JPH10303856A - 移動通信装置 - Google Patents
移動通信装置Info
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- JPH10303856A JPH10303856A JP9122814A JP12281497A JPH10303856A JP H10303856 A JPH10303856 A JP H10303856A JP 9122814 A JP9122814 A JP 9122814A JP 12281497 A JP12281497 A JP 12281497A JP H10303856 A JPH10303856 A JP H10303856A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 CDMA方式を用いた移動通信装置の基地局にお
いて、ランダムアクセス受信時に複数の移動局の信号が
混合することを防ぐ。 【解決手段】 基地局において移動局からのランダムア
クセス信号の受信時に、nブランチ(nは基地局受信ア
ンテナ数)の各遅延プロファイルから、各ブランチで最
もレベルの高い位相を検出し、検出した位相のnブラン
チ分の信号に対してRAKE受信を行なう。複数の移動局か
ら同時にランダムアクセスがあった場合に、最も信号レ
ベルの高い信号のみを選択してRAKE合成するので、他移
動局からの信号を合成する確率を低減することができ、
ランダムアクセス受信時の性能劣化を防ぐことができ
る。
いて、ランダムアクセス受信時に複数の移動局の信号が
混合することを防ぐ。 【解決手段】 基地局において移動局からのランダムア
クセス信号の受信時に、nブランチ(nは基地局受信ア
ンテナ数)の各遅延プロファイルから、各ブランチで最
もレベルの高い位相を検出し、検出した位相のnブラン
チ分の信号に対してRAKE受信を行なう。複数の移動局か
ら同時にランダムアクセスがあった場合に、最も信号レ
ベルの高い信号のみを選択してRAKE合成するので、他移
動局からの信号を合成する確率を低減することができ、
ランダムアクセス受信時の性能劣化を防ぐことができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル自動車電話
・携帯電話等のセルラ無線通信システムに用いる移動通
信装置に関し、特に、ランダムアクセスにおいてRAKE受
信を行なう移動通信装置に関するものである。
・携帯電話等のセルラ無線通信システムに用いる移動通
信装置に関し、特に、ランダムアクセスにおいてRAKE受
信を行なう移動通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CDMA(Code Division Multiple Acce
ss:符号分割多元接続)方式は、自動車電話、携帯電話
等のセルラシステムにおいて、同一の周波数帯域で複数
の局が同時に通信を行なう際の多元アクセス方式技術の
一つである。他の技術としては、FDMA(Frequency Div
ision Multiple Access:周波数分割多元接続)方
式、TDMA(Time Division Multiple Access:時分割
多元接続)方式等が知られているが、CDMA方式はこれら
の技術と比較して高い周波数利用効率が図れ、より多く
の利用者を収容できる方式である。
ss:符号分割多元接続)方式は、自動車電話、携帯電話
等のセルラシステムにおいて、同一の周波数帯域で複数
の局が同時に通信を行なう際の多元アクセス方式技術の
一つである。他の技術としては、FDMA(Frequency Div
ision Multiple Access:周波数分割多元接続)方
式、TDMA(Time Division Multiple Access:時分割
多元接続)方式等が知られているが、CDMA方式はこれら
の技術と比較して高い周波数利用効率が図れ、より多く
の利用者を収容できる方式である。
【0003】CDMA方式は、情報信号のスペクトルを、本
来の情報帯域幅に比べて十分に広い帯域に拡散して伝送
する、スペクトル拡散通信によって多元接続を行なう。
直接拡散方式とは、拡散において拡散コードをそのまま
情報信号に乗じる方式であり、複数の移動局の信号は、
同一の周波数領域、かつ同一の時間領域において多重化
される。
来の情報帯域幅に比べて十分に広い帯域に拡散して伝送
