JPH1030426A - 吸音体及びこれを用いた消音器 - Google Patents

吸音体及びこれを用いた消音器

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JPH1030426A
JPH1030426A JP18904096A JP18904096A JPH1030426A JP H1030426 A JPH1030426 A JP H1030426A JP 18904096 A JP18904096 A JP 18904096A JP 18904096 A JP18904096 A JP 18904096A JP H1030426 A JPH1030426 A JP H1030426A
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cylindrical
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JP18904096A
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Hisashi Nishino
寿 西野
Yoshimi Okubo
喜巳 大久保
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Sango Co Ltd
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Sango Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消音性能に優れ、使用材料の低減化、重量の
軽減化、製造の容易化を図りうる吸音体及び消音器を提
供する。 【解決手段】 径が異なり長さが略等しい複数の筒状体
2〜6に各々多数の小孔2a〜6aを形成するととも
に、これら筒状体2〜6の端面を揃えて同心状に配して
その上下層の筒状体間に消音空間12a〜12dを設け
る。上記各消音空間12a〜12dの両端部を端板9,
10,13,14,15にて閉塞して吸音体1を構成す
る。この吸音体1を、小孔を形成した排気管の外周に嵌
合して消音器を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は吸音体及びこれを用
いた消音器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、吸音体として、実開平4−549
18号公報に開示されているように、多数の小孔を有す
る薄肉板と多数の小孔を有する薄平板とを交互に重ね、
これらを多重に巻回して構成したもの(これを第1の従
来の技術とする)や、実開平6−8718号公報に開示
されているように、上記の吸音体を自動車の排気系に組
み込まれる消音器内のパイプ外周に巻設して消音器を構
成したもの(これを第2の従来技術とする)や、更に、
実開昭60−23207号公報に開示されているよう
に、パイプの外周に1枚の無孔板のみを螺旋状に巻回す
るとともにその両端を端板で閉塞してその板間で螺旋状
通路を形成した消音器(これを第3の従来の技術とす
る)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記第1及び第2の従
来の技術においては、螺旋状に巻回された薄平板同士の
間を埋めるように薄波板を介在させることから、長大な
薄波板を必要とし、その吸音体及び消音器の重量が重く
なる上にコストが嵩む問題がある。
【0004】また、上記第3の従来の技術においては、
その螺旋状の板端面に端板を確実に固定して両板端面を
確実に閉塞することが困難で、製造困難な問題がある。
更に、上記従来のように構成材を螺旋状に巻回するもの
においては、吸音体の径方向断面が円形でないと螺旋体
を形成し難く、異形断面の吸音体に適用し難い問題があ
る。
【0005】そこで本発明は、上記の各問題を解決する
ことができる吸音体及びこれを用いた消音器を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、径が異なり長さが略等し
い複数の筒状体(2〜6)に各々多数の小孔(2a〜6
a)を形成するとともに、これら筒状体(2〜6)の端
面を揃えて同心状に配してその内外層の筒状体間に消音
空間(12a〜12d)を設け、上記各消音空間(12
a〜12d)の両端部を端板(9,10,13,14,
15)にて閉塞したことを特徴とする吸音体である。
【0007】本発明においては、例えば自動車の排気音
を消音する場合に、最内層の筒状体(2)内に排気ガス
を導入すると、その排気ガス自体は筒状体(2)内を流
れて下流に吐出されるが、その排気音のエネルギーは、
その小孔(2a)から外部に形成された消音空間(12
