JPH10304814A - イーストドーナツの製造方法 - Google Patents

イーストドーナツの製造方法

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JPH10304814A
JPH10304814A JP9130388A JP13038897A JPH10304814A JP H10304814 A JPH10304814 A JP H10304814A JP 9130388 A JP9130388 A JP 9130388A JP 13038897 A JP13038897 A JP 13038897A JP H10304814 A JPH10304814 A JP H10304814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dough
flour
parts
fried
frozen
Prior art date
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Pending
Application number
JP9130388A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihide Itou
佐英 伊藤
Shojiro Kubota
正二郎 窪田
Hideaki Asama
秀彰 浅間
Kaoru Ogiso
薫 小木曽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Flour Milling Co Ltd
Original Assignee
Nitto Flour Milling Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nitto Flour Milling Co Ltd filed Critical Nitto Flour Milling Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大掛かりな設備を必要とせずに、所望のとき
に取り出して短時間でイーストドーナツを製造できるよ
うにする。 【解決手段】 小麦粉として、強力粉30〜60重量部
に対して、薄力粉70〜40重量部の割合で配合したも
のを用い、この小麦粉100重量部に対して油脂を15
〜25重量部配合したイーストドーナツ生地を用い、常
法に従って第一次発酵、分割・丸め、ベンチタイム、成
形、ホイロまで行った後、冷凍して保存し、所望のとき
に取り出して冷凍状態のままフライする。ドーナツ生地
の調製に際しては、小麦粉を含む生地原料中に最初から
油脂を混合して調製することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イーストドーナツ
生地を、ホイロ後に冷凍して保存し、所望のときに取り
出してフライするイーストドーナツの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ドーナツには、生地中にイーストを添加
して発酵させ、所定形状に成形してフライしたイースト
ドーナツと、ベーキングパウダーを含有する生地を所定
形状に成形してフライしたケーキドーナツとが知られて
いる。これらはそれぞれ独特の食感、風味を有し、同じ
ドーナツであってもジャンルが異なる製品として認識さ
れている。なお、イーストドーナツは、発酵によって気
泡を含有させるため、グルテン含量の高い強力粉を主体
にした原料を用いるのが通常である。
【0003】一般に、イーストドーナツを製造するに
は、生地原料のミキシング、第一次発酵、分割・丸め、
ベンチタイム、成形、ホイロ、ラックタイム、フライと
いう8つの工程を経る必要があり、2時間以上の時間を
要するばかりでなく、装置、場所等大掛かりな設備が必
要である。店内で製造販売するいわゆるウインドベーカ
リーでは、このような環境を整備することは困難であ
り、時間の短縮と、設備の簡略化が要望されている。
【0004】このような観点から、様々な方法が検討さ
れた結果、生地を成形後に冷凍して保存し、必要なとき
に取り出して解凍し、ホイロ、ラックタイムをとってフ
ライすることが行なわれている。しかし、この方法で
は、例えば解凍に1時間、ホイロ以降の工程に1時間程
度かかるため、最初から製造するのに比べてそれほど大
きな作業時間短縮にはならず、ホイロのための設備も必
要となるため、更なる簡便化が望まれている。
【0005】また、特開平9−56323号には、アス
コルビン酸にアスコルビン酸オキシダーゼを併用した生
地改良剤を用いることにより、解凍時に生地温度の上昇
に伴ない、アスコルビン酸オキシダーゼの残存活性によ
り生地表面のグルテンネットワークが再構築されて外皮
が強化されるため、解凍時の生地だれが防止され、生地