する、スペクトル拡散通信によって多元接続を行なう。
直接拡散方式とは、拡散において拡散コードをそのまま
情報信号に乗じる方式であり、複数の移動局の信号は、
同一の周波数領域、かつ同一の時間領域において多重化
される。
【0004】移動通信の環境では、ビルや地形の反射等
により、基地局/移動局到達時にはあらゆる方向から搬
送波が到来し、多重伝搬路となる。CDMAでは、広帯域に
拡散することにより時間分解能が上がるので、多重波
(遅延波)を分離することができ、そのため遅延波を合
成(RAKE)することにより、受信品質を向上させること
ができる。
により、基地局/移動局到達時にはあらゆる方向から搬
送波が到来し、多重伝搬路となる。CDMAでは、広帯域に
拡散することにより時間分解能が上がるので、多重波
(遅延波)を分離することができ、そのため遅延波を合
成(RAKE)することにより、受信品質を向上させること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、すべて
の移動局が同一拡散コード、同一タイミングで送信する
ランダムアクセスにおいては、基地局到達時間が近い移
動局が複数存在した場合に、RAKE受信を行なうと複数の
移動局の信号を合成してしまい、性能が劣化するという
問題があった。
の移動局が同一拡散コード、同一タイミングで送信する
ランダムアクセスにおいては、基地局到達時間が近い移
動局が複数存在した場合に、RAKE受信を行なうと複数の
移動局の信号を合成してしまい、性能が劣化するという
問題があった。
【0006】本発明は上記問題を解決するもので、ラン
ダムアクセス時の基地局での受信品質を劣化させない移
動通信装置を提供することを目的としている。
ダムアクセス時の基地局での受信品質を劣化させない移
動通信装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、nブランチの各遅延プロファイルから最も
レベルの高い位相を検出し、検出した位相のnブランチ
分の信号に対してRAKE受信を行なうことで、他移動局か
らの信号を合成する確率を低減することができる。
するために、nブランチの各遅延プロファイルから最も
レベルの高い位相を検出し、検出した位相のnブランチ
分の信号に対してRAKE受信を行なうことで、他移動局か
らの信号を合成する確率を低減することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、直接拡散CDMA(符号分割多元接続)方式による通信
手段を備えた複数の基地局および複数の移動局を持つ移
動通信装置において、前記複数の移動局はそれぞれ、既
知のパイロットシンボルを周期的に挿入した無線フレー
ムを構成する手段と、発信/位置登録時のランダムアク
セス送信において、共通の拡散コードを用いて基地局に
より定められたタイミングで送信する手段とを備え、前
記複数の基地局はそれぞれ、既知のパイロットシンボル
を周期的に挿入した無線フレームを構成して送信する手
段と、移動局からのランダムアクセス送信信号を、無線
フレームの先頭のパイロットシンボル区間において、パ
イロットシンボルの変調パターンに応じて、それぞれ相
関検出を行ない、前記相関検出した信号を同相成分(I
信号)と直交成分(Q信号)について振幅加算し、加算
後のI信号とQ信号の2乗和をとる処理を、nブランチ
(nは基地局受信アンテナ数)分行なう遅延プロファイ
ル測定手段と、前記nブランチの各遅延プロファイルか
ら、最もレベルの高い位相を検出する手段と、前記検出
した位相のnブランチ分の信号に対してRAKE受信を行な
う手段とを備えるものであり、ランダムアクセス時の基
地局での受信において、最も受信信号レベルの高い移動
局の信号のみを選択する確率を高くするという作用を有
する。
は、直接拡散CDMA(符号分割多元接続)方式による通信
手段を備えた複数の基地局および複数の移動局を持つ移
動通信装置において、前記複数の移動局はそれぞれ、既
知のパイロットシンボルを周期的に挿入した無線フレー
ムを構成する手段と、発信/位置登録時のランダムアク
セス送信において、共通の拡散コードを用いて基地局に
より定められたタイミングで送信する手段とを備え、前
記複数の基地局はそれぞれ、既知のパイロットシンボル
を周期的に挿入した無線フレームを構成して送信する手
段と、移動局からのランダムアクセス送信信号を、無線
