変調素子の位置合わせが簡略化で
き、且つ、高速伝送が十分に行なえる。
【0086】第1又は第2の光通信用装置において、半
導体レーザ素子と半導体光変調素子との間に設けられ、
レーザ光を平面波に変換するコリメートレンズと、半導
体光変調素子の出力側に設けられ、半導体光変調素子が
出力する出力光を集光するフォーカスレンズとを備えて
いると、半導体光変調素子が出力する出力光を確実に光
ファイバに伝送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る半導体光検出素
子を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る半導体光検出素
子のエネルギーバンド図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る半導体光検出素
子又は本発明の第2の実施形態に係る半導体光変調素子
における量子準位間の光吸収スペクトルを示す図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施形態の一変形例に係るサブ
バンド間遷移型光検出素子を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る半導体光変調素
子を示す斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る半導体光変調素
子のエネルギーバンド図である。
【図7】本発明の第2の実施形態の第1変形例に係る半
導体光変調素子を示す斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施形態の第1変形例に係る半
導体光変調素子のエネルギーバンド図である。
【図9】本発明の第2の実施形態の第2変形例に係る半
導体光変調素子を示す斜視図である。
【図10】本発明の第3の実施形態に係る光通信用送信
装置を示す概略構成図である。
【図11】本発明の第3の実施形態の一変形例に係る光
通信用送信装置を示す概略構成図である
【図12】従来のInGaAs系アバランシェフォトダ
イオードの構成断面図である。
【図13】従来のアバランシェフォトダイオードのエネ
ルギーバンド図である。
【図14】光通信における光信号生成方法を示す概略構
成図である。
【符号の説明】
11 基板 12 バッファ層 13 n型GaN層 14 第1のn型電極 15 n型Al0.2 Ga0.8 N層(第1のn型半導体
層) 16 多重量子井戸層 16a 井戸層 16b バリア層 17 n型GaN層(第2のn型半導体層) 18 第2のn型電極 18a 開口部 19 光信号 21 基板 22 バッファ層 23 n型ZnSSe層 24 第1のn型ZnMgSSe層(第1のn型半導
体層) 25 多重量子井戸層 26 第2のn型ZnMgSSe層(第2のn型半導
体層) 27 第1のn型電極27 28 第2のn型電極 28a 開口部 31 基板 32 バッファ層 33 n型GaN層 34 n型電極 35 n型Al0.2 Ga0.8 N層(第1のn型半導体
層) 36 多重量子井戸層 36a 井戸層 36b バリア層 37 アンドープAl0.2 Ga0.8 N層 38 ショットキー電極 39 n型GaN層(第2のn型半導体層) 41 基板 42 バッファ層 43 n型ZnSSe層 44 n型ZnMgSSe層 45 多重量子井戸層 46 アンドープZnMgSSe層 47 n型電極 48 ショットキー電極 51 基体 52 レーザ素子 53 光変調素子 54 レーザ光 55 光ファイバー 56 コリメートレンズ 57 フォーカスレンズ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成された第1のn型半導体層
    と、 前記第1のn型半導体層の上に、井戸層及びバリア層が
    交互に積層されてなり、複数の井戸型ポテンシャルを持
    つ多重量子井戸層と、 前記多重量子井戸層の上に形成されており、前記第1の
    n型半導体層よりも小さなバンドギャップを有する第2
    のn型半導体層とを備え、 共鳴トンネル効果により、前記第2のn型半導体層から