a)内に放出され、該消音空間(12a)で拡張消音さ
れるとともに、外層の筒状体(3)に当たってそのエネ
ルギーが吸収される。更にその消音空間(12a)内の
排気音はその外層の筒状体(3)の小孔(3a)からそ
の外部の消音空間(12b)に放出される。更に上記の
流れを繰り返して拡張消音による排気脈動の低減と小孔
の通過抵抗による排気エネルギーの減衰効果が高周波音
を消音する。
【0008】請求項2記載の発明は、上記端板を、筒状
体(2)〜(6)同士の間に介在されたスペーサ(9)
(10)(13)(15)で形成した吸音体である。請
求項3の発明は、上記各端板を、その内外層に位置する
筒状体(2)〜(6)のいずれか一方に溶接固定し、他
方とは摺動可能にした吸音体である。
【0009】請求項4記載の発明は、上記の端板を、各
筒状体(2)〜(6)の端面に当接して各消音空間(1
2a)〜(12d)を閉塞する1枚の板(14)で形成
した吸音体である。
【0010】請求項5記載の発明は、径が異なり長さが
略等しい複数の筒状体(2〜6)に各々多数の小孔(2
a〜6a)を形成するとともに、これら筒状体(2〜
6)の端面を揃えて同心状に配してその内外層の筒状体
間に消音空間(12a〜12d)を設け、上記各消音空
間(12a〜12d)の両端部を端板(9,10,1
3,14,15)にて閉塞して吸音体(1)を形成し、
該吸音体(1)を、多数の小孔(17a)(22a)を
有する排気管(17)(22)の外周に嵌着し、該吸音
体(1)の外部を容器で囲んでなる消音器である。
【0011】本発明によれば、例えば自動車の排気音を
消音する消音器の排気管に吸音体(1)を嵌合装着した
場合、排気管(17)(22)内の排気音は、排気管
(17)(22)の小孔(17a)(22a)から吸音
体(1)内に放出され、その吸音体(1)内で上記のよ
うに消音される。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明における排気管が消音器のインレットパイプ(22)
であるとともに、該インレットパイプ(22)の後端を
閉塞した消音器である。
【0013】本発明によれば、インレットパイプ(2
2)内に導入した排気ガス自体もその小孔(22a)か
ら吸音体(1)内に放出され、上記よりも一層吸音体
(1)内で消音されるとともに、吸音体(1)内でガス
の拡散作用もされるので、消音に加えてガス流自体のエ
ネルギーも減衰される。そのため、インレットパイプか
らインナプレート間の消音室に排気ガスを放出するメイ
ンマフラにおいて、インレットパイプから放出された排
気ガスがインナプレートを加振することを抑制し、放射
音の発生を抑制する。
【0014】請求項7記載の発明は、上記請求項5又は
6記載の発明において、端板を、筒状体同士の間に介在
されたスペーサ(9)(10)(13)(15)で形成
した消音器である。
【0015】請求項8記載の発明は、上記請求項5又は
6又は7記載の各端板を、その内外層に位置する筒状体
(2)〜(6)のいずれか一方に溶接固定し、他方とは
摺動可能にした消音器である。
【0016】請求項9記載の発明は、上記請求項5又は
6記載の発明において、端板を、各筒状体(2〜6)の
端面に当接して各消音空間(12a〜12d)を閉塞す
る1枚の板(14)で形成した消音器である。
【0017】
【発明の実施の形態】図に示す実施例に基づいて本発明
の実施の形態について説明する。図1乃至図4は吸音体
の第1実施例を示す。
【0018】1は吸音体で、直径が異なり軸方向の長さ
が等しいか略等しい複数の筒状体2〜6に各々多数の小
孔2a〜6aを形成するとともに、これら筒状体2〜6
の端面を揃えて同心状に配し、かつ、各筒状体2〜6の
相互間の両端部に断面コ字状のスペーサからなる端板
9,10を嵌合するとともに該端板9,10を夫々その
内外に重合する筒状体2〜6にスポット溶接Wで固定し
て、上記各筒状体2〜6を一体化して形成されている。
【0019】上記各筒状体2〜6の小孔2a〜6aは、
各筒状体2〜6の表裏方向に貫通して形成され、かつそ
の形成位置は消音に最適な位置に設定するもので、図の
実施例においては、内層の筒状体2〜6の小孔2a〜5
aがその外層の筒状体3〜6の無孔部11に対向する位
置に形成している。すなわち、下層の筒状体の小孔がそ
の上層の小孔に対し、筒状体の軸方向(図1参照)及び
周方向(図2参照)に位相して形成されている。
【0020】また、図1乃至図4の実施例では、各筒状
体2〜6を円筒に形成するとともに各筒状体2〜6の直
径を、これらの間に拡張消音に最適な消音空間12a〜
12dが形成されるように設定している。また、該各筒
状体2〜6は多孔金属平板、所謂パンチングプレートを
筒状に巻いてその巻端相互を溶接固着して形成されてい