中のガスが抜けるのを抑制でき、それによってホイロ後
に冷凍した生地であっても、良好な製品が得られること
が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、生地を
成形後に冷凍した場合には、解凍し、ホイロ、ラックタ
イムをとってからフライする必要があるため、最初から
製造するのに比べて大幅な作業時間の短縮にはならず、
ホイロのための設備も必要となるという問題点があっ
た。
【0007】また、特開平9−56323号に記載され
た方法では、ホイロ後に冷凍して解凍した後にフライで
きるので、上記よりは作業時間が短縮されるものの、ア
スコルビン酸オキシダーゼを作用させるために、少なく
とも解凍のための時間は必要となるため、作業時間の短
縮に限度があった。
【0008】したがって、本発明の目的は、ウインドベ
ーカリーなどにおいて、大掛かりな設備を必要とせず
に、所望のときに取り出して短時間でイーストドーナツ
を製造できるようにしたイーストドーナツの製造方法を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1は、少なくとも小麦粉と、油脂と、イ
ーストとを含有するイーストドーナツ生地を、ホイロ後
に冷凍して保存し、所望のときに取り出してフライする
イーストドーナツの製造方法において、前記小麦粉とし
て、強力粉30〜60重量部に対して、薄力粉70〜4
0重量部の割合で配合したものを用い、この小麦粉10
0重量部に対して前記油脂を15〜25重量部配合して
前記生地を調製し、ホイロ後に冷凍して保存し、所望の
ときに取り出して冷凍状態のままフライすることを特徴
とするイーストドーナツの製造方法を提供するものであ
る。
【0010】上記第1の発明によれば、従来のイースト
ドーナツ生地に比べて、小麦粉として薄力粉を多く配合
し、かつ、油脂を多く配合することにより、生地中のグ
ルテンの形成を弱めて、冷凍時のグルテン組織の破壊に
よる影響をできるだけ少なくし、ホイロ後冷凍生地であ
っても、ボリューム感があって、非常にサクい食感のお
いしい製品を得ることが可能になる。
【0011】また、ホイロ後に冷凍して保存し、必要な
ときに取り出して、解凍することなくそのままフライし
ても、良好なボリューム感や食感が得られるので、作業
時間が著しく短縮され、例えばウインドベーカリーなど
において品切れになった場合でも、冷凍庫から取り出し
て直ちにフライできるので、客を待たせることなく揚げ
たての製品を出すことができる。
【0012】本発明の第2は、前記第1の発明におい
て、前記生地を調製する際に、小麦粉を含む生地原料中
に最初から油脂を混合して調製するイーストドーナツの
製造方法を提供するものである。
【0013】上記第2の発明によれば、生地原料中に油
脂を最初から混合することにより、小麦粉のグルテンが
出るのを更に抑制して、冷凍によるグルテンのダメージ
をより少なくし、更にボリューム感及び食感が優れた製
品を得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明において、生地原料として
は、少なくとも小麦粉と、油脂と、イーストとが用いら
れ、その他に澱粉、糖類、食塩、乳製品、卵、乳化剤、
イーストフード等が適宜選択して使用される。
【0015】小麦粉としては、強力粉30〜60重量部
に対して、薄力粉70〜40重量部の割合で配合したも
のを用いる。強力粉が上記割合よりも少なく、薄力粉が
上記割合よりも多くなると、グルテンが少なすぎてボリ
ューム不足となるという問題が生じる。また、強力粉が
上記割合よりも多く、薄力粉が上記割合よりも少ない
と、ホイロ後冷凍によるグルテンダメージの影響を受
け、ボリュームが少なく重い食感となるという問題があ
る。
【0016】油脂としては、例えばバター、マーガリ
ン、ショートニング等の通常用いられるものが使用でき
る。油脂の配合量は、小麦粉100重量部に対して油脂
を15〜25重量部とすることが必要である。油脂の配
合量が、上記よりも少ないと、グルテン形成が進んでホ
イロ後冷凍の影響を受けやすく、また食感がドライとな
るという問題が生じ、上記よりも多いと、オイリーなド
ーナツとなり食味上好ましくないという問題が生じる。
【0017】澱粉としては、通常の澱粉の他、加工澱粉
等も使用できる。糖類としては、葡萄糖、果糖、砂糖、
乳糖、水飴、異性化糖等の単糖類又は多糖類のいずれで
もよい。乳製品としては、牛乳、全脂粉乳、脱脂粉乳、
練乳等が用いられる。乳化剤としては、レシチン、グリ
セリン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、プロピレ
ングリコール脂肪酸エステル等の一般に食品に供される
ものを使用することができる。
【0018】一般にイーストドーナツの生地調製に際し