フレームの先頭のパイロットシンボル区間において、パ
イロットシンボルの変調パターンに応じて、それぞれ相
関検出を行ない、前記相関検出した信号を同相成分(I
信号)と直交成分(Q信号)について振幅加算し、加算
後のI信号とQ信号の2乗和をとる処理を、nブランチ
(nは基地局受信アンテナ数)分行なう遅延プロファイ
ル測定手段と、前記nブランチの各遅延プロファイルか
ら、最もレベルの高い位相を検出する手段と、前記検出
した位相のnブランチ分の信号に対してRAKE受信を行な
う手段とを備えるものであり、ランダムアクセス時の基
地局での受信において、最も受信信号レベルの高い移動
局の信号のみを選択する確率を高くするという作用を有
する。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の移動通信装置において、前記複数の基地局はそ
れぞれ、nブランチの各遅延プロファイルから最もレベ
ルの高い位相と最もレベルの高い位相から所定数サンプ
ルの位相の範囲についてレベルの高い位相を検出する手
段と、前記検出した位相に対してRAKE受信を行なう手段
とを備えるものであり、ランダムアクセス時の基地局で
の受信において、最も受信信号レベルの高い移動局の信
号である確率が高い複数の信号のみを選択するという作
用を有する。
1記載の移動通信装置において、前記複数の基地局はそ
れぞれ、nブランチの各遅延プロファイルから最もレベ
ルの高い位相と最もレベルの高い位相から所定数サンプ
ルの位相の範囲についてレベルの高い位相を検出する手
段と、前記検出した位相に対してRAKE受信を行なう手段
とを備えるものであり、ランダムアクセス時の基地局で
の受信において、最も受信信号レベルの高い移動局の信
号である確率が高い複数の信号のみを選択するという作
用を有する。
【0010】以下、本発明の実施の形態を、図1〜図4
を用いて詳細に説明する。
を用いて詳細に説明する。
【0011】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態は、ランダムアクセス時の基地局の受信におい
て、nブランチの各遅延プロファイルから最もレベルの
高い位相を検出し、検出した位相のnブランチ分の信号
に対してRAKE受信を行なう移動通信装置である。
の形態は、ランダムアクセス時の基地局の受信におい
て、nブランチの各遅延プロファイルから最もレベルの
高い位相を検出し、検出した位相のnブランチ分の信号
に対してRAKE受信を行なう移動通信装置である。
【0012】図1は、本発明の第1の実施の形態におけ
る移動通信装置の構成を示したものである。
る移動通信装置の構成を示したものである。
【0013】セルラシステムでは、基地局は同時に複数
の移動局と通信を行なうことから、基地局装置1は、同
時に通信できる最大移動局数分のベースバンド処理部2
を備えている。基地局において、ある移動局への送信デ
ータ3は、ベースバンド処理部2に入力され、符号器4
において符号化とフレーム組立がされる。さらに、拡散
器5において、移動局毎に異なる拡散コードを用いた拡
散処理が行なわれ、加算器6に出力される。加算器6
は、複数のベースバンド処理部2の出力を加算し、送信
RF部7に出力する。送信RF部7は、入力信号に対し
て変調、周波数変換、増幅処理を行ない、スイッチ8を
通してそれぞれ第1のアンテナ9より無線伝搬路に送信
する。
の移動局と通信を行なうことから、基地局装置1は、同
時に通信できる最大移動局数分のベースバンド処理部2
を備えている。基地局において、ある移動局への送信デ
ータ3は、ベースバンド処理部2に入力され、符号器4
において符号化とフレーム組立がされる。さらに、拡散
器5において、移動局毎に異なる拡散コードを用いた拡
散処理が行なわれ、加算器6に出力される。加算器6
は、複数のベースバンド処理部2の出力を加算し、送信
RF部7に出力する。送信RF部7は、入力信号に対し
て変調、周波数変換、増幅処理を行ない、スイッチ8を
通してそれぞれ第1のアンテナ9より無線伝搬路に送信
する。
【0014】基地局におけるランダムアクセスの受信時
には、第1のアンテナ9および第2のアンテナ9は、複
数の移動局から異なる無線伝搬路を通ってきた多重信号
を受信し、それぞれ第1の受信RF部10および第2の受
信RF部10に出力する。第1の受信RF部10および第2
の受信RF部10では、多重化された受信信号に対し周波