る。
【0021】上記端板9,10は、上記消音空間12a
〜12dに嵌合する断面コ字状で図4に示すような無端
リング状に形成されており、直径の異なる上記各環状の
消音空間12a〜12dに対応する直径の異なるものを
複数用意して、各々の消音空間12a〜12dの両端に
嵌合してその両端を塞いでいる。
【0022】図5乃至図7は第2実施例を示すもので、
上記断面コ字状の端板9,10の代わりに、径方向の断
面が矩形のCリング状のスペーサ13により端板を形成
したものである。そして、上記実施例と同様に、直径の
異なる各環状の消音空間12a〜12dに対応する直径
の異なるものを複数用意して、各々の消音空間12a〜
12dの両端に嵌合するとともにその内外に重合する筒
状体2〜6に点溶接Wで固定してその両端を塞いでい
る。
【0023】図8は第3実施例を示すもので、上記図1
乃至図4に示す第1実施例における夫々の端板9を、そ
の内層又は外層に重合する筒状体2〜6のいずれか一方
に点溶接Wで固定して、各端板9部における内外層の筒
状体2〜6が相対的に軸方向へスライドできるようにし
たものである。
【0024】この溶接Wは、図8に示すように、内層の
筒状体2から外層の筒状体6に向かって、左右交互に行
うとよい。本実施例によれば、この吸音体をエンジンの
排気系に使用した場合において、内層から外層に至るに
つれて排気温が低下することにより、内外層の筒状体2
〜6間に熱膨張差が生じた場合に、内外層の筒状体2〜
6が相対的に軸方向及び周方向にスライドし、熱応力を
吸収して吸音体の破損を防止する。
【0025】尚、上記図5乃至図7に示す第2実施例の
端板13においても、本第3実施例のように内外層の2
〜6のいずれか一方に点溶接してもよい。図9及び図1
0は上記端板9,10,13の代わりに、1枚板の端板
14としたものである。すなわち、上記のように層状に
嵌合した筒状体2〜6の半径方向に対する断面形状を、
その外側の谷部面14aに上記各筒状体2〜6の端部が
嵌合する蛇腹状に折曲形成し、かつこの断面形状で、最
内層の筒状体2の軸心を中心とする環状に形成したもの
である。
【0026】本実施例によれば、端板14の蛇腹形状を
所定に形成することにより、該端板14を各筒状体2〜
6の端部に嵌合するのみで、各筒状体2〜6を、所定の
消音空間12a〜12dをもって配置できる。また、本
第4実施例によれば、上記第1,第2,第3実施例のよ
うに各消音空間12a〜12d毎にスペーサ状の端板
9,10,13を配置するものに比べて使用端板の種類
と数が少なくなり、組付作業が容易になるとともに端板
の管理も容易になる。
【0027】図11は第5実施例を示す。本第5実施例
は、各筒状体2〜6の軸方向の両端部において、その筒
状体に成形する以前の平板基板2′〜6′の表裏面の一
方に、平板状のスペーサからなる端板15を軸心16と
直交する径方向に配置して溶接固定し、この平板基板
2′〜6′と端板15を軸心16を中心として巻回して
筒状体2〜6を形成するようにしたものである。そし
て、このような径の異なる筒状体2〜6を、内外層の筒
状体2〜6間に上記の端板15が密着介在するようにし
て図5のように嵌合し、他方の筒状体に点溶接Wで固定
して消音体1を構成する。
【0028】図12は上記図1〜図4に示す第1実施例
のように構成された消音体1を自動車の排気系に組み付
けられるサブマフラに適用した実施例である。すなわ
ち、サブマフラを構成する有孔インナパイプ17の外周
に上記の消音体1の最内層の筒状体2を、上記と同様の
端板9,10を介して嵌合固着し、その消音体1の外周
部を、消音空間18を有してアウタシェル19で囲み、
更に消音体1の両端外側を消音空間20を有してアウタ
プレート21で閉塞したものである。このアウタシェル
19とアウタプレート21が吸音体1の容器となってい
る。
【0029】上記の構成において、排気ガスがインナパ
イプ17内に流入すると、その排気音は、インナパイプ
17の小孔17aから放出され、消音体1における最内
層の筒状体2の小孔2aを通じて図1に示すように第1
の消音空間12a内に流出する。この流出時において、
第1の消音空間12a内に拡散されて拡張消音されると
同時に、第2の筒状体3に排気ガス流が当り、そのエネ
ルギーが第2の筒状体3で吸収され、排気ガスのもつエ
ネルギーが低減する。
【0030】そして、第2の筒状体3の小孔3aから流
出した排気音が第2の消音空間12b内で上記と同様に
拡張消音されると同時に排気ガスのエネルギーが第3の
筒状体4で吸収され、更に第3の筒状体4の小孔4a→
第3の消音空間12c→第4の筒状体5の小孔5a→第
4の消音空間12d→第5の筒状体6の小孔6aを通過
する毎に拡張消音とエネルギーの吸収が繰り返されて最
外層の筒状体6から消音体1外の消音空間18及び20