    前記多重量子井戸層の基底サブバンド準位にキャリアが
    注入されると共に、入力光が入射されると前記基底サブ
    バンド準位から励起サブバンド準位に励起されたキャリ
    アが前記第1のn型半導体層に注入される現象に基づい
    て、前記入力光の入射を検出することを特徴とする半導
    体光検出素子。
  2. 【請求項2】 前記第1の半導体層、第2の半導体層及
    び多重量子井戸層のいずれもがGaN又はZnSeを含
    むことを特徴とする請求項1に記載の半導体光検出素
    子。
  3. 【請求項3】 前記励起サブバンド準位は、サブバンド
    準位のうちの第3量子準位であることを特徴とする請求
    項1に記載の半導体光検出素子。
  4. 【請求項4】 前記入力光の波長は1.3μm帯又は
    1.55μm帯であることを特徴とする請求項1に記載
    の半導体光検出素子。
  5. 【請求項5】 基板上に形成され、GaNを含むn型半
    導体層と、 前記n型半導体層の上に、それぞれがGaNを含む井戸
    層及びバリア層が交互に積層されてなり、複数の井戸型
    ポテンシャルを持つ多重量子井戸層と、 前記多重量子井戸層の上に形成されたショットキー電極
    とを備え、 前記n型半導体層と前記ショットキー電極との間にバイ
    アス電圧が印加されない状態では、前記多重量子井戸層
    は空乏化し、 前記n型半導体層と前記ショットキー電極との間にバイ
    アス電圧が印加された状態では、前記n型半導体層から
    前記多重量子井戸層の基底サブバンド準位にキャリアが
    注入され、 前記n型半導体層と前記ショットキー電極との間に印加
    されるバイアス電圧を変化させて、前記基底サブバンド
    準位から励起サブバンド準位に励起されるキャリアの遷
    移確率を変動させることにより入力光を変調することを
    特徴とする半導体光変調素子。
  6. 【請求項6】 基板上に形成され、GaNを含む第1の
    n型半導体層と、 前記第1のn型半導体層の上に、それぞれがGaNを含
    む井戸層及びバリア層が交互に積層されてなり、複数の
    井戸型ポテンシャルを持つ多重量子井戸層と、前記多重
    量子井戸層の上に形成され、伝導帯下端のエネルギーが
    前記バリア層よりも小さい第2のn型半導体層とを備
    え、 前記第1のn型半導体層と前記第2のn型半導体層との
    間にバイアス電圧が印加されない状態では、前記多重量
    子井戸層は空乏化し、 前記第1のn型半導体層と前記第2のn型半導体層との
    間にバイアス電圧が印加された状態では、前記第1のn
    型半導体層から前記多重量子井戸層の基底サブバンド準
    位にキャリアが注入され、 前記第1のn型半導体層と前記第2のn型半導体層との
    間に印加されるバイアス電圧を変化させて、前記基底サ
    ブバンド準位から励起サブバンド準位に励起されるキャ
    リアの遷移確率を変動させることにより入力光を変調す
    ることを特徴とする半導体光変調素子。
  7. 【請求項7】 前記井戸層又は前記バリア層は、導電型
    がn型で且つ不純物濃度が1×1017cm-3以上である
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の半導体光変調
    素子。
  8. 【請求項8】 前記励起サブバンド準位は、サブバンド
    準位のうちの第3量子準位であることを特徴とする請求
    項5又は6に記載の半導体光変調素子。
  9. 【請求項9】 前記入力光の波長は1.3μm帯又は
    1.55μm帯であることを特徴とする請求項5又は6
    に記載の半導体光変調素子。
  10. 【請求項10】 基板上に形成され、ZnSeを含むn
    型半導体層と、 前記n型半導体層の上に、それぞれがZnSeを含む井
    戸層及びバリア層が交互に積層されてなり、複数の井戸
    型ポテンシャルを持つ多重量子井戸層と、 前記多重量子井戸層の上に形成されたショットキー電極
    とを備え、 前記n型半導体層と前記ショットキー電極との間にバイ