数変換、AGC処理、復調処理を行ない、複数のベースバ
ンド処理部2に出力する。ベースバンド処理部2では、
第1の受信RF部10および第2の受信RF部10の出力
を、それぞれ遅延プロファイル測定器11および相関器12
に入力する。
には、第1のアンテナ9および第2のアンテナ9は、複
数の移動局から異なる無線伝搬路を通ってきた多重信号
を受信し、それぞれ第1の受信RF部10および第2の受
信RF部10に出力する。第1の受信RF部10および第2
の受信RF部10では、多重化された受信信号に対し周波
数変換、AGC処理、復調処理を行ない、複数のベースバ
ンド処理部2に出力する。ベースバンド処理部2では、
第1の受信RF部10および第2の受信RF部10の出力
を、それぞれ遅延プロファイル測定器11および相関器12
に入力する。
【0015】遅延プロファイル測定器11では、入力され
た信号に対して、定められた拡散コードにより、無線フ
レームの先頭のパイロットシンボル区間において、パイ
ロットシンボルの変調パターンに応じて、それぞれ相関
検出を行なう。相関検出した信号を同相成分(I信号)
と直交成分(Q信号)について振幅加算し、加算後のI
信号とQ信号の2乗和を2ブランチ(図1では2ブラン
チの場合)分とり、各チップ位相毎に平均化する。ピー
ク検出器13においては、遅延プロファイル測定器11の出
力信号から最もレベルの高い位相を検出し、相関器12に
パス選択信号を出力する。相関器12では、ピーク検出器
13からのパス選択信号で指定された位相において、ブラ
ンチ毎に相関検出を行なう。RAKE受信器14においてRAKE
を行ない、復号器15に出力する。復号器15は、入力に対
し復号を行ない、受信データ16を出力する。
た信号に対して、定められた拡散コードにより、無線フ
レームの先頭のパイロットシンボル区間において、パイ
ロットシンボルの変調パターンに応じて、それぞれ相関
検出を行なう。相関検出した信号を同相成分(I信号)
と直交成分(Q信号)について振幅加算し、加算後のI
信号とQ信号の2乗和を2ブランチ(図1では2ブラン
チの場合)分とり、各チップ位相毎に平均化する。ピー
ク検出器13においては、遅延プロファイル測定器11の出
力信号から最もレベルの高い位相を検出し、相関器12に
パス選択信号を出力する。相関器12では、ピーク検出器
13からのパス選択信号で指定された位相において、ブラ
ンチ毎に相関検出を行なう。RAKE受信器14においてRAKE
を行ない、復号器15に出力する。復号器15は、入力に対
し復号を行ない、受信データ16を出力する。
【0016】移動局側装置17において、ランダムアクセ
ス時には、送信データ18は符号器19において符号化とフ
レーム組立が行なわれ、拡散器20に入力される。拡散器
20は、入力に対し、すべての移動局に共通な拡散コード
を用いた拡散処理を行ない、送信RF部21に出力する。
送信RF部21では、入力に対し変調、周波数変換、増幅
処理を行ない、スイッチ22を通してアンテナ23より無線
伝搬路に送信する。
ス時には、送信データ18は符号器19において符号化とフ
レーム組立が行なわれ、拡散器20に入力される。拡散器
20は、入力に対し、すべての移動局に共通な拡散コード
を用いた拡散処理を行ない、送信RF部21に出力する。
送信RF部21では、入力に対し変調、周波数変換、増幅
処理を行ない、スイッチ22を通してアンテナ23より無線
伝搬路に送信する。
【0017】受信において、アンテナ23は基地局からの
信号を受信し、受信RF部24に出力する。受信RF部24
では、多重化された受信信号に対し周波数変換、AGC処
理、復調処理を行ない、それぞれ遅延プロファイル測定
器25および相関器26に入力する。遅延プロファイル測定
器25は、受信RF部24の出力から、移動局毎に異なる拡
散コードによる相関検出を行ない、I信号とQ信号の2
乗和を各チップ位相毎に平均化し、同期部27において遅
延プロファイル測定器25の出力信号から最もレベルの高
い位相から数サンプルを検出し、相関器26にパス選択信
号をそれぞれ出力する。相関器26では同期部27からのパ
ス選択信号で指定された位相においてブランチ毎に相関
検出を行ない、RAKE受信器28においてRAKEを行ない復号
器29に出力する。復号器29は入力に対し復号を行ない、
受信データ30を得る。
信号を受信し、受信RF部24に出力する。受信RF部24