に流出する。
【0031】上記の繰り返しの拡張消音による排気脈動
の低減が衝撃音を抑え、小孔による排気ガスの整流効果
が高周波音を消音する。また、最外層の筒状体6の外部
に設けられた消音空間18,20も拡張室として有効に
作用する。
【0032】上記図12は、上記図1〜図4に示す消音
体1を使用した例であるが、図5〜図8に示す端板13
を使用した消音体1や、図9及び図10に示す1枚状の
端板14を使用した消音体1、更には図11に示す筒状
体を使用した消音体1を、上記図12に示すようにイン
ナパイプ17の外周に固設してサブマフラを構成しても
よく、これによっても上記図12で説明したと同様の作
用、効果を発揮する。
【0033】図13は上記図1〜図4に示す第1実施例
のように構成された消音体1を自動車の排気系に組み付
けられるメインマフラに適用した実施例である。すなわ
ち、メインマフラを構成するインレットパイプ22にお
けるメインマフラ内の部分に小孔22aを形成し、該小
孔形成部分の外周に上記図1〜図4に示す第1実施例の
消音体1における最内層の筒状体2を、上記の端板9,
10を介して嵌合固着したものである。
【0034】図13において、上記インレットパイプ2
2の後端は栓23で閉塞されている。メインマフラはア
ウタシェル24とアウタプレート25及びインナプレー
ト26,27で第1室28、第2室29及び第3室30
に区画され、上記インレットパイプ22は、その有孔部
が第2室29部に位置するように配置固定されている。
また、上記の消音体1は主として第2室29部に位置し
て配置固定されている。31は第1室28と第2室29
を連通する第1のインナパイプ、32は第2室29と第
3室30を連通する第2のインナパイプ、33は第3室
30内の排気ガスを外部へ排出するアウトレットパイプ
である。
【0035】このように構成されたメインマフラにおい
て、インレットパイプ22内に導入された排気音は、イ
ンレットパイプ22に形成した小孔22aから消音体1
内へ入り、上記図12の説明と同様に流れて拡張消音さ
れる。また、消音体1内でガスの拡散作用が行われるた
め、消音体1から放出された排気ガスがインナプレート
26,27を加振することを抑制し、インナプレート2
6,27の振動により発生する放射音を抑制する。
【0036】そして、消音体1から第1室28、第2室
29、第3室30に流出するときに更に拡張消音され、
排気ガスは、第1のインナパイプ31、第2のインナパ
イプ32を経てアウトレットパイプ33より器外へ排出
される。
【0037】上記図13は、上記図1〜図4に示す消音
体1を使用した例であるが、図5〜図8に示す端板13
を使用した消音体1や、図9及び図10に示す端板14
を使用した消音体1、更には図11に示す筒状体を使用
した消音体1を、上記図13に示すようにインレットパ
イプ22の外周に固設してメインマフラを構成してもよ
く、これによっても上記図13で説明したと同様の作
用、効果を発揮する。
【0038】尚、上記の消音体1の各筒状体2〜6は、
上記実施例のような真円断面に限る必要はなく、楕円断
面や角断面等の異形断面でもよい。また、各筒状体2〜
6の小孔2a〜6aの形成位置は、所望に設定するもの
であるが、上記各実施例のように、上下層の筒状体との
小孔同士が位相しているのが望ましい。更に各小孔2a
〜6aの孔径は所望に設定するが、一般的には数十μm
〜数mmが望ましい。
【0039】また、筒状体2〜6の板厚は所望に設定す
るが、一般的には、数十μm〜数mmが望ましい。更
に、筒状体2〜6と端板9,10,13,14,15の
固定は、スポット溶接、アーク溶接等の溶接や、塑性変
形によるかしめ固着や、更には接着剤や螺着等、所望の
方法によって固定するものである。
【0040】
【発明の効果】以上のようであるから、請求項1乃至4
の発明によれば、各消音空間の存在によって有効に消音
できる上に、この吸音体を製造するには、多数の小孔を
有する平板(所謂パンチングプレート)を巻いて筒状体
を作り、その径の異なる筒状体を同心状に嵌合配置し、
その両端部に端板を閉塞固定すればよいため、前記従来
のような波板を使用するものに比べて使用材料が最小限
で済み、コスト低減、重量低減を図り得る。
【0041】更に、従来の螺旋状に巻回するものに比べ
て、筒状体間の消音空間の両端部を閉塞する作業が容易
でかつ確実に行え、製造の容易化を図りコスト低減を図
ることができる。
【0042】また、断面異形の筒状体を容易に形成でき
るので、これを嵌合して形成する吸音体は、所望の異形
断面に容易に形成できる。請求項3記載の発明によれば
更に、吸音体をエンジンの排気系に使用した場合におい
て、内層から外層に至るにつれて排気温が低下すること
により、内外層の筒状体間に熱膨張差が生じた場合に、