ては、小麦粉中のグルテンを出すために油脂は最後に添
加されるが、本発明においては、油脂を最初から添加し
てもよく、それによってグルテンの組織形成を抑制して
冷凍に対するダメージを少なくすることができる。
【0019】こうして調製したイーストドーナツ生地
は、常法に従って第一次発酵、分割・丸め、ベンチタイ
ム、成形、ホイロまでの工程を行い、冷凍して保存す
る。冷凍は、通常の方法で行えばよいが、できるだけ急
速冷凍が好ましい。
【0020】この冷凍イーストドーナツ生地は、必要な
ときに取り出して、解凍することなく、そのままフライ
することができる。そして、得られたドーナツは、十分
に膨らんでボリューム感があり、サク味のある良好な食
感を有している。
【0021】
【実施例】
実施例1、比較例1、2 (1)生地の調製 下記表1に示す配合原料を用い、ショートニング以外の
原料を低速で2分、中速で4分及び高速で1分ミキシン
グした後、ショートニングを投入して低速で2分、中速
で2分、高速で1分ミキシングした。
【0022】
【表1】
【0023】(2)生地を冷凍せずにフライをした場合
の比較 こうして得られた各イーストドーナツ生地を、温度28
℃、湿度80%で40分のフロアータイムをとって第一
次発酵させ、常法に従って分割・丸めを行い、20分の
ベンチタイムをとった後、モルダー後リング型に成形
し、温度38℃、湿度55%で50分ホイロをとった。
【0024】そして、ホイロ後、ラックタイムを10分
とった後、180℃のフライヤーにて2分間(表裏1分
×2)フライした。こうして得られたドーナツについ
て、ボリューム、揚げ色、内相、吸油、食味食感を20
名のパネラーに評価させ、その結果を表2に示した。な
お、評価結果は、各パネラーの平均で表わした。
【0025】
【表2】
【0026】(3)生地を冷凍した後、フライした場合
の比較 上記(1)で得た各イーストドーナツ生地を用いて、
(2)の方法でホイロ工程まで行った後、急速冷凍し、
1週間冷凍保存してから取り出し、冷凍状態のまま18
0℃のフライヤーにて5分間(表裏2.5分×2)フラ
イした。こうして得られたドーナツについて、ボリュー
ム、揚げ色、内相、吸油、食味食感を前記と同様に評価
し、その結果を表3に示した。
【0027】
【表3】
【0028】上記表2、3に示されるように、ホイロ後
冷凍せずにフライしたものは全て良好なドーナツとなっ
たが、冷凍した後にフライしたものでは、比較例1、2
では品質劣化が激しく、良好な製品は得られなかった。
これに対し、実施例1では、ボリュームがあり、サク味
のある良好な食感を有するドーナツが得られた。
【0029】実施例2 実施例1の生地をホイロ後、急速冷凍して3週間冷凍保
存した後、取り出して180℃のフライヤーにて5分間
(表裏2.5分×2)フライした。こうして得られたド
ーナツについて、前記と同様に評価したところ、1週間
冷凍保存した後にフライした実施例1と同様に良好なド
ーナツが得られた。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ホイロ後に冷凍した生地を冷凍状態のままフライして
も、ボリューム感があって、非常にサクい食感のおいし
い製品を得ることが可能になる。また、ホイロ後に冷凍
して保存し、必要なときに取り出して、解凍することな
くそのままフライできるので、作業時間が著しく短縮さ
れる。したがって、例えばウインドベーカリーなどにお
いて品切れになった場合でも、冷凍庫から取り出して直
ちにフライできるので、客を待たせることなく揚げたて
の製品を出すことができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも小麦粉と、油脂と、イースト
    とを含有するイーストドーナツ生地を、ホイロ後に冷凍
    して保存し、所望のときに取り出してフライするイース
    トドーナツの製造方法において、前記小麦粉として、強
    力粉30〜60重量部に対して、薄力粉70〜40重量
    部の割合で配合したものを用い、この小麦粉100重量
    部に対して前記油脂を15〜25重量部配合して前記生
    地を調製し、ホイロ後に冷凍して保存し、所望のときに
    取り出して冷凍状態のままフライすることを特徴とする
    イーストドーナツの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記生地を調製する際に、小麦粉を含む
    生地原料中に最初から油脂を混合して調製する請求項1
    記載のイーストドーナツの製造方法。
JP9130388A 1997-05-02 1997-05-02 イーストドーナツの製造方法 Pending JPH10304814A (ja)

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