では、多重化された受信信号に対し周波数変換、AGC処
理、復調処理を行ない、それぞれ遅延プロファイル測定
器25および相関器26に入力する。遅延プロファイル測定
器25は、受信RF部24の出力から、移動局毎に異なる拡
散コードによる相関検出を行ない、I信号とQ信号の2
乗和を各チップ位相毎に平均化し、同期部27において遅
延プロファイル測定器25の出力信号から最もレベルの高
い位相から数サンプルを検出し、相関器26にパス選択信
号をそれぞれ出力する。相関器26では同期部27からのパ
ス選択信号で指定された位相においてブランチ毎に相関
検出を行ない、RAKE受信器28においてRAKEを行ない復号
器29に出力する。復号器29は入力に対し復号を行ない、
受信データ30を得る。
【0018】図2に、ランダムアクセス時の基地局/移
動局タイミングを示す。図2おいて、基地局は制御チャ
ネルを送信している。移動局は制御チャネルを受信し、
無線フレームタイミングを再生する。再生した無線フレ
ームタイミングを基準とし、ランダムアクセスチャネル
を送信する。このときの拡散コードは全移動局で共通の
コードとする。移動局毎にランダムに異なるコードを用
いると、基地局では拡散コードを識別できないためであ
る。基地局は、送信無線フレームタイミングを基準と
し、移動局との伝搬遅延のみを考慮して、ランダムアク
セスチャネルを受信する。
動局タイミングを示す。図2おいて、基地局は制御チャ
ネルを送信している。移動局は制御チャネルを受信し、
無線フレームタイミングを再生する。再生した無線フレ
ームタイミングを基準とし、ランダムアクセスチャネル
を送信する。このときの拡散コードは全移動局で共通の
コードとする。移動局毎にランダムに異なるコードを用
いると、基地局では拡散コードを識別できないためであ
る。基地局は、送信無線フレームタイミングを基準と
し、移動局との伝搬遅延のみを考慮して、ランダムアク
セスチャネルを受信する。
【0019】図3に、遅延プロファイル測定器の測定結
果の例を示す。2ブランチの各チップ位相毎の遅延プロ
ファイル例である。各ブランチ毎にRAKE対象のパスが3
パス存在例である。通常動作では移動局毎に異なる拡散
コードを用いるため、遅延プロファイルは同一移動局の
みのプロファイルであるので、3パスをRAKE受信する。
しかし、ランダムアクセス時には共通の拡散コードを用
いるために、複数の移動局のプロファイルを識別するこ
とができない。そこで、ピーク検出器においては、各ブ
ランチ毎に最もレベルの高い位相(図3ではパス2とパ
ス5)を検出することにより、最大レベルの移動局の信
号のみを選択する。相関器では、最もレベルの高い位相
においてブランチ毎に相関検出を行なう。これらの相関
出力について、RAKE受信器においてRAKE合成を行ない、
復号器で復号を行ない、受信データを得る。
果の例を示す。2ブランチの各チップ位相毎の遅延プロ
ファイル例である。各ブランチ毎にRAKE対象のパスが3
パス存在例である。通常動作では移動局毎に異なる拡散
コードを用いるため、遅延プロファイルは同一移動局の
みのプロファイルであるので、3パスをRAKE受信する。
しかし、ランダムアクセス時には共通の拡散コードを用
いるために、複数の移動局のプロファイルを識別するこ
とができない。そこで、ピーク検出器においては、各ブ
ランチ毎に最もレベルの高い位相(図3ではパス2とパ
ス5)を検出することにより、最大レベルの移動局の信
号のみを選択する。相関器では、最もレベルの高い位相
においてブランチ毎に相関検出を行なう。これらの相関
出力について、RAKE受信器においてRAKE合成を行ない、
復号器で復号を行ない、受信データを得る。
【0020】以上のように、本発明の第1の実施の形態
によれば、ランダムアクセス時の基地局の受信におい
て、nブランチの遅延プロファイルから最もレベルの高
い位相を検出し、検出した位相のnブランチ分の信号に
対してRAKE受信を行なうことで、最も受信信号レベルの
高い移動局の信号のみを選択する確率を高め、他移動局
からの信号を合成する確率を低減し、ランダムアクセス
時の基地局の受信性能が劣化することを防ぐ。
によれば、ランダムアクセス時の基地局の受信におい
て、nブランチの遅延プロファイルから最もレベルの高
い位相を検出し、検出した位相のnブランチ分の信号に
対してRAKE受信を行なうことで、最も受信信号レベルの