内外層の筒状体が相対的に軸方向及び周方向にスライド
し、熱応力を吸収して吸音体の破損を防止できる。
【0043】請求項5記載の発明及び請求項7及び請求
項9記載の発明によれば、上記の効果を有する消音器を
提供できる。請求項6記載の発明によれば、インナプレ
ートを有するメインマフラにおいて、上記の効果に加
え、更に、インレットパイプから放出される排気ガスが
インナプレートを加振することを抑制でき、放射音の発
生を抑制できる。
【0044】請求項8記載の発明によれば、更に上記請
求項3に記載した効果を有する消音器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸音体の第1実施例を示す側断面図。
【図2】図1におけるA−A線断面図。
【図3】図1のB部の拡大断面図。
【図4】図1の実施例における端板を示す斜視図。
【図5】本発明の吸音体の第2実施例を示す要部の断面
図。
【図6】図5の実施例における端板の斜視図。
【図7】同正面図。
【図8】本発明の吸音体の第3実施例を示す要部の断面
図。
【図9】本発明の吸音体の第4実施例を示す要部の断面
図。
【図10】図9の実施例における吸音体の端面図。
【図11】本発明の吸音体を形成する筒状体の他の例を
示すもので、平板状態の斜視図。
【図12】本発明の吸音体をサブマフラとしての消音器
に適用した実施例を示す消音器の断面図。
【図13】本発明の吸音体をメインマフラとしての消音
器に適用した実施例を示す消音器の断面図。
【符号の説明】
1…吸音体 2〜6…筒状体 2a〜6a…小孔 9,10,13,14,
15…端板 12a〜12d…消音空間 17…排気管 17a…小孔 22…排気管であるイン
レットパイプ 22a…小孔

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 径が異なり長さが略等しい複数の筒状体
    に各々多数の小孔を形成するとともに、これら筒状体の
    端面を揃えて同心状に配してその内外層の筒状体間に消
    音空間を設け、上記各消音空間の両端部を端板にて閉塞
    したことを特徴とする吸音体。
  2. 【請求項2】 端板が、筒状体同士の間に介在されたス
    ペーサである請求項1記載の吸音体。
  3. 【請求項3】 各端板を、その内外層に位置する筒状体
    のいずれか一方に溶接固定し、他方とは摺動可能にした
    請求項1又は2記載の吸音体。
  4. 【請求項4】 端板が、各筒状体の端面に当接して各消
    音空間を閉塞する1枚の板からなる請求項1記載の吸音
    体。
  5. 【請求項5】 径が異なり長さが略等しい複数の筒状体
    に各々多数の小孔を形成するとともに、これら筒状体の
    端面を揃えて同心状に配してその内外層の筒状体間に消
    音空間を設け、上記各消音空間の両端部を端板にて閉塞
    して吸音体を形成し、該吸音体を、多数の小孔を有する
    排気管の外周に嵌着し、該吸音体の外部を容器で囲んで
    なる消音器。
  6. 【請求項6】 排気管が消音器のインレットパイプであ
    るとともに、該インレットパイプの後端を閉塞した請求
    項5記載の消音器。
  7. 【請求項7】 端板が、筒状体同士の間に介在されたス
    ペーサである請求項5又は6記載の消音器。
  8. 【請求項8】 各端板を、その内外層に位置する筒状体
    のいずれか一方に溶接固定し、他方とは摺動可能にした
    請求項5又は6又は7記載の消音器。
  9. 【請求項9】 端板が、各筒状体の端面に当接して各消
    音空間を閉塞する1枚の板からなる請求項5又は6記載
    の消音器。
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JPH1030426A true JPH1030426A (ja) 1998-02-03

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JP18904096A Withdrawn JPH1030426A (ja) 1996-07-18 1996-07-18 吸音体及びこれを用いた消音器

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JP (1) JPH1030426A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106321406A (zh) * 2016-11-01 2017-01-11 四川三元环境治理股份有限公司 放空消声器

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