    アス電圧が印加されない状態では、前記多重量子井戸層
    は空乏化し、 前記n型半導体層と前記ショットキー電極との間にバイ
    アス電圧が印加された状態では、前記n型半導体層から
    前記多重量子井戸層の基底サブバンド準位にキャリアが
    注入され、 前記n型半導体層と前記ショットキー電極との間に印加
    されるバイアス電圧を変化させて、前記基底サブバンド
    準位から励起サブバンド準位に励起されるキャリアの遷
    移確率を変動させることにより入力光を変調することを
    特徴とする半導体光変調素子。
  11. 【請求項11】 基板上に形成され、ZnSeを含む第
    1のn型半導体層と、 前記第1のn型半導体層の上に、それぞれがZnSeを
    含む井戸層及びバリア層が交互に積層されてなり、複数
    の井戸型ポテンシャルを持つ多重量子井戸層と、 前記多重量子井戸層の上に形成され、伝導帯下端のエネ
    ルギーが前記バリア層よりも小さい第2のn型半導体層
    とを備え、 前記第1のn型半導体層と前記第2のn型半導体層との
    間にバイアス電圧が印加されない状態では、前記多重量
    子井戸層は空乏化し、 前記第1のn型半導体層と前記第2のn型半導体層との
    間にバイアス電圧が印加された状態では、前記第1のn
    型半導体層から前記多重量子井戸層の基底サブバンド準
    位にキャリアが注入され、 前記第1のn型半導体層と前記第2のn型半導体層との
    間に印加されるバイアス電圧を変化させて、前記基底サ
    ブバンド準位から励起サブバンド準位に励起されるキャ
    リアの遷移確率を変動させることにより入力光を変調す
    ることを特徴とする半導体光変調素子。
  12. 【請求項12】 前記井戸層又は前記バリア層は、導電
    型がn型で且つ不純物濃度が1×1017cm-3以上であ
    ることを特徴とする請求項10又は11に記載の半導体
    光変調素子。
  13. 【請求項13】 前記励起サブバンド準位は、サブバン
    ド準位のうちの第3量子準位であることを特徴とする請
    求項10又は11に記載の半導体光変調素子。
  14. 【請求項14】 前記入力光の波長は1.3μm帯又は
    1.55μm帯であることを特徴とする請求項10又は
    11に記載の半導体光変調素子。
  15. 【請求項15】 レーザ光を出力する半導体レーザ素子
    と、 前記レーザ光の出力側に設けられ、入力されたレーザ光
    を変調して出力する半導体光変調素子とを備え、 前記半導体光変調素子は、 基板上に形成され、GaNを含むn型半導体層と、 前記n型半導体層の上に、それぞれがGaNを含む井戸
    層及びバリア層が交互に積層されてなり、複数の井戸型
    ポテンシャルを持つ多重量子井戸層と、 前記多重量子井戸層の上に形成されたショットキー電極
    とを有し、 前記n型半導体層と前記ショットキー電極との間にバイ
    アス電圧が印加されない状態では、前記多重量子井戸層
    は空乏化し、 前記n型半導体層と前記ショットキー電極との間にバイ
    アス電圧が印加された状態では、前記n型半導体層から
    前記多重量子井戸層の基底サブバンド準位にキャリアが
    注入され、 前記n型半導体層と前記ショットキー電極との間に印加
    されるバイアス電圧を変化させて、前記基底サブバンド
    準位から励起サブバンド準位に励起されるキャリアの遷
    移確率を変動させることにより入力されたレーザ光を変
    調することを特徴とする光通信用送信装置。
  16. 【請求項16】 レーザ光を出力する半導体レーザ素子
    と、 前記レーザ光の出力側に設けられ、入力されたレーザ光
    を変調して出力する半導体光変調素子とを備え、 前記半導体光変調素子は、 基板上に形成され、GaNを含む第1のn型半導体層
    と、 前記第1のn型半導体層の上に、それぞれがGaNを含
    む井戸層及びバリア層が交互に積層されてなり、複数の
    井戸型ポテンシャルを持つ多重量子井戸層と、 前記多重量子井戸層の上に形成され、伝導帯下端のエネ