高い移動局の信号のみを選択する確率を高め、他移動局
からの信号を合成する確率を低減し、ランダムアクセス
時の基地局の受信性能が劣化することを防ぐ。
【0021】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態は、ランダムアクセス時の基地局の受信におい
て、nブランチの各遅延プロファイルから、最もレベル
の高い位相と、最もレベルの高い位相から所定数サンプ
ルの位相の範囲についてレベルの高い位相を検出し、検
出した位相のnブランチ分の信号に対してRAKE受信を行
なう移動通信装置である。
の形態は、ランダムアクセス時の基地局の受信におい
て、nブランチの各遅延プロファイルから、最もレベル
の高い位相と、最もレベルの高い位相から所定数サンプ
ルの位相の範囲についてレベルの高い位相を検出し、検
出した位相のnブランチ分の信号に対してRAKE受信を行
なう移動通信装置である。
【0022】図4は、本発明の第2の実施の形態におけ
る移動通信装置の構成を示したものである。図4に示す
もので、同期部43以外は、第1の実施の形態のピーク検
出器13以外の1〜30と同一のものである。
る移動通信装置の構成を示したものである。図4に示す
もので、同期部43以外は、第1の実施の形態のピーク検
出器13以外の1〜30と同一のものである。
【0023】同期部43においては、遅延プロファイル測
定器41の出力信号から、最もレベルの高い位相と、最も
レベルの高い位相から所定数サンプルの位相の範囲につ
いて、適当な方法で定めたしきい値よりレベルの高い位
相を検出し、相関器42にパス選択信号を出力する。相関
器42では、同期部43からのパス選択信号で指定された位
相において、ブランチ毎に相関検出を行なう。RAKE受信
器44においてRAKE合成を行ない、復号器45に出力する。
復号器45は、入力に対し復号を行ない、受信データ46を
出力する。
定器41の出力信号から、最もレベルの高い位相と、最も
レベルの高い位相から所定数サンプルの位相の範囲につ
いて、適当な方法で定めたしきい値よりレベルの高い位
相を検出し、相関器42にパス選択信号を出力する。相関
器42では、同期部43からのパス選択信号で指定された位
相において、ブランチ毎に相関検出を行なう。RAKE受信
器44においてRAKE合成を行ない、復号器45に出力する。
復号器45は、入力に対し復号を行ない、受信データ46を
出力する。
【0024】同一移動局からのパスは近くに現れる確率
が高く、他の移動局からのパスが近くに現れる確率は低
いので、最大レベルのパスの近くの位相のパスをRAKE合
成すれば、他の移動局のパスを合成する確率を低くし、
かつ、受信信号を大きくすることができる。所定数サン
プルの位相の範囲については、通信環境などの条件に応
じて最適な値を設定すればよい。また、2番目以降のパ
スのレベルの高さのしきい値についても、他の移動局の
パスを合成する確率が低くなるように、最適値を求めて
設定すればよい。
が高く、他の移動局からのパスが近くに現れる確率は低
いので、最大レベルのパスの近くの位相のパスをRAKE合
成すれば、他の移動局のパスを合成する確率を低くし、
かつ、受信信号を大きくすることができる。所定数サン
プルの位相の範囲については、通信環境などの条件に応
じて最適な値を設定すればよい。また、2番目以降のパ
スのレベルの高さのしきい値についても、他の移動局の
パスを合成する確率が低くなるように、最適値を求めて
設定すればよい。
【0025】図3において、同期部で最もレベルの高い
位相(図3ではパス2とパス5)を検出し、その前後1
サンプルをRAKE対象パスとした場合に、RAKE対象となる
パスはパス1、パス2、パス5となる。RAKE受信対象パ
スが増加するので、受信信号の実効的なレベルが高くな
り、受信性能が向上する。RAKE対象範囲は、都市部、屋
内等により可変とすることで、他の移動局の信号をRAKE
合成することを防ぐことができる。
位相(図3ではパス2とパス5)を検出し、その前後1
サンプルをRAKE対象パスとした場合に、RAKE対象となる
パスはパス1、パス2、パス5となる。RAKE受信対象パ
スが増加するので、受信信号の実効的なレベルが高くな
り、受信性能が向上する。RAKE対象範囲は、都市部、屋
内等により可変とすることで、他の移動局の信号をRAKE
合成することを防ぐことができる。
【0026】以上のように、本発明の第2の実施の形態
によれば、ランダムアクセス時の基地局の受信におい
て、nブランチの各遅延プロファイルから、最もレベル
の高い位相と、最もレベルの高い位相から所定数サンプ
ルの位相の範囲についてレベルの高い位相を検出し、検
出した位相のnブランチ分の信号に対してRAKE受信を行
なうことで、最も受信信号レベルの高い移動局の信号で
ある確率の高い複数の信号のみを選択し、他移動局から
の信号を合成する確率を低減するとともに、実効的な受
信信号レベルを高め、ランダムアクセス時の基地局にお
ける受信性能が劣化することを防ぐ。
によれば、ランダムアクセス時の基地局の受信におい
て、nブランチの各遅延プロファイルから、最もレベル
の高い位相と、最もレベルの高い位相から所定数サンプ
ルの位相の範囲についてレベルの高い位相を検出し、検
出した位相のnブランチ分の信号に対してRAKE受信を行
なうことで、最も受信信号レベルの高い移動局の信号で
ある確率の高い複数の信号のみを選択し、他移動局から
の信号を合成する確率を低減するとともに、実効的な受
信信号レベルを高め、ランダムアクセス時の基地局にお
ける受信性能が劣化することを防ぐ。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明は、ランダムアクセ
ス時の基地局の受信において、nブランチの各遅延プロ
ファイルから最もレベルの高い位相を検出してRAKE合成
することで、最も受信信号レベルの高い移動局以外から
の信号を合成する確率を低減することができ、ランダム
アクセス時の受信性能が劣化することを防ぐという効果
が得られる。
ス時の基地局の受信において、nブランチの各遅延プロ
ファイルから最もレベルの高い位相を検出してRAKE合成
することで、最も受信信号レベルの高い移動局以外から
の信号を合成する確率を低減することができ、ランダム
アクセス時の受信性能が劣化することを防ぐという効果
が得られる。
【0028】また、各遅延プロファイルから最もレベル
の高い位相と、最もレベルの高い位相から所定数サンプ
ルの位相の範囲についてレベルの高い位相を検出してRA
KE合成することで、最も受信信号レベルの高い移動局以
外からの信号を合成する確率を低減することができると
ともに、より多くの信号をRAKE合成して実効的な受信信
号レベルを高めることができ、ランダムアクセス時の受
信性能が劣化することを防ぐという効果が得られる。
の高い位相と、最もレベルの高い位相から所定数サンプ
ルの位相の範囲についてレベルの高い位相を検出してRA
KE合成することで、最も受信信号レベルの高い移動局以
外からの信号を合成する確率を低減することができると
ともに、より多くの信号をRAKE合成して実効的な受信信
号レベルを高めることができ、ランダムアクセス時の受
信性能が劣化することを防ぐという効果が得られる。
【図1】本発明の第1の実施の形態における移動通信装
置のブロック図、
置のブロック図、
【図2】本発明の第1および第2の実施の形態における
基地局/移動局送受信タイミング図、
基地局/移動局送受信タイミング図、
【図3】本発明の第1および第2の実施の形態における
遅延プロファイル例、
遅延プロファイル例、
【図4】本発明の第2の実施の形態における移動通信装
置のブロック図である。
置のブロック図である。
1、31 基地局装置 2、32 ベースバンド処理部 3、18、33、48 送信データ 4、19、34、49 符号器 5、20、35、50 拡散器 6、36 加算器 7、21、37、51 送信RF部 8、22、38、52 スイッチ 9、23、39、53 アンテナ 10、24、40、54 受信RF部 11、25、41、55 遅延プロファイル測定器 12、26、42、56 相関器 13 ピーク検出器 14、28、44、58 RAKE受信器 15、29、45、59 復号器 16、30、46、60 受信データ 17、47 移動局装置 27、43、57 同期部
Claims (2)
- 【請求項1】 直接拡散CDMA(符号分割多元接続)方式
による通信手段を備えた複数の基地局および複数の移動
局を持つ移動通信装置において、 前記複数の移動局はそれぞれ、既知のパイロットシンボ
ルを周期的に挿入した無線フレームを構成する手段と、
発信/位置登録時のランダムアクセス送信において、共
通の拡散コードを用いて基地局により定められたタイミ
ングで送信する手段とを備え、 前記複数の基地局はそれぞれ、既知のパイロットシンボ