    ルギーが前記バリア層よりも小さい第2のn型半導体層
    とを有し、 前記第1のn型半導体層と前記第2のn型半導体層との
    間にバイアス電圧が印加されない状態では、前記多重量
    子井戸層は空乏化し、 前記第1のn型半導体層と前記第2のn型半導体層との
    間にバイアス電圧が印加された状態では、前記第1のn
    型半導体層から前記多重量子井戸層の基底サブバンド準
    位にキャリアが注入され、 前記第1のn型半導体層と前記第2のn型半導体層との
    間に印加されるバイアス電圧を変化させて、前記基底サ
    ブバンド準位から励起サブバンド準位に励起されるキャ
    リアの遷移確率を変動させることにより入力されたレー
    ザ光を変調することを特徴とする光通信用送信装置。
  17. 【請求項17】 レーザ光を出力する半導体レーザ素子
    と、 前記レーザ光の出力側に設けられ、入力されたレーザ光
    を変調して出力する半導体光変調素子とを備え、 前記半導体光変調素子は、 基板上に形成され、ZnSeを含むn型半導体層と、 前記n型半導体層の上に、それぞれがZnSeを含む井
    戸層及びバリア層が交互に積層されてなり、複数の井戸
    型ポテンシャルを持つ多重量子井戸層と、 前記多重量子井戸層の上に形成されたショットキー電極
    とを有し、 前記n型半導体層と前記ショットキー電極との間にバイ
    アス電圧が印加されない状態では、前記多重量子井戸層
    は空乏化し、 前記n型半導体層と前記ショットキー電極との間にバイ
    アス電圧が印加された状態では、前記n型半導体層から
    前記多重量子井戸層の基底サブバンド準位にキャリアが
    注入され、 前記n型半導体層と前記ショットキー電極との間に印加
    されるバイアス電圧を変化させて、前記基底サブバンド
    準位から励起サブバンド準位に励起されるキャリアの遷
    移確率を変動させることにより入力されたレーザ光を変
    調することを特徴とする光通信用送信装置。
  18. 【請求項18】 レーザ光を出力する半導体レーザ素子
    と、 前記レーザ光の出力側に設けられ、入力されたレーザ光
    を変調して出力する半導体光変調素子とを備え、 前記半導体光変調素子は、 基板上に形成され、ZnSeを含む第1のn型半導体層
    と、 前記第1のn型半導体層の上に、それぞれがZnSeを
    含む井戸層及びバリア層が交互に積層されてなり、複数
    の井戸型ポテンシャルを持つ多重量子井戸層と、 前記多重量子井戸層の上に形成され、伝導帯下端のエネ
    ルギーが前記バリア層よりも小さい第2のn型半導体層
    とを有し、 前記第1のn型半導体層と前記第2のn型半導体層との
    間にバイアス電圧が印加されない状態では、前記多重量
    子井戸層は空乏化し、 前記第1のn型半導体層と前記第2のn型半導体層との
    間にバイアス電圧が印加された状態では、前記第1のn
    型半導体層から前記多重量子井戸層の基底サブバンド準
    位にキャリアが注入され、 前記第1のn型半導体層と前記第2のn型半導体層との
    間に印加されるバイアス電圧を変化させて、前記基底サ
    ブバンド準位から励起サブバンド準位に励起されるキャ
    リアの遷移確率を変動させることにより入力されたレー
    ザ光を変調することを特徴とする光通信用送信装置。
  19. 【請求項19】 前記半導体レーザ素子と前記半導体光
    変調素子との間に設けられ、前記レーザ光を平面波に変
    換するコリメートレンズと、 前記半導体光変調素子の出力側に設けられ、前記半導体
    光変調素子が出力する出力光を集光するフォーカスレン
    ズとをさらに備えていることを特徴とする請求項15〜
    18のいずれか1項に記載の光通信用送信装置。
JP9109121A 1997-04-25 1997-04-25 半導体光検出素子、半導体光変調素子及び光通信用送信装置 Withdrawn JPH10303452A (ja)

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