ルを周期的に挿入した無線フレームを構成して送信する
手段と、移動局からのランダムアクセス送信信号を、無
線フレームの先頭のパイロットシンボル区間において、
パイロットシンボルの変調パターンに応じて、それぞれ
相関検出を行ない、前記相関検出した信号を同相成分
(I信号)と直交成分(Q信号)について振幅加算し、
加算後のI信号とQ信号の2乗和をとる処理を、nブラ
ンチ(nは基地局受信アンテナ数)分行なう遅延プロフ
ァイル測定手段と、前記nブランチの各遅延プロファイ
ルから、それぞれ最もレベルの高い位相を検出する手段
と、前記検出した位相のnブランチ分の信号に対してRA
KE受信を行なう手段とを備えることを特徴とする移動通
信装置。 - 【請求項2】 前記複数の基地局はそれぞれ、nブラン
チの各遅延プロファイルから最もレベルの高い位相と最
もレベルの高い位相から所定数サンプルの位相の範囲に
ついてレベルの高い位相を検出する手段と、前記検出し
た位相に対してRAKE受信を行なう手段とを備えることを
特徴とする請求項1記載の移動通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9122814A JPH10303856A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 移動通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9122814A JPH10303856A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 移動通信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10303856A true JPH10303856A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14845305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9122814A Pending JPH10303856A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 移動通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10303856A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6272167B1 (en) * | 1997-08-13 | 2001-08-07 | Nec Corporation | Spread spectrum communication system |
| US6707846B1 (en) | 1999-07-12 | 2004-03-16 | Fujitsu Limited | Correlation energy detector and radio communication apparatus |
-
1997
- 1997-04-28 JP JP9122814A patent/JPH10303856A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6272167B1 (en) * | 1997-08-13 | 2001-08-07 | Nec Corporation | Spread spectrum communication system |
| US6707846B1 (en) | 1999-07-12 | 2004-03-16 | Fujitsu Limited | Correlation energy detector and radio communication apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040408 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050802 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051108 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060228 |